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JP2006352477A - 無線通信システム、無線基地局、監視装置、及びその制御方法 - Google Patents

無線通信システム、無線基地局、監視装置、及びその制御方法 Download PDF

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JP2006352477A
JP2006352477A JP2005175552A JP2005175552A JP2006352477A JP 2006352477 A JP2006352477 A JP 2006352477A JP 2005175552 A JP2005175552 A JP 2005175552A JP 2005175552 A JP2005175552 A JP 2005175552A JP 2006352477 A JP2006352477 A JP 2006352477A
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Toshio Washie
敏夫 鷲江
Takashi Nagata
尚 永田
Mitsunobu Sato
光伸 佐藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】 複数の無線基地局の隣接配置された担当領域によりカバーされる所定の管理サイトを有する無線通信システムにおいて、通信を行う無線端末の台数が減少した場合に、通信品質の低下を防止しつつ各無線基地局を効率的に動作させる。
【解決手段】 無線基地局AP1が、自局及び他の各無線基地局における無線端末の接続台数の情報をそれぞれ取得する手段14,17と、取得した無線端末の接続台数の情報に応じて、複数の無線基地局AP1−AP4における何れかの無線基地局の担当領域を縮小又は消滅させる一方、当該縮小又は消滅させる担当領域を補うように他の何れかの無線基地局の担当領域を拡大させることにより、各担当領域の範囲を調整し、その調整結果に基づき、自局の担当領域を変更するとともに、他の各無線基地局に担当領域を変更させる手段18とを備え、各無線基地局の担当領域の範囲を適切に調整する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、無線通信システム、無線基地局、監視装置、及びその制御方法に関する。
近年、無線通信機能を備えたPC及び携帯情報端末並びに携帯電話等の無線端末が無線通信を行うための無線通信システムが急速に普及しており、無線端末のユーザは、無線通信システムにおいて所定の無線カバーエリアを有する無線基地局(アクセスポイント)を介して各種データの送受信を行うことが可能である。
この種の無線通信システムでは、通信品質を維持するために同一の無線基地局にアクセス可能な無線端末の数に一定の制限が設けられるのが通常であり、従って、無線通信システムの所定の管理サイトにおいて同時期により多くの無線端末の通信を可能とするために、同じ管理サイト内に複数の無線基地局を配置することが行われている。
そのように同一管理サイト内に複数の無線基地局を配置する場合には、ユーザの利便性の観点から、通信を行う無線端末の数が比較的多い時間帯(例えば、昼間)に対応可能な数の無線基地局を配置すると、通信を行う無線端末の数が比較的少ない時間帯(例えば、夜間)では、配置された無線基地局の全てを効率的に利用することはできず(即ち、無線基地局が過剰な状態となり)、また、それらに消費される電力も無駄になるという問題が生じ得る。
そのような問題を解消するために、例えば、無線基地局において、無線部に対する給電を制御する電源供給制御部に対して、タイマにより予め設定された電源ON時間を検出したときに電源供給開始信号を送出する一方、電源OFF時間を検出したときに電源供給停止信号を送出することで、人為的な操作を必要とせずに、通話及び通信がなくなる時間帯における消費電力の低減を図り、ランニングコストを削減する技術が知られている(特許文献1参照)。
また、有線通信と無線通信を接続して複数の無線端末を管理するアクセスポイントを複数具備する基地局と複数の無線端末とにより構成される無線通信システムにおいて、基地局は、無線端末の接続台数が予め定められた台数以下となった際に、最も接続台数が少ない複数のアクセスポイントを特定し、その特定されたアクセスポイントに接続された無線端末がデータ通信中でなければ、当該アクセスポイントへの給電を停止または低消費電力モードへ切り替えるようにした技術が知られている(特許文献2参照)。
特開2004−356838号公報 特開2004−165953号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のような技術は、所定の管理サイト内において無線端末を使用しない特定日や特定時間帯が存在する(例えば、管理サイトである地下鉄構内や商業ビル等が定期的に閉鎖される)ことを前提としており、そのような特定日や特定時間帯が定まっていない管理サイトに配置される無線基地局に適用することは困難であった。
また、上記特許文献2に記載のような技術では、アクセスポイントに接続された無線端末の台数が減少した場合に、接続台数が少ないアクセスポイントへの給電を停止または低消費電力モードへ切り替え、当該アクセスポイントに本来接続されるべき無線端末の接続を同一筐体に収容された他のアクセスポイントで補うことができる。しかし、上記技術では、給電を停止または低消費電力モードへ切り替えるアクセスポイントを他のアクセスポイントで補うために、複数のアクセスポイントの無線カバーエリアを重複させるように配置すると、無線通信に用いる周波数帯(チャネル)の制約から電波干渉が生じやすくなり、各アクセスポイントに接続可能な無線端末の数も少なく制限されるという問題があった。
また、そのようなアクセスポイント間での電波干渉を抑制する方法として、所定の管理サイト内において、複数のアクセスポイントの無線カバーエリアを概ね重複させない(無線端末の安定的な基地局間移動を可能とするべく無線カバーエリアの一部を重複させる場合を含む)ように隣接配置することが可能である。しかし、上記技術では、所定のアクセスポイントの給電を停止または低消費電力モードへ切り替えた後は、当該アクセスポイントの無線カバーエリアであった領域では、無線端末の通信ができなくなるという問題が生じ得る。
本発明は、このような知見に基づいてなされたものであり、複数の無線基地局の隣接配置された担当領域によりカバーされる所定の管理サイトを有する無線通信システムにおいて、その管理サイト内で通信を行う無線端末の台数が減少した場合に、各無線基地局の担当領域の範囲を調整することで、通信品質の低下を防止しつつ各無線基地局を効率的に動作させることが可能な無線通信システム無線基地局、監視装置、及びその制御方法を提供することを主目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の無線通信システムは、請求項1に示すとおり、複数の無線基地局の互いに隣接配置された担当領域によりカバーされる所定の管理領域を有する無線通信システムであって、複数の無線基地局の少なくとも1つは、自局における無線端末の接続台数の情報を取得する第1の接続管理手段と、自局以外の他の各無線基地局における無線端末の接続台数の情報をそれぞれ取得する第2の接続管理手段と、第1及び第2の接続管理手段がそれぞれ取得した無線端末の接続台数の情報に応じて、複数の無線基地局における何れかの無線基地局の担当領域を縮小又は消滅させる一方、当該縮小又は消滅させる担当領域を補うように他の何れかの無線基地局の担当領域を拡大させることにより、隣接配置された各担当領域の範囲を調整する担当領域調整手段と、担当領域調整手段の調整結果に基づき、自局の担当領域を変更するとともに、自局以外の他の各無線基地局に担当領域を変更させる担当領域変更手段とを備えた構成とする。
これによると、複数の無線基地局の隣接配置された担当領域によりカバーされる所定の管理領域を有する無線通信システムにおいて、管理領域内で通信を行う無線端末の台数が減少して無線基地局が過剰な状態となった場合に、何れかの無線基地局の担当領域を縮小又は消滅させる一方、当該縮小又は消滅させる担当領域を補うように他の何れかの無線基地局の担当領域を拡大させることで、より少ない無線基地局で管理領域を広範囲にカバーすることができ、複数の無線基地局間の電波干渉や、無線端末の基地局間移動(ローミングやハンドオーバ)の頻度を減少させることができる。これにより、通信品質の低下を防止しつつ各無線基地局を効率的に動作させることが可能となり、また、各無線端末において、基地局間移動にともなう処理負荷を軽減することができる。
上記無線通信システムは、請求項2に示すとおり、上記担当領域変更手段は、自局の担当領域を変更するべく送信電力を調節するとともに、自局以外の他の各無線基地局における担当領域を変更するべく各々の送信電力を調節させる構成とすることができる。これによると、無線基地局の担当領域を容易に変更することが可能となる。また、無線基地局の担当領域を縮小又は消滅させるように送信電力を抑えることで、当該無線基地局における消費電力を低減することができる。
上記無線通信システムは、請求項3に示すとおり、上記担当領域調整手段は、複数の無線基地局について予め設定された優先度に基づき、担当領域を縮小若しくは消滅又は拡大させる無線基地局をそれぞれ決定する構成とすることができる。これによると、各無線基地局が配置される場所等の条件に基づき優先度を設定することで、各無線基地局における担当領域の調整を適正に行うことができる。
上記無線通信システムは、請求項4に示すとおり、上記担当領域調整手段は、複数の無線基地局における何れかの無線基地局の無線端末の接続台数が規定台数以下となった場合に、各担当領域の範囲の調整を開始する構成とすることができる。これによると、無線端末の接続台数が規定台数以下となった無線基地局の担当領域を縮小又は消滅させるべく、適切なタイミングで担当領域の範囲の調整を行うことが可能となる。
上記無線通信システムは、請求項5に示すとおり、上記複数の無線基地局は、管理領域の全域に担当領域を拡大することが可能な所定の無線基地局を含み、担当領域調整手段は、所定の無線基地局以外の全ての無線基地局の担当領域を消滅させる一方、当該消滅させる担当領域上に所定の無線基地局の担当領域を拡大させるように、各担当領域の範囲を調整する構成とすることができる。これによると、1台の無線基地局の担当領域により管理領域の全域をカバーするので、複数の無線基地局間の電波干渉や、無線端末の基地局間移動を防止することが可能となる。
上記無線通信システムは、請求項6に示すとおり、上記担当領域変更手段は、自局以外の他の各無線基地局に担当領域の変更を指示し、自局以外の他の各無線基地局は、担当領域の変更の指示を受けると、担当領域を変更可能か否かを判定する判定手段と、その判定手段の判定結果を担当領域の変更の指示を受けた無線基地局に対して通知する通知手段とを備えた構成とすることができる。これによると、担当領域の変更の指示を受けた無線基地局は、無線端末の接続状況等に基づき変更の指示を承諾するか否かを判断することができるので、一方的に担当領域が変更されることによる不都合を回避することができる。
また、本発明の無線通信システムは、請求項7に示すとおり、複数の無線基地局の互いに隣接配置された担当領域によりカバーされる所定の管理領域を有する無線通信システムであって、複数の無線基地局における無線端末の接続台数の情報をそれぞれ取得する情報取得手段と、情報取得手段が取得した無線端末の接続台数の情報に応じて、複数の無線基地局における何れかの無線基地局の担当領域を縮小又は消滅させる一方、当該縮小又は消滅させる担当領域を補うように他の何れかの無線基地局の担当領域を拡大させることにより、隣接配置された各担当領域の範囲を調整する通信調整手段と、通信調整手段の調整結果に基づき、複数の無線基地局に担当領域を変更させる通信変更手段とを備えた構成とする。
これによると、複数の無線基地局の隣接配置された担当領域によりカバーされる所定の管理領域を有する無線通信システムにおいて、管理領域内で通信を行う無線端末の台数が減少して無線基地局が過剰な状態となった場合に、何れかの無線基地局の担当領域を縮小又は消滅させる一方、当該縮小又は消滅させる担当領域を補うように他の何れかの無線基地局の担当領域を拡大させることで、より少ない無線基地局で管理領域を広範囲にカバーすることができ、複数の無線基地局間の電波干渉や、無線端末の基地局間移動の頻度を減少させることができる。これにより、通信品質の低下を防止しつつ各無線基地局を効率的に動作させることが可能となり、また、各無線端末において、基地局間移動にともなう処理負荷を軽減することができる。
上記無線通信システムは、請求項8に示すとおり、通信調整手段は、無線基地局の何れかにより調整要求を受けたときに、隣接配置された各担当領域の範囲を調整し、通信変更手段は、通信調整手段の調整結果に基づき、複数の無線基地局に担当領域を変更させる構成とする。これによると、何れかの無線端末の接続台数が減少した場合等に、適切なタイミングで担当領域の範囲の調整を行うことが可能となる。
また、本発明の無線基地局は、請求項9に示すとおり、他の無線基地局と隣接配置され自局に割り当てられた無線の担当領域をカバーする無線基地局であって、自局における無線端末の接続台数の情報を取得する第1の接続管理手段と、自局以外の他の各無線基地局における無線端末の接続台数の情報をそれぞれ取得する第2の接続管理手段と、第1及び第2の接続管理手段がそれぞれ取得した無線端末の接続台数の情報に応じて、自局あるいは他の何れかの無線基地局の担当領域を縮小又は消滅させる一方、当該縮小又は消滅させる担当領域を補うように自局あるいは他の何れかの無線基地局の担当領域を拡大させることにより、隣接配置された無線基地局の各担当領域の範囲を調整する担当領域調整手段と、担当領域調整手段の調整結果に基づき、自局の担当領域の変更が必要な場合は自局の電力を制御して自局の担当領域を変更し、自局以外の他の無線基地局の変更が必要な場合は該当の無線基地局に担当領域を変更させる担当領域変更手段とを備えた構成とする。
また、本発明の監視装置は、請求項10に示すとおり、複数の無線基地局とネットワークにより接続する監視装置であって、複数の無線基地局における無線端末の接続台数の情報をそれぞれ取得する情報取得手段と、情報取得手段が取得した無線端末の接続台数の情報に応じて、複数の無線基地局における何れかの無線基地局の担当領域を縮小又は消滅させる一方、当該縮小又は消滅させる担当領域を補うように他の何れかの無線基地局の担当領域を拡大させることにより、隣接配置された無線基地局の各担当領域の範囲を調整する通信調整手段と、通信調整手段の調整結果に基づき、複数の無線基地局に担当領域を変更させる通信変更手段とを備えた構成とする。
また、本発明の無線基地局は、請求項11に示すとおり、監視装置とネットワークにより接続し、他の無線基地局と隣接配置され自局に割り当てられた無線の担当領域をカバーする無線基地局であって、監視装置に対し自局に接続している無線端末の接続台数を通知する情報通知手段と、監視装置から無線の担当領域を変更するよう指示された場合に自局の電力を制御して担当領域の変更を行う構成とする。
また、本発明の無線通信システムの制御方法は、請求項12に示すとおり、複数の無線基地局の互いに隣接配置された担当領域によりカバーされる所定の管理領域を有する無線通信システムの制御方法であって、複数の無線基地局の少なくとも1つにおいて、自局における無線端末の接続台数の情報を取得する第1の接続管理ステップと、自局以外の他の各無線基地局における無線端末の接続台数の情報をそれぞれ取得する第2の接続管理ステップと、第1及び第2の接続管理ステップにおいてそれぞれ取得した無線端末の接続台数の情報に応じて、複数の無線基地局における何れかの無線基地局の担当領域を縮小又は消滅させる一方、当該縮小又は消滅させる担当領域を補うように他の何れかの無線基地局の担当領域を拡大させることにより、隣接配置された各担当領域の範囲を調整する担当領域調整ステップと、担当領域調整ステップの調整結果に基づき、自局の担当領域を変更するべく送信電力を調節するとともに、自局以外の他の各無線基地局における担当領域を変更するべく各々の送信電力を調節させる担当領域変更ステップとを実行する構成とする。
また、本発明の無線通信システムの制御方法は、請求項13に示すとおり、複数の無線基地局の互いに隣接配置された担当領域によりカバーされる所定の管理領域を有する無線通信システムの制御方法であって、複数の無線基地局における無線端末の接続台数の情報をそれぞれ取得する情報取得ステップと、情報取得ステップにおいて取得した無線端末の接続台数の情報に応じて、複数の無線基地局における何れかの無線基地局の担当領域を縮小又は消滅させる一方、当該縮小又は消滅させる担当領域を補うように他の何れかの無線基地局の担当領域を拡大させることにより、隣接配置された各担当領域の範囲を調整する通信調整ステップと、通信調整ステップにおける調整結果に基づき、複数の無線基地局における担当領域を変更するべく各々の送信電力を調節させる通信変更ステップとを有する構成とする。
本発明によれば、複数の無線基地局の隣接配置された担当領域によりカバーされる所定の管理サイトを有する無線通信システムにおいて、その管理サイト内で通信を行う無線端末の台数が減少した場合に、各無線基地局の担当領域の範囲を調整することで、通信品質の低下を防止しつつ各無線基地局を効率的に動作させることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムの概略構成を示す模式図である。この無線通信システム1は、4台の無線基地局(AP)AP1−AP4が有線LAN(Local Area Network)2により互いに接続された構成を有している。
AP1−AP4は、所定の無線カバーエリア(担当領域)3−6を有しており、複数の無線端末(STA)STA1−STA10からの接続を制御して無線通信を中継する。これにより、STA1−STA10は、各APに接続して種々の通信サービスを利用することが可能となる。AP1−AP4は、例えば、IEEE802.11b等の無線LANの規格により規定された周波数帯域及び伝送速度等に従って無線通信を行うことが可能であり、AP1−AP4においては、1つの無線チャンネルが複数のSTAにより共用され、AP1−AP4の各々を介して複数のSTAによる無線通信が可能である。
無線カバーエリア3−6は、無線通信システム1の管理サイト(管理領域)7の全域で無線通信が可能となるように配置されている。図1は、各無線カバーエリア3−6の範囲が基準状態(即ち、無線カバーエリア3−6の範囲を調整する前の状態)にある場合を示しており、この場合、無線カバーエリア3−6は、AP1−AP4間の電波干渉を抑制するように概ね等しい範囲で互いに隣接配置されている。なお、後述するように、AP1−AP4は、送信電力を調節することにより、各無線カバーエリア3−6の範囲を変更することが可能である。
STA1−STA10は、AP1−AP4に接続可能な所定の無線通信機能を有するPC及び携帯情報端末並びに携帯電話等からなる。STA1−STA10は、例えば、AP1−AP4が定期的に送出する接続情報を含むビーコン信号によりAP1−AP4の存在を確認し、所定の認証ステップを経て各AP1−AP4に接続することが可能である。ここで、STA1−STA3は、無線カバーエリア3内にあってAP1に接続可能であり、STA4−STA6は、無線カバーエリア4内にあってAP2に接続可能であり、STA7、STA8は、無線カバーエリア5内にあってAP3に接続可能であり、また、STA9、STA10は、無線カバーエリア6内にあってAP4に接続可能である。STA1−STA10の各々は、管理サイト7内において自由に移動し、接続する基地局を適宜変更して通信することが可能であり、所定の無線カバーエリアから他の無線カバーエリアに移動する場合には、通信の確立 、切断、及び存在確認等の処理が周知の通信プロトコルに従って実行される。
図2は、図1に示した無線基地局の概略構成を示す機能ブロック図である。ここでは、無線基地局のAP1の構成について示すが、他のAP2−AP4についても同様の構成が可能である。AP1は、無線部11と、無線制御部12と、端末接続管理部13と、端末台数管理部14と、情報通知部15と、隣接AP情報管理部16と、隣接AP端末台数管理部17と、無線エリア調整部18と、有線ネットワーク制御部19とから主として構成される。以下に示す上記各部の動作は、例えば、AP1が備える図示しないCPUが、所定の制御プログラムに基づき処理を実行することにより実現することが可能である。
無線部11は、無線端末STAと無線通信を行うための無線電波を送受信するアンテナを備えている。無線制御部12は、無線部11を介した通信処理を統括的に制御する。無線制御部12は、無線部11がSTAから受信した無線信号に対して復調等の処理を行って端末接続管理部13に出力する一方、STAに対して送信するための信号に対して変調等の処理を行い無線部11に出力する。また、無線制御部12は、STAからのアクセスに対して所定の認証処理を実施し、正規の接続が確立されると、STAの接続があった旨の情報を端末接続管理部13に対して接続通知として送出する。さらに、無線制御部12は、無線エリア調整部18からの制御指令に従って無線部11における送信電力を調節することが可能である。この送信電力の調節により無線カバーエリアの範囲が変更され、例えば、図1に示した基準状態から無線カバーエリアを拡大または縮小したり、或いは送信電力をOFFにして無線カバーエリアを消滅させたりすることができる。
端末接続管理部13は、無線制御部12からの接続通知を受け取ることによって、自局に対して接続されているSTAの情報を管理する。端末接続管理部13は、STAの接続通知の内容を接続情報テーブルのデータとして図示しないメモリに記憶する。この接続情報テーブルには、図3に示すように、例えば、接続されているSTAを識別するためのSTA識別子と、それらの接続に関する情報(接続した日付及び接続時間)等が含まれている。
端末台数管理部(第1の接続管理手段)14は、端末接続管理部13による接続情報テーブルのデータを統計的に処理することにより、接続されているSTAの台数の情報(以下、「端末台数情報」という)を取得して時系列的に管理する。端末台数管理部14は、その端末台数情報を接続台数統計テーブルのデータとして図示しないメモリに記憶する。この接続台数統計テーブルには、図4に示すように、例えば、日付、時間及び接続台数等が含まれている。ここでは、1時間ごとに端末台数情報が処理される場合を例示しているが、処理のタイミングは、STAの接続状況等に応じて種々の変更が可能であり、例えば、新たなSTAの接続が生じる度に端末台数情報の処理を行うことも可能である。
情報通知部15は、無線通信システム1内の自局以外の他のAP(以下、「隣接AP」という)に対し、後述する無線カバーエリアの範囲の調整に用いられる自局の端末台数情報及び所在や動作等に関する情報(以下、「AP情報」という)をLAN経由で通知する。AP情報には、例えば、所在を示すIPアドレス及びMACアドレス等の所在に関する情報、並びに送信電力値等の自局の動作に関する情報等が含まれる。
隣接AP情報管理部16は、隣接APからLAN2経由でそれぞれ取得したAP情報を管理する。AP情報は、後述する無線カバーエリアの範囲の調整に用いられる。隣接AP情報管理部16は、取得したAP情報を隣接AP情報テーブルのデータとして図示しないメモリに記憶する。この隣接AP情報テーブルには、図5に示すように、例えば、隣接APを識別するための隣接AP識別子、隣接APの所在を示すIPアドレス、並びに隣接APの無線部の設定を示す送信電力値(APがSTAに向けて送信する際の電力レベルをdBm単位で示している)及び無線チャンネル等が含まれている。
隣接AP端末台数管理部(第2の接続管理手段)17は、隣接APからLAN2経由でそれぞれ取得した端末台数情報を管理する。隣接AP端末台数管理部17は、端末台数情報を隣接AP端末台数統計テーブルのデータとして図示しないメモリに記憶する。この統計テーブルには、図6に示すように、例えば、隣接APを識別するための隣接AP識別子、日付、時間及び接続台数等が含まれる。ここでは、1時間ごとに端末台数情報が処理された場合を例として示しているが、図4の場合と同様に、処理のタイミングは種々の変更が可能である。
無線エリア調整部(担当領域調整手段、担当領域変更手段)18は、自局及び隣接APの無線カバーエリアの範囲を調整する。また、無線エリア調整部18は、その調整結果に基づき自局の無線制御部12に対して送信電力の制御通知を送出することにより、無線カバーエリアを変更するとともに、自局以外の隣接APに無線カバーエリアを変更させるべく、隣接APに対して無線カバーエリアの変更を指示するエリア調整通知を送出する。このエリア調整通知には、隣接APの無線制御部に対する送信電力の制御指令が含まれている。
一方、無線エリア調整部18は、隣接APよりエリア調整通知を受け取ると、エリア調整通知を承諾した旨を当該APに対して通知する通知手段として機能する。また、別法として、無線エリア調整部18は、隣接APよりエリア調整通知を受け取ると、自局の無線カバーエリアを調整可能か否か(即ち、無線カバーエリアの変更指示を承諾するか否か)を判定する判定手段として機能し、さらに、その判定結果を、エリア調整通知を受けた無線基地局に対して通知する通知手段として機能することが可能である。この場合、判定手段により無線カバーエリアを調整不能であると判定された場合には、無線カバーエリアの変更は行なわれない。なお、隣接APよりエリア調整通知を受け取った場合に、自局において無線カバーエリアを変更する方法については、上記のエリア調整通知を送出する場合と同様である。
ここで、無線カバーエリアの範囲の調整は、AP1−AP4の全体またはその少なくとも一部に接続されるSTAの台数が減少してSTAの台数が少ない(即ち、APが過剰な状態にある)と判定した場合に、AP1−AP4のうちの何れかの無線カバーエリアを縮小又は消滅させる一方、当該縮小又は消滅させる無線カバーエリアを補うように他の何れかの無線カバーエリアを拡大させるようにして行うことができる。ここで、例えば、接続されたSTAの台数が予め設定した規定台数以下となった場合や、STAの台数の経時変化から規定台数以下となることが予測された場合に「STAの台数が少ない」と判定することができる。また、無線カバーエリアにおける縮小若しくは消滅または拡大の程度は、各APに接続されているSTAの台数やAPの設置位置など種々の条件を考慮して決定することができる。
なお、AP1−AP4について予め優先度を設定することが可能であり、当該優先度に基づき、無線カバーエリアを縮小若しくは消滅又は拡大させるAPをそれぞれ決定することもできる。また、無線カバーエリアの範囲の調整は、AP1−AP4のうちの何れかにおけるSTAの接続台数が予め設定した規定台数以下となったタイミングで開始することができる。
有線ネットワーク制御部19は、LAN2を介した隣接APとの通信を制御する。即ち、上記の情報通知部15、隣接AP情報管理部16、隣接AP端末台数管理部17及び無線エリア調整部18が、隣接APに対して行う通信動作は、全て有線ネットワーク制御部19により制御される。
図7は、図2に示した無線基地局におけるAP情報の管理動作を示すフロー図である。まず、AP1が起動すると(ST101)、情報通知部15は、無線通信システム1内のLAN2に接続されている隣接APに対して自局のAP情報を通知する(ST102)。このAP1が起動した際に通知するAP情報には、隣接APに対するAP情報の要求も含まれている。そこで、AP1は、隣接APからのAP情報を常時受信可能な状態となり、隣接AP情報管理部16は、隣接APからAP情報の通知を受け取ると(ST103:YES)、そのAP情報を図5の隣接AP情報テーブルのデータとして所定のメモリに記憶して管理する(ST104)。ST103及びST104の動作は、繰り返し実行され、隣接AP情報テーブルのデータは適宜更新される。
なお、ST103において、隣接APからAP情報を受け取った際に、AP情報の要求が含まれていた場合には、情報通知部15は、ST104の動作と並行して当該AP情報の要求を送出したAPに対して自局のAP情報を通知することが可能である。
図8は、図2に示した無線基地局における無線端末の接続台数の管理動作を示すフロー図である。まず、AP1に対して新たなSTAがアクセスして接続を許可されると、無線制御部12は、端末接続管理部13に対して接続通知を行い(ST201:YES)、そこで、端末接続管理部13は、その接続通知に基づき新たなSTAの接続の情報を図3の接続情報端末テーブルのデータとして追加して管理する(ST202)。続いて、端末台数管理部14は、端末接続管理部13からの端末台数情報を図4の接続台数統計テーブルのデータとして追加して管理する(ST203)。このとき、情報通知部15は、隣接APより端末台数情報の要求があると、接続台数統計テーブルに基づき要求元のAPに対して自局の端末台数情報を適宜通知することができる。
次に、情報通知部15は、定期的に自局の端末台数情報を隣接APに対して通知する(ST204)。このとき、情報通知部15は、端末台数情報を通知する隣接APに対して端末台数情報を要求することができる。その後、隣接AP端末台数管理部17は、隣接APから端末台数情報を受け取ると(ST205:YES)、その端末台数情報を図6の隣接AP端末台数統計テーブルのデータとして追加して管理する(ST206)。ST205及びST206の動作は、繰り返し実行され、隣接AP端末台数統計テーブルのデータは適宜更新される。
なお、ST206において、隣接APから端末台数情報を受け取った際に、端末台数情報の要求が含まれていた場合には、情報通知部15は、ST206の動作と並行して当該端末台数情報の要求を送出したAPに対して自局の端末台数情報を通知することができる。
図9は、図2に示した無線基地局における無線カバーエリアの第1の調整動作を示すフロー図である。ここでは、自局が隣接APに対してエリア調整通知を送出する場合の動作であり、また、そのエリア調整通知を受け取った隣接APにおいて、無線カバーエリアを調整可能か否かの判定を行わない場合の例を示している。
まず、端末台数管理部14が、図4の接続台数統計テーブルにより自局に接続されたSTAの台数が少ないと判定すると(ST301:YES)、無線エリア調整部18に対して無線カバーエリアの調整を要求する(ST302)。続いて、無線エリア調整部18は、隣接AP端末台数管理部17に端末台数情報を要求して、最新の隣接APの端末台数情報を取得し図6の隣接AP端末台数統計テーブルに追加し(ST303)、管理サイト7内における各APにおける無線カバーエリアの範囲の調整を判断する(ST304)。
次に、無線エリア調整部18は、エリア調整通知の通知先を特定するために、隣接AP情報管理部16から図5の隣接APのAP情報を取得する(ST305)。そこで、無線エリア調整部18は、先の調整結果に従って、隣接APに対してエリア調整通知を送出し、そのエリア調整通知を受け取った隣接APは、エリア調整通知を承諾した旨をAPに対して通知する(ST306)。その後、自局では、無線エリア調整部18の調整結果に従って、無線制御部12により送信電力を調節して無線カバーエリアを変更し、同様に、隣接APにおいても、その調整結果に従って、送信電力を調節して無線カバーエリアが変更される(ST307)。
例えば、自局に接続する無線端末の台数が所定数以下で、隣接APに接続する台数も所定数以下であった場合、自局の無線部への電力供給を停止して無線基地局を休止状態とする一方、隣接APに送信電力を増大させて自局の無線エリアもカバーしてもらうようにする。
図10は、図2に示した無線基地局における無線カバーエリアの第2の調整動作を示すフロー図である。ここでは、隣接APから送出されたエリア調整通知を受け取る場合の動作であり、また、受け取ったエリア調整通知について無線カバーエリアを調整可能か否かの判定を行う場合の例を示している。
まず、隣接APからエリア調整通知を受け取ると(ST401:YES)、無線エリア調整部18は、端末台数管理部14に対して端末台数情報を要求して、図4のテーブルから自局における最新の端末台数情報を取得する(ST402)。そこで、無線エリア調整部18は、エリア調整通知及び自局の端末台数情報に基づき、自局の無線カバーエリアを調整可能か否かを判定し(ST403)、調整可能であれば(ST404:YES)その判定結果を、エリア調整通知を受けたAPに対して通知する(ST405)。一方、例えば、重要端末(他APへの移動不可が指定されたVIP端末等)が接続されているなどの理由により、無線カバーエリアを調整不能であれば(ST404:NO)、その旨をエリア調整通知を受けたAPに対して通知する(ST406)。その場合、無線カバーエリアの調整が不能である旨の通知を受けたAPは、その判定結果を踏まえて無線カバーエリアの調整を判断した後、エリア調整通知を再度送出することが可能である。その後、隣接APからのエリア調整通知に従って、無線制御部12により送信電力を調節して無線カバーエリアを変更し(ST407)、無線カバーエリアの調整動作が終了する。
図11は、図1に示した無線通信システムにおける調整後の無線カバーエリアの状態の一例を示す模式図である。ここでは、管理サイト7内において通信を行うSTAが少ないと判定されたことにともない、AP2−AP4の送信電力をゼロとして、それらの無線カバーエリア4−6を消滅させる一方、当該消滅させる無線カバーエリア4−6を補うように、AP1の送信電力を増大させてその無線カバーエリア3を管理サイト7の全域に拡大させた場合を示している。これにより、AP2に接続していたSTA5及びAP4に接続していたSTA10は、新たにAP1に接続して通信を行うことができる。その後、STA1、STA5及びSTA10は、管理サイト7内において基地局間移動の必要なしに無線通信を行うことが可能となる。
なお、各APの無線カバーエリアの調整は、図11に示したものに限らず、無線通信システム1におけるAPの効率的な稼働や通信品質等を考慮して種々の変更が可能である。例えば、AP2−AP4の送信電力を減少させて、それらの無線カバーエリア4−6を縮小する一方、その縮小した無線カバーエリアを補うように、AP1の送信電力を増大させてその無線カバーエリア3を拡大させるような構成も可能である。或いは、AP3及びAP4の送信電力をゼロとして、それらの無線カバーエリア5、6を消滅させる一方、当該消滅させる無線カバーエリア5、6を補うように、AP1及びAP2の送信電力を増大させてそれらの無線カバーエリア3、4の拡大するような構成も可能である。
図12は、図1に示した無線通信システムにおける一連の動作を示すシーケンス図である。ここでは、AP1の動作について示すが、他のAP2−AP4についても同様の動作が可能である。
まず、AP情報管理動作において、AP1が起動すると、情報通知部15は、無線通信システム1内のAP2−AP4に対して自局のAP情報を通知する。このとき、通知するAP情報には、AP2−AP4に対するAP情報の要求も含まれており、その後、その要求に応じてAP2−AP4によりそれぞれ通知されたAP情報は、隣接AP情報管理部16に受け取られて隣接AP情報テーブル(図5)のデータとして管理される。
次に、端末台数管理動作において、STAが無線部11を介してAP1にアクセスし、正規の接続が確立されると、無線制御部12は、端末接続管理部13に対して接続通知を行う。端末接続管理部13は、その接続通知の内容を接続情報テーブル(図3)のデータとして管理する。そこで、端末接続管理部13は、端末台数管理部14に対して接続状況を通知し、端末台数管理部14は、端末接続管理部13からのSTAの接続の情報に基づき、端末台数情報を接続台数統計テーブル(図4)のデータとして管理する。端末台数管理部14は、情報通知部15に対して定期的に端末台数情報を通知する。情報通知部15は、自局の端末台数情報の通知先を特定するために、隣接AP情報管理部16(隣接AP情報テーブル)よりAP2−AP4のAP情報を取得し、AP2−AP4に対して自局の端末台数情報を通知する。このとき、通知する端末台数情報には、AP2−AP4に対する端末台数情報の要求も含まれており、その要求に応じて、AP2−AP4によりそれぞれ通知された端末台数情報は、隣接AP端末台数管理部17に受け取られて隣接AP端末台数統計テーブル(図6)のデータとして管理される。
次に、エリア調整動作(1)において、端末台数管理部14は、自局に接続されたSTAの台数が少ないと判定すると、無線エリア調整部18に対して無線カバーエリアの調整を要求する。そこで、無線エリア調整部18は、隣接AP端末台数管理部17(隣接AP端末台数統計テーブル)からAP2−AP4の最新の端末台数情報を取得し、管理サイト7内におけるAP2−AP4との無線カバーエリアの範囲を調整する。さらに、無線エリア調整部18は、エリア調整通知の通知先を特定するために、隣接AP情報管理部16(隣接AP情報テーブル)からAP2−AP4のAP情報を取得し、AP2−AP4に対してエリア調整通知を送出する。その後、そのエリア調整通知を受け取ったAP2−AP4が、エリア調整通知を承諾した旨をAPに対して通知することで無線カバーエリアの調整が完了する。その調整結果に従って、AP1では、無線制御部12が無線部11に対して電力制御通知を送出し、無線部11の送信電力が調節されることで、無線カバーエリアが変更される。また、エリア調整通知を受け取ったAP2−AP4においてもAP1と同様に無線カバーエリアが変更される。
上記エリア調整動作(1)の変更例として、図13に示すエリア調整動作(2)を実行することも可能である。このエリア調整動作(2)では、AP1が隣接AP(AP2、AP3またはAP4)からエリア調整通知を受け取る。そこで、無線エリア調整部18は、端末台数管理部14(接続台数統計テーブル)から最新の端末台数情報を取得する。続いて、無線エリア調整部18は、自局の無線カバーエリアを調整可能か否かを判定し、その判定結果を、エリア調整通知を受けた隣接APに対して通知する。その後、エリア調整通知に従って、AP1では、無線制御部12が無線部11に対して電力制御通知を送出し、無線部11の送信電力が調節されることで、無線カバーエリアが変更される。また、他のAP2−AP4においてもAP1と同様に無線カバーエリアが変更される。
なお、上記エリア調整動作(1)及びエリア調整動作(2)は、管理サイト7内で通信するSTAの数が再び増加した場合にも同様に適用可能である。その場合、無線カバーエリアの範囲の調整は、AP1−AP4のうちの拡大させていた無線カバーエリア(例えば、図11の無線カバーエリア3)を縮小させる一方、縮小又は消滅させていた無線カバーエリア(例えば、図11の無線カバーエリア4−6)を拡大(発生)させるようにして行うことができる。このとき、無線カバーエリアの範囲の調整は、AP1−AP4のうちの何れかにおけるSTAの接続台数が規定台数以上となった場合に開始することができる。
図14は、本発明の第2の実施形態に係る無線通信システムの概略構成を示す模式図である。この無線通信システム101は、4台の無線基地局(AP)AP5−AP8がLAN102により互いに接続された構成を有しており、図1に示した無線通信システム1と概ね同様の構成を有するが、AP5−AP8における通信動作を制御するための監視装置108を備えた点において異なる。AP5−AP8は、所定の無線カバーエリア(担当領域)103−106を有しており、複数の無線端末(STA)STA1−STA10からの接続を制御して無線通信を中継する。これらの無線カバーエリア103−106は、無線通信システム101の管理サイト(管理領域)107の全域で無線通信が可能となるように通常は配置されている。以下、この無線通信システム101に関して特に言及しない構成については、図1に示した無線通信システム1と同様とする。
図15は、図14に示した無線基地局の概略構成を示す機能ブロック図である。ここでは、AP5の構成について示すが、他のAP6−AP8についても同様の構成が可能である。AP5は、無線部111と、無線制御部112と、端末接続管理部113と、端末台数管理部114と、監視装置インタフェース部115と、有線ネットワーク制御部119とから主として構成される。ここで、無線部111、無線制御部112、端末接続管理部113、端末台数管理部114及び有線ネットワーク制御部119については、図2に示したAP1における無線部11、無線制御部12、端末接続管理部13、端末台数管理部14及び有線ネットワーク制御部19にそれぞれ対応し、概ね同様の機能を有する。
監視装置インタフェース部115は、監視装置108とのインタフェース機能を有しており、監視装置108に対して自局の端末台数情報及びAP情報等の情報をLAN102経由で通知する一方、無線カバーエリア103の調整に関する監視装置108からの指示を受け取り、無線制御部112に対して無線カバーエリア103を変更するための電力制御通知を送出する。
図16は、図14に示した監視装置の概略構成を示す機能ブロック図である。監視装置108は、AP制御部121と、AP情報管理部122と、端末台数情報管理部123と、有線ネットワーク制御部124とから主として構成される。
AP制御部(通信調整手段、通信変更手段)121は、無線通信システム101内のAP6−AP8(以下、「全AP」という)の動作を統括的に制御する。特に、AP制御部121は、無線通信システム101内の全APにおける無線カバーエリアの範囲をそれぞれ調整する一方、その調整結果に基づき全APに対して無線カバーエリアの変更を指示するための電力制御に関する指令を通知する。
AP情報管理部122は、全APからLAN2経由でそれぞれ取得したAP情報を管理する。AP情報管理部122は、取得したAP情報を隣接AP情報テーブルのデータとして図示しないメモリに記憶する。この隣接AP情報テーブルには、図5に示したものと同様に、各APを識別するための識別子、各APの所在を示すIPアドレス、並びに各APの無線部の設定を示す送信電力値及び無線チャンネル等が含まれている。
端末台数情報管理部(情報取得手段)123は、全APからLAN2経由でそれぞれ取得した端末台数情報を管理する。端末台数情報管理部122は、取得した端末台数情報を隣接AP端末台数統計テーブルのデータとして図示しないメモリに記憶する。この統計テーブルには、図6に示したものと同様に、各APを識別するための識別子、日付、時間及び接続台数等が含まれている。
有線ネットワーク制御部124は、LAN102を介した全APとの通信を制御する。即ち、上記のAP制御部121、AP情報管理部122及び端末台数情報管理部123が、全APに対して行う通信動作は、全て有線ネットワーク制御部124により制御される。
図17は、図14に示した監視装置におけるAPのAP情報の管理動作を示すフロー図である。まず、監視装置108が起動すると(ST701)、AP制御部121は、無線通信システム101内の全APに対してAP情報の要求を通知する(ST702)。なお、AP情報管理部122は、全APからAP情報の通知を受け取ると(ST703)、そのAP情報を、図5に示した隣接AP情報テーブルと同様の情報テーブルのデータとして所定のメモリに記憶して管理する(ST704)。
なお、上記ST702のように監視装置108から全APに対してAP情報の要求を通知することなしに、全APにおいてAP情報の送出タイミングを予め設定し、その送出タイミングに従って全APから定期的に監視装置108に対してAP情報を送出させる構成も可能である。
図18は、図14に示した監視装置におけるAPの接続台数の管理動作を示すフロー図である。AP制御部121は、AP情報管理部122から定期的に全APのAP情報をそれぞれ取得し(ST801)、端末台数を要求するタイミングであれば(ST802:YES)、無線通信システム101内の全APに対して端末台数情報の要求を通知する(ST803)。続いて、AP情報管理部122は、端末台数情報の要求を受け取った各APからそれぞれ送出された端末台数情報を受け取ると(ST804)、その端末台数情報を図6に示した隣接AP端末台数統計テーブルと同様の情報テーブルのデータとして所定のメモリに記憶して管理する(ST805)
なお、上記ST803のように監視装置108から全APに対して端末台数情報の要求を通知することなしに、全APにおいて端末台数情報の送出タイミングを予め設定し、その送出タイミングに従って全APから定期的に監視装置108に対して端末台数情報を送出させる構成も可能である。
図19は、図14に示した監視装置における無線カバーエリアの第1の調整動作を示すフロー図である。ここでは、無線カバーエリアの調整のタイミングを監視装置が決定する場合について示す。
まず、端末台数情報管理部123は、管理サイト107内の全AP(またはその一部のAP)に接続されたSTAの台数が少ないと判定すると(ST901:YES)、AP制御部121に対して所定の電力制御の開始を要求する(ST902)。そこで、AP制御部121は、AP情報管理部122より全APのAP情報を取得し(ST903)、全APに対して無線カバーエリアを変更するための電力制御に関する指令を通知する(ST904)。その後、その電力制御に関する指令を受け取った各APが、当該指令に従って無線部111により送信電力を調節することにより、無線カバーエリアがそれぞれ変更される(ST905)。
なお、上記動作において、AP制御部121は、図2に示した無線エリア調整部18と同様に全APの無線カバーエリアの範囲を調整することが可能であり、その定められた調整方法に従って上記電力制御に関する指令を通知することができる。
図20は、図14に示した監視装置における無線カバーエリアの第2の調整動作を示すフロー図である。ここでは、無線カバーエリアの調整のタイミングを各APからのエリア調整要求に基づき決定する場合について示す。
まず、何れかのAPからエリア調整要求を受け取ると(ST1001)、AP制御部121は、端末台数情報管理部123により管理サイト107内の全APに接続されたSTAの台数が少ないか否かを判定させる(ST1002)。そこで、STAの台数が少ないと判定されると、AP制御部121に対して所定の電力制御の開始を要求する(ST1003)。続いて、AP制御部121は、AP情報管理部122より全APのAP情報を取得し(ST1004)、全APに対して電力制御に関する指令を通知する(ST1005)。その後、その電力制御に関する指令を受け取った各APが、当該指令に従って無線部111により送信電力を調節することにより、無線カバーエリアが変更される(ST1006)。
図21は、図14に示した無線通信システムにおける調整後の無線カバーエリアの状態の一例を示す模式図である。ここでは、管理サイト107内において通信を行うSTAが少ないと判定されたことにともない、AP6−AP8の送信電力をゼロとして、それらの無線カバーエリア104−106を消滅させる一方、当該消滅させた無線カバーエリア104−106を補うように、AP5の送信電力を増大させてその無線カバーエリア103を管理サイト107の全域に拡大させた場合を示している。これにより、AP6に接続していたSTA5及びAP8に接続していたSTA10は、新たにAP5に接続して通信を行うことができる。その後、STA1、STA5及びSTA10は、管理サイト107内において基地局間移動の必要なしに無線通信を行うことが可能となる。
図22は、図14に示した無線通信システムにおける一連の動作を示すシーケンス図である。
まず、AP情報管理動作において、監視装置108が起動すると、AP制御部121は、AP5−AP8に対してAP情報の要求を通知する。その要求に応じて、AP5−AP8がそれぞれ送出したAP情報は、AP制御部121に受け取られて図5のテーブルと同様に管理される。
次に、端末台数管理動作において、AP制御部121は、AP情報管理部122から定期的にAP5−AP8のAP情報をそれぞれ取得しながら、AP5−AP8に対して定期的に端末台数情報を要求する。その要求に応じて、AP5−AP8がそれぞれ送出した端末台数情報は、AP端末台数管理部123に受け取られて図6のテーブルと同様に管理される。
次に、エリア調整動作(1)において、端末台数情報管理部123が、管理サイト107内の全APに接続されたSTAの台数が少ないと判定すると、AP制御部121に対して所定の電力制御の開始を要求する。そこで、AP制御部121は、AP情報管理部122よりAP5−AP8のAP情報を取得し、AP5−AP8に対して電力制御に関する指令を通知する。その後、その電力制御に関する指令を受け取ったAP5−AP8が、指令に従って無線部111により送信電力を調節することにより、それぞれの無線カバーエリア103−106が変更される。
上記エリア調整動作(1)の変更例として、図23に示すエリア調整動作(2)を用いることが可能である。このエリア調整動作(2)においては、まず、AP(AP5、AP6、AP7またはAP8)からエリア調整要求を受け取ると、AP制御部121は、端末台数情報管理部123により管理サイト107内のAP5−AP8に接続されたSTAの台数が少ないか否かを判定させる。そこで、STAの台数が少ないと判定されると、端末台数情報管理部123は、AP制御部121に対して所定の電力制御の開始を要求する。続いて、AP制御部121は、AP情報管理部122よりAP5−AP8のAP情報を取得し、AP5−AP8に対して電力制御に関する指令を通知する。その後、その電力制御に関する指令を受け取ったAP5−AP8は、受け取った電力制御に関する指令に従って無線部111により送信電力を調節することにより、それぞれの無線カバーエリア103−106が変更される。
本発明を特定の実施形態に基づいて詳細に説明したが、これらの実施形態はあくまでも例示であって本発明はこれらの実施形態によって限定されるものではない。例えば、無線システムにおける無線基地局及び無線端末の数や配置は、上記実施の形態に示したものに限定されず、種々の変更が可能である。また、各無線基地局における無線カバーエリアの変更は、上記実施の形態のように送信電力の調節によるものに限定されず、例えば、無線部に指向性のアンテナを設け、これを機能させて指向性ビームの到達範囲を調節することにより実現することも可能である。
本発明の無線通信システム無線基地局、監視装置、及びその制御方法は、複数の無線基地局の隣接配置された担当領域によりカバーされる所定の管理サイトを有する無線通信システムにおいて、その管理サイト内で通信を行う無線端末の台数が減少した場合に、各無線基地局の担当領域の範囲を調整することで、通信品質の低下を防止しつつ各無線基地局を効率的に動作させることが可能となるので、無線通信システム無線基地局、監視装置、及びその制御方法として有用である。
本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムの概略構成を示す模式図 図1の無線基地局の概略構成を示す機能ブロック図 自局に接続された無線端末の情報を管理する接続情報テーブルの一例を示す図 自局に接続された無線端末の台数情報を管理する接続台数統計テーブルの一例を示す図 隣接APのAP情報を管理する隣接AP情報テーブルの一例を示す図 隣接APに接続された無線端末の台数情報を管理する隣接AP端末台数統計テーブルの一例を示す図 図2の無線基地局におけるAP情報の管理動作を示すフロー図 図2の無線基地局における無線端末の接続台数の管理動作を示すフロー図 図2の無線基地局における無線カバーエリアの第1の調整動作を示すフロー図 図2の無線基地局における無線カバーエリアの第2の調整動作を示すフロー図 図1の無線通信システムにおける調整後の無線カバーエリアの状態の一例を示す模式図 図1の無線通信システムにおける一連の動作を示すシーケンス図 図12のエリア調整動作の変更例を示すシーケンス図 本発明の第2の実施形態に係る無線通信システムの概略構成を示す模式図 図14の無線基地局の概略構成を示す機能ブロック図 図14の監視装置の概略構成を示す機能ブロック図 図14の監視装置におけるAPのAP情報の管理動作を示すフロー図 図14の監視装置におけるAPの接続台数の管理動作を示すフロー図 図14の監視装置における無線カバーエリアの第1の調整動作を示すフロー図 図14の監視装置における無線カバーエリアの第2の調整動作を示すフロー図 図14の無線通信システムにおける調整後の無線カバーエリアの状態の一例を示す模式図 図14の無線通信システムにおける一連の動作を示すシーケンス図 図22のエリア調整動作の変更例を示すシーケンス図
符号の説明
1 無線通信システム
3−6 無線カバーエリア(担当領域)
7、107 管理サイト(管理領域)
14 端末台数管理部(第1の接続管理手段)
17 隣接AP端末台数管理部(第2の接続管理手段)
18 無線エリア調整部(担当領域調整手段、担当領域変更手段)
121 AP制御部(通信調整手段、通信変更手段)
123 端末台数情報管理部(情報取得手段)
AP1−AP8 無線基地局
STA1−STA10 無線端末

Claims (13)

  1. 複数の無線基地局の互いに隣接配置された担当領域によりカバーされる所定の管理領域を有する無線通信システムであって、
    前記複数の無線基地局の少なくとも1つは、
    自局における無線端末の接続台数の情報を取得する第1の接続管理手段と、
    自局以外の他の各無線基地局における無線端末の接続台数の情報をそれぞれ取得する第2の接続管理手段と、
    前記第1及び第2の接続管理手段がそれぞれ取得した無線端末の接続台数の情報に応じて、前記複数の無線基地局における何れかの無線基地局の担当領域を縮小又は消滅させる一方、当該縮小又は消滅させる担当領域を補うように他の何れかの無線基地局の担当領域を拡大させることにより、前記隣接配置された各担当領域の範囲を調整する担当領域調整手段と、
    前記担当領域調整手段の調整結果に基づき、自局の担当領域を変更するとともに、自局以外の他の各無線基地局に担当領域を変更させる担当領域変更手段とを備えたことを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記担当領域変更手段は、自局の担当領域を変更するべく送信電力を調節するとともに、自局以外の他の各無線基地局における担当領域を変更するべく各々の送信電力を調節させることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記担当領域調整手段は、前記複数の無線基地局について予め設定された優先度に基づき、前記担当領域を縮小若しくは消滅又は拡大させる無線基地局をそれぞれ決定することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  4. 前記担当領域調整手段は、前記複数の無線基地局における何れかの無線基地局の無線端末の接続台数が規定台数以下となった場合に、前記各担当領域の範囲の調整を開始することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  5. 前記複数の無線基地局は、前記管理領域の全域に担当領域を拡大することが可能な所定の無線基地局を含み、前記担当領域調整手段は、前記所定の無線基地局以外の全ての無線基地局の担当領域を消滅させる一方、当該消滅させる担当領域上に前記所定の無線基地局の担当領域を拡大させるように、前記各担当領域の範囲を調整することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  6. 前記担当領域変更手段は、自局以外の他の各無線基地局に担当領域の変更を指示し、
    前記自局以外の他の各無線基地局は、前記担当領域の変更の指示を受けると、担当領域を変更可能か否かを判定する判定手段と、その判定手段の判定結果を前記担当領域の変更の指示を受けた無線基地局に対して通知する通知手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  7. 複数の無線基地局の互いに隣接配置された担当領域によりカバーされる所定の管理領域を有する無線通信システムであって、
    前記複数の無線基地局における無線端末の接続台数の情報をそれぞれ取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段が取得した無線端末の接続台数の情報に応じて、前記複数の無線基地局における何れかの無線基地局の担当領域を縮小又は消滅させる一方、当該縮小又は消滅させる担当領域を補うように他の何れかの無線基地局の担当領域を拡大させることにより、前記隣接配置された各担当領域の範囲を調整する通信調整手段と、
    前記通信調整手段の調整結果に基づき、前記複数の無線基地局に担当領域を変更させる通信変更手段とを備えたことを特徴とする無線通信システム。
  8. 前記通信調整手段は、前記無線基地局の何れかにより調整要求を受けたときに、前記隣接配置された各担当領域の範囲を調整し、前記通信変更手段は、前記通信調整手段の調整結果に基づき、前記複数の無線基地局に担当領域を変更させることを特徴とする請求項7に記載の無線通信システム。
  9. 他の無線基地局と隣接配置され自局に割り当てられた無線の担当領域をカバーする無線基地局であって、
    自局における無線端末の接続台数の情報を取得する第1の接続管理手段と、
    自局以外の他の各無線基地局における無線端末の接続台数の情報をそれぞれ取得する第2の接続管理手段と、
    前記第1及び第2の接続管理手段がそれぞれ取得した無線端末の接続台数の情報に応じて、自局あるいは他の何れかの無線基地局の担当領域を縮小又は消滅させる一方、当該縮小又は消滅させる担当領域を補うように自局あるいは他の何れかの無線基地局の担当領域を拡大させることにより、前記隣接配置された無線基地局の各担当領域の範囲を調整する担当領域調整手段と、
    前記担当領域調整手段の調整結果に基づき、自局の担当領域の変更が必要な場合は自局の電力を制御して自局の担当領域を変更し、自局以外の他の無線基地局の変更が必要な場合は該当の無線基地局に担当領域を変更させる担当領域変更手段とを備えたことを特徴とする無線基地局。
  10. 複数の無線基地局とネットワークにより接続する監視装置であって、
    前記複数の無線基地局における無線端末の接続台数の情報をそれぞれ取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段が取得した無線端末の接続台数の情報に応じて、前記複数の無線基地局における何れかの無線基地局の担当領域を縮小又は消滅させる一方、当該縮小又は消滅させる担当領域を補うように他の何れかの無線基地局の担当領域を拡大させることにより、隣接配置された無線基地局の各担当領域の範囲を調整する通信調整手段と、
    前記通信調整手段の調整結果に基づき、前記複数の無線基地局に担当領域を変更させる通信変更手段とを備えたことを特徴とする監視装置。
  11. 監視装置とネットワークにより接続し、他の無線基地局と隣接配置され自局に割り当てられた無線の担当領域をカバーする無線基地局であって、
    前記監視装置に対し自局に接続している無線端末の接続台数を通知する情報通知手段と、
    前記監視装置から無線の担当領域を変更するよう指示された場合に自局の電力を制御して担当領域の変更を行うことを特徴とする無線基地局。
  12. 複数の無線基地局の互いに隣接配置された担当領域によりカバーされる所定の管理領域を有する無線通信システムの制御方法であって、
    前記複数の無線基地局の少なくとも1つにおいて、
    自局における無線端末の接続台数の情報を取得する第1の接続管理ステップと、
    自局以外の他の各無線基地局における無線端末の接続台数の情報をそれぞれ取得する第2の接続管理ステップと、
    前記第1及び第2の接続管理ステップにおいてそれぞれ取得した無線端末の接続台数の情報に応じて、前記複数の無線基地局における何れかの無線基地局の担当領域を縮小又は消滅させる一方、当該縮小又は消滅させる担当領域を補うように他の何れかの無線基地局の担当領域を拡大させることにより、前記隣接配置された各担当領域の範囲を調整する担当領域調整ステップと、
    前記担当領域調整ステップの調整結果に基づき、自局の担当領域を変更するべく送信電力を調節するとともに、自局以外の他の各無線基地局における担当領域を変更するべく各々の送信電力を調節させる担当領域変更ステップとを実行することを特徴とする無線通信システムの制御方法。
  13. 複数の無線基地局の互いに隣接配置された担当領域によりカバーされる所定の管理領域を有する無線通信システムの制御方法であって、
    前記複数の無線基地局における無線端末の接続台数の情報をそれぞれ取得する情報取得ステップと、
    前記情報取得ステップにおいて取得した無線端末の接続台数の情報に応じて、前記複数の無線基地局における何れかの無線基地局の担当領域を縮小又は消滅させる一方、当該縮小又は消滅させる担当領域を補うように他の何れかの無線基地局の担当領域を拡大させることにより、前記隣接配置された各担当領域の範囲を調整する通信調整ステップと、
    前記通信調整ステップにおける調整結果に基づき、前記複数の無線基地局における担当領域を変更するべく各々の送信電力を調節させる通信変更ステップとを有することを特徴とする無線通信システムの制御方法。

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