JP2007015081A - 複合加工機及びこれを用いた加工方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】単機能の加工機の刃具を効率よく組合せて各種ワークを効率よく加工し、汎用性が高い複合加工機及びこれを用いた加工方法を提供する。
【解決手段】先端に刃部14を有する棒状の第1刃具11と、先端面及び周囲側面が切削面となる円筒状の刃部15を有し該円筒状刃部15の中心軸C2廻りに回転可能な第2刃具12と、外周面に刃部16を有する円板状刃具であって円板の中心軸C3廻りに回転可能な第3刃具13とを有する複合加工機であって、前記第1刃具は、その刃部が、ワーク3の回転軸となる主軸C1を含む主軸面に対し直角方向に進退可能で且つ該進退方向を含む面内で該進退方向と直角な方向に移動可能であり、前記第2刃具は、その中心軸に沿って進退可能で且つ該進退方向を含む面内で該進退方向と直角な方向に移動可能であり、前記第3刃具は、その中心軸が前記主軸C1と平行で且つ主軸C1に対し進退可能である。
【選択図】図1
【解決手段】先端に刃部14を有する棒状の第1刃具11と、先端面及び周囲側面が切削面となる円筒状の刃部15を有し該円筒状刃部15の中心軸C2廻りに回転可能な第2刃具12と、外周面に刃部16を有する円板状刃具であって円板の中心軸C3廻りに回転可能な第3刃具13とを有する複合加工機であって、前記第1刃具は、その刃部が、ワーク3の回転軸となる主軸C1を含む主軸面に対し直角方向に進退可能で且つ該進退方向を含む面内で該進退方向と直角な方向に移動可能であり、前記第2刃具は、その中心軸に沿って進退可能で且つ該進退方向を含む面内で該進退方向と直角な方向に移動可能であり、前記第3刃具は、その中心軸が前記主軸C1と平行で且つ主軸C1に対し進退可能である。
【選択図】図1
Description
本発明は、加工形態の異なる複数の刃具を有する複合加工機及びこれを用いた内燃機関のクランク軸及びカム軸の加工方法に関する。
従来、内燃機関のクランク軸を丸棒素材から加工成形する場合、図14〜図16に示すような3種類の加工用の刃具が用いられていた。
図14は、先端に刃部1を有する棒状の固定小幅刃具(バイト)2を示す。この小幅刃具2は、旋盤あるいはこれに類する工作機械に装着される。ワーク(被加工物)であるクランク軸3は、回転中心となるジャーナル4と、このジャーナル4と同心円のクランクウェブ5(図はクランクウェブの加工途中段階の形状を示す)と、クランクウェブ5間を連結するクランクピン6により構成される。両側のジャーナル4の端部が主軸台(不図示)にチャックされセットされる。ジャーナルの中心軸が主軸C1と一致してクランク軸3は主軸C1廻りに矢印Aのように回転する。
ここで、主軸C1方向をX方向、これに直角方向をY方向、高さ方向をZ方向として小幅刃具2の動作を説明する。刃具2は、主軸C1を含む主軸面(ZX面)に直角な方向(Y方向)に矢印Pのように進退可能であるとともに、この進退方向に直角な方向(Z方向)に矢印Qのように移動可能である。また、刃物台の移動により主軸C1に沿ってX方向に移動可能である。
この刃具(バイト)2は、ジャーナル4及びクランクピン6の外周面を切削可能である。
ジャーナル4の外周面を切削する場合には、ジャーナル4の中心軸を主軸C1と一致させてセットした状態で切削する。
ジャーナル4の外周面を切削する場合には、ジャーナル4の中心軸を主軸C1と一致させてセットした状態で切削する。
クランクピン6の外周面を切削する場合には、クランクピン6の中心軸を主軸C1に一致させてクランク軸3をセットして研削する。あるいは、ジャーナル4の中心軸を主軸C1に一致させてクランクピン6を偏芯回転させ、この偏芯回転に追従するように刃具2を移動制御しながらクランクピン6の外周面を切削する。いずれにしても、セッティングや偏芯回転への追従制御が面倒であり、生産効率は低い。
図15は、先端に、フライス又はエンドミルあるいはドリル等これに類似した円筒状の刃部7を有する小口径回転刃具8を示す。刃部7は、円筒の中心軸C2廻りに矢印Bのように回転可能である。この刃部7の周囲側面及び先端面に刃が備わる。この回転刃具8は、フライス盤あるいはこれに類似した工作機械に装着される。ワークであるクランク軸3は、前述の図14の例と同じである。
この回転刃具8は、ジャーナル4及びクランクピン6の外周面を切削可能である。また、この回転刃具8は、クランクウェブ5のウェブ面(斜線部)を加工可能である。
ジャーナル4の外周面を切削する場合には、ジャーナル4の中心軸を主軸C1と一致させてセットした状態で刃部7の先端面で切削加工する。
ジャーナル4の外周面を切削する場合には、ジャーナル4の中心軸を主軸C1と一致させてセットした状態で刃部7の先端面で切削加工する。
クランクピン6の外周面を切削する場合には、クランクピン6の中心軸を主軸C1に一致させてクランク軸3をセットして切削する。あるいは、ジャーナル4の中心軸を主軸C1に一致させてクランクピン6を偏芯回転させ、この偏芯回転に追従するように回転刃具8を移動制御しながら刃部7の先端面でクランクピン6の外周面を切削する。いずれにしても、セッティングや偏芯回転への追従制御が面倒であり、また刃部7の先端面でしか加工できないので生産効率は低い。
クランクウェブ5のウェブ面は、回転刃具8の刃部7の側面により切削する。
クランクウェブ5のウェブ面は、回転刃具8の刃部7の側面により切削する。
図16は、外周面に刃部9を有する円板状の大口径回転刃具10を示す。この回転刃具10は、円板の中心軸C3廻りに矢印Cのように回転可能である。この回転中心軸C3は主軸C1と平行であるとともに、主軸Cに対し矢印RのようにY方向に進退可能である。
このような回転刃具10は、通常クランクピンを加工するピンミラーに装着される。この回転刃具10を、主軸C1廻りに偏芯回転するクランク軸3のクランクピン6に追従して位置制御しながらクランクピン6の外周面を加工する。しかし、このようなピンミラーは単機能であり、丸棒素材から偏芯回転するクランクピンを加工する場合には効率的に加工でき生産性も向上するが、クランクピンの加工を優先するために高価なイニシャルコスト及び設置場所を必要とし、他の工作物を考慮した場合、全体として稼動率が低下し生産数量の変動に効率よく対応できず結局生産性の低下を来たす。
本発明は上記従来技術を考慮したものであって、単機能の加工機の刃具を効率よく組合せて各種ワークを効率よく加工し、汎用性が高く、特にクランク軸のような偏芯回転するクランクピンを有するワークやカム軸のような非円形のカムを有するワークに対し1台の加工機で効率よくワークを加工し、稼働率及び生産性を高めることができる複合加工機の提供を目的とする。
請求項1の発明は、先端に刃部を有する棒状の第1刃具と、先端面及び周囲側面が切削面となる円筒状の刃部を有し該円筒状刃部の中心軸廻りに回転可能な第2刃具と、外周面に刃部を有する円板状刃具であって円板の中心軸廻りに回転可能な第3刃具とを有する複合加工機であって、前記第1刃具は、その刃部が、ワークの回転軸となる主軸を含む主軸面に対し直角方向に進退可能で且つ該進退方向を含む面内で該進退方向と直角な方向に移動可能であり、前記第2刃具は、その中心軸に沿って進退可能で且つ該進退方向を含む面内で該進退方向と直角な方向に移動可能であり、前記第3刃具は、その中心軸が前記主軸と平行で且つ主軸に対し進退可能であることを特徴とする複合加工機を提供する。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記第2刃具は、その中心軸が前記主軸に対し直角な位置及び傾斜した位置に配置可能であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の複合加工機を用いた加工方法であって、前記ワークは内燃機関のクランク軸であり、丸棒素材を主軸上にセットし、該素材に対し前記第1刃具で、クランクウェブ間のジャーナルを形成し、次に、素材をセットしたまま、前記第3刃具で、クランクピン及びクランクウェブを荒加工し、次に、素材をセットしたまま、前記第2刃具で、前記クランクウェブの仕上げ加工を施すことを特徴とするクランク軸の加工方法を提供する。
請求項4の発明は、請求項1又は2の複合加工機を用いた加工方法であって、前記ワークはカムを有するカム軸であり、前記第3刃具を用いてカムプロフィルの荒加工を行うことを特徴とするカム軸の加工方法を提供する。
請求項1の発明によれば、1台の複合加工機が機能の異なる3種類の刃具を備えるため、複雑な形状で、表面切削や孔明け及び偏芯した軸加工など複数の加工プロセスを必要とするワークに対し、ワークをセットしたまま効率よく連続的に加工することができ、ワークに対する汎用性が高まるとともに生産性が向上する。特に内燃機関のクランク軸を加工形成する場合に、偏芯したクランクピンの加工が効率よくできるため、丸棒素材からクランク軸を加工形成するときの生産効率が高まり、少量の製品の加工要求に対し作業性や生産性の点だけでなく、コスト的にも充分に対応できる複合加工機が実現され、あらゆる需要に対処して産業の発達に寄与できる。
請求項2の発明によれば、小口径の第2回転刃具の回転中心軸が、ワークをセットする主軸に対し、直角な位置と傾斜した位置のいずれかの位置に選択的に配置することができるため、必要に応じてワークに対し直交する孔や傾斜する孔を適宜形成することができる。
請求項3の発明によれば、丸棒素材からクランク軸を加工形成する場合に、素材をセットしたまま加工プロセスごとに主軸位置を変えることなく、第1〜第3刃具を適宜用いて効率よくクランク軸を加工形成できる。特に偏芯したクランクピンを大口径の第3回転刃具を用いて短時間で効率よく加工できるため、生産性が向上する。
請求項4の発明によれば、丸棒素材からカム軸を加工形成する場合に、素材をセットしたまま加工プロセスごとに主軸位置を変えることなく、第1〜第3刃具を適宜用いて効率よくカム軸を加工形成できる。特に非円形のカムを大口径の第3回転刃具を用いて短時間で効率よく加工できるため、生産性が向上する。
図1は、本発明に係る複合加工機の基本構成図である。この実施例は、先端に刃部14を有する棒状の第1刃具(バイト)11と、先端面及び周囲側面が切削面となる円筒状の刃部15を有し該円筒状刃部15の中心軸C2廻りに回転可能な第2刃具12と、外周面に刃部16を有する円板状刃具であって円板の中心軸C3廻りに回転可能な第3刃具13とを有する複合加工機である。記第1刃具11は、その刃部14が、ワークの回転軸となる主軸C1を含む主軸面(ZX面)に対し直角方向(Y方向)に矢印P1のように進退可能で且つ該進退方向を含む面内で該進退方向と直角な方向(Z方向)に矢印Q1のように移動可能である。
第2刃具12は、その中心軸C2に沿って矢印Q2のように進退可能で且つ該進退方向を含む面内(C2を垂直配置したときはYZ面内)で該進退方向Q2と直角な方向に矢印P2のように移動可能である。この第2刃具12の回転中心軸C2は、主軸C1を含む面内(ZX面内)で主軸C1に対し直角方向だけでなく、斜め方向に移動できる。これにより、主軸上のワークに対し直角方向の孔及び傾斜した孔を形成できる。
第3刃具13は、その中心軸C3が主軸C1と平行で且つ主軸C1に対し矢印Rのように進退可能である。
第1刃具11の刃幅は通常のクランク軸のクランクウェブ間のクランクピンを加工できる程度の小幅であり、通常はほぼウェブ間隔未満である。同様に第2刃具12の刃部15の径についてもクランクピンを加工できる程度に小口径であり、通常はほぼウェブ間隔未満である。第3刃具13の円板の外径は、丸棒素材から効率よくクランクピンを切削できるような大口径であり、直径約400mm以上が好ましい。
図2は本発明に係る複合加工機の外観図である。
この実施例の複合加工機17は、第1主軸台18と、第2主軸台19と、第1刃物台20と、第2刃物台21とを共通のベッド22上に備える。主軸台18,19及び刃物台20,21はベッド22上で矢印JのようにX方向に移動可能である。
この実施例の複合加工機17は、第1主軸台18と、第2主軸台19と、第1刃物台20と、第2刃物台21とを共通のベッド22上に備える。主軸台18,19及び刃物台20,21はベッド22上で矢印JのようにX方向に移動可能である。
第1及び第2主軸台18,19は、チャック23によりワーク(不図示)を掴む。チャック23は矢印Dのように主軸C1廻りに回転可能である。
第1刃物台20は、ヘッド24を有し、このヘッド24に刃具25(前述の図1の第1刃具11又は第2刃具12)が装着される。ヘッド24は、自動刃具交換装置(Automatic Tool Changer)からなり、第1刃具11及び第2刃具12はこの自動刃具交換装置24により自動的に交換される。刃具25は、主軸C1方向に向けて矢印Fのように進退可能であるとともに、これと直角方向に矢印Gのように移動可能である。さらにヘッド24は、刃具25の進退方向Fと直角方向の回転軸C4廻りに矢印Eのように回転可能である。これにより、刃具25の進退方向Fを主軸C1に対し傾斜させることができる。
第1刃物台20は、ヘッド24を有し、このヘッド24に刃具25(前述の図1の第1刃具11又は第2刃具12)が装着される。ヘッド24は、自動刃具交換装置(Automatic Tool Changer)からなり、第1刃具11及び第2刃具12はこの自動刃具交換装置24により自動的に交換される。刃具25は、主軸C1方向に向けて矢印Fのように進退可能であるとともに、これと直角方向に矢印Gのように移動可能である。さらにヘッド24は、刃具25の進退方向Fと直角方向の回転軸C4廻りに矢印Eのように回転可能である。これにより、刃具25の進退方向Fを主軸C1に対し傾斜させることができる。
第2刃物台21は、前述の図1で説明したとおり大口径の円板状の第3刃具13を備える。この第3刃具13は、X,Y,Z方向に移動制御可能である。
図3は、本発明に係る複合加工機を用いて丸棒素材からクランク軸を加工形成するプロセスを示すフローチャートである。また、図4〜図12は、プロセスの各ステップでのワークの加工形状を示す図である。
ステップS1:
図4に示すように、丸棒素材のワーク26を適当な長さに切断する。これは従来と同様に鋸盤などを用いて行う。
図4に示すように、丸棒素材のワーク26を適当な長さに切断する。これは従来と同様に鋸盤などを用いて行う。
ステップS2:
クランク軸の全長を設定し、制御装置(不図示)に入力して切削のプログラムに書き込む。図5に示すように、丸棒素材のワーク26の両端にセンター27を形成し、一方の端部につかみ代28を形成する。本工程は従来と同様に、センタリングマシン又は横型マシニングセンターなどを用いて行う。
クランク軸の全長を設定し、制御装置(不図示)に入力して切削のプログラムに書き込む。図5に示すように、丸棒素材のワーク26の両端にセンター27を形成し、一方の端部につかみ代28を形成する。本工程は従来と同様に、センタリングマシン又は横型マシニングセンターなどを用いて行う。
ステップS3:
図6に示すように、ワーク26の端部29及び素材ほぼ全長を荒加工する。これは、ワーク26の一方の端部のつかみ代28をチャックした状態で他方の端部29及びワーク全長の外周面を第1刃具11で加工するものである。
図6に示すように、ワーク26の端部29及び素材ほぼ全長を荒加工する。これは、ワーク26の一方の端部のつかみ代28をチャックした状態で他方の端部29及びワーク全長の外周面を第1刃具11で加工するものである。
ステップS4:
図7に示すように、ワークの端部にフランジ付端部30を形成するとともに、ワーク中間部にジャーナル31を形成する。これは、ステップS3で荒加工した端部29をチャックして、クランク軸のフロント側(図では左側)を切削するものである。すなわち、端部29の反対側の端部にフランジ付端部30を形成するとともに、中間のジャーナル31を形成する。この切削加工は第1刃具11で行う。
図7に示すように、ワークの端部にフランジ付端部30を形成するとともに、ワーク中間部にジャーナル31を形成する。これは、ステップS3で荒加工した端部29をチャックして、クランク軸のフロント側(図では左側)を切削するものである。すなわち、端部29の反対側の端部にフランジ付端部30を形成するとともに、中間のジャーナル31を形成する。この切削加工は第1刃具11で行う。
ステップS5:
図8に示すように、フランジ付端部30のフランジ30aに位相基準34を切欠き形成する。この切削加工は第2刃具12で行う。
図8に示すように、フランジ付端部30のフランジ30aに位相基準34を切欠き形成する。この切削加工は第2刃具12で行う。
ステップS6:
図9(A)(C)に示すように、クランクウェブ5間を削り込んで偏芯したクランクピン6を加工形成するとともに、同図(B)(D)に示すように、クランクウェブ5の外形を荒加工する。これらの加工は第3刃具13で行う。
図9(A)(C)に示すように、クランクウェブ5間を削り込んで偏芯したクランクピン6を加工形成するとともに、同図(B)(D)に示すように、クランクウェブ5の外形を荒加工する。これらの加工は第3刃具13で行う。
ステップS7:
図10に示すように、クランクウェブ5の外形を仕上げ加工する。これは、前述の図9(D)で示したように大口径の第3刃具13で概略形状に荒加工したクランクウェブ5を、小口径の第2刃具12で正確な形状に仕上げるものである。このように、同一ベッド上に備わる第3刃具13と第2刃具12を順番に用いて、ワークを装着したまま、クランクウェブ側面及び外周面を切削することにより、クランク軸の加工形成が効率よくできる。
ステップS8
焼入れ、焼戻しの熱処理により素材の硬度や材質をクランク軸として適正なものに調整する。
図10に示すように、クランクウェブ5の外形を仕上げ加工する。これは、前述の図9(D)で示したように大口径の第3刃具13で概略形状に荒加工したクランクウェブ5を、小口径の第2刃具12で正確な形状に仕上げるものである。このように、同一ベッド上に備わる第3刃具13と第2刃具12を順番に用いて、ワークを装着したまま、クランクウェブ側面及び外周面を切削することにより、クランク軸の加工形成が効率よくできる。
ステップS8
焼入れ、焼戻しの熱処理により素材の硬度や材質をクランク軸として適正なものに調整する。
ステップS9:
図11に示すように、真直ぐなオイル通路が必要になるジャーナル31及びクランクピン6に、主軸C1に直角方向の直油孔32を形成する。この孔加工は第2刃具12で行う。
図11に示すように、真直ぐなオイル通路が必要になるジャーナル31及びクランクピン6に、主軸C1に直角方向の直油孔32を形成する。この孔加工は第2刃具12で行う。
ステップS10:
図12に示すように、斜めのオイル通路が必要になるジャーナル31及びクランクピン6に、主軸C1に対し斜め方向の斜め油孔33を形成する。この孔加工は第2刃具12で行う。
図12に示すように、斜めのオイル通路が必要になるジャーナル31及びクランクピン6に、主軸C1に対し斜め方向の斜め油孔33を形成する。この孔加工は第2刃具12で行う。
ステップS11:
図13に示すように、ワーク26の両端部29,30の端面に部材取付け用の孔35を形成する。この孔加工は第2刃具12で行う。
なお、本複合加工機には、ワーク全長の適当な位置に、着脱又は移動可能な振れ止めが刃物台を含むベッド上に設けてある。
図13に示すように、ワーク26の両端部29,30の端面に部材取付け用の孔35を形成する。この孔加工は第2刃具12で行う。
なお、本複合加工機には、ワーク全長の適当な位置に、着脱又は移動可能な振れ止めが刃物台を含むベッド上に設けてある。
ステップS12:
ジャーナル研削仕上げを行う。これは、従来と同様にジャーナル用の研磨機を用いて行う。
ジャーナル研削仕上げを行う。これは、従来と同様にジャーナル用の研磨機を用いて行う。
ステップS13:
ピン研削仕上げを行う。これは、従来と同様にクランクピン用の研磨機を用いて行う。
ピン研削仕上げを行う。これは、従来と同様にクランクピン用の研磨機を用いて行う。
ステップS14:
熱処理により表面を窒化して硬度を高める。
ステップS15:
熱処理により生じた歪をプレスにより除去する。
熱処理により表面を窒化して硬度を高める。
ステップS15:
熱処理により生じた歪をプレスにより除去する。
ステップS16:
従来と同じバランス加工機を用いてクランクウェブを加工して重量バランスを調整する。
ステップS17:
クランクピンをラップ仕上げする。
従来と同じバランス加工機を用いてクランクウェブを加工して重量バランスを調整する。
ステップS17:
クランクピンをラップ仕上げする。
ステップS18:
ジャーナルをラップ仕上げする。
ステップS19:
ワーク各部の寸法を測って寸法データを記録する。
ジャーナルをラップ仕上げする。
ステップS19:
ワーク各部の寸法を測って寸法データを記録する。
ステップS20:
必要な寸法データをワークに刻印する。
ステップS21:
ワークの検査及び防錆処理を行う。
ステップS22:
完成したクランク軸を出荷する。
必要な寸法データをワークに刻印する。
ステップS21:
ワークの検査及び防錆処理を行う。
ステップS22:
完成したクランク軸を出荷する。
なお、上記実施例はクランク軸の加工について説明したが、非円形(卵形等)のカムを軸上に有するカム軸の加工についても適用可能である。この場合、特に大口径の第3刃具を用いてカムプロフィル(カム形状)を形成することにより生産性が高まる。
本発明は、同一ベッド上に、大口径の円板状回転刃具とともに、バイトに類する小幅刃具及びフライスあるいはエンドミルに類する小口径回転刃具を備え、これらを用いて、ワークを回転させながら切削する複合加工機として利用できる。特に、内燃機関のクランク軸やカム軸を丸棒素材から加工形成する場合に効果的に利用可能である。
1:刃部、2:小幅刃具、3:クランク軸、4:ジャーナル、5:クランクウェブ、6:クランクピン、7:刃部、8:小口径回転刃具、9:刃部、10:大口径回転刃具、11:第1刃具、12:第2刃具、13:第3刃具、14:刃部、15:刃部、16:刃部、17:複合加工機、18:第1主軸台、19:第2主軸台、20:第1刃物台、21:第2刃物台、22:ベッド、23:チャック、24:ヘッド、25:刃具、26:ワーク、27:センター、28:つかみ代、29:端部、30:フランジ付端部、30a:フランジ、31:ジャーナル、32:直油孔、33:斜め油孔、34:位相基準、35:孔。
Claims (4)
- 先端に刃部を有する棒状の第1刃具と、先端面及び周囲側面が切削面となる円筒状の刃部を有し該円筒状刃部の中心軸廻りに回転可能な第2刃具と、外周面に刃部を有する円板状刃具であって円板の中心軸廻りに回転可能な第3刃具とを有する複合加工機であって、
前記第1刃具は、その刃部が、ワークの回転軸となる主軸を含む主軸面に対し直角方向に進退可能で且つ該進退方向を含む面内で該進退方向と直角な方向に移動可能であり、
前記第2刃具は、その中心軸に沿って進退可能で且つ該進退方向を含む面内で該進退方向と直角な方向に移動可能であり、
前記第3刃具は、その中心軸が前記主軸と平行で且つ主軸に対し進退可能であることを特徴とする複合加工機。 - 前記第2刃具は、その中心軸が前記主軸に対し直角な位置及び傾斜した位置に配置可能であることを特徴とする請求項1に記載の複合加工機。
- 前記ワークは内燃機関のクランク軸であり、
丸棒素材を主軸上にセットし、
該素材に対し前記第1刃具で、クランクウェブ間のジャーナルを形成し、
次に、素材をセットしたまま、前記第3刃具で、クランクピン及びクランクウェブを荒加工し、
次に、素材をセットしたまま、前記第2刃具で、前記クランクウェブの仕上げ加工を施すことを特徴とする請求項1又は2に記載の複合加工機を用いたクランク軸の加工方法。 - 前記ワークはカムを有するカム軸であり、前記第3刃具を用いてカムプロフィルの荒加工を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の複合加工機を用いたカム軸の加工方法。
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2005
- 2005-07-11 JP JP2005201036A patent/JP2007015081A/ja active Pending
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