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JP2006205369A - グレーズド基板 - Google Patents

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JP2006205369A
JP2006205369A JP2005016598A JP2005016598A JP2006205369A JP 2006205369 A JP2006205369 A JP 2006205369A JP 2005016598 A JP2005016598 A JP 2005016598A JP 2005016598 A JP2005016598 A JP 2005016598A JP 2006205369 A JP2006205369 A JP 2006205369A
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JP2005016598A
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Ritsuko Terasaki
律子 寺崎
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Kyocera Corp
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Abstract

【課題】
セラミック基板上に凸状に形成されたグレーズ層を有するグレーズド基板において、前記凸状のグレーズ層の頂部の蛇行やうねりを低減したグレーズド基板を提供する。
【解決手段】
セラミック基板2と、該セラミック基板2の主面上に形成され、上面に対向して開口する一対の直線状の凹溝8を備えた第1グレーズ層4と、前記一対の凹溝8間に形成された細長凸部状の第2グレーズ層6とからなり、前記第2グレーズ層6が前記凹溝8の上縁部に沿って直線状に形成されたグレーズド基板20とすることができるので、前記第2グレーズ層6の頂部の蛇行やうねりが抑制されたグレーズド基板20とすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、グレーズド基板およびその製造方法に関し、特に感熱記録あるいは熱転写記録に使用されるサーマルヘッドに用いられるグレーズド基板に関する。
グレーズド基板はサーマルヘッド用の基板として用いられ、セラミック基板の主面側に発熱抵抗体が形成された構造の平面型のサーマルヘッドには、セラミック基板の主面を覆って形成された第1グレーズ層上に凸状の第2グレーズ層が一体的に形成されたグレーズド基板が用いられている。前記第2グレーズ層が凸状を有している理由は、第2グレーズ層上に形成される保護層が、印字媒体である紙と高い接触する際に大きな圧力を保持したまま接触し、かつ紙に印字される画質を高精細なものとすることができるようにするためである。
そして、このようなグレーズド基板については、特許文献1〜4に記載するようなものがあった。
すなわち、特許文献1では、図9に示すように、セラミック基板32aの主面44aを覆って形成された第1グレーズ層34a上に、第1グレーズ層34aより軟化点の低いガラスからなる凸状の第2グレーズ層36aを形成したグレーズド基板50aが記載されている。
また、特許文献2は、図10に示すように、セラミック基板32bの主面44b上に、主面44bに達する帯状の凹溝38bによって分割されたグレーズ層48,48bを形成したグレーズド基板50bが記載されている。このグレーズド基板50bは、セラミック基板32bの主面44bのほぼ全体にグレーズ層48前駆体を設け、グレーズ層48前駆体の一部を取り除いて凹溝38bとした後、軟化点以上に加熱して帯状のグレーズ層48aを形成することにより製造されている。このグレーズド基板50bをサーマルヘッド用の基板として使用する際は、グレーズ層48a上に発熱抵抗体(不図示)を形成するようにしてある。
さらに、特許文献3には、スクリーン印刷等によりセラミック基板の少なくとも一主面のほぼ全面にグレーズ層前駆体を形成、焼成して、セラミック基板上にグレーズ層を形成した後、このグレーズ層の所定部分を残して他の部分をサンドブラスト法により研削し、次いでこのグレーズ層をグレーズの軟化点よりも高い温度で再焼成することにより、凸状のグレーズ層をセラミック基板上に形成したグレーズド基板の製造方法が記載されている。
また、特許文献4には、図11に示すように、セラミック基板32cの主面44cと、セラミック基板32cのほぼ全体に設けられた第1グレーズ層34cと、セラミック基板32cの主面44cに達する凹溝36c内に設けられ、第1グレーズ層34c表面から突出した第2グレーズ層36cとからなるグレーズド基板50cが記載されている。このグレーズド基板50cは、セラミック基板32cの主面44cのほぼ全体に第1グレーズ層34cの前駆体を塗布し、次いでセラミック基板32cの主面44cに達する帯状の凹溝38cを第1グレーズ層34cの前駆体に設け、第1グレーズ層34cよりも軟化点の高い第2グレーズ層36cの前駆体を凹溝38cに埋め込んだ後、第1グレーズ層34cの前駆体と第2グレーズ層36cの前駆体を同時焼成することにより製造されている。
特開2000−25259号公報 特開平7−329332号公報 特開平6−40064号公報 特開昭64−33088号公報
近年、特にサーマルヘッドの印字の高密度化、高画質化、高速化の要求が高まり、セラミック基板上に形成する凸状のグレーズ層の形状を高精度に制御する必要が生じてきた。
しかしながら、特許文献1、2、4に記載されたグレーズド基板50a、50b、50c、特許文献3に記載されたグレーズド基板の製造方法には次のような問題があった。
特許文献1のグレーズド基板50aは、第2グレーズ層36aを焼成、軟化させて第1グレーズ層34a上に形成する際、第2グレーズ層36aの幅方向の端を拘束することなく製造されているので、第2グレーズ層36aの幅が第2グレーズ層36aの長手方向で変動し、その結果、第2グレーズ層36aの頂部42がセラミック基板50aの主面方向で蛇行したり、頂部42の高さがばらついたりするという問題があった。
また、第2グレーズ層36aを形成する際の焼成温度が所定の温度よりも高いと、第2グレーズ層36aが第1グレーズ層34aに埋没したり、第2グレーズ層36aの頂部42の曲率半径がばらついたりするという問題もあった。このために、第1、第2のグレーズ層34a、36aの材料組成を種々変更しても、このような問題を完全に回避することはできなかった。
また、特許文献2のサーマルヘッドは、焼成前にグレーズ層48をセラミック基板32bの主面44bまで達するように凹溝38bを加工した後、加熱し、前記凹溝38bに隣接するグレーズ層48を凸状にして、これに発熱抵抗体を形成することにより製造されていたので、発熱抵抗体がグレーズ層48表面から充分突出していない構造であった。このようなサーマルヘッドを用いて印字すると、印字用の紙が発熱抵抗体に当接しにくくなって、高精細な印刷画質が得られなかった。
さらに、特許文献3の製造方法により製造されたグレーズド基板は、凸状に形成したグレーズ層を構成する材料の軟化点よりも高い温度で再焼成されているため、前記グレーズ層が再焼成の際に軟化して変形することにより、前記グレーズ層の頂部が蛇行したり、大きくうねったりするという問題があった。
加えて、特許文献4のグレーズド基板50cは次のような問題があった。すなわち、焼成の際に、第1グレーズ層34cの前駆体である軟化点の低い方のガラスが発泡したり、第1グレーズ層34cの前駆体である軟化点の低い方のガラスと第2グレーズ層34cの前駆体である軟化点の高いガラスとが反応して、両者の境界付近に反応層が生成したりするため、第2グレーズ層36cの頂部42cが蛇行したり、頂部42cの高さがばらついたグレーズド基板50cとなるという問題があった。
したがって、本発明は、セラミック基板上に凸状のグレーズ層を有するグレーズド基板において、前記凸状のグレーズ層頂部の蛇行やうねりを低減したグレーズド基板を提供することを目的とし、さらには、凸状のグレーズ層頂部の曲率半径のばらつきを抑制したグレーズド基板を提供することを目的とする。加えて、これらのグレーズド基板の製造方法を提供することを目的とする。
本発明のグレーズド基板は、セラミック基板と、該セラミック基板の主面上に形成され、上面に対向して開口する一対の直線状の凹溝を備えた第1グレーズ層と、前記一対の凹溝間に長手方向に細長凸状に備えた第2グレーズ層とからなることを特徴とする。
また、前記第2グレーズ層が、凹溝内全体にわたって形成されていることを特徴とする。
さらに、前記第2グレーズ層の長手方向における端部が、前記凹溝の上縁部より上方に向けて突出していることを特徴とする。
またさらに、前記凹溝の上縁部が曲率半径5mm以下の円弧状、または平均辺長さが1mm以下の面取り形状であることを特徴とする。
さらにまた、前記一対の凹溝の間隔が、第2グレーズ層の最大厚みの50倍以下であることを特徴とする。
またさらに、前記凹溝の長手方向と、前記第2グレーズ層の頂部の長手方向との平行度が0.06mm以下であることを特徴とす。
本発明のグレーズド基板によれば、セラミック基板と、該セラミック基板の主面上に形成され、上面に対向して開口する一対の直線状の凹溝を備えた第1グレーズ層と、前記一対の凹溝間に形成された細長凸状の第2グレーズ層とからなるグレーズド基板とすることによって、前記第2グレーズ層が前記凹溝の上縁部に沿って直線状に形成されたグレーズド基板とすることができるので、前記第2グレーズ層の頂部の蛇行やうねりが抑制されたグレーズド基板とすることができる。
また、前記第2グレーズ層が、凹溝内全体にわたって形成されていることによって、前記第2グレーズ層の頂部の蛇行やうねりがさらに抑制されたグレーズド基板とすることができる。
さらに、前記第2グレーズ層の長手方向における端部が、前記凹溝の上縁部より上方に向けて突出していることから、凹溝内の第2グレーズ層の上部表面が大きくうねる可能性がなくなり、第2グレーズ層の頂部の蛇行やうねりをさらに低減することができる。
またさらに、前記凹溝の上縁部が曲率半径5mm以下の円弧状、または平均辺長さが1mm以下の面取り形状であることから、頂部の蛇行やうねりをさらに低減させることができる。
さらにまた、前記一対の凹溝の間隔が、第2グレーズ層の最大厚みの50倍以下であることから、第2グレーズ層頂部の蛇行やうねりを小さく保持しつつ、第2グレーズ層頂部の曲率半径のばらつきを小さくすることができる。
またさらに、前記凹溝の長手方向と、前記第2グレーズ層の頂部の長手方向との平行度が0.06mm以下であることから、セラミック基板上に複数の第2グレーズ層を形成させる場合、複数の第2グレーズ層の長手方向の平行度をより小さくすることができるので、グレーズド基板をサーマルヘッド用部材として用いた場合、高精細な印画が可能となる。
本発明のグレーズド基板について詳述する。
まず、本発明のグレーズド基板の第1の実施形態について説明する。
図1(a)は本発明のグレーズド基板の第1の実施形態の一例を模式的に示した斜視図、(b)は(a)のA−A’線における断面図である。(なお、以下に説明する図においては、同部位を示す場合は同符号で示す)
このグレーズド基板20は、セラミック基板2の主面14上に第1グレーズ層4を形成し、該第1グレーズ層4に2本の平行な直線状の凹溝8a,8bを形成するとともに、この凹溝8a,8b間を第1グレーズ層16としてある。そして、この第1グレーズ層16上には、長手方向に細長凸状の第2グレーズ層6を前記直線状の凹溝8a,8bに沿って形成してあり、前記第2グレーズ層6の頂部12は、第2グレーズ層6の短辺(幅)方向に曲面状に形成してある。
ここで、前記第1グレーズ層4の厚さは、例えば10〜300μm(凹溝8a,8b部を除く)が好ましく、第2グレーズ層6の厚みは例えば10〜100μmが好ましい。
また、前記セラミック基板2は緻密質のセラミック焼結体からなり、好ましくはアルミナを主成分とするセラミック焼結体、特に好ましくはアルミナを85質量%以上含有するセラミック焼結体で構成するのがよい。
そして、本発明は、前記第2グレーズ層6を、前記凹溝8a,8b間に形成したことを特徴とするものである。
このようなグレーズド基板20とすることによって、第2グレーズ層6の頂部12の蛇行やうねりを抑制することができる。
なぜならば、第2グレーズ層6を形成するには、セラミック基板2の主面14上に第1グレーズ層4を形成した後、第1グレーズ層4に凹溝8a,8bを加工等により形成し、さらに第2グレーズ層6の前駆体を凹溝8a,8bの間の第1グレーズ層16上に塗布し、熱処理することによって、形成させることができるのであるが、第2グレーズ層6は、この熱処理の際に第2グレーズ層6のガラス転移点以上に加熱されて、第1グレーズ層16上に形成される。このとき、ガラス転移点よりも高い温度では、第2グレーズ層6は粘度が概ね1000Pa・sec以下となって流動化し、その結果、第2グレーズ層6は第1グレーズ層16の表面を、その表面張力により第1グレーズ層16と一定の角度(接触角)を保ったまま流れようとする。その際、第2グレーズ層6が上縁部10a、10bに接した状態から、第2グレーズ層6がさらに上縁部10a、10bを越えて凹溝8a,8b内に流れようとしても、前記接触角が大きくなって前記接触角を一定に保持することができないので、第2グレーズ層6は、上縁部10a、10bを越えて流れることができず、その結果、第2グレーズ層6は上縁部10a、10bで止められる。流動化したものが上縁部10a、10bで止められることによって形成された第2グレーズ層6は、その長手方向全体が、予め直線状に形成された平行な2つの凹溝8a、8bの上縁部10a、10bに接し、前記接触角が一定に保たれたものであるため、第2グレーズ層6の短辺(幅)方向の断面形状が第2グレーズ層6の長手方向全体にわたって一定となる。その結果、第2グレーズ層6の頂部12の蛇行やうねりが抑制される。
なお、後述する図3〜5,7のように、第2グレーズ層6が凹溝8a、8b内にも形成されている構造のグレーズド基板20においては、凹溝8a、8bの側壁または凹溝8a、8bの上縁部10c、10dで第2グレーズ層6が同様にして止められ、第2グレーズ層6の頂部12の蛇行やうねりが抑制される。
ここで、前記凹溝8a,8bの形状について、図1(b)の他の形態を図2(a)〜(e)に示す。なお、図2(a)〜(e)では図1(b)で示す第2グレーズ層は不図示としてある。
図2において、(a)は凹溝8a,8bの側壁にテーパーを設けた形態であり、(b)は凹溝8a,8bをV字状の溝とした形態としてある。また、(c)は凹溝8a,8bのそれぞれ一方の側壁にのみテーパーを設けた形態、さらに、(d)は凹溝8a,8bを円弧状にした形態、(e)は凹溝8a,8bの底部を凸状にした形態で示してあり、これら凹溝8a,8bのどの形態であっても本発明の範囲内に含まれるものである。凹溝8a、8bの形状を図1,2のような形状とする理由は、第1グレーズ層4上に凹溝8a、8bを機械加工により形成することが製造上容易であるからである。
また、凹溝8a,8bの大きさは、例えば深さTが10〜150μm、幅が0.1〜2mmが良く、凹溝8a,8bの長手方向の直線度は100μm以下、好ましくは40μm以下であることが良い。
このような形状の凹溝8a,8bが、第1グレーズ層4の厚さ方向の一部を残したまま、第1グレーズ層4上部に直線状に形成されていることが好ましい。この理由は、凹溝8a、8bの底部がセラミック基板2を含むように形成されたグレーズ基板20は、その製造過程で第1グレーズ層4を加工した際に、セラミック基板2の主面14にも凹溝が形成される恐れが大きいため、グレーズド基板20に機械的応力がかかると、割れる恐れがあるからである。
ここで、前記蛇行とは、グレーズド基板20の主面14に垂直方向から頂部12を観察した場合、第2グレーズ層6の頂部12の位置が第2グレーズ層6の幅W方向に変動していることを指し、うねりとは、第2グレーズ層6の頂部12が厚さH方向に変動することを指すものである。
そして、グレーズド基板20の第1の実施形態によれば、第2グレーズ層6の蛇行の大きさが0.03mm以下、うねりが0.3μm以下の高精度な形状の第2グレーズ層6を形成させることができる。
さらに、第2グレーズ層6の頂部12の蛇行の大きさは、頂部12の第2グレーズ層6の幅方向の変動幅を、例えば光学顕微鏡を用いて頂部12の位置を倍率20〜80倍程度で観察し測定して求めることができる。また、頂部12のうねりは、第2グレーズ層6の頂部12の厚さH方向の変位を、表面粗さ計やレーザー変位計などを用いて第2グレーズ層6の長手方向に測定し、この変位の最大値と最小値の差により測定することができる。
なお、蛇行の大きさとうねりの測定においては、第2グレーズ層6の長手方向全てを測定することは測定上困難であるので、第2グレーズ層6の長手方向の一部を測定して求めることが好ましい。例えば、蛇行の大きさは第2グレーズ層6の長手方向に1.5〜7mmの範囲を数カ所測定することが好ましく、うねりは表面粗さ計を用いて第2グレーズ層6の長手方向に30mm〜50mmの範囲を測定することが好ましい。
次に、本発明のグレーズド基板20の第2の実施形態について、図3を用いて説明する。図3(a)は本発明のグレーズド基板の第2の実施形態を模式的に表した斜視図、(b)は(a)のB−B’線における断面図である。
このグレーズド基板20は、前記第1の実施形態と同様に、セラミック基板2の主面14上に第1グレーズ層4を形成し、該第1グレーズ層4に2本の平行な直線状の凹溝8a,8bを形成するとともに、この凹溝8a,8b間を第1グレーズ層16としてある。そして、この第1グレーズ層16上には、凸状の第2グレーズ層6を前記直線状の凹溝8a,8b全体にわたって形成してあり、前記第2グレーズ層6の頂部12は、第2グレーズ層6の短辺(幅)方向に曲面状に形成してある。
そして、本発明は凹溝8a,8b間の第1グレーズ層16上に、凸状の第2グレーズ層6を前記直線状の凹溝8a,8bにわたって形成し、前記凸状の第2グレーズ層6が前記凹溝8a,8bの第1グレーズ層16側の側壁全体と凹溝8a、8bの底部全体に形成され、第1グレーズ層16側の側壁と対向する側壁の一部に第2グレーズ層6が形成されていないことを特徴とするものである。
ここで、凹溝8a、8bが図2(b)〜(d)のような形状の場合は、前記凹溝8a,8bの第1グレーズ層16側から、凹溝8a,8bの幅の半分以上にわたって、前記凸状の第2グレーズ層6が凹溝8a、8b内に形成されていれば良い。
本発明のグレーズド基板20は、図3のように凸部16および凹溝8a,8b内に第2グレーズ層6が形成されていることが好ましい。図3のグレーズド基板20とすることによって、第2グレーズ層6の頂部12の蛇行やうねりをさらに抑制することができ、その理由は次のように考えられる。
図1のグレーズド基板20は、その製造過程で第2グレーズ層6が高温で軟化、流動化し、その表面張力によって第2グレーズ層6が凹溝8a,8bの上縁部10a、10bで堰き止められてその形状を保持したまま硬化した構造となっている。このように第2グレーズ層6がその表面張力によって上縁部10a、10bで堰き止められて形成された場合、上縁部10a、10bの形状が凹溝8a,8bの長手方向でわずかでも変化していると、第2グレーズ層6が受ける表面張力が凹溝8a,8bの長手方向でばらつくため、頂部12の蛇行やうねりをさらに抑制することができない。一方、図3のグレーズド基板20は、後述するように、凸部16および凹溝8の底部で第2グレーズ層6が軟化、流動化した状態を保持したまま第2グレーズ層6を硬化させて製造された構造となっている。このような構造のグレーズド基板20は、第2グレーズ層6の幅方向の位置が凹溝8の側面で正確かつ一定に制御されているので、第2グレーズ層6の幅方向の断面形状がその長手方向の全ての位置で変化しにくい。その結果、図3のグレーズド基板20は、第2グレーズ層6の頂部12の蛇行の大きさを0.02mm以下、うねりを0.2μm以下とすることができる。
本発明のグレーズド基板20の第3の実施形態について図4を用いて説明する。図4(a)は本発明のグレーズド基板の第3の実施形態を模式的に表した斜視図、図4(b)は図4(a)のC−C’線における断面図である。
本発明のグレーズド基板20は、図4(a)のように凸部16および凹溝8a,8b内の側面全体に第2グレーズ層6が形成されていることが好ましい。このような構造のグレーズド基板20は、第2グレーズ層6の幅方向の位置が凹溝8の側面でさらに正確かつ一定に制御されているので、第2グレーズ層6の幅方向の断面形状がその長手方向の全ての位置でさらに変化しにくい。その結果、図3のグレーズド基板20は、第2グレーズ層6の頂部12の蛇行とうねりをさらに抑制することができる。
なお、図3、4のように凹溝8a,8b内に第2グレーズ層6が部分的に形成されている場合は、第2グレーズ層6が形成されていない部分が凹溝8a,8bの深さT方向で10μm以下であることがより好ましい。この理由は次の通りである。発熱抵抗体(不図示)を、発熱抵抗体の前駆体を印刷等により塗布、熱処理して第2グレーズ層6上に形成すると、第2グレーズ層6が形成されていない部分に発熱抵抗体の前駆体を印刷することが困難であるため、この部分に発熱抵抗体が部分的に形成できない可能性がある。発熱抵抗体が部分的に形成されていないと発熱抵抗体が分割されるので、平面型サーマルヘッドとして用いた場合、印字すべき印字媒体に印刷されない部分が発生する可能性があるからである。
本発明のグレーズド基板20の第4の実施形態について図5を用いて説明する。図5(a)は本発明のグレーズド基板の第4の実施形態を模式的に表した斜視図、図5(b)は図5(a)のD−D’線における断面図である。
グレーズド基板20は、凸部16および凹溝8a,8b内の側面全体に第2グレーズ層6が形成され、さらに第2グレーズ層6の幅方向の両端が凹溝8a,8bの上縁部10c、10dに接し、第2グレーズ層6の表面全体が第1グレーズ層4表面よりも、第1グレーズ層4の表面上方側に突出していることがさらに好ましい。
このような構造のグレーズド基板20は、第2グレーズ層6の幅方向の位置が凹溝8a,8bの側面でさらに正確かつ一定に制御されているので、第2グレーズ層6の幅方向の断面形状がその長手方向の全ての位置でさらに変化しにくい。その結果、図3のグレーズド基板20は、第2グレーズ層6の頂部12の蛇行とうねりをさらに抑制することができる。この理由は、次のように考えられる。
図3、4のように凹溝8a,8b内の一部に第2グレーズ層6が部分的に形成されていないと、凹溝8a,8b側面の表面粗さが部位によってわずかにばらついた場合、凹溝8a,8b内の第2グレーズ層6の上部表面にうねりが生じる可能性があり、その結果、第2グレーズ層6の頂部12の蛇行やうねりをさらに抑制できない恐れがある。一方、図5のような凹溝8a,8b内全てに第2グレーズ層6が形成され、第2グレーズ層6の表面全体が第1グレーズ層4表面よりも、第1グレーズ層4の表面上方側に突出したグレーズド基板20とすることにより、凹溝8a,8b内の第2グレーズ6層の表面上部がうねる可能性がなくなり、第2グレーズ層6の頂部12の蛇行やうねりをさらに低減したグレーズド基板20とすることができる。図5のグレーズド基板20は、第2グレーズ層6の頂部12の蛇行の大きさを0.015mm以下、うねりを0.15μm以下とすることができる。
また、グレーズド基板20の第1グレーズ層4および第2グレーズ層6上に発熱抵抗体(不図示)を形成した場合、凹溝8a,8b内に第2グレーズ層6が形成されていない部分が多いと、この発熱抵抗体がこの部分で断線する恐れがある。したがって、発熱抵抗体の断線の恐れをなくすには、図5のように、凹溝8a,8b内全てに第2グレーズ層6が形成されていることが好ましい。
また、図3〜5のグレーズド基板20において、凹溝8a,8bの形状は図2(a)〜(e)に示すような形状でも良い。
また、図4、5のように凹溝8a,8bが第2グレーズ層6によって埋められ、第1グレーズ層4と第2グレーズ層6の境界が目視等により確認できない場合でも、X線マイクロアナライザー(例:波長分散型EPMA(Electron Probe Micro−Analyzer))を用いて、第1グレーズ層4と第2グレーズ層6の組成を相対的に比較することにより、第1グレーズ層4と第2グレーズ層6とを識別することができる。
本発明のグレーズド基板20の第5の実施形態について説明する。図6(a)は本発明のグレーズド基板の第5の実施形態を模式的に表した斜視図、図6(b)は図6(a)のE−E’線における断面図である。
本発明のグレーズド基板20は、図1のグレーズド基板20と比べた場合、図6のグレーズド基板20のように、第2グレーズ層6が凹溝8a,8b間の凸部16に形成されて第2グレーズ層6の幅方向の端部が凹溝8a,8bの上縁部10a、10bに接するとともに、第2グレーズ層6が第1グレーズ層4の表面上方側に突出していることが好ましい。これによって、頂部12の蛇行やうねりが低減すると共に、さらに頂部12の曲率半径Rのばらつきが抑制されたグレーズド基板20とすることができる。この理由は次のように考えられる。
第2グレーズ層6を突出させることによって、頂部12の曲率半径Rのばらつきを抑制することができるのは、第2グレーズ層6の前駆体を第1グレーズ層4上に印刷等により塗布、熱処理して第1グレーズ層4上に第2グレーズ層6を形成させる際に、第2グレーズ層6が熱処理の際に高温で低粘度となって流動化した場合、上縁部10a、10bで第2グレーズ層6の流れが堰き止められ、曲率半径Rを小さくしようとする力が第2グレーズ層6の長手方向全体にわたって一様に働くからであると考えられる。その結果、図6のグレーズド基板20は、頂部12の蛇行の大きさが0.03mm以下、うねりが0.3μm以下で、さらに、頂部12の曲率半径をRとするとき、曲率半径Rが0.5〜10mm、曲率半径Rのばらつきが1/15R以内であるものとすることができる。
本発明のグレーズド基板20の第6の実施形態について説明する。図7(a)は本発明のグレーズド基板の第6の実施形態を模式的に表した斜視図、図7(b)は図7(a)のF−F’線における断面図である。
本発明のグレーズド基板20は、図5のグレーズド基板20と比べた場合、図7のグレーズド基板20のように、第2グレーズ層6が凸部16と凹溝8a,8b内に形成され、第2グレーズ層6の幅方向の端部が凹溝8a,8bの上縁部10c,10dに接すると共に、第2グレーズ層6が第1グレーズ層4の表面上方側(上縁部10c、10dの上方側)に突出していることが好ましい。これによって、頂部12の蛇行やうねりが低減すると共に、さらに頂部12の曲率半径Rのばらつきが抑制されたグレーズド基板20とすることができる。この理由は次のように考えられる。
第2グレーズ層6を凹溝8a,8bの上縁部10c、10dの上方側に突出させることによって、頂部12の曲率半径Rのばらつきを抑制することができるのは、第2グレーズ層6の前駆体を第1グレーズ層4上に印刷等により塗布、熱処理して第1グレーズ層4上に第2グレーズ層6を形成させる際に、第2グレーズ層6が熱処理の際に高温で低粘度となって流動化した場合、上縁部10c、10dで第2グレーズ層6の流れが堰き止められ、曲率半径Rを大きくしようとする力が第2グレーズ層6の長手方向全体にわたって一様に働くからであると考えられる。その結果、図7のグレーズド基板20は、頂部12の蛇行の大きさが0.03mm以下、うねりが0.3μm以下で、さらに、頂部12の曲率半径をRとするとき、曲率半径Rが0.5〜10mm、曲率半径Rのばらつきが1/15R以内であるものとすることができる。
ここで、グレーズド基板20の頂部12の曲率半径Rの測定方法について説明する。図8はグレーズド基板20の頂部12の曲率半径Rを算出するための模式図である。曲率半径Rは図8に示すように、グレーズド基板20の断面において、第2グレーズ層6の頂部12から距離hだけ離れた線G−G’が第2グレーズ層6と交わる点gとg’の幅をCとし、以下の式により算出する。
曲率半径R={C /(8h)}+(h/2) ここで、h=0.015mm
また、曲率半径Rは平均で1〜5mmとすることが好ましい。曲率半径Rを1〜5mmに確実に制御するためには、第2グレーズ層6の最大厚みHと凹溝8a,8bの深さTは、0.05≦(H/(T+H))≦0.9の関係を満たすことが必要である。この関係を満たさないと頂部12の曲率半径Rを1〜5mmに制御することができない恐れがあるために好ましくない。
また、グレーズド基板20の第5、第6の実施形態において、凹溝8a,8bの側面に平行な方向に、上縁部10aおよび10b、もしくは10cおよび10dから、第2グレーズ層6がその幅W方向にはみ出している距離は、10μm以下とすることが好ましい。この理由は、この距離が10μmを超えると、第2グレーズ層6の幅Wがその長手方向でばらつく恐れがあるため、頂部12の曲率半径Rのばらつきを低減できない恐れがあるからである。
次に、上述した第1〜第6の実施形態のグレーズド基板のさらに好ましい実施形態について説明する。
グレーズド基板20は、さらに、凹溝8の上縁部10a〜10dの断面(第1グレーズ層4表面に垂直な、凹溝8a、8bの幅方向の断面)が曲率半径5mm以下の円弧状、または平均辺長さが1mm以下の面取り形状を有していることが好ましく、これによって図1、3〜7のグレーズド基板20において、頂部12の蛇行やうねりをさらに低減させることができる。この理由は次の通りである。
まず、図1、6のように第2グレーズ層6が凸部16にのみ形成されている場合について述べる。上縁部10a、10bが円弧状でその曲率半径が5mmよりも大きかったり、面取り形状で平均辺長さが1mmを超えていたりすると、第2グレーズ層6の幅方向の端が第2グレーズ層6の幅方向に大きく蛇行する恐れがあるため、頂部12の蛇行やうねりをさらに低減させることができない。上縁部10a、10bが曲率半径5mm以下の円弧状、または平均辺長さが1mm以下の面取り形状であると、第2グレーズ層6の前駆体を第1グレーズ層16上に塗布、熱処理して第2グレーズ層6を形成させる場合、流動化した第2グレーズ層6が上縁部10a、10bで止められる際に、第1グレーズ層16と第2グレーズ層6の接触角を、第2グレーズ層6の長手方向全体にわたって同じとすることができ、その結果、第2グレーズ層6の幅方向の端が第2グレーズ層6の幅方向に蛇行することをさらに抑制でき、頂部12の蛇行やうねりをさらに低減させることができる。
次に図3〜5、7のように第2グレーズ層6が凸部16および凹溝8内に形成されている場合について述べる。この場合、第2グレーズ層6は凹溝8a,8bの上縁部10c、10dに接して形成されている。上縁部10c、10dが円弧状でその曲率半径が5mmよりも大きかったり、面取り状で平均辺長さが1mmを超えていたりすると、第2グレーズ層6の幅方向の端が第2グレーズ層6の幅方向に大きく蛇行する恐れがあるため、頂部12の蛇行やうねりをさらに低減させることができない。上縁部10c、10dが曲率半径5mm以下の円弧状、または平均辺長さが1mm以下の面取り形状である場合には、第2グレーズ層6の幅方向の端が第2グレーズ層6の幅方向に蛇行する恐れがないため、頂部12の蛇行やうねりをさらに低減させることができる。
上縁部10a〜10dは、円弧状の場合は曲率半径1mm以下の円弧状、面取り形状の場合は平均辺長さが0.3mm以下の面取り形状であることが好ましい。
また、上縁部10a〜10dは、円弧状の場合、曲率半径の下限値を0.01mm、面取り形状の場合は平均辺長さの下限値を0.01mmとすることが好ましい。この理由は、第2グレーズ層6の前駆体を第1グレーズ層上にスクリーン印刷等する製造工程を用いてグレーズド基板20を製造する場合、これらの下限値が0.01mm未満であると、第2グレーズ層6の前駆体の印刷用スクリーンに傷が付く恐れがあるため、第2グレーズ層6の形状を高精度に制御して印刷することができず、その結果、第2グレーズ層6が変形してその厚み、幅W等がばらつく恐れがあるためである。より好ましくは、上縁部10a〜10dは、円弧状の場合曲率半径の下限値を0.05mm、面取り形状の場合は平均辺長さの下限値を0.05mmとする。
また、図3〜5、7のグレーズド基板20は、さらに、第2グレーズ層6の長手方向両側にある凹溝8a,8b間の間隔D、すなわち凸部16の幅Dが第2グレーズ層6の最大厚みHの50倍以上であることが好ましい。これによって、後述するグレーズド基板20の製造過程で、第2グレーズ層6の厚さHを変えても、凹溝8a,8b内の第2グレーズ層6が凹溝8a,8bの上縁部10c、10dを超えて凹溝8a,8bの外へ流れ出る恐れがなくなるので、第2グレーズ層6の幅W、厚さHの設計の自由度を広げることができる。すなわち、間隔Dを変更することによって、所定の幅W、最大厚みHを有する第2グレーズ層6を第1グレーズ層4上に形成させることができる。例えば、凹溝8a,8b内の幅を0.05〜1.0mmとした場合、第2グレーズ層6の幅Wを0.5〜1.5mm、最大厚みHを20〜60μmとすることができる。これによって、製造過程で第2グレーズ層6の前駆体を塗布、熱処理後、冷却して硬化させる場合、凹溝8a、8bの上縁部10c、10dで、第2グレーズ層6がその表面張力を十分保持した後で硬化させることを確実にすることができるので、第2グレーズ層の頂部12の蛇行やうねりの抑制を特に抑制することができる。凹溝8a,8b内の幅0.05〜1.0mm、第2グレーズ層6の幅W0.5〜1.5mm、最大厚みH20〜60μmのいずれかを満足しない場合は、頂部12の蛇行やうねりを特に低減することができない恐れがある。また、凹溝8a,8b内の幅が0.05〜1.0mm、第2グレーズ層6の幅Wが0.5〜1.5mm、最大厚みHが20〜60μmの形状を有するグレーズド基板20は、高精細な印画が可能な平面型のサーマルヘッド用グレーズド基板として特に好適に用いることができる。
また、グレーズド基板20をサーマルヘッド用部材として用いた際により高精細な印画を可能とするためには、さらに、凹溝8a,8bの長手方向と、第2グレーズ層6の頂部12の長手方向との平行度が0.06mm以下であることが好ましい。この理由は次の通りである。
グレーズド基板20は、互いに平行な2本の直線状の凹8溝8a、8bを形成後に第2グレーズ層6を形成し、さらに第2グレーズ層6上に発熱抵抗体(不図示)が形成されているので、発熱抵抗体の形成位置は、第2グレーズ層6の形成位置である凹溝8a、8bにより決まる。グレーズド基板20を平面型のサーマルヘッド用部材として用いる場合、発熱抵抗体は1秒間に数百〜数千回繰り返して熱を発生させると共に、印字媒体(紙等)は発熱抵抗体とできるだけ垂直に保たれつつ発熱抵抗体に接しながら発熱抵抗体の長手方向とほぼ垂直方向に高速で移動する。前記平行度が0.06mm以下であると、印字媒体の移動方向と発熱抵抗体の長手方向をより垂直に保つことができるので、より高精細な印画が可能となる。前記平行度が0.06mmを越えると高精細な印画ができない可能性があるため好ましくない。前記平行度は0.03mm以下であることがより好ましい。
グレーズド基板20は、さらに、第1グレーズ層4がSiO−MO(Mはアルカリ土類金属元素)−遷移金属元素酸化物系ガラス、第2グレーズ層6がSiO−B−AO(Aはアルカリ金属元素)系ガラスのいずれかからなることが好ましい。これによって、セラミック基板2の主面14上に平滑な第1グレーズ層4を形成し、さらに第2グレーズ層6の谷側を凹溝8a,8bの長手方向に沿って形成させることによって、頂部12の蛇行やうねりが抑制された第2グレーズ層6が形成されたグレーズド基板20とするためのガラス材料を選択することができる。この理由は次の通りである。これら以外のガラスでは、第1グレーズ層16上に第2グレーズ層6の前駆体を塗布後、熱処理して第2グレーズ層6を形成させる際、流動化した第2グレーズ層6の表面張力が適切な値となりにくいため、第1グレーズ層4に対する第2グレーズ層6の接触角が大き過ぎたり小さ過ぎたりする現象が生じる恐れがあり、第2グレーズ層6が流動化して第1グレーズ層4上を流れる際に、凹溝8a、8bの上縁部10a〜10dで止められない恐れがある。このため、本発明のグレーズド基板20が作製できない可能性があるからである。また、第1グレーズ層4の軟化点よりも第2グレーズ層6の軟化点を、後述する低い温度範囲で制御できるため、第1グレーズ層4と第2グレーズ層6との高温での化学的反応が抑制されるので、凹溝8a,8bの形状がほぼ保持された状態で第2グレーズ層6が第1グレーズ層4上に形成されたグレーズド基板20とすることができる。その結果、第2グレーズ層6の谷側が直線状の凹溝8に沿って形成されたグレーズド基板20となり、第2グレーズ層6の頂部が大きく蛇行したり、大きくうねったりする恐れのないグレーズド基板20を製造することができる。なお、第1グレーズ層4、第2グレーズ層6を構成するガラスは非晶質相である。
第1グレーズ層4を構成するガラスは、SiOを主成分とし、MOがBaOを含み、遷移金属元素酸化物がY、Ti、Zr、Nb、Ta、W、Mo、Mn、Co、Ni、Cuのいずれかを主成分として含む酸化物であることが好ましい。第2グレーズ層6を構成するガラスは、SiOを主成分とし、Bを含み、AOがLi、Na、Kのいずれかを含む酸化物であることが好ましい。これらのガラスを用いてグレーズド基板20を構成することによって、第2グレーズ層6の蛇行やうねりがさらに抑制されたグレーズド基板20を製造することができる。この理由は次の通りである。
上述したように、セラミック基板2は、緻密質のセラミック焼結体からなり、好ましくはアルミナを主成分とするセラミック焼結体、特に好ましくはアルミナを85%質量以上含有するセラミック焼結体で構成される。このセラミックス基板2は概ね1500〜1700℃の範囲内で焼成されて製造される。後述するように第1グレーズ層4は、第1グレーズ層4の前駆体をセラミック基板2の主面14上に塗布、熱処理して形成されるので、この熱処理温度の上限は、第1グレーズ層4とセラミック基板2との反応によるセラミック基板2の反りや第1グレーズ層6を構成するガラスの発泡(多数の微細な気泡がガラス中に発生すること)の抑制を確実なものとするため、セラミック基板2の焼成温度よりも100℃以上低い温度、すなわち1400℃にすることが好ましい。
また、第2グレーズ層6は、後述するように凹溝8a,8bを形成させた後で第2グレーズ層6の前駆体を塗布、熱処理して第1グレーズ層4上に形成させるので、この熱処理の際に第1グレーズ層4が軟化せず、しかも凹溝8a,8bの形状をほぼ保持したまま、第2グレーズ層6を形成させる必要がある。そのためには、第2グレーズ層6の前駆体の熱処理温度を、第2グレーズ層6の前駆体の熱処理温度よりも低くする必要がある。しかも、セラミック基板2と第1グレーズ層4、第1グレーズ層4と第2グレーズ層6を、それぞれ熱処理により固着させるには、第1グレーズ層4の前駆体の熱処理温度と第2グレーズ層6の前駆体の熱処理温度の差を600℃以内にする必要がある。この温度差が600℃よりも大きいと、第2グレーズ層6を第1グレーズ層4に強固に固着させることができない恐れがある。
したがって、第1グレーズ層4の前駆体の熱処理温度は1400℃以下、第1グレーズ層4と第2グレーズ層6のそれぞれの前駆体の熱処理温度の差は600℃以下とし、第2グレーズ層6の前駆体の熱処理温度を第1グレーズ層4の熱処理温度よりも低くすることが好ましいので、第2グレーズ層6の前駆体の熱処理温度の下限は800℃が好ましい。
さらに、第1グレーズ層4の前駆体の熱処理温度の下限は1200℃とすることが好ましい。この理由は、1200℃よりも低いと、セラミック基板2に第1グレーズ層4を強固に固着させることができない恐れがあるからである。
以上の温度条件を満たしたまま第1グレーズ層4、第2グレーズ層6をセラミック基板2に形成させるには、第1グレーズ層4の前駆体の熱処理温度が1200〜1400℃、第2グレーズ層6の前駆体の熱処理温度が800℃以上1200℃未満であることが好ましい。本発明者らは、第1グレーズ層4、第2グレーズ層6を構成するガラスとして、種々の組成のガラスを実験した結果、上述のガラスを用いると、この温度条件を満たし、かつ凹溝8a,8bを有する第1グレーズ層4に第2グレーズ層6を形成させて、頂部12の蛇行やうねりが抑制された本発明のグレーズド基板20を製造することができることを見出した。
ここで第2グレーズ層6の軟化点Tは第1グレーズ層4の軟化点Tよりも低いことが好ましい。これによって、グレーズド基板20の製造過程で第2グレーズ層6前駆体を軟化させて第1グレーズ層4上に第2グレーズ層6を形成させる際に、第1グレーズ層4の軟化が抑制されるので、第1グレーズ層4に加工等により形成した凹溝8a,8bの形状がほぼ保持されたまま第2グレーズ層6が軟化し、その結果、第2グレーズ層6の頂部12の蛇行やうねりが抑制されたグレーズド基板20とすることができる。上述したガラスの組成を制御することにより、軟化点Tを800〜1000℃、Tを500〜800℃とし、TをTよりも低くすることが好ましい。このようにT、Tを制御するためには、第1グレーズ層4がSiOを30質量%以上含むガラス、第2グレーズ層6がBを5質量%以上含むガラスであることが好ましい。このようなガラスとすることによって、第1グレーズ層4に凹溝8a,8bを形成させた後、第2グレーズ層6の前駆体を塗布して熱処理する際、凹溝8a,8bの形状が良好に保持されたまま第2グレーズ層6を形成させることができるので、第2グレーズ層6の頂部12の蛇行やうねりをさらに抑制することができるからである。
次に本発明のグレーズド基板の製造方法について説明する。本発明のグレーズド基板の製造方法は、セラミック基板2の主面14に第1グレーズ層4の前駆体を塗布、熱処理して第1グレーズ層4を形成した後、互いに平行な2本の直線状凹溝8a,8bを第1グレーズ層4に形成し、凹溝8a,8b間に第2グレーズ層6の前駆体を塗布、熱処理して第2グレーズ層6を形成するものである。これによって、第2グレーズ層6の頂部12の蛇行やうねりが抑制されたグレーズド基板20を製造することができる。
本発明のグレーズド基板の製造方法を具体的に説明する。
まず、セラミック基板2を準備する。セラミック基板2はアルミナを主成分とし、好ましくはアルミナを85%質量以上含有するセラミック成形体(未焼結体)を焼成して得られた、緻密質のセラミック焼結体からなる基板で構成される。セラミック基板14の形状は例えば外辺長さが50〜500mm、厚みが0.3〜2mmである。
第1グレーズ層4の前駆体として、SiO粉末40〜60質量%、MO粉末5〜45質量%、遷移金属元素酸化物粉末5〜20質量%を含む粉末のペーストを、セラミック基板2の主面14に、スクリーン印刷法等により印刷し、1200〜1400℃で熱処理することにより、セラミック基板2の主面14に第1グレーズ層4を固着させる。この第1グレーズ層6をグラインダー等により機械的に加工して、幅0.1〜2mm、深さ10〜150μmの凹溝8a,8bを、深さと幅を一定に制御したまま2〜6mmの間隔Dを開けてセラミック基板14の主面方向に直線状に形成する。第1グレーズ層4を加工して凹溝8a,8bを形成する場合、加工コストを低減するためには凹溝8a,8bの内側表面のRaの下限値を0.06μmとすることが好ましく、凹溝8の加工寸法精度を高く保持するためにはRaの上限値を0.5μmとすることが好ましい。また、好ましくは、凹溝8a,8bの上縁部10a〜10dを曲率半径1mm以下の円弧状、または平均辺長さが0.3mm以下の面取り形状にさらに加工する。その後、SiO粉末40〜70質量%、B粉末15〜30質量%、アルカリ金属元素酸化物粉末15〜30質量%を含む粉末のペーストを第2グレーズ層6の前駆体として用いて、図1、3〜7のグレーズド基板20を次のように作製する。
図1、6のグレーズド基板20を作製するには、第2グレーズ層6の前駆体を、凹溝8a,8b間の第1グレーズ層16表面全体にスクリーン印刷法等により印刷し、800以上1200℃未満で熱処理することにより、凹溝8a,8b間の第1グレーズ層16に第2グレーズ層6を凸状に形成させる。ここで、熱処理すると第2グレーズ層6が凸状になるのは、熱処理中に軟化し流動化した第2グレーズ層6が自らの表面張力によって表面積を小さくしようとするからであると考えられる。その結果、第2グレーズ層6は頂部12が所定の曲率半径Rを有することとなる。
図3〜5、7のグレーズド基板20を作製するには、第2グレーズ層6の前駆体を凹溝8a,8bの間の第1グレーズ層16にのみ塗布するか、もしくは第1グレーズ層16および凹溝8a,8b内に塗布した後、熱処理することによって形成させることができる。第2グレーズ層6の前駆体を2つの凹溝8a,8bの間の第1グレーズ層16にのみ塗布、熱処理して第2グレーズ層6を形成した場合は、第2グレーズ層6がそのガラス転移点以上に加熱されて、第1グレーズ層4上に形成される際、凹溝8a,8bの上縁部10a、10bで第2グレーズ層6の流出が止まることなく、第2グレーズ層6が凹溝8a,8b内に流れ込んで、第2グレーズ層6が凹溝8a,8bの底部全体に流れるよう、第2グレーズ層6の前駆体の組成や塗布する量などを制御する。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更は何等差し支えない。
アルミナ含有率96重量%、外辺寸法290mm×78mm、厚み1mmのセラミック基板2を複数個と、SiO45〜60質量%、BaO5〜30質量%、CaO10〜20質量%、遷移金属酸化物(TO)5〜20質量%の組成の範囲内で組成を種々変更した粉末ガラスペーストA(軟化点800〜1000℃)とを準備した。そしてこれらのセラミック基板2に#60のステンレスメッシュ製のスクリーン製版を用いて、スキージで圧力を加えながら、焼成後の第1グレーズ層4の厚みが200μmとなるようにペーストAをスクリーン印刷、乾燥後、トンネル型連続焼成炉を用いて1200〜1400℃で熱処理して、非晶質化した第1グレーズ層4をセラミック基板2上に固着形成した。
第1グレーズ層4をグラインダーにより加工し、平行する2本の直線状凹溝8a、8bの幅、深さT、両者の間隔Dを種々変更して、セラミック基板2の主面方向14に形成した。一部の凹溝8a、8bの上縁部10a〜10dには、曲率半径5mm以下の円弧状、または平均辺長さが1mm以下の面取り形状の加工を施した。加工後、次の測定を行った。
(凹溝8a、8bの内側表面のRa)
表面粗さ計を用い、深溝用針を凹溝8a、8b内の表面に接触させて測定した。
(間隔D、凹溝8a、8bの幅)
レーザー変位計を用い、凹溝8a、8bの間隔D、凹溝8a、8bの幅を非接触で測定した。
次いで、SiO40〜70質量%、B15〜30質量%、アルカリ金属元素酸化物(AO)15〜30質量%の組成の範囲内で組成を種々変更した粉末ガラスペーストB(軟化点500℃以上800℃未満)の量を種々変更し、スキージで圧力を加えながら、2本の凹溝8a、8bの間の凸部16にペーストBを種々の厚みでスクリーン印刷、乾燥後、800℃以上1200℃未満で熱処理し、本発明の試料であるグレーズド基板20を複数作製した。
得られたグレーズド基板20を用いて、次の評価を行った。
(第2グレーズ層6の蛇行の大きさ)
光学顕微鏡を用いて倍率30〜50倍程度で第2グレーズ層6の頂部12の長さ方向2mmにわたって、その蛇行の大きさを測定した。
(第2グレーズ層6頂部12のうねり)
接触式表面粗さ計(小坂研究所(株)製SE−2300型)で第2グレーズ層6頂部12のうねりを測定した。測定条件は触針斧型90°/4mNダイヤモンド、カットオフモードはfl8−fh0.8、測定スピード0.1mm/sec、測定倍率は縦10000倍、横2倍である。測定チャートの最大と最小の振幅差から求めた。
(第2グレーズ層6頂部12の曲率半径R)
接触式表面粗さ計(小坂研究所(株)製SE−2300型)で第2グレーズ層6頂部12の曲率半径Rを10箇所測定し、それらの平均値を求めた。測定条件は触針径5μm90°/4mNダイヤモンド、カットオフなし、測定スピード0.5mm/sec、測定倍率は縦2000倍、横200倍である。Raは、第2グレーズ層6の幅方向の表面形状の測定チャートを元に、頂部12から垂線を引き当該パターン幅CをCとしその高さをhとしたとき(図8参照)、前記式(1)で求めた。また、各試料の頂部12の曲率半径Rのばらつきを表す指標として、頂部12の曲率半径Rの最大値と最小値の差を曲率半径Rの平均値で割った値を求めた。
(最大厚みH)
レーザー変位計を用い、最大厚みHを非接触で測定した。
(凹溝8aの長手方向と、第2グレーズ層6の頂部12の長手方向との平行度)
試料を第2グレーズ層6側が見えるようにしてX−Yテーブル上に固定し、凹溝8aの上縁部10cと、第2グレーズ層6の頂部12の位置との相対的な位置の変化を、第2グレーズ層6の長手方向全体にわたって、光学顕微鏡を用いて測定した。
結果を表1、2に示す。表1から明らかなように、本発明の試料は、第2グレーズ層6の蛇行の大きさが0.03mm以下、うねりが0.3μm以下となり、高い寸法精度のグレーズド基板20が得られた。また凹溝8a、8b内に形成されている第2グレーズ層6の表面全体が第1グレーズ層4表面よりも突出している試料No.5は、第2グレーズ層6の頂部12の蛇行の大きさが0.02mm以下、うねりが0.2μm以下とさらに小さくなった。また凹溝8a、8bの上縁部に第2グレーズ層6が延設している試料No.4は、頂部12の蛇行の大きさが0.03mm以下、うねりが0.3μm以下と小さくなると共に、第2グレーズ層6の頂部12の曲率半径Rのばらつきが0.3mm以下と小さくなった。また、第2グレーズ層6の軟化点が第1グレーズ層4の軟化点よりも試料No.2は、製造過程で第2グレーズ層6の前駆体であるペーストが軟化して第1グレーズ層4上に第2グレーズ層6を形成させた際に、第1グレーズ層4の軟化が抑制され、凹溝8a、8bの形状がほぼ保持されたまま第2グレーズ層6が軟化し、その結果、第2グレーズ層6の頂部12の蛇行やうねりが抑制された試料が得られた。また、本発明の試料No.2〜5,7〜18は、第2グレーズ層6の長手方向両側にある凹溝8a、8b間の間隔Dが第2グレーズ層6の頂部12の最大厚みHの50倍以下となり、頂部12の蛇行やうねりが低減すると共に、頂部12の曲率半径RのばらつきがR/12以下と小さくなった。
また、表には示さないが、第2グレーズ層6が凹溝8a、8b内に形成されている試料No.10は、サーマルヘッドとして使用するためにグレーズド基板に、フォトリソグラフィーや印刷などを用いて発熱抵抗体を塗布した場合、この発熱抵抗体が凹溝8a、8b内の第2グレーズ層6が形成されていない部分で断線することがなかった。また、凹溝8a、8bの長手方向と、第2グレーズ層6の頂部12の長手方向との平行度が0.03mm以下である試料No.17は、セラミック基板2上に複数の第2グレーズ層6を形成させる場合、複数の第2グレーズ層6の長手方向の平行度をより小さくすることができるので、グレーズド基板2をサーマルヘッド用部材として用印字テストすると、高精細な印画が可能となった。印字テストは、グレーズド基板上に発熱抵抗体と保護膜を積層してサーマルヘッドを作成し、高精細画像を印画するのに必要な印画濃度になるまで発熱抵抗体に通電することでエネルギーを与えて発熱させ、その熱でインクを感熱紙に転写することで印画を行った。そのときの印画サンプルの濃淡差、色むらなどを確認した。
次に、本発明の範囲外の試料として、表1、2に示すように、凹溝を設けないで、第1グレーズ層上に第2グレーズ層を形成した試料(No.19〜26)を作製し、実施例と同様に評価した。
その結果、凹溝を設けていない比較例の試料は、第2グレーズ層の頂部が凸状にならなかったり、第2グレーズ層の頂部の蛇行やうねりが大きくなったりした。このため、サーマルヘッド用のグレーズド基板として用いることは不可能であった。
Figure 2006205369
Figure 2006205369
(a)は本発明のグレーズド基板の第1の実施形態を示す斜視図、(b)は同図(a)のA−A’線における断面図である。 (a)〜(e)は第2グレーズ層を省略した本発明のグレーズド基板の断面図である。 (a)は本発明のグレーズド基板の第2の実施形態を示す斜視図、(b)は同図(a)のB−B’線における断面図である。 (a)は本発明のグレーズド基板の第3の実施形態を示す斜視図、(b)は同図(a)のC−C’線における断面図である。 (a)は本発明のグレーズド基板の第4の実施形態を示す斜視図、(b)は同図(a)のC−C’線における断面図である。 (a)は本発明のグレーズド基板の第5の実施形態を示す斜視図、(b)は同図(a)のC−C’線における断面図である。 (a)は本発明のグレーズド基板の第6の実施形態を示す斜視図、(b)は同図(a)のC−C’線における断面図である。 本発明のグレーズド基板の頂部の曲率半径を算出するための模式図である。 従来のグレーズド基板を示す断面図である。 従来のグレーズド基板を示す断面図である。 従来のグレーズド基板を示す断面図である。
符号の説明
2、32a、32b、32c:セラミック基板
4、16、34a、34c:第1グレーズ層
6、36a、36c:第2グレーズ層
8、38b、38c:凹溝
10a、10b:コーナー部
12、42a、42c:頂部
14、44a、44b、44c:主面
20、50a、50b、50c:グレーズド基板
48、48a:グレーズ層
D:間隔
H:厚み
W:幅

Claims (6)

  1. セラミック基板と、該セラミック基板の主面上に形成され、上面に対向して開口する一対の直線状の凹溝を備えた第1グレーズ層と、前記一対の凹溝間に長手方向に細長凸状に備えた第2グレーズ層とからなることを特徴とするグレーズド基板。
  2. 前記第2グレーズ層が、凹溝内全体にわたって形成されていることを特徴とする請求項1に記載のグレーズド基板。
  3. 前記第2グレーズ層の長手方向における端部が、前記凹溝の上縁部より上方に向けて突出していることを特徴とする請求項2に記載のグレーズド基板。
  4. 前記凹溝の上縁部が曲率半径5mm以下の円弧状、または平均辺長さが1mm以下の面取り形状であることを特徴とする請求項1〜3に記載のグレーズド基板。
  5. 前記一対の凹溝の間隔が、第2グレーズ層の最大厚みの50倍以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のグレーズド基板。
  6. 前記凹溝の長手方向と、前記第2グレーズ層の頂部の長手方向との平行度が0.06mm以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のグレーズド基板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023214514A1 (ja) * 2022-05-02 2023-11-09 ローム株式会社 サーマルプリントヘッド、サーマルプリントヘッドの製造方法、およびサーマルプリンタ

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