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JP2007261846A - 無欠陥のシリコン単結晶を製造する方法 - Google Patents

無欠陥のシリコン単結晶を製造する方法 Download PDF

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隆 横山
Toshiaki Saishoji
俊昭 最勝寺
Toshiro Kotooka
敏朗 琴岡
Kazuyuki Sakatani
和幸 酒谷
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Abstract

【課題】所定の酸素濃度に制御された無欠陥のシリコン単結晶を安定して高速で製造する方法を提供する。
【解決手段】シリコン結晶の周囲に円筒状のクーラー24を配設し、シリコン単結晶の引き上げ速度と、シリコン融液を貯留するルツボ21およびシリコン単結晶11の回転速度と、ルツボ21の周囲に配設したシリコン単結晶の長手方向に少なくとも2分割されたマルチヒーター22の出力の比と、を調整することにより、シリコン単結晶11の側面の温度勾配、固液界面の高さ、および当該シリコン単結晶の長手方向の酸素濃度を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、CZ法によりシリコン融液からシリコン単結晶を引き上げて無欠陥のシリコン単結晶を製造する方法に関する。
半導体素子の基板には主として高純度のシリコン単結晶(以下、場合に応じて「結晶」と略す。)が使用されているが、その製造方法として、最も広く採用されている方法がチョクラルスキー法(以下、CZ法)である。CZ法によるシリコン単結晶製造装置(シリコン単結晶引き上げ装置、CZ炉)では、図19に示すようにチャンバ102の中心に自ら回転するルツボ108が昇降自在に設置されている。ルツボ108は、黒鉛ルツボ108aの中に石英ルツボ108bを収容したもので、石英ルツボ108bに塊状の多結晶シリコンを装填し、上記ルツボ108を取り囲むように設けられた円筒状のヒーター105によって原料を加熱溶解してシリコン融液103とする。そして、シードホルダ109に取り付けた種結晶をシリコン融液103に浸漬し、シードホルダ109およびルツボ108を互いに同方向または逆方向に回転しつつシードホルダ109を引き上げてシリコン単結晶107を所定の直径及び長さに成長させる。
上記CZ法によるシリコン単結晶の製造過程において、デバイスの特性を劣化させる原因になり得る結晶欠陥が、シリコン単結晶の成長中に発生する場合がある。この結晶欠陥はデバイスの製造過程で顕在化し、結果的にデバイスの性能を低下させる。
一般に、結晶欠陥というのは、以下の3種の欠陥であると考えられている。
(1) 空孔が凝集して生じたと考えられているボイド(空洞)欠陥。
(2) 酸化誘起積層欠陥(OSF:Oxidation Induced Stacking Fault)。
(3) 格子間シリコンが凝集して生じたと考えられている転位クラスタ欠陥。
これらの結晶欠陥の発生挙動は、成長条件によって以下のように変化することが知られている。
(1) 成長速度が速い場合には、シリコン単結晶は空孔過剰となり、ボイド欠陥のみが発生する。
(2) そして、そこから成長速度を減じると、シリコン単結晶の外周付近にリング状にOSFが発生し、OSF部の内側にはボイド欠陥が存在する構造となる。
(3) 成長速度を更に減じると、リング状OSFの半径は減少し、リング状OSF部の外側に転位クラスタが生じ、OSF部の内側にはボイド欠陥が存在する構造となる。
(4) 更に成長速度を減じると、シリコン単結晶全体に転位クラスタ欠陥が生じた構造となる。
上記のような現象が起こるのは、成長速度の減少に伴い、シリコン単結晶が空孔過剰状態から格子間シリコン過剰状態に変化するためであると考えられており、その変化はシリコン単結晶の外周側から始まると理解されている。
ここで、OSFはリーク電流増大など電気特性を劣化させるが、リング状OSFにはこれが高密度に存在する。そこで、通常のシリコン単結晶の製造においては、リング状OSFがシリコン単結晶の最外周に分布するように、比較的高速の引き上げ速度でシリコン単結晶を育成させる。この方法によって、シリコン単結晶の大部分が、リング状OSFの内側部分となり、転位クラスタ欠陥を回避することが可能となる。また、シリコン単結晶の大部分をリング状OSFの内側部分とさせるのは、リング状OSFの内側部分が、デバイスの製造過程にて発生する重金属汚染に対するゲッタリング作用が、外側部分の作用よりも大きいためでもある。
一方、近年LSIの集積度増大にともない、ゲート酸化膜が薄膜化されて、デバイス製造工程での温度が低温化してきているため、高温処理で発生しやすいOSFが低減され、更には、結晶の低酸素化も重なり、リング状OSFなどのOSFは、デバイス特性を劣化させる因子としての問題が少なくなってきた。
しかし、高速育成単結晶中に主として存在するボイド欠陥の存在は、薄膜化したゲート酸化膜の耐圧特性を大きく劣化させることが明らかになっており、特にデバイスのパターンが微細化してくると、その影響が大きくなって高集積度化への対応が困難になるとされている。
このように、現在におけるシリコン単結晶の製造においては、ボイド欠陥及び転位クラスタ欠陥(以下、これらの欠陥を含んだものを「Grown‐in欠陥」という)を回避することが重要になってきている。
しかし、Grown‐in欠陥のないシリコン単結晶(以下、「無欠陥のシリコン単結晶」という。なお、具体的には、無欠陥のシリコン単結晶とは、シリコン単結晶の径方向を含む横方向にシリコン単結晶を切断した場合に、Grown‐in欠陥のないシリコン単結晶をいう。)が製造できたとしても、シリコン単結晶の引き上げ速度が低速では生産効率が低下する。このため、単結晶の引き上げ速度をできる限り高速化させることも、シリコン単結晶の製造過程においては重要な課題である。更には、シリコン単結晶の引き上げ速度の許容幅が広いほど、無欠陥のシリコン単結晶を安定して製造することができるため、シリコン単結晶の引き上げ速度の許容幅を広げることも重要である。ここで、シリコン単結晶の引き上げ速度の許容幅とは、ある所定の条件において無欠陥のシリコン単結晶を出現させることが可能なシリコン単結晶の引き上げ速度の範囲を言う。
そこで、特許文献1においては、シリコン単結晶の引き上げ速度を高速にするとともに、無欠陥のシリコン単結晶を安定して製造するための条件として、「シリコン単結晶側面の長手方向の温度勾配(シリコン単結晶の長手方向のシリコン単結晶の側面の温度勾配、結晶側面の温度勾配)を大きくして且つ固液界面の高さを上げること」であると開示されている。ここで、「固液界面の高さ」とは、図20に示すように、シリコン単結晶107の結晶中心線107aにおける固液界面114の高さh(即ち、結晶中心の固液界面の高さh)として規定される。また、「結晶側面の温度勾配」とは、シリコン単結晶107の側面107bにおける長手方向の温度勾配をいい、以下、この「結晶側面の温度勾配」を大きくした条件を「高温度勾配条件」ともいう。
しかしながら、「結晶側面の温度勾配を大きくして且つ固液界面の高さを上げる」には、具体的にどのような手段、条件でシリコン単結晶の引き上げを行えばよいか、今までの文献では開示されていない。
例えば、特許文献2では、高品質シリコン単結晶の製造において、結晶側面の温度勾配を大きくするため、冷却用部材(クーラー)を用いた発明が開示されている。具体的には、無欠陥のシリコン単結晶が安定して製造できる方法の発明として、冷却用部材(クーラー)120(図19参照)の配置及び寸法、更には、凝固点から1250℃までの温度範囲におけるシリコン単結晶の中心部の温度と周辺部(結晶側面)の温度との高低、及び、シリコン単結晶の中心部の温度勾配と周辺部の温度勾配との大小について規定している発明が提案されている。
しかしながら、特許文献2では、固液界面の高さについて何も開示されていない。後述するように、シリコン単結晶の引き上げ条件によっては、固液界面の高さが変化するため、特許文献2に開示された発明と同じ条件にしてシリコン単結晶の引き上げを行ったとしても、無欠陥のシリコン単結晶を得られない場合がある。すなわち、特許文献2に開示された発明は、固液界面の高さについて何も規定していないので、これを実施したとしても、シリコン単結晶の引き上げ条件によっては、無欠陥のシリコン単結晶が製造できる場合と、できない場合とが発生すると考えられる。
更に、特許文献2に開示された発明の構成、例えば、シリコン単結晶の中心部の温度と周辺部の温度との高低や、シリコン単結晶の中心部の温度勾配と周辺部の温度勾配との大小等を、どのように実現するのかは特許文献2には具体的に開示されていない。
また、特許文献3には、ルツボの単位時間あたりの回転数(ルツボの回転速度)、シリコン単結晶の単位時間あたりの回転数(シリコン単結晶の回転速度)を制御することにより、無欠陥のシリコン単結晶を育成させる方法の発明が提案されている。具体的には、Grown‐in欠陥をできるだけ少なくするシリコン単結晶の引き上げ条件として、シリコン単結晶の単位時間あたりの回転数を13回転/分以上、ルツボの単位時間あたりの回転数を5回転/分以下とする。この発明では、リング状OSFがシリコンウェハ中心側に位置するようにシリコン単結晶の引き上げ速度を遅くした上で、固液界面の形状を平坦もしくは上凸状とすることにより、無欠陥のシリコン単結晶を得ることを目的としている。
しかし、特許文献3に開示された発明では、冷却用部材を使用したような高温度勾配条件の場合においても、固液界面の高さを十分に上げることが可能であるかは示されていない。ここで、シリコンウェハの製造において酸素濃度は重要な品質管理項目となっている。シリコン単結晶中の酸素濃度が高い部分から切り出したシリコンウェハは、熱処理の際に結晶内の酸素が析出して表面欠陥を生じ易いからである。従って、少なくともシリコン単結晶中の酸素濃度は結晶長手方向で一定であることが望まれる。しかし、ルツボの回転速度を変化させると、シリコン単結晶の酸素濃度が結晶長手方向で変化する場合もあるため、特許文献3に開示された発明は実用的なものではない。
更に、特許文献4には、図19に示したヒーター105の代わりとして、上下方向に分割されたマルチヒーターの出力(ヒーターパワー比)を調整することにより、ルツボ内のシリコン融液への加熱分布を上下方向で変化させることで、転位クラスタ欠陥の発生を抑制する方法の発明が開示されている。
しかし、特許文献4に開示された発明においても、冷却用部材を使用するような高温度勾配条件下において、固液界面の高さを十分に上げることが可能であるかは示されていない。また、シリコン単結晶中の酸素濃度は、ルツボ底部の内壁からシリコン融液へ溶出する酸素量によって決定されるが、ヒーターパワー比を調整すると、シリコン融液へ溶出する酸素量も当然に変化する。従って、ヒーターパワー比を調整した場合は、スペック維持のためにシリコン単結晶中の長手方向の酸素濃度を制御する必要があるが、その点について特許文献4では何ら言及されていない。
特開2001−261495号公報 特許第3573045号公報 特開2000−72590号公報 特時開2001−261482号公報
以上のように、無欠陥のシリコン単結晶を高速で安定して製造するために、高温度勾配条件において固液界面の高さを上げる方法については様々な提案があるものの、具体的な手段、条件については必ずしも明らかにされてこなかった。また、仮に、以上述べた方法により、高温度勾配条件において固液界面の高さが十分に高くなるとしても、具体的な製造条件が示されておらず、更には、シリコン単結晶の製造において重要な品質管理項目であるシリコン単結晶中の酸素濃度の制御がされていないという問題があった。
本発明は以上のような課題に鑑みえてなされたものであり、その目的は、所定の酸素濃度に制御された無欠陥のシリコン単結晶を安定して高速で製造するために、シリコン単結晶の側面の温度勾配、固液界面の高さ、および、シリコン単結晶の長手方向の酸素濃度を制御する方法を提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明においては、所定の酸素濃度に制御された無欠陥のシリコン単結晶を安定して高速で製造するために必要な具体的条件を突き止め、その結果として、シリコン単結晶の側面の温度勾配、固液界面の高さ、および、無欠陥のシリコン単結晶の長手方向の酸素濃度を制御することを特徴とする。
[シリコン単結晶製造装置の概要]
ここで、本発明を実施する上で使用されるシリコン単結晶引き上げ装置、具体的には、CZ炉のホットゾーン構成は、図1(A)に示されるように、チャンバ2の中心に自ら回転するルツボ21が昇降自在に設置されている。このルツボ21は、黒鉛ルツボ21aの中に石英ルツボ21bを収容したもので、石英ルツボ21bに塊状の多結晶シリコンを装填し、上記ルツボ21を取り囲むように設けられた円筒状のヒーター22によって原料を加熱溶解してシリコン融液13とする。そして、シードホルダ9に取り付けた種結晶をシリコン融液13に浸漬し、シードホルダ9およびルツボ21を互いに同方向または逆方向に回転しつつシードホルダ9を引き上げてシリコン単結晶11を所定の直径及び長さに成長させる。
また、CZ炉のホットゾーン構成は、シリコン融液13から回転させられながら引上げられるシリコン単結晶11を取り囲んで当該シリコン単結晶11への輻射熱量を調整する熱遮蔽体(熱遮蔽板)23と、シリコン単結晶11の側面11bの温度調整を行う側面温度調整手段24と、を含む。なお、図1(B)に示すように、シリコン融液13に磁場を印加するためのソレノイド30を採用してもよい。ホットゾーン構成にシリコン融液13に磁場を印加するためのソレノイド30を採用することによって、シリコン単結晶中の酸素濃度の制御が更に容易となる。
ここで、図1(A)に示すように、熱遮蔽板23は一般的にはカーボン部材で構成され、シリコン融液13等からの輻射熱を遮蔽することによってシリコン単結晶11の側面11bの温度調整を行うものである。また、熱遮蔽板23と同様にシリコン単結晶11を取り囲んで設置されている側面温度調整手段24は、冷却用部材の一例であるクーラーやヒーターなどの積極的に吸熱或いは加熱を行う部材で構成される。なお、以下、側面温度調整手段24として冷却用部材の一例であるクーラーをシリコン単結晶の周囲に配設したものについて説明を行うが、側面温度調整手段24として冷却用部材を採用しないようにしてもよい。
また、ヒーター22は、図1(A)に示されるように、シリコン単結晶11の長手方向に少なくとも2分割されたマルチヒーターであって、好適には、上段ヒーター22aと下段ヒーター22bとから構成される。上段ヒーター22a及び下段ヒーター22bは、それぞれの出力を調整することが可能であり、当然として、上段ヒーター22aに対する下段ヒーター22bの出力の比(以下、ヒーターパワー比)の調整は自在にできる。そして、ヒーターパワー比を1としたときの引上環境が、通常の単体ヒーターを用いたときのそれに相当するような構成となっている。
なお、ヒーター22は、上段ヒーター22aと下段ヒーター22bとから構成されるマルチヒーターであるが、例えば、図1(B)に示されるように、いわゆる、ルツボの周囲に配設した円筒状の側面ヒーター32とルツボの下側に配設したボトムヒーター34とで構成することも可能である。この場合、側面ヒーター32及びボトムヒーター34はそれぞれの出力を調整することが可能であり、当然として、側面ヒーター32に対するボトムヒーター34の出力の比の調整は自在にできる。また、ヒーター22は、一つのサイドヒーター32で構成されているものでもよい。この場合、ヒーターの上部と下部とで違う出力を制御できるものであることが好ましい。また、ヒーター22は、2分割されたものとは限らず、例えば、3分割、4分割のように、2分割以上分割されているものでもよい。
そして、後述するように、本発明の実施をするためのシリコン融液13の対流の制御・調整、ひいては固液界面の高さ(図20のh)の制御・調整は、単位時間あたりのルツボの回転数、及び、単位時間あたりのシリコン単結晶回転数の調整をすることにより行うことができる。或いは、磁場の印加及び印加された磁場の強度の調整により行うことができる。更に、これらを組み合わせて行うこともできる。
[本発明の原理]
前述したように、従来、無欠陥のシリコン単結晶を高速で安定して製造するために、「高温度勾配条件下において、固液界面の高さを十分に上げる」ことが提案されていた。このため、本発明者らは、無欠陥のシリコン単結晶を高速で安定して製造するための前提として、シリコン単結晶引き上げ装置にクーラー(図1のクーラー24参照)を設置することにより、無欠陥のシリコン単結晶を高速で安定して製造できるか否かの検討を行った。
[クーラーを使用した高温度勾配条件]
図2(A)及び図2(B)は、固液界面の高さ(mm)を横軸とし、結晶側面の温度勾配を縦軸とした場合のΔV(シリコン単結晶の引き上げ速度の許容幅(℃/mm))を示している。そして、図2(A)は、シリコン単結晶引き上げ装置のホットゾーン、すなわち、シリコン単結晶の周囲に円筒状のクーラーを設置(配設)した場合を示す図であり、図2(B)は、クーラーを設置しない場合を示す図である。なお、数字の入った等高線は、シリコン単結晶の引き上げ速度(mm/min)を示しており、等高線と等高線との間隔がシリコン単結晶の引き上げ速度の許容幅である。
また、以下、前述したように、無欠陥のシリコン単結晶とは、ポイド欠陥及び転位クラスタ欠陥が存在しない結晶をいい、また、無欠陥領域は、ポイド欠陥及び転位クラスタ欠陥が存在しない領域をいう。更に、以下のシリコン単結晶引き上げにおいて、クーラーの長さは100mm、クーラーの内径が270mm、製造されるシリコン単結晶の直径は207mmとした。
また、固液界面の高さは、シリコン単結晶の引き上げ後、結晶軸を含む縦方向に結晶を切断して板状のサンプルを取得し、X線トポグラフにより、成長縞を観測することにより評価した。結晶側面の温度勾配は、総合伝熱解析により求めた。
図2(A)及び図2(B)に示すように、シリコン単結晶引き上げ装置のホットゾーンにクーラーを設置した場合(図2(A))は、クーラーを設置しない場合(図2(B))よりも、固液界面の高さが低くても、シリコン単結晶の引き上げ速度の許容幅が大きい。また、クーラーを設置した場合の方が、無欠陥のシリコン単結晶を製造するためのシリコン単結晶の引き上げ速度を速くすることができる。以上より、クーラーを設置した場合の方が、クーラーを設置しない場合に比べて、無欠陥のシリコン単結晶を製造する(無欠陥領域を含むシリコンインゴットを製造する)ために適した条件であるといえる。また、図2(A)及び図2(B)から、クーラーを設置することにより、結晶側面の温度勾配を制御可能であることが理解できる。
[無欠陥のシリコン単結晶を製造するために最適な回転数]
次に、シリコン単結晶引き上げ装置のホットゾーンにクーラーを設置した場合において、ルツボの単位時間あたりの回転数(ルツボの回転速度)又はシリコン単結晶の単位時間あたりの回転数(シリコン単結晶の回転速度)を変化させ、無欠陥のシリコン単結晶を製造するために最適な条件を検討した。
図3及び図5は、シリコン単結晶の長手方向の位置(シリコン単結晶の長手方向のトップ側からの位置、シリコン単結晶直胴長さ)と中心からの位置における欠陥種の存在領域を示す図である。なお、シリコン単結晶の各位置における欠陥種の分布を、Seccoエッチングおよび熱処理後のX線トポグラフ、そしてCuデコレーション法により評価した。また、評価対象領域は結晶トップ側を除いたシリコン単結晶の長手方向の位置が200mm以降とした。
具体的には、図3は、シリコン単結晶の単位時間あたりの回転数を18rpmで固定した場合に、ルツボの単位時間あたりの回転数(数値がプラスの場合はシリコン単結晶の回転と逆転(逆回転)しており、マイナスの場合は正回転となっている。)を変化させた場合のシリコン単結晶の長手方向の位置と中心からの位置における欠陥種の存在領域を示す図である。そして、図4は、シリコン単結晶の単位時間あたりの回転数を18rpmで固定した場合に、ルツボの単位時間あたりの回転数を変化させた場合のシリコン単結晶の長手方向の位置におけるシリコン単結晶の引き上げ速度を示す図である。上記シリコン単結晶の引き上げ条件では、ルツボの単位時間あたりの回転数が0.5rpmであるときに、シリコン単結晶の長手方向の位置約310mmから約350mmの領域において、シリコン単結晶の半径方向全域に無欠陥領域を出現させることができた。また、ルツボの単位時間あたりの回転数が0.5rpmであるときのシリコン単結晶の引き上げ速度は約0.65mm/minであり、従来確認できた引上速度(約0.43mm/min)より0.1mm/min以上高速であった。
また、図5は、ルツボの単位時間あたりの回転数を0.5rpmで固定した場合に、シリコン単結晶の単位時間あたりの回転数を変化させた場合のシリコン単結晶の長手方向の位置と中心からの位置における欠陥種の存在領域を示す図である。そして、図6は、ルツボの単位時間あたりの回転数を0.5rpmで固定した場合に、シリコン単結晶の単位時間あたりの回転数を変化させた場合のシリコン単結晶の長手方向の位置におけるシリコン単結晶の引き上げ速度を示す図である。上記シリコン単結晶の引き上げ条件では、シリコン単結晶の単位時間あたりの回転数を18rpm又は20rpmにおいて、シリコン単結晶半径方向全域に無欠陥領域を出現させることができた。
また、以上の結果より、ルツボの単位時間あたりの回転数と、シリコン単結晶の単位時間あたりの回転数と、を調整することにより、シリコン単結晶の引き上げ速度を制御できることが理解できる。
[回転数を変化させた場合の固液界面の高さ]
次に、ルツボの単位時間あたりの回転数又はシリコン単結晶の単位時間あたりの回転数を変化させた場合における固液界面の高さの変化を調べ、無欠陥のシリコン単結晶を製造するために最適な条件を検討した。図7(A)又は図7(B)は、ルツボの単位時間あたりの回転数又はシリコン単結晶の単位時間あたりの回転数を変化した場合における固液界面の高さを示す図である。
図7(A)及び図7(B)に示すように、ルツボの単位時間あたりの回転数が0.5rpm、シリコン単結晶の単位時間あたりの回転数が18rpmで最も固液界面の高さが高くなっている。この結果と、図3〜図6に述べた結果とに基づけば、固液界面の高さとほぼ対応するように、シリコン単結晶の無欠陥領域は大きくなり、更には、シリコン単結晶の引上速度が高速となることがわかる。すなわち、固液界面の高さが高いほど、シリコン単結晶の引上速度が高速となっているため、無欠陥のシリコン単結晶が製造しやすくなる。
また、以上の結果より、ルツボの単位時間あたりの回転数と、シリコン単結晶の単位時間あたりの回転数と、を調整することにより、シリコン単結晶の固液界面の高さを制御できることが理解できる。
[従来発明と本発明との相違]
ここで、従来発明の知見と本発明者らにより得られた知見とを比較する。従来の発明として、特許文献2に開示された発明では、前述したように、無欠陥のシリコン単結晶製造のために、ホットゾーンにクーラーを設置した発明が開示されている。具体的には、クーラーの配置及び寸法、更には、シリコンの凝固点から1250℃までの温度範囲におけるシリコン単結晶の中心部の温度と周辺部の温度との高低、及び、シリコン単結晶の中心部の温度勾配と周辺部の温度勾配との大小について規定されている。
そして、図2(図2(B)を除く)から図7までに示すデータは、特許文献2に開示された発明と同じ構成、すなわち、クーラーの配置及び寸法を同じ構成で行った実験から得られたものである。しかし、特許文献2に開示された発明と同じ構成を採用したとしても、図3及び図5に示すように、ルツボの単位時間あたりの回転数、シリコン単結晶の単位時間あたりの回転数によって、固液界面の高さ及びシリコン単結晶の欠陥分布が大きく異なることがわかる。例えば、図3に示すように、シリコン単結晶の単位時間あたりの回転数が0.5rpmでは、無欠陥のシリコン単結晶を製造することが可能であるが、シリコン単結晶の単位時間あたりの回転数が2rpmの条件では、特許文献2に開示された発明と同じ構成を採用したとしても、無欠陥のシリコン単結晶を製造することはほぼ不可能である。このように、無欠陥のシリコン単結晶の製造のためには、特許文献2に開示された発明と同じ構成を採用しただけでは、不十分であることがわかる。
また、特許文献3に開示された発明では、Grown‐in欠陥をできるだけ少なくするシリコン単結晶の引き上げ条件として、シリコン単結晶の単位時間あたりの回転数を13回転/分以上、ルツボの単位時間あたりの回転数を5回転/分以下としている。この発明では、リング状OSFがシリコンウェハ中心側に位置するようにシリコン単結晶の引き上げ速度を遅くした上で、固液界面の形状を平坦もしくは上凸状とすることにより、無欠陥のシリコン単結晶を得ることを目的としている。
しかし、図2(図2(B)を除く)から図7に示すように、シリコン単結晶の単位時間あたりの回転数が13回転/分以上、ルツボの単位時間あたりの回転数が5回転/分以下であっても、固液界面の高さ、シリコン単結晶の引き上げ速度、ひいては、無欠陥のシリコン単結晶の製造のしやすさ等が大きく異なることとなる。例えば、図7に示すように、ルツボの単位時間あたりの回転数が2rpmの場合と、0.5rpmの場合とでは、固液界面の高さが実に17mmも異なり、また、シリコン単結晶の引き上げ速度も大幅に異なり、更には、無欠陥領域の面積、すなわち、無欠陥のシリコン単結晶の製造のしやすさにおいても大きく相違する。これは、図5に示す結果から、シリコン単結晶の単位時間あたりの回転数においても、同様なことが言える。
以上の従来発明に対して、本発明者らは、前述したような結果から、シリコン単結晶引き上げ装置にクーラーを設置した場合において、ルツボの単位時間あたりの回転数を0.5rpm付近、シリコン単結晶の単位時間あたりの回転数を18rpm以上20rpm以下付近とすることが、無欠陥のシリコン単結晶を高速で製造することに適しているとの知見を得た。
[シリコン単結晶中の酸素濃度の制御]
しかし、ルツボの単位時間あたりの回転数を固定または制限してしまうと、図8に示すように(例えば、ルツボの単位時間あたりの回転数を0.5rpmで固定した場合)、シリコン単結晶中の酸素濃度が長手方向で変化する。ここで、図8は、シリコン単結晶の長手方向の位置に対する、シリコン単結晶中の酸素濃度を示したグラフであり、ルツボの単位時間あたりの回転数毎に分類されている。
通常、規定された酸素濃度範囲のシリコンウェハを製造するために、ルツボの単位時間あたりの回転数等を変化させて、シリコン単結晶中の酸素濃度を長手方向で一定にしている。しかし、ルツボの単位時間あたりの回転数を変動させると、上記したように固液界面の高さが大きく変動するため、無欠陥のシリコン単結晶を安定して製造できない。このため、ルツボの回転以外でシリコン単結晶中の長手方向の酸素濃度を制御できないか、以下に検討した。
従来、ルツボの単位時間あたりの回転数以外でシリコン単結晶中の酸素濃度を制御する方法として、ルツボを被っているチャンバ(図1のチャンバ2参照)内に導入する不活性ガスの流量を変化させ酸素濃度を制御する方法や、CZ炉の内圧を変化させて酸素濃度を制御する方法等が提案されている。そこで、図1に示すCZ炉を用いて、導入する不活性ガスの流量やCZ炉の内圧を大きく変化させて、シリコン単結晶中の酸素濃度を変化させることが可能であるか調べた。図9は、不活性ガスの流量やCZ炉の内圧を変化させた場合のシリコン単結晶中の酸素濃度を示す図であり、ルツボの単位時間あたりの回転数は0.5rpmとして、シリコン単結晶の長手方向300mmの位置の酸素濃度を示している。しかし、図9に示すように、シリコン単結晶中の酸素濃度をほとんど変化させることはできなかった。
これは、無欠陥のシリコン単結晶を製造する場合には、熱遮蔽板の下端とシリコン融液の表面との距離を通常の場合(例えば、20mm)に比べて広くする(例えば、50mm以上)必要があるため、不活性ガスの流量やCZ炉の内圧を変化させても熱遮蔽板とシリコン融液との間のガス流速はあまり変化せず、その結果シリコン融液に何ら影響を及ぼさないため、酸素濃度の変化が小さくなったものと考えられる。以上より、無欠陥のシリコン単結晶を製造する条件においては、不活性ガスの流量やCZ炉の内圧によりシリコン単結晶中の酸素濃度を制御するのは非常に困難であると判断した。
そこで、上段ヒーター(図1の上段ヒーター22a参照)と、この上段ヒーターの下段に位置する下段ヒーター(図1の下段ヒーター22b参照)と、からなるマルチヒーターを使い、このマルチヒーターのうち上段ヒーターの出力に対する下段ヒーターの出力比(以下、「ヒーターパワー比」という)をシリコン単結晶中の長手方向で変化させることで、シリコン単結晶中の酸素濃度を長手方向で制御できないか検討した。ヒーターパワー比を変化させた場合において、シリコン単結晶中の長手方向の酸素濃度の変化を図10(A)、固液界面の高さの変化を図10(B)に示す。
図10(A)に示すように、ヒーターパワー比が上昇するに伴ってシリコン単結晶中の長手方向の酸素濃度はある程度まで大きく上昇することがわかる。しかし、図10(B)に示すように、ヒーターパワー比を変化させると、固液界面の高さも同時に変化してしまう。すなわち、ヒーターパワー比の上昇に伴って、固液界面の高さも高くなることがわかる。これはヒーターパワー比を上げるほど石英ルツボの底部が暖められるので、シリコン単結晶中の酸素濃度が上昇するためと考えられる。また、ヒーターパワー比を上げるとシリコン融液内の上下方向の温度勾配が大きくなるため、熱バランスの関係で固液界面の高さ(形状)が上昇するためと考えられる。なお、図10(A)及び図10(B)では、シリコン単結晶の長手方向の位置が450mmでのシリコン単結晶中の酸素濃度及び固液界面の高さを示したが、シリコン単結晶ボトム側を除く他の位置でもシリコン単結晶中の酸素濃度及び固液界面の高さの傾向は同じであった。
図10(A)及び図10(B)の結果より、シリコン単結晶中の長手方向の酸素濃度を一定に制御するには、それぞれのシリコン単結晶の長手方向の位置で目標とするシリコン単結晶中の酸素濃度となるようにマルチヒーターのヒーターパワー比を変化させればよい。しかし、ヒーターパワー比の変化に伴い固液界面の高さが変化する。更には、図8に示したように、シリコン単結晶の引き上げ条件の変化がなくても、シリコン単結晶の長手方向の位置の変化に伴い、固液界面の高さが変化する場合がある。従って、安定して無欠陥のシリコン単結晶が製造できる条件とするためには、固液界面の高さを制御するために、結晶側面の温度勾配を調整してやる必要がある。結晶側面の温度勾配の調整は、シリコン単結晶側面の受ける輻射環境の調整によって、例えば、熱遮蔽板の底面とシリコン融液の表面との距離を調整することによって、実現可能である。しかし、熱遮蔽板の下端とシリコン融液の表面との距離を変えることで、固液界面の高さが変化する。
以上の結果より、マルチヒーターの出力の比、すなわち、ヒーターパワー比を調整することにより、固液界面の高さと、シリコン単結晶の長手方向の酸素濃度と、を制御できることが理解できる。また、シリコン単結晶中の酸素濃度を9〜15×1017(atoms/cm)付近で一般的に制御することを考慮すれば、ヒーターパワー比は0.9以上3.5以下とするのが好ましく、0.9以上1.5以下とするのがより好ましい。なお、前述した側面ヒーター32とボトムヒーター34(図1(B)参照)とを採用した場合では、側面ヒーター32に対するボトムヒーター34の出力の比も0.9以上3.5以下とするのが好ましく、0.9以上1.5以下とするのがより好ましい。
以上の結果を踏まえて、本発明者らは、ルツボの単位時間あたりの回転数、シリコン単結晶の単位時間あたりの回転数、ヒーターパワー比、シリコン単結晶の長手方向の位置、シリコン単結晶中の酸素濃度、熱遮蔽板の下端とシリコン融液の表面との距離、及び、固液界面の高さ、これらすべての影響を考慮した上で、シリコン単結晶中の長手方向の酸素濃度を制御した上で無欠陥のシリコン単結晶を高速で安定して製造するために、ルツボの単位時間あたりの回転数、シリコン単結晶の単位時間あたりの回転数、ヒーターパワー比、及び、熱遮蔽板の底面とシリコン融液の表面との距離、を調整する必要があり、その中でも特に、固液界面の高さを最大にさせる必要があるとの知見を得た。
そこで、本発明者らは、シリコン単結晶の酸素濃度を考慮して、ルツボの単位時間あたりの回転数について図11〜図12に基づいて検討した。図11は、ルツボの単位時間あたりの回転数を変化させた場合のシリコン単結晶の長手方向400mmの位置におけるシリコン単結晶中の酸素濃度の変化を示している。図12(A)は、シリコン単結晶の長手方向400mmの位置における各酸素濃度にするための、ルツボの単位時間あたりの回転数(横軸)、ヒーターパワー比(縦軸)を示した図である。図12(B)は、シリコン単結晶の長手方向400mmの位置における各酸素濃度にするための、ルツボの単位時間あたりの回転数(横軸)、固液界面の高さ(縦軸)を示した図である。
図11に示すように、ルツボの単位時間あたりの回転数を0.5rpm以上1rpm以下にした場合は、シリコン単結晶中の長手方向の酸素濃度(8〜9×1017atoms/cm)が最も低くなる。従って、ルツボの単位時間あたりの回転数をこの0.5rpm以上1rpm以下という範囲とした場合、他の回転数の範囲と比べてシリコン単結晶中の長手方向の酸素濃度が最も低いため、図12(A)に示すように、他の回転数の範囲よりもヒーターパワー比を上げて酸素濃度を調節してやる必要がある。ヒーターパワー比を上げた場合、図12(B)に示すように、固液界面の高さは上昇することになる。また、ルツボの単位時間あたりの回転数が0.5rpm以上1rpm以下という範囲の場合、図12(B)(又は図7(A))に示したように、固液界面の高さが最大となる。これは、図12(A)に示すように、ルツボの単位時間あたりの回転数が0.5rpm以上1rpm以下という範囲でヒーターパワー比が最大になっていることからも理解できる。以上の結果から、ルツボの単位時間あたりの回転数が0.5rpm以上1rpm以下という範囲において、更にヒーターパワー比を上げた場合は、固液界面の高さは当然に最大となる。従って、ルツボの単位時間あたりの回転数を0.5rpm以上1rpm以下とした上に、シリコン単結晶中の酸素濃度をヒーターパワー比で制御することが、固液界面の高さを最大にすることになる。
以上の結果より、本発明者らは、ルツボの単位時間あたりの回転数を0.5rpm以上1rpm以下として、シリコン単結晶の長手方向の位置に応じてヒーターパワー比を変化させることにより、シリコン単結晶中の酸素濃度を制御することが、シリコン単結晶中の長手方向の酸素濃度を制御した上で無欠陥のシリコン単結晶を高速で製造する上で重要であるとの新たな知見を得た。
[本発明の開示]
以上のようなことを踏まえて規定された本発明は、具体的には以下のようなものである。
(1) CZ法により無欠陥のシリコン単結晶を製造する方法であって、当該シリコン単結晶の周囲に円筒状のクーラーを配設し、当該シリコン単結晶の引き上げ速度と、シリコン融液を貯留するルツボおよび当該シリコン単結晶の回転速度と、当該ルツボの周囲に配設した当該シリコン単結晶の長手方向に少なくとも2分割されたマルチヒーターの出力の比と、を調整することにより、当該シリコン単結晶の長手方向の当該シリコン単結晶の側面の温度勾配、固液界面の高さ、および当該シリコン単結晶の長手方向の酸素濃度を制御して無欠陥のシリコン単結晶を製造する方法。
(2) 前記マルチヒーターは、上段ヒーターと、この上段ヒーターの下段に位置する下段ヒーターと、からなり、前記上段ヒーターの出力に対する前記下段ヒーターの出力の比を0.9以上3.5以下とする(1)記載の方法。
(3) 前記マルチヒーターは、当該ルツボの周囲に配設した円筒状の側面ヒーターと当該ルツボの下側に配設したボトムヒーターとからなり、前記側面ヒーターの出力に対する前記ボトムヒーターの出力の比を0.9以上3.5以下とする(1)記載の方法。
(4) 前記出力の比を0.9以上1.5以下とする(2)又は(3)記載の方法。
(5) 前記出力の比を当該シリコン単結晶の長手方向で変化させて調整する(2)から(4)いずれか記載の方法。
(6) 前記ルツボの回転速度を0.5rpm以上1rpm以下とする(1)から(5)いずれか記載の方法。
(7) 前記シリコン単結晶の回転速度を前記ルツボの回転と逆方向に18rpm以上20rpm以下とする(1)から(6)いずれか記載の方法。
(8) 更に、前記シリコン単結晶を取り囲んで当該シリコン単結晶への輻射熱量を調整する熱遮蔽板の下端と前記シリコン融液の表面との距離を当該シリコン単結晶の長手方向で変化させて調整する(1)から(7)いずれか記載の方法。
(9) 前記熱遮蔽板の下端と前記シリコン融液の表面との距離を45mm以上75mm以下の範囲で調整し、前記シリコン単結晶の引き上げ速度を0.45mm/min以上0.70mm/min以下の範囲で調整する(8)記載の方法。
(10) 前記シリコン融液に磁場を印加する(1)から(9)いずれか記載の方法。
(11) CZ法により無欠陥のシリコン単結晶を製造する方法であって、当該シリコン単結晶の引き上げ速度と、シリコン融液を貯留するルツボおよび当該シリコン単結晶の回転速度と、当該ルツボの周囲に配設した当該シリコン単結晶の長手方向に少なくとも2分割されたマルチヒーターの出力の比と、を調整することにより、当該シリコン単結晶の長手方向の当該シリコン単結晶の側面の温度勾配、固液界面の高さ、および当該シリコン単結晶の長手方向の酸素濃度を制御して無欠陥のシリコン単結晶を製造する方法。
本発明によれば、シリコン単結晶の周囲に円筒状のクーラーを配設し、シリコン単結晶の引き上げ速度と、シリコン融液を貯留するルツボおよびシリコン単結晶の回転速度と、ルツボの周囲に配設したシリコン単結晶の長手方向に少なくとも2分割されたマルチヒーターの出力の比と、を調整することにより、シリコン単結晶の側面の温度勾配、固液界面の高さ、および当該シリコン単結晶の長手方向の酸素濃度を制御することによって、所定の酸素濃度に制御された無欠陥のシリコン単結晶を安定して高速で製造することが可能である。
以下に、本発明の実施例を示す。
22インチのホットゾーンに、クーラー、及び、上段ヒーターと下段ヒーターとからなるマルチヒーター、及び、熱遮蔽板を配置した図1に示したCZ炉において、ヒーターパワー比、熱遮蔽板の下端とシリコン融液の表面との距離、シリコン単結晶の引き上げ速度を図13、図14、図15に示すようにシリコン単結晶の長手方向に対して変化させることにより、結晶直径200mm、酸素濃度11×1017atoms/cmの無欠陥結晶を得ることを目的に、シリコン単結晶育成を行った。なお、図14に示すように、熱遮蔽板の下端とシリコン融液の表面との距離を45mm以上75mm以下の範囲で調整するのが好ましい。また、図15に示すように、前記シリコン単結晶の引き上げ速度を0.45mm/min以上0.70mm/min以下の範囲で調整するのが好ましい。
なお、ヒーターパワー比は、酸素濃度11×1017atoms/cmとなるように、図8及び図10(A)を参照して、シリコン単結晶の長手方向で変化させた。また、熱遮蔽板の下端とシリコン融液の表面との距離及びシリコン単結晶の引き上げ速度は、ヒーターパワー比、シリコン単結晶の長手方向の変化による界面高さの変化を見込んだ上で、無欠陥のシリコン単結晶が製造できるシリコン単結晶の引き上げ速度の許容幅が最も大きくなるように予め決めたものである。また、上記クーラーの長さは100mm、その内径が270mmとした。また、シリコン単結晶を育成条件は、結晶回転18rpm、ルツボ回転0.5rpm(結晶回転と逆回転)とした。
製造したシリコン単結晶について酸素濃度、欠陥分布、界面形状の評価を行った。欠陥分布の評価は結晶を縦割りにした後Cuデコレーションを行い、X線トポグラフ撮影を行った。またセコエッチング後に顕微鏡で観察による欠陥の有無の確認も合わせて行った。また、固液界面の形状は縦割りした試料のX線トポグラフ写真から、成長稿を読み取ることで行った。図16にシリコン単結晶の長手方向の位置に対するシリコン単結晶中の酸素濃度の変化を示す。図17にX線トポグラフで評価したシリコン単結晶の長手方向の位置に対する欠陥分布図を示す。図18にシリコン単結晶の長手方向の位置に対する固液界面の高さの変化を示す。
図16に示すように、シリコン単結晶の長手方向200mmから1000mmまでの間は酸素濃度が11±1×1017(atoms/cm)に制御されていることが確認できる。また、図17に示すように、ボイド欠陥や転位クラスタ欠陥の欠陥領域は見当たらなかった。セコエッチングによる評価においても結晶欠陥は検出されなかった。また、図18に示すように、固液界面の高さの変化は図14での熱遮蔽板とシリコン融液との距離の変化に対応している。従って、固液界面の高さが高い位置ほど、熱遮蔽板とシリコン融液との距離が狭くなって、結晶側面の温度勾配を上げていることになり、目標どおり固液界面に合わせて、結晶側面の温度勾配を制御していることが確認できた。平均したシリコン単結晶の引き上げ速度も約0.60mm/minであり、従来(約0.43mm/min)に比べて0.1mm/min以上高速で無欠陥結晶を製造できた。
本発明を実施するために必要な手段を例示したCZ炉を模式的に示した断面図である。 固液界面の高さ(mm)を横軸とし、結晶側面の温度勾配(℃/mm)を縦軸とした場合のΔV(シリコン単結晶の引き上げ速度の許容幅(mm/min))を示す図である。 シリコン単結晶の長手方向の位置と中心からの位置における欠陥種の存在領域を示す図である。 シリコン単結晶の長手方向の位置における引き上げ速度の状況を示す図である。 シリコン単結晶の長手方向の位置と中心からの距離における欠陥種の存在領域を示す図である。 シリコン単結晶の長手方向の位置における引き上げ速度の状況を示す図である。 ルツボの単位時間あたりの回転数又はシリコン単結晶の単位時間あたりの回転数を変化した場合における固液界面の高さを示す図である。 シリコン単結晶の長手方向の位置に対する、シリコン単結晶中の酸素濃度を示す図である。 不活性ガスの流量及びCZ炉の内圧を変化させた場合のシリコン単結晶中の酸素濃度を示す図である。 ヒーターパワー比を変化させた場合において、シリコン単結晶中の長手方向の酸素濃度の変化および固液界面の高さの変化を示す図である。 ルツボの単位時間あたりの回転数を変化させた場合のシリコン単結晶の長手方向400mmの位置におけるシリコン単結晶中の酸素濃度の変化を示す図である。 シリコン単結晶の長手方向400mmの位置における各酸素濃度にするための、ルツボの単位時間あたりの回転数(横軸)、ヒーターパワー比(縦軸)、及び、ルツボの単位時間あたりの回転数(横軸)、固液界面の高さ(縦軸)を示した図である。 シリコン単結晶の長手方向の位置に対するヒーターパワー比の調整状況を示す図である。 シリコン単結晶の長手方向の位置に対する熱遮蔽板とシリコン融液との距離の調整状況を示す図である。 シリコン単結晶の長手方向の位置に対するシリコン単結晶の引き上げ速度の調整状況を示す図である。 シリコン単結晶の長手方向の位置に対するシリコン単結晶中の酸素濃度の変化を示す図である。 X線トポグラフで評価したシリコン単結晶の長手方向の位置に対する欠陥分布図を示す図である。 シリコン単結晶の長手方向の位置に対する固液界面の高さの変化を示す図である。 従来のCZ炉を模式的に示した断面図である。 「固液界面の高さ」を説明するための図である。
符号の説明
2 チャンバ
9 シードホルダ
11 シリコン単結晶
11b 結晶側面
13 シリコン融液
21 ルツボ
22 ヒーター
22a 上段ヒーター
22b 下段ヒーター
23 熱遮蔽板
24 側面温度調整手段(クーラー)
30 ソレノイド
32 側面ヒーター
34 ボトムヒーター
102 チャンバ
103 シリコン融液
105 ヒーター
107 シリコン単結晶
107a 結晶中心線
107b 側面
108 ルツボ
109 シードホルダ

Claims (11)

  1. CZ法により無欠陥のシリコン単結晶を製造する方法であって、
    当該シリコン単結晶の周囲に円筒状のクーラーを配設し、
    当該シリコン単結晶の引き上げ速度と、シリコン融液を貯留するルツボおよび当該シリコン単結晶の回転速度と、当該ルツボの周囲に配設した当該シリコン単結晶の長手方向に少なくとも2分割されたマルチヒーターの出力の比と、を調整することにより、当該シリコン単結晶の長手方向の当該シリコン単結晶の側面の温度勾配、固液界面の高さ、および当該シリコン単結晶の長手方向の酸素濃度を制御して無欠陥のシリコン単結晶を製造する方法。
  2. 前記マルチヒーターは、上段ヒーターと、この上段ヒーターの下段に位置する下段ヒーターと、からなり、前記上段ヒーターの出力に対する前記下段ヒーターの出力の比を0.9以上3.5以下とする請求項1記載の方法。
  3. 前記マルチヒーターは、当該ルツボの周囲に配設した円筒状の側面ヒーターと当該ルツボの下側に配設したボトムヒーターとからなり、前記側面ヒーターの出力に対する前記ボトムヒーターの出力の比を0.9以上3.5以下とする請求項1記載の方法。
  4. 前記出力の比を0.9以上1.5以下とする請求項2又は3記載の方法。
  5. 前記出力の比を当該シリコン単結晶の長手方向で変化させて調整する請求項2から4いずれか記載の方法。
  6. 前記ルツボの回転速度を0.5rpm以上1rpm以下とする請求項1から5いずれか記載の方法。
  7. 前記シリコン単結晶の回転速度を前記ルツボの回転と逆方向に18rpm以上20rpm以下とする請求項1から6いずれか記載の方法。
  8. 更に、前記シリコン単結晶を取り囲んで当該シリコン単結晶への輻射熱量を調整する熱遮蔽板の下端と前記シリコン融液の表面との距離を当該シリコン単結晶の長手方向で変化させて調整する請求項1から7いずれか記載の方法。
  9. 前記熱遮蔽板の下端と前記シリコン融液の表面との距離を45mm以上75mm以下の範囲で調整し、前記シリコン単結晶の引き上げ速度を0.45mm/min以上0.70mm/min以下の範囲で調整する請求項8記載の方法。
  10. 前記シリコン融液に磁場を印加する請求項1から9いずれか記載の方法。
  11. CZ法により無欠陥のシリコン単結晶を製造する方法であって、
    当該シリコン単結晶の引き上げ速度と、シリコン融液を貯留するルツボおよび当該シリコン単結晶の回転速度と、当該ルツボの周囲に配設した当該シリコン単結晶の長手方向に少なくとも2分割されたマルチヒーターの出力の比と、を調整することにより、当該シリコン単結晶の長手方向の当該シリコン単結晶の側面の温度勾配、固液界面の高さ、および当該シリコン単結晶の長手方向の酸素濃度を制御して無欠陥のシリコン単結晶を製造する方法。
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