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JP2006114228A - 非水電解液二次電池用極板の製造方法 - Google Patents

非水電解液二次電池用極板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】活物質ペーストと集電箔との界面を十分に乾燥させる技術を提供する。
【解決手段】巻出し部12から巻き出された集電箔14は、複数の補助ロール26を介して塗布部16に進められ、塗布部16において、集電箔14に活物質ペーストが塗布される。この塗布工程中、集電箔14は、加熱バックロール18によって加熱されている。このため、塗布直後において、活物質ペーストと集電箔14との界面を十分に乾燥でき、集電箔14の腐食防止効果が得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、非水電解液二次電池用極板の製造方法に関し、特に、集電箔に活物質ペーストを塗布して極板を製造する方法に関する。
近年、電池に対し高出力化および高エネルギー化が要求されており、リチウムイオン二次電池(非水電解液二次電池)が広く使用されている。特に、自動車用バッテリーのように高出力が求められる電池としては、リチウムイオン二次電池が有望視されている。このリチウムイオン二次電池は、密閉された電池ケース内に、セパレータを介して正極板と負極板とを対向させて配置し、それら正極板と負極板との間に電極反応を生じさせて電流を取り出している。
リチウムイオン二次電池の製造において、集電箔に活物質ペーストを塗布して正極板を生成する方法が知られている。例えば、下記特許文献1には、集電箔に活物質ペーストを塗布し、活物質ペーストが塗布された集電箔を中和剤が含まれる乾燥ガス雰囲気中で乾燥させる技術が示されている。
特開2003−187787号公報 特開平8−69791号公報
集電箔に活物質ペーストを塗布して正極板を生成する場合、集電箔と活物質ペーストとの界面を十分に乾燥させることが重要である。例えば、活物質ペーストとしてアルカリ性の水系ペーストを用い、アルミニウム集電箔に塗布する場合、界面の乾燥が不十分であると、残存水分中のアルカリ成分によりアルミニウム集電箔が腐食してしまう。アルミニウム集電箔が腐食されると酸化物(酸化アルミニウム)が生成される。この酸化物が電池充放電時の内部抵抗を上昇させ、電池特性の重要な項目である出力特性を低下させてしまう。
上記特許文献1では、活物質ペーストが塗布された集電箔を中和剤が含まれる乾燥ガス雰囲気中で乾燥させている。しかしこの方法では、中和剤が含まれる乾燥ガスは活物質ペーストへ表面から作用するために中和剤が活物質ペーストと集電箔との界面へ十分に到達できない、又は乾燥ガスにより活物質ペーストと集電箔との界面を十分に乾燥させることができず、集電箔の腐食を十分に抑制できない。
本発明は、上記問題点に鑑みて成されたものであり、その目的は、活物質ペーストと集電箔との界面を十分に乾燥させる技術を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の好適な態様である非水電解液二次電池用極板の製造方法は、活物質ペーストを集電箔へ塗布する塗布工程と、前記活物質ペーストが塗布された集電箔を全乾燥する全乾燥工程と、前記全乾燥工程に先立って、前記集電箔を加熱することにより前記活物質ペーストと前記集電箔との界面を乾燥させる界面乾燥工程と、を備えることを特徴とする。
上記構成において、非水電解液二次電池とは、例えばリチウムイオン二次電池である。リチウムイオン二次電池の場合、正極板に用いられる活物質ペーストとしてアルカリ性の水系ペーストが挙げられ、また、集電箔としてアルミニウム集電箔を挙げることができる。上記製造方法は、特に、アルカリ性の水系ペーストをアルミニウム集電箔へ塗布する場合に有効である。つまり、アルカリ性の水系ペーストをアルミニウム集電箔へ塗布する場合に界面の乾燥が不十分であると、活物質中のアルカリ成分によりアルミニウム集電箔が腐食してしまうが、上記構成によれば、界面乾燥工程において界面を乾燥させるため、アルミニウム集電箔の腐食を抑制することができる。腐食の抑制効果を高めるためには、塗布工程中に界面を乾燥させることが望ましい。また、塗布工程直後(例えば、10秒以内)に界面を乾燥させてもよい。また、乾燥効果が劣る可能性はあるものの、塗布工程直前に集電箔を加熱することにより、余熱によって塗布工程後の界面を乾燥させてもよい。
望ましくは、前記界面乾燥工程は、前記塗布工程と並行して前記集電箔を加熱する工程である、ことを特徴とする。望ましくは、前記界面乾燥工程は、加熱バックロールによって前記集電箔を加熱する工程である、ことを特徴とする。望ましくは、前記界面乾燥工程は、前記塗布工程の直後に前記集電箔を加熱する工程である、ことを特徴とする。望ましくは、前記界面乾燥工程は、誘導加熱方式によって前記集電箔を加熱する工程である、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の好適な態様であるリチウムイオン二次電池用正極板の製造方法は、アルカリ性活物質ペーストをアルミニウム集電箔へ塗布する塗布工程と、前記アルカリ性活物質ペーストが塗布されたアルミニウム集電箔を全乾燥する全乾燥工程と、前記塗布工程と並行して、加熱バックロールで前記アルミニウム集電箔を加熱することにより、前記アルカリ性活物質ペーストと前記アルミニウム集電箔との界面を乾燥させる界面乾燥工程と、を備えることを特徴とする。
望ましくは、前記加熱バックロールによる加熱時間は2秒以上である、ことを特徴とする。望ましくは、前記加熱バックロールによる加熱温度は、摂氏100度から摂氏200度である、ことを特徴とする。
本発明により、活物質ペーストと集電箔との界面を十分に乾燥させることができる。このため、例えば、アルカリ性の水系ペーストをアルミニウム集電箔へ塗布して正極板を生成する場合にアルミニウム集電箔の腐食を抑制することができる。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明に係る非水電解液二次電池用極板の製造方法の好適な実施形態が示されており、図1は、非水電解液二次電池であるリチウムイオン二次電池の正極板を製造する製造装置(塗工機)の概略図である。製造装置10は、巻出し部12、塗布部16、加熱バックロール18、乾燥炉20、巻取り部24および複数の補助ロール26を備えている。
本実施形態におけるリチウムイオン二次電池の正極板は、集電箔14に活物質ペーストを塗布して生成される。このため、巻出し部12から巻き出された集電箔14は、複数の補助ロール26を介して塗布部16に進められ、塗布部16において、集電箔14に活物質ペーストが塗布される。
この塗布工程中、集電箔14は、加熱バックロール18によって加熱されている。つまり、加熱バックロール18と集電箔14とが接触している集電箔抱角度α内において集電箔14が加熱される。なお、加熱バックロール18の加熱方式は、例えば、加熱オイル式、誘導加熱式、埋め込みヒータ式などのいずれでもかまわない。
活物質ペーストが塗布された集電箔14は、複数の補助ロール26を介して乾燥炉20に進められる。乾燥炉20は、集電箔14に塗布された活物質ペーストを熱風によって全乾燥させる。これにより、正極活物質を有する合剤層が集電箔14の表面に一体形成されて正極板22が形成される。形成された正極板22は、複数の補助ロール26を介して巻取り部24に送られて巻き取られる。
本実施形態では、活物質ペーストを塗布する塗布工程中において集電箔14をサポートするバックロールを加熱バックロール18としたことに一つの特徴がある。加熱バックロール18を利用することにより、活物質ペーストの塗布中から塗布直後にかけて集電箔14が加熱されるため、塗布直後において、活物質ペーストと集電箔14との界面を十分に乾燥できる。界面を十分に乾燥させることによって得られる効果として、集電箔14の腐食防止が挙げられる。
活物質ペーストとして、例えば、pH10以上のアルカリ性の水系ペーストを用い、集電箔14として、例えば、アルミニウム集電箔を用いる場合、アルカリ性の水系ペーストとアルミニウム集電箔の界面の乾燥が不十分であると、残存水分中のアルカリ成分によりアルミニウム集電箔が腐食してしまう。アルミニウム集電箔が腐食されると酸化物(酸化アルミニウム)が生成される。この酸化物が電池充放電時の内部抵抗を上昇させ、電池特性の重要な項目である出力特性を低下させてしまう。
例えば、加熱バックロール18において加熱を行わなかった場合、塗布部16から乾燥炉20までの距離が離れているため、乾燥炉20で集電箔14と活物質ペーストの界面が乾燥されるまでに腐食が進行してしまう。仮に、集電箔14の工程速度を高速化して塗布部16から乾燥炉20までの移動時間を短時間化させると、全乾燥を十分に行うためには、乾燥炉20の乾燥炉長Lを長くする必要があり、製造装置コストの面で好ましくない。
これに対し、加熱バックロール18において加熱を行う本実施形態では、アルカリ性の水系ペーストの塗布直後において界面を十分に乾燥させることができるため、アルミニウム集電箔の腐食を抑制し、電池の内部抵抗上昇を低減して高出力な電池を製造することができる。また、本実施形態で実現される界面の乾燥により、塗布後塗工幅の安定化やバインダ(結着剤)の表面偏析抑制の効果なども得られる。
このように、本実施形態は、特に、水溶媒を用いてpHが10以上になるペーストをアルミニウム集電箔に塗布する場合に特に有効である。
加熱バックロールの直径や加熱温度は、塗工するペーストの水分量、乾燥物(ペーストが塗布された集電箔)の単位面積当たりの重量、塗工速度などに依存するため、これら物理量に基づいて最適化することが望ましい。概ね、加熱時間が2秒以上になるように加熱バックロールの直径を設定し、また、加熱温度は、塗工するペーストが加熱バックロールで沸騰しない温度を上限としてなるべく高温にすることが望ましく、例えば、摂氏100度から摂氏200度程度が望ましい。
そこで、様々な条件の下で本実施形態を適用して正極板を生成し、その結果得られた正極板を備えた電池の電池内部抵抗について検討する。
まず、図1の製造装置(塗工機)の仕様を次表のように設定する。
Figure 2006114228
表1において、集電箔抱角度は、加熱バックロール18に集電箔14が接する部分の角度(図1における角度α)である。また、集電箔接触長は、加熱バックロール18に集電箔14が接する部分の長さである。
使用する活物質は次表のとおりである。なお、全ての活物質粒径はD50=約10μmである。
Figure 2006114228
表2に示す各活物質を利用して活物質ペーストを次のように調整する。まず、活物質、アセチレンブラックおよびカルボキシルメチルセルロース(CMC)を混合し、これにイオン交換水を投入して2軸遊星方式混練機を用いて20分間攪拌し、その後、所定量のポリテトラフルオロエチレン(PTFE)ディスパージョン液を入れてさらに30分間攪拌して活物質ペーストとする。この際、活物質を15kgとし、「活物質:アセチレンブラック:PTFE:CMC=100:10:3:1」の割合で混合し、また、ペースト固形分を52パーセントとした。
以上のように調整された活物質ペーストを、厚さ20μm、幅150mmのアルミニウム集電箔に、140mm幅で塗工した。単位面積当たりの塗工量は両面で14mg/cm2とした。さらに、次表のとおりの塗工条件で塗工した。
Figure 2006114228
表3において、集電箔ロール接触時間は、加熱バックロール18に集電箔14(アルミニウム集電箔)が接触している時間である。
上記条件で塗工した各極板を80μmに圧延して正極板とし、角形電池を作製するために負極板を作製して、電池容量が6.5Ahとなるように設計した。電池内部抵抗は、SOC60パーセントに調整した各セルに対して様々な電流値で放電し、10秒時の各電圧を測定して、オームの法則から傾きを内部抵抗としている。内部抵抗の測定値として各条件3セル分の平均値をとったものを次表に示す。
Figure 2006114228
表4において、実施例12では、正極板を作製する段階において、加熱バックロール上でペーストが沸騰し、極板荒れが発生したため、内部抵抗の測定対象外とした。また、表4に示す内部抵抗値の測定結果をグラフに示すと図2のようになる。図2は、横軸をロール接触時間、縦軸を電池内部抵抗として、表4に示す電池内部抵抗の測定結果を、加熱バックロールの温度ごとにプロットしたものである。
表4および図2のグラフに基づいて、各活物質ごとに測定結果をまとめると次のようになる。
「リチウムニッケル酸化物(実施例1〜12、比較例1〜4)」
活物質としてリチウムニッケル酸化物を用いた電池では、加熱バックロールの温度が高いほど、また、塗工速度が遅い(即ちロール接触時間が長い)ほど、内部抵抗を低減できることがわかる。これは、加熱高温(摂氏100度、摂氏125度、摂氏150度)の加熱バックロールにより集電箔とpH12.5のペーストの界面が、乾燥または水分減少により集電箔の腐食を低減し、絶縁性酸化物の生成量を低減できた結果であることが考えられる。
一方、同じリチウムニッケル酸化物を用いた比較例1〜4では、加熱バックロールの加熱温度が摂氏25度と低い。この場合、塗工速度が遅いほど、即ち乾燥炉に入るまでの時間が長いほど内部抵抗が上昇している。つまり、加熱温度が低い場合、塗工速度が遅いほどペースト水分が減少するまでの集電箔腐食が進行するため電池内部抵抗が大きくなる。
したがって、塗工直後にペーストが沸騰しない温度範囲で高温・長時間加熱することにより内部抵抗の低減が期待できる。
「リチウムマンガン酸化物(実施例13、比較例5)」
活物質としてリチウムマンガン酸化物を用いた電池は、塗工での加熱バックロール温度による内部抵抗差がほどんどない。つまり、実施例13では内部抵抗値が2.42mΩであり、比較例5では内部抵抗値が2.43mΩである。
これは、ペースト調整時のpHが7.4とアルカリ性が弱いため、アルミニウム集電箔を腐食しにくいためと考えられる。
「リチウムコバルト酸化物(実施例14、比較例6)」
活物質としてリチウムコバルト酸化物を用いた電池では、加熱バックロール温度が摂氏25度の場合(比較例6:内部抵抗2.71mΩ)と比較して、加熱バックロール温度が摂氏150度の場合(実施例14:内部抵抗2.57mΩ)の方が内部抵抗が低い。
これは、ペースト調整時のpHが10.8であることから、リチウムニッケル酸化物の場合と同様にアルカリ性が比較的強く、アルミニウム集電箔が腐食しやすいため、加熱バックロールによる界面乾燥の効果が顕著に表れたものと考えられる。
このように、本実施形態は、特に、水溶媒を用いてpHが10以上になるペーストをアルミニウム集電箔に塗布する場合に特に有効であり、また、加熱バックロールによる加熱温度は、塗工するペーストが加熱バックロールで沸騰しない温度を上限としてなるべく高温にすることが望ましく、例えば、摂氏100度から摂氏200度程度が望ましいことがわかる。
次に、表4において、加熱バックロール温度が低温の場合、つまり、加熱バックロール温度が摂氏25度の比較例1〜4に注目する。
図3は、比較例1〜4の電池内部抵抗を示すグラフである。図3(A)は、横軸を塗工速度、縦軸を電池内部抵抗として比較例1〜4の各々の測定結果をプロットしたものである。図3(A)から、加熱バックロール温度が低温の場合、塗工速度が遅いほど内部抵抗が上昇していることがわかる。
また、図3(B)は、塗布部から乾燥炉の入り口までの距離を1500mmとした場合における塗布部から乾燥炉の入り口までの到達時間を横軸とし、縦軸を電池内部抵抗として比較例1〜4の各々の測定結果をプロットしたものである。図3(B)から、加熱バックロール温度が低温の場合、乾燥炉に入るまでの時間が長いほど内部抵抗が上昇していることがわかる。
加熱バックロール温度が摂氏25度の場合、加熱バックロールによる界面乾燥効果は期待できない。つまり、加熱バックロールによって界面の乾燥が行われない場合、図3(B)からわかるように、乾燥炉に入るまでの時間を短くするほど内部抵抗を低減できる。しかしながら、既存の製造装置(塗工機)において、乾燥炉や塗布部の配置を換えることは装置コストの面などから困難な場合がある。そこで、塗布部の直後に界面乾燥用の乾燥部を新たに追加する装置構成が考えられる。
図4は、塗布部の直後に界面乾燥用の乾燥部を設けた製造装置(塗工機)の概略図である。図1の製造装置10と異なる部分は、図4では加熱バックロールに換えて非加熱式バックロール19を利用し、さらに、塗布部16の直後に界面乾燥部30を設けた点である。このため、図4の製造装置では、塗布部16において、集電箔14に活物質ペーストが塗布される塗布工程中に界面の乾燥が行われず、塗布工程直後に、界面乾燥部30において界面の乾燥が行われる。
界面乾燥部30としては、例えば、誘導加熱式の加熱機などが利用される。ここで誘導加熱式の加熱機を利用する場合、加熱に際してはペーストが沸騰しない範囲の電流値で設定することが好ましく、加熱時間は2秒以上などに設定する。また、加熱機は電極箔全体が均一に加熱できるように配置する。
図3(B)のグラフから、乾燥炉に入るまでの時間が10秒程度以上であると、高温の加熱バックロールの場合(実施例1から11)に比べて内部抵抗が大きいことがわかる。従って、図4において界面乾燥部30を設ける場合、塗布部16からの距離が長いと、例えば、塗布部16から界面乾燥部30に集電箔14が到達するまでの時間が10秒以上あると、界面乾燥部30による界面乾燥効果が十分に発揮されない。このため、界面乾燥部30は、塗布部16からの距離を短く、例えば、塗布部16から界面乾燥部30に集電箔14が到達するまでの時間が10秒以下になるように配置されることが望ましい。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、上述した実施形態は、あらゆる点で単なる例示にすぎず、本発明の範囲を限定するものではない。
本発明に係るリチウムイオン二次電池の正極板を製造する製造装置の概略図である。 表4に示す電池内部抵抗の測定結果を加熱バックロールの温度ごとにプロットしたものである。 比較例1〜4の電池内部抵抗を示すグラフである。 塗布部の直後に界面乾燥用の乾燥部を設けた製造装置の概略図である。
符号の説明
10 製造装置(塗工機)、14 電極箔、16 塗布部、18 加熱バックロール、20 乾燥炉、30 界面乾燥部。

Claims (8)

  1. 活物質ペーストを集電箔へ塗布する塗布工程と、
    前記活物質ペーストが塗布された集電箔を全乾燥する全乾燥工程と、
    前記全乾燥工程に先立って、前記集電箔を加熱することにより前記活物質ペーストと前記集電箔との界面を乾燥させる界面乾燥工程と、
    を備える、
    ことを特徴とする非水電解液二次電池用極板の製造方法。
  2. 請求項1に記載の製造方法において、
    前記界面乾燥工程は、前記塗布工程と並行して前記集電箔を加熱する工程である、
    ことを特徴とする非水電解液二次電池用極板の製造方法。
  3. 請求項2に記載の製造方法において、
    前記界面乾燥工程は、加熱バックロールによって前記集電箔を加熱する工程である、
    ことを特徴とする非水電解液二次電池用極板の製造方法。
  4. 請求項1に記載の製造方法において、
    前記界面乾燥工程は、前記塗布工程の直後に前記集電箔を加熱する工程である、
    ことを特徴とする非水電解液二次電池用極板の製造方法。
  5. 請求項4に記載の製造方法において、
    前記界面乾燥工程は、誘導加熱方式によって前記集電箔を加熱する工程である、
    ことを特徴とする非水電解液二次電池用極板の製造方法。
  6. アルカリ性活物質ペーストをアルミニウム集電箔へ塗布する塗布工程と、
    前記アルカリ性活物質ペーストが塗布されたアルミニウム集電箔を全乾燥する全乾燥工程と、
    前記塗布工程と並行して、加熱バックロールで前記アルミニウム集電箔を加熱することにより、前記アルカリ性活物質ペーストと前記アルミニウム集電箔との界面を乾燥させる界面乾燥工程と、
    を備える、
    ことを特徴とするリチウムイオン二次電池用正極板の製造方法。
  7. 請求項6に記載に製造方法において、
    前記加熱バックロールによる加熱時間は2秒以上である、
    ことを特徴とするリチウムイオン二次電池用正極板の製造方法。
  8. 請求項7に記載に製造方法において、
    前記加熱バックロールによる加熱温度は、摂氏100度から摂氏200度である、
    ことを特徴とするリチウムイオン二次電池用正極板の製造方法。

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