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JP2008187995A - 害虫捕獲シート及び害虫捕獲シートを使用する害虫捕獲方法 - Google Patents

害虫捕獲シート及び害虫捕獲シートを使用する害虫捕獲方法 Download PDF

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JP2008187995A
JP2008187995A JP2007053439A JP2007053439A JP2008187995A JP 2008187995 A JP2008187995 A JP 2008187995A JP 2007053439 A JP2007053439 A JP 2007053439A JP 2007053439 A JP2007053439 A JP 2007053439A JP 2008187995 A JP2008187995 A JP 2008187995A
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Kohei Isshiki
恒平 一色
Fuminori Arita
文宣 有田
Yuichi Nobushige
雄一 信重
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ISSHIKI HONTEN KK
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ISSHIKI HONTEN KK
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Abstract

【課題】1枚のシートの一方の面に害虫忌避機能及び粘着捕獲機能を、他方の面に害虫誘引捕獲機能を有させることにより、害虫の駆除効率を一層向上させる。
【解決手段】誘引色シート2は、害虫誘引色に着色された合成樹脂や布を材料とし、最外層には透明な粘着層4を設けている。誘引色シート2の裏面には、可視光高反射特性を有する物質層3を設け、最外層に粘着層5を設けている。紙管6の周面に、可視光反射特性を有する物質層3を粘着層5を介して一巻きして接着し、2巻き目以降は害虫捕獲シート1の表面側誘引色シート2に可視光高反射特性を有する物質層3を粘着層5を介在させて重合巻着し、多重層に重合巻着されたロール状製品に形成する。ロール状に形成された害虫捕獲シート1を長さ方向に展長すると、可視光高反射特性を有する物質層3の表面に塗布した粘着剤が、重合していた誘引色シート2の表面に付着し、誘引色シート2の表面には粘着層4を形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は飛翔害虫を捕獲するための害虫捕獲シート及び該害虫捕獲シートを使用する害虫捕獲方法に関する。
農作物に害を及ぼす飛翔害虫の捕獲手段として、害虫により特定される誘引色(虫が誘導される色)が施された粘着シートを栽培植物の近傍に配置し、粘着シートの色で害虫を誘引し、誘引された害虫を粘着シートに粘着捕獲することが種々提案されている。
例えば、黄色等の害虫誘引色に両面が着色されたポリプロピレンシートの片面にのみ粘着材を塗布したバグスキャン・ロール(サンケイ化学株式会社の商品名)が存在する。バグスキャン・ロールは専らハウス内での使用に供されるもので、ハウス内に所定間隔を有して立設した支柱間に展開して使用し、誘引色に誘引された害虫を粘着剤が塗布された片面に粘着捕獲するようにしたものである。バグスキャン・ロールは害虫誘引機能のみしか有さないため、開放したハウスの外側での使用では、却って害虫をハウス内に呼び込み結果を招来し、不適切であるという問題点があった。
又、誘引色に着色された粘着フィルムの周囲に、誘引色の見かけ上のコントラストを上げる色彩枠を設けて誘引色を際立たせたり、粘着フィルムを長さ方向に山線と谷線を交互に設けた多数の段面を有するアコーディオン構造にして占有空間当たりの粘着面を増大させ、葉面に対し粘着トラップの段面が平行になることで誘引効果を一層高めた粘着トラップが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1記載の粘着トラップであると、誘引色と誘引色を際立たせる手段及び粘着手段のみがトラップに施されているため、トラップを設置することにより栽培植物から遥かに離れた位置にいる害虫までも誘導飛来させトラップに害虫を集結させる結果となり、害虫粘着捕獲以前に行うべき害虫忌避作用を有していないという問題点があった。
又、黄色を誘引色とする害虫は、黄色よりも金色に強く誘引されることに着目し、シートの片面に無模様且つ一色の金色系色調のみを施すか、又はシートの片面を区分けし金色系色調と他の誘引色(例えば、黄色)を同一平面に分けて設け、シートの上下何れかの位置に粘着シートを配設し、金色系色調等に誘引されて飛来する害虫を粘着シートで粘着捕獲するようにした害虫捕獲体が提案されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2記載の害虫捕獲体は、金色系色調や色彩部分には透明粘着層を設けておらず、金色系色調や色彩部分とは別の部分に粘着シートを設けるという構成であるため、金色系色調や色彩部分に誘引された害虫は粘着シートに接触しない限り粘着捕獲されず、捕獲効率が極めて低いという問題点があった。
又、最外層に粘着層を設けた複数枚の板状誘引色シートを縦横に交差させて組み立てた立体構造にし、害虫を広範囲から引き寄せようとする害虫捕獲部材が提案されている(例えば、実用新案文献1参照)。実用新案文献1記載の害虫捕獲部材は、板状シートを縦横に立体的に組み付けているため、設置位置を中心として360度の範囲から害虫が害虫捕獲部材を認識可能であり、害虫集結機能に優れているという長所がある。しかしながら、使用の際に粘着層を有するシートを立体的に組み立てる作業を必要とし、作業者の衣服や手に粘着剤が付着するおそれがあり、又、害虫誘引機能はあるが、害虫忌避機能はないため、側面を開放したハウスの外方での使用には不向きであるという問題点があった。
又、飛翔害虫の誘引色に施されたプレート部材最外層に粘着層を設け、蓄光材を含有する誘引色塗料を表面に塗布した架橋部を、プレート部材の長さ方向に架け渡し、日中はプレート部材の誘引色で害虫を誘引し、夜間は蓄光材により架橋部を誘引色に発光させて害虫を誘引し、プレート部材の粘着層で害虫を粘着捕獲するようにした捕虫器が提案されている(例えば、特許文献3参照)。特許文献3記載の捕虫器は昼夜を問わず害虫誘引機能を有するという長所がある。しかしながら、夜間においてはプレート部材のみが誘引色に発光する構成であるため、発光量が少なく害虫誘引量が少なく、又、最外層に粘着層を有するプレート部材に架橋部を架け渡す作業を必要とし、作業者の衣服や手を粘着材で汚損させるおそれがあり、又、部品点数が多いためコスト高となるという問題点があった。
又、内面に反射面と圧力性粘着面を具備したハウジング内に誘引光源を備え、直射光と散乱光とで害虫を引き付ける飛行性昆虫捕獲器が提案されている(特許文献4参照)。特許文献4記載の飛行性昆虫捕獲器は、内側面に上傾する反射面を有するハウジング内に蛍光灯等の光源を必要とし、構造が複雑で製造に手間を要しコスト高であり、又、広い捕獲器設置場所を必要とするため、限られた範囲での捕虫には好適であるが、数メートルを越す広範囲に亘り設置することは非経済的であるという問題点があった。
特開2000−4754号公報 特開2000−48号公報 特開2002−27889号公報 特開平7−274793号公報
実用新案文献1
実用新案登録第3125788号の登録実用新案公報
本願発明は上記従来技術の有する問題点に鑑みて創案されたものであって、1枚のシートの一方の面に害虫忌避機能及び粘着捕獲機能を、他方の面に害虫誘引捕獲機能を有させることにより、一方の面で飛来してきた害虫の走行性を大光量乱反射光でふらつき飛行状態にし不安定化させて害虫を忌避し又は/及び粘着捕獲し、それでもハウス内等に入り込んできた害虫を他方の面の誘引色により誘引粘着捕獲するようにし、害虫の駆除効率を一層向上させた害虫捕獲シート及び害虫捕獲シートを使用する害虫捕獲方法を提供することを目的とする。
本願発明のうち請求項1に係る発明は、表面を捕獲対象となる飛翔害虫の誘引色に施し、且つ最外層には透明粘着層を設けて害虫誘引粘着捕獲機能を具備させ、裏面には可視光高反射特性を有する物質層を設け、該可視光高反射特性を有する物質層には透明粘着層を最外層に重合して設けることにより、裏面側には光乱反射機能及び害虫粘着捕獲機能を具備せしめたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、表面を捕獲対象となる飛翔害虫の誘引色に施し、且つ最外層には透明粘着層を設けて害虫誘引粘着捕獲機能を具備させ、裏面には可視光高反射特性を有する物質層を設け、該可視光高反射特性を有する物質層には透明粘着層を最外層に重合して設けて害虫粘着捕獲機能を具備せしめると共に、誘引光源からの照射光を前記可視光高反射特性を有する物質層で反射して反射光量を増量可能に、裏面には捕獲対象となる害虫の誘引色に発光する誘引光源を設けたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、表面の最外層に設けた粘着層にはネットを取り付け、前記粘着層面と前記ネット表面とで凹凸面を形成するようにし、前記ネットの網目は捕獲対象の害虫の体よりは大きく、害虫と共存する受粉のための昆虫の体よりは小さく形成されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、飛翔害虫の駆除が望まれる場所に上記請求項1、2又は3に記載の害虫捕獲シートを、捕獲対象となる飛翔害虫の誘引色に施された面を栽培植物側に向け、可視光高反射特性を有する物質層面を外側に向けて配設して使用することを特徴とする。
本発明は、1枚のシートの表面を害虫誘引色に施しその最外層には粘着層を設け、裏面を可視光高反射特性を有する物質層とその最外層には粘着層を設けているので、外側に向けて配設した可視光高反射特性を有する物質層に照射された太陽光が粘着層により乱反射し散乱光として害虫の目に入光し、害虫はシート裏面を忌避して他の方向へ飛翔していくか、若しくは害虫の光に支配された走行性が不安定化してふらふら飛行をし、その結果、害虫は走行性を喪失し、裏面側の粘着層に落下して粘着捕獲される。又、シート裏面からの乱反射光照射にも拘らず、シート配設位置を飛び越え、側面を開放したハウス内へ入り込んだ害虫は、表面側の誘引色に誘引され表面側の粘着層に粘着捕獲される。このように、1枚のシートで表面と裏面に相反する機能、すなわち害虫忌避機能と害虫誘引捕獲機能の2つの機能を併せ持つため、完全な害虫駆除が可能であるという効果がある。特に、春期から秋期にかけての温暖な時期において、ハウス内の過剰昇温を回避するために、ハウスは密閉せず、側方を開放することが多い。側方を開放したハウスの外側に、本発明害虫捕獲シートを配設した場合、第1段階で予め害虫の飛来を忌避し、第2段階で忌避したにも拘らずハウス内に入り込んだ害虫を誘引捕獲するという2段階をふんで害虫を忌避捕獲するため、開放したハウス内での害虫量が著しく減少可能であるという効果がある。
本発明は、裏面に可視光高反射特性を有する物質層を設け、その最外層には透明粘着層を、更には誘引光源を具備しているので、誘引光源からの照射光が可視光高反射特性を有する物質層及び粘着層により乱反射し、夜間において誘引光源の色彩に誘引される害虫を可視光高反射特性を有する物質層の最外層に設けた粘着層で粘着捕獲可能であるという効果がある。
本発明は、表面の最外層に設けた粘着層にはネットを取り付け、前記粘着層面と前記ネット表面とで凹凸面を形成するようにし、前記ネットの網目は捕獲対象の害虫の体よりは大きく、害虫と共存する益虫の体よりは小さく形成されているので、ハウス内に放虫している受粉のための昆虫を粘着捕獲することはなく、害虫のみを粘着捕獲することができるという効果がある。
発明の実施するための最良の形態
図1、図2、及び図3を参照にして本発明害虫捕獲シートの実施例1を説明する。図1は害虫捕獲シートの要部を示す断面図、図2は害虫捕獲シートの斜視図、図3は使用状態を示す説明図である。これらの図において、害虫捕獲シート1は、誘引色シート2と可視光高反射特性を有する物質層3と、透明粘着層4、5とより構成される。誘引色シート2は、捕獲対象となる害虫の好みの色彩に着色された合成樹脂や布を材料とし、肉薄で、縦幅が10〜30cm程度で長さが10〜250m程度の長さ方向に著しく長い帯状に形成されている。誘引色シート2の材料となる合成樹脂は、生分解性プラスチックやポリプロピレンを用いることが好適であり、誘引色シート2は所定以上の引っ張り強度を有することを必要とする。誘引色は捕獲対象となる飛翔害虫により特定され、黄色、青色、ピンク色、赤色、黒色等が考えられる。例えば、黄色の誘引色は温室コナジラミ、タバココナジラミ、チャノキイロアザミウマ、ミカンキイロアザミウマ、アブラムシ類、コナガ、マメハモグリバエ、イエバエ等の農業害虫を捕獲対象とし、青色の誘引色はミナミキイロアザミウマ、ミカンキイロアザミウマ等の農業害虫を捕獲対象とする。誘引色シート2の裏面には、可視光高反射特性を有する物質層3を設けている。可視光高反射特性を有する物質層3は、誘引色シート2の裏面に、例えばアルミを真空蒸着させてアルミ被膜を形成したり、或いは銀テープ、アルミテープ、テープ状白色不織布を誘引色シート2の裏面に貼着して形成し、入射する可視光の反射光量の増量を図っている。
誘引色シート2の最外層には透明な粘着層4を、可視光高反射特性を有する物質層3の最外層にも透明な粘着層5を夫々設けている。粘着層4、5には、捕獲対象となる害虫の性フェロモン剤や誘虫香料等を含有した粘着剤を使用することが好適である。
次に、誘引色シート2の最外層及び可視光高反射特性を有する物質層3の最外層に粘着層4、5を設ける方法について説明する。先ず、可視光高反射特性を有する物質層3の全面に粘着剤を塗布し、粘着層5を形成する。粘着剤は飛翔害虫を捕獲可能な合成樹脂製粘着剤を用いることが好適である。図2に示すように、実施例1の害虫捕獲シート1は紙管6を芯とし、紙管6の周面に、可視光反射特性を有する物質層3を粘着層5を介して一巻きして接着し、2巻き目以降は害虫捕獲シート1の表面側誘引色シート2に可視光高反射特性を有する物質層3を粘着層5を介在させて重合巻着し、多重層に重合巻着されたロール状製品に形成する。ロール状に形成された害虫捕獲シート1を長さ方向に展長すると、可視光高反射特性を有する物質層3の表面に塗布した粘着剤が、重合していた誘引色シート2の表面に付着し、誘引色シート2の表面には粘着層4を形成する。ロール状に形成前においては、表面側誘引色シート2の表面に粘着剤は塗布されていないため、使用前のロール状に形成された害虫捕獲シート1の最外層に位置する誘引色シート2表面に粘着性が無く、市場流通時や設置場所への持ち運びの際に衣服や手を粘着剤で汚すことはない。
実施例1の害虫捕獲シート1の使用方法について説明する。図3に示すように、ロール状に形成された害虫捕獲シート1は、一端をハウス7の外に立設された支柱8に取り付け、ハウス7の側方に誘引色シート2を対向させ、可視光高反射特性を有する物質層3をハウス7とは反対側の外方に向けて長さ方向に展長しながら複数の支柱8、8間に緊張して取り付けて使用するものである。
実施例1の害虫捕獲シート1の裏面は、アルミ蒸着等により可視光を高効率で正反射する鏡面に形成した可視光高反射特性を有する物質層3に、重ねて透明粘着層5を設け、透明粘着層5で最外層に凹凸面を形成し可視光乱反射機能を有せしめると共に、乱反射光の光量を可視光高反射特性を有する物質層3と相俟って増量可能にした。日中活動する飛翔害虫は、光を背にして方向性を持って飛来してくる。図3に示すように、粘着層5を具備した可視光高反射特性を有する物質層3をハウスの反対側に向け、粘着層4を有する誘引色シート2をハウス7の側に向けて、害虫捕獲シート1をハウス7の周囲に配設すると、ハウス7内に入り込もうとする害虫は、害虫捕獲シート1の裏面側の可視光高反射特性を有する物質層3及び粘着層5により反射する多量の乱反射光により、方向性、飛行性を失い、ふらつき飛行をする。その結果、害虫は粘着層5若しくは地面に落下し、害虫のハウス7内への侵入をハウス7の外部で未然に防止する。それでも、ハウス7内に侵入した害虫は、害虫捕獲シート1の表面の誘引色に誘引飛来し、粘着層4の粘着力で捕獲する。
実施例1の害虫捕獲シート1は、先ずは害虫捕獲シート1の裏面の可視光乱反射機能により、ハウス7内に侵入しようとする害虫の飛翔能力及び運動能力を低下させ、害虫をハウス7の外で忌避或いは捕獲し、予めハウス7への侵入を防止する。次に、ハウス7外で忌避できずハウス7内に侵入した害虫は、ハウス7側に向けて設けられた誘引色シート2の誘引色で誘引し粘着層4で粘着捕獲する。実施例1は、透明粘着層4を誘引色シート2の最外層に設けて害虫誘引捕獲機能を有せしめ、透明粘着層5を可視光高反射特性を有する物質層3面に設けて可視光を乱反射させて虫の飛行能力を混乱させる機能を有せしめている。1枚のシートの裏面に忌避、捕獲機能を、表面に誘引捕獲機能の互いに相反する機能を有せしめて害虫忌避捕獲効率を向上させ、開放したハウス内の害虫生存量を低減するという効果を有する。
図4に示される実施例2について説明する。害虫捕獲シート1は、誘引色シート2と可視光高反射特性を有する物質層3と、透明粘着層4、5とより構成される。誘引色シート2は、捕獲対象となる害虫の好みの色彩に着色された合成樹脂や布を材料とし、肉薄で、縦幅が10〜30cm程度で長さが10〜250m程度の長さ方向に著しく長い帯状に形成されている。誘引色シート2の材料となる合成樹脂は、生分解性プラスチックやポリプロピレンを用いることが好適であり、誘引色シート2は所定以上の引っ張り強度を有することを必要とする。誘引色は捕獲対象となる飛翔害虫により特定され、黄色、青色、ピンク色、赤色、黒色等が考えられる。誘引色シート2の表面には粘着層4を設け、粘着層4の表面には捕獲対象となる害虫の体よりは大きく、害虫と共存する受粉のための昆虫、例えばミツバチやマルハナバチ等の体よりは小さく形成された網目よりなるネット9を、ネット9の表面と粘着層4の表面とで凹凸面を形成するように取り付けて形成されている。ハウス7に放虫した受粉のための昆虫は、ネット9に引っ掛かり粘着層4に粘着捕獲されないように構成されている。誘引色シート2の裏面には、可視光高反射特性を有する物質層3を設けている。可視光高反射特性を有する物質層3は、誘引色シート2の裏面に、例えばアルミを真空蒸着させてアルミ被膜を形成したり、或いは銀テープ、アルミテープ、テープ状白色不織布を誘引色シート2の裏面に貼着して形成し、入射可視光の反射光量の増量を図っている。
図5に示される実施例3について説明する。実施例2は夜間使用する害虫捕獲シートの一実施例である。実施例2の害虫捕獲シート1は、実施例1と同様の構成をしている。つまり、誘引色シート2の表面に粘着層を設け、裏面にはアルミ面等よりなる可視光高反射特性を有する物質層3の最外層に粘着層5を設けて構成されている。図3に示すように、ロール状に形成された害虫捕獲シート1は、一端をハウス7の外に立設された支柱8に取り付け、ハウス7側に誘引色シート2を向け、可視光高反射特性を有する物質層3をハウス7とは反対側に向けて長さ方向に展長しながら複数の支柱8、8間に緊張して取り付ける。害虫捕獲シート1の可視光高反射特性を有する物質層3側には、管径4mm〜12mm程度の超極細バルブ10よりなるネオン管11を縦方向略中心位置に長さ方向に沿って粘着層5に粘着取着し、ネオン管11の受電端子(図示せず)を外部給電端子と接続して使用する。ネオン管11の色は、忌避若しくは捕獲対象となる飛翔害虫により特定され、例えば黄色、白色、赤色、青色、緑色等が考えられる。夜間の暗黒下に於いて、ネオン管11が取着された可視光高反射特性を有する物質層3側を害虫が飛来して来るハウスの外側に向けて配設し、ネオン管11に給電する。ネオン管11は発光し、ネオン管11からの照射光は、可視光高反射特性を有する物質層3及び粘着層5により、光量の増量した乱反射光として害虫捕獲シート1の外側方に向かって放射する。ネオン管11が、例えば黄色の場合は夜行性の害虫、例えばオオタバコガ、ハスモンヨトウが、日中と勘違いをして飛翔活動を停止し、休眠する。ネオン管11が、例えば青色の場合は、キノコバエがおびき寄せられて飛来し、全体が青く光る粘着層5に粘着して捕獲されるが、ダニ類は忌避する。
図6に示される実施例4について説明する。実施例4は夜間使用する害虫捕獲シートの一実施例である。実施例4の害虫捕獲シート1は、実施例1と同様の構成をしている。つまり、誘引色シート2の表面に粘着層を設け、裏面にはアルミ面等よりなる可視光高反射特性を有する物質層3の最外層に粘着層5を設けて構成されている。図3に示すように、ロール状に形成された害虫捕獲シート1は、一端をハウス7の外に立設された支柱8に取り付け、ハウス7の側に誘引色シート2を対向させ、可視光高反射特性を有する物質層3をハウス7とは反対側に向けて長さ方向に展長しながら複数の支柱8、8間に緊張して取り付ける。害虫捕獲シート1の可視光高反射特性を有する物質層3側には、管径4mm〜12mm程度の超極細バルブ12よりなる蛍光灯13を縦方向略中心位置に長さ方向に沿って粘着層5に粘着取着し、蛍光灯13の受電端子(図示せず)を外部給電端子と接続して使用する。バルブ12の色は、忌避若しくは捕獲対象となる飛翔害虫により特定され、例えば黄色、白色、赤色、青色、緑色等が考えられる。夜間の暗黒下に於いて、蛍光灯13が取着された可視光高反射特性を有する物質層3側を害虫が飛来して来るハウスの外側に向けて配設し、蛍光灯13に給電する。蛍光灯13は発光し、蛍光灯13からの照射光は、可視光高反射特性を有する物質層3及び粘着層5により、光量の増量した乱反射光として害虫捕獲シート1の外側方に向かって放射する。蛍光灯13が、例えば黄色の場合は夜行性の害虫、例えばオオタバコガ、ハスモンヨトウが、日中と勘違いをして飛翔活動を停止し、休眠する。ネオン管11が、例えば青色の場合は、キノコバエがおびき寄せられて飛来し、全体が青く光る粘着層5に粘着して捕獲されるが、ダニ類は忌避する。
図7及び図8に示される実施例5について説明する。実施例5は夜間用の害虫捕獲シートの一実施例である。誘引色シート2の表面に粘着層を設け、裏面にはアルミ面等よりなる可視光高反射特性を有する物質層3の最外層に粘着層5を設けて構成されている。害虫捕獲シート1には縦方向略中心位置に於いて長さ方向に沿って所定間隔を有して孔14を穿設し、可視光高反射特性を有する物質層3の側には、発光ダイオード15を嵌め込んでいる。発光ダイオード15に給電するリード線16は誘引色シート2の表面に設けた粘着層4に接着されている。
図9に示される実施例6について説明する。実施例6はトラップ形状の害虫捕獲シートに関するものである。誘引色に着色された誘引色シート17は短冊状に形成され、両面に透明粘着剤18、19を介在させ、外面が可視光高反射特性を有する物質層を設けることにより可視光高反射特性を有する鏡面に形成された剥離シート20、21を重合取着している。害虫捕獲シートの長さ方向上端中央部に穿設された紐挿通孔22には、吊り下げ紐23が取り付けられている。吊り下げ紐23の上端を栽培植物等の枝に取り付けると、剥離シート20、21の両外面が鏡面に形成されているので、鳥獣を忌避可能である。
又、一方の剥離紙21を剥離すると、剥離紙21の裏面にも粘着剤19が付着し、剥離紙21を長さ方向中途位置まで剥離すると、表面に透明粘着剤を有した誘引色シート17が露呈する。剥離紙20側を鳥や害虫の進入方向に向けて配設すると、剥離紙20の反射光で鳥や害虫は飛行進路を変更し、裏面側に飛行して剥離紙21が剥離された誘引色シート17に誘引され、粘着剤19にて粘着捕獲される。
誘引色シートに害獣の性フェロモンを混入したり、シートの粘着力を高めることにより、害獣の忌避、捕獲に利用することも可能である。
害虫捕獲シートの要部を示す断面図である。(実施例1) ロール状に形成した害虫捕獲シートにおいて、害虫捕獲シートを展長している状態を示す斜視図である。(実施例1) ハウスの外側方に害虫捕獲シートを展長して使用している状態を示す説明図である。(実施例1) ネットを設けた害虫捕獲シートの構成を示す説明斜視図である。(実施例2) 害虫捕獲シートの裏面図である。(実施例3) 害虫捕獲シートの裏面図である。(実施例4) 害虫捕獲シートの裏面図である。(実施例5) 害虫捕獲シートの正面図である。(実施例5) 害虫捕獲シートにおいて一方の剥離紙を剥離した状態を示す斜視図である。(実施例6)
符号の説明
1 害虫捕獲シート
3 可視光高反射特性を有する物質層
4、5 粘着層
9 ネット
15 発光ダイオード
18、19 粘着剤

Claims (4)

  1. 表面を捕獲対象となる飛翔害虫の誘引色に施し、且つ最外層には透明粘着層を設けて害虫誘引粘着捕獲機能を具備させ、
    裏面には可視光高反射特性を有する物質層を設け、該可視光高反射特性を有する物質層には透明粘着層を最外層に重合して設けることにより、裏面側には光乱反射機能及び害虫粘着捕獲機能を具備せしめたことを特徴とする害虫捕獲シート。
  2. 表面を捕獲対象となる飛翔害虫の誘引色に施し、且つ最外層には透明粘着層を設けて害虫誘引粘着捕獲機能を具備させ、
    裏面には可視光高反射特性を有する物質層を設け、該可視光高反射特性を有する物質層には透明粘着層を最外層に重合して設けて害虫粘着捕獲機能を具備せしめると共に、誘引光源からの照射光を前記可視光高反射特性を有する物質層で反射して反射光量を増量可能に、裏面には捕獲対象となる害虫の誘引色に発光する誘引光源を設けたことを特徴とする害虫捕獲シート。
  3. 表面の最外層に設けた粘着層にはネットを取り付け、前記粘着層面と前記ネット表面とで凹凸面を形成するようにし、前記ネットの網目は捕獲対象の害虫の体よりは大きく、害虫と共存する受粉のための昆虫の体よりは小さく形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の害虫捕獲シート。
  4. 飛翔害虫の駆除が望まれる場所に請求項1、2又は3に記載の害虫捕獲シートを、捕獲対象となる飛翔害虫の誘引色に施された面を栽培植物側に向け、可視光高反射特性を有する面を外側に向けて配設して使用することを特徴とする害虫捕獲方法。
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