JP2008195137A - 車両接近告知装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両走行中に車両前方の危険状況に応じて、告知音を制御可能とする。
【解決手段】車両10の車速Vを検出する車速センサ16の検出結果と、車両10のブレーキペダル18の作動を検出するブレーキ作動センサ20の検出結果とに基づいて、制御装置14は車速Vが所定車速V1以下で、ブレーキペダル18が作動している間中、スピーカ12から告知効果の高い告知音を発音する。このため、運転者が車両前方の危険状況の程度が大きい(危険)と判断し、ブレーキペダル18を踏み込み、車両10を減速した場合に、告知効果の高い告知音によって歩行者に車両10の接近を告知できる。
【選択図】図1
【解決手段】車両10の車速Vを検出する車速センサ16の検出結果と、車両10のブレーキペダル18の作動を検出するブレーキ作動センサ20の検出結果とに基づいて、制御装置14は車速Vが所定車速V1以下で、ブレーキペダル18が作動している間中、スピーカ12から告知効果の高い告知音を発音する。このため、運転者が車両前方の危険状況の程度が大きい(危険)と判断し、ブレーキペダル18を踏み込み、車両10を減速した場合に、告知効果の高い告知音によって歩行者に車両10の接近を告知できる。
【選択図】図1
Description
本発明は車両接近告知装置に係り、特に、電動自動車等に搭載されて歩行者等に車両の接近を気付かせるための車両接近告知装置に関する。
従来から、電気自動車やハイブリッド車等の電動自動車に搭載されて歩行者等に車両の接近を気付かせるための車両接近告知装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、電動自動車の車速に応じて、エンジン自動車が低速、中速、高速での走行時に発生する音と同様の音を発生させることで、歩行者に車両の接近を気付かせるようになっている。
特開2004−136831号公報
しかしながら、通常、運転者は車両前方の危険状況の程度が小さいと判断した場合、例えば、車両前方の見通しが良く、歩行者や傷害物が存在しない状況では、車両の前方の危険状況の程度が小さい(危険でない)と判断し車両を加速する。このため、特許文献1の技術のように、車両が高速の場合に高い周波数成分を有する音響を発生し歩行者が車両の接近を感知できるようにする装置では、運転者が判断する車両前方の危険状況の程度と、歩行者に車両の接近を告知する音響の発音レベルとが一致していない。即ち、車両前方の見通しが良く、歩行者や傷害物が存在しない状況で、運転者が、車両前方の危険状況の程度が小さいと判断し、車両を加速した場合にも、歩行者に車両の接近を告知する音響の発音レベルが高くなる。
本発明は上記事実を考慮し、車両走行中に車両前方の危険状況に応じて、告知音を制御できる車両接近告知装置を提供することが目的である。
請求項1記載の本発明の車両接近告知装置は、車両に設けられ車両外部へ車両の接近を通報する告知音を発生する告知音発生手段と、前記車両が所定車速以下となった場合に、前記告知音発生手段から所定の告知音を発生させる制御手段と、を有することを特徴とする。
制御手段は車両が所定車速以下となった場合に、車両に設けられ車両外部へ車両の接近を通報する告知音を発生する告知音発生手段から所定の告知音を発生させる。このため、車両走行中に車両前方の危険状況に応じて、運転者が車両の前方の危険状況の程度が高いと判断し、車速を所定車速以下に落とした場合に、告知音発生手段から告知音が発生する。
請求項2記載の本発明の車両接近告知装置は、車両に設けられ車両外部へ車両の接近を通報する告知音を発生する告知音発生手段と、前記車両のブレーキが作動している場合に、前記告知音発生手段から所定の告知音を発生させる制御手段と、を有することを特徴とする。
制御手段は車両のブレーキが作動している場合に、車両に設けられ車両外部へ車両の接近を通報する告知音を発生する告知音発生手段から所定の告知音を発生させる。このため、車両走行中に車両前方の危険状況に応じて、運転者が車両の前方の危険状況の程度が高いと判断し、車両のブレーキを作動させている場合に、告知音発生手段から告知音が発生する。
請求項3記載の本発明の車両接近告知装置は、車両に設けられ車両外部へ車両の接近を通報する告知音を発生する告知音発生手段と、前記車両が所定車速以下でブレーキが作動している場合に、前記告知音発生手段から所定の告知音を発生させる制御手段と、を有することを特徴とする。
制御手段は車両が所定車速以下でブレーキが作動している場合に、車両に設けられ車両外部へ車両の接近を通報する告知音を発生する告知音発生手段から所定の告知音を発生させる。このため、車両走行中に車両前方の危険状況に応じて、運転者が車両の前方の危険状況の程度が高いと判断し、車速を所定車速以下に落としブレーキを作動させている場合に、告知音発生手段から告知音が発生する。
請求項4記載の本発明の車両接近告知装置は、車両に設けられ車両外部へ車両の接近を通報する告知音を発生する告知音発生手段と、前記車両が所定車速以下となった場合に、前記告知音発生手段から所定の告知音を発生させると共に、前記車両が前記所定車速以下でブレーキが作動している場合に、前記告知音発生手段から前記所定の告知音に比べ告知効果の高い告知音を発生させる制御手段と、を有することを特徴とする。
制御手段は車両が所定車速以下となった場合に、車両に設けられ車両外部へ車両の接近を通報する告知音を発生する告知音発生手段から所定の告知音を発生させると共に、車両が所定車速以下でブレーキが作動している場合に、告知音発生手段から所定の告知音に比べ告知効果の高い告知音を発生させる。このため、車両走行中に車両前方の危険状況に応じて、運転者が車両の前方の危険状況の程度が高いと判断し、車速を所定車速以下に落とした場合に告知音発生手段から告知音が発生すると共に、車両が所定車速以下でブレーキを作動させている場合には、告知音発生手段から所定の告知音に比べ告知効果の高い告知音が発生する。
請求項5記載の本発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載の車両接近告知装置において、前記車両が停止した場合に、前記告知音発生手段から前記所定の告知音に比べ告知効果の低い告知音を発生させることを特徴とする。
制御手段は、車両が停止した場合に、告知音発生手段から所定の告知音に比べ告知効果の低い告知音を発生させる。このため、告知音による車両周囲の騒音を低減できる。
請求項6記載の本発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載の車両接近告知装置において、制御手段は、前記車両が停止した場合に、前記告知音発生手段からの告知音の発生を止めることを特徴とする。
制御手段は、車両が停止した場合に、告知音発生手段からの告知音の発生を止める。このため、告知音による車両周囲の騒音を防止できる。
請求項1記載の本発明は、車両走行中に車両前方の危険状況に応じて告知音を制御できる。
請求項2記載の本発明は、車両走行中に車両前方の危険状況に応じて告知音を制御できる。
請求項3記載の本発明は、車両走行中に車両前方の危険状況に応じて告知音を制御できる。
請求項4記載の本発明は、車両走行中に車両前方の危険状況に応じて告知音を制御できる。
請求項5記載の本発明は、告知音による車両周囲の騒音を低減できる。
請求項6記載の本発明は、告知音による車両周囲の騒音を防止できる。
本発明における車両接近告知装置の一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
なお、図中矢印UPは車両上方方向を示し、図中矢印FRは車両前方方向を示している。
図1には本発明の一実施形態に係る車両接近告知装置を適用した車両(ハイブリッドカー)10が車両斜め前方から見た斜視図によって示されている。
図1に示される如く、車両10の前端部10Aには、告知音発生手段としての左右一対のスピーカ12が設けられており、これらのスピーカ12は、車両10のエンジンルーム10Bに設けられた制御手段としての制御装置14にワイヤハーネス等によって電気的に接続されている。
従って、これらのスピーカ12は、制御装置14から出力される作動信号によって、それぞれ車両外部へ車両の接近を通報する告知音、例えば、エンジン自動車が走行時に発生する音と同様の音を発生するようになっている。
制御装置14は車両10の車速Vを検出する車速検出手段としての車速センサ16に、ワイヤハーネス等によって電気的に接続されており、車速センサ16によって検出された車速Vの検出データが制御装置14に入力されるようになっている。
また、制御装置14は車両10のブレーキング(制動)を検出するブレーキ作動検出手段(制動検出手段)、例えば、ブレーキペダル18の作動を検出するブレーキ作動センサ20に、ワイヤハーネス等によって電気的に接続されており、ブレーキ作動センサ20によって検出されたブレーキペダル18の作動検出データが制御装置14に入力されるようになっている。
なお、車速センサ16については周知の技術であるため詳細な説明は省略する。また、ブレーキ作動センサ20については、ブレーキングしているときにストップランプ(ブレーキランプ)を点灯させるためのスイッチ等を使用することができる。
また、制御装置14は、車速センサ16の検出結果と、ブレーキ作動センサ20の検出結果とに基づいて、スピーカ12に作動信号を出力して、スピーカ12から告知音を発生させるようになっている。
次に、本実施形態の作用を図2のフローチャートに従って詳細に説明する。
通常、運転者は車両10の前方の危険状況の程度が小さいと判断した場合、例えば、車両前方の見通しが良く、歩行者や傷害物が存在しない場合等には、車両10の前方の危険状況の程度が小さい(危険でない)と判断し車両10を加速する。
一方、運転者は車両10の前方の危険状況の程度が大きいと判断した場合、例えば、車両前方の見通しが悪く、死角に歩行者等がいるかもしれない場合や、自車の接近に気付いていないかもしれない背を向けた歩行者がいる場合等には、車両10の前方の危険状況の程度が大きい(危険)と判断し、ブレーキペダル18を踏み込んだり、アクセルの踏み込みを止めたりして、車両10を減速する。
このとき、本実施形態の制御装置14は次の制御を行う。
先ず、ステップ(以下Sと記載する)100において、車速センサ16の検出結果に基づいて、車両10の車速Vが所定車速V1以下(V≦V1)になったか否かの判定を行う。
S100において、車両10の車速Vが所定車速V1以下(V≦V1)になったと判定すると、S102に移行する。
S102ではブレーキ作動センサ20の検出結果に基づいて、ブレーキペダル18が作動しているか否かの判定を行う。
S102において、ブレーキペダル18が作動して(踏み込まれて)いると判定すると、S104に移行する。
S104ではスピーカ12の音量(音圧レベル)の設定値Kが所定音量の設定値K1と等しいか否かの判定を行う。
S104において、スピーカ12の音量の設定値Kが所定音量の設定値K1と等しいと判定すると、S106に移行する。
S106では、スピーカ12の音量の設定値Kを、所定音量の設定値K1より告知効果の高い告知音としての大きい音量の設定値K2とし、作動信号をスピーカ12に出力する。このため、スピーカ12から、所定音量(設定値K1)より大きな音量(設定値K2)の告知音が発生する。
一方、S100において、車両10の車速Vが所定車速V1以下(V≦V1)になっていないと判定すると、S108に移行し、スピーカ12への作動信号の出力を停止する。このため、スピーカ12からの告知音の発生が停止しスタートに戻る(リターンに移行する)。
また、S102において、ブレーキペダル18が作動して(踏み込まれて)いないと判定すると、S110に移行し、スピーカ12の音量(設定値K)を、所定音量(設定値K1)とし、作動信号をスピーカ12に出力する。このため、スピーカ12から、所定音量(設定値K1)の告知音が発生しスタートに戻る。
更に、S104において、スピーカ12の音量(設定値K)が所定音量(設定値K1)と等しくない、即ち、スピーカ12から、所定音量(設定値K1)より大きな音量(設定値K2)の告知音が発生する(K=K2)と判定するとスタートに戻る。
従って、本実施形態では、車両10の車速Vを検出する車速センサ16の検出結果と、車両10のブレーキペダル18の作動を検出するブレーキ作動センサ20の検出結果とに基づいて、制御装置14は車両10に設けられたスピーカ12から車両外部へ車両10の接近を通報する告知音を発生する。
即ち、制御装置14は、車速Vが所定車速V1以下で、ブレーキペダル18が作動している間中は、スピーカ12から発生する告知音の音量(設定値K2)を、車速Vが所定車速V1以下で、ブレーキペダル18が作動していない場合の告知音(所定音量:設定値K1)に比べて大きくする。このため、車速Vが所定車速V1以下で、ブレーキペダル18が作動している間中は、大きな音量(設定値K2)の告知音によって歩行者に車両10の接近を告知できる。
この結果、本実施形態では、車両走行中に車両前方の危険状況に応じて生じる運転者の危険予測の大小と、自車の存在を歩行者等に知らせたという運転者の希望の大小とが適合するように、告知音を制御することが可能になる。
また、図3にフローチャートで示すように、本実施形態の御装装置14では、S200において、車両10が停止したか否か、即ち、車速Vが0になったか否かの判定を行う。
S200において、車両10が停止した、即ち、車速Vが0になったと判定すると、S202に移行する。
S202では、スピーカ12の音量の設定値Kが設定値K2か否かを判定する。
S202において、スピーカ12の音量の設定値Kが設定値K2と判定すると、S204に移行する。
S204では、スピーカ12の音量(設定値K)を、所定音量(設定値K1)とし、作動信号をスピーカ12に出力する。このため、スピーカ12から、設定値K2より告知効果の低い小さな音量の設定値K1の告知音が発生する。
なお、S200において車両10が停止していない(車速Vが0になっていない)と判定した場合、又はS202においてスピーカ12の音量の設定値Kが設定値K2でないと判定した場合には、スタートに戻る。
このため、本実施形態では、車両10が停止した場合に、告知音の音量を下げることで、告知音による車両周囲の騒音を低減できる。
なお、車両10が停止した場合に、スピーカ12の告知音の発生を停止し、車両10が停止した場合の騒音を防止するようにしてもよい。
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、車速検出手段としての車速センサ16によって車両10の車速Vを検出したが、これに代えて、車両10の車速Vを、GPS(グローバルポジショニングシステム)等の外部信号から検出してもよい。
また、上記実施形態では、ブレーキ作動検出手段としてのブレーキ作動センサ20によってブレーキペダル18の作動を検出したが、これに代えて、ブレーキパッドの移動又は車載コンピュータの制動信号、車両外部信号等によってブレーキの作動を検出する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、告知音の告知効果を高めるために告知音の音量(音圧レベル)を大きくしたが、これに代えて、告知音の周波数を上げたり、音圧の変調率を高くしたり、整数倍音に非整数倍音を付加することによる音色を変えたりしてもよい。また、告知音の発音範囲を変更する構成としてもよい。
10 車両
12 スピーカ(告知音発生手段)
14 制御装置(制御手段)
16 車速センサ
18 ブレーキペダル
20 ブレーキ作動センサ
12 スピーカ(告知音発生手段)
14 制御装置(制御手段)
16 車速センサ
18 ブレーキペダル
20 ブレーキ作動センサ
Claims (6)
- 車両に設けられ車両外部へ車両の接近を通報する告知音を発生する告知音発生手段と、
前記車両が所定車速以下となった場合に、前記告知音発生手段から所定の告知音を発生させる制御手段と、
を有することを特徴とする車両接近告知装置。 - 車両に設けられ車両外部へ車両の接近を通報する告知音を発生する告知音発生手段と、
前記車両のブレーキが作動している場合に、前記告知音発生手段から所定の告知音を発生させる制御手段と、
を有することを特徴とする車両接近告知装置。 - 車両に設けられ車両外部へ車両の接近を通報する告知音を発生する告知音発生手段と、
前記車両が所定車速以下でブレーキが作動している場合に、前記告知音発生手段から所定の告知音を発生させる制御手段と、
を有することを特徴とする車両接近告知装置。 - 車両に設けられ車両外部へ車両の接近を通報する告知音を発生する告知音発生手段と、
前記車両が所定車速以下となった場合に、前記告知音発生手段から所定の告知音を発生させると共に、前記車両が前記所定車速以下でブレーキが作動している場合に、前記告知音発生手段から前記所定の告知音に比べ告知効果の高い告知音を発生させる制御手段と、
を有することを特徴とする車両接近告知装置。 - 制御手段は、前記車両が停止した場合に、前記告知音発生手段から前記所定の告知音に比べ告知効果の低い告知音を発生させることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の車両接近告知装置。
- 制御手段は、前記車両が停止した場合に、前記告知音発生手段からの告知音の発生を止めることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の車両接近告知装置。
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