JP2008149998A - 車両用空調装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、簡易な構成で車両用空調装置の空調効率および後席乗員の快適性を向上させることを目的とする。
【解決手段】車室内前方に配置された計器盤10の内部に設けられ、車室内に供給される空調風が通過する送風路を構成し、空調風の流れの下流側に向かってベント吹出口側ダクト42とアッパーベント吹出口側ダクト41とに分岐しているフェイスダクト40と、計器盤10に設けられベント吹出口側ダクト42を通過する空調風を車室内前席側に向けて吹き出すベント吹出口11、12と、計器盤10に設けられアッパーベント吹出口側ダクト41を通過する空調風を車室内後席側に向けて吹き出すアッパーベント吹出口13、14と、後席乗員の搭乗状態を検知する後席乗員検知手段と、アッパーベント吹出口13、14から吹き出される空調風の吹出量を後席乗員数の増減に応じて調整させる風量調整手段とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】車室内前方に配置された計器盤10の内部に設けられ、車室内に供給される空調風が通過する送風路を構成し、空調風の流れの下流側に向かってベント吹出口側ダクト42とアッパーベント吹出口側ダクト41とに分岐しているフェイスダクト40と、計器盤10に設けられベント吹出口側ダクト42を通過する空調風を車室内前席側に向けて吹き出すベント吹出口11、12と、計器盤10に設けられアッパーベント吹出口側ダクト41を通過する空調風を車室内後席側に向けて吹き出すアッパーベント吹出口13、14と、後席乗員の搭乗状態を検知する後席乗員検知手段と、アッパーベント吹出口13、14から吹き出される空調風の吹出量を後席乗員数の増減に応じて調整させる風量調整手段とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、車室内を空調制御する車両用空調装置に関する。
フロントエアコンより後席へ空調風を送風することで、リアエアコンを搭載することなく、後席乗員の空調快適性向上を図るようにした車両用空調装置が知られている(例えば、特許文献1、2)。
この特許文献1に記載の車両用空調装置は、フロントエアコンより後席へ送風される空調風の風量調整は、前後席の室温等により制御を行っている。また、特許文献2に記載の車両用空調装置は、フロントエアコンより後席へ送風される空調風の風量調整は、後席へ空調風が吹き出す吹出口(アッパーベント吹出口)に設けられたグリルを手動で開閉操作する構成となっている。
特開平6−247137号公報
特開2006−240539号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の車両用空調装置では、後席乗員に向けて送風する空調風の空調調整を車室内温度等により行うため、後席に搭乗者がいない場合にも、後席に向けて空調風を送風することになり、空調効率が悪くなるという課題がある。
また、上記特許文献2記載の車両用空調装置では、フロントエアコンより後席へ送風される空調風の風量調整は、アッパーベント吹出口に設けられたグリルを手動で開閉操作する必要があり、運転手若しくはその他乗員がグリル操作等を直接操作しなければアッパーベント吹出口からの送風が調整されないという課題がある。
本発明は上記点に鑑み、簡易な構成で車両用空調装置の空調効率および後席乗員の快適性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、車室内前方に配置された計器盤(10)の内部に設けられ、車室内に供給される空調風が通過する送風路を構成し、空調風の流れの下流側に向かってベント吹出口側ダクト(42)とアッパーベント吹出口側ダクト(41)とに分岐しているフェイスダクト(40)と、計器盤(10)に設けられ、ベント吹出口側ダクト(42)を通過する空調風を車室内前席側に向けて吹き出すベント吹出口(11、12)と、計器盤(10)に設けられ、アッパーベント吹出口側ダクト(41)を通過する空調風を車室内後席側に向けて吹き出すアッパーベント吹出口(13、14)と、後席乗員の搭乗状態を検知する後席乗員検知手段と、アッパーベント吹出口(13、14)から吹き出される空調風の吹出量を調整する風量調整手段とを備え、風量調整手段は、後席乗員検知手段により後席乗員数の増加が検知された場合に、アッパーベント吹出口(13、14)から吹き出される空調風の吹出量を増大させ、後席乗員検知手段により後席乗員の減少が検知された場合に、アッパーベント吹出口(13、14)から吹き出される空調風の吹出量を減少させることを特徴とする。
これにより、乗員が空調風の風量調整することなく、後席の乗員搭乗状態に応じてアッパーベント吹出口(13、14)から吹き出す空調風の風量を自動調整することができるため、車両用空調装置の空調効率および後席乗員の快適性を向上させることができる。
また、風量調整手段は、ベント吹出口(11、12)の開口面積を調整する空調風調整ドア(43)を備え、空調風調整ドア(43)によりベント吹出口(11、12)の開口面積を小さくすることでアッパーベント吹出口(13、14)からの空調風の吹出量を増大させ、ベント吹出口(11、12)の開口面積を大きくすることでアッパーベント吹出口(13、14)からの空調風の吹出量を減少させる場合、ベント吹出口側ダクト(42)に空調風調整ドア(43)を設ける簡易な構成でアッパーベント吹出口(13、14)から吹き出す空調風の風量を調整することができる。
さらに、後席乗員が搭乗していない場合にも、アッパーベント吹出口(13、14)から空調風が吹き出されるが、空調風調整ドア(43)が開放されているため空調風の主流はベント吹出口(11、12)から吹き出される。そのため、アッパーベント吹出口(13、14)から吹き出される空調風の風量および風速は小さくなり、後席まで吹き出されることなく前席乗員の上半身付近に向けて吹き出すことができ、車両用空調装置の空調効率を向上させることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図4に基づいて説明する。図1は、本発明の車両用空調装置を有する車両の要部側面図である。
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図4に基づいて説明する。図1は、本発明の車両用空調装置を有する車両の要部側面図である。
車室内には車両前後方向に3列のシート(フロントシート2、セカンドシート3、サードシート4)が配置されている。セカンドシート3およびサードシート4の座席には、着座センサ5が設けられている。フロントシート2が本発明の前席に相当しており、セカンドシート3およびサードシート4が本発明の後席に相当している。
フロントシート2の前方の車両左右方向全域に計器盤10(インストルメントパネル)が配置され、計器盤10の内部には車両用空調装置の室内空調ユニット1が配置されている。着座センサ5については、後で詳述する。
次に、図2は、車両の計器盤10の斜視図を示している。図2で示すように、計器盤10には、空調風を車室内前席側に向けて吹き出すベント吹出口11、12と空調風を車室内後席側に向けて吹き出すアッパーベント吹出口13、14が設けられている。
ベント吹出口11、12は、前席に面しており左右一対のセンターベント吹出口11とサイドベント吹出口12から構成されている。アッパーベント吹出口13、14は、前席の上部空間に面しておりアッパーセンターベント吹出口13とアッパーサイドベント吹出口14から構成されている。
計器盤10の最前部には横長に開口されたデフロスタ吹出口15が設けられている。また、図示しないが、計器盤10の下方には前席の足下に面してフット吹出口が設けられている。
図3は、本発明の車両用空調装置の室内空調ユニット1の模式的な断面図である。
まず、室内空調ユニット1は、車室内最前部の計器盤10内側等に配置されており、外郭部を構成する空調ケース20を有している。この空調ケース20の内部には、車室内へ向かって空気が流される空気通路が形成され、空気流れ最上流部には内外気切替箱21が配置されている。
内外気切替箱21は、内気導入口22、外気導入口23および内外気切替ドア24を有して構成されている。内気導入口22は、空調ケース20内に内気(車室内空気)を導入させる導入口であり、外気導入口23は、外気(車室外空気)を空調ケース20内に導入させる導入口である。
内外気切替ドア24は、内外気切替箱21の内部に回転自在に配置されており、図示しないサーボモータによって駆動される内外気切替手段である。なお、図3では、内気導入口22より内気を導入する状態を示しており、内気は矢印Aに示すように空調ケース20内に導入される。
内外気切替箱21の空気流れ下流側には、車室内に向かって空気を送風する電動式の送風機25が配置されている。送風機25は、周知の遠心多翼ファン25aを電動モータ25bによって回転駆動させて空気を矢印B方向に送風するものである。送風機25の空気流れ下流側には、送風空気を冷却する冷却用熱交換器である蒸発器26が配置されている。
蒸発器26は、冷凍サイクル(図示せず)を構成する要素の一つであり、周知の如く、蒸発器26に流入した低圧冷媒が蒸発する際に送風機25によって送風された送風空気から吸熱して送風空気を冷却するものである。蒸発器26の下流側には、蒸発器26通過後の空気(冷風)を加熱するヒータコア27が配置されている。
ヒータコア27は、エンジン冷却水を熱源として(エンジン冷却水回路は図示せず。)、蒸発器26通過後の空気(冷風)を再加熱する加熱用熱交換器である。また、空調ケース20内部のヒータコア27の側方には、蒸発器26通過後の空気(冷風)がヒータコア27をバイパスして通過するバイパス通路28が形成されている。
蒸発器26とヒータコア27との間には、エアミックスドア29が配置されている。このエアミックスドア29は、空調ケース20内に回転自在に配置されており、図示しないサーボモータによって駆動されて、その回転位置(開度)が連続的に調整できるようになっている。
従って、エアミックスドア29の開度によって、ヒータコア27を通過する空気量(矢印Cに示す温風量)とバイパス通路28を通過する空気量(矢印Dに示す冷風量)との風量割合が調整される。この温風(矢印C)と冷風(矢印D)はヒータコア27側通路およびバイパス通路28下流側で混合されて、車室内に吹き出されるので、上記の風量割合の調整によって車室内吹出空気温度が調整される。
空調ケース20の空気通路の最下流部には、車両の前面窓ガラスに向けて空調風を吹き出すためのデフロスタ開口部30、前席乗員の上半身および後席乗員に向けて空調風を吹き出すためのフェイス開口部31、および乗員の足元部に向けて空調風を吹き出すためのフット開口部32の計3種類の開口部が設けられている。
これら開口部30〜32の上流部には、それぞれデフロスタドア33、フェイスドア34およびフットドア35が回転自在に配置されており、これらのドア33〜35は、図示しないリンク機構を介して共通のサーボモータ(図示せず)によって開閉操作される。なお、図2では、フェイスドア34を開放するフェイスモードの状態を示している。
デフロスタ開口部30は、図示しないデフロスタダクトを介して車両計器盤10上面のデフロスタ吹出口15に接続される。フット開口部32は図示しないフットダクトを介して乗員の足元近傍に配置される図示しないフット吹出口に接続されている。フェイス開口部31は、フェイスダクト40を介して、図4(a)、(b)に示すベント吹出口11、12およびアッパーベント吹出口13、14に接続されている。フェイス開口部31付近の構成については、後で詳述する。
図1に戻り、車両用空調装置には、各種制御を行う制御手段としての制御部100(ECU)が設けられている。制御部100は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えた周知のマイクロコンピュータによって構成され、ROMなどに記憶されたプログラムに従って各種演算などの処理を実行する。
次に、本実施形態で用いる着座センサ5について詳述する。図1に示すように、制御部100には、後席シート(セカンドシート3およびサードシート4)に設けられた着座センサ5が接続されている。着座センサ5は、後席に乗員が着座したか否かをそれぞれ個別に判定するための周知のセンサである。着座センサ5が、本発明の後席乗員の搭乗状態を検知する後席乗員検知手段に相当している。
例えば、着座センサ5としては、乗員座席を構成するシートクッション(着座部)内に埋設されて、このシートクッションに上方向から加重が加わると閉じる(すなわち、オンする)常開型スイッチが用いられる。シートクッションは、乗員が着座した際に腰部を支える部材である。
次に、本実施形態で用いる空調ケース20におけるフェイス開口部31付近の構成について図4に基づいて詳述する。図4は、図3のX部の拡大図であり、フェイス開口部31の空調風流れ下流側に配置されるフェイスダクト40を示している。また、図4(a)は、後席乗員が搭乗していない場合を示しており、図4(b)は、後席乗員が搭乗している場合を示している。
図4(a)、(b)に示すように、フェイス開口部31は、フェイスダクト40が接続されている。フェイスダクト40は、その下流側でベント吹出口側ダクト42とアッパーベント吹出口側ダクト41に分岐している。ベント吹出口側ダクト42は、車両の計器盤10における乗員正面に配置されたベント吹出口11、12に接続されており、アッパーベント吹出口側ダクト41は、計器盤10におけるベント吹出口11、12の上方に配置されたアッパーベント吹出口13、14に接続されている。
ベント吹出口11、12は、ベント吹出口側ダクト42を通過する空調風を車室内前席乗員の上半身側に向けて吹き出すように構成されており、アッパーベント吹出口13、14は、アッパーベント吹出口側ダクト41を通過する空調風を前席の上方を介して車室内後席の上方に向けて吹き出すように構成されている。
ベント吹出口側ダクト42内には、空調風調整ドア43が設けられている。空調風調整ドア43は、ベント吹出口側ダクト42内に回転自在に配置されており、図示しないサーボモータによって駆動されて、回転位置(開度)を調整することで、ベント吹出口11、12の開口面積を調整することができる。ここで、本実施形態の空調風調整ドア43は、図4に示すように板ドアで構成している。
空調風調整ドア43の開度を調整することによって、アッパーベント吹出口13、14から吹き出される空調風の吹出量とベント吹出口11、12から吹き出される空調風の吹出量の風量割合を調整することができる。
前述のように、フェイスダクト40は、その下流側でベント吹出口側ダクト42とアッパーベント吹出口側ダクト41に分岐しており、フェイスダクト40を流れる空調風は、ベント吹出口側ダクト42とアッパーベント吹出口側ダクト41に分流する。そのため、空調風調整ドア43によりベント吹出口11、12の開口面積を小さくすることで、アッパーベント吹出口13、14で吹き出される空調風の吹出量が増加する。ベント吹出口11、12の開口面積を大きくすることで、アッパーベント吹出口13、14で吹き出される空調風の吹出量が減少する関係にある。
ここで、空調風は、主にベント吹出口11、12から吹き出され、アッパーベント吹出口13、14はいわば補助的な吹出口として利用される。そのため、後席乗員が搭乗していない通常時においては、ベント吹出口11、12の開口面積は、アッパーベント吹出口13、14の開口面積より大きい開口面積となっている。また、空調風調整ドア43は、ベント吹出口側ダクト42に設けられているため、アッパーベント吹出口13、14は、空調風調整ドア43の開度にかかわらず常時開口しており、空調風が吹き出されている。
サーボモータは、制御部100により着座センサ5の情報に基づいて制御され、空調風調整ドア43の回転位置の調整が行われる。例えば、後席乗員が搭乗している場合には、後席側により多くの空調風を吹き出すため、ベント吹出口11、12の開口面積を小さくする位置に空調風調整ドア43を回転させ、アッパーベント吹出口13、14から吹き出す空調風の風量および風速を増加させる。
本実施形態に係る車両空調装置の主要な動作を説明する。
車両用空調装置の始動スイッチ(A/Cスイッチ)がオンされると、車両用空調装置が稼働する。ここで、車両用空調装置は、空調風をベント吹出口11、12およびアッパーベント吹出口13、14から吹き出すフェイスモードに設定されているものとする。
制御部100は、後席乗員の搭乗状態を着座センサ5で検知し、後席乗員が搭乗しているか否かを判定する。室内空調ユニット1で生成される空調風が、フェイス開口部31から計器盤10内部のフェイスダクト40に導かれ、空調風調整ドア43の開度により配分される。
着座センサ5による検知結果により後席乗員が搭乗していないと判定された場合、空調風調整ドア43は、ベント吹出口11、12からより多くの空調風を吹き出すために、開度がベント吹出口11、12の開口面積を後席乗員がいる場合と比較して大きくなるように調整される(図4(a)の状態)。
空調風は、ベント吹出口11、12から前席の乗員に向けて吹き出される。アッパーベント吹出口13、14からも同時に空調風が吹き出されるが、空調風調整ドア43が開放されているため空調風の主流は開口面積が大きいベント吹出口11、12から吹き出される(図4(a)の状態)。また、アッパーベント吹出口13、14から吹き出す空調風は、風量および風速が小さくなるため、前席乗員の頭部付近に向けて吹き出される。
これにより、後席乗員が搭乗していない場合に、空調風の主流はベント吹出口11、12から吹き出される。また、アッパーベント吹出口13、14から空調風が吹き出されるが、アッパーベント吹出口13、14から吹き出される空調風は、後席乗員がいる場合と比較して風量および風速が小さいため、後席まで送風されることなく前席乗員の頭部付近に向けて送風することができる。そのため、車両用空調装置の空調効率を向上させることができる。
着座センサ5による検知結果により後席乗員が搭乗していると判定された場合、空調風調整ドア43は、アッパーベント吹出口13、14からより多くの空調風を吹き出すために、開度がベント吹出口11、12の開口面積を後席乗員がいない場合と比較して小さくなるように調整される(図4(b)の状態)。
空調風は、ベント吹出口11、12から前席の乗員に向けて吹き出されるが、空調風調整ドア43によりベント吹出口11、12の開口面積が小さくなっているため、ベント吹出口11、12から吹き出される空調風の風量は小さくなる。
また、アッパーベント吹出口13、14からも同時に空調風が吹き出されるが、ベント吹出口11、12の開口面積が小さくなっている。そのため、アッパーベント吹出口13、14から吹き出される空調風は、後席乗員がいない場合と比較して風量および風速が大きくなり、前席の上方に向けて吹き出される(図4(b)の状態)。
これにより、後席乗員が搭乗している場合には、簡易な構成でアッパーベント吹出口13、14から後席乗員に向けて空調風が吹き出されるため、車両用空調装置の空調効率および後席乗員の快適性を向上させることができる。
以上のように、後席の乗員搭乗状態を着座センサ5により検知し、検知結果によりアッパーベント吹出口13、14から吹き出す空調風の風量を、ベント吹出口側ダクト42に設けられた空調風調整ドア43の開度によりを調整することができるため、簡易な構成で車両用空調装置の空調効率および後席乗員の快適性を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図5に基づいて説明する。本第2実施形態では、上記第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
次に、本発明の第2実施形態について図5に基づいて説明する。本第2実施形態では、上記第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
本第2実施形態では、上記第1実施形態で示した車両用空調装置に、後席側吹出アシストファン50を設ける構成としている。
図5は、本発明の本実施形態に係る車両用空調装置であって後席側吹出アシストファン50を設けた車両の要部側面図である。室内空調ユニット1の下方には、図示しない後席用開口部が設けられている。後席用開口部は、車両後席側へと空調風を通過させるリアダクト51と接続されている。ここで、リアダクト51は、空調風が通過する送風路を構成している。
リアダクト51は、室内空調ユニット1を通過したことで圧損により減衰した風量を再び増加させる後席側吹出アシストファン50の吸込口に接続されている。後席側吹出アシストファン50の送風出口は、セカンドシート側ダクト52およびサードシート側ダクト53に接続されている。セカンドシート側ダクト52の末端にはセカンドシート側吹出口54が設けられ、サードシート側ダクト53の末端にはサードシート側吹出口55が設けられている。
上記構成において、アッパーベント吹出口13、14およびベント吹出口11、12から吹き出される空調風については、上記第1実施形態同様に前席乗員および後席乗員に向かって吹き出される。
同時に、後席用開口部通過する空調風は、リアダクト51を通過してリアダクト51内に設けられた後席側吹出アシストファン50の吸込口に吸込まれる。その後、空調風は、後席側吹出アシストファン50の送風出口からセカンドシート側ダクト52の末端に設けられたセカンドシート側吹出口54から吹き出され、サードシート側ダクト53の末端に設けられたサードシート側吹出口55から吹き出される。
これにより、アッパーベント吹出口13、14から後席乗員に向かって吹き出される空調風、セカンドシート側吹出口54およびサードシート側吹出口55から後席乗員に向かって吹き出される空調風により、後席乗員へより多くの空調風を配風することができ、後席乗員の快適性を向上させることができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、空調風調整ドア43をベント吹出口側ダクト42に設け、ベント吹出口11、12からの空調風の吹出量とアッパーベント吹出口13、14からの空調風の吹出量との風量割合を調整する構成としているが、少なくともアッパーベント吹出口13、14から吹き出される空調風の吹出量を調整することができればよく、空調風調整ドア43をベント吹出口側ダクト42以外の位置に設けてもよい。
上記各実施形態では、空調風調整ドア43をベント吹出口側ダクト42に設け、ベント吹出口11、12からの空調風の吹出量とアッパーベント吹出口13、14からの空調風の吹出量との風量割合を調整する構成としているが、少なくともアッパーベント吹出口13、14から吹き出される空調風の吹出量を調整することができればよく、空調風調整ドア43をベント吹出口側ダクト42以外の位置に設けてもよい。
また、アッパーベント吹出口13、14から吹き出される空調風の吹出量を調整する風量調整手段である空調風調整ドア43は、板ドアで構成しているが、これに限られず異なる種類の調整ドアを用いてもよい。例えば、ロータリ式ドア等を風量調整手段としてもよい。
また、空調風調整ドア43をセンターベント吹出口11側およびサイドベント吹出口12側の双方のベント吹出側ダクト42内に設け、センターベント吹出口11およびサイドベント吹出口12の開口面積を調整しているが、センターベント吹出口11側のベント吹出側ダクト42にのみ空調風調整ドア43を設ける構成としてもよい。
また、上記第1実施形態では、後席乗員の搭乗状態を検知する後席乗員検知手段として着座センサ5を採用しているが、本発明はこれに限られず、後席乗員の搭乗状態を検知する赤外線センサ、後席側の音声により後席乗員の搭乗状態を検知する音声取得手段、後席乗降用ドアの開閉により後席乗員の搭乗の有無を検知するドア開閉検知手段、後席乗員の映像により後席乗員の搭乗の有無を検知する映像取得手段等を後席乗員検知手段に用いてもよい。
また、上記第1実施形態では、後席乗員の搭乗の有無によりアッパーベント吹出口13、14から吹き出す空調風の吹出量を調整しているが、後席乗員の搭乗人数が増加した場合、アッパーベント吹出口13、14から吹き出す空調風の吹出量を増加させ、後席乗員の搭乗人数が減少した場合、アッパーベント吹出口13、14から吹き出す空調風の吹出量を減少させるように空調風の吹出量を調整してもよい。後席乗員の搭乗人数が多く、乗員の体温等により車室内の温度が上昇しやすい場合に有効である。
また、上記各実施形態の車両用空調装置は、前後方向に3列シートを有する車両に適用しているが、2列シートを有する車両や4列シート以上を有する車両にも適用可能である。
1…室内空調ユニット、2…フロントシート、3…セカンドシート、4…サードシート、5…着座センサ、10…計器盤、11…センターベント吹出口、12…サイドベント吹出口、13…アッパーセンターベント吹出口、14…アッパーサイドベント吹出口、40…フェイスダクト、41…アッパーベント吹出口側ダクト、42…ベント吹出口側ダクト、43…空調風調整ドア、50…後席側吹出アシストファン、51…リアダクト、100…制御部。
Claims (2)
- 車室内前方に配置された計器盤(10)の内部に設けられ、車室内に供給される空調風が通過する送風路を構成し、前記空調風の流れの下流側に向かってベント吹出口側ダクト(42)とアッパーベント吹出口側ダクト(41)とに分岐しているフェイスダクト(40)と、
前記計器盤(10)に設けられ、前記ベント吹出口側ダクト(42)を通過する前記空調風を車室内前席側に向けて吹き出すベント吹出口(11、12)と、
前記計器盤(10)に設けられ、前記アッパーベント吹出口側ダクト(41)を通過する前記空調風を車室内後席側に向けて吹き出すアッパーベント吹出口(13、14)と、
後席乗員の搭乗状態を検知する後席乗員検知手段と、
前記アッパーベント吹出口(13、14)から吹き出される前記空調風の吹出量を調整する風量調整手段とを備え、
前記風量調整手段は、前記後席乗員検知手段により後席乗員数の増加が検知された場合に、前記アッパーベント吹出口(13、14)から吹き出される前記空調風の吹出量を増大させ、
前記後席乗員検知手段により後席乗員の減少が検知された場合に、前記アッパーベント吹出口(13、14)から吹き出される前記空調風の吹出量を減少させることを特徴とする車両用空調装置。 - 前記風量調整手段は、前記ベント吹出口(11、12)の開口面積を調整する空調風調整ドア(43)を備え、
前記空調風調整ドア(43)により前記ベント吹出口(11、12)の開口面積を小さくすることで前記アッパーベント吹出口(13、14)からの前記空調風の吹出量を増大させ、
前記ベント吹出口(11、12)の開口面積を大きくすることで前記アッパーベント吹出口(13、14)からの前記空調風の吹出量を減少させることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2006342771A JP2008149998A (ja) | 2006-12-20 | 2006-12-20 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2006342771A JP2008149998A (ja) | 2006-12-20 | 2006-12-20 | 車両用空調装置 |
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| JP2008149998A true JP2008149998A (ja) | 2008-07-03 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2006-12-20 JP JP2006342771A patent/JP2008149998A/ja not_active Withdrawn
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