JP2008189109A - 車体フレーム - Google Patents
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Abstract
【課題】シートレールとバックステーとを簡単に溶接することができるようにする。
【解決手段】メインフレーム2の後端上部からは丸パイプよりなるシートレール3がほぼ水平姿勢で後方へ延出し、後端下部寄りの位置からは角パイプよりなるバックステー7が後方へ向けて斜め上方へ延出している。バックステー7の後端部には屈曲部8が形成され、シートレール3に対し長さ方向に沿った状態で突き合わされる。この突き合せ部位においてバックステー7の上面は中央部に排水溝がプレスによって凹み加工されることによって、凹溝9を挟んだ両側は相対的に突条部10が形成される。突条部10はシートレール3とバックステー7の中心線Cより幅方向の内外にずれるため、両者の溶接を容易に行うことができる。
【選択図】図3
【解決手段】メインフレーム2の後端上部からは丸パイプよりなるシートレール3がほぼ水平姿勢で後方へ延出し、後端下部寄りの位置からは角パイプよりなるバックステー7が後方へ向けて斜め上方へ延出している。バックステー7の後端部には屈曲部8が形成され、シートレール3に対し長さ方向に沿った状態で突き合わされる。この突き合せ部位においてバックステー7の上面は中央部に排水溝がプレスによって凹み加工されることによって、凹溝9を挟んだ両側は相対的に突条部10が形成される。突条部10はシートレール3とバックステー7の中心線Cより幅方向の内外にずれるため、両者の溶接を容易に行うことができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、例えば自動二輪車等の鞍乗り型車両における車体フレームに関するものである。
従来、自動二輪車の後部フレームとして、メインフレームの後端上部から後方へ向けて略水平に延びるシートレールと、メインフレームの後端下部から後方へ向けて斜め上方へ延びるバックステーとからなるものが知られている。この構造においては、バックステーの上端がシートレールの後端部寄りの箇所に突き当てられ、同箇所において溶接がなされる。そのような構造を開示するものとして、特許文献1のものを挙げることができる。
特開平5−262269号公報
ところで、バックステーとシートレールとの接合強度を高めようとすれば、両者の溶接範囲を大きくとることが有効である。そのための手段として、バックステーとシートレールとを長さ方向に沿って所定範囲を突き合せ、この突き合せ領域に溶接を施すことが考えられた。従来、バックステー100とシートレール101とは共に丸パイプから形成されていたため、図7に示すように、両者間の側方への開き角度は大きく、溶接用のトーチが突き合せの中心部近くまで比較的進入しやすい状況にあった。しかし、例えばデザイン上の要請から、バックステー100とシートレール101とのいずれか一方に角パイプの使用が予定されると、図8に示すように、両者の側方への開き角度は小さくなり、溶接用トーチの進入が困難となる。したがって、従来の接合形態では、こうしたデザイン上の要請に簡単には応え得ない状況にあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、長さ方向に沿って突き合わされるパイプ同士を容易に溶接してなる車体フレームを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、軸線方向に沿って延びるとともに、前記軸線方向と直交する方向の断面形状が円弧面をなす曲面部を有する第1のパイプと、軸線方向に沿って延びるとともに、前記曲面部と長さ方向に沿って突き合わされ、前記曲面部から前記突き合せ方向に沿って下ろした中心線に対し幅方向外方へずれた位置に前記長さ方向に沿って突設された突条部を有する第2のパイプと、前記曲面部と前記突条部との外側面同士を溶接する溶接部と、を備えてなることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記第1のパイプは丸パイプであり、前記第2のパイプは前記第1のパイプの外径と略等しい幅寸法の角パイプからなる母材に対し、前記第1のパイプとの対向面に幅方向中心部を含みつつ長さ方向に沿って凹溝が形成されたものであり、前記凹溝の中心から幅方向へずれた位置に前記突条部が形成されていることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記突条部は、前記凹溝を幅方向に挟んで両側に一対設けられていることを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記凹溝は、前記第1のパイプの外側面との間に排水用の空間を保有可能に形成されていることを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記第1及び第2のパイプは、これらを一組としたものが車体の幅方向両側において長さ方向に沿って一対配され、前記第1及び第2の両パイプのうち一方がシートを支持するためのシートレールとなっていることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項5に記載のものにおいて、前記第1のパイプは、一端側が自動二輪車用のメインフレームの後部上端寄りに接続され、他端側が後方へ略水平に延出されたシートレールであり、前記第2のパイプは、一端側が前記メインフレームの後部下部寄りに接続され、他端側が後方へ向けて斜め上方へ延出するバックステーであり、前記第2のパイプの前記他端側には前記第1のパイプの前記他端側に対し長さ方向に沿って突き合わされる屈曲部が形成され、かつ前記溶接部は前記屈曲部に形成された前記突条部と前記第1のパイプの前記他端側の外側面との間に設けられていることを特徴とするものである。
請求項7の発明は、請求項6に記載のものにおいて、前記一対のシートレールの両後端部間にはグラブバーが架設されていることを特徴とするものである。
請求項8の発明は、請求項7に記載のものにおいて、前記シートレールの後端部には前記グラブバーを取り付けるための支持ブラケットが設けられているとともに、前記支持ブラケットは前記シートレールが前記屈曲部と接合されている領域に少なくともその一部が長さ方向で重なるように配置されていることを特徴とするものである。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、複数のパイプ同士を所定の長さ範囲に亘って突き合せて溶接するため、パイプの端部を接合させるときのように接合用のブラケット等を介在させなくとも、充分な接合強度を得ることができる。また、第1のパイプのように曲面部を有するパイプに対し、例えば丸パイプあるいは角パイプを長さ方向に沿って突き合わせると、両パイプの接触箇所は第1のパイプの中心軸の真下位置となるため、パイプの側方から溶接装置を接近させても容易には届かない状況にある。しかし、本発明によれば、第2パイプ側において曲面部の中心軸から幅方向へずれた位置に突条部を設けたため、両パイプの接触箇所は外方に近づけられ、もって溶接装置を当該箇所に接近させることができる。したがって、安定した溶接状況を得ることができる。
請求項1の発明によれば、複数のパイプ同士を所定の長さ範囲に亘って突き合せて溶接するため、パイプの端部を接合させるときのように接合用のブラケット等を介在させなくとも、充分な接合強度を得ることができる。また、第1のパイプのように曲面部を有するパイプに対し、例えば丸パイプあるいは角パイプを長さ方向に沿って突き合わせると、両パイプの接触箇所は第1のパイプの中心軸の真下位置となるため、パイプの側方から溶接装置を接近させても容易には届かない状況にある。しかし、本発明によれば、第2パイプ側において曲面部の中心軸から幅方向へずれた位置に突条部を設けたため、両パイプの接触箇所は外方に近づけられ、もって溶接装置を当該箇所に接近させることができる。したがって、安定した溶接状況を得ることができる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、車体フレームを、異なる断面形状をもったパイプ材の接合によって形成することができる。また、角パイプの中心部を含んでプレスすることによって凹溝に対し幅方向へずれた部分を相対的に突出させて突条部とすることができるため、簡単な加工によって突条部を形成することができる。
請求項2の発明によれば、車体フレームを、異なる断面形状をもったパイプ材の接合によって形成することができる。また、角パイプの中心部を含んでプレスすることによって凹溝に対し幅方向へずれた部分を相対的に突出させて突条部とすることができるため、簡単な加工によって突条部を形成することができる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、溶接箇所が凹溝を挟んで内外二箇所となるため、接合強度を高めることができる。
請求項3の発明によれば、溶接箇所が凹溝を挟んで内外二箇所となるため、接合強度を高めることができる。
<請求項4の発明>
請求項4の発明によれば、凹溝がそのまま排水用の空間として利用できるため、例えば洗浄水等が両パイプ間に溜まってしまう事態を未然に回避することができる。
請求項4の発明によれば、凹溝がそのまま排水用の空間として利用できるため、例えば洗浄水等が両パイプ間に溜まってしまう事態を未然に回避することができる。
<請求項5の発明>
請求項5の発明によれば、第1及び第2の二本のパイプが安定して溶接されるため、シートに対して充分な支持強度を確保することができる。
請求項5の発明によれば、第1及び第2の二本のパイプが安定して溶接されるため、シートに対して充分な支持強度を確保することができる。
<請求項6の発明>
請求項6の発明によれば、メインフレームの上部から後方へ向けて略水平方向に延びるシートレールの端部に対し、メインフレームの下部から後方へ向けて斜め上方に延びるバックステーとの端部を接合するにあたり、通常であればバックステーの端部に接合用のブラケットを介在させてシートレール側との接合を行うのであるが、屈曲部を形成して長さ方向に沿って突き合せた状態で溶接するため、ブラケットを用いなくとも充分な接合強度を得ることができる。
請求項6の発明によれば、メインフレームの上部から後方へ向けて略水平方向に延びるシートレールの端部に対し、メインフレームの下部から後方へ向けて斜め上方に延びるバックステーとの端部を接合するにあたり、通常であればバックステーの端部に接合用のブラケットを介在させてシートレール側との接合を行うのであるが、屈曲部を形成して長さ方向に沿って突き合せた状態で溶接するため、ブラケットを用いなくとも充分な接合強度を得ることができる。
<請求項7の発明>
請求項7の発明によれば、パイプの接合部付近でグラブバーの取り付けを行うことができるため、グラブバーに作用する力を確実に受けることができる。
請求項7の発明によれば、パイプの接合部付近でグラブバーの取り付けを行うことができるため、グラブバーに作用する力を確実に受けることができる。
<請求項8の発明>
請求項8の発明によれば、グラブバーの取り付け用の支持ブラケットが、シートレールとバックステーとの接合領域に長さ方向で重なるように配置されているため、グラブバーを握っている同乗者からの外力が作用しても、この力に確実に抗することができる。
請求項8の発明によれば、グラブバーの取り付け用の支持ブラケットが、シートレールとバックステーとの接合領域に長さ方向で重なるように配置されているため、グラブバーを握っている同乗者からの外力が作用しても、この力に確実に抗することができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図3によって説明する。図1は本発明が適用された自動二輪車の全体を示すものであり、その車体フレームはヘッドパイプ1、エンジンを支持する左右一対のメインフレーム2を備えている。メインフレーム2の後部上端からは左右一対のシートレール3がそれぞれ後方へ向けて延出している。シートレール3の前端とメインフレーム2との間には接合のためのブラケット15が介在され、そのもとで両者は溶接によって固着されている。
本発明の実施形態1を図1ないし図3によって説明する。図1は本発明が適用された自動二輪車の全体を示すものであり、その車体フレームはヘッドパイプ1、エンジンを支持する左右一対のメインフレーム2を備えている。メインフレーム2の後部上端からは左右一対のシートレール3がそれぞれ後方へ向けて延出している。シートレール3の前端とメインフレーム2との間には接合のためのブラケット15が介在され、そのもとで両者は溶接によって固着されている。
シートレール3(本発明の第1パイプに相当する)は丸パイプを母材としてなり、メインフレーム2との上記接合箇所からほぼ水平に延びた後、途中からやや斜め上方へ向けて屈曲している。また、両シートレール3の前端部寄りにはシート4の前部を固定するための前側シートブラケット5が突設されている。さらに、両シートレール3の後端部において、両間にはシート4の後部を固定するための後側シートブラケット6が架設されている。
一方、両メインフレーム2の後部下部寄りには左右一対のバックステー7(本発明の第2パイプに相当する)の一端側がそれぞれ連結されており、メインフレーム2との接合端から斜め後方へ向けて延出されている。バックステー7は角パイプを母材としてなり、その前端は溶接によってメインフレーム2に固着されている。バックステー7の後端部は後側シートブラケット6よりも僅かに後方位置において屈曲し、シートレール3の後端部に対し長さ方向に沿って突き当てられる屈曲部8となっている。バックステー7とシートレール3とはこの屈曲部8において次のようにして接合がなされている。
両者の接合部位での状況は図3において拡大して示されている。同図に示されるように、シートレール3とバックステー7とはほぼ同じ外幅寸法に形成され、かつ相互の中心の位置を鉛直方向で揃えた状態で突き合せがなされている(図3中に示されている、シートレール3とバックステー7との幅方向に関する中心線C参照)。
ところで、シートレール3とバックステー7との接合は、角パイプと丸パイプという断面形状の異なる二種類のパイプの接合となるため、両者が突き当てられる部位では、シートレール3側の外周面が曲面部Rを形成し、バックステー7側が平面部を形成することになる。但し、バックステー7側を平面部の形態としたままで、曲面部Rとの溶接を行うとしたのでは、図8に示すように、曲面部Rと平面部との側方への開く角度が狭く、突き合せ部の中心部にまで溶接トーチを進入させることが困難になってしまうことは既述した通りである。そこで、この実施形態では平面部の幅方向中央部に凹溝9を長さ方向に沿ってプレス加工することによって、凹溝9の幅方向両側を相対的に突出させ、一対の突条部10を形成するようにしている。このようにすることで、シートレール3は中心線Cから幅方向へ内方あるいは外方へずれた位置において、両突条部10と長さ方向に沿って当接支持される。かくして、この当接支持された部分において溶接がなされ(溶接部11)、シートレール3とバックステー7の屈曲部8との接合が可能となる。
一方、凹溝9は底面が湾曲して形成されるとともに、その曲率はシートレール3側の曲面部Rの曲率よりも大きく設定されている。したがって、凹溝9の底面とシートレール3における曲面部Rの外面との間には長さ方向に沿って間隙が保有される。この間隙は前後方向へ開放し、かつ車体フレーム全体が塗装されることに先立って洗浄されたときに洗浄液を排水するための排水溝としての役割を果たす。
また、シートレール3の後端部はバックステー7の後端からさらに後方へ突出し、突出部12をそれぞれ形成している。シートレール3の後端部寄りの上面には支持ブラケット14が固着され、同支持ブラケット14によってグラブバー14の取り付けがなされている。支持ブラケット14は上記した溶接部11と長さ方向において重複するようにして突出部にかけての長さ領域に配されている。
なお、この実施形態のように、バックステー7とシートレール3の後端位置を揃えずに、シートレール3のみ突出させるのは、自動二輪車の後端部においてパイプ二本の高さ寸法分を配置するスペースが構造上、確保できないためである。したがって、充分なスペースが確保できる場合には、シートレール3とバックステー7の後端位置を揃える構造にすることも勿論可能である。
次に、上記のように構成された本実施形態の作用効果を具体的に説明する。車体フレームの製作にあたり、メインフレーム2における後部の上下部位において、シートレール3及びバックステー7の各前端側が溶接等によって接合される。また、シートレール3の後端部とバックステー7の屈曲部8とを長さ方向に沿いつつ、それぞれの中心を鉛直方向で揃えた状態で突合せると、シートレール3は図3に示すように、バックステー7の両突条部10の頂点部寄り内側面に長さ方向に沿って当接支持される。この状態で、シートレール3とバックステー7とは両者の当接縁部に沿ってその外面同士が溶接される。このとき、溶接部11はシートレール3及びバックステー7の中心線Cに関し幅方向内外へずれて位置していることから、溶接トーチをシートレール3及びバックステー7の間に深く進入させる必要がないため、溶接作業を容易に行うことができる。また、突条部10を幅方向の両側に一対設けたことで、溶接部11もまた中心線Cを挟んで対称に設定することができるため、シートレール3とバックステー7との間の接合強度をバランスよく高めることができる。
上記のようにして溶接工程が完了したら、車体フレームは脱脂のために洗浄工程へ移送され、その後には乾燥工程へと移されるが、洗浄工程で浴びた洗浄液は凹溝9を通して排出される。したがって、その後の塗装工程に際して洗浄液の残留も回避できる。
以上のように、本実施形態によれば、丸パイプよりなるシートレール3と角パイプよりなるバックステー7との突き合せ部を接合するにあたり、バックステー7に一対の突条部10を中心線Cから幅方向へずらして配置したため、溶接作業を容易に行うことができる。加えて、バックステー7に屈曲部8を形成してシートレール3に対し所定長さ範囲を突き合せて溶接するようにしたため、溶接部11の長さ範囲を確保して所要の接合強度を得ることができる。また、バックステー7の長さ方向中央部に設けられた凹溝9を通して洗浄液を排水することができるため、シートレール3とバックステー7との間に洗浄液が留まってしまうこともない。さらに、グラブバー13を取り付けるための支持ブラケット14を、溶接部位、つまりはシートレール3とバックステー7との接合領域に対し長さ方向に一部重複するようにして配置して、タンデムライダーがグラブバー13に対して作用させる引っ張り力あるいは押し付け力を二重の構造部にて受承することができるため、このような力にも確実に抗することができる、という効果も得られる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)第1・第2のパイプの数は実施形態1の場合に限定されるものではない。例えば、第1のパイプP1を挟んで両側に第2のパイプP2が接合される態様(図4参照)、あるいはその逆に第2のパイプP2を挟んで両側に第1のパイプP1が接合される態様(図5参照)も考えられる。なお、実施形態1と共通する構造については同一符号を付して説明を省略する。
(2)さらに、両パイプは他方のパイプを必ずしも挟んだ位置に配されなくともよく、例えば所定角度周方向にずれた位置に配されても良い(図6参照)。
(3)突条部10は、少なくとも曲面部の中心軸から幅方向外方(あるいは内方)の片側にずれていればよく、本実施形態のように必ずしも両側に対をなして設けられたものである必要はない。
(4)第1・第2のパイプの外径については限定されるべきものではない。すなわち、例えば第2のパイプが第1のパイプに比べて充分に広幅の角パイプであった場合、その平面部上に第1のパイプを複数本並列させた状態で溶接することも可能である。
2…メインフレーム
3…シートレール(第1のパイプ)
7…バックステー(第2のパイプ)
8…屈曲部
9…凹溝(排水用の空間)
10…突条部
11…溶接部
13…グラブバー
14…支持ブラケット
R…曲面部
3…シートレール(第1のパイプ)
7…バックステー(第2のパイプ)
8…屈曲部
9…凹溝(排水用の空間)
10…突条部
11…溶接部
13…グラブバー
14…支持ブラケット
R…曲面部
Claims (8)
- 軸線方向に沿って延びるとともに、前記軸線方向と直交する方向の断面形状が円弧面をなす曲面部を有する第1のパイプと、
軸線方向に沿って延びるとともに、前記曲面部と長さ方向に沿って突き合わされ、前記曲面部から前記突き合せ方向に沿って下ろした中心線に対し幅方向外方へずれた位置に前記長さ方向に沿って突設された突条部を有する第2のパイプと、
前記曲面部と前記突条部との外側面同士を溶接する溶接部と、を備えてなることを特徴とする車体フレーム。 - 前記第1のパイプは丸パイプであり、前記第2のパイプは前記第1のパイプの外径と略等しい幅寸法の角パイプからなる母材に対し、前記第1のパイプとの対向面に幅方向中心部を含みつつ長さ方向に沿って凹溝が形成されたものであり、前記凹溝の中心から幅方向へずれた位置に前記突条部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の車体フレーム。
- 前記突条部は、前記凹溝を幅方向に挟んで両側に一対設けられていることを特徴とする請求項2記載の車体フレーム。
- 前記凹溝は、前記第1のパイプの外側面との間に排水用の空間を保有可能に形成されていることを特徴とする請求項3記載の車体フレーム。
- 前記第1及び第2のパイプは、これらを一組としたものが車体の幅方向両側において長さ方向に沿って一対配され、前記第1及び第2の両パイプのうち一方がシートを支持するためのシートレールとなっていることを特徴とする請求項1記載の車体フレーム。
- 前記第1のパイプは、一端側が自動二輪車用のメインフレームの後部上端寄りに接続され、他端側が後方へ略水平に延出されたシートレールであり、
前記第2のパイプは、一端側が前記メインフレームの後部下部寄りに接続され、他端側が後方へ向けて斜め上方へ延出するバックステーであり、
前記第2のパイプの前記他端側には前記第1のパイプの前記他端側に対し長さ方向に沿って突き合わされる屈曲部が形成され、かつ前記溶接部は前記屈曲部に形成された前記突条部と前記第1のパイプの前記他端側の外側面との間に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の車体フレーム。 - 前記一対のシートレールの両後端部間にはグラブバーが架設されていることを特徴とする請求項6記載の車体フレーム。
- 前記シートレールの後端部には前記グラブバーを取り付けるための支持ブラケットが設けられているとともに、前記支持ブラケットは前記シートレールが前記屈曲部と接合されている領域に少なくともその一部が長さ方向で重なるように配置されていることを特徴とする請求項7に記載の車体フレーム。
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