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JP2007176850A - シート状化粧料 - Google Patents

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JP2007176850A
JP2007176850A JP2005376535A JP2005376535A JP2007176850A JP 2007176850 A JP2007176850 A JP 2007176850A JP 2005376535 A JP2005376535 A JP 2005376535A JP 2005376535 A JP2005376535 A JP 2005376535A JP 2007176850 A JP2007176850 A JP 2007176850A
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sheet
mass
feeling
cosmetic
nonwoven fabric
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JP2005376535A
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Akiko Sasaki
亜紀子 佐々木
Takeshi Onuki
毅 大貫
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Lion Corp
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Lion Corp
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Abstract

【課題】使用時のヨレが無く、ぬれ感及び拭き取り感に優れ、かつ、肌に、望ましくない刺激を与えること無しに、持続性のある清涼感を付与することのできる、優れたシート状化粧料を提供すること。
【解決手段】不織布に液組成物が含浸されてなるシート状化粧料であって、
前記不織布が、
(A)親水性繊維と疎水性繊維とから構成され、かつ、前記親水性繊維と前記疎水性繊維との質量比が親水性繊維/疎水性繊維=90/10〜60/40であり、
(B)曲げ強度が10〜40mN・cmであり、
(C)細孔を有し、かつ、前記細孔の平均細孔径が30〜150μmであり、
前記液組成物が、
(D)エタノールを10〜40質量%含有し、
(E)メントール0.001〜0.1質量%、及びメントール誘導体0.01〜0.5質量%の少なくともいずれかを含有する
ことを特徴とするシート状化粧料。
【選択図】なし

Description

本発明は、シート状化粧料に関する。より詳細には、本発明は、液組成物が含浸されてなる特定の不織布からなり、使用時のヨレが無く、ぬれ感及び拭き取り感に優れ、かつ、肌に、望ましくない刺激を与えること無しに、持続性のある清涼感を付与することのできる、優れたシート状化粧料に関する。
従来から、汗や皮脂、メイク汚れなどを除去するために、不織布などのシート状基材に液組成物を含浸させた、ウエットタイプのシート状化粧料が種々提案されている。例えば、シート状基材として、レーヨンやコットンなどのセルロース系繊維を主体とする不織布を使用したシート状化粧料が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。しかし、これらのシート状化粧料においては、液組成物の含浸性や使用時のシートの柔らかさは良好であるが、使用時にシートのヨレやヘタリが発生しやすく、また、肌へのべたつき感が大きいという問題があった。
一方、疎水性繊維100〜50重量%と親水性繊維0〜20重量%とからなる上下各層と、疎水性繊維0〜50重量%と親水性繊維100〜80重量%とからなる中間層により構成された不織布を使用したシート状化粧料が提案されている(例えば、特許文献4参照)。しかし、このシート状化粧料においては、使用時のシートのヨレやヘタリ、肌へのべたつき感は改善されたものの、シートの柔らかさが損なわれることがあり、さらに肌への液組成物の移行性が低下し、乾いた感触を与えてしまうことがあるという問題があった。
これらの問題を解決するために、親水性繊維を40重量%以上含有する肌接触層と親水性繊維を40重量%未満含有する中間層を持つ3層構造の化粧料含浸シートが提案されている(例えば、特許文献5参照)。しかし、このシートは3層構造であるため、コスト面で不利であり、また、使用時の清涼感、さっぱり感に欠けるという問題があった。
また、顔面に存在する皮脂腺は、身体の他の部位に比べて大きく、また、その数も多いことから、顔面の皮膚は皮脂の分泌が盛んであり、脂っぽくなりやすい。特に男性のほうが女性よりも皮脂腺が大きいため、分泌される皮脂量も多い。このため、女性のみならず、男性においても顔面上の過剰な皮脂を除去する化粧料の需要は高い。特に男性においては、汗や皮脂汚れを除去すると同時に、清涼感、使用後のさっぱり感が得られるものを求める傾向にあるが、顔に使用する場合、目や粘膜などへの刺激性の問題から、エタノールやメントールなどの清涼剤の配合量を抑えなければならず、化粧料の組成だけで、心地よい清涼感を与えることは困難であった。
この点に関し、皮膚表面に浮き出た過剰な皮脂や汚れを効果的に除去することができ、使用後にさっぱり感が得られるウェットタイプのシート状化粧料として、薄くて硬いシート状基材を使用したシート状化粧料が提案されている(例えば、特許文献6参照)。しかし、このシート状化粧料は、使用時にヨレたり、拭き取り感が好ましくないなどという問題があった。
したがって、使用時のヨレが無く、ぬれ感及び拭き取り感に優れ、かつ、肌に望ましくない刺激を与えること無しに、持続性のある清涼感を付与することのできる、使用感にバランス良く優れたシート状化粧料の開発が望まれているのが現状である。
特開平7−255630号公報 特開平10−280261号公報 特開平11−49641号公報 特開平9−234167号公報 特開2002−65497号公報 特開2002−255737号公報
本発明は、前記従来の課題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。すなわち、本発明は、使用時のヨレが無く、ぬれ感及び拭き取り感に優れ、かつ、肌に、望ましくない刺激を与えること無しに、持続性のある清涼感を付与することのできる、優れたシート状化粧料を提供することを目的とする。
本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、シート状基材として、親水性繊維と疎水性繊維とが特定の割合で構成され、かつ、特定の細孔径や曲げ強度を有する不織布を使用することによって、使用時のヨレが無く、ぬれ感及び拭き取り感にも優れ、かつ、前記不織布に含浸させた液組成物の肌への移行性とその後の揮発性が適度であるために、液組成物中にメントールなどの清涼剤を過剰に含まなくとも、肌に持続性のある好ましい清涼感を付与することができるシート状化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
したがって、本発明は、本発明者による前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> 不織布に液組成物が含浸されてなるシート状化粧料であって、
前記不織布が、
(A)親水性繊維と疎水性繊維とから構成され、かつ、前記親水性繊維と前記疎水性繊維との質量比が親水性繊維/疎水性繊維=90/10〜60/40であり、
(B)曲げ強度が10〜40mN・cmであり、
(C)細孔を有し、かつ、前記細孔の平均細孔径が30〜150μmであり、
前記液組成物が、
(D)エタノールを10〜40質量%含有し、
(E)メントール0.001〜0.1質量%、及びメントール誘導体0.01〜0.5質量%の少なくともいずれかを含有する
ことを特徴とするシート状化粧料である。
<2> 不織布の厚みが0.3〜5mmである<1>に記載のシート状化粧料である。
<3> 不織布の坪量が30〜80g/mである<1>から<2>のいずれかに記載のシート状化粧料である。
<4> 液組成物が粉体を含有する<1>から<3>のいずれかに記載のシート状化粧料である。
<5> 不織布に含浸されている液組成物の量が、前記不織布100質量部に対して100〜500質量部である<1>から<4>のいずれかに記載のシート状化粧料である。
<6> 顔用化粧料である<1>から<5>のいずれかに記載のシート状化粧料である。
本発明によれば、前記従来の課題を解決し、前記目的を達成することができる。すなわち、本発明は、使用時のヨレが無く、ぬれ感及び拭き取り感に優れ、かつ、肌に、望ましくない刺激を与えること無しに、持続性のある清涼感を付与することのできる、優れたシート状化粧料を提供することができる。
(シート状化粧料)
本発明のシート状化粧料は、不織布に液組成物が含浸されてなる。
<不織布>
前記不織布は、親水性繊維と疎水性繊維とから構成されるものである。
また、前記親水性繊維と前記疎水性繊維との質量比は、親水性繊維/疎水性繊維=90/10〜60/40であり、80/20〜70/30が好ましい。前記親水性繊維が、90質量%を超えると、使用時にヨレやヘタリが発生しやすく、肌へのべたつき感が大きい。また、前記親水性繊維が、60質量%未満では、液組成物の含浸性の低下、肌を拭いたときのぬれ感の悪化、肌への液組成物の移行性の低下などが起こる。一方、前記親水性繊維と前記疎水性繊維との割合が、前記好ましい範囲内であると、使用時のヨレやヘタリ、肌へのべたつき感がなく、また、化粧料をより充分に含浸させることができるために、肌を拭いたときのぬれ感や、肌への化粧料移行性により優れる点で、有利である。
前記親水性繊維としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、綿、パルプ、麻等の天然セルロース系繊維、パルプより得られるビスコースレーヨン、銅アンモニウムレーヨン、溶剤紡糸されたレーヨンであるリオセル、テンセル等の再生セルロース系繊維、キチン、アルギン酸繊維、コラーゲン繊維等の再生繊維などが挙げられる。これらの中でも、拭き取り感、使用性の点で、綿、再生セルロース系繊維が特に好ましい。
前記疎水性繊維としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系繊維、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系繊維、ナイロン等のポリアミド系繊維、ポリアクリロニトリル系繊維、ポリビニルアルコール系繊維、ポリウレタン繊維等の合成繊維が挙げられる。これらの中でも、ヨレ・ヘタリが少ない点で、ポリオレフィン系繊維、ポリエステル系繊維が好ましい。
これらの中でも、前記疎水性繊維としては、特に、熱溶融性繊維であることが好ましい。前記熱溶融性繊維としては、加熱によって溶融し、相互に接着性を発現する繊維であれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、具体的には、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリビニルアルコール等のポリオレフィン系単一繊維、ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート/ポリプロピレン、ポリプロピレン/ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート/エチレン−プロピレン共重合体、低融点ポリエステル−ポリエステルなどからなる鞘部分が相対的に低融点とされる芯鞘型複合繊維、サイドバイサイド型複合繊維、ポリエチレンテレフタレート/ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート/ナイロン、ポリプロピレン/ポリエチレンからなる各成分の一部が表面に露出している分割型複合繊維、ポリエチレンテレフタレート/エチレン−プロピレン共重合体からなる一方の成分の熱収縮により分割する熱分割型複合繊維などを用いることができる。
前記親水性繊維及び前記疎水性繊維はそれぞれ、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。2種以上を使用する場合は、前記親水性繊維と前記疎水性繊維、それぞれの合計の質量比が、前記した質量比の範囲内にあればよい。
前記不織布の曲げ強度としては、10〜40mN・cmであり、15〜35mN・cmが好ましい。前記曲げ強度が、10mN・cm未満であると、使用時にヨレやまるまりが生じ、使用性に劣る。また、前記曲げ強度が、40mN・cmを超えると、過度の硬さのために肌感触の悪化、肌への刺激などの原因となる。一方、前記曲げ強度が、前記好ましい範囲内であると、使用時のヨレやまるまりが生じず、使用性に優れ、かつ、好ましい硬さとなるために、肌への刺激が少なく、より肌感触に優れる点で、有利である。
なお、前記曲げ強度は、日本工業規格JIS「L1960 6.19.5 E法ハンドルオメーター法」に準じた方法での測定値とする。この値が大きい程、不織布が曲げに対し硬いことを示す。
前記不織布は、細孔を有するものである。前記細孔の平均細孔径は、30〜150μmであり、40〜130μmが好ましく、50〜100μmがより好ましい。前記平均細孔径が、30μm未満であると、開孔部位による凹凸感が少なく、使用時の拭き取り感が低下する。前記平均細孔径が、150μmを超えると、肌感触が悪化し、保液性も悪くなる。一方、前記平均細孔径が、前記より好ましい範囲内にあると、使用時の拭き取り感、肌感触、保液性がよりバランス良く好ましくなる点で、有利である。
なお、前記平均細孔径は、水銀圧入法により測定した値とする。具体的には、試料の入った容器内を真空にした後、そこに連続的に圧力を増加させていくと、大きな細孔から水銀が入っていく。この時の水銀侵入量を検出し、細孔の大きさを理論値より求めることにより測定する。
前記不織布の厚さは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、0.3〜5mmが好ましく、0.4〜2mmがより好ましい。前記厚さが、0.3mm未満であると、使用時に丸まったりして使いづらいことがあり、5mmを超えると、逆に厚すぎて使いづらいことがある。一方、前記厚さが、前記より好ましい範囲内であると、扱いやすいために、より使用感に優れる点で、有利である。
なお、前記厚さは、例えば、ピーコック式厚み測定器で、φ44mmの押圧円盤を用いて、150mm×100mmの試料を、押圧2kPaのダイヤルゲージにて、各不織布の1点を10秒間放置して、測定することができる。
前記不織布の坪量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、30〜80g/mが好ましく、35〜70g/mがより好ましい。前記坪量が、30g/m未満であると、十分な厚みが得られないため、使用時に破けたり、ヨレが生じるなど、使用性が悪くなることがあり、80g/m超えると、携帯性が悪くなり、コストの面でも不利となることがある。一方、前記坪量が、前記より好ましい範囲内であると、所望の厚みとなるために、より使用性に優れ、携帯性やコスト性の点でも、有利である。
また、前記不織布は、その層構造に特に限定はなく、1層構造であってもよいし、2層以上の層構造であってもよい。中でも、製造が簡易な点で、1層構造が好ましい。
前記不織布の製造方法としては、特に制限はなく、公知の製造方法を使用することができ、例えば、スパンボンド、メルトブロー、サーマルボンド、ケミカルボンド、スパンレース、ニードルパンチなどによる方法が挙げられる。これらの方法の中でも、前記不織布を構成する、親水性繊維と疎水性繊維とを混合したカードウェブを、開孔形成用支持体上で水流交絡処理をし、熱接着性複合繊維により構成繊維同士を熱接着するスパンレース法が特に好ましい。
<液組成物>
前記液組成物は、エタノール、並びに、メントール及びメントール誘導体の少なくともいずれかを含み、必要に応じて、更にその他の成分を含む。
−エタノール−
前記液組成物における、前記エタノールの含有量としては、10〜40質量%であり、15〜30質量%が好ましい。前記含有量が、10質量%未満であると、皮脂の除去効果に優れないうえ、使用後にさっぱり感が不十分で肌へのべたつき感が残る。また、前記含有量が、40質量%を越えると、使用時に皮膚刺激が生じたり、刺激臭を感じる。一方、前記含有量が、前記好ましい範囲内であると、皮膚刺激を生じることなく、より所望の皮脂の除去効果、及びさっぱり感を付与することができる点で、有利である。
−メントール−
前記メントールは、清涼剤として使用される。
前記液組成物における、前記メントールの含有量としては、0.001〜0.1質量%が好ましく、0.015〜0.04質量%がより好ましい。前記含有量が、0.001質量%未満であると、使用時の清涼感などの効果が感じられないことがあり、0.1質量%を超えると、過度の清涼感により、望ましくない刺激を生じることがある。一方、前記含有量が、前記より好ましい範囲内であると、望ましくない刺激を生じること無しに、より清涼感を発揮することができる点で、有利である。
−メントール誘導体−
前記メントール誘導体は、肌への塗布後も、再び汗をかくと、清涼感が再現するという特徴を有しており、そのために、持続性のある清涼感を付与する目的で使用される。
前記メントール誘導体としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、中でも、メントールとの相乗効果を発現する点で、メンチルグリセリルエーテルが好ましい。
前記液組成物における、前記メントール誘導体の含有量としては、0.01〜0.5質量%が好ましく、0.05〜0.3質量%がより好ましい。前記含有量が、0.01質量%未満であると、清涼感を持続させる効果が感じられないことがあり、0.5質量%を超えると、再度汗をかいた時に、皮膚に刺激感が生じてしまうことがある。一方、前記含有量が、前記より好ましい範囲内であると、より清涼感の持続効果を発揮することができ、皮膚に対して望ましくない刺激ももたらさない点で、有利である。
なお、前記液組成物は、前記メントール又は前記メントール誘導体のいずれかのみを含んでいてもよく、前記メントール及び前記メントール誘導体の両方を含んでいてもよい。これらの中でも、前記液組成物は、前記メントール及び前記メントール誘導体を両方含むことが、肌により望ましく清涼感を付与することができ、かつ、付与した清涼感を好ましく持続させることができる点で、好ましい。
また、前記液組成物が前記メントール及び前記メントール誘導体を両方含む場合、前記メントールと前記メントール誘導体との含有比としては、質量比で、メントール:メントール誘導体=1:1〜1:10が好ましく、1:5がより好ましい。前記メントール誘導体が、前記メントールに対して、質量比で、1倍未満であると、清涼感の持続性が不充分なことがあり、10倍を超えると、メントールにより付与された初期の清涼感を好ましい状態で持続させることが困難なことがある。一方、前記メントール誘導体が、前記メントールに対して、質量比で5倍であると、メントールにより得られた初期の清涼感が、メントール誘導体によって、より効果的に持続される点で、有利となる。
<その他の成分>
前記その他の成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、水、粉体、非イオン界面活性剤、保湿剤などが挙げられる。
−粉体−
前記粉体としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、無機粉体、有機粉体などが挙げられる。
前記無機粉体としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、シリカ、酸化チタン、タルク、カオリン、ベントナイト、酸化亜鉛などが挙げられる。
前記有機粉体としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリメタクリレート、ポリスチレン、シリコン系粉体などが挙げられる。
前記粉体は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記液組成物における、前記粉体の含有量としては、0.2〜10質量%が好ましく、0.5〜7.0質量%がより好ましい。前記含有量が、0.2質量%未満であると、さらさら感が不充分なことがあり、10質量%を超えると、肌に粉っぽい感触を残したり、白残りすることがある。一方、前記含有量が、前記より好ましい範囲内であると、より適度なさらさら感を付与することができる点で有利である。
−非イオン界面活性剤−
前記非イオン界面活性剤としては、通常の化粧料組成物に用いられるものであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ポリオキシエチレントリグリセリド、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、脂肪酸グリセリルエステル、脂肪酸アルキロールアミドなどが挙げられる。これらの中でも、使用感、安定性の点で、ポリオキシエチレントリグリセリドが好ましい。
前記非イオン界面活性剤は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記非イオン界面活性剤の平均HLB(親水親油バランス)値としては、10〜15が好ましい。前記平均HLB値が前記好ましい範囲外であると、前記液組成物の安定性が低下することがある。
前記液組成物における前記非イオン界面活性剤の含有量としては、0.03〜15質量%が好ましく、0.05〜10質量%がより好ましい。前記含有量が、0.03質量%未満であると、メントール類や香料の可溶化が困難なことがあり、15質量%を超えると、べたつきの原因となることがある。一方、前記含有量が、前記より好ましい範囲内であると、メントール類や香料の可溶化をより容易に行うことができる点で有利である。
<含浸>
前記シート状組成物は、前記不織布に前記液組成物を含浸させることにより得ることができる。前記含浸の方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記不織布に、前記液組成物を滴下又は噴霧することにより、含浸させる方法、前記液組成物中に、前記不織布を浸漬することにより、含浸させる方法などが挙げられる。
前記液組成物の含浸量は、前記不織布100質量部に対して、100〜500質量部であることが好ましく、200〜400質量部であることがより好ましい。前記含浸量が、前記不織布100質量部に対して、100質量部未満であると、使用時に良好なぬれ感、拭き取り感を得ることができないことがあり、500質量部を超えると、前記不織布の保液性が悪くなり、また、濡れすぎて使用時にべたつき感が生じることがある。一方、前記含浸量が、前記より好ましい範囲内であると、ぬれ感及び拭き取り感、べたつきの無さなどの使用感のバランスに優れる点で、有利である。
<効果・用途>
前記シート状化粧料は、シート状基材として、親水性繊維と疎水性繊維とが特定の割合で構成され、かつ、特定の細孔径や曲げ強度を有する不織布を使用することによって、使用時のヨレが無く、ぬれ感及び拭き取り感にも優れ、かつ、液組成物中にメントールなどの清涼剤を過剰に含まなくとも、肌に持続性のある好ましい清涼感を付与することができる。
したがって、前記シート状化粧料は、例えば、顔用汗拭きシート、身体用汗拭きシート、足用拭き取りシート、脂取りシート、眠気覚ましシート、介護用清拭シートなどに好ましく使用することができる。
中でも、前記シート状化粧料は、肌に対して望ましくない刺激を与えること無しに、持続性のある清涼感を付与することができることから、特に、肌の中でも刺激に敏感である、顔用のシート状化粧料として有用である。
また、一般的に、男性は女性よりも高い清涼感を好む傾向にある。前記シート状化粧料は、男性にも満足のいく程度の高い清涼感を、肌への好ましくない刺激を与えること無しに、付与することができることから、特に、男性用の顔用シート状化粧料として、有用である。
(実施例1〜9、比較例1〜8)
表1〜4に示す組成、性質を有する不織布を、15×20cmの大きさにカットした。また、表1〜4に示す組成で各成分を混合し、液組成物を調製した。
各不織布に各液組成物を、表1〜4に示す組み合わせで、不織布の両面に液組成物をまんべんなく噴霧し、全体に行きわたるように押し広げて含浸させ、実施例1〜9及び比較例1〜8のシート状化粧料を得た。なお、各不織布に対する各液組成物の含浸量は、表1〜4に示す量とした。
得られた実施例1〜9及び比較例1〜8のシート状化粧料について、以下の評価を実施した。各評価結果を表1〜4に示す。
<拭き取り時のヨレの無さの評価>
実施例1〜9及び比較例1〜8のシート状化粧料について、顔の汗や皮脂を拭き取る際の各シート状化粧料のヨレの無さを、6名の被験者により、以下の基準に従い、官能評価した。
◎ :ヨレが全く無い。
○ :ヨレがほとんど無い。
△ :ヨレがある。
× :ヨレが非常に多い。
<ぬれ感の評価>
実施例1〜9及び比較例1〜8のシート状化粧料について、顔の汗や皮脂を拭き取る際の各シート状化粧料のぬれ感の良さを、6名の被験者により、以下の基準に従い、官能評価した。
◎ :ぬれ感が非常に良い。
○ :ぬれ感が良い。
△ :ぬれ感がやや良くない。
× :ぬれ感が良くない。
<拭き取り感の評価>
実施例1〜9及び比較例1〜8のシート状化粧料について、顔の汗や皮脂を拭き取る際の各シート状化粧料の拭き取り感の良さを、6名の被験者により、以下の基準に従い、官能評価した。
◎ :拭き取り感が非常に良い。
○ :拭き取り感が良い。
△ :拭き取り感がやや良くない。
× :拭き取り感が非常に良くない。
<清涼感の評価>
実施例1〜9及び比較例1〜8のシート状化粧料について、顔の汗や皮脂を拭き取った後の清涼感の良さを、6名の被験者により、以下の基準に従い、官能評価した。
◎ :清涼感が非常に良い。
○ :清涼感が良い。
△ :清涼感がやや良くない。
× :清涼感が非常に良くない。
<清涼感の持続性の評価>
実施例1〜9及び比較例1〜8のシート状化粧料について、顔の汗や皮脂を拭き取った後の清涼感の持続性を、6名の被験者により、以下の基準に従い、官能評価した。
◎ :清涼感が非常に持続する。
○ :清涼感が持続する。
△ :清涼感がやや持続しない。
× :清涼感が全く持続しない。
<肌への刺激のなさの評価>
実施例1〜9及び比較例1〜8のシート状化粧料について、顔の汗や皮脂を拭き取る際や、拭き取った後の肌への刺激のなさを、6名の被験者により、以下の基準に従い、官能評価した。
◎ :肌への刺激が全く無い。
○ :肌への刺激がほとんど無い。
△ :肌への刺激が強い。
× :肌への刺激が非常に強い。
<さらさら感の評価>
実施例1〜9及び比較例1〜8のシート状化粧料を用いて、顔の汗や皮脂を拭き取った後のさらさら感を、6名の被験者により、以下の基準に従い、官能評価した。
◎ :さらさら感が非常に良い。
○ :さらさら感が良い。
△ :さらさら感がやや良くない。
× :さらさら感が全く良くない。
Figure 2007176850
Figure 2007176850
Figure 2007176850
Figure 2007176850
前記シート状化粧料は、例えば、顔用汗拭きシート、身体用汗拭きシート、足用拭き取りシート、脂取りシート、眠気覚まし用シート、介護用清拭シートなどに好ましく使用することができ、中でも、肌に対して望ましくない刺激を与えること無しに、持続性のある清涼感を付与することができることから、特に、肌の中でも刺激に敏感である、顔用のシート状化粧料として有用である。
また、前記シート状化粧料は、より高い清涼感を、肌への好ましくない刺激を与えること無しに、付与することができることから、特に、高い清涼感を望む傾向にある、男性用の顔用シート状化粧料として、有用である。

Claims (6)

  1. 不織布に液組成物が含浸されてなるシート状化粧料であって、
    前記不織布が、
    (A)親水性繊維と疎水性繊維とから構成され、かつ、前記親水性繊維と前記疎水性繊維との質量比が親水性繊維/疎水性繊維=90/10〜60/40であり、
    (B)曲げ強度が10〜40mN・cmであり、
    (C)細孔を有し、かつ、前記細孔の平均細孔径が30〜150μmであり、
    前記液組成物が、
    (D)エタノールを10〜40質量%含有し、
    (E)メントール0.001〜0.1質量%、及びメントール誘導体0.01〜0.5質量%の少なくともいずれかを含有する
    ことを特徴とするシート状化粧料。
  2. 不織布の厚みが0.3〜5mmである請求項1に記載のシート状化粧料。
  3. 不織布の坪量が30〜80g/mである請求項1から2のいずれかに記載のシート状化粧料。
  4. 液組成物が粉体を含有する請求項1から3のいずれかに記載のシート状化粧料。
  5. 不織布に含浸されている液組成物の量が、前記不織布100質量部に対して100〜500質量部である請求項1から4のいずれかに記載のシート状化粧料。
  6. 顔用化粧料である請求項1から5のいずれかに記載のシート状化粧料。
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