JP2007019773A - 送信装置、受信装置及びそれらを備えた通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 IEEE802.11規格に代表されるパケット通信システムとの互換性を保ちつつ、低消費電力化が図れるようにする。
【解決手段】 通信装置では、送信動作時は、MAC層処理部2のフレーム情報生成手段12において、パケット内の物理層情報部に引き続くMAC層のプロトコル用のヘッダ内のIBSS−IDの代わりに、前記ヘッダのIBSS−IDの直前までのデータに対してのエラー検出コードを付加してMAC層情報部を生成し、送信部7において変調し、物理層情報部と共に、送受信アンテナ5から送り出す。受信動作時、送受信用アンテナ5からの信号が、受信部6で復調され、フレーム情報取得手段8でMAC層の信号解析が行われ、受信エラーコードと算出エラーコードを比較する。動作状態制御手段9が、その内容により省電力制御を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】 通信装置では、送信動作時は、MAC層処理部2のフレーム情報生成手段12において、パケット内の物理層情報部に引き続くMAC層のプロトコル用のヘッダ内のIBSS−IDの代わりに、前記ヘッダのIBSS−IDの直前までのデータに対してのエラー検出コードを付加してMAC層情報部を生成し、送信部7において変調し、物理層情報部と共に、送受信アンテナ5から送り出す。受信動作時、送受信用アンテナ5からの信号が、受信部6で復調され、フレーム情報取得手段8でMAC層の信号解析が行われ、受信エラーコードと算出エラーコードを比較する。動作状態制御手段9が、その内容により省電力制御を行う。
【選択図】 図1
Description
本発明は、有線無線を問わずデータをパケット化して相互通信を行う送信装置、受信装置及びそれらを備えた通信装置に関する。
通信ネットワークの発達に伴い、携帯電話等に代表される携帯無線端末の高機能化が求められている。しかしながら、この携帯無線端末の高機能化は、消費電力の増加をもたらし、駆動時間を短くすると言う問題点を発生させていた。この問題は、小型軽量、且つ大容量化のバッテリーが得られれば解決されるが、そのようなバッテリーはまだ得られていない。この為、携帯無線端末の駆動時間を長くする為に、端末の省電力化は必須となっている。
一般に端末で採用される省電力化技術は、
(1)信号処理等に使用する回路自体の消費電力を低下させる方法、
(2)ノート型のパーソナルコンピュータ等で使用されている、必要な時のみ動作させ、それ以外の時は動作を休止するスリープ状態を使用する方法、
の2つに大別される。
(1)信号処理等に使用する回路自体の消費電力を低下させる方法、
(2)ノート型のパーソナルコンピュータ等で使用されている、必要な時のみ動作させ、それ以外の時は動作を休止するスリープ状態を使用する方法、
の2つに大別される。
方法(1)の省電力化は、無線通信方式を問わずに、端末のみで可能であるが、方法(2)の省電力化は、無線通信方式のプロトコルに準拠する必要がある。ここで代表的な無線LANの通信方式の例として、IEEE802標準化委員会のワーキンググループ11(IEEE802.11以下802.11と呼ぶ)について図7から図9を用いて説明する。
図9は802.11規格のフレーム構造の説明図であり、図10は従来の通信装置のブロック図であり、図11は通信装置が802.11規格により送信する際のフローチャートであり、図12は通信装置が802.11規格により受信する際のフローチャートである。
図9において、802.11規格で制定されている1対1端末間通信(以下アドホックモードと呼ぶ)時における物理層用の情報部とその上位の媒体アクセス制御(Media Access Control、以下MACと呼ぶ)層用の情報部からなるパケットの構造と端末の受信動作を説明する。
まず物理層の同期のためのプリアンブル101があり、次にSFD102と呼ばれるフレーム開始フラグがあり、次にPLCPヘッダ103と呼ばれる物理層用のパケット取り扱い情報が続いている。PLCPヘッダ103には、物理層の種類、MAC層情報部のシンボルレート、MAC層情報部のシンボル数が入っている。また、PLCPヘッダ103の直後にはエラー検出コードとしてCRC16(104)が付加されている。以上をまとめて物理層情報部と称する。
PLCPヘッダ103とCRC16(104)の後からはMAC層情報部が続く。その先頭にはMAC層用のヘッダ105が格納されており、その後にMAC層のデータ106が続き、最後はMAC層のヘッダ105とデータ106を対象としたエラー検出コードとしてCRC32(107)が付加されている。前記MAC層のヘッダ105中にはMAC層のためのパケット取り扱い情報、特にフレーム制御情報108、パケット持続時間109、宛先アドレス110、送信元アドレス111、独立基本サービスセット識別子(複数台の端末で構成されるネットワークの識別子、以下IBSS−IDと呼ぶ)112、及びシーケンス制御情報113が格納されている。
さて、このフレーム構造のデータを送受信する通信装置は、図10に示すように、送受信用アンテナ205、送受信切り換え部211、物理層処理部201、MAC層処理部202から構成されている。物理層処理部201は、受信部206と送信部2107を備えている。
この通信装置の送信動作における各部の動作を図12のフローチャートに従って説明する。
ステップS101で、MAC層処理部202は宛先の端末へ送信するMAC層データ106を準備する。
ステップS102で、MAC層処理部202はフレーム制御情報108、パケット持続時間109、宛先アドレス110と送信元アドレス111を準備する。
ステップS103でMAC層処理部202はIBSS−IDを準備する。
ステップS104でMAC層処理部202はシーケンス制御情報113を準備する。
ステップS101で、MAC層処理部202は宛先の端末へ送信するMAC層データ106を準備する。
ステップS102で、MAC層処理部202はフレーム制御情報108、パケット持続時間109、宛先アドレス110と送信元アドレス111を準備する。
ステップS103でMAC層処理部202はIBSS−IDを準備する。
ステップS104でMAC層処理部202はシーケンス制御情報113を準備する。
ステップS105でMAC層処理部202において、上記ステップS101からステップS104で準備したデータに関するCRC32(107)を算出し、MAC層処理部202はMAC層ヘッダ105、MAC層データ106とCRC32(107)をデータバス203を介して送信部207へ伝送する。
ステップS106で送信部207は、プリアンブル101、SFD103とPLCPヘッダ103を準備する。
ステップS106で送信部207は、プリアンブル101、SFD103とPLCPヘッダ103を準備する。
ステップS107で送信部208は、ステップS106で準備されたデータに関するCRC16(1204)を算出する。ここまでで図7に示すパケットが作成される。
ステップS108で送信部207はステップS105で伝送されてきたMAC層ヘッダ105、MAC層データ106、CRC32(107)の先頭に、プリアンブル101、SFD103とPLCPヘッダ103とCRC16(104)を付加し変調を行う。そして変調されたデータはデータバス203、送受信切替部211を経由して送受信用アンテナ205から送出される。
ステップS108で送信部207はステップS105で伝送されてきたMAC層ヘッダ105、MAC層データ106、CRC32(107)の先頭に、プリアンブル101、SFD103とPLCPヘッダ103とCRC16(104)を付加し変調を行う。そして変調されたデータはデータバス203、送受信切替部211を経由して送受信用アンテナ205から送出される。
この通信装置の受信動作における各部の動作を図12のフローチャートに従って説明する。
ステップS201で、送受信用アンテナ205から受信したデータを送受信切り換え部211が物理層処理部201の受信部206にデータバス203を介して送り、受信部206はデータの物理層用情報部を受信し、受信したプリアンブル101、SFD102、PLCPヘッダ103からCRC16を算出する。ステップS202で算出されたCRC16と受信したCRC16(104)を比較する。一致すれば、ステップS204に進み、フレームの続きを受信する。一致しなければ、ステップS203に進みそのフレームの続きは受信せず、MAC層などの上位の層へはエラーを報告する。
ステップS201で、送受信用アンテナ205から受信したデータを送受信切り換え部211が物理層処理部201の受信部206にデータバス203を介して送り、受信部206はデータの物理層用情報部を受信し、受信したプリアンブル101、SFD102、PLCPヘッダ103からCRC16を算出する。ステップS202で算出されたCRC16と受信したCRC16(104)を比較する。一致すれば、ステップS204に進み、フレームの続きを受信する。一致しなければ、ステップS203に進みそのフレームの続きは受信せず、MAC層などの上位の層へはエラーを報告する。
ステップS204からステップS208で受信部206は、図9に示すフレーム制御情報108、パケット持続時間109、宛先アドレス110、送信元アドレス111、IBSS−ID112、シーケンス制御情報1213、MAC層データ1206を受信し、MAC層処理部2102へデータバス203を介して送る。
MAC層処理部202では、受信部206から送られてきたシンボルの先頭にあるMAC層のヘッダ中からフレーム制御情報108、パケット持続時間109、宛先アドレス110、送信元アドレス111、IBSS−ID112、シーケンス制御情報113を取り出しておく。
ステップS209でMAC層処理部202は、受信したフレーム制御情報108、パケット持続時間109、宛先アドレス110、送信元アドレス111、IBSS−ID112、シーケンス制御情報113、MAC層データ106から算出したCRC32と受信したCRC32(107)を比較し、CRC32の検査でエラーであればステップS210に進みフレームを破棄する。CRC32のチェックでエラーが無かった事が判明した場合には、先に取り出してある制御情報や宛先アドレスが有効なものである事が判り、ステップS211に進む。
ステップS211ではMAC層処理部202は、このパケットが自分にとって受け入れ可能な種類のものであり、かつ前記パケットが自分宛であることを判定し、MAC層用のデータ部にあったシンボルを処理して、一つのフレームの受信を終了する。MAC層処理部202は、上記のパケットが自分宛でない場合や、受け入れ可能な種類でない場合には、ステップS212に進みそのフレームを廃棄する。
これまで説明した802.11で標準化されているフレーム構造を使用して、消費電力の削減を図った例として特許文献1が存在する。この特許文献1のフレーム構造を図13に示す。図13の構造は、MAC層ヘッダ305以外の部分は図7の構造と同じであり、MAC層ヘッダ305では、図9の802.11規格と比較して余分にエラー検出コード3214を付け足している。
特許文献1の例では、上位層ヘッダ(図9のMAC層ヘッダに相当)305に格納された宛先アドレス310から自端末宛てのデータの有無を判定し、宛先アドレス310に含まれる宛先に自端末がない場合は、そのフレームでは受信を中止し、該フレームの次フレームの開始時刻まで電源投入を行わないことで、受信部の消費電力の低下を図っている。
特開2000−261462号公報
しかしながら、特許文献1の例では、802.11規格と比較して余分にエラー検出コード3214を付け足しているため、現在消費者が一般に手に入れられる802.11規格を使用する通信機器とは互換性がなく、互いに通信する事が出来ない。
そこで、本発明の目的は、IEEE802.11規格に代表されるパケット通信システムとの互換性を保ちつつ、低消費電力化が図れる送信装置、受信装置及びそれらを備えた通信装置を提供することにある。
本発明は、 送信すべき情報をパケット化して相互通信を行うパケット通信システムにおいて、パケット内のパケット内の物理層用情報格納部の後に、物理層より上位の層のプロトコル用のヘッダを配置し、前記ヘッダの末尾に前記ヘッダに対してのエラー検出コードを付加して、信号を送信する送信装置であって、
媒体アクセス制御層データ部に関する制御情報を伝達する媒体アクセス制御層ヘッダ部に含まれ、複数の端末で構成されるネットワークの識別子である独立基本サービスセット識別子が割り当てられている時間領域に、前記媒体アクセス制御ヘッダ部のエラーを検出するためのエラー検出コードを算出して割り当て、フレームを生成するフレーム情報生成手段と、前記エラー検出コードを含む信号を送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
媒体アクセス制御層データ部に関する制御情報を伝達する媒体アクセス制御層ヘッダ部に含まれ、複数の端末で構成されるネットワークの識別子である独立基本サービスセット識別子が割り当てられている時間領域に、前記媒体アクセス制御ヘッダ部のエラーを検出するためのエラー検出コードを算出して割り当て、フレームを生成するフレーム情報生成手段と、前記エラー検出コードを含む信号を送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
前記送信装置において、前記エラー検出コードは、前記媒体アクセス制御層ヘッダ部に含まれる、媒体アクセス制御層データ部のフレーム制御情報、媒体アクセス制御層データ部のパケット持続時間、宛先アドレス、及び送信元アドレスに関するエラーを検出するための符号であり、前記フレーム情報生成手段は、前記フレーム制御情報と、前記パケット持続時間と、前記宛先アドレスと、及前記送信元アドレスとに関する情報から前記エラー検出コードを算出することを特徴とする。
また、前記送信装置において、前記エラー検出コードは、エラー訂正符号であることを特徴とする。
また、本発明は、送信すべき情報をパケット化して相互通信を行うパケット通信システムにおいて、パケット内のパケット内の物理層用情報格納部の後に、物理層より上位の層のプロトコル用のヘッダを配置し、前記ヘッダの末尾に前記ヘッダに対してのエラー検出コードを付加して、信号を受信する受信装置であって、
媒体アクセス制御層データ部に関する制御情報を伝達する媒体アクセス制御層ヘッダ部に含まれ、複数の端末で構成されるネットワークの識別子である独立基本サービスセット識別子が割り当てられている時間領域に、前記媒体アクセス制御ヘッダ部のエラーを検出するためのエラー検出コードを割り当てられたフレーム構造の信号を受信する受信手段と、前記受信した信号から前記エラー検出コードを算出し、前記受信手段が受信したエラーコードと前記算出エラーコードを比較して、該受信エラーコードと算出エラーコードが一致するか否かを判定する判定手段と、一致しない場合には、前記エラーコード受信以降に到来する情報の受信を停止する制御手段とを備えることを特徴とする。
媒体アクセス制御層データ部に関する制御情報を伝達する媒体アクセス制御層ヘッダ部に含まれ、複数の端末で構成されるネットワークの識別子である独立基本サービスセット識別子が割り当てられている時間領域に、前記媒体アクセス制御ヘッダ部のエラーを検出するためのエラー検出コードを割り当てられたフレーム構造の信号を受信する受信手段と、前記受信した信号から前記エラー検出コードを算出し、前記受信手段が受信したエラーコードと前記算出エラーコードを比較して、該受信エラーコードと算出エラーコードが一致するか否かを判定する判定手段と、一致しない場合には、前記エラーコード受信以降に到来する情報の受信を停止する制御手段とを備えることを特徴とする。
前記受信装置において、前記エラー検出コードは、前記媒体アクセス制御層ヘッダ部に含まれる、媒体アクセス制御層データ部のフレーム制御情報、媒体アクセス制御層データ部のパケット持続時間、宛先アドレス、及び送信元アドレスに関するエラーを検出するための符号であり、前記判定手段は、前記フレーム制御情報と、前記パケット持続時間と、前記宛先アドレスと、及前記送信元アドレスとに関する情報から前記エラー検出コードを算出することを特徴とする。
また、前記受信装置において、前記エラー検出コードは、エラー訂正符号であることを特徴とする。
また、前記受信装置において、前記判定手段は、前記受信した宛先アドレスが、自分宛であるか否かを判定し、前記制御手段は、宛先アドレスが自分宛でない場合は、前記エラーコード受信以降に到来する情報の受信を停止しすることを特徴とする。
また、前記受信装置において、前記制御手段は、受信停止状態を少なくとも次のフレームが到来するまで持続することを特徴とする。
また、本発明は、前記送信装置と、前記受信装置とから構成されることを特徴とする通信装置である。
また、前記通信装置において、
通信相手が、前記受信装置か否かを判定するために、前記送信装置により調査パケットを送信してもよいし、
前記受信装置により前記調査パケットを受信し、前記送信装置により前記パケットを受け入れ可能であれば応答パケットを送信してもよいし、
前記送信装置により前記調査パケットを送信し、前記受信装置に送信相手端末から応答パケットが受信されればその後、独立基本サービスセット識別子が割り当てられている時間領域に、前記媒体アクセス制御ヘッダ部のエラーを検出するためのエラー検出コードを割り当てられたフレーム構造のパケットを送信してもよい。
通信相手が、前記受信装置か否かを判定するために、前記送信装置により調査パケットを送信してもよいし、
前記受信装置により前記調査パケットを受信し、前記送信装置により前記パケットを受け入れ可能であれば応答パケットを送信してもよいし、
前記送信装置により前記調査パケットを送信し、前記受信装置に送信相手端末から応答パケットが受信されればその後、独立基本サービスセット識別子が割り当てられている時間領域に、前記媒体アクセス制御ヘッダ部のエラーを検出するためのエラー検出コードを割り当てられたフレーム構造のパケットを送信してもよい。
本発明は、802.11規格に準じた無線媒体を用い送信すべきデータをパケット化して相互通信をアドホックモードにて行う無線パケット通信システムであって、パケット内の物理層用の情報部に引き続くMAC層のプロトコル用のヘッダ内のIBSS−IDの代わりに、前記ヘッダのIBSS−IDの直前までのデータに対してのエラー検出コードを付加する。そしてパケット受信時に物理層の上位層のプロトコルが前記ヘッダ内にあるアドレス及び制御情報を検査し、かつ、前記エラー検出コードによって当該アドレス及び制御情報が有効である事を確認し、かつ、そのアドレスが自分宛で無いかまたは自分に受け入れ可能な制御情報でない事が判明した時に、受信部に対して省電力動作状態への移行指示を送るようにしている。
また、本発明は、MAC層用ヘッダに付加されたエラー検出コードによって前記ヘッダが無効である事を確認した場合に、受信部に対して省電力動作状態への移行指示を送るようにしている。
本発明によれば、MAC層のヘッダに付加されたエラー検出コードまでを読み込んだ時点で、前記ヘッダ内にある情報が有効なものかエラーによって無効なものなのかの判断が可能となり、不要もしくは無効なパケットであれば、その時点で受信部に対して省電力動作状態への移行指示を出すことができ、以後は物理層、MAC層共に次のパケットまでは低消費電力状態を維持できるので、大幅な消費電力削減が可能となり、IEEE802.11規格に代表されるパケット通信システムとの互換性を保ちつつ、低消費電力化が図れる通信機装置が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
ここで、単語の定義として、
・アクティブ動作状態:連続送信あるいは連続受信を行うための動作状態、
・省電力動作状態:送信・受信する必要がない場合に、各モジュールの電源を停止する、あるいは動作周波数を低くする、あるいは電源電圧や電流を小さくする等の方法で電力消費を抑える動作状態、
とする。
ここで、単語の定義として、
・アクティブ動作状態:連続送信あるいは連続受信を行うための動作状態、
・省電力動作状態:送信・受信する必要がない場合に、各モジュールの電源を停止する、あるいは動作周波数を低くする、あるいは電源電圧や電流を小さくする等の方法で電力消費を抑える動作状態、
とする。
また、本実施の形態の説明においては、次の2つの理由で802.11規格のアドホックモードに沿った記述をしている。
(1)802.11規格ではIBSS−IDは常に同じ値であるのに対して、本発明により置き換えるエラー検出コードは、値がフレームごとにほぼ常に変動してしまう。そのため、不特定多数の端末が通信するインフラモードでは、単純に置き換えただけでは通信できなくなってしまう。これに対して、一対一の通信であるアドホックモードではIBSS−IDは、互いに通信する端同士で同じ値を有していれば良い。さらにフレームごとに値が変動してもエラーが検出されない限り、エラー検出コードは同じ値であるということを考えるとアドホックモードを利用する事は都合がよい。
(2)ネットワークの識別は、MAC層ヘッダ内の宛先アドレスと送信元アドレスにより判断する事が可能であるので、これらで代用することができるので都合がよい。
したがって本発明は802.11規格アドホックモードに限ったものではなく、同様のフレーム構造を有する通信形態であれば適用可能であることは言うまでもない。
(1)802.11規格ではIBSS−IDは常に同じ値であるのに対して、本発明により置き換えるエラー検出コードは、値がフレームごとにほぼ常に変動してしまう。そのため、不特定多数の端末が通信するインフラモードでは、単純に置き換えただけでは通信できなくなってしまう。これに対して、一対一の通信であるアドホックモードではIBSS−IDは、互いに通信する端同士で同じ値を有していれば良い。さらにフレームごとに値が変動してもエラーが検出されない限り、エラー検出コードは同じ値であるということを考えるとアドホックモードを利用する事は都合がよい。
(2)ネットワークの識別は、MAC層ヘッダ内の宛先アドレスと送信元アドレスにより判断する事が可能であるので、これらで代用することができるので都合がよい。
したがって本発明は802.11規格アドホックモードに限ったものではなく、同様のフレーム構造を有する通信形態であれば適用可能であることは言うまでもない。
さて、図1は本発明におけるパケット通信システムの実施の形態を示すブロック図である。本発明におけるパケット通信システムは、その構成を大別すると、物理層処理部1、MAC層処理部2、物理層とMAC層間のデータバス3、MAC層からの物理層制御線4、送受信用アンテナ5、送受信切替部11から構成される。物理層処理部1は、受信部6と送信部7を備える。MAC層処理部2は、フレーム情報取得手段8、動作状態制御手段9、フレーム情報伝達線10、フレーム情報生成手段12、フレーム情報判定手段13を備える。
図2は本発明のパケット構造図である。ほとんどの部分は図9と同じであり、符号101〜107は、符号21〜27に対応し、符号108〜111及び113は符号28〜31及び33に対応する。変更部分は、MAC層ヘッダ105のIBSS−ID112の代わりに付加された直前までのMAC層ヘッダ用エラー検出コード32である。IBSS−ID112は、例えば“CBA0043210FE”(16進数)のような48bitの値であり、エラー検出コード32は、CRC48を採用すれば、例えば“9A5C0712BBF7”(16進数)のような48bitの値となり、置き換えが可能である。
以下に、図1の通信装置の動作概略を説明する。
この通信装置において、送信動作時は、MAC層処理部2のフレーム情報生成手段12において、上記の図2のフレーム構造を有するMAC層情報部を生成し、送信部7において変調され、物理層情報部と共に送信データとして、送受信アンテナ5から送り出される。
この通信装置において、送信動作時は、MAC層処理部2のフレーム情報生成手段12において、上記の図2のフレーム構造を有するMAC層情報部を生成し、送信部7において変調され、物理層情報部と共に送信データとして、送受信アンテナ5から送り出される。
受信動作時、送受信用アンテナ5から受け取った信号(図2のフレーム構造の信号)が、送受信切替部11を経由し物理層処理部1内の受信部06へ送られる。信号は受信部6で復調され、MAC層情報部が、順次MAC層処理部102へ送られる。フレーム情報取得手段108でMAC層ヘッダ305を抽出して、フレーム情報判定手段113に送り、そこで信号解析が行われ、受信したエラーコードと算出したエラーコードを比較し、一致不一致を判定する。フレーム情報取得手段8で取得したヘッダの各情報はフレーム情報伝達線10を経由して動作状態制御手段9に送られ、また、フレーム情報判定手段13から判定結果が動作状態制御手段9に送られ、その内容により各部の省電力制御が行われる。また、受信部6から出力されたMAC層データ26は必要に応じてさらに上位の層の処理部に送られる。
図1は、受信部と送信部が一体化された通信機器として説明を行っているが、受信部のみを備える受信装置、または送信部のみを備える送信装置のように、一体化されていなくても良い。
次に、図1の通信装置の省電力動作を含む詳細な動作説明を行う。
送信時動作では、MAC層処理部2のフレーム情報生成手段12において、受信時とは逆に送信するフレーム制御情報8、パケット持続時間29、宛先アドレス30、送信元アドレス31からエラー検出コード32を算出してMAC層情報部のフレーム構造を生成し、送信部7へ送り出す。MAC層情報部は、送信部7において変調され、物理層情報部と共に送信データとして、送受信切替部11を経由し送受信アンテナ5から送り出される。自端末がデータを送信するとき以外は、動作状態制御手段9から送信部7へ省電力動作状態に移行するよう指示を送れば消費電力の削減が可能となる。
送信時動作では、MAC層処理部2のフレーム情報生成手段12において、受信時とは逆に送信するフレーム制御情報8、パケット持続時間29、宛先アドレス30、送信元アドレス31からエラー検出コード32を算出してMAC層情報部のフレーム構造を生成し、送信部7へ送り出す。MAC層情報部は、送信部7において変調され、物理層情報部と共に送信データとして、送受信切替部11を経由し送受信アンテナ5から送り出される。自端末がデータを送信するとき以外は、動作状態制御手段9から送信部7へ省電力動作状態に移行するよう指示を送れば消費電力の削減が可能となる。
図3は本発明のパケット構造を送信する際のフローチャート図である。ほとんどの部分は図11と同じであり、ステップS1、S2、S4〜S8は、ステップS101、S102、S104〜S108に対応する。
図3と図11の異なる部分は、従来技術でステップS103でIBSS−ID112が準備されたのに対し、本発明ではS103で直前までのMAC層ヘッダ用エラー検出コード32を算出し準備することである。その後、ステップS104からステップS107で従来技術同様にデータを準備し、図2に示すパケットを作成しステップS108で送出する。
次に、受信動作について説明する。
図4は本発明のパケットを受信する際の通信装置の各部の動作を示すフローチャートである。
図4は本発明のパケットを受信する際の通信装置の各部の動作を示すフローチャートである。
ステップS11において、受信動作時、送受信用アンテナ5から受け取った信号が送受信切替部11を経由し物理層処理部1内の受信部6へ送られる。パケットの受信にあたっては、ステップS12のCRC16による物理層ヘッダのエラー検出までは802.11規格の技術と同じである。CRC16検査でエラーが検出されなければ、ステップS14に進み受信部6はMAC層ヘッダ25の復調を開始し、得られたシンボルを順次MAC層処理部2へ転送する。
ステップS14にてMAC層処理部2のフレーム情報取得手段8は、物理層から送られてきたシンボルの先頭にあるMAC層のヘッダ中からフレーム制御情報28、パケット持続時間29、宛先アドレス30、送信元アドレス31を受け取る。
ステップS16にて、MAC層内のフレーム情報取得手段8はフレーム制御情報28、パケット持続時間29、宛先アドレス30、送信元アドレス31のエラー検出コードを算出する。次にフレーム情報判定手段13は受信したエラー検出コード32と前記算出していたエラー検出コードを比較し、一致不一致を判定する。判定の結果、上記2つのエラー検出コードが一致しなければ、前記エラー検出コード32より前のMAC層ヘッダは伝送経路の途中のどこかで発生したエラーによって壊れていることが判るので、ステップS17に進み動作状態制御手段9は受信部6やフレーム情報取得手段8に対して受信を中止して、低消費電力状態へ移行するように指示を出す事ができる。
ステップS16で比較の結果、上記2つのエラー検出コードが、一致すればMAC層ヘッダ25にはエラーが無かった事が判るので、前記ヘッダから抽出した各種情報も正しいものであることが保証される。そこで、ステップS18に進み前記各種情報を用いた判定段階へ移行する。
前記ヘッダから既に制御情報、パケット持続時間及び宛先アドレス等の情報がフレーム情報取得手段8により抽出さている。フレーム情報判定手段13は、ステップS19にてその中の宛先アドレス30を検査し、自分宛のパケットであるか判定する。判定結果は動作状態制御手段9に伝えられ、動作状態制御手段9は、自分宛であれば受信を続けるよう受信部6に指示を出し、ステップS20に進む。
しかし、宛先アドレス30が自分を指していない場合には、これ以上受信を続けても意味はないので、ステップS19に進み動作状態制御手段9は受信部6やフレーム情報取得手段10に対して受信を中止して、低消費電力状態へ移行するように指示を出す。
また、制御情報からパケットが自分に関係のない事が判った場合にも、これ以上受信を続けても意味はないので、ステップS19に進み受信部6やフレーム情報取得手段10に対して受信を中止して、低消費電力状態へ移行するように指示を出す。
また、制御情報からパケットが自分に関係のない事が判った場合にも、これ以上受信を続けても意味はないので、ステップS19に進み受信部6やフレーム情報取得手段10に対して受信を中止して、低消費電力状態へ移行するように指示を出す。
なお、フレーム制御情報28や宛先アドレス30によって、受信中のパケットがブロードキャスト用のものである事が判明すれば、受信を継続しなくてはならない場合もある。さらに、上記中で使用されているMAC層ヘッダ用のエラー検出コード32は既存のCRCが流用可能であるが、他の検査符号を用いてもよい。また、リードソロモン符号のようなエラー訂正符号を用いれば、エラーを訂正することができるため、同じデータを再び送ってもらって受信する必要がなくなり、より電力消費が減る。
エラー訂正符号が、ハミング符号、BCH符号、リードソロモン符号などのブロック符号の場合、前記のようにIBSS−IDの代わりに同じバイト数のブロック符号を挿入すればよい。
またエラー訂正符号が、ビタビアルゴリズム、パンクチャードターボ符号などの畳み込み符号を利用する場合は、フレーム制御情報28、パケット持続時間29、宛先アドレス30、送信元アドレス31をまとめて畳み込み符号化する。その際に必要な冗長ビットはエラー検出コード32の領域を使用する。
エラー訂正処理はフレーム情報判定手段13にて行われる。
またエラー訂正符号が、ビタビアルゴリズム、パンクチャードターボ符号などの畳み込み符号を利用する場合は、フレーム制御情報28、パケット持続時間29、宛先アドレス30、送信元アドレス31をまとめて畳み込み符号化する。その際に必要な冗長ビットはエラー検出コード32の領域を使用する。
エラー訂正処理はフレーム情報判定手段13にて行われる。
ステップS18での判定の結果、自分宛であれば、引き続きステップS22まで進む。ステップS23にて、フレーム情報判定手段13は受信したMAC層ヘッダ25とMAC層データ26から算出したCRC32と受信したCRC32(27)を比較し、両者が一致すれば受信データを有効と判断し、このフレームを終了する。一致しなければステップS24に進み、このフレームを破棄する。受信時の動作については以上である。
本発明の機能を有した機器が、該機能を有していない802.11規格の機器と通信する必要がある場合は、図2のフレーム中にエラー検出コード32ではなくユーザが取り決めたIBSS−IDを付加できるようにしておけば良い。
次に、802.11規格に準拠した通信方式から本発明の通信方式へ切り替わる手順について図5を用いて説明する。
複数の機器が互いに通信を開始する。それらの機器は始めはステップS31に示すように、本発明の通信方式に対応した機器を含めて802.11規格に準拠した方法で通信を行う。ここで、本発明の機能を有した機器において、設計者が設定した任意の時間の後に、前記本発明の機能を有した機器がプローブ要求を送信する。プローブ要求とは、ある端末が周辺に存在する無線機器の有無を問い合わせるために送信する調査パケットのことであり、802.11規格でのフレーム構造は図9に示すものと同様である。プローブ要求を受信した端末はそれに対してプローブ応答を返すことになっている。プローブ応答とは、プローブ要求に応答することによって自身の存在を示す応答パケットである。
複数の機器が互いに通信を開始する。それらの機器は始めはステップS31に示すように、本発明の通信方式に対応した機器を含めて802.11規格に準拠した方法で通信を行う。ここで、本発明の機能を有した機器において、設計者が設定した任意の時間の後に、前記本発明の機能を有した機器がプローブ要求を送信する。プローブ要求とは、ある端末が周辺に存在する無線機器の有無を問い合わせるために送信する調査パケットのことであり、802.11規格でのフレーム構造は図9に示すものと同様である。プローブ要求を受信した端末はそれに対してプローブ応答を返すことになっている。プローブ応答とは、プローブ要求に応答することによって自身の存在を示す応答パケットである。
ただし、ここで送信する前記プローブ要求のフレーム構造は図2に示す本発明のフレーム構造である。したがって、前記プローブ要求を受信した機器が、本発明の機能を有するのであれば前記プローブ要求に対し応答を返すことが可能であるが、そうではない機器であればIBSS-IDが異なるため自分宛ではないと判断し無視することになる。ステップS33ではそのプローブ応答があるか否かをフレーム情報判定手段13が判定する。
プローブ応答があれば、フレーム情報判定手段113は相手機器が本発明の機能を有していると判断し、ステップS34へ進み、その機器との次の通信からは本発明の通信動作へ変更する。
プローブ応答がなければ、相手機器は本発明の機能を有していないと判断されるため、ステップS35へ進み、これまでどおり802.11規格に準拠した通信を行う。
新しい機器が通信に参加してきた場合は、同様に本発明のフレーム構造によるプローブ要求を送信することによって、その機器が本発明の機能を有しているかどうかを判定すればよい。
プローブ応答がなければ、相手機器は本発明の機能を有していないと判断されるため、ステップS35へ進み、これまでどおり802.11規格に準拠した通信を行う。
新しい機器が通信に参加してきた場合は、同様に本発明のフレーム構造によるプローブ要求を送信することによって、その機器が本発明の機能を有しているかどうかを判定すればよい。
以上説明したように、本発明によれば、MAC層のヘッダに含まれたエラー検出コード32までを読み込んだ時点で、前記ヘッダ内にある情報が有効なものかエラーによって無効化されているかの判断が可能となる。したがって、不要もしくは無効なパケットであれば、その時点で受信部6やフレーム情報取得手段8に中止の指示を出すことができ、以後は物理層処理部1、MAC層処理部2共に次のパケットまでは低消費電力状態を維持できるので、802.11規格のようにパケットの最後のCRC32まで受信を続けていた場合に較べて、大幅な消費電力削減が可能となる。
例えば、IEEE802.11b規格ロングフレームフォーマットにおいて、2312バイトのMAC層データを1Mbpsにて受信する場合を考える(図6、図7)。802.11b規格による技術の場合、
(単位時間辺りの消費電力)×(フレーム持続時間)
=2.6(W)×[192μs+176μs+18544μs]
=13.7(μWh)
(単位時間辺りの消費電力)×(フレーム持続時間)
=2.6(W)×[192μs+176μs+18544μs]
=13.7(μWh)
これに対して本発明の場合、
(単位時間辺りの消費電力)×(フレーム持続時間)
=2.6(W)×[192μs+176μs]+1.0(W)×18544(μs)
=5.42(μWh)
となり、本発明により、1フレームあたり消費電力を約60.4%削減することが可能になる。
加えて、本実施の形態による無線技術では、例えば特に受信部6などは、通電する積算時間が短くなるため、製品寿命が長くなる利点もある。
(単位時間辺りの消費電力)×(フレーム持続時間)
=2.6(W)×[192μs+176μs]+1.0(W)×18544(μs)
=5.42(μWh)
となり、本発明により、1フレームあたり消費電力を約60.4%削減することが可能になる。
加えて、本実施の形態による無線技術では、例えば特に受信部6などは、通電する積算時間が短くなるため、製品寿命が長くなる利点もある。
さらに、エラー検出コード312にエラー訂正符号を用いた場合、エラー訂正が可能なフレーム数だけ再送処理が減少するため、エラー検出符号の場合よりも通信効率が上がる。したがって通信速度が上昇し、かつ送信側、受信側共に機器の消費電力が削減される。どの程度消費電力が削減されるかは、エラー訂正されたフレーム数に依存するが、その数は伝送路の状態、エラー訂正符号の種類、フレームサイズなど様々な要因により決定されるため、ここでは省略する。
それ以外の効果として、従来から既にある802.11規格の無線通信を実現するためのASIC(特定用途向け集積回路)に代表されるハードウェアを変更することなしに利用できることが挙げられる。その理由は以下のとおりである。802.11規格のフレーム構造では送信元アドレス、送信先アドレス、IBSS−IDをフレームから取り出す作業は、決まった作業であり高速であるという理由から通常ハードウェアが行う。ところが送信元アドレス、送信先アドレス、IBSS−IDの値は、機器自身あるいは機器の利用者が変更するものであるため、それら取り出した値の処理はソフトウェアで行われる。ここで本発明は、802.11規格のフレーム構造のバイト数が同じという互換性を有するという特徴があるので、従来通りハードウェアで値を取り出す作業を行うことが可能である。万一、バイト数が異なれば、取り出した値がずれることにより値として正しくないという問題が発生する。したがってソフトウェアの変更だけで、従来のハードウェアをそのまま利用することができ本発明を実施できる。
また、通信開始時は802.11規格に準じた通信を行い、本発明の機能を有した機器と判明した機器とのみ、本発明の通信方法を行う仕組みであるため、従来技術の機器との互換性が保たれる。したがって、従来から存在する多数の機器とも通信が可能である。
本発明の利用形態の一例を図8に示す。41はテレビなどの電子機器である。42はビデオレコーダやテレビチューナなどの情報格納装置である。43は本発明の通信モジュールである。44はアンテナである。45は充電可能な電池である。46はテレビなどに表示する映像やデータ等の情報である。47はチャンネル指示、設定、要求など情報格納装置へのデータである。
電子機器41のユーザが、見ているチャンネルを変更すると、その変更要求が本発明の通信モジュールを介して情報格納装置42へ送られる。情報格納装置42は送られた変更要求に対応したチャンネルの映像や音声等の情報を、該通信モジュールを介して電子機器41へ送信する。
電子機器41と情報格納装置42が異なる部屋にあっても、取り付けられた本発明の通信モジュールが通信可能な距離であれば、コードの引き回しに困ることなく、電子機器41は情報格納装置402に録画された映像やテレビ放送を見たり聞いたりする事ができる。電池駆動することにより該電子機器41は、コードの制約が一切なくなる。本発明の通信モジュールの消費電力を削減する事により、電子機器41の視聴可能時間がより長くなりユーザに利便性をもたらすことができる。
以上、本実施の形態に沿って説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではなく、種々の変形が可能であるのは言うまでもない。本実施の形態による通信技術は、無線・有線を問わず各種通信装置に応用することができる。
さらにこれまで信号伝送を行うために有線ケーブルが使用されてきた用途において、それら有線ケーブルを無線に置き換える際に課題となる電源問題に対して、本発明の低消費電力化が有効である。具体的な用途としては、パーソナルコンピュータなどのLAN、携帯電話、IP電話、ゲーム機器における通信、映像音声の伝送などがある。
1 物理層処理部
2 MAC層処理部
3 データバス
4 制御線
5 送受信用アンテナ
6 受信部
7 送信部
8 フレーム情報取得手段
9 動作状態制御手段
10 フレーム情報伝達線
11 送受信切替部
12 フレーム情報生成手段
13 フレーム情報判定手段
21 プリアンブル
22 SFD
23 PLCPヘッダ
24 CRC16
25 MAC層用のヘッダ
26 MAC層のデータ
27 CRC32
28 フレーム制御情報
29 パケット持続時間
30 宛先アドレス
31 送信元アドレス
32 MAC層ヘッダ用エラー検出コード
33 シーケンス制御情報
41 映像表示装置
42 映像情報格納装置
43 本発明の通信モジュール
44 アンテナ
45 電池
46 映像表示装置への情報
47 映像情報格納装置への情報
101 プリアンブル
102 SFD
103 PLCPヘッダ
104 CRC16
105 MAC層用のヘッダ
106 MAC層のデータ
107 CRC32
108 制御情報
109 パケット持続時間
110 宛先アドレス
111 送信元アドレス
112 独立基本サービスセット識別子(IBSS−ID)
113 シーケンス制御情報
301 プリアンブル
302 SFD
303 PLCPヘッダ
304 CRC16
305 MAC層用のヘッダ
306 MAC層のデータ
307 CRC32
308 制御情報
309 パケット持続時間
310 宛先アドレス
311 送信元アドレス
312 独立基本サービスセット識別子(IBSS−ID)
313 シーケンス制御情報
314 MAC層ヘッダ用エラー検出コード
2 MAC層処理部
3 データバス
4 制御線
5 送受信用アンテナ
6 受信部
7 送信部
8 フレーム情報取得手段
9 動作状態制御手段
10 フレーム情報伝達線
11 送受信切替部
12 フレーム情報生成手段
13 フレーム情報判定手段
21 プリアンブル
22 SFD
23 PLCPヘッダ
24 CRC16
25 MAC層用のヘッダ
26 MAC層のデータ
27 CRC32
28 フレーム制御情報
29 パケット持続時間
30 宛先アドレス
31 送信元アドレス
32 MAC層ヘッダ用エラー検出コード
33 シーケンス制御情報
41 映像表示装置
42 映像情報格納装置
43 本発明の通信モジュール
44 アンテナ
45 電池
46 映像表示装置への情報
47 映像情報格納装置への情報
101 プリアンブル
102 SFD
103 PLCPヘッダ
104 CRC16
105 MAC層用のヘッダ
106 MAC層のデータ
107 CRC32
108 制御情報
109 パケット持続時間
110 宛先アドレス
111 送信元アドレス
112 独立基本サービスセット識別子(IBSS−ID)
113 シーケンス制御情報
301 プリアンブル
302 SFD
303 PLCPヘッダ
304 CRC16
305 MAC層用のヘッダ
306 MAC層のデータ
307 CRC32
308 制御情報
309 パケット持続時間
310 宛先アドレス
311 送信元アドレス
312 独立基本サービスセット識別子(IBSS−ID)
313 シーケンス制御情報
314 MAC層ヘッダ用エラー検出コード
Claims (12)
- 送信すべき情報をパケット化して相互通信を行うパケット通信システムにおいて、パケット内のパケット内の物理層用情報格納部の後に、物理層より上位の層のプロトコル用のヘッダを配置し、前記ヘッダの末尾に前記ヘッダに対してのエラー検出コードを付加して、信号を送信する送信装置であって、
媒体アクセス制御層データ部に関する制御情報を伝達する媒体アクセス制御層ヘッダ部に含まれ、複数の端末で構成されるネットワークの識別子である独立基本サービスセット識別子が割り当てられている時間領域に、前記媒体アクセス制御ヘッダ部のエラーを検出するためのエラー検出コードを算出して割り当て、フレームを生成するフレーム情報生成手段と、
前記エラー検出コードを含む信号を送信する送信手段とを備えることを特徴とする送信装置。 - 前記エラー検出コードは、前記媒体アクセス制御層ヘッダ部に含まれる、媒体アクセス制御層データ部のフレーム制御情報、媒体アクセス制御層データ部のパケット持続時間、宛先アドレス、及び送信元アドレスに関するエラーを検出するための符号であり、
前記フレーム情報生成手段は、前記フレーム制御情報と、前記パケット持続時間と、前記宛先アドレスと、及前記送信元アドレスとに関する情報から前記エラー検出コードを算出することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。 - 前記エラー検出コードは、エラー訂正符号であることを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
- 送信すべき情報をパケット化して相互通信を行うパケット通信システムにおいて、パケット内のパケット内の物理層用情報格納部の後に、物理層より上位の層のプロトコル用のヘッダを配置し、前記ヘッダの末尾に前記ヘッダに対してのエラー検出コードを付加して、信号を受信する受信装置であって、
媒体アクセス制御層データ部に関する制御情報を伝達する媒体アクセス制御層ヘッダ部に含まれ、複数の端末で構成されるネットワークの識別子である独立基本サービスセット識別子が割り当てられている時間領域に、前記媒体アクセス制御ヘッダ部のエラーを検出するためのエラー検出コードを割り当てられたフレーム構造の信号を受信する受信手段と、
前記受信した信号から前記エラー検出コードを算出し、前記受信手段が受信したエラーコードと前記算出エラーコードを比較して、該受信エラーコードと算出エラーコードが一致するか否かを判定する判定手段と、
一致しない場合には、前記エラーコード受信以降に到来する情報の受信を停止する制御手段とを備えることを特徴とする受信装置。 - 前記エラー検出コードは、前記媒体アクセス制御層ヘッダ部に含まれる、媒体アクセス制御層データ部のフレーム制御情報、媒体アクセス制御層データ部のパケット持続時間、宛先アドレス、及び送信元アドレスに関するエラーを検出するための符号であり、
前記判定手段は、前記フレーム制御情報と、前記パケット持続時間と、前記宛先アドレスと、及前記送信元アドレスとに関する情報から前記エラー検出コードを算出することを特徴とする請求項4に記載の送信装置。 - 前記エラー検出コードは、エラー訂正符号であることを特徴とする請求項4に記載の送信装置。
- 前記判定手段は、前記受信した宛先アドレスが、自分宛であるか否かを判定し、
前記制御手段は、宛先アドレスが自分宛でない場合は、前記エラーコード受信以降に到来する情報の受信を停止しすることを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の受信装置。 - 前記制御手段は、受信停止状態を少なくとも次のフレームが到来するまで持続することを特徴とする請求項4乃至7のいずれかに記載の受信装置。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載の送信装置と、
請求項4乃至8のいずれかに記載の受信装置と、
から構成されることを特徴とする通信装置。 - 通信相手が、前記受信装置か否かを判定するために、前記送信装置により調査パケットを送信することを特徴とする請求項9に記載の通信装置。
- 前記受信装置により前記調査パケットを受信し、前記送信装置により前記パケットを受け入れ可能であれば応答パケットを送信することを特徴とする請求項9に記載の通信装置。
- 前記送信装置により前記調査パケットを送信し、前記受信装置に送信相手端末から応答パケットが受信されればその後、独立基本サービスセット識別子が割り当てられている時間領域に、前記媒体アクセス制御ヘッダ部のエラーを検出するためのエラー検出コードを割り当てられたフレーム構造のパケットを送信することを特徴とする請求項9に記載の通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005198237A JP2007019773A (ja) | 2005-07-07 | 2005-07-07 | 送信装置、受信装置及びそれらを備えた通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007019773A true JP2007019773A (ja) | 2007-01-25 |
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|---|---|---|---|
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Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO2016006365A1 (ja) * | 2014-07-11 | 2016-01-14 | ソニー株式会社 | 情報処理装置、通信システムおよび情報処理方法 |
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-
2005
- 2005-07-07 JP JP2005198237A patent/JP2007019773A/ja active Pending
Cited By (14)
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|---|---|---|---|---|
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