JP2008163860A - 燃料噴射式エンジンの吸気装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】アイドル空気量制御デバイスを省略してコストを低減する。
【解決手段】エンジン20の燃焼室39に連通する吸気通路31の一部を形成するスロットルボデー32と、スロットルボデー32の吸気通路31を開閉するスロットルバルブ33と、吸気通路31に燃料を噴射する燃料噴射弁37と、燃料噴射弁37に燃料を供給するための燃料供給装置と、燃料噴射弁37から噴射される燃料噴射量を制御するECU(制御装置)62とを備える。スロットルボデー32に、スロットルバルブ33を迂回しかつ所定量の吸入空気が流れるバイパス通路40を設ける。スロットルバルブ33を全閉にして吸気流量を一定化した状態で、ECU(制御装置)62によりアイドル回転数を制御する。
【選択図】図1
【解決手段】エンジン20の燃焼室39に連通する吸気通路31の一部を形成するスロットルボデー32と、スロットルボデー32の吸気通路31を開閉するスロットルバルブ33と、吸気通路31に燃料を噴射する燃料噴射弁37と、燃料噴射弁37に燃料を供給するための燃料供給装置と、燃料噴射弁37から噴射される燃料噴射量を制御するECU(制御装置)62とを備える。スロットルボデー32に、スロットルバルブ33を迂回しかつ所定量の吸入空気が流れるバイパス通路40を設ける。スロットルバルブ33を全閉にして吸気流量を一定化した状態で、ECU(制御装置)62によりアイドル回転数を制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、主として、自動車、自動二輪車等の車両における燃料噴射式エンジンの吸気装置に関する。
従来、エンジンにおいて、冷間時は、内燃機関の機械的な損失いわゆるメカロスが多いことから、冷間時のアイドル回転数を確保することが難しい。そこで、特に燃料噴射式エンジンにおいては、アイドルスピードコントロールバルブ(以下、「ISCバルブ」という。)、オートスタータ等のアイドル空気量を制御するアイドル空気量制御デバイスが設けられている。アイドル空気量制御デバイスは、冷間時にアイドル時の吸入空気量を増量することによりアイドル回転数を確保するものである。なお、ISCバルブについては、特許文献1に記載されたものがある。また、オートスタータについては、特許文献2に記載されたものがある。
しかしながら、燃料噴射式エンジンにアイドル空気量制御デバイスを搭載すると、コストアップを余儀なくされることになる。また、アイドル空気量制御デバイスによるコストアップは、二輪車用エンジンの電子制御式燃料噴射化(FI化)の妨げの一因となっている。ところで、二輪車等の市場は、市場全体から見れば、温暖地の市場が占める割合が大きいと考えられる。そして、温暖地では、寒冷地に比べると、冷間時のアイドル回転数に対する要求が厳しくないにも関わらず、燃料噴射式エンジンにアイドル空気量制御デバイスが搭載されているのが現状である。
本発明が解決しようとする課題は、アイドル空気量制御デバイスを省略してコストを低減することのできる燃料噴射式エンジンの吸気装置を提供することにある。
本発明が解決しようとする課題は、アイドル空気量制御デバイスを省略してコストを低減することのできる燃料噴射式エンジンの吸気装置を提供することにある。
前記した課題は、特許請求の範囲の欄に記載された構成を要旨とする燃料噴射式エンジンの吸気装置により解決することができる。
すなわち、特許請求の範囲の請求項1にかかる燃料噴射式エンジンの吸気装置によると、スロットルボデーに設けられかつスロットルバルブを迂回するバイパス通路には、所定量の吸入空気が流れるため、スロットルバルブを全閉にして吸気流量を一定化した状態で、制御装置によりアイドル回転数を制御する。これにより、従来必要としたISCバルブ、オートスタータ等のアイドル空気量制御デバイスを省略することによりコストを低減することができる。
すなわち、特許請求の範囲の請求項1にかかる燃料噴射式エンジンの吸気装置によると、スロットルボデーに設けられかつスロットルバルブを迂回するバイパス通路には、所定量の吸入空気が流れるため、スロットルバルブを全閉にして吸気流量を一定化した状態で、制御装置によりアイドル回転数を制御する。これにより、従来必要としたISCバルブ、オートスタータ等のアイドル空気量制御デバイスを省略することによりコストを低減することができる。
また、特許請求の範囲の請求項2にかかる燃料噴射式エンジンの吸気装置によると、スロットルバルブを所定の開度にして吸気流量を一定化した状態で、制御装置によりアイドル回転数を制御する。これにより、従来必要としたISCバルブ、オートスタータ等のアイドル空気量制御デバイスを省略することによりコストを低減することができる。
また、特許請求の範囲の請求項3にかかる燃料噴射式エンジンの吸気装置によると、制御装置が、エンジンの暖機状態及び/又はエンジン回転数に基づいて燃料噴射弁の燃料噴射量を制御する。これにより、安定したアイドル回転数を得ることができる。
また、特許請求の範囲の請求項4にかかる燃料噴射式エンジンの吸気装置によると、制御装置が、エンジンの暖機状態及び/又はエンジン回転数に基づいて点火時期を制御する。これにより、安定したアイドル回転数を得ることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について実施例を参照して説明する。
[実施例1]
本発明の実施例1を説明する。本実施例は、二輪車用の燃料噴射式エンジンに適用したものである。まず、燃料噴射式エンジンのエンジンシステムについて説明する。なお、図1はエンジンシステムを示す概略構成図である。
図1に示すように、車両(例えば「二輪自動車」)に搭載されるエンジンシステム10は、燃料を貯留するための燃料タンク12を備えている。燃料タンク12内に配置された燃料ポンプ13は、該燃料タンク12内に貯留された燃料を、燃料フィルタ14を通じて吸入しかつ加圧し、燃料通路15を通じて燃料噴射弁37(後述する。)へ供給する。また、燃料ポンプ13は、ECU62(後述する。)によって駆動制御されるようになっている。また、燃料噴射弁37へ供給される燃料の圧力は、プレッシャレギュレータ17により所定の圧力に調整される。なお、燃料タンク12、燃料ポンプ13及び燃料通路15は、本明細書でいう「燃料供給装置」を構成している。
本発明の実施例1を説明する。本実施例は、二輪車用の燃料噴射式エンジンに適用したものである。まず、燃料噴射式エンジンのエンジンシステムについて説明する。なお、図1はエンジンシステムを示す概略構成図である。
図1に示すように、車両(例えば「二輪自動車」)に搭載されるエンジンシステム10は、燃料を貯留するための燃料タンク12を備えている。燃料タンク12内に配置された燃料ポンプ13は、該燃料タンク12内に貯留された燃料を、燃料フィルタ14を通じて吸入しかつ加圧し、燃料通路15を通じて燃料噴射弁37(後述する。)へ供給する。また、燃料ポンプ13は、ECU62(後述する。)によって駆動制御されるようになっている。また、燃料噴射弁37へ供給される燃料の圧力は、プレッシャレギュレータ17により所定の圧力に調整される。なお、燃料タンク12、燃料ポンプ13及び燃料通路15は、本明細書でいう「燃料供給装置」を構成している。
内燃機関であるレシプロタイプの4サイクル単気筒エンジン(単に、「エンジン」という。)20には、エンジン冷却水の温度を検出する水温センサ22が設けられている。また、エンジン20には、クランクシャフト24の回転数すなわちエンジン回転数を検出するクランク角センサ25が配置されている。水温センサ22及びクランク角センサ25の検出信号は、ECU62(後述する。)に出力される。
前記エンジン20の吸気側には、シリンダヘッド27の吸気ポート28に連通する吸気管30、吸気管30に連通しかつスロットルバルブ33を備えるスロットルボデー32、スロットルボデー32に連通するエアクリーナ35が配置されている。吸気管30、スロットルボデー32、エアクリーナ35は、エンジン30の燃焼室39に連通する一連の吸気通路31を形成しており、スロットルボデー32は吸気通路31の一部を形成している。また、吸気管30には燃料噴射弁37が装着されている。また、スロットルボデー32のスロットルバルブ33が、所定のアクセル装置(図示しない。)の操作に基づいて開閉されることにより、吸気通路31を通じてエンジン30の燃焼室39に吸入される吸入空気量が調整される。また、アクセル操作をしない場合すなわちスロットルバルブ33の全閉状態における吸入空気量は、0(ゼロ)もしくはほぼ0となるように設定されている。
前記スロットルボデー32には、前記スロットルバルブ33を迂回するバイパス通路40が設けられている。バイパス通路40は、冷間時(例えば、+20℃〜+30℃とする。)においてエンジン20を始動するために必要なアイドル回転数が得られる吸入空気量を流す通路として形成されている。しかして、このスロットルボデー32は、従来のISCバルブ(特許文献1参照。)、オートスタータ(特許文献2参照。)等のアイドル空気量を制御するアイドル空気量制御デバイスが搭載されていないスロットルボデーとなっている。
前記スロットルボデー32には、スロットルバルブ33の開度を検出するスロットルポジションセンサ42、吸気圧力を検出する吸気圧力センサ43が設けられている。また、前記エアクリーナ35には、エアクリーナエレメント45が内蔵されているとともに、そのエアクリーナエレメント45の下流側すなわちクリーン側における吸気温を検出する吸気温センサ46が設けられている。また、スロットルポジションセンサ42、吸気圧力センサ43、及び、吸気温センサ46の検出信号は、前記ECU62(後述する。)にそれぞれ出力される。
前記エンジン20の排気側には、前記シリンダヘッド27の排気ポート48に連通する排気管49が連通されている。排気管49内の排気通路50には、排気ガスを浄化するための三元触媒52が設けられている。
前記エンジン20のシリンダヘッド27には、前記燃焼室39に臨む点火プラグ54が設けられている。点火プラグ54は、前記ECU62(後述する。)により点火タイミング毎にイグニッションコイル55から出力される点火信号を受けて火花放電する。これにより、燃焼室39に供給される可燃混合気に点火する。なお、点火プラグ54及びイグニッションコイル55は点火装置を構成している。
前記燃料ポンプ13から燃料通路15を通じて燃料噴射弁37に供給された燃料は、該燃料噴射弁37の作動により、吸気管30内の吸気通路31へ噴射される。また、前記吸気通路31には、外部から空気がエアクリーナ35のエアクリーナエレメント45を通じて取り込まれる。そして、吸気通路31に取り込まれた空気と、燃料噴射弁37から噴射された燃料は、可燃混合気すなわち所定の空燃比(A/F)の混合気としてエンジン20の燃焼室39に吸入される。燃焼室39に吸入された可燃混合気は、前記点火プラグ54の火花放電により爆発・燃焼する。これにともない、ピストン57が運動してクランクシャフト24が回転することにより、自動二輪車を走行させる駆動力が得られる。また、燃焼後の排気ガスは、排気管49内の排気通路50を通じて外部すなわち大気中に排出される。
また、前記エンジン20を搭載する自動二輪車には、車両用電源としてのバッテリ60、運転者により操作されることによりエンジン20を始動させるためのイグニッションスイッチ61、エンジン20の各種アクチュエータを制御する電子制御装置(「ECU」という。)62が設けられている。なお、ECU62は、本明細書でいう「制御装置」を構成している。
前記バッテリ60は、前記イグニッションスイッチ61を介して前記ECU62に接続されている。しかして、イグニッションスイッチ61とECU62との間には、バッテリ60からECU62への電力の供給及び遮断を行なうメインリレー63が設けられている。メインリレー63は、接点とコイルとを備え、イグニッションスイッチ61のオンによりコイルに電流が流れるときにそのコイルに発生する磁力を用いてオン・オフ動作を行なう。すなわち、メインリレー63は、コイルに電流が流されているときにオンされ、コイルに電流が流されていないときにオフされる。そのメインリレー63がオンされることにより、バッテリ60からECU62に電力が供給される。
前記エンジン20に設けられた前記各センサ22,25,42,43,46は、エンジン20の運転状態に関する各種運転パラメータを検出するものであり、前記ECU62(後述する。)20にそれぞれ接続されている。すなわち、水温センサ22は、エンジン20の内部いわゆるウォータジャケットを流れるエンジン冷却水の温度(冷却水温)を検出し、その検出値に応じた電気信号をECU62に出力する。なお、水温センサ22は、本明細書でいう「エンジンの暖機状態を検出する暖機状態検出手段」に相当する。
また、クランク角センサ25は、クランクシャフト24の回転数を検出し、その検出値に応じた電気信号をECU62に出力する。なお、クランク角センサ25は、本明細書でいう「エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段」に相当する。
また、スロットルポジションセンサ42は、スロットルバルブ33の開度を検出し、その検出値に応じた電気信号をECU62に出力する。なお、スロットルポジションセンサ42は、本明細書でいう「スロットル開度検出手段」に相当する。
また、吸気圧力センサ43は、スロットルバルブ33より下流側の吸気通路31における吸気圧力を検出し、その検出値に応じた電気信号をECU62に出力する。なお、吸気圧力センサ43は、本明細書でいう「吸気圧力検出手段」に相当する。
また、クランク角センサ25は、クランクシャフト24の回転数を検出し、その検出値に応じた電気信号をECU62に出力する。なお、クランク角センサ25は、本明細書でいう「エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段」に相当する。
また、スロットルポジションセンサ42は、スロットルバルブ33の開度を検出し、その検出値に応じた電気信号をECU62に出力する。なお、スロットルポジションセンサ42は、本明細書でいう「スロットル開度検出手段」に相当する。
また、吸気圧力センサ43は、スロットルバルブ33より下流側の吸気通路31における吸気圧力を検出し、その検出値に応じた電気信号をECU62に出力する。なお、吸気圧力センサ43は、本明細書でいう「吸気圧力検出手段」に相当する。
前記ECU62は、前記各センサ22,25,42,43,46から出力された電気信号に基づき、燃料噴射制御及び点火時期制御等を実行するために、燃料噴射弁37及びイグニッションコイル55等をそれぞれ制御する。ここで、燃料噴射制御とは、エンジン20の運転状態に応じて燃料噴射弁37による燃料噴射量及びその噴射タイミングを制御することである。また、点火時期制御とは、エンジン20の運転状態に応じてイグニッションコイル55を制御することにより、点火プラグ54による点火時期を制御することである。
また、前記ECU62は、周知のように、中央処理装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、バックアップRAM、外部入力回路及び外部出力回路等を備えている。ECU62は、CPU、ROM、RAM及びバックアップRAMと、外部入力回路及び外部出力回路等とをデータバスにより接続してなる論理演算回路を構成する。また、ROMは、エンジン20の各種制御に関する所定の制御プログラムを予め記憶したものである。また、RAMは、CPUの演算結果を一時記憶するものである。また、バックアップRAMは、予め記憶したデータを保存するものである。また、CPUは、入力回路を介して入力される各センサ22,25,42,43,46の検出信号に基づき、所定の制御プログラムに従って前述した各種制御等を実行する。なお、ECU62は、本明細書でいう「制御装置」を構成している。また、スロットルボデー32とスロットルバルブ33と燃料噴射弁37と燃料供給装置(燃料タンク12、燃料ポンプ13及び燃料通路15)とECU62は、本明細書でいう「吸気装置」を構成している。
次に、前記エンジンシステム10(図1参照。)におけるECU20が実行する各種制御のうち、前記エンジン20の始動時におけるアイドル回転数制御にかかる処理内容について説明する。なお、図2はエンジンの始動時におけるアイドル回転数制御にかかるプログラムを示すフローチャートである。このフローチャートにかかるプログラムは、タイマーの割り込み処理であり、ECU20が各種センサ22,25,42,43,46からの信号に基づいてエンジン20がアイドル運転状態にあるか否かを判定し、アイドル運転状態であると判定したときにスタートする。
まず、ステップ100において、第1のディレイカウンタAに遅延時間の初期値(例えば、1s)がセットされた後、ステップ102に進む。次に、ステップ102においては、第1のディレイカウンタAが0(ゼロ)か否かの判定がなされる。ここでは、ステップ102で、第1のディレイカウンタAに1sがセットされたばかりであるため、ステップ104に進む。次に、ステップ104において、点火時期マップを読みとり、水温センサ22からの信号に基づいて、エンジン温(エンジン冷却水の温度)すなわち暖機状態に応じた点火時期を設定した後、ステップ106に進む。
次に、ステップ106において、燃料噴射量の補正値マップを読み取り、水温センサ22からの信号に基づいて、エンジン温(エンジン冷却水の温度)すなわち暖機状態に応じた噴射量の補正値を設定した後、ステップ108に進む。次に、ステップ108においては、第1のディレイカウンタAから0.2sを減算した後、ステップ102に戻る。このようにして、ステップ102〜108を繰り返す度に、第1のディレイカウンタAに0.2sずつ減算されたカウンタ値がセットされ、最終的に、第1のディレイカウンタAに0(ゼロ)がセットされると、ステップ102において、第1のディレイカウンタAが0(ゼロ)の判定がなされることにより、アイドル回転数のフィードバック制御を行なうため、ステップ110に進む。
次に、ステップ110において、第2のディレイカウンタBに遅延時間の初期値(例えば、10s)がセットされた後、ステップ112に進む。次に、ステップ112において、第2のディレイカウンタBが0(ゼロ)より大きいか否かの判定がなされる。ここで、第2のディレイカウンタBが0より大きい場合はステップ113に進む。次に、ステップ113においては、第2のディレイカウンタBから1sを減算した後、ステップ112に戻る。このようにして、ステップ112,113を繰り返す度に、第2のディレイカウンタBに1sずつ減算されたカウンタ値がセットされ、最終的に、第2のディレイカウンタBに0(ゼロ)がセットされると、ステップ112において、第2のディレイカウンタBが0より小さいとする判定がなされることにより、ステップ114に進む。すなわち、10秒毎に1回の割合で、ステップ114に進む。
次に、ステップ114において、燃料噴射量の補正値マップを読み取り、水温センサ22からの信号に基づいて、エンジン温(エンジン冷却水の温度)すなわち暖機状態に応じた噴射量の補正値を設定した後、ステップ116に進む。
次に、ステップ116において、目標回転数マップを読みとり、水温センサ22からの信号に基づいて、エンジン温(エンジン冷却水の温度)すなわち暖機状態に応じた目標回転数を読みとった後、ステップ118に進む。
次に、ステップ116において、目標回転数マップを読みとり、水温センサ22からの信号に基づいて、エンジン温(エンジン冷却水の温度)すなわち暖機状態に応じた目標回転数を読みとった後、ステップ118に進む。
次に、ステップ118において、ステップ116で読みとった目標回転数と現在のアイドル回転数との比較がなされる。ここで、目標回転数よりも現在のアイドル回転数が高い場合はステップ120に進み、また、目標回転数よりも現在のアイドル回転数が低い場合はステップ122に進む。ステップ120においては、点火時期を遅角する(例えば、1°CA遅らせる)ことにより、アイドル回転数の過上昇を防止しながら、アイドル回転数を目標回転数となるように低下させた後、ステップ110に戻る。また、ステップ122においては、点火時期を進角する(例えば、1°CA進める)ことにより、アイドル回転数を目標回転数となるように上昇させた後、ステップ110に戻る。
このように、10秒毎に、アイドル回転数フィードバック制御を行なうことにより、より安定なアイドル回転数を維持することができる。
このように、10秒毎に、アイドル回転数フィードバック制御を行なうことにより、より安定なアイドル回転数を維持することができる。
また、前記プログラムは、ECU20が各種センサ22,25,42,43,46からの信号に基づいてエンジン20がアイドル運転状態でないと判定した場合に、第1のディレイカウンタA及び第2のディレイカウンタBをリセットして終了する。
また、図3は点火時期と吸気量とエンジン回転数にかかるタイムチャートである。図3において、横軸は時間(分)を示し、縦軸は上から下へ順に、点火時期、吸入空気量、エンジン回転数をそれぞれ示している。また、特性線A(1)〜(3)は本実施例にかかる燃料噴射式エンジン20の実験データによる特性を示し、特性線B(1)〜(3)はISCバルブを備えた従来例の燃料噴射式エンジンにかかる実験データによる特性を示している。
[吸入空気量]
特性線B(2)がISCバルブの作動によりエンジンの始動直後において最大とし、その後、緩やかに所定の吸入空気量に減少しているのに対して、特性線A(2)がスロットルバルブ33を全閉にすることにより吸気流量がバイパス通路40を流れる所定の吸入空気量に一定化されていることがわかる。
[エンジン回転数]
特性線B(3)がISCバルブの作動によりエンジンの始動直後において、アイドル回転数を超える高回転に達した後、緩やかに所定のアイドル回転数に低下しているのに対して、特性線A(3)が特性線B(3)に比べてエンジン20の始動直後に少し遅れてアイドル回転数に達した後、継続的にアイドル回転数を維持していることがわかる。
[点火時期]
特性線B(1)がエンジンの始動後から所定の点火時期を継続的に維持しているのに対して、特性線A(1)がECU62による点火時期制御により進角状態から緩やかに遅角されていき、さらには上死点(TDC)よりも遅角されている。これにより、エンジン回転数が継続的にアイドル回転数に維持されることになる(特性線A(3)参照。)。
[吸入空気量]
特性線B(2)がISCバルブの作動によりエンジンの始動直後において最大とし、その後、緩やかに所定の吸入空気量に減少しているのに対して、特性線A(2)がスロットルバルブ33を全閉にすることにより吸気流量がバイパス通路40を流れる所定の吸入空気量に一定化されていることがわかる。
[エンジン回転数]
特性線B(3)がISCバルブの作動によりエンジンの始動直後において、アイドル回転数を超える高回転に達した後、緩やかに所定のアイドル回転数に低下しているのに対して、特性線A(3)が特性線B(3)に比べてエンジン20の始動直後に少し遅れてアイドル回転数に達した後、継続的にアイドル回転数を維持していることがわかる。
[点火時期]
特性線B(1)がエンジンの始動後から所定の点火時期を継続的に維持しているのに対して、特性線A(1)がECU62による点火時期制御により進角状態から緩やかに遅角されていき、さらには上死点(TDC)よりも遅角されている。これにより、エンジン回転数が継続的にアイドル回転数に維持されることになる(特性線A(3)参照。)。
上記した燃料噴射式エンジン20の吸気装置によると、スロットルボデー32に設けられかつスロットルバルブ33を迂回するバイパス通路40には、所定量の吸入空気が流れるため、スロットルバルブ33を全閉にして吸気流量を一定化した状態で、ECU62によりアイドル回転数を制御する。これにより、従来必要としたISCバルブ、オートスタータ等のアイドル空気量制御デバイスを省略することによりコストを低減することができる。このことは、温暖地を市場とする二輪車等の車両用の燃料噴射式エンジン20の吸気装置として好適である。
また、ECU62が、エンジン冷却水の水温による暖機状態に基づいて燃料噴射弁37の燃料噴射量を制御する(図3のステップ106参照。)。これにより、安定したアイドル回転数を得ることができる。なお、ECU62は、暖機状態に基づいて燃料噴射弁37の燃料噴射量を制御する他、暖機状態及び/又はエンジン回転数に基づいて燃料噴射弁37の燃料噴射量を制御するものとしてもよい。
また、ECU(制御装置)62が、エンジン冷却水の水温による暖機状態に基づいて点火時期を制御する(図3のステップ104参照。)。これにより、安定したアイドル回転数を得ることができる。なお、ECU62は、暖機状態に基づいて点火時期を制御する他、暖機状態及び/又はエンジン回転数に基づいて点火時期を制御するものとしてもよい。
また、燃料噴射弁37の燃料噴射量の基本噴射量の算出は、α−N方式の制御、D−J方式の制御のいずれの制御方式でも行なうことができる。なお、周知のように、α−N方式は、スロットル開度とエンジン回転数との関係に基づいて吸入空気量を算出して基本噴射量を決定する方式である。また、D−J方式は、吸気圧力(吸入負圧)とエンジン回転数との関係に基づいて吸入空気量を算出して基本噴射量を決定する方式である。また、α−N方式は吸気通路の通路壁面に付着する汚れにより影響を受けやすいが、バイパス通路40を設けた場合はその汚れによる影響を軽減できるので、バイパス通路40を設けた場合ではα−N方式の制御も採用可能である。
また、図4に示すように、前記実施例1におけるエンジンシステム10(図1参照。)におけるスロットルボデー32を、吸気圧力センサ43が省略されたスロットルボデー321に変更することができる。
[実施例2]
本発明の実施例2を説明する。本実施例は、前記実施例1のエンジンシステム10(図1参照。)の一部を変更したものであるからその変更部分について詳述し、重複する説明を省略する。なお、図5はエンジンシステムを示す概略構成図である。
図5に示すように、本実施例は、前記実施例1におけるエンジンシステム(図1参照。)におけるスロットルボデー32を、バイパス通路40が省略されたスロットルボデー322に変更したものである。
本発明の実施例2を説明する。本実施例は、前記実施例1のエンジンシステム10(図1参照。)の一部を変更したものであるからその変更部分について詳述し、重複する説明を省略する。なお、図5はエンジンシステムを示す概略構成図である。
図5に示すように、本実施例は、前記実施例1におけるエンジンシステム(図1参照。)におけるスロットルボデー32を、バイパス通路40が省略されたスロットルボデー322に変更したものである。
本実施例においては、スロットルバルブ33を所定の開度にして吸気流量を一定化した状態で、ECU62によりアイドル回転数を制御する構成とする。ここで、スロットルバルブ33の所定の開度とは、例えば、前記実施例1におけるバイパス通路40を流れる吸入吸気量に相当する吸入吸気量が得られる開度である。したがって、本実施例によっても、前記実施例1のものと同様の作用・効果を得ることができる。また、アイドル空気量制御デバイスとともにバイパス通路40を省略することにより、構成を一層簡素化し、コストを低減することができる。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本発明は、単気筒エンジンに限らず、多気筒エンジンにも適用することができる。また、本発明は、二輪車用の燃料噴射式エンジンに限らず、四輪車用の燃料噴射式エンジンにも適用することができる。また、エンジンの暖機状態は、エンジン冷却水の水温の他、エンジンオイル等の油温、粘性、エンジンの温度等を検出することによっても検出することができる。
20 エンジン
31 吸気通路
32 スロットルボデー
33 スロットルバルブ
37 燃料噴射弁
39 燃焼室
40 バイパス通路
62 ECU(制御装置)
321 スロットルボデー
322 スロットルボデー
31 吸気通路
32 スロットルボデー
33 スロットルバルブ
37 燃料噴射弁
39 燃焼室
40 バイパス通路
62 ECU(制御装置)
321 スロットルボデー
322 スロットルボデー
Claims (4)
- エンジンの燃焼室に連通する吸気通路の一部を形成するスロットルボデーと、
前記スロットルボデーの吸気通路を開閉するスロットルバルブと、
前記吸気通路に燃料を噴射する燃料噴射弁と、
前記燃料噴射弁に燃料を供給するための燃料供給装置と、
前記燃料噴射弁から噴射される燃料噴射量を制御する制御装置と
を備える燃料噴射式エンジンの吸気装置であって、
前記スロットルボデーに、前記スロットルバルブを迂回しかつ所定量の吸入空気が流れるバイパス通路を設け、
前記スロットルバルブを全閉にして吸気流量を一定化した状態で、前記制御装置によりアイドル回転数を制御する構成とした
ことを特徴とする燃料噴射式エンジンの吸気装置。 - エンジンの燃焼室に連通する吸気通路の一部を形成するスロットルボデーと、
前記スロットルボデーの吸気通路を開閉するスロットルバルブと、
前記吸気通路に燃料を噴射する燃料噴射弁と、
前記燃料噴射弁に燃料を供給するための燃料供給装置と、
前記燃料噴射弁から噴射される燃料噴射量を制御する制御装置と
を備える燃料噴射式エンジンの吸気装置であって、
前記スロットルバルブを所定の開度にして吸気流量を一定化した状態で、前記制御装置によりアイドル回転数を制御する構成とした
ことを特徴とする燃料噴射式エンジンの吸気装置。 - 請求項1又は2に記載の燃料噴射式エンジンの吸気装置であって、
前記制御装置は、前記エンジンの暖機状態及び/又はエンジン回転数に基づいて前記燃料噴射弁の燃料噴射量を制御する構成としたことを特徴とする燃料噴射式エンジンの吸気装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料噴射式エンジンの吸気装置であって、
前記制御装置は、前記エンジンの暖機状態及び/又はエンジン回転数に基づいて点火時期を制御する構成としたことを特徴とする燃料噴射式エンジンの吸気装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006355125A JP2008163860A (ja) | 2006-12-28 | 2006-12-28 | 燃料噴射式エンジンの吸気装置 |
| CNA2007101871993A CN101210533A (zh) | 2006-12-28 | 2007-11-28 | 燃料喷射式发动机的进气装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006355125A JP2008163860A (ja) | 2006-12-28 | 2006-12-28 | 燃料噴射式エンジンの吸気装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008163860A true JP2008163860A (ja) | 2008-07-17 |
Family
ID=39610758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006355125A Pending JP2008163860A (ja) | 2006-12-28 | 2006-12-28 | 燃料噴射式エンジンの吸気装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008163860A (ja) |
| CN (1) | CN101210533A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6389791B2 (ja) * | 2014-04-10 | 2018-09-12 | 愛三工業株式会社 | エンジンの燃料噴射量制御装置 |
| JP7124776B2 (ja) * | 2019-03-25 | 2022-08-24 | 株式会社豊田自動織機 | エンジン |
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2006
- 2006-12-28 JP JP2006355125A patent/JP2008163860A/ja active Pending
-
2007
- 2007-11-28 CN CNA2007101871993A patent/CN101210533A/zh active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN101210533A (zh) | 2008-07-02 |
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