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JP2008067183A - 無線通信端末 - Google Patents

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JP2008067183A
JP2008067183A JP2006244392A JP2006244392A JP2008067183A JP 2008067183 A JP2008067183 A JP 2008067183A JP 2006244392 A JP2006244392 A JP 2006244392A JP 2006244392 A JP2006244392 A JP 2006244392A JP 2008067183 A JP2008067183 A JP 2008067183A
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Toshiya Takano
俊也 高野
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Toshiba Corp
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Abstract

【課題】アクセスポイントのスキャン動作に要する消費電力を低減して、バッテリ寿命の延長、端末の低価格化及び保守性の向上を図る。
【解決手段】基地局のセル内でアクセスポイントのスキャン処理を繰り返し実行する際に、スキャン回数Scをカウントしてその回数が一定量増加するごとにスキャン間隔の係数値Siを1ずつ増加させ、スキャン間隔を段階的に長くする。また、上記スキャン間隔の係数値Siが基準値に達した場合にスキャン間隔の基準値Stを10倍に増加させ、このスキャン間隔の基準値Stを携帯端末がセルを退出した後も基地局識別番号に対応付けてスキャン管理テーブルに保持する。そして、携帯端末MS1が上記セルに再度進入してアクセスポイントのスキャンを行う際に、上記スキャン管理テーブルに保持されたスキャン間隔の基準値Stをもとにスキャン間隔を設定してスキャン処理を実行する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、携帯無線通信用のインタフェースと近距離通信用インタフェースを備えたデュアルモードタイプの無線通信端末に関する。
近年、携帯通信ネットワークとの間で移動通信を行う携帯無線通信用のインタフェースに加えて、無線LAN(Local Area Network)等の近距離通信用のインタフェースを備えたデュアルモードタイプの無線通信端末が提案されている。この種の端末によれば、通信を行う場所とその目的に応じて2つのインタフェースを使い分けることにより、効率の良い通信を行うことができる。例えば、近距離通信ネットワークが整備された都市部において大容量のデータ通信を行う場合には近距離通信用インタフェースを使用し、地方において電話通信を行う場合には携帯無線通信用インタフェースを使用することにより、効率の良いデータ通信と電話通信を行うことが可能となる。
ところで、この種の無線通信端末において近距離通信ネットワークを利用する場合には、近距離通信ネットワークへのアクセスポイントをスキャンして捕捉する必要がある。このアクセスポイントのサーチを効率良く行わないと、電力を無駄に消費することになりバッテリ寿命の短縮を招き非常に好ましくない。
そこで従来では、無線通信端末の位置をもとに近距離通信が可能か否かを事前に判定し、可能な場合にアクセスポイントのサーチを行う手法がいくつか提案されている。例えば、無線通信端末の位置を携帯通信用基地局の基地局IDをもとに検出して近距離通信が可能か否かを判定するもの、GPS(Global Positioning System)を利用して自端末の位置を検出して近距離通信が可能か否かを判定するもの、さらにはこれらを組み合わせたもの等がある(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2004−350108号公報
ところが、上記従来提案されている手法には次のような解決すべき課題がある。すなわち、先ず携帯通信用基地局の基地局IDをもとに無線通信端末の位置を検出するものでは、基地局は無線LAN等の近距離通信ネットワークに比べてサービスエリアが著しく広いことから、基地局IDをもとに検出した位置情報のみを利用して近距離通信が可能かどうかを判定することは精度の点で難がある。このため、実際には近距離通信が不可能な場所においてもアクセスポイントのスキャンが行われることになり、その分無駄な電力を消費する。次に、GPSを利用して無線通信端末の位置を検出する手法は、位置を高精度に検出できる反面、無線通信端末にGPS受信機を追加する必要があることから端末のコストアップを招くと共にGPS受信機による消費電力の増加によりバッテリ寿命の短命化を招く。
さらに、従来では一般に、アクセスポイントの位置を表すデータベースを予め構築しておき、上記各種位置検出手段による端末位置の検出結果と上記データベースの記憶データをもとに、アクセスポイントの捕捉が可能であるか否かを判定している。このため、アクセスポイントの増設や設置位置の変更が発生するごとにデータベースを構築し直さなければならず、メンテナンスに多くの手間がかかる。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、高精度の位置検出機能やデータベースを用意することなく、近距離通信用のアクセスポイントに対するアクセスが可能か否かを効率良く判定できるようにし、これにより待ち受け時の消費電力を低減してバッテリ寿命の延長を図り、かつ端末の低価格化及び保守性の向上を可能にした無線通信端末を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明は、第1の通信エリアを形成する第1の基地局との間で無線通信を行う第1の通信モジュールと、上記第1の通信エリア内に当該第1の通信エリアより小さい第2の通信エリアを形成する第2の基地局との間で無線通信を行う第2の通信モジュールと、上記第1及び第2の通信モジュールによる上記第1及び第2の基地局との間の無線通信動作を制御する制御モジュールとを具備する無線通信端末にあって、上記制御モジュールにより、上記第1の基地局が形成する第1の通信エリアに滞在中に上記第2の通信モジュールによる上記第2の基地局との間の無線通信が可能であるか不可能であるかを第1の周期で定期的に検出し、その検出結果を表す情報を上記滞在中の第1の基地局の識別情報に対応付けてメモリに記憶する。そして、このメモリに記憶された検出結果を表す情報に基づいて、上記第2の基地局との間の無線通信が不可能な状態が予め設定したしきい値に達したか否かを判定し、達したと判定された場合に上記検出周期を上記第1の周期からそれよりも長い第2の周期に変更するようにしたものである。
したがってこの発明によれば、第1の基地局が形成する第1の通信エリアに滞在中に、第2の基地局との間で無線通信を行えない状態が予め設定したしきい値に達すると、第2の基地局の検出周期がそれまでより長い周期に変更される。すなわち、第2の基地局を検出できる可能性が低いと判定された状況下では、第2の基地局の検出周期が延長されて検出頻度が低減される。このため、常に短い周期で第2の基地局の検出処理を実行する場合に比べ、待ち受け中における無駄な電力消費を減らしてこれによりバッテリ寿命を延長することが可能となる。しかも、第2の基地局の有無が第1の基地局に関連付けられて管理されるので、GPS受信機等の精密な位置検出手段や、第2の基地局の位置を記録したデータベースを設ける必要がなく、これにより端末のコストアップや保守性の煩雑化を招く心配もない。
すなわち、この発明によれば、高精度の位置検出機能やデータベースを用意することなく、近距離通信用のアクセスポイントに対するアクセスが可能か否かを効率良く判定できるようになり、これにより端末のバッテリ寿命の延長、端末の低価格化及び保守性の向上を可能にした無線通信端末を提供することができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。
図1は、この発明に係わる無線通信端末が使用される移動通信システムの一実施形態を示す概略図である。この移動通信システムは、携帯通信ネットワークと、近距離通信ネットワークとしての無線LAN(Local Area Network)とを併用したものである。携帯通信ネットワークは、サービスエリアに分散配置された複数の携帯用基地局(図では7個の基地局BS1〜BS7を例示)を備える。これらの携帯用基地局BS1〜BS7はそれぞれ携帯通信エリア(以後セルと称する)E1〜E7を形成する。これらのセルE1〜E7は一般に、直径が例えば数キロメートルに設定される。一方、無線LANは複数のアクセスポイント(図では3個のアクセスポイントAP1〜AP3を例示)を備える。アクセスポイントAP1〜AP3はそれぞれ無線エリアZ1〜Z3を形成する。これらの無線エリアZ1〜Z3は一般に直径が百メートルから数百メートルに設定される。
無線通信端末としての携帯端末MS1は、携帯通信ネットワークとの間で無線通信を行う機能と、無線LANとの間で無線通信を行う機能とを備えた、いわゆるデュアルモードタイプの携帯端末である。携帯端末MS1は、携帯通信ネットワークの携帯用基地局BS1〜BS7と、無線LANのアクセスポイントAP1〜AP3とのいずれかを選択し、この選択した基地局又はアクセスポイントを介して位置登録サーバ(図示せず)に対し位置登録を行う。携帯用基地局BS1〜BS7とアクセスポイントAP1〜AP3の選択は、予め設定された優先順位或いは通信品質をもとに行われる。
位置登録サーバは、携帯通信ネットワークと無線LANとの間で共通に使用される。そして、携帯端末MS1から上記位置登録により通知された携帯端末MS1の識別情報を、選択された基地局又はアクセスポイントの識別情報に対応付けて記憶する。またこの移動通信システムは、携帯通信ネットワークと無線LANとを統括的に管理する制御局(図示せず)を備える。制御局は、携帯端末MS1に対する着信が発生すると、上記位置登録サーバに記憶された識別情報を参照して、該当する携帯通信ネットワークの基地局もしくは無線LANのアクセスポイントのいずれかを介して携帯端末MS1に対し着信通知を送信する。携帯端末MS1は、上記選択したネットワークに対して着信等の待ち受け処理を行い、上記着信通知を受信する。
ところで、携帯端末MS1は次のように構成される。図2はその構成を示すブロック図である。すなわち、携帯端末MS1は先に述べたようにデュアルモードタイプの端末であり、携帯通信用のモジュールと、無線LAN用のモジュールと、これらを制御する制御モジュールとを備えている。
携帯通信用のモジュールは、携帯用アンテナ11と、携帯無線部12と、携帯信号処理部13と、携帯制御部14とを備える。携帯無線部12は、携帯用基地局BS1〜BS7から送信された無線信号を携帯用アンテナ11を介して受信する機能と、携帯用の無線送信信号を携帯用アンテナ11から基地局BS1〜BS7に向けて送信する機能を有する。携帯信号処理部13は、上記携帯無線部12から出力される受信信号に対して復調処理及び誤り訂正・検出処理を行って受信データを出力する機能と、携帯制御部14から出力される送信データに対して適応的に誤り検出符号の付加、誤り訂正符号化及び無線信号への適応変調処理を行う機能を有する。さらに携帯信号処理部13は、伝送路誤り耐性の向上を図るために、送受信データに対しインタリーブ/デ・インタリーブ処理を行う機能も有する。
携帯制御部14は、携帯信号処理部13を制御する機能を有する。例えば、送信系については携帯信号処理部13に対して送信データの転送、送信データに対する誤り検出及び誤り訂正処理の要求及び変調処理の要求を行い、受信系については受信信号の復調処理、誤り訂正・検出処理の要求及び受信データの取得処理を行う。また携帯制御部14は、後述する主制御部15の制御の下で基地局BS1〜BS7との間で制御信号を送受信することにより、周辺基地局の検出処理及び同期処理等を行う機能も有する。
一方、無線LAN用のモジュールは、無線LAN用アンテナ21と、無線LAN無線部22と、無線LAN信号処理部23と、無線LAN制御部24とを備える。無線LAN無線部22は、無線LANのアクセスポイントAP1〜AP3との間で無線LAN用アンテナ21を介して無線LAN信号の送受信処理を行う機能を有する。無線LAN信号処理部23は、上記無線LAN無線部22から出力される受信信号に対する復調処理、誤り訂正処理、誤り検出処理を行う機能と、無線LAN制御部24から出力される送信データに対して誤り検出・訂正符号化及び付加処理を行う機能を有する。
無線LAN制御部24は、無線LAN信号処理部23を制御する機能を有する。例えば、送信データに対する誤り訂正符号化及び変調処理を要求するとともに、受信信号に対する復調処理および誤り訂正復号処理を要求する。また無線LAN制御部24は、主制御部15の制御の下で、アクセスポイントAP1〜AP7との間で制御信号を送受信することにより、アクセスポイントAP1〜AP3のスキャンおよび同期確立処理を行う機能も有する。
制御モジュールは、上記携帯通信用モジュールや無線LAN通信用モジュール等、携帯端末全体を統括的に制御するもので、主制御部15と、ユーザインタフェース部と、記憶部20とを備えている。ユーザインタフェース部には、スピーカ16とマイクロホン17、キーパッドからなる入力デバイス18、及び液晶表示器(LCD)や発光ダイオード等の表示デバイス19が設けられている。
記憶部20は、記憶媒体としてNAND型フラッシュメモリ又はハードディスクを使用したもので、各種アプリケーション・プログラム、電話帳や送受信履歴、コンテンツ等を記憶する領域のほかに、この発明を実施する上で必要なスキャン管理テーブル記憶領域201を備えている。スキャン管理情報記憶領域201には無線LANのアクセスポイントをスキャンするために使用するスキャン管理情報が記憶される。
スキャン管理テーブルは、例えば図6に示すように、捕捉された基地局の識別番号(BSID)に対応付けて、当該基地局が形成するセル内での自端末の滞在時間(在圏時間(BSst))が記憶される。さらに、上記セル内においてアクセスポイントを捕捉できたか否か及び捕捉できた場合にはその識別番号(SSID)と、アクセスポイントに対するスキャン回数(Sc)と、スキャン間隔(インターバル)の係数(Si)と、スキャン間隔の基準値(St)がそれぞれ上記基地局の識別番号(BSID)に対応付けて記憶される。
主制御部15は、中央処理ユニット(Central Processing Unit;CPU)と、送受信データの符号化及び復号処理等を行うディジタル信号処理ユニット(Digital Processing Unit;DSP)を備える。そして、送受信データの符号化及び復号処理機能と、携帯通信ネットワークもしくは無線LANに対する待ち受け制御機能と、携帯通信用ネットワーク及び無線LANのシステム選択及びシステム間ハンドオーバを制御する機能と、スピーカ16とマイクロホン17を使用した通話信号の入出力制御及び音楽コンテンツの出力制御を行う機能と、入力デバイス18及び表示デバイス19による入力データの受け付けと表示データの表示を制御する機能等を有している。
さらに主制御部15は、上記各種制御機能に加え、この発明を実施するために必要な制御機能として、アクセスポイントに対するスキャン実行制御機能151と、スキャン間隔の制御機能152を有している。
スキャン実行制御機能151は、上記記憶部20のスキャン管理テーブル記憶領域201に記憶されたスキャン間隔に従いアクセスポイントに対するスキャン制御を実行する。スキャン間隔は、スキャン間隔の係数Siとスキャン間隔の基準値Stとの乗算値により決定される。
スキャン間隔制御機能152は、上記記憶部20のスキャン管理テーブル記憶領域201に記憶されたスキャン回数Scに応じてスキャン間隔の係数Siを段階的に増加させる処理と、このスキャン間隔の係数Siが予め設定した上限値に達するごとに当該スキャン間隔の係数値Siを初期化し、代わりにスキャン間隔の基準値Stを増加させる処理と、基地局アクセスポイントを捕捉できたとき上記スキャン間隔の基準値Stを初期化する処理と、同一基地局のセル内での在圏時間が予め設定したしきい値以下のときにはアクセスポイントに対するスキャン開始を遅延させる処理を行う機能を備えている。
次に、以上のように構成された携帯端末MS1によるアクセスポイントのスキャン動作を説明する。図4及び図5はその制御手順と制御内容を示すフローチャートである。なお、この実施形態では基地局及びアクセスポイントを選択する際の優先順位として、アクセスポイントに対し優先順位が高く設定されている場合を例にとって説明する。
携帯端末MS1において電源を投入すると、主制御部15は先ずステップS41により携帯用基地局BS1〜BS7の探索処理(基地局サーチ)を実行する。この携帯用基地局BS1〜BS7のサーチは、携帯用基地局BS1〜BS7が放送しているパイロット信号の受信を試行することにより行われる。主制御部15は、上記基地局のサーチにより無線通信が可能な基地局を検出できたか否かをステップS42により判定する。この判定の結果、無線通信可能な基地局を検出できない場合には、ステップS45に移行してスキャン間隔の係数Si及び基準値Stを初期値(=0)に設定すると共に、スキャン回数Scを“0”にリセットする。
一方、無線通信可能な基地局を検出できた場合、主制御部15は当該基地局のセルでの滞在時間の計時を開始して、記憶部20に記憶されているスキャン管理テーブルの在圏時間BSstを上記計時値に更新する。また、主制御部15はステップS43に移行し、記憶部20に記憶されたスキャン管理情報をもとに、当該検出された基地局が初めて検出された基地局であるかどうか、つまりスキャン管理テーブルに登録済みの基地局であるか否かを判定する。この判定の結果、上記検出された基地局が初めて検出された基地局だった場合には、上記ステップS45に移行してスキャン間隔の係数Si及び基準値Stを初期値(=0)に設定すると共に、スキャン回数Scを“0”にリセットする。
これに対し、上記検出された基地局がスキャン管理テーブルに登録済みの基地局だった場合には、主制御部15はステップS44によりスキャン間隔の係数Siを初期値(=0)に設定し、かつスキャン回数Scを“0”にリセットする。すなわち、検出された基地局がスキャン管理テーブルに登録済みの場合には、スキャン間隔の係数Siのみを初期値(=0)に設定し、スキャン間隔の基準値Stはスキャン管理情報に記憶されている値を維持する。
次に主制御部15は、スキャン管理テーブルに記憶された当該基地局のセルでの滞在時間(在圏時間BSst)が予め設定した基準値以上か未満かをステップS46により判定する。この判定の結果、滞在時間が基準値に達している場合には、ステップS47に移行してアクセスポイントのスキャン処理を実行する。
これに対し、滞在時間が基準値に達していない間は、ステップS48に移行してここでスキャン処理停止タイマを起動させる。そして、スキャン処理停止タイマがタイムアップした後に上記ステップS47に移行してアクセスポインタのスキャン処理を実行する。すなわち、携帯端末MS1がセルに進入してもその滞在時間が基準時間に満たない間は、スキャン処理の開始タイミングを遅らせる。
このように制御すると以下のような効果が奏せられる。すなわち、アクセスポイントAP1〜AP3の通信エリアZ1〜Z3は携帯用基地局BS1〜BS7のセルE1〜E7に比べて小さい。このため、携帯端末MS1が携帯用基地局BS1〜BS7のセルE1〜E7内に短期間しか滞在しない場合には、アクセスポイントAP1〜AP3の通信エリアZ1〜Z3を検出できる確率は低く、またたとえ検出できたとしても実質的に無線通信を行える時間はきわめて短時間となる。このような場合には、アクセスポイントのスキャン処理を行っても無駄になる確率が高い。そこで、上記したように携帯端末MS1の滞在時間が基準時間に達していない間には、アクセスポイントのスキャン処理を行わないようにする。このようにすると、無駄なスキャン処理を防止してその分消費電力の増加を抑えることが可能となる。
さて、1回のスキャン処理を実行すると主制御部15は、ステップS49によりアクセスポイントを検出できたか否かを判定する。この判定の結果、アクセスポイントを検出できなければ、ステップS53に移行してスキャン管理テーブルのスキャン回数Scを1加算する。続いて主制御部15は、図5に示すステップS54において、上記加算後のスキャン回数Scが予め設定した基準値より大きいか否かを判定する。そして、スキャン回数が基準値に達していなければ、ステップS58に移行して自端末は基地局のセル内に在圏しているか否かを判定する。この判定の結果、自端末が基地局のセルに未進入であれば、図4のステップS41に戻って基地局のサーチを再度実行する。
一方、自端末が基地局のセルに既に在圏している場合には、主制御部15はステップS59により当該基地局との間の同期が確立されているか否かを判定する。そして、同期が確立されていれば、ステップS61においてスキャン処理タイマにスキャン間隔を設定したのち、同タイマを起動させる。これに対し、基地局との間の同期がまだ確立されていなければ、ステップS60により基地局との間の同期確立手順を実行したのち、上記ステップS61に移行してスキャン処理タイマにスキャン間隔を設定し起動させる。上記スキャン処理タイマを起動させると主制御部15は、ステップS62によりスキャン処理タイマがタイムアップしたか否か、つまり設定したスキャン間隔が経過したか否かを監視する。そして、スキャン間隔が経過すると図4のステップS47に戻り、再度スキャン処理を実行する。
なお、上記スキャン間隔は、記憶部20に記憶されているスキャン管理テーブルから、自端末がいま在圏しているセルの基地局に対応するスキャン間隔の係数Si及び基準値Stを読み出し、この読み出されたスキャン間隔の係数Siと基準値Stとの乗算値として設定される。
以後同様に、無線通信が可能なアクセスポイントが検出されるまで、上記スキャン処理タイマに設定されたスキャン間隔でアクセスポイントのスキャン処理が繰り返し実行される。そして、スキャン処理が1回実行されるごとにスキャン管理テーブルのスキャン回数Scが1ずつ加算される。
また、上記スキャン処理を繰り返し実行した結果、スキャン回数Scが基準値を超えたとする。そうすると主制御部15は、ステップS54からステップS55に移行してスキャン間隔の係数値Siを1加算する。以後同様に、スキャン回数Scが基準値分増加するごとに、スキャン間隔の係数値Siを1ずつ加算する。したがって、スキャン回数Scが基準値分増加するごとに、スキャン間隔は係数値Si分ずつ長くなる。
さらに主制御部15は、上記スキャン処理の繰り返し実行中に、上記スキャン間隔の係数値Siが予め設定された基準値を超えたか否かをステップS56により判定する。そして、この判定の結果スキャン間隔の係数値Siが基準値を超えると、ステップS56からステップS57に移行してスキャン間隔の係数値Siを初期化し、代わりにスキャン間隔の基準値Stを予め定めた一定量増加させる。
一方、上記スキャン処理の繰り返し実行中にアクセスポイントが検出されたとする。この場合主制御部15は、ステップS49からステップS50に移行し、上記検出したアクセスポイントとの間で接続手順を実行する。この接続手順では、携帯端末MS1とアクセスポイントとの間の同期確立処理に加え、アソシエーションや認証手続きなどが行われる。そして、接続に成功したか否かをステップS51で判定する。この判定の結果、アクセスポイントに対する接続が失敗すると、ステップS52に移行する。そして、検出済のアクセスポイントがほかにあるか否かを判定し、ある場合にはこのアクセスポイントに対し接続要求を行う。この判定の結果、検出済のアクセスポイントが他にないか、又はあっても接続要求を行っていないアクセスポイントが残っていなければ、ステップS53に移行してスキャン回数Scを1加算する。
これに対し、検出したアクセスポイントの少なくとも1つに接続できたとする。この場合主制御部15は、ステップS63に移行して記憶部20に記憶されているスキャン管理テーブルのスキャン間隔の係数値Si及び基準値Stをそれぞれ初期値に設定し直すと共に、上記接続に成功したアクセスポイントの識別番号SSIDを上記スキャン管理テーブルに記憶する。そして、ステップS65により自端末が当該アクセスポイントの通信エリア外になったか否かを監視しながら、ステップS64において当該アクセスポイントとの間の通信リンクを介して無線通信を行う。そして、自端末がアクセスポイントの通信エリア外になった場合には、ステップS47によるスキャン処理を実行する。
次に、以上述べた携帯端末MS1によるスキャン動作をより具体的に説明する。
ここでは、図3に示すように、携帯端末MS1が先ずセルE2内の位置P31で電源を投入してからセルE1内の位置P32へ移動し、続いてこのセルE1内のアクセスポイントAP1の通信エリアZ1内の位置P33に移動して無線通信を行う。次に、このアクセスポイントAP1の通信エリアZ1から出て上記セルE2内の位置P34に移動したのち、さらに当該セルE2内のアクセスポイントAP2の通信エリアZ2内の位置P35に移動して通信を行う。そして、アクセスポイントAP2の通信エリアZ2から出て上記初期位置P31に戻る場合を例にとって説明を行う。
(1)位置P31において
位置P31において携帯端末MS1の電源が投入されると、携帯端末MS1では先ず基地局サーチ(ステップS41)が行われる。このサーチにより基地局BS2が検出されると、この基地局BS2を介して図示しない位置登録サーバに対し位置登録が行われる。また、上記基地局BS2がスキャン管理テーブルに登録済みであるか否かが判定され(ステップS43)、未登録であれば当該基地局BS2の識別番号がスキャン管理テーブルに新たに登録されると共に、スキャン間隔の係数Si及び基準値Stが初期値(=0)に設定され、さらにスキャン回数Scが“0”にリセットされる(ステップS45)。図6の(1)にこのときのスキャン管理テーブルの記憶内容を示す。
携帯端末MS1には、先に述べたようにアクセスポイントを優先的に使用するモードが設定されている。このため、携帯端末MS1ではアクセスポイントのスキャン処理が実行される。しかし、図3に示すように位置P31ではいずれのアクセスポイントも検出することができない。このため、携帯端末MS1ではアクセスポイントのスキャン処理が繰り返し実行される。ただし、このときのスキャン処理の実行間隔(スキャンインターバル)は、図6の(1)に示すようにスキャン間隔の係数値Si=1と基準値St=1との乗算値である1に設定される。したがって、比較的短時間の周期でアクセスポイントのスキャン処理が繰り返し実行される。
そして、スキャン処理の実行回数Scが例えば図6の(2)に示すように10回に達すると、スキャン間隔の係数値Siが1カウントアップされてSi=2となる(ステップS55)。以後同様に、スキャン処理の実行回数Scが10回増加するごとにスキャン間隔の係数値Siが1ずつカウントアップされる。また、上記スキャン間隔の係数値Siが例えばSi=7になると、図6の(3)に示すようにスキャン間隔の係数値SiがSi=1に初期化され、代わりにスキャン間隔の基準値StがSt=10に、つまり10倍に設定される。すなわち、スキャン回数が増えるほど、スキャン間隔Si×Stが段階的に長くなるように制御される。したがって、アクセスポイントを検出できないか又は検出し難い場所では、スキャン間隔Si×Stが段階的に長くなり、これによりスキャン処理による消費電力を減らすことが可能となる。
なお、上記アクセスポイントのスキャン処理が開始される前に、携帯端末MS1では当該セルE2における自端末の滞在時間BSstが基準値以上になったか否かが判定され、基準値に達するまでの間はスキャン処理が延期される(ステップS48)。したがって、携帯端末MS1が例えば高速移動していて短時間のうちにセルE2外へ退出してしまうような場合にはスキャン処理が実行されないように制御され、これにより無駄な電力消費は抑制される。
(2)P32において
携帯端末MS1がセルE2からE1内の位置P32へ移動すると、携帯端末MS1では基地局BS2に代わって基地局BS1が捕捉され、この基地局BS1を介してサーバに対し位置登録が行われる。また、上記基地局BS1が初めて捕捉した基地局であれば、当該基地局BS1の識別番号がスキャン管理テーブルに追加登録されると共に、スキャン間隔の係数Si及び基準値Stが初期値(=0)に設定され、さらにスキャン回数Scが“0”にリセットされる。図7の(1)にこのときのスキャン管理テーブルの記憶内容を示す。なお、このときスキャン管理テーブルには、携帯端末MS1が基地局BS2のセルE2から退出する直前の管理情報がそのまま保持される。
セルE1内の位置P32に移動した場合も携帯端末MS1では、上記セルE2内の位置P31の場合と同様に、当該セルE1における自端末の滞在時間BSstが基準値を超えたのちに、アクセスポイントのスキャン処理が開始される。そして、アクセスポイントが検出されるまでスキャン処理が繰り返し実行される。このとき、スキャン間隔の係数値Siは、先に述べた位置P31の場合と同様にスキャン回数Scが10回に達するごとに1ずつ増加し(図7の(2))、またスキャン間隔の基準値St=1はスキャン間隔の係数値Siが例えばSi=7になるごとに10倍に設定される。したがって、スキャン間隔Si×Stはスキャン回数Scが増加するごとに段階的に長くなる。
(3)位置P33において
携帯端末MS1がセルE1内を移動して、アクセスポイントAP1の通信エリアZ1内の位置P33に進入したとする。携帯端末MS1では、スキャン処理によりアクセスポイントAP1が検出され(ステップS49)、さらに当該アクセスポイントAP1との間が接続されると(ステップS51)、この検出されたアクセスポイントAP1を介して位置登録サーバに対し位置登録が行われる。また、スキャン管理テーブルに基地局BS1の識別番号に対応付けて上記検出されたアクセスポイントAP1の識別番号が登録され、さらにスキャン管理テーブルに記憶されたスキャン間隔の係数値Si及び基準値Stがそれぞれ初期値Si=1,St=1にリセットされる(ステップS63)。図7の(3)にこのときのスキャン管理テーブルの状態を示す。この状態で、以後携帯端末MS1とアクセスポイントAP1との間では無線通信が可能となる。
(4)位置P33からP34へ移動する途中において
無線通信が終了して携帯端末MS1がアクセスポイントAP1の通信エリアZ1の外へ出たとする。この場合携帯端末MS1では、アクセスポイントAP1との間の無線リンクが切断されるため、再びアクセスポイントのスキャン処理が開始される。そして、アクセスポイントが検出されるまで、スキャン処理が繰り返し実行される。このため、スキャン回数Scは増加し、またこのスキャン回数Scの増加に伴いスキャン間隔の係数値Siもカウントアップされる。図8は、携帯端末MS1がセルE1の外に出る直前におけるスキャン管理テーブルの記憶内容の一例を示すものである。
(5)位置P34において
携帯端末MS1が上記基地局BS1のセルE1から隣接する基地局BS2のセルE2に移動したとする。この場合携帯端末MS1では、基地局BS1の圏外になる(ステップS58)ため、基地局のサーチが行われる(ステップS41)。そして、このサーチにより基地局BS1に代わって基地局BS2が捕捉されると、この捕捉された基地局BS2を介して位置登録サーバに対し位置登録が行われる。
ところで、この場合上記基地局BS2は初めて捕捉した基地局ではない。このため、スキャン管理テーブルでは、スキャン回数Scが“0”にリセットされ、さらにスキャン間隔の係数値Siが初期値(=0)に設定されるが、スキャン間隔の基準値Stは初期値に設定されずに、スキャン管理テーブルに記憶された値がそのまま維持される。図9の(1)にこのときのスキャン管理テーブルの記憶内容を示す。
そして、携帯端末MS1では、上記セルE1内の位置P32に移動した場合と同様に、セルE2における自端末の滞在時間BSstが基準値を超えたと判定された(ステップS46)のちに、アクセスポイントのスキャン処理が開始される。そして、アクセスポイントが検出されるまでスキャン処理が繰り返し実行される。ただしこの場合のスキャン間隔の初期値は、スキャン管理テーブルに記憶されているスキャン間隔の係数値Si=1と基準値St=10との乗算値に設定される。
すなわち、以前セルE2に滞在したときに保存されたスキャン間隔基準値St=10がオフセット値として反映された間隔でスキャン処理が実行される。このため、過去にアクセスポイントを検出できなかったセルE2に再度進入した場合には、最初から長く設定されたスキャン間隔でスキャン処理が開始される。したがって、携帯端末MS1における電力消費は抑制される。
(6)位置P35において
携帯端末MS1がセルE2内を移動して、アクセスポイントAP2の通信エリアZ2内の位置P35に進入したとする。携帯端末MS1では、スキャン処理によりアクセスポイントAP2が検出され(ステップS49)、さらに当該アクセスポイントAP2との間が接続されると(ステップS51)、この検出されたアクセスポイントAP2を介して位置登録サーバに対し位置登録が行われる。また、スキャン管理テーブルに基地局BS2の識別番号に対応付けて上記検出されたアクセスポイントAP2の識別番号が登録され、さらにスキャン管理テーブルに記憶されたスキャン間隔の係数値Si及び基準値Stがそれぞれ初期値Si=1,St=1にリセットされる(ステップS63)。図10にこのときのスキャン管理テーブルの状態を示す。この状態で、以後携帯端末MS1とアクセスポイントAP2との間では無線通信が可能となる。
(7)位置P31において
無線通信が終了して携帯端末MS1がアクセスポイントAP2の通信エリアZ2の外へ出たとする。この場合携帯端末MS1では、アクセスポイントAP2との間の無線リンクが切断されるため、再びアクセスポイントのスキャン処理が開始される。そして、以後アクセスポイントが検出されるまでスキャン処理が繰り返される。このため、スキャン回数Scは増加し、またこのスキャン回数Scの増加に伴いスキャン間隔の係数値Siもカウントアップされる。図11は、携帯端末MS1がセルE2内の位置P31に存在しているときのスキャン管理テーブルの記憶内容の一例を示すものである。
以上述べたようにこの実施形態では、基地局BS1〜BS7の通信エリアE1〜E7内でアクセスポイントAP1〜AP3を検出するためのスキャン処理を繰り返し実行する場合に、スキャン回数Scをカウントしてその回数が基準値分増加するごとにスキャン間隔の係数値Siを1ずつ増加させることにより、スキャン間隔を段階的に長くするように制御している。このため、アクセスポイントを検出できないか又は検出し難い場所での待ち受け時の消費電力を減らすことが可能となり、これによりバッテリ寿命を延長することができる。
また、上記スキャン間隔の係数値Siが基準値に達した場合にスキャン間隔の基準値Stを10倍に増加させ、このスキャン間隔の基準値Stを携帯端末MS1がセルを退出した後も基地局識別番号に対応付けてスキャン管理テーブルに保持する。そして、携帯端末MS1が上記セルに再度進入してアクセスポイントのスキャンを開始する際に、上記スキャン管理テーブルに保持されたスキャン間隔の基準値Stをもとにスキャン間隔を設定して、スキャン処理を繰り返し実行するようにしている。このため、同セルにおける過去のスキャン履歴が反映された間隔でアクセスポイントのスキャン処理が行われることになり、この結果過去においてアクセスポイントを見付けることができなかったセルにおける消費電力を抑え、これによりバッテリ寿命を延ばすことができる。
さらに、アクセスポイントのスキャン処理が開始される前に、同一セルにおける自端末の滞在時間BSstが基準値以上になったか否かを判定し、基準値に達するまでの間はスキャン処理を延期するようにしている。したがって、携帯端末MS1が例えば高速移動していて短時間のうちにセル外へ移動してしまうような場合にはスキャン処理が実行されないようにすることができ、これにより無駄なスキャン処理が行われないようにして、電力消費を抑えることができる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、前記実施形態では同一セルにおける自端末の滞在時間BSstが基準値に達するまでの間はスキャン処理を延期するようにした。しかし、延期する代わりにスキャン処理を禁止するようにしてもよい。
また、前記実施例では、BSstを同一セルにおける滞在時間の累積値としているが、BSstをセルが選択されるごとあるいはセルが再選択されるごとに0にリセットし、同一セルにおける自端末の滞在時間BSstが基準値に達するまでの間はスキャン処理を延期するようにしてもよい。
さらに、携帯端末がバッテリ駆動モードで動作しているか或いは商用電源駆動モードで動作しているかを判定し、バッテリ駆動モードの場合には前記実施形態で述べたスキャン間隔の可変制御を実行するが、商用電源駆動モードの場合にはスキャン間隔を可変せずに常に最短値に固定設定するようにしてもよい。このようにすると、消費電力を考慮せずに高い頻度でアクセスポイントのスキャンを行うことができる。
さらに、前記実施形態では近距離通信システムとして無線LANを適用した場合を例にとって説明したが、Bluetooth(登録商標)やUltra Wide bandシステム等のその他の近距離通信システムを適用してもよい。その他、携帯通信システムの種類や無線通信端末の種類やその構成、スキャン間隔の制御手順とその制御内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
この発明の一実施形態に係わる移動通信システムの概略構成図である。 この発明に係わる無線通信端末の一実施形態である携帯端末の構成を示すブロック図である。 図2に示した携帯端末の移動経路の一例を示す図である。 図2に示した携帯端末による制御手順と制御内容の前半部分を示すフローチャートである。 図2に示した携帯端末による制御手順と制御内容の後半部分を示すフローチャートである。 図2に示した携帯端末で管理される制御データの第1の例を示す図である。 図2に示した携帯端末で管理される制御データの第2の例を示す図である。 図2に示した携帯端末で管理される制御データの第3の例を示す図である。 図2に示した携帯端末で管理される制御データの第4の例を示す図である。 図2に示した携帯端末で管理される制御データの第5の例を示す図である。 図2に示した携帯端末で管理される制御データの第6の例を示す図である。
符号の説明
BS1〜BS7…携帯通信用基地局、E1〜E7…携帯通信エリア(セル)、AP1〜AP3…無線LANのアクセスポイント、Z1〜Z3…アクセスポイントの通信エリア、MS1…携帯端末、11…携帯用アンテナ、12…携帯無線部、13…携帯信号処理部、14…携帯制御部、15…主制御部、16…スピーカ、17…マイクロホン、18…入力デバイス、19…表示デバイス、20…記憶部、21…無線LAN用アンテナ、22…無線LAN無線部、23…無線LAN信号処理部、24…無線LAN制御部、P31〜P35…携帯端末の位置。

Claims (5)

  1. 第1の通信エリアを形成する第1の基地局との間で無線通信を行う第1の通信モジュールと、
    前記第1の通信エリア内に当該第1の通信エリアより小さい第2の通信エリアを形成する第2の基地局との間で無線通信を行う第2の通信モジュールと、
    前記第1及び第2の通信モジュールによる前記第1及び第2の基地局との間の無線通信動作を制御する制御モジュールと
    を具備し、
    前記制御モジュールは、
    前記第1の基地局が形成する第1の通信エリアに滞在中に、前記第2の通信モジュールによる前記第2の基地局との間の無線通信が可能であるか不可能であるかを第1の周期で定期的に検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果を表す情報を、前記滞在中の第1の基地局の識別情報に対応付けてメモリに記憶させる第1の記憶制御手段と、
    前記メモリに記憶された検出結果を表す情報に基づいて、前記第2の基地局との間の無線通信が不可能な状態が予め設定したしきい値に達したか否かを判定し、達したと判定された場合に前記検出手段による検出周期を前記第1の周期からそれよりも長い第2の周期に変更する第1の検出制御手段と
    を備えることを特徴とする無線通信端末。
  2. 前記制御モジュールは、
    前記検出手段により前記第2の基地局との間の無線通信が可能になったと判定された場合に、前記検出手段による検出周期を前記第1の周期に復帰させる第2の検出制御手段を、さらに備えることを特徴とする請求項1記載の無線通信端末。
  3. 前記制御モジュールは、
    前記第1の検出制御手段により変更された前記第2の周期を表す情報を、前記第1の基地局の識別情報に対応付けて前記メモリに記憶させる第2の記憶制御手段と、
    第1の基地局が形成する第1の通信エリアに進入した場合に、当該第1の基地局の識別情報が前記メモリに記憶されているか否かを判定し、記憶されている場合に前記メモリに記憶された前記第2の周期を表す情報をもとに前記検出手段による検出周期を第2の周期に設定する第3の検出制御手段と
    を、さらに備えることを特徴とする請求項1記載の無線通信端末。
  4. 前記制御モジュールは、
    前記第1の基地局が形成する第1の通信エリア内に滞在中にその滞在時間を計時する手段と、
    前記計時された滞在時間を予め定められた基準時間と比較し、滞在時間が基準時間より短い場合には、前記検出手段による検出周期を前記第1の周期からそれよりも長い第3の周期に変更するか、又は前記検出手段による検出処理の開始タイミングを遅延させる第4の検出制御手段と
    を、さらに備えることを特徴とする請求項1記載の無線通信端末。
  5. 前記制御モジュールは、
    バッテリ駆動モードで動作しているか或いは商用電源駆動モードで動作しているかを判定する手段と、
    商用電源駆動モードで動作していると判定された場合には、前記検出手段による検出周期を前記第1の周期に固定する手段と
    を、さらに備えることを特徴とする請求項1記載の無線通信端末。
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