JP2008179463A - 移動体速度検出装置並びにそれを用いるエレベータ装置 - Google Patents
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Abstract
昇降路内やガイドレールに速度検出用の部材を取り付けることなしに乗りかごの速度または位置もしくは加速度を検出することができるエレベータ装置を提供する。
【解決手段】
乗りかご0105に設けられる書き込み手段1201を用いガイドレール0102に対し非恒久的マークを施す。該マークを乗りかご0105に設けられる読み出し手段1202−a,1202−bによって検出し、このときの読み出し手段1202−a,1202−bの出力信号によって乗りかごの速度または加速度もしくは位置を検出する。
【効果】
昇降路内やガイドレールに速度検出用の部材を乗りかごが移動する全経路にわたって設ける必要が無いため、上記速度検出用部材の調達コスト,設置コスト,維持管理コストを削減できる。
【選択図】図1
Description
(0113)と連動して移動する。速度検出装置0112の出力信号は制御装置0111へ送られ、制御装置0111が出力信号から異常速度と判断した場合、ブレーキ0109や非常止め装置0114などの安全装置を作動させる。速度検出装置0112の出力信号は、制御装置0111への送信に加え、乗りかご0105に設置された非常止め装置0114へ直接送信し、かご上に設置された機器のみで完結する非常停止動作を行っても良い。本明細書で、かご上に設置とは、乗りかごの主要部材に取り付けられ、かごと一体となり移動する状態で取り付けられた状態を指すものとし、かごの内側及び外側の天井,側面,床面の部材に取り付けられた状態を含むものとする。
1201及び読み出し手段1202−a,1202−bの具体的な構成例を示す。本例では書き込み手段1201として電磁石を用いているが、非恒久的マークを施す対象物に変動する残留磁化を残せる手段であれば、回転する永久磁石を用いても良い。
1302−bに格納された時系列データの比較を行う。速度算出手段1304は、データ比較手段1303より出力される比較結果情報,書き込み駆動方法情報1305及び読み出し手段の位置情報1306に基づき、乗りかごの速度を算出し、速度情報1307として出力する。
1201を挟む位置に、単一方向速度検出機構1300をもう一組設ける。本実施例では、複数の単一方向速度検出機構1300に対し、1つの書き込み手段1201を共用しているが、複数の単一方向速度検出機構1300それぞれに対し、個別に書き込み手段1201を設けても良い。
0102−d,0102−uに面しているとする。0113−d方向の速度検出では、ガイドレール0102−dに面した書き込み手段1201−dにて書き込んだ非恒久的マークを、読み出し手段1202−dを用いて読み出す。0102−u方向に面した側でも、書き込み手段1201−uにて書き込んだ非恒久的マークを、読み出し手段1202−uを用いて読み出す。
1206は、非恒久的マーク書き込み前に、前回書き込みパタンの消去、或いは非恒久的マーク読み出し後に、書き込んだ非恒久的マークの消去に利用する。図11(a)は、かご進行方向に対し消去手段,読み出し手段,書き込み手段,読み出し手段,消去手段の順で配置する場合の例である。いま乗りかごの移動方向が0113−uであったとする。かご移動方向に対し、先行する消去手段1206−aがガイドレール0102に残留した非恒久的マークを消去する。ついで、書き込み手段1201がガイドレール0102に非恒久的マークを書き込み、読み出し手段1202−uが非恒久的マークを読み出すことで、速度等の検出を行う。必要に応じ、消去手段1206−bがガイドレール0102に残留した非恒久的マークを消去する。例えば、非恒久的マークが磁気的なものである場合、速度等の検出後に残留磁化を消去することで、ガイドレールへの磁性をもつ塵埃の付着や、磁場に影響を受ける可能性のある周辺機器への影響を緩和できる。尚、乗りかごの移動方向が0113−dの場合も、適宜サフィックスの−dと−u,−aと−bを入れ替えることで、同様に実施できる。
[m]<d31[m]とすると、小さなかご速度の検出には、空間距離がd12と小さい読み出し手段1202−a及び1202−b(R1,R2)の組み合わせを用いる。
1202−c(R1,R3)の組み合わせを用いる。中間のかご速度の検出には、読み出し手段1202−b及び1202−c(R2,R3)の出力信号波形1204−b,1204−c(wave2,wave3)を処理する。上の3つの組み合わせにより検出可能な速度レンジに重なりがある場合、相互に合理性判定を行うことで、信頼性が向上する。同様に位相の相互関係から、位相折り返しの判定に用いることで、速度レンジを更に拡大しても良い。また1つの速度検出方向につき、4つ以上の読み出し手段を用いても良い。
1450によって検出される。周波数分析手段1331よりの出力と、ガイドレール磁化の書き込みピッチ情報1451を用い、速度算出手段1452にて、速度を算出する。位置算出手段1454は、読み出し手段1202よりの出力信号変動の波数とガイドレール磁化の書き込みピッチ情報1451より、相対的な移動距離を算出する。
1201に先行する読み出し手段1202よりの出力信号を、波形フィードバック手段
1403経由で、書き込み手段駆動装置1203へフィードバックする。書き込み手段駆動装置1203は、フィードバック情報に基づき、書き込み手段1201を駆動することでガイドレール0102を磁化して磁気データを書き込む。本実施例では、範囲1404が磁気データ上書き済み区間となる。波形フィードバック手段1403は、読み出し手段1202と書き込み手段1201との間隔drwに基づき、磁化すなわち磁気データの位相を調整する。例えばdrwが、磁気データの書き込みピッチの整数倍であった場合、同位相の磁気データが書き込まれるように書き込み手段駆動装置1203を制御する。レイアウト上の制約や、漏洩磁束を考慮した磁気データの読み込みタイミングの制約で、読み出し手段1202と書き込み手段1201の設置距離を磁気データの書き込みピッチの整数倍に設定できない場合、波形フィードバック手段1403にて位相を調整する。
0105 乗りかご
0106 メインロープ
0107 つり合い錘
0108 巻き上げ機
0109 ブレーキ
0111 制御装置
0112 速度検出装置
0113 かご移動方向
0114 非常止め装置
1201 書き込み手段
1202 読み出し手段
1203 書き込み手段駆動装置
1205 速度検出処理部
1206 消去手段
1301 A/D変換手段
1302 データ保持手段
1303 データ比較手段
1304 速度算出手段
1305 書き込み駆動方法情報
1306 読み出し手段の位置情報
1331 周波数分析手段
1332 加速度算出手段
1401 位相及び波形調整器
1403 波形フィードバック手段
1451 ガイドレール磁化の書き込みピッチ情報
1452 速度算出手段
1454 位置算出手段
1456 運行モード切替手段
1457 入出力手段
Claims (17)
- ガイドレールに案内され昇降路内を上下方向若しくは水平方向若しくは斜め方向に移動する乗りかごを備えるエレベータ装置において、
前記乗りかごに設けられる書き込み手段と、
前記書き込み手段によってガイドレール書き込まれた磁化を検出する読み出し手段と、
前記読み出し手段の出力信号に基づいて前記乗りかごの速度または位置もしくは加速度を検出する制御装置と、
を備えることを特徴とするエレベータ装置。 - 請求項1において、前記書き込み手段は、一定周期で変動する磁場を発生することを特徴とするエレベータ装置。
- 請求項1において、前記書き込み手段は、一定でない周期で変動する磁場を発生することを特徴とするエレベータ装置。
- 請求項1において、前記読み出し手段は、前記乗りかごの複数の移動方向のうち、一方向の速度または位置もしくは加速度の検出のために、複数個設けられることを特徴とするエレベータ装置。
- 請求項1において、前記読み出し手段は、前記乗りかごの複数の移動方向のうち、一方向の速度または位置もしくは加速度の検出のために、1個設けられることを特徴とするエレベータ装置。
- 請求項2,請求項3及び請求項4のいずれか1項において、前記読み出し手段は、前記乗りかごの複数の移動方向のうち、一方向の速度または位置もしくは加速度の検出のために、前記乗りかごの移動方向に沿って複数個設けられ、前記制御装置は、複数の前記読み出し手段出力の位相差を算出するデータ比較手段と、前記データ比較手段によって算出された前記位相差に基づいて前記乗りかごの速度を算出する速度算出手段と、を備えることを特徴とするエレベータ装置。
- 請求項2,請求項3及び請求項5のいずれか1項において、前記読み出し手段は、前記乗りかごの複数の移動方向のうち、一方向の速度または位置もしくは加速度の検出のために、前記乗りかごの移動方向に沿って1個設けられ、前記制御装置は、前記読み出し手段の出力と、前記書き込み手段の駆動手段より出力された基準信号との位相差を算出するデータ比較手段と、前記データ比較手段によって算出された前記位相差に基づいて前記乗りかごの速度を算出する速度算出手段と、を備えることを特徴とするエレベータ装置。
- 請求項1乃至7のいずれか1項において、前記書き込み手段は、前記読み出し手段に対し、前記乗りかごの進行方向に位置することを特徴とするエレベータ装置。
- 請求項1において、前記書き込み手段は、前記ガイドレールに対しかご移動方向に沿って等間隔に磁化が変動するように前記ガイドレールを磁化することを特徴とするエレベータ装置。
- 請求項1において、前記書き込み手段は、前記ガイドレールに対しかご移動方向に沿って磁化変動が特定のパタンをなすよう前記ガイドレールを磁化することを特徴とするエレベータ装置。
- 請求項9または請求項10において、前記書き込み手段を用い前記ガイドレールに対しかご移動方向に沿って磁化を行う保守のための運転モードと、前記書き込み手段の動作を休止し前記ガイドレールに残留した磁化を前記読み出し手段を用い検出することで前記乗りかごの速度または位置もしくは加速度を検出し運行を行う通常の運転モードとを備えることを特徴とするエレベータ装置。
- ガイドレールに案内され昇降路内を上下方向若しくは水平方向若しくは斜め方向に移動する乗りかごを備えるエレベータ装置において、
前記かごの移動方向に沿って予め等間隔で残留磁化を施したガイドレールと、
前記ガイドレール書き込まれた磁化を検出する読み出し手段と、
前記乗りかごに設けられる書き込み手段と、
前記書き込み手段を駆動する装置と、
前記読み出し手段の出力信号に基づいて前記乗りかごの速度または位置もしくは加速度を検出する制御装置と、
前記読み出し手段からの出力を前記書き込み手段を駆動する装置の制御に連結する手段と、
を備えることを特徴とするエレベータ装置。 - ガイドレールに案内され昇降路内を上下方向若しくは水平方向若しくは斜め方向に移動する乗りかごと、を備えるエレベータ装置において、
前記かごの移動方向に沿って予め等間隔で残留磁化を施したガイドレールと、前記ガイドレール書き込まれた磁化を検出する読み出し手段と、前記乗りかごに設けられる書き込み手段と、前記書き込み手段を駆動する装置と、前記読み出し手段の出力信号に基づいて前記乗りかごの速度または位置もしくは加速度を検出する制御装置と、前記読み出し手段からの出力を、前記書き込み手段を駆動する装置の制御に連結する手段と、を備え、
前記乗りかごの移動方向に沿って先行する位置に前記読み出し手段を配し、
前記乗りかごの移動方向に沿って前記読み出し手段より所定間隔で遅行する位置に前記書き込み手段を配し、
前記読み出し手段出力と前記書き込み手段の駆動装置とを結合する手段を有することを特徴とするエレベータ装置。 - ガイドレールに案内され昇降路内を上下方向若しくは水平方向若しくは斜め方向に移動する乗りかごを備えるエレベータ装置において、
前記乗りかごに設けられる書き込み手段と、
前記書き込み手段によってガイドレール書き込まれた磁化を検出する読み出し手段と、
前記読み出し手段の出力信号に基づいて前記乗りかごの速度または位置もしくは加速度を検出する制御装置と、
前記書き込み手段によってガイドレール書き込まれた磁化を消去する手段と、
を備えることを特徴とするエレベータ装置。 - 任意の移動方向に移動する移動体と同一の移動方向及び速度を持ち前記移動体と相対速度をなす周囲構造物に非恒久的マークを書き込む手段と、
前記移動体と同一の移動方向及び速度を持ち前記書き込み手段により前記周囲構造物に書き込まれた前記非恒久的マークを前記書き込み手段の軌跡に沿い前記書き込み手段の後を追う複数の位置で読み出す複数の読み出し手段と、
前記複数の読み出し手段からの出力信号に基づいて前記移動体の速度若しくは加速度若しくは位置を算出する手段とを備え、
前記非恒久的マークの残存する期間が短くとも前記書き込み手段による書き込みから前記読み出し手段による読み出しまでであり、前記移動体の速度若しくは加速度若しくは位置の検出に際し同一の移動体上の前記書き込み手段若しくは前記移動体と連結され同一の速度で移動する前記書き込み手段により書き込まれた非恒久的マークを利用することを特徴とする移動体速度検出装置。 - 任意の移動方向に移動する移動体と同一の移動方向及び速度を持ち前記移動体と相対速度をなす周囲構造物に非恒久的マークを書き込む手段と、
前記移動体と同一の移動方向及び速度を持ち前記書き込み手段により前記周囲構造物に書き込まれた非恒久的マークを前記書き込み手段の軌跡に沿い前記書き込み手段の後を追う位置で読み出す手段と、
前記書き込み手段の位置に前記読み出し手段が存在した場合に前記読み出し手段より出力されるべき信号と一定の関連性をもつ信号を生成する手段と、
前記読み出し手段からの出力信号と前記一定の関連性をもつ信号を生成する手段により信号にもとづいて前記移動体の速度若しくは加速度若しくは位置を算出する手段とを備え、
前記非恒久的マークの残存する期間が短くとも前記書き込み手段による書き込みから前記読み出し手段による読み出しまでであり、前記移動体の速度若しくは加速度若しくは位置の検出に際し同一の移動体上の前記書き込み手段若しくは前記移動体と連結され同一の速度で移動する前記書き込み手段により書き込まれた非恒久的マークを利用することを特徴とする移動体速度検出装置。 - レールに案内された移動体と一体若しくは連結されて移動しつつ前記レールに対し非恒久的マークを書き込む手段と、
前記移動体と一体若しくは連結されて移動しつつ移動体の移動方向に関し前記書き込み手段の後方となる複数の位置において前記非恒久的マークを読み出す複数の読み出し手段と、
前記複数の読み出し手段からの出力信号にもとづいて前記移動体の速度若しくは加速度若しくは位置を算出する手段とを備え、
前記非恒久的マークの残存する期間が短くとも前記書き込み手段による書き込みから前記読み出し手段による読み出しまでであり、前記移動体の速度若しくは加速度若しくは位置の検出に際し同一の移動体上の前記書き込み手段若しくは前記移動体と連結され同一の速度で移動する前記書き込み手段により書き込まれた非恒久的マークを利用することを特徴とする移動体速度検出装置。
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