JP2008130382A - プラズマディスプレイパネル及びその隔壁形成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】視感度が最小の赤色蛍光体層を区画する隔壁の高さを意図的に低く設定し、閉鎖型隔壁構造のPDPにおけるパネル内の通気を良好にする。
【解決手段】放電空間を列方向の隔壁と行方向の隔壁とで区画してマトリクス状の放電セルを形成し、それら放電セル内に赤、緑、青の3色の蛍光体層を列方向の放電セルで同一色となるように且つ繰り返しパターンで色分して設けてなるプラズマディスプレイパネルにおいて、視感度が最小の赤色蛍光体層を備える放電セルを区画する隔壁の幅を他の色の放電セルを区画する隔壁の幅よりも広く形成して隔壁の高さを低く設定する。
【選択図】図4
【解決手段】放電空間を列方向の隔壁と行方向の隔壁とで区画してマトリクス状の放電セルを形成し、それら放電セル内に赤、緑、青の3色の蛍光体層を列方向の放電セルで同一色となるように且つ繰り返しパターンで色分して設けてなるプラズマディスプレイパネルにおいて、視感度が最小の赤色蛍光体層を備える放電セルを区画する隔壁の幅を他の色の放電セルを区画する隔壁の幅よりも広く形成して隔壁の高さを低く設定する。
【選択図】図4
Description
本発明は、プラズマディスプレイパネル(以下「PDP」と記す)及びその隔壁形成方法に関し、さらに詳しくは、パネルを構成する一対の基板間に放電空間をセル毎に区画する閉鎖型の隔壁(リブ)が設けられたPDP及びその隔壁形成方法に関する。
従来のPDPとして、AC型の3電極面放電型PDPが知られている。このPDPは、前面側と背面側のガラス基板に、電極、誘電体層、蛍光体層、隔壁等の所望の構成要素を形成し、これらの前面側と背面側のガラス基板を貼り合わせた構造をしている。前面側と背面側の基板は、低融点ガラスを含むガラス封着材を基板の周辺部に塗り、加熱によりガラス封着材を融かして、固着させて貼り合わせる。この貼り合せの際、パネルの内部に対し、背面側の基板に設けた通気管から一旦低圧力まで真空排気を行って不純物ガスを除去し、その後放電ガスとしてNeやXeなどの不活性ガスを封入する。
PDPの隔壁構造は、複数の隔壁を列方向に設けることで放電空間を行方向にだけ仕切る直線状の隔壁構造(ストライプリブ構造などと呼ばれる)のものや、行方向の隔壁と列方向の隔壁を設けることで放電空間をセル毎に仕切る閉鎖型の隔壁構造(ボックスリブ構造、ワッフルリブ構造、メッシュリブ構造などと呼ばれる)のものなどがある(特許文献1参照)。近年では、画素の高精細化のために閉鎖型隔壁構造のPDPの要望が高まっている。
上述したようにPDPは、製造工程において、通気管から真空排気を行い、パネル内部の不純物ガスを除去する必要がある。この場合、閉鎖型隔壁構造のPDPは、直線状の隔壁構造のPDPと比較して、パネル内部の通気コンダクタンスが小さく、不純物ガスの排気が難しいという問題がある。不純物ガスの除去が不充分であると、パネルの特性が悪化する。具体的には、蛍光体劣化による輝度の低下や電圧変動が生じ、パネルの表示ムラを引き起こしやすくなる。
このため、パネル内の通気(排気)パスを良好にする各種の隔壁構造が提案されている。一例として、行方向の隔壁と列方向の隔壁の内、行方向の隔壁だけを低くすることで通気パスの拡大を図ったものなどが知られている。しかし、この場合、製造プロセスが複雑になるため、簡単な構造で閉鎖型隔壁構造のPDPの通気パスを確保できる手法が望まれていた。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、熱収縮によって隔壁の高さが変化することに着目し、視感度が最小の赤色蛍光体層を区画する隔壁の幅を他の色の蛍光体層を区画する隔壁の幅よりも広くすることで焼成後の当該隔壁の高さを低く設定し、閉鎖型隔壁構造のPDPにおけるパネル内の通気を良好にするものである。
本発明は、放電空間を列方向の隔壁と行方向の隔壁とで区画してマトリクス状の放電セルを形成し、それら放電セル内に赤、緑、青の3色の蛍光体層を列方向の放電セルで同一色となるように且つ繰り返しパターンで色分して設けてなるプラズマディスプレイパネルであって、視感度が最小の赤色蛍光体層を備える放電セルを区画する隔壁の幅を他の色の放電セルを区画する隔壁の幅よりも広く形成して隔壁の高さを低く設定したことを特徴とするプラズマディスプレイパネルである。
本発明によれば、赤色の放電セルを区画する隔壁の高さが低くなるので、閉鎖型の隔壁を形成した基板を対向基板と貼り合わせて真空排気を行う際、隔壁の頂部と対向基板との間に隙間ができ、この隙間を通気パスとして不純物ガスの排気を行うことができる。これにより、隔壁で囲まれたセル内に存在する不純物ガスの排出が十分に行われるので、PDPを高品質で信頼性の高いものとすることができる。
本発明において、基板としては、ガラス、石英、セラミックス等の基板や、これらの基板上に、電極、絶縁膜、誘電体層、保護膜等の所望の構成要素を形成した基板が含まれる。
上記電極は、当該分野で公知の各種の材料と方法を用いて形成することができる。電極に用いられる材料としては、例えば、ITO、SnO2などの透明な導電性材料や、Ag、Au、Al、Cu、Crなどの金属の導電性材料が挙げられる。電極の形成方法としては、当該分野で公知の各種の方法を適用することができる。たとえば、印刷などの厚膜形成技術を用いて形成してもよいし、物理的堆積法または化学的堆積法からなる薄膜形成技術を用いて形成してもよい。厚膜形成技術としては、スクリーン印刷法などが挙げられる。薄膜形成技術の内、物理的堆積法としては、蒸着法やスパッタ法などが挙げられる。化学的堆積方法としては、熱CVD法や光CVD法、あるいはプラズマCVD法などが挙げられる。
本発明において、閉鎖型の隔壁とは、放電空間をセル毎に区画した構造の隔壁を意味する。この隔壁は、パネル面に対して行方向に形成された隔壁と列方向に形成された隔壁とからなる、いわゆるボックスリブ構造、ワッフルリブ構造、メッシュリブ構造などと呼ばれる格子状構造の隔壁を含むものである。この場合、行方向の隔壁と列方向の隔壁は、直交している必要はなく、任意の角度で交差するものであればよい。行方向の隔壁と列方向の隔壁の高さは、同一である必要はなく、異なる高さであってもよい。本発明の閉鎖型の隔壁は、この他に、隔壁を蛇行状に形成することで放電空間を実質的にセル毎に区画した、いわゆるミアンダリブ構造の隔壁も含むものである。
この閉鎖型の隔壁は、基板に隔壁材料層を形成し、その隔壁材料層を閉鎖型の隔壁形状にパターニングし、そのパターニングした隔壁形状層を焼成することで形成することができる。具体的には、閉鎖型の隔壁は、サンドブラスト法、フォトエッチング法等により形成することができる。例えば、サンドブラスト法では、ガラスフリット、バインダー樹脂、溶媒等からなるガラスペーストを基板上に塗布して乾燥させることで隔壁材料層を形成し、その隔壁材料層上に隔壁パターンの開口を有する切削マスクを設けた状態で切削粒子を吹きつけて、マスクの開口に露出した隔壁材料層を切削することで隔壁形状層を形成し、これを焼成することにより隔壁を形成する。また、フォトエッチング法では、切削粒子で切削することに代えて、バインダー樹脂に感光性の樹脂を使用し、マスクを用いた露光及び現像により隔壁形状層を形成し、これを焼成することにより隔壁を形成する。
本発明のPDPは、放電空間を列方向の隔壁と行方向の隔壁とで区画してマトリクス状の放電セルを形成し、それら放電セル内に赤、緑、青の3色の蛍光体層を列方向の放電セルで同一色となるように且つ繰り返しパターンで色分して設けたPDPである。
本発明においては、視感度が最小の赤色蛍光体層を備える放電セルを区画する隔壁の幅を他の色の放電セルを区画する隔壁の幅よりも広く形成して隔壁の高さを低く設定する。
幅を広くして高さを低く設定された赤色の放電セル区画用の隔壁は、行方向の隔壁であってもよいし、列方向の隔壁であってもよい。
本発明は、また、一方の基板に隔壁材料層を形成し、その隔壁材料層を、放電空間を赤色蛍光体層形成用のRセルと緑色蛍光体層形成用のGセルと青色蛍光体層形成用のBセルとに区画する閉鎖型の隔壁形状にパターニングし、そのパターニングの際、焼成時の熱収縮でRセルを区画する隔壁のうちの行方向の隔壁または列方向の隔壁の高さが不均一になるように、当該Rセル区画用の行方向の隔壁または列方向の隔壁の幅が他の色のセル区画用の隔壁の幅よりも広いパターンの隔壁形状層を形成し、そのパターニングした隔壁形状層を焼成することで、Rセルを区画する行方向の隔壁または列方向の隔壁がGセル,Bセルを区画する隔壁の高さよりも低い閉鎖型の隔壁を形成することからなるプラズマディスプレイパネルの隔壁形成方法である。
以下、図面に示す実施形態に基づいて本発明を詳述する。なお、本発明はこれによって限定されるものではなく、各種の変形が可能である。
図1(a)および図1(b)は本発明のPDPの構成を示す説明図である。図1(a)は全体図、図1(b)は部分分解斜視図である。このPDPはカラー表示用のAC駆動型の3電極面放電型PDPである。
PDP10は、PDPとして機能する構成要素が形成された前面側の基板11と背面側の基板21から構成されている。前面側の基板11と背面側の基板21としては、ガラス基板を用いているが、ガラス基板以外に、石英基板、セラミックス基板等も使用することができる。
前面側の基板11の内側面には、水平方向に表示電極Xと表示電極Yが等間隔に配置されている。隣接する表示電極Xと表示電極Yとの間が全て表示ラインLとなる。各表示電極X,Yは、ITO、SnO2などの幅の広い透明電極12と、例えばAg、Au、Al、Cu、Cr及びそれらの積層体(例えばCr/Cu/Crの積層構造)等からなる金属製の幅の狭いバス電極13から構成されている。表示電極X,Yは、Ag、Auについてはスクリーン印刷のような厚膜形成技術を用い、その他については蒸着法、スパッタ法等の薄膜形成技術とエッチング技術を用いることにより、所望の本数、厚さ、幅及び間隔で形成することができる。
なお、本PDPでは、表示電極Xと表示電極Yが等間隔に配置され、隣接する表示電極Xと表示電極Yとの間が全て表示ラインLとなる、いわゆるALIS構造のPDPとなっているが、対となる表示電極X,Yが放電の発生しない間隔(非放電ギャップ)を隔てて配置された構造のPDPであっても、本発明を適用することができる。
表示電極X,Yの上には、表示電極X,Yを覆うように誘電体層17が形成されている。誘電体層17は、ガラスフリット、バインダー樹脂、および溶媒からなるガラスペーストを、前面側の基板11上にスクリーン印刷法で塗布し、焼成することにより形成している。誘電体層17は、プラズマCVD法でSiO2膜を成膜することにより形成してもよい。
誘電体層17の上には、表示の際の放電により生じるイオンの衝突による損傷から誘電体層17を保護するための保護膜18が形成されている。この保護膜はMgOで形成されている。保護膜は、電子ビーム蒸着法やスパッタ法のような、当該分野で公知の薄膜形成プロセスによって形成することができる。
背面側の基板21の内側面には、平面的にみて表示電極X,Yと交差する方向に複数のアドレス電極Aが形成され、そのアドレス電極Aを覆って誘電体層24が形成されている。アドレス電極Aは、Y電極との交差部で発光セルを選択するためのアドレス放電を発生させるものであり、Cr/Cu/Crの3層構造で形成されている。このアドレス電極Aは、その他に、例えばAg、Au、Al、Cu、Cr等で形成することもできる。アドレス電極Aも、表示電極X,Yと同様に、Ag、Auについてはスクリーン印刷のような厚膜形成技術を用い、その他については蒸着法、スパッタ法等の薄膜形成技術とエッチング技術を用いることにより、所望の本数、厚さ、幅及び間隔で形成することができる。誘電体層24は、誘電体層17と同じ材料、同じ方法を用いて形成することができる。
隣接するアドレス電極Aとアドレス電極Aとの間の誘電体層24上には、放電空間を放電セル(以下セルと記す)ごとに区画する閉鎖型の隔壁、つまり格子状の隔壁29が形成されている。格子状の隔壁29はボックスリブやワッフルリブ、メッシュ状リブなどとも呼ばれる。隔壁29は、サンドブラスト法、フォトエッチング法等により形成することができる。例えば、サンドブラスト法では、ガラスフリット、バインダー樹脂、溶媒等からなるガラスペーストを誘電体層24上に塗布して乾燥させた後、そのガラスペースト層上に隔壁パターンの開口を有する切削マスクを設けた状態で切削粒子を吹きつけて、マスクの開口に露出したガラスペースト層を切削し、さらに焼成することにより形成する。また、フォトエッチング法では、切削粒子で切削することに代えて、バインダー樹脂に感光性の樹脂を使用し、マスクを用いた露光及び現像の後、焼成することにより形成する。
格子状の隔壁29で囲まれた平面視矩形のセルの側面及び底面には、赤(R)、緑(G)、青(B)の蛍光体層28R,28G,28Bが形成されている。蛍光体層28R,28G,28Bは、蛍光体粉末とバインダー樹脂と溶媒とを含む蛍光体ペーストを隔壁29で囲まれたセル内にスクリーン印刷、又はディスペンサーを用いた方法などで塗布し、これを各色毎に繰り返した後、焼成することにより形成している。この蛍光体層28R,28G,28Bは、蛍光体粉末と感光性材料とバインダー樹脂とを含むシート状の蛍光体層材料(いわゆるグリーンシート)を使用し、フォトリソグラフィー技術で形成することもできる。この場合、所望の色のシートを基板上の表示領域全面に貼り付けて、露光、現像を行い、これを各色毎に繰り返すことで、対応するセル内に各色の蛍光体層を形成することができる。
PDPは、上記した前面側の基板11と背面側の基板21とを、表示電極X,Yとアドレス電極Aとが交差するように対向配置し、周囲を封着し、隔壁29で囲まれた放電空間30にXeとNeとを混合した放電ガスを充填することにより作製されている。このPDPでは、表示電極X,Yとアドレス電極Aとの交差部の放電空間30が、表示の最小単位である1つのセル(単位発光領域)となる。1画素はR、G、Bの3つのセルで構成される。
図2は本発明のPDPの背面側を示す説明図である。
前面側の基板11と背面側の基板21は、ガラスフリット、バインダー樹脂、溶媒等を含むペースト状のガラス封着材を基板周辺の封着予定部に塗り、これを仮焼成し樹脂成分を焼失させておく。そして、前面側の基板11と背面側の基板21とを、表示電極とアドレス電極が交差するように対向させ、加熱によりガラス封着材を融かして、固着させて貼り合わせる。
前面側の基板11と背面側の基板21は、ガラスフリット、バインダー樹脂、溶媒等を含むペースト状のガラス封着材を基板周辺の封着予定部に塗り、これを仮焼成し樹脂成分を焼失させておく。そして、前面側の基板11と背面側の基板21とを、表示電極とアドレス電極が交差するように対向させ、加熱によりガラス封着材を融かして、固着させて貼り合わせる。
この貼り合せの際、パネルの内部に対し、背面側の基板21に設けた通気管31から一旦低圧力まで真空排気を行って不純物ガスを除去し、その後XeとNeとを混合した放電ガスを封入する。
図3は背面側の基板に形成された格子状の隔壁を示す斜視図である。
この図に示すように、背面側の基板21には格子状の隔壁29が形成されている。この格子状の隔壁29は、行方向の隔壁と列方向の隔壁で構成され、この行方向の隔壁と列方向の隔壁により放電空間を平面視矩形に区画している。格子状の隔壁29によって区画されたセルの領域は平面視矩形であるが、セルの形状はこれに限定されるものではなく、各種の形状を有していてもよい。
この図に示すように、背面側の基板21には格子状の隔壁29が形成されている。この格子状の隔壁29は、行方向の隔壁と列方向の隔壁で構成され、この行方向の隔壁と列方向の隔壁により放電空間を平面視矩形に区画している。格子状の隔壁29によって区画されたセルの領域は平面視矩形であるが、セルの形状はこれに限定されるものではなく、各種の形状を有していてもよい。
以下に、具体的な隔壁の実施形態を説明する。
図4(a)〜図4(d)は本発明の隔壁の実施形態1を示す説明図である。図4(a)は隔壁を平面的に見た状態を示し、図4(b)は図4(a)のIVb-IVb断面を示し、図4(c)は図4(a)のIVc-IVc断面を示し、図4(d)は図4(a)のIVd-IVd断面を示している。
図4(a)〜図4(d)は本発明の隔壁の実施形態1を示す説明図である。図4(a)は隔壁を平面的に見た状態を示し、図4(b)は図4(a)のIVb-IVb断面を示し、図4(c)は図4(a)のIVc-IVc断面を示し、図4(d)は図4(a)のIVd-IVd断面を示している。
隔壁は、行方向の隔壁29aと列方向の隔壁29bからなる格子状の隔壁29であり、この格子状の隔壁29で、放電空間を赤色蛍光体層形成用のRセルと、緑色蛍光体層形成用のGセルと、青色蛍光体層形成用のBセルとに区画している。
この格子状の隔壁29には、Rセルを区画する行方向の隔壁29aに太い隔壁幅の部分が設けられている。列方向の隔壁29bの隔壁幅は一定であり、太い隔壁幅の部分は設けられていない。
セル領域は、Gセルの領域とBセルの領域に関しては同じ大きさであるが、Rセルの領域は、GセルおよびBセルの領域と比較して、図の上下方向に狭くなっている。この構成では、Rセルの放電空間が狭くなるが、赤色の蛍光体は視感度が緑色、青色の蛍光体と比べて小さい(つまり最小)ためフルカラー表示に影響はない。
Rセルを区画する行方向の隔壁29aに太い隔壁幅の部分を設けるのは、背面側の基板に隔壁材料層を形成した後、その隔壁材料層をパターニングする際に太い隔壁幅の部分を設ける。
隔壁材料層のパターニングは、サンドブラスト法で行う。このサンドブラスト法では、ガラスフリット、バインダー樹脂、溶媒等からなるガラスペーストを基板上に塗布して乾燥させて隔壁材料層を形成する。そして、その隔壁材料層上に隔壁パターンの開口を有する切削マスクを設けた状態で切削粒子を吹きつけて、マスクの開口に露出した隔壁材料層を切削することで隔壁形状層を形成する。そして、その隔壁形状層を焼成することにより隔壁を形成する。この場合、切削マスクは、感光性のドライフィルムレジストを基板にラミネートした後、フォトマスクを介して露光し、現像することで形成する。隔壁はフォトエッチング法で形成してもよく、フォトエッチング法で形成する場合には、切削粒子で切削することに代えて、バインダー樹脂に感光性の樹脂を使用し、マスクを用いた露光及び現像により隔壁形状層を形成し、その隔壁形状層を焼成することで隔壁を形成する。
隔壁形状層を焼成すると、隔壁形状層に太い隔壁幅を有する部分が形成されているので、それによる焼成時の熱収縮で隔壁の高さが不均一に形成される。
図では、Rセルを仕切る行方向の隔壁の幅が太くなっているので、Rセルどうしを区切る行方向の隔壁の高さが焼成時の熱収縮により低くなっている。また行方向の隔壁と列方向の隔壁の交差部はそれよりもさらに低くなっている。
図では、Rセルを仕切る行方向の隔壁の幅が太くなっているので、Rセルどうしを区切る行方向の隔壁の高さが焼成時の熱収縮により低くなっている。また行方向の隔壁と列方向の隔壁の交差部はそれよりもさらに低くなっている。
この隔壁材の熱収縮に起因する隔壁頂部の凹凸は、隔壁の形状や、隔壁材料の熱収縮率などに依存する。したがって、焼成後の隔壁頂部の凹凸がどのようになるのかを理論的に予測することは難しいが、一般に行方向の隔壁と列方向の隔壁が交差する部分や、隔壁の幅が広い部分に関し、隔壁の高さが低くなることが多い。
前面側の基板と背面側の基板の周辺を封着する封着工程では、背面側の基板周辺の封着予定部にガラス封着材を塗布して仮焼成した後、背面側の基板と前面側の基板とを対向させ、その状態で加熱プロセスを経て両基板を気密接着させる。この加熱プロセスでは、ガラス封着材を加熱溶融しながら、背面側の基板に設けた通気管から空気を抜いてPDP内部を負圧にすることで、PDPの内部から不純物ガスを排気し、それに続いてPDP内の放電空間に放電ガスを充填する。この際、隔壁の高さの低くなった部分と前面側の基板との隙間が通気パスとなる。
このように、視感度が最小の赤色蛍光体層を区画する隔壁形状層に太い隔壁幅を有する部分を形成し、焼成時の熱収縮で隔壁の高さが不均一になるようにすることにより、基板の封着工程の際の通気パスを確保して、不純物ガスの排気、および放電ガスの充填を十分に行うことができるようにする。
図5(a)〜図5(d)は本発明の隔壁の実施形態2を示す説明図である。図5(a)は隔壁を平面的に見た状態を示し、図5(b)は図5(a)のVb-Vb断面を示し、図5(c)は図5(a)のVc-Vc断面を示し、図5(d)は図5(a)のVd-Vd断面を示している。
本実施形態の格子状の隔壁29には、Rセルを区画する列方向の隔壁29bに太い隔壁幅の部分が設けられている。つまり、RセルとBセルを区切る列方向の隔壁29bを、Rセルの領域が狭くなるように太くしている。行方向の隔壁29aの隔壁幅は一定であり、太い隔壁幅の部分は設けられていない。
セル領域は、Gセルの領域とBセルの領域に関しては同じ大きさであるが、Rセルの領域は、GセルおよびBセルの領域と比較して、図の左側が狭くなっている。この構成でも、実施形態1と同様に、Rセルの放電空間が狭くなるが、赤色の蛍光体は視感度が良いためフルカラー表示に影響はない。
このように、Rセルを仕切る列方向の隔壁の幅を太くして、その隔壁の部分の高さを焼成収縮により低くする。
このように、Rセルを仕切る列方向の隔壁の幅を太くして、その隔壁の部分の高さを焼成収縮により低くする。
図6は本発明の隔壁の実施形態3を示す説明図である。この図は隔壁を平面的に見た状態を示している。
この実施形態は、実施形態2の変形例であり、格子状の隔壁29は、Rセルを区画する列方向の隔壁29bに太い隔壁幅の部分が設けられている。行方向の隔壁29aの隔壁幅は一定であり、太い隔壁幅の部分は設けられていない。
この実施形態は、実施形態2の変形例であり、格子状の隔壁29は、Rセルを区画する列方向の隔壁29bに太い隔壁幅の部分が設けられている。行方向の隔壁29aの隔壁幅は一定であり、太い隔壁幅の部分は設けられていない。
セル領域は、Gセルの領域とBセルの領域に関しては同じ大きさであるが、Rセルの領域は、GセルおよびBセルの領域と比較して、図の左側が狭くなっている。この構成でも、実施形態1と同様に、Rセルの放電空間が狭くなるが、赤色の蛍光体は視感度が最小のためフルカラー表示に影響はない。
隔壁29は、格子状であるが、行方向の隔壁29aが列方向に分離されており、その隔壁を分離した位置には、通気路32が設けられている。これにより、行方向の通気コンダクタンスを大きくする。
図7は本発明の隔壁の実施形態4を示す説明図である。この図は隔壁を平面的に見た状態を示している。
本実施形態も、実施形態2の変形例であり、格子状の隔壁29は、Rセルを区画する列方向の隔壁29bに太い隔壁幅の部分が設けられている。この太い隔壁幅の部分は、Rセルの領域がひし形になるように幅が変化している。行方向の隔壁29aの隔壁幅は一定であり、太い隔壁幅の部分は設けられていない。
本実施形態も、実施形態2の変形例であり、格子状の隔壁29は、Rセルを区画する列方向の隔壁29bに太い隔壁幅の部分が設けられている。この太い隔壁幅の部分は、Rセルの領域がひし形になるように幅が変化している。行方向の隔壁29aの隔壁幅は一定であり、太い隔壁幅の部分は設けられていない。
セル領域は、Gセルの領域とBセルの領域に関しては同じ大きさであるが、Rセルの領域は、GセルおよびBセルの領域と比較して狭くなっている。この構成でも、実施形態1と同様に、Rセルの放電空間が狭くなるが、赤色の蛍光体は視感度が最小のためフルカラー表示に影響はない。このように、セルの形状は、任意の形状であってもよい。
図8(a)〜図8(c)は比較例1を示す説明図である。図8(a)は隔壁を平面的に見た状態を示し、図8(b)は図8(a)のVIIIb-VIIIb断面を示し、図8(c)は図8(a)のVIIIc-VIIIc断面を示している。
この比較例は、行方向の隔壁29aと列方向の隔壁29bからなる格子状の隔壁29が形成されているが、この格子状の隔壁29には太い隔壁幅の部分が設けられていない。
したがって、パターニングした隔壁形状層を焼成しても、焼成時の熱収縮で隔壁の高さが不均一になることはなく、このため、基板の封着工程の際の通気パスを確保することが困難である。
図9(a)および図9(b)は比較例2を示す説明図である。図9(a)は隔壁を平面的に見た状態を示し、図9(b)は図9(a)のIXb-IXb断面を示している。
この比較例は、平面的に見た場合には比較例1と同じであるが、行方向の隔壁29aは、列方向の隔壁29bよりも高さが低くなっている。これにより、列方向の通気コンダクタンスを大きくしているが、この構造の隔壁を形成するには製造プロセスが複雑になる。
これらの比較例と比較して、本発明の実施形態の隔壁構造では、隔壁焼成時の熱収縮により、隔壁の幅を広くしたRセル区画用の隔壁部分が低くなる。一般的に隔壁の交差部は、平面的にみた場合交差部を中心に対称な形状をしているが、その対称性を崩すと熱収縮時にかかる引っ張り応力に非対称性が生じるので、隔壁の高低差を大きくすることができる。これにより、簡単な構造で、閉鎖型隔壁構造のPDPにおけるパネル内の排気、およびパネル内への放電ガスの充填を良好に行うことができ、PDPの品質向上を図ることができる。
10 PDP
11 前面側の基板
12 透明電極
13 バス電極
17,24 誘電体層
18 保護膜
21 背面側の基板
28R,28G,28B 蛍光体層
29 格子状の隔壁
29a 行方向の隔壁
29b 列方向の隔壁
30 放電空間
31 通気管
32 通気路
A アドレス電極
L 表示ライン
X,Y 表示電極
11 前面側の基板
12 透明電極
13 バス電極
17,24 誘電体層
18 保護膜
21 背面側の基板
28R,28G,28B 蛍光体層
29 格子状の隔壁
29a 行方向の隔壁
29b 列方向の隔壁
30 放電空間
31 通気管
32 通気路
A アドレス電極
L 表示ライン
X,Y 表示電極
Claims (4)
- 放電空間を列方向の隔壁と行方向の隔壁とで区画してマトリクス状の放電セルを形成し、それら放電セル内に赤、緑、青の3色の蛍光体層を列方向の放電セルで同一色となるように且つ繰り返しパターンで色分して設けてなるプラズマディスプレイパネルであって、
視感度が最小の赤色蛍光体層を備える放電セルを区画する隔壁の幅を他の色の放電セルを区画する隔壁の幅よりも広く形成して隔壁の高さを低く設定したことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。 - 前記幅を広くして高さを低く設定された赤色の放電セル区画用の隔壁が、行方向の隔壁である請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。
- 前記幅を広くして高さを低く設定された赤色の放電セル区画用の隔壁が、列方向の隔壁である請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。
- 一方の基板に隔壁材料層を形成し、
その隔壁材料層を、放電空間を赤色蛍光体層形成用のRセルと緑色蛍光体層形成用のGセルと青色蛍光体層形成用のBセルとに区画する閉鎖型の隔壁形状にパターニングし、
そのパターニングの際、焼成時の熱収縮でRセルを区画する隔壁のうちの行方向の隔壁または列方向の隔壁の高さが不均一になるように、当該Rセル区画用の行方向の隔壁または列方向の隔壁の幅が他の色のセル区画用の隔壁の幅よりも広いパターンの隔壁形状層を形成し、
そのパターニングした隔壁形状層を焼成することで、Rセルを区画する行方向の隔壁または列方向の隔壁がGセル,Bセルを区画する隔壁の高さよりも低い閉鎖型の隔壁を形成することからなるプラズマディスプレイパネルの隔壁形成方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006314589A JP2008130382A (ja) | 2006-11-21 | 2006-11-21 | プラズマディスプレイパネル及びその隔壁形成方法 |
| US11/754,429 US20080116802A1 (en) | 2006-11-21 | 2007-05-29 | Plasma display panel and method of forming a barrier rib thereof |
| CNA2007101125983A CN101188181A (zh) | 2006-11-21 | 2007-06-22 | 等离子体显示面板及其隔壁形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006314589A JP2008130382A (ja) | 2006-11-21 | 2006-11-21 | プラズマディスプレイパネル及びその隔壁形成方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008130382A true JP2008130382A (ja) | 2008-06-05 |
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ID=39416240
Family Applications (1)
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| JP2006314589A Pending JP2008130382A (ja) | 2006-11-21 | 2006-11-21 | プラズマディスプレイパネル及びその隔壁形成方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20080116802A1 (ja) |
| JP (1) | JP2008130382A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU2683243C1 (ru) * | 2017-10-03 | 2019-03-27 | Анатолий Степанович Плахотник | Магнетрон с тонким катодом |
-
2006
- 2006-11-21 JP JP2006314589A patent/JP2008130382A/ja active Pending
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2007
- 2007-05-29 US US11/754,429 patent/US20080116802A1/en not_active Abandoned
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN101188181A (zh) | 2008-05-28 |
| US20080116802A1 (en) | 2008-05-22 |
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