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JP2008176473A - 患者容体変化予測装置、及び患者容体変化管理システム - Google Patents

患者容体変化予測装置、及び患者容体変化管理システム Download PDF

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JP2008176473A
JP2008176473A JP2007008148A JP2007008148A JP2008176473A JP 2008176473 A JP2008176473 A JP 2008176473A JP 2007008148 A JP2007008148 A JP 2007008148A JP 2007008148 A JP2007008148 A JP 2007008148A JP 2008176473 A JP2008176473 A JP 2008176473A
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physical
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Yasuo Sakurai
康雄 櫻井
Shigeharu Oyu
重治 大湯
Keisuke Hashimoto
敬介 橋本
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Canon Medical Systems Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Corp
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Abstract

【課題】過去の患者のデータから、患者におこる容体変化発生の度合いを定量的に算出し、それを表示する患者容体変化予測システムを提供する。
【解決手段】容体変化を引き起こす複数の容体変化要因をパラメータとする容体変化発生の度合いを求める関数を記憶する記憶手段3と、患者の容体変化要因を受けて、記憶手段3が記憶している関数を基に該患者の容体変化発生の度合いを算出する容体変化予測手段5と、該患者におこる容体変化の種類と該容体変化発生の度合いを表示手段7に表示する表示制御手段6を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、患者から得た診断情報を解析し、容体変化を予測して患者の容体管理に係わる医師や看護師に提示するための装置に関する。
病院では、手術を終えた直後の患者や症状が重篤な患者は、容体の急激な悪化の危険が常に存在している。そこで、それらの患者については、容体の悪化に備えて、集中治療室など特別な環境下での厳重な容体管理が行われてきた。これにより、常時それらの患者の容体が監視でき、容体変化への迅速な処置が可能になっている。その際、従来は、容体変化に対しより迅速かつ適切な処置を行うため、個々の医師や看護師が患者にどのような容体変化が起こるかをおおよそ予測し、それらを考慮して看護計画を立案し、その看護計画に基づいて容体変化の管理を行っていた。
しかし、従来の容体変化予測はあくまで特定の医師や看護師の経験に基づくものであるため、定量性がなく、判断する医師や看護師によって予測が変わりうるという問題がある。また、一人の患者に起こりうる容体変化の全てを、人間が常に網羅的に予測することは困難であり、重要な容体変化の兆候が見落とされることもありえる。そのため、結果として、患者の容体の悪化を見逃して処置が遅れたり、焦りから処置を誤ったりするなどの医療過誤を招くおそれがある。
また、集中治療室など重篤な患者の容体管理を行う場所では、24時間交代勤務制が敷かれており、容体管理の途中での医師や看護師の交代が起こる。この交代の際にはその都度、患者容体や必要な処置、これから起こりうる容体変化などについての申し送りが、医師や看護師間で行われるが、その多くは手書きメモや口頭など、人の手を介した作業である。そのため、伝達すべき項目の一部を忘れるなど、常に人為的間違いが発生しうる。さらに、伝達が正確に行われたとしても、内容に定量性がないため、適切な処置が行えない場合もある。例えばある患者の血圧が低下する可能性が伝達されても、それがどの程度起きやすいのか、また、その血圧低下が起きた場合の処置の方法などが即座には分からないため、その場にいる医師や看護師が、適切な準備や処置を迅速に行うことが困難であるという問題がある。
この点、取得又は保持している情報、および算定した係数などを利用して、最適なトレーニングを決定し提供するシステム(特許文献1参照)や、対象物の評価を算定するシステム(特許文献2参照)や、資産証券化の最適値を算定するシステム(特許文献3参照)などの将来の変化を予測するシステムが存在する。しかし、これらは医療を対象とするものではなく、これらの方法により患者の容体変化を予測することは困難である。
また、医学の分野において、将来の患者の変化や処置を決定するものとして、患者の核酸分子を採取し、比較することで、病理障害を発症する危険性の予測や患者への処置の決定に利用する方法(特許文献4参照、特許文献5参照、及び特許文献6参照)や、酵素の代謝を計測し利用する方法(特許文献7参照)などがあるが、特別な測定が必要であり、患者の全ての容体変化が予測できるものではないし、情報共有が不十分である。したがって、患者の容体変化を予測し、その予測した情報を共有する装置としては不十分である。
特開2003−024491号公報 特開2002−352071号公報 特開2002−140516号公報 特開2005−508160号公報 特開2005−500815号公報 特開2004−506409号公報 特開2002−519360号公報
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、過去の電子カルテや治療記録から、注意すべき容体変化に対する容体変化発生の度合いを定量的に算出し、特に注意すべき容体変化の情報を表示することで、医師や看護師が、共有する定量的な情報により容体変化を予測し、その容体変化への対処を可能とする患者容体変化予測装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の患者容体変化予測装置は、容体変化を引き起こす原因となる複数の容体に対する処置、容体の状態、もしくは患者固有情報を含む数値化された容体変化要因をパラメータとする、前記容体変化発生の度合いを表す関数を、容体変化の種類に対応して記憶する記憶手段と、患者の前記容体変化要因と、前記記憶手段に記憶されている前記関数から、該患者における発生が予測される前記容体変化の種類と該容体変化発生の度合いを求める容体変化予測手段と、該患者の前記容体変化の種類と該容体変化発生の度合いを表示手段に表示する表示制御手段とを備えることを特徴とするものである。
請求項8に記載の患者容体変化予測装置は、容体変化を引き起こす原因となる複数の容体に対する処置、容体の状態、もしくは患者固有情報を含む数値化された容体変化要因をパラメータとする、前記容体変化発生の度合いを表す関数を、容体変化の種類に対応して記憶する記憶手段と、患者の前記容体変化要因を受けて、受けた該患者の前記容体変化要因と、前記記憶手段に記憶されている前記関数から、該患者における前記容体変化発生の種類と該容体変化発生の度合いを求める容体変化予測手段と、該患者の前記容体変化の種類と該容体変化発生の度合いを表示手段に表示する表示制御手段と、該患者の前記容体変化要因、及び該患者が容体変化したときの該容体変化の情報を入力するための入力手段と、前記入力手段により入力された、該患者の前記容体変化要因、及び該患者が容体変化したときの該容体変化の情報を病院システムに送り病院システムの記録を更新させる記録更新手段とを備えることを特徴とするものである。
請求項9に記載の患者容体変化管理システムは、容体変化の種類と、該容体変化を引き起こす原因となる複数の容体に対する処置、容体の状態、もしくは患者固有情報を含む数値化された容体変化要因との対応が記録されているテーブルと、過去の患者の前記容体変化要因を前記テーブルから取得し、入力手段により指定された前記容体変化の種類と、前記取得した過去の患者の前記容体変化要因とを分析し、前記各容体変化要因による前記指定された容体変化の起こりやすさの相関関数を求め、前記相関関数に基づいて、全ての前記容体変化要因から前記容体変化発生の度合いを求める関数を作成するリスクファクター分析手段と、前記指定された容体変化の種類と、前記リスクファクター分析手段が作成した該容体変化発生の度合いを求める関数を記憶する記憶手段と、患者の前記容体変化要因を受けて、該患者の前記容体変化要因と前記記憶手段に記憶されている関数から、該患者における前記容体変化の種類と該容体変化発生の度合いを求める容体変化予測手段と、前記容体変化の種類と該容体変化発生の度合いを表示手段に表示する表示制御手段と、該患者の前記容体変化要因、及び該患者が容体変化したときの該容体変化の情報を入力するための入力手段と、前記入力手段により入力された、該患者の前記容体変化要因、及び該患者が容体変化したときの該容体変化の情報を前記データベースに送り前記データベースの記録を更新させる記録更新手段とを備えることを特徴とするものである。
請求項1に記載の患者容体変化予測装置によれば、患者の容体変化要因を受けて、該患者における容体変化の種類と該容体変化発生の度合いが定量的に表示装置に表わされる。これにより、個々の医師や看護師の経験への依存を低減し、医師や看護師が容体変化の種類とその容体変化発生の度合いの定量的な情報を共有でき、その共有する情報に基づいて、該患者の容体変化を予測することで、その予測される容体変化にたいする処置をおこなうことが可能になる。
請求項8に記載の患者容体変化予測装置によれば、患者の容体変化要因や、容体変化したときの該容体変化の情報を病院システムに送り、その病院システムの情報を逐次更新していくことが可能になり、容体変化発生の度合いの算出における母集団の情報が増えるので、より精度の高い容体変化発生の度合いの算出を行うことが可能になる。
請求項9に記載の患者容体変化管理システムによれば、患者の情報を受けて、該患者における、容体変化の種類と該容体変化発生の度合いが定量的に表示装置に表わせるとともに、患者の容体変化要因や容体変化したときの該容体変化の情報がデータベースに送られ、患者容体変化発生の度合い算出のためのデータベースが逐次更新されていくことが可能になる。これにより、医師や看護師が容体変化発生リスクの情報を共有し、その情報に基づき容体変化を予測し、その予測に基づいた処置を患者に行うことができ、かつ、情報の増加に伴うより精度の高い容体変化発生の度合いの算出を可能にするシステムを提供することが可能になる。
〔第1の実施形態〕
図1は本発明に係る容体変化予測装置の機能構成を表したブロック図である。図1に示すように、本発明に係る容体変化予測装置は、情報取得手段1、リスクファクター分析手段2、記憶手段3、入力手段4、容体変化予測手段5、表示制御手段6、表示手段7、警告制御手段8、及び警告手段9で構成されている。また、リスクファクター分析手段2、容体変化予測手段5、表示制御手段6、及び警告制御手段8はCPUで構成されている。
以下、図1〜図6を参照して本実施形態に係る容体変化予測装置の動作を説明する。ここで、本実施形態における病院システムとは、病院情報を総合的に運用する病院情報コンピュータシステムであるHIS(Hospital Information System)等を指す。そして過去の電子カルテや治療記録から得た、看護記録、生体記録、診療記録、手術記録、及び麻酔記録を含む過去の患者の情報が病院システムが備えるデータベース11(図1参照)として保存されている。医療情報システム(例えば、特開2004−280455参照。)などもこの病院システムに含まれる。データベース11に保存されている情報としては、例えば、患者、患者ID、性別、年齢、身長、体重、血液型、既往歴(疾患名のほかに疾患に対する治療履歴や経過などに関する情報が含まれてもよい。)、症状、病名、診断、検査結果、手術内容、手術時間、出血量、輸血量、投薬量、生命の徴候の値、術中検査結果、容体変化、所管、処置、日時、場所、退院日、といった情報が保存されている(例えば、図2参照。)。また、上記の例は現在一般的に病院システムに記録されている情報の一部を示しているが、将来は遺伝子診断情報などが加わってもよい。
そして、容体変化要因とは、輸血量や投薬量などの容体に対する処置、血圧や心拍などの容体の状態、もしくは性別や年齢などの患者固有の情報を数値化したものである。また、以下の説明におけるリスクファクターとは経験的又は統計的に容体変化を発生させる原因となることが確認されている上記容体変化の発生原因のことであり、例えば、心停止発生の原因となる術中出血量、輸血量、(術名静脈圧―中心静脈圧平均値)の最大値、及び術中の最低体温などが挙げられる。また、このリスクファクターの測定値又は、通常数値では表わされていないリスクファクターを数値化したものである容体変化要因をリスクファクター値と呼ぶ。これは、術中の出血量が多い場合、輸血量が多い場合、(術名静脈圧―中心静脈圧平均値)の最大値が大きい場合、又は術中の最低体温が低い場合などは、その後に心停止が発生する確率が高くなるなど、各リスクファクターにおけるリスクファクター値の変化により容体変化が発生する確率が変化することが経験的及び統計的に確認されているため、このリスクファクターを監視することで容体変化を予測することが可能になるからである。
そして、病院システムには、心停止Y1、呼吸障害Y2、軽い血圧低下Y3、重篤な血圧低下Y4、腎機能障害Y5、感染症Y6、又は褥瘡Y7など、医師や看護師が注意すべき容体変化(以下、特に容体変化を区別しないで表す場合は「容体変化Yj」という。jは容体変化の種類を表す。)と、術中出血量X1や、術中の輸血量X2や、術前静脈圧から中心静脈圧を引いた値の最大値X3や、術中の最低体温X4などの容体変化Yjを引き起こす原因であって、事前に決められている各リスクファクター(以下、特にリスクファクターを区別しないで表す場合は「リスクファクターXi」という。iはリスクファクターの種類を表す。)との対応を表わすテーブル12が記憶されている。この対応テーブル12はデータベース11を基に作成される。例えば、過去のデータを基に、図3に示すような心停止Y1と術中出血量X1との対応を表わすテーブル12が病院システムに記憶されている。ここで、図3に示すように、001504921で示す患者は術中出血量が2000mlで心停止が発生しているが、001504930で示す患者は術中出血量が1000mlで心停止が発生していることが分かる。また、同じく術中出血量が1000mlであっても001504923で示す患者は心停止が発生していないことが分かる。このように患者に応じてリスクファクター値に対する容体変化発生の条件は異なる。そこで、より多くのリスクファクターを利用することで、容体変化発生の予測の精度を上げていくことができる。本実施形態では容体変化と書くリスクファクターとの対応を表わすテーブル12を病院システム内に記憶させているが、これは、本発明に係る患者容体変化予測装置内に記憶させてもよい。
さらに、本実施形態ではリスクファクターXiの例として心停止発生の原因となる術中出血量、輸血量、(術名静脈圧―中心静脈圧平均値)の最大値、及び術中の最低体温を挙げているが、リスクファクターXiとなりえる情報は、患者の性別や年齢、検査結果や治療中の輸血量など、容体変化Yiを引き起こす原因となるものであれば特に制限はない。さらに、術中の最高血圧から平均血圧を引いた値のような、複数のリスクファクターXiの組み合わせもまたリスクファクターXiとなりえる。したがって、性別などの数値で表わせないようなリスクファクターXiも、他のリスクファクターXiと組み合わせることにより数値化される。
リスクファクター分析手段2が、入力手段4により指定された容体変化Yjの種類を基に、病院システムに記憶されている図3に示すような容体変化YjとリスクファクターXiの対応を表わしたテーブル12を参照し、各リスクファクターXiに対応した過去の患者のリスクファクターXiの容体変化要因であるリスクファクター値xi、及びそのリスクファクター値xiに対応する容体変化Yjの結果を、情報取得手段1を介して病院システムから定期的に取得する。そして、容体変化Yjの種類と、リスクファクター値xiの情報及びそれに対応する容体変化Yjの結果を基に、容体変化Yjと各リスクファクター値xiとの相関関数Fji(xi)(iは容体変化の種類、jはリスクファクターの種類を表す。)を求める。
ここで、相関関数Fji(xi)の求め方を説明する。例えば、入力手段4により心停止Y1という容体変化Yjの種類が指定され、心停止Y1とリスクファクターXiの1つである術中出血X1の測定値である術中出血量x1との相関関数F11(x1)を求める場合で説明する。
まず、リスクファクター分析手段2が、図3に示すような心停止Y1と術中出血量x1との対応テーブル12を参照し、(x1,Y1)=(2000,発生)(1000,不発生)(400,不発生)(450,不発生)(1000,発生)といった値を報取得手段1を介して外部の病院システムから取得する。
次に、リスクファクター分析手段2は、図4(A)に示すように、まず横軸を取得したデータの最高値に対する割合などにとることで規格化した術中出血量x1となるようにとり、縦軸を心停止Y1の値(「心停止発生」を1とし、「心停止発生せず」を0とする。)にとる。例えば、図3に示す術中出血量x1において、2000(ml)が最大値だった場合、2000を図4(A)の横軸の最大値にとり、他の各値を2000(ml)に対する割合に応じて点を採る、例えば1000(ml)であれば2000(ml)の半分の場所に点をとる。次に、そのx1値に対応する心停止Y1が発生ならば1に点をプロットし、心停止Y1が不発生ならば0に点をプロットしていく。ここで、各患者のデータをプロットしたものが、図4(A)の×の点で示されている。次に、リスクファクター分析手段2は、心停止Y1の場合には、各術中出血量x1の値における心停止Y1の発生の確率を、その術中出血量x1における心停止Y1の値として規格化する。これは、心停止Y1という容体変化の場合その結果は心臓が止まるか止まらないかであるためそのままでは相関関数が求められない、そこで確率を求めることで相関関数を算出できるようにするためである。また、リスクファクター値及び容体変化発生の確率を規格化する理由は、各リスクファクターによる容体変化への影響を公平にするためである。
次に、リスクファクター分析手段2は、図4の(A)にプロットした点を基に、図4(B)に示すように、取得した過去の患者における規格化した術中出血量x1に対応した規格化された心停止Y1の値を算出しグラフ上にプロットしていく。この点は図4(B)の○の点で示されている。ここで、図4(B)に示されるグラフは、縦軸は心停止Y1発生を1とした心停止Y1発生の確率の値であり、横軸は規格化した術中出血量x1である。そして、リスクファクター分析手段2は、全てのデータを図4(B)のようにプロットした後、それら○の点に近似する関数を最小二乗法などにより求める。これにより、術中出血量x1と設定された心停止Y1との相関関数が求められる。例えば、心停止Y1の場合、図4(B)のグラフのように一次直線として相関関数が求まっているので、この場合には、F11(x1)=a1・x1と表せる。
さらに、術中出血量x1以外の輸血量、(術名静脈圧―中心静脈圧平均値)の最大値、及び術中の最低体温などといった他のリスクファクターXiについても同様に相関関数を求める。ここで、リスクファクター分析手段2は、F11(x1)については上記のようにF11(x1)=a1・x1を求める手順を実行するプログラムを有しているが、他のFji(xi)を求めるためのプログラムも有し、容体変化Yjが指定されたときにそのプログラムを実行する構成とされている。例えば、心停止Y1における各リスクファクターXiとの相関関数は、それぞれ図5に示すような相関関数F1j(xi)として求められる。ここで、図5は心停止におけるリスクファクターと相関関数の対応関係を説明するための図である。
次に、リスクファクター分析手段2は、全てのリスクファクターXiに基づく容体変化Yjの発生の度合いである容体変化発生リスクyjを求める。このリスクファクター値xiと容体変化発生リスクyjの関数の求め方としては、独立成分分析などにより、全てのリスクファクターXiにおける相関関数Fji(xi)を加えることで容体変化発生リスクyjが求められるようになる。このときの関数は、リスクファクターXiの全部の個数をnとすると、yj=Fj1(x1)+Fj2(x2)+・・・+Fji(xi)+・・・Fjn(xn)と表される。これにより、全てのリスクファクター値xiをパラメータとして容体変化発生リスクyjを求める関数が算出されることになる。
記憶手段3が、容体変化Yjの種類と、それに対応する、リスクファクター分析手段2が求めたリスクファクター値xiをパラメータとする容体変化発生リスクyjの関数を記憶する。
容体変化予測手段5は、入力手段4から入力された患者を特定する情報(例えば、患者のIDや患者の名前など該患者を特定できる情報であればよい。)を受けて、情報取得手段1を介して病院システムに備わったデータベース11にアクセスし、そのデータベース11の中に該患者のリスクファクター値xiがある場合には、情報取得手段1を介して病院システムから該患者のリスクファクター値xiを取得する。該患者のリスクファクター値xiが病院システムのデータベース11の中にない場合には、表示制御手段6及び表示手段7を介して、ユーザに患者のリスクファクター値xiの値の入力を促し、入力手段4から入力された該患者のリスクファクター値xiの値を取得する。ここで取得する情報は、リスクファクター分析手段2で相関関数が0にならないものだけでよい。さらには、容体変化Yiに対する影響が小さいリスクファクターXiを切り捨てるため、入力手段4で閾値を設定し記憶手段3にその閾値を記憶させておき、リスクファクター値xiがその閾値より小さい場合には、リスクファクター値を0としてもよい。例えば、容体変化予測手段5は、患者の心停止Y1を算出するのに必要な該患者のリスクファクター値xiの情報を図6で示すような情報として受ける。ここで、図6は心停止のリスクファクターとそのリスクファクターに対応する患者のリスクファクター値との関係を説明する図である。
このようにして取得した該患者のリスクファクター値xiの値を基に、容体変化予測手段5は、記憶手段3に記憶されているリスクファクター値xiと求める容体変化発生リスクyjの関数を利用して、該患者における容体変化発生リスクyjを求める。ここで、求めた容体変化発生リスクyjを使用したリスクファクターXiの個数nで割ることにより、その値を規格化してもよい。
表示制御手段6は、容体変化Yjの種類と、それに対応する、容体変化予測手段5が求めた該患者における容体変化発生リスクyjを受けて、表示手段7に該患者における容体変化発生リスクyjに基づく容体変化Yjの情報を表示する。
さらに、この患者容体変化予測装置は、容体変化予測手段5が求めた容体変化発生リスクyjの値が事前に設定され記憶手段3に記憶されている閾値を超えた場合、警告制御手段8により、表示制御手段6を介して表示手段7に警告を表示させたり、スピーカーやポケットベルやパトランプなどの聴覚的制御手段や視覚的制御手段である警告手段9により医師や看護師に対し警告を送ったりする構成でもよい。
本実施形態では、各集中治療室の入り口や、集中治療室を監視している看護師や医師の待機している部屋に表示手段7を設置してあり、表示制御手段6が病室のレイアウト情報や患者の配置位置の情報などを基に、図7に示すように一覧表示モニタ01に部屋とベッドの配置などを表示している。ここで、図7は表示手段7の一例を示す図であり、右側が廊下及び廊下からその表示手段7が設置してある病室への入り口を示しており、6人部屋の病室における2列に3つずつ並べられた各ベッドの配置を表わしている。そして、図7に示すように、表示制御手段6は、その一覧表示モニタ01の画面上の患者表示部02にそのベッドにいる患者名やIDなどを表示している。ここでは、入って右側のベッドの列に奥からAさん、Bさん、Cさんが、寝ており、入って左側のベッドの列の一番奥の「空き」と表示されている部分はベッドに誰も寝ておらず、次のベッドからDさん、Eさんが寝ている状態を表している。そして、例えば、Aさんのベッドの場所に対応した患者表示部02にはAさんの名前とAさんに対するID1504921が表示されている。
さらに、一覧表示モニタ01の画面上のリスク表示部03には、その患者の特に注意すべき各容体変化発生リスクyiの値が表示されている。ここで、特に注意すべき容体変化とは、容体変化Yjの発生の度合いの上位3つに含まれる程度の容体変化発生リスクyjを指す。例えば、図7のAさんにおいては、心停止発生の度合いが45、呼吸障害発生の度合いが22、及び嘔吐・悪心発生の度合いが9という3つの容体変化が、他のAさんにおける容体変化と比べて発生の度合いが高いので、特に注意する容体変化として表示されている。さらに、表示制御手段6は、容体変化発生の度合いが特に高い場合には、患者表示部02の色分けをしたりしてハイライト表示を行う。例えば、図7のAさんにおいては、心停止発生の度合いと呼吸障害発生の度合いが、他の患者と比べても非常に高いため、Aさんの患者表示部02を枠で囲ってハイライト表示し、さらに容体変化発生の度合いが特に高い心停止、呼吸障害の色を他の容体変化と異ならせて表示している。
さらに、表示制御装置6は、図7に示すように、実際にリスク表示部03に表示している容体変化が発生した場合の処置を、病院システムに記録されている該当する容体変化に対する過去に行われた処置を受けて、該当する患者における容体変化の情報とともに処置表示部04に表示させる。
ここで、本実施形態では、詳細な情報を得て容体変化に迅速に対応するために、表示制御手段6は、一覧表示モニタ01に部屋とベッドの配置を表示させ、そのベッドの配置に基づき表示部02に患者名及びIDを、さらに表示部03にハイライトを用いて注意すべき核容体変化発生リスクyiを表示させるなどといった詳細な表示を行う構成を採っているが、これは患者の容体変化に対応しようとするレベルに依存し、病院もしくは医師等が必要とするレベルに対応した情報を表示する構成であればよい。
さらに本実施形態では、図8に示すような表示手段7である個別表示モニタ05を、各患者のベッドの脇に設置し、表示制御手段6により、その個別表示モニタ05に必要とする情報を表示させている。例えば、警告表示部06は、何か警告が出た場合に表示するようにしておく。これは、図8に示すように「血圧が低下しています」といった警告を指す。さらに、表示制御手段6は、イベント表示部07に、患者のベッドの脇であることを考慮して、具体的な容体変化の種類は表示せずに容体変化を表わす記号や、それに対応する値を表示させたりする。例えば、図8におけるイベント表示部07に表示されている「01」とは、十の位が0番台とは循環器系の容体変化を表し、並べて表示している心拍・血圧・体温は容体変化の種類を示す手がかりである。また、一の位の数字が若ければ重篤を表している。
次に、本実施形態に係る患者容体変化予測装置の一連の動作について図9及び図10を用いて説明する。図9は、容体変化発生リスクyjを算出するために、図10のフローチャート実行前に事前に記憶手段3に記憶されている容体変化発生リスクyjを求める関数の算出及び記憶の手順について示すフローチャートであり、図10は、本装置における患者の容体変化発生リスクyjの算出及び表示の手順について示すフローチャートである。そして、図9のフローチャートは定期的に実行され、記憶される関数の内容が最新のものに更新される。
<患者の容体変化発生リスクyjを求める関数の算出及び記憶の手順>
ステップS01:リスクファクター分析手段2が、入力手段4により容体変化Yjの種類の指定を受ける。
ステップS02:リスクファクター分析手段2が、指定された容体変化Yjの種類に基づき、情報取得手段1を介して病院システムに配置されたリスクファクター値xiと指定された容体変化Yjとの対応テーブル12を参照し、リスクファクター値及びそれに対応する容体変化の結果を取得する。
ステップS03:リスクファクター分析手段2が、取得したリスクファクター値xiと指定された容体変化Yjとの関係を分析し、容体変化Yjとリスクファクター値xiとの相関関数Fji(xi)を求める。
ステップS04:リスクファクター分析手段2が、求めた容体変化Yjに対する各リスクファクター値xiにおける相関関数Fji(xi)から、全てのリスクファクターXiにおけるリスクファクター値xiから容体変化発生リスクyjを求める関数を算出する。
ステップS05:記憶手段3が、リスクファクター分析手段2が算出した容体変化発生リスクyjを求める関数を記憶する。
<患者の容体変化発生リスクの算出及び表示の手順>
ステップS06:容体変化予測手段5が、入力手段4から入力された患者を特定する情報を取得する。
ステップS07:容体変化予測手段5が、情報取得手段1を介して病院システムのデータベース11の中に該患者のリスクファクター値xiの情報があるか確認する。
ステップS08:容体変化予測手段5は、ステップS07で病院システムのデータベース11の中に該患者のリスクファクター値xiがある場合に、該リスクファクター値xiを取得する。
ステップS09:容体変化予測手段5は、ステップS07で病院システムのデータベース11の中に該患者のリスクファクター値xiがない場合に、表示制御手段6及び表示手段7を介して、ユーザに患者のリスクファクター値xiの入力を促し、入力手段4からから入力された該リスクファクター値xiを取得する。
ステップS10:容体変化予測手段5は、記憶手段3に記憶されている容体変化発生リスクyjを求める関数に、取得した該患者のリスクファクター値xiを当てはめ、該患者における容体変化発生リスクyjを求める。
ステップS11:表示制御手段6が、求めた容体変化発生リスクyjを基に、容体変化の情報を表示手段7に表示する。
以上のように、患者の容体変化要因である各リスクファクター値を基に、該患者における容体変化発生の度合いが定量的に表され、さらに、該患者の位置やその容体変化に対する処置、及び危険な容体変化に対する警告なども提供され、それらの情報を医師や看護師が共有することで、該患者の容体変化に対する適切な処置が可能となる。
〔第2の実施形態〕
本実施形態における容体変化予測装置は、図1の第1の実施形態において、点線で示すように情報の帰還ルートを設けている。つまり、図1において、本実施形態では、記録更新手段10が、指定された患者のリスクファクター値xiの情報や、該患者が容体変化したときの該容体変化の情報を、入力手段4からの入力により取得し、その情報を病院システムに送信し、病院システムの患者の情報を更新する。
ここで、該患者のリスクファクター値xiの情報は、容体変化予測手段5が該患者における容体変化発生リスクyjを求めるときに、該患者のリスクファクター値xiが病院システムのデータベース11になければ、容体変化予測手段5は、入力手段4から入力された該患者のリスクファクター値xiを受け取っている。その場合、記録更新手段10は、容体変化発生リスクyjを求めるときに入力手段4より入力された患者のリスクファクター値xiの情報を受け取る。また、病院システムのデータベース11に該患者のリスクファクター値xiが既にある場合には、記録更新手段10は、リスクファクター値xiを送信してデータベース11を更新する必要はない。これに対し、患者が容体変化したときの該容体変化の情報は、容体変化発生リスクyjの算出後、実際に患者に発生した全ての容体変化Yjについて、その容体変化が発生した後に、記録更新手段10が、入力手段4により該容体変化の情報を取得して、病院システムに送信し、病院システムのデータベース11の情報を更新させる。
例えば、心停止Y1が患者に起こった場合は、記録更新手段10は心停止Y1が該患者に起こったという情報を病院システムのデータベース11に送る。これにより、該患者の持つリスクファクター値xiを有する場合に心停止Y1が起こるという情報が追加され、病院システムのデータベース11が更新されることになる。
これにより、病院システムのデータベース11に保管される過去の患者の情報が逐次更新され、リスクファクター値xiと容体変化Yjとの相関関数を求めるための母集団が増えていくので、より精度の高い容体変化発生リスクyjを求めるための相関関数を導くことが可能になり、容体変化発生リスクyjの精度を上げることができる。
〔第3の実施形態〕
本実施形態に係る患者容体変化予測装置は、容体変化の種類として、呼吸、脈拍、血圧、及び体温などの生命の兆候(以下、「バイタル」という。)の変化を扱う構成である。そして、本実施形態におけるリスクファクター値とは、経験的又は統計的にバイタルの変化を発生させる原因となることが確認されている容体変化要因のことであり、例えば、血圧の変化の原因となる血圧、体温、心拍数、及び脈拍などが挙げられる。本実施形態に係る患者容体変化予測装置は、バイタルの測定値(以下、「バイタル値」という。)を収集する装置(以下、「バイタルモニタ」という。)が収集し記憶している患者の過去のバイタル値を取得し、その取得した値をリスクファクター値として、将来のバイタルの予測値を算出し、その予測に基づき表示や警告を行うものである。
図11は、本実施形態に係る機能構成を表すブロック図である。図11に示すように、本実施形態における患者容体変化予測装置は、記憶手段3、入力手段4、容体変化予測手段5、表示制御手段6、表示手段7、警告制御手段8、警告手段9で構成されている。また、容体変化予測手段5、表示制御手段6、及び警告制御手段8はCPUで構成されている。ここで、図1と同じ番号を有する手段は、第1の実施形態における手段と同じ機能・動作を行うものとする。以下、本実施形態に係る患者容体変化予測装置の動作を説明する。
本実施形態では、バイタルモニタはバイタル値を記憶する記憶部を有している。そして、バイタルモニタは、患者の呼吸、脈拍、血圧、体温、酸素飽和度、呼吸数、心拍数などの予め指定されたバイタル値を取得し、自らが記憶しているバイタル値の情報を定期的に更新している。また、記憶手段3には、複数の患者における過去のバイタル値などといった複数の過去のリスクファクター値を基に作成した、各バイタルの将来の予測値を求める関数が予め記憶されている。
ここで、過去の様々な患者のリスクファクター値に基づいて、指定された患者の予測直前までにバイタルモニタによって定期的に取得され記憶されているバイタル値などのリスクファクター値から、次のタイミングにおける該バイタルの予測値を算出するための関数を求める方法について説明する。
本実施例では、入力手段4により血圧が予測するバイタルとして指定されているとする。そして、本実施例において、血圧の変化の原因となるリスクファクターには、血圧、体温、心拍数、及び脈拍といった各バイタルを設定している。これは、バイタルの変化にはバイタル自信が最も大きく影響するためである。図12の各表は血圧、体温、心拍数、脈拍のバイタルの値の変化を表わすグラフであり、横軸を時間とし、縦軸をバイタルモニタが定期的に取得した各バイタル値(=リスクファクター値)としている。ここで、使用するデータとしてのリスクファクター値はその予測するバイタルに関係するものであれば特に制限はない。
そして、図12の各点は過去の複数の患者におけるバイタル値の時間変化を表している。また、図12に示されているデータセットとは、バイタル値の時間変化の中における、ある時間帯に含まれる全てのリスクファクター値であるn個のバイタル値(x1 (i),x2 (i) x3 (i) xn (i))、及びその次の瞬間の予測するバイタルの値xest (i)とを組み合わせたものを、1つのデータセットとする。例えば、図12のデータセット1とは、tで表される時間帯における血圧のデータ、体温のデータ、心拍数のデータ、脈拍のデータをとり、さらに、その次の瞬間の血圧のデータをとり、それらを並べたものとして、(x1 (1),x2 (1) x3 (1) xi (1) xn (1) xest (1))と表される。また、このデータセットにおける時間帯の長さは、予測として利用可能なバイタル値の変化発生までの時間間隔、及び予測値に大きく影響を与えるデータの範囲を基に決定する。例えば、血圧の予測の場合には5分間程度で、各リスクファクターの値が300程度であることが好ましい。さらに、ここでは、例として1人の患者における2つのデータセットしか示していないが、このようなデータセットを異なる時間帯や異なる患者から複数抽出する。ここで、血圧を予測するバイタルとするN個のこのようなデータセットを抽出したとすると、それらは(x1 (1),x2 (1) x3 (1) xn (1) xest (1))、(x1 (2),x2 (2) x3 (2) xn (2) xest (2))…(x1 (N),x2 (N) x3 (N) xn (N) xest (N) )と表される。ここで、右肩括弧内の数字はデータセットの種類を表し、右下の数字はデータセットにおけるリスクファクター値の通し番号を表している。
次に、データセットに含まれるn個のバイタル値(x1 (i),x2 (i) x3 (i) xn (i))、とその次の瞬間の予測しようとするバイタルである血圧の値xest (i)との関数は
Figure 2008176473
といった、各データセットのバイタル値とaTとの積で表される。
このとき、上記の関数を満たすaTは、
Figure 2008176473
と表すことができる。
ここで、
Figure 2008176473
Figure 2008176473
である。
ここで、[数3]はxestとxとの共分散を表し、[数4]はxとxの共分散を表している。
したがって、このaTを用いることで、ある時間帯に含まれるデータセットを構成するバイタル値、x1 (i),x2 (i) x3 (i) xn (i) から、その次のタイミングの血圧の値xest (i) を算出することができる。その関数はx=(x1 (i),x2 (i) x3 (i) xn (i) )とすると、xest (i) =aT・xと表せる。
ここでは、血圧を予測するバイタルとして関数を求める手順を説明したが、他のバイタルを予測する場合の関数を求める手順も同様に行っていく。
このように求めた関数を、予め記憶手段3に記憶させておく。
容体変化予測手段5は、入力手段4により、指定された患者における指定されたバイタルの種類を受けて、該患者の現在の直前のデータセットに含まれるバイタル値をバイタルモニタから取得し、そのバイタル値と記憶手段3に記憶されている関数から、バイタルの予測値を算出する。ここで、本実施形態では、容体変化予測手段5が直接バイタルモニタからバイタル値を取得しているが、これはバイタルモニタからバイタル値を一旦病院システムに送り病院システムに記憶させておき、容体変化予測手段5は病院システムからバイタル値を取得する構成にしてもよい。
表示制御手段6は、算出されたバイタルの予測値を表示手段7に表示する。
さらに、容体変化予測手段5で算出された予測値が、事前に設定され記憶手段3に記憶されている閾値を超えた場合には、警告制御手段8が、表示制御手段6を介して表示手段7に警告を表示させたり、スピーカーやポケベルなどの警告手段9で医師や看護師に対し警告を発信したりする。
また、本実施形態ではリスクファクターとして過去のバイタル値のみを用いて予測値を求めたが、これ以外のリスクファクターを含めて算出してもよい。例えば、よく使われる薬の投与量などをx1 (i),x2 (i) x3 (i) xn (i) の中のxj (i) として加えても同様の関数により予測値を算出することができる。
さらに、本実施例でリスクファクター値は測定値をそのまま使う必要はなく、体重で割るなどして規格化を行った値を用いてもよい。
さらに、前述の予測値を求める関数を作成するためのリスクファクターのデータは、共通点の多い患者における過去のデータのみを使用して関数を作成してもよい。例えば、男性、かつ50歳〜60歳、かつ糖尿病である患者のデータのみを用いて関数を作成するなどである。これにより、バイタル値の変化に共通の傾向がみられる患者のデータを用いて関数を作成することができ、より精度の高いバイタルの予測値を得ることができる。
以上のように、患者のバイタル値などを含む各リスクファクターの値から、特定のバイタルの予測値を得ることができ、その予測値を医師や看護師が共有できる。したがって、個々のバイタルの予測値に基づいて、該患者の容体変化に対する適切な処置が可能となる。
第1の実施形態に係る機能構成を表わすブロック図 病院システムに記憶されている患者情報の例 リスクファクターと容体変化の対応を説明する図 リスクファクター値と容体変化の値の関係を表わすグラフ 心停止におけるリスクファクターと相関関数の対応関係を説明する図 心停止のリスクファクターとそのリスクファクターに対応する患者のリスクファクター値との関係を説明する図 各患者の容体変化の情報の一覧表示を説明する図 各患者の容体変化の情報の個別表示を説明する図 容体変化発生リスクを求める関数の算出及び記憶のフローチャート 容体変化発生リスクの算出及び表示のフローチャート 第3の実施形態に係る機能構成を表わすブロック図 第3の実施形態に係る関数算出の基となるバイタル値の時間変化のグラフ
符号の説明
1 情報取得手段
2 リスクファクター分析手段
3 記憶手段
4 入力手段
5 容体変化予測手段
6 表示制御手段
7 表示手段
8 警告制御手段
9 警告手段
10 記録更新手段
01 一覧表示モニタ
02 患者表示部
03 リスク表示部
04 処置表示部
05 個別表示モニタ
06 警告表示部
07 イベント表示部

Claims (10)

  1. 容体変化を引き起こす原因となる複数の容体に対する処置、容体の状態、もしくは患者固有情報を含む数値化された容体変化要因をパラメータとする、前記容体変化発生の度合いを表す関数を、容体変化の種類に対応して記憶する記憶手段と、
    患者の前記容体変化要因と、前記記憶手段に記憶されている前記関数から、該患者における発生が予測される前記容体変化の種類と該容体変化発生の度合いを求める容体変化予測手段と、
    該患者の前記容体変化の種類と該容体変化発生の度合いを表示手段に表示する表示制御手段と
    を備えることを特徴とする患者容体変化予測装置。
  2. 複数の前記容体変化と前記容体変化を引き起こす複数の容体変化要因との対応が記録されている外部の病院システムと通信接続されており、
    前記容体変化予測手段は、入力手段により入力された患者を特定する情報を基に前記病院システムにアクセスして、該患者の前記測定値及び数値化された値を前記病院システムから受け、該患者の前記測定値及び数値化された値が前記病院システムにない場合は、前記入力手段から入力された該患者の前記容体変化要因を受ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の患者容体変化予測装置。
  3. 過去の患者の前記容体変化要因を病院システムから取得し、前記入力手段により指定された前記容体変化の種類と、取得した過去の患者の前記容体変化要因とを分析し、前記各容体変化発生要因による前記指定された種類の容体変化の起こりやすさの相関関数を求め、前記相関関数に基づいて、全ての前記容体変化要因から前記指定された種類の容体変化に対応する容体変化発生の度合いを求める関数を作成し、前記記憶手段に記憶させるリスクファクター分析手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の患者容体変化予測装置。
  4. 前記予測される前記容体変化発生の度合いが、事前に設定され記憶手段に記憶された閾値を超えたときに警告を行う警告制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の患者容体変化予測装置。
  5. 前記表示制御手段は、患者が収容されている部屋のレイアウト、及びその部屋における各患者の位置を記憶しており、各容体変化発生の度合いを前記部屋のレイアウトと前記患者の位置情報とともに一覧で表示する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の患者容体変化予測装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記予測される容体変化が起こった場合の処置を外部の病院システムから受けて、前記患者の情報とともに表示する
    ことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一つに記載の患者容体変化予測装置。
  7. 前記表示制御手段は、患者の各容体変化発生の度合いを該患者のそばに設置された表示手段に表示することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つに記載の患者容体変化予測装置。
  8. 容体変化を引き起こす原因となる複数の容体に対する処置、容体の状態、もしくは患者固有情報を含む数値化された容体変化要因をパラメータとする、前記容体変化発生の度合いを表す関数を、容体変化の種類に対応して記憶する記憶手段と、
    患者の前記容体変化要因を受けて、受けた該患者の前記容体変化要因と、前記記憶手段に記憶されている前記関数から、該患者における前記容体変化発生の種類と該容体変化発生の度合いを求める容体変化予測手段と、
    該患者の前記容体変化の種類と該容体変化発生の度合いを表示手段に表示する表示制御手段と、
    該患者の前記容体変化要因、及び該患者が容体変化したときの該容体変化の情報を入力するための入力手段と、
    前記入力手段により入力された、該患者の前記容体変化要因、及び該患者が容体変化したときの該容体変化の情報を病院システムに送り病院システムの記録を更新させる記録更新手段と
    を備えることを特徴とする患者容体変化予測装置。
  9. 容体変化の種類と、該容体変化を引き起こす原因となる複数の容体に対する処置、容体の状態、もしくは患者固有情報を含む数値化された容体変化要因との対応が記録されているテーブルと、
    過去の患者の前記容体変化要因を前記テーブルから取得し、入力手段により指定された前記容体変化の種類と、前記取得した過去の患者の前記容体変化要因とを分析し、前記各容体変化要因による前記指定された容体変化の起こりやすさの相関関数を求め、前記相関関数に基づいて、全ての前記容体変化要因から前記容体変化発生の度合いを求める関数を作成するリスクファクター分析手段と、
    前記指定された容体変化の種類と、前記リスクファクター分析手段が作成した該容体変化発生の度合いを求める関数を記憶する記憶手段と、
    患者の前記容体変化要因を受けて、該患者の前記容体変化要因と前記記憶手段に記憶されている関数から、該患者における前記容体変化の種類と該容体変化発生の度合いを求める容体変化予測手段と、
    前記容体変化の種類と該容体変化発生の度合いを表示手段に表示する表示制御手段と、
    該患者の前記容体変化要因、及び該患者が容体変化したときの該容体変化の情報を入力するための入力手段と、
    前記入力手段により入力された、該患者の前記容体変化要因、及び該患者が容体変化したときの該容体変化の情報を前記データベースに送り前記データベースの記録を更新させる記録更新手段と
    を備えることを特徴とする患者容体変化管理システム。
  10. 前記容体変化は、血圧、脈拍、呼吸、又は体温を含む生命の徴候の変化であり、
    前記容体変化発生の度合いは、前記生命の徴候の予測値であり、
    生命の徴候の種類を指定する入力手段をさらに備え、
    前記容体変化予測手段は、前記入力手段で指定された患者の指定された生命の徴候の種類における該患者の前記生命の徴候の予測値を求める
    ことを特徴とする請求項1に記載の患者容体変化予測装置。
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