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JP2008169796A - 油圧作業機械のエンジン回転数制御装置 - Google Patents

油圧作業機械のエンジン回転数制御装置 Download PDF

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JP2008169796A JP2007005755A JP2007005755A JP2008169796A JP 2008169796 A JP2008169796 A JP 2008169796A JP 2007005755 A JP2007005755 A JP 2007005755A JP 2007005755 A JP2007005755 A JP 2007005755A JP 2008169796 A JP2008169796 A JP 2008169796A
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JP2007005755A
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Yoichi Kowatari
陽一 古渡
Hiroyuki Isobe
浩之 磯部
Hiroyuki Kamata
博之 鎌田
Yasushi Arai
康 荒井
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

【課題】エンジン回転数にハンチングを生じさせずに、エンジン回転数に起因する共振を防止することができる油圧作業機械のエンジン回転数制御装置を提供すること。
【解決手段】エンジン制御手段10において、演算処理装置32は、人力操作される操作部材の操作量検出器4から入出力インターフェース31に入力された検出値を目標回転数に変換し、その目標回転数を入出力インターフェース31を介してエンジンコントロールユニット20に指令する。エンジンコントロールユニット20はその目標回転数に従ってエンジンの燃料噴射ポンプ2aの制御を行う。前記検出値を目標回転数に変換するための検出値に対する目標回転数の特性は、予め設定された回転数の範囲外の目標回転数に、検出値を変換するための特性である。予め設定された回転数の範囲は、目標回転数の下限値から上限値までの範囲内において共振の原因になるエンジン回転数を含む範囲である。
【選択図】図2

Description

本発明は、油圧ショベルやホイルローダなどの油圧作業機械に搭載されるエンジン回転数制御装置であって、ダイヤル操作やペダル操作により指令される目標回転数に応じてエンジン回転数を制御する油圧作業機械のエンジン回転数制御装置に関する。
この種の油圧作業機械のエンジン回転数制御装置は、人力操作される操作部材と、この操作部材の操作量を検出する操作量検出器と、この操作量検出器による操作量の検出値を目標回転数に変換し、その目標回転数に従ってエンジン回転数を制御するエンジン制御手段とを備えている。
前記エンジン制御手段としては、特許文献1に示される技術のように、予め設定された回転数の範囲である設定回転数範囲に、実際のエンジン回転数の検出値が含まれた状態であるかどうかを判定し、その判定結果が真である場合に、エンジン回転数を設定回転数範囲外にずらす制御を行う、というものがある。設定回転数範囲は共振の原因になるエンジン回転数を含む範囲として設定される。
特開平9−32596号公報
特許文献1に示される技術は、実際のエンジン回転数の検出値が設定回転数範囲内の値なったときに、エンジン回転数を設定回転数範囲外にずらす制御を行う。このため、エンジン回転数が設定回転数範囲内の回転数になった後、設定回転数範囲外の回転数に変化し、また設定回転数範囲内の回転数に戻り、その後に再び設定回転数外の回転数に変化する、という現象(ハンチング)が生じることがある。
本発明は、前述の問題を考慮してなされたものであり、その目的は、エンジン回転数にハンチングを生じさせずに、エンジン回転数に起因する共振を防止することができる油圧作業機械のエンジン回転数制御装置を提供することにある。
前述の目的を達成するために、本発明は次のように構成されている。
〔1〕 本発明は、人力操作される操作部材と、この操作部材の操作量を検出する操作量検出器と、この操作量検出器による操作量の検出値を目標回転数に変換し、その目標回転数に従ってエンジン回転数を制御するエンジン制御手段とを備えている油圧作業機械のエンジン回転数制御装置において、前記エンジン制御手段が、前記操作量の検出値に対して予め設定された目標回転数の特性に基づいて、前記操作量の検出値を目標回転数に変換するための演算を行う目標回転数演算手段を備えていて、前記特性が、予め設定された回転数の範囲である設定回転数範囲を除く目標回転数に、前記操作量の検出値を変換するための特性であり、前記設定回転数範囲が、目標回転数の下限値から上限値までの範囲内において、共振の原因になるエンジン回転数を含む範囲として設定された範囲であることを特徴とする。
このように構成された本発明では、エンジン制御手段の目標回転数演算手段が、操作部材の操作量の検出値を、設定回転数範囲を除く目標回転数に変換する。設定回転数範囲は共振の原因になるエンジン回転数の範囲として設定されているので、目標回転数に従って制御されるエンジン回転数は共振の原因になるエンジン回転数になることがない。この結果、エンジン回転数にハンチングを生じさせずに、エンジン回転数に起因する共振を防止することができる。つまり、前述の目的を達成することができる。
〔2〕 本発明は、「〔1〕」記載の発明において、前記特性が、前記設定回転数範囲よりも低い目標回転数の範囲である低回転数範囲での、前記操作量の検出値に対応する目標回転数を定める低回転数設定関数と、前記設定回転数範囲よりも高い目標回転数の範囲である高回転数範囲での、前記操作量の検出値に対応する目標回転数を定める高回転数設定関数とを含んでいて、前記低回転数範囲での目標回転数の上限値における前記低回転数設定関数の傾きと、前記高回転数範囲での目標回転数の下限値における前記高回転数設定関数の傾きとが一致していることを特徴とする。
〔3〕 本発明は、「〔1〕」記載の発明において、前記特性が、前記設定回転数範囲よりも低い目標回転数の範囲である低回転数範囲での、前記操作量の検出値に対応する目標回転数を定める低回転数設定関数と、前記設定回転数範囲よりも高い目標回転数の範囲である高回転数範囲での、前記操作量の検出値に対応する目標回転数を定める高回転数設定関数とを含んでいて、前記低回転数設定関数の傾きが、前記低回転数範囲での上限値に近い目標回転数における傾きほど大きくなっていて、前記高回転数設定関数の傾きが、前記高回転数範囲での下限値に近い目標回転数における傾きほど大きくなっていて、前記低回転数範囲での目標回転数の上限値における前記低回転数設定関数の傾きと、前記高回転数範囲での目標回転数の下限値における前記高回転数設定関数の傾きとが一致していることを特徴とする。
〔4〕 本発明は、「〔2〕」または「〔3〕」記載の発明において、前記低回転数範囲での目標回転数の上限値に対応する前記操作量の検出値よりも、前記高回転数範囲での目標回転数の下限値に対応する前記操作量の検出値の方が、前記目標回転数演算手段の検出値に対する分解能の最小単位分だけ高く設定されていることを特徴とする。
〔5〕 本発明は、「〔2〕」記載の発明において、前記低回転数設定関数と前記高回転数設定関数が互いに同じ傾きの1次関数であり、前記低回転数範囲での目標回転数の上限値に対応する前記操作量の検出値よりも、前記高回転数範囲での目標回転数の下限値に対応する前記操作量の検出値の方が、前記目標回転数演算手段の検出値に対する分解能の最小単位分だけ高く設定されていて、前記高回転数設定関数の方が前記低回転数設定関数よりも、前記低回転数範囲での目標回転数の下限値と前記高回転数範囲での目標回転数の上限値とを含む1次関数上の値に近い値をとることを特徴とする。
〔6〕 本発明は、「〔1〕」記載の発明において、前記設定回転数範囲を調整する手段を備えていることを特徴とする。
本発明は、前述したように、エンジン回転数にハンチングを生じさせずに、エンジン回転数に起因する共振を防止することができる。
本発明の油圧作業機械のエンジン制御装置の一実施形態について図を用いて説明する。
図1は本発明の油圧作業機械のエンジン制御装置の一実施形態が油圧作業機械の油圧駆動装置に設けられた状態の概略を示すブロック図、図2は本発明の油圧作業機械のエンジン制御装置の一実施形態の構成を示すブロック図、図3は図1に示された操作部材の回転角度と操作量検出器の出力電圧との関係を示す特性線図、図4は図3に示された出力電圧に対して設定される目標回転数の特性の一例を示す特性線図である。
図1に示すように、油圧作業機械の油圧駆動装置は、その油圧作業機械に備えられる各種油圧アクチュエータを駆動するための圧油を吐出する可変容量型油圧ポンプ1と、この油圧ポンプ1を駆動するエンジン2(ディーゼルエンジン)とを備えている。
エンジン2はコモンレール式燃料噴射ポンプ2aを備えていて、この燃料噴射ポンプ2aは、コンピュータ主体のエンジンコントロールユニット20から与えられる電気信号により制御されるようになっている。このエンジンコントロールユニット20によるエンジン回転数の制御はフィードバック制御である。つまり、後述の車体コントロールユニット30から電気信号線40を介して指令される目標回転数と、燃料噴射ポンプ2aに設けられたエンジン回転数センサ(図示しない)による検出値とを比較しながら、エンジン回転数の検出値が目標回転数に一致するように燃料噴射ポンプ2aを制御することが行われるようになっている。
可変容量型油圧ポンプ1は、吐出流量を制御する電気操作式のレギュレータ1aを備えている。このレギュレータ1aは車体コントロールユニット30から与えられる電気信号により制御されるようになっている。車体コントロールユニット30はレギュレータ1a以外に電磁弁などの電気操作可能な各種油圧機器の制御、すなわち油圧駆動装置のうちのエンジン2を除いた各部の制御を行うようになっている。
本実施形態は、人力操作される操作部材3と、この操作部材3の操作量を検出する操作量検出器4とを備えている。操作部材3は、例えば回動操作されるダイヤルである。操作量検出器4は例えばポテンショメータであり、操作部材3(ダイヤル)の回動角度を電圧値で示す検出信号を出力するようになっている。
図3に示すように、操作量検出器4が出力する検出信号の電圧値(以下「出力電圧」ともいう)は、操作部材3の回動範囲の大部分を占める回動範囲「θ1≦θ≦θmax)」内で操作部材3の回動角度θが変化するとき、回動角度θに比例する。回動角度θ1に対応する出力電圧はV1であり、回動角度θ2に対応する出力電圧はVs(>V1)である。回動範囲「0≦θ<θ1」内で回動角度θが変化するとき、出力電圧は一定値0になる。
図1,2に示すように、本実施形態は、操作量検出器4による操作量の検出値を目標回転数に変換し、その目標回転数に従ってエンジン回転数を制御するエンジン制御手段10を備えている。このエンジン制御手段10は、前出のエンジンコントロールユニット20、前出の車体コントロールユニット30、および電気信号線40から構成されている。なお、図2は、車体コントロールユニット30の機能のうちの、エンジン2の制御に関係する部分のみを示していて、エンジン2を除く油圧駆動装置の各部の制御に関係する部分を示していない。
車体コントロールユニット30は、エンジンコントロールユニット20、操作量検出器4および、テンキー等の入力ボタンおよび表示装置を有する入力装置5とに接続された入出力インターフェース31と、演算処理装置32(CPU)と、この演算処理装置32が行う処理を指定するプログラムが予め記憶された読出し専用記憶装置33(ROM)と、演算処理装置32の作業領域となる揮発性記憶装置34(RAM)と、書換え可能な不揮発性記憶装置35(FLASH MEMORY)とを備えている。
読出し専用記憶装置33には、(1)目標回転数演算プログラム、(2)目標回転数指令プログラム、(3)設定回転数範囲調整プログラムが記憶されている。
(1)目標回転数演算プログラムは、操作部材3の操作量の検出値、すなわち操作量検出器4の出力電圧に対して予め設定された目標回転数の特性(図4に示す)に基づいて、出力電圧を目標回転数に変換するための演算を行う目標回転数演算手段として演算処理装置32を機能させるための、演算処理装置32に行わせる動作手順を定めている。
図4に示すように、目標回転数の特性は、予め設定された回転数の範囲である設定回転数範囲Rrsを除く目標回転数に、出力電圧を変換するための特性である。設定回転数範囲Rrsは、目標回転数の下限値Rminから上限値Rmaxまでの範囲において、共振の原因になるエンジン回転数を含む範囲、例えば共振の原因になるエンジン回転数を中央値とする範囲として設定されている。不揮発性記憶装置35には、設定回転数範囲Rrsを記憶した設定回転数範囲記憶領域35aと、目標回転数の特性を記憶した特性記憶領域35bとが設けられている。
目標回転数の特性は、さらに、設定回転数範囲Rrsよりも低い目標回転数の範囲である低回転数範囲Rrlでの、出力電圧に対応する目標回転数を定める低回転数設定関数Flと、設定回転数範囲Rrsよりも高い目標回転数の範囲である高回転数範囲Rrhでの、出力電圧に対応する目標回転数を定める高回転数設定関数Fhとを含んでいる。
低回転数設定関数Flと前記高回転数設定関数Fhは、低回転数範囲Rrlでの目標回転数の上限値Rlmaxに対応する出力電圧よりも、高回転数範囲Rrhでの目標回転数の下限値Rhminに対応する出力電圧の方が、目標回転数演算手段としての演算処理装置32の出力電圧に対する分解能の最小単位分の電圧値Vuだけが高くなるように、設定されている。すなわち、目標回転数を定める関数が、操作部材3の回動角度θ2(図3参照)に対応する出力電圧Vsにおいて低回転数設定関数Flから高回転数設定関数Fhに切替わるように、設定されている。
低回転数設定関数Flと高回転数設定関数Fhは、さらに、低回転数範囲Rrlでの目標回転数の上限値Rlmaxにおける低回転数設定関数Flの傾きと、高回転数範囲Rrhでの目標回転数の下限値Rhminにおける高回転数設定関数Fhの傾きとが一致するように、例えば、互いに同じ傾きの1次関数に設定されている。
(2)目標回転数指令プログラムは、前出の目標回転数演算手段(演算処理装置32)により算出される目標回転数をエンジンコントロールユニット20に指令する目標回転数指令手段として演算処理装置32を機能させるための、演算処理装置32に行わせる動作手順を定めている。
(3)設定回転数範囲調整プログラムは、入力装置5からの入力信号に応じて、不揮発性記憶装置35の設定回転数範囲記憶領域35aに記憶されている設定回転数範囲Rrsを調整する設定回転数範囲調整手段として演算処置装置32が機能するように、演算処理装置32の動作手順を指定している。
つまり、設定回転数範囲調整プログラムは、入力装置5により指定される設定回転数範囲の上限値および下限値の少なくとも一方に従って、設定回転数範囲記憶領域35aに記憶されている設定回転数範囲Rrsとは上限値および下限値の少なくとも一方が異なる設定回転数範囲を算出し、設定回転数範囲記憶領域35a中の設定回転数範囲Rrsを書き換える、という処理を演算処理装置32に行わせる。さらに、書換え後の設定回転数範囲に対応する低回転数設定関数および高回転数設定関数の少なくとも一方を算出し、特性記憶領域35b中の低回転数設定関数Flおよび高回転数設定関数Fhを書き換える、という処理を演算処理装置32に行わせる。
低回転数設定関数および高回転数設定関数は次の手順で算出される。
低回転数設定関数の算出手順について:
書換え後の設定回転数範囲が例えばRrs1の場合、低回転数範囲がRrlからRrl1に変更されるので、変更後の低回転数範囲Rrl1での目標回転数の上限値Rlmax1を、設定回転数範囲Rrs1の下限値から、予め設定された値を減算することで求める。次に、点A1(V1,Rmin)と点A2((Vs−Vu),Rlmax1)を含む1次関数を算出する。最後に、その1次関数における座標A1(V1,Rmin)から座標A2((Vs−Vu),Rlmax1)までの部分を、低回転数設定関数Fl1とする。
高回転数設定関数の算出手順について:
書換え後の設定回転数範囲が例えばRrs1の場合、高回転数範囲がRrhからRrh1に変更されるので、変更後の高回転数範囲Rrh1での目標回転数の下限値Rhmin1を、設定回転数範囲Rrs1の上限値に、予め設定された値を加算することで求める。次に、点B1(Vs,Rhmin1)と点B2(V2,Rmax)を含む1次関数を算出する。最後に、その1次関数における点B1(Vs,Rhmin1)から点B2(V2,Rmax)までの部分を、高回転数設定関数Fh1とする。
このように構成された本実施形態は次のように動作する。
≪エンジン制御≫
エンジン2の始動後、油圧作業機械のオペレータは、エンジン回転数を所望の値に設定するために操作部材3を回動操作する。操作量検出器4は、回動操作された操作部材3の回動角度θを検出し、その検出値に相応する電圧値の検出信号を出力する(図3参照)。この検出信号は車体コントロールユニット30の入出力インターフェース31に入力される。
車体コントロールユニット30では、検出信号が入力されると、演算処理装置32が読出し専用記憶装置33から目標回転数演算プログラムを読出し、目標回転数演算手段として動作する。目標回転数演算手段としての演算処理装置32は、検出信号の電圧値、すなわち出力電圧がVsよりも低いとき、そのときの出力電圧と低回転数設定関数Flとから目標回転数を算出する。また、出力電圧がVs以上のとき、そのときの出力電圧と高回転数設定関数Fhとから目標回転数を算出する。
演算処理装置32は、目標回転数演算手段として目標回転数を算出した後、読出し専用記憶装置33から目標回転数指令プログラムを読出し、目標回転数指令手段として動作する。目標回転数指令手段としての演算処理装置32は、目標回転数を示す回転数指令信号を、入出力インターフェース31から電気信号線40に出力する。
エンジンコントロールユニット20は、電気信号線40に出力された回転数指令信号を取得して、その回転数指令信号により示された目標回転数に従ってエンジン回転数を制御する。
このようにして制御されるエンジン回転数は、例えば操作部材3が回動角度θ1からθmaxまで操作される場合、回動角度θが回動角度θ1からθ2に達する前までの間において回動角度θに比例してRminからRlmaxまで上昇し、回動角度θが回動角度θ2に達したときにステップ状にRhminまで上昇し、その後、回動角度θがθmaxに達するまでの間において回動角度θに比例してRmaxまで上昇する。
≪設定回転数範囲の調整≫
オペレータは入力装置5を操作することによって、設定回転数範囲Rrsの変更を開始する旨の変更開始指令信号を車体コントロールユニット30に入力する。これにより、車体コントロールユニット30では、演算処理装置32が読出し専用記憶装置33から設定回転数調整プログラムを読出し、設定回転数調整手段としての機能を発動する。
その後、オペレータは入力装置5を操作することによって、設定回転数範囲の上限値および下限値の少なくとも一方、例えば両方のそれぞれを示す数値を、車体コントロールユニット30に入力する。
車体コントロールユニット30では、設定回転数調整手段として機能している演算処理装置32が、入力装置5から入力された数値のそれぞれを基に、設定回転数範囲Rrsとは上限値および下限値の両方が異なる設定回転数範囲Rrs1を算出し、設定回転数範囲記憶領域35a中の設定回転数範囲Rrsを設定回転数範囲Rrs1に書き換える。さらに、書換え後の設定回転数範囲Rrs1に対応する低回転数設定関数Fl1および高回転数設定関数Fh1を算出し、特性記憶領域35b中の低回転数設定関数Flおよび高回転数設定関数Fhを、低回転数設定関数Fl1および高回転数設定関数Fh1に書き換える。
本実施形態によれば次の効果が得られる。
本実施形態では、目標回転数演算手段としての演算処理装置32が、操作部材3の回動角度を示す出力電圧を、共振の原因になるエンジン回転数の範囲として予め設定された設定回転数範囲を除く目標回転数に変換する。これにより、目標回転数に従って制御されるエンジン回転数は、共振の原因になるエンジン回転数になることがない。この結果、エンジン回転数にハンチングを生じさせずに、エンジン回転数に起因する共振を防止することができる。
本実施形態では、低回転数範囲Rrlでの目標回転数の上限値Rlmaxに対応する出力電圧よりも、高回転数範囲Rrhでの目標回転数の下限値Rhminに対応する出力電圧の方が、目標回転数演算手段としての演算処理装置32の出力電圧に対する分解能の最小単位分の電圧値Vuだけが高くなるように、低回転数設定関数Flと前記高回転数設定関数Fhが設定されている。これにより、操作部材3の回動角度の変化中に、エンジン回転数が変化しなくなるということが起こらないようにすることができる。
油圧作業機械の構成部品の寸法は公差の範囲で異なっているので、同型式の油圧作業機械であっても油圧作業機械毎に固有振動数が異なっている。このため、本実施形態が搭載される油圧作業機械の共振の原因になるエンジン回転数の値も異なっている。本実施形態では、演算処理装置32(設定回転数範囲調整手段)が入力装置5により指定される設定回転数範囲の上限値および下限値の少なくとも一方に応じて設定回転数範囲を変更するので、共振の原因となるエンジン回転数を中央値とする適切な設定回転数範囲を、油圧作業機械毎に設定することができる。
なお、前述の実施形態では、低回転数設定関数と高回転数設定関数が互いに同じ傾きの1次関数であり、低回転数範囲での目標回転数の上限値に対応する操作量の検出値よりも、高回転数範囲での目標回転数の下限値に対応する操作量の検出値の方が、目標回転数演算手段の検出値に対する分解能の最小単位分だけ高く設定されているものの一例として、低回転数設定関数Flと高回転数設定関数Fhが挙げられている。本発明はその一例に限定されるものではなく、図5に示す低回転数設定関数Fl2および高回転数設定関数Fh2であってもよい。
図5に示す低回転数設定関数Fl2と高回転数設定関数Fh2は、図4に示す低回転数設定関数Flと高回転数設定関数Fhを、目標回転数に対応する出力電圧が高くなる方向へ平行移動させたものであり、高回転数設定関数Fh2の方が低回転数設定関数Fl2よりも、目標回転数の下限値Rminおよび上限値Rmaxを含む1次関数f上の値に近い値をとるようになっている。
操作部材3の回動角度に対する目標回転数の特性は、出力電圧に対する目標回転数の特性を1次関数fで定めた場合の方が、図4に示す目標回転数の特性よりも自然なものになる。また、目標回転数は低回転数範囲よりも高回転数範囲内の値に設定されることが多いのが実状である。これらのことを考慮して、図5に示す低回転数設定関数Fl2および高回転数設定関数Fh2は設定されている。つまり、高回転数設定関数Fhを平行移動させた高回転数設定関数Fh2によって、高回転数範囲Rrhでの目標回転数の特性を、図4に示す高回転数設定関数Fhから得られる特性よりも自然なものにすることができる。
また、前述の実施形態では、低回転数範囲での目標回転数の上限値における低回転数設定関数の傾きと、高回転数範囲での目標回転数の下限値における高回転数設定関数の傾きとが一致しているものの一例として、互いに同じ傾きの1次関数である図4に示す低回転数設定関数Flおよび高回転数設定関数Fhが挙げられている。本発明はその一例に限定されるものではなく、図6に示す低回転数設定関数Fl3および高回転数設定関数Fh3であってもよい。低回転数設定関数Fl3の傾きは、低回転数範囲Rrlでの目標回転数の上限値Rlmaxに近い目標回転数における傾きほど大きくなっていて、高回転数設定関数Fh3の傾きは、高回転数範囲Rrhでの目標回転数の下限値Rhminに近い目標回転数における傾きほど大きくなっているが、上限値Rlmaxにおける低回転数設定関数Fl3の傾きと、下限値Rhminにおける高回転数設定関数Fh3の傾きとは互いに同じである。
このように設定された低回転数設定関数Fl3と高回転数設定関数Fh3は、低回転数範囲Rrlでの上限値Rlmaxから高回転数範囲Rrhでの下限値Rhminへのエンジン回転数のステップ状の変化がオペレータに与える違和感を、軽減することができる。
また、前述の実施形態では、車体コントロールユニット30とエンジンコントロールユニット20と電気信号線40とから構成されたエンジン制御手段10がエンジン制御手段の一例として挙げられている。このエンジン制御手段10の構成は、車体コントロールユニットとエンジンコントロールユニットとが個別に製造される場合に対応するためである。本発明においてエンジン制御手段はその構成に限定されるものではなく、車体の制御とエンジンの制御が1のコントロールユニットにまとめられた構成であってもよい。
また、前述の実施形態は、コモンレール式燃料噴射ポンプ2aを備えたエンジン2を制御する例であるが、本発明が制御するエンジンはそれに限定されるものではなく、メカガバナのガバナレバーを電気操作可能な電動モータで駆動するエンジンであってもよい。
また、前述の実施形態では、操作部材3がダイヤルからなっていたが、本発明における操作部材はダイヤルに限るものではなく、ペダルでもよい。
本発明の油圧作業機械のエンジン制御装置の一実施形態が油圧作業機械の油圧駆動装置に設けられた状態の概略を示すブロック図である。 本発明の油圧作業機械のエンジン制御装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。 図1に示された操作部材の回転角度と操作量検出器の出力電圧との関係を示す特性線図である。 図3に示された出力電圧に対して設定される目標回転数の特性の一例を示す特性線図である。 図3に示された出力電圧に対して設定される目標回転数の特性の、図2とは別の例を示す特性線図である。 図3に示された出力電圧に対して設定される目標回転数の特性の、図2,3とは別の例を示す特性線図である。
符号の説明
1 油圧ポンプ
1a レギュレータ
2 エンジン
2a 燃料噴射ポンプ2a
3 操作部材
4 操作量検出器
5 入力装置
10 エンジン制御手段
20 エンジンコントロールユニット
30 車体コントロールユニット
31 入出力インターフェース
32 演算処理装置
33 読出し専用記憶装置
34 揮発性記憶装置
35 不揮発性記憶装置
35a 設定回転数範囲記憶領域
35b 特性記憶領域
40 電気信号線
Rrs,Rrs1 設定回転数範囲
Rrl,Rrl1 低回転数範囲
Rrh,Rrh1 高回転数範囲
Fl,Fl1,Fl2,Fl3 低回転数設定関数
Fh,Fh1,Fh2,Fh3 高回転数設定関数

Claims (6)

  1. 人力操作される操作部材と、この操作部材の操作量を検出する操作量検出器と、この操作量検出器による操作量の検出値を目標回転数に変換し、その目標回転数に従ってエンジン回転数を制御するエンジン制御手段とを備えている油圧作業機械のエンジン回転数制御装置において、
    前記エンジン制御手段が、前記操作量の検出値に対して予め設定された目標回転数の特性に基づいて、前記操作量の検出値を目標回転数に変換するための演算を行う目標回転数演算手段を備えていて、
    前記特性が、予め設定された回転数の範囲である設定回転数範囲を除く目標回転数に、前記操作量の検出値を変換するための特性であり、
    前記設定回転数範囲が、目標回転数の下限値から上限値までの範囲内において、共振の原因になるエンジン回転数を含む範囲として設定された範囲であることを特徴とする油圧作業機械のエンジン回転数制御装置。
  2. 請求項1記載の発明において、
    前記特性が、前記設定回転数範囲よりも低い目標回転数の範囲である低回転数範囲での、前記操作量の検出値に対応する目標回転数を定める低回転数設定関数と、前記設定回転数範囲よりも高い目標回転数の範囲である高回転数範囲での、前記操作量の検出値に対応する目標回転数を定める高回転数設定関数とを含んでいて、
    前記低回転数範囲での目標回転数の上限値における前記低回転数設定関数の傾きと、前記高回転数範囲での目標回転数の下限値における前記高回転数設定関数の傾きとが一致していることを特徴とする油圧作業機械のエンジン回転数制御装置。
  3. 請求項1記載の発明において、
    前記特性が、前記設定回転数範囲よりも低い目標回転数の範囲である低回転数範囲での、前記操作量の検出値に対応する目標回転数を定める低回転数設定関数と、前記設定回転数範囲よりも高い目標回転数の範囲である高回転数範囲での、前記操作量の検出値に対応する目標回転数を定める高回転数設定関数とを含んでいて、
    前記低回転数設定関数の傾きが、前記低回転数範囲での上限値に近い目標回転数における傾きほど大きくなっていて、
    前記高回転数設定関数の傾きが、前記高回転数範囲での下限値に近い目標回転数における傾きほど大きくなっていて、
    前記低回転数範囲での目標回転数の上限値における前記低回転数設定関数の傾きと、前記高回転数範囲での目標回転数の下限値における前記高回転数設定関数の傾きとが一致していることを特徴とする油圧作業機械のエンジン回転数制御装置。
  4. 請求項2または3記載の発明において、
    前記低回転数範囲での目標回転数の上限値に対応する前記操作量の検出値よりも、前記高回転数範囲での目標回転数の下限値に対応する前記操作量の検出値の方が、前記目標回転数演算手段の検出値に対する分解能の最小単位分だけ高く設定されていることを特徴とする油圧作業機械のエンジン回転数制御装置。
  5. 請求項2記載の発明において、
    前記低回転数設定関数と前記高回転数設定関数が互いに同じ傾きの1次関数であり、
    前記低回転数範囲での目標回転数の上限値に対応する前記操作量の検出値よりも、前記高回転数範囲での目標回転数の下限値に対応する前記操作量の検出値の方が、前記目標回転数演算手段の検出値に対する分解能の最小単位分だけ高く設定されていて、
    前記高回転数設定関数の方が前記低回転数設定関数よりも、前記低回転数範囲での目標回転数の下限値と前記高回転数範囲での目標回転数の上限値とを含む1次関数上の値に近い値をとることを特徴とする油圧作業機械のエンジン回転数制御装置。
  6. 請求項1記載の発明において、
    前記設定回転数範囲を調整する手段を備えていることを特徴とする油圧作業機械のエンジン回転数制御装置。
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