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JP2006032196A - 燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な構成で酸素を生成し、効率良く発電が行える燃料電池を提供する。
【解決手段】 単セル2を複数積層して形成した燃料電池1であって、前記単セルの少なくとも1つを酸素生成器2Aとして用い、該酸素生成器で生成させた酸素を他の単セル2Bに供給して発電に使用する。この燃料電池1は酸素生成器2Aが酸素を生成し、この酸素が発電に使用されるので高濃度の酸素を用いて効率良く発電が行える。酸素生成器2Aにより生成される酸素は高濃度であり、不純物を含まないので燃料電池の劣化という問題も生じない。酸素を外部から供給すための供給路を設ける必要がないので、構造を簡素化した燃料電池となる。本発明によると高性能、かつ耐久性に優れた小型の燃料電池を提供できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は燃料電池に関する。特に積層した単セルに純度の高い酸素を供給する技術に関する。
近年、水素と酸素とを電気化学反応させて発電する燃料電池が有望なエネルギ源として注目されている。燃料電気はより高濃度の酸素を用いることにより効率良く発電を行うことができる。ところが、従来の一般的な燃料電池では、酸素供給源として空気(大気)を利用するため、高濃度の酸素を燃料電池に供給することが困難である。また、空気中には酸素以外の不純物、例えばNOx、SOx等の排ガス成分や金属イオン等が含まれている。これらの不純物は燃料電池を劣化させるので、可能な限り除去することが必要である。よって、空気中の酸素を燃料電池で利用することに関して、従来において多くの提案がなされている。
例えば、特許文献1は酸素ガス(酸化剤ガス)中に含まれる不純物を除去する機能を備えた燃料電池を提案している。この燃料電池は、アノード電極(燃料極)とカソード電極(酸素極)との間に電解質を挟んだセルにより燃料電池発電部を構成し、アノード電極に対して燃料ガスを供給する燃料ガス供給路及び、カソード電極に対して酸素ガスを供給する酸素ガス供給路を設けている。そして、酸素ガス中から燃料電池性能の低下原因となる含有不純物を除去するため、酸化触媒、還元触媒、三元触媒等の不純物除去手段を酸素ガス供給路に介装している。
特許文献1の燃料電池によると、酸素ガスに燃料電池性能の低下原因となる不純物が含まれていても、カソード電極への供給過程でその含有不純物を酸素ガス中から除去して、良質の酸素ガスをカソード電極に供給できる。よって、不純物に起因する燃料電池性能の低下、及び装置寿命の短命化の防止を図ることができる。
特開平8−138703号公報
しかしながら、空気中に含まれている不純物は多様である。その全てを除去しようとすると複数の触媒や吸着剤を組合せることが必要となる。そのため、特許文献1の燃料電池で、空気からより純度の高い酸素を得ようとすると不純物除去のための設備が大型化するという問題がある。
したがって、本発明の目的は、簡易な構成で酸素を生成し、効率良く発電が行える燃料電池を提供することである。
上記目的は、単セルを複数積層して形成した燃料電池であって、前記単セルの少なくとも1つを酸素生成器として用い、該酸素生成器で生成させた酸素を他の単セルに供給して発電に使用する燃料電池によって達成できる。
本発明によると、燃料電池の単セルの少なくとも1つが酸素生成器となり、この酸素生成器によって発電に必要な酸素が生成される。よって、この燃料電池は高濃度の酸素を用いて効率良く発電を行える。酸素生成器により生成される酸素は高濃度であり、不純物を含まないので燃料電池の劣化という問題も生じない。さらに、酸素を外部から供給すための供給路を設ける必要がないので、構造を簡素化した燃料電池となる。よって、本発明によると高性能、かつ耐久性に優れた小型の燃料電池を提供できる。
前記酸素生成器のアノード電極には水を供給し、カソード電極には空気を供給することができる。そして、前記酸素生成器のアノード電極に、前記他の単セルの発電時に生じた生成水を供給することがより好ましい。更に、前記他の単セルの出力の一部を使用して、前記酸素生成器を駆動することが望ましい。
また、前記酸素生成器となる単セルの電極は、前記他の単セルの電極よりも多量の触媒を含んでいることが望ましい。前記酸素生成器となる単セルの電極に酸化ルテニウムを含むものが望ましい。また、前記単セルの電解質膜が固体高分子型とすることができる。また、前記他の単セルの一部が、前記酸素生成器へ切替可能となっていてもよい。
本発明によれば、複数の単位セルの一部を酸素生成器として活用するので純度の高い酸素を発電用の他のセルに供給できる。よって、発電効率及び耐久性に優れたコンパクトな燃料電池を提供できる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係る燃料電池を説明する。図1は、燃料電池1の構成を模式化して示した図である。燃料電池1は、単セル(単位電池)2を複数積層して形成されている。図1では、4個の単セル2で形成した燃料電池1を示している。各単セル2は電解質膜3の両側にアノード電極4及びカソード電極5を配置したMEA(膜電極接合体)と、この両側に配置したセパレータ6とにより構成されている。セパレータ6にはアノードガス流路、カソードガス流路及び冷却媒体流路を必要により形成することができる。各単セル2は互いに隣接した状態で配置されている。アノード電極4及びカソード電極5は例えばカーボンを含んで形成されている。これらの電極4、5は、反応を促進する触媒を含んで形成した電極触媒体となっている。電極に加える触媒としては、例えば白金等の貴金属触媒を採用することが好ましい。電極触媒体は例えばカーボンを担体とし、この担体中に白金が分散した形態に形成されている。また、電解質膜3にはプロトン伝導性の固体高分子膜を用いることができる。このような固体高分子膜としては、例えばパーフロロカーボンスルホン酸、ヘテロポリ酸系、含水βアルミナ系等の含水性の高分子膜を用いることができる。これらの高分子膜は所定の水分を含んだ状態でプロトン(H)を透過させる。
図1で示す4個の単セル2は同様に形成されている。ただし、本燃料電池1では左端に位置する単セル2が酸素生成器として動作し、他の3個の単セル2が通常の発電器として動作するように形成されている。図1で示すように、単セル2の内で、酸素生成器として機能する部分には符号Aを付し、発電器として機能する部分には符号Bを付して区別する。
3個の発電用単セル2Bの各アノード電極4Bには、水素供給タンク10に接続した水素供給路11を介して水素が供給される。また、発電用単セル2Bの各カソード電極5Bには後述する酸素供給路15を介して酸素が供給される。これらの単セル2Bは、一般的な燃料電池の単位セルと同様に電気化学反応により発電を行う。よって、図示するように、3個の単セル2Bの両端に位置するアノード電極4B及びカソード電極5Bを配線20で負荷9(例えば、モータ)に接続すると、単セル2Bによる起電力で負荷9を駆動できる。この燃料電池1は、発電に使用する水素(燃料)は水素供給タンク10から供給を受けるが、酸素の供給系が従来の燃料電池とは異なっている。この点について以下で詳細に説明する。なお、図1で例示した水素供給タンク10は純水素を貯蔵して供給するようなタンクに限るものではなく、水素供給源として従来から知られているものを広く採用できる。
燃料電池1は、酸素生成器として機能する単セル2A(以下、酸素生成単セル2Aと称す)を含んでいる。この酸素生成単セル2Aは、他の発電用の単セル2B(以下、発電用単セル2Bと称す)と同様の構造を有しているが、電力を用いて水と空気(大気)から酸素を生成させるように形成されている。よって、酸素生成単セル2Aに接続されている配管系及び配線系が前記の発電用単セル2Bとは異なっている。
すなわち、酸素生成単セル2Aのカソード電極5Aの一端側には空気供給路16を介して外部から空気(大気)が供給され、他端側は不純物を外部に排出するための排出路17が接続されている。また、反対側に位置するアノード電極4Aの一端側には水供給路18を介して酸素生成原料として用いる水が供給されている。そして、アノード電極4Aの他端側は、前述した発電用単セル2Bの各カソード電極5Bに生成した酸素を供給する酸素供給路15が接続されている。
さらに、酸素生成単セル2Aのカソード電極5Aは、配線21を介して発電用単セル2Bのアノード電極4Bに接続されている。また、酸素生成単セル2Aのアノード電極4Aは、配線22を介して発電用単セル2Bのカソード電極5Bに接続されている。このように酸素生成単セル2Aは、発電用単セル2Bが発電した電力の一部を利用して駆動されるように設計されている。酸素生成単セル2Aのアノード電極4Aでは、次式(1)で示した水の電気分解反応が生じる。
O→1/2O+2H+2e (1)
また、反対側のカソード電極5Aでは、次式(2)で示した水の合成反応が生じる。
1/2O+2H+2e→HO (2)
上記のように酸素生成単セル2Aは、発電用単セル2Bで発生させた電力の一部を用いて、アノード電極4Aで水を電気分解して酸素を生成させる。この酸素は水を分解して得たものであるから、不純物を含まない高濃度の酸素ガスである。燃料電池1は、この純度の高い酸素を酸素供給路15を介して発電用単セル2Bに供給し、電気化学反応を行うので効率良い発電を行える。
なお、酸素生成単セル2Aのアノード電極4A側で発生したプロトンHは電解質膜3Aを透過して反対側のカソード電極5Aへと移行する。カソード電極5A側では、この移行してきたプロトンHと空気中の酸素とにより水が生成する(式(2)参照)。以上のように、酸素生成単セル2Aは酸素発生源として用いる水、空気及び発電用単セル2Bからの電力を利用して、アノード電極4A側に酸素、カソード電極5A側に水を生成させるという反応を繰り返す。
燃料電池1は、酸素生成単セル2Aで生成させた純粋な酸素を発電用単セル2Bでの発電に用いるので、空気中の酸素を発電に用いていない。すなわち、燃料電池1は発電に用いる酸素を自前で賄っている。この点で、空気中の酸素を使用して発電を行う従来の一般的な燃料電池とは全く異なる燃料電池となる。また、上記式(2)による反応に伴ってカソード電極5Aに生成する水は、電解質膜3への補給水とすることができる。よって、電解質膜3に水分を必要とする固体高分子型の膜を採用しても、特別な構成を設けることなく水分補給を行うことができる。なお、カソード電極5Aに供給される空気には、先に指摘したように酸素の他に窒素、金属イオン等の不純物が含まれている。カソード電極5Aに入った不純物は排出路17を介して外部へ排出される。
図2は、採用することが好ましい水供給路30を設けた燃料電池1の変形例を示した図である。なお、図2では、図1で示した燃料電池1の構成の一部を省略して図示している。酸素生成単セル2Aで酸素を安定的に生成させるためには、アノード電極4Aに水を定期的に供給する必要がある。図1で示したように、水供給路18を設けて外部に予め準備した水をアノード電極4Aに供給するようにしてもよいが、供給路が長くなる。その一方で、発電用単セル2Bが発電を行った際には副産物としてカソード電極5Bに水が生成している。そこで、図2の燃料電池1は、水供給路30を設けて、カソード電極5Bに生じた生成水を酸素生成単セル2Aのアノード電極4Aに供給し、酸素生成の原料として活用するようにしている。ここで設ける水供給路30は、水を外部から供給する図1の水供給路18より管路長を短くできる。よって、図2の燃料電池1は、水の供給系を改善することによって更に構成を簡素化できる。ただし、酸素生成単セル2Aに対して水を安定供給するという観点から、カソード電極5Bからの水供給路30に加えて外部からの水補給路を併設してもよい。このように構成しておくと、カソード電極5Bからの生成水だけでは水を賄いきれないときに、外部からの水補給路に切替えて水を供給できるので燃料電池1をより安定に駆動できる。
また、燃料電池1は酸素生成単セル2Aのアノード電極4Aで水から酸素を発生させるときに印加する電圧を低減できる構成を備えている。図3を参照して説明する。図3は、水を電気分解する場合の電位と電流について示した図である。なお、RHEは可逆水素電位である。図3は上側に電気分解を行った一方の電極の電位及び電流の関係を示し、また下側には他方の電極の電位及び電流の関係を示している。一方の電極は電子を放出する反応側となる極であり、他方の電極は電子を受け取る反応側となる極である。
一般に水から酸素を発生させる場合には、プロトンを水素にするための電位(0 Vvs.RHE前後)と、水から酸素を発生させるための電位(1.7〜1.8 Vvs.RHE程度)との電位差が生じるように印加電圧を制御することが必要である。よって、水を電気分解して酸素を生成させるときには電極間に1.5V以上、一般に1.7〜1.8V程度の電位差を発生させることが必要となる。ところが、燃料電池1では酸素生成単セル2Aのカソード電極5A側に酸素(空気)を供給している。これにより図3の下側で示すように、他方の電極の電位が酸素を水にするための電位に置き換わる。すなわち、他極側の電位が右側にシフトして電位が0.98 Vvs.RHE程度となる。よって、上側の電極との電位差が約1V程度にまで縮小する。したがって、酸素生成単セル2Aに1V前後の電圧を印加するだけで酸素を生成させることができる。このように本燃料電池1は一般的に水を電気分解する場合よりも効率良く酸素を発生させて発電に使用するので、この点でも高効率に発電が行える。
なお、酸素生成単セル2Aと発電用単セル2Bとは全く同様に形成してもよいが、酸素生成単セル2Aから効率良く酸素を発生させるために、酸素生成単セル2Aの電極4A、5Aの触媒量を発電用単セル2Bの電極4B、5Bよりも増加させおくのが好ましい。負荷9の負荷状態が変化する場合には、高負荷時に対応して生成する酸素を増やすことができるように酸素生成単セル2Aの電極4A、5Aの触媒量を設定しておくことが望ましい。例えば、発電用単セル2Bの個数の増加に応じて、アノード電極4Aの電極の触媒量を増加させるという手法を採用してもよい。これについて、図1に示した燃料電池1で具体的に説明する。この燃料電池1では、3個の発電用単セル2Bで使用する酸素を、1個の酸素生成単セル2Aで生成させた酸素で賄っている。よって、酸素生成単セル2Aの電極4A、5A側の触媒量を、発電用単セル2Bの電極4B、5B側の触媒量の3倍程度に設定すればよい。また、酸素生成単セル2Aの電極には、酸素発生過電圧を小さくできる酸化ルテニウム(RuO)を混合してもよい。さらにポリテトラフルオロエチレン(PTFE:Poly Tetra Fluoro Ethylene)を添加すると酸素発生過電圧を更に小さくできる。また、各電極に高結晶性カーボンを用いると耐腐食性を向上させることができる。
以上説明したように、燃料電池1は複数の単セル2の一部を酸素生成単セル2Aとし、この酸素生成単セル2Aから高濃度の酸素を他の発電用単セル2Bに供給するので、発電用単セル2Bで効率良く発電を行うことができる。図4は、酸素供給源として空気を用いた場合(21%のO2)と、濃度100%の酸素ガスを用いた場合とのセル性能を比較して示した図である。図4から明らかなように高濃度の酸素を用いる燃料電池の性能が向上することが確認できる。なお、燃料電池1は、複数の単セルを積層するという基本構造は従来の燃料電池と同様である。よって、単セル2の一部が酸素生成単セル2Aとなるように配線及び配管を変更することで、従来の燃料電池から燃料電池1を比較的簡単に作製できる。
また、燃料電池1は空気に基づかない酸素を発電に用いるので、不純物による電解質や触媒の劣化を防止できる。特に、空気の不純物中に金属イオンが含まれていた場合には、電解質膜として固体高分子膜を用いているとプロトン伝導性が低下してしまう。しかし、燃料電池1は酸素生成単セル2Aで生成させた純粋な酸素を発電に用いるので電解質膜として固体高分子型の膜を積極的に採用できる。
また、前述したように酸素生成単セル2Aのカソード電極5Aに酸素(空気)を供給することで印加電圧を抑制できるので、燃料電池1は効率良くアノード電極4Aに酸素を生成させることができる。以上から明らかなように、燃料電池1は性能、耐久性に優れた燃料電池となる。更に、燃料電池1では、酸素生成単セル2Aの駆動を発電用単セル2Bで発電した電力の一部を使用する共に、発電用単セル2Bの生成水を酸素生成単セル2Aの酸素生成材料として利用することもできる。このように燃料電池1は発電に必要なものを自前で賄うように構成されているので、配線や配管を簡素化すると共に、長さを短くすることもできる。よって、燃料電池1は構造を簡素化したコンパクトな燃料電池となる。
図5は、単セル2の一部を発電用単セル2Bと酸素生成単セル2Aとに切替えて使用できるように改良した燃料電池1の変形例について示した図である。図1に示した燃料電池1は、左端に位置する単セルが酸素生成単セル2A、他の3個の単セルが発電用単セル2Bとなっており、この関係は固定されている。しかし、燃料電池1は単セル2を積層した構造であり、単セル2間の配管及び配線を適宜に変更することで、任意の単セル2を酸素生成単セル2Aとすることができる。また、単セル2の一部を酸素生成単セル2Aと発電用単セル2Bとに切替えて使用できるように設計することも可能である。
図5は、左側の2番目の単セル2−2から4番目の単セル2−4までを酸素生成単セル2Aと発電用単セル2Bとに兼用できるように形成した燃料電池1を示している。この燃料電池1は、例えば通常運転時には上段で示すように左端に位置する専用の酸素生成単セル2Aで酸素を生成させ、他の発電用単セル2Bで発電して負荷9を駆動する。そして、低電圧運転時には下段で示すように酸素生成単セル2Aを4個に増やし、発電用単セル2Bを9個から6個に減少させて負荷9を駆動する。このように図5に示す燃料電池1は、負荷状態に応じて酸素生成量と発電量とを調整できるより好ましい燃料電池となる。また、図示するように、生成させた酸素を保存するリザーバタンク40を酸素生成単セル2Aに接続しておくことが好ましい。リザーバタンク40を備えていれば余剰の酸素が発生したときにこれを保存して、低負荷から高負荷に変更したときなどの必要時に酸素を補完できる。先に説明した図1の燃料電池1についても、このようなリザーバタンク40を設けてもよい。
なお、上記燃料電池1の初期起動時には酸素生成単セル2Aが酸素を生成していないので、発電用単セル2Bへ発電用の酸素を供給することが必要である。例えば酸素供給路15に空気(大気)に開放可能な弁を設けて、空気中の酸素を利用することができる。このように起動時に少量の空気を用いてもその後直ぐに、弁を閉じて酸素生成単セル2Aから酸素供給路15へ純度の高い酸素が供給できるので効率のよい発電を行える。そして、上記のようにリザーバタンク40を設けた場合、停止後の再起動時には保存している酸素を用いるようにすればよい。また、燃料電池1の初期起動時に用いる起動用電池、或いは初期起動時に用いる酸素を供給する起動用酸素タンクを配備する構造としてもよい。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
実施形態に係る燃料電池の構成を模式化して示した図である。 採用することが好ましい水供給路を設けた燃料電池の変形例を示した図である。 水を電気分解する場合の電位と電流について示した図である。 空気を用いた場合と濃度100%の酸素ガスを用いた場合とのセル性能を比較して示した図である。 単セルの一部を発電用単セルと酸素生成単セルとに切替えて使用できるように形成した燃料電池の変形例について示した図である。
符号の説明
1 燃料電池
2 単セル
2A 酸素生成単セル(酸素生成器)
2B 発電用単セル
3 電解質膜
4 アノード電極
4A 酸素生成単セルのアノード電極
4B 発電用単セルのアノード電極
5 カソード電極
5A 酸素生成単セルのカソード電極
5B 発電用単セルのカソード電極
9 負荷

Claims (8)

  1. 単セルを複数積層して形成した燃料電池であって、
    前記単セルの少なくとも1つを酸素生成器として用い、該酸素生成器で生成させた酸素を他の単セルに供給して発電に使用することを特徴とする燃料電池。
  2. 前記酸素生成器のアノード電極には水を供給し、カソード電極には空気を供給することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
  3. 前記酸素生成器のアノード電極に、前記他の単セルの発電時に生じた生成水を供給することを特徴とする請求項2に記載の燃料電池。
  4. 前記他の単セルの出力の一部を使用して、前記酸素生成器を駆動することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の燃料電池。
  5. 前記酸素生成器となる単セルの電極は、前記他の単セルの電極よりも多量の触媒を含んでいることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の燃料電池。
  6. 前記酸素生成器となる単セルの電極に酸化ルテニウムを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の燃料電池。
  7. 前記単セルの電解質膜が固体高分子型であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の燃料電池。
  8. 前記他の単セルの一部が、前記酸素生成器へ切替可能となっていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の燃料電池。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007273300A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Daido Metal Co Ltd 空気吸込み式燃料電池
JP2013220681A (ja) * 2012-04-13 2013-10-28 Ihi Corp 航空機用の補助電力システム

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