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JP2006119427A - レーザ加工方法及びレーザ加工装置及びにこれよって作製された構造体 - Google Patents

レーザ加工方法及びレーザ加工装置及びにこれよって作製された構造体 Download PDF

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JP2006119427A JP2004308045A JP2004308045A JP2006119427A JP 2006119427 A JP2006119427 A JP 2006119427A JP 2004308045 A JP2004308045 A JP 2004308045A JP 2004308045 A JP2004308045 A JP 2004308045A JP 2006119427 A JP2006119427 A JP 2006119427A
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Abstract

【課題】 可動部がなくとも被加工物の被加工面の広範囲に渡って加工を行うことができるレーザ加工方法を提供する。
【解決手段】 本発明のレーザ加工方法は、レーザ光源2から出射されたレーザ光Pを空間位相変調素子3により位相変調して結像光学系4に導き、結像光学系4によりレーザ光Pを被加工物7に照射して、被加工物7を加工するものにおいて、空間位相変調素子3に入力される入力データとして被加工物7の加工形状を再生する像再生ホログラムデータと所定加工位置に像再生を行う位置移動ホログラムデータとからなる合成データを用い、合成データを順次変化させながら被加工物7にレーザ加工を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、MEMS(マイクロエレクトロニックメカニカルシステム)、回折光学素子、光ディスク原盤等の2次元形状、3次元形状の微細形状の加工品の製作に好適なレーザ加工方法に関し、特にフォトニック結晶、回折光学素子、プリント基板、インクジェットプリンタのノズル等の微細な多数の穴形状を有する構造体の製作に応用することのできるレーザ加工方法及びレーザ加工装置及びこれによって作製された構造体に関する。
レーザ光はエネルギーを微小領域に正確に集中できるので、金属や合成樹脂等の表面パターンニング、穿孔、切断、切削等のように直接的に材料を加工する形態や、リソグラフィや光造形等のように材料を化学変化させる加工形態、材料の改質、変質等の加工を行う加工形態に用いられ、近年では、1μm以下の分解能を持つ超微細な2次元構造体、3次元構造体の製作に多用され、屈折型光学素子、回折型光学素子、光ディスク原盤、電気回路、MEMS素子等の多様な製品がこのレーザ加工法を用いて製作されている。なお、この発明の請求の範囲、明細書において、「加工」というときは、上記の各種の加工形態を含むものとする。
その従来のレーザ加工法としては、レーザ光を被加工物に集光させ、集光点と被加工物とを相対的に移動させて被加工物の加工を行う方法が知られている(レーザ加工法1)。
また、レーザ光をマスクに通して被加工物に照射することにより、被加工物の被加工面にマスクの形状を投影し、これにより、被加工物の加工を行う方法も知られている(レーザ加工法2)。
そのレーザ加工法1には、被加工物の被加工面をレーザ光(照射光)の光軸に対して垂直な方向に移動させる加工方法と、ガルバノスキャナー等を用いて被加工物に対してレーザ光の集光点を走査する加工方法とが知られている。特に、ガルバノスキャナーを用いる加工方法によれば、高速かつ高精度の加工が可能である。
そのレーザ加工方法2には、マスクの形状を被加工物の被加工面に縮小投影して高精度の形状を一度に形成する加工方法と、グレースケールマスクを用いることによって立体的な加工を行う加工方法とが知られている。
しかしながら、そのレーザ加工法1では、被加工物の被加工面の広範囲に渡って加工を行う場合、スループットが小さいという問題がある。そのレーザ加工法2では、マスクによってレーザ光が遮蔽されるため、投影する形状如何によってはレーザ光の利用効率が非常に低くくなるという問題がある。また、マスクに照射されるレーザ光の強度むらに起因して被加工物の加工形状にむらが生じるという不都合がある。
そこで、これらのレーザ加工方法上の問題を解決するため、回折光学素子又はホログラフィック素子(ホログラム素子)を用いて特定のホログラム再生像を被加工物に形成し、レーザ加工を行う方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
なお、回折光学素子の変わりに空間位相変調素子を用いることにより、レーザ光の照射パターンを調整して加工を行う方法も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2002−66769号公報 特許3430531号公報
しかしながら、ホログラム再生像によるレーザ加工方法では、光利用効率が高くて被加工物の被加工面を一度に加工することができるが、より広範囲に渡って被加工物を加工するには、ホログラム再生像を得るためのホログラム素子と機械的な移動手段とを組み合わせて複数回加工を行う必要がある。
その機械的な移動手段としては、被加工物を載置するステージを駆動する手段や結像光学系の位置を移動させる手段やレーザ光をガルバノスキャナー等の可動デバイスによって偏向させる手段が提案されているが、これらの機械的な移動手段には高精度の駆動装置を必要とするため、レーザ加工装置全体が高価になる、機械的に移動させるので加減速時に生じる振動により位置制御の精度が低下するという問題が生じる。
また、ホログラム再生像による加工方法では、ホログラム像の再生面(被加工物の被加工面)にスペックルノイズがあらわれるため、被加工物の加工形状が劣化するという問題がある。
このスペックルノイズを低減させるため、特許第3430531号公報に開示の技術では、レーザ入射光のビーム径を最適に調整する方法が提案されている。また、特許第3475947号公報に開示の技術では複数個のホログラム画像を準備し、被加工物にこれらのホログラム像を略同位置に投射して重ね合わせ、スペックルノイズを積分化することにより、このスペックルノイズを減少させる方法が提案されている。
また、特開2001−71168号公報に開示のものでは、ホログラム素子を光軸方向又は光軸に垂直方向に微小距離可動させることにより干渉効果を減少させてスペックルノイズを低減する方法も提案されている。
しかしながら、これらの公報に開示の技術では、スペックルノイズの低減化に限界がある。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、その主たる目的は、可動部がなくとも被加工物の被加工面の広範囲に渡って加工を行うことができるレーザ加工方法及びこのレーザ加工装置を提供することにある。
本発明の従たる目的は、スペックルノイズの低減化を図るのに好適なレーザ加工方法を提供することにある。
その他の目的は、明細書の記載から明らかとなるであろう。
本発明の原理は、レーザ加工を行うために、レーザ光の位相変調を行う空間位相変調素子を使用し、空間位相変調素子に入力すべきデータとして、被加工物に所定の加工形状を施すための像再生ホログラムデータと被加工物の所定位置にホログラム再生像を再生させるための位置移動ホログラムデータとを合成した合成データを用い、像再生ホログラムデータにより加工物の加工形状を得るためのレーザ光の強度分布を制御すると同時に位置移動ホログラムデータによりレーザ光の照射位置を制御することにしたものである。
ここで、「合成」とは像再生ホログラムデータの位相変調量と位置移動ホログラムデータの位相変調量とを画素毎に加算し、空間位相変調素子が位相変調可能な量を超えていた場合に、加算により得られた位相変調量から空間位相変調素子による位相変調可能な量を差し引く操作をいう。ここでは、空間位相変調素子の位相変調可能な量が2πであるので、合成データは像再生ホログラムデータの位相変調量と位置移動ホログラムデータの位相変調量とを加算して得られた位相変調量から2πを差し引いた値として得られる。
合成データを変化させながら複数回のレーザ加工を行うことにより、機械的な可動機構を用いることなく、被加工物に特定の加工形状を広範囲に渡って形成できる。
その合成データを変化させるとき、位置移動ホログラムデータのみを変化させも良いし、像再生ホログラムデータのみを変化させても良いし、位置移動ホログラムデータと像再生ホログラムデータとを共に変化させても良い。
特に、被加工物に周期的な構造を加工形成する場合、位置移動ホログラムデータのみを変化させつつ、複数回のレーザ加工を行うことにより周期構造物を加工形成でき、従って、像再生ホログラムデータを毎回計算して作成する必要がないので、周期構造の加工形成の迅速化を図ることができる。
更に、像再生ホログラムデータとして、複数個の離散的な点像を再生することのできる像再生ホログラムデータを用いることにすれば、レーザ光の干渉によるスペックルノイズのほとんどないホログラム再生像を得ることが可能であり、このような像再生ホログラムデータと位置移動ホログラムデータとを合成して得られた合成データを用いて、複数回のレーザ加工を行うことにより、複雑なかつ高精度の加工形状を得ることができる。
本発明は上記の原理を用いたもので、請求項1に記載のレーザ加工方法は、レーザ光源から出射されたレーザ光を空間位相変調素子により位相変調して結像光学系に導き、該結像光学系によりレーザ光を被加工物に照射して、該被加工物を加工する方法において、前記空間位相変調素子に入力される入力データとして前記被加工物の加工形状を再生する像再生ホログラムデータと所定加工位置に像再生を行う位置移動ホログラムデータとからなる合成データを用い、該合成データを順次変化させながら前記被加工物にレーザ加工を行うことを特徴とする。
請求項2に記載のレーザ加工方法は、請求項1に記載の方法において、前記像再生ホログラムデータが離散的な複数の点像を再生するのに用いられることを特徴とする。
請求項3に記載のレーザ加工方法は、請求項2に記載の方法において、離散的な複数個の点像を再生する像再生ホログラムデータを複数個準備し、前記複数個の点像を再生する像再生ホログラムデータと前記位置移動ホログラムデータとの両方を共に変化させながらレーザ加工を行うことを特徴とする。
請求項4に記載のレーザ加工方法は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の方法において、被加工面に対して水平な方向に関するホログラムデータが鋸歯形状又は略鋸歯形状の位相分布を有するデータであることを特徴とする。
請求項5に記載のレーザ加工方法は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の方法において、前記被加工面に対して垂直な方向に関するホログラムデータが、フレネルゾーンプレート状又は略フレネルゾーンプレート状の位相分布を有するデータであることを特徴とする。
請求項6に記載のレーザ加工方法は、請求項5に記載の方法において、前記空間位相変調器から前記結像光学系の主平面までの距離が、前記結像光学系の焦点距離に等しいことを特徴とする。
請求項7に記載のレーザ加工方法は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の方法において、前記位置移動ホログラムデータは、被加工面に対して水平な方向に関するホログラムデータと被加工面に対して垂直な方向に関するホログラムデータとを合成した合成位置移動ホログラムデータであることを特徴とする。
請求項8に記載のレーザ加工方法は、請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の方法において、前記空間位相変調手段へ入力されるレーザ光の波面を計測する波面計測手段と、前記空間位相変調素子に前記合成データを入力する入力手段と、前記波面計測手段により計測された波面の歪みを補正する計算機手段とを備え、該計算機手段は補正データを生成し、前記空間位相変調手段には補正された合成データが入力されることを特徴とする。
請求項9に記載のレーザ加工方法は、請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の方法において、前記レーザ光の照射時間又は照射強度を調整しながらレーザ加工を行うことを特徴とする。
請求項10に記載のレーザ加工方法は、請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の方法において、前記被加工物の一部がレーザ光に対して透明であることを特徴とする。
請求項11に記載のレーザ加工方法は、請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の方法において、前記レーザ光源が数ピコ秒以下のパルス幅を有する超短パルスレーザ光源であることを特徴とする。
請求項12に記載のレーザ加工装置は、レーザ光源と、該レーザ光源から出射されたレーザ光を位相変調する空間位相変調素子と、該空間位相変調素子により位相変調されたレーザ光を被加工物に照射する結像光学系と、前記空間位相変調素子を像再生ホログラムデータと所定加工位置に像再生を行うための位置移動ホログラムデータとからなる合成データにより制御する入力手段と、前記像再生ホログラムデータと位置移動ホログラムデータとを計算して前記入力手段に向けて出力する計算機とを少なくとも有することを特徴とする。
請求項13に記載の構造体は、請求項12に記載のレーザ加工装置によって作製されたものであることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、被加工物の広範囲に渡ってレーザ加工を行う場合でも、光利用効率が高くてしかも自由度の大きな加工方法を提供できる。特に、被加工物の物質を直接除去する直接除去加工方法でその加工に大きなエネルギーが必要で1回で除去できる加工量に限界があって、加工を複数回に分けて行わなければならない場合に、位置移動ホログラムデータを加工位置移動手段として用いるのに好適である。
請求項2に記載の発明によれば、ホログラム再生像を離散的な点像としたので、スペックルノイズの減少を図ることができる。
特に、完成された加工形状に線や面が多い場合でも、所望の加工形状を複数個の点に分けて、合成データを変えながら加工を行うことにより、スペックルノイズの影響を低減させて加工を行うことが可能である。更には、周期的な構造を有する加工形状を形成したい場合には、少なくとも一つの像再生ホログラムデータと位置移動ホログラムデータとを組み合わせることにより周期的な構造を有する加工形状を形成できる。これによって、ホログラム像の計算に要する時間を短縮でき、迅速に周期的な構造を有する加工形状の形成が可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、ホログラム像を加工の都度計算することなく、加工の際の自由度を高めることができる。
請求項4に記載の発明によれば、像再生ホログラムデータ及び鋸歯状データを変えながら、複数回の加工を行うことにしたので、複雑な加工形状を複数回の単純形状に分けて加工を行うことが可能である。複雑形状のホログラム再生像を計算することにすると、計算による誤差が大きくなるが、単純な複数個の画像に分けて計算を行うことにしたので、ホログラムによる像再生の誤差を減少させることができ、より一層高精度の加工が可能になる。
請求項5に記載の発明によれば、光軸方向へのホログラム再生像の再生位置を移動させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、空間位相変調器と結像光学系との距離を結像光学系の焦点距離に合わせることにより、合成焦点距離をフレネルゾーンプレートの焦点距離に合わせることができ、ホログラム再生像の大きさをフレネルゾーンプレートの焦点距離にかかわらず一定とすることができる。
請求項7に記載の発明によれば、被加工面に対して水平な方向に関するホログラムデータと被加工面に対して垂直な方向に関するホログラムデータとを計算しかつ合成して位置移動ホログラムデータを作成したので、計算の簡略化を図ることができる。これにより、位置移動ホログラムデータの計算にかかる時間を減少させることができ、高速で加工を行うことができる。
請求項8に記載の発明によれば、空間位相変調器に入射するレーザ光の波面を計測する波面計測手段を設けて、レーザ光の波面を測定することにしたので、空間位相変調器に入力される合成データに対するフィードバックが可能となる。その結果、より一層高精度のホログラム再生像が得られ、より高精度な加工形状を得ることができる。
加工深さや加工形状はレーザ光の強度、照射時間、パルス数に依存し、所望の加工形状を高精度で得る場合には、最適なレーザ光の強度及び照射時間を設定することが必要であるが、請求項9に記載の発明によれば、より精度の高い加工を行うことができる。この場合、レーザ光強度や照射時間に対する加工形状のデータを備えておくのが望ましい。また、複数回の加工を行う場合、連続的にレーザ光を照射するときにはレーザ照射時間、パルレーザのときには照射回数を変えることにより三次元形状の加工が可能となる。
請求項10に記載の発明によれば、加工に使用するレーザ光に対して透明な物体の内部に三次元的な形状変化を有する構造、三次元的な物性変化を有する構造の加工物を形成することが可能となる。更に、レーザ光の照射形状を自由に制御できるので、透明体に自由構造を作製することも可能であり、例えば、フォトニック結晶、光導波路、回折光学素子等の光学素子マイクロリアクター(化学反応器)の製作が可能となる。
請求項11に記載の発明によれば、パルス幅が数ps以下の超短パルスレーザ光を用いて加工することができるので、被加工物とレーザ光との相互作用時間が非常に短くなり、熱の伝播の影響を小さく抑えることができる。
また、超短パルスレーザ光では、非常に強いエネルギーが瞬間的に発生するので、ダイヤモンドやガラスや酸化物等の難加工物に対しても直接除去加工が可能であるという長所がある。
また、超短パルスレーザ光では、非常に強いピークパワーを有するので、2光子吸収過程を利用して加工を行うことができ、また、レーザ光に対して透明な物体の内部に加工を行うことが可能となり、このレーザ加工方法によれば、3次元的に位置合わせが可能となるため、透明体の内部の任意の位置に高い位置合わせの精度で加工を行うことができる。
請求項12に記載の発明によれば、請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載のレーザ加工を実施できる。
請求項13に記載の発明によれば、高精度の微細加工部を有する構造体を提供できる。
以下に、本発明に係わるレーザ加工方法の発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
(請求項1に係わるレーザ加工方法の実施例)
図1ないし図4は、請求項1に係わるレーザ加工方法の実施例である。図1は請求項1に記載のレーザ加工方法を実施するためのレーザ加工装置の概略構成を示している。
その図1において、符号1はレーザ加工装置を示し、レーザ加工装置1はレーザ光源2、空間位相変調器3、結像レンズ(結像光学系)4、コントローラ(入力手段)5、計算機6を有し、レーザ光源2から出射されたレーザ光Pは空間位相変調器3によって位相変調を受け、その位相変調を受けたレーザ光P’は結像レンズ4により集光されて、被加工物7に照射される。その空間位相変調器3はコントローラ5によって制御され、コントローラ5への入力データS1は計算機6によって計算される。
レーザ光源2には、ここでは、Nd:YAGレーザが用いられ、レーザ光PにはそのNd:YAGレーザの第2高調波である波長532nm(ナノメートル)の光が用いられる。結像レンズ4には、ここでは、焦点距離f=10mm(ミリメートル)のレンズが用いられ、結像レンズ4と空間位相変調器3との距離dはここでは10mmとされている。
空間位相変調器3には、液晶の配向方向によって位相差が生じるタイプのもの、電気光学効果を用いるタイプのもの、磁気光学効果を用いるタイプのものがあるが、電気光学効果を用いるタイプ、磁気光学効果を用いるタイプの空間位相変調器3は応答速度が速いので望ましい。その空間位相変調器3は反射型タイプのものと透過型タイプのものとに分類され、この実施例では、透過型タイプの空間位相変調器3が示されているが、反射型タイプの空間位相変調器を用いることもできる。
この実施例では、具体的には、空間位相変調器3として、画素数N(N=512ピクセル×512ピクセル)個、画素ピッチが30μm(ミクロンメートル)、レーザ光Pの波長に対して「2π」の位相変調を256階調で行うことのできる電気光学タイプのものが用いられている。
被加工物7のレーザ加工は、以下に説明する合成データを空間位相変調器3に入力し、かつこの合成データを変えながら複数回行うものである。
図2(a)は被加工物7を一回目の加工で加工するに際しての一例を示す加工形状像(ホログラム再生像に相当)G1であり、図2(b)は加工形状像G1が再生されるように計算された位相変調型の計算機合成ホログラム画像(像再生ホログラムデータ)G2である。この計算機合成ホログラム画像G2は256階調であり、画素数N(N=512ピクセル×512ピクセル)個で、最大「2π」の位相変調を与えることができる。ここでは、その加工形状像G1は格子形状の離散点像とされている。
そのホログラム像の計算方法には、反復フーリエ変換法、シミュレーテッドアニーリング法等を用いることができ、これらの計算方法に関しては、以下の論文に詳述されているので、必要ならば、以下に記載の論文を参照されたい。
「1.N.Yoshikawa and T.Yatagai, Appl. Opt. 33,863-867(1994)
2.J. Fienup, Opt. Eng. 19, 297-305(1980)」
反復フーリエ変換法は、大きな画素数のホログラム再生像もシミュレーテッドアニーリング法よりも短い時間で計算できるので、この反復フーリエ変換法を用いるのが望ましい。
図2(c)は位置移動ホログラムデータG3を示し、この位置移動ホログラムデータG3は空間周波数が後述する位置移動ホログラムデータよりも低い場合が示されている。すなわち、位置移動ホログラムデータG3は位置間隔が大きい場合に対応する位置移動ホログラム像である。その計算機合成ホログラム画像G2と位置移動ホログラムデータG3に付加して得られた合成データが図2(d)に示す合成データG4である。ここで、「付加」とは、画素毎に計算機合成ホログラム画像G2に位置移動ホログラムデータG3を加算し、各画素毎に計算上の位相変調量が実際に位相変調可能な量(2π)を超えていたとき、計算により得られた位相変調量から「2π」の値を差し引き、実際の入力データとする操作を行うことをいう。
その位置移動ホログラムデータG3は、ホログラム像の再生位置を移動させるのに用いられ、この位置移動ホログラムデータG3も反復フーリエ変換法、シミュレーテッドアニーリング法等を用いて計算できる。その合成データG4を空間位相変調器3に入力し、これにより被加工物7に対する第1回目のレーザ加工が行われる。
図3(a)は被加工物7を二回目の加工で加工するに際しての一例を示す加工形状像G5であり、図2(b)は加工形状像G5が再生されるように計算された位相変調型の計算機合成ホログラム画像G6であり、ここでは、加工形状像G5と加工形状像G1とは同一のホログラム再生像とし、従って、計算機合成ホログラム画像G6も計算機合成ホログラム画像G2と同一の像再生ホログラムデータとなる。図3(c)は位置移動ホログラムデータG7を示し、この位置移動ホログラムデータG7は空間周波数が位置移動ホログラムデータG3よりも高い場合が示されている。すなわち、位置移動ホログラムデータG7は位置間隔が小さい場合に対応する位置移動ホログラム像である。その計算機合成ホログラム画像G6と位置移動ホログラムデータG7に付加して得られた合成データが図3(d)に示す合成データG8である。その合成データG8を空間位相変調器3に入力し、これにより被加工物7に対する第2回目のレーザ加工が行われる。
図4はその被加工物7の被加工面7aにレーザ加工を行った一例を示す図であり、図4(a)は第1回目のレーザ加工によって被加工面7aに形成された加工形状としての離散点の集合G9を示し、図4(b)は第2回目のレーザ加工によって被加工面7aに形成された加工形状としての離散点の集合G10と第1回目のレーザ加工によって被加工面7aに形成された加工形状としての離散点の集合G9とを示している。離散点の集合G10は離散点の集合G9に対して位置が水平な方向に平行移動されており、その図4(b)では離散点の集合G9の一部と離散点の集合G10の一部とが重なり合った状態が示されている。
このように、合成データを変化させながら被加工物7のレーザ加工を行う作業を繰り返すことにより、機械的な可動部を持たなくとも広範囲に渡ってレーザ加工を行うことができる。
この請求項1に係わるレーザ加工方法の実施例では、位置移動ホログラムデータを変化させることにより、ホログラム再生像の再生位置を移動させてレーザ加工を行うことにしたが、計算機合成ホログラム画像G2、G6を変化させる方法、計算機合成ホログラム画像G2、G6と位置移動ホログラムデータG3、G7との双方を変化させる方法を用いて、レーザ加工を行っても良い。
(請求項2に係わるレーザ加工方法の実施例)
図5は請求項2に係わるレーザ加工方法の実施例を示している。請求項1に係わるレーザ加工方法では、空間位相変調素子3によって再生されるホログラム再生像が離散的な点の集合で、かつ、1度の加工で多数の離散的な点を被加工物7の被加工面に形成することができた。
この請求項2に係わるレーザ加工方法の実施例では、付加する位置移動データを変化させながら、複数回の加工を行って離散的な点の集合を被加工面7aに形成するレーザ加工方法について説明する。
まず、図5に示すように最終的に得たい被加工物7の被加工面7aの加工形状をG11とする。この加工形状G11はここでは被加工面(表面)7aが全面的に加工されている状態を意味する。
この図5に示す加工形状G11を得るために、図6(a)に示す加工形状G12に対応するホログラム再生像(3×3の離散的な点からなるマトリックス像)を被加工物7の被加工面7aに形成し、ついで、図6(a)に示す加工形状G12に対応するホログラム再生像(3×3の離散的な点からなるマトリックス像)の位置を位置移動ホログラムデータ用いて変化させて、図6(b)に示す加工形状G13を被加工面7aに形成し、同様にしてホログラム再生像(3×3の離散的な点からなるマトリックス像)の位置を位置移動ホログラムデータ用いて変化させて、図6(c)に示す加工形状G14を形成し、続けてホログラム再生像(3×3の離散的な点からなるマトリックス像)の位置を位置移動ホログラムデータ用いて変化させて、図6(d)に示す加工形状G15を形成するというように、これを多数回繰り返すことによって、最終的に、図6(e)に示す加工形状G16、すなわち、図5に示す加工形状G11を形成する。
この実施例では、位置移動ホログラムデータのみを変えながらレーザ加工を行う実施例を示したが、位置移動ホログラムデータと計算機ホログラム画像(像再生ホログラムデータ)との双方を変化させながらレーザ加工を行っても良く、また、計算機ホログラム画像のみを変化させながら、レーザ加工を行っても良い。
ここで、離散的な点像の間隔は、干渉がレーザ加工に影響を及ぼさない程度に開いている必要があるが、効率よく加工を行うには、計算機により得られた複数個の計算機ホログラム画像(像再生ホログラムデータ)はその枚数が少ないほど、また、離散的な点像の間隔はなるべく近いのが望ましい。
結像レンズ4のフーリエ変換作用を用いたホログラム再生像では、被加工物7の被加工面7aにおける点像の振幅分布の関数は、sinc(λ/NA)で表されることが下記文献に述べられている。
「応用物理 第69巻1号,57−60(2000)」
なお、符号λはレーザ光の波長、NAは結像レンズ(結像光学系)4の開口数を示している。
このsinc(λ/NA)とレーザ光Pのスペックルノイズとの関係について、以下説明する。
図7に示すように、ホログラム面H1が計算機6によって合成された多数のセルHcから構成されているものとする。この場合には、ホログラム面H1に対応する像面、すなわち、被加工面7aには図7に示すように、ホログラム再生像がレーザ光のスポットSを複数個重ね合わせた状態として現れる。
1個のスポットSの振幅強度分布Qは、sinc(λ/NA)という関数を用いて現される。従って、各スポット同士でレーザ光の重なり部分が生じ、干渉現象が生じる。ここで、sinc(λ/NA)は無限遠まで広がっており、数学的には、点の間隔を無限に離してもごくわずかながら干渉が生じる。
しかし、sinc関数は中心からλ/NAだけ離れた点でいったん強度が「0」になるので、点像の間隔については、二つの点像がλ/NA以上離れていれば、強い干渉は生じず、従って、点像の間隔については、二つの点像がλ/NAの距離が「λ/NA」程度であれば十分である。
(請求項3に係わる発明の実施の形態)
図8は複数個の計算機ホログラム画像(像再生ホログラムデータ)を準備してレーザ加工を行う場合の説明図であり、図8(a)に示すように被加工面7aを複数個のセルHc’に分割し、1つのセルHc’に対して1個の点Gxを対応させ、各セルHc’に対して点Gxを形成するか否かを自由に選択できるようにしたものである。
被加工面7aのセルHc’の個数がN個のとき、点Gxを形成するかしないかを決定するためには、2のN乗個の計算機ホログラム像(像再生ホログラムデータ)が必要であるが、対称性を考慮すると、その個数は大幅に減少させることができる。
この計算機ホログラム像(像再生ホログラムデータ)に位置移動ホログラムデータを付加して位置移動ホログラムデータを変化させながら、図8(b)〜図8(e)に示す離散的の点像を被加工面7aに加工形成することにより、図9に示す複雑形状の加工形状G17を得ることができる。
(請求項4に係わる発明の実施の形態)
図10〜図14は請求項4に係わる発明の実施の形態の説明図である。被加工面7aに対して水平な方向に関する位置移動ホログラムデータとして、鋸歯形状のデータを用い、この鋸歯形状データに計算機ホログラム画像(像再生ホログラムデータ)を付加したものである。
図10(a)は鋸歯形状m1を示し、この鋸歯形状m1はその傾きが非対称な形状となっている。鋸歯形状m1を空間位相変調器3に入力することにより、X軸、Y軸方向に角度θx、θyだけ、レーザ光Pの進行方向を傾けることができ、レーザ光Pの傾きに応じて、ホログラム再生像の再生位置が被加工面7aにおいて平行にずれる。その角度θx、θyは数ミリラジアン程度であり、近軸光学系の公式を適用して計算できる。
この図10(a)に示す鋸歯形状データを空間位相変調器3に入力すると、図11に示すように、レーザ光Pが空間位相変調器3によって光軸O1に対して垂直な面内でX方向に光軸からΔxだけ平行移動された位置に変位される。この図11には、Y方向に光軸O1からΔYだけ平行移動された状態は示されていないが、これについては、図面の簡略化のため、図を省略したものである。
その被加工物7の被加工面7aにおけるホログラム再生像の再生位置のずれ量は、下記の式
ΔX=tanθx・(2−f/d)
ΔY=tanθy・(2−f/d)
によって表される。
これにより、ΔX、ΔYを用いて空間位相変調器3の任意の点の座標X、Yの位相変調量Φ(x,y)は、以下の[数1]式によって表される。
Figure 2006119427
この数1式において、符号ax、符号ayはそれぞれ空間位相変調器3のX方向の画素ピッチ、Y方向の画素ピッチであり、符号mは整数であり、Φ(x,y)が0から2πまでの値となるように調整するための係数である。
鋸歯形状m1により与えられる最小の波面の傾きは、およそλ×(8/M)/N・aで表される。ここで、符号λは波長、符号Mは位相変調の階調数、符号Nは空間位相変調器3のピクセルの個数(画素の個数)、符号aは画素のピッチである。
ここで、最小の波面の傾きとして、全ピクセルに渡って8階調分の変調があるとした。8階調の変調があれば、理論的に回折効率として95%の効率が得られるので、十分であると考えられる。
ここでは、波面の最小の傾きは約1.9μラジアンであり、この値がおおよその最小分解能であると考えられる。ガルバノスキャナーの典型的な位置決め精度は5μラジアンから10μラジアンであり、この請求項4に係わる発明の実施例によれば、ガルバノスキャナーのような可動部品を用いることなく、それ以上の分解能で位置決めが可能である。
このとき、被加工物7に照射するレーザ光Pの位置決め精度は約20nm(ナノメートル)である。この位置決め精度の値は、空間位相変調器3に依存し、画素数のより多いものや変調可能な階調数がより多いものを用いることにより、より一層高い位置決め精度を得ることができる。
なお、鋸歯形状m1は、厳密な意味で鋸歯である必要はなく、鋸歯形状m1に似ているものであれば良い。例えば、図10(b)に示す量子化m2のデータでも良く、また、図10(c)に示すように、鋸歯ではなく単に傾きを有する直線形状m3のデータでも良い。更に、傾きが直線ではなくて多少カーブしているものも用いることができる。
(請求項5、6に係わる発明の実施例)
この発明の実施例では被加工面7aに対してホログラム再生像を垂直方向に移動させるために、図12に示すように、像再生ホログラムデータとしてフレネルゾーンプレート状又は略フレネルゾーンプレート形状m4の位相分布を有するデータを用いている。この実施例では、空間位相変調器3と結像レンズ4との距離d(図11参照)は、結像レンズ4の焦点距離fに等しくされている。
この実施例によれば、ホログラム再生像の大きさをフレネルゾーンプレートの焦点距離によらず、一定とすることができる。
すなわち、焦点距離fを有する合焦レンズ4と焦点距離f1を有するフレネルゾーンプレートとからなる合成レンズの焦点距離f’は、薄型レンズの公式により、
1/f’=(1/f)+(1/f1)−(d/f・f1)
で表される。
従って、d=f1のとき、焦点距離f’はフレネルゾーンプレートの焦点距離f1となり、ホログラム再生像の大きさがフレネルゾーンプレートの焦点距離f1にかかわらず一定となる。
また、ここでは、結像光学系として1枚の結像レンズ4が示されているが、結像光学系を複数枚のレンズを組み合わせて構成しても良く、この場合には、結像光学系の合成焦点距離fが空間位相変調器3から結像光学系までの合成レンズの主平面までの距離に等しくなるように、空間位相変調器3、結像光学系を配置する。この場合、焦点位置のずれ量ΔZは、式
ΔZ=f2/R
によって表される。
ここで、符号fは結像光学系の焦点距離、符号Rはフレネルゾーンプレート状データがレーザ光Pの平面波の波面につける曲率である。すなわち、平面波を球面波に変換するための曲率である。
これに対して、空間位相変調器3の任意の座標x、yの位相変調量Φ(x、y)は下記の[数2]式によって与えられる。
Figure 2006119427
なお、請求項4に係わる実施例と請求項5、6に係わる実施例とを組み合わせて、被加工面7aに対して水平な方向に関するホログラムデータと被加工面7aに対して垂直な方向に関するホログラムデータとを計算しかつ合成して位置移動ホログラムデータを作成しても良い。
(請求項8に係わる発明の実施例)
図13は請求項8に係わる発明の実施例を説明するための説明図である。図1に示す光学部品と同一の光学部品には同一符号を付してその詳細な説明は省略することにし、異なる部分についてのみ説明する。
この図13に示すレーザ加工装置1では、レーザ光源2から出射されたレーザ光Pの一部はビームサンプラー8によって分岐され、波面測定装置(波面計測手段)9に導かれる。波面測定装置9には、マイクロレンズタイプのもの、シャックハルトマンタイプのもの、ビームを干渉させるタイプのものが用いられる。
その波面測定装置9からの出力信号S2は計算機6に入力される。計算機6はその波面測定装置9から出力される出力信号に基づいて波面補正データを作成し、この波面補正データはコントローラ5に入力され、コントローラ5はその波面補正データにより変換された合成データを空間位相変調素子3に向けて出力する。
この実施例によれば、より一層高精度のホログラム再生像が得られるので、より一層高精度の加工形状を得ることができる。
(請求項9に係わる発明の実施例)
この実施例では、図14に示すように、レーザ光Pの強度を調整しながら、あるいは、レーザ光Pの照射時間を調整ながら、又はレーザ光Pの強度及び照射時間を調整しながら、被加工物7の加工を行う。
その図14において、図1に示す光学部品と同一の光学部品には同一符号を付してその詳細な説明は省略することにし、異なる部分についてのみ説明する。
レーザ光源2から出射されたレーザ光Pは1/2波長板10、グラントムソンプリズム11、シャッタ−12を介して空間位相変調器3に導かれるようになっている。1/2波長板10とグラントムソンプリズム11とはレーザ光Pの強度を調整するのに用いられ、シャッター12はレーザ光Pの照射時間を調整するのに用いられる。
レーザ光源2から出力されるレーザ光Pは通常直線偏光であり、このレーザ光Pを1/2波長板10によりその偏光方向を変化させ、グラントムソンプリズム11を通過させることによりレーザ光Pの強度が調整される。
そのレーザ光Pの直線偏光度が小さい場合には、グラントムソンプリズム11を2個設け、一方のグラントムソンプリズム11を光軸を中心にして回転させることにより、レーザ光Pの強度を調整することができる。
レーザ光Pの照射時間あるいは照射パルス数は、シャッター12を開閉制御により調整される。そのシャッター12はメカニカルシャッター、音響光学素子、電気光学素子等の電子シャッターを用いても良い。
この実施例によれば、レーザ光の強度、照射時間、照射パルス数を調整できるので、より精度の高い3次元形状の加工を行うことができる。
(請求項10〜請求項13に係わる発明の実施例)
図15は請求項10ないし請求項13に係わる発明のレーザ加工装置1の実施例を説明するための説明図であって、レーザ光源2にはパルス幅100fs(フェムト秒)のパルスレーザ光Pを発生するTi:Sapphireレーザが用いられる。
なお、レーザ光源2には数ピコ秒以下のパルス幅を有する超短波パルスレーザ光源を用いても良い。
このレーザ加工装置1はレーザ光Pの強度を調整する強度調整機構13とレーザ光Pの照射パルス数を調整するシャッタ機構14とを備えている。
空間位相変調器3は図1に示すレーザ加工装置1と同様にコントローラ5によって制御され、そのコントローラ5には計算機6からの制御情報が出力される。また、強度調整機構13、シャッタ調整機構14、後述するステージは計算機6によって制御される。
その計算機6は、ホログラム計算手段、鋸歯形状計算手段、フレネルゾーン形状計算手段を備えている。レーザ光Pはその強度調整機構13、シャッタ機構14を通過した後、空間位相変調器3により位相変調されて、ダイクロイックミラー15に導かれ、このダイクロイックミラー15により結像レンズ(結像光学系)4に向けて偏向され、結像レンズ4により被加工物7の被加工面7aに照射される。
その被加工物7はステージ16に載置されて、その結像レンズ4に対する位置が適宜調整され、その被加工物7の被加工面7aは顕微鏡17により観測される。その顕微鏡17は対物レンズ(図示を略す)を有するレンズ鏡筒18とCCDカメラ19とから大略構成され、顕微鏡17により被加工物7の被加工面7aの加工形状が観測される。
このものによれば、ガラス、ポリマー、透明酸化物等のレーザ光に対して透明な物質の内部にホログラム再生像を再生し、変質、空孔生成等のレーザ加工を行うことができる。光硬化性の材料を用いてホログラム再生像の再生部のみを硬化させることもできる。また、高精度の微細な加工部を有する構造体を作製できる。
本発明の請求項1に係わるレーザ加工方法に用いるレーザ加工装置の一例を示す概要図である。 本発明の請求項1に係わるレーザ加工方法の第1回目の加工に使用するホログラムデータの説明図であって、(a)はホログラム再生像、(b)はこのホログラム再生像を得るための像再生ホログラムデータに相当するホログラム像、(c)は位置移動ホログラムデータに相当するホログラム像、(d)は(b)に示すホログラム像と(c)に示すホログラム像との合成ホログラム画像(合成データに相当するホログラム画像)をそれぞれ示している。 本発明の請求項1に係わるレーザ加工方法の第2回目の加工に使用するホログラムデータの説明図であって、(a)はホログラム再生像、(b)はこのホログラム再生像を得るための像再生ホログラムデータに相当するホログラム像、(c)は位置移動ホログラムデータに相当するホログラム像、(d)は(b)に示すホログラム像と(c)に示すホログラム像との合成ホログラム画像(合成データに相当するホログラム画像)をそれぞれ示している。 本発明の請求項1に係わるレーザ加工方法の説明図であって、(a)は被加工物の被加工面に形成された加工形状、(b)は被加工物の被加工面に形成された加工形状をそれぞれ示している。 本発明の請求項2に係わるレーザ加工方法の実施例により被加工面に形成された加工形状を示す説明図である。 図5に示す加工形状を形成するための手順を説明するための説明図であって、(a)は第1回目の加工により被加工面に3×3のマトリックス状の点が形成された状態を示し、(b)は第2回目の加工により位置を右にずらして被加工面に3×6のマトリックス状の点が形成された状態を示し、(c)は第3回目の加工により位置を上にずらして3×6のマトリックス状の点が形成された被加工面に更に3×3のマトリックス状の点が形成された状態を示し、(d)は第4回目の加工により被加工面に6×6のマトリックス状の点が形成された状態を示し、(e)はn回目の加工により最終的に被加工面の全域が加工された状態が示されている。 本発明の請求項2に係わるレーザ加工方法によってスペックルノイズが何故低減されるのか、その原理を説明するための説明図である。 本発明の請求項3に係わる実施例の説明図であって、(a)は被加工物を複数個のセルに分割した状態を示し、(b)は第1回目の加工によってその各セルに形成されるべき加工点を示し、(c)は第2回目の加工によってその各セルに形成されるべき加工点を示し、(d)は第3回目の加工によってその各セルに形成されるべき加工点を示し、(e)は第4回目の加工によってその各セルに形成されるべき加工点を示している。 請求項3に係わるレーザ加工方法によって被加工面に形成された加工形状の一例を示す説明図である。 請求項4に係わるレーザ加工方法に用いる位置移動ホログラムデータの一例を示す図であり、(a)は鋸歯形状、(b)は略鋸歯形状としての階段型(量子化型)形状、(c)は鋸歯形状の一部を構成する傾斜形状を示している。 請求項4に係わるレーザ加工方法を用いて変位されたレーザ光の一例を示す説明図である。 請求項5に係わるレーザ加工方法に用いる位置移動ホログラムデータの一例を示す図であり、フレネルゾーンプレート状を示す断面図である。 請求項8に係わるレーザ加工方法に用いるレーザ加工装置の一例を示す概要図である。 請求項9に係わるレーザ加工方法に用いるレーザ加工装置の一例を示す概要図である。 請求項10ないし請求項13に係わるレーザ加工装置の一例を示す概要図である。
符号の説明
2…レーザ光源
3…空間位相変調素子
4…結像レンズ(結像光学系)
5…コントローラ
6…計算機
7…被加工物
P…レーザ光

Claims (13)

  1. レーザ光源から出射されたレーザ光を空間位相変調素子により位相変調して結像光学系に導き、該結像光学系によりレーザ光を被加工物に照射して、該被加工物を加工するレーザ加工方法において、
    前記空間位相変調素子に入力される入力データとして前記被加工物の加工形状を再生する像再生ホログラムデータと所定加工位置に像再生を行う位置移動ホログラムデータとからなる合成データを用い、該合成データを順次変化させながら前記被加工物にレーザ加工を行うことを特徴とするレーザ加工方法。
  2. 前記像再生ホログラムデータが離散的な複数の点像を再生するのに用いられることを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工方法。
  3. 離散的な複数個の点像を再生する像再生ホログラムデータを複数個準備し、前記複数個の点像を再生する像再生ホログラムデータと前記位置移動ホログラムデータとの両方を共に変化させながらレーザ加工を行うことを特徴とする請求項2に記載のレーザ加工方法。
  4. 前記位置移動ホログラムデータは、前記被加工面に対して水平な方向に関するホログラムデータであり、該ホログラムデータが鋸歯形状又は略鋸歯形状の位相分布を有するデータであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のレーザ加工方法。
  5. 前記位置移動ホログラムデータは、前記被加工面に対して垂直な方向に関するホログラムデータであり、該ホログラムデータが、フレネルゾーンプレート状又は略フレネルゾーンプレート状の位相分布を有するデータであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のレーザ加工方法。
  6. 前記空間位相変調器から前記結像光学系の主平面までの距離が、前記結像光学系の焦点距離に等しいことを特徴とする請求項5に記載のレーザ加工方法。
  7. 前記位置移動ホログラムデータは、前記被加工面に対して水平な方向に関するホログラムデータと前記被加工面に対して垂直な方向に関するホログラムデータとを合成した合成位置移動ホログラムデータであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のレーザ加工方法。
  8. 前記空間位相変調手段へ入力されるレーザ光の波面を計測する波面計測手段と、前記空間位相変調素子に前記合成データを入力する入力手段と、前記波面計測手段により計測された波面の歪みを補正する計算機手段とを備え、該計算機手段は補正データを生成し、前記空間位相変調手段には補正された合成データが入力されることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のレーザ加工方法。
  9. 前記レーザ光の照射時間又は照射強度を調整しながらレーザ加工を行うことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のレーザ加工方法。
  10. 前記被加工物の一部がレーザ光に対して透明であることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載のレーザ加工方法。
  11. 前記レーザ光源が数ピコ秒以下のパルス幅を有する超短パルスレーザ光源であることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載のレーザ加工方法。
  12. レーザ光源と、該レーザ光源から出射されたレーザ光を位相変調する空間位相変調素子と、該空間位相変調素子により位相変調されたレーザ光を被加工物に照射する結像光学系と、前記空間位相変調素子を像再生ホログラムデータと所定加工位置に像再生を行うための位置移動ホログラムデータとからなる合成データにより制御する入力手段と、前記像再生ホログラムデータと位置移動ホログラムデータとを計算して前記入力手段に向けて出力する計算機とを少なくとも有するレーザ加工装置。
  13. 請求項12に記載のレーザ加工装置によって作製された構造体。
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