JP2007230698A - 移動棚システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】時刻t1に後続の移動棚に対して移動指令が入力されると、後続の移動棚の制御盤は、移動方向に配置されている隣接判別センサのオン/オフ状態を監視し、時刻t2に隣接判別センサがオフすることにより、先行の移動棚が移動を開始して後続の移動棚との間隔が所定の隣接距離より大きくなったことが判別されると、この時刻t2から予め設定された設定時間T2が経過するまで待機する。時刻t2から設定時間T2が経過した時刻t4に、後続の移動棚の制御盤は先行の移動棚との間に十分な間隔が形成されたと判断し、後続の移動棚の各走行モータに発進の指示を出力し、時刻t5に後続の移動棚の移動速度は所定の高速度に達する。
【選択図】図2
Description
この種の移動棚システムが例えば特許文献1に記載されている。図6(a)に示されるように、一対の固定棚1及び2の間に走行路が区画され、この走行路上に複数の移動棚3〜6がそれぞれウレタンタイヤからなる走行輪により移動自在に配置されている。図6(a)には、移動棚3〜6がすべて固定棚1側に寄っている状態が示されている。
一般に、この種の移動棚システムでは、発進時の衝撃を緩和するために走行モータをインバータ駆動しているが、図7に示されるように、走行モータの駆動周波数が例えば10Hz程度の所定の周波数f0にまで上昇しないと、走行モータの発生トルクが最大にならず、最大トルクが発生するまでに所定時間t0を要することが知られている。
このような移動棚同士の接触を回避するために複数の移動棚を発進させる時間差を予め大きく設定すると、すべての移動棚の移動に要する時間が長大化し、作業効率が低下するという問題を来してしまう。
{L×(s1−s0)}/{(k×fp)×(1−s1)×(1−s0)}
により算出することができる。
さらに、移動方向に対向する移動棚が停止している場合に、隣接判別センサにより対向する移動棚との間隔が前記隣接距離以内になったことが判別されると、走行中の各移動棚の制御盤が走行装置に停止の指示を出力するように構成することが好ましい。
実施の形態1
図1にこの発明の実施の形態1に係る移動棚システムの構成を示す。一対の固定棚11及び12の間に走行路13が区画されると共に走行路13の後側において走行路13に沿うように直線状のガイド14が埋設されており、走行路13上に複数の移動棚15、16・・・がそれぞれガイド14に対して平行に走行可能に配置されている。移動棚15は、その長さ方向がガイド14に対して直交するように配置され、ガイド14に近接した後端部に制御盤17が設置されると共に走行路13の前側に位置する前端部に操作盤18が設置されている。
各走行モータ19、前側エンコーダ22、後側エンコーダ23、各隣接判別センサ24及び各接近判別センサ25が制御盤17に接続されている。なお、制御盤17には、各走行モータ19に接続されたインバータ装置が備えられている。
また、先行の移動棚16と後続の移動棚15の発進の時間差を予め大きく設定するのではなく、隣接判別センサ24がオフ状態になったことを認識してから設定時間T2が経過した後に各走行モータ19に発進の指示を出力するので、むやみに移動棚15の移動に要する時間が長大化することはなく、作業効率の低下が防止される。
また、何らかの原因で移動棚15と移動棚16とが互いに所定の隣接距離を超える間隔で停止していた場合には、隣接判別センサ24はオフ状態となっているが、この場合にも、例えば移動棚15に対して移動棚16の方向へ移動する旨の移動指令が入力されても、設定時間T2が経過するまで待機した後に(図3のステップS3)移動棚15の制御盤17は各走行モータ19に発進の指示を出力するので、移動棚15と移動棚16との間に十分な間隔が形成され、互いの接触を防止することが可能となる。
f=fp×(1−s) ・・・(1)
ただし、fpは電源周波数、sはモータすべりである。
また、移動棚のモータ周波数・速度変換係数をkとすると、移動棚の移動速度Vは、
V=k×f ・・・(2)
で表されるので、定格積載荷重の場合のモータすべりをs1、無負荷の場合のモータすべりをs0とすると、式(1)及び(2)から定格積載荷重時の移動棚の移動速度V1は、
V1=k×fp×(1−s1) ・・・(3)
となり、無負荷時の移動棚の移動速度V0は、
V0=k×fp×(1−s0) ・・・(4)
となる。
Ta=V/α ・・・(5)
L=α×Ta2/2+V×Tb+α×Ta2/2
=V×Tb+α×Ta2 ・・・(6)
と表される。上記の式(5)及び(6)から、時間Tbを求めると、
Tb=L/V−V/α
となるので、全体距離Lを走行するに要する移動時間Tは、
T=Tb+2×Ta
=L/V−V/α+2×V/α
=L/V+V/α ・・・(7)
と表される。
T2=(L/V1+V1/α1)−(L/V0+V0/α0)
=L(1/V1−1/V0)+(V1/α1−V0/α0) ・・・(8)
となる。
ここで、インバータ制御により加速時間が一定となるように制御されると、
V1/α1=V0/α0
となるため、式(8)は、
T2=L(1/V1−1/V0)
=L×(V0−V1)/(V0×V1)
と表される。さらに、式(3)及び(4)を用いて変形すると、
T2={L×(s1−s0)}/{(k×fp)×(1−s1)×(1−s0)} ・・・(9)
となる。
上記の実施の形態1では、移動方向の隣接判別センサ24がオフ状態になってから設定時間T2が経過した後に走行モータ19に発進の指示を出力したが、この実施の形態2においては、移動方向の隣接判別センサ24がオフ状態になった後、移動方向に対向する移動棚が設定距離だけ移動したことを認識した上で走行モータ19に発進の指示が出力される。実施の形態2に係る移動棚システムのタイミングチャート及びフローチャートをそれぞれ図4及び図5に示す。
その後、移動棚15の制御盤17は、時刻t4に移動棚16が設定距離L2だけ移動したことを認識すると、図示しないインバータ装置を介して移動棚15の各走行モータ19に発進の指示を出力する(ステップS4)。これにより、各走行モータ19の回転速度が上昇し、時刻t5に移動棚15の移動速度は所定の高速度に達する。その後の時刻t6以降の走行、減速及び停止に至る動作は、上述した実施の形態1の動作と同様に行われる。
Claims (5)
- 並置された複数の移動棚が互いに接近/離間するように左右に移動して対向する移動棚との間に選択的に作業通路を開く移動棚システムにおいて、
各移動棚は、走行するための走行装置と、対向する移動棚との間隔が所定の隣接距離以内になったことを判別する隣接判別センサと、前記走行装置及び前記隣接判別センサに接続された制御盤とを備え、
各移動棚の制御盤は、移動指令を受けると、前記隣接判別センサにより発進しようとする方向に対向する移動棚との間隔が前記隣接距離より大きくなったことが判別されてから設定時間が経過した後に前記走行装置に発進の指示を出力することを特徴とする移動棚システム。 - 前記設定時間は、電源周波数fp、各移動棚のモータ周波数・速度変換係数k、定格積載荷重時のモータすべりs1、無負荷時のモータすべりs0、各移動棚の走行路の全体距離Lから計算式
{L×(s1−s0)}/{(k×fp)×(1−s1)×(1−s0)}
により算出される請求項1に記載の移動棚システム。 - 並置された複数の移動棚が互いに接近/離間するように左右に移動して対向する移動棚との間に選択的に作業通路を開く移動棚システムにおいて、
各移動棚は、走行するための走行装置と、走行量を検出する走行量検出装置と、対向する移動棚との間隔が所定の隣接距離以内になったことを判別する隣接判別センサと、前記走行装置、前記走行量検出装置及び前記隣接判別センサに接続された制御盤とを備え、
各移動棚の制御盤は、移動指令を受けると、前記隣接判別センサにより発進しようとする方向に対向する移動棚との間隔が前記隣接距離より大きくなったことが判別された後、対向する移動棚の制御盤から通信により対向する移動棚が設定距離だけ移動したことを認識した上で前記走行装置に発進の指示を出力することを特徴とする移動棚システム。 - 各移動棚は、対向する移動棚との間隔が前記隣接距離より大きい所定の接近距離以内になったことを判別する接近判別センサを備え、
走行中の各移動棚の制御盤は、移動方向に対向する移動棚が所定の高速度で走行していない場合に、前記接近判別センサにより対向する移動棚との間隔が前記接近距離以内になったことが判別されると前記走行装置に減速の指示を出力する請求項1〜3のいずれか一項に記載の移動棚システム。 - 走行中の各移動棚の制御盤は、移動方向に対向する移動棚が停止している場合に、前記隣接判別センサにより対向する移動棚との間隔が前記隣接距離以内になったことが判別されると前記走行装置に停止の指示を出力する請求項4に記載の移動棚システム。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006052940A JP2007230698A (ja) | 2006-02-28 | 2006-02-28 | 移動棚システム |
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| JP2006052940A Pending JP2007230698A (ja) | 2006-02-28 | 2006-02-28 | 移動棚システム |
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| JP (1) | JP2007230698A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014051367A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-20 | Daifuku Co Ltd | 移動棚設備 |
| CN115439069A (zh) * | 2022-09-24 | 2022-12-06 | 北京融安特智能科技股份有限公司 | 无人档案仓库智能盘点方法、装置、设备及存储介质 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5294271A (en) * | 1976-02-03 | 1977-08-08 | Erekonpatsuku Kk | Motor driven movable rack unit |
| JPS5631711A (en) * | 1979-08-25 | 1981-03-31 | Kokuyo Kk | Control apparatus for electromotive movable shelf |
| JPH01231702A (ja) * | 1988-03-10 | 1989-09-18 | Daifuku Co Ltd | 移動棚設備 |
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2006
- 2006-02-28 JP JP2006052940A patent/JP2007230698A/ja active Pending
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| CN115439069B (zh) * | 2022-09-24 | 2023-08-01 | 北京融安特智能科技股份有限公司 | 无人档案仓库智能盘点方法、装置、设备及存储介质 |
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