JP2008107234A - 超音波式流体計測装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】超音波式流体計測装置10は、仕切板20が、流体40の流れ方向に沿う右左側の縁部20A,20Bを計測流路15における右左の支持壁部36,37にそれぞれ設けられて仕切板20を厚み方向に挟持する上下の挟持面122,123を有する右左の支持部48,49に支持され、仕切板20により計測流路15内に複数の扁平流路41が積層形成されたものである。この超音波式流体計測装置10は、支持部の上下の挟持面51,52のうちの少なくとも一方が他方に向けて突出する突出部51A,52Aを有する凹凸形状に形成されている。
【選択図】図2
Description
この計測流路は、断面長方形の角筒形状で対向する短辺側面にそれぞれ送波部、受波部が設けられている。
そして、近年では、計測精度を向上させるために、計測流路に複数の隔壁を並行に配置することにより、計測流路を多層流路とした超音波式流体計測装置が提案されている(特許文献1および特許文献2)。
仕切板は、側縁に設けられた耳部を支持壁に設けられた支持孔に嵌入することにより支持される。
支持孔は、仕切板の耳部の厚み寸法以下の高さ寸法を有する矩形状にしておく必要がある。
一方、支持孔に耳部が緩く嵌入するように形成されている場合、流体の脈動に追従して仕切板がガタつき、計測精度が低下する。
このため、流体の流れ方向に沿った方向に対して計測流路を確実に固定することが難しく改善が求められている。
また、本発明の第2の目的は、本体の収容部内において計測流路を確実に固定できる超音波式流体計測装置を提供することにある。
よって、少なくとも一方挟持面が凹凸形状に形成されているので、支持部に仕切板を嵌入させた際に、突出部が仕切板に押し付けられて変形する。
このように、少なくとも一方の挟持面が凹凸形状なので、突出部が変形することにより仕切板の厚みに関わらず弾性的に仕切板を挟持できる。
さらに、収容部の内壁に押圧する弾性体を計測流路に設けた。弾性体を収容部の内壁に押圧することで、収容部内において計測流路がガタつくことを防止できる。
さらに、突出部を変形させて仕切板を弾性的に挟持することで、流体の脈動に追従して仕切板がガタつくことを防止できるので計測精度の向上が図れるという効果を有する。
以下、本発明の実施形態に係る超音波式流体計測装置について、図面を参照して説明する。
図1〜図4に示すように、第1実施形態の超音波式流体計測装置10は、供給流路11および排出流路12に連通されたハウジング13と、ハウジング13内の収容部14に収容された計測流路15と、計測流路15に第1送受波器17および第2送受波器18が設けられた超音波計測部16と、第1送受波器17および第2送受波器18を結ぶ超音波伝搬路(結ぶ線)19に対して略平行となるように計測流路15に収容された複数の仕切板20とを備える。
なお、本実施形態では、複数の仕切板20を超音波伝搬路19に対し、略平行となるように計測流路15に収容したが、これに限定されるものではなく、複数の仕切板20を超音波伝搬路19に沿う方向に計測流路15に収容してもよい。
超音波伝搬路19は、いわゆるZパスに設定されている。
ハウジング本体31は、凹部32の供給側端部に本体側溝部位25Aが形成され、凹部32の排出側端部に本体側溝部位26Aが形成されている。
蓋体34は、本体側溝部位25Aに臨む部位に蓋体側溝部位25Bが形成され、本体側溝部位26Aに臨む部位に蓋体側溝部位26Bが形成されている。
収容部14は、供給流路11および排出流路12に連通されている。
また、ハウジング本体31に蓋体34をビス止めすることで、本体側溝部位25Aおよび蓋体側溝部位25Bで供給リブ用溝25が形成されるとともに、本体側溝部位26Aおよび蓋体側溝部位26Bで排出リブ用溝26が形成される。
複数の扁平流路41は、それぞれの断面形状が略矩形状に形成されている。
計測流路15を収容部14に収容した状態において、供給側リブ22が供給リブ用溝25に収容されるとともに、排出側リブ23が排出リブ用溝26に収容される。
なお、弾性体30は、ゴムシートに代えてスプリングなどの他の部材を用いることも可能である。
弾性体30を環状に形成することで、弾性体30を計測流路15の外側面15Cに沿って周回させることができる。
これにより、計測流路15と収容部14との間の隙間43を弾性体30で塞ぎ、隙間43に流体40が流れることを止めて計測精度の向上が図れる。
そして、供給側リブ22を供給リブ用溝25に収容されるとともに、排出側リブ23を排出リブ用溝26に収容させた。
これにより、ハウジング13の収容部14に流体40が流入した際に、収容部14に対して計測流路15にズレが生じることを防止できる。
このように、収容部14に対して計測流路15にズレが生じることを防止し、かつ収容部14内において計測流路15がガタつくことを防止することで、収容部14内に計測流路15を確実に固定できる。
第1送受波器21は、右側壁31Aのうち、第2送受波器18の上流側に配置されている。
具体的には、第1送受波器17および第2送受波器18間の超音波伝搬路19は、平面視で複数の扁平流路41の流れ方向(矢印Aで示す方向)を斜めに横切るように設定されてZパスである。
なお、左耳部46は、右耳部45と同じ形状なので、以下、右耳部45について説明して左耳部46の説明を省略する。
また、左支持部49は、右支持部48と同じ形状なので、以下、右支持部48について説明して左支持部49の説明を省略する。
下挟持面52は、中央の左右側において、上方に向けて突出した一対の上向き突出部(突出部)52Aが設けられている。
上向き突出部52Aは、支持溝54の下辺54Bに対して上端部がL1寸法だけ上方に位置するように形成されている。
支持溝54は、仕切板20の右側縁部(両縁部)20Aが嵌合する溝である。なお、支持溝54は設けなくてもよい。
下向き突出部51Aの下端部が湾曲状に弾性変形して右耳部45の上面45Aに当接する。上向き突出部52Aの上端部が湾曲状に弾性変形して右耳部45の下面45Bに当接する。
下向き突出部51Aの下端部および上向き突出部52Aの上端部で右耳部45を挟持することで仕切板20が右支持壁部36に支持される。
これにより、右支持部48に右耳部45を容易に嵌入させることができ、かつ、流体40の脈動に追従して仕切板20がガタつくことを防止できる。
さらには、右支持部48に右耳部45を嵌入させた際に、右耳部45を変形させるとともに、突出部51A,52Aを変形させることも可能である。右耳部45および突出部51A,52Aの両方を変形させることで、突出部51A,52Aを変形させる場合と同様の効果が得られる。
これにより、右支持部48で右耳部45を挟持した際に、右耳部45を安定させた状態に挟持できる。
なお、左支持部49も、右支持部48と同様に、上下の挟持面で左耳部46を挟持して支持する。
右左の支持部48,49を上下方向に複数個設け、複数の支持部48,49で仕切板20をそれぞれ支持することで、複数の仕切板20で計測流路15内に複数の扁平流路41(図3参照)を積層形成する。
図示しない遮断弁を開放することで、供給流路11内に流体40を矢印の如く流入させる。供給流路11内に流入した流体40は、計測流路15内に流入する。計測流路15内に流入した流体40は、複数の扁平流路41内に流入する。
第1、第2の超音波伝搬時間T1、T2に基づいて、ガスの流速Uを求める。
第1実施形態では、仕切板20の右側縁部20Aに3個の右耳部45を等間隔に突出させて、右耳部45を右支持部48に嵌合させた例について説明したが、これに限らないで、右支持部48を右側縁部20A全域に対応させて長く形成することも可能である。
右支持部48に右側縁部20A全域を嵌合させることで、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
図9(A),(B)に示す第2実施形態の超音波式流体計測装置70は、第1実施形態の右支持部48を右支持部71に代えたもので、その他の構成は第1実施形態と同様である。
右支持部71は、上下の挟持面(一対の挟持面)72,73を有する。上挟持面72は、下挟持面73に向けて突出するように湾曲状に形成されている。
これにより、上挟持面72は、中央において、下方に向けて突出した下向き突出部(突出部)72Aが設けられている。
すなわち、右支持部71は、上挟持面72が下挟持面73に向けて突出する突出部72Aを有する凹凸形状に形成されている。
下向き突出部72Aが湾曲状に弾性変形して右耳部45の上面45Aに当接する。下向き突出部72Aおよび下挟持面73で右耳部45を挟持することで仕切板20が右支持壁部36に支持される。
図10に示す第3実施形態の超音波式流体計測装置80は、第1実施形態の右支持部48を右支持部81に代えたもので、その他の構成は第1実施形態と同様である。
右支持部81は、上下の挟持面(一対の挟持面)82,83を有する。上挟持面82は、下挟持面83に向けて突出するように船底状に形成されている。
これにより、上挟持面82は、中央において、下方に向けて突出した下向き突出部(突出部)82Aが設けられている。
すなわち、右支持部81は、上挟持面82が下挟持面83に向けて突出する突出部82Aを有する凹凸形状に形成されている。
下向き突出部82Aが湾曲状に弾性変形して右耳部45の上面45Aに当接する。下向き突出部82Aおよび下挟持面73で右耳部45を挟持することで仕切板20が右支持壁部36に支持される。
図11に示す第4実施形態の超音波式流体計測装置90は、第1実施形態の右支持部48を右支持部91に代えたもので、その他の構成は第1実施形態と同様である。
右支持部91は、上下の挟持面(一対の挟持面)92,93を有する。上挟持面92は、下挟持面93に向けて突出するように傾斜状に形成され、上挟持面92と右支持壁部36との境界にスリット94が形成されている。
これにより、上挟持面92は、スリット94近傍において、下方に向けて突出した下向き突出部(突出部)92Aが設けられている。
すなわち、右支持部91は、上挟持面92が下挟持面93に向けて突出する突出部92Aを有する凹凸形状に形成されている。
下向き突出部92Aが湾曲状に弾性変形して右耳部45の上面45Aに当接する。下向き突出部92Aおよび下挟持面93で右耳部45を挟持することで仕切板20が右支持壁部36に支持される。
図12に示す第5実施形態の超音波式流体計測装置100は、第1実施形態の右支持部48を右支持部101に代えたもので、その他の構成は第1実施形態と同様である。
右支持部101は、上下の挟持面(一対の挟持面)102,103を有する。上挟持面102は、下挟持面103に向けて中央が突出するように三角山状に形成されている。下挟持面103は、上挟持面102に向けて中央の両側が突出するように三角山状に形成されている。
上向き突出部103Aは、支持溝54の下辺54Bに対して上端部がL5寸法だけ上方に位置するように形成されている。
すなわち、右支持部101は、上挟持面102が下挟持面103に向けて突出する突出部102Aを有する凹凸形状に形成され、下挟持面103が上挟持面102に向けて突出する突出部103Aを有する凹凸形状に形成されている。
下向き突出部102Aが湾曲状に弾性変形して右耳部45の上面45Aに当接するとともに、上向き突出部103Aが湾曲状に弾性変形して右耳部45の下面45Bに当接する。下向き突出部102Aおよび上向き突出部103Aで右耳部45を挟持することで仕切板20が右支持壁部36に支持される。
図13に示す第6実施形態の超音波式流体計測装置110は、第1実施形態の右支持部48を右支持部111に代えたもので、その他の構成は第1実施形態と同様である。
右支持部111は、右支持壁部36の内面から内側に張り出した部材で、上下の挟持面(一対の挟持面)112,113を有する。上挟持面112は、下挟持面113に向けて中央が突出するように形成されている。下挟持面113は、上挟持面112に向けて中央の両側が突出するように形成されている。
図14に示す第7実施形態の超音波式流体計測装置120は、第1実施形態の右支持部48を右支持部121に代えたもので、その他の構成は第1実施形態と同様である。
右支持部121は、右支持壁部36の内面から内側に張り出した部材で、上下の挟持面(一対の挟持面)122,123を有する。上挟持面122は、下挟持面123に向けて中央が突出するように湾曲状に形成されている。下挟持面123は、上挟持面112に向けて中央が突出するように湾曲状に形成されている。
図15(A),(B)に示す第8実施形態の超音波式流体計測装置130は、第1実施形態の右支持部48を右支持部131に代え、かつ第1実施形態の右耳部45を右耳部132に代えたもので、その他の構成は第1実施形態と同様である。
右耳部132は、中央の両側に上方に突出した一対の上向き突出部(突出部)132A,132Bを有し、中央に下方に突出した下向き突出部(突出部)132Cを有し、下向き突出部132Cと略面一に配置された両側辺132D,132Eを有する凹凸形状(波形状)に形成されている。
これにより、右耳部132が変形した状態で、右支持部131(すなわち、上下の挟持面131A,131B)に差し込まれて仕切板20が右支持壁部36に支持される。
図16(A),(B)に示す第9実施形態の超音波式流体計測装置140は、第1実施形態の右支持部48を右支持部141に代え、かつ第1実施形態の右耳部45を右耳部142に代えたもので、その他の構成は第1実施形態と同様である。
右耳部142は、中央に上方に突出した上向き突出部(突出部)142Aを有し、下方に突出した両側辺142B,142Cを有する上向き凸形状に形成されている。
これにより、右耳部142が変形した状態で、右支持部141(すなわち、上下の挟持面141A,141B)に差し込まれて仕切板20が右支持壁部36に支持される。
13 ハウジング
14 収容部
15 計測流路
15C 外側面
16 超音波計測部
17 第1送受波器
18 第2送受波器
19 超音波伝搬路
20 仕切板
20A,20B 右左側の縁部(両側縁部)
22 供給側リブ(リブ)22
23 排出側リブ(リブ)
25 供給リブ用溝(溝)
26 排出リブ用溝(溝)
28 内壁
30 弾性体
36,37 右左の支持壁部(一対の支持壁部)
40 流体
41 扁平流路
45,132,142 右耳部(耳部)
46 左耳部(耳部)
48,71,81,91,101,111,121,131,141 右支持部(支持部)
49 左支持部(支持部)
51,52,72,73,82,83,92,93,102,103,112,113,122,123,131A,131B,141A,141B 上下の挟持面(一対の挟持面)
51A,72A,82A,92A,102A,112A,122A,132C 下向き突出部(突出部)
52A,103A,113A,123A,132A,132B,142A 上向き突出部(突出部)
Claims (5)
- 断面矩形の角筒状に形成された計測流路と、
前記計測流路に第1送受波器および第2送受波器が設けられた超音波計測部と、
前記第1送受波器および前記第2送受波器を結ぶ超音波伝搬路に対して略平行となるように前記計測流路に収容された複数の仕切板とを備え、
前記各仕切板が、前記流体の流れ方向に沿う両側縁部を前記計測流路における一対の支持壁部にそれぞれ設けられて当該仕切板を厚み方向に挟持する一対の挟持面を有する支持部に支持され、
前記各仕切板により前記計測流路内に複数の扁平流路が積層形成された超音波式流体計測装置であって、
前記支持部の前記各挟持面のうちの少なくとも一方が他方に向けて突出する突出部を有する凹凸形状であることを特徴とする超音波式流体計測装置。 - 前記支持部の前記各挟持面のうちの一方に前記突出部が複数設けられているとともに、前記仕切板の縁部に前記支持部に挟持される耳部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の超音波式流体計測装置。
- 断面矩形の角筒状に形成された計測流路と、
前記計測流路に第1送受波器および第2送受波器が設けられた超音波計測部と、
前記第1送受波器および前記第2送受波器を結ぶ超音波伝搬路に対して略平行となるように前記計測流路に収容された複数の仕切板とを備え、
前記各仕切板により前記計測流路内に複数の扁平流路が積層形成されているとともに、前記計測流路がハウジングに形成された収容部に収容された超音波式流体計測装置であって、
前記計測流路の外側において流体が通過する流通方向を軸線とする周方向に沿って形成されたリブと、
前記収容部に形成されて前記リブを収容可能な溝と、
前記計測流路を前記流通方向に対して直交する方向に沿って前記収容部の内壁に押圧する弾性体とが設けられていることを特徴とする超音波式流体計測装置。 - 前記弾性体が、前記計測流路と前記収容部との間に介装されたゴムシートであることを特徴とする請求項3に記載の超音波式流体計測装置。
- 前記弾性体が前記計測流路の外側面に沿って周回する環状であることを特徴とする請求項4に記載の超音波式流体計測装置。
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