JP2006009137A - 銅合金 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%含み、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}、結晶粒径をA(μm)とした時、下記式を満たす曲げ加工性の優れた電子機器用銅合金。
I{311}×A/(I{311}+I{220}+I{200})<1.5
【選択図】なし
Description
[1]Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%含み、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}、結晶粒径をA(μm)とした時、下記式(1)を満たすことを特徴とする曲げ加工性の優れた電子機器用銅合金。
I{311}×A/(I{311}+I{220}+I{200})<1.5 ………(1)
[2]Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%、Sを0を超え0.005質量%未満含み、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}、結晶粒径をA(μm)とした時、下記式(1)を満たすことを特徴とする曲げ加工性の優れた電子機器用銅合金。
I{311}×A/(I{311}+I{220}+I{200})<1.5 ………(1)
[3]合金の組成が、さらにZnを0.2〜1.5質量%含む、[1]または[2]記載
の銅合金。
[4]合金の組成が、さらにMgを0.01〜0.2重量%含む、[1]〜[3]のいずれか1記載の銅合金。
[5]合金の組成が、さらにSnを0.05〜1.5質量%含む、[1]〜[4]のいずれか1記載の銅合金。
[6]Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%、Mgを0.01〜0.2質量%、Snを0.05〜1.5質量%、Znを0.2〜1.5質量%含み、Sを0.005質量%未満に制限し、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}、結晶粒径をA(μm)とした時、下記式(1)を満たすことを特徴とする曲げ加工性の優れた電子機器用銅合金。
I{311}×A/(I{311}+I{220}+I{200})<1.5 ………(1)
[7]合金の組成が、さらにZrを0.005〜0.3質量%、Coを0.05〜2.0質量%、およびBを0.001〜0.02質量%の群から選ばれる1種または2種以上の元素を総量で0.001〜2.0質量%含む、[1]〜[5]のいずれか1つに記載の銅合金。
I{311}/(I{311}+I{220}+I{200})<0.15 ………(2)
[9]Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%、Crを0.1〜0.5質量%、Sを0.005質量%未満、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}とし、更に結晶粒径をA(μm)とした時、下記式(3)を満たすことを特徴とする銅合金。
I{311}×A/(I{311}+I{220}+I{200})<1.5 ………(3)
[10]合金の組成が、さらにZnを0.2〜1.5質量%含むことを特徴とする[8]又は[9]記載の銅合金。
[11]合金の組成が、さらにMgを0.01〜0.2質量%含む、[8]〜[10]のいずれか1記載の銅合金。
[12]合金の組成が、さらにSnを0.05〜1.5質量%含む、[8]〜[11]のいずれか1記載の銅合金。及び
[13]合金の組成が、さらに、Zrを0.005〜0.3質量%、Coを0.05〜2.0質量%、Tiを0.005〜0.3質量%、Agを0.005〜0.3質量%、およびBを0.001〜0.02質量%の群から選ばれる1種または2種以上を含む、[8]〜[12]のいずれか1に記載の銅合金。
〔第1の実施の形態〕
この実施の形態においてCuマトリックス中にNiとSiの化合物が析出した適度の強度と導電性を有する銅合金において、結晶方位の集積度および結晶粒径を厳密に制御することにより曲げ加工性が向上することができる。
I{311}×A/(I{311}+I{220}+I{200})<1.5 ………(1)
i量が0.3質量%未満ではNi量が少ないときと同様に低ベリリウム銅と同等以上の強度が得られず、Si量が1.0質量%を超えるとNi量が多い場合と同じ問題が生じる。好ましくは0.5〜0.95質量%、より好ましくは0.7〜0.9質量%である。
強度はNiおよびSi量によって変化し、それに対応して応力緩和特性も変化する。従って、低ベリリウム銅と同等以上の応力緩和特性を得るためには、NiおよびSiの含有量をこの実施の形態の範囲内に確実に制御する必要があり、更に後述のMg、SnおよびZnの含有量、結晶粒径および結晶粒の形状を適正に制御する。
この実施の形態において、下記の手段によりCu−Ni−Si系合金を近年のニーズを満足するように改良し、Cuマトリックス中にNiとSiの化合物が析出した銅合金において、Cr量と結晶方位の集積度を制御することにより曲げ加工性と強度が向上される。
第2の実施の形態の銅合金(以下、単に第2の銅合金という。)の各成分元素について説明する。
CuにNiとSiを添加すると、Ni−Si系化合物(Ni2Si相)がCuマトリックス中に析出して強度および導電性が向上することが知られている。本発明においては、Niの含有量は2.0〜4.5質量%、好ましくは2.2〜4.2質量%、より好ましくは3.0〜4.0質量%である。
Ni含有量をこのように規定する理由は、下限値未満ではベリリウム銅と同等以上の強度が得られず、上限値を超えると鋳造時や熱間加工時に強度向上に寄与しない析出が生じ添加量に見合う強度が得られないばかりか、熱間加工性および曲げ加工性に悪影響を及ぼすという問題が生じるためである。
SiはNiとNi2Si相を形成するため、Ni量が決まると最適なSi添加量が決まる。Si量は、0.3〜1.0質量%、好ましくは0.5〜0.95質量%、より好ましくは0.7〜0.9質量%である。Si量が少ないとNi量が少ないときと同様にベリリウム銅と同等以上の強度が得られず、Si量が上記上限値を超えるとNi量が多い場合と同じ問題が生じる。
すなわち、Crを0.1〜0.5質量%とし、後記する規定式(2)式あるいは式(3)を満たすことで、曲げ加工性と強度の両立が可能となる。
また、Crは合金中でCr−SiやCr−Ni−Si等のCr化合物として溶体化処理時の結晶粒径の粗大化を抑制するとともに、規定式中の結晶方位集積度を下げる効果を有する。しかし、Crが少量過ぎるとその効果が充分に得られず、多すぎると曲げ加工性が劣化してくる。これらの観点からCrの含有量は0.1〜0.5質量%、好ましくは0.15〜0.4質量%である。
SnはMgと相互に関係し合って、応力緩和特性をより一層向上させる。Snが0.0
5質量%未満ではその効果が充分に現れず、1.5質量%を超えると導電性が大幅に低下する。好ましくは0.1〜0.7質量%である。
。Zn量が少なすぎるとその効果が充分に得られず、規定量を超えると導電性が低下する。好ましくは0.3〜1.0質量%である。
Zrは、後記の規定式の結晶方位集積度を下げる効果を有すると同時に強度向上に寄与する。0.005質量%未満ではその効果が充分に得られず、0.3質量%を超えると曲げ加工性が劣化してくる。これらの観点からZrの含有量は0.005〜0.3質量%とする。好ましくは0.05〜0.2質量%である。
CoはNiと同様にSiと化合物を形成して強度を向上させるとともに、規定式中の結晶方位集積度を下げる効果を有する。Coの含有量を0.05〜2.0質量%に規定する理由は、0.05質量%未満ではその効果が充分に得られず、2.0質量%を超えると曲げ加工性が低下するためである。好ましくは0.1〜1.0質量%である。
CoにもCr、Zr、Ti、Ag等と同様に結晶粒径の粗大化を抑制し、規定式の結晶方位集積度を下げる効果がある。
Tiは耐熱性および強度を向上させるとともに、結晶粒径の粗大化を抑制し規定式の結晶方位集積度を下げる効果がある。Ti量が0.005質量%未満ではその効果が充分に得られず、0.3質量%以上では未固溶のTiが残存し、効果が得られないばかりか、めっき性等に悪影響を及ぼす。これらの観点からTiの添加量は0.005〜0.3質量%、好ましくは0.05〜0.2質量%とする。
前記Co、Zr、Ti、Ag、Bを2種以上同時に添加する場合の総含有量は、要求特性に応じて0.005〜2.0質量%の範囲内で決定される。
本発明では、強度や導電性などの特性を低下させない範囲でFe、P、Mn、V、Pb、Bi、Alなどを添加しても良い。例えば、Mnは熱間加工性を改善する効果があり、導電性を劣化させない程度に0.01〜0.5質量%添加することは有効である。
NiとSiを含む銅合金においては、結晶は再結晶し、その粒径が大きくなるに従って板表面への{200}、{311}面の集積割合が増加し、圧延すると{220}面の集積割合が増加する。
第2の銅合金は、例えば、熱間圧延、冷間処理、時効処理、必要に応じてさらに仕上げ冷間圧延及び歪み取り焼鈍という工程で製造されるが、この製造工程において、例えば熱間圧延(温度および時間)、次いで行う冷間圧延、溶体化処理(温度および時間)その後の冷間圧延工程(加工率)各条件を、一般的な条件よりも狭い範囲に厳密に制御することにより、この集積割合および結晶粒径を制御することができる。
I{311}/(I{311}+I{220}+I{200})<0.15 ………(2)
前記式(2)において、結晶方位集積度の値が、0.15以下、好ましくは0.12以下である。この値が大きすぎると、曲げ加工性と強度の両立ができなくなる。
また、同様に板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}とし、更に結晶粒径をA(μm)とした時、次の式(3)を満たすことで、曲げ加工性と引張り強度が向上する。
I{311}×A/(I{311}+I{220}+I{200})<1.5 ………(3)
前記式(3)において、結晶方位集積度と結晶粒径から得られる規定は1.5以下、好ましくは1.2以下である。上記と同様にこの値が大きすぎると、曲げ加工性と強度の両立ができなくなる。このため結晶粒径は小さい程よく、具体的には10μm未満が好ましく、5〜8μmがさらに好ましい。
表1に記す規定組成の銅合金の(鋳塊No.A〜V,WA〜WH,X,Z)を高周波溶解炉にて熔解し、DC法により厚さ30mm、幅100mm、長さ150mmの鋳塊に鋳造した。次にこれらの鋳塊を1000℃に加熱し、この温度に1時間保持後、厚さ12mmに熱間圧延し、速やかに冷却した。
次いで熱間圧延板を両面各1.5mmづつ切削して酸化皮膜を除去した後、冷間圧延(イ)により厚さ0.15〜0.25mmに加工し、次いで溶体化処理温度を825〜925℃の温度範囲で変化させ15秒間熱処理し、その後直ちに15℃/秒以上の冷却速度で冷却した。次に不活性ガス雰囲気中で475℃で2時間の時効処理を施し、次いで最終塑性加工である冷間圧延(ハ)を行い、最終的な板厚を0.15mmに揃えた。前記最終塑性加工後、引き続き375℃で2時間の低温焼鈍を施して銅合金板材(試料No.1、5〜41)を製造した。
表1に記す規定組成の銅合金(鋳塊No.J)を下記条件にて加工して厚さ0.15mmの銅合金板材を製造した。すなわち、製造条件は、熱間圧延後、酸化皮膜を除去するまでは実施例1と同じ工程とし、その後冷間圧延(イ)により厚さ0.15〜0.5mmに加工し、次いで溶体化処理温度825℃〜925℃の温度範囲で15秒間熱処理し、その後直ちに15℃/秒以上の冷却速度で冷却する。
その後50%以下の冷間圧延(ロ)を行い、次いで実施例1と同じ条件で、不活性ガス雰囲気中での時効処理の後、最終塑性加工(冷間圧延(ハ)、最終板厚:0.15mm)を経て、低温焼鈍を施し、銅合金板材(試料No.2〜4)を製造した。
これに対し、試料No.20〜25(比較例)は式(1)の値が規定外となり、曲げ加工性が劣った例である。これは溶体化処理温度が高すぎたためと思われる。
No.26(比較例)はNi、Si量が多いので、熱間加工中に割れが生じ、正常に製造することができなかった。
No.27(請求項3の比較例)は式(1)の値を満たし曲げ加工性は優れるが、Zn量が多いため導電率が劣った。
No.28(請求項4の比較例)はMg量が多いため、曲げ加工性が劣っている。
No.29(請求項5の比較例)はSn量が多いため、冷間圧延時にコバ割れが生じ、製造することができなかった。
No.31(請求項7の比較例)はBが多いため、熱間加工時に割れが生じ、正常に製造することができなかった。
No.32(請求項2の比較例)はSの含有量が多いため、熱間加工時に割れが生じ製造を中止した。
No.33はNi、Si量が少ないため強度が劣り、ベリリウム銅に及ばない。
表3に示す成分組成の銅合金(鋳塊No.A〜O,PA〜PH,Q〜S,Z,A-1)を高周波溶解炉にて熔解し、DC法により厚さ30mm、幅100mm、長さ150mmの鋳塊に鋳造した。次にこれらの鋳塊を1000℃に加熱し、この温度に1時間保持後、厚さ12mmに熱間圧延し、速やかに冷却した。
次いで熱間圧延板を両面各1.5mmづつ切削して酸化皮膜を除去した後、冷間圧延(イ)により厚さ0.15〜0.25mmに加工し、次いで溶体化処理温度を825℃〜925℃の温度範囲で変化させ15秒間熱処理し、その後直ちに15℃/秒以上の冷却速度で冷却した。次に不活性ガス雰囲気中で475℃で2時間の時効処理を施し、次いで最終塑性加工である冷間圧延(ハ)を行い、最終的な板厚を0.15mmに揃えた。前記最終塑性加工後、引き続き375℃で2時間の低温焼鈍を施して銅合金板材(試料No.0〜2、1−1、5〜30)を製造した。
表3に記す成分組成の銅合金(鋳塊No.B)を下記条件にて加工して厚さ0.15mmの銅合金板材を製造した。即ち、製造条件は、熱間圧延後、酸化皮膜を除去するまでは実施例3と同じ工程とし、その後冷間圧延(イ)により厚さ0.15〜0.5mmに加工し、次いで溶体化処理温度を825℃〜925℃の温度範囲で15秒間熱処理し、その後直ちに15℃/秒以上の冷却速度で冷却する。その後50%以下の冷間圧延(ロ)を行い、次いで実施例3と同じ条件で、不活性ガス雰囲気中での時効処理をして、最終塑性加工(冷間圧延(ハ)、最終板厚:0.15mm)を経て、低温焼鈍を施して銅合金板材(試料No.3及び4)を製造した。
(1)結晶粒径は、JIS H 0501(切断法)に基づき測定した。
(2)結晶方位は、最終製品状態(0.15mm厚さ)の銅合金板表面にX線を入射させ、各回折面からの強度を測定した。その中から{200}、{220}及び{311}面の回折強度を比較し、結晶方位集積度([I{311}/(I{311}+I{220}+I{200})])、およびI{311}×A/(I{311}+I{220}+I{200})を求めた。なお、X線照射の条件は、X線の種類:CuKα1、管電圧:40kV、管電流:20mAである。
(3)曲げ加工性の評価は、JIS H 3110に記載の方法に基づいた。試験片幅を10mmとし、1000kgfの荷重をかけて曲げた。試験片採取方向はGW(曲げの軸が圧延方向に直角)、BW(曲げの軸が圧延方向に平行)とし、割れの発生しない最小曲げ半径Rと供試材板厚tとの比R/tにて評価した。
(4)引張強さは、JIS Z 2201記載の5号試験片を用い、JIS Z 2241に準拠して求めた。
(5)導電率は、JIS H 0505に準拠して求めた。
(6)応力緩和特性は、日本電子材料工業会標準規格(EMAS−3003)の片持ちブロック式を採用し、表面最大応力が80%YS(0.2%耐力)となるよう負荷応力を設定して150℃恒温槽に1000時間保持して緩和率(S.R.R.)を求めた。
得られた測定値を表4に示した。
これに対し、試料No.12、13(比較例)は規定式の(2)または(3)の値が範囲外となり、曲げ加工性が劣った例である。これは溶体化処理温度が高すぎたためと思われる。
No.14(比較例)はCr量が多いため曲げ加工性が劣った。
No.15(比較例)はNi,Si量が多いため熱間加工中に割れが生じ、製造することができなかった。
No.16(請求項10の比較例)はZn量が多いため導電率が劣った。
No.17(請求項11の比較例)はMg量が多いため応力緩和特性に優れるが、曲げ加工性が劣った。
No.18(請求項12の比較例)はSn量が多いため冷間加工割れが生じ、製造することができなかった。
No.19(請求項13の比較例)はZr量およびCo量が多いため曲げ加工性が劣った。
No.20(比較例)はSが多いため熱間加工時に割れが生じ、製造することができなかった。
No.21(請求項13の比較例)はB量およびTi量が多いため熱間加工中に割れが生じ、製造することができなかった。
No.22(比較例)はNi,Si量が少ないため強度と応力緩和率が劣った。
Claims (13)
- Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%含み、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}、結晶粒径をA(μm)とした時、下記式(1)を満たすことを特徴とする曲げ加工性の優れた電子機器用銅合金。
I{311}×A/(I{311}+I{220}+I{200})<1.5 ………(1) - Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%、Sを0を超え0.005質量%未満含み、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}、結晶粒径をA(μm)とした時、下記式(1)を満たすことを特徴とする曲げ加工性の優れた電子機器用銅合金。
I{311}×A/(I{311}+I{220}+I{200})<1.5 ………(1) - 合金の組成が、さらにZnを0.2〜1.5質量%含む、請求項1または2に記載の銅合金。
- 合金の組成が、さらにMgを0.01〜0.2質量%含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の銅合金。
- 合金の組成が、さらにSnを0.05〜1.5質量%含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の銅合金。
- Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%、Mgを0.01〜0.2質量%、Snを0.05〜1.5質量%、Znを0.2〜1.5質量%含み、Sを0.005質量%未満に制限し、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}、結晶粒径をA(μm)とした時、下記式(1)を満たすことを特徴とする曲げ加工性の優れた電子機器用銅合金。
I{311}×A/(I{311}+I{220}+I{200})<1.5 ………(1) - 合金の組成が、さらにZrを0.005〜0.3質量%、Coを0.05〜2.0質量
%、およびBを0.001〜0.02質量%の群から選ばれる1種または2種以上の元素
を総量で0.001〜2.0質量%含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の銅合金。 - Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%、Crを0.1〜0.5質
量%、Sを0.005質量%未満含み、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金で
あって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}とした時、下記式(2)を満たすことを特徴とする銅合金。
I{311}/(I{311}+I{220}+I{200})<0.15 ………(2) - Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%、Crを0.1〜0.5質量%、Sを0.005質量%未満含み、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}とし、更に結晶粒径をA(μm)とした時、下記式(3)を満たすことを特徴とする銅合金。
I{311}×A /(I{311}+I{220}+I{200})<1.5 ………(3) - 合金の組成が、さらにZnを0.2〜1.5質量%含む、請求項8又は9記載の銅合金。
- 合金の組成が、さらにMgを0.01〜0.2質量%含む、請求項8〜10のいずれか1項に記載の銅合金。
- 合金の組成が、さらにSnを0.05〜1.5質量%含む、請求項8〜11のいずれか1項に記載の銅合金。
- 合金の組成が、さらに、Zrを0.005〜0.3質量%、Coを0.05〜2.0質量%、Tiを0.005〜0.3質量%、Agを0.005〜0.3質量%、およびBを0.001〜0.02質量%の群から選ばれる1種または2種以上を含む、請求項8〜12のいずれか1項に記載の銅合金。
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