JP2008061344A - 超音波モータ素子 - Google Patents
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Abstract
【課題】生産性が高く、大きなパワーを低電圧駆動により得ることができ、一側面に給電用端子電極を集約形成できる超音波モータ素子を提供する。
【解決手段】超音波モータ素子10は、圧電板12と内部電極とが交互に積層された積層体を備え、内部電極は駆動電極とグランド電極18を有する。駆動電極は、2行2列の第1電極部14a〜14dおよび対角に位置する第1電極部14b・14cを接続する第1電極連通部14eからなる第1駆動電極14と、2行2列の第2電極部16a〜16dおよび対角に位置する第2電極部16a・16dを接続する第2電極連通部16eからなる第2駆動電極16を有する。積層体の側面に、グランド電極18どうしを接続する第1外部電極24と、導通した第1電極部14b・14cと孤立した第2電極部16b・16cとを接続する第2外部電極26a・26bと、孤立した第1電極部14a・14cと導通した第2電極部16a・16dとを接続する第3外部電極28a・28bを設ける。
【選択図】図2
【解決手段】超音波モータ素子10は、圧電板12と内部電極とが交互に積層された積層体を備え、内部電極は駆動電極とグランド電極18を有する。駆動電極は、2行2列の第1電極部14a〜14dおよび対角に位置する第1電極部14b・14cを接続する第1電極連通部14eからなる第1駆動電極14と、2行2列の第2電極部16a〜16dおよび対角に位置する第2電極部16a・16dを接続する第2電極連通部16eからなる第2駆動電極16を有する。積層体の側面に、グランド電極18どうしを接続する第1外部電極24と、導通した第1電極部14b・14cと孤立した第2電極部16b・16cとを接続する第2外部電極26a・26bと、孤立した第1電極部14a・14cと導通した第2電極部16a・16dとを接続する第3外部電極28a・28bを設ける。
【選択図】図2
Description
本発明は、リニアモータやX−Yステージ等に好適な、圧電素子を利用した超音波モータ素子に関する。
圧電素子をL1B2共振モードで駆動する超音波モータ素子が知られており、近時、X−Yステージやリニアモータ、回転ステージ、カメラのオートフォーカス機構等の駆動機構へ応用されている(例えば、特許文献1、2参照)。
図3に圧電素子90でのL1B2共振モードの説明図を示す。L1B2共振モードは、図3上側に示す長手方向での伸縮一次共振(L1)モードと、図3下側に示す幅方向での曲げ二次共振(B2)モードの重ね合わせ(縮退)によって、振動の腹の部分が楕円運動を行う共振をいう。
このL1B2共振モードで駆動する超音波モータ素子は、圧電板の一方の主面に2行2列の電極部を形成して対角に位置する2個の電極部どうしをリード線で接続し、他方の主面にグランド(アース)電極を設け、圧電板の側面に駆動対象物に当接する摺動部材を設けた構造となっており、2組の電極部に位相を90度ずらした電圧を印加して駆動する。
図4Aに示すように、圧電素子90の長辺の両端側にそれぞれ被駆動体94Aに当接する摺動部材92を設けた場合には、それぞれの摺動部材92に位相が180度ずれた楕円運動が生じ、交互に被駆動体94Aに摩擦力が作用して、被駆動体94Aを動かす。図4Bに示す圧電素子90の動きは図4Aに示す圧電素子90の動きと同じであるが、この図4Bに示されるように、圧電素子90の短辺の中央部に摺動部材92を設けた場合にも、摺動部材92に楕円運動を生じさせることができる。図4Bに示した被駆動体94Bは回転円板であり、図4Bでは反時計回りに回転する形態が示されている。
特許文献1に開示された超音波モータ素子では、圧電板に単板を用いており、そのために圧電板の側面に摺動部を設けるために、この圧電板には一定の厚みが必要となるため、駆動電圧が高くなる。また、圧電板の主面に取り付けられるリード線のために集積時の小型化が困難であるという問題がある。
特許文献2には、特許文献1に開示された超音波モータ素子を積層構造化した超音波モータ素子として、スルーホール電極を備えた積層構造の超音波モータ素子が開示されており、積層化により小型化と駆動電圧の低電圧化を可能としている。しかしながら、多くの電極パターンの異なる圧電板(グリーンシート)を作製しなければならず、また積層方向におけるスルーホール電極の導通確保のためには、スルーホール内面への電極塗布を確実に行う必要がある等、作製に手間がかかるというデメリットがある。また、圧電板の中央部に広い圧電不活性な非駆動領域が形成されてしまい、この部分が変位を抑制すると考えられる。さらに、スルーホール電極を形成するため、構造上、積層方向端面からの電極の取り出しを余儀なくされる。
特許文献2には、さらに外部電極の引き回しに特徴のある積層型の超音波モータ素子が開示されているが、外部端子数が多くなり、その接続に手間がかかったり、超音波モータ素子回りが煩雑になったりするという問題がある。
特開平7−184382号公報(図1、段落[0029]〜[0031]等)
特開2006−94A597号公報(図1、図3、図7等)
本発明は、圧電素子を用いた超音波モータ素子であって、生産性が高く、大きなパワーを低電圧駆動により得ることができ、一側面に給電用端子電極を集約して形成することができる超音波モータ素子を提供することを目的とする。
本発明に係る超音波モータ素子は、圧電板と内部電極とが交互に積層されてなる積層体を備えており、内部電極は一層おきに設けられた駆動電極とグランド電極とを備えている。この駆動電極は、2行2列に配置された4つの第1電極部を有する第1駆動電極と、これら4つの第1電極部と対応するように2行2列に配置された4つの第2電極部を有する第2駆動電極とを有しており、第1駆動電極と第2駆動電極は積層方向で交互に配置する。第1駆動電極は、4つの第1電極部のうち一方の対角に位置する2つの第1電極部を電極面内において導通させる第1電極連通部をさらに有しており、第2駆動電極は、4つの第2電極部のうち、第1駆動電極において電極面内で導通している2つの第1電極部の対角と反対の対角に位置する2つの第2電極部を電極面内において導通させる第2電極連通部をさらに有している。グランド電極は4つの第1電極部に対応する領域を含むように形成される。そして、積層体の側面には、グランド電極どうしを接続する第1外部電極と、第1電極連通部により接続された2つの第1電極部と第2電極連通部により接続されていない孤立した2つの第2電極部とを接続する第2外部電極と、第1電極連通部により接続されていない孤立した2つの第1電極部と第2電極連通部により接続された2つの第2電極部とを接続する第3外部電極を設ける。好ましくは、第1電極連通部と第2電極連通部を、積層方向からみたときに互いに重なり合う領域に形成する。
本発明の超音波モータ素子は、駆動電圧を内部電極に印加するための給電端子電極を、第1〜第3外部電極の3本で構成することができる。第2,第3外部電極は超音波モータ素子の二側面にそれぞれ形成されるが、そのうち一方の側面に形成されたものを給電端子電極として用いればよいので、一側面からの給電が可能になる。
また、第1電極連通部と第2電極連通部を積層方向からみたときに互いに重なり合う領域に形成することで、超音波モータ素子の中央部においてL1共振を増幅することができ、大きな変位を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。超音波モータ素子10の概略平面図を図1Aに、概略側面図を図1B,図1Cにそれぞれ示す。図1A〜1Cに示すように、超音波モータ素子10の長さ方向をY方向、幅方向をX方向、厚さ方向をZ方向とする。
超音波モータ素子10は、圧電板12と内部電極(後述する第1駆動電極14,第2駆動電極16,グランド電極18を包括する)とが交互に積層されてなる積層体20を備えている。この内部電極は一層おきに設けられた駆動電極(第1駆動電極14と第2駆動電極16を包括する)とグランド電極18とを備えている。なお、図1B,1Cには、内部電極は側面に露出した部分のみが記されており、内部電極の形状については後に図2を参照して詳細に説明する。
積層体20の長辺側側面の両端部には摺動部材22が取り付けられており、この摺動部材22を被駆動体50に当接させる。被駆動体50はガイドレール52の長さ方向にスライド自在に保持されている。
なお、摺動部材22としては耐摩耗性材料(例えば、ステンレス等の合金材料、炭化珪素等のセラミックス材料)が好適に用いられ、エポキシ樹脂等により積層体20に取り付けられる。
積層体20の構成について詳細に説明する。図2に超音波モータ素子10を構成する圧電板と内部電極の構造を示す。超音波モータ素子10の最下層から最上層へ向けて、図2では圧電板12に圧電板12a〜12jの符号を設けている。また図2では、各圧電板12a〜12jにその直上の内部電極パターンを示している。例えば、圧電板12a・12b間には圧電板12aに示されるようにグランド電極18が形成されていることがわかる。
圧電板12b・12c間には、圧電板12bに示されているように、第1駆動電極14が配置されている。この第1駆動電極14は、2行2列に配置された4つの第1電極部14a〜14dと、これら4つの第1電極部14a〜14dのうち一方の対角に位置する2つの第1電極部14b・14cを電極面内において導通させる第1電極連通部14eとを有している。
第1電極部14a〜14dはそれぞれ、圧電板12bの側面へと伸びた凸部を有しており、この凸部が積層体20の側面に露出する。その露出部分が図1B,図1Cに示されている。
圧電板12d・12e間には、圧電板12dに示されているように、第2駆動電極16が配置されている。この第2駆動電極16は、4つの第1電極部14a〜14dと対応するように2行2列に配置された4つの第2電極部16a〜16d6と、これら4つの第2電極部16a〜16dのうち、第1駆動電極14において電極面内で導通している2つの第1電極部14b・14cの対角と反対の対角に位置する2つの第2電極部16a・16dを電極面内において導通させる第2電極連通部16eを有している。
第2電極部16a〜16dもまたそれぞれ、圧電板12dの側面へと伸びた凸部を有しており、このような凸部は積層体20の側面に露出する。その露出部分が図1B,図1Cに示されている。
第1電極連通部14eと第2電極連通部16eは、積層方向から見たときに、その殆どの部分が互いに重なり合う領域に形成されている。
圧電板12a・12b間にはグランド電極18が設けられている。グランド電極18は、4つの第1電極部14a〜14dに対応する領域(この領域には、超音波モータ素子10の側面に露出させるための凸部部分は含まれない)を含んでいる。このグランド電極18にも、圧電板12aの側面へと伸びた凸部が設けられており、このような凸部が積層体20の側面に露出する。その露出部分が図1B,図1Cに示されている。
超音波モータ素子10において、圧電板12aから圧電板12eにかけての構造部と、圧電板12eから圧電板12iにかけての構造部は、圧電板12eを圧電板12aと重複させると明からなように、同じ構造を有している。圧電板12jは圧電板12iと圧電板12jとの間に設けられるグランド電極18を保護するために設けられている。
図1Bに示されるように、積層体20の側面においてグランド電極18が露出している部分には、これらを接続するための第1外部電極24が設けられている。また、積層体20の同側面において第1電極部14bと第2電極部16bが露出している部分には、これらを接続するための第2外部電極26aが設けられている。さらに、積層体20の同側面において第1電極部14dと第2電極部16dが露出している部分には、これらを接続するための第3外部電極28aが設けられている。
図1Cに示されるように、第1外部電極24が設けられている側面と対向する側面において、第1電極部14cと第2電極部16cが露出している部分には、これらを接続するための第2外部電極26bが設けられている。また、積層体20の同側面において第1電極部14aと第2電極部16aが露出している部分には、これらを接続するための第3外部電極28bが設けられている。
すなわち、第2外部電極26a・26bは、第1電極連通部14eにより接続された2つの第1電極部14b・14cと、第2電極連通部16eにより接続されていない孤立した2つの第2電極部16b・16cとを接続している。第3外部電極28a・28bは、第1電極連通部14eにより接続されていない孤立した2つの第1電極部14a・14dと、第2電極連通部16eにより接続された2つの第2電極部16a・16dとを接続している。
超音波モータ素子10では、給電のために、第1外部電極24にリード線32を、第2外部電極26aにリード線34を、第3外部電極28aにリード線36をそれぞれ取り付けた構造としている。このように超音波モータ素子10では、このように積層体20の一側面から給電を行うことができる。この場合、第2外部電極26bと第3外部電極28bにはリード線を取り付ける必要はない。つまり、第2外部電極26a・26bのいずれか一方にリード線を、第3外部電極28a・28bのいずれか一方にリード線を取り付ければよい。
なお、超音波モータ素子10を固定保持等するための治具または容器に、これらの外部電極と接触する給電端子を設けておけば、各外部電極にリード線を取り付ける必要はない。
上述した構造を有する超音波モータ素子10は、好適には、以下のプロセスにより製造することができる。チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)系圧電セラミックス等の圧電セラミックス粉末を、ドクターブレード法や押出成形法等のシート成形技術を用いてシート状に成形し、得られたグリーンシートを、焼成収縮を考慮して、圧電板の矩形形状に打ち抜く。
圧電セラミックスの焼成温度に適合する内部電極材のペースト(例えば、Ag/Pdペースト、Pdペースト、Ptペースト等)を用いて、矩形グリーンシートにグランド電極の電極パターンをスクリーン印刷法等により印刷したもの(以下「シートA」という)を所定枚数作製する。同様に、矩形グリーンシートに第1駆動電極の電極パターンを印刷したもの(以下「シートB」という)を所定枚数作製し、矩形グリーンシートに第2駆動電極の電極パターンを印刷したもの(以下「シートC」という)を所定枚数作製する。作製したシートA・B・Cを、下から順番に、シートA,B,A,C,A,B,A,C,Aの順番で積み重ね、その上に電極ペーストが印刷されていない矩形グリーンシートをさらに積み重ね、熱プレス等を用いて一体化(熱圧着)する。
この圧着体を所定温度で焼成することにより、矩形グリーンシート部分は圧電板へ、印刷された電極ペーストはそれぞれの内部電極へと変化する。得られた焼成体の側面や端面を必要に応じて研磨加工し、形状を整えることで、積層体が得られる。第1〜第3外部電極を形成するために、積層体の側面の所定位置にAgペースト等を塗布し、これを焼成して焼き付ける。
次いで第1〜第3外部電極にリード線をハンダ付け等により取り付ける。第1外部電極と第2・第3外部電極との間に所定の直流電圧を印加することによって、圧電板を分極処理する。こうして、超音波モータ素子を得ることができる。
超音波モータ素子10の駆動方法は、リード線32・34間に印加する交流電圧V1とリード線32・36間に印加する交流電圧V2の位相を90度ずらすことにより行われる。交流電圧V1・V2としては正弦波または三角波が好適である。
これにより先に図4Aを参照して説明したように、超音波モータ素子10にL1B2共振モードの振動を生じさせると、摺動部材22に内部電極面と平行な面内(図1AのX−Y面内)において楕円運動が生じるので、被駆動体50をガイドレール52の長さ方向であるX方向に移動させることができる。被駆動体50の進行方向の制御は、交流電圧V1・V2のうちのどちらの位相を90度進めるかで決定することができる。
超音波モータ素子10では、摺動部材22を積層体20の長辺側の側面に取り付けているので、摺動部材22のY方向変位量が大きくなる。そのため被駆動体50を高速移動させる目的に好適である。また、超音波モータ素子10は、積層構造により圧電板12の厚さを薄くすることができるので、低電圧駆動が可能である。また、第1電極連通部14eと第2電極連通部16eの殆どの部分を積層方向からみたときに互いに重なり合う領域に形成しているので、超音波モータ素子10の中央部においてL1共振を増幅することができる。これにより大きな変位を得ることができる(換言すれば、摺動部材22の楕円軌道の径が長くなり、摺動部材22の線速が速くなる)ので、被駆動体50を高速移動させることができる。また、大きな変位が得られるということは被駆動体50を駆動するトルクが大きくなることでもある。これにより、駆動に大きなトルクを必要とする被駆動体50を動かすことができるようになる。
上記説明においては、摺動部材22を積層体20の長辺側の側面の両端近傍に設けた形態を示したが、先に図4Bを参照して説明したように、摺動部材22は積層体20の短辺側の側面の中央部に設けてもよい。この場合には、摺動部材22が被駆動体50を押圧する方向での変位量が大きくなるので、被駆動体50を動かすために大きなトルクが必要とされる場合に好適である。また、直線的な動きを行う被駆動体50を取り上げた形態について説明したが、被駆動体はこれに限られるものではなく、例えば、回転自在に保持された円板の側面に摺動部材22をその径方向で当接させることにより、この円板を回転させることができる。
10…超音波モータ素子、12・12a〜12j…圧電板、14…第1駆動電極、14a〜14d…第1電極部、14e…第1電極連通部、16…第2駆動電極、16a〜16d…第2電極部、16e…第2電極連通部、18…グランド電極、20…積層体、22…摺動部材、24…第1外部電極、26a・26b…第2外部電極、28a・28b…第3外部電極、32・34・36…リード線、50…被駆動体、52…ガイドレール、90…圧電素子、92…摺動部材、94A・94B…被駆動体。
Claims (3)
- 圧電板と内部電極とが交互に積層されてなる積層体を備えた超音波モータ素子であって、
前記内部電極は一層おきに設けられた駆動電極とグランド電極とを備え、
前記駆動電極は、積層方向に交互に配置された、2行2列に配置された4つの第1電極部を有する第1駆動電極と、前記4つの第1電極部と対応するように2行2列に配置された4つの第2電極部を有する第2駆動電極とを有し、
前記第1駆動電極は、前記4つの第1電極部のうち一方の対角に位置する2つの第1電極部を電極面内において導通させる第1電極連通部をさらに有し、
前記第2駆動電極は、前記4つの第2電極部のうち、前記第1駆動電極において電極面内で導通している2つの第1電極部の対角と反対の対角に位置する2つの第2電極部を電極面内において導通させる第2電極連通部をさらに有し、
前記グランド電極は前記4つの第1電極部に対応する領域を含み、
前記積層体の側面には、前記グランド電極どうしを接続する第1外部電極と、前記第1電極連通部により接続された2つの第1電極部と前記第2電極連通部により接続されていない孤立した2つの第2電極部とを接続する第2外部電極と、前記第1電極連通部により接続されていない孤立した2つの第1電極部と前記第2電極連通部により接続された2つの第2電極部とを接続する第3外部電極とが設けられていることを特徴とする超音波モータ素子。 - 前記第1電極連通部と前記第2電極連通部は、積層方向からみたときに互いに重なり合う領域に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の超音波モータ素子。
- 前記圧電板は矩形形状を有し、前記積層体の側面において前記圧電板の短辺中央部または長辺両端部に対応する部分に、被駆動体に当接する摺動部材が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の超音波モータ素子。
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| WO2018193863A1 (ja) * | 2017-04-19 | 2018-10-25 | Tdk株式会社 | 圧電アクチュエータ |
| JP2021061427A (ja) * | 2020-12-25 | 2021-04-15 | Tdk株式会社 | 圧電アクチュエータ |
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2006
- 2006-08-30 JP JP2006233678A patent/JP2008061344A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018193863A1 (ja) * | 2017-04-19 | 2018-10-25 | Tdk株式会社 | 圧電アクチュエータ |
| JP2018182194A (ja) * | 2017-04-19 | 2018-11-15 | Tdk株式会社 | 圧電アクチュエータ |
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