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JP2008171620A - アニオン交換型電解質組成物、固体電解質膜および燃料電池 - Google Patents

アニオン交換型電解質組成物、固体電解質膜および燃料電池 Download PDF

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Abstract

【課題】新規なアニオン交換型電解質組成物、そのアニオン交換型電解質組成物を用いた固体電解質膜およびアニオン交換型固体高分子型燃料電池を提供する。
【解決手段】テトラアルキルアンモニウムカチオン基を含有する特定の構造のジフェノールと特定の構造のジ〜テトラ−エポキシドとを反応させて、テトラアルキルアンモニウムカチオン基を含有するアニオン交換型電解質組成物を得る。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池に使用できるアニオン交換型電解質組成物、このアニオン交換型電解質組成物からなる固体電解質膜および、このアニオン交換型電解質組成物を固体電解質膜として用いたアニオン交換型固体高分子型燃料電池に関する。
近年、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistants)、ノート型パーソナルコンピュータ等の携帯型電子機器の進展に伴い、その駆動電源やメモリ保持電源となる電池についても、小型化、軽量化、そして高容量化が求められてきている。現在の携帯型電子機器においては、リチウムイオン電池が駆動電源等として最も一般的に用いられている。
このリチウムイオン電池は、実用化当初から高い駆動電圧と電池容量を有し、携帯型電子機器の進歩に合わせるように性能改善が図られてきた。しかし、このリチウムイオン電池の性能改善にも限界があり、今後、更なる高機能化が進む携帯型電子機器の駆動電源等として用いるには、その要求を満足できなくなりつつある。
このような背景のもとで、リチウムイオン電池に代わる新たな発電デバイスの開発が行われた結果、リチウムイオン電池に比べて数倍の高容量化が期待できる燃料電池が提案されるに至った。
一般に燃料電池は、触媒を含む燃料極(負極)および空気極(正極)と、これらの間に設けられ、所定のイオンの移動を許容する電解質層とからなる発電部を具備した構造を有している。この燃料電池においては、負極に水素や低分子量有機物質等の燃料を供給するとともに、正極に酸素(空気の形態であってもよい)を供給すると、電極に含まれる触媒の作用により各電極において電気化学的な反応が起こり、燃料を供給源として電子による電流を直接取り出すことができる。このようなメカニズムで発電する燃料電池においては、負極に燃料を補給するとともに正極に酸素を補給することにより、長時間にわたって連続発電が可能となり、二次電池と同様に使用することができ、携帯型電子機器類の電源への応用が期待されている。
燃料電池は、その電解質の種類に基づいて、リン酸型、固体高分子型、溶融炭酸塩型、固体酸化物型等に類別されている。携帯型電子機器類の電源としては、室温付近の低温において作動可能であること、小型に構成可能であること、振動に強く大量生産が容易な固体電解質層を備えること等の要請から、固体高分子型の燃料電池が適していると考えられている。
固体高分子型燃料電池では、その燃料供給方法として、水素ガスを貯蔵してこの水素ガスを燃料極に直接供給する方法、有機燃料を貯蔵してこの有機燃料を改質することによって生ずる水素ガスを燃料極に供給する方法(改質型燃料電池)、液体燃料を燃料極に直接供給する方法(直接型燃料電池)等が知られている。このうち、水素を燃料とする電池は水素燃料電池と呼ばれる。
これらのうち、水素ガスを直接供給する方法は、水素ガスの取り扱いが困難であること、有機燃料を改質することによって生ずる水素ガスを燃料極に供給する方法は、改質するために装置構成が複雑になることおよび電力を必要とする装置が不可欠であることから、携帯型電子機器等に用いる小型電源としては適さない。そのため、小型電源を構成するという観点からは、液体燃料を供給する方式を採用する燃料電池、特に、液体燃料を燃料極に対して供給するダイレクト方式の燃料電池(直接型燃料電池)が注目を集めている。
現在までに、多数のダイレクト方式燃料電池が開発されてきている(例えばダイレクトメタノール型燃料電池(DMFC)。これらの燃料電池は、その発電部への燃料供給の方式および燃料の状態により分類することができる。
まず、DMFCの燃料供給方式としては、液体燃料をポンプ等の補機と呼ばれる機器で強制的に循環させる「アクティブ式」と呼ばれる方式と、液体燃料を重力や毛管現象、自然拡散により供給する「パッシブ式」と呼ばれる方式に分類できる。
「アクティブ式」のDMFCは、その最大の特徴として、発電反応により生成する水を回収した上でその回収した水を循環させ、供給する液体燃料の濃度を機械的に制御できることにある。これにより、DMFCの課題である発電部の電解質層を通る空気極へのメタノールの透過と、それに伴う空気極における性能の低下、いわゆるメタノールのクロスオーバを回避しつつ高濃度のメタノールの供給が可能となる。
しかし一方で、「アクティブ式」のDMFCは、機構が複雑で小型化が困難であること、機構を動かすための電力が必要なこと等の問題を抱えているために、携帯型電子機器等の小型電源を構成するには不向きである。これに対し、「パッシブ式」のDMFCは、機構が簡易であるため小型化が容易である。
更に、上記固体高分子型燃料電池はその高分子材料の化学的性質により分類することもできる。たとえば、固体高分子型燃料電池は、使用される高分子材料の化学構造にカチオン交換基を有するとカチオン交換型燃料電池、アニオン交換基を有するとアニオン交換型燃料電池と呼ばれる。メタノール燃料の場合における、カチオン交換型燃料電池とアニオン交換型燃料電池との電極反応を図1に示す。
図1のカチオン型燃料電池の例(燃料としてメタノールを使用)では、燃料極でメタノールと水とが反応して、プロトンと電子と二酸化炭素とが生じ、二酸化炭素は外部に放出され、電子が外部の負荷を通って空気極に至ると共に、プロトンが固体電解質中を移動して空気極に至り、そこで酸素と外部の負荷を通って空気極に至った電子と反応して水を生じる。この固体電解質はプロトンを通す電解質(プロトン型固体電解質)である。最も一般的にはSO3 -基を有する固体電解質が使用される。
図1のアニオン型燃料電池の例(燃料としてメタノールを使用)では、燃料極でメタノールとヒドロキシイオンとが反応して、水と電子と二酸化炭素とが生じ、二酸化炭素は外部に放出され、電子が外部の負荷を通って空気極に至る。空気極では、酸素と外部の負荷を通って空気極に至った電子と水とが反応してヒドロキシイオンが生じ、このヒドロキシイオンが固体電解質中を移動して、燃料極に至る。この固体電解質はヒドロキシイオンを通す電解質(アニオン型固体電解質)である。最も一般的にはテトラアルキルアンモニウムカチオン基を有する固体電解質が使用される。
DMFCの場合、理論的セル電圧は、水素電池の場合と同様、1.28Vであるが、カチオン系電解質/電極層を利用するカチオン型DMFCでは、メタノールの分解過程の中間体であるCOが白金触媒に吸収され、酸性雰囲気でそのCOが解放されるためには、0.4Vの過電圧が必要である。更に、アノード(負極)に供給されるメタノールが電解質膜を通してカソード(正極)に到達する(メタノールクロスオーバー)ことでカソードの電位が下がると言われている。その結果、実際DMFCの開放回路電圧(OCV:Open Circuit Voltage)は0.8V以下になるのが現状である。
したがって、カチオン型DMFCの場合には、携帯機器用内蔵型燃料電池の(たとえば小型化による)普及のための要求出力密度を実現するのが困難である。この過電圧の低減のために多くの研究がなされているが、未だに充分な効果は得られていない。
一方、アニオン型燃料電池の場合、アルカリ雰囲気でのCO解放が容易であるため、過電圧はほぼゼロと、水素燃料電池と同様のセル電圧を得ることが可能である。したがって、高出力密度のDMFCの実現が期待されている。また、アニオン型燃料電池の場合、OH-イオンがカソードからアノードへ移動するのでアノードからカソードへの水とアルコールの浸透度も低く、燃料(たとえばメタノール)のクロスオーバーも小さくなり、高性能化が可能である。更に、アルカリ雰囲気であるため、非白金系触媒材料(Fe,Co,Ni等)の使用も可能で、低コスト化にも有利である。燃料に関しても、メタノール以外にも、エタノール、エチレングリコール等の無害のアルコール燃料の適用も可能である等の数多くの利点が挙げられる。これに対し、カチオン型燃料電池の場合には、非白金系触媒材料(Fe,Co,Ni等)が酸によって侵食され、メタノールを使用すると生じたCOを電極から脱着するのに0.4Vが必要となり、エタノールの場合には生じたアセトアルデヒドが電極から脱着しない等の問題を生じる。
特開2000−212306号(特許請求の範囲) 特開2005−268044号(特許請求の範囲) 特開2004−206899号(特許請求の範囲) 特開2002−203568号(特許請求の範囲) 米国特許第4,012,324号(クレーム) 米国特許第5,376,418号(クレーム) " Journal of Electrochemical Society(ジャーナル・オブ・エレクトロケミカル・ソサイエティー)",2003年,150(3),A398−A402
このアニオン交換材料の課題としては、(1)耐熱性やアルコール等の燃料に対する耐性(アルコール等の燃料に溶解したり、膨潤して機械的強度が低下することの少ないまたはない性質)、寸法安定性、アルコール等の燃料に対するブロック性(燃料の透過を防止する性質)の点で不十分であること、(2)OH-の拡散性が低いことで膜の電気抵抗が高く、膜電気抵抗を減少させるため、十分な高イオン交換容量(IEC:Ion Exchange capacity)を得ようとすると膜の燃料に対する耐性と寸法安定性とが悪化するという欠点がある。このため、十分な燃料耐性と十分なIECを持つ材料の開発が必須となっている。
現在、燃料電池用のアニオン交換型電解質膜材料はまだ広く使用されていないが、例えば、側鎖に四級アンモニウムイオンを有するポリスチレン樹脂(特許文献1〜5参照。)が報告されている。更に、特許文献6では、ポリフェニレンエーテル等の熱可塑性高分子にクロロメチレーション法でアニオン交換基を導入する方法が提案されている。しかしながら、これらの材料の場合、樹脂材料のIECを自由に変えられないことや、充分なIECとメタノール中における膜の充分な強度とを両立することが困難であることが知られている。更に、これらアニオン交換導電性膜材料の場合には、燃料電池への適用可能性については教示されていない。
本発明の更に他の目的および利点は、以下の説明から明らかになるであろう。
本発明の一態様によれば、テトラアルキルアンモニウムカチオン基を含有するアニオン交換型電解質組成物であって、
式(1)で表される構造単位および式(4)で表される構造単位を含んでなるアニオン交換型電解質組成物が提供される。
Figure 2008171620
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なお、式(1)中、Xは、互いに独立に、OまたはSを表し、Yは、互いに独立に、CH2またはCH2Oを表し、Arは、フッ素を有していてもよく複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環、またはこれらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基を表し、R1は、互いに独立に、アルキル基を表し、Z-はテトラアルキルアンモニウムカチオン基のカウンターイオンを表し、nは、互いに独立に、1〜10の整数を表す。式(4)中、Eは、フッ素を有していてもよく、枝分かれを有していてもよい脂肪族基と、フッ素を有していてもよく、複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環または、これらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基との少なくともいずれか一方を有する二〜四価の基を表し、Eから出る破線は、その価数に応じて二本から四本の単結合を意味し、mは2〜4の整数を表す。
式(2)で表される構造単位と式(3)で表される構造単位との少なくともいずれか一方を更に含んでなることが好ましい。
Figure 2008171620
Figure 2008171620
なお、式(2)中、Xは、互いに独立に、OまたはSを表し、Arは、フッ素を有していてもよく複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環、またはこれらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基を表す。式(3)中、Bは、フッ素を有していてもよく、枝分かれを有していてもよいアルキレン基と、フッ素を有していてもよく、複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環または、これらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基との少なくともいずれか一方を有する二価の基を表し、R2はアルキル基を表し、Z-はテトラアルキルアンモニウムカチオン基のカウンターイオンを表す。
本発明の他の一態様によれば、テトラアルキルアンモニウムカチオン基を含有するアニオン交換型電解質組成物であって、
式(1’)で表される化合物および式(4’)で表される化合物を反応させることを含んでなる処理により得られるアニオン交換型電解質組成物が提供される。
Figure 2008171620
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なお、式(1’)中、Xは、互いに独立に、OまたはSを表し、Yは、互いに独立に、CH2またはCH2Oを表し、Arは、フッ素を有していてもよく複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環、またはこれらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基を表し、R1は、互いに独立に、アルキル基を表し、Z-はテトラアルキルアンモニウムカチオン基のカウンターイオンを表し、nは、互いに独立に、1〜10の整数を表す。式(4’)中、Eは、フッ素を有していてもよく、枝分かれを有していてもよい脂肪族基と、フッ素を有していてもよく、複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環または、これらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基との少なくともいずれか一方を有する二〜四価の基を表し、Eから出る破線は、その価数に応じて二本から四本の単結合を意味し、mは2〜4の整数を表す。
式(2’)で表される化合物と式(3’)で表される化合物との少なくともいずれか一方を更に反応させることを含んでなる処理により得られることが好ましい。
Figure 2008171620
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なお、式(2’)中、Xは、互いに独立に、OまたはSを表し、Arは、フッ素を有していてもよく複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環、またはこれらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基を表す。式(3’)中、Bは、フッ素を有していてもよく、枝分かれを有していてもよいアルキレン基と、フッ素を有していてもよく、複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環または、これらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基との少なくともいずれか一方を有する二価の基を表し、R2はアルキル基を表し、Z-はテトラアルキルアンモニウムカチオン基のカウンターイオンを表す。
前記反応が、加熱処理と活性エネルギー線照射処理との少なくともいずれか一方により行われるものであること、および、前記処理が、前記反応による生成物を塩基性水溶液中に浸漬して、カウンターイオンとしてOH-を有するようにする処理を含むこと、が好ましい。
更に、上記二つの態様に共通して、前記Z-がCl-またはBr-であること、および、mが2または4であること、が好ましい。
上記二つの態様により、新規なアニオン交換型電解質組成物が得られる。モノマー状態でアニオン交換基を導入することによって、任意にIECを制御し、また高IECを実現することができる。三次元ネットワーク構造を最適化し、その結果、耐熱性、優れた燃料耐性(例えば高濃度アルコール耐性)、寸法安定性および燃料ブロック性のいずれかを有する固体電解質膜を得ることができる。
本発明の更に他の態様によれば、上記のアニオン交換型電解質組成物からなる固体電解質膜や、上記のアニオン交換型電解質組成物を固体電解質膜として用いたアニオン交換型固体高分子型燃料電池が提供される。
本発明により新規なアニオン交換型電解質組成物、そのアニオン交換型電解質組成物を用いた固体電解質膜およびアニオン交換型固体高分子型燃料電池が得られる。
以下に、本発明の実施の形態を図、式、実施例等を使用して説明する。なお、これらの図、式、実施例等および説明は本発明を例示するものであり、本発明の範囲を制限するものではない。本発明の趣旨に合致する限り他の実施の形態も本発明の範疇に属し得ることは言うまでもない。
本発明に係る電解質組成物は、テトラアルキルアンモニウムカチオン基を含有するアニオン交換型電解質組成物であって、式(1)で表される構造単位および式(4)で表される構造単位を含んでなるアニオン交換型電解質組成物である。
Figure 2008171620
Figure 2008171620
ここで、式(1)中、Xは、互いに独立に、OまたはSを表し、Yは、互いに独立に、CH2またはCH2Oを表し、Arは、フッ素を有していてもよく複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環、またはこれらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基を表し、R1は、互いに独立に、アルキル基を表し、Z-はテトラアルキルアンモニウムカチオン基のカウンターイオンを表し、nは、互いに独立に、1〜10の整数を表す。式(4)中、Eは、フッ素を有していてもよく、枝分かれを有していてもよい脂肪族基と、フッ素を有していてもよく、複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環または、これらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基との少なくともいずれか一方を有する二〜四価の基を表し、Eから出る破線は、その価数に応じて二本から四本の単結合を意味し、mは2〜4の整数を表す。
この構造により、式(1)で表される構造単位と式(4)で表される構造単位との割合に応じて、所望量のテトラアルキルアンモニウムカチオン基の組み込まれたアニオン交換型電解質組成物を得ることができる。また、このアニオン交換型電解質組成物の全体量に対する、式(4)で表される構造単位の量と、式(4)で表される構造単位におけるmの大きさと、重合の進捗度とより、所望の架橋度を実現することができる。
本アニオン交換型電解質組成物には、式(2)で表される構造単位と式(3)で表される構造単位との少なくともいずれか一方を更に含ませてもよい。
Figure 2008171620
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式(2)中、Xは、互いに独立に、OまたはSを表し、Arは、フッ素を有していてもよく複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環、またはこれらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基を表す。式(3)中、Bは、フッ素を有していてもよく、枝分かれを有していてもよいアルキレン基と、フッ素を有していてもよく、複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環または、これらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基との少なくともいずれか一方を有する二価の基を表し、R2はアルキル基を表し、Z-はテトラアルキルアンモニウムカチオン基のカウンターイオンを表す。
式(2)で表される構造単位を共用することにより、所望量のテトラアルキルアンモニウムカチオン基の組み込まれたアニオン交換型電解質組成物を得ることが更に容易になる。式(3)で表される構造単位を共用することにより、重合の進捗度や架橋度を調節することが更に容易になる。
なお、上記のアニオン交換型電解質組成物は、式(1)または(2)で表される構造単位と式(3)または(4)で表される構造単位とが酸素(O)を介して(すなわちエーテル結合により)結合することになる。従って、式(1)〜(4)で表される構造単位における末端では、Oが存在するものとして表すことも、Oが存在しないものとして表すことも可能である。したがって、例えば図8に示す式(1”)〜(4”)で表される構造単位の組み合わせも式(1)〜(4)で表される構造単位の組み合わせと同一の意味を有し得る。
上記のアニオン交換型電解質組成物は、公知のどのような方法によって作製してもよい。
本発明に係るアニオン交換型電解質組成物は、たとえば、式(1’)で表される化合物および式(4’)で表される化合物を反応させることを含んでなる処理により得ることができる。
Figure 2008171620
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式(1’)中、Xは、互いに独立に、OまたはSを表し、Yは、互いに独立に、CH2またはCH2Oを表し、Arは、フッ素を有していてもよく複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環、またはこれらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基を表し、R1は、互いに独立に、アルキル基を表し、Z-はテトラアルキルアンモニウムカチオン基のカウンターイオンを表し、nは、互いに独立に、1〜10の整数を表す。式(4’)中、Eは、フッ素を有していてもよく、枝分かれを有していてもよい脂肪族基と、フッ素を有していてもよく、複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環または、これらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基との少なくともいずれか一方を有する二〜四価の基を表し、Eから出る破線は、その価数に応じて二本から四本の単結合を意味し、mは2〜4の整数を表す。
この処理により、式(1’)で表される化合物と式(4’)で表される化合物との割合に応じて、所望量のテトラアルキルアンモニウムカチオン基の組み込まれたアニオン交換型電解質組成物を得ることができる。また、原料の全体量に対する、式(4)で表される化合物の量と、式(4)で表される化合物におけるmの大きさと、重合の進捗度とより、所望の架橋度を実現することができる。
また、上記のアニオン交換型電解質組成物は、上記の処理に加え、式(2’)で表される化合物と式(3’)で表される化合物との少なくともいずれか一方を更に反応させることを含んでなる処理によっても得られる。
Figure 2008171620
Figure 2008171620
式(2’)中、Xは、互いに独立に、OまたはSを表し、Arは、フッ素を有していてもよく複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環、またはこれらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基を表す。式(3’)中、Bは、フッ素を有していてもよく、枝分かれを有していてもよいアルキレン基と、フッ素を有していてもよく、複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環または、これらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基との少なくともいずれか一方を有する二価の基を表し、R2はアルキル基を表し、Z-はテトラアルキルアンモニウムカチオン基のカウンターイオンを表す。
式(2’)で表される化合物を共用することにより、所望量のテトラアルキルアンモニウムカチオン基の組み込まれたアニオン交換型電解質組成物を得ることが更に容易になる。式(3’)で表される化合物を共用することにより、重合の進捗度や架橋度を調節することが更に容易になる。
上記において、XとしてはOが好ましく、Yとしては、CH2Oが好ましく、Arとしては、ビスフェニルスルホン基、ビスペンチルスルホキシド基、ビスフェニルケトン基、フェニル,ビスフェニルホスフィンオキシド基、ビスフェニルパーフルオロアルキル基、ビスフェニル−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン基、ベンゾオキサゾール基、ベンズチアゾール基等が好ましく、R1やR2としてはメチル基が好ましい。nは2〜6の整数が好ましい。Eとしては、芳香族基、脂肪族基、芳香族基/脂肪族基混合物が好ましく、Bとしては、芳香族基、脂肪族基、芳香族基/脂肪族基混合物が好ましい。
なお、アニオン交換型電解質組成物中、上記の式で表される構造単位や化合物は一種類でなく、複数種類ずつ含まれていてもよい。例えば、mやnが相異なるものが含まれていてもよい。mは、入手が容易であり、十分な架橋度が得られることから、2または4であることが好ましい。Z-についてはどのようなイオンでもよいがハロゲンイオン、特にCl-またはBr-が好ましい。
式(1’)で表される化合物の好適な例としては、図2に示すものを、式(2’)で表される化合物の好適な例としては、図3に示すものを、式(3’)で表される化合物の好適な例としては、図4に示すものを、式(4’)で表される化合物の好適な例としては、図5A、5B、5Cに示すものを、挙げることができる。また、図2〜図5A、5B、5Cに挙げた化合物からヒドロキシ基の水素を取り去った構造およびエポキシ基を開環させた構造を、式(1)〜(4)の好適な構造単位と考えることができる。
式(1)〜(4)および式(1’)〜(4’)においては、同一の記号は同一の意味を有するが、相互に関係が必要であるわけではなく独立している。すなわち、本発明において、式(1)〜(4)の構造単位から適宜構成されるアニオン交換型電解質組成物は、式(1’)〜(4’)の化合物から作製されることを必須の要件とするものではなく、逆に、式(1’)〜(4’)の化合物から適宜作製されるアニオン交換型電解質組成物については、式(1)〜(4)の構造単位から構成されていることを証明する必要はない。
上記の反応は、任意の公知のやり方で行うことができるが、加熱処理と活性エネルギー線照射処理との少なくともいずれか一方により行われるものであることが実際的であり好ましい。加熱処理のみでも活性エネルギー線照射処理のみでも、両者を同時に併用しても、両者を異なるタイミングで採用してもよい。加熱処理の温度については特に制限はないが、120〜150℃の間が実用上好ましいことが多い。
上記において活性エネルギー線とは紫外線または紫外線より波長の短い電磁波を意味し、紫外線、電子線、X線、γ線等を例示することができる。照射した結果、上記化合物の反応が起これば本発明に適した活性エネルギー線といえる。この中でも、紫外線または電子線が実用的であり、好ましい場合が多い。紫外線としては、UV−A(波長315〜400nm)、UV−B(波長280〜315nm)、UV−C(波長200〜280nm)のいずれでもよい。
なお、上記化合物の反応を促進するための触媒を共存させることが好ましい場合も多い。一般的には、イミダゾール、トリフェニルフォスフィン、スルホニウム塩類(カチオン発生剤)、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル等が好ましい。
上記反応による生成物は、反応による生成物を塩基性水溶液中に浸漬して、そのカウンターイオンをOH-を置換する処理を行うことが好ましい場合が多い。反応生成物がカウンターイオンとしてハロゲンイオンを有する場合には、苛性ソーダ等のアルカリの水溶液中で容易にイオン交換することができる。
上記処理には、本発明の趣旨に反しない限り、この他、種々の処理を含めることができる。この「他の種々の処理」については特に制限はなく、電解質組成物を作製するために用いられる種々の処理を含めることができる。例えば、シートまたはフィルム状の電解質組成物を得るために溶媒に溶解する処理や、架橋を更に進めるための加熱によるポストキュアを例示することができる。
上記のようにして得られた新規な電解質組成物は、燃料電池の固体電解質膜として、種々のアニオン交換型固体高分子型燃料電池に採用することができる。具体的には、燃料としてメタノール、エタノール、エチレングリコール等を利用する直接型燃料電池や改質型燃料電池、水素燃料電池等に使用できる。この固体電解質膜は、耐熱性、高濃度雰囲気下での寸法安定性と燃料耐性、燃料ブロック性に優れており、高ICEを実現することができる。
なお、本発明に係る電解質組成物そのものが本発明に係る固体電解質膜やその前駆体であってもよい。すなわち、本発明に係る電解質組成物を作製する際に同時に、あるいはそれに引き続いて、本発明に係る固体電解質膜の形態に仕上げてもよい。
本発明に係る電解質組成物や固体電解質膜の製作過程では、上記した成分以外に、他の成分が含まれていてもよい。具体的には、他のポリマーや溶媒、上記反応のための触媒、添加剤等が考えられる。他のポリマーとしては、ポリアクリレート、ポリシロキサンを、溶媒としてはジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、水等を挙げることができる。触媒については、すでに上記した通りである。
このようにして得られる本発明の電解質組成物やその原料または反応の中間組成物からは、例えば、これらが溶媒を含む溶液の場合には、この溶液を基体上に塗布し、その後溶媒を除去することで容易に固体電解質膜を製造することができる。このため、膜厚制御が容易である。
溶媒の除去後加熱および/または活性エネルギー線処理を行うこともできる。この加熱および/または活性エネルギー線処理は本発明に係る反応を起こさせるためのものであっても、その反応を更に進めるためのものであってもよい。
膜を形成するために基体を要する場合、その基体としては、電解質組成物や溶媒に対し不活性で、電解質組成物の膜を形成できるものであればどのようなものでもよい。
このようにして作製された燃料電池の例を図6に示す。図6中1は燃料電池発電部、2は燃料極触媒層(単に燃料極ともいう)、3はアニオン伝導性高分子固体電解質、4は空気極触媒層(単に空気極ともいう)、5は燃料電池筐体、6は筐体に設けられた空気吸入口、7はアルコールを含む燃料カートリッジ、8は燃料カートリッジから燃料極へ燃料を注液する送液システム部、9は集電体、10は昇圧回路等の電子回路であり、外部へ電力を供給する。
燃料電池発電部(MEA:Membrane Electrode Assembly)は、例えば図7のように構成される。図7中、11は燃料極集電体および空気極集電体で、SUS製のメッシュまたはパンチングメタル等で構成され、表面をAu等安定な金属でメッキしてある。これにより、燃料等の物質が垂直方向に拡散できるようになっている。12は燃料極触媒層であり、ラネーニッケル等の高比表面積を有するNiが使用できる。また、Niパウダー等をPTFE等のバインダと混合して電極体として成形したものでもよい。13は本発明にかかるアニオン伝導性高分子固体電解質膜である。図7中、14は空気極触媒層であり、触媒金属としてNi、Fe、Co,Ag,フタロシアニン錯体等を用いることができ、これらの微粉末をカーボン等に担持させて使用することが一般的である。このアニオン交換型燃料電池で使用される触媒の例は、非特許文献1等に記載されている。
次に本発明の実施例を詳述する。
[実施例1](アニオン交換型電解質組成物の作製)
モノマー1−1を以下の手順で合成した。反応経路を図9に示す。
(1) 3,5−ジヒドロキシベンジルブロミド(化2)
200mLの三首フラスコに、10mLの無水トルエン、14.0g(0.1モル)の3,5−ジヒドロキシベンジルアルコール(化1)および5.5mLのピリジンを投入し、混合物を−5〜−10℃に冷却した。これに、10.8g(0.04モル)のPBr3を1時間かけて滴下し、次いで、この混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を20重量%の塩化ナトリウム溶液に投入し、有機質層を5重量%のNaHCO3水溶液で洗浄した。
最後に、有機質層を無水Mg2SO4上で乾燥し、溶媒を蒸発させた。
最終生成物を、カラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン:酢酸エチル(10:4)を溶離剤として使用し、シリカゲル上で精製した(収率は52%)。
(2) 6−(3,5−ジヒドロキシベンジルオキシ)−1−ヘキサノール(化3)
11.8g(0.1モル)のヘキサン−1,6−ジオールを無水THFに溶解した。これに、4.0g(0.1モル)のNaHをミネラルオイルに懸濁させた、60重量%NaH懸濁液を加え、この混合物を、0℃で2時間撹拌した。これに、21.9g(0.1モル)の3,5−ジヒドロキシベンジルブロミドを添加し、混合物を、室温で一晩撹拌し、その後、撹拌しつつ、10mLのエタノールを添加した。溶媒を蒸発させ、粗生成物を蒸留水で洗浄した。
残ったワックス状の生成物を、カラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン:酢酸エチルを溶離液として用い、シリカゲル上で精製した(収率は64%)。
(3) 6−(3,5−ジヒドロキシベンジルオキシ)−1−ブロモヘキサン(化4)
6−(3,5−ジヒドロキシベンジルオキシ)−1−ヘキサノール(化3)にPBrを反応させて、6−(3,5−ジヒドロキシベンジルオキシ)−1−ブロモヘキサン(化4)を得た。
(4) 6−(3,5−ジヒドロキシベンジルオキシ)ヘキシル−トリメチルアンモニウムブロミド(化5)
30.3g(0.1モル)の6−(3,5−ジヒドロキシベンジルオキシ)−1−ブロモヘキサンを200mLのジオキサン中に溶解した。これに、15mLの50重量%トリメチルアミン水溶液を添加した。混合物を一晩掛けて、50℃で撹拌した。溶媒と過剰なアミンは蒸発させ、固形物をジエチルエーテルで洗浄した。最後に、ワックス状の生成物を水に溶かし、塩化ナトリウムで沈殿させ、6−(3,5−ジヒドロキシベンジルオキシ)ヘキシル−トリメチルアンモニウムブロミドを得た。
(5) モノマー1−1
ディーンスタークアームと水冷コンデンサーとを装備した三つ口フラスコ中、36.2g(0.1モル)の6−(3,5−ジヒドロキシベンジルオキシ)ヘキシル−トリメチルアンモニウムブロミドと13.8g(0.1モル)のK2CO3とを、300mLのDMF(ジメチルホルムアミド)と30mLのキシレンとの混合物中に溶解した。混合物を、100mbar(換算値は0.01MPa)の真空下、12時間掛けて90℃で還流し、脱水した。脱水した溶液に、12.7g(0.05モル)のビス(4−フルオロフェニル)スルホン(化6)を添加し、この混合物を、80℃で12時間撹拌した。混合物を冷水中に投入し、この溶液を塩化ナトリウムで飽和させた。沈殿物を90%のエタノールで再結晶し、モノマー1−1を得た。
(5) アニオン交換型電解質組成物
9.5g(0.01モル)のモノマー1−1と、2.52g(0.016エポキシ当量)のエポライト40E(共栄社製、図5Bの(13)でn=1の構造),式(4)の化合物に該当するジエポキシド,エポキシ当量140)と、0.30gの、アラルダイトMT0163(日本チバガイギ社製、図5Cの(21)の構造),式(4)の化合物に該当するテトラエポキシド、エポキシ当量154)とをDMF(10mL)に溶かし、0.2gの反応促進剤であるImidazole 2E4ME(四国化成社製キャゾール)を加えて1時間撹拌した。Imidazole 2E4MEの活性水素により反応が促進される。
その後、ガラス板上にギャップサイズ300μmのドクターブレードを用いてこの混合物を塗布し、50℃、120℃および150℃(真空中)の温度でそれぞれ1時間溶媒を除去し、重合し、膜厚が約50μmの膜を得た。次いで、この膜を0.5モル/LのNaOH水溶液中に24時間浸漬し、その後、酸が検出できなくなるまで脱イオン水で洗浄し、本発明に係るアニオン交換型電解質組成物を得た。
なお、膜の評価は次のようにした。
(メタノール透過率測定)
10体積%メタノール水溶液と脱イオン水とを、ステンレス容器中で、サンプルの電解質膜によって分離された状態にして30℃に保ち、脱イオン水中に透過するメタノール量をGC/MS(ガスクロマトグラフィ/質量分析法)によって一定の時間間隔で測定した。
この電解質膜について測定されたメタノール透過率は6.01x10-8mL/s.cmであった。一方、Nafion112のメタノール透過率は1.08x10-7mL/s.cmであった。
(アニオン伝導率測定)
サンプルを、電極間距離を1cmとして白金電極間に装着し、室温下で0.3Vの電圧条件で、交流インピーダンス法によって(周波数:100Hz〜100kHz)膜抵抗を測定し、アニオン伝導率を計算した。本電解質膜のアニオン伝導率は0.62S/cmであった。一方、同様にして測定したNafion112のプロトン伝導率は0.112S/cmであった。
[実施例2](燃料電池の作製)
燃料極用触媒として、Ni粉をPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)分散体(ダイキン社製,DE4W)と混合し、ペースト化した後、Niメッシュ(100メッシュ)上に塗布、圧着したものを使用した。空気極用触媒にも、燃料極と同様のNi触媒系を用いた。
アニオン伝導型の高分子固体電解質には、上記アニオン交換膜を用い、これを両電極で挟み込み、電極面積9cm2のMEAを作成した。
次に、Auメッキを施して耐腐食性を付与したSUSパンチングメタル集電体でこのMEAをはさみ、筐体で固定し、発電部とした。集電体の開口率は60%とした。
次に、20%体積MeOH(2重量%K2CO3を含む)水溶液をカートリッジから供給した。
以下の条件で、連続発電特性の実験を行った。すなわち、60mA/cm2の定電流で燃料電池を発電し、燃料電池における電圧が上昇後、0.1Vまで低下したときに発電を終了した。この連続発電特性の実験結果、平均電圧は0.20V、発電時間は90分であった。
実施例2と同様に、Nafion112を高分子固体電解質として用いて(電解質剤材料)、カチオン交換型燃料電池を作成し、評価した結果、平均電圧は0.20V、発電時間は50分であった。
[実施例3](アニオン交換型電解質組成物と燃料電池の作製)
9.5g(0.01モル)のモノマー1−1に代えて、7.60g(0.008モル)のモノマー1−1と0.460g(0.002モル)のビスフェノールAとを使用した以外は、実施例1の(5)と同様にして、本発明に係るアニオン交換型電解質組成物を得、実施例2と同様にして燃料電池を作製した。
この電解質膜について測定されたメタノール透過率は4.21x10-8mL/s.cmであった。一方、Nafion112のメタノール透過率は1.08x10-7mL/s.cmであった。
本電解質膜のアニオン伝導率は0.52S/cmであった。一方、Nafion112のプロトン伝導率は0.112S/cmであった。
[実施例4]
9.5g(0.01モル)のモノマー1−1と、2.52g(0.016エポキシ当量)のエポライト40E(共栄社製、図5Bの(13)でn=1の構造),式(4)の化合物に該当するジエポキシド,エポキシ当量140)と、0.30gの、アラルダイトMT0163(日本チバガイギ社製、(図5Cの(21)の構造),式(4)の化合物に該当するテトラエポキシド,エポキシ当量154)とをDMF(10mL)に溶かし、0.2g(約1重量%)の反応促進剤である{旭電化社製ADEKA Optomer SP-172(トリフェニルスルホーニウムヘキサフルオロアンチモナート)}を加えて1時間撹拌した。
(アニオン交換型電解質組成物と燃料電池の作製)
加熱処理に代えて、365nmの紫外線を500mJ/cm2照射処理した以外は、実施例1の(5)と同様にして、本発明に係るアニオン交換型電解質組成物を得、実施例2と同様にして燃料電池を作製した。
この電解質膜について測定されたメタノール透過率は3.51x10-8mL/s.cmであった。一方、Nafion112のメタノール透過率は1.08x10-7mL/s.cmであった。
本電解質膜のアニオン伝導率は0.51S/cmであった。一方、Nafion112のプロトン伝導率は0.112S/cmであった。
なお、上記に開示した内容から、下記の付記に示した発明が導き出せる。
(付記1)
テトラアルキルアンモニウムカチオン基を含有するアニオン交換型電解質組成物であって、
式(1)で表される構造単位および式(4)で表される構造単位を含んでなるアニオン交換型電解質組成物、
Figure 2008171620
Figure 2008171620
(式(1)中、Xは、互いに独立に、OまたはSを表し、Yは、互いに独立に、CH2またはCH2Oを表し、Arは、フッ素を有していてもよく複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環、またはこれらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基を表し、R1は、互いに独立に、アルキル基を表し、Z-はテトラアルキルアンモニウムカチオン基のカウンターイオンを表し、nは、互いに独立に、1〜10の整数を表す。式(4)中、Eは、フッ素を有していてもよく、枝分かれを有していてもよい脂肪族基と、フッ素を有していてもよく、複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環または、これらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基との少なくともいずれか一方を有する二〜四価の基を表し、Eから出る破線は、その価数に応じて二本から四本の単結合を意味し、mは2〜4の整数を表す。)。
(付記2)
式(2)で表される構造単位と式(3)で表される構造単位との少なくともいずれか一方を更に含んでなる、付記1に記載のアニオン交換型電解質組成物、
Figure 2008171620
Figure 2008171620
(式(2)中、Xは、互いに独立に、OまたはSを表し、Arは、フッ素を有していてもよく複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環、またはこれらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基を表す。式(3)中、Bは、フッ素を有していてもよく、枝分かれを有していてもよいアルキレン基と、フッ素を有していてもよく、複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環または、これらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基との少なくともいずれか一方を有する二価の基を表し、R2はアルキル基を表し、Z-はテトラアルキルアンモニウムカチオン基のカウンターイオンを表す。)。
(付記3)
テトラアルキルアンモニウムカチオン基を含有するアニオン交換型電解質組成物であって、
式(1’)で表される化合物および式(4’)で表される化合物を反応させることを含んでなる処理により得られるアニオン交換型電解質組成物、
Figure 2008171620
Figure 2008171620
(式(1’)中、Xは、互いに独立に、OまたはSを表し、Yは、互いに独立に、CH2またはCH2Oを表し、Arは、フッ素を有していてもよく複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環、またはこれらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基を表し、R1は、互いに独立に、アルキル基を表し、Z-はテトラアルキルアンモニウムカチオン基のカウンターイオンを表し、nは、互いに独立に、1〜10の整数を表す。式(4’)中、Eは、フッ素を有していてもよく、枝分かれを有していてもよい脂肪族基と、フッ素を有していてもよく、複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環または、これらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基との少なくともいずれか一方を有する二〜四価の基を表し、Eから出る破線は、その価数に応じて二本から四本の単結合を意味し、mは2〜4の整数を表す。)。
(付記4)
式(2’)で表される化合物と式(3’)で表される化合物との少なくともいずれか一方を更に反応させることを含んでなる処理により得られる、付記3に記載のアニオン交換型電解質組成物、
Figure 2008171620
Figure 2008171620
(式(2’)中、Xは、互いに独立に、OまたはSを表し、Arは、フッ素を有していてもよく複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環、またはこれらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基を表す。式(3’)中、Bは、フッ素を有していてもよく、枝分かれを有していてもよいアルキレン基と、フッ素を有していてもよく、複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環または、これらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基との少なくともいずれか一方を有する二価の基を表し、R2はアルキル基を表し、Z-はテトラアルキルアンモニウムカチオン基のカウンターイオンを表す。)。
(付記5)
前記反応が、加熱処理と活性エネルギー線照射処理との少なくともいずれか一方により行われるものである、付記3または4に記載のアニオン交換型電解質組成物。
(付記6)
前記処理が、前記反応による生成物を塩基性水溶液中に浸漬して、カウンターイオンとしてOH-を有するようにする処理を含む、付記3〜5のいずれかに記載のアニオン交換型電解質組成物。
(付記7)
前記Z-がCl-またはBr-である、付記1〜6のいずれかに記載のアニオン交換型電解質組成物。
(付記8)
mが2または4である、付記1〜7のいずれかに記載のアニオン交換型電解質組成物。
(付記9)
付記1〜8のいずれかに記載のアニオン交換型電解質組成物からなる固体電解質膜。
(付記10)
付記1〜8のいずれかに記載のアニオン交換型電解質組成物を固体電解質膜として用いたアニオン交換型固体高分子型燃料電池。
カチオン交換型燃料電池とアニオン交換型燃料電池との電極反応を示す図である。 式(1’)で表される化合物の好適な例を示す図である。 式(2’)で表される化合物の好適な例を示す図である。 式(3’)で表される化合物の好適な例を示す図である。 式(4’)で表される化合物の好適な例を示す図である。 式(4’)で表される化合物の好適な例を示す図である。 式(4’)で表される化合物の好適な例を示す図である。 燃料電池の概略図である。 燃料電池発電部の概略図である。 式(1)〜(4)で表される構造単位の組み合わせと同一の意味を有し得る式(1”)〜(4”)で表される構造単位の組み合わせを示す図である。 モノマー1−1の反応経路を示す図である。
符号の説明
1 燃料電池発電部
2 燃料極触媒層
3 アニオン伝導性高分子固体電解質
4 空気極触媒層
5 燃料電池筐体
6 空気吸入口
7 燃料カートリッジ
8 送液システム部
9 集電体
10 電子回路
11 燃料極集電体および空気極集電体
12 燃料極触媒層
13 アニオン伝導性高分子固体電解質膜
14 空気極触媒層

Claims (8)

  1. テトラアルキルアンモニウムカチオン基を含有するアニオン交換型電解質組成物であって、
    式(1)で表される構造単位および式(4)で表される構造単位を含んでなるアニオン交換型電解質組成物、
    Figure 2008171620
    Figure 2008171620
    (式(1)中、Xは、互いに独立に、OまたはSを表し、Yは、互いに独立に、CH2またはCH2Oを表し、Arは、フッ素を有していてもよく複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環、またはこれらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基を表し、R1は、互いに独立に、アルキル基を表し、Z-はテトラアルキルアンモニウムカチオン基のカウンターイオンを表し、nは、互いに独立に、1〜10の整数を表す。式(4)中、Eは、フッ素を有していてもよく、枝分かれを有していてもよい脂肪族基と、フッ素を有していてもよく、複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環または、これらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基との少なくともいずれか一方を有する二〜四価の基を表し、Eから出る破線は、その価数に応じて二本から四本の単結合を意味し、mは2〜4の整数を表す。)。
  2. 式(2)で表される構造単位と式(3)で表される構造単位との少なくともいずれか一方を更に含んでなる、請求項1に記載のアニオン交換型電解質組成物、
    Figure 2008171620
    Figure 2008171620
    (式(2)中、Xは、互いに独立に、OまたはSを表し、Arは、フッ素を有していてもよく複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環、またはこれらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基を表す。式(3)中、Bは、フッ素を有していてもよく、枝分かれを有していてもよいアルキレン基と、フッ素を有していてもよく、複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環または、これらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基との少なくともいずれか一方を有する二価の基を表し、R2はアルキル基を表し、Z-はテトラアルキルアンモニウムカチオン基のカウンターイオンを表す。)。
  3. テトラアルキルアンモニウムカチオン基を含有するアニオン交換型電解質組成物であって、
    式(1’)で表される化合物および式(4’)で表される化合物を反応させることを含んでなる処理により得られるアニオン交換型電解質組成物、
    Figure 2008171620
    Figure 2008171620
    (式(1’)中、Xは、互いに独立に、OまたはSを表し、Yは、互いに独立に、CH2またはCH2Oを表し、Arは、フッ素を有していてもよく複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環、またはこれらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基を表し、R1は、互いに独立に、アルキル基を表し、Z-はテトラアルキルアンモニウムカチオン基のカウンターイオンを表し、nは、互いに独立に、1〜10の整数を表す。式(4’)中、Eは、フッ素を有していてもよく、枝分かれを有していてもよい脂肪族基と、フッ素を有していてもよく、複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環または、これらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基との少なくともいずれか一方を有する二〜四価の基を表し、Eから出る破線は、その価数に応じて二本から四本の単結合を意味し、mは2〜4の整数を表す。)。
  4. 式(2’)で表される化合物と式(3’)で表される化合物との少なくともいずれか一方を更に反応させることを含んでなる処理により得られる、請求項3に記載のアニオン交換型電解質組成物、
    Figure 2008171620
    Figure 2008171620
    (式(2’)中、Xは、互いに独立に、OまたはSを表し、Arは、フッ素を有していてもよく複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環、またはこれらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基を表す。式(3’)中、Bは、フッ素を有していてもよく、枝分かれを有していてもよいアルキレン基と、フッ素を有していてもよく、複素環を含んでいてもよい1以上の芳香族環または、これらの芳香族環が、直接結合、O、S、SOまたはSO2で結合されている基との少なくともいずれか一方を有する二価の基を表し、R2はアルキル基を表し、Z-はテトラアルキルアンモニウムカチオン基のカウンターイオンを表す。)。
  5. 前記反応が、加熱処理と活性エネルギー線照射処理との少なくともいずれか一方により行われるものである、請求項3または4に記載のアニオン交換型電解質組成物。
  6. 前記処理が、前記反応による生成物を塩基性水溶液中に浸漬して、カウンターイオンとしてOH-を有するようにする処理を含む、請求項3〜5のいずれかに記載のアニオン交換型電解質組成物。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のアニオン交換型電解質組成物からなる固体電解質膜。
  8. 請求項1〜6のいずれかに記載のアニオン交換型電解質組成物を固体電解質膜として用いたアニオン交換型固体高分子型燃料電池。
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