JP2009010144A - 基板処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】処理室14を形成した処理容器11と、処理室14内に設置されてウエハ1を保持するサセプタ21と、ウエハ1をサセプタ21の上から浮かせるリフトピン26と、サセプタ21上のウエハ1を加熱するプレートヒータ22と、反応ガスをウエハ1に向けて供給するガスヘッド30と、反応ガスを励起させる筒状電極15と、磁界を形成する筒状磁石19とを備えているMMT装置において、リフトピン26で浮かされたリフトピン26上のウエハ1を加熱するランプヒータ40を設ける。ウエハをサセプタから浮かせた状態で短時間だけプレートヒータとランプヒータで加熱することで、ウエハ上面と下面の温度上昇を均一にしてウエハの膨張の不均一をなくしウエハの反りを抑制できるので、再現性のよいプラズマを生成でき、また、スループットを向上できる。
【選択図】図1
Description
例えば、フラッシュメモリと呼ばれるICの製造方法において、シリコンウエハとその上層のゲート構造は、下層からフローティングゲート、コントロールゲート、電極といったような多層構造によって構築されている。
これらの構造を形成するための膜として、例えば、フローティングゲートにはポリシリコン(poly−Si)膜が使用されたり、電極にはタングステン(W)等の金属材料およびその化合物が使用されたりしている。
一般に、これらの膜はCVD(ChemicalVaporDeposition) 装置やスパッタ装置等を用いて形成される。
しかし、これらの構造体(ゲート構造等)も薄膜化や小型化されるに従って、各層間のリーク電流が無視できないものとなっている。
また、通常、これらの構造の周囲は窒化膜やパッシベーション膜によって覆われ、エッジ部分からのリーク電流が抑制されているが、 半導体素子の微細化に伴いサイドウオールからのリーク電流もまた無視できなくなってきている。
しかし、従来まで使用されてきた酸化方法では、これら金属元素までも酸化してしまうため、コントロールゲート電極部分の抵抗増加を引き起こしている。
また、同時に露出した金属部分がウエハ処理時に雰囲気中に昇華し、 処理容器もしくはウエハに付着してしまい、許容することができない金属汚染を引き起こしている。
これらの処理には選択酸化と呼ばれる、金属は酸化させずにシリコン面のみを酸化する技術が開発されつつある。
しかし、この選択酸化を熱処理にて実施しようとした場合には、コントロールゲート部分の酸化シリコン(SiO2 )とポリシリコンとの界面にバーズビークと呼ばれる酸化膜が発生し、闘値電圧変動の原因となっている。
一方で、プラズマ処理を用いた選択酸化は熱処理ほど高温の処理ではないために、酸化膜質が不充分でリーク電流を充分に抑制することができないことが判明している。
サイドウオール部分のリーク電流を抑制するためには、 ウエハ温度をさらに上げてプラズマ処理を行うことにより、酸化膜質を向上させることが必要である。
そして、サセプタの上に載置したウエハをプレートヒータによって500℃程度にまで加熱するとともに、処理容器内を所定の圧力に維持しつつ、反応ガスをウエハにシャワーヘッドによってシャワー状に供給し、筒状電極に高周波電力を供給して電界を形成するとともに、筒状磁石によって磁界をかけてマグネトロン放電を起こすことにより、ウエハに所望のプラズマ処理が施される。
この際に、筒状電極から放出された電子がドリフトしながらサイクロイド運動を続けて周回することにより、長寿命となって電離生成率を高めるために、高密度プラズマを生成することができる。
しかし、この場合にはヒータ素材が高価になり、出力の向上に伴ってヒータ配線への負荷が高まるため、現実には難しい。
したがって、他の昇温手段と組み合わせることにより、 例えば、ランプヒータとプレートヒータとを組み合わせてウエハを加熱することにより、ウエハ温度の上昇を図ることが考えられている。
端的には、ウエハ局部に熱が集中するために、その部分のみが極端に膨張し、ウエハ形状が著しく変化して、例えば、ウエハが反った状態のまま処理が進んでしまい、その結果、ウエハ面内の温度が不均一となり、ウエハ面内での処理が均一に施されないということが生じた。
この処理の不均一性に関しては、ウエハ面内の温度不均一にとどまらず、処理容器内でウエハも回路の一部となっているようなプラズマ処理装置においては、 ウエハの変形が回路の形成に影響を与えてしまうために、プラズマ形成が不安定になってしまうという結果をもたらす。
さらに、通常のプレートヒータのみでのウエハ加熱では加熱時間のみで1〜2分程度かかっており、プロセス時間が1枚あたり数分程度であることを考慮した場合、 スループット悪化の原因にもなる。
(1)処理容器内に設けられて基板が載せられるサセプタと、
前記サセプタに設けられた第一ヒータと、
前記基板を前記サセプタの上から浮かせるリフトピンと、
前記リフトピンによって浮かされた前記リフトピン上の前記基板を加熱する第二ヒータと、を備えている基板処理装置。
(2)前記(1)の基板処理装置を使用した半導体装置の製造方法であって、
前記基板を前記サセプタに載せる前に、前記第二ヒータによって加熱する半導体装置の製造方法。
その結果、基板処理装置による基板の処理を安定させることができる。
また、基板の反りを抑制することによって、例えば、プラズマ処理において再現性のよいプラズマを作ることができる。
さらに、ごく短時問(数秒〜数十秒程度) の加熱をもって、基板をサセブタに接地させることできるようになるために、スループットを高めることができる。
MMT装置10は処理容器11を備えている。処理容器11は下側容器12と上側容器13とによって形成されており、処理室14を形成している。
下側容器12はアルミニウムが使用されて碗形状に形成されている。
上側容器13は石英や酸化アルミニウム等の熱を透過する非金属材料が使用されてドーム形状に形成されている。上側容器13は下側容器12の上に被せられている。
筒状電極15には高周波電力を印加する高周波電源17が、インピーダンスの整合を行う整合器18を介して接続されている。
筒状磁石19は筒状、例えば円筒状の永久磁石によって構成されている。
上下の筒状磁石19、19は、処理室14の半径方向に沿った両端(内周端と外周端)に磁極を持ち、上下の筒状磁石19、19の磁極の向きが逆向きに設定されている。
したがって、内周部の磁極同士が異極となっており、これにより、筒状電極15の内周面に沿って円筒軸方向に磁力線を形成するようになっている。
遮蔽板20は筒状電極15および筒状磁石19によって形成された電界や磁界が外部環境や他の基板処理装置等の装置に悪影響を及ぼさないようになっている。
プレートヒータ22は電力が印加されることにより、ウエハ1を500℃程度にまで加熱することができるように構成されている。
サセプタ21は例えば石英や窒化アルミニウムやセラミックス等の非金属材料によって形成されている。このような非金属材料によってサセプタ21を形成することにより、処理の際に膜中に取り込まれる金属汚染を低減することができる。
インピーダンス可変機構23はコイルや可変コンデンサから構成されており、コイルのパターン数や可変コンデンサの容量値を制御することによって、インピーダンス用電極およびサセプタ21を介してウエハ1の電位を制御することができるようになっている。
サセプタ21には貫通孔25が設けられており、下側容器12の底面上にはリフトピンとしてのウエハ突き上げピン26が少なくとも3箇所に設けられている。
そして、貫通孔25およびウエハ突き上げピン26は、サセプタ昇降機構24によってサセプタ21が下降させられた時には、ウエハ突き上げピン26がサセプタ21と非接触な状態で貫通孔25を突き抜けるような位置関係となるように配置されている。
ゲートバルブ27が開いている時には、図示しない搬送機構(搬送手段)により処理室14に対してウエハ1を搬入または搬出することができ、また、ゲートバルブ27が閉まっている時には、処理室14を気密に閉じることができる。
ガスヘッド30はキャップ状の蓋体31とガス導入口32とバッファ室33とガス吹出口34とを備えている。バッファ室33はガス導入口32より導入されたガスを分散するための分散空間を構成している。
ランプヒータユニット38はガスヘッド30の上方を覆う筐体39を備えており、筐体39内には第二ヒータとしての複数のランプヒータ40および反射板41が設置されている。反射板41はランプヒータ40の熱(赤外線や遠赤外線等の熱線)をウエハ1へ反射させるように構成されている。
ガス排気口42は、ガスヘッド30から処理室14に供給された反応ガスが基板処理後にサセプタ21の周囲から処理室14の底方向へ流れるように、設定されている。
コントローラ50はAPC44、バルブ45、真空ポンプ46を信号線Aを通じて制御するように構成されている。
コントローラ50はサセプタ昇降機構24を信号線Bを通じて制御するように構成されている。
コントローラ50はゲートバルブ27を信号線Cを通じて制御するように構成されている。
コントローラ50は整合器18、高周波電源17を信号線Dを通じて制御するように構成されている。
コントローラ50は、バルブ36、マスフローコントローラ37を信号線Eを通じて制御するように構成されている。
さらに、コントローラ50はサセプタに埋め込まれたプレートヒータ22やインピーダンス可変機構23およびランプヒータ40を、図示しない信号線を通じて制御するよう構成されている。
この状態で、下側容器12に設けられたゲートバルブ27が開かれ、図中省略の搬送機構によってウエハ1が処理室14内に搬入され、ウエハ突き上げピン26の先端の上に移載される。
搬送機構が処理室14の外へ退避すると、ゲートバルブ27が閉じられる。
処理室14内の圧力は0.1〜100Paの範囲内の所定の圧力に、真空ポンプ46およびAPC44によって維持される。
このウエハ1がウエハ突き上げピン26の上に乗ってサセプタ21から浮かされた状態で、ランプヒータ40が数秒〜数十秒程度の駆動されることにより、図1に示されているように、ウエハ1はランプヒータ40とプレートヒータ22との両方によって同時に予熱される。予熱温度は約300℃である。
この際には、ウエハ1はサセプタ21から浮かされた状態になっており、ランプヒータ40とプレートヒータ22との両方によって上下両面からごく短時間(数秒〜数十秒程度)加熱されることにより、ウエハの上面と下面との温度上昇が均一になるために、ウエハの膨張の不均一をなくすことができ、その結果、ウエハ1が加熱によって反ったり変形したりするのを未然に防止することができる。
その後に、図2に示されているように、サセプタ21はサセプタ昇降機構24によって、ウエハ1を処理する位置まで上昇される。
この時に、ウエハ1は予熱されていることにより、所定の処理温度までの加熱時間を短縮することができるので、例え予熱時間が介在しても全体としてのスループットは高めることができる。
また、ランプヒータ40によってウエハ1を同時に加熱することにより、所定の温度までの加熱時間をより一層短縮させるようにしてもよい。
筒状磁石19、19の磁界の影響を受けてマグネトロン放電が発生し、図2に示されているように、ウエハ1の上方空間に電荷をトラップしてプラズマ生成領域16に高密度プラズマが生成される。
処理室14内へ導入された反応ガスGとしての窒素ガスまたは酸素ガスは、プラズマ生成領域16において乖離し、活性化粒子(NラジカルやOラジカル)を生成し、ウエハ1に所定のプラズマ処理としての窒化または酸化をシリコンおよび金属に施す。
図3および図4において、縦軸には膜厚(Å)が取られ、横軸には1ロット内のウエハ番号率が取られている。
図3は搬入したウエハをリフトピン上に置かずに直接サセプタ上に置いた場合(以下、従来例という。)を示しており、図4は搬入したウエハをリフトピン上に置いた場合(以下、本実施の形態の場合という。)を示している。
図3と図4の比較から明らかな通り、本実施の形態の場合は従来例に比べて、膜厚の再現性が良好であり、また、ウエハ相互間の膜厚のばらつきも良好である。
これは、ウエハをランプヒータによって予熱することにより、ウエハが反ったり変形するのを防止することができるためと、考察される。
なお、実験条件は次の通りである。
図3の場合。
設定温度:900℃+ランプ出力:50%、水素/酸素=356/44、圧力:100Pa、電力:350W、処理時間:240秒、プレヒート時間:60秒。
図4の場合。
設定温度:900℃+ランプ出力:50%、酸素:400sccm、圧力:100Pa、電力:350W、処理時間:240秒、プレヒート時間:30秒。
但し、プレートヒータの熱伝導による加熱力はランプヒータの加熱力よりも大きいので、ウエハとプレートヒータとの温度差が大きいと、ウエハの反りが発生し易い。
ウエハをリフトピンに乗せた状態で、プレートヒータの輻射によって加熱することもできるが、時間がかかってしまう。
Claims (1)
- 処理容器内に設けられて基板が載せられるサセプタと、
前記サセプタに設けられた第一ヒータと、
前記基板を前記サセプタの上から浮かせるリフトピンと、
前記リフトピンによって浮かされた前記リフトピン上の前記基板を加熱する第二ヒータと、
を備えている基板処理装置。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2007169779A JP2009010144A (ja) | 2007-06-27 | 2007-06-27 | 基板処理装置 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007169779A Pending JP2009010144A (ja) | 2007-06-27 | 2007-06-27 | 基板処理装置 |
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| KR20120028212A (ko) * | 2010-09-13 | 2012-03-22 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | 액처리 장치, 액처리 방법 및 기억 매체 |
| JP2015511403A (ja) * | 2012-02-13 | 2015-04-16 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated | 基板の選択性酸化のための方法および装置 |
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-
2007
- 2007-06-27 JP JP2007169779A patent/JP2009010144A/ja active Pending
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