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JP2008514367A - 複数の手術器具を制御するための集積システム - Google Patents

複数の手術器具を制御するための集積システム Download PDF

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JP2008514367A JP2007534729A JP2007534729A JP2008514367A JP 2008514367 A JP2008514367 A JP 2008514367A JP 2007534729 A JP2007534729 A JP 2007534729A JP 2007534729 A JP2007534729 A JP 2007534729A JP 2008514367 A JP2008514367 A JP 2008514367A
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Abstract

複数の電動外科用ハンドピースを含む手術器具システム。ハンドピースは1つのコントロールコンソールに対して取り外し可能に接続される。コントロールコンソールは電源を有する。コントロールコンソール内のコントローラは複数のハンドピースに対して電力を同時に供給する。電源が供給できる電力よりも多い電力をハンドピースが共同して引き出す場合、コントロールコンソールは、ハンドピースのうちの1つに対する電力の印加を一時的に停止する。

Description

本発明は一般に手術器具に給電するためのシステムに関する。特に、本発明は、異なる所要電力を有する手術器具に同時に給電するためのシステムに関する。
現代の外科手術において、電動手術器具は、医療関係者が特定の外科処置を行なうために利用できる最も重要な器具のうちの一部である。多くの手術器具は、ドリルビット、バーまたはノコギリ歯のような切断アクセサリが取り付けられるある種の電動ハンドピースの形態をとっている。これらの器具は、硬質組織または軟質組織の小部位を選択的に除去するため或いは組織の部位を分離するために使用される。電動手術器具を患者に対して使用できるようにすることで、患者に対して外科処置を行なう際の医師および他の者の肉体的緊張が減少した。また、殆どの外科処置は、電動手術器具を用いると、それらに先立った手動の手術器具を用いた場合よりも迅速に且つ正確に行なうことができる。
典型的な電動手術器具システムとしては、ハンドピースの他に、コントロールコンソールや、ハンドピースをコンソールに対して接続するケーブルが挙げられる。コントロールコンソールは、利用可能なライン電圧をハンドピースに組み込まれているモータに給電するのに適する給電電圧へと変換する電子回路を含む。一般に、コントロールコンソールは、器具を制御するために使用されるハンドスイッチまたはフットスイッチから信号を受けるように接続されており、その信号に基づいて、コンソールは、適切な給電信号をハンドピースに対して送ることによりハンドピースを所望の速度で動作させる。
電動手術器具の使用が拡大するにつれて、様々な手術作業を行なう様々な種類の電動手術器具が開発されてきた。例えば、股関節置換術で使用される大腿骨リーマは、約100 RPMで動作する比較的速度が遅いドリルであるが、約400ワットの比較的高い電力量を引き出す。脳外科は、約75,000RPMで動作し且つ約150ワットの中間的な量の電力を必要とする動作が非常に高いドリルである開頭器の使用を必要とする。耳、鼻、喉の手術では、マイクロドリルがしばしば使用される。典型的なマイクロドリルは、約10,000〜40,000RPM間で回転するとともに、約40ワットの比較的低い電力量しか必要としない。
異なるタイプの電動手術器具の数が増すにつれて、適切な給電信号をハンドピースが受けられるようにするための機構をそれぞれのタイプのハンドピースに設けることが必要になってきている。この問題に対する従来の解決策は、各ハンドピースにそれ自体の電源コンソールを設けることであった。容易に理解できるように、この解決策は、所与の外科処置を行なうために特定の組の器具が必要とされる場合に、多くの様々なコンソールを利用可能に維持するための病院および他の手術設備を必要とするという点で高価である。また、所与の外科処置を行なうために多くの異なる手術器具が必要とされる場合には、異なるハンドピースによって必要とされる個々のコンソールを手術室に設ける必要がある。これらの異なるコンソールを有していれば、手術室のクラスター化に寄与し得る。
この問題を解決しようとする1つの試みは、異なるハンドピースに対して電力を供給するコンソールを設計することであった。これらのコンソールは、満足に機能したが、それ自体欠点が無いわけではない。これらのコンソールの多くは、コンソールが接続される器具への望ましい給電信号がコンソールに対して与えられるようにするために医療関係者がコンソール内のエレクトロニクスを事前に手動で設定しなければならないようになっている。また、避けられない人為的ミス要因を考えて、新しい器具用に設定されるとコンソールが実際に適切に設定されるようにするために時間を費やす必要もある。これらの課題を行なうことを医療関係者に要求してしまうと、医療関係者が患者のニーズに耳を傾けることができる時間が奪われてしまう。
その内容が引用することにより明示的に本願明細書の一部をなす2000年1月25日に発行された出願人の譲受人の米国特許第6,017,354号「INTEGRATED SYSTEM FOR POWERED SURGICAL TOOLS」は、異なる所要電力を有する外科用ハンドピースが使用されるときに異なるコントロールコンソールを手術室に持ち込む必要性をかなり排除している。開示されたシステムにおいて、各ハンドピースはNOVRAM(不揮発性ランダムアクセスメモリ)を含む。NOVRAMは、ハンドピース内のエネルギ生成要素の必要電力を特定するデータを記憶している。システムは、ハンドピースに対して印加される給電信号を供給するための給電回路とプロセッサとを有するコントロールコンソールを含む。給電回路がハンドピースに対して供給する給電信号のタイプは、プロセッサによって送られるコマンド信号に応じて変わる。コントロールコンソールに対するハンドピースの接続時には、ハンドピースNOVRAM内のデータが読み取られる。その後、これらのデータは、給電回路による給電信号の出力を調整するためにプロセッサにより使用され、それにより、適切な給電信号がハンドピースに対して供給される。
従来技術のシステムの更なる他の特徴は、複数のハンドピースをコントロールコンソールに対して同時に接続できるという点である。プロセッサは、接続された各ハンドピースのための給電信号を示すデータを同時に記憶する。
したがって、従来のシステムは、多くの外科処置において、使用されるハンドピースが異なる所要電力を有していたために手術室に複数のコントロールコンソールを設けるという必要性を実質的に排除した。また、前記システムは、コンソールを使用して、最初に第1のハンドピースを取り外した後に第2のハンドピースを取り付けることをしなくても異なるハンドピースに連続的に給電できるように更に構成されていた。
明らかに、従来技術のシステムは、手術室に対して多くの様々なコストおよび時間効率を与えた。しかしながら、このシステムは、ある瞬間に、1つのハンドピースに対してしか電力を供給することができない。効率または必要性を考えると、外科処置中に複数のハンドピースを同時に作動させることが望ましい場合がある。例えば、時として、一人の外科医が患者の1つの部分から組織を摘出している一方で、第2の外科医が組織の挿入のために患者の身体の他の部分を準備していることがある。本システムは、これらの別個の処置を行なうために使用される2つの別個の外科用ハンドピースに同時に給電することができない。効率を高めるために、これらの処置を同時に行なうことに関心がある場合には、2つの別個のコントロールコンソールを設けなければならない。
また、多くの外科医は、彼らの外科用ハンドピースおよびアクセサリ器具、例えば洗浄・吸引ポンプを制御するためにフットスイッチを使用する。多くの異なる機能を制御するための多くの異なるフットスイッチを1つのフットスイッチアセンブリ上に設けることは一般的な方法である。例えば、1つのフットスイッチアセンブリは、ハンドピースモータのON/OFF状態、ハンドピースモータの速度、ハンドピースモータの順方向/逆方向/振動方向、洗浄流体が供給されるべきか否かを制御するための個々のフットスイッチを有する場合がある。
電動外科用ハンドピースを駆動させるための既知のシステムに関連する他の制限は、モータが低いRPMで動作しているときに関連するハンドピースを制御できるそれらの能力に関係している。この問題は、特に、センサが無いブラシレスDCモータを含むハンドピースを駆動させるために使用されるシステムにおいて広く行渡っている。既知のシステムは、モータの給電されていない巻線で生成される逆起電力電圧(BEMF信号)を監視することにより動作する。この制御技術に伴う制限は、モータが低いRPMで動作しているときにBEMF信号がしばしば非常に低いために測定不可能ではないにしろ測定が困難になるという点である。この信号が検出できないと、もはやユーザは巻線の整流を制御することができない。それどころか、モータが始動される際にロータを最初に作動させるために粗野な強制手段がしばしば使用される。また、この典型的な手段では、モータが生み出すことができるトルク量としての限界にモータが達する結果としてモータが失速すると、外科医は、相補的なコントロールコンソールが再び整流信号を巻線に印加できる前に、モータの作動を全体的に停止させてOFFにしなければならない。これにより、外科処置の望ましくない遅れが生じる。
本発明は新規で有用な手術器具システムに関する。本発明の手術器具システムはコントロールコンソールを含む。コントロールコンソール内には、複数の外科用ハンドピースに同時に給電できるモータコントローラがある。また、コントロールコンソールはディスプレイコントローラを含む。ディスプレイコントローラはシステムの主要なコントローラとして機能する。ディスプレイコントローラはコンソールのためのコントローラとしての機能を果たす。ディスプレイコントローラは、コンソールに接続されたハンドピース内のNOVRAM中のデータを読み取ることができる。これらのデータ、コンソールにより読み取られた更なるデータ、外部で生成されたコマンドおよび外科医が入力したコマンドに基づいて、メインプロセッサは、ハンドピースに給電するようにモータコントローラに命令する。
本発明は請求項の特徴をもって指摘される。本発明の前記特徴および更なる特徴は、添付図面と併せて解釈される以下の説明を参照することにより更によく理解できる。
図1、2Aおよび2Bは本発明の手術器具システム30の基本的な特徴を示している。システム30はコントロールコンソール32を含む。コントロールコンソール32は1つ以上のハンドピース34を作動させるために使用される。図1には、1つのハンドピース34であるノコギリが示されている。図2Bを参照すれば分かるように、コントロールコンソール32には3つのハンドピース34を同時に接続することができる。本発明の図示のバージョンにおいて、ハンドピース34の内部にはモータ36(仮想ボックスで描かれている)とギアアセンブリ(ギアアセンブリは図示せず)とがある。各ハンドピース34は、一般にハンドピースに対して取り外し可能に取り付けられる切断アクセサリ35を駆動する。図1に示されるハンドピース34において、切断アクセサリ35は、ハンドピースの先端に対して取り外し可能に取り付けられるノコギリ歯である(「先端」とは、外科医から離れている方/患者に向かう方を意味している。「基端」とは、外科医に向かう方/患者から離れている方を意味している)。図示のハンドピース34は、ノコギリ歯を前後に往復動させるようにされたギアアセンブリを有する。他の電動ハンドピース34には、対応する切断アクセサリでの回転運動を駆動させるための他のモータおよびギアアセンブリが設けられていてもよい。また、ハンドピース34が一般に、切断アセンブリ35をハンドピースに対して取り外し可能に保持する、図1に参照符号33で表わされる結合アセンブリを有することも認められる。
各ハンドピース34はフレキシブルケーブル38によってコントロールコンソール32に対して取り外し可能に取り付けられる。コントロールコンソールは複数のソケット40を有する。各ソケット40は別個のケーブル38を受けることができる。これにより、複数のハンドピース34をコントロールコンソール32に対して同時に接続することができる。
コントロールコンソール32はタッチスクリーン面を有するディスプレイ42を有する。システム30の構成要素を調整するためのコマンドは、ディスプレイ42上の画像として与えられるボタンを押圧することによりコントロールコンソールに入力される。また、コマンドは他の制御スイッチによってもコントロールコンソール16に入力される。これらのスイッチはハンドピース34に組み込まれていてもよい。あるいは、これらのスイッチは、コントロールコンソール32に取り付けられるフットスイッチアセンブリ44の一部である個々のスイッチであってもよい。図1では、ケーブル46によりコントロールコンソール32に対して接続される1つのフットスイッチアセンブリ44が示されている。コントロールコンソール32には、2つのケーブル46を受けるための2つのソケット48が設けられている。これにより、図2Bに示されるように2つのフットスイッチアセンブリ44aおよび44bを同時にコントロールコンソール16に対して取り付けることができる。
コントロールコンソール32にはポンプ50も取り付けられている。ポンプ50は、コントロールコンソール32に対して取り外し可能に取り付けられるチューブセット52を含む。チューブセット52は、洗浄流体56のバッグからの流体通路をハンドピース34に取り付けられた洗浄クリップ58へと供給するチューブ54を含む。また、ポンプ50は、コントロールコンソール324内に配置されたモータ60(図2B)も含む。
図2Aおよび図2Bは、組み合わされて、コントロールコンソール30内の主要な構成要素を示す。これらの構成要素はディスプレイコントローラ64を含む。ディスプレイコントローラ64は、図2AにLCD(液晶ディスプレイ)として表わされるディスプレイ42上に示される画像の出力を制御する。また、ディスプレイコントローラ64は、コントロールコンソール32のための全体的なコントローラとしての機能を果たす。したがって、ディスプレイコントローラ64は、コンソール32に取り付けられた機器の動作を制御するために生成される様々な入力信号を受けるとともに、コンソール内の他の構成要素に適切な出力信号を生成させる。
ディスプレイコントローラ64はタッチスクリーン信号プロセッサ66に対して接続されている。タッチスクリーン信号プロセッサ66は、ディスプレイ28上のタッチスクリーン層の押圧を監視する。タッチスクリーンプロセッサ66は、タッチスクリーン層の一部の押圧を検出すると、スクリーンのどの部分が押圧されたかについてディスプレイコントローラ64に知らせる。ディスプレイコントローラ64は、この情報を使用して、ディスプレイ42上で与えられたボタンのうちのどれが押されたのかを判断する。
また、ディスプレイコントローラ64は、図2Aに1394 Interfaceとして表わされたネットワークインタフェース68に対しても接続される。ネットワークインタフェース68は、それを介してディスプレイコントローラ68がネットワーク(図示せず)により外科処置の実行を容易にするために使用される他の機器とシステム30に関する情報をやりとりする装置としての機能を果たす。1つのそのような機器の一部は手術ナビゲーションユニットであってもよい。コントロールコンソール32がこのタイプの構成要素に対して接続されると、ディスプレイコントローラ64は、コントロールコンソールに接続されるハンドピース34、34、34のタイプおよび個々のハンドピースに取り付けられる切断アクセサリの特定のタイプに関して手術ナビゲーションユニットに知らせる。手術ナビゲーションユニットは、そのデータを使用して、ハンドピースおよび切断アクセサリが配置される患者の身体上または身体内の場所を表示する情報を生成する。
あるいは、コントロールコンソール30は音声認識手術制御ヘッドに対して接続されていてもよい。このタイプの装置は、手術機器の動作を方向付ける外科医の音声コマンドを受ける。そのようなコマンドの例は「Shaver,faster(シェーバ、高速)」および「Irrigation,on(洗浄、オン)」である。特定の音声コマンドの受信に応じて、音声認識制御ヘッドはコマンドを特定の命令パケットへ変換する。このパケットはネットワークインタフェース68を介してディスプレイコントローラ64へ転送される。
ディスプレイコントローラ64およびネットワークインタフェース68は専用のSPIバス69を介して信号をやりとりする。
また、コントロールコンソール32は3つのハンドピースインタフェース70を含む。各ハンドピースインタフェース70は、ソケット40のうちの別個の1つおよびケーブル38を介して、ハンドピース34のうちの別個の1つに対して接続される。各ハンドピースインタフェース70は、対応するハンドピース34内の構成要素と信号をやりとりする。
ハンドピースインタフェース70と信号をやりとりするハンドピース34内の構成要素はセンサである。例えば、1つのハンドピースは、ハンドピース内のモータ36の温度を監視する第1のセンサを有してもよい。同じハンドピース34は、ハンドピース上のスイッチレバーの変位に応じてアナログ信号を生成する第2のセンサを有してもよい。このセンサからの出力信号は、外科医が選択するハンドピースモータ36における速度を表わしている。他のハンドピースは、ハンドピースを通じて流れる洗浄流量を調整する弁の開/閉状態に応じて信号を生成するセンサを有してもよい。この弁の状態に基づいて、ディスプレイコントローラ64は、ハンドピース34に対して供給される洗浄流体の流量を増大/減少させるためにポンプモータ60の速度をリセットしてもよい。
また、ハンドピースインタフェース70は、ハンドピース34内の構成要素に対して信号を転送することもできる。例えば、ハンドピースは、光、RF波または音響信号を発する構成要素を含んでもよい。この装置から発せられた信号は、ハンドピースの場所を追跡するために手術ナビゲーションシステムにより使用される。この構成要素を作動させるための給電信号は、コントロールコンソール32からハンドピースインタフェース70を介して送られる。
また、コントロールコンソール32は2つのフットスイッチインタフェース74も含む。各フットスイッチインタフェース74は、ソケット48のうちの別個の1つおよびケーブル46を介して、フットスイッチアセンブリ44のうちの別個の1つと信号をやりとりする。特に、各フットスイッチ44は、フットスイッチアセンブリ上の特定のパッドの押圧に応じて信号を生成する1つ以上の感圧センサを含む。各フットスイッチインタフェース74は、インタフェースが接続されるフットスイッチのフットスイッチセンサからデータを読み取る。
ハンドピースインタフェース70およびフットスイッチインタフェース74は共通の第1のUARTバス76によってディスプレイコントローラに対して接続されている。
また、コントロールコンソール32はNOVRAMインタフェース78も含む。NOVRAMインタフェースは、ハンドピース34内部およびフットスイッチアセンブリ44内部にあるメモリ内のデータを読み取る。具体的には、ハンドピースインタフェースと信号をやりとりする各ハンドピース34の内部にNOVRAM 72がある。各NOVRAM 72は、NOVRAMが実装されるハンドピース34の動作に固有のデータを含む。そのようなデータの例としては、ハンドピース内のモータが生み出す最小速度および最大速度や、モータが所与の速度で形成する最大トルクが挙げられる。ハンドピースNOVRAM 72は、ハンドピース34内のセンサのタイプを識別するデータおよびセンサからの出力信号の処理を容易にするデータも含む。引用することにより本明細書の一部をなすものとする先に引用した米国特許第6,017,354号は、NOVRAM 72内に記憶されるデータのタイプの更に詳細なリストを提供する。
図示しないが、各ハンドピースがEEPROMも含むことは言うまでもない。NOVRAMインタフェース78は、ハンドピースEEPROMからデータを読み取ることができるとともに、ハンドピースEEPROMに対してデータを書き込むことができる。ハンドピースEEPROMに対して書き込まれるデータは、ハンドピース34が作動した経過時間を示すデータおよびハンドピースの動作中に検出される任意の障害を特定するデータを含む。
また、各フットスイッチアセンブリ44はNOVRAMも含む(フットスイッチアセンブリNOVRAMは図示せず)。各フットスイッチNOVRAMは、対応するフットスイッチアセンブリ44の構造を表わすデータおよびアセンブリ内のセンサによって生成される信号を処理するのに役立つデータを含む。
また、コントロールコンソール34内にはポンプコントローラ80も組み込まれている。ポンプコントローラ80は、ディスプレイコントローラ64からのコマンドに応じて、ポンプモータ60のON/OFF作動を調整する。また、ポンプコントローラ80は、ポンプモータ60の作動速度を調整して洗浄流体がポンプ50から吐出される速度も調整する。本発明の1つのバージョンにおいて、ポンプコントローラ80を形成する回路を構成する主要な構成要素は、米国のカリフォリニア州のサンノゼにあるAtmel社から市販されているATmegaβマイクロコントローラである。
また、コントロールコンソール32はRFIDインタフェース82も有する。RFIDインタフェース32は、コントロールコンソール32に接続される任意の無線周波数識別装置(RFID)と信号をやりとりする(RFIDは図示しない)。各RFIDは、メモリと、メモリからのデータの読み取り及びメモリへのデータの書き込みを容易にする回路とを含む。個々のハンドピース34に取り付けられる各切断アクセサリ35がRFIDを有してもよい。切断アクセサリ35に組み込まれている各RFIDは、切断アクセサリの特徴を表わすデータを含む。これらのデータは、切断アクセサリの物理的特徴及び/又は切断アクセサリが駆動されるべき速度および方向を表わしてもよい。引用することにより本明細書の一部をなすものとする2002年8月8日に提出された出願人の米国特許出願第10/214,937号「SURGICAL TOOL SYSTEM WITH COMPONENTS THAT PERFORM INDUCTIVE SIGNAL TRANSFER」、米国特許公開第US2003/0093103 A1号、現在では米国特許第 号は、切断アクセサリ35が取り付けられるハンドピース34の動作を調整するために切断アクセサリRFID内のデータがどのように使用されるのかについての詳細な使用説明を与えている。
また、RFIDは、ポンプ50のチューブセット52または圧送される洗浄流体を保持するバッグ56のいずれかに対して取り付けられてもよい。チューブセットRFID内のデータはチューブセット52の特徴を表わしている。バッグRFID内のデータはバッグ56の内容物の特徴を表わしている。引用することにより本明細書の一部をなすものとする2004年9月28日に提出された出願人の米国特許出願第10/952,410号 「SURGICAL TOOL SYSTEM WITH INTERGRATED PUMP」、米国特許出願第 号、現在では米国特許第 号は、ポンプ50の動作を調整するためにチューブセット52内部および流体バッグ56内部にあるRFID内のデータがどのように使用されるのかについての詳細な説明を与えている。
RFIDインタフェース82は、切断アクセサリRFID、チューブセットRFIDおよび流体バッグRFIDからデータを読み取るとともに、これらのRFIDに対してデータを書き込む。信号は、誘導信号転送によりRFIDインタフェース82と個々のRFIDとの間で転送される。チューブセット52のRFIDと流体バッグ56のRFIDとの間での信号転送を容易にするコントロールコンソール32内のコイルは図示されていない。コントロールコンソール32とハンドピースに取り付けられる切断アクセサリ35との間での信号のやりとりを容易にするハンドピース34内のコイルも同様に図示されていない。RFIDインタフェース82は、オランダのアイントホーフェンのフィリップスセミコンダクタから市販されている1つ以上のSL RC400 I・CODEリーダーから構成されている。
NOVRAMインタフェース78、ポンプコントローラ80およびRFIDインタフェース82は、第2のUARTバス84を介してデータを転送し且つディスプレイコントローラ64から命令を受ける。
また、コントロールコンソール32はモータコントローラ86も含む。モータコントローラ86は、ディスプレイコントローラ64からの命令に基づいてモータ36およびハンドピース34内の他の電力消費ユニットへの給電信号を生成する回路である。モータコントローラ86は、ソケット40およびケーブル38を介して3つのハンドピースに対して同時に接続されている。モータコントローラ86は、第2のSPIバス88を介してデータを供給し且つディスプレイコントローラ64から命令を受ける。
図3を参照すれば分かるように、コントロールコンソール内には電源90もある。電源90はAC−DC変換器82を含む。AC/DC変換器92はライン信号を40 VDC信号へ変換する。この40 VDCは、モータコントローラ86によりハンドピース34に対して印加される信号である。AC/DC変換器へのライン電圧の信号フローはシングルポール双投スイッチ94によって制御される。したがって、スイッチ94は、コントロールコンソールのためのメインON/OFFスイッチ94として機能する。AC/DC変換器内には、ライン信号をフィルタ処理する一連のチョークと、ライン信号をDC電圧へ変換してフィルタ処理するブリッジ整流器とがある。出力信号の力率補正を行なうためにテキサス州のダラスのテキサスインストルメントから市販されているUCC38500パワーマネージャが使用される。このとき、ステップダウントランスにわたって380Vの増大されたDC信号がパルス波変調される。トランスからの出力信号が整流されてフィルタ処理されることにより40 VDC出力信号が生成される。図面の複雑さを減らすため、必要でない限り、電源40により生成される40 VDC信号および他の出力信号が辿るバスは図示されていない。
40 VDCは、ハンドピース34に対して印加されるだけでなく、電源90の一部でもあるデジタル電源96に対しても印加される。電源96は、構成要素は図示しないが、40 VDC信号を12 VDC信号、7 VDC信号、5 VDC信号、3.3 VDC信号、2.5 VDC信号、1.8 VDC信号、1.26 VDC信号、−5 VDC信号へ変換する。7 VDC信号を除く前記信号の全ては、コントロールコンソール32内の他の構成要素により使用するためにバスにより利用できる。
電源96により生成される12 VDC信号、7 VDC信号、−5 VDC信号は、電源90の一部でもあるアナログ電源98に対して送られる。入力信号に基づいて、電源98は8V、5Vおよび−3.5Vの精密で一定のアナログ信号を生成する。変換器98により生成されるアナログ信号はコントロールコンソール32内の検出回路により使用される。電源98はVREF信号も生成した。一般に、VREF信号は2.5ボルトである。
ここで、図4を参照しながら、ディスプレイコントローラ64およびその周辺の構成要素について説明する。ディスプレイコントローラ64は任意の適当なマイクロプロセッサである。1つの想定し得るマイクロプロセッサは、カリフォルニア州のサンタクララのインテル社から市販されているGDPXA255A0C300プロセッサである。SDRAM102およびフラッシュメモリ104の両方がディスプレイコントローラ64に接続されている。SDRAM102は、ディスプレイコントローラ64による実行時使用のための操作命令およびデータを保持する。フラッシュメモリ104は、ディスプレイコントローラ64のための不変な操作命令およびタッチスクリーン66のための較正データを記憶する不揮発性メモリである。SDRAM102およびフラッシュメモリ104は共通のバス106によりディスプレイコントローラ64に対して接続されている。
ディスプレイコントローラ64には、広義にインタフェース108と称される一群のサブ回路も接続されている。インタフェース108内には、ディスプレイコントローラ64とコントロールコンソール32の内部にある他の構成要素内のバスとの間での信号のやりとりを制御する個々のサブ回路がある。これらのサブ回路は、2つのSPIバス69、88、UARTバス76および84を介した信号のやりとり、および、ディスプレイ42およびタッチスクリーン信号プロセッサ66を用いた信号のやりとりを容易にする回路を含む。また、インタフェース108は、コントロールコンソール32内のUSBバス110を介した信号のやりとりを容易にする回路も含む。
信号は、一般にバス112と見なされる一群の導体を介してディスプレイコントローラ64とインタフェース108を形成するサブ回路との間でやりとりされる。ディスプレイコントローラとインタフェース108を形成する個々のサブ回路との間での信号のやりとりがサブ回路間で同期していないことは言うまでもない。
図示しないが、多くの更なる周辺装置がディスプレイコントローラ64に対して接続されていることは言うまでもない。これらの部品は、クロック信号をディスプレイコントローラ64に対して供給するクリスタルを含む。ディスプレイコントローラ64およびインタフェース108を形成するサブ回路への安定した電源および寿命が短いバックアップ電源を形成する回路が存在する。
本発明のシステム10が最初にセットアップされて起動されると、ディスプレイコントローラ64は、ハンドピースNOVRAM 72内、フットスイッチアセンブリNOVRAM内、切断アクセサリ35およびポンプチューブセット52内のRFID内のデータを読み取る。システムは、これらのデータおよび操作室のオペレータによって入力される任意の更なるデータに基づいて動作設定される。例えば、任意の更なる命令が無ければ、ハンドピースNOVRAM 72およびハンドピースに取り付けられた相補的な切断アクセサリ35のRFIDから受けられるデータに基づいて、ディスプレイコントローラ64は、ハンドピースに関してそのモータ36が動作すべき速度範囲および好ましい速度またはデフォルト速度を設定する。この後者の速度は、モータが単一の速度で動作される場合のモータの初期動作速度である。また、ディスプレイコントローラ64により、ハンドピースと切断アクセサリとの組み合わせを特定する画像がディスプレイ42上に示される。
ディスプレイコントローラ64は、フットスイッチアセンブリNOVRAMから読み取られるデータに基づいて、アセンブリ内部のセンサにより生成されるアナログ入力信号に対して何の補正係数を与える必要があるのかを判定する。ディスプレイコントローラ64は、ポンプチューブセット52内のRFIDからのデータに基づいて、ポンプモータ62が特定の流量で洗浄流体を吐出するために作動するべき速度を定める。
システム10が動作設定されると、外科医は、コントロールコンソール32にコマンドを入力することにより様々な構成要素すなわちハンドピース34およびポンプ50を作動させる。これらのコマンドは、フットスイッチアセンブリ44上のペダルを押し下げることにより或いはハンドピース34上の制御ボタンまたはディスプレイ42上で与えられる制御ボタンを押圧することにより入力されてもよい。音声認識手術制御ヘッドを用いてネットワークインタフェース68を介して音声コマンドが入力されてもよい。これらのコマンドに基づいて、ディスプレイコントローラ64は特定のコマンドをコントロールコンソール内の構成要素に対して送る。主に、これらのコマンドは、1つ以上のハンドピース34を作動させるためにモータコントローラ86へ送られる。一部のコマンドは、ポンプモータ60を作動させるためにポンプコントローラ80へ送られる。
ディスプレイコントローラ64に関連するフラッシュメモリ104内には多くの処置選択ファイル116があり、以下、そのうちの1つについて図5を参照しながら説明する。各処置選択ファイル116は、デフォルト設定に代わる手段としてシステム10の1つ以上の構成要素が特定の外科処置中にどのように動作設定されるべきかを示している。各処置選択ファイル116は1つ以上の構成要素選択フィールド118を含む。各選択フィールドは2つのサブフィールド(特定されず)を含む。第1のサブフィールドは設定されるべき構成要素を特定するデータを含み、第2のサブフィールドは構成要素がどのように設定されるべきかを特定する。
図示の選択ファイル116において、第1の構成要素選択フィールド118は、万能ドリルハンドピースの速度のための好ましい設定すなわち初期設定がハンドピースNOVRAM 72内のデフォルト設定とは異なる速度で設定されるべきことを示すデータを含む。第2の構成要素選択フィールド118は、万能ドリルハンドピースにおける最大速度がNOVRAM 72により指定される定格最大速度とは異なる速度に設定されるべきことを示すデータを含む(この選択的な最大速度は定格最大速度よりも小さい)。第3の構成要素選択フィールド118は、ハンドピース34が作動されるときにポンプ50が作動されるべきか否かを示すデータを含む。ポンプ50が作動されるべき好ましい流量に関するデータは、第4の構成要素選択フィールド118に記憶されている。第5の構成要素選択フィールド118は、ハンドピース34およびポンプ50の動作を制御するために個々のフットスイッチペダルのどれが位置付けられるべきかに関するデータを含む。
選択ファイル116は、特定の処置のため、特定の外科医のため、および、特定の外科医により行なわれる特定の処置のために規定されてもよい。具体的には、図6を参照すれば分かるように、ディスプレイコントローラ64はマスターユーザディレクトリ122をメモリ内に記憶する。ユーザディレクトリ122は多くのユーザフィールド124を含み、各ユーザフィールドは特定の個々の外科医または処置を特定するデータを含む。図6の最初の2つ及び第5のユーザフィールド124は具体的な外科医を特定している。第3および第4のユーザフィールド124は特定の処置を定めている。
各ユーザフィールド124は、図7を参照して説明する特定選択ディレクトリ126に関連している。図示の選択ディレクトリ126は特定の医師のためのものである。選択ディレクトリ126内には、この医師が特定の器具を選り好みする処置を特定する選択フィールド128がある。したがって、各選択フィールドは、医師が選り好みを行なった処置を特定するデータと、その処置のための特定の選択ファイル116を特定するデータとを含む。1つの処置のための選択ディレクトリ126は、個々の外科医がその処置に関して有するシステム設定を特定する。したがって、ディレクトリ内の各選択フィールド128は、医師を特定するとともに、その医師のその処置に関する特定の選択ファイル116へのポインタを含む。
また、本発明のディスプレイコントローラ64は、図8を参照することにより示されるアクティブ選択テーブル130も保持する。アクティブ選択テーブル130は4つのシステム設定選択の記録を含み、そのシステム設定選択は別個のアクティブ選択ファイル132内に記憶されている。各アクティブ選択ファイル132は、具体的なアクティブ選択を特定するとともに、特定の選択ファイル116へのポインタを含む。選択的なアクティブ設定選択は基本的に必要に応じて設定できる。
システムが設定されて起動されると、操作者は、図9を参照することによりここで示されるディスプレイ42上のアクティブ選択画像136に比較的容易にアクセスできる。アクティブ選択画像136は、テーブル130内に記憶されたアクティブ選択がリストアップされている4つのバー138を含む。また、デフォルトバー140も与えられている。その結果、操作室のオペレータは、バー138または140のうちの1つを押して特定の選択を選ぶことができる。受け入れの確認は、承認(ACCPT)ボタン142を押圧することにより行なわれる。選ばれた設定選択が確認されると、ディスプレイコントローラ64は、選ばれた選択に関してファイル116内のデータにしたがってシステムを設定する。
また、デフォルト設定の選択および確認により、ディスプレイコントローラ64は、ハンドピース34および切断アクセサリ35のためのデフォルト設定に基づいてシステムを設定する。
アクティブ選択のうちの1つの交換は、選択を選んでNEW PRIMARYボタン144を押すことにより開始される。
本発明のシステム10の前記特徴の利点は、共通に使用されるシステム設定に関して長いマルチステップ選択プロセスを経て特定の選択ファイル118内のデータを検索すべき必要性が排除されるという点である。
本発明のシステム30は、いずれかのフットスイッチアセンブリ44を使用してコントロールコンソール32に接続されるハンドピース34のうちの任意の1つを制御できるように更に設定される。システム30がこの機能を果たすため、ディスプレイコントローラ64が各フットスイッチアセンブリ44毎に図10に示されるテーブル150を保持することは言うまでもない。テーブル中の個々のフィールド152は、フットスイッチアセンブリと一体のペダルのうちの別個の1つに対して割り当てられる制御機能を特定する。本発明の図示のバージョンにおいて、フットスイッチアセンブリは5つのペダルを有する。したがって、フットスイッチアセンブリに関するテーブル150は5つのペダル割り当てフィールド152を有する。ディスプレイコントローラ64は、入力されて確立されたデフォルト設定、手動で入力された選択コマンド、または、記憶装置から取り出される個々の外科医の選択に関するデータに基づいて、各フットスイッチペダルに対して割り当てられた機能を特定するデータをその相補的な割り当てフィールド152中に書き込む。
相補的なペダルが作動されたことを示す信号がフットスイッチセンサのうちの1つから取り出されると、ディスプレイコントローラ64は、そのフットスイッチに関するテーブル150中のデータへの参照に基づき、適切なコマンドを生成して、システムに接続された他の構成要素の適切な状態変化を引き起こす。
また、ディスプレイコントローラ64は、フットスイッチ機能テーブル中のデータを更新して、前述したようにフットスイッチ間でのハンドピースの制御の切り換えを容易にする。
具体的には、ディスプレイコントローラ64は、ハンドピースケーブル38が各ソケット40に対して接続されているか否か、および、フットスイッチケーブル46が各ソケット48に対して接続されているか否かを監視する。ケーブル38がソケット40に対して接続されている場合にはハンドピース34がケーブル38の先端に接続されているものとする。各フットスイッチアセンブリ44はケーブル46に対して一体的に取り付けられている。したがって、コントロールコンソールに対するケーブル38の接続により、自動的に、フットスイッチがコンソールに対して接続されることになる。
図11のフローチャートのステップ156により表わされるように、コントロールコンソール32に対するハンドピース34およびフットスイッチ44の接続の初期の監視は、システム30がプラグ&プレイモードにあるか否かの監視のことである。所与の時間で2つ未満のハンドピース34または2つ未満のフットスイッチアセンブリ44がコントロールコンソール32に対して接続される場合には、システム30がプラグ&プレイモードにあると見なされる。
システムがプラグ&プレイモードにある場合、ディスプレイコントローラ64は、ステップ158において、そのハンドピースをデフォルトスキームにしたがってフットスイッチに対して割り当てる。具体的には、このスキームの下で、コントロールコンソール32に対して1つのフットスイッチアセンブリ44だけが取り付けられている場合には、取り付けられた各ハンドピース34の制御がそのフットスイッチに対して割り当てられ或いはマップされる。したがって、取り付けられた各ハンドピース34毎に、ディスプレイコントローラ64は、機能フィールド152のうちの1つにおけるデータを、フットスイッチアセンブリ44に関するペダル割り当てテーブル150に対して書き込む。これらのデータは、機能フィールド152に関連付けられたフットスイッチペダルが特定のハンドピースを制御することを示している。
同様に、複数のフットスイッチアセンブリ44および1つのハンドピース34がコントロールコンソール32に対して取り付けられている場合には、システム30がプラグ&プレイモードにあると見なされる。ディスプレイコントローラ64は、プラグ&プレイモードのこのバージョンにおいては、ハンドピースのための制御を各フットスイッチアセンブリへマッピングすることによりデフォルトマッピングを行なう。したがって、ディスプレイコントローラ64は、各フットスイッチがハンドピース34を制御できることを示すデータを、両方のハンドピースのためのペダル割り当てテーブル150中に書き込む。両方のフットスイッチが1つのハンドピースを制御できる場合、ハンドピースは後述するデュアル制御状態にあると見なされる。
ステップ156のケーブル接続監視の結果として、2つ以上のハンドピース34および両方のフットスイッチアセンブリ44がコントロールコンソール32に対して接続されているとディスプレイコントローラ64が判断する場合、システムはマルチモードにあると見なされる。最初に、システム30がマルチモードに入ると、ディスプレイコントローラ64は、フットスイッチ割り当てをそれらが直ぐ前のプラグ&プレイモードにあったものに対してマッピングする(ステップ162)。したがって、1つのフットスイッチアセンブリ44が複数のハンドピースを制御していた場合、そのフットスイッチアセンブリは最初それらのハンドピースの制御を保つ。デュアル制御下で両方のフットスイッチアセンブリが1つのハンドピースを有していた場合には、両方のフットスイッチアセブリがこの制御を保持する。
ステップ160のマッピングが終了した後、ステップ161において、ディスプレイコントローラ64により、図12に示されるようにフットスイッチ割り当てマップ162がディスプレイ42上に与えられる。マップ162上において、各フットスイッチアセンブリは画像の左側に異なる色のボタンで表わされる。表示されたマップにおいて、緑色のボタン164は第1のフットスイッチアセンブリを表わすために使用され、黄色のボタン166は第2のフットスイッチアセンブリを表わす。説明書き168a、168bおよび168cはコントロールコンソール34に接続される各ハンドピースを特定している。この情報をマップ162中で与えることができるように各ハンドピースを特定するデータは、ハンドピースNOVRAM 72からのものである。
また、マップ162の画像上には、各ハンドピースが現在どのフットスイッチアセンブリに対して割り当てられているかを特定する色表示ボタン170a、170bおよび170cも存在する。各ボタン170a、170bおよび170cは、ボタンが関連付けられているハンドピースの説明書き画像168a、168bおよび168cのそれぞれの直ぐ右側にある。各ボタン170a、170bおよび170cの色は、ボタンのハンドピースを制御するために現在マップされているフットスイッチアセンブリ44に関連する色に対応している。図12のマップ画像162は、4mmドリルが黄色のフットスイッチアセンブリすなわち2つのソケット48のうちの下側に接続されたフットスイッチアセンブリの制御下にあることを示している。
マップ12のボタン170cにより表わされるように、デュアル制御下にあるハンドピースは、半分が1つの色で半分が第2の色であるその関連するボタンによって示される。
この場合、外科医は、この手術に関して何のフットスイッチ割り当てが望まれているのかを指示する(図11のステップ172)。このステップは、新しいフットスイッチアセンブリ44に対してマップされるべき各ハンドピース34の各説明書き168a、168bまたは168cのタッチスクリーン画像を押すことにより行なわれる。説明書き画像のそれぞれの押圧時、ディスプレイコントローラ64はハンドピースのためのフットスイッチマッピングを変える。具体的には、ディスプレイコントローラは、以下の順序で、すなわち、上側のソケット48に関連するフットスイッチアセンブリ、下側のソケット48に関連するフットスイッチアセンブリ、デュアル制御モード、フットスイッチ制御無しの順でマッピングをサイクルさせる。マッピングが変わると、関連するハンドピースのための新たな割り当てを示すためにボタン170a、170bまたは170cの色が適切に変化する。
前述したように、ハンドピース34をフットスイッチ制御から切り離すことができる。この選択肢は、例えば外科医がハンドピースに装着されたスイッチを使用してハンドピース34の動作を調整することを選ぶ場合に選択されてもよい。この選択肢が選ばれると、マップ162上の関連するボタン170a、170bまたは170cが灰色として与えられる。特定のフットスイッチアセンブリ割り当てマップの承認は、マップ162の画像で与えられた承認(ACPT)ボタンA23の画像を押すことにより行なわれる。
ディスプレイ42上で与えられたボタンを押すだけでフットスイッチ割り当てマッピングを行なえることは言うまでもない。これにより、ハンドピース34の制御を1つのフットスイッチアセンブリ44から第2のフットスイッチアセンブリ44へ移す働きを無意識にするフットスイッチペダルの不注意による押圧が防止される。
外科医がステップ172を行なうことに伴って、ディスプレイコントローラは、ステップ174において、新たなフットスイッチ割り当てをフットスイッチ割り当てテーブル150にマッピングする。その結果、外科医は、各ハンドピース34を、そのハンドピースを制御するために割り当てられたフットスイッチアセンブリ44上の適切なペダルを押すことにより、使用して作動させることができる(ステップ176)。
もしあるとすればどのフットスイッチアセンブリ44が特定のハンドピース34を制御するのかについて操作室のオペレータが容易に把握できるようにするため、この関係に関する情報が図13に示されるランタイムディスプレイ178上で与えられる。具体的には、コントロールコンソールに対して接続される各ハンドピース毎にバー180が与えられる。各バー180には、ハンドピースを特定する説明書き182が一体的に与えられている。ハンドピースがフットスイッチ制御下にある場合には、バー180の左側にフットスイッチアイコン184が現れる。アイコン184の色はハンドピース34を制御するフットスイッチアセンブリ44を特定する。図13において、緑色のアイコン184は、10mmドリルバー180と共に与えられる。このことは、緑色のフットスイッチアセンブリ44がこの器具を制御することを意味している。緑色のアイコン184および黄色のアイコン184はいずれも往復ノコギリバー180に関連するバーと共に与えられる。このことは、この器具が後述するデュアル制御モードにあることを意味している。しかしながら、1つのアイコン184(ここでは黄色のアイコン)は全輝度で表示され、第2のアイコン(ここでは緑色のアイコン184)は輝度を低くして表示される(仮想表示で表わされる)。このことは、この瞬間に黄色のフットスイッチアセンブリがノコギリを制御することを意味している。
図13では、5mmドリルバー180内にフットスイッチアイコンが無い。これは、このハンドピース34がいずれかのフットスイッチアセンブリ44の制御下にないことを示す働きをする。
所望のフットスイッチアセンブリ44の割り当てマップがコントロールコンソール32に入力されると、外科医はステップ176により表わされる処置を行なうことができる。
外科処置の過程中に、外科医同士の間でハンドピース34を手渡す外科医の動きまたはフットスイッチアセンブリ44の動きがあってもよい。これらの事象のうちの任意の1つの結果として、どの外科医がどのフットスイッチアセンブリ44を使用してどのハンドピース34を制御するのかに関して混乱が生じる場合がある。この混乱が生じる場合、外科医は、ハンドピースを患者から離れた作動位置に容易に配置して、各ハンドピースを作動させることができる。各ハンドピースが作動されると、どのハンドピースが作動しているのかを示すためにランタイム画像が変化する。これは、どのフットスイッチアセンブリ44がどのハンドピース34を制御しているのかを判定するための迅速な手段を外科医に与える。
手術が始まると、ステップ188により表わされるようにフットスイッチアセンブリ44のためのマップ割り当てが変えられてもよい。具体的には、ディスプレイ42上で与えられる他のボタンを押すことにより、ディスプレイコントローラ64にフットスイッチ割り当てマップ162の画像を表示させることができる。このとき、新たなフットスイッチアセブリ44の割り当てが入力される。その後、これらの割り当ては、フットスイッチ割り当てテーブル150にマッピングされる(ステップ190)。システム10は、新たなフットスイッチアセンブリの割り当てを用いて再び利用して使用することができる。
前述したように、システムがプラグ&プレイモードであろうと或いはマルチモードであろうと、1つ以上のハンドピース34がデュアル制御モードに置かれる状況が存在し得る。ハンドピース34がこのモードにあると、いずれかのフットスイッチアセンブリ44上の割り当てられたフットペダルを押圧することによりハンドピースが作動する。ハンドピース34がこのモードにあると、ディスプレイコントローラ64は、図14のプロセスステップを実行して、両方のフットスイッチアセンブリ44が同時にハンドピースを制御できないようにする。最初に、ステップ194により示されるように、ディスプレイコントローラ64は、両方のフットスイッチアセンブリ44からの出力信号を監視して、いずれかのアセンブリがデュアル制御下でハンドピースを作動させているかどうかを判定する。
ステップ194において、いずれかのフットスイッチアセンブリ44から作動信号が受けられる場合、ディスプレイコントローラ64はハンドピースを作動させるようにモータコントローラ86に指示する(ステップ196)。また、ステップ196においては、作動しているフットスイッチアセンブリ44に関連するアイコン184の画像を輝かせるようにランタイムディスプレイA26が変えられる。
その後、作動しているフットスイッチアセンブリ44を使用する外科医は、ハンドピース34をOFFするようにコントロールコンソール32に指示するためにペダルを押圧してもよい。この事象が起こると、ディスプレイコントローラによりハンドピースの動作が停止される。ディスプレイコントローラ64はステップ194に戻る(前記ステップは示されていない)。
しかしながら、ステップ196中、ステップ198で表わされるように、第2のフットスイッチアセンブリ44を操作する外科医がハンドピースをONしようとする場合がある。ディスプレイコントローラ64はこの信号を無視する。その代わり、ステップ202で表わされるように、ディスプレイコントローラは、ハンドピースがOFFにされるべきであることを知らせる信号を第1のフットスイッチアセンブリから受けるのを待つ。この信号を受けると、ステップ204において、ディスプレイコントローラ64はハンドピースをOFFする。ディスプレイコントローラ64は、ハンドピースが作動されるべきことを求めるコマンドを第2のフットスイッチアセンブリが依然として生成していても、この動作をとる。また、ステップ204の一部として、ディスプレイコントローラは、作動しているフットスイッチアセンブリ44に関連するアイコン184の明るさを落とす。この時点で、デュアル制御下のハンドピースに関連付けられる両方のフットスイッチアイコン32が薄暗い状態となる。このことは、この時点でいずれのフットスイッチアセンブリ44もハンドピース32を制御しないという表示を操作室のオペレータに与える。
代わりに、ステップ206で示されるように、ハンドピース34をOFFするための信号を第2のフットスイッチアセンブリ44から受けるのを待つ。この信号が受けられるまで、ディスプレイコントローラ64は、いずれかのフットスイッチアセンブリ44がハンドピース34を作動させないようにする。
ステップ206において、ハンドピースをOFFするための信号が第2のフットスイッチアセンブリから受けられると、ディスプレイコントローラはステップ208を実行することができる。ステップ204において、ディスプレイコントローラ64は、再び両方のフットスイッチアセンブリ44からの出力信号を監視して、いずれかのフットスイッチアセンブリがハンドピース34をONするかどうかを判定する。したがって、ステップ208は最初に説明したステップ194と基本的に同じである。このタイプの信号が受けられると、ディスプレイコントローラ64はステップ196を再実行してハンドピース34を再び作動させる。
ここで、図15Aおよび図15Bを参照しながらモータコントローラ86について概略的に説明する。具体的には、モータコントローラ84は2つの同一のパワードライバ・検出回路210を含む。各パワードライバ・検出回路210は、ソケット40のうちの任意の1つに接続された任意のハンドピース34のモータ36に対して電力を供給することができる(図15Bおよびそれ以降の図では個々のソケット40がS1、S2およびS3として特定される)。具体的には、各パワードライバ・検出回路内にはHブリッジ212がある。Hブリッジは、40V給電ラインまたはグランドのいずれかに接続される各巻線を選択的に結合するサブ回路である。
また、パワードライバ・検出回路210は、ハンドピースモータの作動の結果として生成される信号を監視する。この監視を行なうため、各回路210はBEMF(逆起電力電圧)アナログ回路214を有する。BEMFアナログ回路は、モータ内の給電されていない巻線にわたって生成されるBEMF信号を抽出する。モータ36は、この種の信号を生成するセンサが無い(センサレスの)ブラシレスモータである。BEMFアナログ−デジタル回路216は、抽出されたBEMF信号をデジタル信号へ変換する。ISENSEアナログ回路218は、ハンドピースモータ36により引き出される電流およびコントロールコンソール32内の電流を監視する。回路210内にあるISENSEアナログ−デジタル回路220は、監視された電流を表わす信号をデジタル信号へ変換する。
Hブリッジ212により出力されるモータ巻線への電力信号、給電信号はモータマルチプレクサ222に対して印加される。モータマルチプレクサ222は、Hブリッジ212により生成された電力信号を3つのソケット40のうちの任意の1つへと発生させることができる。
モータコントローラ86の一部でもあるモータプロセッサ224は、パワードライバ・検出回路210およびモータマルチプレクサ222の動作を調整する。本発明の幾つかの好ましいバージョンでは、DSPプロセッサがモータプロセッサ224として使用される。モータプロセッサ224を構成できる1つのプロセッサは、テキサス州のダラスのテキサスインストルメントから市販されているTMS320C6713浮動小数点デジタル信号プロセッサである。モータプロセッサ224により使用される特定のデータはフラッシュメモリ226に対して書き込まれ或いはフラッシュメモリ226から読み取られる。1つのそのようなフラッシュメモリはインテル社から市販されている。フラッシュメモリ226に記憶されるデータは、モータプロセッサ224により実行される命令、FPGA 228のためのコンフィギュレーションデータ、電流検出回路のための較正データを含む。
パワードライバ・検出回路210に対して発生される実際の制御信号は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)228によって生成される。各FPGA 228は、モータプロセッサ224からの命令に応じて、モータドライバ・検出回路210のうちの別個の一方に対して制御信号を生成する。また、各FPGA 228は、FPGAが接続される回路210からデジタル化されたBEMFおよび検出された電流信号を受ける。FPGA 228もまた、モータマルチプレクサ222の設定を制御する。適切なFPGAは、カリフォルニア州のサンノゼのXilinx社から市販されているXC2S3xスパルタシリーズプログラマブルゲートアレイから製造できる。
モータプロセッサ224は、パラレルバス230によってフラッシュメモリ226およびFPGA 228に対して接続されている(図15Aには、バス230が1つのラインとして示されている)。
図16A、16Bおよび16Cによって形成されるブロック概略図にはHブリッジ212の基本的な構造が示されている。基準点により、給電信号が印加されるハンドピースモータ36のステータ232が図17に示されている。ステータ232は、共通の中心点236に結合される3つの巻線234を有する。40V電力ライン、グランドまたはBEMFアナログ回路214に結合される個々の巻線端子がM1、M2およびM3として特定されている。
図17において、図示の巻線配置はY字形接続モータを成している。本発明のシステム10をデルタ接続モータの動作を調整するためにも使用できることは言うまでもない。
40V電力信号は、Hブリッジ212内の過渡保護回路238によって受けられる。過渡保護回路238は、40V信号の出力を選択的に抑制して、1つの巻線234からの任意の制動過渡信号が第2の巻線へとわたって故障することを防止する。過渡保護回路内には、40V信号の出力を制御するFET(図示せず)がある。このFETは、相補的なFPGA 228からの制御信号によってゲートされる(接続は図示せず)。40V電力信号は、過渡保護回路238からHブリッジ内の40Vレール240を介して出力される。
各巻線234毎に、Hブリッジ212は2つのFET242および244を有しており、それぞれのFETは巻線端子を40Vレール240またはグランドに対して結合する。図16A、16Bおよび16Cには、巻線端子M1、M2およびM3に結合される端子がM1P、M2PおよびM3Pとしてそれぞれ特定されている。FET242は40Vレール240とMxP端子との間に結合されている。FET244はMxP端子とグランドとの間に結合されている。FET242および244のソースおよびドレインを横切って接続されて電圧保護のために各FET毎に1つずつ設けられる逆バイアスツェナーダイオードは図示されていない。
FET242および244の各対はFETドライバ246によって制御される。各FETドライバ246は、相補的なFPGA 228からの制御信号に応じて、ゲート信号を相補的なFET242および244に対してアサートする。FETドライバの基盤として使用できるベースドライバは、イリノイ州のラフォックスのInternational Rectifier(リチャードソン・エレクトロニクス)から市販されているIR218x シリーズ高電圧ゲートドライバである。FETドライバ246により生成されるFET242のゲートへの制御信号は、レジスタ248を介してゲートに印加される。FETドライバは、FET242のソースの電圧をレジスタ250を介して監視する。巻線234をグランドに対して結合するための制御信号は、レジスタ252を介してFET244のゲートに印加される。
レジスタ254は各FET244のソース間に接続される。各レジスタ254の対向する端部は、互いに結合されるとともに、共通のレジスタ256に対して接続される。レジスタ256の対向する端部はグランドに結合される。各レジスタ254の両端間の電圧は、レジスタ254が関連するモータ巻線234を横切る信号の代表として測定される。この電圧は、図16A、16Bおよび16CのMxIP端子とMxIN端子とで測り分けられる。レジスタ256の両端間の電圧は、ハンドピースモータ36により引き出される全電流を表わす信号として測定される。この信号は、図16CのOVRLIP端子とOVERLIN端子との間で測定される。
ここで、図18を参照することによりBEMFアナログ回路214の1つのサブ回路について説明する。この特定のサブ回路は電源の電圧を測定するために使用される。具体的には、Hブリッジ21からの40Vレール信号がこの回路すなわち図16Cおよび図18のPSI端子に対して印加される。この回路の信号は、2つの直列に接続されたレジスタ258および260を介してグランドに結合される。レジスタ258および260の接合部で分けられた40V信号は単位利得増幅器262によってバッファリングされる。増幅器262のための出力信号は電源電圧を表わすPSV SNS信号である。
また、BEMFアナログ回路214は図19に示されるサブ回路も含む。これは、モータ巻線234が給電されないときにモータ巻線234にわたって生み出されるBEMF信号を測定する実際のサブ回路である。図19において、巻線端子は、回路に対して直接に接続されるように示されている。実際には、各巻線端子M1、M2およびM3は、分圧器に対して接続されるとともに、バッファ増幅器に対して加えられる。したがって、BEMF信号は、PSV SNS信号を形成するために40V電力信号が処理される方法と同様の方法で処理される。
分割されてバッファリングされた巻線端子信号はそれぞれ、レジスタ266を介して、増幅器268の非反転入力に対して印加される。また、各増幅器268の非反転端子にはV REF信号も印加される。このV REF信号は、増幅器268に対して印加される前に、単位利得増幅器270によりバッファリングされる。増幅器270からの信号はレジスタ271を介して増幅器268に印加される。
また、各巻線端子は別個のレジスタ272に対しても接続されている。レジスタ272の自由端は、互いに接続されるとともに、単位利得バッファ増幅器274に対して加えられる。増幅器274からの出力信号は各増幅器268の反転入力に対して印加される。別個の増幅器268への信号は別個のレジスタ276を介して印加される。フィードバックレジスタ277は各増幅器268の出力端子と反転入力端子との間に結合される。したがって、増幅器268は、Bx SNS信号の和を3で割ることにより得られるモータのための再現中立電圧を生成するために使用される。
各増幅器268の出力信号は、増幅器が接続される巻線端子におけるBEMF信号の指標である。これらの信号は、図面では、B1 SNS信号、B2 SNS信号およびB3 SNS信号として表わされている。これらの各信号が個別に対応する巻線端子における電圧からモータ36における再現中立電圧を減算したものを表わしていることは言うまでもない。
ここで、図20を参照しながら、ISENSEアナログ回路218について詳細に説明する。Hブリッジ212からのMxIP信号およびMxIN信号の各対は、別個の差動増幅器280の非反転入力および反転入力に対してそれぞれ印加される。OVERLIP信号およびOVERLIN信号も同様に差動増幅器280の非反転入力および反転入力に対してそれぞれ印加される。図示しないが、バッファリングされたVREF信号が増幅器280の各非反転入力に対して印加されることは言うまでもない。個々のバッファ増幅器(図示せず)は、バッファリングされたVREF信号を増幅器280に対して印加するために使用される。各増幅器280は、増幅器が関連付けられる信号のための×10ゲイン回路としての機能を果たす。
個々の増幅器280からの信号は4:1マルチプレクサ284に対して印加される。FPGA 228からの制御信号は、更なる処理のために検出された電流信号のうちの1つを選択的に送る。選択された信号はマルチプレクサ284から可変利得増幅器286へと送られる。本発明の1つのバージョンにおいて、増幅器286は1〜20の可変利得を有する。増幅器286はデジタル増幅器であり、それにより、利得を256段階で調整できる。増幅器286の利得を定めるためのコマンド信号がFPGA 228によってもたらされる。
OVERLIP信号およびOVERLIN信号が印加される増幅器280からの出力信号は利得・平均回路288に対しても印加される。この回路は、回路で検出された全モータ電流に2を乗じる。また、回路288は、選択期間にわたって、例えば1ミリ秒間にわたって信号を平均化する。利得・平均回路288からの出力信号は、平均電力引き込み信号(PSI SNS)として出力される。
ここで、図21を参照することによりBEMFアナログ−デジタル回路216について説明する。回路216は5:1マルチプレクサ292を含む。マルチプレクサ292に対する3つの入力信号はBEMFアナログ回路214からの3つのBx SNS BEMF信号である。マルチプレクサ292に対する第4の入力は、電源電圧を表わすバッファ262からのPSV SNS信号である。マルチプレクサ292に対する残りの入力は、電源電流を表わす利得・平均回路288からのPSI SNS信号である。FPGA 228からの制御信号は、更なる処理のために5つの信号のうちの1つを選択する。
処理によって選択された信号は、マルチプレクサ292から高速DC精密バッファ増幅器294へと出力される。増幅器294の出力と反転入力との間に結合されるフィードバックレジスタは図示されていない。また、増幅器294の出力に対して逆バイアス結合された電圧制限ダイオードも図示されていない。第1のダイオードは増幅器294と5ボルトアナログバスとの間に結合されている。第2のダイオードは、増幅器294の出力とグランドとの間に逆バイアス結合されている。
増幅器294によって生成された信号はアナログ−デジタル変換器296に対して印加される。変換器296からの出力信号はFPGA 228に対して印加される。
ISENSEアナログ−デジタル変換回路220が図22に示されている。可変利得増幅器286からの出力信号は高速バッファ増幅器298に対して印加される。増幅器298およびそのサポート構成要素すなわちフィードバックレジスタおよび電圧制限ダイオード(構成要素は図示せず)はバッファ増幅器294に付設されたそれらと同様である。バッファ増幅器298からの出力信号はアナログ−デジタル変換器300に対して印加される。変換器300からの出力信号はFPGA 228に対して印加される。
モータマルチプレクサ222は6個のリレー回路302からなり、そのうちの1つが図23に示されている。各リレー回路は別個のMxP信号を受ける。3つのリレー回路302は1つのHブリッジ212からM1P、M2PおよびM3P信号を受ける。残りのリレー回路302は第2のHブリッジ212からM1P、M2PおよびM3P信号を受ける。
各リレー回路302は第1のリレー304と第2のリレー306とを含む。MxP信号は入力としてリレー304に印加される。リレー304は、図23のソケット40、S3のうちのいずれか1つに対して或いはリレー306に対してMxP信号を選択的に印加する。リレー306は、図23の残りのソケット40、S1またはS2のうちの1つに対してMxP信号を印加する。リレー304および306の状態はFPGA 228からの制御信号によって調整される。これらの制御信号はそれぞれFET 308に対して印加される。各FET 308は、FETが関連付けられるリレー304または306のソレノイドに対する40V信号の印加を制御する。40V信号はレジスタ309を介して各FET 308に対して印加される。各FET 308のドレインに存在する信号は、2つの直列に接続されたレジスタ310および312を介してグランドに印加される。レジスタ310および312同士の接合部に存在する信号は元のFPGA 228に対して印加される。FPGA 228は、これらの戻り信号を状態信号として使用してリレー回路の状態を検証する。
また、各FPGA 228からの制御信号の1つの対だけが特定のFPGAを補完する3つのリレー回路302の設定を制御することは言うまでもない。同様に、3つのリレー回路のための2つの状態信号だけがFPGA 228に対して戻される。
ディスプレイコントローラ64およびモータプロセッサ224はSPIバス88を介して信号をやりとりする。本発明のシステム30の全体の制御を維持するプロセスの一環として、ディスプレイコントローラ64はパワードライバ割り当てテーブル320(図24)を保持する。テーブル32内には2つのパワードライバ割り当てフィールド322がある。各パワードライバ割り当てフィールド322は別個の1つのパワードライバ・検出回路210と関連付けられる。各フィールド322内のデータは、関連付けられたパワードライバ・検出回路210が特定のハンドピース34を給電するために使用されるべきか否かを示している。
外科医がハンドピースのうちの1つを作動させると、ディスプレイコントローラがパワードライバ割り当てフィールド322内のデータを読み取る。これらのデータに基づいて、ディスプレイコントローラは、給電信号をハンドピース34に対して供給するためにパワードライバ・検出回路210のうちの1つが利用可能であるか否かを判定する。回路210のうちの1つが利用可能である場合には、該回路がハンドピースに対して割り当てられる。ディスプレイコントローラ64は、パワードライバ割り当てテーブル320へのデータを書き換え、新たに指定されたパワードライバ回路210が割り当てられたことをそのハンドピースに対して知らせる。
また、ディスプレイコントローラ64は初期化パケットをモータプロセッサ224に対して送る。このパケットは、パワードライバ・検出回路210のうちのどれがハンドピース34に対して割り当てられたのかを特定するデータを含む。初期化データパケット中に含まれるデータのタイプについては後述する。
図32Aおよび図32Bは、取り付けられたハンドピースモータ36の巻線234に対する給電信号の印加を調整するためにFPGA 228およびモータコントローラ224により実行される制御プロセスをまとめて示した。図32Aはモータプロセッサ224で実行されるプロセスを示している。FPGA 228で実行されるプロセスが図32Bに示されている。一般に、これらのプロセスの目的が6つのドライバ信号を生成することであることは言うまでもなく、Hブリッジ212内の各FET 242および244に対して1つのドライバ信号が与えられる。FET 242および244のONおよびOFFにより、選択された切断速度で巻線の選択された対を通じて電流が流れる。
FPGA 228内の1つのプロセスモジュールはFETドライバ論理モジュール390である。モジュール390は、FET 242および244をゲートするための信号を生成するFPGA内のモジュールである。図32Bにおいて、これは、FETドライバ論理モジュール390からHブリッジへと延びる6個の導体により表わされている。混乱を最小限に抑えるため、後述する接続は、複数の導体が存在する場合でも1つのライン導体のみを用いて示される。また、後述する接続の多くが同じ集積回路要素内にあることは言うまでもない。
FETドライバ論理モジュール390への入力信号は、巻線の整流および巻線の駆動を調整するために使用される命令信号である。整流命令信号は、巻線のいずれの対にわたって給電信号が印加されるべきかをFETドライバ論理モジュール390に知らせる。駆動信号は、給電信号がどのようなPWM率およびデューティサイクルで印加されるべきかについてFETドライバ論理モジュール390に知らせる。これらの命令に基づいて、モジュール390は、FET 242および244を適切なシーケンスでOFFするためのゲート信号を生成する。
整流命令信号はFPGA 228内の整流論理モジュール392によって生成される。モジュール392は、モータのロータの角度位置を示す信号を入力として受ける。これらの信号に基づいて、整流論理モジュール392は、FETドライバ論理モジュール390に対する整流命令信号を生成する。
本発明のシステムには、モータのロータ位置を判定する2つの他のプロセスが存在する。FPGA 228内にはBEMFモニタモジュール394がある。モジュール394は、デジタル化されたBEMF信号をBEMFアナログ−デジタル変換器216から入力として受ける。図32Bでは、これらの信号がBx SNS信号として表わされている。これらの信号に基づいて、BEMFモジュール394はロータ位置を判定する。モジュール394はこの情報を整流・論理モジュール392に対して与える。
後述するように、ハンドピースモータ36が低速で動作している場合には、ロータ位置を判定するためにBEMF信号を使用することができない。したがって、ハンドピース34がこの状態にある場合、コントロールコンソールはロータ位置を判定するための第2の方法、すなわち、インダクタンス検知を使用する。インダクタンス検知は、モータプロセッサ224内のインダクタンス検知(IS)モニタモジュール396によって行なわれる。一般に、インダクタンス検知においては、ロータ位置を判定するために巻線234を流れる電流が測定されることは言うまでもない。ISモニタモジュール396への入力信号は、個々の巻線234を通じて流れる測定された電流フローの取得ピークの測定値である。これらのピークは、FPGA 228内に位置されたISピーク取得モジュール395によって取得される。モジュール395への入力信号は個々の巻線からのデジタル化された電流測定信号である。インダクタンス検知モードでは、レジスタ256を横切る電流が測定される電流であることは言うまでもない。
これらの電流はHブリッジのレジスタ254の両端間の電圧に比例する。これらの信号のデジタル化された表示は、ISENSEアナログ−デジタル回路220から送られて、FPGA 228からモータプロセッサ224へと送られる(接続は図示せず)。以下では、ロータ位置を判定するためにインダクタンス検知プロセスがどのように使用されるのかについて説明する。インダクタンス検知モニタモジュール396により行なわれるロータ位置判定は整流論理モジュール392に対して与えられる。
また、整流論理モジュール392がロータ位置のBEMF検出判定に依存すべき時期およびモジュール392がインダクタンス検知判定に依存すべき時期をモータコントローラ224が判定することは言うまでもない。モータプロセッサ224は、ハンドピースモータの実際の速度およびハンドピースNOVRAM 72からの速度カットオフデータに基づいてこの判定を行なう。このカットオフデータ(カットオフデータが記憶されるフィールドは図示せず)は、どの速度を下回るとインダクタンス検知ロータ位置判定が整流を調整するために使用されるのかを示す。このカットオフ速度は、初期化パケットの一部としてモータプロセッサ224に供給される。したがって、入力接続が示されていないが、インダクタンス検知モニタモジュール396が所要の比較を行なうためにモータ速度およびカットオフ速度の表示も受けることは言うまでもない。
また、インダクタンス検知モニタモジュール396がBEMFモジュール394とも通信を行なう(接続は図示せず)ことは言うまでもない。具体的には、インダクタンス検知モニタモジュール396は初期開始論理データをBEMFモジュール394に対して与え、このモジュール394はロータ位置のBEMF監視を行なう必要がある。
3つの基本的な入力変数は、巻線を駆動させるために使用される。1つの入力は、ハンドピースモータにおける実際の速度とユーザが選択した速度との間の差に基づいている。第2の入力はモータ36により引き出される電流に基づいている。第3の入力は、ある瞬間にシステム10により消費される全電力に基づいている。
デジタル化されたBEMF信号、すなわち図32BのBx SNS信号は、ハンドピースモータ36の実際の速度を判定するためにFPGA 228により使用されるものである。具体的には、FPGA 228内には速度計算モジュール398がある。速度計算モジュール398は整流論理モジュール392から出力された整流命令信号を受ける(図32Bの接続H)。これらの信号により指定される整流間の時間に基づいて、速度計算モジュール398はロータ速度のデジタル表示を生成する。この速度値はFPGA内のFIRフィルタ402によってフィルタ処理される。ハンドピースNOVRAM 72からのこのフィルタにおける係数は初期化パケット中に含まれている(同様に、DSP 224およびFPGA 228内の全てのフィルタにおけるフィルタ係数が初期化パケットの状態でNOVRAM 72からくることは言うまでもない)。
フィルタ処理された速度信号は、FPGA 228からモータコントローラ224内のIIRフィルタ404へ送られる。IIRフィルタ404のフィルタ処理された信号は、速度制御(SC)比例積分微分(PID)アルゴリズムモジュール406に対して1つの入力変数として印加される。
SC PIDモジュール406への第2の変数はユーザ速度セットポイント信号である。この信号は、一般に、ハンドピースに関してユーザが選択した速度のデジタル表示である。この信号は、初期化パケットおよび速度セットポイントパケットの両方の状態でディスプレイコントローラ64により与えられる。これらの速度セットパケットは、ハンドピースが依然として作動したままである限り、ディスプレイコントローラ86によりモータプロセッサ224に対して繰り返し送られる。各速度セットポイントは、パケットが関連付けられるハンドピース34を特定するデータと、ハンドピース34のためのユーザ設定速度を示すデータとを含む。これらの後者のデータは、外科医がモータ速度を変えるために作動させる入力装置を参照することによりディスプレイコントローラによって判定される。ハンドピースが動作し続ける間、ディスプレイコントローラ64は、一般に、10ミリ秒毎に1回、速度セットポイントパケットを送る。
速度セットポイント信号がSC PIDモジュール406によって受けられる前に、該信号が加速制御モジュール408により処理されてもよい。これは、外科医がハンドピースモータ36を加速、減速または制動させる結果として速度セットポイント信号が経時的に変化するからである。実際の速度セットポイント信号の変化率に応じて、加速制御モジュール408は、SC PIDモジュール406に対して印加されるセットポイント信号が実際に変化する比率を調整する。これは、急な加速、減速、制動の結果として起こる場合があるハンドピースモータ34の任意の急作動または他の不均一な動作を最小限に抑えるために行なわれる。
速度セットポイント信号の変化率を変更するために加速制御モジュールが使用するパラメータが初期化パケットの状態でハンドピースNOVRAM 72からくることは言うまでもない。
SC PIDモジュール406は、実際の(フィルタ処理された)モータ速度とセットポイント信号により示される速度との間の差に基づいて、SC PID出力信号を判定する。この信号を生成するアルゴリズムは当分野で知られている。
SC PIDモジュール406への2つの常に変化する入力が存在する間は、アルゴリズムへの他の変数が存在することは言うまでもない。これらの変数は、比例ゲイン、積分ゲイン微分、ゲイン・微分時定数、最大出力および最小出力を含む。基本的に一定であるこれらの変数は初期化パケットによりハンドピースNOVRAM 72から供給される。一部のモータに関しては、速度を制御するため様々な速度範囲でこれらの変数の様々な組が使用される。変数の複数の組が初期化パケットの状態で供給される。モータプロセッサ224は、ハンドピースモータ36が動作している現在の速度範囲に基づいて、変数の適切な組をSC PIDモジュール406内にロードする。
前述した一定オーバー速度範囲変数も電流制御(IC)PIDモジュール414に対して供給される。SP PIDモジュールおよびIC PIDモジュール406および414に対して供給される変数の組がそれぞれ異なっていることは言うまでもない。
モジュール406からのSC PID出力信号はSC出力計算モジュール409に対して印加される。モジュール408への第2の入力はモータPWM周波数である。この変数は、ハンドピースNOVRAM 72からのものであり、初期化パケットの状態で供給される。これらの入力に基づいて、SC出力計算モジュール409は、2つの値、すなわち、駆動信号のためのPWM周期およびPWMオンタイムを判定する。
SC出力計算モジュールにより生成される値を表わす出力信号は、FPGA 228内のSCパルス発生器410に対して送られる。SCパルス発生器410は、モジュール409からの入力に基づいて、速度制御に基づく一連のPWM駆動パルスを生成する。
電流に基づく駆動信号は、ハンドピースモータ36における電流セットポイントおよびモータにより引き出される実際の電流両方に基づいている。トルクマップモジュール412は電流セットポイント値を生成する。電流セットポイントを判定する3つの変数は、モータの速度、トルクマップおよび定数である。トルクマップモジュール412はフィルタ処理された速度信号をFPGA FIR 402から受ける。トルクマップは、モータが特定の速度で生み出すことができるトルクのモータに固有の関係である。定数は、速度に基づくトルクを電流セットポイントへ変換する。トルクに関するデータはNOVRAM 72からのものであってもよく、定数はNOVRAM 72からのものであり、初期化パケットの状態で含まれる。
したがって、所与の速度において、モジュール412は、トルクマップに基づいて、モータが生み出すべきトルクを判定する。この判定および定数に基づいて、モジュール412は、モータが引き出すべき電流を判定する。トルクマップモジュール412は、この電流セットポイントを表わすデータをIC PID 414のアルゴリズムモジュールに対して供給する。
IC PIDモジュール414への連続的に変化する第2の入力は、モータによって引き出される実際の電流である。モジュール414に対して供給される電流測定値は、Hブリッジ212のレジスタ254間からの交互的な個々の巻線電流の測定値、すなわち、図32BのMxI信号に基づいている。これらの信号はFPGA 228内の二段階可変周波数フィルタ416に対して供給される。フィルタ228は、整流切り換えに対するこの電流信号中の高周波リップルを除去する。
フィルタ228からのフィルタ処理された電流信号はモータプロセッサ224内の電流較正モジュール418に対して印加される。電流較正モジュール418はその後の処理において電流を較正する。電流引き込み信号の較正度合いを判定するためにモジュール418が使用する変数は、電流信号のアナログバージョンが可変利得増幅器286によって増幅された度合いを示す値である。この値および増幅器286に関する設定は、ハンドピースNOVRAM 72からのものであり、初期化パケットの状態で含まれる。
較正された電流読み取り値はモータプロセッサ224内のIIR 420によってフィルタ処理される。フィルタ処理されて検出された電流は、第2の変数としてIC PIDモジュール414に印加される。
電流セットポイントおよびフィルタ処理されて較正された実際の電流の測定値に基づいて、IC PIDモジュールは中間電流値を生成する。中間電流値は電流制御出力計算モジュール416へ送られる。モジュール416は、初期化パケットから、電流範囲ウインドウデータを予め受けた。これらのデータは、モータ電流が振動するべき範囲を示している。これらのウインドウ範囲データおよび中間電流値に基づいて、電流制御出力計算調節はILIMITH(高)電流限界値およびILIMITL(低)電流限界値を生成する。中間電流値がこれらの電流限界値同士の間にあることは言うまでもない。限界値間の範囲は初期化パケット中の範囲データに基づいている。
モータプロセッサ224はILIMITH値およびILIMITL値をFPGA内の電流制御制限パルス発生器419に対して供給する。発生器419は、実際のモータ電流の指標を他の入力として受ける。実際には、3つの巻線電流の交互的なデジタル化されたバージョン、すなわち、デジタル化されたMxI電流信号が発生器419に対して印加される。ILIMITx値および測定された電流に基づき、電流制御制限パルス発生器電流制御制限パルス発生器419は、バングバング(bang-bang)プロセスに基づいて、電流制御駆動パルスを選択的にクロックアウトする。
SCパルス発生器410からの速度制御に基づくPWM駆動パルスおよび電流制御制限パルス発生器419からの電流制御駆動パルスは、巻線234の駆動の発生を制御するために使用される信号のうちの2つである。第3の入力信号は供給電力制限(PSI LMT)信号である。後述するように、この信号は、コンソール電源90が供給できる電力よりも大きい電力をシステム10の構成要素が消費する際にアサートされる。
これらの3つの信号はFPGA 228内のAND論理モジュール422に対して印加される。モジュール422からの出力は、巻線234を駆動させるための信号として、FETドライバ論理モジュール390に対して印加される。AND論理モジュール422は、巻線が駆動されるべきであり且つ電力限界を超えた信号がアサートされないことを速度制御に基づくPWM駆動パルスおよび電流制御駆動パルスが同時に示すときだけ巻線234を駆動させるための信号をアサートするように構成されている。
ハンドピース34の動作の正確なトルク制御を行なうことが前記アセンブリの特徴であることは言うまでもない。具体的には、適切なコマンドを入力することにより、ディスプレイコントローラ64は、トルク制御設定画像をディスプレイ42上で与えるようになっている。これらの画像に関連付けられたタッチスクリーンボタンを押圧することにより、外科医は、ハンドピースモータが生み出すべき最大トルクを定める。これは有益である。なぜなら、インプラントを組織中に押し込むなどの特定の処置においては、選択された最大トルクだけが加えられるためである。外科医がこのトルク限界を定めると、その値に関するデータが初期化パケットの状態でディスプレイコントローラ64によりモータコントローラ224に対して与えられる。モータプロセッサ224は、これらのデータに基づいて、ハンドピースモータ36が所定の最大量よりも大きいトルクを生成すべきことを示す信号をトルクマップモジュール412に生成させないようにトルクマップモジュール412を設定する。
電力制限信号が何時どのようにアサートされるのかについての理解は、最初に図33を参照することにより得ることができる。最初に、電力を制限するための手段を設ける理由は、コントロールコンソール32が供給し得る電力より大きい電力を共同で消費する2つの器具を外科医が同時に駆動しようとする場合があるからであることは言うまでもない。これは、任意の電源が供給できる電力量が常に制限されるからである。一例として、本発明の幾つかのバージョンにおいては、電源90が最大で400ワットの電力を供給することが見込まれることは言うまでもない。サイズのため、また、コントロールコンソール32により放出される熱量を最小限に抑えるため、しばしば、コントロールコンソールが供給できる電力量を制限することが妥当な設計配慮であると考えられる。また、コントロールコンソールによって同時に駆動される両方のハンドピースが400ワットを超える電力を必要とする場合は殆どない。したがって、多くの電力を供給できる電源を設けることがリソースの効率的な使用ではないことは言うまでもない。
しかしながら、時として、2つの高電力消費ハンドピース34が同時にコントロールコンソール32に対して接続され且つコントロールコンソール32により給電される場合もあり得る。本発明のシステム10の供給電力制限回路により、両方のハンドピースをそのように作動させることができる。
図33を参照することにより分かるように、供給電力制限回路は、電源から出るグランドに接続されるレジスタ424を含み、このレジスタの両端間で電源40からの電流が測定される。レジスタ424の両端間の電圧は利得・平均回路426に対して印加される。本発明の1つのバージョンにおいて、この電流引き込み信号は、20が乗じられるとともに、1マイクロ秒にわたって平均化される。
乗算され且つ平均化された回路426からの電源電流信号はコンパレータ428に対して印加される。コンパレータ428への第2の入力は、電源が引き出すべき最大電流を表わす図示しない基準信号である。電力は、40ボルト電位の形態でハンドピースに対して供給される。したがって、電源が400ワットを越えて消費しないようにするために引き出すべき最大電流は10アンペアである。実際には、電源90は最大500ワットを生成することができるが、更なる電力はポンプモータ60などの内部コンソール部品によって使用される。電源の実際の電力限界を下回るレベルで電力限界監視を行なうと、基本的に、電源が非常に多くの電力を消費して構成要素が故障する可能性が排除される。
したがって、コンパレータ428は、調整された電源電流を連続的に監視して、電源が非常に多くの電流を消費しているか否かを判定する。この状態が起こると、コンパレータ428はPSI LMT信号をアサートする。
PSI LMT信号は両方のFPGA 228に対して印加される。ハンドピースモータ36への給電を調整する全プロセスの一環として、モータプロセッサ224は、電力限界を超えたことを考慮してどのモータの作動を一時的に停止すべきかを絶えず判定する。この判定はモータプロセッサ224内の電源電流(PSI)制限選択モジュール430によって行なわれる。モジュール430への入力は、各ハンドピースモータ36によって現在引き出されている電流の値である。具体的には、これらは、Hブリッジレジスタ256を通じた電流引き込み測定値である。図32Aでは、これがモジュール430へ直接入る信号OVERLI信号により描かれている。実際には、デジタル形式のこれらのモータ電流信号が両方のFPGA 228からPSI制限選択モジュール430へと送られることは言うまでもない。これらの信号を比較することにより、モジュール430は、2つの作動されたハンドピースモータ36のうちのどれが任意のある瞬間に多くの電流を引き込んで多くの電力を消費しているのかを判定する。PSI制限モジュール430は、電力を制限して必然的に動作を停止させるためにこのハンドピースモータ36を選択する。
具体的には、PSI制限モジュール430は、選択されたハンドピースモータ36に関連付けられたFPGA 228内のAND論理モジュール432に対して電力制限イネーブル信号をアサートする。PSI LMT信号は、アサートされると、両方のFPGA 228のAND論理モジュール432により同時に受けられる。電力制限イネーブル信号がアサートされたモジュール432だけがPSI LMT信号を送る。具体的には、この信号はAND論理モジュール422に対して送られる。前述したように、AND論理モジュール422がPSI LMT信号を受けると、モジュール422はFETドライバ論理390に対する駆動信号のアサートを禁止する。
したがって、PSI LMT信号のアサートにより、イネーブル状態のFPGA 228はアサートしている駆動信号を一時的に停止する。これにより、モータ36の巻線の両端間への給電信号の印加が一瞬停止される。モータ36に対する給電信号の印加のこの一瞬の停止により、モータにより引き出される平均電力が一瞬下がる。これにより、電源90は、設計上それが生成する電力量を超えて電力を出力しなくなる。
前述したように、通常の動作速度において、パワードライバ・検出回路210に関連付けられたFPGA 228は、給電されていないモータ巻線234の両端間に生成されるBEMF信号を監視することによりモータ巻線234の整流切り換えを調整する。しかしながら、低速、すなわち、ハンドピースモータ36の最大動作速度の10%以下、あるハンドピースに対して5%以下の速度では、巻線を横切るBEMF信号が検出できないレベルまで低下する。
この事象が起こると、モータコントローラ86は、インダクタ検出を使用してモータロータの位置を判定する。特に、図27から分かるように、ハンドピースNOVRAM 72内にはBEMF/ISセットポイントフィールド339が存在する。フィールド339は速度を示すデータを含み、その速度を越えてモータコントローラ86はロータ位置を判定するためにBEMF検出を使用しなければならない。フィールド339に示される速度以下の速度でモータコントローラ86はロータ位置を判定するために後述するインダクション検知プロセスを使用しなければならない。BEMF/ISセットポイントフィールドにおける速度レベルは、ディスプレイコントローラ64によりモータプロセッサ224に対して初期化パケットの状態で供給される。フィールド339からの値およびモータ速度を示すデータに基づいて、モータプロセッサ224は、BEMF検出またはインダクション検知を選択的に使用してハンドピースモータ36への給電を調整する。
モータコントローラ86は、6つのモータ相のそれぞれにおいて巻線両端間のインダクタンスを測定することによりインダクション検知プロセスを開始する。これは、最初に図25のプロットにおける時間周期336で表わされる巻線234への給電信号の印加を打ち消すことにより行なわれる。
その後、該時間周期中に、各モータ巻線234の両端間に短い電圧パルスが印加される。第1の相におけるインダクタンスを測定するため、巻線のうちの1つがHブリッジ212の40Vレール240に対して結合され、残りの2つの巻線がグランドに対して結合される。その後、40Vレール240に接続される巻線により生み出される電流が測定される。第1の相と反対の第2の相におけるインダクタンスを測定するため、巻線の電源接続が逆にされる。したがって、グランドに結合された2つの巻線だけが40Vレール240に対して接続され、レールに取り付けられた巻線234がグランドに結合される。その後、グランドに結合された巻線を流れる電流が測定される。これらの測定は3つの全ての巻線234に関して行なわれる。したがって、図25に示されるように、モータ36からは6つの電流パルス338が測定される。
理論上、モータロータの任意の所与の位置において、モータ相のうちの1つに関して測定された電流は、残りの5つの相測定において測定された電流よりも高くなければならない。これは、ロータマグネットの位置が、巻線の両端間のインダクタンス、したがって巻線を流れる電流に影響を及ぼすからである。
しかしながら、図26のグラフを参照することにより示されるように、実際には、外科用ハンドピース34のDCモータに関してはロータ位置に対する測定インダクタンスの関連性は乏しいことが分かった。この乏しい関連性は、本発明のシステム30と一体のハンドピース34が比較的小さいロータを備えるモータ36を有するという事実に起因していると考えられる。特に、ロータの直径は一般に0.5インチ以下である。更なる他のモータロータは0.25インチ以下の直径を有する。比較的小さなサイズのマグネットがこれらのロータと一体となっていることから、マグネットは、隣接するモータ巻線234のインダクタンスを、ロータ位置を判定するためにインダクタンス変化しか使用できなくなる程度にまで変えることはない。
したがって、このシステム30において、モータプロセッサ224は、6つの測定されたモータ相電流に対して利得およびオフセット値を適用する。これらの利得およびオフセット値は、ハンドピースNOVRAM 72内の図27に示されるデータフィールド340および342によりもたらされる。具体的には、各ロータ位置毎に、NOVRAM 72は、利得を生成するために測定電流に掛け合わせるための係数を含むデータをフィールド340内に含む。各フィールド342内のデータは、乗算された利得、オフセットに適用される定数を含む。これらのデータおよびBEMF/IS速度セットポイントフィールド339内のデータは、初期化パケットの一部としてディスプレイコントローラ64からモータプロセッサ224へと送られる。
モータ36の各タイプ毎に、フィールド340および342における利得、オフセット値がそれぞれモータの動作の実験に基づく解析によって生み出されることは言うまでもない。
これらの検索された利得およびオフセットデータに基づいて、モータプロセッサ224は、較正されて正規化された電流測定値を各電流値毎に生成する。図28を参照すれば分かるように、較正されて正規化されたこれらの値により、各ロータ位置毎に1つの電流値が他の電流値よりも高いというプロットが得られる。
したがって、較正されて正規化された巻線インダクタンスのこれらの測定値に基づいて、モータプロセッサ228はモータロータの位置を判定することができる。この判定に基づいて、モータプロセッサ228は、次にどの巻線234を通じて電流が印加されるべきかを判定することができる。これは、適切な2つのモータ巻線234の両端間に給電信号が印加される期間346により図25に表わされている。なお、この図から分かるよう、電流測定を行なうことができるように、期間336の前に休止期間350がある。全体的に、期間336および350は、モータを作動させるために信号が1つの巻線対に対して印加される期間346のサイズの約10%である。一般に、期間336、346および350の1つのサイクルにおける組み合わせ期間は1ミリ秒である。
ロータの位置を監視し且つ巻線の給電を調整するためのインダクタンス測定検出のこのような使用が、ハンドピースモータ36が低速状態で動作している状況以外の状況において使用できることは言うまでもない。このインダクタンス測定検出は、モータが停止されている場合すなわち0RPM速度の場合であっても巻線への給電を調整するために使用できる。したがって、インダクタンス測定検出は、ハンドピースが最初に作動されるときのモータ始動を調整するために使用できる。また、インダクタンス測定検出は、モータが生み出すことができる最大トルクに近い或いは等しい所定量のトルクをモータが生み出す結果としてモータのロータが非常に低い速度まで減速し或いは停止してしまう場合におけるモータ作動を調整するために使用できる。
実施されてもいるロータ位置のインダクタンス検知における1つのステップは整流状態計算を含む。具体的には、本発明のシステム30において、モータプロセッサ224は、単に整流状態を較正されて正規化されたモータ相インダクタンスの測定値に基づかせるにとどまらない。モータプロセッサは、インダクタンス検知において1つの所与の整流相が判定された後に次の判定された位相が適しているか否かも検討する。この判定に基づいて、モータプロセッサは、その後、モータ36を次の適切な整流状態に置く。このプロセスは、図29のフローチャートを参照することにより理解できる。ステップ350は、1つのピーク検出誘導電流相から第2のピーク検出誘導電流相への移行を示している。この移行が起こった後、ステップ352において、モータプロセッサ224は、第2のピーク検出誘導電流相が既に判定された第1のピーク検出誘導電流相に直接に隣接している電流相であるか否かを判定する。図28の較正されて正規化されたピーク電流を例にとると、すぐ前の電流相がM3 Negative相であった場合には、直ぐ隣の相は、一方の方向ではM2 Positive相であり、反対方向ではM1 Positive相である。ステップ352において、検出された位相がこれらの2つの相のうちの一方からのものである場合には、モータが適切に作動していると想定される。その後、ステップ354において、モータプロセッサ224は、巻線に対して印加される給電信号の次の適切な整流シフトを行なうよう適切なFPGA 228に指示する。
しかしながら、ステップ352においては、例えば、M3 Negative検出誘導電流相が最も高くなった直後に次に検出された最も高い誘導電流がM3 Positive相からのものであると判断されてもよい。これは、製造公差に起因して、M3 Negative相から最も高いM1 Positive相への移行中に、M3 Positive相に対応するインダクション検知電流が最も高いからである。
この判定に応じて、ステップ356において、モータプロセッサ224は、この新たな相におけるピークインダクション検知電流が、検出電流間で相転移が起こるレベルよりもかなり高いレベルに達するか否かを判定する。この例では、モータプロセッサ224は、M3 Positive相における正規化されたインダクション検知電流が直ぐ前に測定されたM3 Negative相のそれよりも0.5の値だけ超える場合に、M3 Negative検出相に基づいて駆動するモータから、M3 Positive相にあるロータに基づいて駆動するモータへと切り換えるだけである。
ステップ356において明らかにシーケンスから外れたインダクタンス測定値が前の測定値よりもかなり高いと判断される場合には、測定値が正確なものとして受け入れられる。ステップ354が実行される。ステップ354のこのバージョンにおいて、モータプロセッサ224は、モータが検出された位相にあることに基づいて給電信号の次の適切な整流シフトを行なうように適切なFPGA 228に対して指示する。
あるいは、ステップ356においては、明らかにシーケンスから外れたインダクタンス測定値がこの閾値を下回っていることが判定されてもよい。この判定が成される場合には、この最も高い判定されたインダクション検知相が無視される。その代わり、ステップ350が再実行される。この再実行において、また、ステップ350および352の全ての実行において、インダクタンス検知モニタモジュール396は、その判定を、期待される次の位相が現在の位相よりもほんの僅かだけ高いときにモータ相に変化があったか否かに基づいて行なう。この例では、モータロータが現在M1 Positive相に対応する位置にいることをモータプロセッサ224が判定するため、予期されるM1 Positive段階における較正されて正規化されたインダクタンス検知信号が現在の位相、すなわちM3 Negative相のそれよりも0.1だけ高くなければならない。
ステップ356では、シーケンスから外れたインダクタンス検知測定値が直ぐ前の相のインダクタンス検知測定値よりもかなり高いということが判定されてもよい。この「直ぐ前の相のインダクタンス検知値」は、2つのインダクタンス検知信号の交差からのものである。この事象が起こると、それは、モータロータが実際にこの新たな最も高いインダクタンス検知測定値により示される位置にあることを意味しているとしてモータプロセッサ224により解釈される。この事象において、モータプロセッサは、ロータ位置のこの新たな判定に基づいて、給電信号をモータ巻線に対して印加する。
本発明のシステム30のこの特徴の利点は、動作異常およびモータ巻線変化に起因して起こる小さなシーケンスから外れた判定によりモータコントローラ86がロータ位置のエラーの判定に基づいて巻線を間違って給電しない可能性を実質的に排除するという点である。
さらに、本発明のモータプロセッサ224は、モータ相における利得定数およびオフセット定数を調整するように構成されている。具体的には、図30のフローチャートに示されるように、ステップ362において、モータプロセッサ224は、各モータ相毎に、ロータの回転に関して較正されて正規化されたインダクタンス検知測定値が所定のウインドウ内にあるか否かを判定する。このウインドウは例えば−0.1〜1.1の範囲であってもよい。ステップ362において、その相における較正されて検出されたインダクタンス検知測定値がこの範囲内にあることが判定される場合には、再較正が行なわれない。
しかしながら、ステップ362においては、較正されて正規化されたインダクタンス検知測定値が所定のウインドウから外れていることが判定されてもよい。この状態が検出される場合には、ステップ364において、モータプロセッサ224は利得係数およびオフセット係数の調整を行なう。これらの調整は、ステップ362のその後の実行時にモータ相における較正されて正規化されたインダクタンス検知測定値が所定のウインドウ内にあることが判定されるまで繰り返し行なわれる。
本発明のこの特徴により、温度変化および構成要素の磨耗に起因するインダクタンス波形の経時的な変化によってエラーのモータ状態が計算されることがなくなる。
この再較正を行なう更に他の方法は、一連の既知の位置でモータロータをロックした後、インダクタンス測定値を取得することである。その後、測定されたインダクタンスに基づいて再較正が行なわれる。利得値およびオフセット値を適切に調整する方法を判定するために、検出されたインダクタンス測定値の長期にわたる平均値を使用することもできる。
本発明の幾つかのバージョンにおいて、ディスプレイコントローラ64は、NOVRAMインタフェース78を介して、再計算された利得値およびオフセット値をモータ相からハンドピースEEPROMへ書き込む。その後、これらのデータは、ディスプレイ計算器により読み取られるとともに、次にハンドピース34がコントロールコンソールに差し込まれるときに使用される。
実際には、モータ極の利得値およびオフセット値のこのオンザフライの再較正は、インダクタンス検知プロセスが初期化されると直ぐに行なわれてもよい。最大および最小の正規化された検出インダクタンス値が取得される。モータロータの回転を通じてピーク間の正規化された検出値が1.0の値を超え或いは1.0を下回っていると判断される場合には、ハンドピース34のこの現在の実行に関して利得値およびオフセット値がモータプロセッサ224により再計算される。
多くのハンドピースモータは、ロータ位置に基づく制御がインダクタンス検知モードからBEMF検出モードへと切り換わるときに巻線におけるその給電シーケンスが一定のままとなるように構成されている。しかしながら、一部のモータ36は、制御がインダクタンス検知モードからBEMF検出モードへ変化するときに巻線の給電シーケンスが逆にされるように構成されている。したがって、ハンドピースNOVRAM 72は、図27にBEMF/IS Reverse Energization Sequenceフィールド368により表わされるデータフラグを含む。フィールド368におけるこのフラグの設定は、ロータ位置のBEMF検出とインダクタンス検知との間の切り換え時にモータコントローラ86が巻線の給電シーケンスを逆にすべきか否かを示している。
フィールド368におけるフラグの設定に基づいて、モータプロセッサ224は、検出モードを選択的に変えるときに、巻線を整流するシーケンスも逆にする。
モータロータ位置のインダクタンス検知監視の前記手段はハンドピースの動作を制御するために使用され、そのため、ハンドピースは最大のトルク量を供給することができる。ロータ位置のインダクタンス検知の他の方法において、コントロールコンソール32は、ハンドピースモータの精密速度調整を0RPMまで行なうこともできる。
具体的には、本発明の他のバージョンにおいては、1つのモータ極におけるインダクタンス検知信号プロファイルの数学的モデルが生み出される(図31のステップ372)。このモデルを形成するために高速フーリエ変換を使用できる(全てのインダクタンス検知信号が図28に示されるモータ極の正弦波プロファイルを有するとは限らないことは言うまでもない)。この信号プロファイルを表わす係数は、図27のハンドピースNOVRAMのフィールド370内に記憶される。これらのデータは、初期化パケットの状態でモータプロセッサ224に対して与えられる(ステップ374)。
データの受信時、モータプロセッサ224は、1つの信号プロファイルを表わすデータを使用して、ロータ位置の全ての角度毎に各モータ相において除外されるインダクタンス検知信号を示すテーブルを形成する(ステップ376)。ハンドピースモータがインダクタンス検知モードにある場合、6つのモータ相のそれぞれにおける較正されて正規化されたインダクタンス検知信号値は、測定されたデータから判定される(ステップ378)。その後、これらの6つの計算値は、最も近いテーブル値の組に適合される(ステップ380)。したがって、ステップ380の適合は、複数のインダクタンス検知較正正規化値に基づいてモータロータの角度位置を判定するのに役立つ。
ステップ382および384は、その後において、ステップ378および380のそれぞれの繰り返しである。ステップ380および384から判定されたロータ位置の差を時間差で割った値に基づいて、モータプロセッサ224は、ステップ386においてロータ速度を判定することができる。
インダクタンス検知速度の前記方法は、BEMF信号が一般に精密速度制御を簡略化できるほど十分に強くない低速において使用される。一般に、この種の制御における低速は、最大モータ速度の15%以下の速度、多くの場合には最大モータ速度の10%以下の速度であると考えられる。
整流間ロータ位置判定のための方法すなわちインダクタンス検知は、0RPMに至るまでの速度に関してロータ位置を判定するために使用できる。
ここで、本発明のシステム10がBEMF信号を監視する手段について図34Aおよび34Bを参照することにより説明する。図34のプロットの線分440は、給電されていない巻線234を横切るBEMF信号の理論的な立ち上がりを示している。適宜に、線分440は、第1の巻線を横切る監視されたBEMF信号すなわちB1 SNS信号と見なすことができる。線分442は、第2の巻線を横切る監視されたBEMFパルスすなわちB2 SNS信号と見なすことができる。線分446は、第3の巻線を横切る監視されたBEMFパルスすなわちB3 SNS信号と見なすことができる。その後、このパターンが繰り返す。
実際には、フライバック電流に起因して、しばしば、巻線の整流相の切り換えの変化、すなわちグリッチがBEMF信号の最初の相に存在する。これは、線分442に関連する降下電圧グリッチパルス448によって表わされている。
これらのグリッチに基づくロータ位置のエラーによる判定を避けるため、FPGA BEMFモニタモジュール394は、測定されたBEMF信号を経時的に積分する。特に、モジュール394は、信号がその立ち上がり又は立ち下がりの1/2となる時間から開始して特定のBEMF信号だけを積分する。したがって、線分440により表わされる信号に関して、BEMF監視モジュール394は、点450により表わされる時間からのみ信号を積分する。線分442により表わされるBEMF信号は点452により表わされる時間からのみ積分される。線分444により表わされるBEMF信号は点454により表わされる時間からのみ積分される。
これらのBEMF信号の積分は、図34Bにおける積分曲線の下側の面積により表わされる。BEMFモニタモジュール394は、所定の共通の閾値に達するまで各BEMF信号を積分する。この閾値は初期化パケットの状態でNOVRAM 72からくる。この閾値は図34Bに点458により表わされている。
最初のBEMF信号における最初の中間点の時間、すなわち、図34Aにおける点450は、整流論理モジュール392によりもたらされる。また、モジュール392は、第2および第3の中間点すなわち点452および454のそれぞれの時間を判定できるデータも与える。
BEMFモニタモジュールは、以下のプロセスにしたがって次の中間点すなわち図34Aの点456の時期を予測する。最初に、モジュール394は、線440のBEMF信号に関連するピーク積分値すなわち図34Bの点458が生じる時期を判定する。その後、線442のBEMF信号に関連する閾値すなわち点460が生じる時期が判定される。これらの2つの事象間の時間は、線442のBEMF信号がその正に中間の点にいた実際の時間である(BEMF信号の任意の所与の中間時間点において、予測された時間と実際の時間との間の差はほんの僅かである)。
BEMFモニタモジュール394は、線446のBEMF信号に関連する積分閾値すなわち点462に達する時間を判定する。生じた点460および462の閾値間の時間差に基づいて、モジュール394は、線446のBEMF信号がその中間点に達した実際の時間を判定する。この時間において、BEMFモニタモジュール394は、中間点454の信号が生じた時期を示すデータおよび線442および446のBEMF信号の移行部の中間点同士の間の時間差を示すデータをそのメモリ内に有する。BEMFモニタモジュール394は、この時間差を、点454により表わされる中間移行部が生じる時間に対して加える。この和は、線455により表わされるBEMF信号すなわち点456が生じる時期の予測である。したがって、BEMFモニタリングモジュール394はこの時に積分を開始する。
本発明の他のバージョンにおいて、BEMFモニタモジュール394は、BEMF信号移行の中間点の前または後に積分を開始してもよい。しかしながら、一般には、スイッチのグリッチはこの中間点の前に発生する。
後のBEMF信号の移行部の中間移行時間はこのようにして繰り返し計算される。したがって、ハンドピースモータ36の速度変化の結果としてBEMF信号の勾配が変化すると、信号の移行部の中間点の予測時間も同様に変化する。そのため、BEMFモニタリングモジュールにより予測される中間移行時間、すなわち、モジュールがその積分プロセスを開始する時間は、速度変化を伴う場合でも、真の時間に密に近い。
BEMF信号を積分する理由が、ゼロ交差の発生の監視とは対照的に、高周波ノイズに起因するモータ相のエラーによる判定を排除するためであることは言うまでもない。
図35Aおよび図35Bは、本発明のハンドピースインタフェース70の構造を共同で示している。インタフェース70は、インタフェースが接続されるハンドピース34と一体の4つの装置に接続することができる。簡単に描くため、1つの装置のみに対する接続回路、すなわち、HP DEVxのラベルが付された接続部が示されている。インタフェース70は、それが接続される各ハンドピース装置に対してアナログ信号およびデジタル信号の両方を送受信することができる。
ハンドピースインタフェース70はインタフェースコントローラ470を含む。1つの適したインタフェースコントローラ470はATmegaδマイクロコントローラから構成することができる。コントローラ470は、接続されたハンドピース装置から受けられるアナログ信号をデジタル化するための内部アナログ−デジタル回路472を有する。コントローラ470は、接続されたハンドピース34とディスプレイコントローラとの間のバス76を介したインタフェースとしての機能を果たす。インタフェースコントローラ470が任意のハンドピース装置に対して出力するアナログ信号は、デジタル−アナログ変換器474に対してデジタル形式で出力される。1つの適した変換器474はテキサスインストルメント社から市販されている。
インタフェース70は精密電圧源476を有する。電圧源476は精密な5 VDC電圧をハンドピース34に対して出力する(HP REF信号)。この電圧は、その後、精密な電圧を必要とする場合があるハンドピース内の任意の構成要素に対して利用可能となる。電流監視回路478はHP REF信号の電流を監視する。この電流が特定のレベルを超える場合には、ハンドピース内に障害があると想定される。この電流レベルが検出される場合、監視回路478は故障信号をインタフェースコントローラ470に対して送る。次に、インタフェースコントローラ470は、適切な故障メッセージをディスプレイコントローラ64に対して送る。
故障メッセージを受信すると、ディスプレイコントローラ64は、適切な警告をディスプレイ42上で与える。また、ディスプレイコントローラ64は、ハンドピース制御装置のハンドピースセンサによって生成された任意の信号に基づいて、ハンドピース34の作動を抑制する。これは、これらの制御装置を用いると故障が存在することを高い電流HP REF信号が示すことが想定されるからである。
また、ハンドピースインタフェース70はハンドピース電源480も含む。電源480は電力信号をハンドピースに対して供給する(HP PWR信号)。この信号は、電力を必要とし得るモータ36以外のハンドピース内の任意の装置が利用できる。そのような装置は、手術ナビゲーションシステムの一部である送信ユニットであってもよい。
HP DEVx接続部を介したハンドピース装置からのアナログ信号は、該接続部から、3つの直列に接続されたレジスタ482、484および486を含むRCフィルタを介して伝わる。また、このフィルタはコンデンサ488および490も含む。コンデンサ488はレジスタ482および484の接合部とグランドとの間に結合されている。コンデンサ490はレジスタ484および486の接合部とグランドとの間に結合されている。
図35Bから分かるように、HP DEVx接続部は、レジスタ494を介してバッファ増幅器492の反転入力に対しても取り付けられている。バッファ増幅器の非反転入力はデジタル−アナログ変換器474に対して接続されている。ディスプレイコントローラ64から受けられる命令に基づいて接続された装置からアナログ信号が受けられるべきであることをハンドピースNOVRAM 72のデータが示すと、インタフェースコントローラ470が回路を設定する。具体的には、インタフェースコントローラ470により、デジタル−アナログ変換器474は、増幅器492を無効にする該増幅器の非反転入力への信号をアサートする。増幅器は回路の外側にあるため、信号はHP DEVx接続部からRCフィルタへのみ流れる。
RCフィルタからの信号、すなわち、レジスタ486から出る信号は、コントローラ470による処理のためコントローラのアナログ−デジタル変換器472に対して印加される。
インタフェース70がアナログ信号をハンドピース装置に対して出力すべき場合には、コントローラ470がバッファ増幅器492を作動させる。信号のデジタル化バージョンはコントローラ470からデジタル−アナログ変換器474へと出力される。変換器474によって生成されるアナログ信号はバッファ増幅器492の非反転入力に対して印加される。なお、増幅器492の非反転入力とグランドとの間にはプルダウンレジスタ496も結合されている。
増幅器492からのアナログ信号はダイオード498を介してHP DEVx接続部に対して印加される。
インタフェース70へのデジタル信号は、アナログ入力信号と同じ導電経路をとってHP DEVx接続部からコントローラ470へと向かう。デジタル信号が受けられると、コントローラ470はそのアナログ−デジタル変換器472を無効にする。その結果、入力信号がデジタル信号として処理される。
インタフェースによって送られたデジタル信号は、アナログ信号を正常に受けるコントローラ端子を介してコントローラ470により送られる。したがって、デジタル出力信号は、レジスタ486、484および482を通ってHP DEVx接続部へと至る。
図34Bには2つの定電圧ダイオード(ツェナーダイオード)500が示されており、これらの定電圧ダイオードは5 VDCバスとグランドとの間で逆バイアス接続されている。ダイオード500間の接合部はレジスタ482および484間の接合部に対して接続されている。同様に、2つのダイオード502が5 VDCバスとグランドとの間に直列に接続されて逆バイアスされている。ダイオード502は、それらの共通の接合部で、バッファ増幅器492の反転入力に対して接続されている。したがって、ダイオード500および502はインタフェースのための電圧保護を行なう。
本発明の幾つかのバージョンにおいては、HP−DEVx接続部とインタフェース回路との間にリレーが接続されてもよい。このリレーは、作動されると、リレーをRFIDインタフェース78に対して取り付ける。したがって、このリレーは、ハンドピースの構成要素が該ハンドピースに関連するRFIDと信号を誘導的にやりとりするようにされたアンテナである場合にはHP DEVx接続部をRFIDインタフェース78に対して接続するように作動される。
言うまでも無く、本発明のシステム30の他の特徴は、ディスプレイコントローラ64、モータコントローラ224、FPGA 228が全体的に再プログラム可能であるという点である。例えば、1394インタフェース68を介して命令を入力することにより、PIDモジュール406および414のアルゴリズムをかなり修正することができる。したがって、1つ以上のモータドライブ・検出回路210をリセットしてダイレクトドライブモードで動作することができ或いはオープンループ制御を行なうことができる。同様に、1つ以上のモータドライブ・検出回路210を再プログラムして、モータを含まない電力を消費する構成要素を有するハンドピース34に対して給電信号を供給することができる。そのようなハンドピースは、RF切除器具、発光装置、電気焼灼装置、および、超音波組織形成アクセサリを駆動する装置を含む。
また、本発明のシステム30は、1つのハンドピース34に対して供給される電力をコンソール32が必要に応じて一時的に減少させるように構成されている。本発明のこのバージョンにおいて、ハンドピースNOVRAM 72は電力共有フラグを有する。このフラグは、それが与えられると、前述した様式でハンドピースを動作させることができることを示す。すなわち、電源90に対する要求が電源が供給できる電力を超え始めそうな場合には、ハンドピースへの給電を一瞬停止させて、ハンドピースにより引き出される全体の電力を減少させることができる。図27に戻ると分かるように、このフラグはフィールド540に存在し/存在しない。フラグの状態は、ハンドピースNOVRAM 72から読み取られる他のデータと共に読み取られる。
本発明のこのバージョンにおいて、ディスプレイコントローラ64は、取り付けられた各ハンドピースが潜在的に引き出すことができる最大電力量を示すデータを記憶する。これらのデータは、ディスプレイコントローラ64に関連付けられた図36に表わされる3つのフィールド542a、542bおよび542cに記憶される。また、ディスプレイコントローラ64は、任意の瞬間に現在作動されているハンドピースにより引き出すことができる想定し得る最大電力を示すデータをフィールド544に記憶する。以下で明らかな理由により、2つのドライバ210だけを伴う本発明のバージョンにおいて、これらのデータは、現在作動しているハンドピースに関連する1つのフィールド542a、542bまたは542cへの単なるポインタであってもよい。そのような状況において、ポインタは、ハンドピースが作動されていないときはゼロの値を有する。
ここで、図37を参照することにより、電力共有誘導電流障害に晒される可能性がないハンドピースをモータドライバが作動させるプロセスについて説明する。最初に、ステップ548において、ディスプレイコントローラ64は、外科医が特定のハンドピース xを使用したい旨の表示を受ける。ハンドピースNOVRAM 72の電力共有フラグフィールド540から読み取られるデータに基づいて、ディスプレイコントローラ64は、ハンドピース電力消費モジュールを電力共有状態で動作させることができるかどうかを判定する(ステップ550)。ハンドピースをそのように動作させることができる場合、ディスプレイコントローラ64は、ステップ552において、ハンドピースを作動させることができるように従来の初期化パケットをモータプロセッサ224に対して送る。その後、PSI LMT信号がアサートされる場合には、前述したように、ハンドピースに対して印加される電力が瞬間的に打ち消されてもよい。
しかしながら、電力共有モードでハンドピースを作動させることができないことをフィールド540内のフラグが示している場合には、PSI制限モジュール430がステップ554へ移行する。ステップ554において、PSI制限モジュール430は、現在作動されている1または複数のハンドピースが引き出すことができる最大電力を示すフィールド544内のデータと、この新たなハンドピースが引き出すことができる最大電力を示すフィールド542x内のデータとに基づいて、全てのハンドピースにおける新たな想定し得る最大電力引き込みレベルを判定する。ステップ556において、この電力引き込みレベルは、電源90が生成できる最大電力と比較される。
作動されているハンドピースが引き出すことができる想定し得る全電力がその量の範囲内にあることをステップ556の比較が示す場合、電源は電力を供給できる(ステップ552)。全体的に、作動されているハンドピースが引き込み得る電力量は電源90が供給し得る量を下回るため、PSI LMT信号がアサートされる可能性はない。このことは、ハンドピースが電力共有動作を受けなくて済むことを意味している。
あるいは、ステップ556では、場合によっては、新たに作動されるハンドピースを含むハンドピースが引き込み得る全電力が電源90の供給できる量を超えることが判定されてもよい。この場合、ディスプレイコントローラは、新たに取り付けられたハンドピースに給電するためのプロセスを開始するために初期化パケットを出力しない。この期待はずれの事象がステップ558により表わされている。ハンドピースの作動を禁止するプロセスの一環として、ディスプレイコントローラ64は、ハンドピースが作動しなかった理由を述べるメッセージをディスプレイ42上で生成してもよい。
最終的に、既に作動されているハンドピースの動作が停止される(ステップ560)。この事象が起こると、ディスプレイコントローラは、フィールド542内に記憶されたデータを修正して、現在動作しているハンドピースにより引き出される想定し得る電流を反映させる。先と同様に、2つのドライバ210だけが存在する場合には、この電流はゼロである。
ステップ554および556が再実行される。今回はステップ556が実行される。ディスプレイコントローラは、電力を共有できないハンドピースが引き出し得る全ての電力を電源90が供給できることを判定する。したがって、ステップ552が実行される。
また、電力を共有できないハンドピースに対して給電信号が供給される間に同様のプロセスがディスプレイコントローラ64により実行されることは言うまでもない。ここで、現在動作しているハンドピースが必要とするかもしれない電力を電源が供給できるかどうかを判定するために、ステップ554と同じステップが実行される。この判定が否定的であると、新たに作動されるハンドピースが電力を共有できる場合であっても、ディスプレイコントローラ64は新たに作動されるハンドピースの動作を禁止する。新たなハンドピースの動作は、電力を共有できないハンドピースの動作が停止されるまで禁止されたままである。
本発明のこのバージョンの利点は、電力共有プロセスの瞬時の電力制限を受けるはずがないハンドピースがそのように電力制限されるようにするという点である。
さらに、本発明のシステム30は、プログラムされた電流制限給電信号を特定の大型の電力消費する外科用ハンドピース34に対して供給するように構成されている。多くの場合、このタイプのハンドピースには、バッテリから給電電荷が供給される。電力を供給するためにバッテリを使用することは利点を与えるが、1つの制限は、バッテリがそのセル内に蓄えられた電力しか供給できないという点である。バッテリの電荷が使い果たされると、ハンドピースの連続使用が望まれる場合には、バッテリを取り外して交換するために外科処置が中断される。
したがって、一部の外科医は、「コード付きバッテリパック」560として知られる装置を用いてこのタイプのハンドピースに給電することを好む。ここで、このコード付きバッテリパックを図38の概略図に関して説明する。バッテリパック560はステップダウントランス562を含む。トランス562の一次巻線の両端にはHブリッジ212からのM1P端子およびM2P端子が結合されている。トランス562の二次巻線には整流器564が接続されている。整流器564の出力信号は、リップルが減少されたDC給電信号である。この信号は、バッテリパック560が取り付けられるハンドピース34に対して給電信号として印加される。幾つかのバッテリパック560は10 VDC給電信号を出力するように構成されている。
バッテリパック560は、Hブリッジ212のM3P端子を介して与えることができる電力接続またはグランド接続を使用しない。したがって、バッテリパック560に対する給電信号の印加中、M3P端子はバッテリパック560に対して接続されない。
給電信号は、HブリッジのM1P端子およびM2P端子を介したトランス巻線への電力接続およびグランド接続を交互に且つ連続的に確立するために印加される。図39Aおよび図39Bは、これらの接続が確立されるシーケンスを示している。図39Aは、1つの端子、すなわち、例えば40 VDC給電ラインとグランドとの間M1P端子のHブリッジ接続を表わしている。図39Bは、第2の端子、例えばM2P端子の接続を表わしている。図39Bのパルス566、570、574および578は、40 VDC電力信号がM2P端子を介してトランス562に印加される時間帯を表わしている。これらの時間においては、図39Aの波形により示されるように、トランス562の一次巻線の対向する端部がM1P端子を介してグランドに結合される。電力信号がM2P端子を介してトランス562に印加される時間同士の間で、電力信号がM1P端子を介してトランスに印加される。これが図39Aのパルス568、572および576により表わされている。これらの時間において、Hブリッジ212は、M2P端子を介してトランス一次巻線間にグランド接続を確立する。
また、MxP端子のうちの第1の端子を介した40 VDC電力レールからのトランス562の各切断が、第2のMxP端子を介した電力レールへの同時接続を伴わないことが分かる。その代わり、電流がトランス562を流れる第1の方向をとる時間と電流が反対方向に流れ始める時間との間には不感時間が存在する。図39Aでは、破線580(パルス566が終わる時間)とパルス568の開始との間の時間がこれらの不感時間のうちの1つを表わしている。図39Bでは、破線582(パルス568が終わる時間)とパルス570の開始との間の時間が第2の不感時間を表わしている。
図示しないが、コード付きバッテリ560がハンドピースNOVRAM 72と同様のNOVRAMを有することは言うまでもない。バッテリNOVRAM内のデータは、バッテリに給電信号を供給するために関連するHブリッジ212のM1P端子およびM2P端子だけが電源ラインとグランドとの間でトグルされることを示す命令を含む。図40により示されるように、コード付きバッテリのNOVRAM内にもスイッチング周波数データフィールドおよび不感時間データフィールド588および590がそれぞれある。スイッチング周波数フィールド588は、給電信号がトランス562に対して印加されるべき周波数を示すデータを含む。不感時間フィールド590は、トランス一次巻線の一端が電源ラインに結合される連続する期間同士の間の不感時間TDEAD TIMEの期間を示すデータを含む。これらのデータは、バッテリNOVRAMから取り出される他のデータと同様に、コード付きバッテリ560が最初にコントロールコンソール32に対して取り付けられるときにディスプレイコントローラ64により記憶される。
コード付きバッテリに対する給電信号の印加を開始するためにディスプレイコントローラ64がモータプロセッサ224に対して初期化パケットを送るときに、スイッチング周波数データおよび不感時間データが含められる。これらのデータに基づいて、モータプロセッサ224は各パルス566〜578がアサートされるべき期間TPULSEを判定する。最初に、スイッチング周波数データに基づいて、モータプロセッサ224は、給電信号がM1P端子およびM2P端子の両方からトランス562に対して印加されるべき1つのシーケンスにおけるサイクル時間TCYLCLEを判定する。各パルスにおける時間は以下の式にしたがって判定される。
PULSE=.5(TCYLCLE−2TDEAD TIME
PULSE値およびTDEAD TIME値は、その後、コード付きバッテリ560に対する給電信号の印加に関与するFPGA 228へ送られる。これらのデータに基づいて、FPGAは、トランス巻線の対向する端部がM1P端子およびM2P端子を介して電源レールおよびグランドに適切な順序で結合されるようにする。
本発明のシステム30のこの特徴により、コントロールコンソール32は、トランスにより必要とされる高出力の給電信号を該トランスに最も適した順序で印加することができる。そのようなトランスは、コード付きバッテリなどの装置に配置される以外に、電動外科用ハンドピース自体の内部に収容されてもよい。
また、本発明のコントロールコンソール32は、トランス562により引き出される電流を監視して調整する。具体的には、トランス562の一次巻線を流れる電流は、ISENSE信号のOVERLIP/OVERLINバージョンを監視することにより監視される。この信号はFPGAモジュール419によって監視される。図39Cは電流波形を示している。この図は多数の波形602〜614を含む。各波形602〜614は、給電パルス566〜578のそれぞれのうちの別個の1つのパルス中においてトランス562を流れる電流に対応している。また、1つの波形602〜614の開始とそれに続く波形の開始との間に僅かなタイムギャップが存在するのが分かる。これは、各給電パルス566〜578間の不感時間期間の存在を反映している。
図40を参照すると、コード付きバッテリメモリも最大電流フィールド616を含むのが分かる。フィールド616は、トランスを通じて電流を流すことができる最大値を表わす値を示すデータを含む。これらのデータは、初期化パケットの一部としてモータプロセッサ224に対して供給されるデータの一部である。
最大電流フィールド582内のデータに基づいて、モータプロセッサ224は、信号給電パルス中にトランス592が引き出すべき最大全電流における値、すなわち、図39CのIMAXを判定する。モジュール419は、電流波形602〜614のレベルを連続的に監視して、これらのうちの任意のレベルがIMAXレベルに達したか否かを見る。図39Cには、波形610、すなわち、図39Bのパルス574に関連する波形がIMAXレベルに達するように示されている。これが起こると、モジュール419は、トランスをグランドへの電源レールに結合するHブリッジMxP端子を直ぐに開く。図39Bにおいて、これは、パルス574がパルス566、570および578よりも短い期間を有するという点で分かる。モジュール419は、端子が電源レールに結合される期間およびその後のデッドタイム期間の両方の終結にわたってMxPを開いた状態に保持し続ける。その後、正常にスケジュールされた時間に、第2のMxP端子が電源レールに対して結合される。これは、図39Aにおいて、パルス572および576の開始同士の間の時間がパルス568および572の開始同士の間の時間と等しいという点で分かる。
したがって、本発明のコンソール32は、トランス562などの装置に対してより多くの電力を印加する。また、コンソール32は、装置に対して供給される電力量が装置が消費するようになっている電力量を超えないようにすることができる。また、装置が電力を消費できるその能力の限界で電力を連続的に引き出そうとする場合、コンソールは、装置に対して供給されるべき周波数で電力を供給し続ける。
また、本発明のコントロールコンソール32は、事象の重大性に応じてハンドピース32の作動中に起こる想定外の事象に応答するように構成されている。図41は、エラーと呼ばれる事象の発生に関する情報の受信時にコンソールがどのように応答するかについてのフローチャートである。ステップ620において、モータコントローラ86は、エラーの発生とエラーのタイプを特定するコードとをディスプレイコントローラに対して報告する。ステップ622において、ディスプレイコントローラ64は、エラーが、「警告」するためのもっとも軽微なエラーであるどうかを判定する。このタイプのエラーは、コンソール32またはハンドピース34のいずれかを損傷させない事象タイプのエラーである。1つのそのような警告タイプのエラーは、ハンドピース34が引き出すことが意図されている電力よりも多くの電力を引き出してしまうことである。ステップ622において、エラーが警告タイプのエラーであると判断されると、ディスプレイコントローラは、ステップ624において、エラーの発生を記録する。ディスプレイコントローラはハンドピースの動作を中断させない。
次に高いレベルのエラーは「故障」エラーである。このタイプのエラーはコンソールまたはハンドピースを即座に損傷させる可能性がある。故障タイプのエラーの例は、ハンドピースの電力消費ユニット両端間の電圧のかなりの降下またはモータコントローラ86で生じるゼロによる除算(divide−by−zero)事象である。ステップ626は、発生したエラーが故障エラーであったかどうかをディスプレイコントローラ64がエラーコードに基づいて判定することを示している。エラーが故障エラーである場合には、ステップ628において、エラーの発生が記録される。また、そのエラーに関連するハンドピースの作動停止もステップ628の一環として示されている。
ステップ630において、ディスプレイコンソールは、エラーが発生したこと及びハンドピースが再始動される場合にはハンドピースがサイクルをオフした後に再びサイクルをオンしなければならないことを示すデータをディスプレイ42上で与える。ステップ632は、動作を調整するために使用されるスイッチのサイクルが生じるのを待つことを表わしている。ハンドピース制御スイッチがそのように作動されると、ディスプレイコントローラ64によりハンドピースを再び作動させることができる(ステップ634)。
エラーが警告エラーでも故障エラーでもない場合には、エラーは最も重大なタイプのエラー、すなわちロックダウンエラーである。そのようなエラーの例は、FET 242および244が無効にされるものや或いはリレー304および306が動かなくなるものである。ステップ622および626の検査がいずれも偽であると、デフォルトにより、エラーがロックダウンエラーとなる。この場合、ステップ638において、ディスプレイコントローラ64がエラーを記録する。ステップ638によって更に示されるように、ディスプレイコントローラ64によって、取り付けられた任意のハンドピースへの給電が禁止される。また、ディスプレイコントローラ64は、術者に対してエラーを知らせる適切な画像をディスプレイ42上に与える。術者は、パワーダウンによりコンソールをサイクルさせた後にコンソールバックアップに給電することによりエラーを除去するように促される。ステップ642は、この事象が発生するのをコンソール32が待つことを表わしている。ステップ644は、コンソール32のその後の再初期化を表わしている(十中八九であるが、ロックダウンタイプのエラーは、コンソールのOFFおよびONのサイクルによって改善できないハードウェア問題に起因している)。
したがって、コンソール32は、更に、エラーの発生に応じてとられる行動がエラーの重大性に応じたものとなるように構成されている。軽微なエラーによっては、エラー源であったかもしれないハンドピースの作動は中断しない。コンソールは、ハンドピースの瞬間的なサイクルOFFおよびサイクルONによって中間レベルのエラーを修正できるかどうかを判定するための機会を術者に与える。大きなエラーが発生する場合にだけ、コンソールは、コンソールのバックアップの完全なパワーダウンおよび給電を必要とする。
また、コンソールは、エラーが発生した時期、エラーのタイプ、および、エラーが関連するハンドピースを記録する。これは、特定のエラー源を特定するための能力をメンテナンス者に与える。
ハンドピースが振動モードで動作する際、本発明のコントロールコンソール32は、モータ回転および時間の両方に応じて任意の所与の方向でモータ36を動作させるべき期間を調整する。背景として、シェーバなどの幾つかの外科用ハンドピースが振動モードで動作されることは言うまでもない。このモードにおいて、モータ36および取り付けられた切断アクセサリ35は、第1の方向で作動された後、逆方向で作動される。その後、サイクルが繰り返される。この動作は望ましいため、切断アクセサリ35は、やがて、アクセサリが適用される組織の部位を摘出することができる。
ここで、図42のフローチャートを参照することにより、モータプロセッサ224がモータを所与の方向で動かすように作動させる時間を調整するプロセスを、モータが振動モードで作動される場合について説明する。初期化ステップ656において、モータプロセッサ224は、必要な数のシャフト回転を行なうためにモータ36を利用すべき期間の基本的な判定を行なう。この判定への入力変数は、モータシャフトが所与の1つの方向サイクルで回転すべき回転数、モータシャフトが回転する速度、モータ加速度である。これらの入力変数は、医師による任意の調整に基づくハンドピースのためのデフォルト設定に基づいている。これらの調整は、ハンドピースが振動モードで駆動されるべきときのハンドピースにおける速度設定を含んでもよい。
図43のプロット657は、期待される作動時間を判定するために前記変数がどのように使用されるのかを図式的に示している。プロットの最初の部分、すなわち湾曲部分658は、モータロータがゼロ速度状態から設定速度状態まで加速するときの経時的なモータロータの回転度合い、すなわち回転数を表わしている。プロット657の直線部分660は、モータが設定速度状態にあるときのモータの経時的な回転数を表わしている。したがって、これらの変数が示すデータおよびモータロータが回転すべき回転数に基づいて、モータプロセッサ224は、期待される数の回転を行なうためにモータが作動されるべき総時間TROTATEを判定する。
ROTATEが計算されると、ステップ664において、モータプロセッサは、該時間に対して補償係数を掛け合わせ、補償回転時間TCOMP ROTATEを判定する。この補償係数は1よりも大きい。本発明の幾つかのバージョンにおいて、この係数はハンドピースNOVRAM 72のフィールド665(図27)内に記憶されている。この補償は、切断される組織の抵抗がモータロータを回転させるのに要する時間を遅くする可能性があるために起こる。
ステップ666においては、モータが作動される。ステップ668において、モータプロセッサ224は、モータロータが受ける両方の回転数を監視する。巻線234がまわされる整流の数を数えることにより回転カウントが監視されることは言うまでもない。また、ステップ668において、モータプロセッサ224は、モータが作動される時間を監視する。ステップ670において、モータプロセッサは、ステップ668の監視に基づいてモータロータが設定数の回転を受けたかどうかを判定する。ステップ670の評価が真である場合、ステップ672において、モータプロセッサ224は、モータを停止させるとともに、モータロータの回転方向を逆転させる。その後、シーケンスが繰り返される。
ステップ670の評価が偽である場合、ステップ674において、モータプロセッサ224は、モータが作動される時間が補償された回転時間に等しいか或いは該回転時間よりも長いかどうかを判定するために検査する。この検査が否定的である場合には、ステップ668、670および674が再度実行される。
しかしながら、ステップ674において、補償された期待時間を越えてモータが1つの方向で動作したとモータプロセッサ224が判断する場合には、ステップ672が実行される。
したがって、シェーバなどの振動する切断アクセサリが摘出の難しい組織の部位に当接する場合、該アクセサリは組織に突き刺さった状態にならない。その代わり、本発明のシステム30は、切断アクセサリがこの障害に晒されるときにアクセサリが方向を変えるように構成されている。これは、閉塞性組織の両側に対する切断アクセサリの反復振動により経時的に組織を摘出できる可能性を増大させる。
また、本発明のシステム30は、ハンドピースを作動させるために給電信号がハンドピースモータ36に対して印加される初期期間中にハンドピースがその通常の限界を超えるトルクを生み出すことができるように構成されている。
通常、引用することにより本明細書の一部をなすものとする米国特許第6,017,354号に記載されるように、ハンドピースが任意の瞬間に取り出すことができるトルク量はモータ速度の関数である。一般に、ハンドピースモータの瞬間速度とハンドピースが生み出すことができる瞬間トルク量との間には逆の関係がある。始動時、体液および僅かな組織の存在により、切断アクセサリの構成要素は、かなりの大きさの静止摩擦に晒される場合がある。また、始動時、切断アクセサリに直ぐ隣接する組織が切断アクセサリの動きに対してかなりの大きさの抵抗を付与する場合がある。これらの状態のいずれか或いは両方が存在することにより、ハンドピースモータは、始動時、切断アクセサリをその待機位置から動かすことができるようにかなりの量のトルクを供給する必要がある。しかしながら、ハンドピースモータ36が引き出すことができるトルク量をコントロールコンソールが制限する場合、コンソールは、切断アクセサリを最初に移動させるために必要な電力をハンドピースモータに対して供給しなくてもよい。
本発明のシステム30は、給電信号の印加の開始後の限られた時間にわたってモータ36がモータトルクを生成でき且つモータが引き出すことができる電流よりも大きい電流を引き出すことができるようにすることにより、ハンドピース作動のこの妨げを克服する。モータが引き出すことができる更なるトルク量は、ハンドピースNOVRAM 72のメモリの始動トルクフィールド678(図27)から得られる。モータがこの過剰なトルクを生成できる期間は、始動トルクタイムアウトフィールド680から得られる(TTRO TIME OUT)。一般に、モータが高い初期トルクを生み出すことができる期間は始動後の10ミリ秒〜1秒の間である。本発明の幾つかの方法において、この始動期間は最大で3秒持続してもよい。
図44のプロット684はこの関係を図式的に表わしている。線分686は、ハンドピースモータが引き出すことができる電流の最大量、すなわち、給電信号が最初に印加された直後にモータが生み出すことができるトルクを図式的に表わしている。時間TTRO TIME OUTの後、ハンドピースが生み出すことができるトルク量は線分688で表わされる低いレベルまで降下する。この許容された電力出力の増大は、ディスプレイコントローラの結果として時間制限が生じる前で且つ時間TTRO TIME OUT後に初期化パケットおよびその後の速度セットポイントパケットの状態でハンドピースが更に高い電流を引き出すことができることを示すデータをディスプレイコントローラがモータプロセッサ224に送るために生じるものである。時間TTRO TIME OUTの後、ディスプレイコントローラは、速度セットポイントパケットを、モータ速度の関数である電流制限と共に送る。
また、コントロールコンソール32は、マルチプレクサ222内にリレー304および306を事前に配置するように構成されている。リレーの構成は、図45に示されるリレーの1組の概略図から分かる。ここで、リレー304aおよび306aは、Driver 1 M1P端子からソケットS1、S2およびS3のM1接続部までの接続を確立するリレーとして示されている。リレー304bおよび306bは、Driver 2 M1Pから同じソケットM1接続部までの接続を確立するリレーとして示されている。ここで、リレー306aおよび306bの状態が逆転されているのが分かる。リレー306aが定常状態である場合、該リレーは、S1ソケットのM1接続部への接続を確立する。リレー306bが定常状態である場合、該リレーは、S2ソケットのM1接続部への接続を確立する。これにより、起動時には、ドライバが互いに接続されない。
図46は、コンソール32のリレーシーケンスのフローチャートである。ステップ694において、モータプロセッサ224は、ドライバ1に関連付けられるリレー304aがソケットS3への接続を確立するように切り換えられたか否かを判定する。モータプロセッサ224は、ドライバ2を監視し続けて、該ドライバが残りの2つのソケットのうちのどのソケットS1またはS2に対して接続されるのかを判定する。特に、モータプロセッサは、ドライバ2を監視して、該ドライバが接続されるかどうか或いはソケットS1に対して接続された状態になっているかどうかを判定する(ステップ696)。ドライバ2がソケットS1に接続された状態になっている場合には、ステップ698において、モータプロセッサにより、ドライバ1の一部であるFPGAがリレー306aを自動的に作動させ、そのため、該リレーがソケットS2に結合される。
リレー306aがそのように事前に配置されなかった場合には、ソケットS2に取り付けられた外科用ハンドピース34を作動させるためにドライバ1が次に直ぐに使用されると、以下の事象が起こる。リレー304aおよび306aがこの接続を確立するように切り換わる。リレー306bがリセットする前にリレー304aがリセットを確立する場合には、瞬間的に、ドライバ1およびドライバ2の両方がソケットS1に接続される。これにより、ドライバ2によって出力される給電信号がドライバ1に印加される。明らかに、そのような信号フローはコントロールコンソール32を損傷させる可能性がある。
しかしながら、本発明のコントロールコンソール32の前記スイッチングプロセスは、この事象の可能性を回避する。ステップ698の実行により、リレー306bが既にソケットS2に対して接続されている。したがって、ソケットS3に取り付けられたハンドピースへの給電からソケットS1に取り付けられたハンドピースへの給電へと切り換えるためのコマンドをドライバ1が受けると、リレー304aのリセットにより直ちに適切な新たな接続が確立される。マルチプレクサ接続がドライバ1とソケットS1との間に瞬間的に且つ潜在的に損害を与える接続を確立する可能性はない。
モータプロセッサ224が残りのMxP〜Mx接続のために図46のフローチャートのプロセスのバリエーションを実行することを理解すべきである。したがって、ドライバ2がソケットS3へ切り換えられる場合、モータプロセッサ224は、ドライバ1がソケットS2に対して接続されるか否かを監視する。この評価が肯定的である場合、リレー306bがソケットS1に対して接続される。したがって、ドライバ2がソケットS1を介して次に給電信号を印加すべき場合には、リレー304bだけを切り換える必要がある。リレー304bおよび306bのサイクルによりドライバ2が瞬時にソケットS2に接続される(一方、ドライバ1は同じソケットに接続される)可能性が排除される。
また、本発明のコントロールコンソール32は、第1の速度と更に低い第2の速度との間でハンドピースモータ36が減速されるときに制動信号をモータに対して印加するように構成されている。具体的には、本発明のこのバージョンにおいて、SC PIDモジュール406により使用されるアルゴリズムは、実際の速度および100%(フル加速度)から−100%(フルブレーキ)まで変化する速度セットポイントに基づいて信号を出力する。
図47Aは、本発明にしたがって制動信号を出力する1つの方法を示している。具体的には、ハンドピースモータ36の実際の速度が速度セットポイントよりも低い状態では、速度制御PIDモジュール406は、モータの加速を引き起こすために駆動信号を出力する。厳密型の駆動信号、すなわち、ライト、フル、中間は、実際の速度と速度セットポイントとの間の差の関数である。モータ36の実際の速度がセットポイント速度よりも大きい場合、速度制御PIDモジュール406は、モータのライトブレーキからフルブレーキまでの任意のブレーキを引き起こすための信号を出力してもよい。後述するように、2つの速度にほんの僅かな違いが存在する場合、PIDモジュール406は、FPGAに対する駆動信号の比率を実際に減少させるだけでもよい。速度の違いが僅かに大きい場合、モジュール406は、駆動信号および制動信号のいずれもアサートしなくてよい。代わりに、モジュール406は、モータを惰行運転させる信号をアサートする。実際の速度とセットポイント速度との間の差が増大するにつれて、速度制御PIDモジュール406は、モータ36の制動を引き起こすためのコマンド信号を出力する。また、制動の程度は、モータの実際の速度と更に低いが0RPMよりも大きい外科医が設定する速度との間の差の大きさの関数である。
本発明のこのバージョンにおいては、実際のモータ速度がセットポイント速度と一致するときだけ、速度制御PIDモジュールが惰行運転信号を出力する。これらは、給電信号および制動信号のいずれもモータ巻線に対する接続を引き起こさない信号である。その代わり、暗示されるように、モータを惰行運転することができる。
図47Bは、制動コマンド信号がアサートされる時期を判定するための第2のプロセスを示している。このプロセスでは、モータ速度が僅かにセットポイント速度よりも低い状態にハンドピースモータがあると、モータを惰行運転させることができる。したがって、外科医がモータ速度をほんの僅かだけ減少させる場合には、速度制御PIDモジュール406は、モータが新たな低い速度まで惰行運転できる信号を生成する。これにより、モータロータが制動される場合に達成することが難しいかもしれないモータの減速さえ可能となる。
しかしながら、モータ速度がロータ速度よりもかなり大きい状況では、速度制御PIDモジュールが前述したように制動を引き起こすためのコマンド信号をアサートする。
両方のプロセスにおいて、制動コマンド信号モジュール406がライトブレーキ信号時に変化してもよいことは言うまでもない。図47Aにより示される本発明の幾つかのバージョンにおいて、初期のライトブレーキコマンド信号は、コンソールが適用できる最も小さい制動量を引き起こす。図47Bにより示されるように、速度制御PIDモジュールは、ライトブレーキ信号を生成するときに、最小制動量よりも大きい制動量を引き起こすコマンド信号を生成してもよい。これは、図47Bのプロセスのようにモータの実際の速度と速度セットポイントとの間にかなりの違いがある場合にかなり望ましい。
ハンドピースNOVRAMから読み取られるデータ(データは図示せず)は、駆動信号および制動信号を生成するために速度制御PIDがどのプロセスを使用するのかを判定するための命令、駆動コマンド信号および制動コマンド信号をいずれも生成できない任意の速度デッドゾーンの範囲を判定するための命令、および実際のモータ速度とセットポイント速度との間の差に応じて生成されるべきコマンド信号のタイプすなわちライト/中間/フルを判定するための命令を含むことができる。また、適用される制動量は緩やかであり段階的な量ではないことは言うまでもない。
簡単に前述したように、モータの実際の速度が速度セットポイントを上回るという事実によって、全ての場合に、モータを惰行運転させ或いは制動に晒す信号を速度制御PIDモジュールが出力するとは限らない。例えば、外科医が実際の速度よりも僅かに低い速度セットポイントで動作させるようにハンドピース速度を設定する場合、速度制御PIDモジュールは、30%駆動率から20%駆動率へ駆動信号をリセットするだけにより応答してもよい。この場合には、惰行運転も制動もない。モータの実際の速度が速度セットポイントをかなり上回る状況では、速度制御PIDモジュールは、惰行運転を引き起こすための信号すなわち0%信号または制動信号<0%信号を生成する。速度制御PIDモジュールが行なう補償の程度は、ハンドピースのためのモジュールにロードされる同調定数およびシステムダイナミクスの関数である。
ハンドピースモータ36が制動される期間中、モート速度が監視される。この監視は、制動レベルを最初に減少できその後に全体的に停止できる十分なレベルまで実際のモータ速度が低下したかどうかを判定するために行なわれる。制動中のモータ速度は、巻線234を流れる電流を連続的に監視することにより行なわれる。具体的には、各MxIP/MxINに基づくISENSE信号は、モータが制動され且つモータロータが回転している際の関連する巻線234を流れる電流の指標として機能する。
したがって、図48は、制動プロセス中のロータ速度を判定するためにMxIP/MxINに基づくISENSE信号が測定されるプロセスを示している。ステップ702において、BEMFモニタモジュール394または機能的に類似するモジュールは、MxIP/MxINに基づくISENSE信号のうちの1つ、任意にこの例ではM2IP/M2IN ISENSE信号を測定し始める。ステップ704において、BEMFモニタ394は、信号が監視され始めると同時にISENSE信号を積分し始める。BEMF監視それ自体と同様に、この遅延は、フライバック電流の存在に起因するエラーによる積分結果を最小限に抑えるためである。したがって、この積分の出力は図34Bの波形と実質的に同じである。
結局、積分の合計は、閾値、すなわち、図34Bの波形の点458に達する(図48のフローチャートのステップ706)。ステップ708においては、この閾値の時間が記録される。ステップ710では、第2の巻線に関して、適宜にM3IP/M3IN ISENSE信号に関してステップ702および704のプロセスが繰り返される。ステップ712では、第2の積分の合計が閾値すなわち点460に達する。ステップ714においては、閾値の時間が記録される。その後、閾値に達する時間の差に基づいて、モータ速度が計算される。
したがって、本発明のコントロールコンソール32は、第1の速度から第2の速度へ減速されるモータに関して、惰行運転による減速以外の手段を与える。
また、コントロールコンソール32は、外科医が選択したハンドピース速度の任意のスケーリングに応じて、ハンドピースモータ36のトルクセットポイントプロファイルをスケーリングする。このプロセスは、図49Aを最初に参照することにより理解される。ここで、プロット722は、最大許容モータ速度における任意の所与の速度でモータが生み出すことができる最大トルクを表わしている。プロット722を形成する実際の線分724a、724b、724cおよび724dは、ハンドピースNOVRAM 72(データフィールドは図示せず)から取り出される4つのトルク/速度セットポイント値およびハンドピースの最大速度に基づいている。図49Aにおいて、点726a、726b、726cおよび726dはトルク/速度ポイント値を表わしている。図49Aにおいて、X軸上の点728はハンドピースモータの最大作動速度を表わしている。
外科医が最大作動速度を設定速度に設定すること、ハンドピースモータ36に関しては最大作動速度よりも低い速度に設定することを判定する時間がある。X軸上の点730は、最大作動速度よりも低い速度へのモータ設定速度のリセットを表わしている。
モータ設定速度がそのようにリセットされると、ディスプレイコントローラ64はトルクセットポイントプロファイルを生成する。所与の実際のモータ速度ACT SPDにおいて、このプロセスは、モータ速度パーセントの計算から始まる。すなわち、
SPEED PCT=ACT SPD/MAX SPD
ここで、MAX SPDはモータが駆動できる実際の速度である。その後、以下の式を使用して設定速度パーセントSET SPD PCTが求められる。
SET SPD PCT=SET SPEED/MAX SPD
ここで、SET SPEEDはユーザ設定最大速度である。その後、以下の式にしたがって定数αが計算される。
Figure 2008514367
ここで、MAX FXD PCTはハンドピースのトルク速度プロットの最後の最も右側の固定点である。図49Aのプロットにおいて、これは点726aでのパーセントである。この値は、ハンドピースNOVRAM 72から読み取られたトルク速度プロットデータからきている。
その後、以下の式にしたがってMAP SPD PCT値が計算される。
MAP SPD PCT=MAX FXD PCT+α・(X−MAX FXD PCT)
変数Xは、下方調整される速度の図49Aのルートプロット722からのパーセントである。したがって、点738bにおける速度を計算するため、以下の式にしたがって変数Xが計算される。
PNT 738b=SPDPNT 726b/SPDPNT 728
ここで、SPDPNT 728がMAP SPDであることは言うまでもない。MAP SPD PCTが計算されると、この点における速度は、この後のパーセンテージに対して対応するプロット点からの速度を掛け合わせることよって計算される。したがって、点738bにおける速度SPD PNT 738bは以下の式にしたがって計算される。
SPDPNT 738b=MAP SPD PCT・SPDPNT 726b
その後の点738cおよび738dの速度も同様に点726cおよび726dの速度のそれぞれからマッピングされる。
これらの新たなマッピングされた速度ラインに基づいて、プロット734、すなわち、点730のセットポイント速度における新たなトルクセットポイントプロファイルを生み出すために線分740a、740b、740cおよび740dが形成される。
本発明において、外科医が減少された最大速度でモータを駆動させる場合、モータは、本発明のトルクマッピングが無い場合よりも速くそのトルク限界に達する。その結果、このアクションが起こるよりも速くモータ速度が減速し始める。本発明のこの特徴は、かなりのトルクが手術部位に対して加えられるというフィードバックを、該フィードバックが受けられるよりも速く外科医に与える。これにより、外科医は、最高速度よりも低い速度でハンドピース34を操作しながら、モータ速度を調整して、ハンドピースが場所に行き詰まることなく可能な最大の力を出力するようにさせ、それにより、所望の外科処置を行なうことができる。
図49Bは、本発明によって生成できる他のスケーリングされたトルクマップである。プロット750は図49Aのプロット722と同じである。プロット752は、最初の減少された最大速度設定におけるトルク速度プロットである。ここで、両方の点726aおよび726bはスケーリングされたトルクマップの固定点である。したがって、更なる減少された速度トルク速度セットポイントをマッピングするために、点726bにおける速度がMAX FXD PCTとして使用される。
したがって、線分724aは、プロット750、プロット752、他の減少された速度設定のトルク/速度プロットの一部を形成する。プロット752は、前記アルゴリズムを使用して調整された速度セットポイント754aおよび754bのための値を計算することにより完成される。プロット752の線分756bは点726bと点754aとの間にプロットされる。線分756cは点754aと754bとの間にプロットされる。線分756dはプロット734の線分740dに相当する。
複数の固定点において、図49Bにより表わされるトルクマップスケーリングは非常に低い最大速度であることは言うまでもない。モータが最大速度で駆動される場合、ハンドピースは、失速速度に近くなるまでかなりの大きさのトルクを生成できてもよい。線分724aおよび762を備えるプロット760はこのタイプのトルク/速度関係を表わしている。
スケーリングされたトルクマップにおける固定点の数は、ハンドピースNOVRAM 72から読み取られるデータに基づいている。あるいは、外科医はこの係数をカスタム設定することができる。
また、本発明のコントロールコンソール32は、ハンドピース電圧降下および電流引き込みを監視して、システム30を適切に機能させるように構成されている。図50に別個の要素として示されるエラー検出モジュール770は、FPGA 228の一部であると理解されるが、PSV SNS信号およびOVERLIP/OVERLINに基づくISENSE信号の両方を監視する。ハンドピースが作動される間、エラー検出モジュール770は、PSV SNS信号を連続的に監視して、信号がそこからカットオフ電圧レベルを下回る電源電圧へと低下するかどうかを評価する。電源電圧が40VDCである本発明のバージョンにおいて、カットオフ電圧レベルは30VDCである。電源電圧が降下してカットオフ電圧レベルを下回る場合、エラー検出モジュール770は故障タイプのエラーメッセージをアサートする。
ハンドピース34が作動されない期間中、エラー検出モジュール770は、OVERLIP/OVERLINに基づくISENSE信号をモジュールする。具体的には、この信号は、ハンドピースが閾値レベルを上回る電流を引き出しているかどうかを判定するために閾値信号と比較される。幾つかのバージョンにおいて、この閾値レベルは50mAである。作動されていないハンドピースの電流引き込みが閾値レベルを上回っていることをエラー検出モジュール770が判断する場合には、モジュールがロックダウンタイプのエラーメッセージをアサートする。これは、そのような真の引き込みがHブリッジ設定において障害を示す可能性があるからである。
モータプロセッサ224内のインダクタンス検知較正モジュール(モジュールは図示せず)はインダクタンス検知利得値およびオフセット値を与える。このモジュールがこれらの値を生成する1つのプロセスについて、図52のフローチャートを参照することにより説明する。最初に、ステップ776において、ハンドピースモータ36が短時間駆動される。この時間の後、オープンループプロセスを使用してモータをゼロ速度位置から始動させることが必要である。ステップ778では、既知の位置でロータが停止される。これは、瞬時に確立されて構成される巻線234への電源・グランド接続により達成される。例えば、巻線M1およびM2が電源レールに取り付けられてもよく、巻線M3がグランドに結合される。ステップ778が実行された直後、各巻線234を通じて電流が測定される(ステップ780)。電流は巻線234を通じて両方向で測定され、そのため、全体で6つの測定が存在する。
電流測定の初期設定が行なわれた後、ステップ782において、モータ36が再びオープンループモードで作動される。モータは第2の既知の位置で停止される(ステップ784)。これは、例えば、M1巻線およびM3巻線を電源レールに対して結合し且つM2巻線をグランドに対して結合することによって達成される。ステップ786において、6つの電流測定が再び行なわれる。
その後、ステップ788において、電流測定値の2つの組に基づいて、正規化された電流測定値を生成するために必要とされる6つの利得値および6つのオフセット値が生成される。その後、これらの測定値は、モータプロセッサ224と一体のフラッシュメモリ内に記憶されてもよい。あるいは、これらのデータは、ハンドピースEEPROMまたはNOVRAMに対して書き込まれてもよい。
本発明の本方法は、ロータ位置のインダクタンス検知判定に必要な正規化された電流測定値の生成を容易にするために始動時に使用することができる。この状況において、自己生成された利得値およびオフセット値は、ハンドピースNOVRAMからの値のための置き換えまたは代用としての機能を果たす。始動後、この方法は、調整された利得値およびオフセット値を与えて任意の熱または摩耗によって引き起こされる巻線電流の測定値の変化を補償するために使用することができる。
前述した較正プロセスは、外科医によるハンドピースの使用過程中にハンドピースが較正される状況で実行される。そのようなプロセスにおいては、最初にモータを作動させるためにオープンループプロセスが使用された後、更に高い速度の整流を調整するためにBEMF検出が使用されることは言うまでもない。ステップ776とステップ778との間およびステップ782とステップ784との間で、ハンドピースを従来の様式で使用することができる。
あるいは、コンソールは、コンソール32に対するハンドピース34の結合時に、ハンドピースを較正プロセスに晒すことができる。このプロセスにおいて、コンソールは、基本的に、最初にステップ778を行なってモータロータを第1の既知へ移動させる。その後、ステップ780の測定値が取得される。その後、モータロータを第2の既知の位置に位置決めするためにステップ782、ステップ784を迂回する。
前述したように、コントロールコンソール32は、本発明のシステム30により調整されるハンドピース34の遠隔制御を容易にするためのインタフェースを有する。図2Aにおいて、インタフェースは1394Firewireインタフェース68として示されている。図52に示されるように、インタフェース68は、バス792に対するコントロールコンソール32の接続を容易にする。
バス792に接続される他の装置はナビゲーションシステム796および有線リモートヘッド798である。ナビゲーションシステムは、当分野で既知のように、処置が行なわれる手術部位に対するハンドピース36の位置および方向を追跡するために使用される。有線リモートヘッド798は、バス792に対して接続される他の構成要素に対して外科医が言葉によるコマンドを入力できるようにする。1つのそのような装置は、商標SIDNEEの下で出願人の譲受人により販売されている。
バス792に対して接続される他の装置は無線ヘッド802である。無線ヘッド802は、無線装置から発せられる信号を受けることができる。1つのそのような装置は、例えば、無線フットスイッチである。無線装置には無線送信器804が一体に設けられている。無線フットスイッチは、従来のフットスイッチ44(図1)と同じペダルを有するとともに、同じ機能を果たす。しかしながら、ケーブルを介してコマンド信号をコンソールへ送る代わりに、無線送信器804がそれらのコマンド信号を無線ヘッド802送信する。送信器804とヘッド802との間で無線信号を転送するための1つの適したプロトコルは無線USBである。
無線ヘッド802は、コマンドを含むパケットをコントロールコンソール32に対して連続的に送る。パケット送信命令がインタフェース68によりパケットから取り去られると、パケットの内容がディスプレイコントローラ64へ送られる。パケットがハンドピース36の作動を開始するためのコマンドを含む場合、ディスプレイコントローラ64は、モータプロセッサ224に対する適切な初期化パケットを生成する。ハンドピースが初期化された後、無線装置からの信号に基づいて、ディスプレイコントローラ224は、速度セットポイントパケットを従来の様式でモータプロセッサ224に対して送信する。
また、ディスプレイコントローラ64は、ハンドピース36の作動を調整するために無線ヘッド802から命令が受けられるときにフェイルセーフシーケンスを実行する。図53のフローチャートに示されるこのシーケンスは、ステップ810において、無線ヘッドからの命令パケットの受信で始まる。ステップ812は、モータプロセッサ224による実行のためのディスプレイコントローラ64による初期化パケットまたは速度セットポイントパケットの生成を表わしている。この後者のパケットが無線ヘッド802からのパケットの内容に基づいていることは言うまでもない。
ステップ816において、ディスプレイコントローラは、パケットが無線ヘッド810から受けられる時からタイマを始動させる。ステップ818においては、経過時間が最大時間TMAXと比較される。本発明の幾つかのバージョンにおいて、TMAXは100〜500msecである。この時間が終了する前に新たなパケットが無線ヘッド802から受けられる場合には、ディスプレイコントローラ64がタイマをクリアし、ステップ810〜818が再実行される(ステップは図示せず)。
しかしながら、維持されたタイムカウントがTMAXよりも大きくなる場合もあり得る。ステップ818において、この事象が起こったと判断される場合、ディスプレイコントローラは、ステップ820において、ハンドピースの作動を停止させるためにモータプロセッサ24への信号を生成する。
したがって、無線制御装置からの信号が失われる場合、コンソール32は、最後に受けられた無線命令に基づいて動作中のハンドピースを給電し続けない。その代わり、コンソール32はハンドピース34の動作を停止する。これにより、無線命令の流れの中断に起因して、外科医の意思と反対の様式でハンドピースが作動される。
また、コントロールコンソール32は、ナビゲーションシステム796およびリモートヘッド798などの装置により生成される非同期コマンドを受けることができる。リモートヘッド798は、ハンドピースおよびポンプのON/OFF作動並びにこれらの装置の動作設定に関する特定の段階的なコマンドを生成するために使用される。切断アクセサリ35が適用されるべきではない手術部位の位置へ切断アクセサリ35が近づいているとナビゲーションシステム796が判断すると、ナビゲーションシステムは、関連するハンドピースを減速し或いは作動停止させてもよい。
図55により示されるように、ディスプレイコントローラ64内またはそれに関連するメモリ内には、画像データファイル842がある。画像データファイル842は、システムと共に使用できるハンドピース34の各タイプ毎に、そのタイプのハンドピースのための基本的な動作パラメータデータを含む。これらのデータは、モータを振動させることができ且つハンドピースがポンプと共に使用される場合には、ハンドピースの最小速度および最大速度と、ポンプ流体の流量とを含む。他のデータは、給電信号がハンドピースのモータ巻線234に対して印加されるべき順序に関する情報を含む。
この情報を画像データファイル内に記憶すると、ハンドピース34がコンソール32に対して接続されるときにディスプレイコントローラへデータをロードするために必要な時間が減少する。
画像データファイルを保持する更に他の利点は、ハンドピースがコンソール32に対して取り付けられていない場合であっても特定のタイプのハンドピースの動作特性に関する情報をその後に取り出すことができるという点である。これらのデータはディスプレイ42上で与えられる。したがって、これにより、特定の外科医がハンドピース34をコンソール32に対して物理的に取り付ける必要無くハンドピースを使用したいときに該外科医にとって好ましい設定をロードすることができる。
ここで、図54のフローチャートを参照しながら、ディスプレイコントローラ64と一体の内部メモリ中のデータに現在のハンドピースデータを与えるプロセスについて説明する。ステップ830は、ハンドピースのNOVRAM 72内のデータの読み取りである。取り出されたデータ中の基本的な識別フィールドに基づいて、ディスプレイコントローラ64は、ステップ832において、これが新しいタイプのハンドピースであるかどうかを直ちに判定する。特に、ステップ832において、ディスプレイコントローラ64は、画像データファイル842または相補的な学習データファイル844内のデータが同じタイプのハンドピース34におけるデータを含むか否かに基づいてこの判定を行なう。
ステップ832において、これがそれに関してコンソールが何らデータを有していない新しいタイプのハンドピースであると判断される場合、ディスプレイコントローラはステップ834を実行する。ステップ834においては、このハンドピースのための基本的なコンフィギュレーションデータが学習データファイル844に対して書き込まれる。
ステップ832の後に実行されるステップ836において、ディスプレイコントローラ64は、それが記憶するハンドピースタイプデータのバージョンが極最近のバージョンであるかどうかも判定する。このプロセスは、ハンドピースNOVRAM 72からの改定識別データが画像データ中または学習データファイル842および844のそれぞれの中のハンドピースに関する改定識別情報よりも新しいかどうかを判定することにより行なわれる。ハンドピースNOVRAM 72中のこの改定データが新しい場合には、ステップ834において、これらのデータが学習データファイル844に書き込まれる。
その後、ステップ838において、ディスプレイコントローラ64により、ハンドピース34は、それを作動させるための極最近のデータに基づいて作動される。
図56のフローチャートに示されるように、コントロールコンソール32は、更に、学習データファイル544における冗長データの記憶を最小にするように構成されている。具体的には、ステップ848に示されるように、新たな作動ソフトウェアがコントロールコンソール内に定期的にロードされる。このソフトウェアは新たな画像データファイル842を含んでもよい。そのようなファイルが存在する場合、ステップ850において、各ハンドピースデータファイル毎に、ディスプレイコントローラは、新たな画像データファイル中のハンドピースデータファイルの改定バージョンが学習データファイル中のバージョンと同じ或いはそれよりも新しいか否かを判定する。
ステップ848において判定が肯定的である場合には、ステップ852において、学習データファイル中のハンドピースデータファイルが消去される。
したがって、新たなデータを有するハンドピースがコントロールコンソール32に対して取り付けられると直ぐに、新たなハンドピースタイプデータがコンソールのメモリ内にロードされる。これにより、このタイプのハンドピースが取り付けられる度にこのデータをコンソールへ絶えずロードすべき必要性が排除される。コンソールが現在のハンドピースタイプデータの新たなマスターファイルを受けるときにはいつでも、このデータのオリジナルコピーおよび現在の冗長コピーがそのメモリから消去される。これは、コンソールメモリが不必要なデータでファイルされた状態にならないようにするのに役立つ。
引用することにより本明細書の一部をなすものとする前述した米国特許第6,017,354号および米国特許出願第10/214,937号に記載されるように、NOVRAM 72を有する外科用ハンドピースまたはRFIDを有する切断アクセサリがツールシステムに対して取り付けられる場合には、簡単な積分を時々行なって、ツールまたはハンドピースが依然として取り付けられているかどかを判定することが有益である。
図57のフローチャートを参照してここで説明するように、本発明のコンソール32は、かなりのRFノイズの存在下でハンドピース/アクセサリの取り外しについての偽の判定に対して免除を与えるように構成されている。そのようなノイズは、システムの一部である手術装置を含む幾つかの手術装置が作動時にかなりの量のRFエネルギを発することにより存在する場合があることは言うまでもない。このエネルギは、NOVRAMまたはRFIDからの信号がコントロールコンソール32へと戻るライン上にノイズを引き起こす。
ステップ862の後、コントロールコンソール32がピングに対する別個の応答を受けなかったことをディスプレイコントローラが判定すると、プロセスが始まる。ピングは、RFIDまたはNOVRAMに送られる基本的な装置存在/不存在問い合わせである。ピングに対する応答は装置存在の短い肯定応答である。ピング応答は、装置を特定するデータを何ら含んでいない。しかしながら、かなりのノイズが存在する場合には、応答を受けるコントロールコンソール内のサブアセンブリ、ハンドピースインタフェース70、フットスイッチインタフェース74またはRFIDインタフェース82が識別できる応答を受けない場合がある。
したがって、ステップ862において、ピング応答を受け損なう場合には、受け損なったことが著しいノイズに起因しているかどうかを判定するためにステップ864が実行される。この判定が行なわれる方法は、装置のどのタイプの存在が検出されるかによって決まる。
装置が、RFIDから信号が戻ることが期待される装置である場合、ステップ864において、RFIDインタフェース82は、ピングに応答して、周囲ノイズを上回る戻りラインに沿う信号強度の測定できる変化が存在するかどうかを評価する。信号レベルが変化する場合、RFIDインタフェース82は、インタフェースが明白なピング応答を受けることをノイズが防止した環境にあることを認識する。RFIDインタフェース82はこの判定をディスプレイコントローラ64に対して報告する。
あるいは、ノイズ判定は、より推定的なものに基づいて行なわれてもよい。したがって、取り付けられた装置がハンドピースまたはコード付きフットスイッチである場合には、電流を引き出すようになっている内部の構成要素が実際に電流を引き出しているか否かを評価することによりステップ864が行なわれてもよい。そのような構成要素は、ハンドピースアクチュエータを調整するためのアセンブリの一部として幾つかのハンドピース内に存在するアナログホールセンサである。そのような装置において、ハンドピースインタフェースコントローラ470(図35A)は、HP PWR接続部を通じて引き込まれる電流を監視する。引き込まれる電流が公称レベルを上回る場合には、インタフェースコントローラ470が電流引き込み要素を担い、したがって、ハンドピースが取り付けられたままとなる。インタフェースコントローラ470はこの判定をディスプレイコントローラ64に対して報告する。
ノイズ評価の前記方法は、電流を評価される構成要素がかなりの量の電流を引き出すときに最もよく機能することは言うまでもない。ハンドピースまたはフットスイッチ内の幾つかの構成要素、例えば温度センサまたはデジタルホールセンサは、かなりの電流を引き込まなくてもよい。
コンソール32に取り付けられる他の装置は、かなりの量の電流を連続的に引き出す内部構成要素を有していない場合がある。コード付きフットスイッチ44がそのような装置である。このタイプの装置において、ステップ864の評価は、多くの場合に公称状態にある装置要素からの出力信号の電圧レベルを監視することからなる。具体的には、インタフェースは、再び、例えば、ハンドピースインタフェースコントローラ470によって実行される。具体的には、インタフェースコントローラ470は、取り付けられた装置内の構成要素から受けられるアナログ出力HP DEV信号を監視する。サーミスタまたは幾つかのホールセンサがこの種の信号を出力してもよい。インタフェース470は、この信号をデジタル化するとともに、該デジタル信号をディスプレイコントローラ64へ送る。
ディスプレイコントローラ64はこの公称信号をノイズ閾値VN Tと比較する。図58Aは、この閾値を最初に下回った後に該閾値を越えて立ち上がるそのような信号を図式的に示している。VN Tレベルを上回るこの信号レベルの立ち上がりは、周囲のRFノイズが完全なピング応答の受信を妨げているという表示としてディスプレイコントローラ64によって解釈される。
この方法のバージョンは、ハンドピースからの構成要素信号を監視して、出力信号が公称信号強度を上回るか否かを判定することである。信号がこの公称信号レベルをそのように上回る場合、ディスプレイコントローラ64は、構成要素、したがって関連するハンドピース34がコンソール32に対して依然として取り付けられていると見なす。
ステップ864を実行するための第4の手段は、装置がNOVRAM以外の他の信号生成要素を有していない場合に実行される。この場合、NOVRAMインタフェース78はNOVRAMから戻される信号を監視する。データ読み取り書き込みトランザクションが存在しない場合、この信号は、通常、固定されたレベルにあり、多くの場合5 VDCである。NOVRAMインタフェース78は、ステップ864のその実行において、NOVRAMに接続される通信ライン上に存在する信号を監視して、それが固定されたレベルから変動するかどうかを判定する。図58Bはそのような信号を図式的に表わしている。時点876よりも前の時間において、信号は一般に固定されたレベルにある。時点876よりも後の時間ではかなりの変動がある。NOVRAMインタフェースは、信号強度におけるこの変動を、かなりのRFノイズの存在を示していると解釈する。この判定はディスプレイコントローラ64に対して報告される。
多くの状況において、864の検査は否定的である。すなわち、ノイズが存在していないと判定される。この判定が成される場合、ディスプレイコントローラ64は、ピングの不良が、装置がシステムから取り外されたことを示していると解釈する(ステップ866)。
RFノイズまたはEMノイズが存在する場合、ステップ864の検査は肯定的である。この場合、ノイズ判定検査が連続的に再実行される。図57において、プロセスのこの部分は、ステップ868の連続的な再実行により表わされる。ステップ868の実行方法はステップ864の方法のそれと同一である。
結局、RFノイズ生成装置の作動が停止される。これが起こると、ステップ868の検査は、ノイズの存在に関する否定的な評価を戻す。このステップに応じて、ステップ870においては、ディスプレイコントローラにより、NOVRAMインタフェース78またはRFIDインタフェース82が完全な装置識別要求を関連するNOVRAMまたはRFIDに対して送る。この要求に応じて、NOVRAMまたはRFIDは、特異性をもって装置を特定する信号を出力する。この応答はピング応答よりも長い。ディスプレイコントローラは、このタイプの要求を生成し、そのため、実際に周囲ノイズの増大前にシステムに取り付けられた装置がノイズレベル降下後に存在する装置であるかどうかを判定することができる。
したがって、コントロールコンソール32は、更に、かなりのRF誘導ノイズまたはEM誘導ノイズが存在する状況でノイズにより装置がシステム30から取り外されたというエラーによる表示が生じないように構成されている。また、ノイズレベルが降下している際、コントロールコンソール32は、取り付けられた装置がノイズレベル上昇前に取り付けられた装置であったことを即座に検証する。
同様に、本発明の他のバージョンでは、3つを越えるソケット40がコントロールコンソールに設けられてもよいことは言うまでもない。これにより、4つ以上の電動手術器具またはハンドピースをコンソールに対して同時に接続することができる。したがって、4つ以上のハンドピースを同時に使える状態にすることができる。そのため、一般に、コンソールは、N個(N>1)のハンドピースを同時に駆動しつつM個(M>1)の外科用ハンドピースを取り付けるように構成することができる(この場合、M>N)。
本発明の更なる他のバージョンにおいて、コンソールは、コンソールが給電できるハンドピースの数がコンソールに対して常に接続できるハンドピースの数に等しくなる(M=N)ように構成されてもよい。
したがって、前記説明が本発明の1つの特定のバージョンに関するものであることは言うまでもない。本発明の他のバージョンは、説明したものとは異なる特徴を有してもよい。例えば、前記特徴のそれぞれが本発明の全てのバージョンに組み込まれていなくてもよい。
また、本発明の他のバージョンが異なる特徴を有してもよい。インダクタンス検知以外の手段を使用してハンドピースモータのトルクダウン失速(torque−down−to−stall)制御を行なってもよい。
同様に、実行されるプロセスステップおよびステップが実行されるシーケンスは単なる典型例であり限定的なものではない。例えば、図41のフローチャートに関連して説明したエラー報告プロセスに関し、第1のステップは、エラーメッセージがロックダウンタイプエラーの報告であるかどうかに関する判定であってもよい。これは、コンソール32の非常に速いロックアウトを容易にする。
同様に、本発明の特徴がコードレス電動外科用ハンドピースに組み込まれてもよいことは言うまでもない。このタイプのハンドピースは、コントロールコンソールからの信号によって給電されるのではなく、取り付けられたバッテリからその給電信号を受ける。その内容が引用することにより本明細書の一部をなすものとする2005年6月28日に提出された出願人の譲受人の米国特許出願第60/694,592「POWERED SURGICAL TOOL WITH SEALED CONTROL MODULE」から知られるように、このタイプの器具に対して、器具の電力消費ユニットに対する給電信号の印加を調整するための内部プロセッサを設けることは知られている。このプロセスは、本発明の信号処理ステップを実行することができる。
整流を調整する目的でBEMF信号を使用してロータ位置を判定する方法を改善するために、他の手段が使用されてもよい。
本発明のシステムの基本的な構成要素を示す。 図2Aおよび図2Bは共同で本発明のシステムのコントロールコンソール内の主要な構成要素のブロック図となる。 コントロールコンソールの電源内のサブ回路のブロック図である。 ディスプレイコントローラおよびディスプレイコントローラの周囲の構成要素のブロック図である。 典型的な処置選択ファイル内に含まれる記録を示す。 典型的なマスターユーザディレクトリ内に含まれる記録を示す。 典型的な選択ディレクトリ内に含まれる記録を示す。 アクティブ選択テーブル内に含まれる記録の一例である。 アクティブ選択の選択を勧めるためにディスプレイ上で与えられる画像を示す。 フットスイッチ割り当てテーブル内のデータフィールドを示すテーブルである。 コントロールコンソールに結合されるハンドピースのフットスイッチ制御を割り当てるためにコントロールコンソールにより使用される基本的なプロセスステップのフローチャートである。 コントロールコンソールディスプレイ上で与えられる基本的なフットスイッチマッピング画像を示す図である。 コントロールコンソールディスプレイ上で与えられるランタイム画像の構成要素を示す図である。 ハンドピースがデュアル制御モードに置かれるときにコントロールコンソールによって行なわれるプロセスステップのフローチャートである。 図15Aおよび図15Bは、共に組み合わされると、モータコントローラの主要な構成要素のブロック図を形成する。 図16A、16Bおよび16Cは、共に組み合わされると、モータコントローラのHブリッジの部分概略ブロック図を形成する。 ハンドピースモータのステータ巻線の概略表示である。 電源電圧を監視するために使用される回路の部分概略ブロック図である。 ハンドピースモータの巻線の両端間で形成されるBEMF信号を監視するために使用される回路の部分概略ブロック図である。 ハンドピースモータにより引き込まれる電流を監視するために使用される回路のブロック図である。 監視された多くの信号をデジタル信号に変換するために使用される回路のブロック図である。 監視された電流信号をデジタル信号に変換するために使用される回路のブロック図である。 モータコントローラのモータマルチプレクサのためのリレーアセンブリのうちの1つの部分概略ブロック図である。 パワードライバ割り当てテーブル中に含まれる記録を示す。 システムがモータのためのインダクタンス検知モードにあるときのハンドピースモータの測定電流を示す経時的な電流のグラフである。 外科用ハンドピースのためのモータロータ位置に対する測定電流の関係のグラフである。 ハンドピースロータのインダクタンス信号検出を容易にするために本発明のシステムのハンドピースNOVRAMが利得データおよびオフセットデータをどのように含むのかを示す。 インダクタンス検知が行なわれるときのモータロータ位置に対して較正された測定ロータ電流のグラフである。 特定のモータ極状態への移行に基づいてモータロータが位置を変化したと見なされるべきか否かを判定するためにインダクタンス検知モード中にモータコントローラにより実行されるプロセスステップのフローチャートである。 特定のモータ相における利得およびオフセットの較正値が再較正されるべきか否かを判定するためにインダクタンス検知モード中にモータコントローラにより実行されるプロセスステップのフローチャートである。 インダクタンス検知モードでモータロータ位置を判定するためにハンドピース製造中およびシステムの動作中にユーザ整流間位置計算に使用されるプロセスステップのフローチャートである。 図32Aおよび図32Bは、共同して、ハンドピースへの給電を調整するためにモータコントローラの1つのフィールドプログラマブルゲートアレイおよびモータプロセッサにより実行されるプロセスを表わす。 電源制限信号を選択的にアサートする回路の部分概略ブロック図である。 図34AはBEMF信号の経時的なグラフ図であり、図34Bは、モータロータ位置を判定するためにBEMF信号が本発明にしたがってどのように測定されるのかを示す。 図35Aおよび図35Bは、共に組み合わされると、ハンドピースインタフェースの部分概略ブロック図を形成する。 選択的な電源共有を行なうために電源電流制限モジュールにより記憶されるデータタイプの一部を表わす。 電力共有を行なうように構成されなくてもよい外科用ハンドピースの作動を調整するためにコントロールコンソールにより実行されるプロセスステップのフローチャートである。 コード付きバッテリ内の構成要素の概略図である。 図39Aおよび図39Bは、トランスなどの構成要素に対してどのように電力パルスが印加されるのかを示すタイミング図であり、図39Cは、図39Aおよび図39Bのパルスシーケンスにしたがって給電されるときにトランスを通じて流れる電流の測定値の波形プロットである。 トランスに対する給電信号の印加を調整するためにNOVRAMメモリ内に記憶されるデータの一部を示す。 ハンドピースの作動中に異常な事象すなわちエラーが起こったことを示す表示をコンソールが受けるときに、コントロールコンソールにより実行されるプロセスステップのフローチャートである。 ハンドピースが振動モードで駆動されるときにハンドピースモータが任意の所与の方向で起動するように作動される時間を制御するために実行されるプロセスステップのフローチャートである。 モータが振動モードで駆動されるときに1つの方向で受ける回転数の経時的なグラフ表示である。 ゼロ測度が始動した直後に本発明のコンソールにより給電されるハンドピースモータがどのようにして比較的高い大きさのトルクを生成でき且つ比較的多量の電流を引き出すことができるのかを示すグラフ表示である。 マルチプレクサのリレーにより確立される接続の概略図である。 マルチプレクサのリレーを切り換えるシーケンスのフローチャートである。 図47Aおよび図47Bは、速度制御PIDモジュールにより解析される様々な速度状態、および、速度状態に応じてモジュールが生成する想定し得る出力コマンドを概ね示す。 ハンドピースモータの制動中にロータ速度がどのように動的に判定されるのかを示すフローチャートである。 図49Aおよび図49Bは、本発明のトルクマップスケーリングの第1および第2の手段のそれぞれのグラフ表示である。 コントロールコンソールのモータドライバのうちの1つの内部にあるフィールドプログラマブルゲートアレイ内のエラー検出モジュールの入力および出力のブロック図である。 インダクタンス検知自己調整を行なうためにコントロールコンソールにより実行されるプロセスステップのフローチャートである。 本発明のシステムを手術室内の他の装置に対してどのように接続できるのかを示すブロック図である。 無線装置を使用して外科用ハンドピースを作動させるときに制御インテグリティを維持するためにコントロールコンソールにより実行されるプロセスステップのフローチャートである。 相補的なハンドピースに関してコントロールコンソールが記憶するデータが電流であるようにするためにコントロールコンソールにより実行されるプロセスステップのフローチャートである。 コントロールコンソールと一体のメモリにより保持される2つのハンドピースデータファイルの概略図である。 冗長なハンドピースデータの記憶を回避するためにコントロールコンソールにより実行されるプロセスステップのフローチャートである。 過剰な周囲RFノイズに起因するハンドピースの取り外しのエラーによる判定からの免除を与えるためにコントロールコンソールにより実行されるプロセスステップのフローチャートである。 図58Aおよび図58Bは、過剰な周囲RFノイズが存在するか否かを判定するために別個のプロセスを示し、コントロールコンソールにより監視される信号のうちの2つを示す。

Claims (56)

  1. 電力消費ユニット(36)を有する各電動外科用ハンドピース(34)に給電するためのコントロールコンソール(32)であって、
    複数のハンドピースが前記コントロールコンソールに対して同時に接続されるように後の名ハンドピースを取り外し可能に受ける複数のコネクタ(40)と、
    前記コネクタを介してハンドピースに選択的に給電するためのパワーレギュレータ(86)と、
    ハンドピースへの給電を調整するために前記電源を制御するコントローラ(64)と
    を備え、
    前記コントローラおよび前記パワーレギュレータは全体で、前記パワーレギュレータが複数のハンドピースに同時に給電するようになっていることを特徴とする、コントロールコンソール。
  2. ハンドピースに給電するために前記パワーレギュレータ(86)が使用する電力を電源(90)が供給し、
    前記電源によりもたらされる電力を監視するために前記電源に電源モニタ(428)が接続され、
    前記パワーレギュレータ(86)は、更に、前記電源によってもたらされる電力が閾値を越えていると前記電源モニタが判定すると、ハンドピースのうちのいずれかに対する電力の印加を制限するようになっている、請求項1に記載のコントロールコンソール。
  3. 前記パワーレギュレータ(86)は、
    電力を引き出す前記ハンドピースのうちのどれが最も多くの電力を引き出しているのかを判定し(430)、
    前記電源により消費される電力がある閾値を越えていることを前記電源モニタが判定するときに最も多くの電力を引き出すハンドピースに対する電力の印加を制限するものである、請求項2に記載のコントロールコンソール。
  4. 前記パワーレギュレータ(86)は、
    複数のドライバであって、別個のハンドピース給電信号を出力し且つ取り付けられた任意のハンドピースに給電するように各ドライバがなっており、複数の給電信号を同時に出力するようにされた複数のドライバと、
    前記ドライバのうちの任意のいずれかにより出力される給電信号を前記コネクタのうちの任意のいずれかを介して出力できるように前記ドライバと前記コネクタ(40)との間に接続されたスイッチアセンブリ(222)と
    を含む、請求項1、2または3に記載のコントロールコンソール。
  5. 第1の複数のコネクタとして前記コネクタ(40)が存在し、
    前記パワーレギュレータ(86)が第2の複数の前記ドライバ(210)を有し、前記第1および第2の複数のドライバが前記複数のコネクタよりも少ない、請求項4に記載のコントロールコンソール。
  6. 前記パワーレギュレータは、前記ハンドピース(34)内にあるブラシレスDCモータ(36)に対して給電信号を印加するようになっている、請求項1、2、3、4または5に記載のコントロールコンソール。
  7. 前記コネクタ(40)は、ハンドピース(34)から延びるケーブル(38)を受けるようにされたソケットである、請求項1、2、3、4、5または6に記載のコントロールコンソール。
  8. 前記コントローラ(64)は、
    前記ハンドピース(34)に組み込まれているメモリ(72)内のデータを読み取り、
    前記ハンドピースメモリから読み取られた前記データに基づいて電源を制御するように更になっている、請求項1、2、3、4、5、6または7に記載のコントロールコンソール。
  9. 電力消費ユニット(36)を有する各電動外科用ハンドピース(34)に給電するためのシステムであって、
    複数のハンドピースが取り付けられるコンソール(32)と、
    前記コンソール内に配置され、前記コンソールを介してハンドピースに対して給電信号を選択的に印加するための制御アセンブリ(64)と、
    前記制御アセンブリに対して接続され、前記制御アセンブリへの制御信号を生成して前記ハンドピースの作動を調整するために操作されるスイッチを少なくとも有するフットスイッチと、
    を備え、前記ハンドピースの作動を調整するために複数のフットスイッチ(44a、44b)が前記制御アセンブリに対して接続されていることを特徴とする、システム。
  10. 前記フットスイッチ(44a、44b)のそれぞれは、ハンドピースのうちの任意のいずれかを調整するための制御信号を生成することができ、
    前記制御アセンブリ(64)が、前記フットスイッチがそのフットスイッチにおけるユーザ入力された選択に基づいて少なくともいずれかのハンドピースを制御するように前記フットスイッチのそれぞれをマッピングするものである、請求項9に記載の電動外科用ハンドピースに給電するシステム。
  11. 前記制御アセンブリ(64)は、前記コンソール(32)に対して取り付けられるハンドピースの数と前記制御アセンブリに対して接続されるフットスイッチ(44a、44b)の数とを監視し、
    前記制御アセンブリ(64)は、複数のハンドピースが前記コンソールに取り付けられ且つ複数の前記フットスイッチが前記制御アセンブリに接続されることを判定し、前記制御アセンブリは、いずれのハンドピースを制御するために前記フットスイッチのいずれが使用されるべきかを指示するためのマッピング命令をユーザに入力させるものである、請求項10に記載の電動外科用ハンドピースに給電するシステム。
  12. 前記制御アセンブリは、前記複数のフットスイッチ(44a、44b)がいずれかのハンドピース(34)を制御できるようにするようにされている、請求項9、10または11に記載の電動外科用ハンドピースに給電するシステム。
  13. 前記制御アセンブリ(64)は、複数の前記フットスイッチ(44a、44b)がいずれかのハンドピース(34)を制御し且つ第1のフットスイッチがハンドピースを作動させる制御信号を生成すると、前記両方のフットスイッチからの作動制御信号がネゲートされるまでの間第2の前記フットスイッチにより生成される制御信号がハンドピースの作動を調整することを妨げるようにされているものである、請求項12に記載の電動外科用ハンドピースに給電するシステム。
  14. 前記コントロールコンソールは、第1の前記フットスイッチから受けられる制御信号に基づいて第1のハンドピースに対して給電信号を供給すると同時に、第2の前記フットスイッチから受けられる制御信号に基づいて第2の前記ハンドピースに対して給電信号を供給する、請求項9、10、11、12または13に記載の電動外科用ハンドピースに給電するシステム。
  15. 前記制御アセンブリは、ハンドピース内のモータ(36)に給電するための給電信号を印加するようにされている、請求項9、10、11、12、13または14に記載の電動外科用ハンドピースに給電するシステム。
  16. 前記コンソールには複数のソケット(30)が設けられ、前記各ソケットは、ハンドピース(34)に取り付けられたケーブル(38)を取り外し可能に受けるようになっている、請求項9、10、11、12、13、14または15に記載の電動外科用ハンドピースに給電するシステム。
  17. 前記制御アセンブリ(64)は、
    ハンドピース(34)に組み込まれているメモリ(72)内のデータを読み取り、
    ハンドピースメモリから読み取られたデータに基づいてハンドピースに対して給電信号を印加する、
    ように更になっている、請求項9、10、11、12、13、14、15または16に記載の電動外科用ハンドピースに給電するためのシステム。
  18. 切断アクセサリを作動させるための複数の巻線(234)を有し、センサレスのブラシレスモータ(36)を含み、前記切断アクセサリ(35)を受けるための外科用ハンドピース(34)と、
    前記巻線の両端間に生成される逆起電力信号に基づいて前記モータ巻線に対して給電信号を選択的に印加するためのドライバと
    を備える電動手術器具システムにおいて、
    前記ドライバは、
    モータ速度が閾値速度を上回るときに、ロータ位置の逆起電力検出に基づいて、前記モータ巻線に対して給電信号を選択的に印加し、
    モータ速度が閾値速度以下のときに、モータロータ位置のインダクタンス検知に基づいて、前記モータ巻線に対して給電信号を選択的に印加するものである、電動手術器具システム。
  19. 前記ドライバは、前記モータロータ位置のインダクタンス検知を行なうときに、
    各巻線を流れる電流を測定し、
    前記複数の巻線電流の測定値を正規化するものである、請求項18に記載の電動手術器具システム。
  20. 前記ドライバは、モータロータ位置のインダクタンス検知を行なうときに、
    前記各巻線を流れる電流を測定し、
    どの巻線を通じて最も大きい電流が流れるのかを判定し、
    どの巻線を通じて最も大きい電流が流れるのかに基づいてロータ位置を判定するものである、請求項18または19に記載の電動手術器具システム。
  21. 前記ドライバは、モータロータ位置のインダクタンス検知を行なうときに、
    前記各巻線を流れる電流を測定し、
    測定された巻線電流と巻線電流のモデルとを比較し、
    測定された巻線電流と巻線電流のモデルとの該比較に基づいてロータ位置を判定するものである請求項18または19に記載の電動手術器具システム。
  22. 前記ドライバは、モータ始動時にモータロータ位置のインダクタンス検知を行なうようになっている、請求項18、19、20または21に記載の電動手術器具システム。
  23. 複数の巻線(234)を有するセンサが無いブラシレスモータ(36)を有する電動手術器具(34)に対して給電信号を印加する方法であって、
    モータロータの位置を判定するステップと、
    モータロータの位置に基づいて、選択されたモータ巻線に対して給電信号を印加するステップと、
    を含み、モータロータの位置を判定する前記ステップにおいては、モータロータ位置を判定するためにインダクタンス検知が使用されることを特徴とする、方法。
  24. 各モータ巻線のインダクタンスが測定され、
    巻線インダクタンス測定値が正規化され、
    モータロータ位置を判定するために正規化された巻線インダクタンス測定値が使用される、請求項23に記載の電動手術器具に対して給電信号を印加する方法。
  25. 巻線インダクタンス測定値は、測定されたインダクタンスの選択的な乗算またはオフセット調整によって正規化され、
    モータの作動中に、巻線インダクタンス測定値を正規化するために使用される利得値またはオフセット値が調整される、請求項24に記載の電動手術器具に対して給電信号を印加する方法。
  26. 巻線インダクタンス測定値を正規化するための利得値またはオフセット値は、手術器具に組み込まれているメモリ(72)から読み取られる、請求項24または25に記載の電動手術器具に対して給電信号を印加する方法。
  27. 各巻線を流れる電流が測定され、
    最も大きい電流が流れる巻線が判定され、
    いずれの巻線を通じて最も大きい電流が流れるのかに基づいて、ロータ位置が判定される、
    請求項23、24、25または26に記載の電動手術器具に対して給電信号を印加する方法。
  28. 最も大きい電流が流れる巻線が判定された後、巻線電流の測定値がエラーであるかどうかが判定され、
    巻線電流の測定値がエラーであと判定される場合には、モータロータ位置を判定する前記ステップが省かれる、請求項27に記載の電動手術器具に対して給電信号を印加する方法。
  29. 巻線電流の測定値がエラーであるかどうかを判定する前記プロセスは、
    モータロータが所与の第1の位置にある時に、前記ロータの予期される第2の位置を判定するステップと、
    モータロータの予期される前記第2の位置に基づいて、最も大きい電流が流れることとなる期待される次の巻線を判定するステップと、
    電流が流れる巻線を判定する前記ステップにおいて、次の予期される巻線を通じて最も大きい電流が流れることが判定される場合には、電流測定値を正しいとして受け入れるステップと(352、354)、
    電流が流れる巻線を判定する前記ステップにおいて、次の予期される巻線を通じて最も大きい電流が流れず且つ前記測定値がカットオフ値を下回ることが判定される場合には、電流測定値がエラーであると受け入れるステップと(356)
    により行なわれる、請求項28に記載の電動手術器具に対して給電信号を印加する方法。
  30. 各巻線を通じて流れる電流が測定され(378)、
    測定された巻線電流が巻線電流のモデルと比較され(380)、
    測定された巻線電流と巻線電流のモデルとの比較に基づいて、前記ロータ位置を判定する、
    請求項23、24、25または26に記載の電動手術器具に対して給電信号を印加する方法。
  31. インダクタンス検知を使用してモータロータ位置を判定する前記ステップがモータ始動時に使用される、請求項23、24、25、26、27、28、29または30に記載の電動手術器具に対して給電信号を印加する方法。
  32. インダクタンス検知を使用してモータロータ位置を判定する前記ステップは、モータロータが閾値速度以下のときに使用され、
    閾値を上回ると、モータロータ位置を判定するために他の手段が使用される、請求項23、24、25、26、27、28、29、30または31に記載の電動手術器具に対して給電信号を印加する方法。
  33. 閾値速度が最大モータ速度の10%以下である、請求項32に記載の電動手術器具に対して給電信号を印加する方法。
  34. 複数の巻線(234)を有するセンサが無いブラシレスモータ(36)を有する電動手術器具(34)に対して給電信号を印加する方法であって、
    巻線の両端間の逆起電力の監視に基づいてモータロータ位置を判定するステップと、
    モータロータの位置に基づいて、選択されたモータ巻線に対して給電信号を印加するステップと、
    を含み、
    巻線の両端間の逆起電力を監視する前記ステップにおいて、前記監視によって、巻線を通じて流れるフライバック電流が補償されることを特徴とする、方法。
  35. 前記逆起電力監視は、信号の最初の立ち上がり又は立下り後の選択された時間で始まる開始時間から巻線の両端間の逆起電力信号を積分することにより行なわれる、請求項34に記載の電動手術器具に対して給電信号を印加する方法。
  36. 逆起電力信号が積分される開始時間は、ロータ速度に応じてリアルタイムで調整される、請求項35に記載の電動手術器具に対して給電信号を印加する方法。
  37. 各逆起電力信号は閾値に達するまで積分される、請求項35、36または37に記載の電動手術器具に対して給電信号を印加する方法。
  38. 積分閾値は、手術器具に組み込まれているメモリ(62)から読み取られるデータから得られる、請求項37に記載の電動手術器具に対して給電信号を印加する方法。
  39. 電力消費ユニット(36)と信号を出力し或いは受信する少なくともいずれかの内部装置とをそれぞれが有する電動外科用ハンドピース(34)に給電するためのシステムであって、
    複数のハンドピースが取り付けられるコンソール(32)と、
    前記コンソール内に配置され、前記コンソールを介してハンドピースに対して給電信号を選択的に印加するための制御アセンブリ(64)と、
    前記コンソール内に配置され、ハンドピースの内部装置に対して接続するためのインタフェース(70)と
    を備え、
    前記インタフェース(70)は、いずれかの通信ラインを介して、デジタル信号またはアナログ信号のいずれかをハンドピースの内部装置に対して送信し或いは該内部装置から受信するようになっていることを特徴とする、システム。
  40. 前記インタフェースは、
    ハンドピースの内部装置から信号を受けるとともに、受けたアナログ信号をデジタル信号に変換するためのアナログ−デジタル変換器(472)と、
    デジタル信号がハンドピースの内部装置から受けられると前記アナログ−デジタル変換器を無効にするようにされたコントローラ(470)と、
    を有する、請求項30に記載の電動外科用ハンドピースに給電するためのシステム。
  41. 前記明細書に記載され且つ添付図面に示される複数の外科用ハンドピースに同時に給電するためのコントロールコンソール。
  42. 前記明細書に記載され且つ添付図面に示される少なくともいずれかの外科用ハンドピースの作動を制御するために各フットスイッチを使用できるように複数のフットスイッチ(44a、44b)が取り付けられるコンソール(32)を含む少なくともいずれかの電動外科用ハンドピースに給電するためのシステム。
  43. 前記明細書に記載され且つ添付図面に示されるセンサレスのブラシレスDCモータを有する外科用ハンドピースに対する給電信号の印加を調整する方法。
  44. 前記明細書に記載され且つ添付図面に示される、モータロータ位置のインダクタンス検知を使用してセンサレスのブラシレスDCモータを有する外科用ハンドピースに対する給電信号の印加を調整する方法。
  45. モータロータ位置のインダクタンス検知された判定に基づいて、モータロータ速度が判定され、
    モータロータを所望の速度で回転させるために、モータロータ速度に基づいてモータに対する給電信号の印加が制御される、請求項45に記載の外科用ハンドピースに対する給電信号の印加を調整する方法。
  46. 前記明細書に記載され且つ添付図面に示される、モータロータ位置の逆起電力検出を使用してセンサレスのブラシレスDCモータを有する外科用ハンドピースに対する給電信号の印加を調整する方法。
  47. 切断アクセサリ(35)が取り付けられ且つセンサが無いブラシレスモータ(36)を含む外科用ハンドピース(34)に対する給電信号の印加を調整する方法であって、
    モータ内のロータの位置を判定するステップと、
    モータロータの位置に基づいて、モータの巻線(234)に対して給電信号を印加するステップと
    を含み、モータロータの位置を判定する前記ステップおよびロータ位置に基づいてモータ巻線に対して給電信号を印加する前記ステップは、モータ失速(0RPM)からモータ最大速度まで行なわれることを特徴とする、方法。
  48. 外科用ハンドピース(34)に対する給電信号の印加を調整する方法であって、
    閾値速度未満では、モータロータ位置を判定するために第1の方法が使用され、
    閾値速度以上では、モータロータ位置を判定するために第2の方法が使用される、方法。
  49. モータにより振動される切断アクセサリ(35)を有する外科用ハンドピース(36)のモータ(36)を振動させる方法であって、
    モータロータが設定された回転数にわたって第1の方向に回転するようにハンドピースモータを作動させるステップと、ロータが設定された回転数にわたって第2の方向に回転するようにモータロータの回転を逆転させるステップとを含み、
    ハンドピースモータが設定された回転数にわたって回転するために要するべき回転時間の判定が行なわれ、
    ハンドピースモータの作動中に、設定された回転数にわたって回転するのに要する時間を監視し、
    作動されているモータが設定数の回転を行なうために要する時間と判定された回転時間とを比較し、
    設定回転数だけ回転するのにハンドピースモータが要する時間が回転時間を越える場合に、ハンドピースモータの回転を逆転させる、
    ことを特徴とする、方法。
  50. 判定された回転時間に基づいてハンドピースモータロータのための補償回転時間を生成し、補償回転時間が判定された回転時間よりも大きく、
    作動されているモータが設定数の回転を行なうために要する時間を比較する前記ステップにおいて、比較は補償回転時間に対して行なわれ、
    設定回転数だけ回転するのにハンドピースモータが要する時間が補償時間を越える場合に、ハンドピースモータの回転を逆転させる、請求項49に記載の外科用ハンドピース(36)のモータ(36)を振動させる方法。
  51. 前記補償回転時間は、判定された回転時間に定数を掛け合わせることにより生成される、請求項50に記載の外科用ハンドピース(36)のモータ(36)を振動させる方法。
  52. 前記ハンドピースがコントロールコンソール(32)に対して取り付けられる請求項49、50または51に記載の外科用ハンドピース(36)のモータ(36)を振動させる方法。
  53. コントロールコンソール(32)を用いて電動外科用ハンドピース(34)を作動させる方法であって、
    無線通信リンクを介して外科用ハンドピースの作動を調整するための命令をコントロールコンソールに対して送信するステップと、
    受信された命令に基づいて、コンソールにより給電信号をハンドピースに対して供給してハンドピースを作動させるステップと、
    を含み、
    コントロールコンソールは、命令が通信リンク(816)を介して受けられる時間同士の間の経過時間を連続的に判定し、
    ある命令が受けられた後と次の命令が受けられる前との経過時間がカットオフ時間を越える場合には、コントロールコンソールがハンドピースの動作を停止させる(818、820)ことを特徴とする、方法。
  54. 外科用ハンドピース(34)または外科用切断アクセサリ(35)がコントロールコンソール(32)に対して取り付けられたままであるかどうかを判定する方法であって、前記装置または切断アクセサリがデータ記憶要素を有する方法において、
    コントロールコンソールからハンドピース内または切断アクセサリ内の構成要素へピング問い合わせを送るステップと、
    ピング応答がコントロールコンソールによって受けられるかどうかを判定するステップ(862)と、
    を備え、
    ピング応答がコントロールコンソールによって受けられない場合には、周囲RFノイズまたはEMノイズが多く存在するかどうかを判定し(864)、
    周囲RFノイズまたはEMノイズが存在しない場合には、ハンドピースまたは切断アクセサリがコントロールコンソールから取り外されていると見なす(866)ことを特徴とする、方法。
  55. 周囲RFノイズまたはEMノイズが多く存在しているかどうかを判定する前記ステップは前記明細書に記載され且つ添付図面に示される方法にしたがって判定する、請求項56に記載の外科用ハンドピース(34)または外科用切断アクセサリ(35)がコントロールコンソール(32)に対して取り付けられたままであるかどうかを判定する方法。
  56. モータによって作動される切断アクセサリ(35)を有する外科用ハンドピース(34)のモータ(36)を作動させる方法であって、
    モータが駆動されるべき速度セットポイント信号を生成するステップと、
    モータを設定速度で駆動させるためにモータに対して給電信号を印加するステップと、
    モータが停止されるべきことを速度セットポイント信号が示すときに、制動信号を印加してモータを減速させるステップと
    を含み、
    速度セットポイントをモータの実際の速度と比較し、
    モータの実際の速度がセットポイント速度を上回っていることを比較が示し且つセットポイント速度がゼロ速度(0RPM)を上回っている場合には、制動信号を選択的に印加して、モータをセットポイント速度まで減速させることを特徴とする、方法。
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