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JP2009040698A - 光学活性プロリンエステル誘導体およびn−ホルミル光学活性プロリン誘導体の製造方法 - Google Patents

光学活性プロリンエステル誘導体およびn−ホルミル光学活性プロリン誘導体の製造方法 Download PDF

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JP2009040698A JP2007205118A JP2007205118A JP2009040698A JP 2009040698 A JP2009040698 A JP 2009040698A JP 2007205118 A JP2007205118 A JP 2007205118A JP 2007205118 A JP2007205118 A JP 2007205118A JP 2009040698 A JP2009040698 A JP 2009040698A
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Osamu Onomura
治 尾野村
Fumiaki Iwasaki
史哲 岩崎
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Abstract

【課題】光学分割のような煩雑な処理をすることなく、トリクロロシランの活性化触媒となる特定配位子化合物を化学反応のみで製造しうる方法の提供。
【解決手段】N−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体を、水素還元して得られる光学活性プロリンエステル誘導体をホルミル化剤を用いてホルミル化した後、加水分解し、cis−N−ホルミル−α’−(2,4,6−トリエチルフェニル)−L−プロリンのような下記式(III)
Figure 2009040698

(但し、R1は炭素数6〜12のアリール基を示す。)で示されるN−ホルミル光学活性プロリン誘導体を製造する。
【選択図】なし

Description

本発明は、トリクロロシランを還元剤として使用する際に、その活性化剤として有用な上記式(III)で示されるN−ホルミル光学活性プロリン誘導体を製造するに際して、新規な光学活性プロリン誘導体を経由することを特徴とする方法に関する。
高純度多結晶シリコンの工業原料として極めて重要な化合物であるトリクロロシランは、還元性を有するばかりでなく、経済的にも安価な化合物であり、しかも還元剤として水素ガスを用いるときに使用する耐圧容器を使用することなく通常の反応容器を用いて還元反応を行うことができるため、有機化学への応用が近年益々盛んに行われている。
例えば、トリクロロシランを用いたケトン化合物の二級アルコール化合物への還元反応として、ジメチルホルムアミド存在下に還元する方法(非特許文献1参照)や炭素原子数が3以上の二級アミンのN−ホルミル化物等の“トリクロロシランと混合したときに74.9MHzの29Si−NMR測定で−15〜−120ppmにシグナルを与える配位子化合物”(以下、特定配位子化合物ともいう。)の存在下に還元する方法が知られている(特許文献1参照)。
しかし、上記の前者の方法(ジメチルホルムアミド存在下に還元する方法)では、ジメチルホルムアミドが不斉源を持たないため、非対称ケトン化合物を還元しても、生成するアルコール化合物に不斉が発現することはない。一方、上記後者の方法においては、特定配位子化合物としてプロリノール、プロリンアミド又はプロリンエステルから誘導される化合物の光学的に純粋な異性体を用いることによって、44%eeの光学純度で光学活性二級アルコール化合物の合成に成功したが、光学純度の観点からは充分とは言えない。
そこで、本発明者らはかかる課題を解決する目的でピロリジンの誘導体を検討した結果、光学活性N−ピコノイルピロリジン誘導体の存在下、トリクロロシランを用いて非対称ケトン化合物を還元することで光学純度50〜70%eeの光学活性二級アルコール化合物を得ることができることを見出し(特許文献2参照)、さらに特定配位子化合物として下記式(III)
Figure 2009040698
(但し、R1は炭素数6〜12のアリール基を示す。)
で示されるN−ホルミル光学活性プロリン誘導体を見出し、非対称ケトン化合物の還元反応において80%ee以上の光学純度を達成した(特許文献3参照)。
ケミストリー・レターズ(Chemistry Letters),1996年,p.407〜408 特表2000−053551号公報 特開2005−29503号公報 特開2006−151856号公報
しかし、上記後者の発明(特許文献3に記載された発明)で見出された下記式(III)
Figure 2009040698
(但し、R1は炭素数6〜12のアリール基を示す。)
で示されるN−ホルミル光学活性プロリン誘導体は、下記式(V)
Figure 2009040698
(但し、R2は炭素数1〜6のアルキル基を示す。)
で示されるN−ホルミル−メトキシプロリン誘導体をルイス酸存在下ベンゼン誘導体と反応させた後、得られる下記式(VI)
Figure 2009040698
(但し、R1は炭素数6〜12のアリール基を示し、R2は炭素数1〜6のアルキル基を示す。)
で示されるN−ホルミル−アリールプロリン誘導体をシリカゲルカラムクロマトグラフィー等の分割手段で光学分割した後、加水分解を行うという極めて煩雑な手段で、しかも不要な化合物を目的物とほぼ同量生成させてしまう方法でしか合成することができなかった。
そこで、本発明は、光学分割を用いず化学反応のみで所望のホルミル光学活性プロリン誘導体を得る方法を提供することを目的とする。
かかる実情に鑑み、本発明者らはさらに鋭意検討を行った結果、下記式(I)
Figure 2009040698
(但し、R1は炭素数6〜12のアリール基を示し、R2は炭素数1〜6のアルキル基を示し、R3は炭素数7〜10のアラルキル基を示す。)
で示される新規なN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体および、下記式(II)
Figure 2009040698
(但し、R1は炭素数6〜12のアリール基を示し、R2は炭素数1〜6のアルキル基を示す。)
で示される新規な光学活性プロリンエステル誘導体を経由することで、所望のN−ホルミル光学活性プロリン誘導体を光学分割することなく合成できる方法を見出し、本発明を完成させるに至った。
即ち、第一の本発明は、下記式(I)
Figure 2009040698
(但し、R1は炭素数6〜12のアリール基を示し、R2は炭素数1〜6のアルキル基を示し、R3は炭素数7〜10のアラルキル基を示す。)
で示されるN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体である。
また、第二の本発明は、下記式(II)
Figure 2009040698
(但し、R1は炭素数6〜12のアリール基を示し、R2は炭素数1〜6のアルキル基を示す。)
で示される光学活性プロリンエステル誘導体である。
また、第三の発明は、下記式(IV)
Figure 2009040698
(但し、R2は炭素数1〜6のアルキル基を示し、R3は炭素数7〜10のアラルキル基
を示す。)
で示されるメトキシプロリンエステル誘導体をルイス酸存在下、ベンゼン誘導体と反応させて、下記式(I)
Figure 2009040698
(但し、R1は炭素数6〜12のアリール基を示し、R2は炭素数1〜6のアルキル基を示し、R3は炭素数7〜10のアラルキル基を示す。)
で示されるN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体を合成する工程、
上記式(I)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体を水素還元して下記式(II)
Figure 2009040698
(但し、R1は炭素数6〜12のアリール基を示し、R2は炭素数1〜6のアルキル基を示す。)
で示される光学活性プロリンエステル誘導体を合成する工程、
前記式(II)で示される光学活性プロリン誘導体を、ホルミル化剤を用いてホルミル化した後、加水分解する工程
を含んでなることを特徴とする下記式(III)
Figure 2009040698
(但し、R1は炭素数6〜12のアリール基を示す。)
で示されるN−ホルミル光学活性プロリン誘導体の製造方法である。
本発明によれば、光学分割の操作を行うことなく、目的とするN−ホルミル光学活性プロリン誘導体を合成することができるため、工業的に極めて重要であると言える。
第一の本発明のN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体は、下記式(I)で示される。
Figure 2009040698
ここで上記式Rは、炭素数6〜12のアリール基を意味する。炭素数6〜12のアリール基を具体的に例示すると、フェニル基、4−メチルフェニル基、2,4,6−トリメチルフェニル基、4−エチルフェニル基、2,4,6−トリエチルフェニル基、ナフチル基等を挙げることができる。また、上記式中のRは、炭素数1〜6のアルキル基を意味し、好適な炭素数1〜6のアルキル基を具体的に例示すると、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基等を挙げることができる。さらに上記式中のRは、炭素数7〜10のアラルキル基を意味し、好適な炭素数7〜8のアラルキル基を具体的に例示すると、ベンジル基、4−メチルベンジル基、4−メトキシベンジル基、4−ニトロベンジル基、4−クロロベンジル基、2,4−ジクロロベンジル基、4−ブロモベンジル基等を挙げることができる。
前記式(I)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体を具体的に例示すると、cis−N−ベンジルオキシカルボニル−α’−(2,4,6−トリエチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−N−ベンジルオキシカルボニル−α’−(2,4,6−トリメチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−N−ベンジルオキシカルボニル−α’−(4−メチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−N−ベンジルオキシカルボニル−α’−(4−エチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−N−ベンジルオキシカルボニル−α’−(4−イソプロピルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−N−ベンジルオキシカルボニル−α’−(4−tert−ブチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−N−ベンジルオキシカルボニル−α’−(2,4,6−トリメチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−N−ベンジルオキシカルボニル−α’−(4−メチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−N−ベンジルオキシカルボニル−α’−(4−エチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−N−ベンジルオキシカルボニル−α’−(4−イソプロピルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−N−(4−ニトロベンジル)オキシカルボニル−α’−(2,4,6−トリエチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−N−(4−ニトロベンジル)オキシカルボニル−α’−(2,4,6−トリメチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−N−(4−ニトロベンジル)オキシカルボニル−α’−(4−メチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−N−(4−ニトロベンジル)オキシカルボニル−α’−(4−エチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−N−(4−ニトロベンジル)オキシカルボニル−α’−(4−イソプロピルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−N−(4−ニトロベンジル)オキシカルボニル−α’−(4−tert−ブチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−N−(4−ニトロベンジル)オキシカルボニル−α’−(2,4,6−トリメチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−N−(4−ニトロベンジル)オキシカルボニル−α’−(4−メチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−N−(4−ニトロベンジル)オキシカルボニル−α’−(4−エチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−N−(4−ニトロベンジル)オキシカルボニル−α’−(4−イソプロピルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−N−(4−ニトロベンジル)オキシカルボニル−α’−(4−tert−ブチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−N−(4−メトキシベンジル)オキシカルボニル−α’−(2,4,6−トリエチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−N−(4−メトキシベンジル)オキシカルボニル−α’−(2,4,6−トリメチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−N−(4−メトキシベンジル)オキシカルボニル−α’−(4−メチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−N−(4−メトキシベンジル)オキシカルボニル−α’−(4−エチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−N−(4−メトキシベンジル)オキシカルボニル−α’−(4−イソプロピルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−N−(4−メトキシベンジル)オキシカルボニル−α’−(4−tert−ブチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−N−(4−メトキシベンジル)オキシカルボニル−α’−(2,4,6−トリメチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−N−(4−メトキシベンジル)オキシカルボニル−α’−(4−メチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−N−(4−メトキシベンジル)オキシカルボニル−α’−(4−エチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−N−(4−メトキシベンジル)オキシカルボニル−α’−(4−イソプロピルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−N−(4−メトキシベンジル)オキシカルボニル−α’−(4−tert−ブチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル等を挙げることができる。
これらの中でも特に、最終生成物である上記式(III)で示されるN−ホルミル光学活性プロリン誘導体が高収率で合成でき、かつ非対称ケトン化合物をトリクロロシランで還元して光学活性二級アルコール化合物を製造する際の活性化剤として使用したときに高い光学収率が期待できると言う観点から、cis−N−ベンジルオキシ−α’−(2,4,6−トリエチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−N−ベンジルオキシ−α’−(2,4,6−トリメチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−N−ベンジルオキシ−α’−(2,4,6−トリエチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−N−ベンジルオキシ−α’−(2,4,6−トリメチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル等を使用するのが好適である。
前記式(I)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体の構造は、下記(i)〜(iv)のいずれか二つ以上の方法により確認することができる。
(i) H−核磁気共鳴スペクトルを測定することにより、化合物中に存在する水素原子の結合様式を知ることができる。例えば、7.0ppm付近にベンゼン環の水素のスペクトルを示す。
(ii) 赤外吸収スペクトルを測定することにより、化合物の官能基に由来する特性吸収を観察することができる。例えば、1750cm−1付近にC=Oの吸収スペクトルを示す。
(iii) 元素分析を測定し、前記式(I)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体の炭素、水素、窒素、酸素の成分比が測定される。従って、分子式を決定することができる。
(iv) MSスペクトルを測定し、前記式(I)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体の分子量を決定することができる。
第二の本発明である前記式(II)で示される光学活性プロリンエステル誘導体は、前記式(I)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体のアラルキルオキシカルボニル基を還元脱離させることで合成することができる。従って、前記式(I)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体の構造を規定すれば、一義的に前記式(II)で示される光学活性プロリンエステル誘導体の構造は決定される。
前記式(II)で示される光学活性プロリンエステル誘導体を具体的に例示すると、cis−α’−(2,4,6−トリエチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−α’−(2,4,6−トリメチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−α’−(4−メチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−α’−(4−エチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−α’−(4−イソプロピルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−α’−(4−tert−ブチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−α’−(2,4,6−トリメチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−α’−(4−メチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−α’−(4−エチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−α’−(4−イソプロピルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−α’−(2,4,6−トリエチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−α’−(2,4,6−トリメチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−α’−(4−メチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−α’−(4−エチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−α’−(4−イソプロピルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−α’−(4−tert−ブチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−α’−(2,4,6−トリメチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−α’−(4−メチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−α’−(4−エチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−α’−(4−イソプロピルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−α’−(4−tert−ブチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−α’−(2,4,6−トリエチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−α’−(2,4,6−トリメチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−α’−(4−メチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−α’−(4−エチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−α’−(4−イソプロピルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−α’−(4−tert−ブチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−α’−(2,4,6−トリメチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−α’−(4−メチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−α’−(4−エチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−α’−(4−イソプロピルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−N−α’−(4−tert−ブチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル等を挙げることができる。
これらの中でも特に、最終生成物である上記式(III)で示されるホルミル光学活性プロリン誘導体が高収率で合成でき、かつ非対称ケトン化合物をトリクロロシランで還元して光学活性二級アルコール化合物を製造する際の活性化剤として使用したときに高い光学収率が期待できると言う観点から、cis−α’−(2,4,6−トリエチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−α’−(2,4,6−トリメチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル、cis−α’−(2,4,6−トリエチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル、cis−α’−(2,4,6−トリメチルフェニル)−L−プロリンエチルエステル等を使用するのが好適である。
なお、前記式(II)で示される光学活性プロリンエステル誘導体の構造は、前記式(I)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体と同じく、H−核磁気共鳴スペクトル、赤外吸収スペクトル、元素分析、およびMSスペクトルのいずれか二つ以上の測定を行うことにより確認することができる。
上記式(I)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体および上記式(II)で示される光学活性プロリンエステル誘導体を経由して上記式(III)で示されるN−ホルミル光学活性プロリン誘導体を合成するのが第三の本発明である。
上記式(I)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体は、上記式(IV)で示されるメトキシプロリンエステル誘導体から合成されるが、本化合物は、試薬として或いは工業原料として入手容易なL−プロリンを出発物質として、塩化水素存在下、炭素数1〜6のアルコール化合物と反応させてL−プロリンアルキルエステル塩酸塩を合成した後、塩基存在下、アラルキルオキシカルボニルクロライドと反応させることによって合成することができる下記式(VII)
Figure 2009040698
(但し、R2は炭素数1〜6のアルキル基を示し、R3は炭素数7〜10のアラルキル基を示す。)
で示されるN−アラルキルオキシカルボニル−L−プロリンエステル誘導体を出発物質として合成することができる。
上記式(VII)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル−L−プロリンエステル誘導体から上記式(IV)で示されるメトキシプロリンエステル誘導体への変換反応は、いかなる方法を用いてもよいが、メタノール或いはメタノールを含む混合溶媒中、支持電解質の存在下に、電解酸化することによって製造することが好適である(以下、この反応を「反応A」とする。)。
反応Aに用いる支持電解質としては、メタノール或いはメタノールを含む混合溶媒に溶解する塩であれば何等制限なく使用できるが、一般的には第四級アンモニウム塩を用いるのが好ましい。これらを具体的に例示すると、テトラメチルアンモニウムテトラフルオロボレート、テトラエチルアンモニウムテトラフルオロボレート、テトラブチルアンモニウムテトラフルオロボレート、テトラメチルアンモニウムトルエンスルホネート、テトラエチルアンモニウムトルエンスルホネート、テトラブチルアンモニウムトルエンスルホネート等を挙げることができる。
反応Aに用いられる支持電解質の量としては、特に制限は無いが、あまり量が少ないと電圧が高くなり、あまり量が多いと支持電解質を溶解させる大量の有機溶媒が必要となるため、通常上記式(VII)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル−L−プロリンエステル誘導体に対して0.01〜3モル、さらには0.1〜2.5モルの範囲から選択するのが好適である。電解方法としては、定電位法と定電流法が用いられるが、反応時間を短縮できる点から定電流法が好適である。反応Aの電流密度としては、上記式(VII)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル−L−プロリンエステル誘導体の種類によってそれぞれ固有の値を持つものであるため一概には言えないが、通常1〜300mA/cm、さらには2〜200mA/cmの範囲から選択するのが好適である。また、通電量は、上記式(VII)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル−L−プロリンエステル誘導体に対して2F/molの通電量で充分であるが、通常2〜10F/molの範囲から、目的物の生成量を測定しながら選択される。
反応Aに用いられる有機溶媒としては、メタノール或いはメタノールを含む混合溶媒が一般的に用いられる。メタノールを含む混合溶媒としては、メタノールと相溶する溶媒との混合溶媒であり、一般的には水、アセトニトリル、プロピオニトリル、エタノールとメタノールとの混合溶媒から選ばれるのが好ましい。反応Aに用いられる溶媒の量としては特に制限は無いが、あまり量が多いと経済的ではなくあまり量が少ないと支持電解質が完全に溶解しなくなるため、通常、上記式(VII)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル−L−プロリンエステル誘導体の初期濃度が1〜60重量%、さらには2〜50重量%となる範囲から選択するのが好適である。
本反応Aは、特別な電解槽を必要とせず、好ましくは無隔膜の電解槽内で実施される。陽極としては、電解条件下で安定な陽極材料をすべて使用できるが、好ましくは白金、金、グラファイト電極が用いられる。陰極材料としても、電解条件下で安定な陰極材料をすべて使用できるが、好ましくは銅、ニッケル、白金、金、グラファイト電極が用いられる。
電解温度は特に制限されないが、溶媒にメタノールを使用していることから通常メタノールの沸点以下の温度で実施される。
以上の電解条件で、上記式(VII)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル−L−プロリンエステル誘導体の電解酸化を行うと、上記式(IV)で示されるメトキシプロリンエステル誘導体が製造される。該化合物を単離する方法は、特に制限されるものではなく、公知の方法を採用することができる。一例を挙げると、反応終了後、反応液を減圧留去し、反応残渣に炭酸水素ナトリウム水溶液を加える。その後、この水溶液から有機溶媒可溶成分を、酢酸エチルを用いて抽出し、酢酸エチル溶液を乾燥、留去することによって、単離することができる。
このようにして単離された上記式(IV)で示されるメトキシプロリンエステル誘導体は、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製された後、上記式(I)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体への変換反応に供される。
上記式(IV)で示されるメトキシプロリンエステル誘導体から上記式(I)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリン誘導体への変換反応は、いかなる方法を用いても良いが、有機溶媒中、ルイス酸存在下、ベンゼン誘導体を反応させることによって製造することが好適である(以下、この反応を「反応B」とする。)。
反応Bに用いられるルイス酸としては、市販の試薬が何等制限無く使用できる。それらを具体的に例示すると、四塩化錫、四塩化チタン、三塩化アルミニウム、三塩化鉄、三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体等を挙げることができる。これらの中でも、特に高い収率が期待できる、四塩化チタン、四塩化錫、三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体等を好適に使用することができる。使用するルイス酸の量としては、特に制限は無いが、あまり量が少ないと反応速度が遅くなり、あまり量が多いとルイス酸の後処理工程が煩雑となるため、用いる上記式(IV)で示されるメトキプロリンエステル誘導体1モルに対して0.01〜5モル、さらには0.1〜2モルの範囲から選択するのが好適である。
反応Bで使用されるベンゼン誘導体としては、市販される試薬が何等制限なく使用できる。これらを具体的に例示すると、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、1,3,5−トリメチルベンゼン、1,3,5−トリエチルベンゼン等を挙げることができる。これらの中でも、還元反応で高い光学純度が期待できる、1,3,5−トリメチルベンゼン、1,3,5−トリエチルベンゼン等を好適に使用することができる。使用するベンゼン誘導体の量としては、量論反応である上に、溶媒を兼務することができるため、通常上記式(IV)で示されるメトキシプロリンエステル誘導体1モルに対して1モル以上使用すれば特に制限はないが、他の有機溶媒を用いる場合には、1〜10モル、好ましくは1〜5モルの範囲から選択するのが良い。
反応Bでは、ベンゼン誘導体を溶媒として用いない場合には、通常、有機溶媒中で行うのが一般的である。用いる溶媒の種類としては、ルイス酸と反応しない溶媒を何等制限なく使用される。それらを具体的に例示すると、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、ニトロベンゼン等を挙げることができる。これらの溶媒の中でも特に、反応基質の溶解性が高く、また高収率を期待できる塩化メチレンが好適に使用される。本反応Bに用いられる溶媒の量としては特に制限は無いが、あまり量が多いと経済的ではなくあまり量が少ないと支持電解質が完全に溶解しなくなるため、通常、上記式(IV)で示されるメトキシプロリンエステル誘導体の初期濃度が1〜60重量%、さらには2〜50重量%となる範囲から選択するのが好適である。
反応Bの温度については特に制限はないが、あまり温度が低いと反応が進行せず、あまり高いと副反応が助長されるため、通常−78〜30℃、好ましくは−78〜10℃の範囲から選択するのが好ましい。
反応Bの反応時間としては、反応温度及び触媒の量によって大きく異なるため、一概には言えないが、通常1〜30時間もあれば十分である。
以上により得られた上記式(I)で示されるN−アラルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体を単離する方法は、特に制限されるものではなく、公知の方法を採用することができる。一例を挙げると、反応終了後、反応液に炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、有機溶媒可溶成分を、塩化メチレンを用いて抽出し、塩化メチレン溶液を乾燥、留去することによって、単離することができる。
このようにして単離された上記式(I)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体は、シス体の単一化合物である。このようにして単離された上記式(I)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体は、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製された後、上記式(II)で示される光学活性プロリンエステル誘導体への変換反応に供される。
上記式(I)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体から上記式(II)で示される光学活性プロリン誘導体への変換反応は、いかなる方法を用いても良いが、有機溶媒中、金属触媒下、水素還元によって変換されるのが好適である(以下、この反応を「反応C」とする。)。
反応Cに用いられる金属触媒としては、通常水素還元に使用される金属触媒が何ら制限なく使用できる。それらを具体的に例示すると、ラネイニッケル、ラネイコバルト、パラジウム活性炭素、白金活性炭素、酸化白金等を挙げることができる。これらの中でも、特に高い還元収率が期待できる、パラジウム活性炭素、白金活性炭素を好適に使用することができる。使用する金属触媒の量としては特に制限はないが、あまり量が少ないと反応が進行せず、あまり量が多いと副反応を助長するため、用いる上記一般式(I)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体100重量部に対して0.0001〜0.1重量部、さらには0.001〜0.01重量部の範囲から選択するのが好適である。
反応Cで使用される有機溶媒としては、水素と反応せず金属触媒の分散が容易な有機溶媒が何ら制限なく使用できる。それらを具体的に例示すると、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、tert−ブチルアルコール等のアルコール類、ジエチルエーテル、テトラハイドロフラン、1,4−ジオキサン等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素類等を挙げることができる。これらの溶媒の中でも特に、反応が温和に進行するという観点から、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、tert−ブチルアルコール等のアルコール類を好適に使用することができる。
反応Cに使用される有機溶媒の量としては、特に制限はないが、あまり量が多いと経済的ではなく、あまり量が少ないと上記式(I)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体が溶解しなくなるため、通常、上記式(I)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体の初期濃度が0.1〜60重量%、さらには1〜30重量%となる範囲から選択するのが好適である。
反応Cの水素圧としては特に制限はないが、あまり圧力が低いと反応が進行せず、あまり圧力が高いと特殊な反応容器が必要なため、通常、0.1〜10気圧、好ましくは0.5〜5気圧の範囲から選択するのが好適である。
反応Cは、通常上記反応条件で容易に進行するが、より反応収率を上げる目的で有機塩基を共存させてもよい。反応Cに用いられる有機塩基としては、市販の試薬が何ら制限なく使用できる。それらを具体的に例示すると、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、ジメチルイソプロピルアミン等の脂肪族アミン類、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、N,N−ジメチルベンジルアミン、N,N−ジエチルベンジルアミン、4−N,N−ジメチルピリジン、4−ピペリジノピリジン等の芳香族アミン類等を挙げることができる。これらの中でも、特に高い収率が期待できる、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン等を好適に使用することができる。使用する塩基の量としては、特に制限はないが、あまり量が少ないと反応が進行しなくなり、あまり量が多いと後処理操作が煩雑となるため、用いる上記式(I)で示されるN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体1モルに対して1〜10モル、さらには1〜5モルの範囲から選択するのが好適である。
反応Cの温度については特に制限はないが、あまり温度が低いと反応が進行せず、あまり高いと副反応が助長されるため、通常、−20〜60℃、好ましくは0〜40℃の範囲から選択するのが好ましい。
反応Cの反応時間としては、反応温度および触媒の種類と量によって大きく異なるため、一概には言えないが、通常1〜30時間もあれば十分である。
以上により得られた上記式(II)で示される光学活性プロリンエステル誘導体を単離する方法としては、特に制限されるものではなく、公知の方法を採用することができる。一例を挙げると、反応終了後、セライトろ過によって金属触媒をろ過した後、有機溶媒を減圧留去で除去することによって、上記式(II)で示される光学活性プロリンエステル誘導体を単離することができる。得られた上記式(II)で示される光学活性プロリンエステル誘導体は、シリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて精製することも可能であるが、そのまま次のホルミル化剤を用いたホルミル化反応に供することも可能である(以下、この反応を「反応D」とする。)。
反応Dに用いられるホルミル化剤としては、通常のホルミル化剤が何等制限なく使用できる。それらを具体的に例示すると、蟻酸/無水酢酸、蟻酸メチル、蟻酸エチル、蟻酸プロピル、蟻酸フェニル等を挙げることができる。これらの中でも反応が容易に進行するという観点から、蟻酸/無水酢酸、蟻酸メチル、蟻酸エチル等を好適に使用することができる。使用するホルミル化剤の量としては、量論反応である上に、溶媒を兼務することができるため、通常、上記式(II)で示される光学活性プロリンエステル誘導体1モルに対して1モル以上使用すれば特に制限はないが、他の有機溶媒を用いる場合には、1〜30モル、好ましくは1〜10モルの範囲から選択するのが好ましい。
反応Dでは、ホルミル化剤を溶媒として用いない場合には、通常、有機溶媒中で行うのが一般的である。用いる溶媒の種類としては、ホルミル化剤または上記式(II)で示される光学活性プロリンエステル誘導体と反応しない溶媒を何ら制限なく使用できる。それらを具体的に例示すると、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素等の脂肪族ハロゲン化物、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラハイドロフラン、1,4−ジオキサン等のエーテル類を挙げることができる。これらの中でも特に、反応基質の溶解性が高く、また高収率が期待できる、塩化メチレン、テトラハイドロフランが好適に使用される。本反応Dに用いられる溶媒の量としては特に制限は無いが、あまり量が多いと経済的ではなくあまり量が少ないと上記式(II)で示される光学活性プロリンエステル誘導体が完全に溶解しなくなるため、通常、上記式(II)で示される光学活性プロリンエステル誘導体の初期濃度が1〜60重量%、さらには2〜50重量%となる範囲から選択するのが好適である。
反応Dの温度については特に制限はないが、あまり温度が低いと反応が進行せず、あまり高いと副反応が助長されるため、通常−20〜60℃、好ましくは−10〜40℃の範囲から選択するのが好ましい。
反応Dの反応時間としては、反応温度及び触媒の量によって大きく異なるため、一概には言えないが、通常1〜30時間もあれば十分である。
以上により得られた生成物を単離する方法としては、特に制限されるものではなく、公知の方法を採用することができる。一例を挙げると、反応終了後、反応液に炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、有機溶媒可溶成分を、塩化メチレンを用いて抽出し、塩化メチレン溶液を乾燥、留去することによって、単離することができる。
このようにして単離された生成物の精製方法としては、特に制限はないが、一般的には該化合物をヘキサン/酢酸エチルの混合溶媒に溶解し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製することができる。
次に該化合物の加水分解には、例えば該化合物をメタノールに溶解させた後、水酸化ナトリウム水溶液等のアルカリ水溶液を加えて室温下2時間程度反応させればよい。反応終了後、水溶液に酢酸エチルを加えて有機溶媒可溶分を除去した後、該水溶液を亜硫酸ナトリウム水溶液で中和する。中和後、塩化メチレンを加えて反応物を抽出し、抽出液を乾燥、留去することによって上記式(III)で示されるN−ホルミル光学活性プロリン誘導体を得ることができる。
なお、上記式(III)で示されるN−ホルミル光学活性プロリン誘導体の構造は、特許文献3に記載されている通り、H−核磁気共鳴スペクトル、赤外吸収スペクトル、元素分析、およびMSスペクトル等の測定を行うことにより確認することができる。
このようにして製造される本発明のN−ホルミル光学活性プロリン誘導体は、トリクロロシランを還元剤として使用する際の活性化剤として有用である。例えば、トリクロロシランを還元剤として非対称ケトン化合物から光学活性二級アルコール化合物を製造する場合に、本発明の方法により得られる光学活性プロリン誘導体を活性化剤として使用することにより、80%以上という高い光学純度の二級アルコール化合物を製造することができる。
以下、実施例を掲げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらによって何等制限されるものではない。
製造例1
容量100mlのビーカー型無隔膜電解セル内に、温度計とグラファイト電極(縦2cm×横5cm)2枚を取り付け、一方を陰極、一方を陽極にした。この電解セルに、N−ベンジルオキシカルボニル−L−プロリンメチルエステル2.633g(10mmol)、テトラエチルアンモニウムp−トルエンスルホネート(和光純薬試薬特級)0.301g(10mmol)、メタノール(和光純薬試薬特級)50mlを加えた。反応液をマグネチックスターラーで攪拌しながら、0℃にて定電流(300mA、約16V)の条件下に、9.5F/molの電気量を通電した。反応終了後、反応溶媒を留去し、残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液80mlを加え、酢酸エチル10mlで3回抽出した。得られた酢酸エチル溶液を硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過後、酢酸エチルを留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムトグラフィー(展開液 酢酸エチル:n−ヘキサン=1:3)したところ、N−ベンジルオキシカルボニル−α’−メトキシ−L−プロリンメチルエステルを1.925g(収率66%)取得した。
実施例1
(1)上記式(I)で示される化合物の合成
50mlの茄子型フラスコに、窒素雰囲気下、−78℃で1,3,5−トリエチルベンゼン0.283ml(1.5mmol)のジクロロメタン(0.75ml)溶液を加え、四塩化スズ0.059mL(0.5mmol)を滴下した。そこへN−ベンジルオキシカルボニル−α’−メトキシ−L−プロリンメチルエステル0.146g(0.5mmol)のジクロロメタン(0.75ml)溶液をゆっくりと滴下した。1時間、−78℃で撹拌した後、ゆっくり昇温し、0℃で11時間撹拌した。反応液を氷水(20g)に注ぎ、有機物をクロロホルム(20ml×3)で抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濾過した後、溶媒を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 n−ヘキサン:酢酸エチル=10:1および6:1)で精製して無色油状物0.077gを得た。
得られた油状物の赤外吸収スペクトルを測定した結果、1755cm−1にカルボキシル基に基づく、1705cm−1にアミド基に基づく吸収を得た。さらに核磁気共鳴スペクトル(σ:ppm:テトラメチルシラン基準:重クロロホルム溶媒)を測定した結果は次の通りである。
Figure 2009040698
6.50−7.40ppmに水素原子7個分のマルチプレットピークを観測し、(b)および(c)のベンゼン環のプロトンに相当した。4.80−5.20ppmに水素原子3個分のマルチプレットピークを観測し、(a)のメチレン基および(e)メチン基のプロトンに相当した。4.50−4.60ppmに水素原子1個分のマルチプレットピークを観測し、(d)のメチン基のピークに相当した。3.77ppmに水素原子3個分のブロードシングレットピークを観測し、(f)のメチル基のピークに相当した。1.95−3.10ppmに水素原子10個分のマルチプレットピークを観測し、(g)、(h)および(i)のメチレン基のピークに相当した。0.86−1.32ppmに水素原子9個分のマルチプレットピークを観測し、(j)のメチル基のピークに相当した。
また、マススペクトルを測定したところ、推定分子式C2633NOに相当する計算値423.2410に対して、測定値423.2394となり、分子式の正当性を裏付けた。
上記の結果から、無色油状物が、cis−N−ベンジルオキシカルボニル−α’−(2,4,6−トリエチルフェニル)−L−プロリンメチルエステルであることが明らかとなった。単離収率は、36%であった。また、この化合物の27.5℃の旋光度は[α] 27.5=−42.3(C=1.0、クロロホルム)であった。
(2)上記式(II)で示される化合物の合成
茄子型フラスコに上記方法で得られたcis−N−ベンジルオキシカルボニル−α’−(2,4,6−トリエチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル0.847g(2mmol)とトリエチルアミン0.279ml(2mmol)のメタノール(5ml)溶液に、5%パラジウム活性炭素(0.030mg)を加え、1気圧の水素雰囲気下、室温で12時間撹拌した。反応終了後、反応液をセライト濾過し、溶媒を減圧濃縮したところ無色油状物を得た。
得られた無色油状物の赤外吸収スペクトルを測定した結果、3350cm−1にアミノ基の基づく吸収を得、1735cm−1にカルボキシル基に基づく吸収を得た。さらに核磁気共鳴スペクトル(σ:ppm:テトラメチルシラン基準:重クロロホルム溶媒)を測定した結果は次の通りである。
Figure 2009040698
6.89ppmに水素原子2個分のシングレットピークを観測し、(b)のベンゼン環のプロトンに相当した。4.57ppmに水素原子1個分のトリプレットピークを観測し、(d)のメチン基のプロトンに相当した。3.87ppmに水素原子1個分のトリプレットピークを観測し、(c)のメチン基のピークに相当した。3.76ppmに水素原子3個分のシングレットピークを観測し、(e)のメチル基のピークに相当した。2.50−2.90ppmに水素原子6個分のマルチプレットピークを観測し、(h)のメチレン基のピークに相当した。2.00−2.35ppmに水素原子4個分のマルチプレットピークを観測し、(f)および(g)のメチレン基のピークに相当した。1.23ppmに水素原子9個分のシングレットピークを観測し、(i)のメチル基のピークに相当した。(a)のアミノ基のプロトンは、ブロードピークとなり帰属ができなかった。
また、マススペクトルを測定したところ、推定分子式C1827NOに相当する計算値289.2042に対して、測定値289.2037となり、分子式の正当性を裏付けた。
上記の結果から、無色油状物が、cis−α’−(2,4,6−トリエチルフェニル)−L−プロリンメチルエステルであることが明らかとなった。
(3)上記式(III)で示される化合物の合成
上記方法で得られた茄子型フラスコ内のcis−α’−(2,4,6−トリエチルフェニル)−L−プロリンメチルエステルに、蟻酸(6ml)と無水酢酸(2ml)を加え、室温で9時間撹拌した。反応液を減圧濃縮後、飽和重曹水(10ml)を加え、酢酸エチル(10mL×3)で抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した後、溶媒を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 n−ヘキサン:酢酸エチル=3:1)で精製したところcis−N−ホルミル−α’−(2,4,6−トリエチルフェニル)−L−プロリンメチルエステル(0.372g,収率58%)を無色油状物として得た。この化合物の入った茄子型フラスコに、水8ml、水酸化ナトリウム(和光試薬特級)0.048g(0.6mmol)およびメタノール2mlを加え、室温下2時間反応させた。
反応終了後、酢酸エチル20mlを加えて水相を分離した後、水相に硫酸水素ナトリウムを加えて酸性にし、塩化メチレン20mlで三回抽出した。得られた塩化メチレン溶液を硫酸マグネシウムで乾燥し、塩化メチレンを留去することによりcis−N−ホルミル−α’−(2,4,6−トリエチルフェニル)−L−プロリンを白色結晶として0.354g(収率100%)取得した。
実施例2
(1)上記式(I)で示される化合物の合成
トリエチルベンゼンに代えてトリメチルベンゼンを用いた以外は、実施例1と同様の操作を行った。その結果、無色油状物を1.435g得た。
得られた油状物の赤外吸収スペクトルを測定した結果、1753cm−1にカルボニル基に基づく吸収を得た。さらに核磁気共鳴スペクトル(σ:ppm:テトラメチルシラン基準:重クロロホルム溶媒)を測定した結果は次の通りである。
Figure 2009040698
7.10−7.35ppmに水素原子5個分のブロードシングレットピークを観測し、(b)のベンゼン環のプロトンに相当した。6.79ppmに水素原子2個分のシングレットピークを観測し、(c)のベンゼン環のプロトンに相当した。4.90−5.15ppmに水素原子3個分のマルチプレットピークを観測し、(a)のメチレン基および(e)メチン基のプロトンに相当した。4.55−4.63ppmに水素原子1個分のマルチプレットピークを観測し、(d)のメチン基のピークに相当した。3.74ppmに水素原子3個分のブロードシングレットピークを観測し、(f)のメチル基のピークに相当した。2.02−2.45ppmに水素原子13個分のマルチプレットピークを観測し、(g)、(h)のメチレン基のピークおよび(i)のメチル基のピークに相当した。また、マススペクトルを測定したところ、推定分子式C2327NOに相当する計算値381.1940に対して、測定値381.1938となり、分子式の正当性を裏付けた。
上記の結果から、無色油状物が、cis−N−ベンジルオキシカルボニル−α’−(2,4,6−トリメチルフェニル)−L−プロリンメチルエステルであることが明らかとなった。単離収率は、51%であった。また、この化合物の26.7℃の旋光度は[α] 26.7=−49.6(C=1.0、クロロホルム)であった。
(2)上記式(II)で示される化合物の合成
cis−N−ベンジルオキシカルボニル−α’−(2,4,6−トリエチルフェニル)−L−プロリンメチルエステルに代えて、cis−N−ベンジルオキシカルボニル−α’−(2,4,6−トリメチルフェニル)−L−プロリンメチルエステルを用いた以外は実施例1と同様の操作を行った。その結果、無色油状物を得た。
得られた無色油状物の赤外吸収スペクトルを測定した結果、3350cm−1にアミノ基の基づく吸収を得、1740cm−1にカルボキシル基に基づく吸収を得た。さらに核磁気共鳴スペクトル(σ:ppm:テトラメチルシラン基準:重クロロホルム溶媒)を測定した結果は次の通りである。
Figure 2009040698
6.82ppmに水素原子2個分のシングレットピークを観測し、(b)のベンゼン環のプロトンに相当した。4.59ppmに水素原子1個分のトリプレットピークを観測し、(d)のメチン基のプロトンに相当した。3.85ppmに水素原子1個分のトリプレットピークを観測し、(c)のメチン基のピークに相当した。3.75ppmに水素原子3個分のシングレットピークを観測し、(e)のメチル基のピークに相当した。2.43ppmに水素原子6個分のマルチプレットピークを観測し、(h)のメチル基のピークに相当した。2.24ppmに水素原子3個分のマルチプレットピークを観測し、(i)のメチル基のピークに相当した。1.95−2.35ppmに水素原子4個分のマルチプレットピークを観測し、(g)および(h)のメチレン基のピークに相当した。(a)のアミノ基のプロトンは、ブロードピークとなり帰属ができなかった。
また、マススペクトルを測定したところ、推定分子式C1521NOに相当する計算値247.1572に対して、測定値247.1581となり、分子式の正当性を裏付けた。
上記の結果から、無色油状物が、cis−α’−(2,4,6−トリメチルフェニル)−L−プロリンメチルエステルであることが明らかとなった。
(3)上記式(III)で示される化合物の合成
cis−α’−(2,4,6−トリエチルフェニル)−L−プロリンメチルエステルに代えてcis−α’−(2,4,6−トリメチルフェニル)−L−プロリンメチルエステルを用いた以外は実施例1と同様の操作を行った。
その結果、cis−N−ホルミル−α’−(2,4,6−トリメチルフェニル)−L−プロリンを無色油状物として0.512g(収率98%)得た。
実施例3(第二級アルコール合成の例)
窒素雰囲気下、10mlの茄子型フラスコにアセトフェノン(和光純薬試薬特級)0.036g(0.3mmol)、cis−N−ホルミル−α’−(2,4,6−トリエチル)フェニル−L−プロリン0.009g(0.03mmol)、塩化メチレン1.5mlを加え、氷冷下攪拌する。この溶液に、トリクロロシラン(信越化学社製)0.09ml(0.9mmol)を溶解させた塩化メチレン溶液0.5mlを添加し、0℃で30分、室温で24時間反応させた。
反応終了後、反応溶液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を10ml加えて、過剰のトリクロロシランを分解させ、塩化メチレン10ml×3で抽出を行った。得られた塩化メチレン溶液を乾燥した後、塩化メチレンを留去、残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(展開液 酢酸エチル:ヘキサン=1:5)で単離精製したところ、(R)−1−フェニル−1−エタノールが0.027g(収率74%)取得できた。また、該化合物の光学純度を高速液体クロマトグラフィーで測定したところ、95%eeであった。
実施例4
光学活性プロリン誘導体をcis−N−ホルミル−α’−(2,4,6−トリメチル)フェニル−L−プロリンに代えた以外は実施例3と同様の操作を行った。その結果、(R)−1−フェニル−1−エタノールが0.026g(収率73%)取得できた。また、該化合物の光学純度を高速液体クロマトグラフィーで測定したところ、89%eeであった。

Claims (3)

  1. 下記式(I)
    Figure 2009040698
    (但し、R1は炭素数6〜12のアリール基を示し、R2は炭素数1〜6のアルキル基を示し、R3は炭素数7〜10のアラルキル基を示す。)
    で示されるN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体。
  2. 下記式(II)
    Figure 2009040698
    (但し、R1は炭素数6〜12のアリール基を示し、R2は炭素数1〜6のアルキル基を示す。)
    で示される光学活性プロリンエステル誘導体。
  3. 下記式(III)
    Figure 2009040698
    (但し、R1は炭素数6〜12のアリール基を示す。)
    で示されるN−ホルミル光学活性プロリン誘導体を製造する方法であって、下記(1)〜(3)の工程を含むことを特徴とする方法。
    (1)下記式(IV)
    Figure 2009040698
    (但し、R2は炭素数1〜6のアルキル基を示し、R3は炭素数7〜10のアラルキル基
    を示す。)
    で示されるメトキシプロリンエステル誘導体をルイス酸存在下、ベンゼン誘導体と反応させて請求項1に記載のN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体を合成する工程、
    (2)請求項1記載のN−アラルキルオキシカルボニル光学活性プロリンエステル誘導体を水素還元して請求項2記載の光学活性プロリンエステル誘導体を合成する工程、
    (3)請求項2記載の光学活性プロリン誘導体を、ホルミル化剤を用いてホルミル化した後、加水分解を行い、前記式(III)で示されるN−ホルミル光学活性プロリン誘導体を合成する工程。
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