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JP2008100554A - 後方視認装置 - Google Patents

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JP2008100554A
JP2008100554A JP2006283029A JP2006283029A JP2008100554A JP 2008100554 A JP2008100554 A JP 2008100554A JP 2006283029 A JP2006283029 A JP 2006283029A JP 2006283029 A JP2006283029 A JP 2006283029A JP 2008100554 A JP2008100554 A JP 2008100554A
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Hiroyuki Hannya
洋征 般若
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】部品点数及びコストを低減しつつ、バックミラーの死角領域も含めた左右後方の情報を瞬時に認識できる自動二輪車の後方視認装置を提供することである。
【解決手段】自動二輪車1000の後方を撮像する後方視認装置100であって、自動二輪車1000の後部に配置され、後方へ向けてミラー面12が形成されたミラー部材10と、ミラー部材10のミラー面12を撮像する撮像装置30とを備え、ミラー部材10のミラー面12は、中央に位置する平坦部14と、平坦部14から左右に延びた湾曲部16とから構成されている後方視認装置100である。
【選択図】図3

Description

本発明は、後方視認装置に関し、特に、広い後方視野を確保できる自動二輪車の後方視認装置に関する。
自動二輪車では、ハンドルの左右にバックミラーが取り付けてあり、このバックミラーに映る反射像を見ることによって、自動二輪車のライダーは、車両の後方や左右の側方を確認することができる。しかしながら、バックミラーに映る反射像では捉えられない視野、いわゆる死角と呼ばれる領域があり、死角領域に対しては、ライダーは、直接目視で死角領域の状況を確認する必要がある。
こうした中、バックミラーでは捉えられない死角領域を確認するために、車両にCCDカメラ等の撮像装置を設置して、車両の後方を撮影した映像を表示画面に映し出す方法が、例えば、特許文献1に開示されている。
特許文献1の後方視認装置では、車両の左右後方を撮影する一対のCCDカメラと、CCDカメラによって撮影された映像を表示する表示画面とが備えられ、CCDカメラは、左右のバックミラーで視認される第1の領域と、第1の領域の車両に対して側方に位置する第2の領域(死角領域)とを包含する領域が撮影されるように設定されている。
特開2006−131213号公報
上記の特許文献1に開示された後方視認装置では、バックミラーの高い後方視認性を維持しつつ、バックミラーの死角領域も含めた左右後方の情報を瞬時に認識できる点で有用である。しかしながら、上記構成では、車両の後方領域と左右の死角領域とを含めた広範囲な領域(例えば、150°)を撮影する必要があるので、広範囲な領域を捕らえられるようにCCDカメラを複数台用意しなければならない。CCDカメラの取り付け台数が増えると、その分部品点数及びコストも増大してしまう。
CCDカメラの取り付け台数を減らすには、視野角のもっと広いCCDカメラを用いて、一台のカメラで広範囲な領域を撮影できる構成にすればよいのであるが、カメラの視野角が広がると映像の歪みも大きくなるので、ライダーが映像を識別するのが容易ではなくなってしまう。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、部品点数及びコストを低減しつつ、バックミラーの死角領域も含めた左右後方の情報を瞬時に認識できる自動二輪車の後方視認装置を提供することである。
本発明の後方視認装置は、自動二輪車の後方を撮像する後方視認装置であって、前記自動二輪車の後部に配置され、後方へ向けてミラー面が形成されたミラー部材と、前記ミラー部材のミラー面を撮像する撮像装置とを備え、前記ミラー部材のミラー面は、中央に位置する平坦部と、前記平坦部から左右に延びた湾曲部とから構成されている。
ある好適な実施形態において、前記撮像装置は、前記自動二輪車の中心線上に搭載されている。
ある好適な実施形態では、さらに、前記ミラー部材を左右方向に可動させるアクチュエータが設けられている。
ある好適な実施形態において、前記アクチュエータは、前記自動二輪車のウィンカに連動して可動することを特徴とする。
ある好適な実施形態では、前記ミラー面の平坦部は、前記自動二輪車の真後ろ方向を向くように配置され、前記平坦部と前記湾曲部との接続箇所は、滑らかに連続して形成されていることを特徴とする。
ある好適な実施形態において、前記ミラー面の湾曲部は、前記撮像装置に対して、少なくとも前記自動二輪車の死角領域を映し出すことを特徴とする。
ある好適な実施形態では、前記ミラー面の湾曲部には、前記死角領域の度合いを表すマーカーが設けられている。
本発明の自動二輪車は、前記後方視認装置と、前記後方視認装置に接続された制御装置と、前記制御装置に接続された画像表示装置とを備えている。
本発明の後方視認装置によれば、撮像装置によって撮像されるミラー部材のミラー面が、中央に位置する平坦部と、そこから左右に延びた湾曲部とから構成されているので、撮像装置に対して、ミラー面の平坦部によって車両の後方領域の情報を投影するだけでなく、ミラー面の湾曲部によって左右の死角領域の情報も投影することができる。したがって、撮像装置を複数台取り付けなくても、車両の後方領域と死角領域とを含めた広範囲な領域を撮影することができる。
加えて、ミラー面の中央を平坦部の平らな面で構成することにより、映像の歪みをある程度抑えることができるので、ライダーは、映像に捕らえられた対象物との距離感を掴みやすくなる。
以下、図面を参照しながら、本発明による実施の形態を説明する。以下の図面においては、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付して説明している。また、本明細書において、左右方向とは、自動二輪車の進行方向に対して左右の方向のことをいい、前後方向とは、自動二輪車の進行方向に対して前後の方向のことをいう。なお、本発明は以下の実施形態に限定されない。
まず、図1を参照しながら、本実施形態の後方視認装置100を備えた自動二輪車1000について説明する。図1は、本実施形態の自動二輪車1000(以下、車両)を模式的に示した外観側面図である。
自動二輪車1000は、ライダーが着座するシート88と、シート88の前方に配置されたハンドル80と、ハンドル80の左右に配置されたバックミラー86と、車両の後部に搭載された後方視認装置100とから構成されている。
シート88に着座したライダーは、ハンドル80を操縦し、車両の進行方向を決定して、車両を走行する。その際、ハンドル80の左右に配置されたバックミラー86で後方視認を行いながら走行する。後方視認装置100は、車両の後部に配置されている。図示した例では、後方視認装置100は、シート88の後方に配置されている。
本実施形態の後方視認装置100を車両の後側から見ると図2(a)に示す通りである。また、図2(b)には、後方視認装置100を側面から見た模式図が示してある。
後方視認装置100は、車両の後方を撮像するための装置である。後方視認装置100は、ミラー部材10と、ミラー部材10のミラー面12を撮像する撮像装置30とから構成されている。
ミラー部材10は、車両の後部に配置されており、ここでは、グラブバー82の最後部に設けられている。ミラー部材10は、車両の後方へ向けて突出した面をもつ板状の部材である。ミラー部材10は、鏡面処理により反射像を形成することができる材料(例えば、金属または樹脂)からなり、例えば、軽量化の観点からアクリルを用いることができる。このミラー部材10の外周には、車両の後方(図2(a)では、紙面の手前側)へ向けて突出したミラー面12が形成されている。ミラー面12には、鏡面処理(例えば、研磨処理またはメッキ処理など)が施されており、撮像装置30に対して反射像を映し出す役割を持つ。本実施形態のミラー面12には、アルミニウムが蒸着されている。
このミラー部材10に対して、オフセットされた位置に撮像装置30は配置される。図示した例では、撮像装置30は、ミラー部材10の斜め後ろ上方に配置される。撮像装置30は、例えば、CCDカメラである。なお、撮像装置30としては、CCDカメラ以外にも、例えば、CMOSカメラ(CMOSイメージセンサ)を用いてもよい。本実施形態のCCDカメラ30は、車両後部のグラブバー82に搭載されており、そのレンズ面32は、ミラー部材10のミラー面12を撮影できるように、ミラー面12の方に向けて配置される。また、撮像装置30は、自動二輪車1000の中心線C上に1つだけ搭載されている。
さらに、図3を参照しながら、ミラー部材10のミラー面12の構成について説明する。図3は、本実施形態の後方視認装置100の構成を説明する図である。
ミラー部材10のミラー面12は、中央に位置する平坦部14と、平坦部14から左右に延びた湾曲部16(左方向に延びた左湾曲部16a及び右方向に延びた右湾曲部16b)とから構成されている。
まず、本実施形態の平坦部14は、車両の真後ろ方向を向くように配置されるとともに、その表面が実質的に平らな面(略平面)となるように構成されている。この構成により、平坦部14は、斜め後ろ上方に配置された撮像装置30に対して、車両の後方の領域(後方領域A1)を映し出すことができる。この後方領域A1には、少なくとも車両の真後ろ方向の領域が含まれている。
一方、ミラー面12の湾曲部16は、略平面の平坦部14から車両の前方に向けて湾曲するように形成された曲面であり、この曲面の法線が車両の真後ろ方向から側方に向くように配置されている。そして、湾曲部16は、撮像装置30に対して、少なくとも車両(バックミラー86)の死角部分に相当する領域(死角領域A3)を映し出すように配置される。この構成により、湾曲部16は、撮像装置30に対して、車両の左右の後側方の領域A2を映し出すことができ、この中には、車両の死角領域A3も含まれる。
本実施形態の後方視認装置100によれば、撮像装置30によって撮影されるミラー部材10のミラー面12は、中央に位置する平坦部14と、平坦部14から左右に延びた湾曲部16とから構成されているので、撮像装置30に対して、平坦部14では車両の真後ろ方向の領域を映し出し、湾曲部16では左右の2方向の死角領域A3を映し出すことができる。したがって、1台の撮像装置30を用いて、3方向の広範囲な領域の映像を撮影することができる。
加えて、ミラー面12に平坦部14(平らな面)を設けることにより、撮影された映像は、歪むことなく実物大の肉眼に近い映像となるので、ライダーは遠近感を掴みやすく、それゆえ、映像に映った他車との距離感を適確に把握することができる。
つまり、本発明によれば、ミラー面12の平坦部14による遠近感の分かる映像と、ミラー面12の湾曲部16による広角な領域の映像とを併せ持つ後方視認装置100を提供することができる。
典型的な後方視認装置では、ライダーの真後ろ方向の情報と、左右の死角領域の情報とを映像として捕らえるには、それぞれの方向に対応した3台(又は、2台)の撮像装置を設けて撮影する必要があったが、3台もの撮像装置を搭載するのは、コスト面でのデメリットが大きく、また、撮像装置の収容スペースも大きくなるので、装置が大型化してしまうという問題がある。しかしながら、本実施形態の後方視認装置100では、1台の撮像装置30で上記3方向のいずれも撮影できるので、コストを低減することができ、また、装置を小型化することも可能である。
なお、画角の広いレンズを用いても広角な領域の映像を撮影することは可能であるが、一般的に、レンズの画角が大きくなればなるほど、レンズを通して得られる画像は大きく歪んでしまい、特に、映像周辺に行くほど歪みが大きくなるので、ライダーが映像を識別するのが容易ではなくなってしまう。この場合には、映像の歪みを補正するような映像処理を実行しなければならない。
この点において、後方視認装置100では、平坦部14と湾曲部16とからなるミラー部材10を用いることにより、画角の狭いレンズであっても、広角な領域の映像を撮影できるので、映像の歪みを十分に抑制することができる。したがって、画像の歪みを補正するような映像処理も省略することができる。なお、本実施形態のレンズの画角は、55°〜60°の範囲内に設定されており、好適には、57°のものを使用している。
また、撮像装置30を車両の中心線C上に搭載することによって、撮影された映像は、ライダーの真後ろ方向を中心にして映し出されるので、ライダーは、真後ろ方向を基準にして、映像に映った他車と自車との位置関係を瞬時に認識することができるようになる。
なお、本実施形態の撮像装置30は、自動二輪車1000の中心線C上に搭載されているが、撮像装置30は、ミラー面12を撮影できるように配置されていればよく、それゆえ、撮像装置30の取付位置は中心線Cから外れた位置であってもよい。
また、本実施形態のミラー部材10は、グラブバー82の最後部に配置されているが、これに限らず、撮像装置30に対して、真後ろ方向の領域と、左右の死角領域A3とが映し出せる位置にミラー部材10を配置できればよい。なお、ミラー部材10及び撮像装置30の取付位置は、車両の構成や走行条件などにあわせて適宜調整することができる。
以下に、本実施形態の後方視認装置100についてさらに詳細に説明する。図3は、後方視認装置100の構成を説明するための図である。
図3に示すように、本実施形態の撮像装置30には画像表示装置70が接続されている。本実施形態の画像表示装置70は、ハンドル80の近傍に設けられ、ライダーが視認できる位置に搭載されている。撮像装置30が撮影した映像は、この画像表示装置70に映し出される。画像表示装置70として、例えば、液晶表示ディスプレイを使用することができる。
また、後方視認装置100には、さらに、ミラー部材10を左右方向(矢印45の方向)に可動するアクチュエータ40が設けられている。本実施形態のアクチュエータ40は、例えば、電動モータ40である。このアクチュエータ40は、ミラー部材10を左右方向の所定の位置まで移動させることができる。
このようにミラー部材10を左右方向に移動させることによって、撮像装置30は、ミラー面12の特定の面を選択的に撮影できるので、画像表示装置70には、車両の走行状況に応じてライダーが確認したい後方の情報を選択的に表示させることができる。
例えば、図4(a)に示すように、ミラー面12の平坦部14と撮像装置30とが対向する位置にミラー部材10を移動させることによって、画像表示装置70には、車両の真後ろ方向の情報を選択的に表示させることができる。
また、図4(b)に示すように、ミラー面12の左側の湾曲部16aと撮像装置30とが対向する位置にミラー部材10を移動させることによって、画像表示装置70には、車両の左側の死角領域A3aの情報を選択的に表示させることができる。
あるいは、図4(c)のように、画像表示装置70に、車両の右側の死角領域A3bの情報を表示したいときには、右側の湾曲部16bと撮像装置30とが対向する位置にミラー部材10を移動させればよい。
なお、図4(b)及び(c)において、画像表示装置70には、死角領域A3の情報だけでなく、車両の真後ろ方向の情報も含むような位置に、ミラー部材10を移動させるのが好ましい。これにより、車両の真後ろ方向の映像を基準にして、画像表示装置70が、左右どちらの映像を表示しているかを容易に判別することができる。
また、撮像装置30は、ミラー面12の全体像ではなく特定の面を選択的に撮影できればよいので、ミラー面12と撮像装置30との間を近づけることができ、後方視認装置100を車両の前後方向に小型化することが可能となる。
加えて、ミラー面12と撮像装置30との間を近づけるほど、ミラー面12の映し出す視野は広がるので、ミラー部材10の移動量を少なくでき、それゆえ、アクチュエータ40の駆動力を減らすことができる。その結果、コンパクトなシステムを実現でき、システムの信頼性を向上できる。なお、本実施形態では、ミラー面12と撮像装置30との間の距離は、10mm〜15mmに設定できる。
なお、本実施形態では、アクチュエータ40でミラー部材10を可動させているが、撮像装置30とミラー部材10との相対的な位置を左右方向にズラすことができればよく、ミラー部材10を固定したままで、撮像装置30を可動させてもよい。
ただし、重量な撮像装置30を可動させるよりも、軽量なミラー部材10を可動させる方が、アクチュエータ40の駆動力を少なくできるという利点がある。また、撮像装置30を可動させるよりもミラー部材10を可動させる方が、アクチュエータ40を車両の内側に配置できるので、アクチュエータ40の収容スペースを確保しやすく、レイアウトの自由度も大きくすることができる。
さらに、アクチュエータ40でミラー部材10を可動させることについて詳細に説明する。本実施形態のアクチュエータ40は、自動二輪車1000のウィンカ52に連動して可動する。つまり、アクチュエータ40は、ライダーのウィンカスウィッチ50の操作に応じて、ミラー部材10を左右方向の所定の位置まで移動させる。ミラー部材10が移動する所定の位置の一例を挙げると、図4(a)〜(c)に示すとおりである。なお、図中の符号52はウィンカの作動状態を表す図であり、左側のウィンカは符号52aに、また、右側のウィンカは符号52bにそれぞれ対応している。
この例では、アクチュエータ40は、ウィンカスウィッチ50の操作(ウィンカ52の作動)に応じて、ミラー部材10を左右方向の3つの設定位置へと移動させる。
まず、図4(a)には、左右いずれのウィンカ52(52a及び52b)も作動させない場合、すなわち、通常の直進時におけるミラー部材10の第1の設定位置を示してある。第1の設定位置は、ミラー面12の平坦部14に対向する位置である。このとき、画像表示装置70には、撮像装置30が撮影した平坦部14の反射像の映像、すなわち、車両の後方領域を含む映像が表示される。
次に、図4(b)には、左側のウィンカ52aを作動させた場合、すなわち、左車線への車線変更時における第2の設定位置を示してある。第2の設定位置は、ミラー面12の左側の湾曲部16aに対向する位置である。このとき、画像表示装置70には、撮像装置30が撮影した左側の湾曲部16aの反射像の映像、すなわち、車両の左後側方領域を含む映像が表示される。なお、この車両の左後側方領域を含む映像には、車両の左側の死角領域の情報も含まれる。これにより、ライダーは、左車線へ車線変更をする際には、ウィンカ52を左側に作動させると、左後方の映像が画像表示装置70に表示されるので、ライダーは、左側のバックミラーの死角領域に、走行車両がいないことを確認することができる。
最後に、図4(c)には、右側のウィンカ52bを作動させた場合、すなわち、右車線への車線変更時における第3の設定位置を示してある。第3の設定位置は、上述した第2の設定位置と逆方向の右側の湾曲部16bに対向する位置である。このとき、右側の死角領域を含む右後側方領域の映像が画像表示装置70に表示されるので、ライダーは、右側のバックミラーの死角領域に、走行車両がいないことを確認することができる。
上記構成では、ウィンカ52の作動に応じて、画像表示装置70に表示される映像を自動的に切り替えることができるので、車線変更の際には、ライダーは、死角領域の情報を瞬時に認識することができ、より確実に後方視認を行ないながら走行することができる。
なお、本実施形態では、アクチュエータ40によるミラー部材10の移動は、制御装置90により制御されている。図3を参照しながら、具体的に説明すると、アクチュエータ40は、制御装置90に接続されている。本実施形態の制御装置90は、例えば、マイクロコンピュータ(MPU)からなる。この制御装置90には、さらに、ウィンカスウィッチ50が電気的に接続されている。そして、このウィンカスウィッチ50は、ウィンカスウィッチが切り替えられたときに発せられる信号(例えば、右側のウィンカスウィッチのON/OFFなど)を制御装置90へと出力する。制御装置90は、ウィンカスウィッチ50から出力された信号に基づいて、ミラー部材10を左右方向の所定の位置まで移動させるように、アクチュエータ40を制御する。
また、本実施形態では、ウィンカスウィッチ50の操作に応じて、ミラー部材10の移動を制御しているが、これに限らず、例えば、ライダーの意思に基づいて、ミラー部材10の移動を制御することも可能である。一例を挙げれば、ライダーがON/OFFを任意に切り替えられる表示切替スウィッチ54をハンドルの近傍に設け、この表示切替スウィッチ54の切り替えの情報に基づいて、ミラー部材10を左右方向の所定の位置まで移動させるように制御することもできる。
なお、制御装置90は、画像表示装置70を制御する表示制御装置であってもよい。
次に、図5(a)及び(b)を参照しながら、車両の死角領域とミラー面12との関係について説明する。図5(a)は、第1車線(I)を走行している自動二輪車(自車)1000が、第2車線(II)に車線変更する場合を想定した状況を示した図である。第2車線(II)には、他の車96が、自車1000の後方を走行している状況を示す。
図5(a)に示すように、自車1000のハンドルの右側に取り付けられたバックミラー86bを使って後方を確認する場合、バックミラー86bから見て角度θ1の範囲に含まれる領域は見ることができるが、角度θ2の範囲に含まれる領域は、いわゆるバックミラー(及びライダー)の死角領域A3bとなって見ることはできない。つまり、第2車線(II)の後続する他車96は、バックミラー86bでは視認することができない
一方、ミラー面の湾曲部16は、撮像装置30に対して、少なくともバックミラーの死角領域A3を含む領域A2を映し出すように設定されている。例えば、図5(b)には、ミラー面12の右側の湾曲部16bが映し出す領域A2b(投影領域)を説明するための模式図が示してある。ミラー面12の右側の湾曲部16bは、撮像装置30に対して、少なくとも角度θ2の範囲に含まれるバックミラーの右側の死角領域A3bも含めた領域A2bを映し出せるように、平坦部14から緩やかに湾曲して構成されている。
なお、図5(a)及び(b)では、右側のバックミラー86b、及び右側の湾曲部16bについて説明を行なったが、左側のバックミラー86a、及び左側の湾曲部16aについても、同様に構成することができる。
なお、本実施形態では、上記構成を実現するために、ミラー面12の湾曲部16は、端部において50Rへと滑らかに変化するように構成されている。
次に、図6(a)及び(b)を参照しながら、ミラー面12の構成の一例を詳述する。
図6(a)に示した例では、ミラー面12の中央に位置する平坦部14は、平面P(すなわち、断面が直線)から構成されており、その平坦部の両サイドから連続して湾曲部16a、16bが延びている。この例では、湾曲部16a、16bと、平面構成の平坦部14との接続部が滑らかにつながるように、湾曲部16a、16bの湾曲程度は、平坦部14との境界部ではほぼゼロ(すなわち、ほとんど直線)から始まり、次第に、所定の曲率に近づいていくように、湾曲の程度が大きくなっていく。
一方、図6(b)に示した例では、平坦部14は、完全な平面(すなわち、断面が直線)ではなく、わずかに湾曲している(曲率R2)。換言すると、像がほとんど歪まない程度に平坦部14を湾曲させて、その平坦部14の両サイドから連続して湾曲部16a、16b(曲率R3)を延ばし、湾曲部16a、16bと平坦部14との接続部が滑らかにつながるように構成している。平坦部14のR2よりも、湾曲部16a、16bの曲率R3の方が大きくなるが、R2、R3ともに全範囲にわたって一定の値でなくてもよい。この例では、湾曲部16a、16bの曲率R3は、平坦部14との境界部ではほぼR2と同じ値から始まり、次第に、所定の曲率に近づいていくように、湾曲の程度が大きくなっていくように構成されている。
なお、平坦部14と湾曲部16a、16bとの接続部が、屈曲するように(すなわち、滑らかでなく)接続されている場合、その屈曲の度合いによっては、ミラー面12に投影される後方の複数の物体が一つのものとして、撮像装置30に映し出されてしまうことがある。すなわち、平坦部14に映った像と湾曲部16a(又は16b)に映った像とが合成されて、一つの物体として撮像装置30に映し出されてしまうことがあり得る。したがって、平坦部14と湾曲部16との間になるべく角が出ないように連続的に形成することが好ましく、例えば、後続する別々の2つの他車が、反射像では1つに見えてしまうような状況を回避することが望ましい。
なお、図7(a)に示すように、ミラー面12の湾曲部16には、死角領域の度合いを表すマーカー18(左側のマーカー18a及び右側のマーカー18b)が設けられている。このマーカー18は、画像表示装置70の映像が、車両の後方領域の映像であるか、または、バックミラーの死角領域の映像であるかを識別するためのものであり、このマーカーによって、ライダーは、後方領域であるか、あるいは死角領域A3であるかを瞬時に判断することができる。
図7(b)〜(d)には、マーカー18を設けたときに表示される画像表示装置70の表示画面72の一例を示してある。なお、画像表示装置70には、右側の湾曲部16bの映像が表示されている。
例えば、図7(b)に示すように、湾曲部16のうち、死角領域を映し出す部分の上辺に帯状にペイントを施し、これをマーカー18として利用することもできる。これにより、帯状にペイントした領域に他車が映っていれば、自車と接近していることが瞬時に認識できる。また、この帯状のペイント部分をさらに色分け(例えば、濃淡による色分け)することもできる。この濃淡で色分ける濃淡ラベル表示によって、後続する他車の接近度合いの違いを容易に判断することができる。なお、このような濃淡ラベルで表示されたマーカーは、画像表示装置70に画像処理ソフトを用いて表示することも可能であるが、構成が複雑でコストも割高である。この点において、本実施形態では、ミラー面12に直接マーカー18をペイントするだけでよく、非常に簡便な構成によって同等の効果を実現することができ、しかも、コストも安価である。
さらに、マーカー18の濃淡ラベル表示に代えて、マーカー18の形状によって、後続する他車の接近度合いを判断することもできる。例えば、図7(c)には、マーカーの形状が逆三角形の場合(逆三角形エリア表示)を一例として示している。この例では、ライダーは、逆三角形の面積の大きさから、後続する他車の接近度合いを判断できる。例えば、色の濃淡だけでは曖昧で見分けにくい場合であっても、マーカーの大きさを判断基準とすることで曖昧さを排除でき、それゆえ、他車の接近度合いの重要度を瞬時に判断することができる。なお、図7(d)に示すように、マーカー18は、湾曲部16の上辺だけでなく下辺に設けることもできる。マーカー18を下辺に設けることにより、映像に映った他車とマーカーとが重なるのを回避できるので、限られた表示画面のスペースを有効に利用することができる。
なお、マーカーの濃淡ラベル表示と逆三角形エリア表示とは、組み合わせて用いてもよく、あるいは、それぞれ単独で用いることもできるが、組み合わせて用いた場合には、色と形状との相乗効果によってライダーの注意をさらに喚起できるので、ライダーは、注意を払って後方確認をすることができる。
以上、本発明を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、勿論、種々の改変が可能である。
本発明によれば、部品点数及びコストを低減しつつ、バックミラーの死角領域も含めた左右後方の情報を瞬時に認識できる自動二輪車の後方視認装置を提供することができる。
本実施形態の自動二輪車1000を模式的に示した外観側面図である。 (a)は本実施形態の後方視認装置100を車両の後側から見た模式図、(b)は後方視認装置100を側面から見た模式図である。 本実施形態の後方視認装置100の構成を説明する図である。 (a)〜(c)は、アクチュエータ40で可動されたミラー部材10と、撮像装置30との位置関係を説明する図である。 (a)は第1車線(I)を走行している自動二輪車1000が、第2車線(II)に車線変更する場合を想定した状況を示した図である。(b)は右側の湾曲部16bが映し出す領域A2b(投影領域)を説明するための模式図である。 (a)及び(b)はミラー面12の構成の一例を説明する図である。 (a)はマーカー18が設けられたミラー部材の一例を示す図である。(b)〜(d)はマーカー18を設けたときに表示される画像表示装置70の表示画面の一例を示す図である。
符号の説明
10 ミラー部材
12 ミラー面
14 平坦部
16a 左側の湾曲部
16b 右側の湾曲部
18 マーカー
18a 左側のマーカー
18b 右側のマーカー
30 撮像装置
32 レンズ面
40 アクチュエータ
45 矢印
50 ウィンカスウィッチ
52 ウィンカ
52a 左側のウィンカ
52b 右側のウィンカ
54 表示切替スウィッチ
70 画像表示装置
72 表示画面
80 ハンドル
82 グラブバー
86b 右側のバックミラー
86a 左側のバックミラー
88 シート
90 制御装置
96 他車
100 後方視認装置
1000 自動二輪車
A1 後方領域
A2a 左側の湾曲部の投影領域
A2b 右側の湾曲部の投影領域
A3a 左側の死角領域
A3b 右側の死角領域
B 角度
C 中心線
P 平面
R2 平坦部の曲率
R3 湾曲部の曲率

Claims (8)

  1. 自動二輪車の後方を撮像する後方視認装置であって、
    前記自動二輪車の後部に配置され、後方へ向けてミラー面が形成されたミラー部材と、
    前記ミラー部材のミラー面を撮像する撮像装置と
    を備え、
    前記ミラー部材のミラー面は、
    中央に位置する平坦部と、
    前記平坦部から左右に延びた湾曲部と
    から構成されている、後方視認装置。
  2. 前記撮像装置は、前記自動二輪車の中心線上に搭載されている、請求項1に記載の後方視認装置。
  3. さらに、前記ミラー部材を左右方向に可動させるアクチュエータが設けられている、請求項1に記載の後方視認装置。
  4. 前記アクチュエータは、前記自動二輪車のウィンカに連動して可動することを特徴とする、請求項3に記載の後方視認装置。
  5. 前記ミラー面の平坦部は、前記自動二輪車の真後ろ方向を向くように配置され、
    前記平坦部と前記湾曲部との接続箇所は、滑らかに連続して形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の後方視認装置。
  6. 前記ミラー面の湾曲部は、前記撮像装置に対して、少なくとも前記自動二輪車の死角領域を映し出すことを特徴とする、請求項5に記載の後方視認装置。
  7. 前記ミラー面の湾曲部には、前記死角領域の度合いを表すマーカーが設けられている、請求項6に記載の後方視認装置。
  8. 請求項1から7の何れか一つに記載された後方視認装置と、
    前記後方視認装置に接続された表示制御装置と、
    前記表示制御装置に接続された画像表示装置と
    を備えた自動二輪車。
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