JP2007068798A - Rfパルス印加方法およびmri装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】呼吸同期したタイミングで呼吸周期より短い測定期間Tにプリパレーション用RFパルスPとイメージング用RFパルスIとを印加することを繰り返す場合に、ある回のプリパレーション用RFパルスPと前回のイメージング用RFパルスIの間に、アイドリング用RFパルスDを印加すると共にプリパレーション用RFパルスPに滑らかに(等間隔または略等間隔で)連なる部分eのアイドリング用RFパルスのパルス列のフリップ角を単調減少させる。
【効果】プリパレーション用RFパルスPを印加する前に、縦磁化が十分に回復し、プリパレーション用RFパルスPの効果が十分に得られる。すなわち、非イメージングー対象組織からの信号を十分に抑制することが出来る。また、T2が長いイメージングー対象組織からの信号を高く保つことが出来る。
【選択図】図3
Description
また、ある測定期間と次の測定期間の間にアイドリング用RFパルスを印加するMRI装置が知られている(例えば特許文献2参照。)。
また、イメージング用RFパルスを印加する前にフリップ角を単調増加させるパルス列を挿入する磁気共鳴イメージング装置が知られている(例えば特許文献3参照。)。
さらに、イメージング用RFパルスを印加する前に所定の振幅曲線によってフリップ角を増加させるパルス列を挿入し、イメージング用RFパルスを印加した後に所定の振幅曲線によってフリップ角を減少させるパルス列を挿入するNMR検査の間の励起方法が知られている(例えば特許文献4参照。)。
なお、上記特許文献2〜特許文献4に記載の技術は、プリパレーション用RFパルスを印加するパルスシーケンスではない。
そこで、本発明の目的は、呼吸同期したタイミングで呼吸周期より短い測定期間に又は心電同期したタイミングで心電周期より短い測定期間にプリパレーション用RFパルスとイメージング用RFパルスとを印加することを繰り返す場合に、プリパレーション用RFパルスの効果を高めることが出来るRFパルス印加方法およびMRI装置を提供することにある。
上記第1の観点によるRFパルス印加方法では、ある回のプリパレーション用RFパルスと前回のイメージング用RFパルスの間に、アイドリング用RFパルスを印加すると共にプリパレーション用RFパルスに連なる部分のアイドリング用RFパルスのパルス列のフリップ角を単調減少させる。これにより、プリパレーション用RFパルスを印加する前に、縦磁化が十分に回復し、プリパレーション用RFパルスの効果が十分に得られる。すなわち、非イメージング対象組織からの信号を十分に抑制することが出来る。また、T2が長いイメージング対象組織からの信号を高く保つことが出来る。
プリパレーション用RFパルスを印加すると、磁化の定常状態が崩れて、イメージング用RFパルスを印加してのデータ収集に影響を与える問題点がある。また、プリパレーション用RFパルスを印加する直前の磁化の状態によっては所望のコントラストが得られないことがある。
そこで、上記第2の観点によるRFパルス印加方法では、プリパレーション用RFパルスとイメージング用RFパルスの間に、フリップ角を単調増加させるパルス列を挿入する。これにより、プリパレーション用RFパルスの印加により崩れた磁化の定常状態を、迅速に定常状態にすることが出来る。
プリパレーション用RFパルスとイメージング用RFパルスとを印加することを測定期間内に2回以上繰り返す場合、ある回のプリパレーション用RFパルスと前回のイメージング用RFパルスの間に、縦磁化が十分に回復せず、2回目以降のプリパレーション用RFパルスの効果が十分に得られない問題点がある。
そこで、上記第3の観点によるRFパルス印加方法では、ある回のプリパレーション用RFパルスと前回のイメージング用RFパルスの間に、フリップ角を単調減少させるパルス列を挿入した。これにより、2回目以降のプリパレーション用RFパルスを印加する前に、縦磁化が十分に回復し、2回目以降のプリパレーション用RFパルスの効果が十分に得られる。すなわち、非イメージング対象組織からの信号を十分に抑制することが出来る。また、T2が長いイメージング対象組織からの信号を高く保つことが出来る。
プリパレーション用RFパルスを印加すると、磁化の定常状態が崩れて、イメージング用RFパルスを印加してのデータ収集に影響を与える問題点がある。また、プリパレーション用RFパルスを印加する直前の磁化の状態によっては所望のコントラストが得られないことがある。
そこで、上記第4の観点によるRFパルス印加方法では、プリパレーション用RFパルスとイメージング用RFパルスの間に、フリップ角を単調増加させるパルス列を挿入する。これにより、プリパレーション用RFパルスの印加により崩れた磁化の定常状態を、迅速に定常状態にすることが出来る。
上記第5の観点によるMRI装置では、前記第1の観点によるRFパルス印加方法を好適に実施できる。
上記第6の観点によるMRI装置では、前記第2の観点によるRFパルス印加方法を好適に実施できる。
上記第7の観点によるMRI装置では、前記第3の観点によるRFパルス印加方法を好適に実施できる。
上記第8の観点によるMRI装置では、前記第4の観点によるRFパルス印加方法を好適に実施できる。
このMRI装置100において、マグネットアセンブリ101は、内部に被検体を挿入するための空間部分(ボア)を有し、この空間部分を取りまくようにして、被検体に一定の静磁場を印加する静磁場コイル101Cと、X軸,Y軸,Z軸の勾配磁場を発生するための勾配コイル101Gと、被検体内の原子核のスピンを励起するためのRFパルスを与える送信コイル101Tと、被検体からのNMR信号を受信するための受信コイル101Rとが配置されている。
なお、静磁場コイル101Cの代わりに永久磁石を用いてもよい。
表示装置106は、画像やメッセージを表示する。
ステップJ1では、繰返しカウンタkの値を「1」に初期化する。
ステップJ3では、呼吸検知装置50からの同期信号を待ち、同期信号から所定時間経過したらステップJ4へ進む。
ステップJ4では、図3に示すアイドリング用RFパルスDの末尾部分eのようにアイドリング用RFパルスDのフリップ角を単調減少する。
ステップJ5では、図3に示すプリパレーション用RFパルスPを印加する。このプリパレーション用RFパルスPにより例えば脂肪の信号を抑制する。
ステップJ6では、図3に示すようにフリップ角が単調増加するパルス列Fを印加する。
ステップJ7では、図3に示すイメージング用RFパルスIを印加する。そして、イメージング用データを収集する。このイメージング用データを収集するパルスシーケンスは、例えば、Balanced SSFPのパルスシーケンスである。
ステップJ8では、図3に示すようにフリップ角が単調減少するパルス列Eを印加する。
ステップJ10では、図3に示すようにフリップ角が単調増加するパルス列F’を印加する。
ステップJ11では、図3に示すイメージング用RFパルスI’を印加する。そして、イメージング用データを収集する。
ステップJ13では、カウンタkの値を「1」だけインクリメントし、ステップJ2に戻る。
(1)呼吸同期したタイミングで呼吸周期より短い測定期間Tにプリパレーション用RFパルスPとイメージング用RFパルスIとを印加することを繰り返す場合に、ある回のプリパレーション用RFパルスPと前回のイメージング用RFパルスIの間に、アイドリング用RFパルスDを印加すると共にプリパレーション用RFパルスPに滑らかに(等間隔または略等間隔で)連なる部分eのアイドリング用RFパルスのパルス列のフリップ角を単調減少させるため、プリパレーション用RFパルスPを印加する前に、縦磁化が十分に回復し、プリパレーション用RFパルスPの効果が十分に得られる。すなわち、非イメージング対象組織からの信号を十分に抑制することが出来る。また、T2が長いイメージング対象組織からの信号を高く保つことが出来る。
(2)プリパレーション用RFパルスPとイメージング用RFパルスIとを印加することを測定期間内に2回以上繰り返す場合に、ある回のプリパレーション用RFパルスP’と前回のイメージング用RFパルスIの間に、フリップ角を単調減少させるパルス列Eを挿入したから、2回目以降のプリパレーション用RFパルスP’を印加する前に、縦磁化が十分に回復し、2回目以降のプリパレーション用RFパルスP’の効果が十分に得られる。すなわち、非イメージング対象組織からの信号を十分に抑制することが出来る。また、T2が長いイメージング対象組織からの信号を高く保つことが出来る。
101T 送信コイル
D アイドリング用RFパルス
e アイドリング用RFパルスでフリップ角が単調減少する部分
E フリップ角が単調減少するRFパルス列
F フリップ角が単調増加するRFパルス列
I イメージング用RFパルス
P プリパレーション用RFパルス
Claims (8)
- 呼吸同期したタイミングで呼吸周期より短い測定期間に又は心電同期したタイミングで心電周期より短い測定期間にプリパレーション用RFパルスとイメージング用RFパルスとを印加し、次の測定期間のプリパレーション用RFパルスまでアイドリング用RFパルスを印加することを繰り返すと共に、前記プリパレーション用RFパルスに連なる部分の前記アイドリング用RFパルスのパルス列のフリップ角を単調減少させることを特徴とするRFパルス印加方法。
- 請求項1に記載のRFパルス印加方法において、前記プリパレーション用RFパルスと前記イメージング用RFパルスの間にフリップ角を単調増加させるパルス列を挿入したことを特徴とするRFパルス印加方法。
- 請求項1または請求項2に記載のRFパルス印加方法において、プリパレーション用RFパルスとイメージング用RFパルスとを印加することを前記測定期間内に2回以上繰り返す場合に、2回目以降の前記プリパレーション用RFパルスの前にフリップ角を単調減少させるパルス列を挿入したことを特徴とするRFパルス印加方法。
- 請求項3に記載のRFパルス印加方法において、前記プリパレーション用RFパルスと前記イメージング用RFパルスの間にフリップ角を単調増加させるパルス列を挿入したことを特徴とするRFパルス印加方法。
- 呼吸同期したタイミングで呼吸周期より短い測定期間に又は心電同期したタイミングで心電周期より短い測定期間にプリパレーション用RFパルスとイメージング用RFパルスとを印加する測定用RFパルス印加手段と、次の測定期間のプリパレーション用RFパルスまでアイドリング用RFパルスを印加すると共に次の測定期間のプリパレーション用RFパルスに連なる部分のアイドリング用RFパルスのパルス列のフリップ角を単調減少させるアイドリング用RFパルス印加手段とを具備したことを特徴とするMRI装置。
- 請求項5に記載のMRI装置において、前記測定用RFパルス印加手段は、前記プリパレーション用RFパルスと前記イメージング用RFパルスの間にフリップ角を単調増加させるパルス列を挿入することを特徴とするMRI装置。
- 請求項5または請求項6に記載のMRI装置において、前記測定用RFパルス印加手段は、プリパレーション用RFパルスとイメージング用RFパルスとを印加することを前記測定期間内に2回以上繰り返すと共に、2回目以降の前記プリパレーション用RFパルスの前にフリップ角を単調減少させるパルス列を挿入することを特徴とするMRI装置。
- 請求項7に記載のMRI装置において、前記測定用RFパルス印加手段は、前記プリパレーション用RFパルスと前記イメージング用RFパルスの間にフリップ角を単調増加させるパルス列を挿入することを特徴とするRFパルス印加方法。
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