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JP2006124843A - インクジェット捺染方法 - Google Patents

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JP2006124843A
JP2006124843A JP2004310626A JP2004310626A JP2006124843A JP 2006124843 A JP2006124843 A JP 2006124843A JP 2004310626 A JP2004310626 A JP 2004310626A JP 2004310626 A JP2004310626 A JP 2004310626A JP 2006124843 A JP2006124843 A JP 2006124843A
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Japan
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ink
fabric
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JP2004310626A
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Atsushi Asatake
敦 朝武
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Abstract

【課題】 本発明の目的は、予め布帛に前処理を施すことなく、十分な濃度の画像をにじむことなく布帛上に記録し、洗浄後も白場を汚染することなく、更に長期にわたり鮮明な画像を布帛上に形成できるインクジェット捺染方法を提供する
【解決手段】 インクジェット方式により布帛に記録するインクジェット捺染方法において、該記録に先だち布帛の少なくとも一部に前処理液を付与し、インクによる記録を行った後、該布帛を洗浄する工程を有し、該前処理液が二価以上の金属塩を含有し、表面張力が35mN/m以下であることを特徴とするインクジェット捺染方法。
【選択図】 なし

Description

本発明は、新規のインクジェット方式によるインクジェット捺染方法に関する。
近年、インクジェット記録方式は簡便に、かつ安価に画像を作成することができるため、写真、各種印刷、マーキング、カラーフィルター等の特殊印刷など、様々な印刷分野に応用されてきている。特に、微細なドットを出射、制御するインクジェット記録装置や、色再現域、耐久性、出射適性等を改善したインク及びインクの吸収性、色材の発色性、表面光沢などを飛躍的に向上させたインクジェット用専用紙を用い、銀塩写真に匹敵する画質を得ることも可能となっている。今日のインクジェット記録方式の画質向上は、インクジェット記録装置、インク、インクジェット用専用紙の全てが揃って初めて達成されている。
更に、近年では、上述したインクジェット記録方式を、布帛の捺染へ応用することも試みられている。これは、捺染の分野において、製版工程を必要としないインクジェット記録方式が、納期短縮や少量多品種生産対応として大きな利点を有するからである。
インクジェット記録方式を捺染へ応用する場合、布帛へ吸収性を付与するための前処理が必要となる。一般的には、水溶性高分子溶液に布帛を浸漬させ、乾燥させた後、インクジェット記録を施す方法が用いられていた。この前処理により、インク中の色剤がにじむことなく、定着されることが可能となる。
しかしながら、この前処理工程を行うためには、新たな作業工数が発生し、納期短縮という利点が損なわれてしまう。また、前処理を行った後に乾燥処理が必要なため、エネルギーを浪費してしまうという課題を抱えている。
これに対し、インクジェット記録の直前に前処理液を布帛上に付与し、そのままインクジェット記録を行うことにより、上記問題を克服しようとする試みがなされている。色材と反応して固定化できる反応試剤を画像記録の直前に布帛に印字し、後から印字されるインク中の色材と反応して固定化させる試みである。
この方法は、従来より紙媒体に対して広く検討されている考え方であり、インク中に色材とアニオン性樹脂エマルジョンを、反応液中に多価金属塩またはポリアリルアミン、もしくはポリアリルアミンの誘導体を含有させて、両者が媒体上で接触することにより凝集物を生じさせて、定着する方法が提案されている。特に、染料定着層を有さない、いわゆるコピー用紙あるいは普通紙と称される紙媒体に対し広く提案されている(例えば、特許文献1参照。)。また、異なる色相の境界部分ににじみ防止剤を付与し、直後にインクジェット記録を行うことで色相間のにじみを防止する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。また、反応剤を含有する反応液を布帛に付着させ、その後、色剤として染料で着色された樹脂で表面を被覆した顔料を含有するインクにより、インクジェット記録を行う方法が提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
しかしながら、本発明者らの検討により、従来より紙媒体に対して提案されていた技術では、インクジェット捺染方法においては、要求される性能に到達しえないことが明らかとなった。いわゆる普通紙も布帛も、天然あるいは人工繊維から構成されている、と言う点では同じであるが、布帛の場合、繊維を縒り併せて形成させた糸を経緯に織り込んで布帛を形成している。そのため、繊維間の間隙は布帛の方が細密であることが多く、いわゆる毛管現象のため、インクは布帛においてより繊維間の空隙に浸透しやすく、結果的ににじみやすくなる。
また、布帛に特有の問題として白場汚染が挙げられる。布帛は染色後、未定着の染料を除去するため、洗浄が行われる。この洗浄工程で未染着の染料が移動し、未印字部分に染着して未印字部を汚染してしまう現象が白場汚染と呼ばれている。従来の紙媒体に対する提案技術では、この白場汚染に対する解決策は何ら提示されていなかった。
これらを踏まえ引用特許文献を再検討したところ、特許文献1に記載の方法では色材の定着性が不十分であり、記録濃度と白場汚染が問題であることが判明した。
また、特許文献2に記載の方法では、境界部分にのみにじみ防止剤を付与しているだけであり、画像部分における色剤の定着が不十分であった。そのため境界より内部の画像部分において画像濃度が不足したり、洗濯や摩擦に対する堅牢性が不足するといった難点が存在した。
また、特許文献3に記載の方法では定着性が未だ不十分であり、白場汚染を引き起こしてしまう難点を有していた。また、顔料を被覆する染料が長期にわたる保存中に繊維中を拡散し、経時で画像がにじんでしまう難点を有していることも判明した。
特開2002−19263号公報 特開平9−296380号公報 特開2003−55886号公報
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、その目的は、予め布帛に前処理を施すことなく、十分な濃度の画像をにじむことなく布帛上に記録し、洗浄後も白場を汚染することなく、更に長期にわたり鮮明な画像を布帛上に形成できるインクジェット捺染方法を提供することにある。
本発明の上記目的は、以下の構成により達成される。
(請求項1)
インクジェット方式により布帛に記録するインクジェット捺染方法において、該記録に先だち布帛の少なくとも一部に前処理液を付与し、インクによる記録を行った後、該布帛を洗浄する工程を有し、該前処理液が二価以上の金属塩を含有し、表面張力が35mN/m以下であることを特徴とするインクジェット捺染方法。
(請求項2)
インクジェット方式により布帛に記録するインクジェット捺染方法において、該記録に先だち布帛の少なくとも一部に前処理液を付与し、インクによる記録を行った後、該布帛を洗浄する工程を有し、該前処理液がポリアミンまたはその四級塩を含有し、表面張力が40mN/m以下であることを特徴とするインクジェット捺染方法。
(請求項3)
インクジェット方式により布帛に記録するインクジェット捺染方法において、該記録に先だち布帛の少なくとも一部に前処理液を付与し、インクによる記録を行った後、該布帛を洗浄する工程を有し、該前処理液が二価以上の金属塩またはポリアミンまたはその四級塩を含有し、沸点が150℃以上の有機溶媒を25質量%以上含有することを特徴とするインクジェット捺染方法。
(請求項4)
前記前処理を行った後、分散染料インクまたは顔料インクを用いて記録することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェット捺染方法。
(請求項5)
前記前処理液を布帛に付与する手段が、インクジェットヘッドより付与されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット捺染方法。
(請求項6)
前記前処理液を布帛に画像様に付与することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のインクジェット捺染方法。
本発明によれば、予め布帛に前処理を施すことなく、十分な濃度の画像をにじむことなく布帛上に記録し、洗浄後も白場を汚染することなく、更に長期にわたり鮮明な画像を布帛上に形成できるインクジェット捺染方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
本発明者は、上記課題に鑑み鋭意検討を行った結果、インクジェット方式により布帛に記録するインクジェット捺染方法において、該記録に先だち布帛の少なくとも一部に前処理を施し、インクによる記録を行った後、該布帛を洗浄する工程を有し、1)該前処理液が、二価以上の金属塩を含有し、表面張力を35mN/m以下であるインクジェット捺染方法、2)該前処理液がポリアミンまたはその四級塩を含有し、表面張力が40mN/m以下であることを特徴とするインクジェット捺染方法、あるいは3)前処理液が二価以上の金属塩またはポリアミンまたはその四級塩を含有し、沸点が150℃以上の有機溶媒を25質量%以上含有することを特徴とするインクジェット捺染方法により、予め布帛に前処理を施すことなく、十分な濃度の画像をにじむことなく布帛上に記録し、洗浄後も白場を汚染することなく、更に長期にわたり鮮明な画像を布帛上に形成できるインクジェット捺染方法を実現できることを見出したものである。
布帛は繊維を撚り合わせて作られた糸を、経緯方向に織りあわせて作製されている。布帛上に液体が付着すると、その液体は撚り合わされた繊維と繊維との隙間に沿って拡散して行く。そのため、インク中の色剤を定着する機能を有さない布帛では、インクジェット方式により布帛上へインクが付与されると、速やかにインクが繊維に沿って拡散し、にじみを生じてしまう。
この拡散を抑制するため、記録直前に布帛に定着機能を付与させる前処理液を記録する訳であるが、ここでこの前処理液の表面張力が重要な因子であることを見出した。前処理液は、インクに先立ち繊維と繊維との間隙に浸透し、後からインクが浸透してきたところで瞬時にインク中の色剤と反応して色剤を固着させる役割を担う。ところが、前処理液の表面張力が高いと前処理液が繊維間の間隙に浸透しにくくなり、インクの浸透・拡散を防止することができなくなり、結果としてにじみが発生してしまうことが判明した。
本発明者は上述の課題に関し更に検討を進めた結果、前処理液の表面張力を十分に低下させることで、にじみ抑制を達成できることを見出した。併せて、前処理液の表面張力を低下させることで、画像濃度を向上することができ、白場汚染を防止し、更に長期にわたって保存しておいても鮮明な画像を維持できることを見出した。
ここで興味深いことに、前処理液中に含有させる反応試剤の種類により、前処理液に必要とされる表面張力の値が異なることが判明した。反応試剤が二価以上の無機塩の場合、前処理液の表面張力は35mN/m以下であることが必要である。一方、反応試剤がポリアミンあるいはその四級塩の場合、表面張力は40mN/m以下であれば良いことを見出した。その理由は不明であるが、反応試剤がポリアミンあるいはその四級塩の場合、布帛を構成する繊維との親和性が高いため、表面張力が多少高くとも十分に繊維間の間隙を浸透できるためではないかと推測している。
また、本発明者らの検討により、前処理液中に含有される沸点が150℃以上の有機溶媒について、その含有量が25質量%以上である場合に十分な定着機能を付与できることも判明した。前述の表面張力とは独立に、有機溶媒がある一定量以上含有されていれば十分な浸透性を有することができるためであると推測している。
以下、本発明の詳細について説明する。
本発明のインクジェット捺染方法において使用する布帛を構成する素材としては、分散染料あるいは顔料で染色可能な繊維を含有するものであれば、特に制限はないが、中でも、ポリエステル、ナイロン、アクリル、アセテート、トリアセテート等の繊維を含有するものが好ましい。その中でも、少なくともポリエステル繊維が含有されている布帛が特に好ましい。布帛としては、上記に挙げた繊維を、織物、編物、不織布等いずれの形態にしたものでもよい。又、本発明で使用し得る布帛としては、分散染料あるいは顔料で染色可能な繊維が100%であることが好適であるが、レーヨン、綿、ポリウレタン、アクリル、ナイロン、羊毛及び絹等との混紡織布又は混紡不織布等も捺染用布帛として使用することができる。又、上記の様な布帛を構成する糸の太さとしては、10〜100dの範囲が好ましい。
本発明のインクジェット捺染方法の場合、均一な染色物を得るために、画像記録の前に、布帛繊維に付着した天然不純物(油脂、ロウ、ペクチン質、天然色素等)、布帛製造過程で用いた薬剤の残留分(のり剤等)、よごれなどを洗浄しておくことが望ましい。
洗浄に用いられる洗浄剤としては、例えば、水酸化ナトリウム,炭酸ナトリウムといったアルカリ、陰イオン性界面活性剤,非イオン性界面活性剤といった界面活性剤、酵素等が用いられる。
本発明のインクジェット捺染方法においては、インクジェット方式により前処理液を布帛に付与し(前処理工程)、その後、分散染料あるいは顔料で染色することが可能な繊維が含有されている布帛上に、インクを用いてインクジェット方式で画像を形成した後(インク付与工程)、インクが付与されている布帛を熱処理し(発色工程)、更に熱処理された布帛を洗浄すること(洗浄工程)によって布帛への捺染が完了し、捺染物が得られる。
本発明においては、布帛を予め前処理・乾燥して用いるのではなく、画像記録直前に前処理液を布帛上に付与し、色剤の定着機能を付与させる特徴を有する。この時、前処理液を布帛上に付与する方法としては、インクジェット方式を適用することが好ましい。
本発明における前処理液に含まれる反応試剤としては、二価以上の金属塩、またはポリアミンあるいはその四級塩であることを1つの特徴とする。
二価以上の金属塩としては、例えば、カルシウム、マグネシウム、ストロンチウム、バリウム、ジルコニウム、アルミニウム等の二価以上の金属カチオンと、塩化物イオン(Cl-)、臭化物イオン(Br-)、硫酸イオン(SO4 2-)、硝酸イオン(NO3 -)、酢酸イオン(CH3COO-)等のアニオンから形成される水溶性の金属塩を挙げることができる。
また、本発明に用いられるポリアミンあるいはその四級塩としては、例えば、ポリエチレンイミン、ポリアリルアミン、ポリビニルアミン、ジシアンジアミドポリアルキレンポリアミン縮合物、ポリアルキレンポリアミンジシアンジアミドアンモニウム塩縮合物、ジシアンジアミドホルマリン縮合物、エピクロルヒドリン・ジアルキルアミン付加重合物、ジアリルジメチルアンモニウムクロライド重合物、ジアリルジメチルアンモニウムクロライド・SO2共重合物、ポリビニルイミダゾール、ビニルピロリドン・ビニルイミダゾール共重合物、ポリビニルピリジン、ポリアミジン、キトサン、カチオン化澱粉、ビニルベンジルトリメチルアンモニウムクロライド重合物、(2−メタクロイルオキシエチル)トリメチルアンモニウムクロライド重合物、ジメチルアミノエチルメタクリレート重合物、などが挙げられる。
また、化学工業時報平成10年8月15,25日に述べられるカチオン性ポリマー、三洋化成工業株式会社発行「高分子薬剤入門」に述べられる高分子染料固着剤が、例として挙げられる。
本発明における前処理液は、特定の表面張力を有することを特徴とし、反応試剤として二価以上の金属塩を用いる場合には35mN/m以下が好ましく、20〜35mN/mであることが更に好ましい。また、反応試剤としてポリアミンあるいはその四級塩を用いる場合には40mN/m以下が好ましく、20〜35mN/mであることが更に好ましい。
本発明における前処理液の表面張力は、界面活性剤あるいは水溶性有機溶媒を添加することにより、所望の表面張力に調整することができる。
本発明に係る前処理液に適用可能な界面活性剤としては、陽イオン性、陰イオン性、両性、非イオン性のいずれも用いることができ、陽イオン性界面活性剤としては、例えば、脂肪族アミン塩、脂肪族4級アンモニウム塩、ベンザルコニウム塩、塩化ベンゼトニウム、ピリジニウム塩、イミダゾリニウム塩等が挙げられる。陰イオン性界面活性剤としては、例えば、脂肪酸石鹸、N−アシル−N−メチルグリシン塩、N−アシル−N−メチル−β−アラニン塩、N−アシルグルタミン酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アシル化ペプチド、アルキルスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ジアルキルスルホ琥珀酸エステル塩、アルキルスルホ酢酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、N−アシルメチルタウリン、硫酸化油、高級アルコール硫酸エステル塩、第2級高級アルコール硫酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸塩、第2級高級アルコールエトキシサルフェート、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、モノグリサルフェート、脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩、アルキルエーテルリン酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩等が挙げられる。両性界面活性剤としては、例えば、カルボキシベタイン型、スルホベタイン型、アミノカルボン酸塩、イミダゾリニウムベタイン等が挙げられる。非イオン性界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン2級アルコールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル(例えば、エマルゲン911)、ポリオキシエチレンステロールエーテル、ポリオキシエチレンラノリン誘導体、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル(例えば、ニューポールPE−62)、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセリド、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアルキルアミン、アルキルアミンオキサイド、アセチレングリコール、アセチレンアルコール等が挙げられる。本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明に係る前処理液に適用可能な水溶性有機溶媒としては、例えば、多価アルコール類(例えば、エチレングリコール、グリセリン、2−エチル−2−(ヒドロキシメチル)−1,3−プロパンジオール、テトラエチレングリコール、トリエチレングリコール、トリプロピレングリコール、1,2,4−ブタントリオール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブチレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,2−ペンタンジオール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、3−メチル−1,3−ブタンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール等)、アミン類(例えば、エタノールアミン、2−(ジメチルアミノ)エタノール等)、一価アルコール類(例えばメタノール、エタノール、ブタノール等)、多価アルコールのアルキルエーテル類(例えば、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル等)、2,2′−チオジエタノール、アミド類(例えばN,N−ジメチルホルムアミド等)、複素環類(2−ピロリドン等)、アセトニトリル等が挙げられる。本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明に係る前処理液おいては、沸点が150℃以上の水溶性有機溶媒を含み、その含有量が全前処理液質量に対して25質量%以上であることが1つの特徴であり、25〜60質量%が更に好ましい。
次いで、本発明のインクジェット捺染方法に用いられるインクについて説明する。
本発明におけるインクは、少なくとも色材、水溶性有機溶媒、水を含む。色材としては、例えば、分散染料、反応性染料、酸性染料、直接染料、顔料、油溶性染料などを挙げることができるが、その中でも、分散染料あるいは顔料を用いることが好ましい。
以下に、本発明に好まし用いられる色材の具体的化合物を示すが、本発明はこれら例示した化合物に限定されるものではない。
本発明に好ましく用いられる分散染料としては、
C.I.Disperse Yellow;3、4、5、7、9、13、23、24、30、33、34、42、44、49、50、51、54、56、58、60、63、64、66、68、71、74、76、79、82、83、85、86、88、90、91、93、98、99、100、104、108、114、116、118、119、122、124、126、135、140、141、149、160、162、163、164、165、179、180、182、183、184、186、192、198、199、202、204、210、211、215、216、218、224、227、231、232、
C.I.Disperse Orange;1、3、5、7、11、13、17、20、21、25、29、30、31、32、33、37、38、42、43、44、45、46、47、48、49、50、53、54、55、56、57、58、59、61、66、71、73、76、78、80、89、90、91、93、96、97、119、127、130、139、142、
C.I.Disperse Red;1、4、5、7、11、12、13、15、17、27、43、44、50、52、53、54、55、56、58、59、60、65、72、73、74、75、76、78、81、82、86、88、90、91、92、93、96、103、105、106、107、108、110、111、113、117、118、121、122、126、127、128、131、132、134、135、137、143、145、146、151、152、153、154、157、159、164、167、169、177、179、181、183、184、185、188、189、190、191、192、200、201、202、203、205、206、207、210、221、224、225、227、229、239、240、257、258、277、278、279、281、288、298、302、303、310、311、312、320、324、328、
C.I.Disperse Violet;1、4、8、23、26、27、28、31、33、35、36、38、40、43、46、48、50、51、52、56、57、59、61、63、69、77、
C.I.Disperse Green;9、
C.I.Disperse Brown;1、2、4、9、13、19、
C.I.Disperse Blue;3、7、9、14、16、19、20、26、27、35、43、44、54、55、56、58、60、62、64、71、72、73、75、79、81、82、83、87、91、93、94、95、96、102、106、108、112、113、115、118、120、122、125、128、130、139、141、142、143、146、148、149、153、154、158、165、167、167:1、171、173、174、176、181、183、185、186、187、189、197、198、200、201、205、207、211、214、224、225、257、259、267、268、270、284、285、287、288、291、293、295、297、301、315、330、333、
C.I.Disperse Black 1、3、10、24、
等が挙げられる。
分散染料を用いたインクジェット捺染方法においては、高温処理で発色させる場合は、機械や布地の白場に染料が昇華することで汚染の原因とならないために、昇華堅牢度のよい分散染料を選定することが好ましい。
本発明に好ましく用いられる反応性染料としては、
C.I.Reactive Yellow;2、3、7、15、17、18、22、23、24、25、27、37、39、42、57、69、76、81、84、85、86、87、92、95、102、105、111、125、135、136、137、142、143、145、151、160、161、165、167、168、175、176、
C.I.Reactive Orange;1、4、5、7、11、12、13、15、16、20、30、35、56、64、67、69、70、72、74、82、84、86、87、91、92、93、95、107、
C.I.Reactive Red;2、3、3:1、5、8、11、21、22、23、24、28、29、31、33、35、43、45、49、55、56、58、65、66、78、83、84、106、111、112、113、114、116、120、123、124、128、130、136、141、147、158、159、171、174、180、183、184、187、190、193、194、195、198、218、220、222、223、226、228、235、
C.I.Reactive Violet;1、2、4、5、6、22、23、33、36、38、
C.I.Reactive Blue;2、3、4、7、13、14、15、19、21、25、27、28、29、38、39、41、49、50、52、63、69、71、72、77、79、89、104、109、112、113、114、116、119、120、122、137、140、143、147、160、161、162、163、168、171、176、182、184、191、194、195、198、203、204、207、209、211、214、220、221、222、231、235、236、
C.I.Reactive Green;8、12、15、19、21、
C.I.Reactive Brown;2、7、9、10、11、17、18、19、21、23、31、37、43、46、
C.I.Reactive Black 5、8、13、14、31、34、39、
等が挙げられる。
本発明にに好ましく用いられる酸性染料としては、
C.I.Acid Yellow;1、3、11、17、18、19、23、25、36、38、40、40:1、42、44、49、59、59:1、61、65、67、72、73、79、99、104、110、159、169、176、184、193、200、204、207、215、219、219:1、220、230、232、235、241、242、246、
C.I.Acid Orange;3、7、8、10、19、22、24、51、51S、56、67、74、80、86、87、88、89、94、95、107、108、116、122、127、140、142、144、149、152、156、162、166、168、
C.I.Acid Red;1、6、8、9、13、18、27、35、37、52、54、57、73、82、88、97、97:1、106、111、114、118、119、127、131、138、143、145、151、183、195、198、211、215、217、225、226、249、251、254、256、257、260、261、265、266、274、276、277、289、296、299、315、318、336、337、357、359、361、362、364、366、399、407、415、
C.I.Acid Violet;17、19、21、42、43、47、48、49、54、66、78、90、97、102、109、126、
C.I.Acid Blue;1、7、9、15、23、25、40、61:1、62、72、74、80、83、90、92、103、104、112、113、114、120、127、127:1、128、129、138、140、142、156、158、171、182、185、193、199、201、203、204、205、207、209、220、221、224、225、229、230、239、258、260、264、277:1、278、279、280、284、290、296、298、300、317、324、333、335、338、342、350、
C.I.Acid Green;9、12、16、19、20、25、27、28、40、43、56、73、81、84、104、108、109、
C.I.Acid Brown;2、4、13、14、19、28、44、123、224、226、227、248、282、283、289、294、297、298、301、355、357、413、
C.I.Acid Black;1、2、3、24、24:1、26、31、50、52、52:1、58、60、63、63S、107、109、112、119、132、140、155、172、187、188、194、207、222、
本発明に好ましく用いられる直接染料としては、
C.I.Direct Yellow;8、9、10、11、12、22、27、28、39、44、50、58、86、87、98、105、106、130、137、142、147、153、
C.I.Direct Orange;6、26、27、34、39、40、46、102、105、107、118、
C.I.Direct Red;2、4、9、23、24、31、54、62、69、79、80、81、83、84、89、95、212、224、225、226、227、239、242、243、254、
C.I.Direct Violet;9、35、51、66、94、95、
C.I.Direct Blue;1、15、71、76、77、78、80、86、87、90、98、106、108、160、168、189、192、193、199、200、201、202、203、218、225、229、237、244、248、251、270、273、274、290、291、
C.I.Direct Green;26、28、59、80、85、
C.I.Direct Brown;44、44:1、106、115、195、209、210、212:1、222、223、
C.I.Direct Black;17、19、22、32、51、62、108、112、113、117、118、132、146、154、159、169、
本発明に好ましく用いられる顔料としては、
カーボンブラック、
C.I.Pigment Yellow;1、3、12、13、14、16、17、43、55、74、81、83、109、110、120、138、150、
C.I.Pigment Orange;13、16、34、43、
C.I.Pigment Red;2、5、8、12、17、22、23、41、112、114、122、123、146、148、149、150、166、170、220、238、245、258、
C.I.Pigment Violet;19、23、
C.I.Pigment Blue;15、15:1、15:3、15:4、15:5、15:6、29、
C.I.Pigment Brown;22、
C.I.Pigment Black;1、7、
C.I.Pigment White 6、
等が挙げられる。
本発明に係るインクおいては、本発明の目的効果をより一層発揮させる観点から、色材としては分散染料または顔料を用いることが好ましい。
本発明において、インク中に含有される色材の含有量としては0.1〜20質量%が好ましく、0.2〜13質量%がより好ましい。
本発明に係るインクにおいて用いられる水溶性有機溶媒としては、例えば、前記前処理液に用いることのできる水溶性有機溶媒と同様のものを挙げることができる。水溶性有機溶媒量としては、全インク質量に対して10〜60質量%が好ましい。
本発明に係るインクにおいて用いられる界面活性剤としては、例えば、前記前処理液に用いることのできる界面活性剤と同様のものを挙げることができる。
これらの界面活性剤を使用する場合、単独又は2種類以上を混合して用いることができ、インク全質量に対して、0.001〜1.0質量%の範囲で添加することにより、インクの表面張力を任意に調整することができ好ましい。
本発明に係るインクにおいては、インク粘度や染料を安定に保ち発色をよくするためには、インク中に無機塩を添加することができる。無機塩としては、例えば、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム等が挙げられる。本発明を実施する場合、これらに限定されるものではない。
本発明に係るインクにおいて、インクの長期保存安定性を保つため、防腐剤、防黴剤をインク中に添加することができる。防腐剤、防黴剤としては、例えば、芳香族ハロゲン化合物(例えば、Preventol CMK)、メチレンジチオシアナート、含ハロゲン窒素硫黄化合物、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン(例えば、PROXEL GXL)などが挙げられる。本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明に係るインクにおいて、色材として分散染料または顔料を用いる場合、色材、分散剤、湿潤剤、媒体および任意の添加剤を混合し分散機を用いることによって分散することができる。分散機としては、従来公知の分散手段、例えば、ボールミル、サンドミル、ラインミル、高圧ホモジナイザー等が使用できる。
分散染料または顔料の平均粒径としては、平均粒径として300nm以下、最大粒径として900nm以下が好ましい。平均粒径や最大粒径が上記で規定する範囲を超えると、微細なノズルより出射するインクジェット捺染方法において、目詰まりが発生しやすくなり、安定出射できなくなるためである。平均粒子径は、光散乱法、電気泳動法、レーザードップラー法等を用いた市販の粒径測定機により求めることができる。具体的粒径測定装置としては、例えばマルバーン社製ゼーターサイザー1000等を挙げることができる。
本発明に係るインクに好ましく用いられる分散剤は、例えば、クレオソート油スルホン酸ナトリウムのホルマリン縮合物(例えば、デモールC)、クレゾールスルホン酸ナトリウムと2−ナフトール−6−スルホン酸ナトリウムのホルマリン縮合物、クレゾールスルホン酸ナトリウムのホルマリン縮合物、フェノールスルホン酸ナトリウムのホルマリン縮合物、β−ナフトールスルホン酸ナトリウムのホルマリン縮合物、β−ナフタリンスルホン酸ナトリウム(例えば、デモールN)とβ−ナフトールスルホン酸ナトリウムのホルマリン縮合物、リグニンスルホン酸塩(例えば、バニレックスRN)、パラフィンスルホン酸ナトリウム(例えば、エフコール214)、α−オレフィンと無水マレイン酸の共重合物(例えば、フローレンG−700)、アクリル系の高分子活性剤(例えば、ジョンクリル・シリーズ)等が挙げられる。
分散剤の使用量は、色材に対して20〜200質量%が好ましい。分散剤が少ないと微粒子化が困難となり、また分散安定性も低下し、分散剤が多すぎると、微粒子化や分散安定性が劣り、粘度が高くなり好ましくない。これらの分散剤は単独で使用してもよいが、併用しても良い。
本発明において、分散に好ましい湿潤剤とは、例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ、2−エチルへキシルスルホ琥珀酸ソーダ、アルキルナフタレンスルホン酸ソーダ、フェノールの酸化エチレン付加物、アセチレンジオールの酸化エチレン付加物等である。
使用する色材の構造により、分散中に、発泡したり、ゲル化したり、流動性が悪くなることがあるので、分散剤や湿潤剤は、湿潤能力や微粒子化能力や分散安定性の他、分散時の発泡、分散液のゲル化、分散液の流動性等を考慮して選定する必要がある。また、分散剤や湿潤剤は、布帛への染色性、染着率、均染性、移染性、色の冴え、堅牢度などに及ぼす影響や、高温で発色させる際には分散剤や湿潤剤のタール化により染色が不均一になること等も考慮して選定されることが好ましい。上記の要求を全て満たす分散剤は無いので、分散する色材に合わせて、最適な分散剤を選定して、必要に応じて、消泡剤等を添加する必要がある。
高温蒸熱法で染色する際に用いる捺染用インクジェットインクまたは捺染プリントに使用する布帛には、染着助剤が含まれていることが好ましい。
染着助剤は、捺染布を蒸熱する際に、布状に凝縮した水と共融混合物を作り、再蒸発する水分の量を抑え、昇温時間を短縮する作用がある。更に、この共融混合物は、繊維上の染料を溶解し染料の繊維への拡散速度を助長する作用がある。染着助剤としては尿素が挙げられる。この染着助剤は事前に布帛に付与しておいても良いし、前記前処理液に含有させておいても良い。
本発明に係る前処理液においては、液体中に含まれる溶存気体が、その印刷物の解像度や鮮明さを損なったり、微細な気泡発生を引き起こす要因となる。液体中から溶存気体を脱気する方法としては、大きく分けて、煮沸や減圧等の物理的方法により脱気する方法と、吸収剤を液体中に混入させる化学的方法とがある。本発明においては、いかなる手段にて脱気を行うことは可能である。特に、気体透過性のある中空糸膜内に液体を通液し、中空糸膜の外表面側を減圧することにより、液体中の溶存気体を透過、除去する方法は、液体の物性に悪影響を与えずに効率よく液体中の溶存気体を除去することができ、好ましい。
なお溶存空気濃度は、溶存酸素濃度を測定し、空気中の酸素の割合を基にして求めることができる。溶存酸素濃度は、オストワルド法(実験化学講座1基本操作[I]、241頁、1975年、丸善)や、マススペクトル法で測定することができるし、ガルバニ電池型やポ−ラログラフ型などの簡便な酸素濃度計や比色分析法で測定することができる。
布帛に印字を行うインクジェット捺染方法は、インク出射後印字された布帛を巻き取り、加熱により発色し、布帛を洗浄、乾燥させることが望ましい。インクジェット捺染において、インクを布帛に印字しただ放置しておくだけではうまく染着しない。また長尺の布帛に長時間印字し続ける場合などは、布帛が延々と出てくるため床などに、印字した布帛が重なっていき場所をとるしそれは不安全でありまた予期せず汚れてしまう場合がある。そのために印字後、巻き取る操作が必要となる。この操作時に布帛と布帛の間に紙や布、ビニール等の印字に関わらない媒体を挟んでもかまわない。ただし途中で切断する場合や短い布帛に対しては必ずしも巻き取る必要はない。
発色工程とは、プリント後布帛表面に付着したのみで、十分布帛に吸着・固着されていないインク中の染料を布帛に吸着・固着させることによりそのインク本来の色相を発現させる工程である。その方法としては、蒸気によるスチーミング、乾熱によるベーキング、サーモゾル、過熱蒸気によるHTスチーマー、加圧蒸気によるHPスチーマーなどが利用される。それらはプリントする素材、インクなどにより適宜選択される。また、印字された布帛は直ちに加熱処理しても、しばらくおいてから加熱処理しても用途に合わせて乾燥・発色処理すればよく、本発明においてはいずれの方法を用いてもよい。
本発明のインクジェット捺染方法において、分散染料を用いた染色の際は、高温で発色させる方法だけではなく、キャリヤーを用いてもよい。キャリヤーとして用いられる化合物は、染色促進が大きい、使用法が簡便、安定、人体や環境に対して負荷が少ない、繊維からの除去が簡単、染色堅牢度に影響しないといった特徴を持つものが好ましい。キャリヤーの例としてはo−フェニルフェノール、p−フェニルフェノール、メチルナフタリン、安息香酸アルキル、サリチル酸アルキル、クロロベンゼン、ジフェニルといったフェノール類、エーテル類、有機酸類、炭化水素類などを挙げることができる。これらは、ポリエステルのように100℃前後の温度での染色が難しい難染性繊維の膨潤と可塑化を促進し、分散染料を繊維内に入りやすくする。キャリヤーは、インクジェットプリントに使用する布帛の繊維にあらかじめ吸着させておいてもよいし、インクジェットインク中に含まれていてもよい。
加熱処理後は、洗浄工程が必要である。なぜなら染着に関与しなかった染料が残留することで、色の安定性が悪くなり堅牢度が低下するからである。また、布帛に施した前処理物を除去することも必要である。そのままにしておくと堅牢性の低下ばかりでなく布帛が変色する。そのため除去対象物や目的に応じた洗浄が必須である。その方法は、プリントする素材、インクにより選択され、例えば、ポリエステルの場合一般的には、苛性ソーダ、界面活性剤、ハイドロサルファイトの混合液により処理するものである。その方法は、通常オープンソーパーなどの連続型や液流染色機などによるバッチ型で実施されるもので、本発明においてはいずれの方法を用いてもよい。
洗浄後は、乾燥が必要である。洗浄した布帛を絞ったり脱水した後、干したりあるいは乾燥機、ヒートロール、アイロン等を使用して乾燥させる。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、実施例において「部」あるいは「%」の表示を用いるが、特に断りがない限り「質量部」あるいは「質量%」を表す。
実施例1
《前処理液の調製》
〔前処理液1の調製〕
塩化カルシウム二水和物 10%
エチレングリコール 10%
トリエチレングリコールモノブチルエーテル 5%
ペレックスOT−P(花王社製、界面活性剤) 必要量
イオン交換水 総量を100部に仕上げるのに要する量
以上の各添加剤を順次混合、攪拌した後、1μmフィルターでろ過して前処理液1を調製した。なお、ペレックスOT−Pは、前処理液の表面張力が33mN/mとなるように添加量を調整した。
〔前処理液2、3の調製〕
上記前処理液1の調製において、表面張力がそれぞれ25mN/m、37mN/mとなるよう界面活性剤(ペレックスOT−P)の添加量を適宜調整して、前処理液2、3を調製した。
〔前処理液4の調製〕
ポリアリルアミン 固形分量として5%
グリセリン 15%
ペレックスOT−P(花王社製、界面活性剤) 必要量
イオン交換水 総量を100部に仕上げるのに要する量
以上の各添加剤を順次混合、攪拌した後、1μmフィルターでろ過して前処理液4を調製した。なお、ペレックスOT−Pは、前処理液の表面張力が38mN/mとなるように添加量を調整した。
〔前処理液5、6の調製〕
上記前処理液4の調製において、表面張力がそれぞれ30mN/m、42mN/mとなるよう界面活性剤(ペレックスOT−P)の添加量を適宜調整して、前処理液5、6を調製した。
〔前処理液7の調製〕
PAS−H−5L(日東紡社製) 固形分量として8%
グリセリン 12%
2,5−ジメチル−2,5−ヘキサンジオール 4%
ペレックスOT−P(花王社製、界面活性剤) 必要量
イオン交換水 総量を100部に仕上げるのに要する量
以上の各添加剤を順次混合、攪拌した後、1μmフィルターでろ過して前処理液7を調製した。なお、ペレックスOT−Pは、前処理液の表面張力が36mN/mとなるよに添加量を調整した。
〔前処理液8、9の調製〕
上記前処理液7の調製において、表面張力がそれぞれ32mN/m、43mN/mとなるよう界面活性剤(ペレックスOT−P)の添加量を適宜調整して、前処理液8、9を調製した。
〔前処理液10の調製〕
PAS−H−5L(日東紡社製) 固形分量として8%
2,5−ジメチル−2,5−ヘキサンジオール 30%
イオン交換水 総量を100部に仕上げるのに要する量
以上の各添加剤を順次混合、攪拌した後、1μmフィルターでろ過して前処理液10を調製した。
〔前処理液11〜13の調製〕
上記前処理液10の調製において、2,5−ジメチル−2,5−ヘキサンジオール量を20%に変更した以外は同様にして、前処理液11を調製した。
また、上記前処理液10の調製において、PAS−H−5Lを無水硫酸マグネシウム、ポリアリルアミンにそれぞれ変更した以外は同様にして、前処理液12、13を調製した。
《インクの調製》
〔インクY1の調製〕
染料:C.I.Acid Yellow 110 10%
エチレングリコール 20%
グリセリン 10%
イオン交換水 60%
以上の各添加剤を順次混合、攪拌した後、1μmメンブランフェイルターでろ過、中空糸膜を用いた脱気処理を行って、インクジェットインクであるインクY1を調製した。
〔インクM1、C1、K1の調製〕
上記インクY1の調製において、染料をそれぞれC.I.Acid Red 289、C.I.Acid Blue 112、C.I.Acid Black 52に変更した以外は同様にして、インクM1、インクC1、インクK1を調製した。
《布帛への画像記録》
得られた各色インクを、駆動周波数20kHz、ノズル径30μmであるピエゾヘッドを4個備え、各色のインク液滴速度を6m/sとなるように調整したヘッドユニット1、及び駆動周波数20kHz、ノズル径30μmであるピエゾヘッドを1個備え、インク液滴速度を6m/sとなるように調整したヘッドユニット2を取り付けたインクジェットプリンタを用いて、前処理を施していない絹布帛に対して、前処理液とインクを下記の4通りの出力方式で、25℃の条件で印字を行い、評価画像1〜17を作成した。
評価画像には、720dpi×720dpiにて、全てのピクセルにインクを吐出した時を100%としたとき、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色をそれぞれ正方形のエリアに100%出力した単色画像、イエローとマゼンタ、イエローとシアン、マゼンタとシアンを正方形の同一エリアにそれぞれ50%ずつ出力した二色の混合画像、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色を正方形の同一エリアに25%づつ出力した四色混合画像を用いた。これらの画像は互いに接するように、2行×4列の配列で並べて評価画像とした。なお、本発明でいうdpiとは、2.54cmあたりのドット数を表す。
〔出力方式1〕
各色インクの出力に先立ち、ヘッドユニット2より前処理液を布帛全面に付与し、その後、ヘッドユニット1より各インクを用いて画像を出力した。
〔出力方式2〕
各色インクの出力に先立ち、ヘッドユニット2から前処理液を画像様に布帛上に付与し、その後、ヘッドユニット1より各色インクを用いて画像を出力した。
〔出力方式3〕
各色インクの出力に先立ち、ヘッドユニット2から前処理液を各色画像の境目部にのみ付与し、その後、ヘッドユニット1より各色インクを用いて画像を出力した。
以上のようにして作成した評価画像を、未印字の布帛と重ね合わせて温度102℃で30分間スチーミング処理を行い、水洗後、30℃にてソーピング処理を行い、更に水洗を行い乾燥して発色処理を行った。
《形成画像の評価》
〔画像濃度の評価〕
得られた各色画像を目視観察し、以下の基準に従い画像濃度を評価した。
◎:鮮明で深みのある画像である
○:鮮明さに欠けるが深みのある画像である
△:鮮明さと深みに欠ける画像であるが、実用上は問題ない
×:不鮮明で深みがなく、全体的に白みがかった画像である
〔白場汚染耐性の評価〕
得られた評価画像の白地部分と重ね合わせて発色処理を行った布帛を目視観察し、以下の基準に従い白場汚染耐性を評価した。
◎:白地部分にも重ね合わせた布帛にも着色は見られなかった
○:重ね合わせた布帛にはわずかに着色が見られたが、白地部分は着色されていなかった
△:白地部分と重ね合わせた布帛の双方にわずかな着色が見られたが、実用上は問題ない
×:白地部分と重ね合わせた布帛の双方に着色がはっきりと確認できた
以上により得られた評価結果を、表1に示す。
Figure 2006124843
表1に記載の結果より明らかなように、本発明のインクジェット捺染方法に従って形成した評価画像は、いずれも高い画像濃度と良好な白場汚染耐性を有していることが分かる。一方、比較の評価画像においては、画像濃度および白場汚染耐性共に不十分な結果しか与えなかった。
実施例2
実施例1に記載のインクY1の調製において、染料をC.I.Acid Yellow 61、C.I.Acid Yellow 79、C.I.Acid Red 138、C.I.Acid Red 249、C.I.Acid Blue 80、C.I.Acid Blue 224、C.I.Acid Black 107、C.I.Acid Black 194にそれぞれ変更した以外は同様にして、インクY11、Y12、M11、M12、C11、C12、K11、K12を調製した。
上記調製したインクを用いて、実施例1に記載の方法と同様にして、布帛への画像記録及び形成画像の評価を行った結果、実施例1に記載の結果と同様に、本発明のインクジェット捺染方法に従って形成した評価画像は、比較例に対し、いずれも高い画像濃度と良好な白場汚染耐性を有していることを確認することができた。
実施例3
《インクの調製》
〔インクY2の調製〕
(染料分散液DY1の調製)
分散染料:C.I.Disperse Yellow 33 20%
エチレングリコール 18%
グリセリン 21%
リグニンスルホン酸ナトリウム 12%
イオン交換水 29%
上記各添加剤を順次添加、混合した後、サンドグラインダーを用いて分散を行って、染料分散液DY1を調製した。なお、分散は分散染料粒子の平均粒径が200nmに到達したところで停止した。
(インクの調製)
染料分散液DY1 40%
エチレングリコール 18%
グリセリン 21%
イオン交換水 21%
上記の各添加剤を順次混合、攪拌した後、3μmメンブランフェイルターでろ過し、次いで中空糸膜を用いた脱気処理を行ってインクY2を調製した。
〔インクM2、C2、K2の調製〕
上記インクY2の調製において、染料をC.I.Disperse Red 152、C.I.Disperse Blue 27へそれぞれ変更した以外は同様にして、インクM2、インクC2を調製した。
更に、染料分散液DY1の調製において、C.I.Disperse Yellow 33に代えて、C.I.Disperse Orange 96とC.I.Disperse Violet 57をそれぞれ用いた以外は同様にして染料分散液を調製し、これらの各染料分散液を20%ずつ混合した以外はインクY2の調製と同様にして、インクK2を調製した。
《布帛への画像記録》
上記調製した各インクを用いて、実施例1に記載の方法と同様にして、前処理していないポリエステル布帛上に画像を出力した。得られた画像を、未印字のポリエステル布帛と重ね合わせて温度180℃で8分間スチーミング処理を行い、水洗後、40℃にてソーピング処理を行い、更に水洗を行い乾燥し、発色処理を行って評価画像18〜34を作成し、実施例1に記載の方法と同様にして、画像濃度と白場汚染耐性の評価を行い、得られた結果を、表2に示す。
Figure 2006124843
表2に記載の結果より明らかなように、色材として分散染料を用いた場合においても、本発明のインクジェット捺染方法に従って形成した評価画像は、いずれも高い画像濃度と良好な白場汚染耐性を有していることが分かる。一方、比較の評価画像においては、画像濃度および白場汚染耐性共に不十分な結果しか与えなかった。
実施例4
実施例3に記載のインクY2の調製において、染料をC.I.Disperse Yellow 42、C.I.Disperse Yellow 149、C.I.Disperse Red 167、C.I.Disperse Red 302、C.I.Disperse Blue 60、C.I.Disperse Blue 87、C.I.Disperse Black 10、C.I.Disperse Black 24にそれぞれ変更した以外は同様にして、インクY21、Y22、M21、M22、C21、C22、K21、K22を調製した。
上記調製したインクを用いて、実施例3に記載の方法と同様にして、布帛への画像記録及び形成画像の評価を行った結果、実施例3に記載の結果と同様に、本発明のインクジェット捺染方法に従って形成した評価画像は、比較例に対し、いずれも高い画像濃度と良好な白場汚染耐性を有していることを確認することができた。
実施例5
《インクの調製》
〔インクY3の調製〕
(顔料分散液PY1の調製)
顔料:C.I.Pigment Yellow 17 20%
グリセリン 20%
ジョンクリル61(ジョンソンポリマー社製) 固形分量として10%
イオン交換水 総量を100部に仕上げるのに要する量
上記各添加剤を順次混合した後、0.3mmのジルコニアビーズを体積率で60%充填した横型ビーズミル(アシザワ社製 システムゼータミニ)を用いて分散し、顔料分散体PY1を得た。
(インクY3の調製)
顔料分散液PY1 40%
エチレングリコール 15%
グリセリン 15%
トリエチレングリコールモノブチルエーテル 5%
イオン交換水 25%
上記の各添加剤を順次混合、攪拌した後、3μmメンブランフェイルターでろ過し、次いで中空糸膜を用いた脱気処理を行い、インクY3を調製した。
〔インクM3、C3、K3の調製〕
上記インクY3の調製において、顔料をC.I.Pigment Red 122、C.I.Pigment Blue 15:3、カーボンブラックへそれぞれ変更した以外は同様にして、インクM3、インクC3、インクK3を調製した。
《布帛への画像記録》
上記調製した各インクを用いて、実施例1に記載の方法と同様にして、前処理していない綿布帛上に画像を出力した。得られた画像を、未印字の綿布帛と重ね合わせて温度180℃で5分間スチーミング処理を行って評価画像35〜51を作成し、実施例1に記載の方法と同様にして、画像濃度と白場汚染耐性の評価を行い、得られた結果を、表3に示す。
Figure 2006124843
表3に記載の結果より明らかなように、色材として顔料を用いた場合においても、本発明のインクジェット捺染方法に従って形成した評価画像は、いずれも高い画像濃度と良好な白場汚染耐性を有していることが分かる。一方、比較の評価画像においては、画像濃度および白場汚染耐性共に不十分な結果しか与えなかった。
実施例6
実施例5に記載のインクY3の調製において、顔料をC.I.Pigment Yellow 120、C.I.Pigment Yellow 138、C.I.Pigment Red 149、C.I.Pigment Violet 19、C.I.Pigment Blue 15:6、C.I.Pigment Blue 29、C.I.Pigment Black 7にそれぞれ変更した以外は同様にして、インクY31、Y32、M31、M32、C31、C32、K31を調製した。
上記調製したインクを用いて、実施例5に記載の方法と同様にして、布帛への画像記録及び形成画像の評価を行った結果、実施例5に記載の結果と同様に、本発明のインクジェット捺染方法に従って形成した評価画像は、比較例に対し、いずれも高い画像濃度と良好な白場汚染耐性を有していることを確認することができた。

Claims (6)

  1. インクジェット方式により布帛に記録するインクジェット捺染方法において、該記録に先だち布帛の少なくとも一部に前処理液を付与し、インクによる記録を行った後、該布帛を洗浄する工程を有し、該前処理液が二価以上の金属塩を含有し、表面張力が35mN/m以下であることを特徴とするインクジェット捺染方法。
  2. インクジェット方式により布帛に記録するインクジェット捺染方法において、該記録に先だち布帛の少なくとも一部に前処理液を付与し、インクによる記録を行った後、該布帛を洗浄する工程を有し、該前処理液がポリアミンまたはその四級塩を含有し、表面張力が40mN/m以下であることを特徴とするインクジェット捺染方法。
  3. インクジェット方式により布帛に記録するインクジェット捺染方法において、該記録に先だち布帛の少なくとも一部に前処理液を付与し、インクによる記録を行った後、該布帛を洗浄する工程を有し、該前処理液が二価以上の金属塩またはポリアミンまたはその四級塩を含有し、沸点が150℃以上の有機溶媒を25質量%以上含有することを特徴とするインクジェット捺染方法。
  4. 前記前処理を行った後、分散染料インクまたは顔料インクを用いて記録することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェット捺染方法。
  5. 前記前処理液を布帛に付与する手段が、インクジェットヘッドより付与されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット捺染方法。
  6. 前記前処理液を布帛に画像様に付与することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のインクジェット捺染方法。
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