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JP2006345979A - データ処理方法、逆投影方法、再投影方法、画像再構成方法、および放射線ct装置 - Google Patents

データ処理方法、逆投影方法、再投影方法、画像再構成方法、および放射線ct装置 Download PDF

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JP2006345979A JP2005173585A JP2005173585A JP2006345979A JP 2006345979 A JP2006345979 A JP 2006345979A JP 2005173585 A JP2005173585 A JP 2005173585A JP 2005173585 A JP2005173585 A JP 2005173585A JP 2006345979 A JP2006345979 A JP 2006345979A
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Abstract

【課題】画像または投影データを連続値線分座標データに変換し、データ処理し、CT画像再構成を行う。または、連続値線分座標データの各種データ処理方法を実現する。
【解決手段】画像の画素データまたは投影データの各データを連続値線分座標データに変換し、画像再構成、再投影処理を行う。この再投影データ作成時にディスタンス・ドリブン法(distance driven)を用いることにより、更に高速に精度良く再投影データを得られる。この際に、連続値線分座標データで処理を行うと、途中にデータの補間処理が入らないためデータの補間によるボケを最小限にすることができ、精度のよい処理が実現できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、連続値線分座標データ(一次元で表現可能な領域にデータ値が分布するデータ。データ値は2値以外のものであり、例えば、連続値、多値である。)のデータ処理方法、再投影方法、画像再構成方法およびそれを用いた放射線CT装置に関し、さらに詳しくは、投影データを高速に精度よく、空間分解能の劣化を押え、アーチファクトの少ない良い画質で作成することが出来る画像再構成方法、骨と実質部の境界をはっきり区別できる画像、放射線散乱線などのアーチファクトの少ない画像を高速に作成することが出来る画像再構成方法、そのデータ処理方法およびそれを用いた放射線CT装置に関する。
従来は、ピクセル・ドリブン(pixel driven)による逆投影方法や、レイ・ドリブン(ray driven)による逆投影方法があったが、ピクセル・ドリブン逆投影方法は逆投影処理ではアーチファクトが少なく、投影処理ではノイズが多い、逆にレイ・ドリブン逆投影方法は投影処理ではノイズが少なく、逆投影処理ではアーチファクトが多いという相補関係にあった。
ピクセル・ドリブンの補間方法を図38に、レイ・ドリブンの補間方法を図39に示す。
ピクセル・ドリブンの短所である投影処理でノイズが多い点を、レイ・ドリブンの長所である投影処理でノイズが少ない点で、補うように考え出されたのがディスタンス・ドリブン(distance driven)による逆投影処理である。
ディスタンス・ドリブンの補間方法を図40に示す。
このディスタンス・ドリブンによる逆投影処理では、図40では1次元で考えているので簡単であるが、実際のX線CT装置ではX線検出器が円弧状であったり、平面状の検出器を複数枚接続した形状であったりして、1次元の場合ほど簡単ではなかった。
また、投影データから断層像を画像再構成する方法では、各投影データを補間しながら投影データのX線ビームが通過した複数の画素に投影データを逆投影して、再構成面の各画素値に360度方向または180度+ファン角分の方向の投影データを加算して断層像を得ている(例えば、非特許文献1参照)。
"Reprojection using a parallel backprojector" CarlR. Crawford,Medical Physics,Vol.13,No.4, Jul/Aug 1986,page 480−483
上記従来技術では、元の投影データに対して補間を重ねるたびに投影データがボケるため、最終的な断層像の画質が劣化するという問題点があった。
また直接、再投影する場合に断層像の画素を走査しながら再投影データを求める方法(ピクセル・ドリブン法)ではアーチファクトが出やすいという問題もあった。近年、ピクセル・ドリブン法よりもアーチファクトが少ない良質な再投影データを求める方法として、ディスタンス・ドリブン法が知られるようになった。またこの手法を高速に精度よく行う方法が期待されている。
しかし、ディスタンス・ドリブン逆投影という誤差の少ない補間方法を用いたX線CT画像再構成方法の逆投影処理において、検出器形状が円弧状か直線状かにより、処理計算の複雑さが異なってくる。X線CTスキャナの投影データを連続値線分座標形式に変換することで逆投影処理は、円弧形状検出器でも、直線形状検出器でも、平面形状検出器でもフレキシブルに簡単に行える。また連続値線分座標形式の投影データであれば、検出器の大きさ(X線ビーム幅)や再構成平面の画素サイズを考慮して逆投影を行うということが簡単に行える。
このように連続値線分座標形式にした投影データであれば、検出器形状によらずにディスタンス・ドリブンの考えに基づいた逆投影処理にもアーチファクトが少なく、投影処理にもノイズの少ない処理が実現できる。
そこで、本発明の目的は、連続値線分座標データ形式という新しい手法によりディスタンス・ドリブン法を高速に補間による投影データの劣化もなく精度よく行い、画像を基に再投影データを高速に作成することが出来る再投影方法、骨と実質部の境界をはっきり区別できる断層像、アーチファクトの少ない断層像を高速に作成することが出来る画像再構成方法およびそれら方法を好適に実施しうる画像処理装置を提供することにある。
本発明の第1の観点の放射線CT装置は、被検体を透過した放射線を検出して得られる投影データのデータ値分布に基づいて画像再構成面のCT値を特定する放射線CT装置であって、放射線を検出する放射線検出チャネルが所定方向に複数配列された検出器と、前記検出器の検出結果に基づいて、前記データ値の前記所定方向における分布データに変換するデータ処理手段と、前記データ処理手段の変換した分布データを記憶する記憶装置と、を備え、前記データ処理手段は、前記所定方向の一方側を始点、他方側を終点とする複数の区間それぞれにおける前記データ値を特定して前記分布データを変換し、前記分布データは、前記複数の区間のうち前記一方側の端に位置する区間の始点位置を特定する始点情報と、複数の区間データ値情報とを対応付けて保持し、前記複数の区間データ値情報それぞれは、各区間の終点位置を特定する終点情報と、当該区間のデータ値を特定するデータ値情報とを含み、各区間の始点位置を特定する情報及び各区間の長さを特定する情報を含まない。
本発明の第2の観点の放射線CT装置は、被検体を透過した放射線を検出して得られる投影データのデータ値分布に基づいて画像再構成面のCT値を特定する放射線CT装置であって、放射線を検出する放射線検出チャネルが所定方向に複数配列された検出器と、前記検出器の検出結果に基づいて、第1位置の前記所定方向における前記データ値分布を特定する第1分布データに変換する第1データ処理手段と、前記第1分布データに基づいて、第2位置の前記所定方向における前記データ値分布を特定する第2分布データに変換する第2データ処理手段と、を備え、前記第1データ処理手段は、前記第1位置において前記所定方向の一方側を始点、他方側を終点とする複数の区間それぞれのデータ値を特定して前記第1分布データに変換し、前記第1分布データは、前記複数の区間のうち前記一方側の端に位置する区間の始点位置を特定する始点情報と、複数の区間データ値情報とを対応付けて保持し、前記複数の区間データ値情報それぞれは、各区間の終点位置を特定する終点情報と、当該区間のデータ値を特定するデータ値情報とを含み、各区間の始点位置を特定する情報及び各区間の長さを特定する情報を含まず、前記第2データ処理手段は、前記第1位置の始点及び終点を前記放射線の放射方向へ前記第2位置に対して投影した始点及び終点の位置を特定し、前記第2分布データとして、前記第1分布データの前記始点情報及び前記終点情報を前記第2位置の始点位置及び終点位置を特定する情報にそれぞれ置換したデータに変換する。
本発明の第3の観点の放射線CT装置は、被検体を透過した放射線を検出して得られる投影データのデータ値分布を所定の直線軸に投影し、当該直線軸に投影されたデータ値分布に基づいて画像再構成面の各画素におけるデータ値を特定し、当該データ値に基づいて各画素のCT値を特定する放射線CT装置であって、放射線を検出する放射線検出チャネルが所定方向に複数配列された検出器と、前記検出器の検出結果に基づいて、前記検出器位置の前記所定方向における前記データ値分布を特定する第1分布データに変換する第1データ処理手段と、前記第1分布データに基づいて、所定の直線軸位置の前記所定方向における前記データ値分布を特定する第2分布データに変換する第2データ処理手段と、前記第2分布データに基づいて各画素のデータ値を特定する画素データ特定手段と、を備え、前記第1データ処理手段は、前記検出器位置において前記所定方向の一方側を始点、他方側を終点とする複数の区間それぞれのデータ値を特定して前記第1分布データに変換し、前記第1分布データは、前記複数の区間のうち前記一方側の端に位置する区間の始点位置を特定する始点情報と、複数の区間データ値情報とを対応付けて保持し、前記複数の区間データ値情報それぞれは、各区間の終点位置を特定する終点情報と、当該区間のデータ値を特定するデータ値情報とを含み、各区間の始点位置を特定する情報及び各区間の長さを特定する情報を含まず、前記第2データ処理手段は、前記検出器位置の始点及び終点を前記放射線の放射方向へ前記直線軸位置に対して投影した始点及び終点の位置を特定し、前記第2分布データとして、前記第1分布データの前記始点情報及び前記終点情報を前記第2位置の始点位置及び終点位置を特定する情報にそれぞれ置換したデータに変換し、前記画素データ特定手段は、前記画素の前記放射線の放射方向への前記第2位置に対する投影部が複数の前記区間に重なるか否か判別し、重なると判別した場合は、前記第2分布データのデータ値に対して所定の加重加算処理を行って前記画素の前記データ値を特定し、重ならないと判別した場合は、前記第2分布データのデータ値に対して前記所定の加重加算処理を行わずに前記画素の前記データ値を特定する。
第4の観点では、本発明は、データ値とそのデータ値の存在する範囲情報を持ったデータ形式のn次元データ(nは自然数とする)に対して、そのデータ値とデータ値の存在する範囲情報を用いてデータ処理を行うことを特徴とするデータ処理方法を提供する。
上記第4の観点におけるデータ処理方法では、データ値と、そのデータの存在する範囲,領域がわかっていれば、1次元のデータ列でも2次元の画像データでも補間によるデータの劣化、ボケのない、補間処理なしのデータ処理が実現できる。
第5の観点では、本発明は、第4の観点における、データ値とは2値ではなく多値、濃度値、連続値を持つことを特徴とするデータ処理方法を提供する。
上記第5の観点におけるデータ処理方法では、“1”または“0”の2値ではない、多値、濃度値、連続値を持ったデータ値と、そのデータの広がり、存在する範囲,領域を示す情報があれば、1次元のデータ列でも2次元の画像データでも補間によるデータの劣化、ボケのない、補間処理なしのデータ処理が実現できる。
第6の観点では、本発明は、第4または第5の観点における、データ値の存在する範囲とは、ある座標軸上の始点と終点であることを特徴とするデータ処理方法を提供する。
上記第6の観点におけるデータ処理方法では、1次元のデータ列であれば、1次元の始点,終点、2次元の画像データであれば、2次元の始点,終点の情報があれば、そのデータ値の広がっている範囲,領域を表すことができる。このため、1次元のデータ列でも2次元の画像データでも補間によるデータの劣化、ボケのない、補間処理なしのデータ処理が実現できる。
第7の観点では、本発明は、第4または第5の観点における、データ値の存在する範囲とは、ある座標軸上の始点とデータ値の存在する区間の長さ、または終点とデータ値の存在する区間の長さであることを特徴とするデータ処理方法を提供する。
上記第7の観点におけるデータ処理方法では、1次元のデータ列であれば、1次元の始点とデータ値の存在する区間の長さ、または1次元の終点とデータ値の存在する区間の長さ、また、2次元の画像データであれば2次元の始点とデータ値の存在する領域の大きさ、または2次元の終点とデータ値の存在する領域の大きさの情報があれば、そのデータ値の1次元または2次元の広がっている範囲,領域を表すことができる。このため、1次元のデータ列でも2次元の画像データでも補間によるデータの劣化、ボケのない、補間処理なしのデータ処理が実現できる。
第8の観点では、本発明は、第4または第5の観点における、データ値の存在する範囲とは、1つの始点と複数の終点または、1つの終点と複数の始点であることを特徴とするデータ処理方法を提供する。
上記第8の観点におけるデータ処理方法では、1次元データ列であればデータがn個あるとすればデータの区間は1つの始点とn個の終点または、n個の始点と1つの終点で定めることができる。
第9の観点では、本発明は、第4から第8のいずれかの観点における、データ処理方法を用いて、n次元データ配列(nは自然数とする)同士の加減乗除算処理を行うことを特徴とするデータ処理方法を提供する。
上記第9の観点におけるデータ処理方法では、各々のデータのデータ値の境界は処理結果のデータ値の境界になるため、この境界となる座標値を小さい順に並べ、ソートして求め、各々のデータ値は各々のデータ値を加減乗除算処理して、各々の区間のデータ値を求める。これにより画素間の加減乗除算処理が実現できる。
第10の観点では、本発明は、第4から第8のいずれかの観点における、データ処理方法を用いて、n次元データ配列(nは自然数とする)に対する定数加減乗除算処理を行うことを特徴とするデータ処理方法を提供する。
上記第10の観点におけるデータ処理方法では、結果データの始点,終点に入力データの始点,終点を入れる。結果データのデータ値に入力データのデータ値を定数演算した結果を入れ、データのアドレス値はそのままとする。これにより定数加減乗除算処理が実現できる。
第11の観点では、本発明は、第4から第8のいずれかの観点における、データ処理方法を用いて、n次元データ配列(nは自然数とする)に対する座標シフト処理を行うことを特徴とするデータ処理方法を提供する。
上記第11の観点におけるデータ処理方法では、結果データの始点,終点に入力データの始点,終点を座標シフト演算した値を入れる。結果データのデータ値には入力データのデータ値をそのまま入れる。この場合、データの位置がずれるだけなので、データの始点,終点の座標値が変わるだけである。これにより座標シフト処理が実現できる。
第12の観点では、本発明は、第4から第8のいずれかの観点における、データ処理方法を用いて、n次元データ配列(nは自然数とする)に対する座標伸張・圧縮処理を行うことを特徴とするデータ処理方法を提供する。
上記第12の観点におけるデータ処理方法では、データの位置がずれて広がったり狭くなったりするだけなので、データの始点,終点の座標値が変わるだけである。このため、結果データの始点,終点がずれて広がったり狭くなったりするだけである。データ値は入力データのそのままで変わらない。これにより座標伸張・圧縮処理が実現できる。
第13の観点では、本発明は、第4から第8のいずれかの観点における、データ処理方法を用いて、n次元データ配列(nは自然数とする)に対するフィルタ重畳処理を行うことを特徴とするデータ処理方法を提供する。
上記第13の観点におけるデータ処理方法では、このように、フィルタ重畳処理は座標
シフト処理、画素間演算の加算処理の紹合せにより実現できる。
中心からn画素ずれたフィルタ係数をかける時は、入力データを座標シフト演算でn画素ずらしてフィルタ係数を乗算し、この乗算の結果を累積しながらシフト値nの値を変えて行く。これにより、フィルタ重畳処理が実現できる。
第14の観点では、本発明は、第4から第8のいずれかの観点における、データ処理方法を用いて、n次元データ配列(nは自然数とする)に対するアフィン変換処理を行うことを特徴とするデータ処理方法を提供する。
上記第14の観点におけるデータ処理方法では、2次元に並んだ1次元データ列をx軸方向をα度、y軸方向をβ度傾けるアフィン変換(1次変換)を行うために、まず2次元に並んだ1次元データをy軸方向に座標が大きくなるにつれ、x軸方向への座標シフト量が増える処理を行い、元の2次元データとしてはy軸方向に角度β傾ける。この後、縦方向横方向変換、または斜め方向変換を行い、x軸方向をα度傾けるようにする。これによりアフィン変換処理が実現できる。
第15の観点では、本発明は、第4から第8のいずれかの観点における、データ処理方法を用いて、n次元データ配列(nは自然数とする)に対する非線形座標変換処理を行うことを特徴とするデータ処理方法を提供する。
上記第15の観点におけるデータ処理方法では、入力データの始点,終点を非線形演算して、その値を結果データの始点,終点に入れる。結果データのデータ値には、入力データのデータ値をそのまま入れる。この場合、データの位置がずれるだけなのでデータの始点,終点の座標が変わるだけである。これにより、座標の非線形座標変換が実現できる。
第16の観点では、本発明は、第4から第8のいずれかの観点における、データ処理方法を用いて、n次元データ配列(nは自然数とする)に対するデータ変換処理を行うことを特徴とするデータ処理方法を提供する。
上記第16の観点におけるデータ処理方法では、結果データの始点,終点に入力データの始点,終点を入れる。入力データのデータ値をデータ変換して、その値を結果データのデータ値に入れ、データのアドレス値はそのままとする。これによりデータ変換処理が実現できる。
第17の観点では、本発明は、第4から第16の観点における、データ処理方法を用いたことを特徴とする放射線CT画像再構成方法を提供する。
上記第17の観点における放射線CT画像再構成方法では、x線検出器データを前処理する際は補正用データとの画素間(チャネル間)の加減乗除算処理、データ変換処理、もしくは定数との加減乗除算処理なので、第9または第10または第16の観点で実現できる。
また、フーリエ変換、再構成関数乗算(フーリエ空間では再構成関数重畳は再構成関数乗算になる)、フーリエ逆変換は座標シフト処理、画素間(チャネル間)加減乗除算処理で実現できる。
また、逆投影処理は非線形座標変換処理、およびアフィン変換処理により実現できる。
第18の観点では、本発明は、第4から第16の観点における、データ処理方法を用いたことを特徴とする逆投影方法を提供する。
上記第18の観点における逆投影方法では、逆投影処理は非線形座標変換処理、およびアフィン変換により実現できる。
第19の観点では、本発明は、第4から第16の観点における、データ処理方法を用いたことを特徴とする再投影方法を提供する。
上記第19の観点における再投影方法では、平行再投影方法は第14の観点のアフィン変換処理により実現できる。
第20の観点では、本発明は、第17の観点における、放射線CT画像再構成方法を用いたことを特徴とするXIiCT装置を提供する。
上記第20の観点における放射線CT装置では、その放射線CT画像再構成方法を放射線検出器データを前処理する際は補正用データとの画素間(チャネル間)の加減乗除算処理、データ変換処理、もしくは定数との加減乗除算処理なので、第9または第10または第16の観点で実現できる。
第21の観点では、本発明は、第19の観点における、再投影方法を用いたことを特徴とする放射線CT装置画像再構成方法を提供する。
上記第21の観点における放射線CT装置画像再構成方法では、第15の観点の画像再構成方法で画像再構成した後に、第19の観点の再投影方法を用いて断層像の補正を行うことができる。
第22の観点では、本発明は、第4から第16の観点における、データ処理方法を用いたことを特徴とする放射線CT3次元画像再構成方法を提供する。
上記第22の観点における放射線CT3次元画像再構成方法では、放射線検出器データを前処理する際は補正用データとの画素間(チャネル間)の加減乗除算処理、データ変換処理、もしくは定数との加減乗除算処理なので、第9または第10または第16の観点で実現できる。
また、フーリエ変換、再構成関数乗算(フーリエ空間では再構成関数重畳は再構成関数乗算になる)、フーリエ逆変換は座標シフト処理、画素間(チャネル間)加減乗除算処理で実現できる。
また、逆投影処理は非線形座標変換処理、およびアフィン変換処理により実現できる。
第23の観点では、本発明は、第4から第16のいずれかの観点における、データ処理方法を用いたことを特徴とする3次元逆投影方法を提供する。
上記第23の観点における3次元逆投影方法では、逆投影処理は2次元データに対する非線形座標変換処理および入力データがチャネル・z方向列の2次元データとなり、2次元データに対するアフィン変換処理で3次元逆投影処理は実現できる。
第24の観点では、本発明は、第4から第16のいずれかの観点における、データ処理方法を用いたことを特徴とする3次元再投影方法を提供する。
上記第24の観点における3次元再投影方法では、3次元アフィン変換処理で3次元再投影処理は実現できる。
第25の観点では、本発明は、第24の観点における、3次元再投影方法を用いたことを特徴とする放射線CT3次元画像再構成方法を提供する。
上記第25の観点における放射線CT3次元画像再構成方法では、第22の観点の放射線CT3次元画像再構成方法で画像再構成した後に、第24の観点の3次元再投影方法を用いて断層像の補正を行い、その後、3次元画像再構成を行い断層像を得ることができる。
また、フーリエ変換、再構成関数乗算(フーリエ空間では再構成関数重畳は再構成関数乗算になる)、フーリエ逆変換は座標シフト処理、画素間(チャネル間)加減乗除算処理で実現できる。
また、逆投影処理は第15の観点の非線形座標変換処理、および第6の観点のアフィン変換処理により実現できる。
第26の観点では、本発明は、第21の観点における、放射線CT画像再構成方法を用いたことを特徴とする放射線CT装置を提供する。
上記第26の観点における放射線CT装置では、その画像再構成方法として第17の観点の画像再構成方法で画像再構成した後に、第19の観点の再投影方法を用いて断層像の補正を行い、その後、画像再構成を行い断層像を得ることができる。
第27の観点では、本発明は、第22の観点における、放射線CT3次元画像再構成方法を用いたことを特徴とする3次元画像再構成放射線CT装置を提供する。
上記第27の観点における放射線CT装置では、その3次元画像再構成方法として放射線検出器データを前処理する際は補正用データとの画素間(チャネル間)の加減乗除算処理、データ変換処理、もしくは定数との加減乗除算処理なので、第9または第10または第16の観点で実現できる。
また、フーリエ変換、再構成関数乗算(フーリエ空間では再構成関数重畳は再構成関数乗算になる)、フーリエ逆変換は座標シフト処理、画素間(チャネル間)加減乗除算処理で実現できる。
また、3次元逆投影処理は非線形座標変換処理、およびアフィン変換処理により実現できる。
第28の観点では、本発明は、第25の観点における、放射線CT3次元画像再構成方法を用いたことを特徴とする3次元画像再構成放射線CT装置を提供する。
上記第28の観点における放射線CT装置では、その3次元画像再構成方法として3次元逆投影処理は2次元データに対する非線形座標変換処理および入力データがチャネル・z方向列の2次元データとなり、2次元データに対するアフィン変換で3次元逆投影処理は実現できる。この3次元逆投影データに基いて投影データを補正し、3次元画像再構成して断層像を得ることができる。
本発明によれば、データ補間処理を極力避けることができ、補間によるボケを防ぐことができる。また、座標計算のみでデータ値の計算をしないで済むデータ処理では計算の高速化の実現もできる。
本発明の再投影方法および画像処理装置によれば、画像を基に再投影データを高速に精度よく、アーチファクトの少ない良い画質で作成することが出来る。
また、本発明の再投影方法、画像再構成方法、画像処理装置および放射線CT装置によれば、骨と実質部の境界をはっきり区別できる画像、放射線散乱線などの画像アーチファクトの少ない画像を高速に作成することが出来る。
以下、図に示す実施の形態により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
実施例1ではまず、連続値線分座標データのデータ形式について述べ、その各種データ処理方法について述べる。以下に述べるデータ処理は、例えばコンピュータに含まれるCPUがROMに記録されたプログラムを実行してデータ処理手段が構築されることにより実行され、各データはRAM、外部記憶装置などに記憶される。
図1に、始点と終点とデータ値より構成される連続値線分座標データフォーマットを示す。
図2に、始点とデータ区間の長さとデータ値より構成される連続値線分座標データフォーマットを示す。
図3に、終点とデータ区間の長さとデータ値より構成される連続値線分座標データフォーマットを示す。
図4に、始点と終点とデータ値より構成され、冗長な始点情報を除いた連続値線分座標データフォーマットを示す。
図1〜図4の上段の図は、データの存在する範囲の概念図を示す図である。横方向は位置(座標)を示しており、始点sp1n〜終点ep1nまでの区間にデータ値d1nが存在する状態を示している。図1〜図4では、n=1〜5の場合を例示している。例えば、紙面上方から下方へ放射線が照射された場合に、始点sp1n〜終点ep1nを通過する放射線量がデータ値d1nとして記憶装置に記憶される。
下段の表はデータフォーマットを示している。図1では、始点sp1nと、終点ep1nと、データ値d1nとが互いに対応付けられて記憶装置に保存される。図2では、始点sp1nと、区間の長さl1nと、データ値d1nとが互いに対応付けられて記憶装置に保存される。図3では、終点ep1nと、区間の長さl1nと、データ値d1nとが互いに対応付けられて記憶装置に保存される。
図4では、終点ep1nと、データ値d1nとが互いに対応付けられるとともに、終点ep1nとデータ値d1nとの組み合わせデータの全体(図4ではn=1〜5)と、始点sp11とが対応付けられて記憶装置に記憶される。なお、始点sp11は、最も始点側(座標が小さい側)の区間の始点であり、言い換えれば、複数の区間全体(図4ではn=1〜5)の始点である。
いずれも同じ情報量であり、図4のみ冗長な情報を削除している。つまり、互いに隣接する区間において、一方の区間の終点の情報と他方の区間の始点の情報とは結局同じ情報であるので、区間全体の始点sp11のみを記憶して、他の始点については省略している。本発明は、いずれのフォーマットでも1次元データ列の場合のデータ値の範囲,領域,広がりを表わすことができ、同様な効果が出せる。下記の実施例では、図4のフォーマットで説明する。
(実施例1−1)
加減算については、図5のように行われる。この連続値線分座標データ形式の加減算処理のフローチャートを図15に示す。図5及び図15では、入力データ1と、入力データ2とを加減算処理し、出力データ3を得る場合を例示している。
ステップSa1では、データ1の始点sp11,終点ep11〜ep1mとデータ2の始点sp21,終点ep21〜ep2nをすべて座標の小さい順に並べる(ソートする)。
図6でも示しているように、各々のデータ1,2のデータ値の境界はデータ3のデータ値の境界になる。このため、この境界となる座標値を小さい順に並べ、ソートしておくとよい。
ステップSa2では、加減算した結果のデータ3の始点sp31,終点ep31〜ep3pは(ただし、p=n+m)ステップs1で小さい順に並べられた(ソートされた)座標になる。
データ3のデータの境界座標はデータ1,2の境界座標を引き継ぐ。
ステップSa3では、ep3(i−1)とep3iの各々の座標値がデータ1かデータ2から来た座標値かで、またそのデータ1,2の座標値がいくつであったかにより、データ1,2のデータ値を検索でき、それらのデータ値を加減算処理して、ep3(i−1)とep3iの区間のデータ値とすることができる。これにより加減算処理が実現できる。
なお、入力データ1、2のうち一方の入力データにおいてデータ値が無い区間(例えばデータ2のsp21〜データ1のsp11)では、他方の入力データのデータ値がそのまま出力データ3のデータ値となる。
(実施例1−2)
乗除算については、図6のように行われる。この連続値線分座標データ形式の乗除算処理のフローチャートを図16に示す。図6及び図16では、入力データ1と、入力データ2とを乗除算処理し、出力データ3を得る場合を例示している。
ステップS1からステップS3までの処理の流れは加減算の時と同様である。
ステップSb1では、データ1の始点sp11,終点ep11〜ep1mとデータ2の始点sp21,終点ep21〜ep2nをすべて座標の小さい順に並べる(ソートする)。
図5でも示しているように、各々のデータ1,2のデータ値の境界はデータ3のデータ値の境界になる。このため、この境界となる座標値を小さい順に並べ、ソートしておくとよい。
ステップSb2では、乗除算した結果のデータの始点sp31,終点ep31〜ep3p(ただし、p=n+m)はステップs1で小さい順に並べられた(ソートされた)座標になる。
データ3のデータの境界座標はデータ1,2の境界座標を引き継ぐ。
ステップSb3では、ep3(i−1)とep31の各々の座標値がデータ1かデータ2から来た座標値かで、またそのデータ1,2の座標値がいくつであったかにより、データ1,2のデータ値を検索でき、それらのデータ値を乗除算処理して、ep3(i−1)とep31の区間のデータ値とすることができる。これにより乗除算処理が実現できる。
なお、入力データ1、2のうち一方の入力データ1においてデータ値が無い区間(例えばデータ2のsp21〜データ1のsp11)では、データ値を0として扱い、他方の入力データのデータ値がそのまま出力データ3のデータ値となる。
(実施例1−3)
定数加減乗除算は図7のように行われる。
この連続値線分座標データ形式の定数加減乗除算処理のフローチャートを図17に示す。図7及び図17では、入力データに定数cを加減乗除算し、出力データを得る場合を例示している。
ステップSc1では、結果データのデータ3の始点sp31,終点ep31〜ep3nに入力データのデータ1の始点sp11,終点ep11〜ep1nを入れる。
ステップSc2では、結果データのデータ3のデータ値d31〜d3nに入力データのデータ1のデータ値d11〜d1nを定数演算した結果、d11±c〜d1n±cまたはd11・c〜d1n・cまたはd11/c〜d1n/cを入れる。
この場合、データ1とデータ3の間でデータ値に定数加減乗除算処理が行われ、データのアドレス処理はそのままである。このため、始点sp11,sp31,終点ep11〜ep14,ep31〜ep34はそのまま変わらない。これにより定数加減乗除算処理が実現できる。
(実施例1−4)
データ座標シフト演算は図8のように行われる。
この連続値線分座標データ形式の座標シフト処理のフローチャートを図18に示す。図8及び図18では、入力データの座標をαだけシフトして出力データを得る場合を例示している。
ステップSd1では、結果データのデータ3の始点sp31,終点ep31〜ep3nに入力データのデータ1の始点sp11,終点ep11〜ep1nに対し、座標シフト処理した値、始点sp11+α,終点ep11+α〜ep1n+αを入れる。
ステップSd2では、結果データのデータ3のデータ値d31〜d3nに入力データのデータ1のデータ値d11〜d1nを入れる。
この場合、データの位置がずれるだけなので、データの始点,終点の座標値が変わるだけである。このため、始点sp11,sp31,終点ep11〜ep14,ep31〜ep34に座標シフト量αが加わる。データ値d11〜d14,d31〜d34はそのままで変わらない。これにより座標シフト処理が実現できる。
(実施例1−5)
データの座標伸張・圧縮処理は図9のように行われる。
この連続値線分座標データ形式のデータ座標伸張,圧縮処理のフローチャートを図19に示す。図9及び図19では、入力データの座標をk倍に伸張(圧縮)して出力データを得る場合を例示している。
ステップSe1では、結果データのデータ3の始点sp31,終点ep31〜ep3nに入力データのデータ1の始点sp11,終点ep11〜ep1nから求められる
sp31=sp11
ep31=sp11+k・(ep11−sp11)=k・ep11+(1−k)・sp11
ep32=sp11+k・(ep12−sp11)=k・ep12+(1−k)・sp11
ep33=sp11+k・(ep13−sp11)=k・ep13+(1−k)・sp11
ep34=sp11+k・(ep14−sp11)=k・ep14+(1−k)・sp11
を入れる。
ステップSe2では、結果データのデータ3のデータ値d31〜d3nに入力データのデータ1のデータ値d11〜d1nを入れる。
この場合、データの位置がずれて広がったり狭くなったりするだけなので、データの始点,終点の座標値が変わるだけである。このため、始点sp11,sp31,終点ep11〜ep14,ep31〜ep34がずれて広がったり狭くなったりするだけである。データ値d11〜d14,d31〜d34はそのままで変わらない。これにより座標伸張・圧縮処理が実現できる。
(実施例1−6)
フィルタ重畳処理は図10のように行われる。
この連続値線分座標データ形式のフィルタ重畳処理のフローチャートを図20に示す。
ステップSf1では、入力データのデータ1の始点sp11,終点ep11〜ep1nに長さ2m+1のフィルタ(係数f1,f2,…f2m+1)を重畳する場合、まず、入力データを−mシフ卜,−m+1シフト,…m−1シフト,mシフトしたデータを作る。
ここでは、座標シフト処理によるとデータ値は変わらず、始点,終点の情報をずらせば良い。
ステップSf2では、各々シフトした2m+1組のデータにフィルタの係数f1,f2,…f2m+1をそれぞれ定数乗算する。
ここでは、f1…f2m+1の定数乗算を行えば良い。
ステップSf3では、f1…f2m+1を定数乗算された2m+1組のデータを加算する。
このように、フィルタ重畳処理は座標シフト処理、定数乗算処理、加算処理の組合せにより実現できる。
図10のように、フィルタ係数f1をかける時は、フィルタの中心係数f3から2画素ずれているので、−2画素の座標シフト処理を行い、フィルタ係数f1を定数乗算処理する。
また、−1画素の座標シフト処理を行い、フィルタ係数f2を定数乗算処理する。
また、座標シフト処理は行わずに、フィルタ係数f3を定数乗算処理する。
また、1画素の座標シフト処理を行い、フィルタ係数f4を定数乗算処理する。
また、2画素の座標シフト処理を行い、フィルタ係数f5を定数乗算処理する。これらの結果を加算処理すると、フィルタ重畳処理が実現できる。
(実施例1−7)
アフィン変換処理は図11、図12のように行われる。この処理のフローチャートを図21に示す。図11及び図21では、2次元の領域(xy平面)において長方形に分布するデータ値を有する入力データを、y軸に対して角度β、x軸に対して角度αだけ傾いた平行四辺形にデータ値が分布する出力データに変換する場合を例示している。入力データは、x軸に沿う一次元の連続値線分座標データ1〜5をy軸方向に配列して構成されており、各データ1〜5のy軸方向の幅はdyで互いに同一である。
ステップSg1では、入力データのデータ1の始点sp11,終点ep11〜ep1n入カデータのデータ2の始点sp21,終点ep21〜ep2n…入力データのデータmの始点spm1,終点epm1〜epmnのデータをアフィン変換処理する場合、まず、各データ列のy方向の長さdyよりdy・sinβを各行(x方向)が進むたびに座標シフト処理でx方向へずらす。
この後の処理として、ステップSg2及びSg3で示される処理(図11、図12では左側の分岐)と、ステップSg4及びSg5で示される処理(図11、図12では右側の分岐)と、2通りの処理を例示する。
ステップSg2では、縦ラン横ラン変換処理を行う。つまり、x軸方向に沿う一次元の連続値線分直線データ1〜5で構成されていたデータを、これと直交する方向(y軸)に沿う一次元の連続値線分直線データ1′,2′,…で構成されるデータに変換する。
ステップSg3では、y方向に座標シフト処理もしくはy方向に座標伸張処理を行わせる。
ステップSg4では、y軸からβ度傾いた方向に沿って斜め変換処理を行う。
ステップSg5では、β方向に座標伸張処理を行う。
また、斜め方向変換処理を行う場合は、その処理の詳細は後述の図25で行う。
斜め方向変換処理では、x軸方向の1次元データ列であったデータ1〜データ5をy軸からβ度傾いた方向に沿ったデータ、データ1″,データ2″,…に変換する。
図11の場合は、β度傾いた方向の座標シフト処理でデータ1〜データ5がdy・sinβずつずれているため、
dx=dy・tanβ
とすればよい。これにより、y軸からβ度傾いた方向の垂直な方向に並んだ1次元データ、データ1″,データ2″,…に斜め方向変換処理できる。この斜め方向変換処理の後にy軸からβ度傾いた方向に座標シフト処理または伸張・圧縮処理をすることで、x軸方向をα度傾けることができる。この時、各データ1″,データ2″,…は各々x軸から、dx・sinα,2dx・sinα,3dx・sinα…とずれて結果的にx軸をα度傾けることができる。
この場合、1次元データ列のデータ1〜データ5が2次元に並んでおり、これをx軸方向をα度、y軸方向をβ度傾けるアフィン変換(1次変換)の例を示している。
図11では、まず2次元に並んだ1次元データのデータ1からデータ5をy軸方向に座標が大きくなるにつれ、x軸方向への座標シフト量が増える処理を行い、元の2次元データとしてはy軸方向に角度β傾けることを実現している(ステップSg1)。
1次元データのデータ1からデータ5の各々のy軸方向の幅をdyとすると、x軸方向への座標シフト量はdy・sinβずつy軸方向へ進むにつれ増加するようにしている。これによりy軸方向がβ度傾くことが実現される。
この後、縦方向横方向変換処理(ステップSg2)、または斜め方向変換処理(ステップSg4)を行い、x軸方向をα度傾けるようにする(ステップSg3又は5)。
まず、縦方向横方向変換処理を行う。縦方向横方向変換処理の詳細の説明は後述の図24で行う。縦方向横方向変換処理では、x軸方向の1次元データ列であったデータ1〜データ5をy軸方向の1次元データ列であるデータ1′,データ2′,…に変換する。図11の場合は、x軸方向の座標シフト処理でデータ1〜データ5がdy・sinβずつずれているため、
dx=dy・sinβ
とする。これによりx軸方向に並んだ1次元データ、データ1〜データ5をx軸方向の幅がdxで、y軸方向に並んだ1次元データ、データ1′,データ2′,データ3′に縦方向横方向変換処理できる。この縦方向横方向変換処理の後にy軸方向に伸張・圧縮処理をすることで、x軸方向をα度傾けることができる。この時、y軸方向の1次元データの各データ1′,データ2′,データ3′,…は各々x軸からdx・sinα,2dx・sinα,3dx・sinαとずれて、結果的にx軸をα度傾けることができる。これによりアフィン変換処理が実現できる。
図24は縦ラン横ラン変換処理を示す概念図である。図24(a)は、上述のステップSg1後のデータを示しており、各データ1〜5は、dxずつx軸方向にずらされた状態となっている。縦ラン横ラン変換では、まず、図24(a)に示すように、入力データを、x軸方向の幅dxで、y軸方向に沿う一次元の連続値直線データ1′,2′,…で構成されるデータとしてデータを作成する。この際、データ1′,2′,…それぞれにおける各区間の始点から終点までの長さはdxとし、各区間にはデータ1〜5の対応する位置の区間のデータ値がそのまま保持される。なお、y軸方向に沿う連続値直線データのx方向におけるデータ数は、入力データ全体のx方向の長さをdxで除せば求めら、図24ではデータ1′〜11′となる場合を例示している。
次に図24(b)に示すように、各データ1′,2′,…において、隣接する区間のデータ値が同一の場合又はデータ値が所定の範囲内の場合には、当該区間を結合して一つの区間とする。データ処理上は、始点側の区間のデータを破棄すればよい。例えば、図24では、d11=d21の場合を例示しており、この場合、図24(a)の状態では、データ2′は、(始点1),(終点1、データ値1),(終点2、データ値2)の3つの情報を対応付けて保持するが、(終点1、データ値1)を破棄してよい。これにより、図24(d)に示すように、データ2′は(ysp21),(yep21,d11)の1区間のデータとして表される。
なお、図24(c)は、縦ラン横ラン変換前の区間を示した図である。
図25は斜めラン変換処理を示す概念図である。斜めラン変換処理は、基本的には図24に示した縦ラン横ラン変換処理と同様に行われる。
(実施例1−8)
非線形座標変換処理は図13のように行われる。
この連続値線分座標データ形式の非線形座標変換処理のフローチャートを図22に示す。
ステップsh1では、
(1次元の場合)
結果データのデータ3の始点sp31,終点ep31〜ep3nに入力データのデータ1の始点sp11,終点ep11〜ep1nより求めた値、始点f(sp11),終点f(ep11)〜f(ep1n)を入れる。
(2次元の場合)
結果データのデータ3の始点(spx31,spy31),終点(epx31,epy31),〜(epx3n,epy3n)に入力データのデータ1の始点(spx11,spy11),終点(epx11,epy11),〜(epx1n,epy1n)より求めた値、始点(fx(spx11),fy(spy11)),終点(fx(epx11),fy(epy11)),〜(fx(epx1n),fy(epy1n))を入れる。
ステップsh2では、結果データのデータ3のデータ値d31〜d3nに入力データのデータ1のデータ値d11〜d1nを入れる。
この場合、データの位置が関数f(x)、またはfx(x),fy(y)により非線形移動するだけである。データ値d11〜d14,d31〜d34はそのままで変わらない。これにより、非線形座標変換が実現できる。
(実施例1−9)
データ変換は図14のように行われる。
この連続値線分座標データ形式のデータ変換処理のフローチャートを図23に示す。
ステップsi1では、結果データのデータ3の始点sp31,終点ep31〜ep3nに入力データのデータ1の始点sp11,終点ep11〜ep1nを入れる。
ステップsi2では、結果データのデータ3のデータ値d31〜d3nに入力データのデータ1のデータ値d11〜d1nをデータ変換した結果d31=g(d11)〜d3n=g(d1n)を入れる。
この場合、データの座標値は変わらず、データ値が変化するだけである。これにより、データ変換が実現できる。
図26は、本発明の一実施形態にかかるX線CT装置の構成ブロック図である。このX線CT装置100は、操作コンソール1と、撮影テーブル10と、走査ガントリ20とを具備している。
操作コンソール1は、操作者の入力を受け付ける入力装置2と、画像再構成処理などを実行する中央処理装置3と、走査ガントリ20で取得した投影データを収集するデータ収集バッファ5と、投影データから再構成したCT画像を表示するモニタ6と、プログラムやデータやX線CT画像を記憶する記憶装置7とを具備している。
撮影テーブル装置10は、被検体を乗せて走査ガントリ20のボア(空洞部)に入れ出しするクレ一ドル12を具備している。クレ一ドル12はテーブル装置10に内蔵するモータで昇降およびテーブル直線移動される。
走査ガントリ20は、X線管21と、X線コントローラ22と、コリメータ23と、多列X線検出器24と、DAS(Data Acquisition System)25と、被検体の体軸の回りに回転しているX線管21などを制御する回転コントローラ26と、制御信号などを前記操作コンソール1や撮影テーブル10とやり取りする制御コントローラ29とを具備している。
中央処理装置3は、例えばIC等を含むコンピュータとして構成され、記憶装置7に記憶されたプログラムを実行することにより、各種処理を実行する手段として機能する。例えば、データ処理手段、画素データ特定手段として機能する。また、実施例1で示した各種演算も実行可能であり、この場合、記憶装置7は実施例1で示した連続値線分座標データを記憶可能である。
図27は、X線管21と多列X線検出器24の幾何学的配置の説明図である。
X線管21と多列X線検出器24は、回転中心ICの回りを回転する。鉛直方向をy方向とし、水平方向をx方向とし、これらに垂直なテーブル進行方向をz方向とするとき、X線管21および多列X線検出器24の回転平面は、xy面である。また、クレ一ドル12の移動方向は、z方向である。
X線管21は、コーンビームCBと呼ばれるX線ビームを発生する。コーンビームCBの中心軸方向がy方向に平行なときを、ビュー角度0゜とする。
多列X線検出器24は、例えば256列の検出器列を有する。また、各検出器列は例えば1024チャネルのチャネルを有する。
X線が照射されて、収集された投影データは、多列X線検出器24からDAS25でA/D変換され、スリップリング30を経由してデータ収集バッファ5に入力される。データ収集バッファ5に入力されたデータは、記憶装置7のプログラムにより中央処理装置3で処理され、断層像に変換されてモニタ6に表示される。
図28は、X線CT装置100の動作の概略を示すフロー図である。
実施例2を図28で説明すると、ステップS1では、X線管21と多列X線検出器24とを撮影対象の回りに回転させかつクレードル12をヘリカルスキャンの場合は、テーブルを直線移動させながらビュー角度viewと、検出器列番号jと、チャネル番号iとで表わされる投影データD0(view,j,i)はテーブル直線移動z方向位置z(view)を含んで投影データ収集する。コンベンショナルスキャン(アキシャルスキャン)の場合は、テーブルを静止させておき、投影データD0(view,j,i)を収集する。
なお、投影データD0は、図4に示した、一つの始点情報と、複数の終点情報とデータ値との組み合わせと、を対応付けたデータフォーマットにより記憶装置7あるいはデータ収集バッファ5に記憶されてもよい。
ステップS2では、投影データD0(view,j,i)に対して、前処理を行なう。前処理は図30のようにステップS21オフセット補正,ステップS22対数変換,ステップS23X線線量補正,ステップS24感度補正からなる。前処理においては、実施例1で説明した画素間演算の加減乗除算処理を用いて補正データ列とX線検出器データ列に対してオフセット補正、X線線量補正、感度補正を実現でき、実施例1で説明したデータ変換処理で対数変換を実現できる。
ステップS3では、ファンパラ(ファンビーム−パラレルビーム)変換処理を行なう。ファンパラ変換は実施例1で説明した斜め方向変換処理で実現できる。図41のようにファンビームのファンデータの連続したビューからパラレルビームの平行データ(パラレルデータ)をビュー方向に補間しながら、もしくはビュー数やDASのA/D変換のタイミングをうまく制御すれば、補間なしに、データの精度を失わずに得ることができる。また、ステップS7で“ファン投影データによる3次元逆投影処理″(ファン3次元逆投影)を行う場合はファンパラ変換処理は行う必要はない。
ステップS4では、図42のように対向ビューインターリーブ処理を行なう。この処理では、ある方向の平行投影データと180度対向した投影データを、あらかじめX線検出器のセンターチャネルをX線ファンビームの中心線から1/4チャネル分だけずらしておくことにより、180度対向した平行投影データの各チャネルと、1/2チャネル分ずつずれることになり、180度対向した平行投影データと組み合わせることにより、チャネル方向の分解能が2倍に上げることができ、逆投影処理のビュー数も1/2になる。また、ファン投影データの場合は対向ビューインターリーブ処理を行うことはできない。なお、このビューインターリーブ処理は、実施例1で説明した画素間演算の加減乗除算処理で実現できる。
ステップS5では、再構成関数重畳処理を行なう。すなわち、フーリエ変換した投影データに再構成関数を乗算し、逆フーリエ変換する。また、フーリエ変換、再構成関数乗算(フーリエ空間では再構成関数重畳は再構成関数乗算になる)、フーリエ逆変換、これらの演算は、実施例1で説明した座標シフト処理、画素間(チャネル間)加減乗除算処理で実現できる。
ステップS6では、再構成関数を重畳された投影データd(ch,view,row)とデータ収集系に依存する情報、検出器の1チャネルのデータを連続値線分データに見たててX軸へ投影した始点座標x,終点座標Xの情報とを一緒にして、連続値線分座標形式投影データに変換を行なう。図44〜図48に連続値線分座標形式投影データへの変換の例を示す。
なお、ファン再構成の場合は距離変換係数(r/r)がかかる。パラレル再構成の場合は距離変換係数はかからない。このx軸への投影では連続値線分座標は変換されているが、投影データ値は維持されており、補間などによるデータ精度の劣化はない。
ファン再構成の逆投影処理は、実施例1で説明した非線形座標変換処理、アフィン変換で実現でき、パラレル再構成の逆投影処理は、実施例1で説明したアフィン変換のみで実現できる。
ステップS7では、連続値線分座標変換された投影データに基づき、逆投影または3次元逆投影を行なう。この場合X軸に投影された連続値線分座標化された投影データを用いるが、投影データ自身は補間はされていないのでデータの分解能の劣化、精度の劣化はない。最終的に再構成平面の画素に投影される際はディスタンス・ドリブン逆投影の補間方法と同様なので、投影処理でも逆投影処理でもアーチファクトやノイズの少ない処理が行なえる。
ステップS8では、逆投影データD3(x,y)に対して後処理を行い、CT画像を得る。
ステップS9では、CT画像を表示する。
図44は、投影データdをx軸へ投影するとともに、連続値線分座標形式データへ変換(ステップS6)する例を示す概念図であり、xy平面においてX線管21、X線管21のX線ビームCB、検出器24を模式的に示している。
図44に示すように、チャンネル方向に配列された多列X線検出器24の1チャネル24aの境界位置を、X線ビームCBの照射方向に沿ってx軸に投影し、多列X線検出器24の1チャネル24aをx軸上に投影した区間SEの始点Xs、終点Xeの位置を特定する。そして、多列X線検出器24の1チャネル24aの投影データdを、多列X線検出器24の1チャネル24を投影した区間SEのデータ値とする。
このようにして作成した連続値線分座標形式データは、例えば図45〜図48のようなデータフォーマットで記憶装置7に記憶される。図45及び図46は、チャネル方向に一列に配列されたX線検出器の投影データを示しており、図47及び図48は、列方向及びチャネル方向に配列されたX線検出器の投影データを示している。また、図45及び図47はデータdが平行投影データ化されている場合、図46及び図48はデータdがファンビームのデータのままである場合を示している。
いずれの図も、各ビュー毎のデータを実施例1の図1のデータフォーマットで記憶した場合を示している。ただし、図4に示した各区間の始点情報を省略するデータフォーマットで記憶してもよい。また、図24、25で示したように、隣接する区間のデータ値が同一又はデータ値が所定の範囲内の場合には、当該隣接する複数の区間を一つの区間としてもよい。なお、x軸上のデータへの変換にあたり、各X線検出器チャネル位置でのデータ値dに対して他の各X線検出器チャネルのデータ値dを用いた補間処理は行われない。
多列X線検出器24の各チャネル位置のデータを予め図4に示した各区間の始点情報を省略するデータフォーマットで記憶しておき、当該データに対して図13で示した座標値のみを変更する非線形座標変換処理を行って、x軸上のデータを作成してもよい。
図31は、3次元逆投影処理(図28ステップS7または図29のステップS297)の詳細を示すフロー図である。
ステップS71では、CT画像の再構成に必要な全ビュー(すなわち、360度分のビュー又は「180度分+ファン角度分」のビュー)中の一つのビューに着目し、再構成領域Pの各画素に対応する投影データDrを抽出する。
図34(a),(b)に示すように、xy平面に平行な512×512画素の正方形の領域を再構成領域Pとし、y=0のx軸に平行な画素列L0,y=63の画素列L63,y=127の画素列L127,y=191の画素列L191,y=255の画素列L255,y=319の画素列L319,y=383の画素列L383,y=447の画素列L447,y=511の画素列L511を例にとると、これらの画素列L0〜L511をX線透過方向に多列X線検出器24の面に投影した図35に示す如きラインT0〜T511上の投影データを抽出すれば、それらが画素列L0〜L511の投影データDrとなる。
ただし、本実施例ではx軸上に投影した投影データを図28のステップS6にて特定しているから、実際の計算では、画素をx軸上(xz平面上)に投影し、その投影位置におけるx軸上(xz平面上)の投影データを抽出すればよい。
X線透過方向は、X線管21のX線焦点と各画素と多列X線検出器24との幾何学的位置によって決まるが、投影データD0(view,j,i)のz座標z(view)が判っているため、加速・減速中の投影データD0(view,j,i)でもX線透過方向を正確に求めることが出来る。
なお、例えば画素列L0をX線透過方向に多列X線検出器24の面に投影したラインT0のように、ラインの一部が多列X線検出器24の面外に出た場合は、対応する投影データDrを「0」にする。
かくして、図36に示すように、再構成領域Pの各画素に対応する投影データDr(view,x,y)を抽出できる。
図31に戻り、ステップS72では、投影データDr(view,x,y)にコーンビーム再構成加重係数、および距離係数を乗算し、図37に示す如き投影データD2(view,x,y)を作成する。この時、D2は図51のように、平行投影データの場合は以下のようになる。
Figure 2006345979
ファン投影データの場合は更に再構成距離係数がかかり、以下のようになる。
Figure 2006345979
ここで、コーンビーム再構成加重係数w(i,j)は、一般に、view=βaでX線管21の焦点と再構成領域P上(xy平面上)の画素g(x,y)とを結ぶ直線がX線ビームの中心軸Bcに対してなす角度をγとし、その対向ビューをview=βbとするとき、
βb=βa+180°−2γ
である。
再構成領域P上の画素g(x,y)を通るX線ビームとその対向X線ビームが再構成平面Pとなす角度を、αa,αbとすると、これらに依存したコーンビーム再構成加重係数ωa,ωbを掛けて加算し、逆投影画素データD2(0,x,y)を求める。
D2(0,x,y)=ωa・D2(0,x,y)_a+ωb・D2(0,x,y)_b
なお、
ωa+ωb=1
である。
コーンビーム再構成加重係数ωa,ωbを掛けて加算することにより、コーン角アーチファクトを低減することが出来る。
例えば、コーンビーム再構成加重係数ωa,ωbは、次式により求めたものを用いることが出来る。
max〔〕を値の大きい方を採る関数とし、ファンビーム角の1/2をγmaxとするとき、
ga=max〔0,{(π/2+γmax)−|βa|}〕・|tan(αa)|
gb=max〔0,{(π/2+γmax)−|βb|}〕・|tan(αb)|
xa=2・ga/(ga+gb
xb=2・gb/(ga+gb
ωa=xa・(3−2xa)
ωb=xb・(3−2xb)
(例えば、q=1)
また、距離係数はX線管21の焦点から投影データDrに対応する多列X線検出器24の検出器列j,チャネルiまでの距離をr0とし、X線管21の焦点から投影データDrに対応する再構成領域P上の画素までの距離をr1とするとき、(r1/r0)である。
ステップS72における上述の式には、図38〜図40に例示した加重加算処理と同様の加重加算が含まれている。しかし、図40の画素y5、検出セル(又はx軸上の区間)x4のように、画素y5の投影部が検出セルx4に収まってしまう場合、上述の式では投影データD2を計算せず、平行投影データの場合は投影データDrを、ファン投影データの場合は距離係数を乗じた投影データDrをそのまま投影データD2とする。換言すれば、ステップS72において、中央処理装置3は、画素yが複数のX線検出器チャネルに重なるか否か判別し、重なると判別した場合は加重加算処理を行い、重ならないと判別した場合は加重加算処理を行わない。なお、加重加算処理をする場合は、図38〜図40のいずれの補間方法を用いてもよい。
ステップS73では、図37に示すように、予めクリアしておいた逆投影データD3(x,y)に、投影データD2(view,x,y)を画素対応に加算する。D2を求めるにあたり、平行投影データの場合は以下のようになる。
Figure 2006345979
ファン投影データの場合は更に再構成距離係数がかかり、以下のようになる。
Figure 2006345979
ステップS74では、CT画像の再構成に必要な全ビュー(すなわち、360度分のビュー又は「l80度分+ファン角度分」のビュー)について、ステップS71〜S74を繰り返し、図38に示すように、逆投影データD3(x,y)を得る。
なお、図34(c),(d)に示すように、再構成領域Pを円形の領域としてもよい。
実施例3のX線CT装置は、実施例2と同様に図26に示した構成を有する。ただし、動作手順が実施例2と相違する。以下では実施例2との相違点について述べる。
実施例3を図29で説明すると、ステップS291では、X線管21と多列X線検出器24とを撮影対象の回りに回転させかつクレ一ドル12をヘリカルスキャンの場合は、テーブルを直線移動させながらテーブル直線移動位置zと、ビュー角度viewと、検出器列番号jと、チャネル番号iとで表わされる投影データD0(view,j,i)を収集する。コンベンショナルスキャン(アキシャルスキャン)の場合は、テーブルを静止させておき、投影データD0(View,j,i)を収集する。
ステップS292では、投影データD0(view,j,i)に対して、前処理を行なう。前処理は図30のようにステップS21オフセット補正,ステップS22対数変換,ステップS23X線線量補正,ステップS24感度補正からなる。
ステップS293では、前処理された投影データd(ch,view,row)と、データ収集系に依存する情報、検出器の1チャネルのデータを連続値線分データに見たてて円弧状、または直線状の検出器に沿った各チャネルの始点・終点座標の情報とをいっしょにして、連続値線分座標形式投影データに変換を行なう。
ステップS294では、ファンパラ変換処理を行なう。図41のように、ファンデータの連続したビューから平行データ(パラレルデータ)をビュー方向に補間しながら、もしくはビュー数やDASのA/D変換のタイミングをうまく制御すれば、補間なしに得ることができる。また、ステップS297で“ファン投影データによる3次元逆投影処理”(ファン3次元逆投影)を行う場合はファンパラ変換処理は行う必要はない。
ステップS295では、図42のように対向ビューインターリーブ処理を行なう。この処理では、ある方向の平行投影データと180度対向した投影データを、あらかじめX線検出器のセンターチャネルをX線ファンビームの中心線から1/4チャネル分だけずらしておくことにより、180度対向した平行投影データの各チャネルと、1/2チャネル分ずつずれることになり、180度対向した平行投影データと組み合わせることにより、チャネル方向の分解能を2倍に上げることができ、逆投影処理のビュー数も1/2になる。また、ファン投影データの場合は対向ビューインターリーブ処理を行うことはできない。
連続値線分座標化された投影データの場合は、図43のようにインターリーブ後に対向
ビューとの投影データの重なりの部分を考慮できるので、ノイズを改善することも可能である。
ステップS296では、再構成関数重畳処理を行なう。すなわち、フーリエ変換した投影データに再構成関数を乗算し、逆フーリエ変換する。
ステップS297では、ラン座標変換された投影データに基づき、逆投影または3次元逆投影を行なう。この場合X軸に投影されたラン座標化された投影データを用いるが、投影データ自身は補間はされていないのでデータの分解能の劣化はない。最終的に再構成平面の画素に投影される際はディスタンス・ドリブン逆投影の補間方法と同様なので、投影処理でも逆投影処理でもアーチファクトやノイズの少ない処理が行なえる。
ステップS298では、逆投影データD3(x,y)に対して後処理を行い、CT画像を得る。
ステップS299では、CT画像を表示する。
実施例4のX線CT装置は、実施例2と同様に図26に示した構成を有する。ただし、2次元逆投影を行う。
ステップSlからステップS6までは実施例2と同様である。
ステップS7では、連続値線分座標変換された投影データに基づき、2次元逆投影を行う。
ステップS8,S9は、実施例2と同様である。
図32は平行投影データの場合の2次元逆投影処理(図28のステップS7または図29のステップS297)の詳細を示すフロー図である。
ステップSb71では、CT画像の再構成に必要な全ビュー(すなわち360度分のビュー又は、「180度+ファン角度分」のビュー)中の1つのビューに着目し、再構成領域Pの各画素に対応する投影データd(i),d(i+1)を抽出する。図49に示すように、ファンパラ変換された平行投影データのd(i),d(i+1)を抽出する。
ステップSb72では、再構成領域Pの各画素y(j)の逆投影データD2=y(j)を
Figure 2006345979
で求め、図37で示すように、あらかじめクリアしておいた逆投影データD3(x,y)にD2=y(j)を画素対応に加算する。
ステップSb73では、断層像の画像再構成に必要な全ビュー(すなわち、360度分のビュー又は「180度分+ファン角度分」のビュー)について、ステップSb71〜Sb73を繰り返し、図38に示すように逆投影データD3(x,y)を得る。
図33はファンビーム投影データの場合の2次元逆投影処理(図28のステップS7または図29のステップS297)の詳細を示すフロー図である。
ステップSc71では、断層像の画像再構成に必要な全ビュー(すなわち360度分のビュー又は、「180度+ファン角度分」のビュー)中の1つのビューに着目し、再構成領域Pの各画素に対応する投影データd(i),d(i+1)を抽出する。図50に示すように、ファンビーム投影データのd(i),d(i+1)を抽出する。
ステップSc72では、投影データにファンビーム再構成加重係数を乗算しながら、再構成領域Pの各画素y(j)の逆投影データD2=y(j)を
Figure 2006345979
で求め、図37で示すように、あらかじめクリアしておいた逆投影データD3(x,y)にD2=y(j)を画素対応に加算する。
ステップSc73では、断層像の再構成に必要な全ビュー(すなわち、360度分のビュー又は「180度分+ファン角度分」のビュー)について、ステップSc71〜Sc73を繰り返し、図38に示すように逆投影データD3(x,y)を得る。
実施例5も実施例2,3,4と同様に図26に示す構成のX線CT装置を用いる。
図52は、X線CT装置100の平行再投影の場合の再投影処理の流れを示すフロー図である。これらの処理は連続値線分座標データに基づいて処理が行われる。この再投影処理は、実施例1で説明した座標シフト処理と画素間の加算処理により実現できる。図69、図71には連続値線分座標データを用いた平行再投影の場合の再投影処理が図で説明されている。なお、図70には図69の場合の連続値線分座標データの形式を示している。また図73には連続値線分座標データ形式の求め方の1列の説明を示している。
図52のステップS5201では、断層像データg(i,j)をx方向に連続値線分座標変換して連続値線分座標データg(x,j)を作成する。
図55に、断層像データg(i,j)を例示する。
この断層像データg(i,j)では、直交するi方向およびj方向の格子状に画素g(i,j)が並んでいる。0≦i≦I(例えばI=511),0≦j≦J(例えばJ=511)である。画素間隔は、Δdである。最も外側の画素よりΔ/2だけ外側に画像枠Wを想定する。
図56に、x方向に連続値線分座標変換した連続値線分座標データg(x,j)を例示する。
xは、画像枠Wの左端からのi方向の距離であり、右方向を正方向とする。
ステップS5202では、断層像データg(i,j)をy方向に連続値線分座標変換して連続値線分座標データg(i,y)を作成する。
図57に、y方向に連続値線分座標変換した連続値線分座標データg(i,y)を例示する。
yは、画像枠Wの上端からのj方向の距離であり、下方向を正方向とする。
ステップS5203では、ビュー角度θ=−45度に初期設定する。なお、ビュー角度θ=−45度,−45度+Δθ,−45度+2Δθ,…,315度−Δθの再投影データを求める場合を想定している。また、j方向に平行で上から下への投影線Pをθ=0度とし、時計回りをθの正方向とする。
ステップS5204では、図58に示すように、投影線Pが画像枠Wに入射する上辺の左端から入射位置までの距離xo=Xs(θ)に初期設定する。ここで、Xs(θ)は、ビュー角度θのΔp間隔の複数の投影線Pのうちで最も左側の投影線Pに対応した距離xoであり、予め設定しておく。
ステップS5205では、次式により再投影データR(θ,xo)を算出する。なお、この算出の際はディスタンス・ドリブン法を用いた連続値線分座標形式のデータの再投影法を用いる。図40にディスタンス・ドリブン法の再投影方法のもとになるデータ補間方法を示す。図69〜図72には、そのディスタンス・ドリブン法を用いて、連続値線分座標データ形式で実施例1で説明した座標シフト処理と画素間の加算処理により再投影処理をする方法を示す。
Figure 2006345979
上式の根拠は、図58に示す幾何学的関係から理解されよう。
ステップS5206では、投影線Pが画像枠Wに入射する上辺の左端から入射位置までの距離xo=Xe(θ)でないならステップS5207へ進み、xo=Xe(θ)ならステップS5208へ進む。ここで、Xe(θ)は、ビュー角度θのΔp間隔の複数の投影線Pのうちで最も右端の投影線Pに対応した距離xoであり、予め設定しておく。
ステップS5207では、投影線Pが画像枠Wに入射する上辺の左端から入射位置までの距離xoをΔp/cosθだけ増加させる。そして、ステップS5205に戻る。
ステップS5208では、ビュー角度θをΔθだけ増加させる。
ステップS5209では、−45度≦θ<45度ならステップS5204に戻り、そうでないなら図53のステップS5214へ進む。
ステップS5214では、図59に示すように、投影線Pが画像粋Wに入射する右辺の上端から入射位置までの距離yo=Ys(θ)に初期設定する。ここで、Ys(θ)は、ビュー角度θのΔp間隔の複数の投影線Pのうちで最も上側の投影線Pに対応した距離yoであり、予め設定しておく。
ステップS5215では、次式により再投影データR(θ,yo)をステップS5205同様に算出する。なお、この算出の際はディスタンス・ドリブン法を用いた連続値線分座標形式のデータの再投影法を用いる。図40にディスタンス・ドリブン法の再投影方法のもとになるデータ補間方法を示す。図69〜図72には、そのディスタンス・ドリブン法を用いて、連続値線分座標データ形式で実施例1で説明した座標シフト処理と画素間の加算処理により再投影処理をする方法を示す。
Figure 2006345979
上式の根拠は、図59に示す幾何学的関係から理解されよう。
ステップS5216では、投影線Pが画像枠Wに入射する右辺の上端から入射位置までの距離yo=Ye(θ)でないならステップS5217へ進み、yo=Ye(θ)ならステップS5218へ進む。ここで、Ye(θ)は、ビュー角度θのΔp間隔の複数の投影線Pのうちで最も下側の投影線Pに対応した距離yoであり、予め設定しておく。
ステップS5217では、投影線Pが画像枠Wに入射する右辺の上端から入射位置までの距離yoをΔp/cos(θ−90度)だけ増加させる。そして、ステップS5215に戻る。
ステップS5218では、ビュー角度θをΔθだけ増加させる。
ステップS5219では、45度≦θ<135度ならステップS5214に戻り、そうでないならステップS5224へ進む。
ステップS5224では、図60に示すように、投影線Pが画像枠Wに入射する下辺の左端から入射位置までの距離xo=Xs(θ)に初期設定する。ここで、Xs(θ)は、ビュー角度θのΔp間隔の複数の投影線Pのうちで最も左側の投影線Pに対応した距離xoであり、予め設定しておく。
ステップS5225では、次式により再投影データR(θ,xo)を算出する。なお、この算出の際はディスタンス・ドリブン法を用いた連続値線分座標形式のデータの再投影法を用いる。図40にディスタンス・ドリブン法の再投影方法のもとになるデータ補間方法を示す。図69〜図72には、そのディスタンス・ドリブン法を用いて、連続値線分座標データ形式で実施例1で説明した座標シフト処理と画素間の加算処理により再投影処理をする方法を示す。
Figure 2006345979
上式の根拠は、図60に示す幾何学的関係から理解されよう。
ステップS5226では、投影線Pが画像枠Wに入射する下辺の左端から入射位置までの距離xo=Xe(θ)でないならステップS5227へ進み、xo=Xe(θ)ならステップS5228へ進む。ここで、Xe(θ)は、ビュー角度θのΔp間隔の複数の投影線Pのうちで最も右側の投影線Pに対応した距離xoであり、予め設定しておく。
ステップS5227では、投影線Pが画像枠Wに入射する下辺の左端から入射位置までの距離xoをΔp/cos(θ−180度)だけ増加させる。そして、ステップS5225に戻る。
ステップS5228では、ビュー角度θをΔθだけ増加させる。
ステップS5229では、135度≦θ<225度ならステップS5224に戻り、そうでないなら図54のステップS5234へ進む。
ステップS5234では、図61に示すように、投影線Pが画像枠Wに入射する左辺の上端から入射位置までの距離yo=Ys(θ)に初期設定する。ここで、Ys(θ)は、ビュー角度θのΔp間隔の複数の投影線Pのうちで最も上側の投影線Pに対応した距離yoであり、予め設定しておく。
ステップS5235では、次式により再投影データR(θ,yo)を算出する。なお、この算出の際はディスタンス・ドリブン法を用いた連続値線分座標形式のデータの再投影法を用いる。図40にディスタンス・ドリブン法の再投影方法のもとになるデータ補間方法を示す。図69〜図72には、そのディスタンス・ドリブン法を用いて、連続値線分座標データ形式で実施例1で説明した座標シフト処理と画素間の加算処理により再投影処理をする方法を示す。
Figure 2006345979
上式の根拠は、図61に示す幾何学的関係から理解されよう。
ステップS5236では、投影線Pが画像枠Wに入射する左辺の上端から入射位置までの距離yo=Ye(θ)でないならステップS5237へ進み、yo=Ye(θ)ならステップS5238へ進む。ここで、Ye(θ)は、ビュー角度θのΔp間隔の複数の投影線Pのうちで最も下側の投影線Pに対応した距離yoであり、予め設定しておく。
ステップS5237では、投影線Pが画像枠Wに入射する左辺の上端から入射位置までの距離yoをΔp/cos(θ−270度)だけ増加させる。そして、ステップS5235に戻る。
ステップS5238では、ビュー角度θをΔθだけ増加させる。
ステップS5239では、225度≦θ<315度ならステップS5234に戻り、そうでないなら処理を終了する。
図62は、X線CT装置100の画像再構成処理の流れを示すフロー図である。
ステップB1では、断層像f(i,j)を読み込み、連続値線分座標データ形式に変換する。
図63に、断層像f(i,j)を例示する。
この断層像f(i,j)は、X線CT装置100で撮影した頭部のコンベンショナルスキャン(アキシャルスキャン)断層像であるが、実質部aと骨部bの境界が明確でない。そこで、本画像再構成処理により、実質部aと骨部bの境界を明確化する。
ステップB2では、断層像f(i,j)の画素のうちで画素値が閾値より小さい画素の画素値を「0」にする。例えば、CT値が「500」より小さい画素のCT値を「0」にする。これにより、図64に示すように、骨部bを抽出した骨抽出断層像g(i,j)が得られる。なお、この処理は実施例1で説明したデータ変換処理で実現できる。
ステップB3では、図52〜図61を参照して先に説明した再投影処理を骨抽出断層像g(i,j)に適用し、図65に示す再投影データR(θ)を得る。
ステップB4では、骨部bを強調する補正処理を再投影データR(θ)に施す。例えば、図66に示すように、再投影データR(θ)を2乗する。なお、この処理は実施例1で説明した画素間の乗算処理でも、データ変換処理でも実現できる。
ステップB5では、図66に示すR(θ)×R(θ)のように強調処理した再投影データを基に画像再構成を行い、図41に示す新骨断層像b(i,j)を作成する。
ステップB6では、新断層像F(i,j)を次式により作成し、処理を終了する。
F(i,j)=f(i,j)+k・b(i,j)
ここで、kは、経験的に設定される係数であり、例えばk=0.002である。
図68に、新断層像データF(i,j)を例示する。
この新断層像データF(i,j)では、元の断層像データf(i,j)よりも実質部aと骨部bの境界がボケずに明確化されている。
以上の実施形態によれば、図4に示したように、各区間の終点の情報及び区間の長さの情報を省略した投影データとすることにより、データ量を従来の2/3にすることができ、一般に膨大な記憶容量を必要とするX線CT装置の記憶装置7およびデータバスの負担を軽減できる。多列X線検出器24の投影データを1区間の投影データとして記憶装置7に記憶すれば、さらに記憶装置7の負担を軽減できる。
多列X線検出器チャネル位置の投影データをx軸上の投影データに、又は、x軸上の投影データを画素上の投影データに変換する場合には、座標値を変換するから、終点座標の情報が省略されている分だけ計算速度も速くなる。
画素の投影部がx軸(xy平面)上の1区間が、各X線検出器の1チャネルに収まる場合には、加重加算処理が実行されないから、画像のボケが抑制される。特に、骨部及び実質部のように、境界を明確にしたい画像の場合には効果的である。
本発明は以上の実施形態に限定されず種々の態様で実施してよい。
各区間の座標の小さい側の端点(境界)を始点、座標の大きい側の端点(境界)を終点として説明したが、データの存在する範囲の一方側が始点、他方側が終点であれば、座標値の大小のいずれを始点、終点としてもよい。この場合、例えば、図5のステップSa1では、座標の大きい順にソートするなどして、適宜処理を変更すればよい。
なお、上述の実施形態からは、被検体を透過した放射線を検出して得られる投影データのデータ値分布に基づいて画像再構成面の各画素におけるデータ値を特定した後にそのデータ値を加算して行く逆投影処理を行い、当該データ値に基づいて各画素のCT値を特定する放射線CT装置であって、放射線を検出する検出器チャネルが所定方向に複数配列された検出器と、前記検出器の検出結果に基づいて、所定位置の前記所定方向における前記データ値の分布データを作成するデータ処理手段と、前記分布データに基づいて各画素のデータ値を特定する画素データ特定手段と、を備え、前記データ処理手段は、前記所定位置において前記所定方向に区分された複数の区間それぞれのデータ値を特定して前記分布データを作成し、前記画素データ特定手段は、前記画素の前記放射線の放射方向への前記画像再構成面の各画素の所定位置に対する投影部が複数の前記区間に重なるか否か判別し、重なると判別した場合は、前記分布データのデータ値に対して所定の加重加算処理を行って前記画素の前記データ値を特定し、重ならないと判別した場合は、前記分布データのデータ値に対して前記所定の荷重加算処理を行わずに前記画素の前記データ値を特定する放射線CT装置の発明を抽出可能である。
本実施例は以下のように他の実施形態でも用いることができる。
(1)投影データ補正処理を例えばR(θ)の2乗ではなく、1乗以上の次数であればよい。例えば4乗処理としてもよい。
(2)X線CT装置とは別体のコンピュータで上記再投影処理や上記画像再構成処理を行ってもよい。
(3)本実施例では、平行再投影に基づく再投影処理を行っているが、ファンビーム再投影でも同様な処理が行える。連続値線分座標データ形式によるディスタンス・ドリブン法によるファンビーム再投影の説明を図72に示す。
(4)本実施例では、医療用X線CT装置のようにX線管21と多列X線検出器24のデータ収集系を回転させているが、産業用X線CT装置のように被検体を回転させ、データ収集系を固定させても良い。
(5)本実施例では、図4の連続値線分座標データフォーマットを用いたが、図1、図2、図3のいずれを用いても同様に行える。
始点と終点とデータ値より構成される連続値線分座標データフォーマットを示す図である。 始点とデータ区間の長さとデータ値より構成される連続値線分座標データフォーマット示す図である。 終点とデータ区間の長さとデータ値より構成される連続値線分座標データフォーマットを示す図である。 始点と終点とデータ値より構成され冗長な始点を除いた連続値線分座標データフォーマットを示す図である。 連続値線分座標データ形式の加・減算処理を示す図である。 連続値線分座標データ形式の乗・除算処理を示す図である。 連続値線分座標データ形式の定数加減乗除算処理を示す図である。 連続値線分座標データ形式の座標シフト処理を示す図である。 連続値線分座標データ形式の座標伸張・圧縮処理を示す図である。 連続値線分座標データ形式のフィルタ重畳処理を示す図である。 連続値線分座標データ形式のアフィン変換処理を示す図である。 図11の続きの図である。 連続値線分座標データ形式の非線形座標変換処理を示す図である。 連続値線分座標データ形式のデータ変換処理を示す図である。 連続値線分座標データ形式の加・減算処理のフローチャートである。 連続値線分座標データ形式の乗除算処理のフローチャートである。 連続値線分座標データ形式の定数加減乗除算処理のフローチャートである。 連続値線分座標データ形式の座標シフト処理のフローチャートである。 連続値線分座標データ形式の座標伸張・圧縮処理のフローチャートである。 連続値線分座標データ形式のフィルタ重畳処理のフローチャートである。 連続値線分座標データ形式のアフィン変換処理のフローチャートである。 連続値線分座標データ形式の非線形座標変換処理のフローチャートである。 連続値線分座標データ形式のデータ変換処理のフローチャートである。 縦方向.横方向変換処理を示す図である。 斜め方向変換処理を示す図である。 本発明の一実施形態にかかるX線CT装置を示すブロック図である。 X線管および多列検出器の回転を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るX線CT装置の概略動作を示すフロー図である。 ファンパラ変換前に投影データ形式を変換する本発明の一実施形態に係るX線CT装置の概略動作を示すフロー図である。 前処理の詳細を示すフロー図である。 3次元逆投影処理を示すフロー図である。 2次元逆投影処理フロー図である(平行投影データの場合)。 2次元逆投影処理フロー図である(ファン投影データの場合)。 再構成領域上のラインをX線透過方向へ投影する状態及び円形の再構成領域上のラインをX線透過方向へ投影する状態を示す概念図である。 検出器面に投影したラインを示す概念図である。 投影データDr(view,x,y)を再構成領域上に投影した状態及び再構成領域上の各画素の逆投影画素データD2を示す概念図である。 逆投影画素データD2を画素対応に全ビュー加算して逆投影データD3を得る状態を示す説明図である。 ピクセル・ドリブン逆投影の補間方法を示す図である。 レイ・ドリブン逆投影の補間方法を示す図である。 ディスタンス・ドリブン逆投影の補間方法を示す図である。 ファンパラ変換を示す図である。 対向ビューインターリーブ処理を示す図である。 インターリーブ処理後のx線ビームの幅を示す図である。 投影データの連続値線分座標形式変換を示す図である。 2次元画像再構成における平行投影データの“連続値線分座標形式投影データの例を示す図である。 2次元画像再構成におけるファンビーム投影データの“連続値線分座標形式投影データの例を示す図である。 3次元画像再構成における平行投影データの“連続値線分座標形式投影データの例を示す図である。 3次元画像再構成におけるファンビーム投影データの“連続値線分座標形式投影データの例を示す図である。 平行投影データの逆投影を示す図である。 ファン投影データの逆投影を示す図である。 平行投影データの3次元逆投影およびファン投影データの3次元逆投影を示す図である。 本発明にかかる再投影処理を示すフロー図である。 図52の続きのフロー図である。 図53の続きのフロー図である。 断層像データg(i,j)の例示図である。 i方向(x方向)に連続値線分データ形式に変換した断層像データg(x,j)の説明図である。 j方向(y方向)に連続値線分データ形式に変換した断層像データg(i,y)の説明図である。 −45度≦θ<45度における投影線と断層像データの幾何学的関係を示す説明図である。 45度≦θ<135度における投影線と断層像データの幾何学的関係を示す説明図である。 135度≦θ<225度における投影線と断層像データの幾何学的関係を示す説明図である。 225度≦θ<315度における投影線と断層像データの幾何学的関係を示す説明図である。 本発明にかかる画像再構成処理を示すフロー図である。 頭部の断層像データf(i,j)の例示図である。 骨抽出断層像データg(1,j)の例示図である。 一つのビュー角度θにおける再投影画像R(θ)の概念図である。 一つのビュー角度θにおける2乗処理した再投影画像R(θ)×R(θ)の概念図である。 新しく補正された頭蓋骨もしくは環状の骨の部位の断層像b(i,j)の例示図である。 新断層像データF(i,j)の例示図である。 連続値線分座標データ形式による画像データ(変換前)の説明図である。 連続値線分座標データ形式の実例の説明図である。 連続値線分座標データ形式による画像データのディスタンス・ドリブン法による再投影処理の説明図である(平行再投影の場合)。 連続値線分座標データ形式による画像データのディスタンス・ドリブン法による再投影処理の説明図である(ファンビーム再投影の場合)。 連続値線分座標データ形式の求め方の説明図である。
符号の説明
1 操作コンソール
2 入力装置
3 中央処理装置
5 データ収集バッファ
6 モニタ
7 記憶装置
10 撮影テーブル
12 クレ一ドル
15 回転部
20 走査ガントリ
21 X線管
22 X線コントローラ
23 コリメータ
24 多列X線検出器
25 DAS(データ収集装置)
26 回転部コントローラ
29 制御コントローラ
30 スリップリング
dp 検出器面
P 再構成領域
pp 投影面
IC 回転中心(ISO)

Claims (20)

  1. 被検体を透過した放射線を検出して得られる投影データのデータ値分布に基づいて画像再構成面のCT値を特定する放射線CT装置であって、
    放射線を検出する放射線検出器チャネルが所定方向に複数配列された検出器と、
    前記検出器の検出結果に基づいて、前記データ値の前記所定方向における分布データに変換するデータ処理手段と、
    前記データ処理手段の変換した分布データを記憶する記憶装置と、
    を備え、
    前記データ処理手段は、前記所定方向の一方側を始点、他方側を終点とする複数の区間それぞれにおける前記データ値を特定して前記分布データに変換し、
    前記分布データは、前記複数の区間のうち前記一方側の端に位置する区間の始点位置を特定する始点情報と、複数の区間データ値情報とを対応付けて保持し、
    前記複数の区間データ値情報それぞれは、各区間の終点位置を特定する終点情報と、当該区間のデータ値を特定するデータ値情報とを含み、各区間の始点位置を特定する情報及び各区間の長さを特定する情報を含まない
    放射線CT装置。
  2. 被検体を透過した放射線を検出して得られる投影データのデータ値分布に基づいて画像再構成面のCT値を特定する放射線CT装置であって、
    放射線を検出する放射線検出器チャネルが所定方向に複数配列された検出器と、
    前記検出器の検出結果に基づいて、第1位置の前記所定方向における前記データ値分布を特定する第1分布データに変換する第1データ処理手段と、
    前記第1分布データに基づいて、第2位置の前記所定方向における前記データ値分布を特定する第2分布データに変換する第2データ処理手段と、
    を備え、
    前記第1データ処理手段は、前記第1位置において前記所定方向の一方側を始点、他方側を終点とする複数の区間それぞれのデータ値を特定して前記第1分布データに変換し、
    前記第1分布データは、前記複数の区間のうち前記一方側の端に位置する区間の始点位置を特定する始点情報と、複数の区間データ値情報とを対応付けて保持し、
    前記複数の区間データ値情報それぞれは、各区間の終点位置を特定する終点情報と、当該区間のデータ値を特定するデータ値情報とを含み、各区間の始点位置を特定する情報及び各区間の長さを特定する情報を含まず、
    前記第2データ処理手段は、前記第1位置の始点及び終点を前記放射線の放射方向へ前記第2位置に対して投影した始点及び終点の位置を特定し、前記第2分布データとして、前記第1分布データの前記始点情報及び前記終点情報を前記第2位置の始点位置及び終点位置を特定する情報にそれぞれ置換したデータに変換する
    放射線CT装置。
  3. 被検体を透過した放射線を検出して得られる投影データのデータ値分布を所定の直線軸に投影し、当該直線軸に投影されたデータ値分布に基づいて画像再構成面の各画素におけるデータ値を特定し、当該データ値に基づいて各画素のCT値を特定する放射線CT装置であって、
    放射線を検出する放射線検出チャネルが所定方向に複数配列された検出器と、
    前記検出器の検出結果に基づいて、前記検出器位置の前記所定方向における前記データ値分布を特定する第1分布データに変換する第1データ処理手段と、
    前記第1分布データに基づいて、所定の直線軸位置の前記所定方向における前記データ値分布を特定する第2分布データに変換する第2データ処理手段と、
    前記第2分布データに基づいて各画素のデータ値を特定する画素データ特定手段と、
    を備え、
    前記第1データ処理手段は、前記検出器位置において前記所定方向の一方側を始点、他方側を終点とする複数の区間それぞれのデータ値を特定して前記第1分布データに変換し、
    前記第1分布データは、前記複数の区間のうち前記一方側の端に位置する区間の始点位置を特定する始点情報と、複数の区間データ値情報とを対応付けて保持し、
    前記複数の区間データ値情報それぞれは、各区間の終点位置を特定する終点情報と、当該区間のデータ値を特定するデータ値情報とを含み、各区間の始点位置を特定する情報及び各区間の長さを特定する情報を含まず、
    前記第2データ処理手段は、前記検出器位置の始点及び終点を前記放射線の放射方向へ前記直線軸位置に対して投影した始点及び終点の位置を特定し、前記第2分布データとして、前記第1分布データの前記始点情報及び前記終点情報を前記第2位置の始点位置及び終点位置を特定する情報にそれぞれ置換したデータに変換し、
    前記画素データ特定手段は、前記画素の前記放射線の放射方向への前記第2位置に対する投影部が複数の前記区間に重なるか否か判別し、重なると判別した場合は、前記第2分布データのデータ値に対して所定の加重加算処理を行って前記画素の前記データ値を特定し、重ならないと判別した場合は、前記第2分布データのデータ値に対して前記所定の加重加算処理を行わずに前記画素の前記データ値を特定する
    放射線CT装置。
  4. データ値とそのデータ値の存在する範囲情報を持ったデータ形式のn次元データ(nは自然数とする)に対して、そのデータ値とデータ値の存在する範囲情報を用いてデータ処理を行うことを特徴とするデータ処理方法。
  5. 請求項4において、データ値とは2値ではなく多値、濃度値、連続値を持つことを特徴とするデータ処理方法。
  6. 請求項4または請求項5において、データ値の存在する範囲とは、ある座標軸上の始点と終点であることを特徴とするデータ処理方法。
  7. 請求項4または請求項5において、データ値の存在する範囲とは、ある座標軸上の始点とデータ値の存在する区間の長さ、または終点とデータ値の存在する区間の長さであることを特徴とするデータ処理方法。
  8. 請求項4または請求項5において、データ値の存在する範囲とは、1つの始点と複数の終点または、1つの終点と複数の始点であることを特徴とするデータ処理方法。
  9. 請求項4から請求項8におけるデータ処理方法のいずれかを用いて、n次元データ配列(nは自然数とする)同士の加減乗除算処理を行うことを特徴とするデータ処理方法。
  10. 請求項4から請求項8におけるデータ処理方法のいずれかを用いて、n次元データ配列(nは自然数とする)に対する定数加減乗除算処理を行うことを特徴とするデータ処理方法。
  11. 請求項4から請求項8におけるデータ処理方法のいずれかを用いて、n次元データ配列(nは自然数とする)に対する座標シフト処理を行うことを特徴とするデータ処理方法。
  12. 請求項4から請求項8におけるデータ処理方法のいずれかを用いて、n次元データ配列(nは自然数とする)に対する座標伸張・圧縮処理を行うことを特徴とするデータ処理方法。
  13. 請求項4から請求項8におけるデータ処理方法のいずれかを用いて、n次元データ配列(nは自然数とする)に対するフィルタ重畳処理を行うことを特徴とするデータ処理方法。
  14. 請求項4から請求項8におけるデータ処理方法のいずれかを用いて、n次元データ配列(nは自然数とする)に対するアフィン変換処理を行うことを特徴とするデータ処理方法。
  15. 請求項4から請求項8におけるデータ処理方法のいずれかを用いて、n次元データ配列(nは自然数とする)に対する非線形座標変換処理を行うことを特徴とするデータ処理方法。
  16. 請求項4から請求項8におけるデータ処理方法のいずれかを用いて、n次元データ配列(nは自然数とする)に対するデータ変換処理を行うことを特徴とするデータ処理方法。
  17. 請求項4から請求項16までのデータ処理方法を用いたことを特徴とする放射線CT画像再構成方法。
  18. 請求項4から請求項16までのデータ処理方法を用いたことを特徴とする逆投影方法。
  19. 請求項4から請求項16までのデータ処理方法を用いたことを特徴とする再投影方法。
  20. 請求項17による放射線CT画像再構成方法を用いたことを特徴とする放射線CT装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010075443A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 断層像処理装置、x線ct装置およびプログラム
JP2012527287A (ja) * 2009-05-18 2012-11-08 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 補間不要な、扇形平行ビーム・リビニング
JP5858928B2 (ja) * 2010-12-10 2016-02-10 株式会社日立メディコ X線ct装置及び画像再構成方法

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