JP2008001668A - 生活習慣病予防または改善剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】セロビオース含量が70質量%以上であり、セロトリオース、セロテトラオース、セロペンタオース、セロヘキサオースから選ばれる1種以上を0.1〜30質量%含み、グルコース含量が9質量%以下であるセロオリゴ糖を有効成分として含有することを特徴とする生活習慣病予防または改善剤。
【選択図】なし
Description
セロオリゴ糖は、ヒトには消化吸収され難く、低カロリー甘味料として有用であるのに加え、一般食品、機能性食品、化粧品、医薬品およびその添加剤、その他化学変換原料、発酵原料としても有用である(非特許文献1)。
非特許文献1〜3には、糖組成として、セロビオースが85.7質量%、セロトリオース質量3.7%、グルコース含量9.3質量%であるセロオリゴ糖を用い、高ショ糖食(ショ糖64.7質量部、カゼイン25質量部、コーン油5質量部、ミネラル4質量部、ビタミン1質量部、塩酸コリン0.2質量部およびビタミンE0.05質量部)の1または2.5質量%を、該セロオリゴ糖で置換し、SD系雄性ラットを4週間飼育した結果が記載されている。該文献によると、上記糖組成のセロオリゴ糖の摂取で、無添加系に対し、血清総コレステロール、HDL−コレステロール、トリグリセライド、体脂肪率が低下している。しかしながら、該文献のセロオリゴ糖は、血清脂質の低減効果を有するものの、肝臓等の内臓重量には変化がなく、内臓脂質ついても低減効果が認められていない。それに対し、本発明は、特定の糖組成を有し、血中アディポネクチン濃度の低下が抑制され、セロオリゴ糖を含有し、肝臓内の脂質低減効果に優れる生活習慣病の予防または改善剤である。従って、該文献の血清脂質低下性のセロオリゴ糖とは全く異なる。
従って、特定の糖組成を有し、血中アディポネクチン濃度の低下が抑制された、インスリン非上昇性のセロオリゴ糖を有効成分とし、これを服用することで、肝臓内脂質を低減する生活習慣病予防または改善剤は知られていなかった。
すなわち、本発明は、下記の通りである。
(1)セロビオース含量が70質量%以上であり、セロトリオース、セロテトラオース、セロペンタオース、セロヘキサオースから選ばれる1種以上を0.1〜30質量%含み、グルコース含量が9質量%以下であるセロオリゴ糖を有効成分として含有することを特徴とする生活習慣病予防または改善剤。
(2)上記オリゴ糖が、肝臓内の中性脂肪濃度の低下率が15%以上のオリゴ糖であることを特徴とする上記(1)の生活習慣病予防または改善剤。
(3)上記オリゴ糖が、経口摂取による血中アディポネクチン濃度の低下率が30%以下のオリゴ糖であることを特徴とする上記(1)の生活習慣病予防または改善剤。
(4)上記(1)〜(3)の生活習慣病予防または改善剤を含有する医薬品。
(5)上記(1)〜(3)の生活習慣病予防または改善剤を含有する食品。
本発明におけるセロオリゴ糖は、セロビオースを70質量%以上含有する必要がある。セロビオース含量が高いほど、セロオリゴ糖の水溶解度が向上し、服用時の生体利用率が高まるため好ましい。このセロビオース含量は、86質量%以上が好ましく、90質量%以上がより好ましく、95質量%以上が特に好ましい。
本発明におけるセロオリゴ糖のグルコース含量は、9質量%以下である。グルコース含量が低いことで、血中インスリン濃度の上昇を抑え、特に肝臓内の脂質代謝を高めることができる。グルコース含量は、3.5質量%以下が好ましく、2質量%以下がより好ましい。グルコース含量は、低いほど、上述の効果が大きくなるため、その下限値は特に制限されるものではない。
一方、本発明の生活習慣病改善とは、上述の生活習慣病を発病した状態から、本発明のセロオリゴ糖を摂取することで、血中および内臓脂質を低減し、上述の生活習慣病を改善することである。本発明のセロオリゴ糖を有効成分とする生活習慣病予防/改善剤を経口摂取すると、上述の予防と改善の効果が得られる。
本発明でいう血中脂質とは、血中の中性脂肪、HDL、LDL−コレステロール、リン脂質のことであり、血清または血漿を用い公知の測定方法で求められるものである。血中脂質の低下とは、上記の血中脂質の濃度を測定し、セロオリゴ糖の投与前の値、もしくはセロオリゴ糖非投与状態から低下していることである。
本発明のセロオリゴ糖の起源には、特に制限はなく、セルロース系物質の加水分解で製造されたもの、グルコース等の単糖類またはその誘導体を縮合または糖転移させ製造されたものでもよいが、酵素分解法で得られたものが、安全性の点で好ましい。
酵素分解に使用するセルロース系物質としては、植物性でも、動物性でもよく、例えば、木材、竹、コットン、ラミー、ホヤ、バガス、ケナフ、麦、稲、バクテリアセルロース等の含有する天然物由来の繊維質物質、またそれらを一旦溶剤に溶解させ再生させた再生セルロースでも、それらの化学処理を施しセルロース誘導体としたものでもよく、上記のうち、1種または2種以上を併用してもよい。これらの中でも、溶解または化学処理を経ない、天然セルロース系物質を用いると、得られたセロオリゴ糖に人体に有害な溶剤または化学物質が含まれないため好ましい。また、セルロース系物質は精製パルプの状態で使用することが好ましく、パルプの精製方法には特に制限はなく、サルファイトパルプ、クラフトパルプ、NBKPパルプ等のいずれのパルプを使用してもよい。
酵素分解方法は、公知の方法を使用すればよく、特に制限されるものではないが、一例としては、セルロース系物質を水性媒体中に懸濁させ、セルラーゼを添加し、攪拌または振とうしながら、加温して糖化反応を行う方法が挙げられる。
セロオリゴ糖の精製方法の中でも、晶析処理は、セロオリゴ糖の組成を制御しやすいため好ましい。
本発明のセロオリゴ糖を有効成分とする生活習慣病予防/改善剤は、本発明のセロオリゴ糖を粉末状で、単独で使用しても、水溶液または分散液として使用しても、本発明のセロオリゴ糖に加え、食品素材、化粧品素材、医薬品薬効成分、またはそれらで使用される添加物の中から選択される1種以上の構成成分に含有され、顆粒、成型体、水溶液、水分散体、ペースト、ゲル状の食品/医薬品として使用してもよい。
本発明の生活習慣病予防/改善剤は、本発明のセロオリゴ糖に加え、グルコース以外の少糖類または高甘味度甘味料を含んでもよい。セロオリゴ糖と少糖類、または高甘味度甘味料の配合比は、本発明の効果が得られれば制限されるものではないが、例えばセロオリゴ糖または少糖類の質量比で、0.1/99.9〜99.9/0.1である。
特に、難消化性の少糖類を添加することで、セロオリゴ糖の脂質代謝に加え、腸内有用細菌の賦活等の整腸作用も得られるため好ましい。さらに、本発明のセロオリゴ糖に、高甘味度甘味料を添加すると、セロオリゴ糖のカロリーを増加させずに、味質を調整できるため好ましい。
また、それらは種々の目的でコーティング、リポソーム化等の加工を施したものであってもよい。これらの構成成分は単独で使用しても、複数を併用してもよい。本発明の生活習慣病予防または改善剤は、溶解、混合、分散、造粒、溶融・固化、圧縮、乾燥等の公知の方法で加工できる。
例えば、食品素材またはそこで使用される添加剤としては、本発明のセロオリゴ糖に加え、必要に応じて、保存料・日持向上剤、酸化防止剤、甘味料、着色料、乳化剤、増粘剤、品質改良剤、調味料、酸味料、強化剤、スパイス・ハーブ、食品香料、酵素等を添加してもよい。これらの食品素材または添加剤は、それを単独で使用しても、2種以上を併用することも自由である。
医薬品薬効成分としては、例えば、解熱鎮痛消炎薬、催眠鎮静薬、眠気防止薬、鎮暈薬、小児鎮痛薬、健胃薬、制酸薬、消化薬、強心薬、不整脈用薬、降圧薬、血管拡張薬、利尿薬、抗潰瘍薬、整腸薬、骨粗鬆症治療薬、鎮咳去痰薬、抗喘息薬、抗菌剤、頻尿改善剤、滋養強壮剤、ビタミン剤など、経皮または経口で投与されるものが対象となる。薬効成分は、それを単独で使用しても、2種以上を併用することも自由である。
また、医薬品で使用される添加剤としては、例えば、賦形剤、崩壊剤、結合剤、流動化剤、滑沢剤、矯味剤、香料、着色剤、甘味剤、溶剤、油脂、増粘剤、界面活性剤、ゲル化剤等があり、これらは、単独で使用しても、2種以上を併用することも自由である。
[製造例1]
普通寒天培地にトリコデルマ リーセイ(Tricoderma reesei)GL−1株(独立行政法人産業技術総合研究所 特許生物寄託センター、受領番号FERM ABP−10323)を接種し、37℃で7日間培養後、その培地表面から胞子を1白金耳取り、ポリペプトン1g、酵母エキス0.5g、リン酸1カリウム2g、硫酸アンモニウム1.5g、硫酸マグネシウム0.3g、塩化カルシウム0.3g、トレースエレメント1mL(硼酸6mg、モリブデン酸アンモニウム4水和物26mg、塩化鉄(3)6水和物100mg、硫酸銅5水和物40mg、硫酸マンガン4水和物8mg、硫酸亜鉛7水和物200mgを全量100mLの精製水に溶解させたもの)、アデカノール1mL、結晶セルロース(旭化成ケミカルズ製 商品名PH−101)10gを全量1Lの精製水に懸濁および溶解させた培地に植菌し、28℃で5日間通気攪拌培養した。培養中は、水酸化ナトリウム水溶液を用いて、培地のpHを2.8〜4.7となるように調節した。培養後の液を遠心分離し、上澄みを目開き0.46μmの精密ろ過膜で除菌し、ろ液を分画分子量13000の限外ろ過膜(旭化成ケミカルズ製 商品名マイクローザペンシル型モジュール ACP−0013)で体積比で10倍濃縮し粗酵素を得た。
この摩砕セルロースが2質量%、粗酵素をタンパク質濃度0.25%になるように50mM酢酸−酢酸ナトリウム緩衝液(pH4.5)に懸濁溶解させ、全量1000mLとし、ガラス製フラスコに仕込んだ。このガラス製フラスコを、55℃の水槽に仕込み、内部を攪拌しながら4時間反応させた。反応終了後、反応液を懸濁状態で300μL分注し、限外ろ過モジュール(分画分子量10000)を使用し、酵素、未分解セルロースを取り除いた後、高速液体クロマトグラフィーで糖濃度を分析した。該反応液の糖濃度は、セロトリオース〜セロヘキサオース0.2質量%、セロビオース1.5質量%、グルコース0.3質量%であった。
該反応液を、分画分子量13000の限外ろ過膜(旭化成ケミカルズ製 商品名マイクローザペンシル型モジュール ACP−0013)でろ過し、得られたろ液を陽・陰イオン交換樹脂で脱イオン処理し、70℃、減圧下で蒸留し、20倍の糖濃度の水溶液を得た。
製造例1で得られたセロオリゴ糖水溶液100mLを、200mLのガラス製フラスコに導入し、攪拌しながら、毎時10℃の速度で、70℃から5℃まで冷却した。25℃で水溶液中に晶出したセロオリゴ糖を、減圧ろ過し、40℃の通風式乾燥機で乾燥し、乳鉢で粉砕後、目開き150μmの篩いで篩下し、篩下粉末を目開き45μmの篩いで微粉を除去し、セロオリゴ糖粉末CE−1を得た。得たれたセロオリゴ糖粉末の糖組成を表1に記す。
製造例1の菌株を、セロビブリオ ギルバス(Cellovibrio gilvus)に代え、培養時のpHを4〜10に変更し、酵素反応時の緩衝液をpH6.5のリン酸緩衝液に変更する以外は、製造例1と同様の方法でセロオリゴ糖水溶液を作成した。
得られたセロオリゴ糖水溶液を、活性炭を充填したカラムに通して、セロビオースリッチの画分を除去し、製造例2と同様の操作でセロオリゴ糖粉末CE−2を得た。得たれたセロオリゴ糖粉末の糖組成を表1に記す。
製造例2のセロオリゴ糖の製造方法において、セロオリゴ糖水溶液に常温でエタノールを重量比で2.5倍加え、製造例1と同様に冷却晶析し、セロオリゴ糖粉末CE−3を得た。
[製造例5]
製造例3で得られたセロオリゴ糖水溶液を、そのまま噴霧乾燥(東京理化製 噴霧乾燥機 出口温度72℃)し、セロオリゴ糖粉末CE−4を得た。
生後7週齢のSDラットを1週間AIN−93G(オリエンタル酵母工業製)の自由摂取で、1週間予備飼育後、16時間絶食させ、表1の各セロオリゴ糖水溶液を、ゾンデを用いて1500mg/kgを投与した。投与前および投与後、30分後に無麻酔下で、骸外静脈より採血し、インスリン濃度(ng/mL シバヤギ製 レビインスリンキット使用)を測定した。インスリン濃度の上昇率は、CE−1〜3で30%未満であり、これらのセロオリゴ糖がインスリン非上昇性であることを確認した。
[実施例1〜3]
実験動物として、5週齢の雄KK−Ayマウス(日本クレア製 Ta/Jcl)を用いた。マウスは、個別のステンレスケージに入れて、室温23±5℃、湿度40〜70%、明暗各12時間(照明午前7時〜午後7時)、換気12回/時(フィルターにより除菌した新鮮空気)に維持された飼育室で動物を飼育した。
まず、5日間の予備飼育を行い、予備飼育中は、粉末飼料(CRF−1 オリエンタル酵母工業製)を給餌器に入れ、自由摂取させた。また、飲水として水道水を用い、飼育期間中は自由摂取させた。
予備飼育の後、コンピューターを用いた無作為法により、各群の群分け前の血糖値、体重がほぼ等しくなるように、1群10匹構成で群分けを行った。群分け後、粉末飼料を標準食(AIN−93G オリエンタル酵母工業製)に代え、同様に飼育した。セロオリゴ糖の添加効果は、上述の標準食中のショ糖を固定し、ショ糖以外の成分の内、2.5または5質量%を表1に示すCE−1〜3の各セロオリゴ糖粉末に代えて比較した。30日飼育および、60日飼育の結果を表2に示す。
セロオリゴ糖としてCE−3、CE−4を用いる以外は、実施例2と同じ条件で飼育を行った。結果を表2に示す。
コントロールとして、セロオリゴ糖を添加せず、標準食単独で飼育を行った。結果を表2に示す。摂餌量および体重は、試験を通し、実施例と比較例で有意差はなかった。
カゼイン 20.0質量%
L−システイン 0.3質量%
コーンスターチ 39.7質量%
α化コーンスターチ 13.2質量%
ショ糖 10.0質量%
大豆油 7.0質量%
セルロースパウダー 5.0質量%
AIN−93ミネラル混合 3.5質量%
AIN−93ビタミン混合 1.0質量%
重酒石酸コリン 0.25質量%
第三ブチルヒドロキノン 0.0014質量%
※セロオリゴ糖添加系は、上述のショ糖量10.0質量%を固定し、その他の成分を混合物として、飼料総量に対し、5.0質量%をおきかえた。
(体重測定)
群分け後30日、60日後において、各マウスの体重を測定した。
(摂餌量測定)
群分け後8、15、30、60日後に、各マウスのその日の摂餌量を測定した。
(採血および血液分析)
群分け後、15日、30日、60日後に、ヘパリン処理したキャピラリーを用いて、尾静脈から約100μLの血液を採血した。得られた血液は、遠心機(日立工機(株)製 商品名CF8DL)で、4℃、1972G、15分間の条件で遠心分離し、血漿について以下の項目の測定を行った。
・血中アディポネクチン濃度(大塚製薬製 アディポELISAキットを使用)
・血漿中性脂肪(和光純薬製 トリグリセライドE−テストワコーを使用)
・血漿総コレステロール(和光純薬製 コレステロール−E−テストワコーを使用)
(摘出器官についての測定)
投与60日後に、塩酸ケタミン50mg/kgおよびキシラジン2mg/kgの腹腔内投与麻酔下で、肝臓および副睾丸脂肪を摘出後、重量を測定し、液体窒素で凍結した。肝臓内の脂質は、上記の肝臓から脂質をヘキサン抽出し、肝臓内の総コレステロール濃度および中性脂肪濃度を測定した。
また、実施例1〜3のセロオリゴ糖添加系は、比較例3に対し、血漿、腹腔内脂質において有意な低下を示した。実施例1と実施例2とを比較すると、飼料中のセロオリゴ糖含量が増加すると、短期間で効果が発現し、長期投与では、絶対値が低下した。実施例2と3の比較により、セロトリオース〜セロヘキサオースの含量が高いと、血中の効果発現は遅いが、肝臓脂質の低下が促進された。
また、比較例1と、実施例1〜3を比べると、飼料中のグルコース含量が多くとも、副睾丸脂質の低下作用を有するが、血中脂質への効果発現が遅れ、肝臓脂質には有意差はみられなかった。
さらに、比較例2は、セロビオース含量が70質量%未満であり、本発明の範囲にないため、実施例および比較例1に対し、副睾丸脂質量、血中脂質への効果が小さくなった。
[実施例4、5]
実験動物として、5週齢の雄SDラット(日本クレア製)を用いた。ラットは、個別のステンレスケージに入れて、室温23±5℃、湿度40〜70%、明暗各12時間(照明午前7時〜午後7時)、換気12回/時(フィルターにより除菌した新鮮空気)に維持された飼育室で動物を飼育した。
まず、5日間の予備飼育を行い、予備飼育中は、粉末飼料(CRF−1 オリエンタル酵母工業製)を給餌器に入れ、自由摂取させた。また、飲水として水道水を用い、飼育期間中は自由摂取させた。
予備飼育の後、コンピューターを用いた無作為法により、各群の群分け前の血糖値、体重がほぼ等しくなるように、1群10匹構成で群分けを行った。群分け後も、粉末飼料代えることなく、同様に飼育した。
セロオリゴ糖は、上述のCE−1を精製水に溶解または懸濁し、160、1000mg/kgを、ゾンデを用いて、1回/日、13週間投与した。投与後、ペントバルビタール・ナトリウム30mg/kgを腹腔内に投与して麻酔した後、後大静脈腹部より血液を2.0〜2.5mL採血し、3.8w/v%クエン酸ナトリウム0.1mLを入れた試験管に血液0.9mLを分注し、1870Gで15分間遠心分離した。遠心後の血漿を用い、上述と同様に、血中アディポネクチン濃度、血漿および肝臓内の中性脂肪濃度を測定した。
セロオリゴ糖を投与しない以外は、実施例4と同様の操作で、飼育し、血中アディポネクチン濃度、血漿および肝臓内の中性脂肪濃度を測定した。
摂餌量および体重は、試験を通し、実施例と比較例で有意差はなかった。
Claims (5)
- セロビオース含量が70質量%以上であり、セロトリオース、セロテトラオース、セロペンタオース、セロヘキサオースから選ばれる1種以上を0.1〜30質量%含み、グルコース含量が9質量%以下であるセロオリゴ糖を有効成分として含有することを特徴とする生活習慣病予防または改善剤。
- 前記オリゴ糖が、肝臓内の中性脂肪濃度の低下率が15%以上のオリゴ糖であることを特徴とする請求項1記載の生活習慣病予防または改善剤。
- 前記オリゴ糖が、経口摂取による血中アディポネクチン濃度の低下率が30%以下のオリゴ糖であることを特徴とする請求項1記載の生活習慣病予防または改善剤。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の生活習慣病予防または改善剤を含有する医薬品。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の生活習慣病予防または改善剤を含有する食品。
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