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JP2006308338A - 超音波画像検査方法、超音波画像検査装置、超音波擬似染色方法 - Google Patents

超音波画像検査方法、超音波画像検査装置、超音波擬似染色方法 Download PDF

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JP2006308338A JP2005128764A JP2005128764A JP2006308338A JP 2006308338 A JP2006308338 A JP 2006308338A JP 2005128764 A JP2005128764 A JP 2005128764A JP 2005128764 A JP2005128764 A JP 2005128764A JP 2006308338 A JP2006308338 A JP 2006308338A
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Abstract

【課題】光学像と音響像とを重ね合わせた画像を表示させることができ、被検査物の性状をより正確に検査することができる超音波画像検査装置を提供すること。
【解決手段】本発明の超音波画像検査装置1は超音波プローブ5を備える。超音波プローブ5は、試料ステージ2に載置された生体組織8に対して超音波を照射し、その反射波を受信して電気信号に変換する。パソコン6は、超音波プローブ5と電気的に接続される。パソコン6は、超音波プローブ5で得られた電気信号に基づいて生体組織8の音響パラメータ値を求める。そしてパソコン6は、音響パラメータ値に基づいてカラー変調処理を行い、着色された音響像データを生成する。パソコン6は、CCDカメラ16で取得した光学像データに音響像データを重ね合わせた重合像データを生成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、超音波照射による反射波に基づいて被検査物を可視化する超音波画像検査方法、及びそのための超音波画像検査装置、並びに超音波擬似染色方法に関するものである。
従来、医療分野では、生体組織の診断を行う装置として、超音波顕微鏡を応用した製品の開発が進められており、光学顕微鏡と同等の解像度で生体組織の観察が可能なものが実用化されている。光学顕微鏡では生体組織における化学的性質の違いを染色によって区別するのに対し、超音波顕微鏡では物理的性質の違いを無染色で区別することができる。超音波顕微鏡を用いた場合には、染色を行わなくても生体組織診断が実施可能になる。
具体的にいうと、超音波顕微鏡を用いた場合には、生体組織などの試料に超音波を照射し、その反射波を検出することにより、音響パラメータ(音速、音響インピーダンス、減衰などのパラメータ)の値を算出する。そして、そのパラメータ値に応じた音響像(音速像、音響インピーダンス像、減衰像など)を表示装置に表示する。例えば、特許文献1や非特許文献1では、パルス励起型超音波顕微鏡を利用して生体組織の音速像を表示させる装置が開示されている。
特開2004−294189号公報 「医用超音波:パルス励起型超音波音速顕微鏡」(「超音波TECHNO」VOL.15 No.6(2003.11〜12)(101〜105頁)日本工業出版社発行)
ところで、同一の試料の同じ場所を観察したとしても、光学顕微鏡を用いて取得した光学像と超音波顕微鏡を用いて取得した音響像とでは、通常、見えるものが異なっている。例えば、無染色の光学像においては、生体組織の輪郭は比較的よく見えるが、生体組織における物理的性質や化学的性質の違いについては視認できない。一方、超音波顕微鏡を用いて取得した音響像においては、生体組織の物理的性質(特に硬さ)の違いを視認することができる。そのため、生体組織の光学像及び音響像を観察し、両者を見比べることを通じて、より正確な組織診断を行いたいといった要望がある。ただし、仮に光学像及び超音波像を別々の画面上にて表示したとしても、両者を見比べてその相関性を把握することは、実際上極めて困難である。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、被検査物の光学像と音響像とを重ね合わせて表示して、被検査物の性状を正確に検査することができる超音波画像検査方法、及びそれを実施するのに適した超音波画像検査装置を提供することにある。また、本発明の別の目的は、染色液を用いて実際に染色を行わなくても、あたかも染色を行ったかのような光学像を得ることができる超音波擬似染色方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、パルス励起型超音波顕微鏡を利用して超音波を二次元走査しながら被検査物に照射し、得られた反射波に基づいて前記被検査物を可視化する超音波画像検査方法であって、前記被検査物に向けて超音波を照射するステップと、前記被検査物の表面からの反射波を用いて前記被検査物の音響パラメータ値を求めるステップと、前記被検査物の音響パラメータ値に基づいてカラー変調処理を行うことにより、着色された音響像データを生成するステップと、光学顕微鏡による前記被検査物の観察により得られる光学像データに、前記着色された音響像データを重ね合わせるステップとを含むことを特徴とする超音波画像検査方法をその要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、超音波が被検査物に向けて照射され、その被検査物の表面からの反射波を用いて検査物の音響パラメータ値が算出される。また、その音響パラメータ値に基づいてカラー変調処理が行われ、着色された音響像データが生成される。そして、光学顕微鏡による被検査物の観察により得られる光学像データに、着色された音響像データが重ね合わせられる。このようにすると、被検査物の光学像と音響像とを重ね合わせた画像(重合像)を表示することが可能となり、被検査物の性状をより正確に検査することができる。
請求項2に記載の発明は、パルス励起型超音波顕微鏡を利用して超音波を二次元走査しながら被検査物に照射し、得られた反射波に基づいて前記被検査物を可視化する超音波画像検査装置であって、パルス励起により発振した超音波を被検査物に向けて照射しその反射波を受信して電気信号に変換する超音波トランスデューサと、前記超音波の照射点を二次元的に走査させる二次元走査手段と、前記超音波トランスデューサで得られた前記電気信号に基づいて前記反射波の信号を検出する信号検出手段と、前記信号検出手段により検出された前記反射波の信号に基づいて前記被検査物の音響パラメータ値を求める演算手段と、前記被検査物の音響パラメータ値に基づいてカラー変調処理を行うことにより、着色された音響像データを生成する音響像データ生成手段と、光学顕微鏡による前記被検査物の観察により得られる光学像を光学像データとして記憶する光学像データ記憶手段と、前記光学像データに前記着色された音響像データを重ね合わせた重合像データを生成する処理を行う重合像データ生成手段とを備えたことを特徴とする超音波画像検査装置をその要旨とする。
請求項2に記載の発明によれば、超音波トランスデューサにより被検査物に向けて超音波が照射され、その超音波の照射点が二次元走査手段によって二次元的に走査される。このとき、被検査物の表面からの反射波が超音波トランスデューサにより受信されて電気信号に変換され、信号検出手段によりその電気信号に基づいて反射波の信号が検出される。その反射波の信号に基づいて、演算手段により被検査物の音響パラメータ値が求められ、音響像データ生成手段により、その音響パラメータ値に基づいてカラー変調が行われ、着色された音響像データが生成される。また、光学像データ記憶手段には、光学顕微鏡による被検査物の観察により得られる光学像が光学像データとして記憶される。そして、重合像データ生成手段により、光学像データに着色された音響像データを重ね合わせた重合像データが生成される。この重合像データを用いることにより、被検査物の光学像と音響像とを重ね合わせた画像(重合像)を表示することが可能となり、被検査物の性状をより正確に検査することができる。
請求項3に記載の発明は、光学顕微鏡による被検査物の観察により得られる光学像に、前記被検査物の測定により求められた超音波パラメータ値に基づいて得られる色情報を付加することによって、前記光学像を擬似的に染色することを特徴とする超音波擬似染色方法をその要旨とする。
従って、請求項3に記載の発明によると、無染色の光学像であっても、超音波パラメータ値による色情報を付加することにより、あたかも擬似的に染色を行ったかのような光学像とすることができる。
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によると、被検査物の光学像に対して音響像を重ね合わせた画像を表示することができ、被検査物の性状を正確に検査することができる超音波画像検査方法を提供することができる。また、請求項2に記載の発明によると、上記の優れた超音波画像検査方法を実施するのに適した超音波画像検査装置を提供することができる。また、請求項3に記載の発明によると、染色液を用いて実際に染色を行わなくても、あたかも染色を行ったかのような光学像を得ることができる超音波擬似染色方法を提供することにある。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は本実施の形態における超音波画像検査装置1を示す概略構成図である。
図1に示されるように、超音波画像検査装置1は、試料ステージ2を有する顕微鏡本体3と、試料ステージ2の上方に設置された対物レボルバ4と、試料ステージ2の下方に設置された超音波プローブ5と、その超音波プローブ5と電気的に接続されたパーソナルコンピュータ(パソコン)6とを備える。
本実施の形態の試料ステージ2は、ユーザの手動操作により、光軸A1に対し直交方向である水平方向(即ちX方向及びY方向)に移動できるように構成されている。この試料ステージ2には、被検査物としての生体組織8を載置した樹脂プレート9が固定されている。なお、生体組織8は、所定の厚さ(例えば、10μm程度)にスライスされた凍結切片(生体組織切片)である。本実施の形態における生体組織8としては、従来の光学顕微鏡を用いた検査方法とは異なり、染色液による染色を施さない無染色状態の組織切片が用いられる。
また、樹脂プレート9としては、光及び超音波を透過する部材である透明なアクリル板などが用いられる。この樹脂プレート9の試料載置面(上面)において生体組織8のセット部の周縁にリファレンス部材10が設けられている。
対物レボルバ4は顕微鏡本体3に回転可能に取り付けられており、この対物レボルバ4には、倍率が異なる複数の対物用の光学レンズ(対物レンズ)11が装着されている。対物レンズ11の切り替えは、例えば、ユーザが手動で対物レボルバ4を回転させることで行われる。
また、顕微鏡本体3には、操作ハンドル12を有する焦準調節機構(図示略)が設けられている。この操作ハンドル12を操作すると、対物レボルバ4とともに対物レンズ11が光軸A1の方向(図1の上下方向)に移動して、試料ステージ2上の生体組織8に対して対物レンズ11の焦点が調節される。
さらに、顕微鏡本体3の上部には鏡筒14が設けられ、その鏡筒14内には光路を切り替えるプリズム(図示略)が設けられている。この鏡筒14内で光軸A1が2系統に分割され、一方の光軸A1上に接眼レンズ15が設けられ、他方の光軸A1上にCCDカメラ16が設けられている。
対物レンズ11の焦点を調節してその焦点が生体組織8の表面に一致すると、生体組織像が対物レンズ11を通って接眼レンズ15に導かれ、生体組織8の光学像が観察可能となる。また、CCDカメラ16は、接眼レンズ15で観察される生体組織8の光学像と同じ画像を撮影し、その画像に対応する画像信号をパソコン6に出力する。
図1,図2に示されるように、超音波プローブ5は、水などの超音波伝達媒体Wを貯留可能な貯留部21をその先端部に有するプローブ本体22と、プローブ本体22の略中心部に配置される超音波トランスデューサ23と、プローブ本体22を前記試料ステージ2の面方向に沿って二次元的に走査するためのX−Yステージ24とを備える。プローブ本体22の貯留部21は上部が開口しており、その貯留部21の開口側を上向きにした状態で超音波プローブ5が試料ステージ2の下方に設置されている。本実施の形態の超音波プローブ5は、光学顕微鏡のコンデンサ(集光器)30と同じ場所に装着可能となっている。従って、超音波プローブ5を装着する場合には、あらかじめコンデンサ30をコンデンサ取付部から取り外しておき、そのコンデンサ取付部に超音波プローブ5の下部を固定する。なお、固定の手段は特に限定されず、ボルトやねじ等の締結手段を用いることができる。
超音波トランスデューサ23は、酸化亜鉛の薄膜圧電素子26とサファイアロッドの音響レンズ27とからなり、パルス励起されることで発振した超音波を生体組織8に向けて照射する。超音波トランスデューサ23が照射する超音波は、貯留部21の超音波伝達媒体Wを介して円錐状に収束されて樹脂プレート9の上面(生体組織8の表面)で焦点を結ぶようになっている。なお、超音波トランスデューサ23としては、口径1.2mm、焦点距離1.5mm、中心周波数80MHz、帯域幅50〜105MHz(−6dB)の仕様のものを用いている。
本実施の形態における超音波トランスデューサ23は、照射する超音波の音軸A2が対物レンズ11の光軸A1に対して略一致するようプローブ本体22に配置されている(図1参照)。そして、そのプローブ本体22の下端部はX−Yステージ24上に固定されている。
また、プローブ本体22の下端部には光源28が設けられている。光源28は、例えば発光ダイオードなどからなり、超音波トランスデューサ23の外周を囲むように複数設けられている。本実施の形態のプローブ本体22は、光を透過する樹脂材料、例えば、透明なアクリル樹脂を用いて形成されており、光源28が発する光を生体組織8の近傍まで導く光導波構造を有する。そして、そのプローブ本体22の先端部(図1の上端部)には、光源28からの光が対物レンズ11の焦点位置に収束するよう傾斜したテーパー面29が形成されている。このテーパー面29を含むプローブ本体22の先端部は、光源28の光を集光するコンデンサレンズとして機能するとともに、超音波伝達媒体Wを溜める貯留部21として機能する。
図3は、超音波画像検査装置1の電気的な構成を示すブロック図である。
図3に示されるように、超音波プローブ5は、超音波トランスデューサ23と、X−Yステージ24と、I/F回路31と、パルス発生回路32と、受信回路33と、送受波分離回路34と、検波回路35と、A/D変換回路36と、エンコーダ37と、コントローラ38と、駆動モータ39X,39Yとを備える。
X−Yステージ24は、超音波の照射点を二次元的に走査させるためのXステージ24X及びYステージ24Yを備えるとともに、それぞれのステージ24X,24Yを駆動するモータ39X,39Yを備えている。これらのモータ39X,39Yとしては、ステッピングモータやリニアモータが使用される。
各モータ39X,39Yにはコントローラ38が接続されており、該コントローラ38の駆動信号に応答してモータ39X,39Yが駆動される。これらモータ39X,39Yの駆動により、Xステージ24Xを連続走査(連続送り)するとともに、Yステージ24Yを間欠送りとなるよう制御することで、X−Yステージ24の高速走査が可能となっている。
また、本実施の形態においては、Xステージ24Xに対応してエンコーダ37が設けられ、エンコーダ37によりXステージ24Xの走査位置が検出される。具体的には、走査範囲を300×300個の測定点(ピクセル)に分割した場合、1回のX方向(水平方向)の走査が300分割される。そして、各測定点の位置がエンコーダ37によって検出され、I/F回路31を介してパソコン6に取り込まれる。パソコン6はそのエンコーダ37の出力に同期して駆動制御信号を生成して、その駆動制御信号をI/F回路31を介してコントローラ38に供給する。コントローラ38は、この駆動制御信号に基づいてモータ39Xを駆動する。また、コントローラ38は、エンコーダ37の出力信号に基づきX方向の1ラインの走査が終了した時点でモータ39Yを駆動して、Yステージ24YをY方向に1ピクセル分移動させる。
さらに、コントローラ38は、駆動制御信号に同期してトリガ信号を生成してパルス発生回路32に供給する。これにより、パルス発生回路32において、そのトリガ信号に同期したタイミングで励起パルスが生成される。その励起パルスが送受波分離回路34を介して超音波トランスデューサ23に供給される結果、超音波トランスデューサ23から超音波が照射される。
図4には、X−Yステージ24の移動に伴う超音波の走査範囲R1の一例を示している。この例では、走査範囲R1の左上の隅にリファレンス部材10が配置されるようになっており、その位置から走査が開始される。そして、矢印で示すように、生体組織8の表面に沿ってX方向及びY方向に二次元的に走査が順次行われる。なお、走査範囲R1におけるX方向及びY方向の幅は、対物レンズ11の倍率(CCDカメラ16で撮影される光学像のサイズ)に応じて設定される。
超音波トランスデューサ23の薄膜圧電素子26は、送受波兼用の超音波振動子であり、生体組織8で反射した超音波(反射波)を電気信号に変換する。そして、その反射波の信号は、送受波分離回路34を介して受信回路33に供給される。受信回路33は、信号増幅回路を含んで構成されていて、反射波の信号を増幅して信号検出手段としての検波回路35に出力する。
検波回路35は、図示しないゲート回路、遅延回路、演算回路、BPF(バンドパスフィルタ)及びピークホールド回路などを含み、生体組織8からの反射波の信号強度を検出する。検波回路35の出力信号は、A/D変換回路36に供給されてA/D変換された後、I/F回路31を介してパソコン6に転送される。
I/F回路31としては、パソコン等の標準インターフェースであるUSBインターフェースが用いられる。なお、I/F回路31としては、USBインターフェースの他にIEEE1394インターフェースを採用してもよく、また、データ転送速度は遅くなるが、シリアルインターフェースやパラレルインターフェースを採用することもできる。
パソコン6は、CPU41、I/F回路42,43、メモリ44、記憶装置45、入力装置46、及び表示装置47を備え、それらはバス48を介して相互に接続されている。
CPU41は、メモリ44を利用して制御プログラムを実行し、装置全体を統括的に制御する。制御プログラムとしては、X−Yステージ24による二次元走査を制御するためのプログラム、音響パラメータ値としての音響インピーダンスを算出するためのプログラム、各画像(音響インピーダンス像、光学像、及びそれらの重合像)を表示するためのプログラムなどを含む。
I/F回路42は、超音波プローブ5との間で信号の授受を行うためのインターフェース(具体的には、USBインターフェース)である。I/F回路42は、超音波プローブ5に制御信号(コントローラ38への駆動制御信号)を出力したり、超音波プローブ5からの転送データ(A/D変換回路36からI/F回路31を介して転送されるデータ)を入力したりする。I/F回路43は、CCDカメラ16との間で信号の授受を行うためのインターフェース(具体的には、USBインターフェース)であり、CCDカメラ16に制御信号を出力したり、該カメラ16からの画像信号を入力したりする。
表示装置47は、例えば、LCDやCRTなどのカラーディスプレイであり、生体組織8の画像(音響インピーダンス像、光学像、及び重合像)や各種設定の入力画面を表示するために用いられる。入力装置46は、キーボードやマウス装置などであり、ユーザからの要求や指示、パラメータの入力に用いられる。
記憶装置45は、磁気ディスク装置や光ディスク装置などであり、制御プログラム及び各種のデータを記憶している。CPU41は、入力装置46による指示に従い、プログラムやデータを記憶装置45からメモリ44へ転送し、それを逐次実行する。なお、CPU41が実行するプログラムとしては、メモリカード、フレキシブルディスク、光ディスクなどの記憶媒体に記憶されたプログラムや、通信媒体を介してダウンロードしたプログラムでもよく、その実行時には記憶装置45にインストールして利用する。
次に、生体組織8の音響インピーダンスを算出する方法について説明する。
本実施の形態では、リファレンス部材10からの反射波の強度と生体組織8からの反射波の強度とを測定し、それら反射波の強度に基づいて生体組織8の音響インピーダンスを求めている。
具体的には、図5に示すように、樹脂プレート9を介してリファレンス部材10に超音波Soを照射し、リファレンス部材10での反射波Srを測定する。リファレンス部材10においてその表面と直交する角度で照射される超音波(入射波)Soと反射波Srとの間には、次式(1)の関係が成り立つ。
Figure 2006308338
ただし、Zsは樹脂プレート9の音響インピーダンスであり、Zrはリファレンス部材10の音響インピーダンスである。
また、図6に示すように、樹脂プレート9を介して生体組織8に超音波Soを照射し、生体組織8での反射波Stを測定する。生体組織8においてその表面と直交する角度で照射される超音波Soと反射波Stとの間には、次式(2)の関係が成り立つ。
Figure 2006308338
ただし、Ztは生体組織8の音響インピーダンスである。
従って、上記式(1),(2)から生体組織8の音響インピーダンスZtは、次式(3)により求められる。
Figure 2006308338
なお、樹脂プレート9の音響インピーダンスZsやリファレンス部材10の音響インピーダンスZrは、制御プログラムのデータとして記憶装置45に予め記憶されている。また、上記の式(2)で示されるように、樹脂プレート9の音響インピーダンスZsが生体組織8の音響インピーダンスZtと等しい場合、生体組織8表面で超音波が反射しなくなる。そのため、樹脂プレート9としては、生体組織8の音響インピーダンスZtを考慮してその材料を選択するとよく、例えば、音響インピーダンスZsが生体組織8の3倍程度の大きさの材料を用いる。また、超音波伝達媒体Wとの界面となる樹脂プレート9の下面側でも超音波の反射が起こるため、超音波伝達媒体Wの音響インピーダンスも考慮して樹脂プレート9の材料を選択することが好ましい。
次に、本実施の形態において、CPU41が実行する画像表示処理について説明する。
図7に示すように、CPU41は、CCDカメラ16を駆動することにより該カメラ16で撮影した光学像の画像信号をI/F回路43を介して取り込み、周知の画像処理を行う。CPU41は、この画像処理を行うことにより、光学像に対応した画像データ(光学像データ)を生成し、そのデータを光学像データ記憶手段としてのメモリ44に記憶させる(ステップ100)。なお、CCDカメラ16では、超音波の走査範囲R1(図4参照)と同じ視野の光学像が撮影され、その光学像に対応する画像データが取得される。
その後、CPU41は、超音波プローブ5を駆動することにより該超音波プローブ5で取得した反射波信号をI/F回路42を介して取り込み、音響インピーダンス像の画像データ(音響像データ)を生成するための処理を行う(ステップ200)。
図8は、そのデータ生成処理の具体例を示している。
まず、超音波プローブ5の初期動作として、CPU41からの指示に基づいてコントローラ38によりモータ39X,39Yが駆動され、走査位置がリファレンス部材10に位置するようにX−Yステージ24が移動する。またこのとき、励起パルスがトランスデューサ23に供給されると、図5に示すように、リファレンス部材10に超音波Soが照射され、その反射波Srが検波回路35で検出される。そして、CPU41は、A/D変換回路36で変換されたデジタルデータをI/F回路31,42を介して取得し、そのデータをリファレンス部材10の反射波の強度としてメモリ44に一旦格納する(ステップ210)。
その後、CPU41からの指示に基づいてコントローラ38によりモータ39X,39Yが駆動され、X−Yステージ24による二次元走査が開始される。CPU41は、エンコーダ37の出力に基づいて測定点の座標データを取得する(ステップ220)。そして、図6に示すように、生体組織8に超音波Soが照射され、その反射波Stが検波回路35で検出される。CPU41は、A/D変換回路36で変換されたデジタルデータを生体組織8の反射波の強度としてメモリ44に一旦格納する(ステップ230)。
その後、演算手段としてのCPU41は、得られたリファレンス部材10及び生体組織8での反射波Sr,Stの強度と、リファレンス部材10及び樹脂プレート9の音響インピーダンスZr,Zsとを用いて、上記の式(3)に対応した演算処理を行い測定点での音響インピーダンスZtを算出する。そして、CPU41は、算出された音響インピーダンスZtを、測定点の座標データに関連付けてメモリ44に記憶させる(ステップ240)。
その後、音響像データ生成手段としてのCPU41は、算出した音響インピーダンスZtに基づいて音響インピーダンス像を生成するための画像処理を行う(ステップ250)。詳しくは、CPU41は、音響インピーダンスZtを用いてカラー変調処理を行い、音響インピーダンスZtの大きさに応じた画像データを生成し、該画像データをメモリ44に記憶させる。
CPU41は、全ての測定点での処理が終了し、1画面分の画像データが取得されたか否かを判断する(ステップ260)。ここで、全データが取得されていない場合、CPU41は、ステップ220に戻って、ステップ220〜260の処理を繰り返し実行し、全データが取得された場合には、図7に示すステップ300に移行する。
ステップ300において、表示選択手段としてのCPU41は、画像の表示モードを選択するための選択画面を表示装置47に表示させる。本実施の形態の表示モードとしては、光学像を表示する第1モードと、音響インピーダンス像を表示する第2モードと、光学像と音響インピーダンス像とを重ね合わせた重合像を表示する第3モードとが用意されている。図1に示されるように、表示装置47の選択画面上には、各モードを選択するための選択ボタンB1(アイコン)が表示されている。そして、ユーザが入力装置46を操作することで、各モードのなかから所定の表示モードが選択される。
CPU41は、ユーザにより選択された表示モードがどのモードであるかを判定する。表示モードが第1モードである場合、CPU41は、CCDカメラ16を用いて取得した光学像の画像データをメモリ44から読み出し、該データを表示装置47に転送する(ステップ400)。その結果、表示装置47の画面上には、図9に示すような生体組織8の光学像51が表示される。なお、本実施の形態の生体組織8は無染色状態であるため、光学像51では主として組織の輪郭(具体的には細胞壁など)が描出される。つまり、この光学像51には色情報は殆ど含まれていない。
また、CPU41は、判定した表示モードが第2モードである場合、超音波プローブ5を用いて取得した音響インピーダンス像の画像データをメモリ44から読み出し、該データを表示装置47に転送する(ステップ500)。その結果、表示装置47の画面には、図10に示すような生体組織8の音響インピーダンス像52が表示される。この音響インピーダンス像52はカラー変調処理を行うことで得られたものであるため、多くの色情報を含んでいる。ただし、組織の輪郭に関しては、光学像51のほうがいくぶん鮮明である。
なお、本実施の形態の超音波画像検査装置1において、CCDカメラ16によって撮影される光学像51は生体組織8の表面(上面)の画像であり、超音波プローブ5によって取得される音響インピーダンス像は生体組織8の裏面(下面)の画像である。つまり、音響インピーダンス像は、光学像に対して上下及び左右が反転された画像となる。従って、ステップ500では、CPU41はメモリ44から読み出した画像データを並び替えて表示装置47に転送する。これにより、音響インピーダンス像52は、光学像と同じ方向、すなわち上方から見た画像となるよう上下及び左右が反転された画像として表示装置47に表示される。
この表示装置47の画面において、音響インピーダンス像52は、生体組織8での音響インピーダンスの大きさに応じて色分けされて表示される。なお、図10では、説明の便宜上、音響インピーダンスの分布を異なるハッチングで区別して示しているが、実際はカラー画像である。従って、このときの像は、音響インピーダンスに基づいて、生体組織8があたかも「擬似的に染色」されたかのように描出される。
さらに、重合像データ生成手段としてのCPU41は、判定した表示モードが第3モードである場合、光学像51及び音響インピーダンス像52の画像データの両方を、メモリ44から読み出してくる。そしてCPU41は、光学像51の画像データに、着色された音響インピーダンス像52の画像データを重ね合わせることで、重合像の画像データを生成する。さらにCPU41は、その重合像の画像データを表示装置47に転送する(ステップ600)。その結果、表示装置47の画面上には、図11に示すように、生体組織8の光学像51と音響インピーダンス像52とを重ね合わせた重合像53が表示される。つまり、生体組織8の輪郭に色情報が付加されることから、染色液を用いてあたかも生体組織8を実際に染色したかのような像が表示される。この重合像53によって、生体組織8の組織輪郭と音響インピーダンスの分布が確認され、光学像51と音響インピーダンス像52の相関性が確認される。
重合像53が表示されると、表示装置47の画面上には、表示処理の終了を指示するための終了ボタンのアイコンが表示される。そしてCPU41は、そのボタン操作の有無を判定する(ステップ700)。ここで、CPU41は、ユーザによる終了ボタンの操作がない場合には、ステップ300に戻り、ステップ300〜700の処理を繰り返し実行する。そして、ユーザが入力装置46を操作してその終了ボタンを押したときに図7の処理が終了する。
従って、本実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)本実施の形態の超音波画像検査装置1は、光学顕微鏡の対物レンズ11を用いて観察される光学像51に対して音響インピーダンス像52を重ね合わせた画像(重合像)53を表示することができる。よって、観察者はその重合像53を見ることによって、光学像51と音響インピーダンス像52との相関性を容易にかつ正確に把握することができる。ゆえに、生体組織8の組織診断をより正確に行うことができる。
(2)本実施の形態の超音波画像検査装置1では、試料ステージ2に載置された生体組織8を動かすことなく、その生体組織8の光学像51と音響インピーダンス像52とを取得することができる。このため、光学顕微鏡で光学像51を取得し、超音波顕微鏡で音響インピーダンス像52を取得する場合、つまり別々の顕微鏡で各画像51,52を取得する場合と比較して、生体組織診断を迅速に行うことができる。しかも、染色液を用いて実際に染色を行わなくても、あたかも染色を行ったかのような光学像を得ることができる。このことも生体組織診断の迅速化に寄与している。
(3)本実施の形態の超音波画像検査装置1において、超音波トランスデューサ23は、照射する超音波の音軸A2が対物レンズ11の光軸A1に対して略一致するように配置される。このような配置態様にすると、光学レンズ11を用いて取得される生体組織8の光学像51と同じ場所の音響インピーダンス像52を容易に取得することができ、それら画像のデータを利用して重合像53の画像データ(重合像データ)を迅速に生成することができる。
(4)本実施の形態の場合、X−Yステージ24によりプローブ本体22が試料ステージ2の面方向に沿って二次元的に走査される。従って、焦点を絞って超音波を照射することにより、生体組織8の音響インピーダンス像52を速やかにかつ正確に得ることができる。
(5)本実施の形態の超音波画像検査装置1では、光学像51の画像データと音響インピーダンス像52の画像データとがメモリ44に記憶される。このため、画像の取得時以外でも、その画像データを利用して生体組織8の光学像51、音響インピーダンス像52、及び重合像53を表示装置47に表示させることができ、生体組織8の性状を確認することができる。
(6)測定条件(温度や測定系の回路特性)が変化し、超音波トランスデューサ23から出力される超音波の強度が変動したとしても、図5に示すように、リファレンス部材10の反射波Srを検出し、その強度に基づいて音響インピーダンスを算出することにより、測定条件の変動に応じた補正が可能となる。これにより、正確な音響インピーダンス像52を得ることができる。
なお、本発明の実施の形態は以下のように変更してもよい。
・超音波画像検査装置1において、顕微鏡本体3への超音波プローブ5の装着時に生じる機械的誤差などに起因して、CCDカメラ16で取得した光学像51と超音波プローブ5で取得した音響インピーダンス像52とで観察位置のズレが生じる場合がある。この場合には、例えば以下のように構成することがよい。まずCPU41が、光学像51と音響インピーダンス像52とについて、所定の画像認識処理を行うことで、リファレンス部材10の位置を判断する。次にCPU41が、そのリファレンス部材10を基準に、光学像51と音響インピーダンス像52との位置合わせを行うようにする。このような処理を行えば、生体組織8における同じ位置の光学像51と音響インピーダンス像52とを重ね合わせることができ、重合像53を適切に表示させることができる。
・上記実施の形態では、超音波プローブ5のプローブ本体22に二次元走査手段としてのX−Yステージ24を設ける構成であったが、試料ステージ2側に二次元走査手段を設けてもよい。なお、その超音波プローブを用いる場合には、二次元走査手段の駆動時に試料ステージ2とともに生体組織8が動くことになるため、生体組織8の光学像51の観察は、二次元走査手段の停止時に行う必要がある。従って、上記実施の形態のように、プローブ本体22に二次元走査手段を備える構成を採用した方が、二次元走査手段の駆動時にも生体組織8の光学像51の観察が可能となるので実用上好ましいものとなる。
・上記実施の形態において、走査開始時にリファレンス部材10での反射波Srの強度を検出するものであったがこれに限定されるものではない。例えば、生体組織8における1走査ラインの音響インピーダンスの測定を行う度に、リファレンス部材10での反射波Srの強度を検出して、その強度に基づいて音響インピーダンスの算出を行うようにしてもよい。この場合、リファレンス部材10が両側もしくは片側に位置するよう走査範囲R1を設定する。このようにすれば、測定条件が急激に変わる場合に、測定条件の変動に応じた補正をリアルタイムで行うことができる。なお、リファレンス部材10は、生体組織8のセット部の周縁に設ける必要はなく、走査範囲R1のいずれかの位置に設けるものであればよい。
・上記実施の形態では、測定点毎に反射波の強度を検出し音響インピーダンスを求めるようにしたが、反射波の強度の検出を全ての測定点について行い、その後の処理ステップにおいて各測定点での音響インピーダンス(1画面分の複数の音響インピーダンス)を一括で求めるようにしてもよい。
・上記実施の形態の超音波画像検査装置1では、音響インピーダンス像52を光学像51に重ね合わせて表示させるものであったが、音速像、強度像、減衰像などの他の音響像を光学像51に重ね合わせて表示させてもよい。さらに、複数種類の音響像を重ね合わせて表示させてもよい。
・上記実施の形態の超音波画像検査装置1では、被検査物として生体組織8の観察を行うものであったが、それ以外に、例えば樹脂表面などの観察を行うようにしてもよい。
・上記実施の形態の超音波画像検査装置1は、光学像51を取得するためにCCDカメラ16を備えるものであったが、それ以外の撮像装置を備えてもよい。
・上記実施の形態の超音波画像検査装置1は、光学顕微鏡と超音波顕微鏡の両方の機能を兼ね備える検査装置であるが、対物レボルバ4、対物レンズ11、CCDカメラ16などの光学顕微鏡の機能を省略してもよい。この場合、超音波画像検査装置とは別に設けた光学顕微鏡を用いて生体組織8の光学像データを取得し、その光学像データを超音波画像検査装置のメモリに記憶する。そして、超音波画像検査装置において、超音波プローブで取得した音響像データをその光学像データに重ね合わせて重合像データを生成する。このように構成しても、光学像と音響像とを重ね合わせた重合像を表示させることができ、生体組織診断を正確に行うことができる。
・上記実施の形態では、パソコン6を用いて超音波画像検査装置1を構成したが、それ以外にワークステーションなどのコンピュータを用いてもよい。また、画像を表示する表示装置47は、パソコン6に一体的に設けられるものであったが、パソコン6と別体で設けてもよい。勿論、光学像51と音響インピーダンス像52とを別々の表示装置に表示させるように構成してもよい。
・上記実施形態では、光学像51、音響インピーダンス像52及び重合像53のうちのいずれか1つを選択して画面上に表示する構成であったが、以下のように構成してもよい。例えば、同じ画面上にて光学像51及び音響インピーダンス像52を並べて表示するモードを追加してもよい。同様に、同じ画面上にて光学像51及び重合像53を並べて表示するモード、同じ画面上にて音響インピーダンス像52及び重合像53を並べて表示するモード、同じ画面上にて上記3種の像を全て並べて表示するモードなどを追加してもよい。
・上記実施形態では、カラー変調処理を施した音響インピーダンス像に基づいて重合像を得ていたが、この場合においてカラー変調処理以外の処理を施すようにしてもよい。例えば、音響インピーダンス値の大小に基づいて濃淡を付すような階調処理を施してもよい。また、所定のしきい値を設定して音響インピーダンス値がそのしきい値よりも大きいか否かを判定し、大である場合に着色するような処理(いわゆる二値化処理)を施すようにしてもよい。そしてこれらの処理を施した場合においても、光学像に色情報を付加することができ、光学像を擬似的に染色することができる。
・上記実施形態では、染色液による染色を施していない生体組織8を被検査物としたが、染色液による染色を施した生体組織8を被検査物としても勿論構わない。
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施の形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1)請求項2において、前記重合像データ生成手段が生成した重合像データに基づいて前記被検査物の画像を表示するための表示装置をさらに備えることを特徴とする超音波画像検査装置。
(2)上記(1)において、前記表示装置に、前記被検査物の光学像と音響像とを別々に表示させる表示選択手段をさらに備えることを特徴とする超音波画像検査装置。
(3)請求項2において、前記光学顕微鏡を用いて観察される光学像を撮影するための撮像装置をさらに備え、その撮像装置で取得した光学像データを前記光学像データ記憶手段に記憶することを特徴とする超音波画像検査装置。
(4)上記(3)において、前記音響像データ及び光学像データを利用して、前記被検査物の画像を表示するための表示装置をさらに備えることを特徴とする超音波画像検査装置。
(5)請求項2において、前記信号検出手段は、前記反射波の信号強度を検出するものであり、前記音響パラメータ値は、前記反射波の信号強度に基づいて算出される音響インピーダンス値であることを特徴とする超音波画像検査装置。
(6)請求項2において、前記超音波トランスデューサは、その音軸が前記光学顕微鏡の対物レンズの光軸に対して略一致するように配置されることを特徴とする超音波画像検査装置。
本発明を具体化した一実施の形態の超音波画像検査装置を示す概略構成図。 超音波プローブを示す概略断面図。 超音波画像検査装置の電気的構成を示すブロック回路図。 超音波の走査範囲を示す説明図。 リファレンス部材での反射を説明するための説明図。 生体組織での反射を説明するための説明図。 画像表示処理を示すフローチャート。 音響インピーダンス像のデータ生成処理を示すフローチャート。 光学像を示す説明図。 音響インピーダンス像を示す説明図。 光学像と音響インピーダンス像との重合像を示す説明図。
符号の説明
1…超音波画像検査装置
8…被検査物としての生体組織
23…超音波トランスデューサ
24…二次元走査手段としてのX−Yステージ
35…信号検出手段としての検波回路
41…演算手段、音響像データ生成手段、重合像データ生成手段としてのCPU
44…光学像データ記憶手段としてのメモリ
W…超音波伝達媒体

Claims (3)

  1. パルス励起型超音波顕微鏡を利用して超音波を二次元走査しながら被検査物に照射し、得られた反射波に基づいて前記被検査物を可視化する超音波画像検査方法であって、
    前記被検査物に向けて超音波を照射するステップと、
    前記被検査物の表面からの反射波を用いて前記被検査物の音響パラメータ値を求めるステップと、
    前記被検査物の音響パラメータ値に基づいてカラー変調処理を行うことにより、着色された音響像データを生成するステップと、
    光学顕微鏡による前記被検査物の観察により得られる光学像データに、前記着色された音響像データを重ね合わせるステップと
    を含むことを特徴とする超音波画像検査方法。
  2. パルス励起型超音波顕微鏡を利用して超音波を二次元走査しながら被検査物に照射し、得られた反射波に基づいて前記被検査物を可視化する超音波画像検査装置であって、
    パルス励起により発振した超音波を被検査物に向けて照射しその反射波を受信して電気信号に変換する超音波トランスデューサと、
    前記超音波の照射点を二次元的に走査させる二次元走査手段と、
    前記超音波トランスデューサで得られた前記電気信号に基づいて前記反射波の信号を検出する信号検出手段と、
    前記信号検出手段により検出された前記反射波の信号に基づいて前記被検査物の音響パラメータ値を求める演算手段と、
    前記被検査物の音響パラメータ値に基づいてカラー変調処理を行うことにより、着色された音響像データを生成する音響像データ生成手段と、
    光学顕微鏡による前記被検査物の観察により得られる光学像を光学像データとして記憶する光学像データ記憶手段と、
    前記光学像データに前記着色された音響像データを重ね合わせた重合像データを生成する処理を行う重合像データ生成手段と
    を備えたことを特徴とする超音波画像検査装置。
  3. 光学顕微鏡による被検査物の観察により得られる光学像に、前記被検査物の測定により求められた超音波パラメータ値に基づいて得られる色情報を付加することによって、前記光学像を擬似的に染色することを特徴とする超音波擬似染色方法。
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