JP2006106340A - 防水カメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】 沈胴式レンズ鏡筒を内蔵した防水カメラを、防水機能を必要としない通常撮影時や持ち歩く際に、コンパクトにする。
【解決手段】 ユーザは水中撮影を行う場合、第1着脱機構36のネジ7、37を介してレンズカバー20を本体カバー15に装着する。このとき、レンズカバー20と本体カバー15との合わせ面は、Oリング(第1水密部材)38の密封作用によって水密状態になる。これにより、繰り出し開口6が閉鎖され、カメラ本体2aが防水構造とされた防水カメラ2を使用して水中での撮影が行われる。通常撮影を行う場合には、ネジ7、37を緩めて本体カバー15からレンズカバー20を取り外すことで、繰り出し開口6が開放され、防水レンズ2がコンパクトになる。
【選択図】 図2
【解決手段】 ユーザは水中撮影を行う場合、第1着脱機構36のネジ7、37を介してレンズカバー20を本体カバー15に装着する。このとき、レンズカバー20と本体カバー15との合わせ面は、Oリング(第1水密部材)38の密封作用によって水密状態になる。これにより、繰り出し開口6が閉鎖され、カメラ本体2aが防水構造とされた防水カメラ2を使用して水中での撮影が行われる。通常撮影を行う場合には、ネジ7、37を緩めて本体カバー15からレンズカバー20を取り外すことで、繰り出し開口6が開放され、防水レンズ2がコンパクトになる。
【選択図】 図2
Description
カメラ本体に収納される沈胴位置と、カメラ本体から繰り出される繰り出し位置との間で光軸方向に進退される沈胴式のレンズ鏡胴を備えた防水カメラに関するものである。
カメラ本体を防水性のカバーに水密に収納した防水カメラが広く販売されている。この防水カメラには、例えば、下記特許文献1に示すように、カバーの内側に発生する結露を防止するために、撮影時に発熱する発熱源の熱を撮影光透過用のカバーガラスに伝達させる熱伝導体を設けたものが提案されている。
特開2004−020798号公報
ところで、防水カメラには、沈胴式のレンズ鏡筒を備えたものがある。このような防水カメラでは、レンズ鏡筒の最大繰り出し位置への移動を許容する外形に防水カバーが形成されている。このため、防水機能を必要としない通常の撮影時や、持ち歩く際にその取り扱いが邪魔になっていた。
本発明は、防水機能を必要としない通常撮影時や持ち歩く際にコンパクトになる防水カメラを提供することを目的とする。
本発明の防水カメラは、カメラ本体に収納される沈胴位置と、カメラ本体から繰り出される繰り出し位置との間で光軸方向に進退される沈胴式のレンズ鏡胴を備えた防水カメラにおいて、レンズ鏡胴が繰り出される開口が設けられ、レンズ鏡胴以外のカメラ本体を水密に収納する本体カバーと、レンズ鏡胴の繰り出し位置への移動を許容する長さを有するとともに、被写体光を取り込む透明な保護部材が配されたレンズカバーと、開口を塞ぐように、レンズカバーを本体カバーに着脱自在に取り付けるための第1着脱機構と、本体カバーにレンズカバーを装着したときの合わせ目を水密状態に保つ第1水密部材とを備えたことを特徴とする。
レンズカバーは、中間部が薄肉状に形成されていることを特徴とする。
保護部材をレンズカバーに着脱自在に取り付けるための第2着脱機構と、レンズカバーに保護部材を装着したときの合わせ目を水密状態に保つ第2水密部材と、特殊撮影を行うための光学系を有する補助アダプタをレンズカバーに着脱自在に取り付けるための第3着脱機構とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、カメラ本体用の本体カバーとレンズ鏡筒用のレンズカバーとを別体として着脱自在としたので、通常撮影時や持ち歩く際に防水カメラをコンパクトにすることができる。
また、レンズカバーの中間部を薄肉状に形成したので、保護部材の内側よりも早く薄肉部の内側に結露が発生してレンズカバー内部の水分が減少するため、保護部材の内側に結露が発生することを防止できる。また、万が一結露が生じても、レンズカバーを本体カバーから一時取り外して結露を拭き取ることができる。
さらに、保護部材をレンズカバーに着脱自在に取り付けたので、補助アダプタの装着に際して、保護部材をレンズカバーから取り外した上で、補助アダプタをレンズカバーに取り付けるようにすれば、補助アダプタを取り付けた際に不要となる保護部材がなくなり、クリアな画像を取得することができる。
図1に示すように、本発明の第1実施形態を適用した防水カメラ2は、2段沈胴式のレンズ鏡筒3を搭載するとともに、撮像手段としてCCD33(図2参照)を有し、レンズ鏡筒3に内蔵された複数のレンズ(ズームレンズ)5a〜5cを通して得られた被写体像をCCD33で撮像する。この防水カメラ2の前面には、レンズ鏡筒3の繰り出し開口6が設けられており、この繰り出し開口6にはネジ7が切られている。また、防水カメラ2は、前面上方に光学ファインダ8、ストロボ9が設けられており、その上面にはシャッタボタン10が設けられている。防水カメラ2の背面側にはLCD35(図2参照)が設けられている。
第1実施形態では、防水カメラ2の防水機構を、レンズ鏡筒3以外の構成要素を水密に収納する本体カバー15と、最大繰り出し位置に繰り出されたレンズ鏡筒3を水密に収納するレンズカバー20とから構成する。
図2に示すように、本体カバー15は、繰り出し開口6を有する筒部19を一体的に形成した前カバー16、一部にLCDカバー31を組み込んだ後カバー17からなる。前カバー16と後カバー17とは、Oリング18の密封作用によって水密に組み合わして固定されている。
ズームレンズ5の背後には、CCD基板32に固定されたCCD33が配置されている。後カバー17には、背面に設けられた開口にOリング34を介してLCDカバー31が水密に組み込まれている。LCDカバー31は、LCD35を保護する透明の板材であり、その奥に配置されたLCD35の画像を表示する。
レンズカバー20は、熱伝導率の高い材質、例えばアルミニウムにより形成されている。レンズカバー20の先端部には、被写体光を透過させるための透明な保護ガラス21が設けられ、後端部には、筒部19と嵌め合わされる嵌合部22が設けられている。
通常の撮影時では、レンズ鏡筒3にレンズカバー20を装着せず、繰り出し開口6を開放したままで撮影を行う。このため、被写体光が直接にズームレンズ5a〜5cに入射される。一方、水中では、レンズ鏡筒3にレンズカバー20を装着して、カメラ本体2aを水密状態とした上で撮影を行う。このため、被写体光は保護ガラス21を経てズームレンズ5a〜5cに入射される。ズームレンズ5a〜5cを透過した被写体光は、CCD33の受光面に結像されて撮像される。この撮像によって得られた撮像信号は、各種の信号処理及び画像処理が施されて画像データに変換される。この画像データがLCD35にスルー画として表示される。
レンズカバー20は、第1着脱機構36によって本体カバー15に着脱自在に取り付けられる。この第1着脱機構36は、レンズカバー20の嵌合部22の外周に形成されたネジ37と、このネジ37に螺合するように筒部19の内周(繰り出し開口6)に形成されたネジ7とからなる。レンズカバー20側のネジ37を本体カバー15側のネジ7に螺合させることで、レンズカバー10が本体カバー15に装着されて、繰り出し開口6が塞がれる。また、レンズカバー10と本体カバー15との合わせ目は、第1水密部材とするOリング38によって水密状態に保たれる。Oリング38は、嵌合部22においてネジ37より被写体側に形成された溝39に嵌っている。ネジ37とネジ7とを完全に螺合させると、Oリング38の密封作用によって合わせ目が水密状態になる。
保護ガラス21は、保護ガラス固定機構41によってレンズカバー20に固定される。この保護ガラス固定機構41は、外周にネジが切られた止め輪42と、レンズカバー20の先端内周に形成されたネジ43とからなる。保護ガラス21をレンズカバー20の先端内周に配置し、この配置面と止め輪42との間で保護ガラス21を挟み込むように、止め輪42のネジをレンズカバー20側のネジ43に螺合させることで、保護ガラス21がレンズカバー20の内周に固定される。また、保護ガラス21とレンズカバー20との合わせ目は、前記配置面に形成された溝に嵌められたOリング44の密封作用によって水密状態に保たれる。
レンズカバー20の中間部は、保護ガラス21の結露を防止するために、その厚みT1が、他の部位の厚みT2より薄く形成された薄肉部45となっている。この薄肉部45では、熱伝達率が高くなっており、外気温の変化に対応して、保護ガラス21や他の部位より先に薄肉部45の内壁の温度が変化するようになっている。外気温が低下して、外気温度よりもカメラ内部の温度が高くなった場合、いち早くこの薄肉部45の内壁の温度が低下して、薄肉部45の内側に結露が集中してレンズカバー内の水分が減少するので、保護部材12の内壁に結露が生じにくくなる。万が一結露が生じても、第1着脱機構36によってレンズカバー20を本体カバー15から一時取り外したり、保護ガラス固定機構41によって保護ガラス21だけをレンズカバー20から一時取り外して、結露を拭き取ることができる。
上記第1実施形態の作用について説明する。ユーザは水中撮影を行う場合、第1着脱機構36のネジ7、37を介してレンズカバー20を本体カバー15に装着する。このとき、レンズカバー20と本体カバー15との合わせ面は、Oリング(第1水密部材)38の密封作用によって水密状態になる。これにより、繰り出し開口6が閉鎖され、カメラ本体2aが防水構造とされた防水カメラ2を使用して水中での撮影を行う。
通常撮影を行う場合には、ネジ7、37を緩めて本体カバー15からレンズカバー20を取り外す。これにより、繰り出し開口6が開放され、防水レンズ2の外形がコンパクトになる。
図3において、第2実施形態を適用した防水カメラ50は、レンズカバー60の前面に、補助アダプタであるコンバージョンレンズユニット61の取り付けが可能となっている。防水カメラ50は、防水カメラ2と同一に構成されるため、各部に防水カメラ2と同じ符号を付する。
保護レンズユニット51は、保護レンズ52と、この保護レンズ52を固定する止め輪53とを保持しており、後端部に、レンズカバー60の先端内周と嵌め合わされる嵌合部55が設けられている。この保護レンズユニット51は、第2着脱機構56によってレンズカバー60に着脱自在に取り付けられる。この第2着脱機構56は、嵌合部55の外周に形成されたネジ57と、このネジ57に螺合するようにレンズカバー60の先端内周に形成されたネジ58とからなる。保護レンズユニット51側のネジ57をレンズカバー60側のネジ58に螺合させることで、保護レンズユニット51がレンズカバー60の先端内周に装着される。また、保護レンズユニット51とレンズカバー60との合わせ目は、嵌合部55に形成された溝に嵌められたOリング(第2水密部材)59の密封作用によって水密状態に保たれる。
コンバージョンレンズユニット61は、内側に複数のレンズ62a〜62cを保持しており、後端部にはレンズカバー60の先端外周と嵌め合わされる嵌合部63が設けられている。このコンバージョンレンズユニット61は、第3着脱機構64によってレンズカバー60に着脱自在に取り付けられる。この第3着脱機構64は、嵌合部63の内周に形成されたネジ65、このネジ65に螺合するようにレンズカバー60の先端外周に形成されたネジ66からなる。コンバージョンレンズユニット61側のネジ65をレンズカバー60側のネジ66に螺合させることで、コンバージョンレンズユニット61がレンズカバー60の先端外周に装着される。また、コンバージョンレンズユニット61とレンズカバー60との合わせ目は、レンズカバー60の外周に形成された溝に嵌められたOリング(第3水密部材)67の密封作用によって水密状態に保たれる。
上記第2実施形態の作用について説明する。コンバージョンレンズユニット61をレンズカバー60に取り付ける際には、まず、レンズカバー60の先端内周に第2着脱機構56のネジ57,58を介して取り付けられている保護レンズユニット51を取り外し、その後に、第3着脱機構64のネジ65,66を介してコンバージョンレンズユニット71をレンズカバー60に取り付ける。これにより、ズームレンズ5a〜5cとコンバージョンレンズ62a〜62cとの間にレンズ保護機能を失った保護レンズ52が配置されることがなくなるので、クリアな画像を撮影することができる。
上記第2実施形態では、コンバージョンレンズユニット61をレンズカバー50に取り付けたが、レンズカバー50に取り付けられる補助アダプタはこれに限定されない。例えば、フイルタに施された特殊処理によってハイライト部分の光がシャドー部分に拡散され、全体に霧がかかったような画面を作り出すフイルタユニットであっても良い。このフイルタユニットを取り付ける際、コンバージョンレンズユニット61の場合と同様にして、まず、レンズカバーから保護レンズユニットを取り外し、その後にレンズカバーにフイルタユニットを取り付ける。これにより、ズームレンズと特殊フイルタとの間に保護レンズが配置されなくなるので、クリアな画像を撮影できる。
上記第1及び第2の実施形態では、沈胴式レンズ鏡筒を内蔵したデジタルカメラ(防水カメラ)2を例に説明したが、沈胴式レンズ鏡筒を内蔵したフイルムカメラに本発明を適用することもできる。
2 防水カメラ
3 レンズ鏡筒
6 繰り出し開口
15 本体カバー
20 レンズカバー
36 着脱機構
38 Oリング
3 レンズ鏡筒
6 繰り出し開口
15 本体カバー
20 レンズカバー
36 着脱機構
38 Oリング
Claims (3)
- カメラ本体に収納される沈胴位置と、カメラ本体から繰り出される繰り出し位置との間で光軸方向に進退される沈胴式のレンズ鏡胴を備えた防水カメラにおいて、
前記レンズ鏡胴が繰り出される開口が設けられ、前記レンズ鏡胴以外の前記カメラ本体を水密に収納する本体カバーと、
前記レンズ鏡胴の前記繰り出し位置への移動を許容する長さを有するとともに、被写体光を取り込む透明な保護部材が配されたレンズカバーと、
前記開口を塞ぐように、前記レンズカバーを前記本体カバーに着脱自在に取り付けるための第1着脱機構と、
前記本体カバーに前記レンズカバーを装着したときの合わせ目を水密状態に保つ第1水密部材とを備えたことを特徴とする防水カメラ。 - 前記レンズカバーは、中間部が薄肉状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の防水カメラ。
- 前記保護部材を前記レンズカバーに着脱自在に取り付けるための第2着脱機構と、
前記レンズカバーに前記保護部材を装着したときの合わせ目を水密状態に保つ第2水密部材と、
特殊撮影を行うための光学系を有する補助アダプタを前記レンズカバーに着脱自在に取り付けるための第3着脱機構とを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の防水カメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004292661A JP2006106340A (ja) | 2004-10-05 | 2004-10-05 | 防水カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2004292661A JP2006106340A (ja) | 2004-10-05 | 2004-10-05 | 防水カメラ |
Publications (1)
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|---|---|
| JP2006106340A true JP2006106340A (ja) | 2006-04-20 |
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Country Status (1)
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2004
- 2004-10-05 JP JP2004292661A patent/JP2006106340A/ja active Pending
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Legal Events
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