JP2008150678A - 蒸発源、蒸着装置、蒸着方法、有機el表示装置の製造装置、及び有機el表示装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の蒸着装置では、蒸着中に蒸発材料の液面高さが変化し、その影響で基板に成膜される膜厚の均一性が悪化するという問題があった。
【解決手段】蒸発材料を蒸発させるための加熱源として蒸着装置に設けられる蒸発源38の構成として、高周波誘導加熱に用いられる加熱用容器39と、高周波誘導加熱を行なう誘導コイル40と、成膜用の蒸発材料41を含浸させた状態で加熱用容器39に収容される多孔質体45とを備える。
【選択図】図5
【解決手段】蒸発材料を蒸発させるための加熱源として蒸着装置に設けられる蒸発源38の構成として、高周波誘導加熱に用いられる加熱用容器39と、高周波誘導加熱を行なう誘導コイル40と、成膜用の蒸発材料41を含浸させた状態で加熱用容器39に収容される多孔質体45とを備える。
【選択図】図5
Description
本発明は、薄膜の形成に用いられる蒸着装置及び蒸着方法と、蒸発材料を蒸発させるための蒸発源、さらには有機EL表示装置の製造装置と製造方法に関する。
平面型表示装置の一つに、有機電界発光素子である有機EL(Electro Luminescence)素子を用いた有機EL表示装置がある。有機EL素子は、有機材料からなる有機層をアノード電極及びカソード電極からなる電極間に挟み込む構造をもつ。この電極間に電圧を印加すると、有機EL素子の有機層には、カソード電極から電子が注入される一方、アノード電極から正孔が注入され、これらの電子と正孔が再結合することで発光が生じる。
上述した有機層としては、例えば、正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電荷注入層等の3〜5層の有機材料層を積層したものが一般的である。各有機材料層は、有機材料を蒸着させることにより形成されるものである。そのための蒸着装置としては、例えば、下記特許文献1に記載された高周波誘導加熱方式の真空蒸着装置が知られている。
しかしながら、従来の蒸着装置においては、次のような問題があった。すなわち、従来の蒸着装置では、加熱用容器に収容された蒸発材料を高周波誘導加熱によって蒸発させる場合に、加熱用容器内で蒸発材料が液状化し、その液面から蒸発材料が蒸発する仕組みになっている。このため、加熱用容器から蒸発材料を蒸発させると、蒸着中に蒸発材料の残量が徐々に減少し、それに応じて蒸発材料の液面高さも低くなる。そうすると、蒸発材料の残量が多い場合(液面高さが高い場合)と少ない場合(液面高さが低い場合)で、加熱用容器から基板に向けて放射される蒸発材料の挙動が変化するため、基板に成膜される膜厚の均一性が悪化してしまう。
本発明に係る蒸発源は、誘導加熱に用いられる加熱用容器と、成膜用の蒸発材料を含浸させた状態で前記加熱用容器に収容される多孔質体とを有するものである。
本発明に係る蒸発源においては、予め蒸発材料を含浸させた多孔質体を加熱用容器に収容して、誘導加熱により多孔質体を加熱することにより、多孔質体に含浸してある蒸発材料が、多孔質体と同時に加熱されて蒸発させられる。その際、多孔質体における蒸発材料の残量(含浸量)は蒸発によって減少するが、多孔質体の形状や位置は蒸発材料の残量変化にかかわらず一定となる。
本発明に係る蒸着装置は、成膜用の蒸発材料を誘導加熱により蒸発させる蒸発源と、前記蒸発源で蒸発させた前記蒸発材料を付着するための基板を保持する基板保持手段とを備え、前記蒸発源は、誘導加熱に用いられる加熱用容器と、前記蒸発材料を含浸させた状態で前記加熱用容器に収容される多孔質体とを有するものである。
本発明に係る蒸着装置においては、予め蒸発材料を含浸させた多孔質体を加熱用容器に収容して、誘導加熱により多孔質体を加熱することにより、多孔質体に含浸してある蒸発材料が、多孔質体と同時に加熱されて蒸発させられる。その際、多孔質体における蒸発材料の残量(含浸量)は蒸発によって減少するが、多孔質体の形状や位置は蒸発材料の残量変化にかかわらず一定となる。
本発明に係る蒸着方法は、蒸発材料を含浸させた多孔質体を加熱用容器に収容し、前記多孔質体に含浸してある前記蒸発材料を誘導加熱によって蒸発させることにより、当該蒸発材料を基板に付着させるものである。
本発明に係る蒸着方法においては、蒸発材料を含浸させた多孔質体を加熱用容器に収容して、誘導加熱により蒸発材料を蒸発させることにより、加熱用容器から放射された蒸発材料が基板の表面に付着する。その際、多孔質体における蒸発材料の残量(含浸量)は蒸発によって減少するが、多孔質体の形状や位置は蒸発材料の残量変化にかかわらず一定となる。
本発明に係る有機EL表示装置の製造装置は、有機EL表示装置用の基板に成膜用の蒸発材料を蒸着させる際に用いられる有機EL表示装置の製造装置であって、前記蒸発材料を誘導加熱により蒸発させる蒸発源と、前記蒸発源で蒸発させた前記蒸発材料を付着するための前記基板を保持する基板保持手段とを備え、前記蒸発源は、誘導加熱に用いられる加熱用容器と、前記蒸発材料を含浸させた状態で前記加熱用容器に収容される多孔質体とを有するものである。
本発明に係る有機EL表示装置の製造装置においては、予め蒸発材料を含浸させた多孔質体を加熱用容器に収容して、誘導加熱により多孔質体を加熱することにより、多孔質体に含浸してある蒸発材料が、多孔質体と同時に加熱されて蒸発させられる。その際、多孔質体における蒸発材料の残量(含浸量)は蒸発によって減少するが、多孔質体の形状や位置は蒸発材料の残量変化にかかわらず一定となる。
本発明に係る有機EL表示装置の製造方法は、有機EL表示装置用の基板に成膜用の蒸発材料を蒸着させる際に用いられる有機EL表示装置の製造方法であって、前記蒸発材料を含浸させた多孔質体を加熱用容器に収容し、前記多孔質体に含浸してある前記蒸発材料を誘導加熱によって蒸発させることにより、当該蒸発材料を前記基板に付着させるものである。
本発明に係る有機EL表示装置の製造方法においては、蒸発材料を含浸させた多孔質体を加熱用容器に収容して、誘導加熱により蒸発材料を蒸発させることにより、加熱用容器から放射された蒸発材料が基板の表面に付着する。その際、多孔質体における蒸発材料の残量(含浸量)は蒸発によって減少するが、多孔質体の形状や位置は蒸発材料の残量変化にかかわらず一定となる。
本発明によれば、多孔質体に含浸された蒸発材料の残量が変化しても、加熱用容器から蒸発する蒸発材料の挙動に変化が生じない。このため、基板に成膜される膜厚の均一性を向上させることができる。これにより、例えば、有機EL表示装置を製造するにあたって、有機材料を蒸発材料として多孔質体に含浸させ、この多孔質体を加熱用容器に収容して誘導加熱により有機材料を蒸発させることにより、有機EL表示装置用の基板上に均一な膜厚で有機膜を成膜することができる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明に係る蒸着装置及び蒸着方法を用いて製造される有機EL表示装置の一例を示す図である。さらに詳述すると、図1は有機EL表示装置の表示エリアの概略構成を示す要部断面図であり、図2は要部平面図である。なお、図1は図2のA−A’断面図を示している。また、図1及び図2に示す有機EL表示装置は、アクティブマトリックス型のカラー表示装置である。
図1に示す有機EL表示装置は、当該有機EL表示装置用の基板1と、この基板1上に形成された複数の薄膜トランジスタ2と、層間絶縁膜7を介して各薄膜トランジスタ2上に形成されたアノード電極10と、各アノード電極10上に形成されてそれぞれ緑(G)、赤(R)、青(B)の発光色となる有機層11G,11R,11Bと、有機層11G,11R,11B上に形成されたカソード電極12と、カソード電極12上に形成された透明導電膜16と、透明導電膜16に上に紫外線硬化樹脂層17を介して固着された基板18とを有する。なお、アノード電極10、有機層11G,11R,11B及びカソード電極12によって各発光色を自ら発光する有機EL素子が構成されており、これら有機EL素子及び各薄膜トランジスタ2によって各画素9が構成される。各有機EL素子の有機層11G,11R,11Bで発光した光はカソード電極12側を透過して基板18を通じて出射される。また、各画素9は、図2に示すように、マトリックス状に配列されているとともに、有機層11G,11R,11Bはそれぞれ規則的な順序で配列されている。
基板1は、絶縁性の材料から形成されている。基板1としては、例えば、ガラス基板のような硬質部材やポリアミドフィルム等のプラスチック基板のような可撓性部材が用いられる。なお、上記の有機EL素子は、各々の有機層11G,11R,11Bで発光した光の透過方向がカソード電極12側に設定された上面発光型である。このため、基板1は透明な材料でなくてもよい。
薄膜トランジスタ2では、基板1上にゲート電極3が所定パターンで形成され、このゲート電極3の上にゲート絶縁膜5を介してポリシリコン層20が形成され、さらに、このポリシリコン層20を被覆するように層間絶縁膜4が形成されている。また、ゲート電極3の側方のゲート絶縁膜5上には、ソース領域21及びドレイン領域22が形成されている。ソース領域21及びドレイン領域22には、層間絶縁膜4に形成された図示しない接続孔を通じて配線6が電気的に接続されている。層間絶縁膜7は、配線6を被覆するように形成されている。
アノード電極10は、層間絶縁膜7上に各画素9に対応して形成されている。アノード電極10は、層間絶縁膜7の配線6上に形成された接続孔8を通じて配線6と電気的に接続されている。アノード電極10の形成材料としては、例えば、クロム(Cr)、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、タンタル(Ta)、タングステン(W)、プラチナ(Pt)、金(Au)等のように仕事関数が大きく、かつ、反射率の高い導電性材料が用いられる。
アノード電極10上には、有機層11G,11R,11Bが形成されている。絶縁膜13は、アノード電極10の周縁部を被覆し、かつ、有機層11G,11R,11Bの周囲を包囲するように形成されている。絶縁膜13は、例えば、酸化シリコンで形成されている。
絶縁膜13上にはリブ14が形成されている。リブ14は、図2に示すように、各画素9間に行列状に配置されている。リブ14の側壁は順テーパ形状に形成されている。リブ14は、有機層11G,11R,11Bをアノード電極10上に蒸着によって形成する際に用いられる成膜用マスク(以下、「蒸着マスク」と記す)のスペーサーとして機能する。すなわち、リブ14は、蒸着マスクとアノード電極10との距離を規定する役割を果たす。また、リブ14は、絶縁膜13から突出した絶縁性材料層14aと、この絶縁性材料層14aの頂部に形成された導電性材料層14bとから構成されている。絶縁性材料層14aは、例えば、ポリイミド等の有機絶縁材料や、酸化シリコンのような無機絶縁材料で形成される。導電性材料層14bはカソード電極12に接続された補助電極であり、アルミニウム(Al)やクロム(Cr)のような比較的低抵抗の導電性材料で形成されている。
図3は、有機層11G,11R,11Bの構造の一例を示す断面図である。図3に示すように、有機層11G,11R,11Bは、例えば、アノード電極10の上に形成された正孔注入層11aと、この正孔注入層11aの上に積層された正孔輸送層11bと、正孔輸送層11bの上に積層された、電子輸送層を兼ねる発光層11cから構成される。発光層11cは、カソード電極12によって被覆されている。
正孔注入層11a、正孔輸送層11b及び発光層11cは、それぞれ発光色に応じた有機材料を蒸着によって所定の膜厚に形成される。正孔注入層11aの有機材料としては、例えば、m−MTDATA[4,4,4媒-tris(3-methylphenylphenylamino)triphenylamine] 等が用いられる。正孔注入層11aの厚さは、例えば、30nm程度である。正孔輸送層11bの有機材料としては、例えば、α−NPD[4,4-bis(N-1-naphthyl-N-phenylamino)biphenyl] 等が用いられる。正孔輸送層11bの厚さは、例えば、20nm程度である。発光層11cの有機材料としては、例えば、Alq3[tris(8-quinolinolato)aluminium(III)] 等が用いられる。発光層11cの厚さは、例えば、50nm程度である。
カソード電極12は、各画素9に共通に形成されている。カソード電極12は、リブ14の表面を被覆するように形成されるとともに、リブ14の頂部を構成する導電性材料層14bと電気的に接続されている。また、カソード電極12は、有機層11G、11R,11B及び絶縁膜13によってアノード電極10と絶縁されている。このカソード電極12は、例えば、マグネシウム(Mg)−銀(Ag)合金等の仕事関数が小さく、かつ光の透過率が高い金属薄膜によって形成される。カソード電極12の厚さは、例えば、10nm程度である。
透明導電膜16は、カソード電極12を被覆するように形成されている。この透明導電膜16は、例えば、スパッタリングによって所定の厚さに形成される。透明導電膜16の形成材料としては、例えば、常温における成膜によって良好な導電性を示すインジウム(In)−亜鉛(Zn)−酸素(O)系の材料等を用いることができる。透明導電膜16の厚さは、例えば、200nm程度である。
基板18は、透明な材料で形成される。基板18を透明な材料で形成する理由は、有機層11G,11R,11Bの発光層11cから発光され、透明導電膜16を通じて入射する光を透過させるためにある。基板18としては、例えば、ガラス基板のような硬質部材やポリアミドフィルム等のプラスチック基板のような可撓性部材が用いられる。
図4は本発明が適用される蒸着装置の構成例を示す断面図である。図示した蒸着装置は、高周波誘導加熱方式の真空蒸着装置であって、例えば、上記有機EL表示装置用の基板1上に、有機層11G,11R,11Bやカソード電極12を形成(成膜)する際に用いられるものである。有機層11G,11R,11Bを形成する場合は、蒸発材料として有機材料が用いられる。また、カソード電極12を形成する場合は、有機材料として金属材料(電極材料)が用いられる。ただし、本発明に係る蒸着装置及び蒸着方法は、有機EL表示装置を製造する場合に限らず、汎用的な薄膜形成装置及び薄膜形成方法として広く適用可能である。
図4に示す蒸着装置において、隔壁31内の上方には、成膜処理の対象となる被処理基板(以下、「基板」と略称)23と蒸着マスク24とを結合する結合治具32が配置されている。結合治具32は、治具ホルダ33によって支持されている。結合治具32及び治具ホルダ33は、本発明における基板保持手段を構成するものである。治具ホルダ33は、結合治具32の把手部34を保持する保持部35を下端部に備えている。基板23は、結合治具32により蒸着マスク24と結合された状態で、治具ホルダ33により水平状態に支持される構成となっている。ここで記述する水平状態とは、基板23の被蒸着面(基板23の下面)が鉛直方向で下向きに配置される状態をいう。
治具ホルダ33は回転軸36の下端部に連結されている。回転軸36は、隔壁31の外側の上部に設置された回転機構37に接続されている。回転機構37は、蒸着の際に、回転軸36を所定の回転数で回転させるものである。回転機構37は、例えば、回転駆動源となるモータ(サーボモータ等)、及び当該モータの回転力を伝達する動力伝達機構等を用いて構成されるものである。回転機構37によって回転軸36が回転されると、治具ホルダ33に保持された基板23及び蒸着マスク24が回転軸36と一体に回転する。その際、基板23は回転軸36を中心に回転する。
隔壁31の下部には高周波誘導加熱方式の蒸発源38が設置されている。蒸発源38は、加熱用容器39と誘導コイル40とを用いて構成されている。加熱用容器39は、一般に「るつぼ」と呼ばれるもので、蒸着材料41を収容するための収容凹部を有する耐熱性の容器である。加熱用容器39は、有底円筒形に形成されている。このため、加熱用容器39の上端部は円形に開口しており、この開口部をシャッター42が開閉する仕組みになっている。シャッター42は、図示しない移動機構により開閉方向C1及びC2方向に駆動される。加熱用容器39の開口部は、基板23への蒸着を行なうときは、シャッター42のC2方向への移動によって開放され、基板23への蒸着を行なわないときは、シャッター42のC1方向への移動によって閉じられる。
誘導コイル40は、加熱用容器39の外周部を取り囲む状態で設けられている。誘導コイル40は、加熱用容器39に内蔵されたものであってもよい。誘導コイル40は、交流電源43に電気的に接続されている。交流電源43から誘導コイル40に交流電流を供給すると、誘導コイル40が発生する電磁界によって蒸発材料41が加熱される。これにより、加熱用容器39内に収容された蒸着材料41が蒸発する。蒸着材料41の蒸発量は、交流電源43から誘導コイル40に供給される交流電流の値を調整することにより制御可能となっている。
図5は本発明の第1実施形態に係る蒸発源の構成を示す概略図である。図5において、加熱用容器39の中には多孔質体45が収容されている。加熱用容器39は、耐熱性の高い材料、例えば、セラミックスによって構成されている。多孔質体45は、その表面及び内部に多数の小孔を有するものである。多孔質体45には蒸発材料41が含浸されている。多孔質体45は、例えば円柱状又は多角柱状に形成されている。多孔質体45の外径は、加熱用容器39の内径よりも小さく設定されている。このため、加熱用容器39の径方向(直径方向)においては、多孔質体45の外周部と加熱用容器39の内周部との間に隙間が介在している。また、多孔質体45の上端部は、加熱用容器39の開口部よりも容器内に引っ込んだ状態に配置されている。
多孔質体45は、高周波誘導加熱(以下、「誘導加熱」とも記す)が可能な材料で、かつ蒸発材料41よりも融点が高い材料を用いて構成されるものである。例えば、多孔質体45は、タングステン(W)、モリブデン(Mo)などの高融点金属材料を焼結させることによって得られる成形体である。多孔質体45には予め成膜用の蒸発材料41が含浸されている。多孔質体45に蒸発材料41を含浸させる方法としては、例えば、蒸発材料41と多孔質体45を同時に加熱することにより、多孔質体45の構成材料よりも融点が低い蒸発材料41を溶融して液状化し、その溶融液の中に多孔質体45を浸漬させることにより、液状の蒸発材料41を多孔質体45にしみ込ませる方法が考えられる。図6(A)は多孔質体45に蒸発材料41を含浸させる前の状態を示す模式図であり、図6(B)は多孔質体45に蒸発材料41を含浸させた後の状態を示す模式図である。
多孔質体45の空孔率は、蒸発材料41の表面張力を勘案して、当該蒸発材料41が加熱用容器39内で溶融しても、これが溶融液となって多孔質体45の外部に漏れ出さない(換言すると、蒸発材料41の溶融液が表面張力で多孔質体45内にとどまる)範囲の値に設定されている。
このように蒸発材料41を含浸させた多孔質体45を加熱用容器39に収容し、この状態で上記交流電源43から誘導コイル40に交流電流を供給すると、高周波誘導加熱の原理にしたがい、多孔質体45とこれに含浸された蒸発材料41が加熱される。これにより、多孔質体45に含浸してある蒸発材料41を蒸発させると、加熱用容器39の開口部から蒸発材料41が放射され、この蒸発材料41が蒸着マスク24の開口部を通して基板23の表面(下面)に付着する。そのため、基板23の表面には、蒸発材料41の付着によって膜が形成される。
ここで、高周波誘導加熱によって多孔質体45を加熱する場合、多孔質体45の径方向では、多孔質体45の外周側が内周側よりも高温になる。特に、多孔質体45の最外周部は誘導加熱によって最も高温になる。このため、誘導コイル41に供給する交流電流の値を適宜調整すれば、多孔質体45の内周側に含浸された蒸発材料41の熱負荷を低く抑えつつ、多孔質体45の外周側に含浸された蒸発材料41を蒸発させることができる。特に、多孔質体45内での熱伝導による蒸発材料41の熱負荷を考慮すると、多孔質体45の構成材料としては、熱伝導率の低い材料を用いることが好ましい。
また、多孔質体45の外周側に含浸させた蒸発材料41の含浸量が蒸発の進行によって減少し、それに伴って多孔質体45からの蒸発材料41の蒸発量が規定のレベルよりも少なくなった場合は、誘導コイル41に供給する交流電流の値を増大させる。これにより、多孔質体45がより内周側まで高温に加熱されるようになる。このため、蒸発材料41の蒸発量を規定のレベルに回復させることができる。
以上説明したように、蒸着装置の蒸発源38の構成として、予め蒸発材料41を含浸させた多孔質体45を用いることにより、多孔質体45に含浸してある蒸発材料41を、多孔質体45の外周側から優先的に蒸発させ、その蒸発域を徐々に多孔質体45の内周側に遷移させることができる。つまり、多孔質体45の外周側から順に蒸発材料41を蒸発させることができる。このため、蒸発材料41への不要な熱負荷を軽減することができる。したがって、特に、蒸発材料41が有機材料である場合は、長時間の加熱による蒸発材料41の劣化を低減することができる。
また、多孔質体45に含浸させた蒸発材料41の残量が誘導加熱に伴う蒸発によって減少しても、多孔質体45の形状や位置は蒸発材料41の残量変化にかかわらず常に一定ととなる。このため、多孔質体45に含浸させた蒸発材料41の残量が相対的に多い場合と少ない場合で比較しても、多孔質体45の表面から蒸発し、かつ加熱用容器39から基板23に向けて放射される蒸発材料41の挙動に殆ど変化が生じない。したがって、基板23に成膜される膜厚の均一性を向上させることができる。
また、加熱用容器に直接、蒸発材料を投入して高周波誘導加熱により蒸発材料を蒸発させる場合、加熱用容器を横向きに設置すると、誘導加熱によって液状化した蒸発材料が加熱用容器の開口部から漏れ出してしまうが、本発明に係る蒸発源では、そうした問題も解消することができる。すなわち、上記実施形態で採用した蒸発源の構成では、蒸発材料41を多孔質体45に含浸させ、この多孔質体45を加熱用容器39に収容しているため、例えば、図7に示すように、加熱用容器39を横向きに設置した場合でも、誘導加熱によって液状化した蒸発材料41は、表面張力で多孔質体45にとどまり、加熱用容器39の開口部から漏れ出すことがない。
このため、多孔質体45に含浸させた蒸発材料41に関しては、実質的に蒸着時も固体の状態を保っている材料とみなすことができる。したがって、加熱用容器39の設置場所や設置方法の制約が少なくなる。このため、例えば、基板を垂直に立てて支持する蒸着装置への適用に際しては、前述のように加熱用容器39を横向きに設置することにより、加熱用容器39の開口部を基板面に真っ直ぐに向けた状態で配置することができる。
ちなみに、図7においては、加熱用容器39の内周側の下部に受け部46,46を設け、この受け部46,46に多孔質体45を載せて支持することにより、加熱用容器39の径方向で多孔質体45の外周部と加熱用容器39の内周部との間に隙間を確保している。
また、加熱用容器39の温度が低いと、誘導加熱によって多孔質体45の表面から蒸発した蒸発材料41が、加熱用容器39の内周面に付着して凝縮してしまうことも考えられる。このため、必要に応じて、図8に示すように、加熱用容器39を加熱するヒーター47を設けるようにしてもよい。加熱用容器39にヒーター47を巻装する場合は、誘導コイル40による高周波誘導加熱の作用を阻害しないように、誘導コイル40の巻き線に対して、それと直交する方向にヒーター47を巻き線することが望ましい。
図9は本発明の第2実施形態に係る蒸発源の構成を示す概略図である。この第2実施形態においては、多孔質体45を円筒状又は多角筒状として、当該多孔質体45の軸心部に軸孔48を設ける一方、加熱用容器39の収容凹部内に軸部49を設けた構成となっている。軸孔48は、多孔質体45の軸心部を貫通するように形成されている。軸部49は、加熱用容器39の底部から開口部に向かって棒状に突出する状態に形成されている。また、多孔質体45の軸孔48に対して、加熱用容器39の軸部49が抜き挿し自在となるように、軸孔48の孔径(直径)は軸部49の外径(直径)よりも大きく設定されている。
かかる構成においては、蒸発材料41を含浸させた多孔質体45を加熱用容器39に収容する場合に、加熱用容器39の軸部49を多孔質体45の軸孔48に挿入することにより、加熱用容器39の径方向で多孔質体45を位置決めすることができる。この点は、図10に示すように、加熱用容器39を横向きに設置する場合でも同様である。このため、例えば、蒸発材料の残量が所定量以下となった使用済みの多孔質体45を加熱用容器39から取り出し、その後、未使用の多孔質体45を加熱用容器39に収容する場合に、多孔質体45を交換する前と交換した後で、加熱用容器39と多孔質体45の相対的な位置関係、ひいては多孔質体45と誘導コイル40の相対的な位置関係を一定に保つことができる。
また、上記第1実施形態のような円柱状又は多角柱状の多孔質体45に含浸させた蒸発材料41を誘導加熱で蒸発させる場合は、多孔質体45の軸心部付近に蒸発材料41が残っている状況でも、そこを誘導コイル40で十分に加熱できないために蒸発材料41の蒸発量が不足し、多孔質体45の交換が必要になることも考えられる。そうした状況では、蒸発材料41の無駄が生じるが、上記第2実施形態のように、多孔質体45を筒状に形成して軸孔48を有する構成とすれば、多孔質体45に含浸させた蒸発材料41を無駄なく使用することができる。
図11は本発明の第3実施形態に係る蒸発源の構成を示す概略図である。この第3実施形態においては、加熱用容器39の中心軸方向で多孔質体45を複数(図例では3つ)に分割して配置した構成となっている。さらに詳述すると、蒸発材料41を含浸させた円筒状又は多角筒状の多孔質体45を、第1の多孔質体451、第2の多孔質体452及び第3の多孔質体453といった3つの成形体に分割して配置するとともに、各々の多孔質体451,452,453に上記同様の軸孔48を設けた構成となっている。
一方、加熱用容器39には上記同様の軸部49を設けるとともに、軸部49の長さ方向に所定の間隔をあけて2つのリング部材50A,50Bを設けた構成となっている。これら2つのリング部材50A,50Bは、上述した3つの多孔質体451,452,453を軸部49の長さ方向に所定の間隔をあけて配置するためのものである。各々のリング部材50A,50Bは、軸部49の長さ方向に移動可能で、かつ軸部49の長さ方向で所定の位置に固定可能となっている。
また、加熱用容器39の外側に巻装された誘導コイル40は、上述した3つの多孔質体451,452,453と1:1の関係で対応するように、3つの独立したコイル401,402,403によって構成されている。このうち、コイル401は第1の多孔質体451に対応して設けられたものである。また、コイル402は第2の多孔質体452に対応して設けられ、コイル403は第3の多孔質体453に対応して設けられたものである。
かかる構成においては、加熱用容器39に多孔質体45を収容するにあたって、まず、加熱用容器39の軸部49からリング部材50A,50Bを抜き取った状態で第3の多孔質体453の軸孔48を軸部49に挿入することにより、加熱用容器39の底部に第3の多孔質体453を配置する。
次に、加熱用容器39の軸部49にリング部材50Bを挿入して所定の位置に固定した後、第2の多孔質体452の軸孔48を軸部49に挿入することにより、軸部49に固定してあるリング部材50Bに第2の多孔質体452を載せて支持する。
次に、加熱用容器39の軸部49にリング部材50Aを挿入して所定の位置に固定した後、第1の多孔質体451の軸孔48を軸部49に挿入することにより、軸部49に固定してあるリング部材50Aに第1の多孔質体451を載せて支持する。
これにより、加熱用容器39の収容凹部内においては、軸部49の長さ方向に3つの多孔質体451,452,453が所定の間隔をあけて配置される。また、第1の多孔質体451は、これに対応するコイル401の内側に配置され、第2の多孔質体452は、これに対応するコイル402の内側に配置され、第3の多孔質体453は、これに対応するコイル403の内側に配置される。
したがって、例えば、コイル402,403に交流電流を供給せずに、コイル401に交流電流を供給した場合は、第1の多孔質体401だけを独立に誘導加熱することができる。また、例えば、コイル403に交流電流を供給せずに、コイル401,402に交流電流を供給した場合は、第1の多孔質体401と第2の多孔質体452を同時に誘導加熱することができる。また、例えば、すべてのコイル401,402,403に交流電流を供給した場合は、すべての多孔質体451,452,453を同時に誘導加熱することができる。また、例えば、各々のコイル401,402,403に順に交流電流を供給した場合は、各々の多孔質体451,452,453を連続的に誘導加熱することができる。
図12は本発明の第4実施形態に係る蒸発源の構成を示す概略図である。この第4実施形態においては、加熱用容器39の径方向で多孔質体45を同心円状に複数(図例では3つ)に分割して配置した構成となっている。さらに詳述すると、蒸発材料41を含浸させた円筒状の多孔質体45を、互いに内径及び外径に違いをもたせて第1の多孔質体451、第2の多孔質体452及び第3の多孔質体453といった3つの成形体に分割して同心円状に配置するとともに、径方向で隣り合う各々の多孔質体451,452,453の間に円筒状のスペーサー51A,51Bを介装している。
上記3つの多孔質体451,452,453で比較すると、第1の多孔質体451の内径及び外径は最も小さく、第3の多孔質体453の内径及び外径は最も大きいものとなっている。第1の多孔質体451の内径は、軸孔48の孔径に相当する。また、第2の多孔質体452の内径は、第1の多孔質体451の外径よりも大きく、第2の多孔質体452の外径は、第3の多孔質体453の内径よりも小さいものとなっている。
スペーサー51A,51Bは、大小2つのリング状の部材である。各々のスペーサー51A,51Bは、誘導加熱によって溶融しない程度の耐熱性を有し、かつ多孔質体45よりも熱伝導率が低い材料(例えば、セラミックスなど)で構成されている。また、内側(小径)のスペーサー51Aは、第1の多孔質体451と第2の多孔質体452の間に介装され、外側(大径)のスペーサー51Bは、第2の多孔質体452と第3の多孔質体453の間に介装されている。これにより、3つの多孔質体451,452,453は、ほぼ一定の間隔で同心円状に配置されている。
かかる構成においては、加熱用容器39に多孔質体45を収容するにあたって、3つの多孔質体451,452,453と2つのスペーサー51A,51Bを同心円状に組み付けて一体化し、この状態で加熱用容器39の軸部49に多孔質体45の軸孔48を挿入することにより、加熱用容器39の収容凹部内に3つの多孔質体451,452,453を同時に収容する。
これにより、加熱用容器39の外側に巻装された誘導コイル40の位置を基準に3つの多孔質体451,452,453の位置関係を考えると、第3の多孔質体453は誘導コイル40に対して最も近い位置に配置され、第1の多孔質体451は誘導コイル40に対して最も遠い位置に配置される。したがって、誘導コイル40に供給する交流電流の値を適宜調整すれば、3つの多孔質体451,452,453を選択的に誘導加熱することができる。また、各々の多孔質体451,452,453が所定の間隔をあけて同心円状に配置されているため、例えば、第3の多孔質体453を誘導加熱する場合は、第3の多孔質体453から第2の多孔質体452や第1の多孔質体452への熱伝導を抑制することができる。また、第2の多孔質体452を誘導加熱する場合は、第2の多孔質体452から第1の多孔質体451への熱伝導を抑制することができる。このため、誘導加熱に伴う蒸発材料41の不要な熱負荷を、より有効に軽減することが可能となる。
なお、上記実施形態においては、基板23への蒸着に際して、回転機構37の駆動により回転軸36と一体に基板23を回転させるものとしたが、本発明はこれに限らず、例えば、上記構成の蒸発源を同一直線上に複数個並べて設置することにより、ライン型の蒸発源を構成し、このライン型の蒸発源から蒸発させた蒸発材料を、一方向に搬送される基板の表面に付着させるものであってもよい。
1…有機EL表示装置用の基板、10…アノード電極、11G,11R,11B…有機層、12…カソード電極、23…基板、32…結合治具、33…治具ホルダ、38…蒸発源、39…加熱用容器、40…誘導コイル、41…蒸発材料、45…多孔質体、48…軸孔、49…軸部
Claims (8)
- 誘導加熱に用いられる加熱用容器と、
成膜用の蒸発材料を含浸させた状態で前記加熱用容器に収容される多孔質体と
を有することを特徴とする蒸発源。 - 前記多孔質体は、軸孔を有する筒状に形成され、
前記加熱用容器は、前記多孔質体の軸孔に挿入可能な軸部を有する
ことを特徴とする請求項1記載の蒸発源。 - 前記加熱用容器の中心軸方向で前記多孔質体を複数に分割して配置してなる
ことを特徴とする請求項1記載の蒸発源。 - 前記加熱用容器の径方向で前記多孔質体を複数に分割して配置してなる
ことを特徴とする請求項1記載の蒸発源。 - 成膜用の蒸発材料を誘導加熱により蒸発させる蒸発源と、
前記蒸発源で蒸発させた前記蒸発材料を付着するための基板を保持する基板保持手段とを備え、
前記蒸発源は、誘導加熱に用いられる加熱用容器と、前記蒸発材料を含浸させた状態で前記加熱用容器に収容される多孔質体とを有する
ことを特徴とする蒸着装置。 - 蒸発材料を含浸させた多孔質体を加熱用容器に収容し、前記多孔質体に含浸してある前記蒸発材料を誘導加熱によって蒸発させることにより、当該蒸発材料を基板に付着させる
ことを特徴とする蒸着方法。 - 有機EL表示装置用の基板に成膜用の蒸発材料を蒸着させる際に用いられる有機EL表示装置の製造装置であって、
前記蒸発材料を誘導加熱により蒸発させる蒸発源と、
前記蒸発源で蒸発させた前記蒸発材料を付着するための前記基板を保持する基板保持手段とを備え、
前記蒸発源は、誘導加熱に用いられる加熱用容器と、前記蒸発材料を含浸させた状態で前記加熱用容器に収容される多孔質体とを有する
ことを特徴とする有機EL表示装置の製造装置。 - 有機EL表示装置用の基板に成膜用の蒸発材料を蒸着させる際に用いられる有機EL表示装置の製造方法であって、
前記蒸発材料を含浸させた多孔質体を加熱用容器に収容し、前記多孔質体に含浸してある前記蒸発材料を誘導加熱によって蒸発させることにより、当該蒸発材料を前記基板に付着させる
ことを特徴とする有機EL表示装置の製造方法。
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