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JP2006191320A - 伝送速度制御方法及び移動局 - Google Patents

伝送速度制御方法及び移動局 Download PDF

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JP2006191320A
JP2006191320A JP2005000989A JP2005000989A JP2006191320A JP 2006191320 A JP2006191320 A JP 2006191320A JP 2005000989 A JP2005000989 A JP 2005000989A JP 2005000989 A JP2005000989 A JP 2005000989A JP 2006191320 A JP2006191320 A JP 2006191320A
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Masashi Usuda
昌史 臼田
Anil Umesh
アニール ウメシュ
Takehiro Nakamura
武宏 中村
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Abstract

【課題】 肯定的な送達確認信号(Ack)の受信状況に基づいてユーザデータの伝送速度を制御することによって、安定した通信品質の確保を可能にする。
【解決手段】 本発明に係る伝送速度制御方法は、データブロック単位で送信されるユーザデータの伝送速度を制御し、所定期間内に送信されたデータブロックであって、かつ、肯定的な送達確認要求を受信したデータブロックの送信データブロックサイズの中から、最大の送信データブロックサイズを選択する工程と、選択された前記最大の送信データブロックサイズに基づいて、次に送信するデータブロックの送信データブロックサイズを決定する工程とを有する。
【選択図】 図12

Description

本発明は、Nプロセスストップアンドウエイトが採用されている移動通信システムにおいて、データブロック単位で送信されるユーザデータの伝送速度を制御する伝送速度制御方法、及び移動局に関する。
従来の移動通信システムでは、無線回線制御局RNCが、移動局UEから無線基地局NodeBに対する上りリンクにおいて、無線基地局NodeBの無線リソースや、上りリンクにおける干渉量や、移動局UEの送信電力や、移動局UEの送信処理性能や、上位のアプリケーションが必要とする伝送速度等を鑑みて、個別チャネルの伝送速度を決定し、レイヤ3(Radio Resource Control Layer)のメッセージによって、移動局UE及び無線基地局NodeBのそれぞれに対して、決定した個別チャネルの伝送速度を通知するように構成されている。
ここで、無線回線制御局RNCは、無線基地局NodeBの上位に存在し、無線基地局NodeBや移動局UEを制御する装置である。
一般的に、データ通信は、音声通話やTV通話と比べて、トラヒックがバースト的に発生することが多く、本来は、データ通信に用いられるチャネルの伝送速度を高速に変更することが望ましい。
しかしながら、無線回線制御局RNCは、図16に示すように、通常、多くの無線基地局NodeBを統括して制御しているため、従来の移動通信システムでは、処理負荷や処理遅延等の理由により、高速な(例えば、1〜100ms程度の)チャネルの伝送速度の変更制御を行うことは困難であるという問題点があった。
また、従来の移動通信システムでは、高速なチャネルの伝送速度の変更制御を行うことができたとしても、装置の実装コストやネットワークの運用コストが大幅に高くなるという問題点があった。
そのため、従来の移動通信システムでは、数100ms〜数sオーダーでのチャネルの伝送速度の変更制御を行うのが通例である。
したがって、従来の移動通信システムでは、図17(a)に示すように、バースト的なデータ送信を行う場合、図17(b)に示すように、低速、高遅延及び低伝送効率を許容してデータを送信するか、又は、図17(c)に示すように、高速通信用の無線リソースを確保して、空き時間の無線帯域リソースや無線基地局NodeBにおけるハードウェアリソースが無駄になるのを許容してデータを送信することとなる。
ただし、図17において、縦軸の無線リソースには、上述の無線帯域リソース及びハードウェアリソースの両方が当てはめられるものとする。
そこで、第3世代移動通信システムの国際標準化団体である「3GPP」及び「3GPP2」において、無線リソースを有効利用するために、無線基地局NodeBと移動局UEとの間のレイヤ1及びMACサブレイヤ(レイヤ2)における高速な無線リソース制御方法が検討されてきた。以下、かかる検討又は検討された機能を総称して「上り回線エンハンスメント(EUL:Enhanced Uplink)」と呼ぶこととする。
従来から「上り回線エンハンスメント」の中で検討されてきた無線リソース制御方法は、以下のように大きく3つに分類され得る。以下、かかる無線リソース制御方法について概説する。
第1に、「Time & Rate Control」と呼ばれる無線リソース制御方法が検討されている。
かかる無線リソース制御方法では、無線基地局NodeBが、所定のタイミング毎に、ユーザデータの送信を許可する移動局UE及びユーザデータの伝送速度を決定し、移動局IDと共に、ユーザデータの伝送速度(又は、ユーザデータの最大許容伝送速度)に係る情報を報知する。
そして、無線基地局NodeBによって指定された移動局UEは、指定されたタイミング及び伝送速度(又は、最大許容伝送速度の範囲内)で、ユーザデータの送信を行う。
第2に、「Rate Control per UE」と呼ばれる無線リソース制御方法が検討されている。
かかる無線リソース制御方法では、各移動局UEが、無線基地局NodeBに対して送信すべきユーザデータがあれば当該ユーザデータを送信できるが、当該ユーザデータの最大許容伝送速度に関しては、送信フレーム毎又は複数の送信フレーム毎に、無線基地局NodeBによって決定されて各移動局UEに通知されたものを用いる。
ここで、無線基地局NodeBは、当該最大許容伝送速度を通知する際は、そのタイミングにおける最大許容伝送速度そのもの、若しくは、当該最大許容伝送速度の相対値(例えば、UP/DOWNの2値)を通知する。
第3に、「Rate Control per Cell」と呼ばれる無線リソース制御方法が検討されている。
かかる無線リソース制御方法では、無線基地局NodeBが、通信中の移動局UEに共通なユーザデータの伝送速度、又は、当該伝送速度を計算するために必要な情報を報知し、各移動局が、受信した情報に基づいて、ユーザデータの伝送速度を決定する。
「Time & Rate Control」及び「Rate Control per UE」は、理想的には、上りリンクにおける無線容量を改善させるために最も良い制御方法となり得るが、移動局UEのバッファに滞留しているデータ量や移動局UEにおける送信電力等を把握した上で、ユーザデータの伝送速度を割り当てする必要があるため、無線基地局NodeBによる制御負荷が増大するという問題点があった。
また、これらの無線リソース制御方法では、制御信号のやりとりによるオーバーヘッドが大きくなるという問題点があった。
一方、「Rate Control per Cell」は、無線基地局NodeBが、セルに共通した情報を報知し、各移動局UEが、受信した情報に基づいて、ユーザデータの伝送速度を自律的に求めるため、無線基地局NodeBによる制御負荷が少ないという利点がある。
しかしながら、無線基地局Nodebは、どの移動局UEが、上りリンクにおけるユーザデータを送信してきても受信できるように構成される必要があるため、上りリンクにおける無線容量を有効に利用するためには、無線基地局NodeBの装置規模が増大するという問題点があった。
そこで、例えば、非特許文献1に示すように、移動局UEが、予め通知された初期伝送速度から、所定のルールに従ってユーザデータの伝送速度を増加させていくことで、無線基地局NodeBによる過度な無線容量の割当を防ぎ、結果的に、無線基地局の装置規模の増大を防ぐ方式が提案されている。
非特許文献1に示すように、かかる方式において、ユーザデータの伝送速度を増加させる方法には、以下の2通りの方法が提案されている。
第1の方法は、移動局UEにおける肯定的な送達確認信号(Ack)の受信の有無に関係なく、直前の送信時間単位(TTI:Transmission Time Interval)の送信データブロックサイズを増加させることによって、ユーザデータの伝送速度を増加させる方法である。
また、第2の方法は、移動局UEにおいて肯定的な送達確認信号(Ack)を受け取った場合に、当該Ackに対するデータブロックの送信データブロックサイズを増加させることによって、ユーザデータの伝送速度を増加させる方法である。
なお、上り回線エンハンスメントでは、再送制御処理に、Nプロセスストップアンドウエイト(又は、Nチャネルストップアンドウエイト)が用いられる。
図18に、4プロセスのストップアンドウエイト(N Process Stop and Wait)の動作原理を示す。図18に示すように、図18に示すように、データ送信側装置が、送信データブロックを送信した後、当該送信データブロックの送達確認信号を受信するまでに、タイムラグが発生する。図18の例では、かかるタイムラグが、送信データブロックの伝送時間の2倍以上3倍以下となっているため、当該送信データブロックを再送するタイミングを、3送信データブロック後としている。
この場合は、図18に示すように、4個のHARQが並列に動作していると見なすことができ、これを4プロセスのストップアンドウエイトという。
送信データブロックの伝送時間や、送達確認信号を受信するまでのタイムラグや、データ送信側装置及びデータ受信側装置での処理遅延等により、並列に動作させるHARQの数Nを決定するため、Nプロセスのストップアンドウエイトと呼ばれる。
3GPP TSG-RAN R1-040773
しかしながら、上述の第1の方法を用いれば、ユーザデータの伝送速度を速く増加させることができるが、移動局UEが、無線基地局NodeBによるユーザデータの受信が成功したか否かについて知ることなく、ユーザデータの伝送速度を増加させてしまうため、無線基地局NodeBにおいて、適切な無線通信リソースを用意されていないことに起因する受信誤りが発生し易いという問題点があった。
また、第2の方法は、各移動局UEが、Ackを受信した場合に、ユーザデータの伝送速度を増加させるという以外に明確な処理方法が検討されていないという問題点があった。
そこで、本発明は、以上の点に鑑みてなされたもので、肯定的な送達確認信号(Ack)の受信状況に基づいてユーザデータの伝送速度を制御することによって、安定した通信品質の確保を可能にする伝送速度制御方法及び移動局を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、Nプロセスストップアンドウエイトが採用されている移動通信システムにおいて、データブロック単位で送信されるユーザデータの伝送速度を制御する伝送速度制御方法であって、所定プロセスにおいて所定期間内に送信されたデータブロックであって、かつ、肯定的な送達確認要求を受信したデータブロックで用いられた送信データブロックサイズの中から、最大の送信データブロックサイズを、第1の送信データブロックサイズとして選択する工程と、前記第1の送信データブロックサイズに基づいて、前記所定プロセスにおいて次に送信するデータブロックの送信データブロックサイズを決定する工程とを有することを要旨とする。
本発明の第1の特徴において、前記決定する工程で、所定のルールで前記第1の送信データブロックサイズを増加させることによって、前記送信データブロックサイズを決定してもよい。
本発明の第1の特徴において、前記所定期間内に送信されたデータブロックで用いられた送信データブロックサイズの中から、最大の送信データブロックサイズを、第2の送信データブロックサイズとして選択する工程を有し、前記決定する工程において、前記第1の送信データブロックサイズ及び前記第2の送信データブロックサイズのうち大きい送信データブロックサイズを前記送信データブロックサイズとして決定してもよい。
本発明の第1の特徴において、前記決定する工程において、所定のルールで増加された前記第1の送信データブロックサイズ及び前記第2の送信データブロックサイズのうち大きい送信データブロックサイズを前記送信データブロックサイズとして決定してもよい。
本発明の第2の特徴は、Nプロセスストップアンドウエイトが採用されている移動通信システムにおいて、データブロック単位で送信されるユーザデータの伝送速度を制御する伝送速度制御方法であって、所定プロセスにおいて所定期間内に送信されたデータブロックであって、かつ、肯定的な送達確認要求を受信したデータブロックに係るデータチャネルと制御チャネルとの送信電力比の中から、最大の送信電力比を、第1の送信電力比としてい選択する工程と、前記第1の送信電力比に基づいて、前記所定プロセスにおいて次に送信するデータブロックの送信電力比を決定する工程とを有することを要旨とする。
本発明の第2の特徴において、前記決定する工程で、所定のルールで前記第1の送信電力比を増加させることによって、前記送信電力比を決定してもよい。
本発明の第2の特徴において、前記所定期間内に送信されたデータブロックで用いられた送信電力比の中から、最大の送信電力比を、第2の送信電力比として選択する工程を有し、前記決定する工程において、前記第1の送信電力比及び前記第2の送信電力比のうち大きい送信電力比を前記送信電力比として決定してもよい。
本発明の第2の特徴において、前記決定する工程において、所定のルールで増加された前記第1の送信電力比及び前記第2の送信電力比のうち大きい送信電力比を前記送信電力比として決定してもよい。
本発明の第3の特徴は、Nプロセスストップアンドウエイトが採用されている移動通信システムにおいて、無線基地局に対して、データブロック単位で送信するユーザデータの伝送速度を制御する移動局であって、所定プロセスにおいて所定期間内に前記無線基地局に対して送信されたデータブロックであって、かつ、肯定的な送達確認要求を受信したデータブロックで用いられた送信データブロックサイズの中から、最大の送信データブロックサイズを、第1の送信データブロックサイズとして選択する選択部と、前記第1の送信データブロックサイズに基づいて、前記所定プロセスにおいて次に前記無線基地局に対して送信するデータブロックの送信データブロックサイズを決定する決定部とを具備することを要旨とする。
本発明の第3の特徴において、前記決定部が、所定のルールで前記第1の送信データブロックサイズを増加させることによって、前記送信データブロックサイズを決定するように構成されていてもよい。
本発明の第3の特徴において、前記選択部が、前記所定期間内に送信されたデータブロックで用いられた送信データブロックサイズの中から、最大の送信データブロックサイズを、第2の送信データブロックサイズとして選択するように構成されており、前記決定部が、前記第1の送信データブロックサイズ及び前記第2の送信データブロックサイズのうち大きい送信データブロックサイズを前記送信データブロックサイズとして決定するように構成されていてもよい。
本発明の第3の特徴において、前記決定部が、所定のルールで増加された前記第1の送信データブロックサイズ及び前記第2の送信データブロックサイズのうち大きい送信データブロックサイズを前記送信データブロックサイズとして決定するように構成されていてもよい。
本発明の第3の特徴において、前記決定部が、前記無線基地局から通知された最大許容伝送速度に到達するまで、前記送信データブロックサイズを増加させていくように構成されていてもよい。
本発明の第4の特徴は、Nプロセスストップアンドウエイトが採用されている移動通信システムにおいて、無線基地局に対して、データブロック単位で送信するユーザデータの伝送速度を制御する移動局であって、所定プロセスにおいて所定期間内に前記無線基地局に対して送信されたデータブロックであって、かつ、肯定的な送達確認要求を受信したデータブロックで用いられたデータチャネルと制御チャネルとの送信電力比の中から、最大の送信電力比を、第1の送信電力比として選択する選択部と、前記第1の送信電力比に基づいて、前記所定プロセスにおいて次に前記無線基地局に対して送信するデータブロックの送信電力比を決定する決定部とを具備することを要旨とする。
本発明の第4の特徴において、前記決定部が、所定のルールで前記第1の送信電力比を増加させることによって、前記送信電力比を決定するように構成されていてもよい。
本発明の第4の特徴において、前記選択部が、前記所定期間内に送信されたデータブロックで用いられた送信電力比の中から、最大の送信電力比を、第2の送信電力比として選択するように構成されており、前記決定部が、前記第1の送信電力比及び前記第2の送信電力比のうち大きい送信電力比を前記送信電力比として決定するように構成されていてもよい。
本発明の第4の特徴において、前記決定部が、所定のルールで増加された前記第1の送信電力比及び前記第2の送信電力比のうち大きい送信電力比を前記送信電力比として決定するように構成されていてもよい。
本発明の第4の特徴において、前記決定部が、前記無線基地局から通知された最大許容伝送速度に到達するまで、前記送信電力比を増加させていくように構成されていてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、肯定的な送達確認信号(Ack)の受信状況に基づいてユーザデータの伝送速度を制御することによって、安定した通信品質の確保を可能にする伝送速度制御方法及び移動局を提供することができる。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成)
図1乃至図11を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。なお、本実施形態に係る移動通信システムは、図16に示すように、複数の無線基地局NodeB#1乃至#5と、無線回線制御局RNCとを具備している。
本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEが、上りリンクにおいて、データブロック単位で、無線基地局NodeBに対して送信するユーザデータの伝送速度を制御するように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、下りリンクにおいて「HSDPA」が用いられており、上りリンクにおいて「EUL(上り回線エンハンスメント)」が用いられている。なお、「HSDPA」及び「EUL」の両者において、HARQによる再送制御(Nプロセスストップアンドウエイト)が行われるものとする。
したがって、上りリンクにおいて、エンハンスト個別物理データチャネル(E-DPDCH:Enhanced Dedicated Physical Data Channel)及びエンハンスト個別物理制御チャネル(E-DPCCH:Enhanced Dedicated Physical Control Channel)から構成されるエンハンスト個別物理チャネル(E-DPCH:Enhanced Dedicated Physical Channel)と、個別物理データチャネル(DPDCH:Dedicated Physical Data Channel)及び個別物理制御チャネル(DPCCH:Dedicated Physical Control Channel)から構成される個別物理チャネル(DPCH:Dedicated Physical Channel)とが用いられている。
ここで、エンハンスト個別物理制御チャネル(E-DPCCH)は、E-DPDCHの送信フォーマット(送信ブロックサイズ等)を規定するための送信フォーマット番号や、HARQに関する情報(再送回数等)や、スケジューリングに関する情報(移動局UEにおける送信電力やバッファ滞留量等)等のEUL用制御データを送信する。
また、エンハンスト個別物理データチャネル(E-DPDCH)は、エンハンスト個別物理制御チャネル(E-DPCCH)にマッピングされており、当該エンハンスト個別物理制御チャネル(E-DPCCH)で送信されるEUL用制御データに基づいて、移動局UE用のユーザデータを送信する。
個別物理制御チャネル(DPCCH)は、RAKE合成やSIR測定等に用いられるパイロットシンボルや、上り個別物理データチャネル(DPDCH)の送信フォーマットを識別するためのTFCI(Transport Format Combination Indicator)や、下りリンクにおける送信電力制御ビット等の制御データを送信する。
また、個別物理データチャネル(DPDCH)は、個別物理制御チャネル(DPCCH)にマッピングされており、当該個別物理制御チャネル(DPCCH)で送信される制御データに基づいて、移動局UE用のユーザデータを送信する。ただし、移動局UEにおいて送信すべきユーザデータが存在しない場合には、個別物理データチャネル(DPDCH)は送信されないように構成されていてもよい。
また、上りリンクでは、HSPDAが適用されている場合に必要な高速個別物理制御チャネル(HS-DPCCH:High Speed Dedicated Physical Control Channel)や、ランダムアクセスチャネル(RACH)も用いられている。
高速個別物理制御チャネル(HS-DPCCH)は、下り品質識別子(CQI:CPICH Quality Indicator)や、高速個別物理データチャネル用送達確認信号(Ack又はNack)を送信する。
図1に示すように、本実施形態に係る移動局UEは、バスインターフェース31と、呼処理部32と、ベースバンド処理部33と、RF部34と、送受信アンテナ36とを具備している。
ただし、かかる機能は、ハードウェアとして独立して存在していてもよいし、一部又は全部が一体化していてもよいし、ソフトウェアのプロセスによって構成されていてもよい。
バスインターフェース31は、呼処理部32から出力されたユーザデータを他の機能部(例えば、アプリケーションに関する機能部)に転送するように構成されている。また、バスインターフェース31は、他の機能部(例えば、アプリケーションに関する機能部)から送信されたユーザデータを呼処理部32に転送するように構成されている。
呼処理部32は、ユーザデータを送受信するための呼制御処理を行うように構成されている。
ベースバンド信号処理部33は、RF部34から送信されたベースバンド信号に対して、逆拡散処理やRAKE合成処理やFEC復号処理を含むレイヤ1処理と、MAC-e処理やMAC-d処理を含むMAC処理と、RLC処理とを施して取得したユーザデータを呼処理部32に送信するように構成されている。
また、ベースバンド信号処理部33は、呼処理部32から送信されたユーザデータに対してRLC処理やMAC処理やレイヤ1処理を施してベースバンド信号を生成してRF部34に送信するように構成されている。
なお、ベースバンド信号処理部33の具体的な機能については後述する。RF部34は、送受信アンテナ35を介して受信した無線周波数帯の信号に対して、検波処理やフィルタリング処理や量子化処理等を施してベースバンド信号を生成して、ベースバンド信号処理部33に送信するように構成されている。また、RF部34は、ベースバンド信号処理部33から送信されたベースバンド信号を無線周波数帯の信号に変換するように構成されている。
図2に示すように、ベースバンド信号処理部33は、RLC処理部33aと、MAC-d処理部33bと、MAC-e処理部33cと、レイヤ1処理部33dとを具備している。
RLC処理部33aは、呼処理部32から送信されたユーザデータに対して、レイヤ2の上位レイヤにおける処理を施して、MAC-d処理部33bに送信するように構成されている。
MAC-d処理部33bは、チャネル識別子ヘッダを付与し、上りリンクにおける送信電力の限度に基づいて、上りリンクにおける送信フォーマットを作成するように構成されている。
図3に示すように、MAC-e処理部33cは、E-TFC選択部33c1と、HARQ処理部33c2とを具備している。
E-TFC選択部33c1は、無線基地局NodeBから送信されたスケジューリング信号に基づいて、エンハンスト個別物理データチャネル(E-DPDCH)及びエンハンスト個別物理制御チャネル(E-DPCCH)の送信フォーマット(E-TFC)を決定するように構成されている。
また、E-TFC選択部33c1は、決定した送信フォーマットについての送信フォーマット情報(送信データブロックサイズや、エンハンスト個別物理データチャネル(E-DPDCH)とエンハンスト個別物理制御チャネル(E-DPCCH)との送信電力比等)をレイヤ1処理部33dに送信すると共に、決定した送信データブロックサイズ又は送信電力比をHARQ処理部33c2に送信する。
ここで、スケジューリング信号は、当該移動局UEにおけるユーザデータの最大許容伝送速度、又は、当該ユーザデータの最大許容伝送速度に関連する変数(例えば、最大許容送信データブロックサイズや、エンハンスト個別物理データチャネル(E-DPDCH)とエンハンスト個別物理制御チャネル(E-DPCCH)との送信電力比の最大値(最大許容送信電力比)等)を含むものである。
かかるスケジューリング信号は、当該移動局UEが在圏しているセクタにおいて報知されている情報であり、当該セクタに在圏している全ての移動局、又は、当該セクタに在圏している特定グループの移動局に対する制御情報を含む。
E-TFC選択部33c1は、所定プロセスにおいて所定期間内に無線基地局NodeBに対して送信されたデータブロックであって、かつ、肯定的な送達確認要求(Ack)を受信したデータブロックで用いられた送信データブロックサイズの中から、最大の送信データブロックサイズを、第1の送信データブロックサイズとして選択するように構成されている。
具体的には、E-TFC選択部33c1は、上りリンクにおけるユーザデータを送信するためのコネクションを設定する際に、無線回線制御局RNCから、速度保持タイマーTを取得するように構成されている。そして、E-TFC選択部33c1は、上述の所定期間を、速度保持タイマーTによって計測するように構成されている(すなわち、速度保持タイマーTの有効期間が、上述の所定期間となる)。
また、E-TFC選択部33c1は、第1の送信データブロックサイズに基づいて、次に無線基地局NodeBに対して送信するデータブロックの送信データブロックサイズを決定するように構成されている。
ここで、E-TFC選択部33c1は、無線基地局NodeBから通知された最大許容伝送速度(最大許容送信データブロックサイズ)に到達するまで、次に送信するデータブロックの送信データブロックサイズを増加させていくように構成されている。
また、E-TFC選択部33c1は、(全てのプロセスにおいて)所定期間内に送信されたデータブロックで用いられた送信データブロックサイズの中から、最大の送信データブロックサイズを、第2の送信データブロックサイズとして選択するように構成されており、所定のルールで増加された第1の送信データブロックサイズ及び第2の送信データブロックサイズのうち大きい送信データブロックサイズを送信データブロックサイズとして決定するように構成されている。
すなわち、E-TFC選択部33c1の各プロセスは、否定的な送達確認信号を受信していない限り、所定期間内に他のプロセスで用いられた送信データブロックサイズで、次に送信するデータブロックを送信することができるように設計されている。
図4及び図5を参照して、E-TFC選択部33c1による送信データブロックサイズの決定方法の一例について説明する。図4及び図5の例では、4プロセスストップアンドウエイトが用いられている。
図4では、E-TFC選択部33c1の各プロセス#1乃至#4は、送信開始からt=4(4TTI)までは、無線基地局NodeBからAck/Nackが未だ到達していないため、初期送信データブロックサイズ(図5における「Sinitial」参照)で、データブロックを送信する。
次に、E-TFC選択部33c1のプロセス#1は、t=5(5TTI)において、t=1(1TTI)で送信したデータブロックに対してAckが到達しているため、t=1において送信したデータブロックの送信データブロックサイズを、第1の送信データブロックサイズとして選択する。
その後、E-TFC選択部33c1は、所定のルールとして、選択した送信データブロックサイズと更新される送信データブロックサイズとを対応付けるグラフ(図5)を参照して、第1の送信データブロックサイズを「Sinitial」から「Sinitial+ΔS」に増加させる。
図5に示すように、所定のルールは、選択した送信データブロックサイズ(過去の最大の送信データブロックサイズ)よりも、更新される送信データブロックサイズの方が大きくなるようにできているため、結果的に、移動局UEは、時間と共に、ユーザデータの伝送速度を増加させていくように構成されることになる。
所定期間(例えば、t=1〜4)において選択された第2の送信データブロックサイズが、更新された(所定のルールで増加された)第1の送信データブロックサイズよりも小さいので、E-TFC選択部33c1のプロセス#1は、更新された第1の送信データブロックサイズを、t=5において送信するデータブロックの送信データブロックサイズと決定する。
また、E-TFC選択部33c1のプロセス#2は、本来であれば、t=6(6TTI)では、既にt=5(5TTI)で送信されている送信データブロックサイズ(第2の送信データブロックサイズとして選択されるため)で、データブロックを送信することができるが、図4の例では、プロセス#2におけるNackを受けているため、t=2(2TTI)において送信したデータブロックを、t=2(2TTI)の場合と同じ送信データブロックサイズで再送する。
また、E-TFC選択部33c1のプロセス#2は、t=10(10TTI)では、t=6(6TTI)で送信されたデータブロックに対するAckを受信しているため、第1の送信データブロックサイズとして、t=6(6TTI)において送信したデータブロックの送信データブロックを選択する。また、E-TFC選択部33c1のプロセス#2は、第2の送信データブロックサイズ(例えば、所定期間=4TTI)として、t=9(9TTI)において送信したデータブロックの送信データブロックを選択する。
かかる場合、所定のルールで増加された第1の送信データブロックサイズよりも、第2の送信データブロックサイズの方が大きいため、E-TFC選択部33c1のプロセス#2は、t=10(10TTI)において、t=9(9TTI)において送信したデータブロックの送信データブロックで、データブロックを送信する。
ただし、上述のように、E-TFC選択部33c1は、当該移動局UEが在圏しているセクタから、最大許容伝送速度又は当該最大許容伝送速度に関連する変数(例えば、最大許容送信データブロックサイズ等)を取得しているため、かかる最大許容伝送速度等を超えない範囲で、ユーザデータの伝送速度を増加させることとなる。
HARQ処理部33c2は、「Nプロセスのストップアンドウエイト」のプロセス管理を行い、無線基地局NodeBから受信される送達確認信号(上りデータ用のAck/Nack)に基づいて、上りリンクにおけるユーザデータの伝送を行うように構成されている。
具体的には、HARQ処理部33c2は、レイヤ1処理部33dから入力されたCRC結果に基づいて下りユーザデータの受信処理が成功したか否かについて判定する。そして、HARQ処理部33c2は、かかる判定結果に基づいて送達確認信号(下りユーザデータ用のAck又はNack)を生成して、レイヤ1処理部33dに送信する。また、HARQ処理部33c2は、上述の判定結果がOKであった場合、レイヤ1処理部33dから入力された下りユーザデータをMAC-d処理部33dに送信する。
図6に示すように、本実施形態に係る無線基地局NodeBは、HWYインターフェース11と、ベースバンド信号処理部12と、呼制御部13と、1つ又は複数の送受信部14と、1つ又は複数のアンプ部15と、1つ又は複数の送受信アンテナ16とを備える。
HWYインターフェース11は、無線回線制御局RNCとのインターフェースである。具体的には、HWYインターフェース11は、無線回線制御局RNCから、下りリンクを介して移動局UEに送信するユーザデータを受信して、ベースバンド信号処理部12に入力するように構成されている。また、HWYインターフェース11は、無線回線制御局RNCから、無線基地局NodeBに対する制御データを受信して、呼制御部13に入力するように構成されている。
また、HWYインターフェース11は、ベースバンド信号処理部12から、上りリンクを介して移動局UEから受信した上りリンク信号に含まれるユーザデータを取得して、無線回線制御局RNCに送信するように構成されている。さらに、HWYインターフェース11は、無線回線制御局RNCに対する制御データを呼制御部13から取得して、無線回線制御局RNCに送信するように構成されている。
ベースバンド信号処理部12は、HWYインターフェース11から取得したユーザデータに対して、MACレイヤ処理及びレイヤ1処理を施してベースバンド信号を生成して、送受信部14に転送するように構成されている。
ここで、下りリンクにおけるMACレイヤ処理には、スケジューリング処理や伝送速度制御処理等が含まれる。また、下りリンクにおけるレイヤ1処理には、ユーザデータのチャネル符号化処理や拡散処理等が含まれる。
また、ベースバンド信号処理部12は、送受信部14から取得したベースバンド信号に対して、MACレイヤ処理及びレイヤ1処理を施してユーザデータを抽出して、HWYインターフェース11に転送するように構成されている。
ここで、上りリンクにおけるMACレイヤ処理には、MAC制御処理やヘッダ廃棄処理等が含まれる。また、下りリンクにおけるレイヤ1処理には、逆拡散処理やRAKE合成処理や誤り訂正復号処理等が含まれる。
なお、ベースバンド信号処理部12の具体的な機能については後述する。また、呼制御部13は、HWYインターフェース11から取得した制御データに基づいて呼制御処理を行うものである。
送受信部14は、ベースバンド信号処理部12から取得したベースバンド信号を無線周波数帯の信号(下りリンク信号)に変換する処理を施してアンプ部15に送信するように構成されている。また、送受信部14は、アンプ部15から取得した無線周波数帯の信号(上りリンク信号)をベースバンド信号に変換する処理を施してベースバンド信号処理部12に送信するように構成されている。
アンプ部15は、送受信部14から取得した下りリンク信号を増幅して、送受信アンテナ16を介して移動局UEに送信するように構成されている。また、アンプ部15は、送受信アンテナ16によって受信された上りリンク信号を増幅して、送受信部14に送信するように構成されている。
図7に示すように、ベースバンド信号処理部12は、RLC処理部121と、MAC-d処理部122と、MAC-e及びレイヤ1処理部123とを具備している。
MAC-e及びレイヤ1処理部123は、送受信部14から取得したベースバンド信号に対して、逆拡散処理やRAKE合成処理やHARQ処理等を行うように構成されている。
MAC-d処理部122は、MAC-e及びレイヤ1処理部123からの出力信号に対して、ヘッダの廃棄処理等を行うように構成されている。
RLC処理部121は、MAC-d処理部122に対して、RLCレイヤにおける再送制御処理やRLC-SDUの再構築処理等を行うように構成されている。
ただし、これらの機能は、ハードウエアで明確に分けられておらず、ソフトウエアによって実現されていてもよい。
図8に示すように、MAC-e及びレイヤ1処理部(上りリンク用構成)123は、DPCCH RAKE部123aと、DPDCH RAKE部123bと、E-DPCCH RAKE部123cと、E-DPDCH RAKE部123dと、HS-DPCCH RAKE部123eと、RACH処理部123fと、TFCIデコーダ部123gと、バッファ123h、123mと、再逆拡散部123i、123nと、FECデコーダ部123j、123pと、E-DPCCHデコーダ部123kと、MAC-e機能部123lと、HARQバッファ123oと、MAC-hs機能部123qとを具備している。
E-DPCCH RAKE部123cは、送受信部14から送信されたベースバンド信号内のエンハンスト個別物理制御チャネル(E-DPCCH)に対して、逆拡散処理と、個別物理制御チャネル(DPCCH)に含まれているパイロットシンボルを用いたRAKE合成処理を施すように構成されている。
E-DPCCHデコーダ部123kは、E-DPCCH RAKE部123cのRAKE合成出力に対して復号処理を施して、送信フォーマット番号や、HARQに関する情報や、スケジューリングに関する情報等を取得してMAC-e機能部123lに入力するように構成されている。
E-DPDCH RAKE部123dは、送受信部14から送信されたベースバンド信号内のエンハンスト個別物理データチャネル(E-DPDCH)に対して、MAC-e機能部123lから送信された送信フォーマット情報(コード数)を用いた逆拡散処理と、個別物理制御チャネル(DPCCH)に含まれているパイロットシンボルを用いたRAKE合成処理を施すように構成されている。
バッファ123mは、MAC-e機能部123lから送信された送信フォーマット情報(シンボル数)に基づいて、E-DPDCH RAKE部123dのRAKE合成出力を蓄積するように構成されている。
再逆拡散部123nは、MAC-e機能部123lから送信された送信フォーマット情報(拡散率)に基づいて、バッファ123mに蓄積されているE-DPDCH RAKE部123dのRAKE合成出力に対して、逆拡散処理を施すように構成されている。
HARQバッファ123oは、MAC-e機能部123lから送信された送信フォーマット情報に基づいて、再逆拡散部123nの逆拡散処理出力を蓄積するように構成されている。
FECデコーダ部123pは、MAC-e機能部123lから送信された送信フォーマット情報(送信データブロックサイズ)に基づいて、HARQバッファ123oに蓄積されている再逆拡散部123nの逆拡散処理出力に対して、誤り訂正復号処理(FEC復号処理)を施すように構成されている。
MAC-e機能部123lは、E-DPCCHデコーダ部123kから取得した送信フォーマット番号やHARQに関する情報やスケジューリングに関する情報等に基づいて送信フォーマット情報(コード数やシンボル数や拡散率や送信データブロックサイズ等)を算出して出力するように構成されている。
また、MAC-e機能部123lは、図9に示すように、受信処理命令部123l1と、HARQ管理部123l2と、スケジューリング部123l3とを具備している。
受信処理命令部123l1は、E-DPCCHデコーダ部123kから入力された送信フォーマット番号やHARQに関する情報やスケジューリングに関する情報や、FECデコーダ部123pから入力されたユーザデータ及びCRC結果を、HARQ管理部123l2に送信するように構成されている。
また、受信処理命令部123l1は、E-DPCCHデコーダ部123kから入力されたスケジューリングに関する情報を、スケジューリング部123l3に送信するように構成されている。
さらに、受信処理命令部123l1は、E-DPCCHデコーダ部123kから入力された送信フォーマット番号に対応する送信フォーマット情報を出力するように構成されている。
受信処理命令部123l1は、当該無線基地局NodeBと接続中の移動局UEにおけるユーザデータの送信データブロックサイズを管理するように構成されている。
受信処理命令部123l1は、無線回線制御局RNCから、移動局UEとの間のコネクション確立時に通知される速度保持タイマーTや、当該速度保持タイマーTの有効期間における最大の送信データブロックサイズ等に基づいて、E-DPDCH RAKE部123dに対して、逆拡散処理で用いられる拡散符号長(コード長)や拡散符号数(コード数)を指定する。
また、受信処理命令部123l1は、各移動局UEにおける送信データブロックサイズに基づいて、バッファ123に命令して、所要サイズのバッファを確保する。
HARQ管理部123l2は、FECデコーダ部123pから入力されたCRC結果に基づいてユーザデータの受信処理が成功したか否かについて判定する。そして、HARQ管理部123l2は、かかる判定結果に基づいて送達確認信号(Ack又はNack)を生成して、ベースバンド信号処理部12の下りリンク用構成に送信する。また、HARQ管理部123l2は、上述の判定結果がOKであった場合、FECデコーダ部123pから入力された上りユーザデータを無線回線制御局RNCに送信する。
また、HARQ管理部123l2は、上述の判定結果がOKである場合には、HARQバッファ123oに蓄積されている軟判定情報をクリアする。一方、HARQ管理部123l2は、上述の判定結果がNGである場合には、HARQバッファ123oに、上りユーザデータを蓄積する。
また、HARQ管理部123l2は、上述の判定結果を受信処理命令部123l1に転送し、受信処理命令部123l1は、受信した判定結果に基づいて、次のTTIに備えるべきハードウェアリソースを、E-DPDCH RAKE部123d及びバッファ123mに通知する。
また、受信処理命令部123l1は、HARQ管理部123l2に対して、HARQバッファ123oのリソース確保のための通知を行う。
また、受信処理命令部123l1は、バッファ123m及びFECデコーダ部123pに対して、TTI毎に、バッファ123mに蓄積されているユーザデータがある場合には、HARQバッファ123oに蓄積されている当該TTIに該当するプロセスにおける上りユーザデータと新規に受信した上りユーザデータとを加算した後に、FED復号処理を行うように、HARQバッファ123o及びFECデコーダ部123pに指示する。
図10に、HARQバッファ123oにおいてリソースが確保されている様子を示す。本実施形態では、図10に示すように、HARQバッファ123oは、移動局毎に異なるサイズのリソースを確保しており、プロセス毎に同じサイズのリソースを確保している。ここで、各移動局UEのバッファのアドレスは、HARQ管理部123l2によって管理される。
また、スケジューリング部123l3は、無線基地局NodeBの上りリンクにおける無線リソースや、上りリンクにおける干渉量(ノイズライズ)等に基づいて、最大許容伝送速度や当該最大許容伝送速度に関連する変数(最大許容送信データブロックサイズや最大許容送信電力比等)を含むスケジューリング信号を通知するように、ベースバンド信号処理部12の下りリンク用構成に指示する。
また、スケジューリング部123l3は、HARQ管理部123l2に対して、かかるスケジューリング信号を通知する。また、受信処理命令部123l1も、次のTTIにおけるユーザデータの受信処理に備えて、E-DPCCHデコーダ部123kによって復号された送信フォーマット番号等を、HARQ管理部123l2に通知する。
本実施形態に係る無線回線制御局RNCは、無線基地局NodeBの上位に位置する装置であり、無線基地局NodeBと移動局UEとの間の無線通信を制御するように構成されている。
図11に示すように、本実施形態に係る無線回線制御局RNCは、交換局インターフェース51と、LLCレイヤ処理部52と、MACレイヤ処理部53と、メディア信号処理部54と、基地局インターフェース55と、呼制御部56とを具備している。
交換局インターフェース51は、交換局1とのインターフェースである。交換局インターフェース51は、交換局1から送信された下りリンク信号をLLCレイヤ処理部52に転送し、LLCレイヤ処理部52から送信された上りリンク信号を交換局1に転送するように構成されている。
LLCレイヤ処理部52は、シーケンス番号等のヘッダ又はトレーラの合成処理等のLLC(論理リンク制御:Logical Link Control)サブレイヤ処理を施すように構成されている。LLCレイヤ処理部52は、LLCサブレイヤ処理を施した後、上りリンク信号については交換局インターフェース51に送信し、下りリンク信号についてはMACレイヤ処理部53に送信するように構成されている。
MACレイヤ処理部53は、優先制御処理やヘッダ付与処理等のMAC処理を施すように構成されている。MACレイヤ処理部53は、MAC処理を施した後、上りリンク信号についてはLLCレイヤ処理部52に送信し、下りリンク信号については基地局インターフェース55(又は、メディア信号処理部54)に送信するように構成されている。
メディア信号処理部54は、音声信号やリアルタイムの画像信号に対して、メディア信号処理を施すように構成されている。メディア信号処理部54は、メディア信号処理を施した後、上りリンク信号についてはMACレイヤ処理部53に送信し、下りリンク信号については基地局インターフェース55に送信するように構成されている。
基地局インターフェース55は、無線基地局NodeBとのインターフェースである。基地局インターフェース55は、無線基地局NodeBから送信された上りリンク信号をMACレイヤ処理部53(又は、メディア信号処理部54)に転送し、MACレイヤ処理部53(又は、メディア信号処理部54)から送信された下りリンク信号を無線基地局NodeBに転送するように構成されている。
呼制御部56は、呼受付制御処理や、レイヤ3シグナリングによるチャネルの設定及び開放処理等を施すように構成されている。
また、呼制御部56は、移動局UEと無線基地局NodeBとの間で上りリンクのユーザデータを送信するために用いられるコネクションが確立される際に、上述の速度保持タイマーTを、当該移動局UE及び当該無線基地局NodeBに対して通知するように構成されている。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作)
図12を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムにおいて、移動局UEにおけるプロセス#nが、所定のTTIで、データブロックを送信する動作について説明する。
図12に示すように、ステップS1001において、プロセス#nは、自身が以前に送信したデータブロックについてのNackを受信しているか否かについて判定する。
Nackを受信している場合、ステップS1007において、プロセス#nは、当該Nackに係るデータブロックについての再送処理を行う。
一方、Nackを受信していない場合、ステップS1002において、プロセス#nは、第1の送信データブロックサイズ及び第2の送信データブロックサイズを選択する。
具体的には、プロセス#nは、当該プロセス#nにおいて所定期間(速度保持タイマーTの有効期間)内に送信されたデータブロックであって、かつ、肯定的な送達確認要求(Ack)を受信したデータブロックで用いられた送信データブロックサイズの中から、最大の送信データブロックサイズを、第1の送信データブロックサイズとして選択する。そして、プロセス#nは、所定のルールで(例えば、図5におけるグラフを用いて)、当該第1の送信データブロックサイズを増加させる。
また、プロセス#nは、所定期間(速度保持タイマーTの有効期間)内に送信されたデータブロックで用いられた送信データブロックの中から、最大の送信データブロックサイズを、第2の送信データブロックサイズとして選択する。
ステップS1003において、プロセス#nは、更新された第1の送信データブロックサイズと第2の送信データブロックサイズとを比較する。
更新された第1の送信データブロックサイズの方が第2の送信データブロックサイズ以上である場合、ステップS1004において、プロセス#nは、更新された第1の送信データブロックサイズを、当該所定のTTIにおいて送信されるデータブロックの送信データブロックサイズと決定する。
一方、更新された第1の送信データブロックサイズの方が第2の送信データブロックサイズよりも小さい場合、ステップS1005において、プロセス#nは、第2の送信データブロックサイズを、当該所定のTTIにおいて送信されるデータブロックの送信データブロックサイズと決定する。
ステップS1006において、プロセス#nは、当該所定のTTIにおいて、決定された送信データブロックサイズの範囲内で、データブロックを送信する。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの作用・効果)
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムによれば、肯定的な送達確認信号(Ack)の受信状況に基づいてユーザデータの伝送速度を制御することによって、安定した通信品質の確保を可能にする。
(変更例1)
図13乃至図15を参照して、本発明に変更例1に係る移動通信システムについて説明する。本変更例1に係る移動通信システムは、ユーザデータの伝送速度の制御方法(送信データブロックサイズの決定方法)及びHARQバッファにおけるリソースの割当方法を除いて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムと同一である。
図13を参照して、本変更例におけるE-TFC選択部33c1による送信データブロックサイズの決定方法の一例について説明する。図13の例でも、図4の場合と同様に、4プロセスストップアンドウエイトが用いられている。
図13の例のt=1〜9において決定された送信データブロックサイズは、図4の例のt=1〜9において決定された送信データブロックサイズと同一である。
t=10(10TTI)において、E-TFC選択部33c1のプロセス#2は、t=6(6TTI)で送信したデータブロックに対してAckが到達しているため、t=6において送信したデータブロックの送信データブロックサイズを、第1の送信データブロックサイズとして選択する。
その後、E-TFC選択部33c1は、所定のルールとして、図5に示すグラフを参照して、第1の送信データブロックサイズを「Sinitial」から「Sinitial+ΔS」に増加させる。
本変更例において、E-TFC選択部33c1は、上述の第1の実施形態に係るE-TFC選択部33c1と異なり、第2の送信データブロックを選択することなく、更新された(所定のルールで増加された)第1の送信データブロックサイズを、t=10において送信するデータブロックの送信データブロックサイズと決定する。
また、図14に、本変更例に係るHARQバッファ123oにおいてリソースが確保されている様子を示す。
図14に示すように、本変更例では、HARQバッファ123oは、移動局毎に異なるサイズのリソースを確保しており、かつ、プロセス毎に異なるサイズのリソースを確保している。
図15を参照して、本変更例に係る移動通信システムにおいて、移動局UEにおけるプロセス#nが、所定のTTIで、データブロックを送信する動作について説明する。
図15に示すように、ステップS2001において、プロセス#nは、自身が以前に送信したデータブロックについてのNackを受信しているか否かについて判定する。
Nackを受信している場合、ステップS2004において、プロセス#nは、当該Nackに係るデータブロックについての再送処理を行う。
一方、Nackを受信していない場合、ステップS2002において、プロセス#nは、第1の送信データブロックサイズを選択する。
具体的には、プロセス#nは、当該プロセス#nにおいて所定期間(速度保持タイマーTの有効期間)内に送信されたデータブロックであって、かつ、肯定的な送達確認要求(Ack)を受信したデータブロックで用いられた送信データブロックサイズの中から、最大の送信データブロックサイズを、第1の送信データブロックサイズとして選択する。そして、プロセス#nは、所定のルールで(例えば、図5におけるグラフを用いて)、当該第1の送信データブロックサイズを増加させる。
そして、プロセス#nは、更新された第1の送信データブロックサイズを、当該所定のTTIにおいて送信されるデータブロックの送信データブロックサイズと決定する。
ステップS2003において、プロセス#nは、当該所定のTTIにおいて、決定された送信データブロックサイズの範囲内で、データブロックを送信する。
本変更例に係る移動通信システムによれば、Ackが到着したプロセス毎に、ユーザデータの伝送速度を増加させるため、プロセス毎に無線通信リソースを割り当てるように構成されている無線基地局NodeBにおいて、実装を簡易化することができる。
(変更例2)
また、本発明の変更例2に係る移動通信システムは、上述の第1の実施形態及び変更例1で用いられていた送信データブロックサイズの代わりに、移動局UEから無線基地局NodeBに対して送信するデータブロックに係るデータチャネルと制御チャネルとの送信電力比「(エンハンスト個別物理データチャネル(E-DPDCH)の送信電力)/(エンハンスト個別物理制御チャネル(E-DPCCH)の送信電力)」を用いるように構成されている。
すなわち、本変更例に係る移動局UEは、所定プロセスにおいて所定期間内に無線基地局NodeBに対して送信されたデータブロックであって、かつ、肯定的な送達確認要求(Ack)を受信したデータブロックで用いられたデータチャネルと制御チャネルとの送信電力比の中から、最大の送信電力比を、第1の送信電力比として選択するように構成されており、当該第1の送信電力比に基づいて、当該所定プロセスにおいて次に無線基地局NodeBに対して送信するデータブロックの送信電力比を決定するように構成されている。
また、本変更例に係る移動局UEは、所定のルールで(例えば、図5に示すようなグラフを用いて)、第1の送信電力比を増加させることによって、所定プロセスにおいて次に無線基地局NodeBに対して送信するデータブロックの送信電力比を決定するように構成されていてもよい。
また、本変更例に係る移動局UEは、上述の所定期間内に送信されたデータブロックで用いられた送信電力比の中から、最大の送信電力比を、第2の送信電力比として選択するように構成されており、第1の送信電力比及び第2の送信電力比のうち大きい送信電力比を、所定プロセスにおいて次に無線基地局NodeBに対して送信するデータブロックの送信電力比として決定するように構成されていてもよい。
また、本変更例に係る移動局UEは、所定のルールで増加された第1の送信電力比及び第2の送信電力比のうち大きい送信電力比を、所定プロセスにおいて次に無線基地局NodeBに対して送信するデータブロックの送信電力比として決定するように構成されていてもよい。
また、本変更例に係る移動局UEは、無線基地局から通知された最大許容伝送速度に到達するまで、所定プロセスにおいて次に無線基地局NodeBに対して送信するデータブロックの送信電力比を増加させていくように構成されていてもよい。
本発明の一実施形態に係る移動通信システムの移動局の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの移動局におけるベースバンド信号処理部の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの移動局におけるベースバンド信号処理部のMAC-e処理部の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの移動局におけるベースバンド信号処理部のMAC-e処理部のE-TFC選択部が、次に無線基地局に対して送信するデータブロックを決定する方法を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの移動局におけるベースバンド信号処理部のMAC-e処理部のE-TFC選択部が、次に無線基地局に対して送信するデータブロックを決定する方法を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの無線基地局の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの無線基地局におけるベースバンド信号処理部の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの無線基地局のベースバンド信号処理部におけるMAC-e及びレイヤ1処理部(上りリンク用構成)の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの無線基地局のベースバンド信号処理部におけるMAC-e及びレイヤ1処理部(上りリンク用構成)のMAC-e機能部の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの無線基地局のベースバンド信号処理部におけるMAC-e及びレイヤ1処理部(上りリンク用構成)のHARQバッファが確保されている様子を示す図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの無線回線制御局の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の変更例1に係る移動通信システムの移動局におけるベースバンド信号処理部のMAC-e処理部のE-TFC選択部が、次に無線基地局に対して送信するデータブロックを決定する方法を説明するための図である。 本発明の変更例1に係る移動通信システムの無線基地局のベースバンド信号処理部におけるMAC-e及びレイヤ1処理部(上りリンク用構成)のHARQバッファが確保されている様子を示す図である。 本発明の変更例1に係る移動通信システムの動作を示すフローチャートである。 一般的な移動通信システムの全体構成図である。 従来の移動通信システムにおいて、バースト的なデータを送信する際の動作を説明するための図である。 従来の移動通信システムにおけるストップアンドウエイトを説明するための図である。
符号の説明
1…交換局、NodeB…無線基地局、11…HWYインターフェース、12、33…ベースバンド信号処理部、121、33a…RLC処理部、122、33b…MAC-d処理部、123…MAC-e及びレイヤ1処理部、123a…DPCCH RAKE部、123b…DPDCH RAKE部、123c…E-DPCCH RAKE部、123d…E-DPDCH RAKE部、123e…HS-DPCCH RAKE部、123f…RACH処理部、123g…TFCIデコーダ部、123h、123m…バッファ、123i、123n…再逆拡散部、123j、123p…FECデコーダ部、123k…E-DPCCHデコーダ部、123l…MAC-e機能部、123l1…受信処理命令部、123l2…HARQ管理部、123l3…スケジューリング部、123o…HAQRバッファ、123q…MAC-hs機能部、13、56…呼制御部、14…送受信部、15…アンプ部、16、35…送受信アンテナ、UE…移動局、31…バスインターフェース、32…呼処理部、34…RF部、33c…MAC-e処理部、33c1…E-TFCI選択部、33c2…HARQ処理部、33d…レイヤ1処理部、RNC…無線回線制御局、51…交換局インターフェース、52…LLCレイヤ処理部、53…MACレイヤ処理部、54…メディア信号処理部、55…基地局インターフェース

Claims (18)

  1. Nプロセスストップアンドウエイトが採用されている移動通信システムにおいて、データブロック単位で送信されるユーザデータの伝送速度を制御する伝送速度制御方法であって、
    所定プロセスにおいて所定期間内に送信されたデータブロックであって、かつ、肯定的な送達確認要求を受信したデータブロックで用いられた送信データブロックサイズの中から、最大の送信データブロックサイズを、第1の送信データブロックサイズとして選択する工程と、
    前記第1の送信データブロックサイズに基づいて、前記所定プロセスにおいて次に送信するデータブロックの送信データブロックサイズを決定する工程とを有することを特徴とする伝送速度制御方法。
  2. 前記決定する工程において、所定のルールで前記第1の送信データブロックサイズを増加させることによって、前記送信データブロックサイズを決定することを特徴とする請求項1に記載の伝送速度制御方法。
  3. 前記所定期間内に送信されたデータブロックで用いられた送信データブロックサイズの中から、最大の送信データブロックサイズを、第2の送信データブロックサイズとして選択する工程を有し、
    前記決定する工程において、前記第1の送信データブロックサイズ及び前記第2の送信データブロックサイズのうち大きい送信データブロックサイズを前記送信データブロックサイズとして決定することを特徴とする請求項1に記載の伝送速度制御方法。
  4. 前記決定する工程において、所定のルールで増加された前記第1の送信データブロックサイズ及び前記第2の送信データブロックサイズのうち大きい送信データブロックサイズを前記送信データブロックサイズとして決定することを特徴とする請求項3に記載の伝送速度制御方法。
  5. Nプロセスストップアンドウエイトが採用されている移動通信システムにおいて、データブロック単位で送信されるユーザデータの伝送速度を制御する伝送速度制御方法であって、
    所定プロセスにおいて所定期間内に送信されたデータブロックであって、かつ、肯定的な送達確認要求を受信したデータブロックに係るデータチャネルと制御チャネルとの送信電力比の中から、最大の送信電力比を、第1の送信電力比としてい選択する工程と、
    前記第1の送信電力比に基づいて、前記所定プロセスにおいて次に送信するデータブロックの送信電力比を決定する工程とを有することを特徴とする伝送速度制御方法。
  6. 前記決定する工程において、所定のルールで前記第1の送信電力比を増加させることによって、前記送信電力比を決定することを特徴とする請求項5に記載の伝送速度制御方法。
  7. 前記所定期間内に送信されたデータブロックで用いられた送信電力比の中から、最大の送信電力比を、第2の送信電力比として選択する工程を有し、
    前記決定する工程において、前記第1の送信電力比及び前記第2の送信電力比のうち大きい送信電力比を前記送信電力比として決定することを特徴とする請求項5に記載の伝送速度制御方法。
  8. 前記決定する工程において、所定のルールで増加された前記第1の送信電力比及び前記第2の送信電力比のうち大きい送信電力比を前記送信電力比として決定することを特徴とする請求項7に記載の伝送速度制御方法。
  9. Nプロセスストップアンドウエイトが採用されている移動通信システムにおいて、無線基地局に対して、データブロック単位で送信するユーザデータの伝送速度を制御する移動局であって、
    所定プロセスにおいて所定期間内に前記無線基地局に対して送信されたデータブロックであって、かつ、肯定的な送達確認要求を受信したデータブロックで用いられた送信データブロックサイズの中から、最大の送信データブロックサイズを、第1の送信データブロックサイズとして選択する選択部と、
    前記第1の送信データブロックサイズに基づいて、前記所定プロセスにおいて次に前記無線基地局に対して送信するデータブロックの送信データブロックサイズを決定する決定部とを具備することを特徴とする移動局。
  10. 前記決定部は、所定のルールで前記第1の送信データブロックサイズを増加させることによって、前記送信データブロックサイズを決定するように構成されていることを特徴とする請求項9に記載の移動局。
  11. 前記選択部は、前記所定期間内に送信されたデータブロックで用いられた送信データブロックサイズの中から、最大の送信データブロックサイズを、第2の送信データブロックサイズとして選択するように構成されており、
    前記決定部は、前記第1の送信データブロックサイズ及び前記第2の送信データブロックサイズのうち大きい送信データブロックサイズを前記送信データブロックサイズとして決定するように構成されていることを特徴とする請求項9に記載の移動局。
  12. 前記決定部は、所定のルールで増加された前記第1の送信データブロックサイズ及び前記第2の送信データブロックサイズのうち大きい送信データブロックサイズを前記送信データブロックサイズとして決定するように構成されていることを特徴とする請求項11に記載の移動局。
  13. 前記決定部は、前記無線基地局から通知された最大許容伝送速度に到達するまで、前記送信データブロックサイズを増加させていくように構成されていることを特徴とする請求項9に記載の移動局。
  14. Nプロセスストップアンドウエイトが採用されている移動通信システムにおいて、無線基地局に対して、データブロック単位で送信するユーザデータの伝送速度を制御する移動局であって、
    所定プロセスにおいて所定期間内に前記無線基地局に対して送信されたデータブロックであって、かつ、肯定的な送達確認要求を受信したデータブロックで用いられたデータチャネルと制御チャネルとの送信電力比の中から、最大の送信電力比を、第1の送信電力比として選択する選択部と、
    前記第1の送信電力比に基づいて、前記所定プロセスにおいて次に前記無線基地局に対して送信するデータブロックの送信電力比を決定する決定部とを具備することを特徴とする移動局。
  15. 前記決定部は、所定のルールで前記第1の送信電力比を増加させることによって、前記送信電力比を決定するように構成されていることを特徴とする請求項14に記載の移動局。
  16. 前記選択部は、前記所定期間内に送信されたデータブロックで用いられた送信電力比の中から、最大の送信電力比を、第2の送信電力比として選択するように構成されており、
    前記決定部は、前記第1の送信電力比及び前記第2の送信電力比のうち大きい送信電力比を前記送信電力比として決定するように構成されていることを特徴とする請求項14に記載の移動局。
  17. 前記決定部は、所定のルールで増加された前記第1の送信電力比及び前記第2の送信電力比のうち大きい送信電力比を前記送信電力比として決定するように構成されていることを特徴とする請求項16に記載の移動局。
  18. 前記決定部は、前記無線基地局から通知された最大許容伝送速度に到達するまで、前記送信電力比を増加させていくように構成されていることを特徴とする請求項14に記載の移動局。

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