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JP2008116369A - パラメータ算出装置、方法、及びプログラム - Google Patents

パラメータ算出装置、方法、及びプログラム Download PDF

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JP2008116369A JP2006300943A JP2006300943A JP2008116369A JP 2008116369 A JP2008116369 A JP 2008116369A JP 2006300943 A JP2006300943 A JP 2006300943A JP 2006300943 A JP2006300943 A JP 2006300943A JP 2008116369 A JP2008116369 A JP 2008116369A
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frequency
circuit
calculation
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Souchishi Furuya
早知子 古屋
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Fujitsu Ltd
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Abstract

【課題】デバイス毎に用意されるパラメータの周波数が異なることによって制限される特性評価の実施が可能な周波数に適切に対応するための技術を提供する。
【解決手段】周波数選択部22は、ユーザの指示に応じて、データ取得部25がSパラメータを取得したデバイス毎に、Sパラメータを算出すべき周波数を選択する。パラメータ算出部23は、データ取得部25がデバイス毎に取得したSパラメータを用いて、周波数選択部22が選択した周波数のSパラメータを必要に応じてデバイス毎に算出する。パラメータ変換部24は、パラメータ算出部23が算出したSパラメータのTパラメータへの変換、或いは行列演算部26による行列演算によって得られたTパラメータのSパラメータへの変換を行う。その変換によって得られた、或いはパラメータ算出部23が算出したSパラメータは出力制御部27を介して記憶部28に保存される。
【選択図】図1

Description

本発明は、周波数別に用意すべき回路の特性を示すパラメータを算出するための技術に関する。
図11は、電気製品開発の一般的な流れを説明する図である。図11に示すように、その開発は、設計→解析・性能評価→試作→実測・性能確認を段階的に進めていくことで行われる。それにより、実測・性能確認で適切と確認できたものが製品として出荷されるようになっている。
電気製品では近年、高速伝送化が進み、製品に採用するデバイスの特性評価は、そのデバイスを集中定数回路ではなく、分布定数回路と見なして行うようになっている。その特性評価は、解析・性能評価時に行われる。分布定数回路の周波数特性を表現するS(Scattering(散乱))パラメータは、その特性評価に広く用いられている。解析・性能評価では他に、アイパターン(eye pattern)、TDR(Time Domain Reflectometry)法なども広く用いられている。アイパターンは信号波形を確認するためのものであり、TDR法は伝送路の特性インピーダンスを測定するためのものである。
Sパラメータは、回路の入力と出力の関係を表すパラメータであり、実測、或いは3次元電磁場解析によって求められるのが普通である。4ポート(端子)回路は、例えば図12に示すようなブラックボックスのブロック1201で表現できる。ここでは、そのブロック1201は4ポート回路を表現していることから、4ポート回路とも呼ぶことにする。図中に表記の「1」〜「4」は、便宜的にポートに割り当てた番号である。このことから、特定のポートに言及する場合は、「ポート1」というように番号を付して表記することとする。これは他の図でも同様である。
図12に示す4ポート回路1201では、各ポートで入力と出力の関係があり、例えばポート1に信号を入力すると、ポート1には反射、ポート3には透過、ポート2及び3にはクロストークによりそれぞれ信号が出力される。このようなことから、図13に示すように、ポート毎に信号の入出力が考慮される。図13において、「a」は入力信号、「b」は出力信号を示し、添字として表記された「1」〜「4」はポート番号を示している。それにより、例えば「a1」はポート1の入力信号を示している。これは他のシンボルでも同様である。ai、(ここではiは1〜4の間の整数)は、電圧/Z 1/2または電流×Z 1/2で定義される。Zは特性インピーダンスである。
Sパラメータを要素とする複素行列は、図13に示すように入出力を考慮した場合、以下の式で表される。
(1)式において、Sは複素行列を示し、複素行列を構成するSパラメータはSに2桁の数字を付して表記している。2桁の数字のうち左側に位置している数字は信号が出力されるポートの番号、右側に位置している数字は信号が入力されるポートの番号をそれぞれ示している。それにより例えば図12に示すように信号の入出力を想定した場合、つまりポート1とポート3、及びポート2とポート4のみがそれぞれ線路で導通し、それら以外は直接的な導通は存在しない場合、各Sパラメータは以下のようなものを表現していることになる。幾つか例にとって具体的に説明する。
「S11」「S21」「S31」及び「S41」はポート1に信号が入力されたときに考慮されるパラメータである。「S11」は反射(入力信号に対して返ってくる信号の度合い)、「S21」は近端クロストーク(ポート2から出力される信号の度合い)、「S31」は透過(ポート1からポート3へ信号が透過する度合い(通過損失))、及び「S41」は遠端クロストーク(ポート4から出力される信号の度合い)をそれぞれ示している。
「S22」「S12」「S32」及び「S42」はポート2に信号が入力されたときに考慮されるパラメータである。「S22」は反射(入力信号に対して返ってくる信号の度合い)、「S12」は近端クロストーク(ポート1から出力される信号の度合い)、「S32」は遠端クロストーク(ポート3から出力される信号の度合い)、及び「S42」は透過(ポート2からポート4へ信号が透過する度合い(通過損失))をそれぞれ示している。このようなことから、各Sパラメータはポート間の電力の絶対値(Magnitude)の関係を表現している。また、同様にしてポート間の位相(Phase)の関係を表現している。
複素行列Sは、各ポートの特性インピーダンスに依存する。その特性インピーダンスは信号の周波数によって変化する。このことから複素行列S(Sパラメータ)は、周波数別に用意される。図14は、周波数別に用意されたSパラメータ例を説明する図である。そのSパラメータは、図13に示すように入出力を考慮した4ポート回路1201のものであり、1個のテキスト形式(Touchstone形式)のファイルとして保存されている。
図14において、先頭に表記された「#HZ S MA R50」はブランクによって分けられるシンボル毎に以下のような意味を表している。
「HZ」は周波数の単位を示している。周波数を示す数値は、左側に「1.000000e+007」「2.000000e+007」「3.000000e+007」と表記
されている。それにより例えば「1.000000e+007」は周波数が10MHzであることを示している。
「S」はパラメータの種類がSパラメータであることを示している。Sパラメータに代えて、Z、或いはYパラメータ等を格納することもできる。「MA」はSパラメータ自体の種類を示している。具体的には「M」はMagnitude(絶対値)、「A」はAngle(位相)を示している。それらは共に、例えば予め定めた電力値、或いは位相を基準として表現したものである。他の組み合わせを示すシンボルとしては、Real(実部)とImaginary(虚部)の組み合わせを示す「RI」、dB単位で表したMagnitudeとAngleの組み合わせを示す「DB」などがある。「R50」は終端抵抗の値を示している。ここでは、その抵抗値が50オームであることを示している。
図14中に表記の「!」はコメント文の存在を示すシンボルである。周波数別のSパラメータは、コメント文以降に格納される。上記したように、そのSパラメータとして絶対値、位相を示すものが存在するため、周波数毎に16組の数値がそれぞれSパラメータとして格納されている。
SパラメータとTパラメータは双方向の変換が可能である(特許文献1)。図15に示すように、Sパラメータは、デバイスにおける信号の入出力の関係を示すのに対し、Tパラメータはデバイスのポートの位置に着目して、デバイスの左側(通常、入力側)と右側(通常、出力側)間における信号の入出力の関係を示す。このため、Tパラメータでは、例えば図16に示すように、共に4ポート回路であるA回路1601とB回路1602を接続した接続回路の特性評価をすることができる。図16に示す例では、それらの回路1601、及び1602を接続して得られる接続回路を特性評価するために、A回路1601のポート3及び4とB回路1602のポート1及び2間において、一方からの出力信号は他方の入力信号として扱うことを表している。それにより、その接続回路における信号の入出力の関係は、以下の式により求めることができる。その式、及び図16において、「TA」及び「TB」はそれぞれA回路1601及びB回路1602のTパラメータを要素とする4×4の複素行列を示している。
(2)式、及び図16から明らかなように、Tパラメータを用いると、より多くの回路の接続、複数の回路からの1つ以上の回路の分離は行列計算により対応できるようになる。例えば4ポート回路であるC回路を追加し、B回路1602と接続させる場合には、回路全体のTパラメータ(複素行列T)は以下のようにして求めることができる。
T=TA・TB・TC ・・・(3)
従来のパラメータ算出装置のなかには、このことに着目し、複数の回路を接続して得られる接続回路のTパラメータを求め、求めたTパラメータをSパラメータに変換することにより、その接続回路のSパラメータを算出するものがある。その従来のパラメータ算出装置は例えば特許文献1に記載されている。接続回路のSパラメータについては、デバイスのものと区別するために「合成Sパラメータ」と呼ぶことにする。
SパラメータとTパラメータ間には、図15に示すような関係が存在する。このため、それらの間の変換は、要素毎に、行列式からSパラメータとTパラメータ間の関係式を導出して行われる。
その関係式は、次元が高くなるほど複雑なものとなる。式の簡単化のために、図18のような2ポート回路1801を例にとって、上記関係式を示すこととする。
この場合、Tパラメータを要素とする2×2の復素行列は、以下の式で表される。
一方、Sパラメータを要素とする2×2の復素行列は、以下の式で表される。
(4)、及び(5)式に示す各T、Sパラメータは、それぞれ以下のような関係式で求めることができる。
特開2005−274373号公報 特開2002−318256号公報
上述したように、複素行列S(Sパラメータ)は、デバイスに設けられた各ポートの特
性インピーダンスに依存することから、複素行列Sは周波数別に用意される。周波数別に用意されたSパラメータを用いて、図17に示すようなMagnitude(電力の絶対値)とFrequency(周波数)の関係を示すグラフを描くことができる。そのグラフは、例えば図13に示す4ポート回路1201におけるSパラメータS31から得られるものであり、横軸はFrequency、縦軸はMagnitudeをそれぞれ示している。そのグラフからは、共振点の存在や信号の損失具合を読み取ることができる。
当然のことながら、各ポートの特性インピーダンスはデバイス(回路)によって異なる。このため、デバイスの製造メーカ等は、購入者に対して、購入したデバイスのSパラメータを提供するようになっている。現在では、インターネットを介して提供可能としている製造メーカも存在する。
Sパラメータを提供する側は、自身の判断でデバイス毎にSパラメータを用意する周波数を決定する。このため、Sパラメータが用意された周波数はデバイスによって異なるのが普通となっている。
図14に示すように、Sパラメータは周波数によって変化する。このため、デバイスの特性評価は周波数別に行わなくてはならない。しかし、製品に採用するデバイスでSパラメータが用意される周波数はデバイスによって異なるのが普通である。接続回路では、それを構成する回路のSパラメータの周波数は全て同じとする必要がある。このようなことから、デバイス毎に用意されるSパラメータの周波数によっても、特性評価を行うことが可能な周波数は制限される。
必要な周波数のSパラメータの提供を製造メーカ等に要求することはできる。しかし、実際にSパラメータを提供できるようになるには、比較的に長い時間が必要なのが実情である。製品開発は、要求したSパラメータが提供されるまでの時間に応じて遅れることになる。図17に示すように、デバイスによっては採用すべきでない周波数も存在する。このようなことを考慮すれば、より迅速な製品開発を支援するためにも、上記制限に適切に対応できるようにすることが重要と考えられる。これは、特性評価用に周波数別に用意される他のパラメータでも言えることである。
本発明は、デバイス毎に用意されるパラメータの周波数が異なることによって制限される特性評価の実施が可能な周波数に適切に対応するための技術を提供することを目的とする。
本発明のパラメータ算出装置は、周波数別に用意すべき回路の特性を示すパラメータを算出することを前提とし、周波数が異なる既存の複数のパラメータを取得するパラメータ取得手段と、パラメータを算出すべき周波数を選択する周波数選択手段と、パラメータ取得手段が取得した周波数の異なる既存の複数のパラメータを用いて、周波数選択手段により選択した周波数でパラメータを算出するパラメータ算出手段と、を具備する。
なお、上記パラメータ取得手段は、回路毎にパラメータを取得し、周波数選択手段は、回路毎にパラメータ取得手段がパラメータを取得した周波数を基に、該回路毎に周波数を選択する、ことが望ましい。
または、上記パラメータ取得手段は、回路毎にパラメータを取得し、パラメータ算出手段は、パラメータとして、回路のなかの複数の回路を接続させて得られる接続回路のパラメータである合成パラメータを算出し、周波数選択手段は、複数の回路を構成する回路毎にパラメータ取得手段がパラメータを取得した周波数を基に、合成パラメータを算出すべ
き周波数を選択する、ことが望ましい。
また、上記周波数選択手段は、複数の回路を構成する回路毎にパラメータ取得手段がパラメータを取得した周波数のなかで共通する共通周波数を抽出し、合成パラメータを算出すべき周波数として選択する、ものであっても良い。その場合、周波数選択手段は、複数の回路を構成する回路毎にパラメータ取得手段がパラメータを取得した周波数のなかで共通する共通周波数を複数、抽出して、合成パラメータを算出すべき第1の周波数としてそれぞれ選択し、該回路毎に該パラメータ取得手段が該パラメータを取得した周波数のなかで共通していない周波数を、該合成パラメータを別に算出すべき第2の周波数として選択し、パラメータ算出手段は、第1の周波数の合成パラメータをそれぞれ算出し、該算出により得られる複数の合成パラメータを用いて、第2の周波数の合成パラメータを算出する、ようにしても良い。パラメータは、回路の特性を示す散乱パラメータである、ことが望ましい。
本発明のパラメータ算出方法は、周波数別に用意すべき回路の特性を示すパラメータを算出するための方法であって、周波数が異なる既存の複数のパラメータを取得し、パラメータを算出すべき周波数を選択し、取得した周波数の異なる既存の複数のパラメータを用いて、選択した周波数でパラメータを算出する。
本発明のプログラムは、周波数別に用意すべき回路の特性を示すパラメータを算出するパラメータ算出装置として用いることが可能なコンピュータに実行させるプログラムであって、周波数が異なる既存の複数のパラメータを取得する機能と、パラメータを算出すべき周波数を選択する機能と、取得する機能により取得した周波数の異なる既存の複数のパラメータを用いて、選択する機能により選択した周波数でパラメータを算出する機能と、を実現させる。
本発明では、周波数が異なる既存の複数のパラメータを取得し、パラメータを算出すべき周波数を選択し、取得した周波数の異なる既存の複数のパラメータを用いて、選択した周波数でパラメータを算出する。それにより、既存のパラメータを取得した回路(デバイス)、及びその回路を複数、接続して得られる接続回路のパラメータを新たに生成する。回路で用意されていない周波数のパラメータ、及び接続回路で用意すべきパラメータのうちの少なくとも一方を新たに生成する。
回路で用意されていない周波数のパラメータを生成する場合には、パラメータを生成した周波数での特性評価を迅速に行うことができるようになる。接続回路で用意すべきパラメータを生成した場合には、その接続回路の特性評価を迅速に行うことができるようになる。このようなことから、何れにしてもユーザにとっては、デバイス毎に用意されるパラメータの周波数が異なることによって制限される特性評価の実施が可能な周波数に適切に対応できるようになる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施の形態によるパラメータ算出装置の機能構成を説明する図である。そのパラメータ算出装置(以下「算出装置」と略記)2は、既存のSパラメータを用いて異なるSパラメータを算出(生成)するものである。本実施の形態では、入力装置1を操作して行ったユーザ(特性評価を行う評価者、或いはオペレータ)の指示に応じて、算出すべきSパラメータを算出して表示装置3上に表示させることができるものとして実現されている。
その算出装置2に接続された入力装置1は、例えばマウス等のポインティング・デバイス、及びキーボードを含むものである。表示装置3は、例えば液晶表示装置等の表示装置である。算出装置2自体は、入力制御部21、周波数選択部22、パラメータ算出部23、パラメータ変換部24、データ取得部25、行列演算部26、出力制御部27、及び記憶部28を備えている。それら各部21〜28は以下のようなものである。
入力制御部21は、入力装置1に対してユーザが行った操作を検出して、そのユーザからの指示を認識する。周波数選択部22は、Sパラメータを算出すべき周波数を選択する。パラメータ算出部23は、周波数選択部22が選択した周波数のSパラメータを算出する。パラメータ変換部24は、SパラメータとTパラメータ間の双方向の変換を行えるものである。データ取得部25は、デバイス毎に既存のSパラメータを取得することを含め、各種データを取得する。出力制御部27は、表示装置3上への画像の表示や記憶部28へのアクセスを行うものである。記憶部28は、データを格納する不揮発性の記憶装置である。
図10は、上記算出装置2を実現できるコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。図1についての詳細な説明の前に先ず、算出装置2を実現できるコンピュータの構成について具体的に説明する。混乱を避けるために以降、算出装置2は図10に構成を示す1台のコンピュータによって実現されていることを前提として説明することとする。
図10に示すコンピュータは、CPU61、メモリ62、入力装置63、出力装置64、外部記憶装置65、媒体駆動装置66、及びネットワーク接続装置67を有し、これらがバス68によって互いに接続された構成となっている。同図に示す構成は一例であり、これに限定されるものではない。
CPU61は、当該コンピュータ全体の制御を行う。
メモリ62は、プログラム実行、データ更新等の際に、外部記憶装置65(あるいは可搬型の記録媒体69)に記憶されているプログラムあるいはデータを一時的に格納するRAM等のメモリである。CPU61は、プログラムをメモリ62に読み出して実行することにより、全体の制御を行う。
入力装置63は、例えば、キーボード、マウス等の入力装置1と接続されたインターフェース、或いはそれらを全て有するものである。入力装置1に対するユーザの操作を検出し、その検出結果をCPU61に通知する。
出力装置64は、例えば図1の表示装置3と接続された表示制御装置、或いはそれらを有するものである。CPU61の制御によって送られてくるデータを図1の表示装置3上に出力させる。
ネットワーク接続装置67は、例えばイントラネットやインターネット等のネットワークを介して、外部装置と通信を行うためのものである。外部記憶装置65は、例えばハードディスク装置である。主に各種データやプログラムの保存に用いられる。
記憶媒体駆動装置66は、光ディスクや光磁気ディスク等の可搬型の記録媒体69にアクセスするものである。
算出したSパラメータは、単独で、或いは既存のSパラメータと併せて例えばメモリ62、或いは外部記憶装置65上に格納される。既存のSパラメータは、例えば媒体駆動装置66により記録媒体69から、或いはネットワーク接続装置67を介して外部装置から取得され、外部記憶装置65、或いは媒体駆動装置66がアクセス可能な記録媒体69上
に保存される。ここでは便宜的に何れのSパラメータも外部記憶装置65上に保存されると想定する。
本実施の形態による算出装置2は、それに必要な機能を搭載したプログラム(以降「パラメータ算出ソフト」と呼ぶ)をCPU61が実行することで実現される。その算出ソフトは、記録媒体69に記録して配布しても良く、或いはネットワーク接続装置67により取得できるようにしても良い。ここでは、外部記憶装置65上に格納されていると想定する。
上述したような想定では、入力制御部21は例えばCPU61、メモリ62、入力装置63、外部記憶装置65、及びバス68によって実現される。周波数選択部22、パラメータ算出部23、パラメータ変換部24、及び行列演算部26は、例えばCPU61、メモリ62、外部記憶装置65、及びバス68によって実現される。データ取得部25は、例えばCPU61、メモリ62、外部記憶装置65、媒体駆動装置66、ネットワーク接続装置67、及びバス68によって実現される。出力制御部27は、例えばCPU61、メモリ62、出力装置64、外部記憶装置65、及びバス68によって実現される。記憶部28は外部記憶部65に相当する。
本実施の形態では、以下のようにして、Sパラメータを算出すべき周波数を選択し、その選択した周波数のSパラメータを算出する。図2〜図6にそれぞれ示す説明図を参照しつつ、ケース別に具体的に説明する。
図2は、デバイス毎にSパラメータが用意された既存の周波数を説明する図である。デバイスA〜Cの3つを例にとって、デバイスAでは0〜1GHzの周波数範囲内でSパラメータが10MHz毎に用意されていることを示し、同様にデバイスBは50MHz毎、デバイスCは20MHz毎にそれぞれ既存のSパラメータが用意されていることを示している。以降は混乱を避けるために、特に断らない限り、3つのデバイスA〜CにそのようにSパラメータが用意されていることを前提とした説明を行うこととする。
図2に示すように、Sパラメータが用意される周波数はデバイスによって異なるのが普通である。このことから本実施の形態では、考慮すべきデバイス(ここではデバイスA〜C)のうちの1つ以上でSパラメータが用意されていない周波数を選択し、その周波数のSパラメータが用意されていないデバイスでSパラメータを算出できるようにしている。それにより、考慮すべきデバイスのうちの1つ以上でSパラメータが用意されている周波数では全てのデバイスのSパラメータが存在する状態を実現できるようにしている。その実現を実現させるべきか否かの判定は、入力装置1を介してユーザが行った指示内容を認識する入力制御部21が行う。
図3は、各デバイスでSパラメータが算出される周波数を説明する図である。その図3において、Sパラメータが算出される周波数は網掛けで示し、既存のSパラメータが存在する周波数は網掛けせずに示している。既存のSパラメータは、製造メーカ等から提供された、或いは過去に算出したものである。それらは図中「測定or計算済みSパラメータ」と表記し、算出されるSパラメータは「補間されるSパラメータ」と表記している。それにより図3は、デバイスAでは何れの周波数でもSパラメータが算出されない、デバイスBでは20〜40、及び60MHzでSパラメータが算出される、デバイスCでは10、30、及び50MHzでSパラメータが算出される、ということを示している。60MHzより高い周波数でも同様に、100×n(n:1〜100の間の整数)MHzの周波数を除き、デバイスAでSパラメータが用意されている周波数でデバイスB、及びCのうちの少なくとも一方のSパラメータが算出される。
このようにSパラメータを算出することにより、Sパラメータが用意されている周波数がデバイス毎に異なるために特性評価が行えない周波数が生じることは確実に回避される。このため、デバイスA〜Cのうちの少なくとも一つで既存のSパラメータが用意されていた全ての周波数で特性評価を実施できるようになる。それにより、製造メーカ等に必要なSパラメータの提供を要求しなくとも済むようになることから、より迅速な製品開発を支援することとなる。
データ取得部25は、図14に示すようなファイルでデバイス毎にSパラメータを取得する。周波数選択部22は、データ取得部25が取得したファイルを参照して、デバイス毎にSパラメータを算出すべき周波数を選択し、その選択結果をパラメータ算出部23に通知する。それにより、算出部23は、デバイス毎に通知される周波数でSパラメータを算出する。
Sパラメータの算出は、本実施の形態では直線補間により行っている。それにより、例えば20MHz、及び40MHzのSパラメータから30MHzのSパラメータを算出する場合は、以下のようにして30MHzのSパラメータを算出する。20MHz、及び40MHzのSパラメータをそれぞれ要素とする複素行列S20M、及びS40Mは次式のように示す。
SパラメータとしてはMagnitude(電力の絶対値)、Phase(位相)を表すものを想定する。Sパラメータは複素数であるから、20MHz、40MHzのそれぞれのSパラメータは、例えばS11を例にとると、以下のように表現する。ここではMagはMagnitude、Phaseは位相をそれぞれ示し、添字の20M、40Mはそれぞれ周波数を示している。これは以降も同様である。
S1120M=(Mag1120M,Phase1120M) ・・・(10)
S1140M=(Mag1140M,Phase1140M) ・・・(11)
1のときにy1、x2のときにy2の2点を通る直線は下式で表すことができる。
y=(y2−y1)・(x−x1)/(x2−x1)+y1 ・・・(12)
(12)式を用いると、30MHzのときのMag1130mは、x1=20、x2=40
、x=30、y1=Mag1120m、y2=Mag1140mと代入することで求めることができる。Phase1130mは、代入する数値をy1=Phase1120m、y2=Phase1140mに代えることで求めることができる。そのようにしてSパラメータ毎に、30MHzのときのMagnitude、及びPhaseを求める。
図4は、算出したSパラメータの保存方法を説明する図である。
本実施の形態では、算出したSパラメータは既存のSパラメータと共に1個のファイルとして保存するようにしている。算出したSパラメータは、図4に示すように、その周波数に応じた位置に配置する形で格納するようにしている。それにより、図14に示すようなファイルの形でSパラメータを取得した場合には、そのファイルを更新したものを新たに保存するようにしている。その保存は、パラメータ算出部23から出力制御部27にファイル形式でSパラメータを送り、記憶部28に格納させることで行われる。
上記のケースは、デバイス毎に新たにSパラメータを用意すべき周波数を選択してSパラメータを算出するもの(以降「個別ケース」と呼ぶ)である。そのケースでは、個別にデバイスの特性評価を行えるようにすることを想定している。しかし、図16に示すように、デバイスを複数、接続することも多い。次に説明するケースは、複数のデバイスを接続して得られる接続回路を想定したものである。
図5は、デバイスAとデバイスBの接続を想定する場合にSパラメータが算出される周波数を説明する図である。その場合には、図5に示すように、デバイスA、及びB共に既存のSパラメータが存在する周波数(共通周波数)で、それらを接続して得られる接続回路のSパラメータを求めるようにしている。その接続回路のSパラメータを求めることについては以降、「Sパラメータを接続する」といった表現も用いる。
共通周波数では、Sパラメータが全てのデバイスに存在する。このため、その共通周波数ではSパラメータを新たに算出することなく、特性評価を行うことができる。複数のデバイスの接続によって得られる接続回路のSパラメータ(合成Sパラメータ)を算出することにより、その共通周波数での接続回路の特性評価はより迅速に行えるようになる。その共通周波数で特性評価を行うことを想定しているのは、新たに算出するSパラメータには誤差が存在する可能性があるからである。つまり、より高精度に特性評価を行える周波数を重視したからである。
しかし、共通周波数以外の周波数で特性評価を実施する必要が生じる場合も多い。このことから本実施の形態では、図6に示すように、共通周波数以外の周波数の合成Sパラメータの算出も行えるようにしている。その算出は、デバイスのときと同様に、複数の共通周波数で得た合成Sパラメータを用いた直線補間により行っている。その直線補間により20、30、及び40MHzの合成Sパラメータを算出しているのは、図2及び図3に示すように、デバイスA〜Cのうちの少なくとも一つで既存のSパラメータが用意されていた全ての周波数で特性評価を実施できるようにするためである。つまり合成パラメータを別に算出すべき周波数として、デバイスA〜Cのうちの少なくとも一つで既存のSパラメータが用意されていた共通周波数以外の周波数を選択したためである。デバイスBのSパラメータを算出し、その算出したSパラメータを用いて合成Sパラメータを算出するようにしていないのは、計算によって生じる誤差をより抑えるためである。
合成Sパラメータから補間により別の合成Sパラメータを算出することから、別の合成Sパラメータを算出する周波数は補間により求められるものとしている。接続回路を構成するデバイス毎に特性評価を行わなくとも済むような場合には、デバイスでSパラメータが用意されている共通周波数以外の周波数を考慮することなく、補間により求める合成Sパラメータの周波数を選択しても良い。
共通周波数で算出した合成Sパラメータは新たなファイルとして格納するようにしている。合成Sパラメータから別のSパラメータを算出した場合には、それらは1つのファイル(図4)として格納するようにしている。共通周波数のみで合成Sパラメータを算出するケースは「第1の接続ケース」、共通周波数以外の周波数でも合成Sパラメータを算出するケースは「第2の接続ケース」とそれぞれ呼ぶことにする。
図1の入力制御部21は、入力装置1を介してユーザが指示した内容を認識し、その認識結果に応じて算出装置2を動作させる。ユーザが第1の接続ケースでのSパラメータの算出を指示したと認識した場合には、その認識結果を周波数選択部22に通知する。その通知を受けた周波数選択部22は、データ取得部25が取得したファイルを参照して、共通周波数を抽出し、パラメータ算出部23に通知する。
接続させるデバイスはユーザに指定させても良いが、デバイス間の接続関係は、設計データから自動的に特定することが可能である。このことから、接続させるデバイスは自動的に決定させても良い。或いは接続関係のあるデバイスを抽出して提示し、そのなかから所望のデバイスを複数、ユーザに選択させるようにしても良い。接続させるデバイスの決定にはそのように様々な方法が考えられることから、ここでは便宜的に、Sパラメータの算出するケースに関するユーザの指示にのみ着目することとする。
パラメータ算出部23は、周波数選択部22から通知された共通周波数のSパラメータをファイル(デバイス)毎に抽出し、パラメータ変換部24に送る。パラメータ変換部24は、各Sパラメータ(複素行列)をそれぞれTパラメータ(複素行列)に変換し(図15)、行列演算部26に送る。その演算部26は、接続するデバイスの種類、及びその数に応じて(図16)、共通周波数毎に例えば(2)或いは(3)式に示すような行列演算を行い、その演算によって得られるTパラメータ(複素行列)をパラメータ変換部24に返す。パラメータ変換部24は、そのTパラメータをSパラメータ(合成Sパラメータ)に変換し、ファイル形式で出力制御部27に送る。それにより、出力制御部27を介して、共通周波数毎に算出した合成Sパラメータを記憶部28に保存させる。
SパラメータからTパラメータへの変換、TパラメータからSパラメータへの変換、及び行列演算は、例えば特許文献1に記載の手法を用いて行うことができる。このことから、それらについての詳細な説明は省略する。
一方、ユーザが第2の接続ケースでのSパラメータの算出を指示した場合には、大部分は第1の接続ケースをユーザが指示した場合と同様に算出装置2は動作する。このことから、異なる部分のみに着目して説明する。
パラメータ変換部24は、行列演算部26から返されたTパラメータを合成Sパラメータに変換すると、その合成Sパラメータをパラメータ算出部23に送る。周波数選択部22は、共通周波数以外で合成Sパラメータを算出すべき周波数を選択してパラメータ算出部23に通知している。このためその算出部23は、共通周波数以外で通知された周波数毎に、合成Sパラメータを算出し、パラメータ変換部24からの合成Sパラメータと併せてファイル形式で出力制御部27に送る。それにより出力制御部27を介して、算出した合成Sパラメータを記憶部28に保存させる。
図7〜図9は、上述の個別ケース、第1及び第2の接続ケースでのSパラメータの算出をユーザが指示した場合にそれぞれ実行される処理のフローチャートである。次に図7〜図9に示す各フローチャートを参照して、上記算出装置2の動作について詳細に説明する。それら何れの処理も、図10に示すCPU61が外部記憶装置65に格納されたパラメ
ータ算出ソフトをメモリ62に読み出して実行することで実現される。
図7は、第1のパラメータ算出処理のフローチャートである。その算出処理は、個別ケースでのSパラメータの算出をユーザが指示した場合に実行されるものである。始めに図7を参照して、その算出処理について詳細に説明する。Sパラメータはファイルとして既に外部記憶装置65に保存されていると想定する。これは以降でも同様である。
先ず、ステップS1では、外部記憶装置65に保存されているファイルの読み込みを行い、メモリ62に格納する。続くステップS2では、読み込んだファイルを参照して、ファイル(デバイス)毎にSパラメータが用意された周波数を抽出してマージする。そのマージにより、デバイスのうちの1つ以上でSパラメータが用意された全ての周波数が特定される。
ステップS2に続くステップS3では、ファイル毎にSパラメータが用意された周波数、及びマージした周波数から、デバイス(ファイル)毎にSパラメータを算出すべき周波数を選択し(図3)、ファイル毎に選択した周波数のSパラメータを補間により算出する。次のステップS4では、周波数毎に、各デバイスのSパラメータをTパラメータに変換する。その次のステップS5では、Tパラメータを用いた行列演算を行い、接続すべきデバイスを接続して得られる接続回路(図16)のTパラメータを算出する。その後はステップS6に移行する。
ステップS6では、新たに算出された接続回路のTパラメータを合成Sパラメータに変換する。次に移行するステップS7では、ステップS3で算出したSパラメータが挿入された図4に示すようなファイル、及び算出した合成Sパラメータを接続回路毎に格納したファイルをそれぞれ外部記憶装置65に保存し、表示装置3に結果を出力する。その後、一連の処理を終了する。
このように本実施の形態では、個別ケースでも接続回路の合成Sパラメータを算出するようにしている。合成Sパラメータ自体の精度は、各デバイスのSパラメータは図3に示すようになっていることから、共通周波数で得られた合成Sパラメータを用いて算出する場合と比較して低くなる可能性が存在する。
図8は、第2のパラメータ算出処理のフローチャートである。その算出処理は、第1の接続ケースでのSパラメータの算出をユーザが指示した場合に実行されるものである。次に図8を参照して、その算出処理について詳細に説明する。
先ず、ステップS11では、外部記憶装置65に保存されているファイルの読み込みを行い、メモリ62に格納する。続くステップS12では、読み込んだファイルを参照して、ファイル(デバイス)毎にSパラメータが用意されている共通周波数を抽出し、その共通周波数のSパラメータを各ファイルから抽出する。その後、ステップS13に移行する。
ステップS13では、ファイル毎に抽出した共通周波数のSパラメータをTパラメータに変換する。その次のステップS14では、Tパラメータを用いた行列演算を行い、接続すべきデバイスを接続して得られる接続回路(図16)のTパラメータを算出する。その後はステップS15に移行する。
ステップS15では、新たに算出された接続回路のTパラメータを合成Sパラメータに変換する。次に移行するステップS16では、変換によって得られた合成Sパラメータを接続回路毎に格納したファイルを外部記憶装置65に保存し、表示装置3に結果を出力す
る。その後、一連の処理を終了する。
図9は、第3のパラメータ算出処理のフローチャートである。その算出処理は、第2の接続ケースでのSパラメータの算出をユーザが指示した場合に実行されるものである。次に図9を参照して、その算出処理について詳細に説明する。
ステップS21〜S25の処理内容は、図8におけるステップS11〜S15のそれと基本的に同じである。このことから、それらについての説明は省略し、ステップS25の処理の実行によって移行するステップS26以降の処理のみ詳細に説明する。
ステップS26では、共通周波数以外の周波数を補間により選択し、選択した周波数毎に、ステップS25で変換した合成Sパラメータを用いた合成Sパラメータの補間による算出を行う。その算出後はステップS27に移行して、ステップS25、及びS26で得た合成Sパラメータを接続回路毎に格納したファイルを外部記憶装置65に保存し、表示装置3に結果を出力する。その後、一連の処理を終了する。
Sパラメータを用いることにより、周波数特性(透過、反射、クロストーク)を評価できるだけでなく、伝送線路表面の電流分布密度や電界強度分布をデバイスの3次元モデルで示すことができる。そのような分布から、伝送線路に流れる電流の大きさを視覚的に把握できるようになる。また、Sパラメータを逆フーリエ変換により回路モデルに変換し、SPICE(Simulation Program with Integrated Circuit Emphasis:カリフォルニア大学で開発された回路解析用のシミュレータ)解析を行うことで、TDR法の測定結果と比較し、そのデバイスの特性インピーダンスや回路の接続を確認することができる。このような各種特性評価を行えることから、Sパラメータは特性評価において重要なパラメータとなっている。
上述したようなことから本実施の形態では、算出の対象をSパラメータとしている。しかし、Sパラメータの代わりに、或いはその他に、Z(open-circuit impedance)パラメータ、或いはY(short-circuit admittance)パラメータを算出するようにしても良い。Sパラメータの算出過程で求めたTパラメータを保存するようにしても良い。
本実施の形態では、Sパラメータを算出する周波数は、デバイス毎にSパラメータが用意されている周波数を考慮して自動的に選択するようにしているが、これは既に用意されているSパラメータの利用を優先する形として、特性評価をより高精度に行えるようにするためである。任意の周波数での特性評価を行えるようにするために、周波数、周波数刻み、或いは周波数範囲等をユーザが指定できるようにして、その指定に対応可能とさせても良い。
(付記1)
周波数別に用意すべき回路の特性を示すパラメータを算出する装置であって、
前記周波数が異なる既存の複数のパラメータを取得するパラメータ取得手段と、
前記パラメータを算出すべき周波数を選択する周波数選択手段と、
前記パラメータ取得手段が取得した前記周波数の異なる既存の複数のパラメータを用いて、前記周波数選択手段により選択した周波数で前記パラメータを算出するパラメータ算出手段と、
を具備することを特徴とするパラメータ算出装置。
(付記2)
前記パラメータ取得手段は、前記回路毎に前記パラメータを取得し、
前記周波数選択手段は、前記回路毎に前記パラメータ取得手段が前記パラメータを取得
した周波数を基に、該回路毎に周波数を選択する、
ことを特徴とする付記1記載のパラメータ算出装置。
(付記3)
前記パラメータ取得手段は、前記回路毎に前記パラメータを取得し、
前記パラメータ算出手段は、前記パラメータとして、前記回路のなかの複数の回路を接続させて得られる接続回路のパラメータである合成パラメータを算出し、
前記周波数選択手段は、前記複数の回路を構成する回路毎に前記パラメータ取得手段が前記パラメータを取得した周波数を基に、前記合成パラメータを算出すべき周波数を選択する、
ことを特徴とする付記1記載のパラメータ算出装置。
(付記4)
前記周波数選択手段は、前記複数の回路を構成する回路毎に前記パラメータ取得手段が前記パラメータを取得した周波数のなかで共通する共通周波数を抽出し、前記合成パラメータを算出すべき周波数として選択する、
ことを特徴とする付記3記載のパラメータ算出装置。
(付記5)
前記周波数選択手段は、前記複数の回路を構成する回路毎に前記パラメータ取得手段が前記パラメータを取得した周波数のなかで共通する共通周波数を複数、抽出して、前記合成パラメータを算出すべき第1の周波数としてそれぞれ選択し、該回路毎に該パラメータ取得手段が該パラメータを取得した周波数のなかで共通していない周波数を、該合成パラメータを別に算出すべき第2の周波数として選択し、
前記パラメータ算出手段は、前記第1の周波数の前記合成パラメータをそれぞれ算出し、該算出により得られる複数の合成パラメータを用いて、前記第2の周波数の合成パラメータを算出する、
ことを特徴とする付記3記載のパラメータ算出装置。
(付記6)
前記パラメータは、前記回路の特性を示す散乱パラメータである、
ことを特徴とする付記1記載のパラメータ算出装置。
(付記7)
周波数別に用意すべき回路の特性を示すパラメータを算出するための方法であって、
前記周波数が異なる既存の複数のパラメータを取得し、
前記パラメータを算出すべき周波数を選択し、
前記取得した前記周波数の異なる既存の複数のパラメータを用いて、前記選択した周波数で前記パラメータを算出する、
ことを特徴とするパラメータ算出方法。
(付記8)
前記パラメータの取得は、前記回路毎に行い、
前記周波数の選択は、前記回路毎に前記パラメータを取得した周波数を基に、該回路毎に行う、
ことを特徴とする付記7記載のパラメータ算出方法。
(付記9)
前記パラメータの取得は、前記回路毎に行い、
前記パラメータとして、前記回路のなかの複数の回路を接続させて得られる接続回路の
パラメータである合成パラメータを算出し、
前記周波数の選択は、前記複数の回路を構成する回路毎に前記パラメータを取得した周波数を基に、前記合成パラメータを算出すべき周波数を選択することで行う、
ことを特徴とする付記7記載のパラメータ算出方法。
(付記10)
前記周波数の選択は、前記複数の回路を構成する回路毎に前記パラメータを取得した周波数のなかで共通する共通周波数を抽出し、前記合成パラメータを算出すべき周波数として選択することで行う、
ことを特徴とする付記9記載のパラメータ算出方法。
(付記11)
前記周波数の選択は、前記複数の回路を構成する回路毎に前記パラメータを取得した周波数のなかで共通する共通周波数を複数、抽出して、前記合成パラメータを算出すべき第1の周波数としてそれぞれ選択し、該回路毎に該パラメータを取得した周波数のなかで共通していない周波数を、該合成パラメータを別に算出すべき第2の周波数として選択することで行い、
前記パラメータの算出は、前記第1の周波数の前記合成パラメータをそれぞれ算出し、該算出により得られる複数の合成パラメータを用いて、前記第2の周波数の合成パラメータを算出することで行う、
ことを特徴とする付記9記載のパラメータ算出方法。
(付記12)
前記パラメータは、前記回路の特性を示す散乱パラメータである、
ことを特徴とする付記7記載のパラメータ算出方法。
(付記13)
周波数別に用意すべき回路の特性を示すパラメータを算出するパラメータ算出装置として用いることが可能なコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記周波数が異なる既存の複数のパラメータを取得する機能と、
前記パラメータを算出すべき周波数を選択する機能と、
前記取得する機能により取得した前記周波数の異なる既存の複数のパラメータを用いて、前記選択する機能により選択した周波数で前記パラメータを算出する機能と、
を実現させるためのプログラム。
本実施の形態によるパラメータ算出装置の機能構成を説明する図である。 デバイス毎にSパラメータが用意された既存の周波数を説明する図である。 各デバイスでSパラメータが算出される周波数を説明する図である。 算出したSパラメータの保存方法を説明する図である。 デバイスAとデバイスBの接続を想定する場合にSパラメータが算出される周波数を説明する図である。 デバイスAとデバイスBを接続した接続回路で共通周波数以外にSパラメータが算出される周波数を説明する図である。 第1のパラメータ算出処理のフローチャートである。 第2のパラメータ算出処理のフローチャートである。 第3のパラメータ算出処理のフローチャートである。 本実施の形態によるパラメータ算出装置を実現できるコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。 電気製品開発の一般的な流れを説明する図である。 4ポート回路の表現例を示す図である。 4ポート回路で考慮すべき信号の入出力を説明する図である。 周波数別に用意されたSパラメータ例を説明する図である。 SパラメータとTパラメータが示す関係の相違を説明する図である。 複数のデバイスの接続への対応方法を説明する図である。 Sパラメータを用いて描画可能なグラフを示す図である。 2ポート回路の表現例を示す図である。
符号の説明
1 入力装置
2 パラメータ算出装置
3 表示装置
21 入力制御部
22 周波数選択部
23 パラメータ算出部
24 パラメータ変換部
25 データ取得部
26 行列演算部
27 出力制御部
28 記憶部

Claims (9)

  1. 周波数別に用意すべき回路の特性を示すパラメータを算出する装置であって、
    前記周波数が異なる既存の複数のパラメータを取得するパラメータ取得手段と、
    前記パラメータを算出すべき周波数を選択する周波数選択手段と、
    前記パラメータ取得手段が取得した前記周波数の異なる既存の複数のパラメータを用いて、前記周波数選択手段により選択した周波数で前記パラメータを算出するパラメータ算出手段と、
    を具備することを特徴とするパラメータ算出装置。
  2. 前記パラメータ取得手段は、前記回路毎に前記パラメータを取得し、
    前記周波数選択手段は、前記回路毎に前記パラメータ取得手段が前記パラメータを取得した周波数を基に、該回路毎に周波数を選択する、
    ことを特徴とする請求項1記載のパラメータ算出装置。
  3. 前記パラメータ取得手段は、前記回路毎に前記パラメータを取得し、
    前記パラメータ算出手段は、前記パラメータとして、前記回路のなかの複数の回路を接続させて得られる接続回路のパラメータである合成パラメータを算出し、
    前記周波数選択手段は、前記複数の回路を構成する回路毎に前記パラメータ取得手段が前記パラメータを取得した周波数を基に、前記合成パラメータを算出すべき周波数を選択する、
    ことを特徴とする請求項1記載のパラメータ算出装置。
  4. 前記周波数選択手段は、前記複数の回路を構成する回路毎に前記パラメータ取得手段が前記パラメータを取得した周波数のなかで共通する共通周波数を抽出し、前記合成パラメータを算出すべき周波数として選択する、
    ことを特徴とする請求項3記載のパラメータ算出装置。
  5. 前記周波数選択手段は、前記複数の回路を構成する回路毎に前記パラメータ取得手段が前記パラメータを取得した周波数のなかで共通する共通周波数を複数、抽出して、前記合成パラメータを算出すべき第1の周波数としてそれぞれ選択し、該回路毎に該パラメータ取得手段が該パラメータを取得した周波数のなかで共通していない周波数を、該合成パラメータを別に算出すべき第2の周波数として選択し、
    前記パラメータ算出手段は、前記第1の周波数の前記合成パラメータをそれぞれ算出し、該算出により得られる複数の合成パラメータを用いて、前記第2の周波数の合成パラメータを算出する、
    ことを特徴とする請求項3記載のパラメータ算出装置。
  6. 前記パラメータは、前記回路の特性を示す散乱パラメータである、
    ことを特徴とする請求項1記載のパラメータ算出装置。
  7. 周波数別に用意すべき回路の特性を示すパラメータを算出するための方法であって、
    前記周波数が異なる既存の複数のパラメータを取得し、
    前記パラメータを算出すべき周波数を選択し、
    前記取得した前記周波数の異なる既存の複数のパラメータを用いて、前記選択した周波数で前記パラメータを算出する、
    ことを特徴とするパラメータ算出方法。
  8. 前記パラメータは、前記回路の特性を示す散乱パラメータである、
    ことを特徴とする請求項7記載のパラメータ算出方法。
  9. 周波数別に用意すべき回路の特性を示すパラメータを算出するパラメータ算出装置として用いることが可能なコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記周波数が異なる既存の複数のパラメータを取得する機能と、
    前記パラメータを算出すべき周波数を選択する機能と、
    前記取得する機能により取得した前記周波数の異なる既存の複数のパラメータを用いて、前記選択する機能により選択した周波数で前記パラメータを算出する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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