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JP2008266401A - セルロース成形体およびその製造方法 - Google Patents

セルロース成形体およびその製造方法 Download PDF

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JP2008266401A
JP2008266401A JP2007109039A JP2007109039A JP2008266401A JP 2008266401 A JP2008266401 A JP 2008266401A JP 2007109039 A JP2007109039 A JP 2007109039A JP 2007109039 A JP2007109039 A JP 2007109039A JP 2008266401 A JP2008266401 A JP 2008266401A
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cellulose
ionic liquid
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group
mass
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JP2007109039A
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English (en)
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Kunihiro Fukuoka
邦裕 福岡
Akichika Sahashi
晃周 佐橋
Kazuaki Komiya
一晃 小宮
Tomoaki Shoji
友聡 荘司
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Nisshinbo Holdings Inc
Original Assignee
Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
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Abstract

【課題】セルロース自体に由来する良好な強度および良好な可撓性を有する、再生セルロースを用いたセルロース成形体を提供すること。
【解決手段】セルロース材料を、例えば4級アンモニウム塩型イオン液体などのイオン液体に溶解して調製した溶液を、上記イオン液体に相溶し、かつ、実質的にセルロース溶解能を有しない媒体と接触させて再生したセルロース成形体において、セルロース材料に対するイオン液体の含有量を30質量%超98質量%以下に調製する。これにより、引張強度および可撓性に優れた再生セルロース成形体が得られる。
【選択図】なし

Description

本発明は、セルロース成形体およびその製造方法に関し、さらに詳述すると、所定量のイオン液体を含有するセルロース成形体およびその製造方法に関する。
セルロースは、分子内および分子間水素結合が強固であることから、水や一般的な有機溶剤に不溶である。このため、これまで様々なセルロースの溶解法が開発されてきた。
このような手法として、例えば、銅アンモニア溶液や、ビスコースレーヨン法で用いられる苛性ソーダと二硫化炭素に溶かす方法、N−メチルモルホリン−N−オキシド、ヒドラジンなどを溶媒として用いる方法などがある。
しかし、これらの手法では、混合溶媒の場合はその調製に手間を要し、単一溶媒であっても、毒性や爆発性等のため、その取扱いには注意が必要であるなどの問題があった。
近年、イオン液体がセルロース溶解能を有しているという知見が得られ、イオン液体にセルロースを溶解して調製したセルロースのイオン液体溶液を利用した種々の技術が開発されつつある。
例えば、特許文献1(特表2005−506401号公報)には、実質的に水を含まないイオン液体に、繊維セルロース、木材パルプ、リンタ、木綿玉、紙などのセルロース材料を溶解させて調製した溶液に、水を加えてセルロースを再生する技術が開示されている。
また、特許文献2(特開2006−137677号公報)には、非ハロゲン系イオン液体からなる溶解剤に、セルロースやキチン等の難溶性多糖類を溶解させて組成物を調製する方法が開示されているとともに、この組成物を、フィルムや繊維などに加工し得ることが示唆されている。
しかしながら、本発明者らの検討によれば、イオン液体から再生したセルロースは、その分子量が著しく低下し、フィルム等の成形体とした場合にセルロース自体が有する本来の強度が十分に発揮されず、脆くなってしまうという問題があることがわかっている。
また、近年、イオン液体を、各種ポリマーの可塑剤として用いる技術も報告されている。
例えば、特許文献3(特開2003−46145号公報)には、ポリアニリン等の有機熱電材料の可塑剤として、イオン液体を用いることが開示されている。
また、特許文献4(特表2005−532440号公報)には、イオン性基を含有しない部分結晶性ポリマー組成物中に、可塑剤としてイオン液体を0.1〜30質量%の割合で配合する技術が開示されている。
しかし、これらの技術は、ポリマーの導電性を改良したり、ポリマーの加工性を向上させたりすることを目的としてイオン液体を添加するものであり、イオン液体の添加によってポリマーの機械的強度がどのように変化するかについての知見は開示されていない。
特表2005−506401号公報 特開2006−137677号公報 特開2003−46145号公報 特表2005−532440号公報
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、セルロース自体に由来する良好な強度および良好な可撓性を有する、再生セルロースを用いたセルロース成形体を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、セルロース材料をイオン液体に溶解して調製した溶液から再生したセルロース成形体において、この成形体中のイオン液体含有量を所定割合に調整することで、引張強度および可撓性に優れた再生セルロース成形体が得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、
1. セルロース材料をイオン液体に溶解して調製した溶液を、前記イオン液体に相溶し、かつ、実質的にセルロース溶解能を有しない媒体と接触させて再生したセルロース成形体であって、前記セルロース材料に対し、前記イオン液体が30質量%超98質量%以下含まれることを特徴とするセルロース成形体、
2. 前記イオン液体が、アルコキシアルキル基を有する4級アンモニウム塩である1のセルロース成形体、
3. 前記イオン液体が、式(1)で示される2のセルロース成形体、
Figure 2008266401
〔式中、R1〜R3は、互いに同一でも異なっていてもよい、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数3〜5のアルケニル基、またはR4−O−(CH2n−で表されるアルコキシアルキル基を示し(R4は、メチル基またはエチル基を示す。)、nは1または2である。Yは、ハロゲン化物イオン、総炭素数1〜3のカルボン酸イオン、過塩素酸イオン、または擬ハロゲン化物イオンを示す。〕
4. 前記R1〜R3が、互いに同一でも異なっていてもよい、メチル基、エチル基、アリル基、2−メチルアリル基、またはR4−O−(CH2n−で表されるアルコキシアルキル基(R4およびnは、前記と同じ意味を表す。)である3のセルロース成形体、
5. 前記イオン液体が、式(2)で示される4のセルロース成形体、
Figure 2008266401
〔式中、nおよびYは前記と同じ意味を表す。〕
6. 前記イオン液体が、式(3)で示される5のセルロース成形体、
Figure 2008266401
7. フィルムである1〜6のいずれかのセルロース成形体、
8. セルロース材料をイオン液体に溶解して調製した溶液を、前記イオン液体に相溶し、かつ、実質的にセルロース溶解能を有しない媒体と接触させて再生したセルロース成形体を、前記媒体で洗浄し、前記セルロース材料に対する前記イオン液体の含有量を30質量%超98質量%以下に調節することを特徴とするセルロース成形体の製造方法、
9. セルロース材料をイオン液体に溶解して調製した溶液を、成形用板上にキャストした後、前記イオン液体に相溶し、かつ、実質的にセルロース溶解能を有しない媒体に浸漬し、前記セルロース材料に対する前記イオン液体の含有量を30質量%超98質量%以下に調節することを特徴とするセルロースフィルムの製造方法
を提供する。
本発明の再生セルロース成形体は、所定量のイオン液体を含んでいるから、セルロース自体に由来する良好な強度を有するとともに、良好な可撓性を有している。
このため、本発明のセルロース成形体は各種形状に容易に成形することができ、種々の用途に好適に用いることができる。
また、本発明のセルロース成形体は、イオン液体を所定量含んでいるため、帯電防止作用をも発揮し得る。
以下、本発明についてさらに詳しく説明する。
本発明に係るセルロース成形体は、セルロース材料をイオン液体に溶解して調製した溶液を、イオン液体に相溶し、かつ、実質的にセルロース溶解能を有しない媒体と接触させて再生したもので、セルロース材料に対し、イオン液体を30質量%超98質量%以下含むものである。ここで、イオン液体とは、100℃以下で液状を呈する有機塩をいう。
本発明において、セルロース成形体中のイオン液体含有量が、30質量%以下であると、成形体の引張強度および可撓性が不十分になる虞がある。また、その上限は、成形体の形状を維持し得る限りにおいて任意であるが、通常99質量%程度である。
得られる成形体の引張強度および可撓性をより向上させることを考慮すると、セルロース成形体中のイオン液体含有量は、32〜98質量%が好ましく、35〜80質量%がより好ましい。
上記イオン液体は、セルロースを溶解または膨潤させるものであれば任意であり、本発明においては、このような作用を有する従来公知の各種イオン液体を用いることができる。
具体例としては、4級アンモニウムカチオンとアニオンとからなる4級アンモニウム塩型イオン液体、イミダゾリウムカチオンとアニオンとからなるイミダゾリウム塩型イオン液体、ピリジニウムカチオンとアニオンとからなるピリジニウム塩型イオン液体等が挙げられる。
この場合、イオン液体を構成するアニオンとしては、特に限定されるものではなく、BF4 -、PF6 -、AsF6 -、SbF6 -、AlCl4 -、HSO4 -、ClO4 -、CH3SO3 -、CH3SO4 -、CH364SO3 -、CF3SO3 -、CF3SO4 -、CF3CO2 -、C25CO2 -、(CF3SO22-、(C25SO22-、ハロゲン化物イオン、総炭素数1〜3のカルボン酸イオン、過塩素酸イオン、擬ハロゲン化物イオン、シアナミドイオン(NCN-)、ジシアナミドイオン(N(CN)2 -)などの、イオン液体を形成する従来公知の各種アニオンを用いることができるが、セルロースの溶解能に優れていることから、ハロゲン化物イオン、総炭素数1〜3のカルボン酸イオン、過塩素酸イオン、擬ハロゲン化物イオン、シアナミドイオン(NCN-)、ジシアナミドイオン(N(CN)2 -)が好適である。
ハロゲン化物イオンとしては、Cl-、Br-、I-等が挙げられる。
総炭素数1〜3のカルボン酸イオンとしては、C25CO2 -、CH3CO2 -、HCO2 -等が挙げられる。
擬ハロゲン化物イオンとしては、一価でありハロゲン化物に類似した特性を有するCN-、SCN-、OCN-、ONC-、N3 -等が挙げられる。
これらの中でも、セルロースの溶解性をより高めることを考慮すると、特に、Cl-、HCO2 -、Br-が好ましい。
本発明においては、4級アンモニウム塩型イオン液体が好ましく、特に、セルロースの溶解能に優れるアルコキシアルキル基を有する4級アンモニウム塩型イオン液体が好適である。
このようなイオン液体としては、例えば、下記式(1)で示されるイオン液体が挙げられる。
Figure 2008266401
〔式中、R1〜R3は、互いに同一でも異なっていてもよい、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数3〜5のアルケニル基、またはR4−O−(CH2n−で表されるアルコキシアルキル基を示し(R4は、メチル基またはエチル基を示す。)、nは1または2である。Yは、ハロゲン化物イオン、総炭素数1〜3のカルボン酸イオン、過塩素酸イオン、または擬ハロゲン化物イオンを示す。〕
式(1)において、炭素数1〜5のアルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、s−ブチル基、2−メチルプロピル基、1,1−ジメチルエチル基、n−ペンチル基、s−ペンチル基、t−ペンチル基、1−メチルブチル基、2−メチルブチル基、3−メチルブチル基、2,2−ジメチルプロピル基等が挙げられる。炭素数3〜5のアルケニル基としては、1−プロペニル基、2−プロペニル基(アリル基)、イソプロペニル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基(クロチル基)、3−ブテニル基、イソクロチル基、2−メチルアリル基(メタリル基)等が挙げられる。R4−O−(CH2n−で表されるアルコキシアルキル基としては、メトキシまたはエトキシメチル基、メトキシまたはエトキシエチル基が挙げられる。
これらの中でも、式(1)におけるR1〜R3が、互いに同一でも異なっていてもよい、メチル基、エチル基、アリル基、メタリル基、またはR4−O−(CH2n−で表されるアルコキシアルキル基(特に、メトキシエチル基またはメトキシメチル基)であるものが好ましい。
より具体的には、下記式(2)で示されるイオン液体を好適に用いることができる。
Figure 2008266401
〔式中、nおよびYは上記と同じ意味を表す。〕
この場合も、Yとしては、セルロースの溶解性を高めるという点から、Cl-、HCO2 -、Br-が好ましい。
特に、n=2およびY=Cl-である、下記式(3)で示されるイオン液体が好適である。
Figure 2008266401
また、下記式(4)で示されるイオン液体も好適に用いることができる。
Figure 2008266401
(式中、R1、R4、Yおよびnは、上記と同じ意味を表す。)
式(4)で示されるイオン液体の中でも、セルロースの溶解能に優れていることから、N−メチル−N−2−メトキシエチルピロリジニウムカチオン、N−エチル−N−2−メトキシエチルピロリジニウムカチオン、N−メチル−N−2−メトキシメチルピロリジニウムカチオン、N−エチル−N−2−メトキシメチルピロリジニウムカチオンなどを有するイオン液体が好適である。
本発明で使用可能なイミダゾリウム型イオン液体としては、1−メチル−3−(n−ペンチル)イミダゾリウムカチオン、1−N−ブチル−3−メチルイミダゾリウムカチオン、1−メチル−3−n−プロピルイミダゾリウムカチオン、1−エチル−3−メチルイミダゾリウムカチオン、1−(2−メトキシエチル)−3−メチルイミダゾリウムカチオン、1−(2−メトキシメチル)−3−メチルイミダゾリウムカチオン等を有するイオン液体が好適である。
ピリジニウム型イオン液体としては、N−ノルマルブチルピリジニウムカチオン、N−2−メトキシエチルピリジニウムカチオン、N−2−メトキシメチルピリジニウムカチオンなどを有するイオン液体が好適である。
なお、イオン液体の融点は、特に限定されるものではないが、セルロース溶解時の加熱処理温度との兼ね合いから、100℃以下が好ましく、80℃以下がより好ましく、70℃以下がより一層好ましい。
セルロースとしては、公知のセルロース材料から適宜選択して用いればよく、例えば、植物由来セルロース、動物由来セルロース、バクテリア由来セルロース、再生セルロース等を用いることができる。
植物由来セルロースとしては、コットンリント、コットンリンター、針葉樹セルロース、広葉樹セルロース、靭皮セルロース、葉脈セルロース、麻セルロース、ケナフセルロース、バナナ繊維セルロース、竹繊維セルロース等が挙げられる。
動物由来セルロースとしては、尾索動物由来のセルロース等が挙げられ、特にホヤセルロースが挙げられる。
バクテリア由来セルロースとしては、Acetobacter属、Agrobacterium属、Rhizobium属等のバクテリアに由来するセルロースが挙げられる。
再生セルロースとしては、ザンテート法、銅アンモニア法、N24/DMF法、(CH2O)x/DMSO法、NMMO法、LiCl/DMAc法、水蒸気爆砕アルカリ水溶液法、イオン液体法などにより溶解した後に再生したセルロースが挙げられる。
なお、イオン液体に溶解する限りにおいて、セルロースが誘導体化されたものであっても適用可能である。例えば、セルロースの水酸基をエーテル化またはエステル化した誘導体や、シアノエチル化した誘導体などを用いることもできる。
上述した各種セルロースの中でも、バナナ繊維セルロースは、イオン液体に対する溶解性に優れ、溶液の粘度が比較的低いためフィルム等にする場合の製膜性に優れているうえに、再生した場合の成形性に優れていることから、本発明において好適に用いることができる。
また、セルロース中に含まれるリグニン量が多すぎると、再生セルロースの強度が低下する場合があるため、セルロース中のリグニン量は、20質量%以下とすることが好ましく、10質量%以下とすることが好適である。
セルロースの形態としては、特に制限はなく、糸状、布状、紙状、フィルム状、綿状、粉状、粒状、棒状など、種々の形態のセルロースを採用できる。
セルロースの結晶構造も特に限定されるものではなく、I型、II型、III型、IV型、非晶のいずれか一つの構造またはそれらの組合せからなる構造を有するセルロースを採用できる。また、セルロースの結晶化度にも特に限定を受けるものではない。
セルロースの分子量(重合度)は任意であるが、式(1)のイオン液体を用いれば、重量平均分子量200万〜4万、特に200万〜20万程度の比較的大きな分子量のセルロースも容易に溶解することができる。
本発明の再生セルロース成形体は、その他のポリマーとのブレンドポリマーであってもよい。
その他のポリマーとしては、イオン液体に溶解または膨潤するものでも、そうでないものでもよい。
イオン液体に溶解または膨潤するその他のポリマーとしては、キチン、キトサン、デンプン、アガロース、カラギーナン等の多糖類;絹、羊毛、コラーゲン、ケラチン、セリシン、フィブロイン、カゼイン等のたんぱく質などが挙げられる。
イオン液体に溶解または膨潤しないその他のポリマーとしては、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂、ポリ乳酸、ポリカプロラクトン、ポリアミド(ナイロン)、ポリスチレンなどが挙げられる。
なお、これらその他のポリマーの含有量は任意であるが、セルロース材料全体に対して、5〜95質量%程度が好適である。
本発明において、セルロースをイオン液体に溶解させる具体的な手法は、特に限定されるものではなく、セルロース中にイオン液体を添加してもよく、イオン液体にセルロースを添加してもよい。なお、イオン液体が室温で固体の場合、固体のままセルロースと混合してもよく、一旦加熱溶融した後にセルロースと混合してもよい。
加熱温度は、イオン液体が液状を示す温度であればよいが、セルロースの溶解を促進させるためには、50℃以上が好ましく、より好ましくは60℃以上、さらに好ましくは80℃以上、より一層好ましくは100℃以上である。
加熱手段は任意であるが、オーブンによる加熱、水浴や油浴による加熱、マイクロウェーブによる加熱などの一般的な加熱手段を用いればよい。
また、加熱にあたっては、セルロースの溶解を促進するために、撹拌を行うことが好ましい。撹拌手段も任意であり、撹拌子や撹拌羽根による機械的撹拌、容器の振盪による撹拌、超音波照射による撹拌などに代表される公知の撹拌法の中から、スケール等に応じて適宜な手段を採用すればよい。
なお、溶解時間は処理温度に応じて変化するため一概には規定できない。
セルロースをイオン液体に溶解させて得られた溶液は、そのまま後の工程に用いてもよいが、溶液中に未溶解分や不溶解分が残存している場合、これらをろ過してから用いてもよい。
また、得られた溶液は即時に使用してもよいが、成形性、並びに成形物の強度および可撓性を維持できる限り、所定時間保存した後に使用してもよい。特に、溶解後、室温などの低温で保存すると、長期間保存することができる。
本発明では、上記のようにしてセルロース含有イオン液体溶液を調製した後、この溶液をイオン液体に相溶し、かつ、実質的にセルロース溶解能を有しない媒体と接触させるものである。
接触手法は、成形体の形状等に応じて適宜なものとすることができ、例えば、塊状、ビーズ状、ペレット状等の成形体とする場合、上記溶液を、イオン液体に相溶し、かつ、実質的にセルロース溶解能を有しない媒体に加え、再生セルロースを析出させる、または上記溶液に、イオン液体に対して相溶し、かつ、実質的にセルロース溶解能を有しない媒体を加え、再生セルロースを析出させる等の方法を用いることができる。
この場合、セルロースのイオン液体溶液中にこの溶液とは非相溶な液体や固体を分散させた状態で、上記媒体と接触させることで、多孔質(スポンジ状)の再生セルロースとすることができる
また、フィルム状や繊維状の成形体とする場合、Tダイなどを通して上記溶液を、イオン液体に対して相溶し、かつ、実質的にセルロース溶解能を有しない媒体中に押し出す手法や、上記溶液を、ガラス板などの成形用板上にキャストした後、イオン液体に相溶し、かつ、実質的にセルロース溶解能を有しない媒体に浸漬する手法などが挙げられる。
さらに本発明では、得られた再生セルロース成形体を、イオン液体に相溶し、かつ、実質的にセルロース溶解能を有しない媒体に所定時間接触させ続けたり、同媒体で再生セルロース成形体を洗浄したりするなどして、再生セルロース成形体中のイオン液体含有量を上述の範囲に調節する。
セルロース成形体を、長時間上記媒体に接触させることで、成形体中からイオン液体をほぼ完全に除去することができるので、成形体の形状に応じて、接触時間を適宜調節して、成形体中のイオン液体含有量を上述した30質量%超98質量%以下に容易に調節することができる。
接触または洗浄時間は、成形体の形状にもよるため一概には規定できないが、通常、30分〜48時間程度である。
なお、セルロースの再生に使用する媒体と、再生セルロースからイオン液体を除去するために使用する媒体とは、同一の媒体でも異なる媒体でもよい。
本発明において、イオン液体に相溶し、かつ、実質的にセルロース溶解能を有しない媒体の具体例としては、水、メタノール,エタノール等のアルコール類、テトラヒドロフラン,ジオキサン等のエーテル類、アセトン,メチルエチルケトン等のケトン類、アセトニトリル、クロロホルムなどが挙げられ、これらは1種単独で、または2種以上混合して用いることができる。
これらの中でも、効率的にセルロースを再生させることを考慮すると、水、アルコール類が好ましく、環境面を配慮すると水がより好ましい。
また、イオン液体の効率的かつ経済的な回収を目的とする場合には、上記媒体のうち、低沸点の有機溶媒を用いることが好ましい。低沸点溶媒の具体例としては、メタノール、エタノールが挙げられる。
なお、「実質的にセルロース溶解能を有しない媒体」とは、セルロースを全く溶解しない媒体という意味ではなく、セルロースのイオン液体溶液に加え、その添加量を臨界量以上に増大させた場合にセルロースを析出させることが可能な媒体を意味する。
上記手法により、イオン液体含有量を調整したセルロース成形体は、乾燥して使用した媒体を除去する。この場合、乾燥方法は、風乾(室温)でもよく、恒温槽などにより加熱して乾燥してもよい。
なお、再生セルロース成形体の形態としては、特に限定されるものではなく、粉状、粒状、塊状、綿状、短繊維状、長繊維状、棒状、スポンジ状、フィルム状等の各種形状とすることができる。
以下、合成例、実施例および比較例を挙げて、本発明をより具体的に説明するが、本発明は、下記の実施例に限定されるものではない。
[合成例1]N,N−ジエチル−N−メチル−N−2−メトキシエチルアンモニウムクロライドの合成
Figure 2008266401
ジエチルアミン(関東化学(株)製)71質量部と2−メトキシエチルクロライド(関東化学(株)製)88質量部とを混合し、オートクレーブ中、120℃で24時間反応させた。この時、最高到達内圧は4.5kgf/cm2(0.44MPa)であった。24時間後、析出した結晶を、テトラヒドロフラン(和光純薬工業(株)製)を用いて洗浄して濾別した。濾液を常圧蒸留し、沸点135℃付近の留分を81質量部得た。この化合物が2−メトキシエチルジエチルアミンであることを核磁気共鳴スペクトル(NMR)により確認した。
続いて、オートクレーブ中にてテトラヒドロフラン(和光純薬工業(株)製)80質量部に2−メトキシエチルジエチルアミン9.0質量部を溶解し、攪拌を行いつつ15%塩化メチルガス(窒素中、日本特殊化学工業(株)製)を導入した。内圧が4kgf/cm2(0.39MPa)になるまで塩化メチルガスを加えた後、3時間かけて徐々に60℃まで昇温した。この時、最高到達内圧は5.4kgf/cm2(0.53MPa)であった。この後、攪拌を続けながら放冷し、析出した結晶を濾別した。この結晶を減圧下乾燥し、目的物であるN,N−ジエチル−N−メチル−N−2−メトキシエチルアンモニウムクロライドを12質量部得た。
[実施例1]
50mlサンプル瓶に、合成例1で得られたN,N−ジエチル−N−メチル−N−2−メトキシエチルアンモニウムクロライド(DEMECl、融点59〜60℃)(含水率7600ppm)を入れ、100℃に加熱して融解させた。
この中に、あらかじめ105℃で2時間乾燥した綿(アメリカ綿ピマ綿スライバー)を2質量%になる量で投入し、ときどき撹拌棒で撹拌して綿を溶解させた。
調製した溶液を、ガラス板に、ウェット膜厚1mmとなるようにキャストし、これを、メタノールを満たしたバットに5時間浸漬した。
浸漬後、ガラス板をバットから取り出し、室温で風乾し、再生セルロースフィルムを得た。
[実施例2]
綿に換えて、バナナ繊維(特開2004−052716号公報に記載の方法にしたがってバナナの茎から精錬、解繊して得たバナナ原糸)を用いた以外は、実施例1と同様にして再生セルロースフィルムを得た。
[実施例3]
綿に換えて、ろ紙(ワットマン定性ろ紙No.1、ワットマン製)を用いた以外は、実施例1と同様にして再生セルロースフィルムを得た。
[実施例4]
綿に換えて、麻(リネン)を用いた以外は、実施例1と同様にして再生セルロースフィルムを得た。
[実施例5]
メタノールへの浸漬時間を6時間とした以外は、実施例1と同様にして再生セルロースフィルムを得た。
[実施例6]
メタノールへの浸漬時間を7時間とした以外は、実施例1と同様にして再生セルロースフィルムを得た。
[実施例7]
メタノールへの浸漬時間を6時間とした以外は、実施例2と同様にして再生セルロースフィルムを得た。
[比較例1]
メタノールへの浸漬時間を25時間とした以外は、実施例1と同様にして再生セルロースフィルムを得た。
[比較例2]
メタノールへの浸漬時間を25時間とした以外は、実施例2と同様にして再生セルロースフィルムを得た。
[比較例3]
メタノールへの浸漬時間を25時間とした以外は、実施例3と同様にして再生セルロースフィルムを得た。
[比較例4]
メタノールへの浸漬時間を25時間とした以外は、実施例4と同様にして再生セルロースフィルムを得た。
上記各実施例および比較例で用いたセルロース材料について、結晶化度、セルロース含有率、リグニン含有率、イオン液体に対する溶解性、2質量%での製膜性を表1に示す。なお、セルロースおよびリグニンの含有率は文献値である。
また、上記各実施例および比較例で得られた再生セルロースフィルムについて、フィルム中のイオン液体含有量、フィルム強度、可撓性を測定・評価した結果を表2に示す。
Figure 2008266401
表1における各評価項目は、以下の方法により測定・評価した。
[結晶化度]
X線回折法(XD−D1、(株)島津製作所製)により測定した。
[イオン液体に対する溶解性]
下記基準により評価した。
◎:5時間以内で溶解する。
○:10時間以内で溶解する。
△:10時間以上の時間がかかる。
[2質量%での製膜性]
下記基準により評価した。
◎:均一な厚みのフィルムが容易に得られた。
○:厚みにややムラのあるフィルムが得られた。
△:厚みが不均一なものしか得られなかった。
Figure 2008266401
表2における各評価項目は、以下の方法により測定・評価した。
[イオン液体含有率]
イオン液体の含有率は質量測定および次式にしたがって算出した。
イオン液体の含有率={(フィルムの質量)−(イオン液体が完全に抜けたフィルムの質量)}/(フィルムの質量)×100
[フィルム強度]
得られたフィルムを軽く手で引張り、下記基準により評価した。
○:軽く引張っても破損しない
△:軽く引張っただけで破損する
×:ぼろぼろに崩れる
[可撓性]
下記基準により評価した。
○:10回曲げても破損しない。
△:数回曲げると破損する。
×:一回曲げると破損する。
表2に示されるように、実施例1〜7で得られた再生セルロースフィルムは、その中に所定量のイオン液体を含んでいるため、イオン液体を含まないフィルム(比較例1〜4)に比べて、フィルム強度および可撓性に優れていることがわかる。

Claims (9)

  1. セルロース材料をイオン液体に溶解して調製した溶液を、前記イオン液体に相溶し、かつ、実質的にセルロース溶解能を有しない媒体と接触させて再生したセルロース成形体であって、
    当該成形体中に、前記イオン液体が30質量%超98質量%以下含まれることを特徴とするセルロース成形体。
  2. 前記イオン液体が、アルコキシアルキル基を有する4級アンモニウム塩である請求項1記載のセルロース成形体。
  3. 前記イオン液体が、式(1)で示される請求項2記載のセルロース成形体。
    Figure 2008266401
    〔式中、R1〜R3は、互いに同一でも異なっていてもよい、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数3〜5のアルケニル基、またはR4−O−(CH2n−で表されるアルコキシアルキル基を示し(R4は、メチル基またはエチル基を示す。)、nは1または2である。Yは、ハロゲン化物イオン、総炭素数1〜3のカルボン酸イオン、過塩素酸イオン、または擬ハロゲン化物イオンを示す。〕
  4. 前記R1〜R3が、互いに同一でも異なっていてもよい、メチル基、エチル基、アリル基、2−メチルアリル基、またはR4−O−(CH2n−で表されるアルコキシアルキル基(R4およびnは、前記と同じ意味を表す。)である請求項3記載のセルロース成形体。
  5. 前記イオン液体が、式(2)で示される請求項4記載のセルロース成形体。
    Figure 2008266401
    〔式中、nおよびYは前記と同じ意味を表す。〕
  6. 前記イオン液体が、式(3)で示される請求項5記載のセルロース成形体。
    Figure 2008266401
  7. フィルムである請求項1〜6のいずれか1項記載のセルロース成形体。
  8. セルロース材料をイオン液体に溶解して調製した溶液を、前記イオン液体に相溶し、かつ、実質的にセルロース溶解能を有しない媒体と接触させて再生したセルロース成形体を、前記媒体で洗浄し、前記セルロース材料に対する前記イオン液体の含有量を30質量%超98質量%以下に調節することを特徴とするセルロース成形体の製造方法。
  9. セルロース材料をイオン液体に溶解して調製した溶液を、成形用板上にキャストした後、前記イオン液体に相溶し、かつ、実質的にセルロース溶解能を有しない媒体に浸漬し、前記セルロース材料に対する前記イオン液体の含有量を30質量%超98質量%以下に調節することを特徴とするセルロースフィルムの製造方法。
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