JP2006306019A - 保護層熱転写シート及びそれを用いた画像形成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材11に、熱転写樹脂層15と接着層17とからなる熱転写性保護層21が形成され、該熱転写性保護層21が、該熱転写樹脂層15が、(1)分子中にイソシアネート基を3個以上有するイソシアネート類、(2)分子中に水酸基を少なくとも1個と(メタ)アクリロイルオキシ基を少なくとも2個有する多官能(メタ)アクリレート類、又は(3)分子中に水酸基を少なくとも2個有する多価アルコール類の反応生成物であるウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーを含有する電離放射線硬化性樹脂の硬化物であり、また、好ましくは、上記の電離放射線硬化性樹脂が、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーとメタクリル樹脂との混合物あり、その質量基準の割合が、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー:メタクリル樹脂=1:2〜3:1とする。
【選択図】 図1
Description
なお、本明細書では、電離放射線硬化性樹脂とは電離放射線を照射しない硬化する前の前駆体又は組成物であり、電離放射線を照射して硬化させたものを電離放射線硬化樹脂と呼ぶ。
この場合には、加熱手段として、プリンターのサーマルヘッドが使用され、極めて短時間の加熱によって3色又は4色の多数の加熱量が調整された色ドットを受像シートに転移させ、該多色の色ドットにより原稿のフルカラーを再現するものである。この様に形成された画像は、使用する色材が染料であることから、非常に鮮明であり、かつ透明性に優れているため、得られる画像は中間色の再現性や階調性に優れ、従来のオフセット印刷やグラビア印刷による画像と同様であり、かつフルカラー写真画像に匹敵する高品質画像の形成が可能である。現在、簡単な印刷方法として熱転写記録方法が広く使用されている。熱転写記録方法は、各種画像を簡便に形成できるため、印刷枚数が比較的少なくてもよい印刷物、例えばIDカードの作成や、営業写真、或いはパーソナルコンピュータのプリンタやビデオプリンタ等において利用されている。
感熱昇華転写方式や感熱溶融転写方式により記録された熱転写画像が用いられているが、特に感熱昇華転写方式により記録された熱転写画像は、熱転写シートに印加するエネルギー量によってドット単位で染料の移行量を制御出来るため、階調性画像の形成に優れているが、形成された画像は通常の印刷インキによるものとは異なり、色材が顔料でなく比較的低分子量の染料であり、且つビヒクルが存在しないため耐光性、耐候性、耐摩耗性等の耐久性に劣るという欠点がある。また、アルコール等一般家庭によくある溶液の耐薬品性や耐溶剤性等の耐久性に劣るという欠点がある。更に、可塑剤を含むカードケース、ファイルシート、プラスチック消しゴム等と接触すると画像が惨んだり、これら接触物に染料が移行する等の耐可塑剤性に劣るという欠点がある。
上記の欠点を解決する手段として、形成された画像上に保護層を転写形成する方法がある。保護層を転写形成する方法は、画像形成時に画像形成と同じサーマルヘッドを使用する事が出来るので、成形フィルムをラミネートしたりパウチしたりするよりは装置が簡便で低コストに保護層を転写形成することが出来る反面、耐可塑剤性は不十分であった。特に、画像が形成された受像シートに保護層を熱転写した印画物を、可塑剤を含むカードケース、ファイルシート、プラスチック消しゴム等と接触させ保存していると、印画物の画像を形成している染料がケース側に移行して、ケースが汚染されたり、印画物の濃度が低下したり、可塑剤を含むカードケース、ファイルシート、プラスチック消しゴム等との接触面と接着してケースから印画物を取り出すと画像が破壊されるという問題点がある。
また、上記課題を解決するために、本発明の目的は、特に感熱昇華転写方式により記録された熱転写画像上に、低コストで、かつ簡単に熱転写性樹脂層を有する保護層熱転写シートを重ね合わせ、サーマルヘッドや加熱ロール等を用いて熱転写性樹脂層を転写して保護層を形成する方法が知られている。しかしながら、保護層形成による被転写体への耐擦過性、耐可塑剤性等の耐久性の付与と、被転写体への転写時に箔切れ性、転写された保護層の積層性(層間剥離が生じないこと)などの転写性とが、両立できないレベルであった。
従って、保護層熱転写シートは、過酷な使用条件下におかれても、被転写体の熱転写画像面へ、前記保護層熱転写シートの熱転写性保護層を転写することで、耐磨耗性や、前記熱転写画像が可塑剤を含むカードケース、プラスチック消しゴム等と接触させ保存していると、ケースが汚染されたり、印画物の濃度が低下することがない耐可塑剤性や、また耐光性等の各種耐久性に優れた熱転写画像が得られ、かつ、転写時には箔切れ性、転写された保護層の積層性(層間剥離が生じないこと)などの転写性に優れ、転写後に画像形成物が屈曲されてもヒビ割れしにくい保護層熱転写シートが求められている。
また、本出願人は、熱転写画像の保護層として、アクリル樹脂を主成分とする層、ポリエステル樹脂を主成分とする保護層転写シートを開示している(例えば、特許文献2参照。)。しかしながら、塩化ビニル製ケース等に対し、染料がケース類に移行したり融着することなく、画像を形成する染料の光による退色が防止され、また得られる印画物は水、アルコール等の耐性も有し、印画物に優れた耐久性を付与できるが、保護層の転写時に箔切れ性、転写された保護層の積層性(層間剥離が生じないこと)などの転写性が悪いという欠点がある。
そこで、さらに、本出願人は、転写性を改良した熱転写画像の保護層として、メタクリル酸メチル、メタクリルアミドおよびメタクリル酸の少なくとも2成分以上の共重合体を含有するものとし、接着層をメタクリル酸メチル、メタクリル酸ブチルおよびメタクリル酸メチルとメタクリル酸ブチルの共重合体の3種からなる群の中の1種、あるいは、この群の中の少なくとも1種とケトン樹脂との混合物を含有する保護層熱転写シートを開示している(例えば、特許文献3参照。)。しかしながら、転写後に画像形成物が屈曲されるとヒビ割れし、外観が悪くなるという問題点があった。
請求項2の発明に係わる保護層熱転写シートは、上記電離放射線硬化性樹脂の分子中に、イソシアネート基を3個以上有するイソシアネート類が、イソホロンジイソシアネートの三量体およびイソホロンジイソシアネートと活性水素含有化合物との反応物から選ばれる少なくとも1種以上であるように、したものである。
請求項3の発明に係わる保護層熱転写シートは、上記の電離放射線硬化性樹脂が、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーとメタクリル樹脂との混合物あるように、したものである。
請求項4の発明に係わる保護層熱転写シートは、上記の電離放射線硬化性樹脂の質量基準の割合が、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー:メタクリル樹脂=1:2〜3:1であるように、したものである。
請求項5の発明に係わる保護層熱転写シートは、上記の熱転写樹脂層と接着層の間に、酸化チタンを含有する層を設けるように、したものである。
請求項6の発明に係わる画像形成物は、請求項1〜5のいずれかに記載の保護層熱転写シートを用いて、被転写体の熱転写画像面へ、熱転写性保護層を設けてなるように、したものである。
請求項5の本発明によれば、熱転写画像に対する耐久性、転写後の画像形成物の耐ヒビ割れ性のより優れる保護層熱転写シートが提供される。
請求項6の本発明によれば、耐磨耗性や耐可塑剤性などの耐久性、転写後の画像形成物が屈曲されてもヒビ割れしにくい熱転写画像を有する画像形成物が提供される。
図1は、本発明の1実施例を示す保護層熱転写シートの模式的な断面図である。
図2は、本発明の1実施例を示す保護層熱転写シートの模式的な平面図及び断面図である。
図3は、本発明の1実施例を示す保護層熱転写シートの模式的な断面図である。
図4は、本発明の1実施例を示す画像形成物の模式的な断面図である。
なお、図2に図示するように、必要に応じて、基材11と熱転写性樹脂層15との間に、剥離を安定させるために剥離層13を設けたり、転写時の耐熱性を高めるために基材11の他方の面へ背面層41を設けたり、耐久性をさらに高めるために熱転写性樹脂層15と接着層17との層間に酸化チタンを含有する層18などの他の層を設けてもよい。
また、本発明の保護層熱転写シート10は、図3に図示するように、基材上の熱転写性樹脂層15の形成領域以外の領域に、熱昇華性色材層又は熱溶融性色材層の、少なくとも1領域を面順次に備えるようにしてもよい。
熱転写性樹脂層15は、(1)分子中にイソシアネート基を3個以上有するイソシアネート類、(2)分子中に水酸基を少なくとも1個と(メタ)アクリロイルオキシ基を少なくとも2個有する多官能(メタ)アクリレート類、又は(3)分子中に水酸基を少なくとも2個有する多価アルコール類の反応生成物であるウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーを含有する電離放射線硬化性樹脂の硬化物とする。
剥離層13の厚さとしては、通常は0.01μm〜5.0μm程度、好ましくは0.5μm〜3.0μm程度である。該厚さは薄ければ薄い程良いが、0.1μm以上であればより良い成膜が得られて剥離力が安定する。
図3(A)はY色材層領域31YのAA断面図であり、共通の基材11と、必要に応じてプライマ層12と、Y色材層31YYとからなり、複数のいずれの色材層領域31の色材層は、公知の熱昇華性色材層又は熱溶融性色材層でよい。図3(B)は熱転写性保護層領域33のBB断面図で、基材11と熱転写性保護層領域33とからなり、熱転写性保護層領域33は前述してきた通りである。
以下の実施例の熱転写樹脂層塗工液で使用するウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーは、以下の条件にて作成した。
撹拌機、還流冷却器、滴下漏斗及び温度計を取り付けた反応器に、酢酸エチル206.0g及びイソホロンジイソシアネートの三量体(HULS社製品、VESTANAT T1890、融点110℃)133.0gを仕込み、80℃に昇温して上記薬品を溶解させた溶液を作成した。溶液中に空気を吹き込んだ後に、ハイドロキノンモノメチルエーテル0.38g、ペンタエリスリトールトリアクリレート(大阪有機化学工業社製品、ビスコート300)249.0g及びジブチル錫ジラウレート0.38gを仕込み、80℃で5時間反応させた後、酢酸エチル688.9gを添加して冷却した。赤外吸収スペクトル分析により、得られた反応生成液のイソシアネート基の吸収が消滅していることを確認した。反応生成液から溶剤を留去したものの軟化温度は、43℃であった。
・<背面層塗工液>
シリコーン変性アクリル樹脂(固形分26%) 10.0部
(商品名ポリアロイNSA−X55 ナトコ(株)製)
トルエン/メチルエチルケトン(質量比1/1) 40.0部
上記背面層付き基材の背面層と反対側の面に、剥離層、熱転写樹脂層、接着層を、順次積層させて、実施例1の保護層熱転写シート10を作製した。
下記組成の剥離層塗工液を、上記背面層付き基材の背面層と反対側の面にグラビアコーティングで乾燥後の厚みが1.5μmになるように塗布し乾燥して剥離層を形成した。さらに該剥離層上に、下記組成の熱転写樹脂層塗工液を、グラビアコーティングで乾燥後の厚みが2.0μmになるように塗布、乾燥して、熱転写樹脂層を形成した。さらに該熱転写樹脂層の上に、下記組成の接着層塗工液を、グラビアコーティングで乾燥後の厚みが1.0μmになるように塗布し乾燥して接着層を形成した。
・<剥離層塗工液>
ノルボルネン系樹脂(日本合成ゴム(株)製、アートンG)40部
アクリルポリオール樹脂 10部
(商品名サーモラックSU−100A、綜研化学(株)製)
溶媒(メチルエチルケトン:トルエン=2:8) 50部
・<熱転写樹脂層塗工液>
ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー 75部
(上記に記載した条件で作成したウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーである。)
メタクリル樹脂 100部
(商品名パラペットGF、クラレ(株)製)
光重合開始剤 5部
(商品名イルガキュア907、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
メチルエチルケトン 100部
・<接着層塗工液>
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 20部
アクリル樹脂 10部
溶媒(酢酸エチル:トルエン=2:5) 70部
・<熱転写樹脂層塗工液>
ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー 60部
(上記に記載した条件で作成したウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーである。)
メタクリル樹脂 120部
(商品名パラペットGF、クラレ(株)製)
光重合開始剤 5部
(商品名イルガキュア907、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
メチルエチルケトン 100部
・<熱転写樹脂層塗工液>
ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー 120部
(上記に記載した条件で作成したウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーである。)
メタクリル樹脂 40部
(商品名パラペットGF、クラレ(株)製)
光重合開始剤 5部
(商品名イルガキュア907、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
メチルエチルケトン 100部
・<熱転写樹脂層塗工液>
ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー 40部
(上記に記載した条件で作成したウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーである。)
メタクリル樹脂 120部
(商品名パラペットGF、クラレ(株)製)
光重合開始剤 5部
(商品名イルガキュア907、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
メチルエチルケトン 100部
・<熱転写樹脂層塗工液>
ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー 120部
(上記に記載した条件で作成したウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーである。)
メタクリル樹脂 30部
(商品名パラペットGF、クラレ(株)製)
光重合開始剤 5部
(商品名イルガキュア907、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
メチルエチルケトン 100部
・<熱転写樹脂層塗工液>
メタクリル樹脂 100部
(商品名パラペットGF、クラレ(株)製)
メチルエチルケトン 100部
<カード基材の材料組成>
ポリ塩化ビニルコンパウンド(重合度800) 100部
(安定化剤等の添加剤を約10%含有)
白色顔料(酸化チタン) 10部
可塑剤(DOP) 0.5部
・サーマルヘッド:KGT−217−12MPL20(京セラ(株)製)
・発熱体平均抵抗値:3195(Ω)
・主走査方向印字密度:300dpi
・副走査方向印字密度:300dpi
・印加電力:0.12(w/dot)
・1ライン周期:5(msec.)
・印字開始温度:40(℃)
・階調制御方法:1ライン周期中に、1ライン周期を256に等分割したパルス長を持つ分割パルスの数を0から255個まで可変できるマルチパルス方式のテストプリンターを用い、各分割パルスのDuty比を60%固定とし、階調によって、ライン周期あたりのパルス数を0ステップでは0個、1ステップでは17個、2ステップでは34個と0から255個まで17個毎に順次増加ざせることにより、0ステップから15ステップまでの16階調を制御した。
次いで、上記のように形成したグラデーション画像上に保護層を転写形成した。上記の熱転写記録を行った印画物について、実施例及び比較例の保護層熱転写シートを、保護層面と受像面を対向させて重ね合わせ、下記印字条件でサーマルヘッドにより、印画面全面に保護層を転写した。
・サーマルヘッド:KGT−217−12MPL20(京セラ(株)製)
・発熱体平均抵抗値:3195(Ω)
・主走査方向印字密度:300dpi
・副走査方向印字密度:300dpi
・印加電力:0.12(w/dot)
・1ライン周期:5(msec.)
・印字開始温度:40(℃)
・印加パルス:1ライン周期中に、1ライン周期を256に等分割したパルス長を持つ分割パルスの数を0から255個まで可変できるマルチパルス方式のテストプリンターを用い、各分割パルスのDuty比を60%固定とし、ライン周期あたりのパルス数を210個固定とし、ベタ印画を行い、印画面全面に保護層を転写した。
耐摩耗性試験(Taber試験)は、ANSI−INCITS322−2002、5.9 Surface Abrasionに準拠し、所定のサイクル回数ごとに摩耗度合いを目視で観察し、画像を良好に視認できるものを良好とし、表面が摩耗し画像の視認性が低下または不良となったものを不良とした。1500サイクルでも良好なものを合格とし「◎印」、1000サイクルで良好なものを合格とし「○印」、1000サイクルで不良なものを不合格とし「×印」で示した。
耐屈曲性試験は、ANSI−INCITS322−2002、5.4 Card Flexureに準拠し、試験後の画像形成物表面を目視によって観察して、屈曲部分と非屈曲部分の差が見られないものを合格とし「○印」、屈曲部分に明らかな劣化が見られるものを不合格とし「×印」で示した。
耐可塑剤性試験は、三菱化学(株)製アルトロン(塩化ビニル製シート)を用いて、そのシートと上記で得られた保護層転写済みの印画物の画像面とを重ねて、0.78N/cm2、保存環境50℃、dryで100時間放置した後の状態を肉眼で観察した。評価は下記の基準にて行った。画像の抜けがまったく見られないものを合格とし「◎印」、画像の抜けが、少し見られるが、実使用上支障がないものを合格とし「○印」、明らかな画像の抜けが、見られるものを不合格とし「×印」で示した。
耐光性試験は、上記で得られた保護層転写済みの印画物について、下記条件のスーパーキセノンウェザーメーターにより耐光性試験を行った。
・<条件>
照射試験器:スガ試験機社製、SX75
光源:キセノンランプ
アウターフィルター:#275
インナーフィルター:石英
プラックパネル温度:50℃
放射照度:48W/m2(300〜400nmでの測定値)
積算放射照度:16.0mJ/m2(96時間)
次いで、色彩色差計(ミノルタ社製、CR−221)を用い、Ye,Mg,Cyの三色により作成したグレーパターン(光学反射濃度が1.0近傍)について、照射前後における色差(ΔEab)を測定した。色差がΔEab<20であるものを合格とし「◎印」、ΔEab<30であるものを合格とし「○印」、ΔEab>30であるものを不合格とし「×印」で示した。
実施例1〜6ではいずれの評価も「合格=◎」又は「合格=○」であった。但し、実施例4では、全ての試験項目で「合格=◎」であった。また、保護層熱転写シートの熱転写性保護層を構成する熱転写樹脂層において、電離放射線硬化性樹脂の質量基準の割合が、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー:メタクリル樹脂=1:2〜3:1の範囲から外れている実施例5、6では、全ての試験項目で「合格=○」であり、他の実施例と比べ、少し評価結果が劣っている。尚、実施例1〜4は、全て熱転写樹脂層において、電離放射線硬化性樹脂の質量基準の割合が、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー:メタクリル樹脂=1:2〜3:1の範囲内である。
比較例1では、評価項目のいずれの項目も「不合格=×」であった。
11:基材
12:プライマ層
13:剥離層
15:熱転写性樹脂層
17:接着層
19:酸化チタンを含有する層
21:熱転写性保護層
31:色材層領域
33:熱転写性保護層領域
41:背面層
100:画像形成物
101:被転写体
Claims (6)
- 基材に熱転写性保護層を設けた保護層熱転写シートにおいて、該熱転写性保護層が少なくとも熱転写樹脂層、接着層がこの順で形成され、該熱転写樹脂層が、(1)分子中にイソシアネート基を3個以上有するイソシアネート類、(2)分子中に水酸基を少なくとも1個と(メタ)アクリロイルオキシ基を少なくとも2個有する多官能(メタ)アクリレート類、又は(3)分子中に水酸基を少なくとも2個有する多価アルコール類の反応生成物であるウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーを含有する電離放射線硬化性樹脂の硬化物であることを特徴とする保護層熱転写シート。
- 上記電離放射線硬化性樹脂の分子中に、イソシアネート基を3個以上有するイソシアネート類が、イソホロンジイソシアネートの三量体およびイソホロンジイソシアネートと活性水素含有化合物との反応物から選ばれる少なくとも1種以上であることを特徴とする請求項1記載の保護層熱転写シート。
- 上記の電離放射線硬化性樹脂が、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーとメタクリル樹脂との混合物あることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の保護層熱転写シート。
- 上記の電離放射線硬化性樹脂の質量基準の割合が、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー:メタクリル樹脂=1:2〜3:1であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の保護層熱転写シート。
- 上記の熱転写樹脂層と接着層の間に、酸化チタンを含有する層を設けることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の保護層熱転写シート。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の保護層熱転写シートを用いて、被転写体の熱転写画像面へ、熱転写性保護層を設けてなることを特徴とする画像形成物。
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