JP2008110509A - ラミネート用積層フィルム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】保護層(A)と中間層(B)と接合層(C)とから構成されるTダイ多層共押出法にて製造したラミネート用積層フィルムであって、保護層(A)は、シングルサイト触媒を用いて重合されたプロピレン系重合体からなり、中間層(B)は、シングルサイト触媒を用いて重合されたプロピレン・α−オレフィン共重合体を主成分とする熱可塑性樹脂からなり、さらに、接合層(C)は、シングルサイト触媒を用いて重合されたエチレン・α−オレフィン共重合体からなることを特徴とするラミネート用積層フィルム。
【選択図】なし
Description
このような印刷面等を保護する熱可塑性樹脂は、透明性に優れ、擦過傷が付き難く長期に亘って優れた光沢性を保持することが必要であり、また、同時に、紙等の基材との接合性が重要であり、基材との間に接合不良個所が発生すると、ボケと称される局部的な透視不良個所が発生し、鮮明さが損なわれ、印刷面の美麗さが損なわれる問題がある。
しかしながら、かかる方法は、工程数が多いので生産効率が低下するという問題点がある。また押出ラミネートを行う際には、両側縁に不揃い部分が生じやすく、また縁部の肉厚が大きくなるので、これを切除する操作も必要となり、材料の歩留まりが低下する等の問題もある。
また、延伸操作あるいは接合層の積層操作を行うためには、操作上、基層は一定以上の腰を有することが必要となる。そのため、肉厚を大きくすることが必要となり、その結果、でき上がった積層フィルムは厚いものとなり、コストアップになると共に、ロール巻きする際、巻き長さを長くすることができないという問題が生じる。
しかしながら、従来の樹脂構成では、印刷物へのラミネートをすると曇りが発生して透明性が悪化したり、ラミネート時のロールとの離型性が悪く剥がれを生じたりする等の問題が生じ、光沢性、透明性あるいは機械的強度を全て満足させるラミネート用の積層フィルムが得られなかった。
本発明のラミネート用積層フィルムが添着されて保護される基材としては、特に制約はなく、例えば、紙、布帛、プラスチック、金属等に使用することができ、商品としては、雑誌、単行本等の表紙、ラベル、ポスター、包装箱、その他機器類に貼付して、その表面を保護することができる。中でも、印刷が施された紙、プラスチック等のシート類における印刷面の保護として好適である。
本発明のラミネート用積層フィルムの保護層(A)は、シングルサイト触媒を用いて重合されたプロピレン系重合体で構成される。
ラミネート時の圧着加工の温度は、高くすると、光沢性が良くなり、また基材との接着性も向上するが、保護層(A)にチーグラー触媒によるポリプロピレンを使用する場合、組成分布が広く融解ピーク温度Tmもブロードであるため、高温で加工しようとしても低融点成分が早く低温で融解して圧着加工温度を上げることができず、そのため、プリントラミネート表面に圧着痕ができて光沢性が低下してしまう。一方、シングルサイト触媒を用いて重合されたプロピレン系重合体は、チーグラー触媒によるポリプロピレンとは違って、組成分布がシャープで低融点成分が少なくTm近傍の温度まで圧着加工温度を上げることができるので、光沢性並びに接着強度も向上することが出来る。後記するように、特にその融点Tmが140℃〜155℃であるものが光沢性を上げることができる。
本発明に使用されるプロピレン系重合体としては、ホモプロピレンであっても、または、プロピレンから誘導される構成単位を主成分としたプロピレンとα−オレフィンのランダム共重合体、あるいはブロック共重合体であってもよい。
プロピレン・α−オレフィン共重合体の場合、α−オレフィンの単位の量は、通常は0.5〜12重量%、好ましくは1〜10重量%である。α−オレフィン単位が多い場合、フィルムの剛性が低下し、傷が付きやすくなり、少なすぎる場合は、しなやかさ、透明性が損なわれやすい。プロピレン単位及びα−オレフィン単位は、13C−NMR法によって計測することができる。
(イ)重合触媒
本発明に使用されるプロピレン系重合体は、シングルサイト触媒によって得られる。シングルサイト触媒とは、実質的に、均質な重合活性点によって構成された触媒を指称し、具体的には、メタロセン系遷移金属化合物(いわゆるカミンスキー触媒)、あるいは、非メタロセン系遷移金属化合物(ブルックハルト系触媒、フェノキシイミン系錯体等)と、助触媒(メチルアルミノキサンや硼素化合物等)から構成される重合触媒を用いることができる。
メタロセン触媒は、(イ)シクロペンタジエニル骨格を有する配位子を含む周期表第4族の遷移金属化合物(いわゆる「メタロセン化合物」)と、(ロ)メタロセン化合物と反応して安定なイオン状態に活性化し得る助触媒と、必要により添加される(ハ)有機アルミニウム化合物とからなる触媒が用いられる。メタロセン化合物は、好ましくはプロピレンの立体規則性重合が可能な架橋型のメタロセン化合物であり、より好ましくはプロピレンのアイソ規則性重合が可能な架橋型のメタロセン化合物である。
メタロセン化合物と反応して安定なイオン状態に活性化しうる助触媒としては、有機アルミニウムオキシ化合物(たとえば、アルミノキサン化合物)、イオン交換性層状珪酸塩、ルイス酸、ホウ素含有化合物、イオン性化合物、フッ素含有有機化合物等が挙げられる。
必要により添加される有機アルミニウム化合物としては、トリエチルアルミニウム、トリイソプロピルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム等のトリアルキルアルミニウム、ジアルキルアルミニウムハライド、アルキルアルミニウムセスキハライド、アルキルアルミニウムジハライド、アルキルアルミニウムハイドライド、有機アルミニウムアルコキサイド等が挙げられる。
重合法としては、上記触媒の存在下に、不活性溶媒を用いたスラリー法、溶液法、実質的に溶媒を用いない気相法、あるいは重合モノマーを溶媒とするバルク重合法等が挙げられる。
本発明で保護層(A)に用いるシングルサイト触媒を用いたプロピレン系重合体は、その融点が140℃〜155℃であるものが好ましい。ここでいう融点とは、示差走査熱量計(DSC)による融解ピーク温度(Tm)をいい、さらには142℃〜155℃が好ましい。Tmが上記範囲未満の場合には剛性が低下しやすく、好適な耐熱性が得られにくく、また、上記範囲を超える場合には光沢性が損なわれる傾向がある。
さらにまた、プロピレン系重合体のMFR(230℃、21.18N荷重)は、1〜25g/10分が好ましく、さらに好ましくは2〜20g/10分である。MFRの測定は、JIS−K6921−2:1997付属書(230℃、21.18N荷重)に準拠して行う。
本発明の中間層(B)は、積層フィルムに良好な成形性を付与する機能を賦与するとともに、保護層(A)と接合層(C)との接着性向上を果たすものであり、シングルサイト触媒を用いて重合されたプロピレン・α−オレフィン共重合体を主成分とする熱可塑性樹脂を使用する。
中間層(B)としては、共押出の一工程での積層フィルム製造を考える場合、耐熱性の点から通常はチーグラー触媒によるポリプロピレンホモポリマーを用いることが考えられるが、接合層(C)を基材との接着性に優れたシングルサイト触媒のエチレン・α−オレフィン共重合体を用いる層構成とする場合には、このシングルサイト触媒のエチレン・α−オレフィン共重合体はチーグラー触媒のポリプロピレンホモポリマーとは接着性が極めて悪く積層フィルムとして成り立たない。このことから、中間層(B)としては、保護層(A)と接合層(C)との接着性を付与するために、シングルサイト触媒を用いて重合されたプロピレン・α−オレフィン共重合体を主成分とする熱可塑性樹脂が用いられる。
シングルサイト触媒を用いて重合されたプロピレン・α−オレフィン共重合体としては、融点Tmが高すぎると、接合層(C)のシングルサイト触媒のエチレン・α−オレフィン共重合体との接着性が悪くなりやすく、中間層(B)に使用するプロピレン・α−オレフィン共重合体は、保護層(A)で使用されるプロピレン系重合体より融点Tmが低いものが好ましい。
かかる共重合体は、前記保護層(A)のシングルサイト触媒を用いて重合されたプロピレン系重合体で詳述したうちの共重合体が該当するものであるが、前述したように、そのなかでも融点が120℃〜135℃であるものが好ましい。
さらに、本発明の中間層(B)は、過半量とならない範囲において他の熱可塑性樹脂を添加することができ、例えば、高圧ラジカル重合法低密度ポリエチレンを50%以下、好ましくは30%以下の範囲において接合層(C)の項で述べるエチレン・α−オレフィン共重合体を添加することができるが、本発明の積層フィルムの再生材を配合するのが好ましい態様として挙げられる。
本発明のラミネート用積層フィルムの接合層(C)を構成するエチレン・α−オレフィン共重合体は、低温でかつ高い接着強度を得るために、シングルサイト触媒を用いて重合されたエチレンとα−オレフィンとの共重合体である。
エチレン・α−オレフィン共重合体中のα−オレフィンの含有量は、5〜40重量%が好ましく、より好ましくは7〜35重量%である。α−オレフィンの含有量が少ない場合、フィルムの衝撃強度、及び、低温ヒートシール性が得られにくく、多すぎる場合は、耐ブロッキング性が損なわれ易い。α−オレフィン含有量は、13C−NMR法によって計測される。
エチレン・α−オレフィン共重合体を得るためのシングルサイト触媒、及び、該触媒を用いた重合は、前記保護層(A)のプロピレン・α−オレフィン共重合体の項で述べたと同様の方法によって行うことができる。
シングルサイト触媒によるエチレン・α−オレフィン共重合体は、市販されているものの中から適宜選択して使用することもできる。市販品としては、日本ポリエチレン株式会社の商品名「カーネル」や「ハーモレックス」、デュポンダウ社製の商品名「アフィニティー」等が挙げられる。
本発明のラミネート用積層フィルムは、複数の押出機及びTダイ多層共押出を用いてTダイ成形される。
本発明におけるTダイ成形による積層フィルムは、保護層(A)を構成するプロピレン系重合体と、接合層(C)を構成するエチレン・α−オレフィン共重合体を、中間層(B)を構成するプロピレン・α−オレフィン共重合体を主成分とする熱可塑性樹脂を介し、Tダイ多層共押出付きの複数押出機により溶融させて押出し、ブロアーなどから供給される空気でキャスティングロールに吹き付ける等にて冷却固化させた後、引取機にて引き取る方法によって得ることができる。
本発明における積層フィルムを成形する条件としては、本発明で特定する特性が得られる限り特に限定しないが、成形温度は170〜250℃、好ましくは170〜200℃、成形速度は50〜200m/分、好ましくは60〜150m/分が好適である。
得られた積層フィルムのC層面とオフセット印刷したアート紙とをロール温度が130℃、線圧が55.6kg、速度が30m/分の圧着機で熱圧着した時の積層フィルムの圧着ロールへのとられを下記基準で評価した。
評価 ◎ : なし
○ : ごくわずかあり
△ : 少しあり
× : かなりあり
1)光沢度およびツブレ性
得られたプリントラミネート製品の印刷部の光沢度(20度)を、スガ試験機社製のUGV−5DP(商品名)で測定した値を示し、また、ツブレ性(印刷紙と積層樹脂との密着性)は、外観のツブレ状態を目視で観察し、下記の評価基準で評価した。
外観のツブレ状態
評価 ○: 残存空気が全く無く、印刷色が鮮明
△: 印刷色上に空気がスジ状や斑点として残存
×: 印刷色上に空気が帯状に残存し、印刷色が不鮮明
プリントラミネート製品を、幅25mm、長さ100mmの試験片に切断し、長さ方向50mmを手で剥離した後、島津製作所引張試験機で180度方向に300mm/分の引張速度で剥離した引張強度の値を以下の基準で評価した。
評価 ◎ : 8.1N/25mm以上
○ : 6.1〜8N/25mm
△ : 4.1〜6N/25mm
× : 4N/25mm以下
1)樹脂
・WXK1275:日本ポリプロ社製商品名ウィンテック(シングルサイト触媒によるプロピレン・α−オレフィン共重合体)
MFR=1.5g/10分,密度=0.90,融点=153℃
・WFW4:同日本ポリプロ社製商品名ウィンテック
MFR=7g/10分,密度=0.90,融点=135℃
・WMB3:同日本ポリプロ社製商品名ウィンテック
MFR=8g/10分,密度=0.90,融点=142℃
・WFX4:同日本ポリプロ社製商品名ウィンテック
MFR=7g/10分,密度=0.90,融点=125℃
・MA3U:日本ポリプロ社製商品名ノバッテクPP(チーグラー触媒によるポリプロピレン)
MFR=15g/10分,密度=0.90,融点=163℃
・FX4E:同日本ポリプロ社製商品名ノバッテクPP
MFR=5.3,密度=0.90,融点=132℃
・KF360T:日本ポリエチレン社製商品名カーネル(シングルサイト触媒によるエチレン・α−オレフィン共重合体)
MFR=3.5g/10分,密度=0.898
・KS340T:同日本ポリエチレン社製商品名カーネル
MFR=3.5g/10分,密度=0.880
・KC650T:同日本ポリエチレン社製商品名カーネル
MFR=20g/10分,密度=0.888
・LV570:日本ポリエチレン社製商品名ノバテック(エチレン・酢酸ビニル共重合体)
MFR=15g/10分、酢酸ビニル(VA)含有量:20重量%
・NA11 :ADEKA社製造核材商品名アデカスタブNA(ナトリウム−2,2’−メチレン−ビス−(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)フォスフェート)
プラコー社製 3種3層Tダイ共押出成形機
押出機径 φ40mm
ダイス 3種3層マルチマニホールド
ダイス幅 500mm
押出機設定温度 200〜230℃
ダイス設定温度 230℃
表1に示すとおり、保護層(A)にWXK1275、100重量部とNA11、0.2重量部を配合したもの、中間層(B)にWFX4、100重量部、接合層(C)にKF360T、100重量部を用いた上で、(A層)、(B層)および(C層)がそれぞれ9μm、8μm、8μmの膜厚となるように、A層をキャスティングロール側としてTダイ共押出成形機で製膜した。その際、押出速度60kg/H、フィルム巾400mmで、上記の層比で、総厚25μmとなるべく調整し、インラインでC層面にコロナ処理を施し、インラインスリットで耳を切り落として最終製品350mm巾のフィルム製品を得た。
次に、得られた積層フィルムのC層面とオフセット印刷したアート紙をロール圧着機で熱圧着して、プリントラミネート製品を得た。
得られたプリントラミネート製品は、表1に示す通り、外観光沢性に優れ、印刷したアート紙とのプリントラミネート強度も充分に高く、実用性に優れた品質を有していることが確認できた。
(A層)にWFW4、100重量部とNA11、0.2重量部とを配合したものとした以外は、実施例1と同様にして、積層フィルム、プリントラミネート製品を得た。評価結果を表1に示す。
得られたプリントラミネート製品は、実施例1に比べ、離ロール性および光沢性に差が見られたが、プリントラミネート強度も充分に高く、実用性に優れた品質を有していることが確認できた。
(A層)に核剤を配合しなかった以外は、実施例1と同様にして、積層フィルム、プリントラミネート製品を得た。評価結果を表1に示す。核剤を配合しなかった結果、実施例1に比べ離ロール性および光沢性に差が見られたが、プリントラミネート強度は充分に高く実用性に優れた品質を有していることが確認できた。
実施例1において、(B層)をWMB3、100重量部としたこと以外は、実施例1と同様にして、積層フィルムを得た。評価結果を表1に示す。プリントラミ製品の外観の光沢感、ツブレ性のよいものを得ることができた。
実施例1において、(C層)をKS340T、100重量部としたこと以外は、実施例1と同様にして、積層フィルムを得た。実施例1と同様にして、積層フィルム、プリントラミネート製品を得た。評価結果を表1に示す。良好な品質を得ることが出来た。
実施例1において、(C層)をKC650T、100重量部としたこと以外は、実施例1と同様にして、積層フィルムを得た。実施例1と同様にして、積層フィルム、プリントラミネート製品を得た。評価結果を表1に示す。良好な品質を得ることが出来た。
実施例1において、(A層)をMA3U、100重量部したこと以外は、実施例1と同様にして、積層フィルム、プリントラミネート製品を得た。評価結果を表1に示す。圧着加工時の離ロール性が悪く、プリントラミ製品の光沢度も低くなった。
実施例1において、(B層)をFX4E、100重量部したこと以外は、実施例1と同様にして、積層フィルム、プリントラミネート製品を得た。評価結果を表1に示す。プリントラミ製品のツブレ性およびプリントラミネート強度が劣る結果となった。フィルムのB/C層間で剥離が見られた。
実施例1において、(C層)をLV570、100重量部したこと以外は、実施例1と同様にして、積層フィルム、プリントラミネート製品を得た。評価結果を表1に示す。プリントラミ製品のツブレ性が悪く、プリントラミネート強度も低い結果であった。
一方、保護層(A)のみが本発明の要件を満たさない積層フィルム(比較例1)は、プリントラミ製品の光沢度が低く、またプリントラミネート強度が低くなり、フィルムのA/B層間で剥離が見られ、また、中間層(B)のみが本発明の要件を満たさない積層フィルム(比較例2)は、プリントラミ製品のツブレ性やプリントラミネート強度が劣るだけでなく、フィルムのB/C層間で剥離が見られ、さらに、接合層(C)のみが本発明の要件を満たさない積層フィルム(比較例3)は、プリントラミ製品のツブレ性が悪く、プリントラミネート強度も低いという評価結果を示している。
以上から、本発明の積層フィルムは、成形性や生産性に優れると共に、紙材等の基材との接合性に優れ、しかも、透明性に優れているばかりでなく、印刷面等の鮮明さを損なうことなく、美麗に保護することができるので、ラミネート用として好適であることが確認できた。
Claims (6)
- 保護層(A)と中間層(B)と接合層(C)とから構成されるTダイ多層共押出法にて製造したラミネート用積層フィルムであって、
保護層(A)は、シングルサイト触媒を用いて重合されたプロピレン系重合体からなり、中間層(B)は、シングルサイト触媒を用いて重合されたプロピレン・α−オレフィン共重合体を主成分とする熱可塑性樹脂からなり、さらに、接合層(C)は、シングルサイト触媒を用いて重合されたエチレン・α−オレフィン共重合体からなることを特徴とするラミネート用積層フィルム。 - 保護層(A)のプロピレン系重合体は、融点が140〜155℃であることを特徴とする請求項1に記載のラミネート用積層フィルム。
- 保護層(A)は、プロピレン系重合体100重量部に対して、核剤を0.01〜5重量部含有する組成物から形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のラミネート用積層フィルム。
- 中間層(B)のプロピレン・α−オレフィン共重合体は、融点が120〜135℃であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のラミネート用積層フィルム。
- 接合層(C)のエチレン・α−オレフィン共重合体は、密度が0.882〜0.922、MFR(190℃、21.18N荷重)が3〜18g/10分であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のラミネート用樹脂フィルム。
- 前記シングルサイト触媒は、メタロセン系遷移金属化合物を主成分とするメタロセン触媒であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のラミネート用樹脂フィルム。
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