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JP2007001926A - 吸入・噴霧用ステロイド製剤 - Google Patents

吸入・噴霧用ステロイド製剤 Download PDF

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JP2007001926A
JP2007001926A JP2005184439A JP2005184439A JP2007001926A JP 2007001926 A JP2007001926 A JP 2007001926A JP 2005184439 A JP2005184439 A JP 2005184439A JP 2005184439 A JP2005184439 A JP 2005184439A JP 2007001926 A JP2007001926 A JP 2007001926A
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steroid
inhalation
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spraying
nanoparticles
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JP2005184439A
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Yutaka Mizushima
裕 水島
Tsutomu Ishihara
務 石原
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LTT Bio Pharma Co Ltd
Original Assignee
LTT Bio Pharma Co Ltd
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Abstract

【課題】 抗炎症ステロイドの吸入・噴霧療法剤を徐放性として投与回数を減少させ、初期バーストを起こさず、しかもステロイドの効果を十分に発揮することができる吸入・噴霧用ステロイド製剤を提供すること。
【解決手段】 リン酸ベタメタゾン、プロピオン酸ベクロメタゾンなどの水溶性および脂溶性の抗炎症ステロイドをナノ粒子に封入し、それを懸濁液としてからジェットミル法またはスプレードライ法により製造する、気管内噴霧用製剤および鼻腔噴霧製剤であり、徐放性、持続性に有し、初期バーストを起こさない、優れた吸入・噴霧用ステロイド製剤である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、吸入・噴霧用ステロイド製剤に関し、さらに詳しくは抗炎症ステロイドを封入したナノ粒子を有効成分とする気管内吸入用製剤および鼻腔噴霧用製剤に関し、これらの製剤は徐放性に優れている。
気管支喘息は慢性のアレルギー性疾患であり、気道のアレルギー性炎症を止めることにより治療がなされ、これにはステロイドが使用されている。中等度以上の気管支喘息に対する現在の治療法の中心は、ステロイドの吸入療法である。また、鼻アレルギーや花粉症にもしばしばステロイド剤の局所噴霧が用いられている。ところが、現在使用されているこれらの製剤は一日1回または2回を連日投与しなければならず、これらは患者にとって不便であり、負担を強いられることになる。
現在臨床の場で使用されているステロイド吸入・噴霧療法剤としては、プロピオン酸ベクロメタゾン、リン酸ベタメタゾンナトリウム、酢酸ベタメタゾン・リン酸ベタメタゾンナトリウム併合剤、コハク酸プレドニゾロンナトリウム、メタスルホ安息香酸デキサメタゾンナトリウム、リン酸デキサメタゾンナトリウムなどが鼻腔内注入剤として使用されているが、いずれも一日1〜3回連日投与であり、徐放性という点では満足の行くものではない。また、ステロイド吸入・噴霧療法の徐放製剤は、静脈注射剤、皮下注射剤と同様、作製できたとしても初期バーストが問題になり、投与初期に不必要な量のステロイドが放出され、これが副作用につながる虞がある。
抗炎症ステロイドを封入したナノ粒子は、脂溶性ステロイドに関しては国際公開公報WO2003/101493(特許文献1)に記載されており、水溶性ステロイドについては国際公開公報WO2004/84871(特許文献2)に記載されており、これらの特許出願はいずれも本特許出願人によるものである。しかしながら、特許文献1および2には静脈注射用製剤についてのみ記載されており、気管内吸入用製剤および鼻腔噴霧用製剤については何ら記述されていない。
吸入・噴霧剤の場合、投与の面倒さ、投与の仕方の的確さ、副作用の低減などから少ない投与回数が望まれており、気管支喘息、鼻アレルギー、花粉症などの患者にとって、抗炎症ステロイドを1週または2週に1回の投与でしかも治療効果も確実に現れる吸入・噴霧剤が切望されている。
国際公開公報WO2003/101493号公報 国際公開公報WO2004/84871号公報
したがって本発明は、上記の現状に鑑み、抗炎症ステロイドの吸入・噴霧療法剤を徐放性として投与回数を1〜2週間に1回に減少させ、初期バーストを起こさず、しかもステロイドの効果を十分に発揮することができる吸入・噴霧用ステロイド製剤の提供を課題とする。
かかる課題を解決するべく、本発明者らは鋭意検討を行った結果、抗炎症ステロイドを乳酸−グリコール共重合体(「PLGA」ということもある。)または乳酸重合体(「PLA」ということもある。)のナノ粒子に封入し、当該ナノ粒子の表面に界面活性剤を持たせるか、または持たせないことからなる抗炎症ステロイド封入ナノ粒子を有効成分とする吸入・噴霧用ステロイド製剤を見出した。この吸入・噴霧用ステロイド製剤は、微粒子状であるため気管内吸入用および鼻腔噴霧用製剤として有用であり、しかも徐放性であり、初期バーストを起こさないことを見出し、本発明を完成させるに至った。
したがって、本発明は、今までのステロイドの吸入・噴霧剤よりも大幅に投与回数を減らし、投与間隔を広げることができる徐放性の吸入・噴霧用抗炎症ステロイド製剤を提供する。
より具体的には、本発明は、
(1)抗炎症ステロイドを、乳酸−グリコール酸共重合体または乳酸重合体のナノ粒子に封入し、当該ナノ粒子の表面に界面活性剤を持たせるかまたは持たせないことからなる抗炎症ステロイド封入ナノ粒子を有効成分とする吸入・噴霧用ステロイド製剤;
(2)抗炎症ステロイドが分子内にリン酸基またはカルボキシル基を有している水溶性ステロイドであるとき、金属イオンにより疎水化したステロイドとして封入されていることからなる上記(1)に記載の吸入・噴霧用ステロイド製剤;
(3)金属イオンが亜鉛、鉄、銅、ニッケル、ベリリウム、マンガンまたはコバルトのいずれかである上記(2)に記載の吸入・噴霧用ステロイド製剤;
(4)ナノ粒子の直径が50〜500nmである上記(1)に記載の吸入・噴霧用ステロイド製剤;
(5)抗炎症ステロイドが、リン酸ベタメタゾン、リン酸プレドニゾロン、メタスルホ安息香酸デキサメタゾン、リン酸デキサメタゾンなどの水溶性ステロイド;またはベタメタゾン、吉草酸ベタメタゾン、ジプロピオン酸ベタメタゾン、酪酸プロピオン酸ベタメタゾン、プロピオン酸ベクロメタゾン、プレドニゾロン、吉草酸酢酸プレドニゾロン、酢酸プレドニゾロン、デキサメタゾン、吉草酸デキサメタゾン、酢酸デキサメタゾン、パルミチン酸デキサメタゾン、プロピオン酸デキサメタゾン、ヒドロコルチゾンなどの脂溶性ステロイドから選択される上記(1)に記載の吸入・噴霧用ステロイド製剤;
(6)界面活性剤が、レシチン、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール類、ポリソルベート類、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル類またはポリビニルアルコールである上記(1)に記載の吸入・噴霧用ステロイド製剤;
(7)気管内に吸入するかまたは鼻腔内に噴霧することを特徴とする上記(1)に記載の吸入・噴霧用ステロイド製剤;
(8)気管支喘息、鼻アレルギーまたは花粉症患者に投与することを特徴とし、その投与間隔が3〜21日間である上記(1)または(7)に記載の吸入・噴霧用ステロイド製剤;
(9)抗炎症ステロイド封入ナノ粒子を懸濁液とし、この懸濁液をスプレードライヤーにて噴霧乾燥することにより調製した上記(1)に記載の吸入・噴霧用ステロイド製剤;
(10)抗炎症ステロイド封入ナノ粒子を懸濁液とし、この懸濁液を凍結乾燥した後ジェットミルで粉砕することにより調製した上記(1)に記載の吸入・噴霧用ステロイド製剤;
(11)上記(1)〜(10)のいずれかに記載の吸入・噴霧用ステロイド製剤の粒径が1〜20μm、好ましくは1〜10μmである気管内吸入用製剤;
(12)上記(1)〜(10)のいずれかに記載の吸入・噴霧用ステロイド製剤の粒径が200nm〜1000μm、好ましくは20〜500μmである鼻腔噴霧用製剤;
(13)上記(11)または(12)に記載の気管内吸入用製剤または鼻腔噴霧用製剤と乳糖、フルクトース、トレハロース、ショ糖、グルコース、ガラクトース、マンノース、キシロースなどの糖類;キシリトール、マンニトール、ソルビトールなどの糖アルコール類;ヒアルロン酸、アルギン酸、キトサン、プルラン、可溶性デンプン、ヘパリン、澱粉、アミロースなどの多糖類;ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロースなどの高分子添加物;ポリエチレンオキシド−ポリプロピレンオキシド−コポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル、レシチン、ホスファチジルコリン、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、シュガーエステル、フルオロ界面活性剤などの界面活性剤;から選択される1種または2種以上とを乾式混合することにより調製された吸入・噴霧用ステロイド製剤の増量型製剤;
(14)上記(1)に記載の抗炎症ステロイド封入ナノ粒子と乳糖、フルクトース、トレハロース、ショ糖、グルコース、ガラクトース、マンノース、キシロースなどの糖類;キシリトール、マンニトール、ソルビトールなどの糖アルコール類;ヒアルロン酸、アルギン酸、キトサン、プルラン、可溶性デンプン、ヘパリン、澱粉、アミロースなどの多糖類;ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロースなどの高分子添加物;ポリエチレンオキシド−ポリプロピレンオキシド−コポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル、レシチン、ホスファチジルコリン、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、シュガーエステル、フルオロ界面活性剤などの界面活性剤;から選択される1種または2種以上とを乾式混合することを特徴とする気管内吸入用および鼻腔噴霧用の両方に適用可能な吸入・噴霧用ステロイド製剤;
である。
本発明は、抗炎症ステロイドをナノ粒子に封入しそれを吸入・噴霧用製剤に調製したものであり、その製剤は微粒子でありかつ徐放性である点に一つの特徴を有する。
それに加えて、本発明はまた、当該微粒子製剤と糖類、ヒドロキシプロピルセルロースなどの高分子添加物とを乾式混合して調製した増量型製剤が提供される。さらにまた、抗炎症ステロイドナノ粒子を微粒子製剤とすることなく直接に上記と同様の糖類または高分子添加物と乾式混合して得られる吸入・噴霧用製剤が提供される。
本発明が提供する吸入・噴霧用ステロイド製剤は、抗炎症ステロイドを気管内吸入用製剤および鼻腔噴霧用製剤として使用することができ、しかもそれらの製剤は1〜10日間以上効力が持続するものであり、気管支喘息、鼻アレルギー、花粉症などの患者に対して3〜21日間に1回の間隔で投与することができるため、従来の一日1〜3回を連日投与する方法から開放されるという画期的な吸入ステロイド製剤である。
また、それらの製剤の粒径が、気管内吸入用製剤の場合1〜20μmであり、鼻腔噴霧用製剤の場合20〜500μmである微粒子であるため、気管粘膜、肺粘膜および鼻腔粘膜に吸着しやすく、かつ滞留持続を発揮する。したがって、従来の吸入・噴霧療法剤に比べて効果の徐放性、持続性に優れ、初期バーストを起こさないという特徴を有する。
また、本発明の吸入・噴霧用ステロイド製剤は、上記の微粒子製剤を適切な大きさにするため、凝集を防ぐため、嵩高にするため、粘着性を持たせるためなどの目的で糖類、ヒドロキシプロピルセルロースなどの高分子添加物と乾式混合して増量型製剤とすることができる。
さらにまた、本発明の吸入・噴霧用ステロイド製剤は、炎症性ステロイド封入ナノ粒子を微粒子製剤とすることなく、直接に上記と同様の糖類または高分子添加物と乾式混合することにより、気管内吸入用および鼻腔噴霧用の両方に適応可能な製剤とすることができる利点を有している。
また、本発明の吸入・噴霧用ステロイド製剤は、気管内および肺内ならびに鼻腔内に吸入・噴霧されることによりそれぞれの粘膜に長期間滞留させて徐々にステロイドの効果を発揮するので、従来喘息に使用される吸入ステロイドが100〜1,200μg/一日/連日投与であるのに対して、本発明の吸入・噴霧用ステロイド製剤は1〜2週に1回1〜20mgの投与量で十分な効果を発揮することができるため、患者のコンプライアンスを満足する利点を有している。
したがって、本発明の吸入・噴霧用ステロイド製剤は、抗炎症ステロイドを気管支喘息、鼻アレルギー、花粉症などの治療を目的に使用し、その徐放性、持続性に優れ、初期バーストを起こさないという吸入・噴霧用製剤であるので、医療現場への貢献は極めて大きなものであると言える。
本発明が提供する吸入・噴霧用ステロイド製剤は、抗炎症ステロイドを乳酸−グリコール酸共重合体または乳酸重合体のナノ粒子に封入し、当該ナノ粒子の表面に界面活性剤を持たせるか、または持たせないことからなる抗炎症ステロイド封入ナノ粒子を有効成分とするものである。
本発明が提供する吸入・噴霧用ステロイド製剤の有効成分となる抗炎症ステロイド封入ナノ粒子については、抗炎症ステロイドが脂溶性ステロイドの場合はその製造法が特許文献1に記載されており、また、水溶性ステロイドの場合はその製造法が特許文献2に記載されている。
本発明の吸入・噴霧用ステロイド製剤の有効成分である抗炎症ステロイド封入ナノ粒子に使用されるステロイドのうち、水溶性ステロイドとしてはリン酸ベタメタゾン、リン酸プレドニゾロン、メタスルホ安息香酸デキサメタゾンまたはリン酸デキサメタゾンであり;脂溶性ステロイドとしてはベタメタゾン、吉草酸ベタメタゾン、ジプロピオン酸ベタメタゾン、酪酸プロピオン酸ベタメタゾン、プロピオン酸ベクロメタゾン、プレドニゾロン、吉草酸酢酸プレドニゾロン、酢酸プレドニゾロン、デキサメタゾン、吉草酸デキサメタゾン、酢酸デキサメタゾン、パルミチン酸デキサメタゾン、プロピオン酸デキサメタゾンまたはヒドロコルチゾンである。
本発明の抗炎症ステロイド封入ナノ粒子の作製のために使用される乳酸−グリコール酸共重合体(PLGA)または乳酸重合体(PLA)は、重量平均分子量が5,000〜20,000のものが好ましく使用され、使用する炎症性ステロイドの種類によって選択することができる。
本発明の抗炎症ステロイドを封入したPLGAまたはPLAのナノ粒子の表面に持たせる界面活性剤としては、レシチン、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール類、ポリソルベート類、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル類またはポリビニルアルコールを挙げることができ、なかでもレシチン、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール類が好ましく使用される。
なお、PLGAまたはPLAのナノ粒子の表面に界面活性剤を持たせない場合の抗炎症ステロイド封入ナノ粒子を使用した吸入・噴霧用ステロイド製剤も、本発明の一部を構成する。
なお、界面活性剤を表面に持たせた方が、粒子同士の凝集が少なく、また、ナノ粒子の粒径にばらつきが少ない。
本発明で使用される抗炎症ステロイドが水溶性ステロイドの場合、ステロイドを金属イオンと結合させることにより疎水性化するのが好ましく、金属イオンとしては亜鉛、鉄、銅、ニッケル、ベリリウム、マンガンまたはコバルトであり、亜鉛が特に好ましく使用できる。
本発明の吸入・噴霧用ステロイド製剤の有効成分である抗炎症ステロイド封入ナノ粒子の製造法は、抗炎症ステロイドが脂溶性ステロイドの場合はその製造法が特許文献1に記載されており、水溶性ステロイドの場合はその製造法が特許文献2に記載されており、具体的には以下のようにして行うことができる。
すなわち、抗炎症ステロイドをPLGAまたはPLAと共に水溶性有機溶媒中または有機溶媒中に溶解または懸濁させ、抗炎症ステロイドが水溶性ステロイドの場合は予め金属イオンとステロイドを溶液中で混合することにより疎水性化しておき、この溶解液または懸濁液を界面活性剤を含有する溶液中に添加し、撹拌することによって調製することができる。ナノ粒子に界面活性剤を持たせない場合は、抗炎症ステロイドをPLGAまたはPLAと共に水溶性有機溶媒中または有機溶媒中に溶解または懸濁させることにより抗炎症ステロイド封入ナノ粒子を得ることができる。
水溶性有機溶媒または有機溶媒としては、アセトン、アセトニトリル、エタノール、メタノール、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジオキサン、ジクロルメタン、水あるいはこれらの混合溶媒が好適である。
かくして製造された抗炎症ステロイド封入ナノ粒子は、その直径が50〜500nmであり、これを有効成分とする吸入・噴霧ステロイド剤を気管内吸入および鼻腔内噴霧したとき、それらの粘膜に良く吸着するので持続性、徐放性に優れている。
本発明の吸入・噴霧用ステロイド製剤は、前記で説明した方法で製造された抗炎症ステロイド封入ナノ粒子を蒸留水で懸濁液とし、それを凍結乾燥し、得られた凍結乾燥物をジェットミルで粉砕することにより、微粒子製剤を調製して気管(肺)内吸入用製剤とすることができる。この微粒子製剤の粒径は1〜20μm、好ましくは1〜10μm、さらに好ましくは2〜5μmとすることができるので、気管(肺)内吸入用製剤として最適である。
さらに本発明の吸入・噴霧用ステロイド製剤は、前記で説明した方法で製造された抗炎症ステロイド封入ナノ粒子を懸濁液とし、スプレードライヤーで噴霧乾燥させることにより微粒子製剤を調製して鼻腔噴霧用製剤とすることができる。この微粒子製剤の粒径は200nm〜1000μmであり、これを篩で分級することにより20〜500μm、さらに好ましくは50〜100μmとすることができるので、鼻腔噴霧用製剤として最適な製剤を調製することができる。ナノ粒子の懸濁液にヒドロキシプロピルセルロース(HPC)、ヒドロキシエチルセルースなどの高分子化合物を添加しておくと、粘膜への吸着に優れた製剤を製造することができる。
かくして得られた気管内吸入用製剤および鼻腔噴霧用製剤は微粒子製剤であるため、気管(肺)、鼻腔への吸着性に優れるため徐放性、持続性に優れ、初期バーストを起こすことがない。したがって、これまでにない優れた気管支喘息、鼻アレルギーおよび花粉症の治療のための吸入・噴霧用ステロイド製剤となる。
上記で得た気管内吸入用製剤および鼻腔噴霧用製剤は、さらに粒子径を大きくするため、嵩を多くするため、凝集を防ぐためなどの目的として、乳糖、フルクトース、トレハロース、ショ糖、グルコース、ガラクトース、マンノース、キシロースなどの糖類;キシリトール、マンニトール、ソルビトールなどの糖アルコール類;ヒアルロン酸、アルギン酸、キトサン、プルラン、可溶性デンプン、ヘパリン、澱粉、アミロースなどの多糖類;ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロースなどの高分子添加物;ポリエチレンオキシド−ポリプロピレンオキシド−コポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル、レシチン、ホスファチジルコリン、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、シュガーエステル、フルオロ界面活性剤などの界面活性剤;から選択される1種または2種以上とを乾式混合することにより増量型の吸入・噴霧用ステロイド製剤とすることができる。
また、得られた抗炎症ステロイド封入ナノ粒子を微粒子製剤に調製することなく直接、乳糖、フルクトース、トレハロース、ショ糖、グルコース、ガラクトース、マンノース、キシロースなどの糖類;キシリトール、マンニトール、ソルビトールなどの糖アルコール類;ヒアルロン酸、アルギン酸、キトサン、プルラン、可溶性デンプン、ヘパリン、澱粉、アミロースなどの多糖類;ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロースなどの高分子添加物;ポリエチレンオキシド−ポリプロピレンオキシド−コポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル、レシチン、ホスファチジルコリン、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、シュガーエステル、フルオロ界面活性剤などの界面活性剤;から選択される1種または2種以上と乾式混合することにより吸入・噴霧用ステロイド製剤とすることができ、この場合、気管内吸入用および鼻腔噴霧用の両方に適用可能な吸入・噴霧用ステロイド製剤とすることができる。
以下に本発明の実施例、製造例について記載するが、本発明はこれらの実施例、製造例に限定されるものではない。
製造例:抗炎症ステロイド封入ナノ粒子の作製
本発明の吸入・噴霧用ステロイド製剤の有効成分である抗炎症ステロイド封入ナノ粒子は、以下の方法により製造した。
(1)脂溶性ステロイドの場合
脂溶性ステロイドを封入したナノ粒子を、特許文献1(国際公開WO2003/101493号公報)に記載の方法に準拠した方法で作製した。
すなわち、PLA0020(和光純薬工業)またはPLGA5020(和光純薬工業)100mg、卵黄レシチン(和光純薬工業)10mgおよびプロピオン酸ベクロメタゾンを1mLジクロルメタンに溶解し、氷冷下超音波発生器(TOMY)で撹拌されている25mLの蒸留水中に、27Gの針でゆっくりと滴下した。そのまま撹拌を10分間続けた後、スターラーで2時間撹拌を続け、ジクロルメタンを留去してナノ粒子を作製した。得られたナノ粒子をファイバー透析膜(PANFLO−APF01D、旭メディカル)により濃縮、精製した。得られたナノ粒子の粒子径は200〜300nmであった。
(2)水溶性ステロイドの場合
水溶性ステロイドを封入したナノ粒子を特許文献2(国際公開WO2004/84871号公報)に記載の方法に準拠した方法で作製した。
すなわち、リン酸ベタメタゾンを100μLの蒸留水に溶解し、0.5M酢酸亜鉛水溶液500μLに添加した。12,000rpm/5分間の遠心を行い、上清を除去し、亜鉛−ステロイドの沈殿を得た。この沈殿物に、PLA0020(和光純薬工業)またはPLGA5020(和光純薬工業)20mgを溶解したアセトン溶液500μLを添加した。さらに酢酸亜鉛水溶液を添加し、2時間室温で静置後、溶液を400rpmで撹拌した。次いで、この溶液を0.5%プルロニックF68の水溶液に1mL/分の速度で27Gのシリンジを通して添加した。得られたナノ粒子をファイバー透析膜(PANFLO−APF01D、旭メディカル)により濃縮、精製した。得られたナノ粒子の粒子径は200〜300nmであった。
実施例1:気管内吸入による肺残留効果
上記の製造例1−(2)で得られたリン酸ベタメタゾン封入ナノ粒子(PLA使用)を、リン酸ベタメタゾン濃度が30μg/mLとなるよう生理食塩水で懸濁液を調製し、この懸濁液50μLを、7週令マウス(ddy)に経口ゾンデにより気道から直接肺に注入した。投与30分後、3日後、7日後に肺を取り出し、残留しているベタメタゾン量を蛍光イムノアッセイ法により定量した。また、対照として、リン酸ベタメタゾンを溶解した生理食塩水(30μg/mL)を同様にマウスの肺に50μL投与し、経時的に残留量を測定した。結果を表1に示した。
なお、表中「ND」は、「検出せず」を意味する。
表1:マウス肺におけるリン酸ベタメタゾン残留量の経時変化(総投与量に対する残留量の割合を表示)(3匹の平均値)
Figure 2007001926
表1に示した結果から、以下のことが判明した。
リン酸ベタメタゾン封入PLAナノ粒子を投与した場合、1日後、3日後、7日後と徐々にリン酸ベタメタゾンの残留量が減少するが、7日目においても50%以上のリン酸ベタメタゾンが肺中に残留していた。一方、リン酸ベタメタゾン水溶液を投与した対照の場合には、投与1日後には肺中にほとんど残留していなかった。
以上の結果から、リン酸ベタメタゾン封入ナノ粒子を投与することにより、肺においてリン酸ベタメタゾンの徐放放出、持続性が達成されており、初期バーストが生じていないことが判明した。
実施例2:ローダミンを用いた肺内分布
ローダミン封入ナノ粒子を、特許文献1(国際公開WO2003/101493号公報)に記載の方法に準拠した方法で作製した。
すなわち、PLGA5020(和光純薬工業)100mg、卵黄レシチン(和光純薬工業)10mgおよびローダミン5mgを1mLジクロルメタンに溶解し、氷冷下超音波発生器(TOMY)で撹拌されている25mLの蒸留水中に27Gの針でゆっくりと滴下した。そのまま撹拌を10分間続けた後、スターラーで2時間撹拌を続け、ジクロルメタンを留去してローダミン封入ナノ粒子を作製した。得られたナノ粒子をファイバー透析膜(PANFLO−APF01D、旭メディカル)により濃縮、精製した。次いで、実施例1と同様の方法により、ローダミン封入ナノ粒子を総投与ナノ粒子重量が実施例1と同じになるようにマウス肺に注入した。3日後に、摘出した肺を蛍光実体顕微鏡によりローダミンのマウス体内における分布および残留性を評価した。
その結果を図1及び2に示した。
図1からも判明するように、顕著にローダミンが検出されたことから、3日後においてもローダミンが肺組織に残留しており、また、ローダミンが広く点在していることから、本発明のナノ粒子は、肺組織に広く分散して点在していることが判った。
実施例3:気管内(肺)吸入用製剤
製造例の(1)で得られたプロピオン酸ベクロメタゾン封入ナノ粒子(PLGA使用)または製造例の(2)で得られたリン酸ベタメタゾン封入ナノ粒子(PLA使用)を使用した。
これらのナノ粒子を蒸留水に懸濁し、懸濁液を凍結乾燥することによりナノ粒子の乾燥塊を得た。この乾燥塊をジェットミル(セイシン企業)により粉砕することにより、微粒子からなる肺吸入用製剤を得た。リン酸ベタメタゾン封入ナノ粒子(PLA使用)を使用して得られた微粒子製剤の顕微鏡写真を図3に示した。
図3より、得られた微粒子製剤は、数マイクロメーターのサイズであることおよび非常に分散性が良いことが判った。また、この微粒子製剤の粒度分布をレーザー回析法により乾式測定を行った結果、平均粒径は2.4μmであった。
実施例4:乳糖による増量型の肺吸入用製剤
市販の乳糖を分級し、粒径50〜100μmの乳糖を得た。この乳糖結晶と実施例3で得られたリン酸ベタメタゾン封入ナノ粒子(PLA使用)を使用した微粒子製剤を乾式混合し顕微鏡観察したところ、乳糖の結晶表面に微粒子製剤が付着しており、乳糖を賦形剤として含有する増量型の肺吸入用製剤が調製されていた。
実施例5:鼻腔噴霧用製剤
製造例の(1)で得られたプロピオン酸ベクロメタゾン封入ナノ粒子(PLA使用)または製造例の(2)で得られたリン酸ベタメタゾン封入ナノ粒子(PLA使用)を使用した。
ナノ粒子をヒドロキシプロピルセルロース(HPC)の5%水溶液に懸濁した。この懸濁液をスプレードライヤーで噴霧乾燥することにより鼻腔噴霧用製剤を調製した。得られた製剤を分級することにより50〜100μmの微粒子製剤を得た。
この微粒子製剤を水中に添加すると、HPCが溶解し、再びナノ粒子の懸濁液が得られた。このナノ粒子の粒径およびステロイドの封入率は製剤化前とほぼ同じであった。
実施例6:ナノ粒子の製剤化
製造例の(1)で得られたプロピオン酸ベクロメタゾン封入ナノ粒子(PLA使用)または製造例の(2)で得られたリン酸ベタメタゾン封入ナノ粒子(PLA使用)を蒸留水に懸濁し、懸濁液を凍結乾燥してナノ粒子の粉体を得た。このナノ粒子粉体を、50〜100μmに分級したヒドロキシプロピルセルロース(HPC)粒子と乾式混合することによりHPC粒子表面にナノ粒子粉体を吸着させた鼻腔噴霧用製剤を得た。
以上記載のように、本発明により、抗炎症ステロイドの徐放型の吸入・噴霧用ステロイド製剤、詳しくは気管内吸入用製剤および鼻腔噴霧用製剤が提供される。
本発明の吸入・噴霧用ステロイド製剤は、粘膜吸着が良好であるため徐放性、持続性に優れ、かつ初期バーストを起こさないという特徴を有している。
したがって、本発明の吸入・噴霧用ステロイド剤は、気管支喘息、鼻アレルギー、花粉症の治療に極めて有用であり、その産業上の利用可能性は多大なものである。
実施例2のローダミンを用いた肺内分布の結果を示す、摘出した肺の蛍光実体顕微鏡写真である。 実施例2のローダミンを用いた肺内分布の結果を示す、摘出した肺の写真(明視野)である。 実施例3の微粒子製剤の顕微鏡写真である。

Claims (14)

  1. 抗炎症ステロイドを、乳酸−グリコール酸共重合体または乳酸重合体のナノ粒子に封入し、当該ナノ粒子の表面に界面活性剤を持たせるか、または持たせないことからなる抗炎症ステロイド封入ナノ粒子を有効成分とする吸入・噴霧用ステロイド製剤。
  2. 抗炎症ステロイドが分子内にリン酸基またはカルボキシル基を有している水溶性ステロイドであるとき、金属イオンにより疎水化したステロイドとして封入されていることからなる請求項1に記載の吸入・噴霧用ステロイド製剤。
  3. 金属イオンが亜鉛、鉄、銅、ニッケル、ベリリウム、マンガンまたはコバルトのいずれかである請求項2に記載の吸入・噴霧用ステロイド製剤。
  4. ナノ粒子の直径が50〜500nmである請求項1に記載の吸入・噴霧用ステロイド製剤。
  5. 抗炎症ステロイドが、リン酸ベタメタゾン、リン酸プレドニゾロン、メタスルホ安息香酸デキサメタゾン、リン酸デキサメタゾンなどの水溶性ステロイド;またはベタメタゾン、吉草酸ベタメタゾン、ジプロピオン酸ベタメタゾン、酪酸プロピオン酸ベタメタゾン、プロピオン酸ベクロメタゾン、プレドニゾロン、吉草酸酢酸プレドニゾロン、酢酸プレドニゾロン、デキサメタゾン、吉草酸デキサメタゾン、酢酸デキサメタゾン、パルミチン酸デキサメタゾン、プロピオン酸デキサメタゾン、ヒドロコルチゾンなどの脂溶性ステロイドから選択される請求項1に記載の吸入・噴霧用ステロイド製剤。
  6. 界面活性剤が、レシチン、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール類、ポリソルベート類、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル類またはポリビニルアルコールである請求項1に記載の吸入・噴霧用ステロイド製剤。
  7. 気管内に吸入するかまたは鼻腔内に噴霧することを特徴とする請求項1に記載の吸入・噴霧用ステロイド製剤。
  8. 気管支喘息、鼻アレルギーまたは花粉症患者に投与することを特徴とし、その投与間隔が3〜21日間である請求項1または7に記載の吸入・噴霧用ステロイド製剤。
  9. 抗炎症ステロイド封入ナノ粒子を懸濁液とし、この懸濁液をスプレードライヤーにて噴霧乾燥することにより調製した請求項1に記載の吸入・噴霧用ステロイド製剤。
  10. 抗炎症ステロイド封入ナノ粒子を懸濁液とし、この懸濁液を凍結乾燥した後ジェットミルで粉砕することにより調製した請求項1に記載の吸入・噴霧用ステロイド製剤。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載された吸入・噴霧用ステロイド製剤の粒径が1〜20μm、好ましくは1〜10μmである気管内吸入用製剤。
  12. 請求項1〜10のいずれかに記載された吸入・噴霧用ステロイド製剤の粒径が200nm〜1000μm、好ましくは20〜500μmである鼻腔噴霧用製剤。
  13. 請求項11または12に記載された気管内吸入用製剤または鼻腔噴霧用製剤と乳糖、フルクトース、トレハロース、ショ糖、グルコース、ガラクトース、マンノース、キシロースなどの糖類;キシリトール、マンニトール、ソルビトールなどの糖アルコール類;ヒアルロン酸、アルギン酸、キトサン、プルラン、可溶性デンプン、ヘパリン、澱粉、アミロースなどの多糖類;ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロースなどの高分子添加物;ポリエチレンオキシド−ポリプロピレンオキシド−コポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル、レシチン、ホスファチジルコリン、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、シュガーエステル、フルオロ界面活性剤などの界面活性剤;から選択される1種または2種以上とを乾式混合することにより調製された吸入・噴霧用ステロイド製剤の増量型製剤。
  14. 請求項1に記載された抗炎症ステロイド封入ナノ粒子と乳糖、フルクトース、トレハロース、ショ糖、グルコース、ガラクトース、マンノース、キシロースなどの糖類;キシリトール、マンニトール、ソルビトールなどの糖アルコール類;ヒアルロン酸、アルギン酸、キトサン、プルラン、可溶性デンプン、ヘパリン、澱粉、アミロースなどの多糖類;ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロースなどの高分子添加物;ポリエチレンオキシド−ポリプロピレンオキシド−コポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル、レシチン、ホスファチジルコリン、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、シュガーエステル、フルオロ界面活性剤などの界面活性剤;から選択される1種または2種以上とを乾式混合することを特徴とする気管内吸入用および鼻腔噴霧用の両方に適応可能な吸入・噴霧用ステロイド製剤。
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