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JP2007014247A - 生物観賞用補助枠と生物観賞用容器からなる生物観賞用セット - Google Patents

生物観賞用補助枠と生物観賞用容器からなる生物観賞用セット Download PDF

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JP2007014247A
JP2007014247A JP2005197972A JP2005197972A JP2007014247A JP 2007014247 A JP2007014247 A JP 2007014247A JP 2005197972 A JP2005197972 A JP 2005197972A JP 2005197972 A JP2005197972 A JP 2005197972A JP 2007014247 A JP2007014247 A JP 2007014247A
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Nobuo Yamagami
信夫 山上
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Abstract

【課題】 一般家庭や飲食店等において、癒しを求める現代人が手軽に田舎の自然の雰囲気を手に入れられる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】 上記課題を解決するために、生物観賞用補助枠と生物観賞用容器とからなる生物観賞用セットを発明した。生物観賞用補助枠は、上方開口の収容腔部を備えた生物観賞用容器の周壁上に設置するもので上方開放の樋部を備えていることを特徴とする。
生物観賞用容器と生物観賞用補助枠に土や植物又は生物を入れることで、癒しを求める現代人に、田舎の雰囲気を提供することができる。
【選択図】 図2

Description

本願発明は、一般家庭や飲食店等において好適に使用される生物観賞用補助枠と生物観賞用容器からなる生物観賞用セットに関する。
昔から一般家庭や飲食店等の室内において、インテリアの一部として植物が飾られている。特に飲食店等では、店のコンセプトに合ったフラワーアレンジメントを取り入れることで、その店独自の雰囲気作りが行われている。
そうした中、単純に花を飾るだけではなく、水を用いて視覚的・聴覚的にも楽しめる技術が開示されている(特許文献1参照。)。
特開2002−330635号公報
ところが、特許文献1に記載の技術は、コンセント電源によって作動する電動ポンプを水の循環のために用いる点で人工的なものであり、人に安らぎを与える効果は低いと考えられる。
そこで、本願発明は、癒しを求める現代人が手軽に田舎の自然の雰囲気を手に入れられるものであって、看者に人工的なものであると感じさせない技術を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本願出願人は、生物観賞用セットを発明した。
生物観賞用セットは、上方開口の収容腔部を備えた生物観賞用容器と、該生物観賞用容器の周壁に設置される平面視環状の生物観賞用補助枠と、を有する生物観賞用セットにおいて、該生物観賞用補助枠が、上方開放の樋部を有することを特徴とする。
また、本発明は、該生物観賞用補助枠が、立設した外周壁と内周壁と、外周壁と内周壁を連結保持するとともに生物観賞用容器の周壁上に載置される連結板と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記樋部が、生物観賞用補助枠の内周間に架設されていることを特徴とする。
また、本発明は、生物観賞用セットを構成する部材の一部又はその全てに、ルチル型結晶の酸化チタン(TiO2)の微粉末を低温溶射法により溶射してアナターゼ型結晶10〜40重量%及びルチル型結晶60〜90重量%の光触媒皮膜を形成したことを特徴とする。
また、本発明は、生物観賞用セットを構成する部材の一部又はその全てに、酸化チタン(TiO2)のアナターゼ型結晶微粒子20〜50重量%及びルチル型結晶微粒子50〜80重量%と、金属微粒子と、吸着剤としてのセラミック微粒子をバインダー中に混入せしめて形成した塗料又は印刷インキを塗布又は印刷したことを特徴とする。
また、本発明は、前記生物観賞用セットが有する生物観賞用補助枠である。
また、本発明は、上方開口の収容腔部を備えた生物観賞用容器において、樋部が、周壁に設けられていることを特徴とする生物観賞用容器である。
また、本発明は、前記生物観賞用容器を構成する部材の一部又はその全てに、前記光触媒皮膜を形成したことを特徴とする。
また、本発明は、前記生物観賞用容器を構成する部材の一部又はその全てに、前記塗料又は前記印刷インキを塗布又は印刷したことを特徴とする。
本願発明を使用することで、一般家庭や飲食店等において、手軽に田舎の自然の雰囲気を作りだすことができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図1乃至5を用いて説明する。
生物観賞用セット100は、上方開口の収容腔部を備えた生物観賞用容器110と、その周壁112の上部112aに載置される枠内が開口した平面視環状の生物観賞用補助枠120とからなる。
補助枠120は、外周壁121と内周壁122と連結板123とからなり、外周壁121と内周壁122は、連結板123によって連結保持され、断面は略H字形をしている(図2参照。)。補助枠120には、外周壁121と内周壁122と連結板123とにより上方開放の樋部124が形成されている。つまり、連結板123は樋部の底面に当たる。
補助枠120は、容器110の周壁112の上部112aに載置するので、容器110の開口部の大きさにあわせて連結板123を採寸するとよい。外周壁121と内周壁122の縦の長さは、内周壁122の方が短くなっている。外周壁121と内周壁122の縦の長さは、特に限定されるものではないが、外周壁121の長さが短すぎると容器の周壁112が外側に露出してしまい美観を損ねる可能性がある。一方、内周壁122が長過ぎると容器110に土を入れた場合に、その土が邪魔となり補助枠120を設置しにくくなる。なお、樋部124の底面にあたる連結板123には、植木鉢のように1以上の水抜き穴(図示しない)が設けられている。補助枠120の材質はプラスチック等でもよいが、木材を用いるとより自然に近い雰囲気を作り出すことができる。
容器110は、底面111と周壁112とからなる。その大きさは、庭やマンションのベランダで使用できるような小型のものから、レストランや展示場で使用するような大型のものまで、様々な大きさのものを用いることができる。また、ホームセンターなどで市販されているプラスチック容器や発泡スチロール容器を用いてもよい。
補助枠120と容器110の付着箇所P(図2参照。)には、公知の光触媒機能体が付着されている。付着箇所P以外の場所に付着させても、光触媒の防汚効果が働き汚れにくく好ましい。
以下、光触媒機能体について説明する。
光触媒機能体は、基本的に光触媒粒子と吸着材料とからなる。
光触媒粒子は、光半導体粉末と電極粉末とからなり、光半導体粉末としてはTiO、CdS、CdSe、WO3、Fe23、SrTiO3、KNbO3等を挙げることができる。電極粉末としては銀、金、白金、銅等の種々の金属粉末を用いることができる。光触媒としての金属粉末には、光触媒が本来的な機能を発揮するための不可欠な要素の一つとして水分が要求されるため、水の存在下で経時変化がなく安定していることが必要となることから、前記の金属粉末の中でも白金が最も好ましいが、経済性を考慮し、更に前記特性を具備しており、無毒でそれ自体も殺菌性を有しているため銀が好ましい。また、電極としては、必ずしも金属には限定されず、これら金属の代わりに例えば、ケイ素Siが使用可能であることが判明し、このケイ素電極によっても電子の移動が生じる。銀、金、白金等は価格が高くケイ素の使用は経済的に大きな効果を果たすものである。
吸着材料は、細菌、ウィルス、かびのほか、悪臭物質及び有害物質等の処理対象物を吸着、保持するためのものである。かかる吸着材料としては、アパタイト(リン灰石)、ゼオライト又はセピオライト等のセラミック粉末、活性炭及び絹繊維含有物によりなる群から選ばれる1以上を挙げることができ、これらは必要に応じて2以上を組み合わせて用いることができる。ここでアパタイトとしては、細菌、ウィルス、かび等の蛋白質を選択的に吸着するハイドロキシアパタイト[Ca10(PO46(OH)2]が好ましい。また、絹繊維含有物としては、絹繊維粉末のほか、顆粒状に成形したものやゲル状物等も含まれる。これらの吸着材料(絹繊維含有物は粉末の場合)の粒径はより大きな表面積を確保するとともに、良好な被着作業性を考慮すると0.001〜1.0μmが好ましく、特に0.01〜0.05μmが好ましい。光半導体粉末と吸着材料の混合割合は、殺菌、脱臭作用等を好適に発揮するためには、光半導体粉末100重量部に対して吸着材料が1〜50重量部が好ましく、特に10〜30重量部が好ましい。
光触媒機能体を付着させる方法には、低温溶射する方法と塗布する方法がある。以下、説明する。
図3は、低温溶射法により部材表面に光触媒を付着せしめた状態を示すものである。部材160上に例えば融点が2000℃以下である酸化チタン(TiO2)の微粒子(5〜50μm)と、金属の微粒子1〜10μmとを酸素、アセチレン等を使用したガス溶射法により約2900〜3000℃で溶融したセラミックスを溶射したものである。溶射した状態では、光触媒の粒子161は、一方の電極として作用する酸化チタン粒子161aとこの酸化チタン粒子161aに坦持された他方の電極として作用する金属の例えば銀粒子161bとからなる。光触媒粒子161は電気化学セルをなし、溶射後は、30〜40μの偏平積層粒子となり、ガスの高温により溶融しつつアンカー効果により部材160上に付着する。酸素、アセチレン等を使用するガス溶射による低温溶射法においては、溶融光触媒微粒子を噴射するガストーチと部材とを相対的に移動させて部材表面が50℃以上に上がらないようにして行われ、したがって、紙、布等に対しても溶射が可能となるものである。しかしながら、ガス溶射であるため使用原料の粉体の融点は2000℃以下に制限される。なお、トーチと部材との相対速度を調整することによりプラズマ溶射も可能となるが、プラズマ溶射だと使用原料の融点は3500℃位のものまで溶射可能となる。
一般に、溶射においては、アンカー効果により部材上にパウダーを付着させるため、溶射用のパウダーは5μm以上の塊状のものが好適であり、溶射パウダーとして全てアナターゼがルチルに転移しているものが用いられている。アナターゼ結晶形態の酸化チタン(チタニア)は、強力な光触媒作用を有するが、溶射後の光触媒粒子がすべてアナターゼ結晶を有していると、その分解作用が強すぎて部材を犯してしまうので実用化できないこととなる。しかしながら、アナターゼ結晶粒子の粒径、溶射温度、部材表面温度及び使用加熱源をそれぞれ5〜25μm、約2900〜3000℃、40〜50℃及びガスに調整選択することにより、アナターゼ結晶10〜40%を合成することができる。すなわち、アナターゼとルチルとの変態点である約750℃を超えれば、結晶はすべてルチル型結晶になるが、上述の低温溶射法によれば、全てルチル結晶の粒子を準備してこれを溶射すると、10〜40%のアナターゼ結晶が生成され、残りがルチル結晶となる。種々の実験によれば、溶射後のアナターゼ対ルチルの重量比は1:3が好適であることがX線分析の結果判明した。
また、光触媒粒子161にアパタイト、ゼオライト、活性炭等の菌、有害物質、臭い等を吸着する吸着材料3を混合して溶射すれば、部材を犯さないようにアナターゼ結晶の量を調整することによって光触媒作用が弱められた点が補強される。
すなわち、溶射後のハイドロキシアパタイト162は、雰囲気中の菌、有害物質、臭い等の処理対象を吸着保持し、この吸着保持した処理対象を20〜30重量%のアナターゼ結晶を有する光触媒粒子161が分解するので、光触媒作用が補強されることとなる。光触媒作用を強めるためには、粒子が対象物に触れる接触面積を増やす必要があるが、低温溶射法によれば、プラズマ溶射に比較して粒子が細かく表面積の大なる膜が形成されるので好ましい。
ハイドロキシアパタイトを混合した溶射皮膜の原料は、1例としてTiO280重量%、Ag10重量%、ハイドロキシアパタイト10重量%が好適である。
図4は、部材160上に施された光触媒粒子163を含む印刷インク又は塗料の被膜状態を示すものであり、前記光触媒粒子163は酸化チタン粒子163aとこれに坦持された銀粒子163bとからなる。光触媒粒子163は、図3に示した低温溶射法の場合の粒子と同一構造とすることができる。すなわち、金属電極としてはケイ素Siも使用可能である。
なお、これら光触媒粒子163は吸着剤としてのハイドロキシアパタイト164に被覆され、更にバインダー165によって部材160表面に付着されている。
全てがアナターゼ結晶形態の酸化チタン(TiO2)ではその酸化力が極端に強く部材をぼろぼろにしてしまうので、印刷インキ又は塗料においても、原料である酸化チタン粒子のアナターゼとルチルの重量比は20〜50%:50〜80%が好ましく、アナターゼがこれ以下の比率だと光触媒作用が弱いし、これ以上の比率だと光触媒作用が強すぎてバインダー165を分解してインク又は塗料がすぐに分解してしまうこととなる。特にアナターゼ対ルチルとの重量比が約3対7が最も好ましい。
なお、チタン原料は必ずしもアナターゼとルチルにする必要はなく、触媒活性の強いアナターゼと触媒活性の弱いアナターゼとの比較を調整することによっても適切な光触媒とすることができる。
前記印刷インキは、光半導体粉末、金属粉末及び吸着材料に加えて、少なくとも色料及びバインダー165としてのビヒクルを含有し、必要に応じてその他の成分を含有するものである。
色料としては、一般に印刷インキの色料として用いるもの、例えば、無機顔料、有機顔料のほか、油溶染料、分散染料等の染料を上げることができる。ビヒクルとしては、油、例えばアマニ油等の乾性油、大豆油等の半乾性油、ヒマシ油等の不乾性油を挙げることができ、樹脂、例えば、ロジン、変性ロジン、ギルソナイト等の天然樹脂又は天然樹脂誘導体、フェノール樹脂、アルキド樹脂、キシレン樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ケトン樹脂、石油樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリ酢酸ビニル、ウレタン樹脂、塩素化ポリプロピレン、塩素化ゴム、環化ゴム、セルロース誘導体、反応性樹脂をあげることができ、そのほかにも可塑剤を挙げることができる。また、その他の成分としては、天然ロウ又は合成ロウのロウ成分、乾燥剤、分散剤、湿潤剤、橋かけ剤、ゲル化剤、増粘剤、皮張り防止剤、安定剤、つや消し剤、消泡剤、色分かれ防止剤、光重合開始剤、かび防止剤等を挙げることができる。これらの各成分の配合割合には特別なものはなく、通常市販されている印刷インキと同じ配合割合を適用することができる。
印刷インキにおける光半導体粉末、金属粉末及び吸着材料の合計配合量は、殺菌、防臭等の作用を発揮し、適度な印刷性を確保するため、印刷インキ全量中3〜55重量%が好ましく、特に15〜35重量%が好ましい。
このような印刷インキの形態及び種類は特に制限されるものではなく、ペーストインキ、ソルベントインキ又は無溶剤インキとし、それらを平版印刷インキ、凸版印刷インキ、グラビア印刷インキ、スクリーン印刷インキ、凹版印刷インキ、特殊印刷インキとして適用することができる。これらの中でも本発明の目的を最も効果的に達成するためには、紙用スクリーンインキ、プラスチック用スクリーンインキ、ガラス用スクリーンインキ、布地用スクリーンインキ等のスクリーン印刷用インキが好ましい。
塗料は、光半導体粉末、金属粉末及び吸着材料に加えて、少なくともバインダーとしての塗膜形成成分及び分散剤を含有し、必要に応じてその他の成分を含有するものである。
塗膜形成成分としては、セルロース誘導体、フタル酸樹脂、フェノール樹脂、アルキド樹脂、アミノアルド樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、塩化ビニル樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、エマルジョン、水溶性樹脂等の合成樹脂を挙げることができる。分散剤としては、石油系溶剤、芳香族系溶剤、アルコール系溶剤、エステル系溶剤、ケトン系溶剤、セルソルブ系溶剤、無機シリコン系溶剤、水等を挙げることができる。なお、粉体塗料にする場合には、分散剤としての溶剤は不要となる。また、その他の成分としては、顔料、例えば、二酸化チタン、黄鉛、ベンガラ、酸化クロム、カーボンブラック等の無機顔料、ハンザイエロー、ノバパームオレンジ、キナクリドンバイオレット、銅フタロシアニン等の有機顔料、沈降性炭酸カルシウム、硫酸バリウム、タルク、クレー、ホワイトカーボン等の体質顔料、ジンククロメート、ストロンチウムクロメート、リン酸亜鉛、リン酸アルミニウム等の防食顔料に代表される特殊機能顔料等を挙げることができる。更に、上記成分以外にも、補助材料として、塗膜乾燥促進性の付与を目的とする乾燥剤、顔料分散剤、フラッディング防止剤、顔料沈降防止剤、塗料の流動性の調節を目的とする増粘剤、チキソトロピック剤、たれ止め剤、塗面の調整を目的とするレベリング剤、泡消し剤、はじき防止剤、フローティング防止剤のほか、可塑剤、皮張り防止剤、静電塗装助剤、すり傷防止剤、ブロッキング防止剤、紫外線防止剤、防染剤、防腐剤、防かび剤等を配合することができる。これらの各成分の配合割合には特別なものはなく、通常販売されている塗料と同じ配合割合を適用することができる。
塗料における光半導体粉末、金属粉末及び吸着材料の合計配合量は、殺菌、防臭等の作用を発揮し、適度な塗装性を確保するため、塗料全量中3〜55重量%が好ましく、特に15〜35重量%が好ましい。
なお、光半導体粉末及び金属粉末(Ag)対吸着材料(ハイドロキシアパタイト)の重量比は、70〜80重量%対10〜20重量%が好適である。
このような塗料の塗装方法は特に制限されるものではなく、刷毛塗り、エアスプレー塗装、静電塗装、粉体塗装、電着塗装、カーテンフロー塗装、ロール塗装等の方法を適用することができる。
一般に、光触媒は非溶出系であり、光半導体粉末に坦持される金属は電極として作用し、それが液中に溶出して殺菌するわけではなく、水の存在下で発生するOH-ラジカルにより殺菌効果を発揮するものである。これに対して、従来の溶出系抗菌剤、例えば、抗菌性を有する銀、銅、亜鉛等の金属を坦持したゼオライトからなる抗菌剤とバインダーとの混合物を必要個所に塗布し乾燥したようなものは、前記金属が直ちに液中に溶出して即効性を示すが、短時間でその効果は減少し、しかも金属が溶出した部分が細菌の巣となり却って害を及ぼすこととなる。
本発明の光触媒機能体は、即効性については、従来の抗菌剤より劣る場合があるが、非溶出型であるため、殆ど、液中に溶け出すことはなく、その効果が長時間持続することとなる。
したがって、従来の抗菌剤、例えば、抗菌作用を有する金属イオン(Ag、Cu、Zn)を坦持したゼオライト微粒子を光触媒粒子(TiO2+Ag)と混合させて低温溶射するとか、前記従来の金属イオンを坦持したゼオライト微粒子をバインダー中に混合して印刷インキ又は塗料として使用すれば、即効性があり、かつ持続性のある抗菌、殺菌剤とすることができる。
次に、光触媒使用時に対象物によっては、光触媒作用の強弱をコントロールする必要がある場合があるが、光触媒機能を弱める因子としては、各種金属イオン又は高級脂肪酸がある。逆に、光触媒機能を強める因子としては、過酸化水素(H22)、オゾン(O3)及び紫外線が存在する。処理対象にこれらの因子を加えるとラジカル(OH-)が加速度的に発生して触媒作用を著しく強化せしめる。すなわち、H22又はO3を処理対象に1%〜数ppm加えるのみで光触媒作用が加速する。また、H22又はO3を発生させる物質を光触媒とともに、処理対象内に設けても良い。例えば、PbO2や貴金属若しくは貴金属酸化物(これらは通常溶出しない)を陽分極し、表面上でH22、O3を発生させれば、処理対象に強い光触媒作用を与えることができる。
なお、部材が金属板である場合には電極としての金属は必ずしも必要でない。
光触媒機能体を補助枠120と容器110の付着箇所P以外の部分に付着せしめることもできる。この結果、その部分が汚れにくいという効果を奏する。
以下、生物観賞用セット100の使用方法について説明する。
まず、容器110に土130と水などを入れ、そこに稲140や苗を植える。さらに、メダカや昆虫を入れてもよい。次に、補助枠120の連結板123を容器110の壁面112の上部112aに載せるようにして補助枠120を設置する。設置した補助枠120の樋部124には土130を入れ、好みに応じて植物150を植える。そうすると、樋部124に入れられた土があたかも田舎のあぜ道のように見え、その真ん中にはたんぼとメダカの泳ぐ光景を目の当たりにすることができる(図5参照)。こうした光景は、実際にそうした環境で育ってきた者にはもちろん、そうでない者にも癒しの効果を与える。また、容器110に水や魚を入れ、さらに樋部124には花を植えるなどして、池のようにして利用することもできる。
以下、他の実施形態について説明する。なお、上記光触媒機能体はいずれの実施形態においても用いることができる。
図6において、生物観賞用セット200は、生物観賞用補助枠220が生物観賞用容器210に設置されており、補助枠220は、外周壁221、内周壁222、連結板223とともに、枠内開口部の内周間に上方開放の樋体230が設けられている。樋体230は、生物観賞用セット200を俯瞰したときに、容器210を四分割するように十字形をしている。樋体230は、架設される個数を複数にしたり、形態を十字形以外の形態にすることもできる。例えば、二本の樋体を平行して架設してもよい。
図7において、生物観賞用セット300は、生物観賞用容器310に設置されている。上記実施形態においては、樋部が、補助枠の全周囲にわたり設けられていたのに対し、本実施形態においては、樋部324が、補助枠320の一部に設けられている。すなわち、補助枠を構成する4辺のうち、一の対辺部分に樋部324が設けられ、他の対辺部分には樋部が設けられていない。この生物観賞用補助枠300を樋部324が設けられていない辺同士を相対させて複数個並べることにより、長く伸びるあぜ道と田んぼの雰囲気を作りだすことができる。これらを、例えば、歩道やデパートの通路に設置することで、歩行者に癒しの効果を与えることができる。
また、樋部を対辺に設けるのではなく、隣り合う辺又は3辺に設けたり、さらに上記の実施形態ように枠の内周間に樋体を架設したりすることもできる。これらの生物観賞用セットを複数個組み合わせて配置することにより、用途に応じた雰囲気作りを実現することができる。
なお、生物観賞用容器には、市販されている規格基準に沿った容器を使用することができ、この規格に準じた生物観賞用補助枠を単体として製造・販売することもできる。
図8において、生物観賞用容器400は、底面410と周壁420からなる容器であって、周壁420の内側には樋部430が設けられている。この樋部は、周壁の外側又は上面部に設けられていてもよい。本実施形態においては、別途生物観賞用補助枠が不要なので、一物品で癒しの効果を創出することができる。
生物観賞用補助枠と生物観賞用容器の斜視図であるである。 生物観賞用補助枠が生物観賞用容器に設置された状態の断面図である。 光触媒機能体を低温溶射法によって付着させた皮膜状態図である。 光触媒機能体を塗料又は印刷インキによって付着させた皮膜状態図である。 生物観賞用補助枠と生物観賞用容器に稲と花を植えた状態の斜視図である。 生物観賞用補助枠の一実施形態を示す斜視図である。 生物観賞用補助枠の一実施形態を示す斜視図である。 周壁に樋部を備える生物観賞用容器の一分断面図である。
符号の説明
100 生物観賞用セット
110 生物観賞用容器
120 生物観賞用補助枠
121 外周壁
122 内周壁
123 連結板
124 樋部

Claims (9)

  1. 上方開口の収容腔部を備えた生物観賞用容器と、
    該生物観賞用容器の周壁に設置される平面視環状の生物観賞用補助枠と、
    を有する生物観賞用セットにおいて、
    該生物観賞用補助枠が、上方開放の樋部を有することを特徴とする生物観賞用セット。
  2. 請求項1に記載の生物観賞用セットにおいて、
    該生物観賞用補助枠が、立設した外周壁と内周壁と、
    外周壁と内周壁を連結保持するとともに生物観賞用容器の周壁上に載置される連結板と、を備えることを特徴とする生物観賞用セット。
  3. 請求項1又は2に記載の生物観賞用セットにおいて、
    前記樋部が、生物観賞用補助枠の内周間に架設されていることを特徴とする生物観賞用セット。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の生物観賞用セットにおいて、
    生物観賞用セットを構成する部材の一部又はその全てに、
    ルチル型結晶の酸化チタン(TiO2)の微粉末を低温溶射法により溶射してアナターゼ型結晶10〜40重量%及びルチル型結晶60〜90重量%の光触媒皮膜を形成したことを特徴とする生物鑑賞用セット。
  5. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の生物観賞用セットにおいて、
    生物観賞用セットを構成する部材の一部又はその全てに、
    酸化チタン(TiO2)のアナターゼ型結晶微粒子20〜50重量%及びルチル型結晶微粒子50〜80重量%と、
    金属微粒子と、
    吸着剤としてのセラミック微粒子をバインダー中に混入せしめて形成した塗料又は印刷インキを塗布又は印刷したことを特徴とする生物観賞用セット。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の生物観賞用セットが有する生物観賞用補助枠。
  7. 上方開口の収容腔部を備えた生物観賞用容器において、
    樋部が、周壁に設けられていることを特徴とする生物観賞用容器。
  8. 請求項7に記載の生物観賞用容器において、
    生物観賞用容器を構成する部材の一部又はその全てに、
    請求項4に記載の光触媒皮膜を形成したことを特徴とする生物鑑賞用容器。
  9. 請求項7に記載の生物観賞用容器において、
    生物観賞用容器を構成する部材の一部又はその全てに、
    請求項5に記載の塗料又は印刷インキを塗布又は印刷したことを特徴とする生物観賞用容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009022245A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Toho Leo Co 屋上緑化施工用パネル、及びその屋上緑化施工用パネルを用いた屋上緑化の施工システム
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