JP2006168767A - ブリスターパックおよび医療器具収納構造体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 迅速且つ確実にピールオープンを行うことができる医療器具収納構造体を提供する。
【解決手段】 長尺状のシリンジ30が、蓋体10及び容器本体20からなるブリスターパック1に密封収納されてシリンジ収納構造体が構成されている。
ブリスターパック1は、収納部の周囲を貼着部40となっており、その外側の外周域に非貼着領域200が設けられ、貼着部40の後方は剥離開始部300となっている。上記非貼着領域200に、クロスオープン開始部となる切込み部110、120が設けられ、切込み部110、120の先端は、貼着部40に達していない。
【選択図】 図2
【解決手段】 長尺状のシリンジ30が、蓋体10及び容器本体20からなるブリスターパック1に密封収納されてシリンジ収納構造体が構成されている。
ブリスターパック1は、収納部の周囲を貼着部40となっており、その外側の外周域に非貼着領域200が設けられ、貼着部40の後方は剥離開始部300となっている。上記非貼着領域200に、クロスオープン開始部となる切込み部110、120が設けられ、切込み部110、120の先端は、貼着部40に達していない。
【選択図】 図2
Description
本発明は、医療器具が収納されるブリスターパックおよびブリスターパックに医療器具が収納された医療器具収納構造体に関する。
医療器具は、使用されるまでは清潔な環境下で保管される必要があり、例えば、ブリスターパック内に密閉状態で収納される。このブリスターパックは、収納部を有する容器本体と、前記収納部の開口縁から張り出す鍔部に貼着されて収納部を密閉する蓋体とからなる。なお、蓋体には、フィルムが用いられることが多い。
一方、医療器具、例えば、プレフィルドシリンジ(以下、「プレシリンジ」とする。)は、患者に対して迅速な処置が求められる場面が多く、ブリスターパックには、収納部内のプレシリンジを素早く且つ容易に取り出せる構造が要求される。
一方、医療器具、例えば、プレフィルドシリンジ(以下、「プレシリンジ」とする。)は、患者に対して迅速な処置が求められる場面が多く、ブリスターパックには、収納部内のプレシリンジを素早く且つ容易に取り出せる構造が要求される。
ブリスターパックには、2種類の開封方法で内部のプレシリンジを取り出すことができるものがある(例えば、特許文献1)。第1の開封方法は、ブリスターパックの端部から蓋体を容器本体から引き剥がす、所謂、ピールオープンである。第2の開封方法は、ブリスターパックの端縁であって収納部を横切る位置に形成されている切込みからブリスターパックを引き裂く、所謂、クロスオープンである。
実開平3-78542号公報
しかしながら、上記のブリスターパックでは、両方の開封方法でプレシリンジを取り出し可能な構造としたため、例えば、ピールオープン時に、クロスオープン開始部となる切込み部の先端から蓋体が破けてしまい、収納部内のプレシリンジを取り出せない或いは取り出し難いという問題がある。
図4は、ピールオープン時の蓋体の破れを説明するための図である。
図4は、ピールオープン時の蓋体の破れを説明するための図である。
プレシリンジ収納体901は、同図に示すように、容器本体920と蓋体910とからなるブリスターパック903内に長尺状のプレシリンジ30が収納されてなる。
ブリスターパック903における長手方向の一端(後端)は、容器本体920と蓋体910とが貼着されておらず、ピールオープン時に蓋体910の引き剥がし開始部(以下、「剥離開始部」という。)905となっており、また、ブリスターパック903の長辺側の各端部には貼着部940にかかる切込み部912、914が形成されている。
ブリスターパック903における長手方向の一端(後端)は、容器本体920と蓋体910とが貼着されておらず、ピールオープン時に蓋体910の引き剥がし開始部(以下、「剥離開始部」という。)905となっており、また、ブリスターパック903の長辺側の各端部には貼着部940にかかる切込み部912、914が形成されている。
ピールオープン時には、蓋体910における剥離開始部905に対応する部分(以下、「把持部」という。)916を把持して、図4の(a)に示すように、プレシリンジ30の長手方向(図中矢印aで表示する。)に沿って蓋体910を引き剥がすと、剥離開始部905から前方に向けて貼着部940が剥がれていく。
蓋体910の剥がし中に、例えば、図4(b)に示すように、プレシリンジ30の長手方向に対して斜め方向に蓋体910を引き剥がす力が作用すると、切込み部(ここでは、切込み912)の先端に当該切込み部(912)が延伸する方向に力が作用し、図4の(c)に示すように、蓋体910が斜めに破れてしまうのである。
蓋体910の剥がし中に、例えば、図4(b)に示すように、プレシリンジ30の長手方向に対して斜め方向に蓋体910を引き剥がす力が作用すると、切込み部(ここでは、切込み912)の先端に当該切込み部(912)が延伸する方向に力が作用し、図4の(c)に示すように、蓋体910が斜めに破れてしまうのである。
図4(c)に示す状態では、収納されているプレシリンジを取り出すことはできず、蓋体910における斜めに破れている部分918を再度把持して、蓋体910を剥がしてプレシリンジ30を取り出すことになり、その取り出しに手間がかかる。特に、医療現場において迅速な措置が要求される場合には、上記の事態が起こり得る可能性は高くなり、確実な蓋体の引き剥がしの重要性は顕著なものとなる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、迅速且つ確実にピールオープンを行うことができるブリスターパック及び医療器具収納構造体を提供することを目的とする。
本発明では上記目的を達成するために、ブリスターパックにおいて、蓋体を容器本体の主面に対して、外周域を除いて貼着すると共に、その外周域にピールオープン開始部とクロスオープン開始部とを設け、かつ、クロスオープン開始部には、貼着域に達しない切込みを形成した。
あるいは、蓋体を容器本体の主面に対して、外周域を除いて貼着すると共に、その外周域にピールオープン開始部とクロスオープン開始部とを設け、かつ、クロスオープン開始部に、先端部分が貼着域に達する切込みを形成し、その切込みの先端部分を、ピールオープン開始部側に傾斜させた。
あるいは、蓋体を容器本体の主面に対して、外周域を除いて貼着すると共に、その外周域にピールオープン開始部とクロスオープン開始部とを設け、かつ、クロスオープン開始部に、先端部分が貼着域に達する切込みを形成し、その切込みの先端部分を、ピールオープン開始部側に傾斜させた。
本発明は、ピールオープン開始部及びクロスオープン開始部が、医療器具の長手方向端部近傍に設けられている場合には、特に有効である。
本発明において、医療器具が、ピールオープン開始部に近い側の方で幅が狭くなっている幅狭部分を有している場合には、容器本体における医療器具が収納される凹部は、その幅狭部分に対応する部分からピールオープン開始部側を、幅狭部分よりも緩やかに幅が漸減するように形成することが好ましい。
本発明において、医療器具が、ピールオープン開始部に近い側の方で幅が狭くなっている幅狭部分を有している場合には、容器本体における医療器具が収納される凹部は、その幅狭部分に対応する部分からピールオープン開始部側を、幅狭部分よりも緩やかに幅が漸減するように形成することが好ましい。
容器本体及び蓋体は、軟質フィルムで形成することが好ましい。
本発明のブリスターパックによれば、クロスオープン開始部に、貼着域に達しない切込みが形成されているので、クロスオープン時にはこの切込みからオープンすることができ、かつ、ピールオープンする際に、蓋体が切込み部から破れるのを防止することができる。
すなわち、ピールオープン時には貼着部が剥がれる箇所に力が集中してかかるので、貼着部に切込みがかかっていると、その部分から蓋体が破けやすくなってしまうが、上記本発明では切込み部先端が貼着部にかかっていない、もしくは、かかっていても、切込みの先端部分が、ピールオープン開始部側に傾斜しているので、蓋体が破けることを回避することができる。
すなわち、ピールオープン時には貼着部が剥がれる箇所に力が集中してかかるので、貼着部に切込みがかかっていると、その部分から蓋体が破けやすくなってしまうが、上記本発明では切込み部先端が貼着部にかかっていない、もしくは、かかっていても、切込みの先端部分が、ピールオープン開始部側に傾斜しているので、蓋体が破けることを回避することができる。
ピールオープン開始部及びクロスオープン開始部が、医療器具の長手方向端部近傍に設けられている場合には、上記のように蓋体が切込み部から破れると特に手間がかかるので、本発明の効果は顕著なものとなる。
また、医療器具が、ピールオープン開始部に近い側の方で幅が狭くなっている幅狭部分を有している場合には、容器本体における医療器具が収納される凹部は、その幅狭部分に対応する部分からピールオープン開始部側を、幅狭部分よりも緩やかに幅が漸減するように形成すれば、ピールオープンされた後、医療器具を、収納された状態からピールオープン開始部側にスライドさせると、医療器具の幅狭部分が、収納部の緩やかに幅が漸減する部分を摺動して、医療器具が収納部から押し出される作用を受けるので、よりスムースに医療器具を取り出すことができる。
また、医療器具が、ピールオープン開始部に近い側の方で幅が狭くなっている幅狭部分を有している場合には、容器本体における医療器具が収納される凹部は、その幅狭部分に対応する部分からピールオープン開始部側を、幅狭部分よりも緩やかに幅が漸減するように形成すれば、ピールオープンされた後、医療器具を、収納された状態からピールオープン開始部側にスライドさせると、医療器具の幅狭部分が、収納部の緩やかに幅が漸減する部分を摺動して、医療器具が収納部から押し出される作用を受けるので、よりスムースに医療器具を取り出すことができる。
容器本体及び蓋体を軟質フィルムで形成することは、クロスオープンとピールオープンの両方の操作性に優れたブリスターパックとするのに滴している。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る医療器具収納構造体の展開斜視図であり、図2は、この医療器具収納構造体の平面図、側面図である。
図1,2を用いて、この医療器具収納構造体の全体構成について説明する。
図に示されるとおり、ブリスターパック1は、医療器具が収納される容器本体20と、当該容器本体20の主面を覆う蓋体10とからなり、蓋体10と容器本体20とが貼着された貼着部40は、容器本体20における医療器具が収納される収納部21を取り巻くように形成されているが、ブリスターパック1の外周域には貼着部40が形成されていない領域が存在している。
図1は、本実施形態に係る医療器具収納構造体の展開斜視図であり、図2は、この医療器具収納構造体の平面図、側面図である。
図1,2を用いて、この医療器具収納構造体の全体構成について説明する。
図に示されるとおり、ブリスターパック1は、医療器具が収納される容器本体20と、当該容器本体20の主面を覆う蓋体10とからなり、蓋体10と容器本体20とが貼着された貼着部40は、容器本体20における医療器具が収納される収納部21を取り巻くように形成されているが、ブリスターパック1の外周域には貼着部40が形成されていない領域が存在している。
そして、この外周域に、ピールオープン開始部300とクロスオープン開始部とが設けられ、当該クロスオープン開始部に切込み部110,120が形成されている。
なお、ブリスターパック1内に収納される医療器具は、長尺状のものであって、その代表的なものがプレシリンジであるが、シリンジやカテーテルなどが収納されていてもよい。また、ブリスターパック1は、図1,2に示すように、別々に形成された蓋体10と容器本体20とが貼着されていているものでもよいし、一枚の被覆材を折り返して医療器具を収納するようなものでも構わない。
なお、ブリスターパック1内に収納される医療器具は、長尺状のものであって、その代表的なものがプレシリンジであるが、シリンジやカテーテルなどが収納されていてもよい。また、ブリスターパック1は、図1,2に示すように、別々に形成された蓋体10と容器本体20とが貼着されていているものでもよいし、一枚の被覆材を折り返して医療器具を収納するようなものでも構わない。
そして、ピールオープン時に切込み先端部から蓋体10の破断が生じるのを抑えるために、上記の切込み部110、120は、その先端が貼着部40に到達しないことが好ましいが、貼着部40内に切込み部110、120の先端部が多少入っていても構わない。ただし、その場合、貼着部40内に形成されている切込み先端部は、貼着部40を垂直に横切るのではなく剥離開始部300側へ斜行していることが好ましい。
以下、収納される医療器具としてプレシリンジ30を用いたシリンジ収納構造体について、具体的に説明するが、本発明はこれに限定を受けるものではない。
(全体構成)
プレシリンジ30は、薬液33が円筒状のシリンジ部31に充填された後、プランジャ部32によって封止されている。
(全体構成)
プレシリンジ30は、薬液33が円筒状のシリンジ部31に充填された後、プランジャ部32によって封止されている。
シリンジ部31は、筒状のシリンジ本体部311と、このシリンジ本体部311の先端から伸びるルアー部34と、後端で広がる一対のフランジ部312とを有している。各フランジ部312は、相反する方向に延出し、先端側が徐々に幅狭になっている。なお、上記ルアー部34は略円筒状のカバー部35によって覆われている。
プランジャ部32は、後端部側が細くなっているプランジャ本体部321と、このプランジャ本体部321の先端に周設されたゴム製のパッキン部322と、後端に薄い円盤状のプランジャ後端部323とを有している。
プランジャ部32は、後端部側が細くなっているプランジャ本体部321と、このプランジャ本体部321の先端に周設されたゴム製のパッキン部322と、後端に薄い円盤状のプランジャ後端部323とを有している。
容器本体20は、薄く、且つ、略長方形主面を有するフィルム体が凹入状に成形されてなる。当該凹入状部は上記プレシリンジ30が収納される収納部21となっており、この収納部21は図示のようにプレシリンジ30の形状にほぼ合致する形状を有している。なお、当該容器本体20の主面部のX方向及びY方向の長さは、上記蓋体10のそれぞれの長さと同等である。
蓋体10は、薄い略長方形主面を有するフィルム体であり、これは例えば塩化ビニールからなる。なお、その材質に関しては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチロールあるいはポリプロピレンなどの他の軟質フィルムの材質となるものを用いても構わない。
上記蓋体10と容器本体20が貼着されてなるブリスターパック1の外周部には、切込み部110及び切込み部120(120a,120b)が、Y方向両端部に形成されている。
上記蓋体10と容器本体20が貼着されてなるブリスターパック1の外周部には、切込み部110及び切込み部120(120a,120b)が、Y方向両端部に形成されている。
なお、切込み部110は、蓋体10に形成された切込み部110aと容器本体20に形成された切込み部110bとが合わさったもの、切込み部120は、蓋体10に形成された切込み部120aと容器本体20に形成された切込み部120bが合わさったものである。
(貼着部、切込み部110、120について)
図2(a)は、シリンジ収納構造体をZ方向からみた平面図であり、図2(b)はY方向からみた側面図である。図2(c)は図2(a)中のA部の拡大図である。
(貼着部、切込み部110、120について)
図2(a)は、シリンジ収納構造体をZ方向からみた平面図であり、図2(b)はY方向からみた側面図である。図2(c)は図2(a)中のA部の拡大図である。
図2(a)に示されるように、ブリスターパック1には、プレシリンジ30を収納する領域(図1の収納部21)を取り囲むように蓋体10と容器本体20とが貼着されて貼着部40(図中斜線部)が形成され、この貼着部40によって、プレシリンジ30が収納される内部空間21aは密封されている。
上記貼着部40は、蓋体10と容器本体20を、熱溶着や接着、あるいはその他の方法によって貼着することによって形成される。
上記貼着部40は、蓋体10と容器本体20を、熱溶着や接着、あるいはその他の方法によって貼着することによって形成される。
貼着部40より外側の外周域は非貼着領域(蓋体10と容器本体20とが貼着されず積層状態となっている)となっており、非貼着領域におけるX方向後端側が剥離開始部300となっている。
貼着部40は、図2(a)に示されるように、先端側から剥離開始部300近傍までX方向に伸びている一対の長手貼着部40aと、先端側においてY方向に伸びる先端貼着部40b及び後端側においてY方向に伸びる後端貼着部40cとからなり、各貼着部40a、40b、40cはほぼ同じ幅を有している。
貼着部40は、図2(a)に示されるように、先端側から剥離開始部300近傍までX方向に伸びている一対の長手貼着部40aと、先端側においてY方向に伸びる先端貼着部40b及び後端側においてY方向に伸びる後端貼着部40cとからなり、各貼着部40a、40b、40cはほぼ同じ幅を有している。
上記貼着部40のうち、一対の長手貼着部40aどうしの間隔は、収納部21の中で最も幅広い箇所(フランジ部312が収納される箇所)の幅と略同じである。
そして、上記の剥離開始部300は、後端貼着部40cの後方に位置し、図2(c)に示されるように、長手貼着部40aの外側に沿った非貼着領域200に、クロスオープン開始部となる切込み部110、120が設けられている。
そして、上記の剥離開始部300は、後端貼着部40cの後方に位置し、図2(c)に示されるように、長手貼着部40aの外側に沿った非貼着領域200に、クロスオープン開始部となる切込み部110、120が設けられている。
切込み部110、120のX方向位置は、クロスオープン時に長手貼着部40aの後端付近を横切ることができるように設定されている。
切込み部110、120の先端は、貼着部40に達しないこと、つまりY方向における切込み部110、120の深さL1は、非貼着領域200の幅L2より小さいこと(L1<L2)が好ましい。さらに、切込み部110、120がY方向に対して剥離開始部300側に傾斜した状態で、Y方向端部から内側にかけて形成されていることも好ましい。
切込み部110、120の先端は、貼着部40に達しないこと、つまりY方向における切込み部110、120の深さL1は、非貼着領域200の幅L2より小さいこと(L1<L2)が好ましい。さらに、切込み部110、120がY方向に対して剥離開始部300側に傾斜した状態で、Y方向端部から内側にかけて形成されていることも好ましい。
なお、本実施形態では、2つの切込み部110、120が同じX方向位置に形成されているが、X方向において、互いに異なる位置であっても構わない。また、切込み部の数は1つだけでもよいし、2つ以上であっても構わない。
また、各切込み部110、120の形状に関しては、図示されているように直線形状であってもよいが、曲線形状であっても構わない。又、V字状やU字形状に切り抜かれたものであっても構わない。
(収納部21について)
次に、収納部21の詳細について図3を用いて説明する。図3(a)は、プレシリンジ30入りのブリスターパック1の貼着部40を切断して容器本体20側をみた平面図であり、図3(b)はプレシリンジ30が収納された状態の容器本体20の断面図である。
また、各切込み部110、120の形状に関しては、図示されているように直線形状であってもよいが、曲線形状であっても構わない。又、V字状やU字形状に切り抜かれたものであっても構わない。
(収納部21について)
次に、収納部21の詳細について図3を用いて説明する。図3(a)は、プレシリンジ30入りのブリスターパック1の貼着部40を切断して容器本体20側をみた平面図であり、図3(b)はプレシリンジ30が収納された状態の容器本体20の断面図である。
図3(a)及び図3(b)に示されるように、容器本体20に形成された収納部21はプレシリンジ30のカバー部35、シリンジ部31、プランジャ部32がそれぞれ収納部21の内面部に接触可能となるようにプレシリンジ30の外形状と合致した形状を有しており、フランジ部32が収納される箇所が最も幅広くなっている。
ここで、当該収納部21の内面は、フランジ部312が収納される位置からX方向に一定距離Sに及ぶ範囲において、プレシリンジ30の幅変化と比べて、緩やかに幅が狭くなっている。
ここで、当該収納部21の内面は、フランジ部312が収納される位置からX方向に一定距離Sに及ぶ範囲において、プレシリンジ30の幅変化と比べて、緩やかに幅が狭くなっている。
すなわち、この範囲において、プレシリンジ30は、フランジ部312からプランジャ部32にかけて幅(y方向幅)が急に狭くなっているが、収納部21の内面は、図3(c)の200bに示すようにプレシリンジ30の形状にぴったり合致して幅W1が急激に減少するのではなく、図3(d)に示すように、一対の稜線部20bが形成されており、稜線部20bどうしの間隔Wは、フランジ部312の位置からプランジャ後端部323側に進むにつれて緩やかに幅が狭くなっている。
この稜線部20bは、プレシリンジ30を後方に取り出す時に、フランジ部312が摺動する部分であって、プレシリンジ30を後方にスライドさせると、フランジ部312の縁が稜線部20bを摺動するが、
稜線部20bどうしの間隔が徐々に狭くなっているのでフランジ部312が徐々に押し上げられる。従って、プレシリンジ30はスムースに収納部21の外に押し出される。
(本実施形態の有効性について)
本実施形態のような構成を有するシリンジ収納構造体では、剥離開始部300から蓋体10を引き剥がす方法(ピールオープン)を使用者が選択してプレシリンジ30をブリスターパック1から取り出そうとする場合に、従来懸念されているような切込み部110、120から蓋体10が破れてしまうことを防止することができる。これは、ピールオープン時に貼着部40aが後方から前方に剥がされていくとともに、蓋体10における兆着が剥がれようとする部分に、集中的に力がかかるが、上記のように本実施形態では切込み部110、120が非貼着領域200内において、貼着部40にまで到達しないようにして設けられていることで、切込み部近傍には集中した力がかからないためと考えられる。
稜線部20bどうしの間隔が徐々に狭くなっているのでフランジ部312が徐々に押し上げられる。従って、プレシリンジ30はスムースに収納部21の外に押し出される。
(本実施形態の有効性について)
本実施形態のような構成を有するシリンジ収納構造体では、剥離開始部300から蓋体10を引き剥がす方法(ピールオープン)を使用者が選択してプレシリンジ30をブリスターパック1から取り出そうとする場合に、従来懸念されているような切込み部110、120から蓋体10が破れてしまうことを防止することができる。これは、ピールオープン時に貼着部40aが後方から前方に剥がされていくとともに、蓋体10における兆着が剥がれようとする部分に、集中的に力がかかるが、上記のように本実施形態では切込み部110、120が非貼着領域200内において、貼着部40にまで到達しないようにして設けられていることで、切込み部近傍には集中した力がかからないためと考えられる。
従って、蓋体10に破断が生じにくく、例え、蓋体10の引き剥がし方向がX方向に沿った方向、つまり意図しない方向へと変わってしまった場合でも、X方向に傾斜した方向に蓋材10の破断が進行することを防ぐことができる。
特に、ブリスターパック1を破断したプレシリンジ30の取出しには、医療現場を想定すると緊急を要する場合が十分に考えられ、使用者が剥離開始部300のY方向中心部を把持してX方向に沿って確実な引き剥がしを行うことが困難となるケースは容易に想像されるため、本実施形態に係るシリンジ収納構造体の有効性はさらに増すものとなる。
特に、ブリスターパック1を破断したプレシリンジ30の取出しには、医療現場を想定すると緊急を要する場合が十分に考えられ、使用者が剥離開始部300のY方向中心部を把持してX方向に沿って確実な引き剥がしを行うことが困難となるケースは容易に想像されるため、本実施形態に係るシリンジ収納構造体の有効性はさらに増すものとなる。
また、本実施形態は長手貼着部40aの外側に非貼着領域200が存在するので、蓋体10と容器本体20を貼着するのも比較的容易である。
また上記のように、収納部21内のプランジ収納箇所から後方部分に、プレシリンジ30の取り出しの際にフランジ部312が摺動する部分があるため、シリンジ30をブリスターパック1から取り出す時にプランジ部が引っ掛ることなく、容易に且つスムーズに取り出すことができる。
また上記のように、収納部21内のプランジ収納箇所から後方部分に、プレシリンジ30の取り出しの際にフランジ部312が摺動する部分があるため、シリンジ30をブリスターパック1から取り出す時にプランジ部が引っ掛ることなく、容易に且つスムーズに取り出すことができる。
特に、上述したように緊急を要する医療現場においては、蓋体10の引き剥がしを十分に行わずにプレシリンジ30の引き出しを行おうとするケースが十分に考えられるため、プレシリンジ30をスムーズに取り出せることは有益である。
本発明にかかる医療器具収納構造体によれば、 迅速、且つ、確実なピールオープン、及び収納器具の取り出しの実施ができるので、医療分野の現場において大変有益である。
1 ブリスターパック
10 蓋体
20 容器本体
21 収納部
30 プレフィルドシリンジ
31 シリンジ部
32 プランジャ部
40 貼着部
110、120 切込み部
200 非貼着領域
300 剥離開始部
311 シリンジ本体部
312 フランジ部
323 プランジャ後端部
10 蓋体
20 容器本体
21 収納部
30 プレフィルドシリンジ
31 シリンジ部
32 プランジャ部
40 貼着部
110、120 切込み部
200 非貼着領域
300 剥離開始部
311 シリンジ本体部
312 フランジ部
323 プランジャ後端部
Claims (6)
- 医療器具が収納される容器本体と当該容器本体の主面を覆う蓋体とからなるブリスターパックであって、
前記蓋体は、前記容器本体の主面に対して、外周域を除いて貼着されていると共に、当該外周域にピールオープン開始部とクロスオープン開始部とが設けられ、かつ、クロスオープン開始部には、貼着域に達しない切込みが形成されていることを特徴とするブリスターパック。 - 医療器具が収納される容器本体と当該容器本体の主面を覆う蓋体とからなるブリスターパックであって、
前記蓋体は、前記容器本体の主面に対して、外周域を除いて貼着されていると共に、当該外周域にピールオープン開始部とクロスオープン開始部とが設けられ、かつ、クロスオープン開始部には、先端部分が貼着域に達する切込みが形成され、
当該切込みの先端部分は、前記ピールオープン開始部側に傾斜していることを特徴とするブリスターパック。 - 前記ピールオープン開始部と及びクロスオープン開始部は、
前記医療器具の長手方向端部近傍に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のブリスターパック。 - 前記医療器具は、ピールオープン開始部に近い側の方で幅が狭くなっている幅狭部分を有し、
前記容器本体における医療器具が収納される凹部は、
前記幅狭部分に対応する部分からピールオープン開始部側が、前記幅狭部分よりも緩やかに幅が漸減していることを特徴とする請求項3記載のブリスターパック。 - 前記容器本体及び蓋体は、軟質フィルムからなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載のブリスターパック。
- 請求項1〜5のいずれか記載のブリスターパックに医療器具が収納されてなる医療器具収納構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004362045A JP2006168767A (ja) | 2004-12-14 | 2004-12-14 | ブリスターパックおよび医療器具収納構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004362045A JP2006168767A (ja) | 2004-12-14 | 2004-12-14 | ブリスターパックおよび医療器具収納構造体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2006168767A true JP2006168767A (ja) | 2006-06-29 |
Family
ID=36669930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004362045A Pending JP2006168767A (ja) | 2004-12-14 | 2004-12-14 | ブリスターパックおよび医療器具収納構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2006168767A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8657793B2 (en) | 2011-09-30 | 2014-02-25 | Becton Dickinson France, S.A.S | Space saving plunger cap and rod assembly |
-
2004
- 2004-12-14 JP JP2004362045A patent/JP2006168767A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8657793B2 (en) | 2011-09-30 | 2014-02-25 | Becton Dickinson France, S.A.S | Space saving plunger cap and rod assembly |
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