JP2008128151A - ロッカアーム - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な加工方法によって、スクリュウにおける潤滑構造を形成でき、スクリュウの摺動部位に安定して潤滑油を供給できるロッカアームを提供すること。
【解決手段】ロッカアーム1は、その一端にプッシュロッド7の上端部71と係合するスクリュウ2を螺合してなると共に、ロッカシャフトを挿通するシャフト挿通穴と、シャフト挿通穴から、スクリュウ2を螺合させたネジ穴13の内周まで貫通形成したアーム給油口12とを有している。スクリュウ2におけるおねじ部210の外周には、アーム給油口12からプッシュロッド7の上端部71まで潤滑油Pを供給するためのスクリュウ給油溝22が形成してある。ロッカアーム1においては、ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口から、アーム給油口12及びスクリュウ給油溝22を経由して、プッシュロッド7の上端部71まで潤滑油Pを供給できるよう構成してある。
【選択図】図3
【解決手段】ロッカアーム1は、その一端にプッシュロッド7の上端部71と係合するスクリュウ2を螺合してなると共に、ロッカシャフトを挿通するシャフト挿通穴と、シャフト挿通穴から、スクリュウ2を螺合させたネジ穴13の内周まで貫通形成したアーム給油口12とを有している。スクリュウ2におけるおねじ部210の外周には、アーム給油口12からプッシュロッド7の上端部71まで潤滑油Pを供給するためのスクリュウ給油溝22が形成してある。ロッカアーム1においては、ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口から、アーム給油口12及びスクリュウ給油溝22を経由して、プッシュロッド7の上端部71まで潤滑油Pを供給できるよう構成してある。
【選択図】図3
Description
本発明は、エンジンにおけるバルブ開閉機構に用いるロッカアームに関する。
自動車等のレシプロエンジンに使用されるバルブ開閉機構は、カムの回転を受けてロッカアームを揺動させることにより、吸気又は排気を行うバルブを開閉させて、エンジンの燃焼による吸気又は排気を行うよう構成されている。また、OHV(オーバーヘッドバルブ)方式のエンジンにおいては、カムシャフトを中心にロッカアームを揺動可能に配設し、ロッカアームの一端には、ローラタペットに取り付けたプッシュロッドを係合させると共に、他端には、バルブにおけるバルブステム部を係合させる。そして、カムの回転を受けてローラタペット及びプッシュロッドを昇降させると共に、該プッシュロッドの昇降に伴ってロッカアームを揺動させることにより、バルブをスライドさせて、エンジンの吸気口又は排気口を開閉している。
また、上記ロッカアームの一端には、プッシュロッドの上端部と係合するアジャストスクリュウ(スクリュウ)を螺合している。そして、このスクリュウには、プッシュロッドの上端部まで潤滑油を供給することができる給油口を形成している。これにより、スクリュウの端部とプッシュロッドの上端部との間に、積極的に潤滑油を供給して、両者の円滑な摺動を可能にしている。
また、特許文献1には、ロッカシャフトを中心に揺動するロッカアームの一端に、カムシャフトにおけるカムを係合させると共に、このロッカアームの他端に螺合したアジャストスクリュウに、バルブのスライドパッドを係合させてなる内燃機関の動弁装置について開示されている。そして、アジャストスクリュウには、上下方向(軸方向)へ貫通する潤滑用オイル穴を形成している。これにより、エンジン内の油分や油滴を積極的にアジャストスクリュウとスライドパッドとの摺動面に供給し、スライドパッドの摩耗を防止している。
しかしながら、上記従来のロッカアームにおいては、アジャストスクリュウに給油口又は潤滑用オイル穴を形成することが容易ではない。すなわち、給油口又は潤滑用オイル穴を形成するためには、アジャストスクリュウにドリル等によって穴明け加工を行う必要がある。そのため、特に、穴径が小さなときには、穴明け加工が困難になり、また、穴明け加工を行った後には、バリ取り等を行う必要があった。
よって、簡単な加工方法によっても形成可能な上記アジャストスクリュウの潤滑構造の開発が望まれていた。
よって、簡単な加工方法によっても形成可能な上記アジャストスクリュウの潤滑構造の開発が望まれていた。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、簡単な加工方法によって、スクリュウにおける潤滑構造を形成することができ、スクリュウの摺動部位に安定して潤滑油を供給することができるロッカアームを提供しようとするものである。
第1の発明は、バルブ開閉機構におけるロッカシャフトを挿通すると共に、該ロッカシャフトを中心に揺動して上記バルブ開閉機構におけるバルブを開閉させるロッカアームにおいて、
該ロッカアームは、その一端に上記バルブ開閉機構におけるプッシュロッドの上端部と係合するスクリュウを螺合してなると共に、上記ロッカシャフトを挿通するシャフト挿通穴と、該シャフト挿通穴から、上記スクリュウを螺合させたネジ穴の内周まで貫通形成したアーム給油口とを有しており、
上記スクリュウにおけるおねじ部の外周には、上記アーム給油口から上記プッシュロッドの上端部まで潤滑油を供給するためのスクリュウ給油溝が形成してあり、
上記ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口から、上記アーム給油口及び上記スクリュウ給油溝を経由して、上記プッシュロッドの上端部まで、潤滑油を供給できるよう構成したことを特徴とするロッカアームにある(請求項1)。
該ロッカアームは、その一端に上記バルブ開閉機構におけるプッシュロッドの上端部と係合するスクリュウを螺合してなると共に、上記ロッカシャフトを挿通するシャフト挿通穴と、該シャフト挿通穴から、上記スクリュウを螺合させたネジ穴の内周まで貫通形成したアーム給油口とを有しており、
上記スクリュウにおけるおねじ部の外周には、上記アーム給油口から上記プッシュロッドの上端部まで潤滑油を供給するためのスクリュウ給油溝が形成してあり、
上記ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口から、上記アーム給油口及び上記スクリュウ給油溝を経由して、上記プッシュロッドの上端部まで、潤滑油を供給できるよう構成したことを特徴とするロッカアームにある(請求項1)。
本発明のロッカアームにおいては、上記スクリュウにおけるおねじ部の外周には、上記スクリュウ給油溝を形成している。このスクリュウ給油溝は、スクリュウに対して穴明け加工を行って形成する必要がなく、例えば、スクリュウにおねじ部を形成する場合と同様に、転造又は切削等を行って形成することができる。
そのため、本発明においては、簡単な加工方法によって、プッシュロッドの上端部まで潤滑油を供給することができるスクリュウの潤滑構造を形成することができる。
そのため、本発明においては、簡単な加工方法によって、プッシュロッドの上端部まで潤滑油を供給することができるスクリュウの潤滑構造を形成することができる。
本発明のロッカアームをバルブ開閉機構に配設したときには、このバルブ開閉機構においては、ロッカアームの一端に螺合したスクリュウは、プッシュロッドの上端部と係合する。そして、カムの回転を受けてローラタペット及びローラタペットに取り付けたプッシュロッドが昇降すると、このプッシュロッドの昇降に伴ってロッカアームがカムシャフトを中心に揺動し、この揺動に伴ってバルブがスライドしてエンジンの吸気口又は排気口を開閉することができる。このとき、スクリュウの摺動部位と、プッシュロッドの上端部とは、潤滑油が供給された状態で摺動することができる。
そして、本発明のロッカアームにおいては、上記シャフト挿通穴から上記スクリュウを螺合させたネジ穴の内周までアーム給油口が貫通形成してある。これにより、ロッカアームにおいては、ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口から、アーム給油口、及びスクリュウにおけるスクリュウ給油溝を経由して、プッシュロッドの上端部まで潤滑油を供給することができる。そのため、ロッカシャフトとシャフト挿通穴との間に潤滑油を供給するためのシャフト給油口を利用して、プッシュロッドの上端部にも潤滑油を供給することができる。
それ故、本発明のロッカアームにおいては、簡単な方法によって、スクリュウにおける潤滑構造を形成することができ、スクリュウの摺動部位に安定して潤滑油を供給することができる。
第2の発明は、バルブ開閉機構におけるロッカシャフトを挿通すると共に、該ロッカシャフトを中心に揺動して上記バルブ開閉機構におけるバルブを開閉させるロッカアームにおいて、
該ロッカアームは、その一端に上記バルブ開閉機構におけるプッシュロッドの上端部と係合するスクリュウを螺合してなると共に、上記ロッカシャフトを挿通するシャフト挿通穴と、該シャフト挿通穴から、上記スクリュウを螺合させたネジ穴の内周まで貫通形成したアーム給油口とを有しており、
上記ネジ穴におけるめねじ部は、リードとピッチが同じである1条ネジとして形成してあり、
上記スクリュウにおけるおねじ部は、リードがピッチの2倍である2条ネジとして形成してあり、
上記ネジ穴におけるめねじ部のねじ山部を、1ピッチ分空けて上記スクリュウにおけるおねじ部のねじ谷部に螺合させることにより、当該ネジ穴におけるめねじ部のねじ谷部と、当該スクリュウにおけるおねじ部の2条のねじ山部との間に、上記アーム給油口から上記プッシュロッドの上端部まで潤滑油を供給するためのスクリュウ給油空間が形成してあり、
上記ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口から、上記アーム給油口及び上記スクリュウ給油空間を経由して、上記プッシュロッドの上端部まで、潤滑油を供給できるよう構成したことを特徴とするロッカアームにある(請求項4)。
該ロッカアームは、その一端に上記バルブ開閉機構におけるプッシュロッドの上端部と係合するスクリュウを螺合してなると共に、上記ロッカシャフトを挿通するシャフト挿通穴と、該シャフト挿通穴から、上記スクリュウを螺合させたネジ穴の内周まで貫通形成したアーム給油口とを有しており、
上記ネジ穴におけるめねじ部は、リードとピッチが同じである1条ネジとして形成してあり、
上記スクリュウにおけるおねじ部は、リードがピッチの2倍である2条ネジとして形成してあり、
上記ネジ穴におけるめねじ部のねじ山部を、1ピッチ分空けて上記スクリュウにおけるおねじ部のねじ谷部に螺合させることにより、当該ネジ穴におけるめねじ部のねじ谷部と、当該スクリュウにおけるおねじ部の2条のねじ山部との間に、上記アーム給油口から上記プッシュロッドの上端部まで潤滑油を供給するためのスクリュウ給油空間が形成してあり、
上記ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口から、上記アーム給油口及び上記スクリュウ給油空間を経由して、上記プッシュロッドの上端部まで、潤滑油を供給できるよう構成したことを特徴とするロッカアームにある(請求項4)。
本発明のロッカアームにおいては、スクリュウにおけるおねじ部の形成状態に工夫を行うことにより、上記スクリュウ給油空間を形成している。このスクリュウ給油空間は、スクリュウに対して穴明け加工を行って形成する必要がなく、スクリュウにおけるおねじ部を2条ネジとして形成することによって簡単に形成することができる。
そのため、本発明においても、簡単な方法によって、プッシュロッドの上端部まで潤滑油を供給することができるスクリュウの潤滑構造を形成することができる。
そのため、本発明においても、簡単な方法によって、プッシュロッドの上端部まで潤滑油を供給することができるスクリュウの潤滑構造を形成することができる。
本発明のロッカアームをバルブ開閉機構に配設したときの動作については、上記第1の発明と同様であり、本発明においても、上記第1の発明と同様の作用効果を得ることができる。
それ故、本発明のロッカアームにおいても、簡単な方法によってスクリュウにおける潤滑構造を形成することができ、スクリュウの摺動部位に安定して潤滑油を供給することができる。
それ故、本発明のロッカアームにおいても、簡単な方法によってスクリュウにおける潤滑構造を形成することができ、スクリュウの摺動部位に安定して潤滑油を供給することができる。
第3の発明は、バルブ開閉機構におけるロッカシャフトを挿通すると共に、該ロッカシャフトを中心に揺動して上記バルブ開閉機構におけるバルブを開閉させるロッカアームにおいて、
該ロッカアームは、その一端に上記バルブ開閉機構におけるプッシュロッドの上端部と係合するスクリュウを螺合してなると共に、上記ロッカシャフトを挿通するシャフト挿通穴と、該シャフト挿通穴から、上記スクリュウを螺合させたネジ穴の内周まで貫通形成したアーム給油口とを有しており、
上記ネジ穴におけるめねじ部は、リードがピッチの2倍である2条ネジとして形成してあり、
上記スクリュウにおけるおねじ部は、リードとピッチが同じである1条ネジとして形成してあり、
上記スクリュウにおけるおねじ部のねじ山部を、1ピッチ分空けて上記ネジ穴におけるめねじ部のねじ谷部に螺合させることにより、当該スクリュウにおけるおねじ部のねじ谷部と、当該ネジ穴におけるめねじ部の2条のねじ山部との間に、上記アーム給油口から上記プッシュロッドの上端部まで潤滑油を供給するためのスクリュウ給油空間が形成してあり、
上記ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口から、上記アーム給油口及び上記スクリュウ給油空間を経由して、上記プッシュロッドの上端部まで、潤滑油を供給できるよう構成したことを特徴とするロッカアームにある(請求項5)。
該ロッカアームは、その一端に上記バルブ開閉機構におけるプッシュロッドの上端部と係合するスクリュウを螺合してなると共に、上記ロッカシャフトを挿通するシャフト挿通穴と、該シャフト挿通穴から、上記スクリュウを螺合させたネジ穴の内周まで貫通形成したアーム給油口とを有しており、
上記ネジ穴におけるめねじ部は、リードがピッチの2倍である2条ネジとして形成してあり、
上記スクリュウにおけるおねじ部は、リードとピッチが同じである1条ネジとして形成してあり、
上記スクリュウにおけるおねじ部のねじ山部を、1ピッチ分空けて上記ネジ穴におけるめねじ部のねじ谷部に螺合させることにより、当該スクリュウにおけるおねじ部のねじ谷部と、当該ネジ穴におけるめねじ部の2条のねじ山部との間に、上記アーム給油口から上記プッシュロッドの上端部まで潤滑油を供給するためのスクリュウ給油空間が形成してあり、
上記ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口から、上記アーム給油口及び上記スクリュウ給油空間を経由して、上記プッシュロッドの上端部まで、潤滑油を供給できるよう構成したことを特徴とするロッカアームにある(請求項5)。
本発明のロッカアームにおいては、ネジ穴におけるめねじ部の形成状態に工夫を行うことにより、上記スクリュウ給油空間を形成している。このスクリュウ給油空間は、スクリュウに対して穴明け加工を行って形成する必要がなく、ネジ穴におけるめねじ部を2条ネジとして形成することによって簡単に形成することができる。
そのため、本発明においても、簡単な方法によって、プッシュロッドの上端部まで潤滑油を供給することができるスクリュウの潤滑構造を形成することができる。
そのため、本発明においても、簡単な方法によって、プッシュロッドの上端部まで潤滑油を供給することができるスクリュウの潤滑構造を形成することができる。
本発明のロッカアームをバルブ開閉機構に配設したときの動作については、上記第1の発明と同様であり、本発明においても、上記第1の発明と同様の作用効果を得ることができる。
それ故、本発明のロッカアームにおいても、簡単な方法によってスクリュウにおける潤滑構造を形成することができ、スクリュウの摺動部位に安定して潤滑油を供給することができる。
それ故、本発明のロッカアームにおいても、簡単な方法によってスクリュウにおける潤滑構造を形成することができ、スクリュウの摺動部位に安定して潤滑油を供給することができる。
第4の発明は、バルブ開閉機構におけるロッカシャフトを挿通すると共に、該ロッカシャフトを中心に揺動して上記バルブ開閉機構におけるバルブを開閉させるロッカアームにおいて、
該ロッカアームは、その一端に上記バルブにおけるバルブステム部の上端部と係合するスクリュウを螺合してなると共に、上記ロッカシャフトを挿通するシャフト挿通穴と、該シャフト挿通穴から、上記スクリュウを螺合させたネジ穴の内周まで貫通形成したアーム給油口とを有しており、
上記スクリュウにおけるおねじ部の外周には、上記アーム給油口から上記バルブステム部の上端部まで潤滑油を供給するためのスクリュウ給油溝が形成してあり、
上記ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口から、上記アーム給油口及び上記スクリュウ給油溝を経由して、上記バルブステム部の上端部まで、潤滑油を供給できるよう構成したことを特徴とするロッカアームにある(請求項7)。
該ロッカアームは、その一端に上記バルブにおけるバルブステム部の上端部と係合するスクリュウを螺合してなると共に、上記ロッカシャフトを挿通するシャフト挿通穴と、該シャフト挿通穴から、上記スクリュウを螺合させたネジ穴の内周まで貫通形成したアーム給油口とを有しており、
上記スクリュウにおけるおねじ部の外周には、上記アーム給油口から上記バルブステム部の上端部まで潤滑油を供給するためのスクリュウ給油溝が形成してあり、
上記ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口から、上記アーム給油口及び上記スクリュウ給油溝を経由して、上記バルブステム部の上端部まで、潤滑油を供給できるよう構成したことを特徴とするロッカアームにある(請求項7)。
本発明のロッカアームにおいても、上記スクリュウにおけるおねじ部の外周には、上記スクリュウ給油溝を形成している。このスクリュウ給油溝は、スクリュウに対して穴明け加工を行って形成する必要がなく、例えば、スクリュウにおねじ部を形成する場合と同様に、転造又は切削等を行って形成することができる。
そのため、本発明においても、簡単な加工方法によって、バルブステム部の上端部まで潤滑油を供給することができるスクリュウの潤滑構造を形成することができる。
そのため、本発明においても、簡単な加工方法によって、バルブステム部の上端部まで潤滑油を供給することができるスクリュウの潤滑構造を形成することができる。
本発明のロッカアームをバルブ開閉機構に配設したときには、このバルブ開閉機構においては、ロッカアームの一端に螺合したスクリュウは、バルブステム部の上端部と係合する。そして、カムの回転を受けてロッカアームがカムシャフトを中心に揺動すると、この揺動に伴ってバルブがスライドしてエンジンの吸気口又は排気口を開閉することができる。このとき、スクリュウの摺動部位と、バルブステム部の上端部とは、潤滑油が供給された状態で摺動することができる。
そして、本発明のロッカアームにおいては、上記シャフト挿通穴から上記スクリュウを螺合させたネジ穴の内周までアーム給油口が貫通形成してある。これにより、ロッカアームにおいては、ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口から、アーム給油口、及びスクリュウにおけるスクリュウ給油溝を経由して、バルブステム部の上端部まで潤滑油を供給することができる。そのため、ロッカシャフトとシャフト挿通穴との間に潤滑油を供給するためのシャフト給油口を利用して、バルブステム部の上端部にも潤滑油を供給することができる。
それ故、本発明のロッカアームにおいても、簡単な加工方法によって、スクリュウにおける潤滑構造を形成することができ、スクリュウの摺動部位に安定して潤滑油を供給することができる。
第5の発明は、バルブ開閉機構におけるロッカシャフトを挿通すると共に、該ロッカシャフトを中心に揺動して上記バルブ開閉機構におけるバルブを開閉させるロッカアームにおいて、
該ロッカアームは、その一端に上記バルブにおけるバルブステム部の上端部と係合するスクリュウを螺合してなると共に、上記ロッカシャフトを挿通するシャフト挿通穴と、該シャフト挿通穴から、上記スクリュウを螺合させたネジ穴の内周まで貫通形成したアーム給油口とを有しており、
上記ネジ穴におけるめねじ部は、リードとピッチが同じである1条ネジとして形成してあり、
上記スクリュウにおけるおねじ部は、リードがピッチの2倍である2条ネジとして形成してあり、
上記ネジ穴におけるめねじ部のねじ山部を、1ピッチ分空けて上記スクリュウにおけるおねじ部のねじ谷部に螺合させることにより、当該ネジ穴におけるめねじ部のねじ谷部と、当該スクリュウにおけるおねじ部の2条のねじ山部との間に、上記アーム給油口から上記バルブステム部の上端部まで潤滑油を供給するためのスクリュウ給油空間が形成してあり、
上記ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口から、上記アーム給油口及び上記スクリュウ給油空間を経由して、上記バルブステム部の上端部まで、潤滑油を供給できるよう構成したことを特徴とするロッカアームにある(請求項10)。
該ロッカアームは、その一端に上記バルブにおけるバルブステム部の上端部と係合するスクリュウを螺合してなると共に、上記ロッカシャフトを挿通するシャフト挿通穴と、該シャフト挿通穴から、上記スクリュウを螺合させたネジ穴の内周まで貫通形成したアーム給油口とを有しており、
上記ネジ穴におけるめねじ部は、リードとピッチが同じである1条ネジとして形成してあり、
上記スクリュウにおけるおねじ部は、リードがピッチの2倍である2条ネジとして形成してあり、
上記ネジ穴におけるめねじ部のねじ山部を、1ピッチ分空けて上記スクリュウにおけるおねじ部のねじ谷部に螺合させることにより、当該ネジ穴におけるめねじ部のねじ谷部と、当該スクリュウにおけるおねじ部の2条のねじ山部との間に、上記アーム給油口から上記バルブステム部の上端部まで潤滑油を供給するためのスクリュウ給油空間が形成してあり、
上記ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口から、上記アーム給油口及び上記スクリュウ給油空間を経由して、上記バルブステム部の上端部まで、潤滑油を供給できるよう構成したことを特徴とするロッカアームにある(請求項10)。
本発明のロッカアームにおいては、スクリュウにおけるおねじ部の形成状態に工夫を行うことにより、上記スクリュウ給油空間を形成している。このスクリュウ給油空間は、スクリュウに対して穴明け加工を行って形成する必要がなく、スクリュウにおけるおねじ部を2条ネジとして形成することによって簡単に形成することができる。
そのため、本発明においても、簡単な方法によって、バルブステム部の上端部まで潤滑油を供給することができるスクリュウの潤滑構造を形成することができる。
そのため、本発明においても、簡単な方法によって、バルブステム部の上端部まで潤滑油を供給することができるスクリュウの潤滑構造を形成することができる。
本発明のロッカアームをバルブ開閉機構に配設したときの動作については、上記第4の発明と同様であり、本発明においても、上記第4の発明と同様の作用効果を得ることができる。
それ故、本発明のロッカアームにおいても、簡単な方法によってスクリュウにおける潤滑構造を形成することができ、スクリュウの摺動部位に安定して潤滑油を供給することができる。
それ故、本発明のロッカアームにおいても、簡単な方法によってスクリュウにおける潤滑構造を形成することができ、スクリュウの摺動部位に安定して潤滑油を供給することができる。
第6の発明は、バルブ開閉機構におけるロッカシャフトを挿通すると共に、該ロッカシャフトを中心に揺動して上記バルブ開閉機構におけるバルブを開閉させるロッカアームにおいて、
該ロッカアームは、その一端に上記バルブにおけるバルブステム部の上端部と係合するスクリュウを螺合してなると共に、上記ロッカシャフトを挿通するシャフト挿通穴と、該シャフト挿通穴から、上記スクリュウを螺合させたネジ穴の内周まで貫通形成したアーム給油口とを有しており、
上記ネジ穴におけるめねじ部は、リードがピッチの2倍である2条ネジとして形成してあり、
上記スクリュウにおけるおねじ部は、リードとピッチが同じである1条ネジとして形成してあり、
上記スクリュウにおけるおねじ部のねじ山部を、1ピッチ分空けて上記ネジ穴におけるめねじ部のねじ谷部に螺合させることにより、当該スクリュウにおけるおねじ部のねじ谷部と、当該ネジ穴におけるめねじ部の2条のねじ山部との間に、上記アーム給油口から上記バルブステム部の上端部まで潤滑油を供給するためのスクリュウ給油空間が形成してあり、
上記ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口から、上記アーム給油口及び上記スクリュウ給油空間を経由して、上記バルブステム部の上端部まで、潤滑油を供給できるよう構成したことを特徴とするロッカアームにある(請求項11)。
該ロッカアームは、その一端に上記バルブにおけるバルブステム部の上端部と係合するスクリュウを螺合してなると共に、上記ロッカシャフトを挿通するシャフト挿通穴と、該シャフト挿通穴から、上記スクリュウを螺合させたネジ穴の内周まで貫通形成したアーム給油口とを有しており、
上記ネジ穴におけるめねじ部は、リードがピッチの2倍である2条ネジとして形成してあり、
上記スクリュウにおけるおねじ部は、リードとピッチが同じである1条ネジとして形成してあり、
上記スクリュウにおけるおねじ部のねじ山部を、1ピッチ分空けて上記ネジ穴におけるめねじ部のねじ谷部に螺合させることにより、当該スクリュウにおけるおねじ部のねじ谷部と、当該ネジ穴におけるめねじ部の2条のねじ山部との間に、上記アーム給油口から上記バルブステム部の上端部まで潤滑油を供給するためのスクリュウ給油空間が形成してあり、
上記ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口から、上記アーム給油口及び上記スクリュウ給油空間を経由して、上記バルブステム部の上端部まで、潤滑油を供給できるよう構成したことを特徴とするロッカアームにある(請求項11)。
本発明のロッカアームにおいては、ネジ穴におけるめねじ部の形成状態に工夫を行うことにより、上記スクリュウ給油空間を形成している。このスクリュウ給油空間は、スクリュウに対して穴明け加工を行って形成する必要がなく、ネジ穴におけるめねじ部を2条ネジとして形成することによって簡単に形成することができる。
そのため、本発明においても、簡単な方法によって、バルブステム部の上端部まで潤滑油を供給することができるスクリュウの潤滑構造を形成することができる。
そのため、本発明においても、簡単な方法によって、バルブステム部の上端部まで潤滑油を供給することができるスクリュウの潤滑構造を形成することができる。
本発明のロッカアームをバルブ開閉機構に配設したときの動作については、上記第4の発明と同様であり、本発明においても、上記第4の発明と同様の作用効果を得ることができる。
それ故、本発明のロッカアームにおいても、簡単な方法によってスクリュウにおける潤滑構造を形成することができ、スクリュウの摺動部位に安定して潤滑油を供給することができる。
それ故、本発明のロッカアームにおいても、簡単な方法によってスクリュウにおける潤滑構造を形成することができ、スクリュウの摺動部位に安定して潤滑油を供給することができる。
上述した第1〜第6の発明における好ましい実施の形態につき説明する。
第2、第3、第5、第6の発明において、上記おねじ部又は上記めねじ部におけるピッチとは、隣り合うねじ山の中心同士の間の距離のことをいう。また、上記おねじ部又は上記めねじ部におけるリードとは、上記スクリュウを周方向へ1回転させたときに軸方向へ進む距離のことをいう。
また、上記1条ネジとは、1条のねじ山の螺旋を連続して形成したネジのことをいう。また、上記2条ネジとは、ねじ山の螺旋を2条づつまとめて連続して形成したねじのことをいう。
第2、第3、第5、第6の発明において、上記おねじ部又は上記めねじ部におけるピッチとは、隣り合うねじ山の中心同士の間の距離のことをいう。また、上記おねじ部又は上記めねじ部におけるリードとは、上記スクリュウを周方向へ1回転させたときに軸方向へ進む距離のことをいう。
また、上記1条ネジとは、1条のねじ山の螺旋を連続して形成したネジのことをいう。また、上記2条ネジとは、ねじ山の螺旋を2条づつまとめて連続して形成したねじのことをいう。
第1、第4の発明において、上記スクリュウ給油溝は、当該スクリュウにおけるおねじ部よりも深い位置において、該おねじ部のねじ形成ピッチよりも大きなピッチで螺旋状に形成してあることが好ましい(請求項2、8)。
この場合には、スクリュウにおけるおねじ部の外周において、スクリュウ給油溝を安定して形成することができる。また、この場合には、転造を行って、スクリュウ給油溝を形成することが容易である。
この場合には、スクリュウにおけるおねじ部の外周において、スクリュウ給油溝を安定して形成することができる。また、この場合には、転造を行って、スクリュウ給油溝を形成することが容易である。
また、上記スクリュウ給油溝は、当該スクリュウにおけるおねじ部のねじ谷部に沿って、該ねじ谷部から陥没形成することもできる(請求項3、9)。
この場合にも、スクリュウにおけるおねじ部の外周において、スクリュウ給油溝を安定して形成することができる。また、この場合にも、転造を行って、スクリュウ給油溝を形成することが容易である。
この場合にも、スクリュウにおけるおねじ部の外周において、スクリュウ給油溝を安定して形成することができる。また、この場合にも、転造を行って、スクリュウ給油溝を形成することが容易である。
また、第1〜第3の発明において、上記スクリュウは、上記ネジ穴に螺合するおねじ本体部と、該おねじ本体部の下端において上記プッシュロッドの上端部に形成した半球面状陥没部に係合する半球面状係合部とを有しており、上記おねじ本体部は、上記半球面状係合部に隣接する下端位置と、上記アーム給油口の開口部と対向する中間位置とに、縮径形成した環状溝を有しており、上記スクリュウ給油溝又は上記スクリュウ給油空間は、上記環状溝同士の間を連通させる状態で形成することが好ましい(請求項6)。
この場合には、ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口からアーム給油口を通過する潤滑油は、スクリュウのおねじ本体部の中間位置に形成された環状溝へ流れる。そして、潤滑油は、中間位置に形成された環状溝から上記スクリュウ給油溝又はスクリュウ給油空間を通って、スクリュウのおねじ本体部の下端位置に形成された環状溝へ流れ、スクリュウにおける半球面状係合部とプッシュロッドの上端部における半球面状陥没部との間へ供給することができる。これにより、スクリュウにおける摺動部位である半球面状係合部に安定して潤滑油を供給することができる。
また、第4〜第6の発明において、上記スクリュウにおけるおねじ部は、上記アーム給油口の開口部と対向する中間位置に、縮径形成した環状溝を有しており、上記スクリュウ給油溝又は上記スクリュウ給油空間は、上記環状溝から下端に向けて形成することが好ましい(請求項12)。
この場合には、ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口からアーム給油口を通過する潤滑油は、スクリュウのおねじ本体部の中間位置に形成された環状溝へ流れる。そして、潤滑油は、中間位置に形成された環状溝から上記スクリュウ給油溝又はスクリュウ給油空間を通って、スクリュウにおける摺動部位とバルブステム部の上端部との間へ供給することができる。これにより、スクリュウにおける摺動部位に安定して潤滑油を供給することができる。
この場合には、ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口からアーム給油口を通過する潤滑油は、スクリュウのおねじ本体部の中間位置に形成された環状溝へ流れる。そして、潤滑油は、中間位置に形成された環状溝から上記スクリュウ給油溝又はスクリュウ給油空間を通って、スクリュウにおける摺動部位とバルブステム部の上端部との間へ供給することができる。これにより、スクリュウにおける摺動部位に安定して潤滑油を供給することができる。
なお、参考として、上記スクリュウにおけるおねじ部のねじ山及び上記ロッカアームにおける上記ネジ穴のねじ山の少なくとも一方を、JIS等の標準規格の寸法よりも低く形成することにより、当該おねじ部と当該ネジ穴との間に、上記アーム給油口から上記プッシュロッド(又は上記バルブステム部)の上端部まで潤滑油を供給するためのスクリュウ給油間隙を形成することも可能である。ただし、この場合には、スクリュウ給油間隙を、潤滑油を通過させるための十分な通路断面積で形成することが困難である。これに対し、上記第1〜第6の発明に示したスクリュウ給油溝又はスクリュウ給油空間を形成することにより、潤滑油を通過させるための十分な通路断面積を確保することができる。
以下に、本発明のロッカアームにかかる実施例につき、図面と共に説明する。
(実施例1)
本例のロッカアーム1は、図1〜図3に示すごとく、バルブ開閉機構10におけるロッカシャフト3を挿通すると共に、このロッカシャフト3を中心に揺動してバルブ開閉機構10におけるバルブ4を開閉させるものである。このロッカアーム1は、その一端にバルブ開閉機構10におけるプッシュロッド7の上端部71と係合するアジャストスクリュウ(スクリュウ)2を螺合してなると共に、ロッカシャフト3を挿通するシャフト挿通穴11と、このシャフト挿通穴11から、スクリュウ2を螺合させたネジ穴13の内周まで貫通形成したアーム給油口12とを有している。
(実施例1)
本例のロッカアーム1は、図1〜図3に示すごとく、バルブ開閉機構10におけるロッカシャフト3を挿通すると共に、このロッカシャフト3を中心に揺動してバルブ開閉機構10におけるバルブ4を開閉させるものである。このロッカアーム1は、その一端にバルブ開閉機構10におけるプッシュロッド7の上端部71と係合するアジャストスクリュウ(スクリュウ)2を螺合してなると共に、ロッカシャフト3を挿通するシャフト挿通穴11と、このシャフト挿通穴11から、スクリュウ2を螺合させたネジ穴13の内周まで貫通形成したアーム給油口12とを有している。
図2、図3に示すごとく、スクリュウ2におけるおねじ部210の外周には、アーム給油口12からプッシュロッド7の上端部71まで潤滑油Pを供給するためのスクリュウ給油溝22が形成してある。本例のロッカアーム1においては、ロッカシャフト3の内部に形成したシャフト給油口31から、アーム給油口12及びスクリュウ給油溝22を経由して、プッシュロッド7の上端部71まで潤滑油Pを供給できるよう構成してある。
以下に、本例のロッカアーム1につき、図1〜図4と共に詳説する。
本例のロッカアーム1は、OHV(オーバーヘッドバルブ)方式のエンジン8に用いるものである。
図1に示すごとく、本例のバルブ開閉機構10は、エンジン8のカムシャフト5に設けられたカム51と、このカム51の回転を受けて従動回転するローラ61を備えたローラタペット6と、このローラタペット6に取り付けたプッシュロッド7と、一端にプッシュロッド7の上端部71と係合するスクリュウ2を螺合してなると共にロッカシャフト3を中心に揺動するロッカアーム1と、このロッカアーム1の他端と係合して、エンジン8の吸排気口(吸気口又は排気口)81を開閉するバルブ4と、このバルブ4を閉じる方向に付勢するコイルバネ42とを有している。
本例のロッカアーム1は、OHV(オーバーヘッドバルブ)方式のエンジン8に用いるものである。
図1に示すごとく、本例のバルブ開閉機構10は、エンジン8のカムシャフト5に設けられたカム51と、このカム51の回転を受けて従動回転するローラ61を備えたローラタペット6と、このローラタペット6に取り付けたプッシュロッド7と、一端にプッシュロッド7の上端部71と係合するスクリュウ2を螺合してなると共にロッカシャフト3を中心に揺動するロッカアーム1と、このロッカアーム1の他端と係合して、エンジン8の吸排気口(吸気口又は排気口)81を開閉するバルブ4と、このバルブ4を閉じる方向に付勢するコイルバネ42とを有している。
図2に示すごとく、ロッカシャフト3は、複数のロッカアーム1を挿通配置しており、ロッカシャフト3内に形成されたシャフト給油口31は、ロッカシャフト3の軸方向に形成した軸方向通路部311と、この軸方向通路部311を複数のロッカアーム1のアーム給油口12に連通させる中継通路部312とを有している。
そして、軸方向通路部311内を通過する潤滑油Pは、各中継通路部312を経由してロッカシャフト3と各ロッカアーム1におけるシャフト挿通穴11との間に供給され、これらの間の潤滑を行う。
そして、軸方向通路部311内を通過する潤滑油Pは、各中継通路部312を経由してロッカシャフト3と各ロッカアーム1におけるシャフト挿通穴11との間に供給され、これらの間の潤滑を行う。
図3に示すごとく、本例のスクリュウ2は、ロッカアーム1のネジ穴13に螺合するおねじ本体部21と、このおねじ本体部21の軸方向端部においてプッシュロッド7の上端部71に形成した半球面状陥没部72に係合する半球面状係合部25とを有している。スクリュウ2のおねじ本体部21におけるおねじ部210及びスクリュウ給油溝22は、ねじ転造方法によって形成してある。本例においては、筒状素材の外周にスクリュウ給油溝22を螺旋状に形成し、次いで、このスクリュウ給油溝22を形成した筒状素材の外周におねじ部210を形成した。また、筒状素材を、一対の転造ダイス間に挟持し、この一対の転造ダイスをスライドさせることによって、筒状素材を転がせて、スクリュウ給油溝22及びおねじ部210の転造を行った。
同図に示すごとく、スクリュウ2のおねじ本体部21は、半球面状係合部25に隣接する下端位置に、縮径形成した下端環状溝24を有すると共に、アーム給油口12の開口部と対向する中間位置に、縮径形成した中間環状溝23を有している。そして、スクリュウ給油溝22は、各環状溝23、24同士の間を連通させる状態で形成してある。また、スクリュウ給油溝22は、スクリュウ2におけるおねじ部210よりも深い位置において、おねじ部210のねじ形成ピッチよりも大きなピッチで螺旋状に形成してある。
また、図2に示すごとく、スクリュウ2を、ロッカアーム1におけるネジ穴13に螺合して、このネジ穴13の開口部からの突出量を調整した後には、スクリュウ2のおねじ部210における上端部からナット26を螺合してロッカアーム1に締め付けることにより、ロッカアーム1にスクリュウ2が固定される。
なお、スクリュウ給油溝22Aは、おねじ部210よりも深い位置において螺旋状に形成する以外にも、図4に示すごとく、おねじ部210のねじ谷部212に沿って、このねじ谷部212から陥没形成することもできる。この場合にも、スクリュウ給油溝22Aは、中間環状溝23から下端環状溝24まで形成することができる。また、この場合にも、転造を行って、スクリュウ給油溝22Aを形成することができる。
本例のロッカアーム1においては、スクリュウ2におけるおねじ部210の外周には、おねじ部210の形成位置よりも深い位置においてスクリュウ給油溝22を形成している。このスクリュウ給油溝22は、スクリュウ2に対して穴明け加工を行って形成する必要がなく、スクリュウ2におねじ部210を形成する場合と同様に、転造を行って形成することができる。
そのため、本例においては、簡単な加工方法によって、プッシュロッド7の上端部71まで潤滑油Pを供給することができるスクリュウ2の潤滑構造を形成することができる。
そのため、本例においては、簡単な加工方法によって、プッシュロッド7の上端部71まで潤滑油Pを供給することができるスクリュウ2の潤滑構造を形成することができる。
図1に示すごとく、本例のロッカアーム1をバルブ開閉機構10に配設したときには、このバルブ開閉機構10においては、ロッカアーム1の一端に螺合したスクリュウ2は、プッシュロッド7の上端部71と係合する。そして、カムシャフト5におけるカム51の回転を受けてローラタペット6及びローラタペット6に取り付けたプッシュロッド7が昇降すると、このプッシュロッド7の昇降に伴ってロッカアーム1がカムシャフト5を中心に上下に揺動し、この揺動に伴ってバルブ4がスライドしてエンジン8の吸排気口81を開閉することができる。
そして、図2に示すごとく、本例のロッカアーム1においては、シャフト挿通穴11からスクリュウ2を螺合させたネジ穴13の内周までアーム給油口12が貫通形成してある。これにより、ロッカシャフト3の内部に形成したシャフト給油口31内からアーム給油口12内へ流れる潤滑油Pは、スクリュウ2における中間環状溝23へ流れる。
そして、図3に示すごとく、潤滑油Pは、中間環状溝23からスクリュウ給油溝22を通って、スクリュウ2における下端環状溝24へ流れ、スクリュウ2における半球面状係合部25とプッシュロッド7の上端部71における半球面状陥没部72との間へ供給することができる。これにより、ロッカシャフト3とシャフト挿通穴11との間に潤滑油Pを供給するためのシャフト給油口31を利用して、スクリュウ2における半球面状係合部25と、プッシュロッド7の上端部71における半球面状陥没部72との間に安定して潤滑油Pを供給することができる。
そして、図3に示すごとく、潤滑油Pは、中間環状溝23からスクリュウ給油溝22を通って、スクリュウ2における下端環状溝24へ流れ、スクリュウ2における半球面状係合部25とプッシュロッド7の上端部71における半球面状陥没部72との間へ供給することができる。これにより、ロッカシャフト3とシャフト挿通穴11との間に潤滑油Pを供給するためのシャフト給油口31を利用して、スクリュウ2における半球面状係合部25と、プッシュロッド7の上端部71における半球面状陥没部72との間に安定して潤滑油Pを供給することができる。
それ故、本例のロッカアーム1においては、簡単な加工方法によって、スクリュウ2における潤滑構造を形成することができ、スクリュウ2の摺動部位に安定して潤滑油Pを供給することができる。
(実施例2)
本例は、上記ローラタペット6及びプッシュロッド7を用いずにバルブ開閉機構10Bを形成するロッカアーム1Bについて、上記実施例1と同様の工夫を行った例である。
具体的には、図5に示すごとく、本例のロッカアーム1Bは、その一端に、バルブ4におけるバルブステム部41の上端部411と係合するスクリュウ2Bを螺合してなると共に、その他端に、カムシャフト5に設けられたカム51の回転を受けて従動回転するローラ15を設けてなる。
本例は、上記ローラタペット6及びプッシュロッド7を用いずにバルブ開閉機構10Bを形成するロッカアーム1Bについて、上記実施例1と同様の工夫を行った例である。
具体的には、図5に示すごとく、本例のロッカアーム1Bは、その一端に、バルブ4におけるバルブステム部41の上端部411と係合するスクリュウ2Bを螺合してなると共に、その他端に、カムシャフト5に設けられたカム51の回転を受けて従動回転するローラ15を設けてなる。
本例のバルブ開閉機構10Bは、エンジン8のカムシャフト5に設けられたカム51と、このカム51とローラ15を介して当接してロッカシャフト3を中心に揺動するロッカアーム1Bと、このロッカアーム1Bに螺合したスクリュウ2Bと係合して、エンジン8の吸排気口(吸気口又は排気口)81を開閉するバルブ4と、このバルブ4を閉じる方向に付勢するコイルバネ42とを有している。
図6に示すごとく、本例のスクリュウ2Bにおけるおねじ部210は、アーム給油口12の開口部と対向する中間位置に、縮径形成した中間環状溝23Bを有しており、本例のスクリュウ給油溝22Bは、中間環状溝23Bから下端に向けて形成してある。
本例においても、その他の構成は上記実施例1と同様である。
図6に示すごとく、本例のスクリュウ2Bにおけるおねじ部210は、アーム給油口12の開口部と対向する中間位置に、縮径形成した中間環状溝23Bを有しており、本例のスクリュウ給油溝22Bは、中間環状溝23Bから下端に向けて形成してある。
本例においても、その他の構成は上記実施例1と同様である。
本例においても、上記実施例1と同様に、転造を行うことによって、スクリュウ給油溝22Bを形成することができ、バルブステム部41の上端部411まで潤滑油Pを供給することができるスクリュウ2Bの潤滑構造を形成することができる。
図5に示すごとく、本例のロッカアーム1Bをバルブ開閉機構10Bに配設したときには、このバルブ開閉機構10Bにおいては、ロッカアーム1Bの一端に螺合したスクリュウ2Bは、バルブステム部41の上端部411と係合する。そして、カム51の回転を受けてロッカアーム1Bがカムシャフト5を中心に上下に揺動すると、この揺動に伴ってバルブ4がスライドしてエンジン8の吸排気口81を開閉することができる。
図5に示すごとく、本例のロッカアーム1Bをバルブ開閉機構10Bに配設したときには、このバルブ開閉機構10Bにおいては、ロッカアーム1Bの一端に螺合したスクリュウ2Bは、バルブステム部41の上端部411と係合する。そして、カム51の回転を受けてロッカアーム1Bがカムシャフト5を中心に上下に揺動すると、この揺動に伴ってバルブ4がスライドしてエンジン8の吸排気口81を開閉することができる。
本例のロッカアーム1Bにおいても、シャフト挿通穴11からスクリュウ2Bを螺合させたネジ穴13の内周までアーム給油口12が貫通形成してある。これにより、ロッカシャフト3の内部に形成したシャフト給油口31内からアーム給油口12内を流れる潤滑油Pは、スクリュウ2Bにおける中間環状溝23Bへ流れる。
そして、図6に示すごとく、潤滑油Pは、中間環状溝23Bからスクリュウ給油溝22Bを経由して、スクリュウ2Bにおける下端部27(摺動部位)とバルブステム部41の上端部411との間へ流れることができる。
そして、図6に示すごとく、潤滑油Pは、中間環状溝23Bからスクリュウ給油溝22Bを経由して、スクリュウ2Bにおける下端部27(摺動部位)とバルブステム部41の上端部411との間へ流れることができる。
こうして、ロッカシャフト3とシャフト挿通穴11との間に潤滑油Pを供給するためのシャフト給油口31を利用して、スクリュウ2Bにおける下端部とバルブステム部41の上端部411との間に安定して潤滑油Pを供給することができる。
本例においても、その他は、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
本例においても、その他は、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
(実施例3)
本例は、上記実施例1に示したローラタペット6及びプッシュロッド7を用いたバルブ開閉機構10を形成する場合において、スクリュウ2Cにおけるおねじ部210の形成状態に工夫を行うことにより、上記スクリュウ給油溝22の代わりにスクリュウ給油空間29を形成した例である。
図7、図8に示すごとく、本例のネジ穴13Cにおけるめねじ部130は、リードLとピッチCが同じである1条ネジとして形成してある。また、本例のスクリュウ2Cにおけるおねじ部210は、リードLがピッチCの2倍である2条ネジとして形成してある。
本例は、上記実施例1に示したローラタペット6及びプッシュロッド7を用いたバルブ開閉機構10を形成する場合において、スクリュウ2Cにおけるおねじ部210の形成状態に工夫を行うことにより、上記スクリュウ給油溝22の代わりにスクリュウ給油空間29を形成した例である。
図7、図8に示すごとく、本例のネジ穴13Cにおけるめねじ部130は、リードLとピッチCが同じである1条ネジとして形成してある。また、本例のスクリュウ2Cにおけるおねじ部210は、リードLがピッチCの2倍である2条ネジとして形成してある。
同図において、めねじ部130のねじ山131の螺旋の形成状態を2点鎖線で示し、おねじ部210のねじ山211の螺旋の形成状態を1点鎖線で示す。なお、ピッチCとは、隣り合うねじ山の中心同士の間の距離のことをいい、リードLとは、周方向へ1回転したときに軸方向へ進む距離のことをいう。
そして、本例においては、ネジ穴13Cにおけるめねじ部130のねじ山部131を、1ピッチ分空けてスクリュウ2Cにおけるおねじ部210のねじ谷部212に螺合させることにより、当該ネジ穴13Cにおけるめねじ部130のねじ谷部132と、当該スクリュウ2Cにおけるおねじ部210の2条のねじ山部211との間に、アーム給油口12からプッシュロッド7の上端部71まで潤滑油Pを供給するためのスクリュウ給油空間29を形成している。
なお、ネジ穴13Cにおけるめねじ部130のねじ形状、及びスクリュウ2Cにおけるおねじ部210のねじ形状は、三角ねじ、台形ねじ、丸ねじ、角ねじ等の種々の形状に形成することができる。
なお、ネジ穴13Cにおけるめねじ部130のねじ形状、及びスクリュウ2Cにおけるおねじ部210のねじ形状は、三角ねじ、台形ねじ、丸ねじ、角ねじ等の種々の形状に形成することができる。
本例においては、スクリュウ給油空間29は、スクリュウ2Cに対して穴明け加工を行って形成する必要がなく、スクリュウ2Cにおけるおねじ部210を2条ネジとして形成することによって簡単に形成することができる。また、スクリュウ2Cにおける2条ネジとしてのおねじ部210は、転造を行って容易に形成することができる。
本例においても、その他は、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
本例においても、その他は、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
また、図示は省略するが、本例のスクリュウ給油空間29は、上記実施例2に示したローラタペット6及びプッシュロッド7を用いないバルブ開閉機構10Bを形成する場合においても、同様に形成することができる。この場合においても、本例と同様の作用効果を得ることができる。
(実施例4)
本例は、上記実施例1に示したローラタペット6及びプッシュロッド7を用いたバルブ開閉機構10を形成する場合において、ネジ穴13Dにおけるめねじ部130の形成状態に工夫を行うことにより、上記スクリュウ給油溝22の代わりにスクリュウ給油空間29を形成した例である。
図9、図10に示すごとく、本例のネジ穴13Dにおけるめねじ部130は、リードLがピッチCの2倍である2条ネジとして形成してある。また、本例のスクリュウ2Dにおけるおねじ部210は、リードLとピッチCが同じである1条ネジとして形成してある。同図において、めねじ部130のねじ山131の螺旋の形成状態を2点鎖線で示し、おねじ部210のねじ山211の螺旋の形成状態を1点鎖線で示す。
本例は、上記実施例1に示したローラタペット6及びプッシュロッド7を用いたバルブ開閉機構10を形成する場合において、ネジ穴13Dにおけるめねじ部130の形成状態に工夫を行うことにより、上記スクリュウ給油溝22の代わりにスクリュウ給油空間29を形成した例である。
図9、図10に示すごとく、本例のネジ穴13Dにおけるめねじ部130は、リードLがピッチCの2倍である2条ネジとして形成してある。また、本例のスクリュウ2Dにおけるおねじ部210は、リードLとピッチCが同じである1条ネジとして形成してある。同図において、めねじ部130のねじ山131の螺旋の形成状態を2点鎖線で示し、おねじ部210のねじ山211の螺旋の形成状態を1点鎖線で示す。
そして、本例においては、スクリュウ2Dにおけるおねじ部210のねじ山部211を、1ピッチ分空けてネジ穴13Dにおけるめねじ部130のねじ谷部132に螺合させることにより、当該スクリュウ2Dにおけるおねじ部210のねじ谷部212と、当該ネジ穴13Dにおけるめねじ部130の2条のねじ山部131との間に、アーム給油口12からプッシュロッド7の上端部71まで潤滑油Pを供給するためのスクリュウ給油空間29を形成している。
なお、ネジ穴13Dにおけるめねじ部130のねじ形状、及びスクリュウ2Dにおけるおねじ部210のねじ形状は、種々の形状に形成することができる。
なお、ネジ穴13Dにおけるめねじ部130のねじ形状、及びスクリュウ2Dにおけるおねじ部210のねじ形状は、種々の形状に形成することができる。
本例においては、スクリュウ給油空間29は、スクリュウ2Dに対して穴明け加工を行って形成する必要がなく、ネジ穴13Dにおけるめねじ部130を2条ネジとして形成することによって簡単に形成することができる。
本例においても、その他は、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
本例においても、その他は、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
また、図示は省略するが、本例のスクリュウ給油空間29は、上記実施例2に示したローラタペット6及びプッシュロッド7を用いないバルブ開閉機構10Bを形成する場合においても、同様に形成することができる。この場合においても、本例と同様の作用効果を得ることができる。
1 ロッカアーム
10 バルブ開閉機構
11 シャフト挿通穴
12 アーム給油口
13 ネジ穴
130 めねじ部
131 ねじ山部
132 ねじ谷部
2 スクリュウ
21 おねじ本体部
210 おねじ部
211 ねじ山部
212 ねじ谷部
22 スクリュウ給油溝
23 中間環状溝
24 下端環状溝
25 半球面状係合部
29 スクリュウ給油空間
3 ロッカシャフト
31 シャフト給油口
4 バルブ
41 バルブステム部
411 上端部
5 カムシャフト
51 カム
6 ローラタペット
7 プッシュロッド
71 上端部
72 半球面状陥没部
8 エンジン
P 潤滑油
10 バルブ開閉機構
11 シャフト挿通穴
12 アーム給油口
13 ネジ穴
130 めねじ部
131 ねじ山部
132 ねじ谷部
2 スクリュウ
21 おねじ本体部
210 おねじ部
211 ねじ山部
212 ねじ谷部
22 スクリュウ給油溝
23 中間環状溝
24 下端環状溝
25 半球面状係合部
29 スクリュウ給油空間
3 ロッカシャフト
31 シャフト給油口
4 バルブ
41 バルブステム部
411 上端部
5 カムシャフト
51 カム
6 ローラタペット
7 プッシュロッド
71 上端部
72 半球面状陥没部
8 エンジン
P 潤滑油
Claims (12)
- バルブ開閉機構におけるロッカシャフトを挿通すると共に、該ロッカシャフトを中心に揺動して上記バルブ開閉機構におけるバルブを開閉させるロッカアームにおいて、
該ロッカアームは、その一端に上記バルブ開閉機構におけるプッシュロッドの上端部と係合するスクリュウを螺合してなると共に、上記ロッカシャフトを挿通するシャフト挿通穴と、該シャフト挿通穴から、上記スクリュウを螺合させたネジ穴の内周まで貫通形成したアーム給油口とを有しており、
上記スクリュウにおけるおねじ部の外周には、上記アーム給油口から上記プッシュロッドの上端部まで潤滑油を供給するためのスクリュウ給油溝が形成してあり、
上記ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口から、上記アーム給油口及び上記スクリュウ給油溝を経由して、上記プッシュロッドの上端部まで、潤滑油を供給できるよう構成したことを特徴とするロッカアーム。 - 請求項1において、上記スクリュウ給油溝は、当該スクリュウにおけるおねじ部よりも深い位置において、該おねじ部のねじ形成ピッチよりも大きなピッチで螺旋状に形成してあることを特徴とするロッカアーム。
- 請求項1において、上記スクリュウ給油溝は、当該スクリュウにおけるおねじ部のねじ谷部に沿って、該ねじ谷部から陥没形成してあることを特徴とするロッカアーム。
- バルブ開閉機構におけるロッカシャフトを挿通すると共に、該ロッカシャフトを中心に揺動して上記バルブ開閉機構におけるバルブを開閉させるロッカアームにおいて、
該ロッカアームは、その一端に上記バルブ開閉機構におけるプッシュロッドの上端部と係合するスクリュウを螺合してなると共に、上記ロッカシャフトを挿通するシャフト挿通穴と、該シャフト挿通穴から、上記スクリュウを螺合させたネジ穴の内周まで貫通形成したアーム給油口とを有しており、
上記ネジ穴におけるめねじ部は、リードとピッチが同じである1条ネジとして形成してあり、
上記スクリュウにおけるおねじ部は、リードがピッチの2倍である2条ネジとして形成してあり、
上記ネジ穴におけるめねじ部のねじ山部を、1ピッチ分空けて上記スクリュウにおけるおねじ部のねじ谷部に螺合させることにより、当該ネジ穴におけるめねじ部のねじ谷部と、当該スクリュウにおけるおねじ部の2条のねじ山部との間に、上記アーム給油口から上記プッシュロッドの上端部まで潤滑油を供給するためのスクリュウ給油空間が形成してあり、
上記ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口から、上記アーム給油口及び上記スクリュウ給油空間を経由して、上記プッシュロッドの上端部まで、潤滑油を供給できるよう構成したことを特徴とするロッカアーム。 - バルブ開閉機構におけるロッカシャフトを挿通すると共に、該ロッカシャフトを中心に揺動して上記バルブ開閉機構におけるバルブを開閉させるロッカアームにおいて、
該ロッカアームは、その一端に上記バルブ開閉機構におけるプッシュロッドの上端部と係合するスクリュウを螺合してなると共に、上記ロッカシャフトを挿通するシャフト挿通穴と、該シャフト挿通穴から、上記スクリュウを螺合させたネジ穴の内周まで貫通形成したアーム給油口とを有しており、
上記ネジ穴におけるめねじ部は、リードがピッチの2倍である2条ネジとして形成してあり、
上記スクリュウにおけるおねじ部は、リードとピッチが同じである1条ネジとして形成してあり、
上記スクリュウにおけるおねじ部のねじ山部を、1ピッチ分空けて上記ネジ穴におけるめねじ部のねじ谷部に螺合させることにより、当該スクリュウにおけるおねじ部のねじ谷部と、当該ネジ穴におけるめねじ部の2条のねじ山部との間に、上記アーム給油口から上記プッシュロッドの上端部まで潤滑油を供給するためのスクリュウ給油空間が形成してあり、
上記ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口から、上記アーム給油口及び上記スクリュウ給油空間を経由して、上記プッシュロッドの上端部まで、潤滑油を供給できるよう構成したことを特徴とするロッカアーム。 - 請求項1〜5のいずれか一項において、上記スクリュウは、上記ネジ穴に螺合するおねじ本体部と、該おねじ本体部の下端において上記プッシュロッドの上端部に形成した半球面状陥没部に係合する半球面状係合部とを有しており、
上記おねじ本体部は、上記半球面状係合部に隣接する下端位置と、上記アーム給油口の開口部と対向する中間位置とに、縮径形成した環状溝を有しており、
上記スクリュウ給油溝は、上記環状溝同士の間を連通させる状態で形成してあることを特徴とするロッカアーム。 - バルブ開閉機構におけるロッカシャフトを挿通すると共に、該ロッカシャフトを中心に揺動して上記バルブ開閉機構におけるバルブを開閉させるロッカアームにおいて、
該ロッカアームは、その一端に上記バルブにおけるバルブステム部の上端部と係合するスクリュウを螺合してなると共に、上記ロッカシャフトを挿通するシャフト挿通穴と、該シャフト挿通穴から、上記スクリュウを螺合させたネジ穴の内周まで貫通形成したアーム給油口とを有しており、
上記スクリュウにおけるおねじ部の外周には、上記アーム給油口から上記バルブステム部の上端部まで潤滑油を供給するためのスクリュウ給油溝が形成してあり、
上記ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口から、上記アーム給油口及び上記スクリュウ給油溝を経由して、上記バルブステム部の上端部まで、潤滑油を供給できるよう構成したことを特徴とするロッカアーム。 - 請求項7において、上記スクリュウ給油溝は、当該スクリュウにおけるおねじ部よりも深い位置において、該おねじ部のねじ形成ピッチよりも大きなピッチで螺旋状に形成してあることを特徴とするロッカアーム。
- 請求項7において、上記スクリュウ給油溝は、当該スクリュウにおけるおねじ部のねじ谷部に沿って、該ねじ谷部から陥没形成してあることを特徴とするロッカアーム。
- バルブ開閉機構におけるロッカシャフトを挿通すると共に、該ロッカシャフトを中心に揺動して上記バルブ開閉機構におけるバルブを開閉させるロッカアームにおいて、
該ロッカアームは、その一端に上記バルブにおけるバルブステム部の上端部と係合するスクリュウを螺合してなると共に、上記ロッカシャフトを挿通するシャフト挿通穴と、該シャフト挿通穴から、上記スクリュウを螺合させたネジ穴の内周まで貫通形成したアーム給油口とを有しており、
上記ネジ穴におけるめねじ部は、リードとピッチが同じである1条ネジとして形成してあり、
上記スクリュウにおけるおねじ部は、リードがピッチの2倍である2条ネジとして形成してあり、
上記ネジ穴におけるめねじ部のねじ山部を、1ピッチ分空けて上記スクリュウにおけるおねじ部のねじ谷部に螺合させることにより、当該ネジ穴におけるめねじ部のねじ谷部と、当該スクリュウにおけるおねじ部の2条のねじ山部との間に、上記アーム給油口から上記バルブステム部の上端部まで潤滑油を供給するためのスクリュウ給油空間が形成してあり、
上記ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口から、上記アーム給油口及び上記スクリュウ給油空間を経由して、上記バルブステム部の上端部まで、潤滑油を供給できるよう構成したことを特徴とするロッカアーム。 - バルブ開閉機構におけるロッカシャフトを挿通すると共に、該ロッカシャフトを中心に揺動して上記バルブ開閉機構におけるバルブを開閉させるロッカアームにおいて、
該ロッカアームは、その一端に上記バルブにおけるバルブステム部の上端部と係合するスクリュウを螺合してなると共に、上記ロッカシャフトを挿通するシャフト挿通穴と、該シャフト挿通穴から、上記スクリュウを螺合させたネジ穴の内周まで貫通形成したアーム給油口とを有しており、
上記ネジ穴におけるめねじ部は、リードがピッチの2倍である2条ネジとして形成してあり、
上記スクリュウにおけるおねじ部は、リードとピッチが同じである1条ネジとして形成してあり、
上記スクリュウにおけるおねじ部のねじ山部を、1ピッチ分空けて上記ネジ穴におけるめねじ部のねじ谷部に螺合させることにより、当該スクリュウにおけるおねじ部のねじ谷部と、当該ネジ穴におけるめねじ部の2条のねじ山部との間に、上記アーム給油口から上記バルブステム部の上端部まで潤滑油を供給するためのスクリュウ給油空間が形成してあり、
上記ロッカシャフトの内部に形成したシャフト給油口から、上記アーム給油口及び上記スクリュウ給油空間を経由して、上記バルブステム部の上端部まで、潤滑油を供給できるよう構成したことを特徴とするロッカアーム。 - 請求項7〜11のいずれか一項において、上記スクリュウにおけるおねじ部は、上記アーム給油口の開口部と対向する中間位置に、縮径形成した環状溝を有しており、
上記スクリュウ給油溝は、上記環状溝から下端に向けて形成してあることを特徴とするロッカアーム。
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- 2006-11-23 JP JP2006316393A patent/JP2008128151A/ja active Pending
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