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JP2009094368A - 原版搬送装置、露光装置およびデバイス製造方法 - Google Patents

原版搬送装置、露光装置およびデバイス製造方法 Download PDF

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JP2009094368A
JP2009094368A JP2007264996A JP2007264996A JP2009094368A JP 2009094368 A JP2009094368 A JP 2009094368A JP 2007264996 A JP2007264996 A JP 2007264996A JP 2007264996 A JP2007264996 A JP 2007264996A JP 2009094368 A JP2009094368 A JP 2009094368A
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Toshihiko Nishida
敏彦 西田
Shinya Mochizuki
伸也 望月
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Canon Inc
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract


【課題】
減圧室において排気あるいは給気中に浮遊するパーティクルが、原版に付着することを低減し、生産性を向上する原版搬送装置、露光装置およびデバイス製造方法を提供する。
【解決手段】
減圧状態に保持され、原版が搬入され処理される減圧室と、前記減圧室の内部に前記原版と共に搬送される、前記原版が保持される皿部と前記皿部を覆う蓋部とから成るマスクカセットと、前記皿部に設けられ、前記皿部の温度を前記原版の温度より低い第1の温度にする第1の温度調節手段と、前記蓋部に設けられ、前記蓋部の温度を前記原版の温度より低い第2の温度にする第2の温度調節手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、露光装置において原版を搬送する原版搬送装置、露光装置およびデバイス製造方法に関するものである。
半導体露光装置は、半導体ウェハや液晶表示基板等の基板に、原版であるマスクの回路パターンをウェハに転写する。
マスクのパターン面に浮遊する汚染パーティクルが付着することによる歩留りの低下を防止するために、各工程に適する環境に制御された状態でマスクの搬送が行われている。
しかし、転写パターンの微細化が進むにつれ、装置に必要な環境も厳密となり、原版搬送装置において各工程におけるマスクの環境を管理する必要性が出てきている。
転写パターンの微細化のために半導体露光装置では、露光光の波長を短波長化しなければならない。
このため、露光波長が365nmのi線から最近では248nmのKrFエキシマレーザー、193nmのArFエキシマレーザー、157nmのF2エキシマレーザーの開発が行われている。
また、更なる微細化のために、EUV(Extreme Ultraviolet:極紫外)光である13〜14nm程度の波長の露光光を光源として使用するEUV露光装置の開発が必要とされている。
EUV露光装置は、レーザー光は、大気圧中での減衰が激しいため、半導体露光装置の露光部を露光室内に収納し、レーザー光の減衰の少ない真空度まで減圧された減圧室で露光を行う必要がある。
このように減圧状態に排気された露光室内に効率よくマスクを搬入し、搬出するために、露光室と大気空間との連絡部として、一時的に減圧状態に保持されロードロック室が設けられている。
減圧状態に排気されたロードロック室は、露光室内を減圧状態に保持し、大気に開放しないように、露光室への処理前、処理後のマスクの出し入れをおこなうために減圧室との間に設置される。
ロードロック室には、マスクの受け渡しをおこなう機構、あるいは、原版搬送機構そのものが格納されており、露光室とはゲートバルブで仕切られる。
ロードロック室内が減圧された状態で、ゲートバルブを開いて露光室へマスクを搬入し、あるいは、搬出する。
従って、処理前あるいは処理後のマスクをロードロック室に出し入れする毎に給気と、排気が繰り返される。
このため、ロードロック室内のゲートバルブあるいは原版搬送機構から発生するパーティクルが排気あるいは給気の過程で巻き上げられ浮遊し、このパーティクルがマスクに付着する場合がある。
従って、ロードロック室の排気あるいは給気の過程でマスクに付着するパーティクルを低減する必要がある。
従来、例えば、特許第2886521号公報(特許文献1)によりロードロック室におけるマスクへのパーティクルの付着を低減させる「半導体デバイス製造装置のロードロック室」が提案されている。
この従来例は、マスクを載置するための保持部を周辺温度より高い温度に加熱し、さらに、この保持部の周辺に周辺温度よりも低い温度に維持された低温パーティクル収集器を設置する。
この従来例においては、熱泳動力(Thermophoretic Force)により、保持部及びマスクの近傍に無塵層をつくり、マスクへのパーティクルの付着を低減する。
熱泳動力の原理とは、パーティクルの周囲の気体に温度勾配が存在すると、パーティクルは低温側の気体分子よりも大きな運動エネルギーを高温側の気体分子より与えられ、温度勾配と逆方向の力を受けるものである。
その結果、パーティクルは高温側の物体から低温側へ移動する。
熱泳動力Fxは次式(Talbotの式)によって表わすことができる。
Figure 2009094368
但し、この式では、パーティクルは球形で流体は理想気体であると仮定している。
Dp=パーティクル直径
T=気体温度
μ=粘性係数
ρ=気体密度
Kn=クヌーセン数=2λ/Dp
λ=気体の平均自由行程=η/{0.499P(8M/πRT)1/2
M=分子量、R=気体定数
K=k/kp
k=平行移動のエネルギーのみによる気体の熱伝導率
kp=パーティクルの熱伝導率
Cs=1.17、Ct=2.18、Cm=1.14
ΔT/Δx=温度勾配
特許第2886521号公報
しかしながら、ロードロック室の大きさは半導体業界の統一規格によって規定されているゲート開口寸法(W360mmxH80mm)に制約されているため、原版であるマスクの外形程度に小さくすることができない。
従って、マスクの保持部近傍の熱泳動力はロードロック室の形状に依存せざるを得ず、熱泳動力を最大限に利用することができなかった。
そこで、本発明は、減圧室において排気あるいは給気中に浮遊するパーティクルが、原版に付着することを低減し、生産性を向上する原版搬送装置、露光装置およびデバイス製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の原版搬送装置は、減圧状態に保持され、原版が搬入され処理される減圧室と、前記減圧室の内部に前記原版と共に搬送される、前記原版が保持される皿部と前記皿部を覆う蓋部とから成るマスクカセットと、前記皿部に設けられ、前記皿部の温度を前記原版の温度より低い第1の温度にする第1の温度調節手段と、前記蓋部に設けられ、前記蓋部の温度を前記原版の温度より低い第2の温度にする第2の温度調節手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、減圧室において排気あるいは給気中に浮遊するパーティクルが、原版に付着することを低減し、生産性を向上する。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例の構成図、図2(a)は、本発明の実施例1の側面図であり、図2(b)は、図2(a)のA−A断面図である。
減圧室3は、減圧状態に保持され、原版であるマスク1が搬入され処理される室である。
原版であるマスク1が、マスクカセット2の内部に搭載された状態で減圧室3の内部に配置される。
マスクカセット2は、減圧室3の内部に原版であるマスク1と共に搬送され載置され、マスク1が保持される皿部であるマスクカセット下皿2Bと、皿部であるマスクカセット下皿2Bを覆う蓋部であるマスクカセット上蓋2Aとから成る。
マスクカセット2のマスクカセット上蓋2Aに、外部と通気が可能な通気機構2Eを設け、マスクカセット2がマスク1を囲ったときに排気および給気が可能にする。
このため、マスクカセット2の内側の排気および給気をポンプ6を用いて減圧室3全体と同時に行うことができる。
減圧室3は、ゲートバルブ13,14で仕切られ、隣接する図示されない処理室へはゲートバルブ13,14を開いて、マスク1、あるいは、マスク1を内部に搭載したマスクカセット2をマスクカセット搬送手段16によって搬入あるいは搬出する。
従って、処理前あるいは処理後のマスク1を減圧室3に出し入れするたびに給気と排気が繰り返される。
マスクカセット2は、マスクカセット上蓋2A、マスク保持部2Cを含むマスクカセット下皿2B、通気機構2E、マスクカセット上蓋2Aとマスクカセット下皿2Bを空間的に密閉するためのシール部2Dを有する。
マスク1を保持するためのマスク保持部2Cは、マスク1とマスクカセット下皿2B間に温度勾配を発生させるために、断熱可能な材料、または、熱伝導率を低くすることが可能な構造、材料から成る。
第1の温度調節手段7が、皿部であるマスクカセット下皿2Bに設けられ、マスクカセット下皿2Bを原版であるマスク1より低い第1の温度にする。
第2の温度調節手段8が、蓋部であるマスクカセット上蓋2Aに設けられ、マスクカセット上蓋2Aを原版であるマスク1より低い第2の温度にする。
マスクカセット下皿2Bが第1の温度調節手段7によって第1の温度にされている。
また、マスクカセット上蓋が第2の温度調節手段によって、第2の温度にされている。
第1の温度および第2の温度はマスク1の温度より低く、熱泳動力を発生させることが可能な温度である。
マスク1とマスクカセット下皿2B間の距離、マスク1とマスクカセット上蓋2A間の距離はそれぞれ、第1の温度および第2の温度との関係において熱泳動力を発生させることが可能な距離である。
減圧室3の内壁3Aに第3の温度調節手段9を設け、熱泳動力を発生させることが可能な第1の温度あるいは第2の温度より低いあるいは高い第3の温度に内壁3Aをする。
また、減圧室3の内壁3Aとマスクカセット2B間の距離は熱泳動力を発生させることが可能な距離である。
第3の温度が第1の温度および第2の温度より低い場合は、熱泳動力によりパーティクル10は減圧室内壁に向かい付着する。
この場合は、マスクカセット2外周部に付着するパーティクルが低減され、隣接する処理室へマスクカセット2が搬入された場合に、マスクカセット2に付着したパーティクルによって、隣接室を汚染する可能性を低減できる。
逆に、第3の温度が第1の温度および第2の温度より高い場合は、熱泳動力によりパーティクル10はマスクカセット2に向かい付着する。
この場合は、減圧室3内部に存在する、あるいは、減圧室3に進入したパーティクル10が熱泳動力により、全てマスクカセット2に付着する。
これにより減圧室3のパーティクルが低減でき、減圧室3がクリーニングされ、パーティクルが付着したマスクカセット2は装置外でクリーニングを行えばよい。
その時、マスク2は未搭載にしておくことで減圧室3のクリーニング手段として効果的である。
本実施例1の全ての第1、第2、第3の温度調節手段7,8,9は、温度検出手段を含む。
本実施例1では、空間の温度勾配が10K/cmとなるようにマスクカセット2、減圧室3を温度調節をする。
即ち、本実施例1では、減圧室3の内壁3Aと蓋部であるマスクカセット上蓋2Aの間、減圧室3の内壁3Aと皿部であるマスクカセット下皿2Bの間の空間温度の温度勾配が、各々、10K/cm以上となる位置及び形状である。
さらに、本実施例1では、蓋部であるマスクカセット上蓋2Aと原版であるマスク1との間、皿部であるマスクカセット下皿2Bと原版であるマスク1と間の空間温度の温度勾配が、各々、10K/cm以上となる位置及び形状である。
このため、減圧室3の圧力が1000Paのとき、粒径0.2μmのパーティクルには1.50E−15[N]の熱泳動力が作用する。
本実施例1においては、減圧室3の内部の雰囲気を、0.001〜1000Paの圧力に維持する。
減圧室3の内部で、用いられる銀メッキが排気あるいは給気中に浮遊した場合、粒径0.2μmの銀パーティクルに作用する重力は、4.31−E16[N]である。
従って、熱泳動力が重力より大きいため粒径0.2μm以下の銀パーティクルは重力沈降ではなく、熱泳動力の作用する方向へ移動する。
マスクカセット搭載部4は温度調節手段との接合機能を備え、マスクカセット2を上下に移動させる昇降機能を備えてもよい。
本実施例1によれば、減圧室3の排気あるいは給気の過程において原版であるマスク1とマスクカセット2との間に熱泳動力を発生し、原版であるマスク1の外周面からマスクカセット2の方向にパーティクルを移動する。
このため、排気または給気中に原版であるマスク1の外周面に付着するパーティクルを低減する。
また、この熱泳動力によりマスクカセット2の通気機構2Eに付着、または、通気機構2Eを通過したパーティクルが、減圧室3の内部の給気あるいは排気の際に再び原版であるマスク1に付着することを低減する。
図3の側面図を参照して、本発明の実施例2を説明する。
皿部であるマスクカセット下皿2Bおよび蓋部であるマスクカセット上蓋2Aは、複数の層2A−1,2A−2,2B−1,2B−2から成る。
第1の温度調節手段7の第1の個別の温度調節手段7Aおよび第2の温度調節手段8の第2の個別の温度調節手段7Bは、マスクカセット下皿2Bおよびマスクカセット上蓋2Aの複数の層2A−1,2A−2,2B−1,2B−2を、各々独立に温度調節する。
さらに、第1の個別の温度調節手段7Aおよび第2の個別の温度調節手段7Bは、マスク1に対向する層2A−2、2B−1を、マスク1の温度以下に温度調節し、減圧室3に対向する層2A−1、2B−2を第3の温度より高くする。
これにより、減圧室3とマスクカセット2間で熱泳動力を発生させる時に、マスクカセット2の外周面である層2A−1,2B−2の温度を、マスクカセット2の内周面である層2A−2,2B−1の温度より高くする。
このため、減圧室3の温度を低くすることが可能となる。
これは、減圧室3の外部環境や、図示されない隣接室への温度影響を少なくできる点で有効である。
そのために、マスクカセット2のマスクカセット下皿2Bおよび前記蓋部であるマスクカセット上蓋2Aは断熱可能な材料、または、熱伝導率を低くすることが可能な構造、材料から成る。
本実施例2によれば、減圧室3の排気あるいは給気の過程において、または、マスク1をマスクカセット2の搭載する装置搬入前の過程において、マスク1とマスクカセット2との間に熱泳動力を発生する。
このため、マスク1の外周面近傍からマスクカセット2の内面の方向であるマスク1の外周面から遠ざかる方向にパーティクルを移動することができ、マスクカセット2とマスク1との間に進入するパーティクルを低減することができる。
図4の側面図を参照して、本発明の実施例3を説明する。
本実施例3は、実施例1および実施例2の変形例である。
本実施例3は、減圧室3を大気開放するための吸気手段20と、減圧するための排気手段19と、を有する。
減圧室3が、減圧されたことを確認するための圧力検出手段18にて、制御部17内の圧力制御部にてゲートバルブを開いてマスク1、あるいはマスクを搭載したマスクカセット2を搬入、あるいは搬出する。
また、それぞれの温度調節手段を制御するための制御部17内に構成された温度制御部を有する。
吸気手段20の給気口に塵埃除去用のフィルタ21を設置することで、減圧室3内のパーティクルが巻き上げられることを低減し、給気系の配管からのパーティクルが減圧室3に進入することを低減している。
本実施例1,2,3による減圧室は、マスク表面の近傍に浮遊するパーティクルに熱泳動力が作用し、マスク表面へのパーティクル付着を低減できるため、原版搬送装置及び露光装置の生産性の向上に寄与する。
図5の側面図を参照して、本発明の実施例4に係る露光装置を説明する。
本実施例4は、本実施例1から3のいずれかの原版搬送装置が搭載される露光装置である。
まず、本実施例4の光源に関して説明する。
励起レーザー101は、光源の発光点となる光源材料をガス化、液化または噴霧ガス化させたポイントに向けてレーザー光を照射して、光源材料原子をプラズマ励起することにより発光させる手段で、YAG固体レーザー等から成る。
光源発光部102は露光用光源の発光部で、内部は減圧状態に維持された構造を持ち、発光ポイントである光源102Aは、露光用光源の発光するポイントである。
光源ミラー102Bは、光源102Aからの全球面光を発光方向に揃え集光反射し、光源102Aを中心とした半球面状のミラーである。
光源102Aのポイントには、発光元素として液化Xe、液化Xe噴霧体またはXeガスを不図示のノズルにより噴出させ、かつ、励起レーザー1からの光が照射される。
次に、本実施例4の露光室に関して説明する。
露光室103は、光源と接続され、排気手段104である減圧ポンプ104Aにより減圧され、EUV露光に適した減圧された圧力を維持することが可能な減圧室である。
露光光導入部105は光源発光部102からの露光光を導入して成形する部分で、ミラー105A〜105Dにより構成され、露光光を均質化し、かつ整形する。
マスクステージ106の上の可動部には、露光パターンの反射原版であるマスク106Aが静電吸着保持されている。
縮小投影ミラー光学系107は、マスク106Aから反射した露光パターンを縮小投影する光学系で、マスク106Aにより反射された露光パターンをミラー107A〜107Eに順次投影反射し最終的に規定の縮小倍率比でウェハ108A上に縮小投影する。
ウェハステージ108は、マスク106Aにより反射縮小投影されたパターンを露光するSi基板であるウェハ108Aを、所定の露光位置に位置決めするために、XYZ、XY軸回りのチルト、Z軸回りの回転方向の6軸駆動可能に位置決め制御される。
マスクステージ支持体109は、マスクステージ106が設置される床の上にて支持する。
光学系支持体110は、縮小投影ミラー光学系107を設置される床の上にて支持する。
ウェハステージ支持体111は、ウェハステージ108を設置される床の上に支持する。
マスクステージ106と縮小投影ミラー光学系107間、および、縮小投影ミラー光学系107とウェハステージ108間は、マスクステージ支持体109と、光学系支持体110と、ウェハステージ支持体111とにより分離独立して支持される。
マスクステージ106と縮小投影ミラー光学系107間、および、縮小投影ミラー光学系107とウェハステージ108間には、相対位置を位置計測し、所定の相対位置に連続して維持制御する手段(不図示)が設けられる。
また、マスクステージ支持体109と光学系支持体110とウェハステージ支持体111には、装置設置床からの振動を絶縁するマウント(不図示)が設けられている。
さらに、本実施例4のウェハの搬送に関して説明する。
ウェハストッカー116は、大気側のウェハ真空搬送手段117Aにより搬送されたウェハ108Aを一旦、露光装置内部に保管する手段である。
ウェハストッカー116には複数枚のウェハが保管されている。
ウェハストッカー116から露光処理するウェハ108Aを選定し、ロードロック室125内の保持部118へ搬送する。
遮蔽体119は、ウェハ108Aの周囲を囲う手段である。
ゲートバルブ120Bは、ロードロック室が125大気圧の状態の時に開閉する。
ゲートバルブ120Eは、ロードロック室125が減圧された状態の時に開閉する。
ウェハ108Aの搬送が可能なウェハ真空搬送手段117Bにより、保持部118から露光室内の不図示のウェハメカプリアライメント温度調節器へ搬送する。
不図示のウェハメカプリアライメント温度調節器は、ウェハ108Aの回転方向の送り込み粗調整を行うと同時に、ウェハ108Aの温度を、本実施例4の露光装置の基準温度にする。
ウェハ真空搬送手段117Bは、不図示のウェハメカプリアライメント温度調節器にてアライメントと温度調節されたウェハ108Aをウェハステージ108に送り込む。
ウェハ108Aを露光室から搬出する工程は、前記ロードの工程と逆工程になる。
次に、本実施例4の原版であるマスクの搬送に関して説明する。
SMIFポッド127は、デバイス工場の中でマスクカセット131を搬送するために用いられるミニエンバイロメントである。
マスクカセット131は、SMIFポッドの中に保持され、SMIFインデクサ126によりSMIFポッド127が開閉されると同時に、露光装置内にマスクカセット131は引き込まれ、原版搬送手段114Aにより搬送可能となる。
ロードロック室124は、マスクカセット131を大気雰囲気から減圧雰囲気へ変換させるための手段であり、内部に不図示のカセット保持部を備える。
ゲートバルブ120Aは、ロードロック室124が大気圧の状態の時に開閉し、マスク106AをSMIFインデクサ126からロードロック室124の保持部へ搬入するゲート開閉機構である。
ゲートバルブ120Bも同じくで、ロードロック室が減圧状態の時に開閉する。
ゲートバルブ120Cは、露光室へマスク106Aを搬送するときのみ開閉する。
マスクストッカー112は、装置外部から一旦、装置内部にマスク106Aをマスクカセット131に入れた状態で保管する手段で、異なるパターンおよび異なる露光条件に合わせたマスク106Aが多段に保管されている。
原版搬送手段114Bは,ロードロック室124からマスクストッカー112へマスクカセット131を搬送する手段である。
また、原版搬送手段114はマスクストッカー112から使用するマスク106Aを選択して、マスクカセット131をカセット上蓋131Aとカセット下皿131Bとに分離する蓋明け機構113Aへ搬送する。
さらに、原版搬送手段114は、蓋明け機構113Aにより分離された状態のカセット下皿131Bを、マスクステージ106端部に設けられたマスクアライメントスコープ115部分に搬送する。
さらに、原版搬送手段114は、縮小投影ミラー光学系107基準に設けられた図5に示されるアライメントマーク115Aに対してマスク106A上をXYZ軸回転方向に微動してアライメントする。
アライメントを終了したマスク106Aはカセット下皿131Bから直接、マスクステージ106上にチャッキングされる。
このとき、アライメント部のカセット支持部とマスクステージ106の相対位置を近接すべくカセット支持部の上昇或いはマスクステージの下降の少なくとも一方が行われる。
また、そのときにマスク106Aとマスクステージ106の傾きの調整も行われる。
マスクステージ106にマスク106Aを受け渡した後、空のカセット下皿131Bは原版搬送手段114によって蓋開閉機構113Aまで引き戻され、蓋を閉めたのち空のままマスクストッカー112に保管される。
次に、図6及び図7を参照して、上述の露光装置を利用したデバイス製造方法の実施例を説明する。
図6は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。ここでは、半導体チップの製造方法を例に説明する。
露光装置を用いてウェハを露光する工程と、前記ウェハを現像する工程とを備え、具体的には、以下の工程から成る。
ステップ1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行う。
ステップ2(マスク製作)では設計した回路パターンに基づいてマスクを製作する。
ステップ3(ウェハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウェハを製造する。
ステップ4(ウェハプロセス)は前工程と呼ばれ、マスクとウェハを用いて、上記の露光装置によりリソグラフィ技術を利用してウェハ上に実際の回路を形成する。
ステップ5(組立)は、後工程と呼ばれ、ステップ4によって作製されたウェハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の組み立て工程を含む。
ステップ6(検査)では、ステップ5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。
こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、それが出荷(ステップ7)される。
図7は、ステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。
ステップ11(酸化)では、ウェハの表面を酸化させる。
ステップ12(CVD)では、ウェハの表面に絶縁膜を形成する。
ステップ13(電極形成)では、ウェハに電極を形成する。
ステップ14(イオン打込み)では、ウェハにイオンを打ち込む。
ステップ15(レジスト処理)では、ウェハに感光剤を塗布する。
ステップ16(露光)では、露光装置によってマスクの回路パターンをウェハに露光する。
ステップ17(現像)では、露光したウェハを現像する。
ステップ18(エッチング)では、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。
ステップ19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。
これらのステップを繰り返し行うことによってウェハ上に多重に回路パターンが形成される。
本発明の実施例の模式的構成図である。 本発明の実施例1の構成図である。 本発明の実施例2の構成図である。 本発明の実施例3の構成図である。 本発明の実施例4に係る露光装置の側面図である。 露光装置を使用したデバイスの製造を説明するためのフローチャートである。 図6に示すフローチャートのステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。
符号の説明
1 :マスク 1A:マスク保護面 2 :マスクカセット
2A:マスクカセット上蓋 2B:マスクカセット下皿
2C:マスク保持部 2D:シール部 2E:通気機構
3 :減圧室 4 :マスクカセット搭載部 5 :バルブ
6 :ポンプ 7 :第1の温度調節手段 7A:第1の個別の温度調節手段
8 :第2の温度調節手段 8A:第2の個別の温度調節手段 9 :第3の温度調節手段
10:パーティクル 11:第1の温度勾配 12:第2の温度勾配
13:ゲートバルブA 14:ゲートバルブB 15:開口部
16:マスクカセット搬送手段 17:制御部 18:圧力検出手段
19:排気手段 20:吸気手段 21:フィルタ
101:励起レーザー 102:光源発光部 102A:光源
102B:光源ミラー 103:露光室 104:排気手段
104A、104B、104C:減圧ポンプ
105:露光光導入部 105A、105B、105C、105D:ミラー
106:マスクステージ 106A:マスク(原版)107:縮小投影ミラー光学系
107A、107B、107C、107D、107E:ミラー
108:ウェハステージ 108A:ウェハ 109:マスクステージ支持体
110:光学系支持体 111:ウェハステージ支持体
112:マスクストッカー 113:原版搬送室 113A:蓋開け機構
114 :原版搬送手段 114A:マスク大気搬送手段
114B:マスク搬送手段 115 :マスクアライメントスコープ
115A:マスクアライメントマーク 116 :ウェハストッカー
117 :ウェハ真空搬送手段 117A:ウェハ大気搬送手段
117B:ウェハ真空搬送手段 118 :保持部 118A:支持ピン
119 :遮蔽体 119A:第1の遮蔽体 119B:第2の遮蔽体
120 :ゲートバルブ
120A、120B、120C、120D、120E:ゲートバルブ
121 :移動手段 121A:駆動部 121B:動力伝達部
122 :温度可変手段 122A:第1の温度可変手段
122B:第2の温度可変手段 122C:第3の温度可変手段
123 :板状部材 124 :ロードロック室(マスク)
125 :ロードロック室(ウェハ) 126 :SMIFインデクサ
127 :SMIFポッド 128 :カセット保持部
129 :給気手段 129A:フィルタ 130 :制御部
131 :マスクカセット 131A:カセット上蓋 131B:カセット下皿
132 :圧力検出手段

Claims (8)

  1. 減圧状態に保持され、原版が搬入され処理される減圧室と、
    前記減圧室の内部に前記原版と共に搬送される、前記原版が保持される皿部と前記皿部を覆う蓋部とから成るマスクカセットと、
    前記皿部に設けられ、前記皿部の温度を前記原版の温度より低い第1の温度にする第1の温度調節手段と、
    前記蓋部に設けられ、前記蓋部の温度を前記原版の温度より低い第2の温度にする第2の温度調節手段と、を有することを特徴とする原版搬送装置。
  2. 前記減圧室の内壁に第3の温度調節手段を設け、前記第3の温度調節手段により前記内壁を前記第1の温度および前記第2の温度の少なくとも一方よりも低い第3の温度にすることを特徴とする請求項1に記載の原版搬送装置。
  3. 前記皿部および前記蓋部は、複数の層から成り、
    前記第1の温度調節手段および前記第2の温度調節手段は、前記皿部および前記蓋部の前記複数の層を、各々独立に温度調節し、前記原版に対向する前記層を、前記原版の温度より低くし、前記減圧室に対向する前記層を前記第3の温度より高くすることを特徴とする請求項2に記載の原版搬送装置。
  4. 前記減圧室の内壁と前記蓋部の間、前記減圧室の内壁と前記皿部の間の空間温度の温度勾配が、各々、10K/cm以上となる位置及び形状であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の原版搬送装置。
  5. 前記蓋部と前記原版との間、前記皿部と前記原版と間の空間温度の温度勾配が、各々、10K/cm以上となる位置及び形状であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の原版搬送装置。
  6. 前記減圧室内の雰囲気を、0.001〜1000Paの圧力に維持することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の原版搬送装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の原版搬送装置が搭載されることを特徴とする露光装置。
  8. 請求項7記載の露光装置を用いてウェハを露光する工程と、
    前記ウェハを現像する工程と、を備えることを特徴とするデバイス製造方法。
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KR20200079793A (ko) * 2018-12-26 2020-07-06 주식회사 에프에스티 초극자외선 리소그라피용 펠리클의 검사에 사용되는 캡슐
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