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JP2007044065A - 腹膜透析装置およびその制御方法、並びに制御プログラム - Google Patents

腹膜透析装置およびその制御方法、並びに制御プログラム Download PDF

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JP2007044065A JP2005228433A JP2005228433A JP2007044065A JP 2007044065 A JP2007044065 A JP 2007044065A JP 2005228433 A JP2005228433 A JP 2005228433A JP 2005228433 A JP2005228433 A JP 2005228433A JP 2007044065 A JP2007044065 A JP 2007044065A
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Abstract

【課題】患者自身による透析治療の自動化が可能であり、また、操作性が極めて明瞭で分かりやすく、閉塞状態だけでなく、空液状態も検出でき、小型化・軽量化・可搬性のある腹膜透析装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】所定の流量で患者の腹腔内に透析液を供給するとともに、使用済み透析液を排液として回収することにより透析を行う腹膜透析装置であって、透析液が充填された透析液容器と、使用済透析液を回収するための排液容器と、前記透析液容器を起点とし、又は前記排液容器を終点として、前記透析液を送液する送液手段と、磁界を発生させながら前記送液手段によって送液される透析液の流量を測定する電磁流量測定手段と、使用済透析液の排液量を制御する液量制御手段と、前記電磁流量測定手段の出力信号に基づいて、空液及び閉塞状態の少なくとも1つを検出する送液状態検出手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、患者自身が在宅(自宅)等で透析を行うことができる腹膜透析装置及びその制御方法に関するものである。
腹膜透析方法(Continuous Ambulatory Peritoneal Dialysis、以下「CAPD」ともいう)は、患者自身が自宅や職場で透析液の容器(バッグ)の交換を行うことができるため、社会復帰しやすく、大いに注目されている。
このCAPDは、患者の腹膜内にカテーテルチューブ(腹膜カテーテル)を留置し、このカテーテルチューブの体外端にトランスチューブを接続し、これに透析液の入った透析液バッグ(注液バッグ)のバッグチューブを接続し、各チューブを通じてバッグ内の透析液を腹膜内に注液し、所定時間透析を行った後に腹膜内の透析液排液を各チューブを通じて、排液バッグ内に回収するものである。なお、各チューブ同士の接続は、両チューブの端部にそれぞれ装着された雄、雌コネクタの嵌合により無菌的に行われる。
ところで、このCAPDにおいては、透析液の腹膜内への注液は、透析液バッグを患者の腹部から1m程度高い位置に置き、その重力落差によって透析液を透析液バッグから腹膜内の腹部内(腹部内)に移送している。また、腹膜内からの透析液排液の回収は、排液バッグを患者の腹部から1m程度低い位置に置き、その落差によって透析液を腹膜内から排液バッグへ移送している。
一方、このような透析液の注液及び排液方法では、例えば、患者が就寝中に腹膜透析を行う場合には、ベッドを用いて患者を床から70〜100cm程度高い位置に寝かせ、さらに、患者より1m程度高い位置に透析液バッグをセットする必要がある。このために、装置全体の高さが2m程度と大型なものとなり、取り扱いや運搬がしにくいばかりか、就寝中の患者が寝返りを打つこと等により送液用チューブを抑えて閉塞させ、透析注液及び排液が流れなくなる恐れがある。これに対する防止策として、流量センサの他に、閉塞検出器を設けて閉塞のアラームを発生・解除するシステムがある(特許文献1)。
特許第3113887号公報
しかしながら、特許文献1の腹膜透析装置の場合、流量センサと閉塞検出器の双方を設ける必要があり、腹膜透析装置自体を小型化して在宅で用いるのには適さないという問題点がある。
また、閉塞検出器を設けたとしても、空液状態を検知することができないので、閉塞状態ではないのに適切に注液・排液ができない状態が生じ、使用者において対処することが困難であるという問題点もある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、患者自身による透析治療の自動化が可能であり、また、操作性が極めて明瞭で分かりやすく、閉塞状態だけでなく、空液状態も検出でき、小型化・軽量化・可搬性のある腹膜透析装置及びその制御方法を提供するものである。
上述した課題を解決するために、本発明による腹膜透析装置は、所定の流量で患者の腹腔内に透析液を供給するとともに、使用済み透析液を排液として回収することにより透析を行う腹膜透析装置であって、透析液が充填された透析液容器と、使用済透析液を回収するための排液容器と、前記透析液容器を起点とし、又は前記排液容器を終点として、前記透析液を送液する送液手段と、磁界を発生させながら前記送液手段によって送液される透析液の流量を測定する電磁流量測定手段と、前記電磁流量測定手段によって測定された前記透析液の流量に基づいて、前記送液手段による、前記患者の腹腔内への透析液の注液量及び/又は前記患者の腹腔内からの前記使用済透析液の排液量を制御する液量制御手段と、前記電磁流量測定手段の出力信号に基づいて、空液及び閉塞状態の少なくとも1つを検出する送液状態検出手段と、を備えることを特徴とする。
ここで、前記電磁流量測定手段は、電極が内蔵され、端子が露出している流量測定用管と、前記磁界をかけている間に前記流量測定用管を前記透析液が通過することによって前記電極間で発生する電位差を検知する電位検知手段と、この電位差を流量に換算する流量換算手段と、を備える。
また、前記電磁流量測定手段は、前記流量測定用管をローディングするためのローディング部を備え、前記流量測定用管は着脱可能となっており、使用後は廃棄される。
さらに、前記透析液の流量は単位時間内の平均流量であり、前記液量制御手段は、前記単位時間内の平均流量に基づいて総注液量を算出し、設定注液量に達した場合に前記送液手段による注液動作を停止する。また、前記液量制御手段は、前記単位時間内の平均流量が所定量よりも少なくなった場合に、前記送液手段による排液動作を停止する。
なお、前記送液手段としては、ダイヤフラムポンプ、ローラポンプ、蠕動ポンプ及び真空ポンプの何れかが用いられる。
そして、前記送液状態検出手段は、前記電磁流量測定手段の出力が0となっている状態が所定時間以上継続したか否かを判断し、送液状態を検出する。
また、前記送液状態検出手段は、前記電磁流量測定手段におけるグランドリング間抵抗が規定抵抗以上か否かで、前記送液状態が空液状態か閉塞状態かを判断する。
さらに、前記送液状態検出手段によって空液状態及び閉塞状態の少なくとも1つが検出された場合、送液状態を告知する告知手段を備え、前記液量制御手段は、前記送液手段による送液動作を停止する。
本発明による腹膜透析装置の制御方法は、所定の流量で患者の腹腔内に透析液を供給するとともに、使用済み透析液を排液として回収することにより透析を行う腹膜透析装置を制御する方法であって、透析液が充填された透析液容器を起点とし、又は使用済透析液を回収するための排液容器を終点として、前記透析液を送液する送液工程と、磁界を発生させながら前記送液工程で送液される透析液の流量を測定する電磁流量測定工程と、前記電磁流量測定工程で測定された前記透析液の流量に基づいて、前記送液工程における、前記患者の腹腔内への透析液の注液量及び/又は前記患者の腹腔内からの前記使用済透析液の排液量を制御する液量制御工程と、前記電磁流量測定工程からの出力信号に基づいて、空液及び閉塞状態の少なくとも1つを検出する送液状態検出工程と、を備えることを特徴とする。
ここで、前記電磁流量測定工程は、前記磁界をかけている間に、電極が内蔵され、端子が露出している流量測定用管内を前記透析液が通過することによって前記電極間で発生する電位差を検知する電位検知工程と、この電位差を流量に換算する流量換算工程と、を備える。また、前記腹膜透析装置は、前記流量測定用管をローディングするためのローディング部を備え、前記流量測定用管は着脱可能となっている。
1つの態様として、前記透析液の流量は単位時間内の平均流量であり、前記液量制御工程は、前記単位時間内の平均流量に基づいて総注液量を算出し、設定注液量に達した場合に前記送液工程における注液動作を停止する。
また別の態様として、前記透析液の流量は単位時間内の平均流量であり、前記液量制御工程は、前記単位時間内の平均流量が所定量よりも少なくなった場合に、前記送液工程における排液動作を停止する。
前記送液工程では、ダイヤフラムポンプ、ローラポンプ、蠕動ポンプ及び真空ポンプの何れかによって送液動作が実行される。
そして、前記送液状態検出工程は、前記電磁流量測定工程からの出力が0となっている状態が所定時間以上継続したか否かを判断し、送液状態を検出する。
また、前記送液状態検出工程は、前記電磁流量測定工程で用いる電磁流量計のグランドリング間抵抗が規定抵抗以上か否かで、前記送液状態が空液状態か閉塞状態かを判断する。
さらに、前記送液状態検出工程で空液状態及び閉塞状態の少なくとも1つが検出された場合、送液状態を告知する告知工程を備え、前記液量制御工程は、前記送液工程における送液動作を停止する。
本発明による制御プログラムは、所定の流量で患者の腹腔内に透析液を供給するとともに、使用済み透析液を排液として回収することにより透析を行う腹膜透析装置を制御するための制御プログラムであって、透析液が充填された透析液容器を起点とし、又は使用済透析液を回収するための排液容器を終点として、前記透析液を送液する送液工程を実行するためのプログラムコードと、磁界を発生させながら前記送液工程で送液される透析液の流量を測定する電磁流量測定工程を実行するためのプログラムコードと、前記電磁流量測定工程で測定された前記透析液の流量に基づいて、前記送液工程における、前記患者の腹腔内への透析液の注液量及び/又は前記患者の腹腔内からの前記使用済透析液の排液量を制御する液量制御工程を実行するためのプログラムコードと、前記電磁流量測定工程からの出力信号に基づいて、空液及び閉塞状態の少なくとも1つを検出する送液状態検出工程を実行するためのプログラムコードと、を備えることを特徴とする。
前記送液状態検出工程は、前記電磁流量測定工程からの出力が0となっている状態が所定時間以上継続したか否かを判断し、送液状態を検出する。
また、前記送液状態検出工程は、前記電磁流量測定工程で用いる電磁流量計のグランドリング間抵抗が規定抵抗以上か否かで、前記送液状態が空液状態か閉塞状態かを判断する。
さらに、前記送液状態検出工程で空液状態及び閉塞状態の少なくとも1つが検出された場合、送液状態を告知する告知工程を実行するためのプログラムコードを備え、前記液量制御工程は、前記送液工程における送液動作を停止する。
その他の本発明の特徴は、以下の発明を実施するための最良の形態の記載及び添付図面により明らかになるものである。
本発明によれば、患者自身による透析治療の自動化が可能であり、また、操作性が極めて明瞭で分かりやすく、閉塞状態だけでなく、空液状態も検出でき、腹膜透析装置を小型化・軽量化・可搬性のある物にすることができる。
以下に、本発明の腹膜透析装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、以下に示す各実施形態の構成は、ほんの一例であり、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるものではないことは言うまでもない。
<腹膜透析装置の外観と使用態様>
先ず、図1は、本発明の一実施形態である腹膜透析装置1と、カセット体2と、透析液を溜めた複数の透析バッグ5と、予備バッグ7と、排液バッグ6とをチューブ9に設けられたプラグ8a〜8jで接続することで患者の腹腔に連通する流路を形成し、透析液を患者の腹腔4(破線図示)内に送液する接続状態を示した外観斜視図である。
本図において、腹膜透析装置1は、透析装置1に対して着脱可能に装着される腹膜透析装置用のカセット体2を設けている。この腹膜透析装置1は、カセット体2を前面から装着するための開口部300と、回動されることで開口部300を覆う状態に固定する蓋部材301と、表示部23と、治療の開始操作を行うための開始スイッチ24aと、治療の停止操作を行うための停止スイッチ24bとを有している。
操作部24aと操作部24bの形状および色は、それらを区別し易いように、上下に互いに異なっており、操作部24aには一つの凸部がまた操作部24bには二つの凸部が形成されている。また、誤操作防止のために、操作部24aと操作部24bは、表示部23を挟んで図示のように離間して配置されている。
表示部23は、例えば、LEDや液晶表示パネル等を備えたタッチパネルで構成されており、タッチパネルの押圧操作で透析に必要となる各種情報の表示と、装置の操作指示を音声ガイドとともに行うようにして、操作性、利便性を確保している。
腹膜透析装置1は、主基部と、副基部とを取付用の基部としており、図示の樹脂製のカバーをそれぞれ設けるとともに、主基部と、副基部とを1〜2mm厚のアルミ金属板製としさらに随所に大型孔部を穿設することで軽量化を図っている。これらの各基部に対して軽量の樹脂製のカバーが固定されている。また、例えば100メガバイト以上の記憶容量を有するメモリカードが装置の背面から破線図示のカード読取装置に対して装填可能に設けられており、表示部23の表示内容及び音声の変更や各国別の仕様変更を迅速に行えるように構成されている。
さらに、上記の腹膜透析装置1の右側面手前側には不図示の遮蔽板が移動自在に設けられており、カセット体2のチューブ9に対する機械的な干渉防止をすることでカセット体2を矢印方向に移動して装填位置にセットできるようにしている。
一方、カセット体2は、カセット体装着部に対して着脱可能な形状のカセット体本体81と、カセット体2の本体81から連続形成される下本体フレーム811と、この下本体フレーム811から間隙86を介して対向して設けられた上本体フレーム812とから構成されている。
さらに、カセット体2の本体81には送液手段の被作動部であるダイヤフラム20、21と加温部60と流路切換部とが図示のように一体的に形成されている。
一方、容積が3500ml前後の透析バッグ5は6個分がプラグ8a〜8fを介してチューブ9に接続されるとともに、図示のようにスタンド3に設けられた一対のフック3fに対して一対の孔部5kを挿入することで吊るす状態にしてセットされる。この結果各透析バッグ5の容積部の底面に接続されたチューブ9を介して透析液が供給されるとともに、後述するように使用済透析液の回収を行えることとなる。
スタンド3は、ベース部材3cと、このベース部材3cの奥側から起立して設けられるとともに手前側に向けて曲げられた左右の支持部材3a、3aと、これらの支持部材3a、3aの間に固定される横棒部材3bと、この横棒部材3bの下方に固定される一対のフック3fとから構成されている。また、このスタンド3は、図示のように透析バッグ5と予備バッグ7を吊り下げるためにフック3fの高さ位置が、各バッグの上下方向の長さ寸法にチューブとプラグの長さ分を加えた位置となるように設定されており、図示のようにチューブとプラグが垂直になるように構成されている。
また、スタンド3のベース部材3cは排液バッグ6を横たえて置けるように充分に広い面積を備えるとともに、上記の支持部材3a、3aを垂直に固定する充分な機械的強度を有する固定部を一体形成している。
<腹膜透析装置の構成>
次に、図2は、図1の腹膜透析装置1に透析液を溜めた複数の透析バッグと予備バッグと排液バッグとをプラグを用いて接続して患者の腹腔に連通する流路を形成する接続状態にした模式図である。
本図において既に説明済みの同様の構成部品については同様の符号を付して割愛するが、排液バッグ6はプラグ8hを用いてチューブ9hに接続される。ここで、プラグ8h〜8jについては、接続後の状態が図示されており、接続前の状態ではプラグの一方と、プラグの他方とが別々な状態になっており、接続されることで図示の状態となる。また、チューブ9hには流路切換手段を構成するクランプ10hの一方が接続され、このクランプ10hの他方には共通流路となるチューブ9kが接続される。
また、図1に示したように吊り下げられた状態にセットされる透析バッグ5aは、プラグ8aを用いてチューブ9aに接続される。このチューブ9aには流路切換手段を構成するクランプ10aの一方が接続され、このクランプ10aの他方には共通流路となるチューブ9kが接続される。
以下同様に、透析バッグ5b〜5fはプラグ8b〜8fを用いてチューブ9b〜9fに接続される。これらのチューブ9b〜9fには流路切換手段を構成するクランプ10b〜10fの一方が接続され、これらのクランプ10b〜10fの他方には共通流路となるチューブ9kが接続される。
また、図1に示したように吊り下げられた状態でセットされる予備バッグ7は、プラグ8gを用いてチューブ9gに接続される。このチューブ9gには流路切換手段を構成するクランプ10gの一方が接続され、このクランプ10gの他方には共通流路となるチューブ9kが接続される。
これらの各クランプ10h〜10gと、後述するクランプ10k、10m、10n、10p、10q、10jは図中の一点鎖線図示のカセット体2に内蔵されており、腹膜透析装置1にカセット体2が装填位置に装填された状態で後述するカム機構によりチューブ9が閉塞され、弾性力で元の状態に戻ることで開くように各クランプが機能する。
上記のように排液バッグ、予備バッグ、透析バッグがプラグとクランプを介して接続されるチューブ9kは、チューブ19に対してT字管で合流している。また、このチューブ19を取り囲むようにして気泡センサ14aが設けられており、チューブ19内に流入する大きい気泡検出を行うことで、気泡混入があった場合にはその旨を知らせ、動作を停止することで気泡が腹腔に入ることを未然に防止するようにしている。
このチューブ19の途中からはクランプ10kを接続したチューブ29がT字管を介して分岐している。このチューブ29にはダイヤフラム20が接続しており、このダイヤフラム20にはクランプ10mが接続されている。このクランプ10mからは上記の加温部60となる蛇行流路が接続されており、面ヒータ91、92、93で加温部60を上下方向から挟むことで温度上昇を短時間で行うように構成されている。各面ヒータ91、92、93の温度は温度センサ13でモニターされることで各ヒータが適温になるように温度制御される。
加温部60の上流と下流側には温度センサ12A、12Bが設けられており、加温部60で温度上昇された透析液の温度検出を行い、上記の温度センサ13とともに温度制御のためのフィードバック系を構成して、体温に近い温度に透析液を維持できるようにしている。
この加温部60の出口にはクランプ10nが接続されており、このクランプ10nにはチューブ59が接続されている。このチューブ59の途中からはチューブ39とチューブ49が分岐しており、チューブ39にはクランプ10pが接続されており、チューブ29に戻るようにチューブ39が接続されている。また、チューブ59の途中から分岐したチューブ49にはクランプ10qが接続されており、ダイヤフラム21を介してチューブ19に戻るように接続されている。
チューブ59にはクランプ10jが接続されており、このクランプ10jにはチューブ9mが接続されており、チューブ9mに接続されるプラグ8jを介して患者の腹腔4に接続するようにしている。チューブ9mの途中には電磁流量計17と、気泡検出のための気泡センサ14bが設けられている。また、装置1には外気温度を検出する外気温センサ16bが設けられている。さらに、各チューブを開閉するクレンメ(不図示)が随所に設けられており、セット時における液漏れを防止している。
ここで、各バッグ、チューブおよび加温部、ダイヤフラムの構成材料は、それぞれ軟質樹脂材料が使用される。この軟質樹脂材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリアミド、ポリイミド、ポリ−(4−メチルペンテンー1)、アイオノマー、アクリル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等のポリエステル、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の各種熱可塑性エラストマー、シリコーン樹脂、ポリウレタン等、またはこれらを主とする共重合体、ブレンド体、ポリマーアロイ等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて(例えば2層以上の積層体として)用いることができる。
なお、上記の各ダイヤフラム20、21は、特開2003−000704号公報に詳細に記載されているエア回路で送液を行うことができるが、これに限定されずチューブの外周面に作用することで蠕動運動を行う蠕動式、ローラポンプ式であっても良い。
<腹膜透析装置の回路構成>
次に、図3は腹膜透析装置1の回路構成を示すブロック図である。本図において制御手段である制御システム15は、CPU150と、記憶部152とを備えており、CPU150には、上記の複数のクランプ10a〜10qの開閉を制御するクランプ制御部153と、複数の面ヒータ91、92、93の温度を制御するためのヒータ制御部154と、送液手段であるポンピング作動手段10を制御するためのポンピング作動制御部155とが電気的に接続されている。また、CPU150には、上記の温度センサ12A、12Bと、各ヒータ用の温度センサ13と、表示部23と、操作部24a、24bとが接続されている。また気泡センサ14a、14bは気泡センサ部14を介してCPU150に接続されている。
また、CPU150には、電源回路156と、バッテリー回路157と音声発生回路400とカセット体装填手段300を制御するためのカセット体装填制御部301とが電気的に接続されている。また、表示部23には上記のメモリカードを装填可能にしたカード読取装置203が電気的に接続されている。
さらに、電磁流量計17や外気温度センサ16もCPU150に接続されている。電磁流量計17は、後述するように、注液された透析液の量を計測するために設けられたものであり、透析液の温度に左右されず流量を正確に測定することができる。
この制御システム15によれば、温度センサ12Aにより測温された温度が予め設定された所定の温度である39℃以上になると、クランプ制御部153により、クランプを制御してクランプ状態とアンクランプ状態に切り替えるとともに、ヒータ制御部154により、各面ヒータ91、92、93への通電制御を行う。
また、各面ヒータ91、92、93の出力値は、透析液の透析液の温度に基づいて選択される。すなわち、この制御システム15は、温度センサ12Aにより側温された温度と、温度センサ12Bにより測温された温度に基づいて、注液されるべき透析液の温度が所定の温度範囲内になるように各面ヒータ91、92、93への通電制御を行うように構成されている。
そして、流路切換手段であるクランプ制御部153により、各クランプを後述のようにクランプ状態とアンクランプ状態に切り替えることで、患者の腹腔に所定時間貯留させた使用済透析液を、送液手段により各バッグに送り出す。
具体的には、患者の腹腔に所定時間貯留させた使用済透析液を排液バッグ6に送液する第1の送液状態と、透析バッグの一つに溜められた透析液を、送液手段により予備バッグ7へ送液するとともに、加温手段で加温して予備バッグ7内に溜める第2の送液状態と、予備バッグ7から送液手段で患者の腹腔4に透析液を送液するとともに、患者の腹腔に所定時間貯留させておくための第3の送液状態と、この第3の送液状態の後に、送液手段により第2の送液状態で空になった例えば透析バッグ5aへ使用済透析液を送液する第4の送液状態とに流路を切換えるように構成されている。
<電磁流量計17の構成>
図4及び5を用いて電磁流量計17の構成について説明する。図4は電磁流量計の一部を構成する使い捨て部171の外観構成を示し、図5は電磁流量測定部172のブロック図を示している。電磁流量計17は、透析液を通す使い捨て部(ディスポ・カセット)に流速を検出する2枚の平行板電極と流管からなる使い捨て部171と電磁流量測定部172の2つから構成され、腹膜透析装置として使用する場合は、装置に使い捨て部171を挿入して、装置の電極と流管から突起した電極を接触させて使用するようにする。
図4Aは使い捨て部171を上面から見た図、図4Bは使い捨て部171を正面から見た図、図4Cは使い捨て部171を側面から見た図である。
図4に示されるように、使い捨て部171は、矩形流管1710と、管内に埋め込まれる電極1713及び1714と、露出した端子1711及び1712とで構成される。この矩形流管1710には透析液を流し、他のチューブ、プラグやポンプ介して患者腹腔につながれる(図1参照)。そして、この矩形流管1710を通った透析液量を計測するようにする。なお、この部分(使い捨て部171)は衛生上の問題から1回使用した後は廃棄される。矩形流管1710内を透析液が通過すると、後述のように、印加される磁界によって電圧が発生し、それが端子1711及び1712より出力される。
図5に示される電磁流量測定部172は、ローディング部173に取り付けられた使い捨て部171から供給された電圧を増幅するアンプ1721、増幅された電圧値をディジタル値に変換するA/Dコンバータ1722、測定部全体の動作を制御するためのCPU1723、交流磁場を生成するコイル1725、コイル1725に流す交流電流を生成する定電流回路1724で構成される。
治療時には、使い捨て部171(カセット)をローディング部173にローディングする。これによって、電磁流量計部172のローディング部173と使い捨て部171の端子1711及び1712が接触し、電通可能となる。
CPU1723は、流管を流れる透析液の流量から検出された電圧値に基づいて、連続的に測定した流量の測定結果を、自動腹膜透析装置側のCPU15に報告する。なお、腹膜透析装置のCPU15がCPU1723の動作を兼ねることも可能であることは言うまでもない。
定電流回路1724はコイル1725に流す電流を作成する。定電流回路1724のスイッチがONにされ、磁束密度Bが作成されると、コイル1725は、流管と2枚の平行板電極に直角に交流磁場を生成する。すると、流管内の流量に応じて電極間に発生した電圧をアンプ1721で増幅し、A/Dコンバータ1722でデジタル化した値Nを、CPU1723が読み出す。そのとき、流量V[mL/min]=C×N[V]の関係があり、A/D値Nに比例定数Cを掛けたものが流量Vであり、通信回線もしくはパルスなどで腹膜透析装置のCPU15に連続的に又は周期的に計測結果を報告する。
一方、腹膜透析装置のCPU15は、一定時間間隔ΔTで報告される流量Vを加算することによって、その時点で注液または排液した送液量を以下の計算式に基づいて計算するすることができる。
送液量[mL]=Σ(V・ΔT)
0→N
<透析液の注液動作>
図6は、透析液を注液しているときの動作を説明するためのフローチャートである。なお、本動作を制御するのは、特に断りのない限りにおいてCPU15である。
ステップS101において、流路を注液のクランプパターンに切り替える。これによって、透析バッグから透析液を腹膜に注入するための流路が確保される。
ステップS102では、電磁流量計17の注液量(測定値)を0mlに初期化する。これによって、注液の準備が整えられる。
ステップS103では、注液のためにポンプ動作が開始され、注液が始まる。
ステップS104では、それまでに実行され、測定された注液量が予め設定された設定注液量に達したか否かが判断される。ここで、注液量は、上述のように電流量計17において測定されるので、注入される透析液の温度変化に影響されることはない。なお、設定注液量は、例えば入力デバイスから設定された所定の注液量である。そして、ステップS104において、測定注液量が設定注液量以上である場合には、処理はステップS105に移行し、設定注液量より少ない場合には、処理はステップS108に移行する。
ステップS105では、測定注液量が設定注液量に達したので、注液用ポンプの動作を停止する。そして、ステップS106で、クランプを、注液用パターンから全て閉じた状態にする。
さらに、ステップS107では、この注液量を治療記録として残し、注液処理が終了する。
一方、ステップS104で、測定注液量が設定注液量よりも少ない場合には、ステップS108において、所定周期ΔT毎に、電磁流量計17から現在の流量Vを読み出し、ステップS109で、注液量を更新し、処理はステップS104に戻る。
以上のようにして、注液量を正確に測定しながら注液動作を制御するようにしたので、透析の効果を充分に担保できると共に、患者にも注入すべき量の透析液を正確にかつ確実に注入することができるので、身体的に余計な負担をかけることもない。
<透析液の排液動作>
図7は、透析液を排液しているときの動作を説明するためのフローチャートである。なお、本動作を制御するのも、特に断りのない限りにおいてCPU15である。
ステップS201において、流路を排液のクランプパターンに切り替える。これによって、腹膜に溜まっている使用済みの透析液を取り出すための流路が確保される。
ステップS202では、排液のためにポンプ動作が開始され、排液が始まる。
ステップS203では、電磁流量計17の注液量(測定値)を0mlに初期化する。これによって、排液の準備が整えられる。
ステップS204では、電磁流量計17から所定周期ΔTで現在の流量Vを読み出す。そして、ステップS205で、排液量を更新し(排液量今回=排液量前回+V・ΔT)、処理はステップS206に移行する。
ステップS206では、流量Vが2mL/minより小さいか否かが判断される。小さい場合には、処理はそのままステップS207に移行し、それ以上の場合には処理はステップS204に戻る。
ステップS207では、流量Vが2mL/minより小さいということで充分排液されたと判断し、排液のためのポンプ動作を停止する。そして、ステップS208で、クランプを、排液用パターンから全て閉じた状態にする。
さらに、ステップS209では、この排液量を治療記録として残し、排液処理が終了する。
以上のようにして、排液量を正確に測定しながら排液動作を制御するようにしたので、透析の効果を充分に担保できると共に、患者にも排出すべき量の透析液を正確にかつ確実に排出することができるので、身体的に余計な負担をかけることもない。
<空液状態・閉塞状態検出動作について>
図8は、送液中に閉塞又は空液状態を検出して所定の処理を実行する動作を説明するためのフローチャートである。本動作を制御するのも、特に断りのない限りにおいてCPU15である。
図8において、ステップS301では、送液動作が開始され、継続される。そして、ステップS302において、送液動作中において電磁流量計17の出力が「0」となったかが判断される。
電磁流量計17の出力が「0」とならなければ、処理はステップS303に移行し、送液動作が正常(閉塞状態でもなく空液状態でもない通常状態)であると判断される。
そして、ステップS304で送液すべき透析液が全て送液されたか判断され、完了していれば処理は終了し、まだ透析液が残っていれば再度ステップS302に移行する。
ステップS302において電磁流量計17の出力が「0」となれば、処理はステップS305に移行する。ステップS305では、電磁流量計17の出力「0」である状態が設定された所定時間以上継続したかが判断され、所定時間継続せずに出力値が示されれば処理はステップS304に移行する。所定時間継続すると空液状態か閉塞状態の何れかの可能性があるので、処理はステップS306に移行する。
ステップS306では、電磁流量計グランドリング間抵抗が規定抵抗値以上か否かが判断される。規定抵抗値以上であれば処理はステップS307に移行し、ステップS307において、現在の状態が空液状態であると判断し、送液動作を停止すると共に空液状態である旨の警告を発する。一方、ステップS306で規定値抵抗未満であると判断されれば処理はステップS308に移行し、ステップS308において、現在の状態が閉塞状態であると判断し、送液動作を停止すると共に閉塞状態である旨の警告を発する。なお、ここでの警告は空液状態か閉塞状態かが区別できればどのような警告の形態でも良く、LEDを色を変えて発光させたり、表示部23に特別なマークを表示したり、異なる警告音、若しくはこれらの組み合わせであっても良い。
以上の工程が完了すれば、空液・閉塞状態検出動作は終了する。
なお、このような空液・閉塞状態検知をまとめると次のようになる。即ち、空液検知に関しては、送液部が動作中(送液状態)に、電磁流量計内に液体の滞留および通過がない状態、具体的には、電磁流量計の出力が0の状態が設定時間以上持続し、かつ電磁流量計グランドリング間抵抗が規定抵抗値以上の場合、空液と判断し、送液を停止し、警報を発する。一方、閉塞検知に関しては、送液部が動作中(送液状態)に、電磁流量計内に液体の滞留はあるが、通過がない状態(流速が0と見なされる状態)、具体的には、電磁流量計の出力が0の状態が規定時間以上持続し、かつ電磁流量計グランドリング間抵抗が規定抵抗値以下の場合、閉塞と判断し、送液を停止し、警報を発する。
以上説明した本実施形態では、閉塞検出器のような余分な部品を追加することなく、ソフトウェア処理によって空液・閉塞状態を検知して使用者にその状態を告知するようにしているので、腹膜透析装置の小型化・軽量化の実現に資することができる。
本発明では、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は装置に提供し、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれている。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含む。
また、上記実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードがネットワークを介して配信されることにより、システム又は装置のハードディスクやメモリ等の記憶手段又はCD-RW、CD-R等の記憶媒体に格納され、そのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が当該記憶手段や当該記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても、達成されることは云うまでもない。
本発明の一実施形態である腹膜透析装置1の外観と使用状態を示す図である。 図1の腹膜透析装置1に透析液を溜めた複数の透析バッグと予備バッグと排液バッグとをプラグを用いて接続して患者の腹腔に連通する流路を形成する接続状態にした模式図である。 腹膜透析装置1のブロック図である。 電磁流量計17の一部を構成する使い捨て部171の外観構成を示す図面である。 電磁流量測定部172の構成を示すブロック図である。 腹膜透析装置1における注液時の動作を説明するためのフローチャートである。 腹膜透析装置1における排液時の動作を説明するためのフローチャートである。 腹膜透析装置1における空液・閉塞状態を検知する動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 腹膜透析装置
2 カセット体
3 スタンド
4 腹腔
5a〜5f 透析バッグ
6 排液バッグ
7 予備バッグ
8a〜8j プラグ
9 チューブ
10a〜10q クランプ
17 電磁流量計
19、29、39、49、59 チューブ
20、21 ダイヤフラム
60 加温部

Claims (22)

  1. 所定の流量で患者の腹腔内に透析液を供給するとともに、使用済み透析液を排液として回収することにより透析を行う腹膜透析装置であって、
    透析液が充填された透析液容器と、
    使用済透析液を回収するための排液容器と、
    前記透析液容器を起点とし、又は前記排液容器を終点として、前記透析液を送液する送液手段と、
    磁界を発生させながら前記送液手段によって送液される透析液の流量を測定する電磁流量測定手段と、
    前記電磁流量測定手段によって測定された前記透析液の流量に基づいて、前記送液手段による、前記患者の腹腔内への透析液の注液量及び/又は前記患者の腹腔内からの前記使用済透析液の排液量を制御する液量制御手段と、
    前記電磁流量測定手段の出力信号に基づいて、空液及び閉塞状態の少なくとも1つを検出する送液状態検出手段と、
    を備えることを特徴とする腹膜透析装置。
  2. 前記電磁流量測定手段は、電極が内蔵され、端子が露出している流量測定用管と、前記磁界をかけている間に前記流量測定用管を前記透析液が通過することによって前記電極間で発生する電位差を検知する電位検知手段と、この電位差を流量に換算する流量換算手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の腹膜透析装置。
  3. 前記電磁流量測定手段は、前記流量測定用管をローディングするためのローディング部を備え、前記流量測定用管は着脱可能であることを特徴とする請求項2に記載の腹膜透析装置。
  4. 前記透析液の流量は単位時間内の平均流量であり、
    前記液量制御手段は、前記単位時間内の平均流量に基づいて総注液量を算出し、設定注液量に達した場合に前記送液手段による注液動作を停止する、ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の腹膜透析装置。
  5. 前記透析液の流量は単位時間内の平均流量であり、
    前記液量制御手段は、前記単位時間内の平均流量が所定量よりも少なくなった場合に、前記送液手段による排液動作を停止することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の腹膜透析装置。
  6. 前記送液手段は、ダイヤフラムポンプ、ローラポンプ、蠕動ポンプ及び真空ポンプの何れかであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の腹膜透析装置。
  7. 前記送液状態検出手段は、前記電磁流量測定手段の出力が0となっている状態が所定時間以上継続したか否かを判断し、送液状態を検出することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の腹膜透析装置。
  8. 前記送液状態検出手段は、前記電磁流量測定手段におけるグランドリング間抵抗が規定抵抗以上か否かで、前記送液状態が空液状態か閉塞状態かを判断することを特徴とする請求項7に記載の腹膜透析装置。
  9. さらに、前記送液状態検出手段によって空液状態及び閉塞状態の少なくとも1つが検出された場合、送液状態を告知する告知手段を備え、
    前記液量制御手段は、前記送液手段による送液動作を停止することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の腹膜透析装置。
  10. 所定の流量で患者の腹腔内に透析液を供給するとともに、使用済み透析液を排液として回収することにより透析を行う腹膜透析装置を制御する方法であって、
    透析液が充填された透析液容器を起点とし、又は使用済透析液を回収するための排液容器を終点として、前記透析液を送液する送液工程と、
    磁界を発生させながら前記送液工程で送液される透析液の流量を測定する電磁流量測定工程と、
    前記電磁流量測定工程で測定された前記透析液の流量に基づいて、前記送液工程における、前記患者の腹腔内への透析液の注液量及び/又は前記患者の腹腔内からの前記使用済透析液の排液量を制御する液量制御工程と、
    前記電磁流量測定工程からの出力信号に基づいて、空液及び閉塞状態の少なくとも1つを検出する送液状態検出工程と、
    を備えることを特徴とする腹膜透析装置の制御方法。
  11. 前記電磁流量測定工程は、
    前記磁界をかけている間に、電極が内蔵され、端子が露出している流量測定用管内を前記透析液が通過することによって前記電極間で発生する電位差を検知する電位検知工程と、
    この電位差を流量に換算する流量換算工程と、
    を備えることを特徴とする請求項10に記載の腹膜透析装置の制御方法。
  12. 前記腹膜透析装置は、前記流量測定用管をローディングするためのローディング部を備え、
    前記流量測定用管は着脱可能であることを特徴とする請求項10に記載の腹膜透析装置の制御方法。
  13. 前記透析液の流量は単位時間内の平均流量であり、
    前記液量制御工程は、前記単位時間内の平均流量に基づいて総注液量を算出し、設定注液量に達した場合に前記送液工程における注液動作を停止することを特徴とする請求項10乃至12の何れか1項に記載の腹膜透析装置の制御方法。
  14. 前記透析液の流量は単位時間内の平均流量であり、
    前記液量制御工程は、前記単位時間内の平均流量が所定量よりも少なくなった場合に、前記送液工程における排液動作を停止することを特徴とする請求項10乃至12の何れか1項に記載の腹膜透析装置の制御方法。
  15. 前記送液工程では、ダイヤフラムポンプ、ローラポンプ、蠕動ポンプ及び真空ポンプの何れかによって送液動作が実行されることを特徴とする請求項10乃至14の何れか1項に記載の腹膜透析装置の制御方法。
  16. 前記送液状態検出工程は、前記電磁流量測定工程からの出力が0となっている状態が所定時間以上継続したか否かを判断し、送液状態を検出することを特徴とする請求項10乃至15の何れか1項に記載の腹膜透析装置の制御方法。
  17. 前記送液状態検出工程は、前記電磁流量測定工程で用いる電磁流量計のグランドリング間抵抗が規定抵抗以上か否かで、前記送液状態が空液状態か閉塞状態かを判断することを特徴とする請求項16に記載の腹膜透析装置の制御方法。
  18. さらに、前記送液状態検出工程で空液状態及び閉塞状態の少なくとも1つが検出された場合、送液状態を告知する告知工程を備え、
    前記液量制御工程は、前記送液工程における送液動作を停止することを特徴とする請求項10乃至17の何れか1項に記載の腹膜透析装置の制御方法。
  19. 所定の流量で患者の腹腔内に透析液を供給するとともに、使用済み透析液を排液として回収することにより透析を行う腹膜透析装置を制御するための制御プログラムであって、
    透析液が充填された透析液容器を起点とし、又は使用済透析液を回収するための排液容器を終点として、前記透析液を送液する送液工程を実行するためのプログラムコードと、
    磁界を発生させながら前記送液工程で送液される透析液の流量を測定する電磁流量測定工程を実行するためのプログラムコードと、
    前記電磁流量測定工程で測定された前記透析液の流量に基づいて、前記送液工程における、前記患者の腹腔内への透析液の注液量及び/又は前記患者の腹腔内からの前記使用済透析液の排液量を制御する液量制御工程を実行するためのプログラムコードと、
    前記電磁流量測定工程からの出力信号に基づいて、空液及び閉塞状態の少なくとも1つを検出する送液状態検出工程を実行するためのプログラムコードと、
    を備えることを特徴とする腹膜透析装置の制御プログラム。
  20. 前記送液状態検出工程は、前記電磁流量測定工程からの出力が0となっている状態が所定時間以上継続したか否かを判断し、送液状態を検出することを特徴とする請求項19に記載の腹膜透析装置の制御プログラム。
  21. 前記送液状態検出工程は、前記電磁流量測定工程で用いる電磁流量計のグランドリング間抵抗が規定抵抗以上か否かで、前記送液状態が空液状態か閉塞状態かを判断することを特徴とする請求項20に記載の腹膜透析装置の制御プログラム。
  22. さらに、前記送液状態検出工程で空液状態及び閉塞状態の少なくとも1つが検出された場合、送液状態を告知する告知工程を実行するためのプログラムコードを備え、
    前記液量制御工程は、前記送液工程における送液動作を停止することを特徴とする請求項19乃至21の何れか1項に記載の腹膜透析装置の制御プログラム。
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