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JP2006171701A - 視野角制御シート及びこれを用いた液晶表示装置 - Google Patents

視野角制御シート及びこれを用いた液晶表示装置 Download PDF

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裕之 雨宮
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信彦 市川
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正浩 後藤
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Abstract

【課題】 液晶表示装置の光源と表示パネルとの間に設置し、覗き見防止や映り込み防止等の光線出光角度の規制に効果があり、かつ観察者側への光線透過率が高く、光の利用効率に優れた安価な視野角制御シートを提供する。
【解決手段】 液晶表示装置の光源と液晶パネルとの間に設けられる視野角制御シートであって、前記視野角制御シートは、断面形状が台形のレンズ部が所定の間隔で配列されるとともに、隣り合う前記レンズ部間の楔形部に光吸収性を有する材料が充填され、前記楔形部は観察者側に先端を有するとともに光源側に底面を有し、少なくとも前記楔形部の光源側の底面部に光反射層が設けられ、前記楔形部の斜面部分が出光面の法線となす角度をθとしたとき、θが 3°≦θ≦15°の範囲であることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、液晶表示装置の光源と液晶パネルとの間に設置し、液晶表示装置の性能、特に、液晶表示装置の光源からの光を好適に制御する機能等を有する視野角制御用シート及びこれを用いた液晶表示装置に関するものである。
液晶表示装置では、通常、観察者がどのような位置から見ても良好な画像が得られるように、視野角が広いことが好まれる。
一方、例えば通勤電車の中で仕事をする場合やATM等の公共の場に設置された液晶表示装置では、周りの人から画面を覗かれては困ることがあり、このような場合には液晶表示装置の観察者のみに見え、他人からは見えないようにプライバシーを保護するための覗き見防止機能が求められている。また、カーナビゲーションシステム等の車載型の液晶表示装置においては、夜間などに液晶表示装置の画面が窓ガラスに映り込み、視界を遮る現象がおこるため、映り込み防止機能が求められており、光線出光角度の制御が望まれている。このような要求に対して、例えば図11に示すようなルーバータイプの視野角制御シートが開発されて使用されている(例えば、特許文献1〜特許文献3参照。)。ルーバータイプの視野角制御シートの代表的な製造方法としては、特許文献1、3に記載されるように、光を吸収するために着色した樹脂と透明樹脂とを交互に積層させ、着色層と透明層とを交互に形成し、最後に積層方向と垂直に一定の厚さで切断するという製造方法が行なわれている。ルーバータイプの視野角制御シートは、例えば、液晶表示装置の光源と液晶パネルの間に設けて使用されている(例えば、特許文献4参照。)。
特公昭58−47681号公報 特表平6−504627号公報 特公平7−27081号公報 特許第2679642号公報
しかしながら、上記の従来のルーバータイプの視野角制御シートは、ルーバーの断面形状が矩形の着色層と透明層を交互に形成しただけの構成であって、斜め方向からの光を着色層で吸収するだけであり、光源からの光を目標とする出射角度に集光するという集光効果を得ることができず、光量損失が大きくて光の利用効率が低く、視野角の制御も限定されてしまうという問題があった。
さらに、上述の特許文献に記載された製造方法では、所望の厚さになるまで透明部分と着色部分とを交互に積層しなければならず、生産性が悪く、製造コストが高くなるという欠点がある。また、透明部分と着色部分とを積層後、得られたブロックを均一な厚みに平削りするという極めて高度で煩雑な作業を必要とし、工程数、装置とも大がかりなものになってしまい多大なコストがかかるという問題がある。
そこで、本発明は、液晶表示装置の光源と表示パネルとの間に設置し、覗き見防止や映り込み防止等の光線出光角度の規制に効果があり、かつ観察者側への光線透過率が高く、光の利用効率に優れた安価な視野角制御シートを提供することを課題とする。
本発明の視野角制御シートは、光透過性を有する基材の表面に光透過性樹脂を所定の間隔で台形状に形成してレンズ部とし、隣接する台形間の楔形形状(以後、「楔形部」と称する。)をなす隙間に光吸収性を有する材料を充填して光吸収部を形成するものである。
請求項1の発明は、液晶表示装置の光源と液晶パネルとの間に設けられる視野角制御シートであって、前記視野角制御シートは、断面形状が台形のレンズ部が所定の間隔で配列されるとともに、隣り合う前記レンズ部間の楔形部に光吸収性を有する材料が充填され、前記楔形部は観察者側に先端を有するとともに光源側に底面を有し、少なくとも前記楔形部の光源側の底面部に光反射層が設けられ、前記楔形部の斜面部分が出光面の法線となす角度をθとしたとき、θが 3°≦θ≦15°の範囲であることを特徴とするものである。
本発明において、光透過性樹脂よりなる台形形状のレンズ部間に形成された楔形部に光吸収性を有する材料を充填することにより、視野角を制御する効果があり、かつ観察者側への光線透過率が高い視野角制御シートが得られるものである。本発明において、楔形部は、断面形状が略二等辺三角形もしくは略等脚台形、または、平行でない1組の対辺と上底もしくは下底とのなす角が異なる形状の台形(以下において、「左右非対称な台形」と記述する。)もしくは左右の辺と底辺とのなす角が異なるとともに頂角及び底角が鋭角である三角形(以下において、「左右非対称な鋭角三角形」と記述する。)、をなすものである。楔形部を上記の断面形状とすることにより、製造に成形型を使用できるため、精度の良いシートが効率良く連続的に製造でき、また、仕様の変更にもすぐに対応でき安価な視野角制御シートが得られるものである。
本発明において、光透過性樹脂よりなる台形間に形成された楔形部に光吸収性を有する材料を充填することにより、視野角を制御する効果があり、かつ観察者側への光線透過率が高い視野角制御シートが得られるものである。本発明において、楔形部を略等脚台形または左右非対称な台形とすることにより、楔形部の上底面の頂角が鈍角となり、楔形部を作製するための金型等が容易に製造でき、さらに楔形部の強度が向上し、高品質の視野角制御シート(フィルムを含む。)を安定して製造することができる。さらに、製造に成形型を使用できるため、精度の良いシートが効率良く連続的に製造でき、また、仕様の変更にもすぐに対応でき安価な視野角制御シートが得られるものである。
本発明において、楔形部の斜面部分が出光面の法線となす角度θが3°未満であると、観察側正面に光源からの拡散光が十分に到達せず、輝度向上効果が得られず、一方、θが15°を超えると、光源からの拡散光が透過するレンズ部の面積が小さくなりすぎて輝度が低下するからである。本発明の視野角制御シートを用いて正面輝度を維持するためには、θは3°以上15°以下が好ましい範囲である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の視野角制御シートにおいて、前記楔形部の断面形状が光源側に幅広の下底面を有する略等脚台形または略二等辺三角形であることを特徴とする。
本発明において、楔形部を略等脚台形とすることにより、楔形部の上底面の頂角が鈍角となり、断面形状が略二等辺三角形の場合よりも、楔形部を作製するための金型等が容易に製造でき、さらに楔形部の強度が向上し、高品質の視野角制御シート(フィルムを含む。)を安定して製造することができるので好ましい。
請求項3の発明は、請求項1に記載の視野角制御シートにおいて、前記楔形部の断面形状が光源側に幅広の下底を有する左右非対称な台形または左右非対称な鋭角三角形であることを特徴とする。
本発明において、楔形部の断面形状を左右非対称な台形または左右非対称な鋭角三角形とすることにより、光線透過率がピークとなる出光角度をシフトさせ、映り込み防止機能を効果的に発現させることができるので好ましい。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の視野角制御シートにおいて、前記楔形部を構成する主材料の屈折率をN2とし、前記レンズ部を構成する材料の屈折率をN1としたとき、N2<N1 なる関係が成立することを特徴とする。
本発明において、レンズ部を構成する材料である光透過性樹脂と、楔形部を構成する主材料との屈折率差を、N2<N1として大きくすることで、楔形部の斜面部分での全反射を効率良く行ない、正面の輝度の低下を抑えることができる。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の視野角制御シートにおいて、前記楔形部の斜面部分が、観察者側面となす角が光源側と観察者側とで異なるように、曲線、及び/又は折れ線状の断面形状を持つことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の視野角制御シートにおいて、前記楔形部に充填する光吸収性を持つ材料が黒色粒子であることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6に記載の視野角制御シートにおいて、前記楔形部の下底面幅をLμmとし、前記黒色粒子の平均粒径をφμmとしたとき、1μm≦φ≦(L/2)μm なる関係が成立することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の視野角制御シートにおいて、前記楔形部の光源側の底面部に設けた光反射層が、光反射材料を含む透明樹脂層からなることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項8に記載の視野角制御シートにおいて、前記光反射材料が、シリカ、アルミナ、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウム、酸化マグネシウムのいずれか1種類又は2種類以上を含む白色顔料、又は白色に着色した樹脂ビーズ、又はガラスビーズであることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1〜9のいずれか1項に記載の視野角制御シートにおいて、少なくとも一面側に、AR、AS、AGのうちのいずれか1以上の付加機能が付与されていることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項1〜10のいずれか1項に記載の視野角制御シートと、該視野角制御シートの一方の側に配設される光源と、前記視野角制御シートの他方の側に配設される液晶パネルと、を備えることを特徴とする、液晶表示装置により前記課題を解決するものである。
請求項12の発明は、請求項11に記載の視野角制御シートにおいて、前記視野角制御シートが、前記液晶パネル側に接着されていることを特徴とする。
本発明の視野角制御シートによれば、光透過性樹脂により断面形状が台形のレンズ部を所定の間隔で配列し、隣り合うレンズ部間の断面形状を楔形で光源側に幅広の下底面を有する略等脚台形、略二等辺三角形、左右非対称な台形、または左右非対称な鋭角三角形とし、楔形部に光吸収性を有する材料を充填することにより、視野角を制御する効果のある視野角制御シートが得られる。また、本発明の視野角制御シートを液晶表示装置の光源と液晶パネルの間に備えることで、液晶パネルへの入光角度が制御され、車載型液晶表示装置の画面の窓ガラス等への不要な映り込みを防ぐことができる。さらに、光透過性樹脂と楔形部を構成する主材料との屈折率差を大きくすることで、光源からの拡散光を有効に利用して光の利用効率を高め、正面輝度を向上できる。
さらに、本発明の視野角制御シートであれば、製造に成形型を使用できるため、楔形部の強度が向上した精度の良いシートが効率良く連続的に製造でき、また、仕様の変更にもすぐ対応できる安価な視野角制御シートが得られるものである。
以下本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の第一の実施形態にかかる視野角制御シートS1の一方向の断面を示す図である。図1においては、図面左側に光源が配置されて拡散光が出射され、図面の右側に観察者が位置している。この視野角制御シートS1は、光源側から観察者方向に順に、光源側ベースシート11、レンズ部12、観察者側ベースシート13が貼り合わされて形成されている。レンズ部12は、屈折率がN1の物質で形成されている。さらに、図では上下に隣接するレンズ部12、12の斜辺に挟まれた楔形部分の断面形状は、光源側に幅広の下底面17を有する略等脚台形をなし、レンズ部12の屈折率N1より低い屈折率N2を有する低屈折率物質で埋められている。楔形部14は、観察者側に幅が狭い上底面18、光源側に下底面17を備えている。
本実施形態において、視野角制御シートS1に貼り合わせるベースシート11、13は光源側、観察者側のどちらか片一方でもよく、あるいは、ベースシートを用いずに視野角制御シートS1のみであってもよい。レンズ部の形成方法としては、加熱された金型を熱可塑性樹脂に押圧する熱プレス法、熱可塑性樹脂組成物を金型内に注入して固化させるキャスティング法、射出成形法、紫外線硬化型樹脂組成物を成形型内に注入して紫外線硬化させるUV法等の従来公知の方法が用いられるが、これらの方法の中では、量産性に優れたUV法がより好ましい。UV法は、ロール状の型を使用して、配列されたレンズ単位を連続的に生産することが可能である。
レンズ部12の屈折率N1と、楔形部14を埋めた低屈折率物質の屈折率N2は、視野角制御シートS1の光学特性を得るために、所定の範囲N2<N1に設定されている。また、楔形部14とレンズ部12とが接する斜面が、出光面の法線V(当該視野角制御シートS1に対する垂直入射光に平行な線)となす角度は所定の角度θに形成されている。
楔形部14は、主材料である樹脂にカーボン等の顔料又は所定の染料を混入して所定濃度に着色されて充填されている。所定濃度の着色された樹脂は、ワイピング法等の方法により楔形部に充填され、熱または紫外線等により硬化し固着される。図示の視野角制御シートS1は、その光源側の下底面17に光反射層10が形成されている。また、光源側ベースシート11、及び観察者側ベースシート13は、レンズ部12と略同一の屈折率を有する材料にて構成されている。視野角制御シートS1の少なくとも一面側に、AR、AS、AGのうちのいずれか1以上の付加機能が付与されていてもよい。ここに「AR」とはアンチリフレクションの略で、レンズ表面に入光する光の反射率を抑える機能をいう。また、「AS」とはアンチスタティックの略で、帯電防止の機能をいい、製造工程途中における帯電を防止できる。また、「AG」とはアンチグレアの略で、レンズ表面のぎらつきを防止する機能をいい、ニュートンリングの発生を防止できる。
本実施形態において、光反射層10は、光反射材料を含む透明樹脂層からなるものであり、前記光反射材料は、シリカ、アルミナ、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウム、酸化マグネシウムのいずれかまたは2種類以上を含む白色顔料、又は白色に着色した樹脂ビーズ、又はガラスビーズが好ましい。樹脂ビーズの材質としては、例えばアクリル樹脂、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、ポリアミド等が挙げられる。樹脂ビーズ又はガラスビーズは、反射率の制御のために粒径が特定されているものが好ましく、その平均粒径は上記の黒色粒子の粒径と同じ範囲の1μm以上で下底面幅の1/2以下が好ましいが、その粒径範囲であれば必ずしも黒色粒子と同じ粒径である必要はない。樹脂ビーズ、ガラスビーズの粒径が1μm未満であると、光の反射効果が不十分となってしまい、逆に、粒径が上記範囲を越えると、光反射層10を形成する樹脂組成物の塗工が困難となってしまうからである。
光反射材料を含む透明樹脂層は、上記の楔形部14に充填した低屈折率物質と同じく、ワイピング法等の方法により、楔形部14を埋めた低屈折率物質の上に所定膜厚となるように充填され、固着される。光反射層10を構成する透明樹脂としては、上記の光吸収層のバインダーとして用いた樹脂等を用いることが可能であり、光反射材料とバインダーと光開始剤をインキ化し、楔形部14に充填し、紫外線硬化させ固着することができる。
本実施形態における光反射層を構成する光反射材料を含む材料は、上記材料より、適宜選択されたものをインキ化して用いられる。その組成比は、例えば、電離放射線による硬化性、硬化後の諸物性を評価して適宜決定すれば良く、光反射材料は、10〜50部、バインダーは50〜90部、光開始剤は1〜10部程度が好ましい。なお、インキには上記の成分以外に、可塑剤等の通常含まれる成分を有していてもよい。
次に視野角制御シートS1のレンズ部12内に入光した光の光路について、図1を参照しつつ簡単に説明する。なお、図1において、光L11〜L15の光路は模式的に示されたものである。いま、光源側からレンズ部12の中央部付近に入射した垂直光L11は、そのまま視野角制御シートS1の内部を直進して通過し、観察者に至る。光源側から所定の角度をもってレンズ部12の端部付近に入射した入射光L12は、屈折率N1のレンズ部12と屈折率N2の楔形部14との屈折率差により斜面にて全反射され、観察者側に垂直光として出光される。光源側からレンズ部12の端部付近に大きな角度をもって入射した光L13は、斜面にて全反射され、入射時とは反対方向の小さな角度をもって、垂直光に近い角度となって観察者側に出光される。また、楔形部14の下底面17の光反射層10に入射した光L14は、光反射層10により反射されるが、この反射光は、光源側に反射板等の光反射材料を設けることで再利用することができ、輝度の向上に寄与する要素となる。さらに観察者側から斜面に所定以下の小さな角度をもって入射する光源側に向かう光L15は、レンズ部12と楔形部14との屈折率差によっても全反射されることなく楔形部14の内部に入光し、光L15は着色された楔形部14に吸収される。このようにして断面方向に視野角を制御することが可能で、かつ、輝度の低下を抑制することができる視野角制御シートを得ることができる。
(第二の実施形態)
図2は、本発明の第二の実施形態にかかる視野角制御シートS2の断面を示している。この視野角制御シートS2は、光源側から観察者の方向に順に、光源側ベースシート21、レンズ部22、観察者側ベースシート23が貼り合わされて配置されている。レンズ部22は高屈折率N1を有する物質により形成されている。さらに、図面上下方向に隣接するレンズ部22、22にはさまれた断面形状台形の楔形部には、N1より小さな屈折率N2を備えた主材料となる透明な物質(以下において「透明低屈折率物質26」という。)中に光吸収粒子29が添加された材料で充填されている。断面形状台形の楔形部24は、光源側に下底面27、観察者側に上底面28を備えている。本発明において、視野角制御シートS2に貼り合わせるベースシート21、23は光源側、観察者側のどちらか片一方でもよく、あるいは、ベースシートを用いずに視野角制御シートS2のみであってもよい。
本実施形態においては、レンズ部22の屈折率N1と、透明低屈折率物質26の屈折率N2は、視野角制御シートS2の光学特性を得るために、所定の範囲N2<N1に設定されている。また、楔形部24とレンズ部22とが接する斜面が、出光面の法線V(当該視野角制御シートS2に対する垂直入射光に平行な線)となす角度は所定の角度θに形成されている。
レンズ部の形成方法としては、加熱された金型を熱可塑性樹脂に押圧する熱プレス法、熱可塑性樹脂組成物を金型内に注入して固化させるキャスティング法、射出成形法、紫外線硬化型樹脂組成物を成形型内に注入して紫外線硬化させるUV法等の従来公知の方法が用いられるが、これらの方法の中では、量産性に優れたUV法がより好ましい。UV法は、ロール状の型を使用して、配列されたレンズ単位を連続的に生産することが可能である。例えば、レンズ部22は通常、電離放射線硬化性を有するエポキシアクリレートなどの材料にて構成されている。電離放射線硬化性材料を用いてレンズ部を作製する製造方法を行う場合には、ベースシート23上にレンズ部を形成する方法が用いられる。
この時、楔形部24を構成する主材料となる透明低屈折率物質26としては、電離放射線硬化性を有するウレタンアクリレート等の材料を用いるのが好ましい。楔形部24を構成する光吸収粒子29は市販の着色粒子が使用可能であり、例えば、バインダーとしての透明低屈折率物質26に分散させてインキ化して用いられる。
すなわち、光吸収作用を持つ着色粒子と、透明低屈折率物質の機能を有し、バインダーの作用を受け持つ主材料となる電離放射線硬化型樹脂と、電離放射線硬化をスムーズに行うための光開始剤からなるインキが楔形部24に充填される。製造上の容易さを向上させるため、必要に応じて、脱泡剤やレベリング剤等の添加剤を適宜少量、上記のインキに添加しても良い。
着色粒子としては、黒色粒子としてカーボンブラック等の黒色顔料や樹脂粒子例えばアクリル等の透明粒子を前記カーボンブラック等の黒色顔料にて染色したもの等が用いられる。また、黒色顔料以外の青色、紫色、黄色、赤色の各種顔料及び/又は染料の混合、又は青色、紫色、黄色、赤色着色材に前記黒色着色材を混合分散し、実質的に黒色にした材料を使用しても良い。青色顔料としては、銅フタロシアニン等が、紫色顔料としては、ジオキサジンバイオレット等が、黄色顔料としては、ジスアゾイエロー等が、赤色顔料としては、クロモフタルレッドタイペル等が用いられるが、その限りではなく、顔料でなく、染料でも良い。また、青色、紫色、黄色、赤色、黒色顔料または染料を混合分散した着色顔料又は染料で、樹脂粒子例えばアクリル等の透明粒子を着色した着色粒子でも良い。上記の着色粒子の中で、本発明においては、黒色粒子がもっとも光吸収性が高いので好ましい材料である。
第二の実施形態における視野角制御シートS2における光吸収粒子29は、平均粒径が1μm以上で、楔形部24の上底面28の幅の半分以下であることが好ましい。光吸収粒子29の大きさが1μm未満と小さすぎると、十分な光吸収効果を得ることができない。一方、光吸収粒子29の大きさが楔形部24の上底面28の幅の半分を超えて大きすぎると、製造時に、楔形部24の内部にインキが充填しにくくなり充填率が悪くなると共に、単位楔形部により充填率にばらつきが生じることになり、光学的なムラが生じて好ましくない。
また、第二の実施形態における視野角制御シートS2における光吸収粒子29は、楔形部24の全体の体積に対して10〜50体積%であることが好ましい。かかる比率を維持することによって、十分な光吸収効果を保ちつつ、容易な製造条件を与えることができる。
バインダーとしての透明低屈折率物質26としては、例えば、所定の屈折率を有する透明な樹脂で、電離放射線硬化作用を有する紫外線硬化型樹脂や電子線硬化型樹脂等が用いられる。直接、電離放射線で硬化反応するものもあるが、触媒または開始剤と呼ばれる反応を励起させる物質を介して硬化反応を起こさせることが一般的である。波長300〜400nmの紫外線での硬化作用を起こさせるためには、光開始剤と呼ばれる紫外線域での反応を励起させる物質を数%混合するのが一般的である。光開始剤としては、ケトン系やアセトフェノン系のものがあり、サンドレー1000、Darocure1163、Darocure1173、Irgacure183、Irgacure651、等が知られており、硬化用の電離放射線の種類(波長特性)に応じて適宜選択できる。電離放射線硬化型樹脂としては、反応性オリゴマー(エポキシアクリレート系、ウレタンアクリレート系、ポリエーテルアクリレート系、ポリエステルアクリレート系、ポリチオール系等)、反応性のモノマー(ビニルピロリドン、2−エチルヘキシルアクリレート、β−ヒドロキシアクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリテート等)が適宜選択される。硬化前の電離放射線硬化型光吸収材の流動性の調整には、反応性のオリゴマーの種類や粘度の低い低分子量の反応性モノマーの組成比を適宜変更させれば良い。
本実施形態における光吸収性を有する材料は、上記材料より、適宜選択されたものを3本ロール分散法等で均一に分散(混合)してインキ化して用いられる。その組成比は、電離放射線による硬化性、硬化後の諸物性を評価して適宜決定すれば良く、着色剤は、10〜50部、バインダーは50〜90部、光開始剤は1〜10部程度が好ましい。
透明低屈折率物質26及び光吸収粒子29を少なくとも含むインキは、ワイピング法等の方法により、楔形部24に充填した後、紫外線等の電離放射線で硬化させ、楔形部に定着させる。また、光源側ベースシート21、及び観察者側ベースシート23は、レンズ部22と略同一の屈折率を有する材料にて構成されている。
本実施形態において、光反射層20は、光反射材料を含む透明樹脂層からなるものであり、前記光反射材料は、シリカ、アルミナ、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウム、酸化マグネシウムのいずれかまたは2種類以上を含む白色顔料、又は白色に着色した樹脂ビーズ、又はガラスビーズが好ましい。樹脂ビーズの材質としては、例えばアクリル樹脂、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、ポリアミド等が挙げられる。樹脂ビーズ又はガラスビーズは、反射率の制御のために粒径が特定されているものが好ましく、その平均粒径は上記の黒色粒子の粒径と同じ範囲の1μm以上で下底面幅の1/2以下が好ましいが、その粒径範囲であれば必ずしも黒色粒子と同じ粒径である必要はない。樹脂ビーズ、ガラスビーズの粒径が1μm未満であると、光の反射効果が不十分となってしまい、逆に、粒径が上記範囲を越えると、光反射層20を形成する樹脂組成物の塗工が困難となってしまうからである。
光反射材料を含む透明樹脂層は、上記の楔形部24に充填した低屈折率物質と同じく、ワイピング法等の方法により、楔形部24を埋めた低屈折率物質の上に所定膜厚となるように充填され、固着される。光反射層20を構成する透明樹脂としては、上記の光吸収層のバインダーとして用いた樹脂等を用いることが可能であり、光拡散性材料とバインダーと光開始剤をインキ化し、楔形部24に充填し、紫外線硬化させ固着することができる。
本実施形態における光反射層を構成する光反射材料を含む材料は、上記材料より、適宜選択されたものをインキ化して用いられる。その組成比は、例えば、電離放射線による硬化性、硬化後の諸物性を評価して適宜決定すれば良く、光反射材料は、10〜50部、バインダーは50〜90部、光開始剤は1〜10部程度が好ましい。なお、インキには上記の成分以外に、可塑剤等の通常含まれる成分を有していてもよい。
本実施形態においては、視野角制御シートS2の少なくとも一面側には、上記第一の実施形態における視野角制御シートS1と同様に、AR、AS、AGのうちのいずれか1以上の付加機能が付与されていてもよく、視野角制御シートS2に機能性を付与することが可能である。
次に視野角制御シートS2のレンズ部22内に入光した光の光路について、図2を参照しつつ簡単に説明する。なお、図2において、光L21〜L23、及びL24の光路は模式的に示されたものである。いま、図2において、光源側からレンズ部22の中央部付近に入射した垂直光L21は、そのまま視野角制御シートS2の内部を直進して通過し、観察者に至る。光源側からレンズ部22の端部付近に斜めに入射した光L22は、レンズ部22と透明低屈折率物質26との屈折率差により斜面にて全反射され、垂直光となって観察者側に出光される。光源側からレンズ部22の端部付近にさらに大きな角度をもって、入射した光L23は、斜面にて全反射され、入射時とは反対方向に入射時よりも小さな角度をもって、垂直光に近い角度で観察者側に出光される。また、楔形部24の下底面27の光反射層20に入射した光L24は、光反射層20により反射されるが、この反射光は、光源側に反射板等の光反射材料を設けることで再利用することができ、輝度の向上に寄与する要素となる。さらに、観察者側から斜面に所定以下の小さな角度をもって入射する光源側に向かう光L25は、レンズ部22と楔形部24との屈折率差によっても全反射されることなく楔形部24の内部に入光する。光L25は楔形部24の光吸収粒子29に吸収される。このようにして光源側から様々な角度をもって入射する光が観察者側から、出光面法線方向あるいはそれに近い方向に出光されるので、視野角を制御しつつ、輝度の低下を抑制した視野角制御シートを得ることができる。
図3は、楔形部の斜面部分の形状の諸態様を示す図である。この楔形部は、隣接する二つの単位レンズの間に形成される略等脚台形の形状を有している。図3(a)は、斜面が直線にて形成されている場合を表している。この場合には、斜面と出光面法線とがなす角度θ31は斜面上のどの点においても一定である。図3(b)は、斜面が滑らかな曲線で形成されている場合を表している。また図3(c)は、斜面が2本の直線にて構成されている場合を示している。これらの場合、斜面と出光面法線とがなす角度θ32、又はθ33もしくはθ34は、斜面上の位置により異なる。本発明において図3(b)や図3(c)の場合のように斜面と出光面法線のなす角度が一定でないときは、斜面の長さの90%以上において、以上に説明してきた条件を満たせば本発明の効果を得ることができる。
(第三の実施形態)
図4は、本発明の第三の実施形態にかかる視野角制御シートS3の断面を示している。図4に示す視野角制御シートにおいて、図2に示す視野角制御シートの構成要素と同様の構成を採るものには、図2にて使用した符号と同符号を付し、その説明を適宜省略する。この視野角制御シートS3は、光源側から観察者の方向に順に、光源側ベースシート31、レンズ部32、観察者側ベースシート33が貼り合わされて配置されている。レンズ部32は高屈折率N1を有する物質により形成されている。さらに、図面上下方向に隣接する断面形状が台形のレンズ部32、32にはさまれた、断面形状が左右非対称な台形34、34、…(以下において「楔形部34、34、…」と記述することがある。)の部分には、N1より小さな屈折率N2を備えた主材料となる透明な物質(以下において「透明低屈折率物質26」という。)中に光吸収粒子29が添加された材料で充填されている。楔形部34、34、…は、光源側に幅の広い下底面37、観察者側に幅の狭い上底面38を備えている。加えて、図示の視野角制御シートS3は、その光源側の下底面37に光反射層20が形成されている。
本発明において、視野角制御シートS3に貼り合わせるベースシート31、33は光源側、観察者側のどちらか片一方でもよく、あるいは、ベースシートを用いずに視野角制御シートS3のみであってもよい。レンズ部の形成方法としては、加熱された金型を熱可塑性樹脂に押圧する熱プレス法、熱可塑性樹脂組成物を金型内に注入して固化させるキャスティング法、射出成形法、紫外線硬化型樹脂組成物を成形型内に注入して紫外線硬化させるUV法等の従来公知の方法が用いられるが、これらの方法の中では、量産性に優れたUV法がより好ましい。UV法は、ロール状の型を使用して、配列されたレンズ単位を連続的に生産することが可能である。 例えば、レンズ部32は通常、電離放射線硬化性を有するエポキシアクリレートなどの材料にて構成されている。電離放射線硬化性材料を用いてレンズ部を作製する製造方法を行う場合には、ベースシート33上にレンズ部を形成する方法が用いられる。
レンズ部32の屈折率N1と、楔形部34を埋めた低屈折率物質の屈折率N2は、視野角制御シートS3の光学特性を得るために、所定の範囲N2<N1に設定されている。また、楔形部34とレンズ部32とが接する斜面が、出光面の法線V(当該視野角制御シートS3に対する垂直入射光に平行な線)となす角度θ41、θ42は、θ41<θ42、3°≦θ41≦15°、3°≦θ42≦15°と、左右非対称になるように形成されている。
透明低屈折率物質26及び光吸収粒子29を少なくとも含むインキは、ワイピング法等の方法により、楔形部34に充填した後、紫外線等の電離放射線で硬化させ、楔形部に定着させる。また、光源側ベースシート31、及び観察者側ベースシート33は、レンズ部32と略同一の屈折率を有する材料にて構成されている。
本実施形態においては、視野角制御シートS3の少なくとも一面側には、上記第一又は第二の実施形態における視野角制御シートS1、S2と同様に、AR、AS、AGのうちのいずれか1以上の付加機能が付与されていてもよく、視野角制御シートS3に機能性を付与することが可能である。
次に視野角制御シートS3のレンズ部32内に入光した光の光路について、図4及び図2を適宜参照しつつ簡単に説明する。なお、図4において、光L31〜L37の光路は模式的に示されたものである。また、図4における光L31〜L35がレンズ部32へ入射する角度と、図2における光L21〜L25がレンズ部22へ入射する角度は、それぞれ同一であると仮定する。光源側からレンズ部32の中央部付近に入射された垂直光L31は、そのまま視野角制御シートS3の内部を直進して通過し、観察者に至る。光源側から所定の角度をもってレンズ部32の端部付近に斜めに入射した入射光L32は、屈折率N1のレンズ部32と屈折率N2の楔形部34との屈折率差により、出光面の法線Vとθ41の角度をなす斜面にて全反射され、L22と比較して下向きにシフトした角度をもって観察者側に出光される。光源側からレンズ部32に大きな角度をもって入射した光L33は、出光面の法線Vとθ41の角度をなす斜面にて全反射され、L23と比較して下向きにシフトした角度をもって観察者側に出光される。一方、光源側から所定の角度をもってレンズ部32の端部付近に斜めに入射した入射光L36は、屈折率N1のレンズ部32と屈折率N2の楔形部34との屈折率差により、出光面の法線Vとθ42(>θ41)の角度をなす斜面にて全反射され、観察者側に垂直光として出光される。光源側からレンズ部32に大きな角度をもって入射した光L37は、出光面の法線Vとθ42(>θ41)の角度をなす斜面にて全反射され、入射時とは反対方向の小さな角度をもって、垂直光に近い角度となって観察者側に出光される。他方、楔形部34の下底面37の光反射層20に入射した光L34は、光反射層20により反射されるが、この反射光は、光源側に反射板等の光反射材料を設けることで再利用することができ、輝度の向上に寄与する要素となる。さらに、観察者側から斜面に所定以下の小さな角度をもって入射する光源側に向かう光L35は、レンズ部32と楔形部34との屈折率差によっても全反射されることなく楔形部34の内部に入光する。光L35は楔形部34の光吸収粒子29に吸収される。このように、第三の実施形態によれば、断面方向に視野角を制御すること、特に視野角を下側にシフトさせることが可能であり、かつ、輝度の低下を抑制することが可能な、視野角制御シートを得ることができる。
図5は、第三の実施形態にかかる楔形部の斜面と出光面の法線とのなす角θ41、θ42の態様例を示す図である。θ41及びθ42の態様を容易に理解可能とするため、図5では、第三の実施形態にかかる楔形部のみを抽出し、拡大して示している。図5(A)は、θ41=3.5°、θ42=6.5°である楔形部34aの形態を、図5(B)は、θ41=3.5°、θ42=4.5°である楔形部34bの形態を、それぞれ示している。第三の実施形態において、θ41並びにθ42は、θ41<θ42、3°≦θ41≦15°、及び、3°≦θ42≦15°を満たしていれば、他の条件は特に限定されないが、視野角を効果的に下側へシフト可能とする観点からは、さらに、θ42−θ41≧2°であることが好ましい。すなわち、図5(A)に示す楔形部34aではθ42−θ41=3°である一方、図5(B)に示す楔形部34bではθ42−θ41=1°であるため、視野角を効果的に下側へシフト可能とする観点からは、図5(A)の楔形部34aとすることが好ましい。
以上、楔形部の断面形状が略等脚台形または左右非対称な台形である形態について記述したが、本発明にかかる楔形部の断面形状はこれらの形状に限定されるものではない。同断面形状が略二等辺三角形(図6参照)の場合、または左右非対称な鋭角三角形(図7参照)の場合であっても、略等脚台形または左右非対称な台形である場合と同様の効果を奏する視野角制御シートを提供できる。
図8は、本発明の視野角制御シートの構成の一例を示す図である。図8に示される視野角制御シートS4は断面形状が水平方向に一定な単位レンズ部42を備えており(横ストライプと称する。)、隣り合うレンズ部間には光吸収材料を充填した楔形部44が設けられている。光源側にはベースシート41が、観察者側にはベースシート43が配置されている。図面では理解のためにこれら三者が離れて表されているが、実際にはこれらは貼り合わされている。ベースシートは光源側、観察者側のどちらか片方でもよく、また、視野角制御シートS4のみでもよい。横ストライプの視野角制御シートを車載用の液晶表示装置に組み込んだ場合には、観察者側の上下方向の光を制御し、光を上向きに出さないように制御して映りこみを防止することが可能となる。
図9は、本発明にかかる視野角制御シート51を備えた液晶表示装置50の構成であり、構成例として、透過型液晶表示装置を示す。液晶表示装置50は、面状光源54と透過型液晶パネル52を備えており、その間に視野角制御シート51が設けられている。この液晶パネル52の表面52aには、表面保護板53がその裏面にて重ね合わされている。
表面保護板53は、液晶パネル52の表面52aの表示領域52bに対向している。表面保護板53は、アクリル樹脂やポリカーボネート等の透明膜の表面にハードコート、ノングレア、無反射コート等の表面処理を施して機能を付与することが可能である。
なお、本発明の視野角制御シート51は、半透過型/半反射型の液晶表示装置にも適用できるものである。
面状光源54は、液晶パネル52の裏面側に配置されており、この光源54は、液晶パネル52に対するバックライトとしての役割を果たす。光源54は、その発光面54aから面状の光を視野角制御シート51を介して液晶パネル52の裏面に向けて出射する。なお、光源54は直下型方式またはエッジライト型方式のいずれも用いることができ、冷陰極蛍光管や発光ダイオードを光拡散板等により面状の光としたもの、あるいはエレクトロルミネッセンス等、液晶パネル全面に光を照射する面状光源であれば、いずれの方式であってもよい。視野角制御シート51は、光源54と液晶パネル52との間にてこれらに重ね合わされており、この視野角制御シート51は、光源54から光を受け、この光の透過する角度を制御して液晶パネル52の裏面に入射させる。これにより、この液晶パネル52に画像を表示する。
このような構成の表示装置は、主に、車載用表示装置のように、フロントガラスへの表示画像の映りこみを防止する用途に用いられ、上記実施形態における表示装置としては、液晶テレビジョン、ナビゲータ用液晶モニター、エアコンディショナ用表示装置やメータ等各種のものが挙げられる。
また、携帯電話やATM等の表示装置に覗き見防止用途としても用いられる。この際、覗き見防止を徹底するために、レンズ部が垂直方向に配列された視野角制御シートと、レンズ部が水平方向に配列された視野角制御シートとの2枚を積層して用いることにより、正面の観察者しか見えないようにすることもできる。
(実施例1)
図2に示すような、断面形状等脚台形の楔形部を設けた視野角制御シートを下記仕様にて作製した。開口率は視野角制御シートの楔形部下底面積を除いたレンズ部の面積比率を示し、台形テーパー角度は台形楔形部の斜面部分が観察者側の出光面の法線となす角度(θ)である。視野角制御シートの評価は、視野角と輝度で行なった。
輝度の測定は、光源として、均一な拡散特性を持つ5000cd/mのバックライトを使用し、このバックライト上に視野角制御シートを置き、コニカミノルタホールディング(株)製輝度計LS−110を用いて、バックライト正面より測定を行った。視野角は、(株)中村色彩技術研究所製の微小偏角輝度計GP−500を用い、バックライト上に視野角制御シートを重ねた状態で透過率の角度依存性を測定した。基準片を100%とした時の透過率が10%以上になる角度範囲を視野角とした。
開口率:40%
レンズ間ピッチ:0.065mm
レンズ部材料(樹脂)屈折率:1.56
楔形部主材料屈折率:1.48
楔形部上底面幅:8μm
台形テーパー角度:6°
黒色光吸収粒子粒径:6μm
黒色光吸収粒子濃度(楔形部全体体積に対し):20体積%
光反射層材料:硫酸バリウム
(比較例1)
光反射層を設けていない以外は、実施例1と同じ条件で視野角制御シートを作製した。
実施例1及び比較例1で作製した視野角制御シートの視野角と輝度を比較した。その結果を表1に示す。
Figure 2006171701
表1に示されるように、実施例1に示す視野角制御シートは、光反射層を設けていない比較例1に対して、10%の輝度の向上に効果を示した。視野角の特性に変化はない。
(実施例2)
図2に示すような、断面形状等脚台形の楔形部を設けた視野角制御シートを下記仕様にて作製した。開口率は視野角制御シートの楔形部下底面積を除いたレンズ部の面積比率を示し、台形テーパー角度は台形楔形部の斜面部分が観察者側の出光面の法線となす角度(θ)である。視野角制御シートの光学特性評価は、視野角制御シートの正面の透過率と出光角度、及び、輝度で行なった。
視野角制御シートの正面の透過率は、(株)中村色彩技術研究所製の微小偏角輝度計GP−500を用い、リファレンスに、角度−80°〜+80°でほぼ均一な拡散光が得られる基準片を用いて計測し、基準片のみの透過率を100%とした。次に、基準片の上に測定する視野角制御シートを重ね、各出光角度における透過率を測定し、基準片との相対値を求めた。
輝度の測定は、光源として、均一な拡散特性を持つ5000cd/mのバックライトを使用し、このバックライト上に視野角制御シートを置き、コニカミノルタホールディング(株)製輝度計LS−110を用いて、バックライト正面より測定を行った。
開口率:50%
レンズ間ピッチ:0.060mm
レンズ部材料(樹脂)屈折率:1.56
楔形部主材料屈折率:1.48
楔形部上底面幅:6.4μm
楔形部下底面幅:30μm
台形テーパー角度:4.5°
黒色光吸収粒子粒径:6μm
黒色光吸収粒子濃度(楔形部全体体積に対し):20体積%
光反射層材料:硫酸バリウム
(実施例3)
図4に示すような、断面形状が左右非対称な台形の楔形部を設けた視野角制御シートを下記仕様にて作製した。開口率は視野角制御シートの楔形部下底面積を除いたレンズ部の面積比率を示し、台形テーパー角度は台形楔形部の斜面部分が観察者側の出光面の法線となす角度(θ41、θ42)である。
開口率:55%
レンズ間ピッチ:0.074mm
レンズ部材料(樹脂)屈折率:1.56
楔形部主材料屈折率:1.48
楔形部上底面幅:6.4μm
楔形部下底面幅:33μm
台形テーパー角度:θ41=3.5°、θ42=6.5°
黒色光吸収粒子粒径:6μm
黒色光吸収粒子濃度(楔形部全体体積に対し):20体積%
光反射層材料:硫酸バリウム
(実施例4)
図4に示すような、断面形状が左右非対称な台形の楔形部を設けた視野角制御シートを下記仕様にて作製した。開口率は視野角制御シートの楔形部下底面積を除いたレンズ部の面積比率を示し、台形テーパー角度は台形楔形部の斜面部分が観察者側の出光面の法線となす角度(θ41、θ42)である。
開口率:54%
レンズ間ピッチ:0.060mm
レンズ部材料(樹脂)屈折率:1.56
楔形部主材料屈折率:1.48
楔形部上底面幅:6.4μm
楔形部下底面幅:28μm
台形テーパー角度:θ41=3.5°、θ42=4.5°
黒色光吸収粒子粒径:6μm
黒色光吸収粒子濃度(楔形部全体体積に対し):20体積%
光反射層材料:硫酸バリウム
実施例2、3の仕様で作製した視野角制御シートを用いて、視野角制御シートの透過率と出光角度との関係を調べた。結果を図10に示す。図10において、縦軸は透過率(%)、横軸は出光角度(°)をそれぞれ示している。
図10に示されるように、断面形状等脚台形の楔形部を備える実施例2にかかる視野角制御シートでは、出光角度0°付近で透過率が最大(ピーク)となった。一方、出光角度の絶対値が30°以上(+30°以上、又は、−30°以下)になると、透過率が10%未満となり、光がほとんど検出されなかった。これに対し、実施例3にかかる視野角制御シートでは、ピーク位置が5°程度マイナス側へシフトした。
出光角度が0°、−5°、30°の場合における、実施例2、3、4にかかる視野角制御シートの輝度を比較した。結果を表2に示す。
Figure 2006171701
表2に示されるように、断面形状等脚台形の楔形部を備える実施例2にかかる視野角制御シートは、出光角度0°における輝度が、出光角度−5°、30°における輝度よりも大きかった。これに対し、断面形状が左右非対称な台形の楔形部を備える実施例3、4にかかる視野角制御シートは、出光角度0°、30°における輝度よりも、出光角度−5°における輝度の方が大きかった。すなわち、表2の結果より、楔形部の断面形状を左右非対称な台形とすることで、ピーク位置をシフトさせることが可能であることが確認された。なお、実施例3、4にかかる視野角制御シートも、実施例2にかかる視野角制御シートと同様に、出光角度30°における輝度は極めて小さかった。すなわち、この結果から、楔形部の断面形状を左右非対称な台形としても、視野角制御に優れた、視野角制御シートを作製可能であることが確認された。
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う視野角制御シート及びこれを用いた液晶表示装置もまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
本発明の第一の実施形態における視野角制御シートの一方向の断面を示す図である。 本発明の第二の実施形態における視野角制御シートの一方向の断面を示す図である。 本発明の楔形部をなす略等脚台形の形状の諸態様を示す図である。 本発明の第三の実施形態にかかる視野角制御シートの一方向の断面を示す図である。 本発明の第三の実施形態にかかる楔形部の斜面と出光面の法線とのなす角の態様を示す図である。 本発明の第四の実施形態における視野角制御シートの一方向の断面を示す図である。 本発明の第五の実施形態における視野角制御シートの一方向の断面を示す図である。 本発明の視野角制御シートの構成の一例を示す図である。 本発明の視野角制御シートを備えた表示装置の構成の一例を示す図である。 視野角制御シートの透過率と出光角度との関係を示す図である。 従来の視野角制御シートの一例を示す図である。
符号の説明
S1、S2、S3、S4、S6、S7 視野角制御シート
10、20 光反射層
11、21、31、41、61、71 光源側ベースシート
12、22、32、42、62、72 レンズ部
13、23、33、43、63、73 観察者側ベースシート
14、24、34、44、64、74 楔形部
17、27、37、47、67、77 下底面
18、28、38、48 上底面
26 透明低屈折率物質
29 光吸収粒子
50 表示装置
51 視野角制御シート
52 液晶パネル
52a 液晶パネルの表面
52b 液晶パネルの表示領域
53 表面保護板
54 光源
54a 発光面
L11、L12、L13、L21、L22、L23 光線
L14、L24、L34、L64、L74 下底面へ入射する光
L15、L25、L35、L65、L75 光源側に向かう光
L31、L32、L33、L36、L37 光線
L61、L62、L63 光線
L71、L72、L73、L76、L77 光線

Claims (12)

  1. 液晶表示装置の光源と液晶パネルとの間に設けられる視野角制御シートであって、前記視野角制御シートは、断面形状が台形のレンズ部が所定の間隔で配列されるとともに、隣り合う前記レンズ部間の楔形部に光吸収性を有する材料が充填され、前記楔形部は観察者側に先端を有するとともに光源側に底面を有し、少なくとも前記楔形部の光源側の底面部に光反射層が設けられ、前記楔形部の斜面部分が出光面の法線となす角度をθとしたとき、θが 3°≦θ≦15°の範囲であることを特徴とする視野角制御シート。
  2. 前記楔形部の断面形状が光源側に幅広の下底面を有する略等脚台形または略二等辺三角形であることを特徴とする請求項1に記載の視野角制御シート。
  3. 前記楔形部の断面形状が光源側に幅広の下底面を有する左右非対称な台形または左右非対称な鋭角三角形であることを特徴とする請求項1に記載の視野角制御シート。
  4. 前記楔形部を構成する主材料の屈折率をN2とし、前記レンズ部を構成する材料の屈折率をN1としたとき、 N2<N1 なる関係が成立する請求項1〜3のいずれか1項に記載の視野角制御シート。
  5. 前記楔形部の斜面部分が、観察者側面となす角が光源側と観察者側とで異なるように、曲線、及び/又は折れ線状の断面形状を持つことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の視野角制御シート。
  6. 前記楔形部に充填する光吸収性を持つ材料が黒色粒子であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の視野角制御シート。
  7. 前記楔形部の下底面幅をLμmとし、前記黒色粒子の平均粒径をφμmとしたとき、1μm≦φ≦(L/2)μm なる関係が成立する請求項6に記載の視野角制御シート。
  8. 前記楔形部の光源側の底面部に設けた光反射層が、光反射材料を含む透明樹脂層からなることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の視野角制御シート。
  9. 前記光反射材料が、シリカ、アルミナ、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウム、酸化マグネシウムのいずれか1種類又は2種類以上を含む白色顔料、又は白色に着色した樹脂ビーズ、又はガラスビーズであることを特徴とする請求項8に記載の視野角制御シート。
  10. 少なくとも一面側に、AR、AS、AGのうちのいずれか1以上の付加機能が付与されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の視野角制御シート。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の視野角制御シートと、該視野角制御シートの一方の側に配設される光源と、前記視野角制御シートの他方の側に配設される液晶パネルと、を備えることを特徴とする、液晶表示装置。
  12. 前記視野角制御シートが、前記液晶パネル側に接着されていることを特徴とする、請求項11に記載の液晶表示装置。
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