JP2006278109A - 低挿入力コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】コネクタ構造を一層コンパクト化、スマート化すると共に、パネルに両コネクタをしっかりと固定して、両コネクタの不意な緩みや離脱を防止する。
【解決手段】一方のコネクタ2の外側にレバー3を回動自在に設け、レバーと一方のコネクタとを収容してスライダ5を進退自在に設け、レバーの駆動部6にスライダと他方のコネクタ4との従動部9,10を係合させ、レバーの回転動作でスライダを一方のコネクタと共に他方のコネクタの内側に嵌合させる低挿入力コネクタ1を採用する。スライダ5に第一の係止部12と鍔壁13を設け、他方のコネクタ4に第二の係止部14,45と鍔部15を設け、一方及び他方のコネクタの嵌合状態で、第一の係止部と鍔壁の間、及び第二の係止部と鍔部の間にパネル11を係合させ、第二の係止部の内側にスライダを位置させる。鍔壁13に弾性の防水グロメット31を嵌着する。
【選択図】図1
【解決手段】一方のコネクタ2の外側にレバー3を回動自在に設け、レバーと一方のコネクタとを収容してスライダ5を進退自在に設け、レバーの駆動部6にスライダと他方のコネクタ4との従動部9,10を係合させ、レバーの回転動作でスライダを一方のコネクタと共に他方のコネクタの内側に嵌合させる低挿入力コネクタ1を採用する。スライダ5に第一の係止部12と鍔壁13を設け、他方のコネクタ4に第二の係止部14,45と鍔部15を設け、一方及び他方のコネクタの嵌合状態で、第一の係止部と鍔壁の間、及び第二の係止部と鍔部の間にパネル11を係合させ、第二の係止部の内側にスライダを位置させる。鍔壁13に弾性の防水グロメット31を嵌着する。
【選択図】図1
Description
本発明は、レバーのてこ作用で雄・雌両コネクタを挿入嵌合させつつ車両等のパネルに固定可能とした低挿入力コネクタに関するものである。
図10〜図12は、従来の低挿入力コネクタの一形態を示すものである(特許文献1参照)。
図10の如く、この低挿入力コネクタ71は、インナハウジング72とフード部73とを有する一方のコネクタ74と、インナハウジング72に対するコネクタ嵌合室を有する他方のコネクタ75と、一方のコネクタ74のインナハウジング72とフード部73との間にスライド自在に装着される枠状のスライダ76と、インナハウジング72に回動自在に軸支された板状のレバー77とで構成されている。
レバー77は、他方のコネクタ75の外側の突起78に係合する一端を開放した円弧状のカム溝79と、スライダ76の内側の突起80に係合する一端を開放したガイド溝81とを有している。レバー3の回転軸82からガイド溝81までの距離が、回転軸82からカム溝79までの距離よりも大きく設定され、スライダ76の移動ストロークが両コネクタ74,75の嵌合ストロームよりも大きく設定されることで、コネクタの低挿入化が図られている。一方のコネクタ74内には電線付きの雌端子(図示せず)が収容され、他方のコネクタ75内には電線付きの雄端子(図示せず)が収容されている。
図11の如く、雄・雌両コネクタ74,75の嵌合途中において、レバー77は右肩上がりに位置し、コネクタ74,75の嵌合に伴って時計回りに回動し、図12の如く、両コネクタ74,75の完全嵌合状態でレバー77は右肩下がりに位置する。一方のコネクタ74のインナハウジング72は他方のコネクタ75の内側に位置し、レバー77とスライダ76は他方のコネクタ75の外側に位置する。
一方のコネクタ74の係止爪(図示せず)がスライダ76の孔部に係合することで、両者74,76が固定される。両コネクタ74,75の防水は、一方のコネクタ74のインナハウジング72の外周に設けた環状のシール83を他方のコネクタ75のコネクタ嵌合室の外周面に密着させることで行われる。
特開平11−40251号公報(図2,図7,図9)
しかしながら、上記従来の低挿入力コネクタ71にあっては、レバー77を一方のコネクタ74の内側に配置することで、構造の小型化が図られてはいるものの、例えば一方のコネクタ74のフード部73が外側に大きく張り出したり、スライダ76が他方のコネクタ75の外側に突出したりする関係で、構造が今一つコンパクト化しきれず、外観形状のスマート化に欠けたりする懸念があった。
また、例えば自動車のパネルの孔部において両コネクタ74,75を嵌合接続させて使用する場合に、パネルへの両コネクタ74,75の固定を確実に行わせる構造が必要となり、その場合に、車両の振動等で両コネクタ74,75が緩みや離脱を生じかねないという懸念があった。
本発明は、上記した点に鑑み、コネクタ構造をさらにコンパクト化、スマート化することができると共に、パネルに両コネクタをしっかりと固定することができ、しかも、両コネクタの不意な緩みや離脱を生じることのない低挿入力コネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る低挿入力コネクタは、一方のコネクタの外側にレバーが回動自在に設けられ、該レバーと該一方のコネクタとを収容してスライダが進退自在に設けられ、該レバーの駆動部に該スライダと他方のコネクタとの従動部が係合し、該レバーの回転動作で該スライダが該一方のコネクタと共に該他方のコネクタの内側に嵌合することを特徴とする。
上記構成により、レバーが一方のコネクタの外面に軸支され、レバーの外側で一方のコネクタにスライダがコネクタ嵌合方向進退自在に配置され、一方のコネクタを他方のコネクタに初期嵌合させ(両コネクタの端子同士は未だ接続されていない)、レバーの各駆動部にスライダと他方のコネクタとの従動部を別々に係合させた状態で、スライダをコネクタ嵌合方向に押圧前進させることで、レバーが回動してスライダと他方のコネクタとがレバーを介して相対的に引き寄せられ、レバーの軸と一体の一方のコネクタに他方のコネクタが低挿入力で嵌合しつつ、他方のコネクタの内側に一方のコネクタとレバーとスライダとがほぼ完全に収容される。レバーの駆動部としては例えばカム溝とガイド溝が好ましく、従動部としては各溝に係合する短円柱状の突起が好ましい。
請求項2に係る低挿入力コネクタは、請求項1記載の低挿入力コネクタにおいて、前記一方のコネクタに、前記スライダに対する仮係止部が設けられ、該仮係止部に対する仮係止解除部が前記他方のコネクタに設けられたことを特徴とする。
上記構成により、一方のコネクタがスライダに仮係止され、その状態で他方のコネクタに初期嵌合されると同時に、他方のコネクタの仮係止解除部が一方のコネクタとスライダとの仮係止を解除し、一方のコネクタを中心(基準)にして他方のコネクタとスライダとがコネクタ嵌合方向に相対的に引き寄せられる。仮係止部としては可撓性の仮係止アームが好ましく、仮係止解除部としては、仮係止アームを仮係止解除方向に撓ませるリブ等が好ましい。スライダには仮係止アームを係合させるガイド壁を設けることが好ましい。
請求項3に係る低挿入力コネクタは、請求項1又は2記載の低挿入力コネクタにおいて、前記スライダに第一の係止部と鍔壁とが設けられ、前記他方のコネクタに第二の係止部と鍔部とが設けられ、前記一方及び他方のコネクタの嵌合状態で、該第一の係止部と該鍔壁との間、及び該第二の係止部と該鍔部との間にパネルが係合し、該第二の係止部の内側に該スライダが位置することを特徴とする。
上記構成により、パネルの孔部に他方のコネクタが第二の係止部で係止されつつ、パネルに鍔部が当接停止され、第二のコネクタに向けて第一のコネクタとレバーとスライダとの組立体が挿入嵌合され、スライダの第一の係止部がパネルの孔部に係止されつつ、鍔壁がパネルに当接停止され(鍔壁に防水グロメットを装着しない構造の場合)、スライダの外面が他方のコネクタの第二の係止部の内面に接してないし近接し、第二の係止部の内向きの撓みを阻止して、第二の係止部の係止力を高める。また、他方のコネクタが第二の係止部と鍔部とでパネルを挟んでパネルに強固に固定され、スライダが第一の係止部と鍔壁とでパネルを挟んで強固に固定され、一方のコネクタはレバーを介して他方のコネクタとスライダとにしっかりと固定されているから、両コネクタが嵌合した状態で強固に固定され、コネクタの嵌合緩みや不意な離脱が防止される。第一の係止部としては可撓性の係止アームが好ましく、第二の係止部としては可撓性の係止爪が好ましい。
請求項4に係る低挿入力コネクタは、請求項1〜3の何れかに記載の低挿入力コネクタにおいて、前記鍔壁に弾性の防水グロメットが嵌着され、前記両コネクタの嵌合状態で、該防水グロメットが前記パネルに密着することを特徴とする。
上記構成により、スライダの鍔壁に防水グロメットが嵌合した状態で、第一の係止部でパネルに係止され、第一の係止部と防水グロメットでパネルが挟まれて、防水グロメットがパネルに密着してパネル孔への水の浸入を確実に防止する。
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、コネクタ嵌合状態において、一方のコネクタとレバーとスライダとが他方のコネクタの内側に収容されるから、外部への出っ張りがなく、構造が一層コンパクト化、スマート化される。
請求項2記載の発明によれば、一方のコネクタとスライダとを仮係止部で相互に位置決めして、他方のコネクタとの初期嵌合をスムーズに行わせることができる。
請求項3記載の発明によれば、スライダが第一の係止部と鍔壁とでパネルに強固に固定され、他方のコネクタが第二の係止部と鍔部とで同じパネルに強固に固定され、一方のコネクタがレバーを介してスライダと他方のコネクタとにしっかりと固定され、第二の係止部の不意な係止解除がスライダで阻止されて係止力が高まるから、両コネクタの嵌合緩みや不意な離脱が確実に防止され、車両等のパネルにおけるコネクタの電気的接続の信頼性が向上する。
請求項4記載の発明によれば、スライダの鍔壁に防水グロメットを装着することで、パネルに対する防水を確実に行うことができ、コネクタ内への水の浸入を確実に防止して、コネクタの電気的接続の信頼性を高めることができる。
図1〜図7は、本発明に係る低挿入力コネクタの一実施形態を示すものである。
図1の如く、この低挿入力コネクタ1は、一方のコネクタ2と、一方のコネクタ2に回動自在に設けられるレバー3と、レバー3の湾曲状のカム溝(駆動部)6に係合する短円柱状の突起(従動部)9を有する他方のコネクタ4と、レバー3の真直なガイド溝(駆動部)7に係合する短円柱状の突起(従動部)10を有するスライダ5とで構成され、車両のパネル11(図6)に対して、他方のコネクタ4に係止爪(第二の係止部)14,45と当接用の鍔部15を設けると共に、スライダ5に係止アーム(第一の係止部)12と当接用又は防水グロメット装着用の鍔壁13を設けた構造となっている。
図2にも示す如く、一方のコネクタ2とレバー3とスライダ5とでコネクタ組立体16が構成される。一方のコネクタ2は、合成樹脂製の矩形ブロック状のコネクタハウジング17の大小の端子収容室18に電線付きの雌端子(図示せず)を収容して構成され、コネクタハウジング17の図で上下の各壁部19に短円柱状の軸部20が設けられ、各軸部20に各レバー3の孔部8が係合可能である。
上下の各壁部19の前端には、レバー3の外周の溝22に係合する案内用の略L字状のストッパ(ガイド部)23が突設されている。ストッパ23は垂直な支持片23aと水平な案内片23bとで構成されている。溝22の中央にはストッパ23を組付時に挿通させるための切欠55が設けられている。
また、コネクタハウジング17の両側の壁部24には、前端から後向きに可撓性の仮係止アーム(仮係止部)25が突設され、仮係止アーム25は先端寄りの外面に突起26を有し、突起26の後端の係止面26aに続いて板状の先端部27を有している。
レバー3は、合成樹脂で略扇状に形成され、真直な二辺の交差部分に孔部8を有し、一辺に沿って屈曲形状の長いカム溝6を有し、カム溝6の一端は入口6aとして外周に開口し、他辺に沿って短い長孔状の両端を閉塞した真直なガイド溝7を有し、円弧状の外周に沿ってスライド溝22を有している。上下一対のレバー3は回転対称に配置される。
スライダ3は、合成樹脂で略矩形筒状(枠状)に形成され、矩形筒状の周壁18の後端に全周に渡る鍔壁13を有し、周壁21の上下の壁部29に左右各一対の可撓性の係止アーム12を有し、係止アーム12は壁部29の内側に撓み可能で、アーム先端に、パネル11(図7)に対する垂直な係止面30aを有する突起30を鍔壁13と平行に有し、係止面30aと鍔壁13との間にパネル進入隙間が形成されている。
鍔壁13を直接パネル11(図7)の面に当接させて使用してもよく、あるいは鍔壁13に防水グロメット31(図8)を嵌着して防水グロメット31をパネル11(図9)に密着させてもよい。
一対の係止アーム12の間でスライダ5の上下の壁部29に可撓壁32がスリット49で分離されて同一平面に形成され、可撓壁32の内面に、レバー3のガイド溝7に係合する突起10(図1)が設けられている。上下の壁部29の中央には、一方のコネクタ2の軸部20を進入案内させるコネクタ嵌合方向の真直なガイド孔33が設けられている。
一方のコネクタ2にレバー3を装着してレバー付コネクタを構成し、レバー3をストッパ23で位置決めして、レバー付コネクタをスライダ5の内側空間に挿入することで、レバー3の端面が突起10に当接しつつ可撓壁32を外向きに撓ませることで、レバー3の両端を閉塞されたガイド溝7内に突起10をスムーズに挿入することができる。
スライダ5の左右の一方の壁部34には、一方のコネクタ2の仮係止アーム25を撓んだ状態で進入させるコネクタ嵌合方向の断面略L字状の一対のガイド壁35(図1)が突設され、ガイド壁35の前端部に、仮係止アーム25の突起26を係合させて突起26の係止面26aをガイド壁前端35a(図1)に当接させるコネクタ仮係止用の切欠開口36が設けられている。ガイド壁35の内側で左右の一方の壁部34の中央にスリット37が設けられ、スリット37に他方のコネクタ4の内面のリブ(仮係止解除部)38(図1)を進入可能となっている。
スライダ5の左右の他方の壁部34にはスリット37(図2)と、スリット37に続く前端の切欠開口36とが設けられ、切欠開口36に仮係止アーム25の突起26を係合可能で、仮係止アーム25の下側のリブ壁39をスライダ5の壁部34の内面に沿ってスライド自在となっている。このように、仮係止アーム25に対するスライダ5のガイド部の構成は適宜設定可能である。
図2の如く、スライダ5の鍔壁13の前面に、周壁21との間に隙間を形成するリブ40が突設され、例えばリブ40の外側において鍔壁13に防水グロメット31(図8)を嵌合可能となっている。リブ40は係止アーム12の係止面30aに対向して切欠されている。
図1の如く、他方のコネクタ4は、合成樹脂製のコネクタハウジング41内に複数の電線付きの雄端子(図示せず)を収容して構成され、前半に一方のコネクタ2に対するコネクタ嵌合室42を有し、コネクタ嵌合室42に雄端子の前半のタブ状ないしピン状の電気接触部が突出して位置し、後半に雄端子の後半部を収容するブロック状の端子収容部43を有している。なお、明細書で「前」とはコネクタ嵌合方向を言い、「後」とはコネクタ離脱方向を言う。「上下左右」は説明の便宜上のものであり、必ずしもコネクタの実装方向と一致するものではない。
コネクタハウジング41の図で上下の壁部44の内面に短円柱状の突起9が対向して設けられ、上下の壁部44の中央に可撓性の係止爪45がスリット48で分離されて同一平面で一体形成され、係止爪45は平板状の可撓壁47の先端外側に断面三角状の爪部46を有し、爪部46は前端に傾斜面46a、後端に垂直な係止面46bをそれぞれ有しており、可撓壁47の内面に突起9が一体に形成されている。
可撓壁47によって例えば、レバー3のカム溝6と突起9との接圧が組付寸法誤差等で過大な場合でも、可撓壁47が外向きに撓んで余計な力を吸収することで、突起9とカム溝6との摺動すなわちレバー3の回動がスムーズに行われる。
他方のコネクタ4において、係止爪45を除くコネクタハウジング41の上下左右の周壁50の前端側に、爪部46の少し後方で鍔部15が垂直に設けられている。上下の壁部44の左右両側に各一対の膨出壁51が一体形成され、膨出壁51の内側空間はコネクタ嵌合室42に連通し、膨出壁51の内側にスライダ5の係止アーム12が進入可能であり、コネクタ嵌合室42の内面に沿ってスライダ5が進入可能である。膨出壁51は左右何れかに形成されていてもよい。
コネクタハウジング41の左右の壁部52の中央にも可撓性の係止爪14が設けられ、係止爪14は先端外側に爪部46を有している。上下左右の係止爪14,45が車両のパネル11(図6)の孔部53に係合し、鍔部15がパネル11の面に当接する。左右の一方の係止爪14は膨出壁54にスリットで分離されて同一平面に形成されている。左右の壁部52,54の内側で係止爪14の内面にコネクタ嵌合方向のリブ38が設けられ、リブ38は一方のコネクタ2の仮係止アーム25を内向きに撓ませてスライダ5との仮係止を解除可能である。
図3は、一方のコネクタ2と一対のレバー3とスライダ5とを組み立ててコネクタ組立体16として他方のコネクタ4に嵌合させる状態を示すものである。矢印は嵌合方向を示している。
一方のコネクタ2の外側にレバー3が配置され、レバー3の外側で一方のコネクタ2の後半部を覆って(収容して)スライダ5がコネクタ嵌合方向スライド可能に装着されている。一方のコネクタ2の左右両側の壁部の外面がスライダ5の左右両側の壁部の内面に沿って摺接自在であり、上下一対のレバー3の外面がスライダ5の上下の壁部の内面に沿って摺接自在である。
レバー3のカム溝6の入口6aが前端に位置している。一方のコネクタ2の仮係止アーム25の突起26がスライダ5の左右の壁部の前端の切欠開口36内に位置し、突起26の後端の係止面26aが切欠開口36の前端に当接して、それ以上のスライダ内へのコネクタ2の進入が阻止されている。仮係止アーム25の先端板部27は左右の壁部の内面に弾性的に押接して、仮係止アーム25でスライダ5と一方のコネクタ2とが仮係止されている。
図4はコネクタ組立体16のスライダ5を他方のコネクタ4に初期嵌合させた状態(一方のコネクタ2は他方のコネクタ4のコネクタ嵌合室42内に進入するものの、両コネクタ2,4の各端子は未接続のままである状態)を示すものである。
レバー3の中間の孔部8に一方のコネクタ2の軸部20が係合し、レバー3の後方のガイド溝7にスライダ5の突起10が係合した状態で、レバー3の前半のカム溝6の入口6aに他方のコネクタ4の突起9が進入する。レバー3の外周縁の溝22に一方のコネクタ2のストッパ23が摺動自在に係合したことで、レバー3が浮き上がり等なく安定に回動自在となっている。
また、図4の初期嵌合時にレバー3の溝22の始端がストッパ23に当接して位置決めされ、レバー3のカム溝6の入口6aが前方に向いて他方のコネクタ4の突起9をスムーズに係入させる。図5のコネクタ嵌合時には、ストッパ23がレバー3の溝22の終端に当接ないし近接する。他方のコネクタ4の左右の係止爪14の内面と左右の壁部52の内面とは、一方のコネクタ2の仮係止アーム25の突起26の外側でスライダ5の周壁21の外面に沿って位置している。
図4の状態からスライダ5の例えば鍔部13を手で前方に押圧して、スライダ5と一体に一方のコネクタ2を他方のコネクタ4に向けて移動させることで、他方のコネクタ4の内面側のリブ38が一方のコネクタ2の仮係止アーム25を内向きに撓ませて、スライダ5と一方のコネクタ2との仮係止が解除され、スライダ5の突起10でレバー3が軸部20を支点に前方に押されて矢印の如く回動し、他方のコネクタ4の突起9がカム溝6に沿ってコネクタ嵌合方向に直線的に移動して(実際には他方のコネクタ4が図6のようにパネル11に予め固定されているので、一方のコネクタ2が他方のコネクタ4に向けてコネクタ嵌合方向に引き込まれて)、図5の如く、両コネクタ2,4が嵌合する。
レバー3による低挿入力操作は、図4で軸部20からスライダ5の突起10までの距離が、軸部20から他方のコネクタ4の突起9までの距離よりも大きく、スライダ5の移動ストロークが両コネクタ2,4の嵌合ストロークよりも大きいことで可能となる。スライダ5の突起10はレバー3の回動中にガイド溝7を長手方向に移動する。
図5,図7の如く、両コネクタ2,4の完全嵌合状態で、スライダ5の鍔壁13がパネル11の一方の面に当接(図8の防水グロメット31を用いない場合)又は近接し(防水グロメット31を用いる場合)、パネル11の他方の面に当接した他方のコネクタ4の鍔部15と対向して位置する。スライダ5の鍔壁13は一方のコネクタ2の後端面とほぼ同一面位置まで前進する。スライダ5の内側で各レバー3の端面56が一方のコネクタ2の後端面と平行にスライダ5の後部開口内に位置する。
両コネクタ2,4の嵌合状態で、他方のコネクタ4の係止爪14,45の各爪部46がパネル11の孔部53に係合し、爪部46と鍔部15との間でパネル11が挟持され、その状態でスライダ5の周壁21が係止爪14,45の内面に沿って(接して)位置して、係止爪14,45の内向きの撓みを阻止するから、係止爪14,45の不意な係止解除が起こらず、他方のコネクタ4がパネル11に強固に固定される。
パネル11の孔部53に他方のコネクタ4を係止させる際に、係止爪14,45は内向きに撓んで爪部46及び他方のコネクタ4の周壁50の前端部を孔部53内へ進入許容させ、爪部46が孔部53を通過すると同時に係止爪14,45が弾性的に外向きに復帰して孔部53の周縁に係合する。
スライダ5は係止アーム12(図3)の係止面30aと鍔壁13との間でパネル11を挟持して(防水グロメット31を用いない場合)、パネル11に強固に固定される。スライダ5をパネル11の孔部53に挿入する途中で係止アーム12が内向きに撓んで孔部53への進入を許容し、孔部53を通過すると同時に係止アーム12が外向きに弾性的に復帰して孔部53の周縁に係合する。鍔壁13は孔部53よりも大きいことは言うまでもない。
図8〜図9は、スライダ5の鍔壁13に弾性の防水グロメット31を装着した状態を示すものである。防水グロメット31は合成ゴムで形成され、鍔壁13に嵌合する一方の嵌合部57と、嵌合部57に一体に続く蛇腹状の可撓筒部58と、可撓筒部58の他端に一体に形成された他方の嵌合部59とで少なくとも構成されている。本例の他方の嵌合部59は貫通レスグロメット(自動車のドア等のパネルの凹溝にワイヤハーネスを貫通させずに配索する際に使用するグロメット)に対応したものであり、貫通グロメットの場合は他方の嵌合部59を一方の嵌合部57と同様に形成することも可能である。
一方の嵌合部57は、鍔壁13に嵌合する周溝を内側に有した枠状部60を備え、枠状部60は直交方向の可撓筒部58に一体に続いている。スライダ5の係止アーム12がパネル11に係止された状態で、枠状部60の前端面60aがパネル11の外面に密着してパネル11の外側からパネル11の孔部内(コネクタ内)への水の浸入が防止される。
本例の可撓筒部58はパネル11に沿ってほぼ平行に位置する。パネル11としては、バックドアに対向する車両ボディの天井側のパネルや、フロントドアに対向する車両ボディのパネル等、種々のものを適用可能である。防水グロメット31の形状も必要に応じて適宜変更される。
上記実施形態の低挿入力コネクタ1によれば、スライダ5の鍔壁13に防水グロメット31を嵌合して、防水グロメット31をパネル11に弾性的に密着させつつスライダ5の係止アーム12との間でパネル11を強く挟んでしっかりと固定することができ、また、他方のコネクタ4の係止爪14,45をパネル11に係合させた状態で、スライダ5の周壁21で係止爪14,45の撓み(不意な係止解除)を阻止して、他方のコネクタ4をパネル11にしっかりと固定することができ、しかも、矩形筒状のスライダ内で両コネクタ2,4を嵌合した状態で、レバー3を介して一方のコネクタ2と他方のコネクタ4とスライダ5とをしっかりと固定することができるから、パネル11に対する両コネクタ2,4の固定力が高まり、車両の振動等による不意なコネクタ2,4の緩みや離脱の心配が確実に解消される。
また、スライダ5の内側に一方のコネクタ2を収容し、一方のコネクタ2をスライダ5と共に他方のコネクタ4の内側に嵌合収容するようにしたから(図10の従来例では一方のコネクタのフード部の内側にスライダを挿入し、フード部を他方のコネクタの外側に嵌合させているので、フード部によって低挿入力コネクタが幅方向に肥大化する傾向にある)、従来と較べて低挿入力コネクタ1がスマート化、小型化されている。
また、スライダ5の可撓壁32に突起10を設け、レバー3をスライダ内に挿入すると同時に可撓壁32が外向きに撓んで突起10がレバー3の閉塞されたガイド溝7内にスムーズに係合するようにしたから、突起10がガイド溝7から外れにくいと共に、レバー3とスライダ5との間の上下方向の隙間を極めて小さくすることができ、これによってもコネクタ構造のコンパクト化が図られている。
また、レバー3の位置決めをストッパ23で行うようにし、スライダ5を後退させることで、スライダ5の突起10がレバー3のガイド溝7の後端に移動して、レバー3のカム溝6の入口6aを他方のコネクタ4の突起9に対向して位置した状態で、ストッパ23でレバー3を停止させるようにしたから、カム溝6への他方のコネクタ4の突起9の係入が簡単且つスムーズに行われる。
なお、上記した本発明の低挿入力コネクタ1の構成は、パネル嵌合式コネクタとしてではなく、パネル11に嵌合させないコネクタとしても有効なものである。また、上記実施形態のレバー3のガイド溝7を貫通したガイド孔に代えたり、カム溝7を貫通したカム孔に代えたりすることも可能である。
1 低挿入力コネクタ
2 一方のコネクタ
3 レバー
4 他方のコネクタ
5 スライダ
6 カム溝(駆動部)
9,10 突起(従動部)
11 パネル
12 係止アーム(第一の係止部)
13 鍔壁
14,45 係止爪(第二の係止部)
15 鍔部
23 ストッパ
25 仮係止アーム(仮係止部)
31 防水グロメット
32 可撓壁
38 リブ(仮係止解除部)
2 一方のコネクタ
3 レバー
4 他方のコネクタ
5 スライダ
6 カム溝(駆動部)
9,10 突起(従動部)
11 パネル
12 係止アーム(第一の係止部)
13 鍔壁
14,45 係止爪(第二の係止部)
15 鍔部
23 ストッパ
25 仮係止アーム(仮係止部)
31 防水グロメット
32 可撓壁
38 リブ(仮係止解除部)
Claims (4)
- 一方のコネクタの外側にレバーが回動自在に設けられ、該レバーと該一方のコネクタとを収容してスライダが進退自在に設けられ、該レバーの駆動部に該スライダと他方のコネクタとの従動部が係合し、該レバーの回転動作で該スライダが該一方のコネクタと共に該他方のコネクタの内側に嵌合することを特徴とする低挿入力コネクタ。
- 前記一方のコネクタに、前記スライダに対する仮係止部が設けられ、該仮係止部に対する仮係止解除部が前記他方のコネクタに設けられたことを特徴とする請求項1記載の低挿入力コネクタ。
- 前記スライダに第一の係止部と鍔壁とが設けられ、前記他方のコネクタに第二の係止部と鍔部とが設けられ、前記一方及び他方のコネクタの嵌合状態で、該第一の係止部と該鍔壁との間、及び該第二の係止部と該鍔部との間にパネルが係合し、該第二の係止部の内側に該スライダが位置することを特徴とする請求項1又は2記載の低挿入力コネクタ。
- 前記鍔壁に弾性の防水グロメットが嵌着され、前記両コネクタの嵌合状態で、該防水グロメットが前記パネルに密着することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の低挿入力コネクタ。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2005094644A JP2006278109A (ja) | 2005-03-29 | 2005-03-29 | 低挿入力コネクタ |
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|---|---|---|---|
| JP2005094644A JP2006278109A (ja) | 2005-03-29 | 2005-03-29 | 低挿入力コネクタ |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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