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JP2008109277A - 無線通信装置 - Google Patents

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JP2008109277A JP2006288868A JP2006288868A JP2008109277A JP 2008109277 A JP2008109277 A JP 2008109277A JP 2006288868 A JP2006288868 A JP 2006288868A JP 2006288868 A JP2006288868 A JP 2006288868A JP 2008109277 A JP2008109277 A JP 2008109277A
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Abstract

【課題】データの伝送効率を向上出来る無線通信装置を提供すること。
【解決手段】各々が、同一のデータ送信元から送信された複数のデータフレームを含み同一のトラフィック識別子TIDにより管理される、複数のデータを受信可能であり、前記データの受信に応答してデータ送信元に対して送達確認を行う無線通信装置2であって、各々が前記データ毎に、前記送達確認を行う為の送達確認情報を保持する複数の送達確認情報管理部37と、新たに前記データを受信した際、複数の前記送達確認情報管理部37において既に保持されている前記送達確認情報の情報量4を予測し、該予測の結果前記情報量がより少ないいずれかの前記送達確認情報管理部37に対して、前記送達確認情報を破棄させると共に、新たに受信した前記データに関する前記送達確認情報を保持させるよう命令する送達確認情報判定部36とを具備する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、無線通信装置に関する。例えば、複数のパケットについてまとめて送達確認を行う無線通信装置に関する。
現在、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11委員会において、次世代向け高速無線LAN(Local Area Network)規格であるIEEE802.11n規格が策定中である。
上記IEEE802.11n規格では、ブロック送達確認機能(例えば非特許文献1参照)を簡略化したパーシャルステートブロック送達確認(partial state block acknowledgement)機能を採用した。本方法は、データの送信元、またはトラフィック識別子が異なる複数のデータを受信した場合には、それまで管理領域に保持していた別のデータに関する送達確認情報を破棄することにより管理領域を開放し、同じ管理領域に新たなデータに関する送達確認情報を保持させる(例えば非特許文献2参照)。本方法によれば、同じ管理領域を使い回すことで、少なくとも1つの送達確認情報の管理領域によって、ブロック送達確認機能を実現出来る。
しかしながら上記手法であると、送達確認を行う前や、正常に行えなかったにもかかわらず、送達確認情報を破棄する場合があり得る。この場合には、データを受信した通信装置は、送信側に対してデータが未送達であるとして、送達確認を行わなければならない。その結果、既に受信したデータについても再送が行われ、伝送効率が低下するという問題があった。
"IEEE Standard for Information technology - Telecommunications and information exchange between systems - Local and metropolitan area networks - Specific requirements Part 11: Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) specifications: Amendment 8: Medium Access Control (MAC) Quality of Service Enhancements"、[online]、インターネット<URL: http://ieeexplore.ieee.org/xpl/tocresult.jsp?isnumber=32891&isYear=0> "IEEE P802.11n/D1.0 Draft Amendment to STANDARD [FOR] Information Technology - Telecommunications and information exchange between systems - Local and Metropolitan networks - Specific requirements Part 11: Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) specifications: Enhancements for Higher Throughput"、[online]、インターネット<URL: http://grouper.ieee.org/groups/802/11/>
この発明は、データの伝送効率を向上出来る無線通信装置を提供する。
この発明の一態様に係る無線通信装置は、各々が同一のデータ送信元から送信された複数のデータフレームを含み且つ同一のトラフィック識別子により管理される複数のデータ、を受信可能であり、前記データの受信に応答してデータ送信元に対して送達確認を行う無線通信装置であって、各々が前記データ毎に、前記送達確認を行う為の送達確認情報を保持する複数の送達確認情報管理部と、新たに前記データを受信した際、複数の前記送達確認情報管理部において既に保持されている前記送達確認情報の情報量を予測し、該予測の結果、前記情報量がより少ないいずれかの前記送達確認情報管理部に対して、前記送達確認情報を破棄させると共に、新たに受信した前記データに関する前記送達確認情報を保持させるよう命令する送達確認情報判定部とを具備する。
本発明によれば、データの伝送効率を向上出来る無線通信装置を提供出来る。
以下、この発明の実施形態を、図面を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
[第1の実施形態]
この発明の第1の実施形態に係る無線通信装置について図1を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る無線通信システムのブロック図である。
図示するように、無線通信システム1は、無線LAN基地局2及び複数の無線LAN端末3を備えており、これらによって通信ネットワーク(LAN)を構成している。無線LAN端末3は、無線LAN基地局2と無線通信を行う。無線LAN基地局2は、無線LAN端末3を収容し、BSS(Basic Service Set)を形成している。無線LAN基地局2は、例えば有線LANによって図示せぬサーバに接続され、またはメタル回線や光ファイバ等によってインターネットサービスプロバイダを介してインターネットに接続される。
次に上記無線LAN基地局2の構成について図2を用いて説明する。図2は無線LAN基地局2のブロック図である。図示するように無線LAN基地局2は、おおまかにはRF(Radio Frequency)部10、物理部20、及びMAC(Media Access Control)部30を備えている。RF部10は、無線通信によって送受信されるアナログ信号のデータの増幅等を行い、アンテナ11からデータを送信または受信する。物理部20及びMAC部30は、サーバまたはインターネットからダウンロードされ、無線LAN端末3へ送信すべきデータ(以下送信データと呼ぶ)を、図示せぬインターフェース部から受け取り、データの信号処理を行ってRF部10へ出力する。また物理部20及びMAC部30は、無線LAN端末3から受け取ったデータの信号処理を行って、インターフェース部へ出力する。以下、物理部20及びMAC部30の詳細について説明する。
なお以下では、送受信データにおいて、MAC部30を境に無線LAN端末3側の送受信データを「フレーム」と呼び、インターフェース側の送受信データを「パケット」と呼ぶ。パケットとは、送受信データがパーソナルコンピュータ等において扱えるデータ構造に組み立てられたものである。またフレームとは、無線通信により通信可能に組み立てられた送受信データのことである。以下、送受信すべき正味のフレームをデータフレームと呼ぶ。なおデータフレームは、大まかにはMACヘッダと、正味のデータであるフレームボディとを含む。
まず物理部20の構成について説明する。物理部20は、物理層送信部21及び物理層受信部22を備えている。物理層送信部21及び物理層受信部22は、送受信すべきフレームの物理層に関する送受信処理を行う。具体的には、物理層送信部21は送信フレームについて、MAC部30から与えられるフレームを冗長符号化した後、直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調を行ってベースバンド送信信号を得る。更にベースバンド送信信号につきD/A変換を行うことによりアナログ信号を得る。物理層受信部22は、受信フレームにつき逆の処理を行う。すなわち、受信したアナログ信号をA/D変換した後に、OFDM復調及び誤り訂正復号を行ってフレームを得る。
次にMAC部30について説明する。MAC部30は、おおまかにはMAC層送信部31及びMAC層受信部32を備えている。まずMAC層送信部31について説明する。
図示するようにMAC層送信部31は、データフレーム送信部33及びブロック送達確認フレーム送信部34を備えている。データフレーム送信部33は、図示せぬインターフェース部からパケットを受け取る。そして、パケットにMACヘッダを付与してフレームを組み立て、物理部20の物理層送信部21へ出力する。ブロック送達確認フレーム送信部34は、MAC層受信部32から与えられる信号に応じて、ブロック送達確認用のフレーム(これをブロック送達確認フレームと呼び、以下ではBA(Block Acknowledge)フレームと呼ぶことがある)を作成し、物理部20の物理層送信部21へ出力する。
ブロック送達確認とは、いずれかの無線LAN端末3からデータが送信された際に行う送達確認のことであり、データが無線LAN基地局2において正常に受信出来たか否かを無線LAN端末3に対して知らせることを言う。ブロック送達確認では、複数のデータフレームを含み、且つ同一のトラフィックIDによって管理されるデータについて、1つのBAフレームを用いて送達確認を行う。従ってブロック送達確認フレーム送信部34は、MAC層受信部32から、いずれのデータフレームについて正常に受信でき、またいずれのデータフレームについて正常に受信出来なかったかを示す情報を受け取り、これに基づいてBAフレームを作成する。なおトラフィックIDとは、まとめて送信される複数のデータフレームを含む、1つのデータを管理する識別子である。なお以下では、同一の無線LAN端末3から送信され且つ同一のトラフィックIDにより管理されるデータフレーム、の集合を“データ”と呼ぶことにする。ある“データ”に含まれる複数のデータフレームは、固まって送信されても良いし、時間間隔を持ってバラバラに送信されても良い。
次にMAC層受信部32について説明する。MAC層受信部32は、データフレーム受信部35、送達確認情報判定部36、及び複数の送達確認情報管理部37−1〜37−n(nは2以上の自然数)を備えている。以下、送達確認情報管理部37−1〜37−nについては、n個のうちのいずれであるかを区別しない場合には、一括して送達確認情報管理部37と呼ぶことにする。
データフレーム受信部35は、物理部20の物理層受信部22からフレームを受け取る。そして、フレームからMACヘッダを取り除いてパケットを組み立て、インターフェース部へ出力する。
複数の送達確認情報管理部37の各々は、受信したいずれかのフレームについての送達確認情報を保持する。送達確認情報とは、前述したようにいずれのデータフレームについて正常に受信できたか、またいずれのデータフレームについて正常に受信出来なかったか等を示す情報である。
送達確認情報判定部36は、物理層受信部22からフレームを受け取った際に、当該フレームについての送達確認情報を、いずれの送達確認情報管理部37に保持させるかを決定し、各送達確認情報管理部37が保持する送達確認情報についてのデータ送信元(いずれの無線LAN端末3であるか)やトラフィックIDを管理する。また必要に応じて、いずれかの送達確認情報管理部37に対して、保持する送達確認情報を破棄・上書きするように命令する。つまり、n個の送達確認情報管理部37が設けられている場合、同時にn個のフレームについての送達確認情報を保持出来る。しかし更に新しいフレームを受け取った際には、いずれかの送達確認情報管理部37につき、それまで保持していた送達確認情報を破棄することで開放してやる必要がある。そこで送達確認情報管理部36は、送達確認情報管理部37に保持される送達確認情報のデータ量に基づいて、送達確認情報の破棄命令を生成する。
次に、上記構成の無線LAN基地局2の動作について、無線LAN端末3からデータを受信した際における送達確認情報の更新方法に着目して説明する。図3は、本実施形態に係る無線LAN基地局2の動作を示すフローチャートである。
図示するように無線LAN基地局2は、データ(フレーム)を受信すると(ステップS1)、まず当該データがブロック送達確認メカニズムによる送達確認を行うデータであるか否かの判定を行う。この判定は、データフレーム受信部35や送達確認情報判定部36が行うことが出来る。これは、ブロック送達確認メカニズムではなく、1つのデータフレームに対して1つのBAフレームで応答する通常の送達確認メカニズム等もあり、必ずしもブロック送達確認メカニズムを用いるデータばかりが存在するわけではないからである。通常、ブロック送達確認メカニズムは、事前に無線LAN端末3との間でネゴシエーションを行った後に使用するものである。従って無線LAN基地局2は、このネゴシエーションによって、どのデータがブロック送達確認メカニズム対象であるかを管理することが可能である。以上の理由から、まずは受信フレームがブロック送達確認メカニズム対象データであるかどうかの判定を行う。
ブロック送達確認メカニズム対象データでなかった場合(ステップS2、NO)には、各送達確認情報管理部37で保持する送達確認情報は全て更新せずに終了する(ステップS3)。ブロック送達確認メカニズム対象データであった場合(ステップS2、YES)、いずれかの送達確認情報管理部37における送達確認情報を更新する対象データであることが分かる。
その場合、次に送達確認情報判定部36は、受信データに対応する送達確認情報をいずれかの送達確認情報管理部37が現在保持しているか否かを確認する。送達確認情報管理部37において保持される送達確認情報が受信データに対応する送達確認情報であるか否かの判定は、データフレームに付随するMACヘッダ内の送信元アドレスと、同じくMACヘッダ内にあるトラフィックIDを確認して行う。なお送信元アドレスとは、当該データを送信した無線LAN端末3を示す情報である。
いずれかの送達確認情報管理部37が対応する送達確認情報を保持する場合(ステップS4、YES)、当該送達確認情報管理部37において、受信データに対応する送達確認情報が更新される(ステップS5)。逆に、いずれの送達確認情報管理部37も、対応する送達確認情報を保持していない場合(ステップS4、NO)には、次に未使用の送達確認情報管理部37が残っているかを確認する。
残っている場合(ステップS6、YES)には、送達確認情報判定部36は、そのうちのいずれか1つを新たに受信したデータに対する送達確認情報を保持するように設定する(ステップS7)。そして、当該送達確認情報管理領域37において受信データに対応する送達確認情報を更新する(ステップS5)。
逆に、未使用の送達確認情報管理部37が残っていない場合(ステップS6、NO)には、受信したデータに対応する送達確認情報管理部37を確保するために、いずれかの送達確認情報管理部37において、現在保持する送達確認情報を破棄するものを1つ決定する(ステップS8)。この際送達確認情報判定部36は、送達確認情報の情報量4に応じて、送達確認情報を破棄すべき送達確認情報管理部37を決定する。
情報量4とは、具体的には次のようなものである。送達確認情報とは、1つのデータ(すなわち、同一の無線LAN端末3によって送信され、且つ同一のトラフィックIDによって管理される複数のデータフレームの集合)に含まれる複数のデータフレームの各々につき、正常に受信できたか否かを示す情報である。この情報のデータサイズが、送達確認情報の情報量4である。従って、当該データに含まれるデータフレームが多いほど、送達確認情報の情報量4も多いことになる。
そして送達確認情報判定部36は、ステップS8で決定された送達確認情報管理領域37に対して、現在保持する情報の破棄を指示する。それと共に送達確認情報判定部36は、ステップS8で決定された送達確認情報管理部37を、新たに受信したデータに対応する送達確認情報を保持できるよう再設定する(ステップS9)。そして、当該送達確認情報管理部37において、受信データに対応する送達確認情報が更新される(ステップS5)。
上記のように、本実施形態に係る無線通信システムであると、下記(1)の効果が得られる。
(1)無線通信システムにおけるデータの伝送効率を向上出来る(その1)。
本実施形態に係る構成であると、無線LAN基地局2は複数の送達確認情報管理部37と、いずれの送達確認情報管理部37において送達確認情報を破棄させるかを決定する送達確認情報判定部36とを備えている。そして送達確認情報判定部36は、情報量4のより少ない送達確認情報を優先的に破棄させる。その結果、フレームの無駄な再送を抑制し、無線通信システムのスループットを向上出来る。本効果について、情報量4を考慮しない場合と比較しつつ、以下詳細に説明する。
まず情報量4を考慮しない場合について、図4を用いて説明する。図4は、横軸に時間をプロットし、各無線LAN端末3及び無線LAN基地局2における動作と、送達確認情報管理部37における状態を示すタイミングチャートである。なお説明の簡単化のために、無線LAN端末3の数を3つとし、それぞれを無線LAN端末A、B、Cと呼び、また送達確認情報管理部37の数を2つとし、それぞれを管理部37−1、37−2とする。更に図4では、更新された時刻の古い送達確認情報から順に破棄される場合について示す。この方法は、通常CPU等で用いられるキャッシュと同じ考え方によるものである。
図示するように、まず時刻t0において無線LAN端末Aから送信されたデータ1を無線LAN基地局2が受信したとする。ここでいう“データ”とは、同一の無線LAN端末3によって送信され且つ同一のトラフィックIDによって管理されるデータフレームの集合であって、各々のデータフレームがMACヘッダとフレームボディとを含むもののことである。すると、管理部37−1がデータ1に関する送達確認情報を保持する。引き続き時刻t1において、無線LAN端末Aから送信されたブロック送達確認要求フレームを、無線LAN基地局2が受信する。ブロック送達確認要求フレームとは、無線LAN基地局2に対してブロック送達確認を要求するために送信されるフレームであり、以下、BAR(Block Acknowledge Request)フレームと呼ぶことがある。
時刻t1で受信したBARフレームに応答して、無線LAN基地局2は時刻t2において、管理部37−1に保持される送達確認情報を用いてBAフレームを作成して無線LAN端末Aへ送信する。このBAフレームの送信が、伝送路の状況等によって失敗したとする。つまり、無線LAN基地局2においてデータ1を正常に受信できたか否かという情報が、無線LAN端末Aには届かなかったとする。
引き続き時刻t3において、無線LAN端末Bから送信されたデータ2を無線LAN基地局2が受信したとする。なお、データ2よりもデータ1の方が、データ量が大きいとする。データ量は、データ送信時の送信期間によって図示される。すると、未使用の管理部37−2がデータ2に関する送達確認情報を保持する。引き続き時刻t4において、無線LAN端末Bから送信されたBARフレームを、無線LAN基地局2が受信する。
時刻t4で受信したBARフレームに応答して、無線LAN基地局2は時刻t5において、管理部37−2に保持される送達確認情報を用いてBAフレームを作成して無線LAN端末Bへ送信する。このBAフレームの送信も失敗したとする。
引き続き時刻t6において、無線LAN端末Cから送信されたデータ3を無線LAN基地局2が受信したとする。すると、管理部37−1、37−2のうち送達確認情報の更新が古い管理部37−1が無線LAN端末C用に設定される。従って、管理部37−1はデータ1に関する送達確認情報を破棄し、データ3に関する送達確認情報に更新する。引き続き時刻t7において、無線LAN端末Cから送信されたBARフレームを、無線LAN基地局2が受信する。
時刻t7で受信したBARフレームに応答して、無線LAN基地局2は時刻t8において、管理部37−1に保持される送達確認情報を用いてBAフレームを作成して無線LAN端末Bへ送信する。このBAフレームの送信は成功したとする。これによって、無線LAN端末Cは、データ3を正常に送信できたか否かを把握することが出来る。
次に時刻t9において、無線LAN端末Aから送信されたBARフレームを、無線LAN基地局2が受信する。これは、時刻t2におけるBAフレームの送信に失敗している故に無線LAN端末Aが送達確認情報を受信できていないため、再度の送達確認を要求するために送信されたものである。すると、この時点ではデータ1に関する送達確認情報は、管理部37−1にも37−2にも保持されていない。なぜなら、データ3の受信時にデータ1に関する送達確認情報は破棄されてしまっているからである。そこで無線LAN基地局2は、無線LAN端末Aに対して、データ1を受け取っていない旨の情報を含むBAフレームを、時刻t10において送信する。
従って、無線LAN端末Aは、データ1の再送を試みる。これは無駄な再送である。つまり、データ1が無線LAN基地局2に正常に受信されていたとしても、その送達確認情報が管理部37−1、37−2に保持されていないが故に、データ1の再送が行われる。そしてデータ1に関する送達確認情報は、管理部37−2に保持される。すなわち、それまで管理部37−2に保持されていたデータ2に関する送達確認情報が破棄される。
次に時刻t14において、無線LAN端末Bから送信されたBARフレームを、無線LAN基地局2が受信する。これも、時刻t5におけるBAフレームの送信に失敗している故に、無線LAN端末Bが送達確認情報を受信できていないために送信されるものである。すると、この時点ではデータ2に関する送達確認情報は、管理部37−1にも37−2にも保持されていない。なぜなら、再送されたデータ1の再受信時にデータ2に関する送達確認情報は破棄されてしまっているからである。そこで無線LAN基地局2は、無線LAN端末Bに対して、データ2を受け取っていない旨の情報を含むBAフレームを、時刻t15において送信する。従って、無線LAN端末Bは、データ2の再送を試みる。これも、前述のデータ1と同じく無駄な再送である。
以上のように、送達確認情報の情報量を考慮せず、単純に更新時刻の順に破棄する方法であると、サイズの大きいデータも小さいデータも全て同じ条件で再送される。つまり、同じく再送が必要な場合であっても、サイズの大きいデータを再送する場合には、それだけ送信時間が必要であり、伝送路を無駄に専有することとなり、伝送路の使用効率が悪化するという問題がある。
この点、本実施形態に係る方法であると、送達確認情報の情報量に着目し、その情報量の少ない送達確認情報を優先的に破棄する。従って、伝送路の無駄な専有を抑制し、使用効率を向上出来る。本効果について、図5を用いて説明する。図5は図4と同じく、横軸に時間をプロットし、各無線LAN端末3及び無線LAN基地局2における動作と、送達確認情報管理部37における状態を示すタイミングチャートである。図4と同様に、無線LAN端末3の数を3つとし、それぞれを無線LAN端末A、B、Cと呼び、また送達確認情報管理部37の数を2つとし、それぞれを管理部37−1、37−2とする。そして図5も、図4と同様のタイミングにてデータ1〜3が送信される場合について示している。
図示するように、時刻t5までは図4と同様である。図4と異なるのは、まずデータ3を受信した時刻t6において、管理部37−1ではなく管理部37−2が無線LAN端末C用に設定される。つまり、送達確認情報判定部36が管理部37−1と37−2における送達確認情報の情報量を比較する。すると、データサイズはデータ1>データ2であるから、管理部37−1の情報量が管理部37−2の情報量よりも大きい。従って、送達確認情報判定部36は、管理部37−2に対して送達確認情報の破棄を命令し、データ3に関する送達確認情報に更新するよう命令する。
そして時刻t9において、無線LAN端末Aから再度送信されたBARフレームを、無線LAN基地局2が受信する。すると、図4の場合と異なり、この時点において、管理部37−1はデータ1に関する送達確認情報を保持している。従って、無線LAN基地局2は、ブロック送達確認フレーム送信部34において、管理部37−1における送達確認情報を用いてBAフレームを組み立てて、時刻t10において無線LAN端末Aへと送信する。この結果、データサイズの大きいデータ1の再送は不要となる。
また、時刻t20において、無線LAN端末Bから再度送信されたBARフレームを、無線LAN基地局2が受信する。この場合には、データ2に関する送達確認情報は、管理部37−1にも37−2にも保持されていないので、データ2の再送が必要になる。
以上のように、本実施形態に係る手法であると、サイズの大きいデータほど再送の機会を少なく出来る。すなわち、送達確認情報管理部37の数を超えるデータを受信した場合には、いずれかの送達確認情報は破棄しなければならず、必ず再送が必要になる。この際、再送すべきデータのサイズが大きいほど、伝送路の専有時間が長くなる。よって、再送するのであれば、データサイズの小さいものを選択することが望ましい。そこで本実施形態では、送達確認情報の情報量に着目し、この情報量が小さいものを優先的に破棄する。これにより、サイズの大きいデータの再送を抑制出来る。図5の例であると、データ2の再送は必要であるが、データ2よりもサイズの大きいデータ1の再送を不要となる。その結果、図4の場合に比べて、時刻t24〜t18の期間、伝送路の専有時間を短縮化出来る。よって、データの伝送効率を向上出来る。
[第2の実施形態]
次に、この発明の第2の実施形態に係る無線通信装置について説明する。本実施形態は、上記第1の実施形態において、送達確認情報の情報量のサイズの判定方法に関するものであり、連続送信可能期間の長さによって判定するものでる。図6は、本実施形態に係る無線LAN基地局2のブロック図である。
図示するように、本実施形態に係る無線LAN基地局2は、上記第1の実施形態で説明した図2の構成において、送達確認情報判定部36が制御部38と連続送信可能期間管理部39とを備えた構成を有している。
ここで、送達確認情報管理部37の備える送達確認情報について図7を用いて説明する。図7は、送達確認情報管理部37のブロック図であり、特に送達確認情報として保持されるデータについて示している。図示するように、送達確認情報管理部37は送達確認情報として、データ送信元アドレス41、トラフィックID42(図中においてTIDと示す)、ビットマップ情報43、及びブロック送達確認開始シーケンス番号44を保持している。勿論、1つの送達確認情報管理部37に保持される送達確認情報は、いずれか1つの無線LAN端末3から送信され、且つ1つのトラフィックIDによって管理されるデータについての情報である。なお、送達確認情報管理部37の備える送達確認情報の構成は、本実施形態だけでなく、上記第1の実施形態も含め、本明細書における全実施形態において共通である。
上記送信元アドレス41は、第1の実施形態で説明した通り、当該データを送信した無線LAN端末3を示す情報である。つまり、無線LAN基地局2によって構成されるBSS内の各無線LAN端末3には、各々アドレスが割り当てられている。これが送信元アドレス41であり、送信元アドレス41によって、当該データがいずれの無線LAN端末3によって送信されたのかを判別出来る。
トラフィックID42は、第1の実施形態で説明した通り、ある無線LAN端末3からまとめて送信される複数のデータフレームを管理する識別子である。つまり、同一の無線LAN端末3から複数のデータが送信された場合、当該トラフィックID42によって、各々のデータを判別することが出来る。
ビットマップ情報43は、1つのデータに含まれる複数のデータフレームについて、無線LAN基地局2が正常に受信出来たか否かを示す情報である。
ブロック送達確認開始シーケンス番号44は、次の通りである。データフレームには、0〜4095までの値を持つフレーム番号が付随されており、これはシーケンス番号と呼ばれる。ブロック送達確認開始シーケンス番号44とは、上記ビットマップ情報がどの領域のシーケンス番号に対応するデータフレームについての情報を有しているかを示している。従って、例えばブロック送達確認開始シーケンス番号44が“5”である場合、ビットマップ情報はシーケンス番号が“5”、“6”、“7”、…のデータフレームに関する情報であることが分かる。
次に、無線LAN端末3から送信されるデータについて図8を用いて説明する。図8は、1つのデータフレームの構造を示す模式図である。図示するように個々のデータフレームは、MACヘッダとフレームボディとを含んでいる。前述の通り、フレームボディは正味のデータ内容を示すものである。MACヘッダは、データ送信元アドレス、シーケンス番号、及びトラフィックIDを含んでいる。つまり無線LAN基地局2は、データのMACヘッダからデータ送信元アドレス、シーケンス番号、及びトラフィックIDを知ることが出来る。これらの情報から、無線LAN基地局2は、送達確認情報管理部37に当該データについてのデータ送信元アドレス41、トラフィックID42、ブロック送達確認開始シーケンス番号43を保持させることが出来る。但し、無線LAN基地局2自身が無線LAN端末3に対して送信権を与えるので、データを受信した時点で、いずれの無線LAN端末3からのデータであるかを無線LAN基地局2は知ることが出来る。
そして、各々が同一の無線LAN端末3によって送信され且つ同一のトラフィックIDを有する複数の上記構成のデータフレームが、例えばアグリゲートされて送信される。1つのフレームアグリゲーションにおける各データフレームは、当然ながら同一のトラフィックIDを有しているが、シーケンス番号は異なる。
次にBARフレームについて図9を用いて説明する。図9は、BARフレームの構造を示す模式図である。図示するようにBARフレームは、MACヘッダと、トラフィックID及びブロック送達確認開始シーケンス番号を含んでいる。従って、無線LAN基地局2はBARフレームを受信することによって、当該BARフレームによって送達確認を求められているデータについての、データ送信元アドレス、トラフィックID、及びデータフレームの先頭フレーム番号を知ることが出来る。
図10は無線通信システム1のブロック図である。図示するように、例えば無線LAN端末Aからデータ45、46が送信され、無線LAN端末Bからデータ47、48が送信されたとする。データ45〜48の各々には、送信元の無線LAN端末3の情報(データ送信元アドレス)とトラフィックIDとが含まれている。従って、無線LAN基地局2は各データ45〜48について、混同したりデータ送信元を間違えたりすることなく管理することが可能となる。なおシーケンス番号の図示は省略した。
次に、図6に戻って送達確認情報判定部36の構成について説明する。連続送信可能期間管理部39は、各送達確認情報管理部37に保持される送達確認情報に関するデータが送信された際において、当該データを送信した無線LAN端末3が有していた連続送信可能期間の長さを、管理テーブル40として保持している。ここで、連続送信可能期間について説明する。
連続送信可能期間とは、IEEE802.11e規格においてTXOP(transmission opportunity)として定義されているものである。その内容は、当該データ群が一回の送信権取得後に、再び伝送路の状態を確認することなく、一定のフレーム間隔を持って連続で送信することが可能な期間をさす。この連続送信期間の決定は、IEEE802.11eで規定される2つのアクセスメカニズムによって異なる。
まず、EDCA(Enhanced Distributed Channel Access)と呼ばれるアクセスメカニズムについて説明する。本メカニズムにおいては、データは4種類の優先度に分けられ、各データに優先度が設定される。そして優先度を実現するために、送信権取得前のフレーム間スペース期間やバックオフ期間を定めるパラメータが優先度毎に変えられ、また連続送信可能期間の長さに差がつけられる。そして当該優先度について、無線LAN基地局2は、自身が収容する無線LAN端末3に対し、ビーコンフレームを用いて通知する。
従って、無線LAN基地局2は自身が設定した情報を用い、また無線LAN端末3はビーコンフレームで受け取った情報を元に、各優先度の連続送信可能期間を知ることができる。この優先度は、データに割り付けられたトラフィックIDと相関を持っている。そして無線LAN基地局2によって、トラフィックIDに応じて優先度が決定される。よって連続送信可能期間管理部39は、各送達確認情報管理部37が保持する1つのデータ送信元アドレス及び1つのトラフィックIDから、該管理部37で管理するデータの連続送信可能期間を知ることができる。
次に、HCCA(Hybrid coordination function Controlled Channel Access)と呼ばれるアクセスメカニズムについて説明する。本メカニズムおいては、管理フレームを用いて、これから送信を行うデータ群が使用する通信帯域ネゴシエーションを事前に行う。この情報を元に無線LAN基地局2は、実際に該データに対する連続送信期間を設定し、定期的に送信権を与える。データの識別は、データ送信元およびトラフィックIDを用いて行う。
従って無線LAN基地局2は、自身が管理する該データに対する連続送信可能期間から、また無線LAN端末3は、管理フレームを用いて実際に付与される連続送信可能から、連続送信可能時間を知ることができる。なお、データ構造やBARフレームの構造、並びにアクセスメカニズムも、本明細書における全実施形態において共通である。
上記のいずれかの方法によって、無線LAN基地局2は、各データについての連続送信可能時間を求める。つまりEDCAであれば、受信したデータに含まれるデータ送信元アドレス及びトラフィックIDから連続送信可能期間を知ることが出来、HCCAであれば無線LAN基地局2は自身が連続送信可能期間を管理しているので自ずと知ることが出来る。図11は、連続送信可能期間管理部39の保持する管理テーブルの概念図である。図示するように、管理テーブル40は送達確認情報管理部37−1〜37−n毎に、保持される送達確認情報に対応するデータが送信された際における連続送信可能期間の長さTXOP1〜TXOPnを保持している。
送達確認情報判定部36における制御部38は、フレームを受け取った際に、当該フレームについての送達確認情報をいずれの送達確認情報管理部37に保持させるかを決定し、各送達確認情報管理部37が保持する送達確認情報についてのデータ送信元(いずれの無線LAN端末3であるか)やトラフィックIDを管理する。また、いずれかの送達確認情報管理部37に対して、保持する送達確認情報を破棄・上書きするように命令する。送達確認情報の破棄を命令する際には、制御部38は連続送信可能期間管理部39に保持される管理テーブルを参照し、連続送信可能期間の長さによって、送達確認情報を破棄させる送達確認情報管理部37を決定する。
その他の構成及び動作は第1の実施形態と同様であるので説明は省略する。
次に、上記構成の無線LAN基地局2の動作について説明する。なお、基本的な動作は第1の実施形態で説明した図3の通りであり、本実施形態は図3におけるステップS8の詳細に関するものである。図12は、ステップS8の内容を示すフローチャートである。
図示するように、制御部38は連続送信可能期間管理部39内の管理テーブル39を参照する。そして、管理テーブル39内において連続送信可能期間が最も短い送達確認情報管理部37を検索する(ステップS10)。すなわち、図11において、TXOP1〜TXOPnのうち最も短いものを保持する管理部37−1〜37−nを探す。
そしてステップS10における検索結果によって検索された送達確認情報管理部37に対して、保持する送達確認情報を破棄するよう命令する(ステップS11)。そしてステップS7では、ステップS11で送達確認情報を破棄された送達確認情報管理部37が、新たな受信用として設定される。
上記のように、本実施形態に係る無線通信システムであると、下記(2)の効果が得られる。
(2)無線通信システムにおけるデータの伝送効率を向上出来る(その2)。
本実施形態に係る構成であると、上記第1の実施形態に係る構成において、送達確認情報判定部36は連続送信可能期間の長さを管理し、連続送信可能期間が最も短い送達確認情報管理部37の送達確認情報を優先的に破棄させる。その結果、フレームの無駄な再送を抑制し、第1の実施形態で説明した(1)の効果が得られる。本効果について、以下詳細に説明する。
連続送信可能期間が長いということは、送達確認要求及び応答をBARフレーム及びBAフレームにより行うまでに連続送信されるデータフレーム数がそれだけ多い、若しくは多い可能性が高いと判断することができる。連続送信されるデータフレーム数が多いと、保持している送達確認情報のうち、データ送信元へ配送すべき送達確認情報の情報量がより多いと考えることができる。
ここで、送達確認情報を破棄することで生じる問題は、該情報を、未だデータ送信元に配送する前に破棄してしまったことで、実際には受け取ったデータフレームまでも、後に無駄に再送されることによる帯域使用効率の低下である。この効率低下を抑えるためには、破棄した送達確認情報内の、必要な情報の情報量が少ないほうがよい。
従って上記に記載したとおり、情報量がより多いと考えられる、つまり連続送信可能期間が長いものを優先的に残し、逆に連続送信可能時間が短いものを破棄することで、効率低下を最小限に抑えることが可能となる。より具体的に、図13を用いて説明する。図13は、図13は横軸に時間をプロットし、2つの無線LAN端末3(以下無線LAN端末A、Bと呼ぶ)における動作を示すタイミングチャートである。なお送達確認情報管理部37の数は2個であるとする。図13において、個々のデータは複数のデータフレームの集合であって、同一のデータに含まれるデータフレームは、同一無線LAN端末3から送信され、且つ同一のトラフィックIDを有するものである。
まず時刻t0において無線LAN端末Aが送信権を取得し、その際の連続送信可能期間はTXOP1であったとする。そしてTXOP1の間に、トラフィックID=“1”のデータが送信される。引き続き無線LAN端末Aが時刻t2において送信権を取得し、その際の連続送信可能期間はTXOP2であったとする。そしてTXOP2の間に、トラフィックID=“2”のデータが送信される。この時点で、2つの送達確認情報管理部37が使用された状態となる。
次に時刻t4において無線LAN端末Bが送信権を取得し、トラフィックID=“1”のデータを送信したとする。すると、2つの送達確認情報管理部37のいずれかについて、送達確認情報を破棄する必要がある。そこで、制御部38はTXOP1とTXOP2とを比較する。すると、TXOP2の方が短いので、TXOP2の期間に送信され、且つトラフィックID=“2”のデータに対応する送達確認情報の破棄を命令する。
図示するように、TXOP1>TXOP2であるから、TXOP1の期間に送信されるデータの方が、TXOP2の期間に送信されるデータよりもデータ量が大きいことが通常である。勿論、連続送信可能期間が長くても伝送路はほとんど使用されず、実際に伝送されたデータ量が少ない場合もあり得る。しかし、可能性としては、連続送信可能期間が長いほど送信されるデータ量は大きい。従って、連続送信可能期間が短い送達確認情報を優先的に破棄することで、データの再送量を減らすことが出来、上記第1の実施形態において図4及び図5を用いて説明した効果が得られる。
[第3の実施形態]
次に、この発明の第3の実施形態に係る無線通信装置について説明する。本実施形態は、上記第2の実施形態と同様に、送達確認情報の情報量のサイズの判定方法に関するものであり、連続送信可能期間の長さの代わりに、BARフレームの受信時刻によって判定するものでる。図6は、本実施形態に係る無線LAN基地局2のブロック図である。
図示するように、本実施形態に係る無線LAN基地局2は、上記第1の実施形態で説明した図2の構成において、送達確認情報判定部36が制御部50と受信時刻管理部51とを備えた構成を有している。
受信時刻管理部51は、各送達確認情報管理領域37において管理している送達確認情報に対応するデータに対して送信されたBARフレームの受信時刻を、管理テーブル60として保持する。管理テーブル60について図15を用いて説明する。図15は管理テーブル60の概念図である。図示するように、管理テーブル60は送達確認情報管理部37−1〜37−n毎に、保持される送達確認情報に対応するデータに対するBARフレームの受信時刻t1〜tnを保持している。
なお、BARフレーム受信は、図4に示したフレームシーケンス例に示すように明示的にBARフレームを受け取った際に限られるものではない。IEEE802.11nにおいて新たに規定されたImplicitブロック送達確認要求機能を用いて、暗示的に送達確認要求を受け取った場合にも受信時間を更新してもよい。Implicitブロック送達確認要求機能とは、データフレームのMACヘッダに所定の情報をのせることで、BARフレームを送信することなくBAフレームの要求ができる機能である。よってデータ受信側にとっては、Implicitブロック送達確認要求機能によるBAフレームの応答要求も、BARフレームによるBAフレーム応答要求と同様に考えてよい。
制御部50は、フレームを受け取った際に、当該フレームについての送達確認情報をいずれの送達確認情報管理部37に保持させるかを決定し、各送達確認情報管理部37が保持する送達確認情報についてのデータ送信元(いずれの無線LAN端末3であるか)やトラフィックIDを管理する。また、いずれかの送達確認情報管理部37に対して、保持する送達確認情報を破棄・上書きするように命令する。送達確認情報の破棄を命令する際には、制御部50は受信時刻管理部51に保持される管理テーブル60を参照し、BARフレームの受信時刻によって、送達確認情報を破棄させる送達確認情報管理部37を決定する。
その他の構成及び動作は第1の実施形態と同様であるので説明は省略する。
次に、上記構成の無線LAN基地局2の動作について説明する。なお、基本的な動作は第1の実施形態で説明した図3の通りであり、本実施形態は図3におけるステップS8の詳細に関するものである。図16は、ステップS8の内容を示すフローチャートである。
図示するように、制御部50は受信時刻管理部51内の管理テーブル60を参照する。そして、管理テーブル60内においてBARフレームの受信時刻が最も現時刻に近い送達確認情報管理部37を検索する(ステップS20)。すなわち、図15において、時刻t1〜tnが最も最近であるものを保持する管理部37−1〜37−nを探す。
そしてステップS20における検索結果によって検索された送達確認情報管理部37に対して、保持する送達確認情報を破棄するよう命令する(ステップS21)。そしてステップS7では、ステップS21で送達確認情報を破棄された送達確認情報管理部37が、新たな受信用として設定される。
上記のように、本実施形態に係る無線通信システムであると、下記(3)の効果が得られる。
(3)無線通信システムにおけるデータの伝送効率を向上出来る(その3)。
本実施形態に係る構成であると、上記第1の実施形態に係る構成において、送達確認情報判定部36はBARフレームの受信時刻を管理し、連続送信可能期間が最も短い送達確認情報管理部37の送達確認情報を優先的に破棄させる。その結果、フレームの無駄な再送を抑制し、第1の実施形態で説明した(1)の効果が得られる。本効果について、以下詳細に説明する。
本実施形態は、上記第2の実施形態で説明した理由と同様に、破棄する送達確認情報に含まれる情報量が最も少ないと判定できるものを破棄するという決定手段に基づいたものである。送達確認情報の情報量は、データの連続送信時間が長いほど情報量が増える。BARフレームを受信してからの経過時間が長いということは、それだけデータの連続送信された期間が長いと考えることができる。従って、結果として保持している送達確認情報の情報量が多いと判断することができる。よって、BARフレームの前回受信時間が最も近いものを破棄することで、無駄な再送による効率の低下を少なく抑えることが可能となる。より具体的に、図17を用いて説明する。図17は、図17は横軸に時間をプロットし、3つの無線LAN端末3(以下無線LAN端末A、B、Cと呼ぶ)及び無線LAN基地局2における動作を示すタイミングチャートである。なお送達確認情報管理部37の数は3個であるとする。図17においても、個々のデータは複数のデータフレームの集合であって、同一のデータに含まれるデータフレームは、同一無線LAN端末3から送信され、且つ同一のトラフィックIDを有するものである。
まず時刻t1において無線LAN基地局2は、無線LAN端末Aからデータ1についてのBARフレームを受け取る。すると受信時刻管理部51は、管理テーブル60に時刻t1を保持させる。次に時刻t2において無線LAN基地局2は、無線LAN端末Bからデータ2についてのBARフレームを受け取る。すると受信時刻管理部51は、管理テーブル60に時刻t2を保持させる。引き続き時刻t3において無線LAN基地局2は、無線LAN端末Cからデータ3についてのBARフレームを受け取る。すると受信時刻管理部51は、管理テーブル60に時刻t3を保持させる。
そして時刻t4が現在時刻であり、この時点で無線LAN端末A〜Cのいずれかからデータを受信したとする。この時点において、3つの送達確認情報管理部37の全ては、それぞれデータ1〜3の各々に対応する送達確認情報を保持している。従って、時刻t4において受信したデータの送達確認情報を保持すべく、いずれかの送達確認情報管理部37における送達確認情報を破棄しなければならない。
すると制御部50は管理テーブル60を参照して、BARフレームの受信時刻が最も最近であるもの、すなわちデータ3について、送達確認情報を破棄する。図示するように、時刻t1、t2、t3から現在時刻t4までの期間をΔt1、Δt2、Δt3とすると、Δt1>Δt2>Δt3である。従って、時刻t4において各送達確認情報管理部37に保持されているデータについても、無線LAN端末Aによって送信されたデータ1が最もデータ量が多く、無線LAN端末Cによって送信されたデータ3が最もデータ量が少ないと予測することが出来る。よって、各データのBARフレームのうち、前回受信した時刻が現在時刻に最も近いものに対応する送達確認情報を優先的に破棄することで、データの再送量を減らすことが出来る。その結果、上記第1の実施形態において図4及び図5を用いて説明した効果が得られる。
[第4の実施形態]
次に、この発明の第4の実施形態に係る無線通信装置について説明する。本実施形態は、上記第2、第3の実施形態と同様に、送達確認情報の情報量のサイズの判定方法に関するものであり、連続送信可能期間やBARフレーム受信時刻の代わりに、ビットマップ情報によって判定するものでる。図18は、本実施形態に係る無線LAN基地局2のブロック図である。
図示するように、本実施形態に係る無線LAN基地局2は、上記第1の実施形態で説明した図2の構成において、送達確認情報判定部36が制御部52とフレーム数算出部53とを備えた構成を有している。
フレーム数算出部53は、各送達確認情報管理領域37において管理している送達確認情報に含まれるビットマップ情報43に基づいて、正常に受信できたデータフレームの数を管理テーブル61として保持する。ここで、ビットマップ情報43について説明する。
ビットマップ情報43は、各データフレームのシーケンス番号に対応した“0”、“1”のデータで表されている。このうち、“1”のビットは、そのビット位置に対応するシーケンス番号に対応するデータフレームは受信済であることを示し、“0”のビットは逆に対応するシーケンス番号に対応するデータフレームを未だ正しく受信できていないことを示す。このビットマップ情報43はBAフレームに乗せられて、データ送信元である無線LAN端末3へ送信される。そして、データ送信元である無線LAN端末3では、ビットに“1”が設定されたものに対応するシーケンス番号を持つデータフレームを正確に送信できたことが分かり、また“0”が設定されたものに関してはデータフレームの再送を行う。ビットマップ情報43の具体例について図19及び図20を用いて説明する。図19及び図20はそれぞれ、データ及びビットマップ情報43の概念図である。
まず図19に示すように、ある無線LAN端末3から送信され、且つ1つのトラフィックIDによって管理されるデータに、m個(m:2以上の自然数)のデータフレームが含まれ、各々に付随するシーケンス番号が“1”〜“m”であったとする。この際のビットマップ情報43の一例が図20である。図示するようにビットマップ情報は、データフレーム番号(=シーケンス番号)と、それに対応した受信情報を含んでいる。図20の場合、シーケンス番号が“1”、“2”、“4”であるデータフレームは受信済みであり、シーケンス番号が“3”、“m”であるデータフレームの受信が出来なかったことを示している。本情報のうちの“1”のビット数を、管理テーブル61が保持する。図21は管理テーブル61の概念図である。図示するように、管理テーブル61は送達確認情報管理部37−1〜37−n毎に、保持される送達確認情報において正常に受信できたデータフレーム数n1〜nn、すなわちビットマップ情報43における“1”のビット数を保持している。
制御部52は、フレームを受け取った際に、当該フレームについての送達確認情報をいずれの送達確認情報管理部37に保持させるかを決定し、各送達確認情報管理部37が保持する送達確認情報についてのデータ送信元(いずれの無線LAN端末3であるか)やトラフィックIDを管理する。また、いずれかの送達確認情報管理部37に対して、保持する送達確認情報を破棄・上書きするように命令する。送達確認情報の破棄を命令する際には、制御部52は受信時刻管理部53に保持される管理テーブル61を参照し、正常に受信できたデータフレーム数によって、送達確認情報を破棄させる送達確認情報管理部37を決定する。
その他の構成及び動作は第1の実施形態と同様であるので説明は省略する。
次に、上記構成の無線LAN基地局2の動作について説明する。なお、基本的な動作は第1の実施形態で説明した図3の通りであり、本実施形態は図3におけるステップS8の詳細に関するものである。図22は、ステップS8の内容を示すフローチャートである。
図示するように、制御部52は受信フレーム数算出部53内の管理テーブル61を参照する。そして、管理テーブル61内において正常に受信できたデータフレーム数の最も少ない送達確認情報管理部37を検索する(ステップS30)。すなわち、図21において、データフレーム数n1〜nnが最も小さい管理部37−1〜37−nを探す。
そしてステップS30における検索結果によって検索された送達確認情報管理部37に対して、保持する送達確認情報を破棄するよう命令する(ステップS31)。そしてステップS7では、ステップS31で送達確認情報を破棄された送達確認情報管理部37が、新たな受信用として設定される。
上記のように、本実施形態に係る無線通信システムであると、下記(4)の効果が得られる。
(4)無線通信システムにおけるデータの伝送効率を向上出来る(その4)。
本実施形態に係る構成であると、上記第1の実施形態に係る構成において、送達確認情報判定部36はビットマップ情報43における“1”のビット数を管理し、このビット数が最も少ない送達確認情報管理部37の送達確認情報を優先的に破棄させる。その結果、フレームの無駄な再送を抑制し、第1の実施形態で説明した(1)の効果が得られる。本効果について、以下詳細に説明する。
無線LAN基地局2において送達確認情報が破棄された場合、それまでビットマップ情報43として保持していた、“1”と設定されたビットが全て“0”にクリアされてしまうため、無駄な再送が生じることとなる。そして、”1”と設定されたビット数が多いほど、その送達確認情報の情報量が多いと判断することができる。よって、制御部53は、“1”のビット値をもつ数がより少ない送達確認情報を破棄するように決定し、該当する送達確認情報管理領域に破棄を指示する。
本実施形態においても、保持する送達確認情報の情報量がより多いものを破棄せずに残しておくという手段は、上記第1〜第3の実施形態と同様であり、かつ情報量をビットマップ情報における受信済ラベルビット数で判定するため、より実際の情報量の多少に合わせた手段であるといえる。よって本実施形態においても、上記第1の実施形態において図4及び図5を用いて説明した効果が得られる。例えば図5における時刻t6においてデータ3を受け取った場合、データ1とデータ2のいずれかに対応した送達確認情報を破棄する必要がある。すると制御部53はデータ1に関するビットマップ情報における“1”のビット数と、とデータ2に関するビットマップ情報における“1”のビット数とを比較する。通常、データ量の大きいデータ1の方が、データ2に比べて“1”のビット数が多いので、制御部53はデータ2に関する送達情報を破棄する。そのため、データ1の再送が不要となり、無駄な再送に必要な時間を少なく抑えることが出来る。
以上のように、この発明の第1乃至第4の実施形態に係る無線通信装置であると、いずれの送達確認情報を破棄するかを決定するにあたって、送達確認情報の情報量の少ないものを優先的に破棄している。より具体的には、連続送信可能期間の短いもの、前回受信したBARフレームの受信時刻の新しいもの、またはビットマップ情報における“1”のビット数の少ないものを破棄する。その結果、データの無駄な再送を抑制し、データの効率的な通信を可能とする。すなわち、上記第1の実施形態においては、その情報量に応じていずれかの送達確認情報を破棄している。しかし、情報量そのものを知ることが困難な場合等においては、第2乃至第4の実施形態で説明した方法によって、各送達確認情報管理部37−1〜37−nにおける送達確認情報の情報量を予測する。そしてこの予測の結果、情報量が最も少ないと考えられるものにつき、送達確認情報判定部36が破棄することを命令する。この予測の方法として、連続送信可能期間、BARフレームの受信時刻、ビットマップ情報等を使用することで、高精度な予測が可能となる。しかしながら、予測の方法は上記第2乃至第4の実施形態で説明した方法には限らず、その他の種々の方法を用いることが出来る。
なお上記第1乃至第4の実施形態では、データの受信装置が無線LAN基地局である場合を例に挙げて説明した。しかし、勿論、受信装置が無線LAN端末であっても良い。この場合には、データの送信元は無線LAN基地局となる。更に、図5を用いて説明したフレームシーケンスにおいて、連続送信可能期間内でフレームがアグリゲーションされて送信されても良いし、または複数のフレームが一定の時間間隔を空けて送信されても良い。
なお、本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出されうる。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出されうる。
この発明の第1の実施形態に係る無線通信システムのブロック図。 この発明の第1の実施形態に係る無線LAN基地局のブロック図。 この発明の第1の実施形態に係る無線通信基地局における動作を示すフローチャート。 無線通信システムにおける、無線LAN端末及び無線LAN基地局の動作を示すタイミングチャート。 この発明の第1の実施形態に係る無線通信システムにおける、無線LAN端末及び無線LAN基地局の動作を示すタイミングチャート。 この発明の第2の実施形態に係る無線LAN基地局のブロック図。 この発明の第1乃至第4の実施形態に係る無線LAN基地局における送達確認情報管理部のブロック図であり、送達確認情報の内容を示す図。 この発明の第1乃至第4の実施形態に係る無線通信システムにおいて送信されるデータフレームの構成を示す概念図。 この発明の第1乃至第4の実施形態に係る無線通信システムにおいて送信されるBARフレームの構成を示す概念図。 この発明の第1乃至第4の実施形態に係る無線通信システムのブロック図。 この発明の第2の実施形態に係る無線LAN基地局の保持する管理テーブルの模式図。 この発明の第2の実施形態に係る無線通信基地局における動作を示すフローチャート。 この発明の第2の実施形態に係る無線通信システムにおける、無線LAN端末の動作を示すタイミングチャート。 この発明の第3の実施形態に係る無線LAN基地局のブロック図。 この発明の第3の実施形態に係る無線LAN基地局の保持する管理テーブルの模式図。 この発明の第3の実施形態に係る無線通信基地局における動作を示すフローチャート。 この発明の第3の実施形態に係る無線通信システムにおける、無線LAN端末及び無線LAN基地局の動作を示すタイミングチャート。 この発明の第4の実施形態に係る無線LAN基地局のブロック図。 この発明の第4の実施形態に係る無線通信システムにおいて送信されるデータの構成を示す概念図。 この発明の第第4の実施形態に係る無線LAN基地局において保持されるビットマップ情報の概念図。 この発明の第4の実施形態に係る無線LAN基地局の保持する管理テーブルの模式図。 この発明の第4の実施形態に係る無線通信基地局における動作を示すフローチャート。
符号の説明
1…無線LANシステム、2…無線LAN基地局、3…無線LAN端末、4…情報量、10…RF部、11…アンテナ、20…物理部、21…物理層送信部、22…物理層受信部、30…MAC部、31…MAC層送信部、32…MAC層受信部、33…データフレーム送信部、34…ブロック送達確認フレーム送信部、35…データフレーム受信部、36…送達確認情報判定部、37−1〜37−n…送達確認情報管理部、38、50、52…制御部、39…連続送信可能期間管理部、40、60、61…管理テーブル、41…データ送信元アドレス、42…トラフィックID、43…ビットマップ情報、44…ブロック送達確認開始シーケンス番号、45〜48…データ、51…受信時刻管理部、53…フレーム数算出部

Claims (5)

  1. 各々が同一のデータ送信元から送信された複数のデータフレームを含み且つ同一のトラフィック識別子により管理される複数のデータ、を受信可能であり、前記データの受信に応答してデータ送信元に対して送達確認を行う無線通信装置であって、
    各々が前記データ毎に、前記送達確認を行う為の送達確認情報を保持する複数の送達確認情報管理部と、
    新たに前記データを受信した際、複数の前記送達確認情報管理部において既に保持されている前記送達確認情報の情報量を予測し、該予測の結果、前記情報量がより少ないいずれかの前記送達確認情報管理部に対して、前記送達確認情報を破棄させると共に、新たに受信した前記データに関する前記送達確認情報を保持させるよう命令する送達確認情報判定部と
    を具備することを特徴とする無線通信装置。
  2. 各々が同一のデータ送信元から送信された複数のデータフレームを含み且つ同一のトラフィック識別子により管理される複数のデータ、を受信可能であり、前記データの受信に応答してデータ送信元に対して送達確認を行う無線通信装置であって、
    各々が前記データ毎に、前記送達確認を行う為の送達確認情報を保持する複数の送達確認情報管理部と、
    新たに前記データを受信した際、複数の前記送達確認情報管理部のうち、既に保持されている前記送達確認情報の情報量がより少ないいずれかの前記送達確認情報管理部に対して、前記送達確認情報を破棄させると共に、新たに受信した前記データに関する前記送達確認情報を保持させるよう命令する送達確認情報判定部と
    を具備することを特徴とする無線通信装置。
  3. 各々が同一のデータ送信元から送信された複数のデータフレームを含み且つ同一のトラフィック識別子により管理される複数のデータ、を受信可能であり、前記データの受信に応答してデータ送信元に対して送達確認を行う無線通信装置であって、
    各々が前記データ毎に、前記送達確認を行う為の送達確認情報を保持する複数の送達確認情報管理部と、
    新たに前記データを受信した際、複数の前記送達確認情報管理部間のうち、いずれかの前記送達確認情報管理部に対して、既に保持する前記送達確認情報を破棄させると共に、新たに受信した前記データに関する前記送達確認情報を保持させるよう命令する送達確認情報判定部と
    を具備し、前記送達確認情報判定部は、前記送達確認情報管理部の各々に保持される前記送達確認情報に対応するデータの送信機会における連続送信可能期間を保持する連続送信可能期間管理部と、
    前記連続送信可能期間管理部を参照して、前記連続送信可能期間が最も短い前記送信機会に送信された前記データに関する前記送達確認情報を保持する前記送達確認情報管理部を検索し、該送達確認情報管理部に対して前記送達確認情報を破棄するよう命令する制御部と
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  4. 各々が同一のデータ送信元から送信された複数のデータフレームを含み且つ同一のトラフィック識別子により管理される複数のデータ、を受信可能であり、前記データに連続して送信される送達確認要求の受信に応答してデータ送信元に対して送達確認を行う無線通信装置であって、
    各々が前記データ毎に、前記送達確認を行う為の送達確認情報を保持する複数の送達確認情報管理部と、
    新たに前記データを受信した際、複数の前記送達確認情報管理部間のうち、いずれかの前記送達確認情報管理部に対して、既に保持する前記送達確認情報を破棄させると共に、新たに受信した前記データに関する前記送達確認情報を保持させるよう命令する送達確認情報判定部と
    を具備し、前記送達確認情報判定部は、前記送達確認情報管理部の各々に保持される前記データに対応する前記送達確認要求の受信時刻を保持する受信時刻管理部と、
    前記受信時刻管理部を参照して、前記受信時刻が現時刻に最も近い前記送達確認要求に対応する前記データに関する前記送達確認情報を保持する前記送達確認情報管理部を検索し、該送達確認情報管理部に対して前記送達確認情報を破棄するよう命令する制御部と
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  5. 各々が同一のデータ送信元から送信された複数のデータフレームを含み且つ同一のトラフィック識別子により管理される複数のデータ、を受信可能であり、前記データの受信に応答してデータ送信元に対して送達確認を行う無線通信装置であって、
    各々が前記データ毎に、前記送達確認を行う為の送達確認情報を保持する複数の送達確認情報管理部と、
    新たに前記データを受信した際、複数の前記送達確認情報管理部間のうち、いずれかの前記送達確認情報管理部に対して、既に保持する前記送達確認情報を破棄させると共に、新たに受信した前記データに関する前記送達確認情報を保持させるよう命令する送達確認情報判定部と
    を具備し、前記送達確認情報とは、各々の前記データに含まれる複数の前記データフレーム毎について、正常に受信出来たか否かを示す情報であり、
    前記送達確認情報判定部は、前記送達確認情報管理部の各々について、正常に受信出来た前記データフレーム数を保持するデータフレーム数管理部と、
    前記データフレーム数管理部を参照して、正常に受信出来た前記データフレーム数の最も少ない前記送達確認情報を保持する前記送達確認情報管理部を検索し、該送達確認情報管理部に対して前記送達確認情報を破棄するよう命令する制御部と
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
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