[go: up one dir, main page]

JP2006329351A - 磁気軸受およびそれを用いたファンモータ - Google Patents

磁気軸受およびそれを用いたファンモータ Download PDF

Info

Publication number
JP2006329351A
JP2006329351A JP2005155029A JP2005155029A JP2006329351A JP 2006329351 A JP2006329351 A JP 2006329351A JP 2005155029 A JP2005155029 A JP 2005155029A JP 2005155029 A JP2005155029 A JP 2005155029A JP 2006329351 A JP2006329351 A JP 2006329351A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
rotor magnet
rotor
stator
magnetic bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005155029A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kayama
俊 香山
Junichi Ogasawara
順一 小笠原
Yukiko Shimizu
有希子 清水
Hidetoshi Shinosawa
英俊 篠澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Nippon Keiki Works Ltd
Original Assignee
Sony Corp
Nippon Keiki Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp, Nippon Keiki Works Ltd filed Critical Sony Corp
Priority to JP2005155029A priority Critical patent/JP2006329351A/ja
Publication of JP2006329351A publication Critical patent/JP2006329351A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C32/00Bearings not otherwise provided for
    • F16C32/04Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
    • F16C32/0406Magnetic bearings
    • F16C32/0408Passive magnetic bearings
    • F16C32/0423Passive magnetic bearings with permanent magnets on both parts repelling each other
    • F16C32/0429Passive magnetic bearings with permanent magnets on both parts repelling each other for both radial and axial load, e.g. conical magnets
    • F16C32/0431Passive magnetic bearings with permanent magnets on both parts repelling each other for both radial and axial load, e.g. conical magnets with bearings for axial load combined with bearings for radial load
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2380/00Electrical apparatus
    • F16C2380/26Dynamo-electric machines or combinations therewith, e.g. electro-motors and generators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

【課題】非接触でオイル等の流体も不要な軸受を実現でき、ファンモータの歩留まり向上、信頼性向上、長寿命化および静音化ならびにコストダウンを図ること。
【解決手段】本発明は、円筒形状のステータマグネット11と、ステータマグネット11の外側に被せられる状態で配置される袋形状のロータマグネット12とを備えており、ステータマグネット11の外側とロータマグネット12の内側とで磁力の反発を利用して、ステータマグネット11とロータマグネット12との間におけるラジアル方向およびスラスト方向の各々にギャップG1、G2が構成されている磁気軸受1である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ステータマグネットとロータマグネットとの磁力の反発を利用した磁気軸受およびこの磁気軸受を用いたファンモータに関し、より詳しくは、ステータマグネットとロータマグネットとの磁力の反発でラジアル方向およびスラスト方向の両方にギャップを構成して非接触の軸受を構成する磁気軸受およびこの磁気軸受を利用してファンを回転させるファンモータに関する。
一般に、軸受として用いられるボールベアリング(玉軸受)はインナーとアウターとがボール等の回転体を介して係合されているため、回転体との接触によるノイズや耐摩耗性の問題が生じる。このため、ファンモータに利用される軸受としては、動圧流体軸受を用いたものが考えられている(特許文献1、2参照。)。また、軸受としては、磁石を利用したものも考えられている(特許文献3〜6参照。)
特開平5−83914号公報 特開2000−341907号公報 特開2000−161359号公報 特開昭45−6858号公報 特開昭58−61325号公報 特開昭59−113316号公報
しかしながら、動圧流体軸受ではオイル漏れや異物混入による不良を引き起こしやすく、ファンモータに利用した場合の歩留まりの悪化を招く原因となる。また、動圧流体軸受では、起動時や停止時の回転がある一定速以下になった時は動圧が働かないため、実際にはシャフトと軸受との金属接触を防止することは不可能である。また、特許文献3に記載の磁石を利用した軸受では、ラジアル方向およびスラスト方向に対する十分な支持力を得ることができず、ファンモータへ適用するには不十分である。
本発明はこのような課題を解決するために成されたものである。すなわち、本発明は、円筒形状のステータマグネットと、ステータマグネットの外側に被せられる状態で配置される袋形状のロータマグネットとを備えており、ステータマグネットの外側とロータマグネットの内側とで磁力の反発を利用して、ステータマグネットとロータマグネットとの間におけるラジアル方向およびスラスト方向の各々にギャップが構成されている磁気軸受である。
このような本発明では、円筒形状のステータマグネットの外側に被せられる状態で袋形状のロータマグネットが配置されていることから、各々のマグネットの磁力の反発によってラジアル方向およびスラスト方向の各々に十分なギャップを構成でき、ステータマグネットと連結される回転対象物が回転する際には、ラジアル方向およびスラスト方向の各々に対して非接触かつ十分な支持力を得ることができる。
ここで、円筒形状のステータマグネットに対してロータマグネットは、ステータマグネットの外径より僅かに大きな内径を有する袋形状となっており、ステータマグネットの上側に被せられる構成となる。これにより、袋形状の内部でラジアル方向およびスラスト方向の両方向に十分な磁力による支持を行うことができる。
このロータマグネットの上方にはスラストマグネットを配置してもよく、スラストマグネットによってロータマグネットに対する浮き上がりを防止できる。また、スラストマグネットとして、ロータマグネットの上側部分を囲み込む形状にすれば、スラストマグネットによってローラマグネットの上部でのスラスト方向およびラジアル方向の支持を強化することができる。
また、本発明では、ステータマグネットとロータマグネットとの間で、ラジアル方向を反発させるための磁極と、スラスト方向を反発させるための磁極とが反転している。これにより、各マグネットへの着磁が容易となる。
さらに、本発明では、ステータマグネットとロータマグネットとの上側と下側とで磁力の構成が分離していることにより、各マグネットへの着磁の容易性を得るとともに、ラジアル方向およびスラスト方向の支持に必要な磁力のバランスを保つことができる。
また、本発明では、ステータマグネットの下端位置とロータマグネットの下端位置とをずらして設けることにより、各々のマグネットの端部での磁力の悪影響を解消することができる。ステータマグネットとロータマグネットとの間に形成されるギャップとしては、10μm〜150μmが好ましく、さらに好ましくは約100μmである。さらに、ステータマグネットのロータマグネットとの間に形成されるギャップを構成する領域の軸方向に沿った長さと軸方向と垂直な方向に沿った長さとの比は0.8〜1.0である。これにより、ステータマグネットとロータマグネットとの間の磁力の反発によってラジアル方向およびスラスト方向にバランス良く支持できるようになる。
ステータマグネットやロータマグネットとしては、例えばネオジウム系プラスチックマグネットを用いることで、成型性や着磁性の点で有利となる。なお、ネオジウム系プラスチックマグネットのほか、焼結マグネットなど他の材質を用いてもよい。
また、本発明は、このような磁気軸受を用い、ロータマグネットに連結してフィンを設け、このフィンをモータで回転させるファンモータである。上記の磁気軸受を用いることで、フィンの回転による接触音を無くし、効率良く回転させることができる。
したがって、本発明によれば、非接触でオイル等の流体も不要な軸受を実現でき、ファンモータの歩留まり向上、信頼性向上、長寿命化および静音化ならびにコストダウンを図ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づき説明する。図1は、第1実施形態に係る軸受を説明する模式断面図である。第1実施形態に係る磁気軸受1は、台座10に取り付けられた円筒形状のステータマグネット11と、このステータマグネット11の上側に被せられる状態で配置される袋形状のロータマグネット12とを備えており、ステータマグネット11の外側とロータマグネット12の内側とで磁力の反発を利用して、ステータマグネット11とロータマグネット12との間におけるラジアル方向およびスラスト方向の各々にギャップG1、G2が構成されているものである。
円筒形状のステータマグネット11は、例えばネオジウム系プラスチックマグネットや焼結マグネットなど、成型性の良いマグネット材料が用いられる。ネオジウム系プラスチックマグネットは、ネオジウム磁石粉末と熱硬化性または熱可塑性の樹脂をバインダーとして圧縮成型または射出成型によって成形されるもので、磁気特性および機械的性に優れている。特に、ネオジウム系プラスチックマグネットは高強度のため薄肉化や所望の形状を構成するのが容易である。また、ネオジウム系プラスチックマグネットは等方性磁石であることから、各種パターンの着磁が可能である。したがって、ステータマグネット11としては、ネオジウム系プラスチックマグネットを用いることが望ましい。
また、ロータマグネット12も同様にネオジウム系プラスチックマグネットで構成するのが望ましい。ロータマグネット12はステータマグネット11の上部に被せられるよう、ステータマグネット11の外径よりも僅かに大きい内径を有する袋形状に成形されている。なお、袋形状を構成するには、ネオジウム系プラスチックマグネットで一体成形しても、また筒状に成形したものに円盤状の蓋を取り付けて袋形状にしてもよい。
このようなステータマグネット11にロータマグネット12を被せた状態で、両マグネット間に磁力の反発を発生させてギャップG1、G2を構成するため、両マグネットが対向する面において同じ磁極となるよう着磁されている。例えば、ラジアル方向のギャップG1を構成するため、ステータマグネット11のラジアル方向の外周面(外側面)はN極に着磁され、それに対向するロータマグネット12のラジアル方向の内周面(内側面)もN極に着磁されている。これによってステータマグネット11とロータマグネット12との間でラジアル方向に沿った反発力が発生し、ラジアル方向のギャップG1が構成される。
また、スラスト方向のギャップG2を構成するため、ステータマグネット11のスラスト方向の外周面(上面)はS極に着磁され、それに対向するロータマグネット12のスラスト方向の内周面(下面)もS極に着磁されている。これによってステータマグネット11とロータマグネット12との間でスラスト方向に沿った反発力が発生し、スラスト方向のギャップG2が構成される。
本実施形態では、ステータマグネット11とロータマグネット12との磁力による反発を利用してラジアル方向およびスラスト方向の両方向で非接触の支持を行うが、ラジアル方向とスラスト方向とで各々磁極が反転している。図1に示す例では、ラジアル方向がN極による反発、スラスト方向がS極による反発となっている。これは、袋形状のマグネットに対して着磁を行う際に表裏の関係から生じるものである。このようにラジアル方向およびスラスト方向で磁極が異なっていても、各々の方向で対向するマグネット同士は同極になることから、問題なく各方向の反発による支持を実現できる。
また、ロータマグネット12の上側には、ギャップG3を介してスラストマグネット13が設けられており、ロータマグネット12のスラスト方向上側から下側に向けての支持を行っている。すなわち、ステータマグネット11とロータマグネット12とでは、ラジアル方向については袋形状になっている部分で図中左右両方向の磁力バランスが保たれており、スラスト方向については図中上側に向けての支持を行っている。したがって、ロータマグネット12の回転が低速の場合には問題ないが、高速に回転する場合にはロータマグネット12の浮き上がりが発生する。
このため、ロータマグネット12の上側にスラストマグネット13を設けることで、ロータマグネット12のスラスト方向に対する支持をステータマグネット11とスラストマグネット13とで挟み込むようにして、ロータマグネット12について図中上下方向の磁力バランスを保ち、これによってロータマグネット12の浮き上がりを防止している。
また、本実施形態の磁気軸受1においては、ステータマグネット11の下端位置11aとロータマグネット12の下端位置12aとがずれて配置されている。すなわち、ステータマグネット11の下端位置11aとロータマグネット12の下端位置12aとがスラスト方向に沿ってずれた位置関係となっている。このように下端位置11a、12aをずらすことによって、下端位置11a、12aで発生している相対向する面の裏側の磁極の影響で反発力が弱まってしまうことを防止できる。
ここで、ステータマグネット11およびロータマグネット12のサイズの関係ならびにギャップG1、G2について説明する。本実施形態の磁気軸受1では、円筒形状のステータマグネット11に袋形状のロータマグネット12を被せることでラジアル方向およびスラスト方向の両方向について磁力の反発を利用して非接触支持を行っているため、各方向での磁力バランスを保つ観点から、ラジアル方向およびスラスト方向でギャップG1、G2を構成する領域のサイズが重要となる。
本実施形態では、ギャップG1、G2を構成する領域の軸方向に沿った長さと軸方向と垂直な方向に沿った長さとの比(以下、「縦横比」と言う。)を0.8〜1.0にしている。また、ギャップG1、G2、G3は10μm〜150μm、好ましくは100μmに設定している。この際、ギャップG1、G2、G3が10μmより狭いと各マグネット間の接触が起こりやすく、150μmより広いと磁力のバランスが崩れて支持が不安定となる。したがって、このようなサイズとなるようステータマグネット11およびロータマグネット12を構成すれば、ステータマグネット11に対してロータマグネット12をラジアル方向およびスラスト方向の両方向にバランス良く支持できるようになる。
図2は、第1実施形態に係る軸受を用いたファンモータを説明する概略断面図である。ファンモータ100は、第1実施形態に係る磁気軸受1を中心として、そのロータマグネット12にロータ101が取り付けられ、このロータ101にフィン102が取り付けられた構造となっている。磁気軸受1の上側に配置されるスラストマグネット13は、ファンモータ100の外装の上蓋100aの裏面に取り付けられており、上蓋100aを取り付けることでスラストマグネット13とロータマグネット12とのギャップが正確に構成される。また、ロータ101の内側には駆動源となるモータ103が組み込まれている。
このようなファンモータ100では、上記説明した第1実施形態に係る磁気軸受1によってロータ101およびフィン102が非接触で支持されていることから、ロータ101をモータ103によって回転させることによりメカニカルノイズを発生させずにフィン102を回転させることが可能となる。また、流体を用いない非接触の磁気軸受1によってダスト飛散や信頼性向上、長寿命化を図ることができる。
図3は、第2実施形態に係る軸受を説明する模式断面図である。第2実施形態に係る磁気軸受1は、台座1に取り付けられた円筒形状のステータマグネット11、ステータマグネット11の上側に被せられるロータマグネット12、ロータマグネット12の上側に配置されるスラストマグネット13を備える点で図1に示す第1実施形態と同様であるが、ステータマグネット11およびロータマグネット12の上側と下側とで磁力の構成を分離して設けている点で相違する。
つまり、ステータマグネット11については上側111と下側112とで磁力の構成が分離し、ロータマグネット12については上側121と下側122とで磁力の構成が分離している。ステータマグネット11の上側111とロータマグネット12の上側121とは各々対向する面の磁極が同じになっており、ステータマグネット11の上面およびロータマグネット12の下面での反発力でスラスト方向のギャップG2を構成している。また、ステータマグネット11の上側111の外側面およびロータマグネット12の上側121の内側面での反発力で上側部分におけるラジアル方向のギャップG11を構成している。
一方、ステータマグネット11の下側112とロータマグネット12の下側とは各々対向する面の磁極が同じとなっており、ステータマグネット11の下側112の外側面およびロータマグネット12の下側122の内側面での反発力で下側部分におけるラジアル方向のギャップG12を構成している。なお、ギャップG11、G12、G2は10μm〜150μm、好ましくは100μmである。
この磁気軸受1の上側部分においては、ステータマグネット11の上側111の上面がS極、外側面がN極に着磁され、ロータマグネット12の上側121の下面がS極、内側面がN極に着磁されている。これにより、ラジアル方向およびスラスト方向で着磁が各々同極となり、反発力が発生してギャップG11、G2が構成される。
また、ステータマグネット11の下側112の外側面はN極に着磁され、ロータマグネット12の下側122の内側面もN極に着磁されている。これにより、ラジアル方向での着磁が同極となって反発力が発生し、ギャップG12が構成される。
さらに、ロータマグネット12の上面は、下面の磁極(S極)とは反対のN極に着磁される。したがって、ロータマグネット12の上側に配置さえるスラストマグネット13は、下面がN極に着磁されることでロータマグネット12との間にギャップG3を構成できることになる。
また、ステータマグネット11の上側111とロータマグネット12の上側121における磁力の構成の各々の下端位置は、第1実施形態と同様にずらした状態で設けられている。また、ステータマグネット11の下側112とロータマグネット12の下側122における磁力の構成の各々の下端位置もずらした状態で設けられている。これにより、各々対向面の裏側の磁極による影響を緩和でき、確実な反発力による支持を行うことが可能となる。
ステータマグネット11およびロータマグネット12の上側と下側とで磁力構成を分離するには、例えば、各々のマグネットの中央部分の肉厚を薄くしたり、中央部分のみ非磁性体で構成したり、中央部分の着磁を行わないように構成すればよい。
このようにステータマグネット11およびロータマグネット12の上側と下側とで磁力構成を分離すると、高さのあるステータマグネット11およびロータマグネット12であっても着磁が容易となり、また、上記説明したギャップG1、G2を構成する領域の縦横比の設定を的確に行うことが可能となる。
図4は、第2実施形態に係る軸受を用いたファンモータを説明する概略断面図である。ファンモータ100は、第2実施形態に係る磁気軸受1を中心として、そのロータマグネット12にロータ101が取り付けられ、このロータ101にフィン102が取り付けられた構造となっている。磁気軸受1の上側に配置されるスラストマグネット13は、ファンモータ100の外装の上蓋100aの裏面に取り付けられており、上蓋100aを取り付けることでスラストマグネット13とロータマグネット12とのギャップが正確に構成される。また、ロータ101の内側には駆動源となるモータ103が組み込まれている。
このようなファンモータ100では、上記説明した第2実施形態に係る磁気軸受1によってロータ101およびフィン102が非接触で支持されていることから、ロータ101をモータ103によって回転させることによりメカニカルノイズを発生させずにフィン102を回転させることが可能となる。また、流体を用いない非接触の磁気軸受1によってダスト飛散や信頼性向上、長寿命化を図ることができる。
図5は、第3実施形態に係る軸受を説明する模式断面図である。第3実施形態に係る磁気軸受1は、台座1に取り付けられた円筒形状のステータマグネット11、ステータマグネット11の上側に被せられるロータマグネット12、ロータマグネット12の上側に配置されるスラストマグネット13、ステータマグネット11およびロータマグネット12の磁力構成が上下分離して設けられている点で図3に示す第2実施形態と同様であるが、ロータマグネット12の上側に設けられるスラストマグネット13が、ロータマグネット12の上側部分を囲み込む形状に設けられている点で相違する。
すなわち、スラストマグネット13は図中下方に開口する袋形状に設けられており、ロータマグネット12の上側部分に被せるよう配置されることで、磁力の反発でロータマグネット12をスラスト方向上側から支持するととも、ロータマグネット12の上側部分をラジアル方向にも支持できるようになる。
ここで、この磁気軸受1のステータマグネット11およびロータマグネット12の着磁は第2実施形態と同様であり、上側部分においては、ステータマグネット11の上側111の上面がS極、外側面がN極に着磁され、ロータマグネット12の上側121の下面がS極、内側面がN極に着磁されている。これにより、ラジアル方向およびスラスト方向で着磁が各々同極となり、反発力が発生してギャップG11、G2が構成される。
また、ステータマグネット11の下側112の外側面はN極に着磁され、ロータマグネット12の下側122の内側面もN極に着磁されている。これにより、ラジアル方向での着磁が同極となって反発力が発生し、ギャップG12が構成される。
また、ステータマグネット11の上側111とロータマグネット12の上側121における磁力の構成の各々の下端位置は、第1実施形態と同様にずらした状態で設けられている。また、ステータマグネット11の下側112とロータマグネット12の下側122における磁力の構成の各々の下端位置もずらした状態で設けられている。これにより、各々対向面の裏側の磁極による影響を緩和でき、確実な反発力による支持を行うことが可能となる。
この磁気軸受1において、ロータマグネット12はステータマグネット11に被せられていることから、ロータマグネット12全体のラジアル方向の支持はステータマグネット11の外側面との間の磁力によって行われることになる。しかし、ロータマグネット12が回転する際、ロータマグネット12の上側の揺れが発生する可能性もある。そこで、本実施形態では、スラストマグネット13を袋形状にして、ロータマグネット12の上側部分を囲み込むように配置している。これによって、ロータマグネット12の上側部分をラジアル方向およびスラスト方向の両方向で確実に支持することができ、ロータマグネット12が回転した際の上側での揺れを確実に防止できる。
スラストマグネット13の着磁は、ロータマグネット12の上面がN極に着磁されていることから、対向するスラストマグネット13の下面はN極に着磁される。また、ロータマグネット12における上側121の外側面はS極に着磁されるため、スラストマグネット13の内側面もS極に着磁される。
なお、ステータマグネット11およびロータマグネット12とのギャップG11、G12、G2は10μm〜150μm、好ましくは100μmであり、ロータマグネット12とスラストマグネット13とのギャップ3も同様に10μm〜150μm、好ましくは100μmである。
図6は、第3実施形態に係る軸受を用いたファンモータを説明する概略断面図である。なお、この図では外装が省略されている。ファンモータ100は、第3実施形態に係る磁気軸受1を中心として、そのロータマグネット12にロータ101が取り付けられ、このロータ101にフィン102が取り付けられた構造となっている。磁気軸受1の上側に配置されるスラストマグネット13は、ファンモータ100の外装の上蓋(図示せず)の裏面に取り付けられており、上蓋を取り付けることでスラストマグネット13とロータマグネット12とのギャップが正確に構成される。また、ロータ101の内側には駆動源となるモータ103が組み込まれている。
このようなファンモータ100では、上記説明した第3実施形態に係る磁気軸受1によってロータ101およびフィン102が非接触で支持されていることから、ロータ101をモータ103によって回転させることによりメカニカルノイズを発生させずにフィン102を回転させることが可能となる。また、流体を用いない非接触の磁気軸受1によってダスト飛散や信頼性向上、長寿命化を図ることができる。さらに、ロータマグネット12が回転する際の上側部分の揺れも確実に防止でき、ロータ101およびフィン102の回転をスムーズに行うことが可能となる。
ここで、袋形状のスラストマグネット13およびロータマグネット12のサイズについての一例を図7の模式断面図に沿って説明する。ロータマグネット12は、例えば外径がφ5.2mm、スラストマグネット13は、例えば外径がφ6.4mmとなっている。これらのマグネット間で構成されるスラスト方向およびラジアル方向のギャップG3は各々0.1mmとなっている。また、スラストマグネット13がロータマグネット12に被せられている部分の軸方向に沿った長さをC、スラストマグネット13が被せられていないロータマグネット12の部分の軸方向に沿った長さをDとした場合、C≧0.6mm、D≧0.4mmとなっている。また、各マグネットの肉厚は0.5mmである。
図8は、各マグネットの上側の形状について説明する模式断面図である。各マグネットの上側の形状としては、先に説明したような平面形状のもののほか、図8(a)、(b)に示すものが考えられる。図8(a)に示す例は、ステータマグネット11の先端がR形状となっており、このR形状に合わせてロータマグネット12の内側および外側もR形状が設けられたものである。また、ロータマグネット12の外側のR形状に合わせてスラストマグネット13の対向する面にもR形状が設けられている。
また、図8(b)に示す例は、ステータマグネット11の先端が円錐形状となっており、この円錐形状に合わせてロータマグネット12の内側および外側も円錐形状が設けられたものである。また、ロータマグネット12の外側の円錐形状に合わせてスラストマグネット13の対向する面にも円錐形状が設けられている。
いずれの例においても各マグネット間のギャップを略均一にすることで、磁力バランスが保たれ、磁力の反発によってロータマグネット12をラジアル方向およびスラスト方向の両方向に非接触で支持できるようになる。
図9は、着磁電源回路について説明する回路図である。この着磁電源回路は、電源回路201、昇圧回路202、整流回路203、定電圧充電回路204、コンデンサ205、サイリスタ206、通電制御部207およびコイル208を備えている。この着磁電源回路では、先ず、定電圧充電回路204によって指定した電圧が電源回路201、昇圧回路202および整流回路203を介してコンデンサ205に蓄えられる。この状態で通電指令300を通電制御部207に与えるとサイリスタ206に通電信号が送られ、コンデンサ205からコイル208に向けて一気に放電が行われる。
このような着磁電源回路を用いてマグネットの着磁を行うには、図10に示す着磁装置を用いる。この着磁装置は、第2、第3実施形態に係る磁気軸受1のステータマグネット11を着磁する装置である。この着磁装置では、ステータマグネット11の上側と下側とで異なるコイル208a、208bおよび着磁ヨーク209a、209bを用いている。
着磁対象となるステータマグネット11は、上側部分がバックヨーク210a、下側部分がバックヨーク210bに保持され、中央部分を非磁性体ガイド211によって保持されている。ここで、バックヨーク210a、210bは、例えばS20Cによって形成し、非磁性体ガイド211は、例えばステンレスやアセタールコポリマー樹脂によって形成されている。
これらバックヨーク210a、210bおよび非磁性体ガイド211によって保持されたステータマグネット11の上側には着磁ヨーク209aの先端凸部が当接し、下側には着磁ヨーク209bの先端凸部が当接している。着磁ヨーク209aの先端凸部にはコイル208aが巻き付けられ、着磁ヨーク209bの先端凸部にはコイル208bが巻き付けられている。
この状態で図9に示す着磁電源回路よりコイル208a、208bに電流を流すと、着磁ヨーク209a、209bの各先端凸部に磁場が発生し、ステータマグネット11の上側および下側に所定の着磁が行われる。
なお、上記の例ではステータマグネット11の着磁について説明したが、ロータマグネット12やスラストマグネット13も同様に行うことができる。着磁によって構成される磁極は、図1、図3、図5の「N」、「S」の符号で示されているが、これは一例であり、「N」、「S」が各々反転していてもよい。
また、各マグネットは各々一体型に設けることで生産性を向上できるが、形状が複雑になる場合などは分割して形成し、その後、組み立てて所望の形状を構成するようにしてもよい。
また、上記説明した磁気軸受1では、円筒形状のステータマグネット11に袋形状のロータマグネット12を被せる構成を示したが、ステータマグネット側を袋形状にして、その袋内に円筒形状のロータマグネットを挿入する構成であっても本発明と同様な磁力バランスを持った磁気軸受を実現できる。
第1実施形態に係る軸受を説明する模式断面図である。 第1実施形態に係る軸受を用いたファンモータを説明する概略断面図である。 第2実施形態に係る軸受を説明する模式断面図である。 第2実施形態に係る軸受を用いたファンモータを説明する概略断面図である。 第3実施形態に係る軸受を説明する模式断面図である。 第3実施形態に係る軸受を用いたファンモータを説明する概略断面図である。 スラストマグネットおよびロータマグネットのサイズについての一例を説明する模式断面図である。 各マグネットの上側の形状について説明する模式断面図である。 着磁電源回路について説明する回路図である。 着磁装置を説明する模式断面図である。
符号の説明
1…磁気軸受、10…台座、11…ステータマグネット、12…ロータマグネット、13…スラストマグネット、100…ファンモータ、101…ロータ、102…フィン、103…モータ、G1…ギャップ、G2…ギャップ、G3…ギャップ

Claims (10)

  1. 円筒形状のステータマグネットと、
    前記ステータマグネットの外側に被せられる状態で配置される袋形状のロータマグネットとを備えており、
    前記ステータマグネットの外側と前記ロータマグネットの内側とで磁力の反発を利用して、前記ステータマグネットと前記ロータマグネットとの間におけるラジアル方向およびスラスト方向の各々にギャップが構成されている
    ことを特徴とする磁気軸受。
  2. 前記ロータマグネットのスラスト方向に沿った上側にスラストマグネットが設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気軸受。
  3. 前記スラストマグネットは、前記ロータマグネットの上側部分を囲み込む形状に設けられている
    ことを特徴とする請求項2記載の磁気軸受。
  4. 前記ステータマグネットと前記ロータマグネットとの間におけるラジアル方向を反発させるための磁極と、スラスト方向を反発させるための磁極とが反転している
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気軸受。
  5. 前記ステータマグネットと前記ロータマグネットとの上側と下側とで磁力の構成が分離している
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気軸受。
  6. 前記ステータマグネットの下端位置と前記ロータマグネットの下端位置とがずれている
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気軸受。
  7. 前記ギャップは10μm〜150μmである
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気軸受。
  8. 前記ステータマグネットの前記ロータマグネットとの間の前記ギャップを構成する領域の軸方向に沿った長さと軸方向と垂直な方向に沿った長さとの比は0.8〜1.0である
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気軸受。
  9. 前記ステータマグネットと前記ロータマグネットとの少なくとも一方は、ネオジウム系プラスチックマグネットにより構成される
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気軸受。
  10. 円筒形状のステータマグネットと、前記ステータマグネットの外側に被せられる状態で配置される袋形状のロータマグネットとを有する磁気軸受と、
    前記ロータマグネットと連結されるフィンと、
    前記フィンを回転させる駆動源となるモータとを備えており、
    前記磁気軸受は、前記ステータマグネットの外側と前記ロータマグネットの内側とで磁力の反発を利用して、前記ステータマグネットと前記ロータマグネットとの間におけるラジアル方向およびスラスト方向の各々にギャップが構成されている
    ことを特徴とするファンモータ。
JP2005155029A 2005-05-27 2005-05-27 磁気軸受およびそれを用いたファンモータ Pending JP2006329351A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005155029A JP2006329351A (ja) 2005-05-27 2005-05-27 磁気軸受およびそれを用いたファンモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005155029A JP2006329351A (ja) 2005-05-27 2005-05-27 磁気軸受およびそれを用いたファンモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006329351A true JP2006329351A (ja) 2006-12-07

Family

ID=37551239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005155029A Pending JP2006329351A (ja) 2005-05-27 2005-05-27 磁気軸受およびそれを用いたファンモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006329351A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103453016A (zh) * 2012-06-05 2013-12-18 深圳市顺禧机电技术开发有限公司 一种风电机组的磁悬浮主轴结构

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0211896A (ja) * 1988-06-29 1990-01-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電動送風機の軸受装置並びにこの軸受装置に用いる永久磁石の着磁方法
JPH029325U (ja) * 1988-06-30 1990-01-22
JPH02256918A (ja) * 1989-03-30 1990-10-17 Nippon Steel Corp 耐摩耗性動圧軸受け
JPH0332214U (ja) * 1989-08-05 1991-03-28
JPH05344674A (ja) * 1992-06-08 1993-12-24 Hitachi Ltd モータの軸受装置
JP2000236639A (ja) * 1999-02-16 2000-08-29 Toshiba Tec Corp 回転子およびブラシレスモータ並びに電動送風機

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0211896A (ja) * 1988-06-29 1990-01-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電動送風機の軸受装置並びにこの軸受装置に用いる永久磁石の着磁方法
JPH029325U (ja) * 1988-06-30 1990-01-22
JPH02256918A (ja) * 1989-03-30 1990-10-17 Nippon Steel Corp 耐摩耗性動圧軸受け
JPH0332214U (ja) * 1989-08-05 1991-03-28
JPH05344674A (ja) * 1992-06-08 1993-12-24 Hitachi Ltd モータの軸受装置
JP2000236639A (ja) * 1999-02-16 2000-08-29 Toshiba Tec Corp 回転子およびブラシレスモータ並びに電動送風機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103453016A (zh) * 2012-06-05 2013-12-18 深圳市顺禧机电技术开发有限公司 一种风电机组的磁悬浮主轴结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7786638B2 (en) Electric machine having a hybrid bearing
AU2008298262B2 (en) Axial-gap rotary electric machine and rotary drive
JP4767488B2 (ja) 磁気浮上型ポンプ
JP4920687B2 (ja) 磁気浮上モータおよびポンプ
US9041266B2 (en) Magnetic bearing structure and turbo machine having the same
JP3470689B2 (ja) リニアアクチュエータ
JP2009144922A (ja) スラスト磁気軸受及びそのようなスラスト磁気軸受を備えるスピンドルモータ
JP3850195B2 (ja) 磁気浮上モータ
KR101963565B1 (ko) 자속 스위칭을 이용한 축방향 자기 베어링
JP2009192041A (ja) スラスト力発生装置及び該スラスト力発生装置を適用した電磁機械
KR20030019159A (ko) 축방향 진동방지기구와 이를 구비한 브러시리스 모터
US8179008B2 (en) Axial gap rotary electric machine
JP2001069738A (ja) 外周対向形モータ
US20120293028A1 (en) Bearing assembly and spindle motor including the same
JP2006329351A (ja) 磁気軸受およびそれを用いたファンモータ
JP2005192387A (ja) 軸受一体化スピンドルモータ
JPH07310746A (ja) 動圧軸受装置
JP2963619B2 (ja) 動圧軸受装置
US20140285921A1 (en) Spindle motor and recording disk driving device including the same
JP2006022944A (ja) 磁気軸受
JPH03213715A (ja) スラスト軸受
JPH08130851A (ja) アキシャルギャップ形モータ
JP2023087339A (ja) モータ
JPH0724933Y2 (ja) 高速モータ用スラスト軸受機構
JP2006060904A (ja) モータのバックプレート構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080519

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090925

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091001

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091019

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100824

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110105